JPH08183230A - 印刷用カセットおよび印刷装置 - Google Patents

印刷用カセットおよび印刷装置

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JPH08183230A
JPH08183230A JP33953094A JP33953094A JPH08183230A JP H08183230 A JPH08183230 A JP H08183230A JP 33953094 A JP33953094 A JP 33953094A JP 33953094 A JP33953094 A JP 33953094A JP H08183230 A JPH08183230 A JP H08183230A
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JP
Japan
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tape
printing
ink
printed
cassette
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JP33953094A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sato
和宏 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイロンなどの別装置しての加熱手段を用い
ずに、所望の情報を被印刷対象物に直接印刷することが
できる。 【構成】 印刷用カセットに、所望の情報に応じてイン
クによる印刷が可能な印刷テープ20を供給するテープ
供給リール12、このテープ供給リール12から繰り出
された印刷テープ20を巻き取る印刷テープ巻取リール
13、および発熱ヘッド部14を備えた。したがって、
例えば印刷装置のサーマル印刷ヘッド6などで所望の情
報に応じてインクテープ21のインクを印刷テープ20
に印刷し、この印刷テープ20をテープ供給部12から
引き出して被印刷対象物27上に押し付けながら発熱ヘ
ッド部14を発熱させ、この発熱ヘッド部14の発熱に
よって印刷テープ20に印刷されたインクを、アイロン
などの別装置しての加熱手段を用いずに、被印刷対象物
27に直接熱転写させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷用カセットおよ
び印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置においては、所望の場所
で所望の情報をテープに手軽に印刷し、印刷されたテー
プを所定個所で切断することにより、ラベルとして使用
できるハンディタイプのラベルプリンタが知られてい
る。このようなラベルプリンタは、熱転写タイプのイン
クテープを備えたインク印刷用カセットが着脱可能に装
着され、サーマル印刷ヘッドに摺接されたインクテープ
に被印刷テープを重ね合わせ、この状態でサーマル印刷
ヘッドが情報に応じて駆動されると、被印刷テープの印
刷面に所望の情報を印刷するようになっている。このラ
ベルプリンタでは、洋服などの布、文房具などの小物の
ような被印刷対象物に直接情報を印刷することができな
いため、所望の情報が印刷された被印刷テープを所望の
被印刷対象物に貼り付けるか、あるいは被印刷テープの
印刷面を被印刷対象物に重ねてアイロンなどで加熱して
被印刷テープに印刷されたインクを被印刷対象物に転写
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ように被印刷テープを被印刷対象物に貼り付けるので
は、被印刷テープが被印刷対象物から剥がされてしまう
という欠点があるばかりか、布などの被印刷対象物には
貼り付けることができないという不都合がある。また、
後者のように被印刷テープに印刷されたインクを被印刷
対象物に熱転写するのでは、アイロンなどの加熱手段が
必要であるため、転写作業が面倒であり、しかも布のよ
うなものにしか転写することができないなどの欠点があ
る。この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ア
イロンなどの別装置しての加熱手段を用いずに、所望の
情報を被印刷対象物に直接印刷することのできる印刷用
カセットおよび印刷装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の印刷用カセットは、予めイン
クが所望の情報に応じて印刷された印刷テープと、この
印刷テープを供給するテープ供給部と、テープ供給部か
ら繰り出された印刷テープを被印刷対象物に押し付けて
インクを被印刷対象物に熱転写させる発熱ヘッド部とを
具備したことを特徴とするものである。この場合、請求
項2に記載の如く、テープ供給部から繰り出された印刷
テープを発熱ヘッド部を経て巻き取る印刷テープ巻取部
を備えているとともに、請求項4に記載の如く、被印刷
対象物上を転動するとともに、この転動に連動して印刷
テープ巻取部を回転させる走行ローラを備えていること
が望ましく、かつ請求項6に記載の如く、テープ供給部
から繰り出された印刷テープをテープ供給部に巻き戻す
巻戻手段を備えているとともに、請求項7に記載の如
く、テープ供給部に巻き戻された印刷テープをテープ巻
取部に巻き取る巻取手段を備えていることが望ましい。
【0005】また、請求項3記載の発明の印刷用カセッ
トは、所望の情報に応じてインクによる印刷が可能な印
刷テープと、この印刷テープを供給するテープ供給部
と、テープ供給部から繰り出された印刷テープを巻き取
る印刷テープ巻取部と、インクが情報に応じて印刷され
た印刷テープがテープ供給部から繰り出されて印刷テー
プ巻取部に巻き取られる途中でテープを被印刷対象物に
押し付けて印刷テープのインクを被印刷対象物に熱転写
させる発熱ヘッド部とを具備したことを特徴とするもの
である。この場合、請求項4に記載の如く、被印刷対象
物上を転動するとともに、この転動に連動して印刷テー
プ巻取部を回転させる走行ローラを備えていることが望
ましく、かつ請求項6に記載の如く、テープ供給部から
繰り出された印刷テープをテープ供給部に巻き戻す巻戻
手段を備えているとともに、請求項7に記載の如く、テ
ープ供給部に巻き戻された印刷テープをテープ巻取部に
巻き取る巻取手段を備えていることが望ましい。
【0006】さらに、請求項10記載の発明の印刷装置
は、インクが塗布されたインクテープと、このインクテ
ープのインクが所望の情報に応じて印刷される印刷テー
プと、少なくとも印刷テープを供給するテープ供給部
と、このテープ供給部から繰り出された印刷テープを巻
き取る印刷テープ巻取部と、印刷テープにインクテープ
のインクを指定された情報に応じて印刷する印刷ヘッド
部と、この印刷ヘッド部によって印刷された印刷テープ
がテープ供給部から繰り出されてテープ巻取部に巻き取
られる途中で印刷テープを被印刷対象物に押し付けて印
刷テープに印刷されたインクを被印刷対象物に熱転写す
る発熱ヘッド部とを具備したことを特徴とするものであ
る。この場合、請求項11に記載の如く、装置本体を備
え、この装置本体には印刷ヘッド部およびカセット収納
部が設けられ、印刷テープ、テープ供給部、印刷テープ
巻取部、および発熱ヘッド部が印刷用カセットに形成さ
れ、この印刷用カセットが装置本体のカセット収納部に
着脱可能に装着される構造であることが望ましい。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明の印刷用カセットによれ
ば、予めインクが所望の情報に応じて印刷された印刷テ
ープをテープ供給部から引き出して被印刷対象物上に押
し付けながら発熱ヘッド部を発熱させることにより、発
熱ヘッド部の発熱によって印刷テープに印刷されたイン
クを被印刷対象物に熱転写させることができ、したがっ
てアイロンなどの別装置しての加熱手段を用いずに、被
印刷対象物に所望の情報を直接印刷することができる。
この場合、請求項2に記載の如く、印刷テープを巻き取
る印刷テープ巻取部を備え、かつ請求項4に記載の如
く、被印刷対象物上を転動して印刷テープ巻取部を回転
させる走行ローラを備えているか、あるいは請求項7に
記載の如く、印刷テープを印刷テープ巻取部に巻き取る
巻取手段を備えていれば、走行ローラを被印刷対象物上
で転動させて印刷テープ巻取部を回転させたり、あるい
は巻取手段によって印刷テープ巻取部に印刷テープを巻
き取らせたりすることにより、テープ供給部から印刷テ
ープを送り出しながら所望の情報を被印刷対象物に順次
印刷することができる。また、請求項6に記載の如く、
テープ供給部から繰り出された印刷テープをテープ供給
部に巻き戻す巻戻手段を備えていれば、印刷テープに印
刷された情報のうち、所望する情報のみを飛び飛びに熱
転写しても巻戻手段で印刷テープをテープ供給部に適宜
巻き戻して再度使用することができ、使い勝手がよい。
【0008】また、請求項3記載の発明の印刷用カセッ
トによれば、所望の情報に応じてインクによる印刷が可
能な印刷テープを備えているので、この印刷テープに所
望の情報に応じてインクを印刷すれば、請求項1に記載
された印刷用カセットと同様、印刷テープをテープ供給
部から引き出して被印刷対象物上に押し付けながら発熱
ヘッド部を発熱させることにより、発熱ヘッド部の発熱
によって印刷テープに印刷されたインクを被印刷対象物
に熱転写させることができ、したがってアイロンなどの
別装置しての加熱手段を用いずに、被印刷対象物に所望
の情報を直接印刷することができる。この場合にも、請
求項4に記載の如く、被印刷対象物上を転動して印刷テ
ープ巻取部を回転させる走行ローラを備えているか、あ
るいは請求項7に記載の如く、印刷テープを印刷テープ
巻取部に巻き取る巻取手段を備えていれば、走行ローラ
を被印刷対象物上で転動させて印刷テープ巻取部を回転
させたり、あるいは巻取手段によって印刷テープ巻取部
に印刷テープを巻き取らせたりすることにより、テープ
供給部から印刷テープを引き出しながら所望の情報を被
印刷対象物に順次印刷することができる。また、請求項
6に記載の如く、テープ供給部から繰り出された印刷テ
ープをテープ供給部に巻き戻す巻戻手段を備えていれ
ば、印刷テープに印刷された情報のうち、所望する情報
のみを飛び飛びに熱転写しても巻戻手段で印刷テープを
テープ供給部に適宜巻き戻して再度使用することがで
き、使い勝手がよい。
【0009】さらに、請求項10記載の発明の印刷装置
によれば、インクテープ、印刷テープ、および印刷ヘッ
ド部を備えているので、印刷テープにインクテープのイ
ンクを印刷ヘッド部によって指定された情報に応じて印
刷することができ、この印刷テープをテープ供給部から
繰り出してテープ巻取部に巻き取りながら被印刷対象物
上を摺動させて発熱ヘッド部を発熱させることにより、
発熱ヘッド部の発熱によって印刷テープに印刷されたイ
ンクを被印刷対象物に熱転写させることができ、したが
ってアイロンなどの別装置しての加熱手段を用いずに、
被印刷対象物に所望の情報を直接印刷することができ
る。この場合、請求項11に記載の如く、印刷テープ、
テープ供給部、印刷テープ巻取部、および発熱ヘッド部
を印刷用カセットに形成し、この印刷用カセットを装置
本体のカセット収納部に着脱可能に装着するようにすれ
ば、印刷ヘッド部によって所望の情報に応じてインクを
印刷テープに印刷した後、印刷用カセットを装置本体内
から取り出すことにより、この印刷用カセットを請求項
1および請求項3の印刷用カセットと同様に使用するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して、この発明をラ
ベルプリンタに適用した一実施例について説明する。図
1はラベルプリンタの外観斜視図であり、図2はラベル
プリンタの裏面側の要部を示す一部分解斜視図である。
このラベルプリンタの装置本体1の上面には、図1に示
すように、データを入力したり印刷開始などを指令した
りするためのキー入力部2、および入力されたデータを
表示する表示部3が設けられている。また、装置本体1
の下面には、図2に示すように、印刷用カセット4を着
脱可能に収納するテープカセット収納部5が設けられて
いる。テープカセット収納部5内には、サーマル印刷ヘ
ッド6およびプラテンローラ7が配置されている。ま
た、テープカセット収納部5には、このテープカセット
収納部5を塞ぐテープカセット蓋8が着脱可能に装着さ
れるようになっている。テープカセット蓋8は、テープ
カセット収納部5に装着されるときに装置本体1に設け
られたレバー9を押し倒してサーマル印刷ヘッド6をプ
ラテンローラ7に押し付けるようになっている。なお、
テープカセット蓋8は、テープカセット収納部5に装着
されたときに装置本体1に設けられたロック釦10によ
って係脱可能にロックされる。
【0011】印刷用カセット4は、図3および図4に示
すように、カセットケース11内にテープ供給リール1
2、印刷テープ巻取リール13、発熱ヘッド部14、お
よびインクテープ巻取部15が設けられた走行ローラ1
6などを備え、テープ巻取リール13が装置本体1内の
シャーシ(図示せず)に設けられた回転軸17に装着さ
れた状態でテープカセット収納部5に収納される。この
場合、テープ供給リール12には、印刷テープ20とイ
ンクテープ21とが重なり合った状態でロール状に巻き
付けられている。また、回転軸17は、プラテンローラ
7の回転がシャーシに設けられた中間歯車(図示せず)
を介して伝達され、これにより回転して印刷テープ巻取
リール13を回転させるようになっている。
【0012】印刷テープ20は、図3および図4に示す
ように、テープ供給リール12からインクテープ21と
共に繰り出され、ガイドピン19からサーマル印刷ヘッ
ド6とプラテンローラ7の間を通ってガイドピン22で
ガイドされた後、ガイドピン23から発熱ヘッド部14
の個所でカセットケース11の外部を通り、ガイドピン
24を経て印刷テープ巻取リール13に巻き取られる。
この場合、テープ供給リール12には、印刷テープ巻取
リール13に巻き取られた印刷テープ20を巻き戻すた
めの巻戻用の操作つまみ25aが設けられている。ま
た、印刷テープ巻取リール13には、テープ供給リール
12に巻き取られた印刷テープ20を巻き取る巻取用の
操作つまみ25bが設けられている。
【0013】インクテープ21は、図5に示すように、
印刷テープ20に対向する面にアクリルなどの熱転写用
のインク21aが設けられ、図3および図4に示すよう
に、テープ供給リール12から印刷テープ20と共に繰
り出され、ガイドピン19を経てサーマル印刷ヘッド6
とプラテンローラ7の間を通るときに、サーマル印刷ヘ
ッド6によって指定された情報に応じたインク21aが
図5に示すように印刷テープ20に印刷され、この後ガ
イドピン22およびガイドピン26でガイドされて走行
ローラ16のインクテープ巻取部15に巻き取られる。
この場合、サーマル印刷ヘッド6による印刷テープ20
への印刷は、図6に示すように、文字などの情報要素が
左右反転した状態で印刷される。
【0014】発熱ヘッド部14は、図3および図4に示
すように、先端部に発熱部を備え、この発熱部がカセッ
トケース11の一側面(図3で左側面)から突出した状
態でカセットケース11内に配置され、図7に示すよう
に、インク21aが印刷された印刷テープ20を布など
の被印刷対象物27に押し付けて発熱部が発熱すること
により、印刷テープ20に印刷されたインク21aを被
印刷対象物27に熱転写させるものである。
【0015】走行ローラ16は、図3および図4に示す
ように、その一部が発熱ヘッド部14と同じカセットケ
ース11の側面から外部に突出した状態で、カセットケ
ース11内に取り付けられた回転軸28に回転自在に取
り付けられている。この走行ローラ16には、インクテ
ープ巻取部15が一体的に設けられているとともに、図
8に示すように走行ローラ16よりも小径の歯車29が
取り付けられている。この歯車29には中間歯車30が
噛み合っており、この中間歯車30には印刷テープ巻取
リール13に設けられた歯車31が噛み合っている。こ
の状態では、走行ローラ16の回転が各歯車29、3
0、31を介して印刷テープ巻取リール13に伝達さ
れ、これにより印刷テープ巻取リール13が走行ローラ
16に連動して回転して印刷テープ20を巻き取る。
【0016】なお、カセットケース11内における発熱
ヘッド部14の近傍には、図3および図4に示すよう
に、回路ブロック32、警報ブザー33、および警告ラ
ンプ34が設けられており、またサーマル印刷ヘッド6
が配置される側と反対側の側面におけるカセットケース
11内には、充電池などを有する電源回路ブロック3
5、電源をオン−オフさせるスライド式の電源スイッチ
36、およびACアダプタ37の接続端子37aが接続
される接続ジャック38が設けられている。
【0016】次に、図9を参照して、印刷用カセット4
の回路構成について説明する。電源回路40は、ACア
ダプタ37から供給される電力によって充電される充電
池41を備え、この充電池41からの電力を電源スイッ
チ36を介して回路ブロック42に供給する。回路ブロ
ック42は、制御部(CPU)43を備えている。制御
部43は、電源スイッチ36からオン信号が与えられる
と、ブザー駆動回路44に放音信号(1発のパルス信
号)を与えて警報ブザー33から「ピッ」という音を発
生させるとともに、ライト駆動回路45に点灯開始信号
を与えて警告ライト34を点灯させ、かつ発熱ヘッド駆
動回路46に発熱開始信号を与えて発熱ヘッド部14を
発熱させる。警告ランプ34が点灯して発熱ヘッド部1
4が発熱している際には、発熱ヘッド部14の温度を検
出する温度検出部47から温度データが制御部40に与
えられ、その温度データに基づいて制御部43が温度制
御信号を発熱ヘッド駆動回路46に与えて発熱ヘッド部
14の温度を制御する。また、制御部43は、電源スイ
ッチ36からオフ信号が与えられると、ブザー駆動回路
44に放音信号(3発のパルス信号)を与えて警報ブザ
ー33から「ピッピッピッ」という音を発生させるとと
もに、ライト駆動回路45に点灯終了信号を与えて警告
ライト34を消灯させ、かつ発熱ヘッド駆動回路46に
発熱終了信号を与えて発熱ヘッド部14の発熱を終了さ
せる。
【0017】次に、このようなラベルプリンタを使用す
る場合について説明する。まず、図2に示すように、ラ
ベルプリンタの装置本体1のテープカセット収納部5に
印刷用カセット4を装着し、テープカセット蓋8をテー
プカセット収納部5に装着する。そして、図1に示すよ
うに、キー入力部2および表示部3が上面側を向くよう
に装置本体1を配置する。この状態で、キー入力部2か
ら所望のデータを入力すると、入力されたデータが表示
部3に表示されるとともに装置本体1内の記憶部(図示
せず)に記憶される。
【0018】そして、記憶部に記憶されたデータを印刷
用カセット4の印刷テープ20に印刷する場合には、ま
ず、記憶部から文字、図形、画像などの所望のデータを
読み出し、この読み出したデータに応じてサーマル印刷
ヘッド6を発熱駆動させることにより、印刷用カセット
4のテープ供給リール12から繰り出された印刷テープ
20にインクテープ21のインク21aを所望のデータ
に応じて印刷する。このときには、プラテンローラ7が
回転し、この回転に伴って印刷テープ巻取リール13が
回転することにより、印刷テープ巻取リール13がテー
プ供給リール12から繰り出された印刷テープ20を順
次巻き取る。これと同時に、印刷テープ巻取リール13
の回転が歯車29、30、31を介して走行ローラ16
のインクテープ巻取部15に伝達され、これによりイン
クテープ巻取部15が回転してテープ供給リール12か
ら繰り出された印刷済みのインクテープ21を順次巻き
取る。
【0019】このようにして、印刷テープ20に所望の
データが印刷された後は、装置本体1のテープカセット
収納部5からテープカセット蓋8を開いて印刷用カセッ
ト4を取り出す。そして、印刷用カセット4のテープ供
給リール12に設けられた巻戻用の操作つまみ25aを
操作して、印刷テープ巻取リール13に巻き取られた印
刷テープ20を再びテープ供給リール12に巻き戻す。
このときには、インクテープ巻取部15に巻き取られた
インクテープ21もテープ供給リール12に巻き戻され
る。
【0020】次に、インク21aが印刷された印刷テー
プ20を用いて、印刷されたデータを布などの被印刷対
象物27に転写する場合には、まず、印刷用カセット4
の走行ローラ16を布などの被印刷対象物27上に配置
して、印刷用カセット4を被印刷対象物27上に起立さ
せ、発熱ヘッド部14の個所においてカセットケース1
1の側面から外部に露出した印刷テープ20およびカセ
ットケース11の同じ側面に露出した走行ローラ16の
一部を被印刷対象物27に押し付ける。この状態で、電
源スイッチ36をオンさせると、警報ブザー33が警報
音を発生して警告ライト34が点灯し、発熱ヘッド部1
4が通電されて発熱を開始する。
【0021】そして、発熱ヘッド部14が温度検出部4
7によって所定温度になったことが検出された後に、カ
セットケース11を移動させると、カセットケース11
の移動に応じて走行ローラ16が被印刷対象物27上を
転動し、この走行ローラ16の回転に伴ってインクテー
プ巻取部15が回転するとともに、各歯車29、30、
31を介して印刷テープ巻取リール13が回転する。こ
れにより、テープ供給リール12に巻き戻された印刷テ
ープ20は印刷テープ巻取リール13に順次巻き取られ
るとともに、テープ供給リール12に巻き戻されたイン
クテープ21はインクテープ巻取部15に順次巻き取ら
れる。このときには、カセットケース11の外部に順次
露出する印刷テープ20が発熱ヘッド部14により被印
刷対象物27上に押し付けられて摺動しながら発熱ヘッ
ド部14が発熱するので、印刷テープ20に印刷された
インク21aが被印刷対象物27に熱転写される。これ
により、アイロンなどの別装置としての加熱手段を用い
なくても、所望のデータを被印刷対象物27に直接印刷
することができる。なお、所望のデータが印刷された後
は、電源スイッチ36をオフにすると、発熱ヘッド部1
4への通電が断たれて発熱ヘッド部14の発熱が停止さ
れ、警告ライト34が消灯して警報ブザー33が警報音
を発生する。
【0022】このような印刷用カセット4では、被印刷
対象物27に所望のデータを熱転写させた後、電源スイ
ッチ36を一旦オフさせ、この状態で走行ローラ16を
空回転させて印刷テープ20を空送りさせ、印刷テープ
20に印刷されたデータのうち、次に印刷したデータを
選択することにより、印刷テープ20に印刷されたデー
タのうち所望のデータのみを飛び飛びに被印刷対象物2
7に熱転写させることができる。このように印刷したと
きには、テープ供給リール12に設けられた巻戻用の操
作つまみ25aを操作して印刷テープ巻取リール13に
巻き取られた印刷テープ20をテープ供給リール12に
巻き戻すことにより、印刷テープ20に印刷された残り
のデータを必要に応じて印刷することができ、このため
所望するデータのみを飛び飛びに熱転写しても、すべて
のデータを被印刷対象物27に印刷することができ、使
い勝手がよい。
【0023】このように、このラベルプリンタでは、キ
ー入力部2で入力された所望のデータに応じてサーマル
印刷ヘッド6を発熱駆動させることにより、インクテー
プ21のインク21aを印刷テープ20に所望のデータ
に応じて印刷することができ、この印刷用カセット4を
装置本体1から取り外して印刷テープ20に印刷された
データを布などの所望の被印刷対象物27に直接印刷す
ることができるので、アイロンなどの別装置としての加
熱手段を用いずに、簡単かつ手軽に印刷作業を行なうこ
とができる。
【0024】なお、上記実施例では、印刷テープ20に
印刷されたインク21aを被印刷対象物27に熱転写さ
せる際、走行ローラ16を被印刷対象物27上で転動さ
せて印刷テープ巻取リール13を回転させることによ
り、印刷テープ20を印刷テープ巻取リール13に巻き
取らせるようにしたが、これに限らず、例えば印刷テー
プ巻取リール13に設けられた巻取用の操作つまみ25
bを操作して印刷テープ巻取リール13を回転させるこ
とにより、印刷テープ20を印刷テープ巻取リール13
に巻き取らせながら、印刷テープ20に印刷されたイン
ク21aを被印刷対象物27に熱転写させてもよい。
【0025】また、上記実施例では、装置本体1に印刷
用カセット4を着脱自在に装着したが、これに限らず、
印刷用カセット4を装置本体1に一体的に組み付けても
良い。この場合には、発熱ヘッド部14、この発熱ヘッ
ド部14により押圧される個所の印刷テープ20、およ
び走行ローラ16の一部を装置本体1の側面から露出さ
れば、装置本体1を手で持って被印刷対象物27上を走
行させることにより、印刷テープ20に印刷されたデー
タを被印刷対象物27に熱転写させることができる。
【0026】また、上記実施例では、印刷用カセット4
のテープ供給リール12にインクテープ21を印刷テー
プ20と共にロール状に巻き付けたが、これに限らず、
インクテープ21を印刷用カセット4の外部における装
置本体1内に設け、このインクテープ21を印刷ヘッド
部6とプラテンローラ7との間で印刷テープ20と重な
り合わせることにより、印刷ヘッド部6でインクテープ
21のインク21aを印刷テープ20に印刷させるよう
にしてもよい。このようにすれば、テープ供給リール1
2に印刷テープ20のみを巻き付ければ良く、しかもイ
ンクテープ21を巻き取るインクテープ巻取部15が不
要になるので、印刷用カセット4の構造が簡単になり、
安価なものを得ることができる。
【0027】さらに、上記実施例の印刷用カセット4で
は、入力されたデータに応じてインクテープ21のイン
ク21aを印刷テープ20に印刷する構造になっている
が、これに限らず、例えば所望のデータに応じて予めイ
ンクが印刷された印刷テープを用いてもよい。このよう
にすれば、インクテープおよびインクテープ巻取部など
が不要になるので、印刷用カセット4の構造が簡単にな
る。また、テープ供給リールに巻き付けられた印刷テー
プを手で引き出すようにすれば、印刷テープ巻取リール
も不要になるので、より一層、印刷用カセットの構造が
簡単になる。このような場合でも、印刷テープに印刷さ
れたデータのうち所望のデータのみを飛び飛びに被印刷
対象物に熱転写させても、引き出された印刷テープをテ
ープ供給リールに巻き戻すことにより、印刷テープに印
刷された残りのデータを必要に応じて印刷することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の印刷用カセットによれば、予めインクが所望の情報
に応じて印刷された印刷テープを備えているので、この
印刷テープをテープ供給部から引き出して被印刷対象物
上に押し付けながら発熱ヘッド部を発熱させることによ
り、発熱ヘッド部の発熱によって印刷テープに印刷され
たインクを被印刷対象物に熱転写させることができ、し
たがってアイロンなどの別装置しての加熱手段を用いず
に、被印刷対象物に所望の情報を直接印刷することがで
きる。
【0029】また、請求項3記載の発明の印刷用カセッ
トによれば、所望の情報に応じてインクによる印刷が可
能な印刷テープを備えているので、この印刷テープに所
望の情報に応じてインクを印刷すれば、請求項1に記載
された印刷用カセットと同様、印刷テープをテープ供給
部から引き出して被印刷対象物上に押し付けながら発熱
ヘッド部を発熱させることにより、発熱ヘッド部の発熱
によって印刷テープに印刷されたインクを被印刷対象物
に熱転写させることができ、したがってアイロンなどの
別装置しての加熱手段を用いずに、被印刷対象物に所望
の情報を直接印刷することができる。
【0030】さらに、請求項7記載の発明の印刷装置に
よれば、インクテープ、印刷テープ、および印刷ヘッド
部を備えているので、印刷テープにインクテープのイン
クを印刷ヘッド部によって指定された情報に応じて印刷
することができ、この印刷テープをテープ供給部から繰
り出してテープ巻取部に巻き取りながら被印刷対象物上
を摺動させて発熱ヘッド部を発熱させることにより、発
熱ヘッド部の発熱によって印刷テープに印刷されたイン
クを被印刷対象物に熱転写させることができ、したがっ
てアイロンなどの別装置しての加熱手段を用いずに、被
印刷対象物に所望の情報を直接印刷することができる。
特に、印刷テープ、テープ供給部、印刷テープ巻取部、
および発熱ヘッド部を印刷用カセットに形成し、この印
刷用カセットを装置本体のカセット収納部に着脱可能に
装着するようにすれば、印刷ヘッド部によって所望の情
報に応じてインクを印刷テープに印刷した後、印刷用カ
セットを装置本体内から取り出すことにより、この印刷
用カセットを請求項1および請求項3の印刷用カセット
と同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したラベルプリンタの外観斜視
図。
【図2】図1のラベルプリンタを裏面側から見た要部を
示す一部分解斜視図。
【図3】図2に示された印刷用カセットの斜視図。
【図4】図2の印刷用カセットの内部構造を示す平面
図。
【図5】図2の印刷ヘッドとプラテンローラとによりイ
ンクテープのインクを印刷テープに印刷する状態を示す
要部の拡大断面図。
【図6】図5で印刷された印刷テープの一部を示す図。
【図7】図4の印刷用カセットの印刷テープに印刷され
たインクを被印刷対象物に発熱ヘッド部で熱転写する状
態を示す図。
【図8】図4に示された印刷用カセットの走行ローラの
回転を印刷テープ巻取リールに伝達する機構を示す断面
図。
【図9】図3の印刷用カセットの回路構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 装置本体 4 印刷用カセット 5 カセット収納部 6 サーマル印刷ヘッド 11 カセットケース 12 テープ供給リール 13 印刷テープ巻取リール 14 発熱ヘッド部 15 インクテープ巻取部 16 走行ローラ 20 印刷テープ 21 インクテープ 21a インク 25a 巻戻用の操作つまみ 25b 巻取用の操作つまみ 27 被印刷対象物

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めインクが所望の情報に応じて印刷さ
    れた印刷テープと、この印刷テープを供給するテープ供
    給部と、前記テープ供給部から繰り出された前記印刷テ
    ープを被印刷対象物に押し付けて前記インクを前記被印
    刷対象物に熱転写させる発熱ヘッド部とを具備したこと
    を特徴とする印刷用カセット。
  2. 【請求項2】 前記テープ供給部から繰り出された前記
    印刷テープを前記発熱ヘッド部を経て巻き取る印刷テー
    プ巻取部を備えたことを特徴とする請求項1記載の印刷
    用カセット。
  3. 【請求項3】 所望の情報に応じてインクによる印刷が
    可能な印刷テープと、この印刷テープを供給するテープ
    供給部と、前記テープ供給部から繰り出された前記印刷
    テープを巻き取る印刷テープ巻取部と、前記インクが情
    報に応じて印刷された前記印刷テープが前記テープ供給
    部から繰り出されて前記印刷テープ巻取部に巻き取られ
    る途中で前記印刷テープを被印刷対象物に押し付けて前
    記印刷テープに印刷された前記インクを前記被印刷対象
    物に熱転写させる発熱ヘッド部とを具備したことを特徴
    とする印刷用カセット。
  4. 【請求項4】 前記被印刷対象物上を転動するととも
    に、この転動に連動して前記印刷テープ巻取部を回転さ
    せる走行ローラを備えたことを特徴とする請求項2また
    は3記載の印刷用カセット。
  5. 【請求項5】 前記テープ供給部には前記印刷テープと
    この印刷テープに対向する面にインクが塗布されたイン
    クテープとが重なり合った状態でロール状に巻き付けら
    れ、前記テープ供給部から繰り出されて前記印刷テープ
    に前記インクを印刷した前記インクテープを巻き取るイ
    ンクテープ巻取部を備え、このインクテープ巻取部が前
    記走行ローラの回転に伴って回転して前記インクテープ
    を巻き取ることを特徴とする請求項4記載の印刷用カセ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記テープ供給部から繰り出された前記
    印刷テープを前記テープ供給部に巻き戻す巻戻手段を備
    えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の印刷用カセット。
  7. 【請求項7】 前記テープ供給部に巻き戻された前記印
    刷テープを前記テープ巻取部に巻き取る巻取手段を備え
    ていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載
    の印刷用カセット。
  8. 【請求項8】 前記巻戻手段は操作つまみを備えている
    ことを特徴とする請求項6記載の印刷用カセット。
  9. 【請求項9】 前記巻取手段は操作つまみを備えている
    ことを特徴とする請求項7記載の印刷用カセット。
  10. 【請求項10】 インクが塗布されたインクテープと、
    このインクテープのインクが所望の情報に応じて印刷さ
    れる印刷テープと、少なくとも前記印刷テープを供給す
    るテープ供給部と、このテープ供給部から繰り出された
    前記テープを巻き取る印刷テープ巻取部と、前記印刷テ
    ープに前記インクテープのインクを指定された情報に応
    じて印刷する印刷ヘッド部と、この印刷ヘッド部によっ
    て印刷された前記印刷テープが前記テープ供給部から繰
    り出されて前記テープ巻取部に巻き取られる途中で前記
    印刷テープを被印刷対象物に押し付けて前記印刷テープ
    に印刷された前記インクを前記被印刷対象物に熱転写す
    る発熱ヘッド部とを具備したことを特徴とする印刷装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、装置本体を備
    え、この装置本体には前記印刷ヘッド部およびカセット
    収納部などが設けられ、 前記印刷テープ、前記テープ供給部、前記印刷テープ巻
    取部、および前記発熱ヘッド部が印刷用カセットに形成
    され、 この印刷用カセットが前記装置本体の前記カセット収納
    部に着脱可能に装着されることを特徴とする印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記印刷用カセットは、前記被印刷対
    象物上を転動するとともに、この転動に連動して前記印
    刷テープ巻取部を回転させる走行ローラを備えたことを
    特徴とする請求項11記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷用カセットの前記テープ供給
    部には前記印刷テープとこの印刷テープに対向する面に
    インクが塗布されたインクテープとが重なり合った状態
    でロール状に巻き付けられ、前記テープ供給部から繰り
    出されて前記印刷テープに前記インクを印刷した前記イ
    ンクテープを巻き取るインクテープ巻取部を備え、この
    インクテープ巻取部が前記走行ローラの回転に伴って回
    転して前記インクテープを巻き取ることを特徴とする請
    求項12記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記テープ供給部から繰り出された前
    記印刷テープを前記テープ供給部に巻き戻す巻戻手段を
    備えていることを特徴とする請求項10〜13のいずれ
    かに記載の印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記テープ供給部に巻き戻された前記
    印刷テープを前記テープ巻取部に巻き取る巻取手段を備
    えていることを特徴とする請求項10〜14のいずれか
    に記載の印刷装置。
  16. 【請求項16】 前記巻戻手段は操作つまみを備えてい
    ることを特徴とする請求項14記載の印刷装置。
  17. 【請求項17】 前記巻取手段は操作つまみを備えてい
    ることを特徴とする請求項15記載の印刷装置。
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