JPH0818829A - 雑音除去装置 - Google Patents
雑音除去装置Info
- Publication number
- JPH0818829A JPH0818829A JP6144840A JP14484094A JPH0818829A JP H0818829 A JPH0818829 A JP H0818829A JP 6144840 A JP6144840 A JP 6144840A JP 14484094 A JP14484094 A JP 14484094A JP H0818829 A JPH0818829 A JP H0818829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- signal
- linear processing
- orthogonal
- motion amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号の動き量に応じて帰還量を調整する
ことにより、映像信号の質に応じた雑音除去を行う雑音
除去装置を提供する。 【構成】 入力映像信号に応じて信号を遅延させるフレ
ーム遅延手段11と、入力映像信号とフレーム遅延手段
11の出力信号との差信号を得る第一の減算手段12
と、これにて得られた差信号に対して直交変換を施す直
交変換手段14と、直交変換手段14の出力に対して非
線形処理を施す非線形処理手段15と、この出力に直交
逆変換を施す直交逆変換手段16と、減衰手段18と、
入力映像信号と減衰手段18の出力信号との差信号を得
る第二の減算手段19とを有する。さらに、直交変換手
段14の出力により動き量を検出する動き量検出手段2
1と、非線形処理手段15における非線形処理の閾値及
び減衰手段18での減衰量の少なくとも一方を適応制御
する適応制御手段22を設ける。
ことにより、映像信号の質に応じた雑音除去を行う雑音
除去装置を提供する。 【構成】 入力映像信号に応じて信号を遅延させるフレ
ーム遅延手段11と、入力映像信号とフレーム遅延手段
11の出力信号との差信号を得る第一の減算手段12
と、これにて得られた差信号に対して直交変換を施す直
交変換手段14と、直交変換手段14の出力に対して非
線形処理を施す非線形処理手段15と、この出力に直交
逆変換を施す直交逆変換手段16と、減衰手段18と、
入力映像信号と減衰手段18の出力信号との差信号を得
る第二の減算手段19とを有する。さらに、直交変換手
段14の出力により動き量を検出する動き量検出手段2
1と、非線形処理手段15における非線形処理の閾値及
び減衰手段18での減衰量の少なくとも一方を適応制御
する適応制御手段22を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号に含まれる雑
音を効果的に除去する雑音除去装置に関するものであ
る。
音を効果的に除去する雑音除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】昨今の半導体メモリの進展に伴って、フ
レームメモリが安価で使えることもあり、映像信号の3
次元処理が盛んに行われるようになってきている。家庭
用VTRやTV受像機に用いられる雑音除去装置に関し
ても、フレームメモリを用いたものが数多く考案されて
いる。その中で映像信号と不規則雑音の3次元的な統計
的性質の違いを利用した雑音除去装置として、直交変換
の一方式であるアダマール変換(Hadamrd Transform)
を用いたフレーム巡回型の雑音除去装置が提案されてい
る(例えば、テレビジョン学会誌、Vol.37、No.
12 、1983、pp56−62など)。
レームメモリが安価で使えることもあり、映像信号の3
次元処理が盛んに行われるようになってきている。家庭
用VTRやTV受像機に用いられる雑音除去装置に関し
ても、フレームメモリを用いたものが数多く考案されて
いる。その中で映像信号と不規則雑音の3次元的な統計
的性質の違いを利用した雑音除去装置として、直交変換
の一方式であるアダマール変換(Hadamrd Transform)
を用いたフレーム巡回型の雑音除去装置が提案されてい
る(例えば、テレビジョン学会誌、Vol.37、No.
12 、1983、pp56−62など)。
【0003】雑音を含まない映像信号は、水平、垂直、
時間軸のいずれの方向に関しても相関が大きく、一方不
規則雑音は、水平、垂直、時間軸にいずれの方向に関し
ても相関が小さいという性質がある。アダマール変換を
用いた雑音除去装置は、前記した映像信号と不規則雑音
の3次元相関の相違をより有効に用いて雑音を除去しよ
うとする手法である。アダマール変換を用いたフレーム
巡回型の雑音除去装置は、S/N比の改善量が同じとい
う条件下で、アダマール変換を用いない単なるフレーム
巡回型の雑音除去装置よりは、動画部分の解像度の劣化
が少ないという利点がある。
時間軸のいずれの方向に関しても相関が大きく、一方不
規則雑音は、水平、垂直、時間軸にいずれの方向に関し
ても相関が小さいという性質がある。アダマール変換を
用いた雑音除去装置は、前記した映像信号と不規則雑音
の3次元相関の相違をより有効に用いて雑音を除去しよ
うとする手法である。アダマール変換を用いたフレーム
巡回型の雑音除去装置は、S/N比の改善量が同じとい
う条件下で、アダマール変換を用いない単なるフレーム
巡回型の雑音除去装置よりは、動画部分の解像度の劣化
が少ないという利点がある。
【0004】ここで、従来のアダマール変換を用いたフ
レーム巡回型の雑音除去装置について説明する。図18
にアダマール変換を用いた従来の雑音除去装置の構成図
を示す。図18において、1は第一の減算器で、入力映
像信号と入力映像信号から雑音除去した出力信号を1な
いし数フレーム遅延させた信号との減算を行い、フレー
ム差分信号を得る。2はフレームメモリで雑音が除去さ
れた出力信号を1ないし数フレーム遅延させる。3は直
列並列変換器で時間的に直列なデータ列を、アダマール
変換の次数に合うように、時間的に並列なデータ列に変
換するものである。4はアダマール変換器で並列なデー
タ列に対してアダマール変換を施すものである。5_1
〜5_kは非線形処理部でアダマール変換器4でアダマ
ール変換されたデータに対して非線形処理を施すもので
ある。6はアダマール逆変換器で非線形処理を施された
データに対して、アダマール変換器4での変換操作とは
逆の操作、すなわちアダマール逆変換を施すものであ
る。7は並列直列変換器でアダマール逆変換された並列
なデータ列を直列なデータ列に変換するものである。8
は第二の減算器で入力映像信号から並列直列変換器7の
出力を減算し、雑音が除去された出力信号を得るもので
ある。
レーム巡回型の雑音除去装置について説明する。図18
にアダマール変換を用いた従来の雑音除去装置の構成図
を示す。図18において、1は第一の減算器で、入力映
像信号と入力映像信号から雑音除去した出力信号を1な
いし数フレーム遅延させた信号との減算を行い、フレー
ム差分信号を得る。2はフレームメモリで雑音が除去さ
れた出力信号を1ないし数フレーム遅延させる。3は直
列並列変換器で時間的に直列なデータ列を、アダマール
変換の次数に合うように、時間的に並列なデータ列に変
換するものである。4はアダマール変換器で並列なデー
タ列に対してアダマール変換を施すものである。5_1
〜5_kは非線形処理部でアダマール変換器4でアダマ
ール変換されたデータに対して非線形処理を施すもので
ある。6はアダマール逆変換器で非線形処理を施された
データに対して、アダマール変換器4での変換操作とは
逆の操作、すなわちアダマール逆変換を施すものであ
る。7は並列直列変換器でアダマール逆変換された並列
なデータ列を直列なデータ列に変換するものである。8
は第二の減算器で入力映像信号から並列直列変換器7の
出力を減算し、雑音が除去された出力信号を得るもので
ある。
【0005】以上のように構成された雑音除去装置の動
作を以下に説明する。まず第一の減算器1で、フレーム
メモリ2によってN(N=1,2,・・・)フレーム遅
延された信号と入力信号との差分をとる。不規則雑音及
び映像信号中の動き成分は時間軸方向に相関が小さいの
で、雑音及び信号の振幅に応じてフレーム差分信号とし
て取り出される。
作を以下に説明する。まず第一の減算器1で、フレーム
メモリ2によってN(N=1,2,・・・)フレーム遅
延された信号と入力信号との差分をとる。不規則雑音及
び映像信号中の動き成分は時間軸方向に相関が小さいの
で、雑音及び信号の振幅に応じてフレーム差分信号とし
て取り出される。
【0006】直列並列変換器3は、第一の減算器1が出
力する時間的に直列なフレーム差分信号を水平方向mサ
ンプル点、垂直方向nライン(m、nは自然数)の時間
的に並列なデータに変換する。直列並列変換器3は、例
えば(n−1)個のラインメモリと(m−1)×n個の
ラッチで構成される。ここでは、m=4サンプル、n=
2ラインの場合を例として説明する。
力する時間的に直列なフレーム差分信号を水平方向mサ
ンプル点、垂直方向nライン(m、nは自然数)の時間
的に並列なデータに変換する。直列並列変換器3は、例
えば(n−1)個のラインメモリと(m−1)×n個の
ラッチで構成される。ここでは、m=4サンプル、n=
2ラインの場合を例として説明する。
【0007】直列並列変換器3で生成される時間的に並
列な画素ブロックのデータを行列の形で(数1)に示
す。
列な画素ブロックのデータを行列の形で(数1)に示
す。
【0008】
【数1】
【0009】ここで、x00〜x13で構成される画素ブロ
ックのデータについて説明する。x00を基準にすると、
x01、x02、x03は画面上でそれぞれ1サンプル、2サ
ンプル、3サンプル右へ位置するデータであり、x10を
基準にすると、x11、x12、x13は画面上でそれぞれ1
サンプル、2サンプル、3サンプル右へ位置するデータ
である。また、x10〜x13はx00〜x03に対して画面上
で1ライン下へ位置するようなデータである。
ックのデータについて説明する。x00を基準にすると、
x01、x02、x03は画面上でそれぞれ1サンプル、2サ
ンプル、3サンプル右へ位置するデータであり、x10を
基準にすると、x11、x12、x13は画面上でそれぞれ1
サンプル、2サンプル、3サンプル右へ位置するデータ
である。また、x10〜x13はx00〜x03に対して画面上
で1ライン下へ位置するようなデータである。
【0010】アダマール変換器4は、水平方向4サンプ
ル点、垂直方向2ラインの時間的に並列な画素ブロック
のデータに対して(数2)で示されるアダマール変換操
作を行い4×2=8個の周波数成分に展開する。ただ
し、yij(0≦i≦1,0≦j≦3)はアダマール変換
後のデータである。
ル点、垂直方向2ラインの時間的に並列な画素ブロック
のデータに対して(数2)で示されるアダマール変換操
作を行い4×2=8個の周波数成分に展開する。ただ
し、yij(0≦i≦1,0≦j≦3)はアダマール変換
後のデータである。
【0011】
【数2】
【0012】ここで、不規則雑音は相関が小さいので、
(数2)のyijの各周波数成分に均等に分布している。
(数2)のyijの各周波数成分に均等に分布している。
【0013】非線形処理部5_1〜5_kでは、アダマ
ール変換で各周波数成分に均等に分布した雑音を抽出す
る。図19に非線形処理部5_1〜5_kの入出力の関
係の一例を表した非線形処理部5_1〜5_kの入出力
特性図を示す。ここで、アダマール変換器4の出力であ
るyijに対する非線形処理部の出力をy'ijとする。図
19において、横軸は入力yijで縦軸は出力y'ijであ
る。図19からもわかるように、絶対値が値”A”以上
の入力yijが入力されると出力y'ijはゼロである。
ール変換で各周波数成分に均等に分布した雑音を抽出す
る。図19に非線形処理部5_1〜5_kの入出力の関
係の一例を表した非線形処理部5_1〜5_kの入出力
特性図を示す。ここで、アダマール変換器4の出力であ
るyijに対する非線形処理部の出力をy'ijとする。図
19において、横軸は入力yijで縦軸は出力y'ijであ
る。図19からもわかるように、絶対値が値”A”以上
の入力yijが入力されると出力y'ijはゼロである。
【0014】その後、非線形処理部5_1〜5_kで抽
出された雑音成分を、アダマール逆変換器6において
(数3)で示される演算を行い、データを再び実空間領
域成分に戻す。
出された雑音成分を、アダマール逆変換器6において
(数3)で示される演算を行い、データを再び実空間領
域成分に戻す。
【0015】
【数3】
【0016】さらに、実空間領域に戻された雑音成分
x’ijを、並列直列変換器7で時間的に直列なデータに
変換した後、第二の減算器8で雑音を含んだ入力信号か
ら減算することで、従来のアダマール変換を用いた雑音
除去装置は、雑音除去作用を実現している。
x’ijを、並列直列変換器7で時間的に直列なデータに
変換した後、第二の減算器8で雑音を含んだ入力信号か
ら減算することで、従来のアダマール変換を用いた雑音
除去装置は、雑音除去作用を実現している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た非線形処理部5_1〜5_kにおいて、非線形処理の
閾値”A”は固定されており、例えば、映像信号の動き
成分が値”A”以下の場合には、非線形処理部5_1〜
5_kは動き成分をノイズとして誤って抽出して帰還す
るため、動画部分に残像や尾引きといった現象を引き起
こしてしまうという問題点を有していた。
た非線形処理部5_1〜5_kにおいて、非線形処理の
閾値”A”は固定されており、例えば、映像信号の動き
成分が値”A”以下の場合には、非線形処理部5_1〜
5_kは動き成分をノイズとして誤って抽出して帰還す
るため、動画部分に残像や尾引きといった現象を引き起
こしてしまうという問題点を有していた。
【0018】また、例えば雑音の振幅が大きく値”A”
を越えてしまう場合には、非線形処理部5はノイズ成分
を完全に抽出することができず雑音の一部のみを帰還す
ることとなり、結果として雑音除去効果を十分得ること
ができないという問題点を有していた。
を越えてしまう場合には、非線形処理部5はノイズ成分
を完全に抽出することができず雑音の一部のみを帰還す
ることとなり、結果として雑音除去効果を十分得ること
ができないという問題点を有していた。
【0019】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、映像信号の動き量に応じて帰還量を調整すること
で、動画部分に残像や尾引き等の劣化を生じない雑音除
去装置を提供することを目的とする。
で、映像信号の動き量に応じて帰還量を調整すること
で、動画部分に残像や尾引き等の劣化を生じない雑音除
去装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の雑音除去装置は、入力映像信号に応動した
信号を遅延させる遅延手段と、前記入力映像信号と前記
遅延手段の出力信号との差分信号を得る第一の減算手段
と、前記第一の減算手段にて得られた前記差分信号に対
して直交変換を施す直交変換手段と、前記直交変換手段
の出力に対して非線形処理を施す非線形処理手段と、前
記非線形処理手段の出力に対して、前記直交変換手段に
おける直交変換に対する逆変換である直交逆変換を施す
直交逆変換手段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰さ
せる減衰手段と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出
力信号との差分信号を得る第二の減算手段と、前記直交
変換手段の出力を用いて動き量を検出する動き量検出手
段と、前記動き量検出手段の出力に基づいて前記非線形
処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段で
の減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段
とで構成される。
に、本発明の雑音除去装置は、入力映像信号に応動した
信号を遅延させる遅延手段と、前記入力映像信号と前記
遅延手段の出力信号との差分信号を得る第一の減算手段
と、前記第一の減算手段にて得られた前記差分信号に対
して直交変換を施す直交変換手段と、前記直交変換手段
の出力に対して非線形処理を施す非線形処理手段と、前
記非線形処理手段の出力に対して、前記直交変換手段に
おける直交変換に対する逆変換である直交逆変換を施す
直交逆変換手段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰さ
せる減衰手段と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出
力信号との差分信号を得る第二の減算手段と、前記直交
変換手段の出力を用いて動き量を検出する動き量検出手
段と、前記動き量検出手段の出力に基づいて前記非線形
処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段で
の減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段
とで構成される。
【0021】また同じ目的を達成するために、本発明の
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記動
き量検出手段の出力から孤立点を除去する孤立点除去手
段と、前記孤立点除去手段の出力に基づいて前記非線形
処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段で
の減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段
とで構成される。
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記動
き量検出手段の出力から孤立点を除去する孤立点除去手
段と、前記孤立点除去手段の出力に基づいて前記非線形
処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段で
の減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段
とで構成される。
【0022】また同じ目的を達成するために、本発明の
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記差分信号を用いて
動き量を検出する複数個の動き量検出手段と、前記複数
個の動き量検出手段の出力から動き量を算出する動き量
算出手段と、前記動き量算出手段の出力に基づいて前記
非線形処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰
手段での減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制
御手段とで構成される。
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記差分信号を用いて
動き量を検出する複数個の動き量検出手段と、前記複数
個の動き量検出手段の出力から動き量を算出する動き量
算出手段と、前記動き量算出手段の出力に基づいて前記
非線形処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰
手段での減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制
御手段とで構成される。
【0023】また同じ目的を達成するために、本発明の
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記差分信号を用いて
水平方向の動き量を検出する少なくとも1つの動き量検
出手段と、前記動き量検出手段毎に孤立点を除去する少
なくとも1つの孤立点除去手段と、前記少なくとも1つ
の孤立点除去手段の出力から動き量を算出する動き量算
出手段と、前記孤立点除去手段の出力に基づいて前記非
線形処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手
段での減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御
手段とで構成される。
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記差分信号を用いて
水平方向の動き量を検出する少なくとも1つの動き量検
出手段と、前記動き量検出手段毎に孤立点を除去する少
なくとも1つの孤立点除去手段と、前記少なくとも1つ
の孤立点除去手段の出力から動き量を算出する動き量算
出手段と、前記孤立点除去手段の出力に基づいて前記非
線形処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手
段での減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御
手段とで構成される。
【0024】また同じ目的を達成するために、本発明の
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記直
交変換手段の出力を用いて画像情報のエッジ成分を検出
するエッジ量検出手段と、前記動き量検出手段の出力と
前記エッジ量検出手段の出力に基づいて前記非線形処理
手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段での減
衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段とで
構成される。
雑音除去装置は、入力映像信号に応動した信号を遅延さ
せる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出
力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一
の減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換
を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対し
て非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理
手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変
換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手
段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記直
交変換手段の出力を用いて画像情報のエッジ成分を検出
するエッジ量検出手段と、前記動き量検出手段の出力と
前記エッジ量検出手段の出力に基づいて前記非線形処理
手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段での減
衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段とで
構成される。
【0025】
【作用】本発明は上記構成によって、非線形処理手段の
非線形処理の閾値及び減衰手段の減衰量の少なくとも一
方を適応制御手段で制御することにより、動領域画像の
劣化を抑えて、動領域画像と静止領域画像の双方におけ
る雑音を、効率良く除去するように作用する。
非線形処理の閾値及び減衰手段の減衰量の少なくとも一
方を適応制御手段で制御することにより、動領域画像の
劣化を抑えて、動領域画像と静止領域画像の双方におけ
る雑音を、効率良く除去するように作用する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施例の雑音除去装
置の構成図を示すものである。図1において、10は入
力端子で、雑音を含んだ映像信号が加えられる。11は
フレーム遅延手段で、後述する第二の減算手段19に接
続され、第二の減算手段19が出力する入力映像信号か
ら雑音成分を除いた出力信号をNフレーム(N=1,
2,・・・)遅延させるものである。12は第一の減算
手段で、入力端子10とフレーム遅延手段11に接続さ
れ、入力映像信号とフレーム遅延手段11が出力するN
フレーム分遅延された信号との差分信号(フレーム差分
信号))を得るためのものである。13は直列並列変換
手段で、第一の減算手段12に接続され、時間的に直列
な信号を時間的に並列なデータに変換し、画素ブロック
のデータを生成するものである。ここで、画素ブロック
のデータのサイズを水平方向にmサンプル、垂直方向に
nライン(m、nは自然数)とする。さらに、本実施例
では説明のために一例としてm=4、n=2とする。こ
こで直列並列変換手段13の構成例について説明する。
図2は直列並列変換手段13の構成図で、直列並列変換
手段13は(m−1)×n個の1サンプル遅延手段20
1〜206と(n−1)個のライン遅延手段207から
構成される。
置の構成図を示すものである。図1において、10は入
力端子で、雑音を含んだ映像信号が加えられる。11は
フレーム遅延手段で、後述する第二の減算手段19に接
続され、第二の減算手段19が出力する入力映像信号か
ら雑音成分を除いた出力信号をNフレーム(N=1,
2,・・・)遅延させるものである。12は第一の減算
手段で、入力端子10とフレーム遅延手段11に接続さ
れ、入力映像信号とフレーム遅延手段11が出力するN
フレーム分遅延された信号との差分信号(フレーム差分
信号))を得るためのものである。13は直列並列変換
手段で、第一の減算手段12に接続され、時間的に直列
な信号を時間的に並列なデータに変換し、画素ブロック
のデータを生成するものである。ここで、画素ブロック
のデータのサイズを水平方向にmサンプル、垂直方向に
nライン(m、nは自然数)とする。さらに、本実施例
では説明のために一例としてm=4、n=2とする。こ
こで直列並列変換手段13の構成例について説明する。
図2は直列並列変換手段13の構成図で、直列並列変換
手段13は(m−1)×n個の1サンプル遅延手段20
1〜206と(n−1)個のライン遅延手段207から
構成される。
【0028】図1において、14は直交変換手段で、直
列並列変換手段13に接続され、直列並列変換手段13
で生成された画素ブロックのデータに対して直交変換を
施すものである。本実施例では直交変換手段14での直
交変換をアダマール変換を例にとって説明する。アダマ
ール変換は回路構成が簡単で、変換、逆変換で回路を共
通に用いることができるという利点がある。15_1〜
15_kはk個(k=m×n)の非線形処理手段で、直
交変換手段14に接続され、直交変換された後のデータ
に対して非線形処理を施して雑音成分を抽出するもので
ある。16は直交逆変換手段で、非線形処理手段15_
1〜15_kに接続され、雑音成分として抽出されたデ
ータを直交逆変換するものである。
列並列変換手段13に接続され、直列並列変換手段13
で生成された画素ブロックのデータに対して直交変換を
施すものである。本実施例では直交変換手段14での直
交変換をアダマール変換を例にとって説明する。アダマ
ール変換は回路構成が簡単で、変換、逆変換で回路を共
通に用いることができるという利点がある。15_1〜
15_kはk個(k=m×n)の非線形処理手段で、直
交変換手段14に接続され、直交変換された後のデータ
に対して非線形処理を施して雑音成分を抽出するもので
ある。16は直交逆変換手段で、非線形処理手段15_
1〜15_kに接続され、雑音成分として抽出されたデ
ータを直交逆変換するものである。
【0029】17は並列直列変換手段で、直交逆変換手
段16に接続され、直交逆変換された水平方向にmサン
プル、垂直方向にnラインの時間的に並列なデータ(画
素ブロックのデータ)を、異なるブロック間で重なりあ
うサンプル点同士でその平均値をとる(積分操作)こと
で、時間的に直列な信号に変換する。ここで、並列直列
変換手段17の構成例について説明する。図3は並列直
列変換手段17の構成図で、並列直列変換手段17は
(m−1)×n個の1サンプル遅延手段211〜216
と(n−1)個のライン遅延手段217と(m×n−
1)個の加算手段218〜224と1/jの利得を有す
る減衰手段225から構成される。なお、実施例ではm
=4、n=2として説明するので、前記した値はそれぞ
れ、(m−1)×n=6、n−1=1、m×n−1=
7、1/j=1/8となる。
段16に接続され、直交逆変換された水平方向にmサン
プル、垂直方向にnラインの時間的に並列なデータ(画
素ブロックのデータ)を、異なるブロック間で重なりあ
うサンプル点同士でその平均値をとる(積分操作)こと
で、時間的に直列な信号に変換する。ここで、並列直列
変換手段17の構成例について説明する。図3は並列直
列変換手段17の構成図で、並列直列変換手段17は
(m−1)×n個の1サンプル遅延手段211〜216
と(n−1)個のライン遅延手段217と(m×n−
1)個の加算手段218〜224と1/jの利得を有す
る減衰手段225から構成される。なお、実施例ではm
=4、n=2として説明するので、前記した値はそれぞ
れ、(m−1)×n=6、n−1=1、m×n−1=
7、1/j=1/8となる。
【0030】図1において、18は減衰手段で、並列直
列変換手段17に接続され、並列直列変換手段17で積
分された信号の利得を下げるものである。19は第二の
減算手段で、入力端子10と減衰手段18に接続され、
入力映像信号から雑音成分である減衰手段18の出力信
号を減算することで入力映像信号から雑音成分を除去す
るものである。第二の減算手段19の出力はフレーム遅
延手段11に接続される。20は出力端子で第二の減算
手段19に接続され、雑音が除去された映像信号を出力
する。
列変換手段17に接続され、並列直列変換手段17で積
分された信号の利得を下げるものである。19は第二の
減算手段で、入力端子10と減衰手段18に接続され、
入力映像信号から雑音成分である減衰手段18の出力信
号を減算することで入力映像信号から雑音成分を除去す
るものである。第二の減算手段19の出力はフレーム遅
延手段11に接続される。20は出力端子で第二の減算
手段19に接続され、雑音が除去された映像信号を出力
する。
【0031】21は動き量検出手段で、直交変換手段1
4に接続され直交変換手段14の出力を用いて第一の減
算手段12が出力するフレーム差分信号に含まれる信号
成分の動き量の絶対値を検出するものである。
4に接続され直交変換手段14の出力を用いて第一の減
算手段12が出力するフレーム差分信号に含まれる信号
成分の動き量の絶対値を検出するものである。
【0032】22は適応制御手段で、動き量検出手段2
1、非線形処理手段15_1〜15_k、減衰手段18
に接続される。ここで、適応制御手段22の構成例につ
いて説明する。図4は適応制御手段22の構成図で、2
31は第一の制御手段で、動き量検出手段21、非線形
処理手段15_1〜15_kに接続され、動き量検出手
段21が出力する動き量をもとに、非線形処理手段15
_1〜15_kの非線形処理のための閾値を制御するも
のであり、232は第二の制御手段で、動き量検出手段
21、減衰手段18に接続され、動き量検出手段21が
出力する動き量をもとに、減衰手段18での帰還係数a
を制御するものである。
1、非線形処理手段15_1〜15_k、減衰手段18
に接続される。ここで、適応制御手段22の構成例につ
いて説明する。図4は適応制御手段22の構成図で、2
31は第一の制御手段で、動き量検出手段21、非線形
処理手段15_1〜15_kに接続され、動き量検出手
段21が出力する動き量をもとに、非線形処理手段15
_1〜15_kの非線形処理のための閾値を制御するも
のであり、232は第二の制御手段で、動き量検出手段
21、減衰手段18に接続され、動き量検出手段21が
出力する動き量をもとに、減衰手段18での帰還係数a
を制御するものである。
【0033】以上のように構成された第一の実施例の雑
音除去装置について、以下その動作を説明する。入力端
子10から雑音を含んだ映像信号が入力される。第一の
減算手段12で、フレーム遅延手段11が出力するNフ
レーム(N=1,2,・・・)遅延された信号と入力映
像信号との差分をとり、フレーム差分信号を出力する。
第一の減算手段12では、フレーム間で相関の小さい不
規則な雑音及び映像信号の動き成分が検出される。雑音
を含まない静止領域では、第一の減算手段12の出力は
0である。
音除去装置について、以下その動作を説明する。入力端
子10から雑音を含んだ映像信号が入力される。第一の
減算手段12で、フレーム遅延手段11が出力するNフ
レーム(N=1,2,・・・)遅延された信号と入力映
像信号との差分をとり、フレーム差分信号を出力する。
第一の減算手段12では、フレーム間で相関の小さい不
規則な雑音及び映像信号の動き成分が検出される。雑音
を含まない静止領域では、第一の減算手段12の出力は
0である。
【0034】第一の減算手段12で検出された雑音及び
動き成分の時間的に直列な信号は、直列並列変換手段1
3で、ラッチなどで構成される(m−1)個の1サンプ
ル遅延手段201〜206とラインメモリなどで構成さ
れる(n−1)個のライン遅延手段207により、水平
方向にmサンプル、垂直方向にnラインの時間的に並列
なデータに変換される。今、例としてm=4、n=2と
して説明する。直列並列変換手段13で生成される時間
的に並列なブロックを行列の形で(数4)に示す。
動き成分の時間的に直列な信号は、直列並列変換手段1
3で、ラッチなどで構成される(m−1)個の1サンプ
ル遅延手段201〜206とラインメモリなどで構成さ
れる(n−1)個のライン遅延手段207により、水平
方向にmサンプル、垂直方向にnラインの時間的に並列
なデータに変換される。今、例としてm=4、n=2と
して説明する。直列並列変換手段13で生成される時間
的に並列なブロックを行列の形で(数4)に示す。
【0035】
【数4】
【0036】ここで図5を用いて、k個(k=m×n=
8)のデータx00〜x03、x10〜x13で構成される画素
ブロックについて説明する。図5は4×2の画素ブロッ
クの構成図であり、x00を基準にすると、x01、x02、
x03は画面上でそれぞれ1サンプル、2サンプル、3サ
ンプル右へ位置するデータであり、x10を基準にする
と、x11、x12、x13は画面上でそれぞれ1サンプル、
2サンプル、3サンプル右へ位置するデータである。ま
た、x10〜x13はx00〜x03に対して画面上で1ライン
下へ位置するようなデータである。
8)のデータx00〜x03、x10〜x13で構成される画素
ブロックについて説明する。図5は4×2の画素ブロッ
クの構成図であり、x00を基準にすると、x01、x02、
x03は画面上でそれぞれ1サンプル、2サンプル、3サ
ンプル右へ位置するデータであり、x10を基準にする
と、x11、x12、x13は画面上でそれぞれ1サンプル、
2サンプル、3サンプル右へ位置するデータである。ま
た、x10〜x13はx00〜x03に対して画面上で1ライン
下へ位置するようなデータである。
【0037】直列並列変換手段13で変換された4×2
の画素ブロックのデータxij(0≦i≦1,0≦j≦
3)は、直交変換手段14でアダマール変換される。ア
ダマール変換後のデータをyij(0≦i≦1,0≦j≦
3)として、変換式を(数5)に示す。
の画素ブロックのデータxij(0≦i≦1,0≦j≦
3)は、直交変換手段14でアダマール変換される。ア
ダマール変換後のデータをyij(0≦i≦1,0≦j≦
3)として、変換式を(数5)に示す。
【0038】
【数5】
【0039】フレーム差分データxijにアダマール変換
を施すことで、水平方向及び垂直方向の相関が小さい不
規則な雑音成分は、例えば周波数特性の平坦な白色雑音
であるから、(数5)のy00〜y13にほぼ均等に分配さ
れ、それぞれのレベルはアダマール変換前の約1/8で
ある。一方、映像信号の動き成分は周波数特性を持って
おり、これをアダマール変換すると、(数5)のy00〜
y13の8成分のうちのある特定の成分に集中する。
を施すことで、水平方向及び垂直方向の相関が小さい不
規則な雑音成分は、例えば周波数特性の平坦な白色雑音
であるから、(数5)のy00〜y13にほぼ均等に分配さ
れ、それぞれのレベルはアダマール変換前の約1/8で
ある。一方、映像信号の動き成分は周波数特性を持って
おり、これをアダマール変換すると、(数5)のy00〜
y13の8成分のうちのある特定の成分に集中する。
【0040】次に、動き量検出手段21、適応制御手段
22と、非線形処理手段15_1〜15_kにおける動
作を図1と図4を用いて説明する。
22と、非線形処理手段15_1〜15_kにおける動
作を図1と図4を用いて説明する。
【0041】まず、動き量検出手段21は、直交変換手
段14の出力を用いて第一の減算手段12が出力するフ
レーム差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出する
ものであり、例えば、直交変換手段14が出力する複数
の信号(y00〜y13)を用いて算術演算や絶対値演算な
どを行い動き量を検出してもよい。ここでは簡単な例と
して直交変換手段14が出力するy00信号(8画素の総
和)の絶対値演算を行って得た値を動き量として用いる
こととする。
段14の出力を用いて第一の減算手段12が出力するフ
レーム差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出する
ものであり、例えば、直交変換手段14が出力する複数
の信号(y00〜y13)を用いて算術演算や絶対値演算な
どを行い動き量を検出してもよい。ここでは簡単な例と
して直交変換手段14が出力するy00信号(8画素の総
和)の絶対値演算を行って得た値を動き量として用いる
こととする。
【0042】動き量検出手段21が出力する動き量が大
きい場合、第一の減算手段12の出力であるフレーム差
分信号に雑音成分だけでなく信号の動き成分をも含むこ
とを示しており、逆に動き量検出手段21が出力する動
き量が小さい場合、第一の減算手段12の出力であるフ
レーム差分信号には雑音成分のみを含むことを示してい
る。
きい場合、第一の減算手段12の出力であるフレーム差
分信号に雑音成分だけでなく信号の動き成分をも含むこ
とを示しており、逆に動き量検出手段21が出力する動
き量が小さい場合、第一の減算手段12の出力であるフ
レーム差分信号には雑音成分のみを含むことを示してい
る。
【0043】動き量検出手段21で得られた動き量は、
適応制御手段22の第一の制御手段231と第二の制御
手段232に出力される。
適応制御手段22の第一の制御手段231と第二の制御
手段232に出力される。
【0044】適応制御手段22の第一の制御手段231
は、動き量検出手段21で得られた動き量に基づいて、
非線形処理手段15_1〜15_kにおける、y00〜y
13の8成分からなる画素ブロックのデータに対する非線
形処理のための閾値を生成する。ここで、図6に非線形
処理手段15_1〜15_kの入出力関係の例を示す。
図6は非線形処理手段15_1〜15_kの入出力特性
図で、入力の絶対値が閾値(図では値”A”で示す)以
下の場合は線形特性を持って出力し、入力の絶対値が閾
値以上の場合は逆の傾きを持つ特性とし、入力の絶対値
が閾値の2倍以上では出力を”0”に設定するという、
いわゆる、閾値を最大値とする非線形操作を行う。ここ
で、動き量検出手段21の出力が大きいものは、フレー
ム差分データを映像信号の動き成分とみなして、非線形
処理手段15_1〜15_kでの閾値を小さくすること
で、動き成分の信号の帰還量を小さくして動画像の劣化
を抑える。一方、動き量検出手段21の出力が小さいも
のは、フレーム差分データを雑音成分とみなして非線形
処理手段15_1〜15_kでの閾値を大きくして、即
ち雑音の帰還量を大きくして、雑音除去効果を大きくす
る。
は、動き量検出手段21で得られた動き量に基づいて、
非線形処理手段15_1〜15_kにおける、y00〜y
13の8成分からなる画素ブロックのデータに対する非線
形処理のための閾値を生成する。ここで、図6に非線形
処理手段15_1〜15_kの入出力関係の例を示す。
図6は非線形処理手段15_1〜15_kの入出力特性
図で、入力の絶対値が閾値(図では値”A”で示す)以
下の場合は線形特性を持って出力し、入力の絶対値が閾
値以上の場合は逆の傾きを持つ特性とし、入力の絶対値
が閾値の2倍以上では出力を”0”に設定するという、
いわゆる、閾値を最大値とする非線形操作を行う。ここ
で、動き量検出手段21の出力が大きいものは、フレー
ム差分データを映像信号の動き成分とみなして、非線形
処理手段15_1〜15_kでの閾値を小さくすること
で、動き成分の信号の帰還量を小さくして動画像の劣化
を抑える。一方、動き量検出手段21の出力が小さいも
のは、フレーム差分データを雑音成分とみなして非線形
処理手段15_1〜15_kでの閾値を大きくして、即
ち雑音の帰還量を大きくして、雑音除去効果を大きくす
る。
【0045】ここで、第一の制御手段231における入
出力関係の一例を図7に示す。図7は第一の制御手段2
31の入出力特性図で、動き量検出手段21の値と非線
形処理手段15_1〜15_kの閾値との関係を示す。
出力関係の一例を図7に示す。図7は第一の制御手段2
31の入出力特性図で、動き量検出手段21の値と非線
形処理手段15_1〜15_kの閾値との関係を示す。
【0046】非線形処理手段15_1〜15_kにおい
て非線形処理された出力を、入力yijに対応させてy’
ijとする。直交逆変換手段16ではy’ijに対して(数
6)に示す4×2次のアダマール逆変換を施す。ここで
x’ijは直交逆変換手段16の出力である。
て非線形処理された出力を、入力yijに対応させてy’
ijとする。直交逆変換手段16ではy’ijに対して(数
6)に示す4×2次のアダマール逆変換を施す。ここで
x’ijは直交逆変換手段16の出力である。
【0047】
【数6】
【0048】(数6)からも分かるように、係数1/8
の有無を除けばアダマール逆変換式はアダマール変換式
と同一である。
の有無を除けばアダマール逆変換式はアダマール変換式
と同一である。
【0049】次に直交逆変換手段16で、アダマール逆
変換されたデータは図3に示す並列直列変換手段17で
4×2個の時間的に並列な画素ブロックのデータx’ij
(0≦i≦1,0≦j≦3)を時間的に直列な8個のデ
ータに変換し、更に異なる画素ブロックが重なりあうサ
ンプル点では、ブロック同士でその平均をとる。
変換されたデータは図3に示す並列直列変換手段17で
4×2個の時間的に並列な画素ブロックのデータx’ij
(0≦i≦1,0≦j≦3)を時間的に直列な8個のデ
ータに変換し、更に異なる画素ブロックが重なりあうサ
ンプル点では、ブロック同士でその平均をとる。
【0050】次いで、並列直列変換されたデータに対し
て、減衰手段18にて適応制御手段22が生成する帰還
係数を乗じる。
て、減衰手段18にて適応制御手段22が生成する帰還
係数を乗じる。
【0051】次に、動き量検出手段21、適応制御手段
22と、減衰手段18の動作を図1と図4を用いて説明
する。
22と、減衰手段18の動作を図1と図4を用いて説明
する。
【0052】適応制御手段22の第二の制御手段232
は、動き量検出手段21で得られた動き量に基づいて減
衰手段18で利得、即ち帰還係数a(0≦a<1)を制
御する。ここで、動き量検出手段21の出力が大きいも
のは、フレーム差分データを映像信号の動き成分とみな
して、減衰手段18での帰還係数aを小さくすること
で、動き成分の信号の帰還量を小さくして動画像の劣化
を抑える。一方、動き量検出手段21の出力が小さいも
のは、フレーム差分データを雑音成分とみなして減衰手
段18で帰還係数aを大きくして、即ち雑音の帰還量を
大きくして、雑音除去効果を大きくする。
は、動き量検出手段21で得られた動き量に基づいて減
衰手段18で利得、即ち帰還係数a(0≦a<1)を制
御する。ここで、動き量検出手段21の出力が大きいも
のは、フレーム差分データを映像信号の動き成分とみな
して、減衰手段18での帰還係数aを小さくすること
で、動き成分の信号の帰還量を小さくして動画像の劣化
を抑える。一方、動き量検出手段21の出力が小さいも
のは、フレーム差分データを雑音成分とみなして減衰手
段18で帰還係数aを大きくして、即ち雑音の帰還量を
大きくして、雑音除去効果を大きくする。
【0053】ここで、第二の制御手段232における入
出力関係の一例を図8に示す。図8は第二の制御手段2
32の入出力特性図で、動き量検出手段21の値と減衰
手段18での帰還係数との関係を示す。
出力関係の一例を図8に示す。図8は第二の制御手段2
32の入出力特性図で、動き量検出手段21の値と減衰
手段18での帰還係数との関係を示す。
【0054】最後に、第二の減算手段19で、雑音とし
て抽出されたデータを入力映像信号から減算すること
で、出力端子20に、動画像の劣化の少ない、雑音除去
された映像信号を得ることができる。
て抽出されたデータを入力映像信号から減算すること
で、出力端子20に、動画像の劣化の少ない、雑音除去
された映像信号を得ることができる。
【0055】以上のように、本実施例によれば、映像信
号が加えられる入力端子10と、第二の減算手段の出力
をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレーム
遅延手段11と、入力映像信号とフレーム遅延手段11
からの出力信号の差分をとる第一の減算手段12と、時
間的に直列なフレーム差分データを、時間的に並列な画
素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段13
と、直交変換を行う直交変換手段14と、直交変換され
たデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段15
_1〜15_kと、非線形処理されたデータに対して直
交逆変換を施す直交逆変換手段16と、直交逆変換され
たデータに対して、時間的に並列な画素ブロックのデー
タを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブロッ
ク間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換手段
17と、時間的に直列化されたデータに対して帰還係数
を乗じる減衰手段18と、入力映像信号から抽出された
雑音成分を差し引く第二の減算手段19と、直交変換手
段14の出力を用いて第一の減算手段12の出力である
フレーム差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出す
る動き量検出手段21と、非線形処理手段15_1〜1
5_kの閾値及び減衰手段18での帰還係数を動き量検
出手段21の出力である動き量に応じて制御する適応制
御手段22を設けることにより、動画像の劣化が少ない
状態で、動領域、静止領域の双方における雑音成分を効
果的に除去できる。
号が加えられる入力端子10と、第二の減算手段の出力
をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレーム
遅延手段11と、入力映像信号とフレーム遅延手段11
からの出力信号の差分をとる第一の減算手段12と、時
間的に直列なフレーム差分データを、時間的に並列な画
素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段13
と、直交変換を行う直交変換手段14と、直交変換され
たデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段15
_1〜15_kと、非線形処理されたデータに対して直
交逆変換を施す直交逆変換手段16と、直交逆変換され
たデータに対して、時間的に並列な画素ブロックのデー
タを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブロッ
ク間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換手段
17と、時間的に直列化されたデータに対して帰還係数
を乗じる減衰手段18と、入力映像信号から抽出された
雑音成分を差し引く第二の減算手段19と、直交変換手
段14の出力を用いて第一の減算手段12の出力である
フレーム差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出す
る動き量検出手段21と、非線形処理手段15_1〜1
5_kの閾値及び減衰手段18での帰還係数を動き量検
出手段21の出力である動き量に応じて制御する適応制
御手段22を設けることにより、動画像の劣化が少ない
状態で、動領域、静止領域の双方における雑音成分を効
果的に除去できる。
【0056】なお、本発明において非線形処理手段15
_1〜15_kにおける入出力特性は図6に示すものに
限ったものではなく、例えば直線で表される特性の傾き
は1でなくてもよく、非直線で表される特性をもったも
のでもよい。また、第一の制御手段231における入出
力関係、第二の制御手段232における入出力特性は図
7及び図8に示すものに限ったものではない。
_1〜15_kにおける入出力特性は図6に示すものに
限ったものではなく、例えば直線で表される特性の傾き
は1でなくてもよく、非直線で表される特性をもったも
のでもよい。また、第一の制御手段231における入出
力関係、第二の制御手段232における入出力特性は図
7及び図8に示すものに限ったものではない。
【0057】さらに、本実施例では画素ブロックのデー
タを、水平方向にmサンプル、垂直方向にnライン
(m、nは自然数)連続して定義したが、例えば水平方
向にpサンプル間隔でmサンプル、垂直方向にqライン
間隔でnライン(ただし、m、n、p、qは自然数)と
して定義してもよい。ただし、この場合、直列並列変換
手段や並列直列変換手段に用いるライン遅延手段はqラ
イン遅延手段を、1サンプル遅延手段はpサンプル遅延
手段を用いればよい。
タを、水平方向にmサンプル、垂直方向にnライン
(m、nは自然数)連続して定義したが、例えば水平方
向にpサンプル間隔でmサンプル、垂直方向にqライン
間隔でnライン(ただし、m、n、p、qは自然数)と
して定義してもよい。ただし、この場合、直列並列変換
手段や並列直列変換手段に用いるライン遅延手段はqラ
イン遅延手段を、1サンプル遅延手段はpサンプル遅延
手段を用いればよい。
【0058】以下、本発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。図9は本発明の第2の実施例
の雑音除去装置の構成図を示すものである。
を参照しながら説明する。図9は本発明の第2の実施例
の雑音除去装置の構成図を示すものである。
【0059】まず、第2の実施例の構成について、図1
の第1の実施例と比較して述べる。図9において、30
は入力端子、31はフレーム遅延手段、32は第一の減
算手段、33は直列並列変換手段、34は直交変換手段
で、それぞれ図1の10〜14と同様なものである。3
5_1〜35_kは非線形処理手段で、図1の15_1
〜15_kと同様なものである。36は直交逆変換手
段、37は並列直列変換手段、38は減衰手段、39は
第二の減算手段、40は出力端子、41は動き量検出手
段で、それぞれ図1の16〜21と同様なものである。
の第1の実施例と比較して述べる。図9において、30
は入力端子、31はフレーム遅延手段、32は第一の減
算手段、33は直列並列変換手段、34は直交変換手段
で、それぞれ図1の10〜14と同様なものである。3
5_1〜35_kは非線形処理手段で、図1の15_1
〜15_kと同様なものである。36は直交逆変換手
段、37は並列直列変換手段、38は減衰手段、39は
第二の減算手段、40は出力端子、41は動き量検出手
段で、それぞれ図1の16〜21と同様なものである。
【0060】42は孤立点除去手段で、動き量検出手段
41の出力から孤立点を除去するものであり、その構成
例について説明する。図10は孤立点除去手段42の構
成図で、241はrサンプル遅延手段で、入力されるデ
ータをrサンプル時間(rは自然数)遅延するものであ
り、242はsサンプル遅延手段で、入力されるデータ
をsサンプル時間(sは自然数)遅延するものであり、
243は中間値選択手段で、入力される複数のデータか
ら中間の値のデータを選択し、その絶対値を出力するも
のである。
41の出力から孤立点を除去するものであり、その構成
例について説明する。図10は孤立点除去手段42の構
成図で、241はrサンプル遅延手段で、入力されるデ
ータをrサンプル時間(rは自然数)遅延するものであ
り、242はsサンプル遅延手段で、入力されるデータ
をsサンプル時間(sは自然数)遅延するものであり、
243は中間値選択手段で、入力される複数のデータか
ら中間の値のデータを選択し、その絶対値を出力するも
のである。
【0061】すなわち、孤立点除去手段42は、遅延の
ないデータと、rサンプル遅延手段241でrサンプル
時間遅延したデータと、sサンプル遅延手段242で
(r+s)サンプル時間遅延したデータとを用いて、中
間値選択手段243で中間の値を選択し出力すること
で、rサンプル後のデータとsサンプル前のデータを用
いた孤立点除去を行うフィルタを構成する。
ないデータと、rサンプル遅延手段241でrサンプル
時間遅延したデータと、sサンプル遅延手段242で
(r+s)サンプル時間遅延したデータとを用いて、中
間値選択手段243で中間の値を選択し出力すること
で、rサンプル後のデータとsサンプル前のデータを用
いた孤立点除去を行うフィルタを構成する。
【0062】43は適応制御手段で、第1の実施例中の
図1の適応制御手段22と同一の動作をし、図4に示す
構成と同一の構成のものである。適応制御手段43は、
孤立点除去手段42、非線形処理手段35_1〜35_
k、減衰手段38に接続され、第一の制御手段231
は、孤立点除去手段42が出力する孤立点除去された動
き量検出信号をもとに非線形処理手段35_1〜35_
kの非線形処理のための閾値を制御するものであり、第
二の制御手段242は、孤立点除去手段42が出力する
孤立点除去された動き量検出信号をもとに減衰手段38
での帰還係数aを制御するものである。
図1の適応制御手段22と同一の動作をし、図4に示す
構成と同一の構成のものである。適応制御手段43は、
孤立点除去手段42、非線形処理手段35_1〜35_
k、減衰手段38に接続され、第一の制御手段231
は、孤立点除去手段42が出力する孤立点除去された動
き量検出信号をもとに非線形処理手段35_1〜35_
kの非線形処理のための閾値を制御するものであり、第
二の制御手段242は、孤立点除去手段42が出力する
孤立点除去された動き量検出信号をもとに減衰手段38
での帰還係数aを制御するものである。
【0063】以上のように構成された第2の実施例の雑
音除去装置について、以下その動作を第1の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子30に加え、第一の減算手段32で、入力映像信号
とフレーム遅延手段31の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段33で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
34でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段35_1〜35_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段36でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段37で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段38で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段39で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子40に雑音除去さ
れた映像信号を得るという基本的動作は、第1の実施例
と同様である。
音除去装置について、以下その動作を第1の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子30に加え、第一の減算手段32で、入力映像信号
とフレーム遅延手段31の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段33で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
34でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段35_1〜35_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段36でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段37で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段38で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段39で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子40に雑音除去さ
れた映像信号を得るという基本的動作は、第1の実施例
と同様である。
【0064】第1の実施例では、動き量検出手段21を
用いて適応制御手段22を制御したが、第2の実施例で
は、動き量検出手段41の出力に対して孤立点データを
除去する機能を持つ孤立点除去手段42を介して適応制
御手段43を制御する。
用いて適応制御手段22を制御したが、第2の実施例で
は、動き量検出手段41の出力に対して孤立点データを
除去する機能を持つ孤立点除去手段42を介して適応制
御手段43を制御する。
【0065】動き量検出手段41は、直交変換手段34
の出力を用いて第一の減算手段32が出力するフレーム
差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出するが、そ
の信号成分の動き量は映像信号に依存し、映像信号その
ものについては水平方向、垂直方向、または時間軸方向
に相関を持っており、例えば1画素のみ動き量が大きい
(または小さい)という場合は希である。そこで、もし
このような場合は、該当画素を特異点(孤立点)と考
え、周囲画素の動き量に置き換える処理(孤立点除去処
理)を行うことで、表示画像全体からみてきわめて自然
な動き量を得ることができる。そのため、動き量検出手
段41と適応制御手段43との間に孤立点除去手段42
を介し、動き量検出手段41が出力する動き量を用いて
孤立点除去手段42は動き量の孤立点データを除去し、
適応制御手段43は非線形処理手段35_1〜35_k
で行う非線形処理のための閾値と減衰手段38で行う減
衰処理のための帰還係数を孤立点除去手段42が出力す
る自然な動き量に応じて適応的に制御する。
の出力を用いて第一の減算手段32が出力するフレーム
差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出するが、そ
の信号成分の動き量は映像信号に依存し、映像信号その
ものについては水平方向、垂直方向、または時間軸方向
に相関を持っており、例えば1画素のみ動き量が大きい
(または小さい)という場合は希である。そこで、もし
このような場合は、該当画素を特異点(孤立点)と考
え、周囲画素の動き量に置き換える処理(孤立点除去処
理)を行うことで、表示画像全体からみてきわめて自然
な動き量を得ることができる。そのため、動き量検出手
段41と適応制御手段43との間に孤立点除去手段42
を介し、動き量検出手段41が出力する動き量を用いて
孤立点除去手段42は動き量の孤立点データを除去し、
適応制御手段43は非線形処理手段35_1〜35_k
で行う非線形処理のための閾値と減衰手段38で行う減
衰処理のための帰還係数を孤立点除去手段42が出力す
る自然な動き量に応じて適応的に制御する。
【0066】第1の実施例では、動き量の孤立点と周囲
との間には雑音除去量の差による違和感が若干みられた
が、第2の実施例では前記違和感はほとんど見られず、
動画像の劣化の少ない雑音除去された映像信号を出力端
子40より得ることができる。
との間には雑音除去量の差による違和感が若干みられた
が、第2の実施例では前記違和感はほとんど見られず、
動画像の劣化の少ない雑音除去された映像信号を出力端
子40より得ることができる。
【0067】以上のように、第2の実施例によれば、映
像信号が加えられる入力端子30と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段31と、入力映像信号とフレーム遅延手段
31からの出力信号の差分をとる第一の減算手段32
と、時間的に直列なフレーム差分データを、時間的に並
列な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段
33と、直交変換を行う直交変換手段34と、直交変換
されたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段
35_1〜35_kと、非線形処理されたデータに対し
て直交逆変換を施す直交逆変換手段36と、直交逆変換
されたデータに対して、時間的に並列な画素ブロックの
データを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブ
ロック間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換
手段37と、時間的に直列化されたデータに対して帰還
係数を乗じる減衰手段38と、入力映像信号から、抽出
された雑音成分を差し引く第二の減算手段39と、直交
変換手段34の出力を用いて第一の減算手段32の出力
であるフレーム差分信号に含まれる信号成分の動き量を
検出する動き量検出手段41と、動き量検出手段41で
検出された動き量から孤立したデータを除去する孤立点
除去手段42と、非線形処理手段35_1〜35_kの
閾値及び減衰手段38での帰還係数を孤立点除去手段4
2の出力である孤立点除去された動き量に応じて制御す
る適応制御手段43を設けることにより、動画像の劣化
が少ない状態で、動領域、静止領域の双方における雑音
成分を効果的に除去できる。
像信号が加えられる入力端子30と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段31と、入力映像信号とフレーム遅延手段
31からの出力信号の差分をとる第一の減算手段32
と、時間的に直列なフレーム差分データを、時間的に並
列な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段
33と、直交変換を行う直交変換手段34と、直交変換
されたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段
35_1〜35_kと、非線形処理されたデータに対し
て直交逆変換を施す直交逆変換手段36と、直交逆変換
されたデータに対して、時間的に並列な画素ブロックの
データを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブ
ロック間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換
手段37と、時間的に直列化されたデータに対して帰還
係数を乗じる減衰手段38と、入力映像信号から、抽出
された雑音成分を差し引く第二の減算手段39と、直交
変換手段34の出力を用いて第一の減算手段32の出力
であるフレーム差分信号に含まれる信号成分の動き量を
検出する動き量検出手段41と、動き量検出手段41で
検出された動き量から孤立したデータを除去する孤立点
除去手段42と、非線形処理手段35_1〜35_kの
閾値及び減衰手段38での帰還係数を孤立点除去手段4
2の出力である孤立点除去された動き量に応じて制御す
る適応制御手段43を設けることにより、動画像の劣化
が少ない状態で、動領域、静止領域の双方における雑音
成分を効果的に除去できる。
【0068】なお、孤立点除去手段42のrサンプル遅
延手段241とsサンプル遅延手段242のrおよびs
で示したサンプル時間遅延量について、もしr=sであ
れば孤立点除去手段42はいわゆる中間値フィルタを構
成するが、孤立点除去手段42では必ずしもr=sなる
フィルタに限定する必要はない。また、本実施例で用い
た構成の孤立点除去手段を直列に複数個用いて、一個の
孤立点除去手段42としてもよい。
延手段241とsサンプル遅延手段242のrおよびs
で示したサンプル時間遅延量について、もしr=sであ
れば孤立点除去手段42はいわゆる中間値フィルタを構
成するが、孤立点除去手段42では必ずしもr=sなる
フィルタに限定する必要はない。また、本実施例で用い
た構成の孤立点除去手段を直列に複数個用いて、一個の
孤立点除去手段42としてもよい。
【0069】また、本実施例において、孤立点除去手段
42は水平方向の孤立点除去を行った例を示したが、
r、sサンプル遅延手段をr、sライン遅延手段に置き
換えれば垂直方向の孤立点除去を行うことができ、r、
sフレーム遅延手段に置き換えれば時間軸方向の孤立点
除去を行うことができる。さらに、水平方向、垂直方
向、時間軸方向の孤立点除去を組み合わせることで孤立
点除去の性能を向上させることができることは言うまで
もない。
42は水平方向の孤立点除去を行った例を示したが、
r、sサンプル遅延手段をr、sライン遅延手段に置き
換えれば垂直方向の孤立点除去を行うことができ、r、
sフレーム遅延手段に置き換えれば時間軸方向の孤立点
除去を行うことができる。さらに、水平方向、垂直方
向、時間軸方向の孤立点除去を組み合わせることで孤立
点除去の性能を向上させることができることは言うまで
もない。
【0070】以下、本発明の第3の実施例について図面
を参照しながら説明する。図11は本発明の第3の実施
例の雑音除去装置の構成図を示すものである。
を参照しながら説明する。図11は本発明の第3の実施
例の雑音除去装置の構成図を示すものである。
【0071】まず、第3の実施例の構成について、図1
の第1の実施例と比較して述べる。図11において、5
0は入力端子、51はフレーム遅延手段、52は第一の
減算手段、53は直列並列変換手段、54は直交変換手
段で、それぞれ図1の10〜14と同様なものである。
55_1〜55_kは非線形処理手段で、図1の15_
1〜15_kと同様なものである。56は直交逆変換手
段、57は並列直列変換手段、58は減衰手段、59は
第二の減算手段、60は出力端子で、それぞれ図1の1
6〜20と同様なものである。
の第1の実施例と比較して述べる。図11において、5
0は入力端子、51はフレーム遅延手段、52は第一の
減算手段、53は直列並列変換手段、54は直交変換手
段で、それぞれ図1の10〜14と同様なものである。
55_1〜55_kは非線形処理手段で、図1の15_
1〜15_kと同様なものである。56は直交逆変換手
段、57は並列直列変換手段、58は減衰手段、59は
第二の減算手段、60は出力端子で、それぞれ図1の1
6〜20と同様なものである。
【0072】61_1、61_2は動き量検出手段で直
列並列変換手段53に接続され、直列並列変換手段53
の出力を用いて第一の減算手段52が出力するフレーム
差分信号に含まれる信号成分の水平方向の動き量をそれ
ぞれ検出するものである。
列並列変換手段53に接続され、直列並列変換手段53
の出力を用いて第一の減算手段52が出力するフレーム
差分信号に含まれる信号成分の水平方向の動き量をそれ
ぞれ検出するものである。
【0073】62は動き量算出手段で動き量検出手段6
1_1、61_2に接続され、動き量検出手段61_
1、61_2の出力である複数の水平方向の動き量を用
いて動き量を算出するものである。
1_1、61_2に接続され、動き量検出手段61_
1、61_2の出力である複数の水平方向の動き量を用
いて動き量を算出するものである。
【0074】63は適応制御手段で、第1の実施例中の
図1の適応制御手段22と同一の動作をし、図4に示す
構成と同一の構成のものである。適応制御手段63は、
動き量算出手段62、非線形処理手段55_1〜55_
k、減衰手段58に接続され、第一の制御手段231
は、動き量算出手段62が出力する動き量算出信号をも
とに非線形処理手段55_1〜55_kの非線形処理の
ためのいき値を制御するものであり、第二の制御手段2
42は、動き量算出手段62が出力する動き量算出信号
をもとに減衰手段58の帰還係数aを制御するものであ
る。
図1の適応制御手段22と同一の動作をし、図4に示す
構成と同一の構成のものである。適応制御手段63は、
動き量算出手段62、非線形処理手段55_1〜55_
k、減衰手段58に接続され、第一の制御手段231
は、動き量算出手段62が出力する動き量算出信号をも
とに非線形処理手段55_1〜55_kの非線形処理の
ためのいき値を制御するものであり、第二の制御手段2
42は、動き量算出手段62が出力する動き量算出信号
をもとに減衰手段58の帰還係数aを制御するものであ
る。
【0075】以上のように構成された第3の実施例の雑
音除去装置について、以下その動作を第1の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子50に加え、第一の減算手段52で、入力映像信号
とフレーム遅延手段51の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段53で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
54でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段55_1〜55_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段56でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段57で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段58で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段59で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子60に雑音除去さ
れた映像信号を得るという基本的動作は、第1の実施例
と同様である。
音除去装置について、以下その動作を第1の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子50に加え、第一の減算手段52で、入力映像信号
とフレーム遅延手段51の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段53で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
54でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段55_1〜55_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段56でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段57で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段58で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段59で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子60に雑音除去さ
れた映像信号を得るという基本的動作は、第1の実施例
と同様である。
【0076】第1の実施例では、動き量検出手段21を
用いて適応制御手段22を制御したが、第3の実施例で
は、直列並列変換手段53の出力より複数個の動き量検
出手段61_1、61_2を用いて水平方向の動き量を
検出し、動き量算出手段62にて動き量算出を行い、こ
の出力を用いて適応制御手段63を制御する。
用いて適応制御手段22を制御したが、第3の実施例で
は、直列並列変換手段53の出力より複数個の動き量検
出手段61_1、61_2を用いて水平方向の動き量を
検出し、動き量算出手段62にて動き量算出を行い、こ
の出力を用いて適応制御手段63を制御する。
【0077】動き量検出手段61_1、61_2は、直
列並列変換手段53の出力を用いて第一の減算手段32
が出力するフレーム差分信号に含まれる信号成分の水平
方向の動き量をそれぞれ検出し、動き量算出手段62
は、ここで得られた複数の水平方向の動き量を用いて総
合的に動き量を算出する。動き量算出手段62は、例え
ば入力される複数のデータに対して、最大値、最小値、
平均値、あるいは中間値を算出(選択)してその絶対値
を出力する。適応制御手段63は、動き量算出手段62
で算出された動き量を用いて、非線形処理手段55_1
〜55_kで行う非線形処理のための閾値と減衰手段5
8で行う減衰処理のための帰還係数を適応的に制御す
る。
列並列変換手段53の出力を用いて第一の減算手段32
が出力するフレーム差分信号に含まれる信号成分の水平
方向の動き量をそれぞれ検出し、動き量算出手段62
は、ここで得られた複数の水平方向の動き量を用いて総
合的に動き量を算出する。動き量算出手段62は、例え
ば入力される複数のデータに対して、最大値、最小値、
平均値、あるいは中間値を算出(選択)してその絶対値
を出力する。適応制御手段63は、動き量算出手段62
で算出された動き量を用いて、非線形処理手段55_1
〜55_kで行う非線形処理のための閾値と減衰手段5
8で行う減衰処理のための帰還係数を適応的に制御す
る。
【0078】動き量検出を行う部分は、第1の実施例で
は動き量検出手段21にて直交変換手段14の出力を用
いて1つだけ出力するように構成したが、第3の実施例
では直列並列変換手段53の出力を用いて複数の水平方
向の動き量を動き量検出手段61_1、61_2で検出
し、得られた複数の出力から動き量算出手段62で動き
量を算出して得るように構成したため、第3の実施例の
方がより正しい動き量を得ることができるよう構成され
ている。従って、第3の実施例の方がより自然な映像信
号で、かつ、動画像の劣化の少ない雑音除去された映像
信号を出力端子60より得ることができる。
は動き量検出手段21にて直交変換手段14の出力を用
いて1つだけ出力するように構成したが、第3の実施例
では直列並列変換手段53の出力を用いて複数の水平方
向の動き量を動き量検出手段61_1、61_2で検出
し、得られた複数の出力から動き量算出手段62で動き
量を算出して得るように構成したため、第3の実施例の
方がより正しい動き量を得ることができるよう構成され
ている。従って、第3の実施例の方がより自然な映像信
号で、かつ、動画像の劣化の少ない雑音除去された映像
信号を出力端子60より得ることができる。
【0079】以上のように、第3の実施例によれば、映
像信号が加えられる入力端子50と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段51と、入力映像信号とフレーム遅延手段
51からの出力信号の差分をとる第一の減算手段52
と、時間的に直列なフレーム差分データを、時間的に並
列な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段
53と、直交変換を行う直交変換手段54と、直交変換
されたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段
55_1〜55_kと、非線形処理されたデータに対し
て直交逆変換を施す直交逆変換手段56と、直交逆変換
されたデータに対して、時間的に並列な画素ブロックの
データを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブ
ロック間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換
手段57と、時間的に直列化されたデータに対して帰還
係数を乗じる減衰手段58と、入力映像信号から抽出さ
れた雑音成分を差し引く第二の減算手段59と、直列並
列変換手段53の出力を用いて第一の減算手段52の出
力であるフレーム差分信号に含まれる信号成分の水平方
向の動き量を検出する複数の動き量検出手段61_1、
61_2と、動き量検出手段61_1、61_2の複数
の出力から総合的な動き量を算出する動き量算出手段6
2と、非線形処理手段55_1〜55_kの閾値及び減
衰手段58の帰還係数を動き量算出手段62の出力であ
る動き量に応じて制御する適応制御手段63を設けるこ
とにより、動画像の劣化が少ない状態で、動領域、静止
領域の双方における雑音成分を効果的に除去できる。
像信号が加えられる入力端子50と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段51と、入力映像信号とフレーム遅延手段
51からの出力信号の差分をとる第一の減算手段52
と、時間的に直列なフレーム差分データを、時間的に並
列な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段
53と、直交変換を行う直交変換手段54と、直交変換
されたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段
55_1〜55_kと、非線形処理されたデータに対し
て直交逆変換を施す直交逆変換手段56と、直交逆変換
されたデータに対して、時間的に並列な画素ブロックの
データを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブ
ロック間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換
手段57と、時間的に直列化されたデータに対して帰還
係数を乗じる減衰手段58と、入力映像信号から抽出さ
れた雑音成分を差し引く第二の減算手段59と、直列並
列変換手段53の出力を用いて第一の減算手段52の出
力であるフレーム差分信号に含まれる信号成分の水平方
向の動き量を検出する複数の動き量検出手段61_1、
61_2と、動き量検出手段61_1、61_2の複数
の出力から総合的な動き量を算出する動き量算出手段6
2と、非線形処理手段55_1〜55_kの閾値及び減
衰手段58の帰還係数を動き量算出手段62の出力であ
る動き量に応じて制御する適応制御手段63を設けるこ
とにより、動画像の劣化が少ない状態で、動領域、静止
領域の双方における雑音成分を効果的に除去できる。
【0080】なお、第3の実施例において、動き量検出
手段61_1、61_2は2つの場合について説明した
が、本発明は2つに限定される訳ではなく、さらに複数
個同様のものを用いて構成すれば効果が増すことは言う
までもない。また、動き量検出手段61_1、61_2
は水平方向の動き量検出を行うように説明したが、水平
方向に限定されるわけではなく、垂直方向の動き量検出
を行ってもよく、また水平方向と垂直方向を組み合わせ
た構成であってもよい。
手段61_1、61_2は2つの場合について説明した
が、本発明は2つに限定される訳ではなく、さらに複数
個同様のものを用いて構成すれば効果が増すことは言う
までもない。また、動き量検出手段61_1、61_2
は水平方向の動き量検出を行うように説明したが、水平
方向に限定されるわけではなく、垂直方向の動き量検出
を行ってもよく、また水平方向と垂直方向を組み合わせ
た構成であってもよい。
【0081】以下、本発明の第4の実施例について図面
を参照しながら説明する。図12は本発明の第4の実施
例の雑音除去装置の構成図を示すものである。
を参照しながら説明する。図12は本発明の第4の実施
例の雑音除去装置の構成図を示すものである。
【0082】まず、第4の実施例の構成について、図1
1の第3の実施例と比較して述べる。図12において、
70は入力端子、71はフレーム遅延手段、72は第一
の減算手段、73は直列並列変換手段、74は直交変換
手段で、それぞれ図11の50〜54と同様なものであ
る。75_1〜75_kは非線形処理手段で、図11の
55_1〜55_kと同様なものである。76は直交逆
変換手段、77は並列直列変換手段、78は減衰手段、
79は第二の減算手段、80は出力端子で、それぞれ図
11の56〜60と同様なものである。
1の第3の実施例と比較して述べる。図12において、
70は入力端子、71はフレーム遅延手段、72は第一
の減算手段、73は直列並列変換手段、74は直交変換
手段で、それぞれ図11の50〜54と同様なものであ
る。75_1〜75_kは非線形処理手段で、図11の
55_1〜55_kと同様なものである。76は直交逆
変換手段、77は並列直列変換手段、78は減衰手段、
79は第二の減算手段、80は出力端子で、それぞれ図
11の56〜60と同様なものである。
【0083】81_1、81_2は動き量検出手段で直
列並列変換手段73に接続され、直列並列変換手段73
の出力を用いて、第一の減算手段72が出力するフレー
ム差分信号に含まれる信号成分の水平方向の動き量をそ
れぞれ検出するものであり、図11の61_1、61_
2と同様なものである。
列並列変換手段73に接続され、直列並列変換手段73
の出力を用いて、第一の減算手段72が出力するフレー
ム差分信号に含まれる信号成分の水平方向の動き量をそ
れぞれ検出するものであり、図11の61_1、61_
2と同様なものである。
【0084】82_1、82_2は孤立点除去手段でそ
れぞれ動き量検出手段81_1、81_2に接続され、
動き量検出手段81_1、81_2の出力から孤立点を
除去するものであり、その動作および構成は第2の実施
例で図10を用いて説明した孤立点除去手段42と同様
なものであり、遅延のないデータと、rサンプル遅延手
段241でrサンプル時間遅延したデータと、sサンプ
ル遅延手段242でr+sサンプル時間遅延したデータ
とを用いて、中間値選択手段243で中間の値を選択し
出力することで、rサンプル後のデータとsサンプル前
のデータを用いた孤立点除去を行うフィルタを構成す
る。
れぞれ動き量検出手段81_1、81_2に接続され、
動き量検出手段81_1、81_2の出力から孤立点を
除去するものであり、その動作および構成は第2の実施
例で図10を用いて説明した孤立点除去手段42と同様
なものであり、遅延のないデータと、rサンプル遅延手
段241でrサンプル時間遅延したデータと、sサンプ
ル遅延手段242でr+sサンプル時間遅延したデータ
とを用いて、中間値選択手段243で中間の値を選択し
出力することで、rサンプル後のデータとsサンプル前
のデータを用いた孤立点除去を行うフィルタを構成す
る。
【0085】83は動き量算出手段で孤立点除去手段8
2_1、82_2に接続され、孤立点除去手段82_
1、82_2の出力である孤立点除去された複数の水平
方向の動き量を用いて動き量を算出するものである。
2_1、82_2に接続され、孤立点除去手段82_
1、82_2の出力である孤立点除去された複数の水平
方向の動き量を用いて動き量を算出するものである。
【0086】84は適応制御手段で、第1の実施例中の
図1の適応制御手段22もしくは第3の実施例中の図1
1の適応制御手段63と同一の動作をし、図4に示す構
成と同一の構成のものである。適応制御手段84は、動
き量算出手段83、非線形処理手段75_1〜75_
k、減衰手段78に接続され、第一の制御手段231
は、動き量算出手段83が出力する孤立点除去された動
き量算出信号をもとに、非線形処理手段75_1〜75
_kの非線形処理のための閾値を制御するものであり、
第二の制御手段242は、動き量算出手段83が出力す
る孤立点除去された動き量算出信号をもとに減衰手段7
8の帰還係数aを制御するものである。
図1の適応制御手段22もしくは第3の実施例中の図1
1の適応制御手段63と同一の動作をし、図4に示す構
成と同一の構成のものである。適応制御手段84は、動
き量算出手段83、非線形処理手段75_1〜75_
k、減衰手段78に接続され、第一の制御手段231
は、動き量算出手段83が出力する孤立点除去された動
き量算出信号をもとに、非線形処理手段75_1〜75
_kの非線形処理のための閾値を制御するものであり、
第二の制御手段242は、動き量算出手段83が出力す
る孤立点除去された動き量算出信号をもとに減衰手段7
8の帰還係数aを制御するものである。
【0087】以上のように構成された第4の実施例の雑
音除去装置について、以下その動作を第3の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子70に加え、第一の減算手段72で、入力映像信号
とフレーム遅延手段71の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段73で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
74でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段75_1〜75_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段76でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段77で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段78で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段79で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子80に雑音除去さ
れた映像信号を得るという基本的動作は、第3の実施例
と同様である。
音除去装置について、以下その動作を第3の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子70に加え、第一の減算手段72で、入力映像信号
とフレーム遅延手段71の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段73で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
74でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段75_1〜75_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段76でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段77で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段78で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段79で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子80に雑音除去さ
れた映像信号を得るという基本的動作は、第3の実施例
と同様である。
【0088】第3の実施例では、直列並列変換手段53
の出力より複数個の動き量検出手段61_1、61_2
を用いて水平方向の動き量を検出し、動き量算出手段6
2にて動き量算出を行い、この出力を用いて適応制御手
段63を制御したが、第4の実施例では、直列並列変換
手段73の出力より複数個の動き量検出手段81_1、
81_2を用いて検出した水平方向の動き量に対して孤
立点データを除去する機能をもつ孤立点除去手段82_
1、82_2をそれぞれ介して動き量算出手段83にて
動き量算出を行い、この出力を用いて適応制御手段84
を制御する。
の出力より複数個の動き量検出手段61_1、61_2
を用いて水平方向の動き量を検出し、動き量算出手段6
2にて動き量算出を行い、この出力を用いて適応制御手
段63を制御したが、第4の実施例では、直列並列変換
手段73の出力より複数個の動き量検出手段81_1、
81_2を用いて検出した水平方向の動き量に対して孤
立点データを除去する機能をもつ孤立点除去手段82_
1、82_2をそれぞれ介して動き量算出手段83にて
動き量算出を行い、この出力を用いて適応制御手段84
を制御する。
【0089】まず、動き量検出手段81_1、81_2
で、直列並列変換手段73の出力を用いて第一の減算手
段72が出力するフレーム差分信号に含まれる信号成分
の水平方向の動き量をそれぞれ検出し、孤立点除去手段
82_1、82_2にて動き量検出手段81_1、81
_2がそれぞれ出力する水平方向の動き量を用いて水平
方向の孤立点データの除去を行い、動き量算出手段83
では孤立点除去手段82_1、82_2で得られた孤立
点除去された複数の水平方向の動き量を用いて総合的に
動き量を算出し、適応制御手段84では、動き量算出手
段83で算出された孤立点除去された動き量を用いて、
非線形処理手段75_1〜75_kで行う非線形処理の
ための閾値と減衰手段78で行う減衰処理のための帰還
係数を適応的に制御する。なお、動き量算出手段83
は、例えば入力される複数のデータに対して、最大値、
最小値、平均値、あるいは中間値を算出(選択)してそ
の絶対値を出力する。
で、直列並列変換手段73の出力を用いて第一の減算手
段72が出力するフレーム差分信号に含まれる信号成分
の水平方向の動き量をそれぞれ検出し、孤立点除去手段
82_1、82_2にて動き量検出手段81_1、81
_2がそれぞれ出力する水平方向の動き量を用いて水平
方向の孤立点データの除去を行い、動き量算出手段83
では孤立点除去手段82_1、82_2で得られた孤立
点除去された複数の水平方向の動き量を用いて総合的に
動き量を算出し、適応制御手段84では、動き量算出手
段83で算出された孤立点除去された動き量を用いて、
非線形処理手段75_1〜75_kで行う非線形処理の
ための閾値と減衰手段78で行う減衰処理のための帰還
係数を適応的に制御する。なお、動き量算出手段83
は、例えば入力される複数のデータに対して、最大値、
最小値、平均値、あるいは中間値を算出(選択)してそ
の絶対値を出力する。
【0090】動き量検出を行う部分は、第2の実施例で
は動き量検出手段41にて直交変換手段14の出力を用
いて1つだけ出力するようにし、さらに孤立点除去手段
42を用いて孤立点データの除去された動き量を得るよ
うに構成し、また、第3の実施例では直列並列変換手段
53の出力を用いて複数の水平方向の動き量を動き量検
出手段61_1、61_2で検出し、得られた複数の出
力から動き量算出手段62で動き量を算出して得るよう
に構成した。しかし、第4の実施例では第2、第3の実
施例の両方の特長を兼ね備えた構成になるように、直列
並列変換手段73の出力を用いて複数の水平方向の動き
量を動き量検出手段81_1、81_2で検出し、得ら
れた複数の出力から水平方向の動き量の孤立点データを
孤立点除去手段82_1、82_2で除去し、得られた
複数の孤立点除去された水平方向の動き量から動き量算
出手段83で動き量を算出して得るように構成したた
め、第4の実施例の方がより正しい動き量を得ることが
できるよう構成されている。従って、第4の実施例の方
がより自然な映像信号で、かつ、動画像の劣化の少ない
雑音除去された映像信号を出力端子80より得ることが
できる。
は動き量検出手段41にて直交変換手段14の出力を用
いて1つだけ出力するようにし、さらに孤立点除去手段
42を用いて孤立点データの除去された動き量を得るよ
うに構成し、また、第3の実施例では直列並列変換手段
53の出力を用いて複数の水平方向の動き量を動き量検
出手段61_1、61_2で検出し、得られた複数の出
力から動き量算出手段62で動き量を算出して得るよう
に構成した。しかし、第4の実施例では第2、第3の実
施例の両方の特長を兼ね備えた構成になるように、直列
並列変換手段73の出力を用いて複数の水平方向の動き
量を動き量検出手段81_1、81_2で検出し、得ら
れた複数の出力から水平方向の動き量の孤立点データを
孤立点除去手段82_1、82_2で除去し、得られた
複数の孤立点除去された水平方向の動き量から動き量算
出手段83で動き量を算出して得るように構成したた
め、第4の実施例の方がより正しい動き量を得ることが
できるよう構成されている。従って、第4の実施例の方
がより自然な映像信号で、かつ、動画像の劣化の少ない
雑音除去された映像信号を出力端子80より得ることが
できる。
【0091】以上のように、第4の実施例によれば、映
像信号が加えられる入力端子70と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段71と、入力映像信号とフレーム遅延手段
71からの出力信号の差分をとる第一の減算手段72
と、時間的に直列なフレーム差分データを時間的に並列
な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段7
3と、直交変換を行う直交変換手段74と、直交変換さ
れたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段7
5_1〜75_kと、非線形処理されたデータに対して
直交逆変換を施す直交逆変換手段76と、直交逆変換さ
れたデータに対して、時間的に並列な画素ブロックのデ
ータを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブロ
ック間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換手
段77と、時間的に直列化されたデータに対して帰還係
数を乗じる減衰手段78と、入力映像信号から抽出され
た雑音成分を差し引く第二の減算手段79と、直列並列
変換手段73の出力を用いて第一の減算手段72の出力
であるフレーム差分信号に含まれる信号成分の水平方向
の動き量を検出する複数の動き量検出手段81_1、8
1_2と、水平方向の動き量の孤立点データを除去する
孤立点除去手段82_1、82_2と、孤立点除去手段
82_1、82_2の複数の出力から総合的な動き量を
算出する動き量算出手段83と、非線形処理手段75_
1〜75_kの閾値及び減衰手段78の帰還係数を動き
量算出手段83の出力である孤立点除去された動き量に
応じて制御する適応制御手段84を設けることにより、
動画像の劣化が少ない状態で、動領域、静止領域の双方
における雑音成分を効果的に除去できる。
像信号が加えられる入力端子70と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段71と、入力映像信号とフレーム遅延手段
71からの出力信号の差分をとる第一の減算手段72
と、時間的に直列なフレーム差分データを時間的に並列
な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段7
3と、直交変換を行う直交変換手段74と、直交変換さ
れたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段7
5_1〜75_kと、非線形処理されたデータに対して
直交逆変換を施す直交逆変換手段76と、直交逆変換さ
れたデータに対して、時間的に並列な画素ブロックのデ
ータを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブロ
ック間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換手
段77と、時間的に直列化されたデータに対して帰還係
数を乗じる減衰手段78と、入力映像信号から抽出され
た雑音成分を差し引く第二の減算手段79と、直列並列
変換手段73の出力を用いて第一の減算手段72の出力
であるフレーム差分信号に含まれる信号成分の水平方向
の動き量を検出する複数の動き量検出手段81_1、8
1_2と、水平方向の動き量の孤立点データを除去する
孤立点除去手段82_1、82_2と、孤立点除去手段
82_1、82_2の複数の出力から総合的な動き量を
算出する動き量算出手段83と、非線形処理手段75_
1〜75_kの閾値及び減衰手段78の帰還係数を動き
量算出手段83の出力である孤立点除去された動き量に
応じて制御する適応制御手段84を設けることにより、
動画像の劣化が少ない状態で、動領域、静止領域の双方
における雑音成分を効果的に除去できる。
【0092】なお、第4の実施例において、動き量検出
手段81_1、81_2は2つの場合について説明した
が、本発明は2つに限定される訳ではなく、さらに複数
個同様のものを用いて構成すれば効果が増すことは言う
までもない。また、その場合は孤立点除去手段も動き量
検出手段と同数用いて構成すればよい。
手段81_1、81_2は2つの場合について説明した
が、本発明は2つに限定される訳ではなく、さらに複数
個同様のものを用いて構成すれば効果が増すことは言う
までもない。また、その場合は孤立点除去手段も動き量
検出手段と同数用いて構成すればよい。
【0093】また、動き量検出手段81_1、81_2
は水平方向の動き量検出を行うように説明したが、水平
方向に限定されるわけではなく、垂直方向の動き量検出
を行ってもよく、また水平方向と垂直方向を組み合わせ
た構成であってもよい。
は水平方向の動き量検出を行うように説明したが、水平
方向に限定されるわけではなく、垂直方向の動き量検出
を行ってもよく、また水平方向と垂直方向を組み合わせ
た構成であってもよい。
【0094】以下、本発明の第5の実施例について図面
を参照しながら説明する。図13は本発明の第5の実施
例の雑音除去装置の構成図を示すものである。
を参照しながら説明する。図13は本発明の第5の実施
例の雑音除去装置の構成図を示すものである。
【0095】まず、第5の実施例の構成について、図9
の第2の実施例と比較して述べる。図13において、9
0は入力端子、91はフレーム遅延手段、92は第一の
減算手段、93は直列並列変換手段、94は直交変換手
段で、それぞれ図9の30〜34と同様なものである。
95_1〜95_kは非線形処理手段で、図9の35_
1〜35_kと同様なものである。96は直交逆変換手
段、97は並列直列変換手段、98は減衰手段、99は
第二の減算手段、100は出力端子、101は動き量検
出手段、102は孤立点除去手段で、それぞれ図9の3
6〜42と同様なものである。
の第2の実施例と比較して述べる。図13において、9
0は入力端子、91はフレーム遅延手段、92は第一の
減算手段、93は直列並列変換手段、94は直交変換手
段で、それぞれ図9の30〜34と同様なものである。
95_1〜95_kは非線形処理手段で、図9の35_
1〜35_kと同様なものである。96は直交逆変換手
段、97は並列直列変換手段、98は減衰手段、99は
第二の減算手段、100は出力端子、101は動き量検
出手段、102は孤立点除去手段で、それぞれ図9の3
6〜42と同様なものである。
【0096】103はエッジ検出手段で、直交変換手段
94、適応制御手段104に接続される。ここで、エッ
ジ検出手段103の構成例について説明する。図14は
エッジ検出手段103の構成図で、251は水平エッジ
検出手段で、直交変換手段94が出力する信号から水平
方向の信号のエッジ情報を検出するもので、252は垂
直エッジ検出手段で、直交変換手段94が出力する信号
から垂直方向の信号のエッジ情報を検出するもので、2
53はエッジ信号生成手段で、前記水平エッジ検出手段
251と垂直エッジ検出手段252が出力するエッジ情
報から総合的にエッジ信号を生成するものである。エッ
ジ信号生成手段253は、例えば入力される複数のデー
タに対して、最大値、最小値、平均値を算出(選択)し
てその絶対値を出力する。
94、適応制御手段104に接続される。ここで、エッ
ジ検出手段103の構成例について説明する。図14は
エッジ検出手段103の構成図で、251は水平エッジ
検出手段で、直交変換手段94が出力する信号から水平
方向の信号のエッジ情報を検出するもので、252は垂
直エッジ検出手段で、直交変換手段94が出力する信号
から垂直方向の信号のエッジ情報を検出するもので、2
53はエッジ信号生成手段で、前記水平エッジ検出手段
251と垂直エッジ検出手段252が出力するエッジ情
報から総合的にエッジ信号を生成するものである。エッ
ジ信号生成手段253は、例えば入力される複数のデー
タに対して、最大値、最小値、平均値を算出(選択)し
てその絶対値を出力する。
【0097】104は適応制御手段で、孤立点除去手段
102、エッジ検出手段103、非線形処理手段95_
1〜95_k、減衰手段98に接続される。ここで、適
応制御手段104の構成例について説明する。図15は
適応制御手段104の構成図で、261は第一の制御手
段で、孤立点除去手段102、エッジ検出手段103、
非線形処理手段95_1〜95_kに接続され、孤立点
除去手段102が出力する孤立点除去された動き量とエ
ッジ検出手段103が出力するエッジ信号をもとに非線
形処理手段95_1〜95_kの非線形処理のための閾
値を制御するものであり、262は第二の制御手段で、
孤立点除去手段102、エッジ検出手段103、減衰手
段98に接続され、孤立点除去手段102が出力する孤
立点除去された動き量とエッジ検出手段103が出力す
るエッジ信号をもとに減衰手段98の帰還係数aを制御
するものである。
102、エッジ検出手段103、非線形処理手段95_
1〜95_k、減衰手段98に接続される。ここで、適
応制御手段104の構成例について説明する。図15は
適応制御手段104の構成図で、261は第一の制御手
段で、孤立点除去手段102、エッジ検出手段103、
非線形処理手段95_1〜95_kに接続され、孤立点
除去手段102が出力する孤立点除去された動き量とエ
ッジ検出手段103が出力するエッジ信号をもとに非線
形処理手段95_1〜95_kの非線形処理のための閾
値を制御するものであり、262は第二の制御手段で、
孤立点除去手段102、エッジ検出手段103、減衰手
段98に接続され、孤立点除去手段102が出力する孤
立点除去された動き量とエッジ検出手段103が出力す
るエッジ信号をもとに減衰手段98の帰還係数aを制御
するものである。
【0098】以上のように構成された第5の実施例の雑
音除去装置について、以下その動作を第2の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子90に加え、第一の減算手段92で、入力映像信号
とフレーム遅延手段91の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段93で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
94でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段95_1〜95_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段96でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段97で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段98で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段99で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子100に雑音除去
された映像信号を得るという基本的動作は、第2の実施
例と同様である。
音除去装置について、以下その動作を第2の実施例と比
較しながら説明する。雑音を含んだ入力映像信号を入力
端子90に加え、第一の減算手段92で、入力映像信号
とフレーム遅延手段91の出力信号との差分をとり、直
列並列変換手段93で時間的に並列なm×n個のデータ
からなる画素ブロックのデータを生成し、直交変換手段
94でm×n次のアダマール変換を行い、非線形処理手
段95_1〜95_kで非線形処理を行い、直交逆変換
手段96でm×n次のアダマール逆変換を行い、並列直
列変換手段97で時間的に並列なm×n個のデータを直
列に変換し、減衰手段98で帰還係数を乗じた後、第二
の減算手段99で雑音として抽出されたデータを入力映
像信号から減算することで、出力端子100に雑音除去
された映像信号を得るという基本的動作は、第2の実施
例と同様である。
【0099】第2の実施例では、動き量検出手段41の
出力に対して孤立点データを除去する機能を持つ孤立点
除去手段42を介して適応制御手段43を制御したが、
第5の実施例では、動き量検出手段101の出力に対し
て孤立点データを除去する機能を持つ孤立点除去手段1
02を介して適応制御手段104を制御するとともに、
直交変換手段94の出力からエッジ検出手段103を介
してエッジ信号を用いて適応制御手段104を制御す
る。
出力に対して孤立点データを除去する機能を持つ孤立点
除去手段42を介して適応制御手段43を制御したが、
第5の実施例では、動き量検出手段101の出力に対し
て孤立点データを除去する機能を持つ孤立点除去手段1
02を介して適応制御手段104を制御するとともに、
直交変換手段94の出力からエッジ検出手段103を介
してエッジ信号を用いて適応制御手段104を制御す
る。
【0100】動き量検出手段101は、直交変換手段9
4の出力を用いて第一の減算手段92が出力するフレー
ム差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出するが、
その信号成分の動き量は映像信号に依存し、映像信号そ
のものについては水平方向、垂直方向、もしくは時間軸
方向に相関を持っており、例えば1画素のみ動き量が大
きい(または小さい)という場合は希である。そこで、
もしこのような場合は、該当画素を特異点(孤立点)と
考え、周囲画素の動き量に置き換える処理(孤立点除去
処理)を行うことで、表示画像全体からみてきわめて自
然な動き量を得ることができる。そのため、動き量検出
手段101と適応制御手段104との間に孤立点除去手
段102を介し、動き量検出手段101が出力する動き
量を用いて孤立点除去手段102は動き量の孤立点デー
タを除去し、適応制御手段104に出力する。
4の出力を用いて第一の減算手段92が出力するフレー
ム差分信号に含まれる信号成分の動き量を検出するが、
その信号成分の動き量は映像信号に依存し、映像信号そ
のものについては水平方向、垂直方向、もしくは時間軸
方向に相関を持っており、例えば1画素のみ動き量が大
きい(または小さい)という場合は希である。そこで、
もしこのような場合は、該当画素を特異点(孤立点)と
考え、周囲画素の動き量に置き換える処理(孤立点除去
処理)を行うことで、表示画像全体からみてきわめて自
然な動き量を得ることができる。そのため、動き量検出
手段101と適応制御手段104との間に孤立点除去手
段102を介し、動き量検出手段101が出力する動き
量を用いて孤立点除去手段102は動き量の孤立点デー
タを除去し、適応制御手段104に出力する。
【0101】さらに、エッジ検出手段103において、
図14に示すように直交変換手段94の出力を用いて第
一の減算手段92が出力するフレーム差分信号に含まれ
る信号成分のエッジ情報を水平エッジ検出手段251と
垂直エッジ検出手段252を用いて検出しエッジ信号生
成手段253でエッジ信号を生成する。水平エッジ検出
手段251、および垂直エッジ検出手段252における
エッジ検出方法は、例えば直交変換手段94の出力を用
いて算術演算や絶対値演算などの組み合わせ処理を行い
エッジ情報を得てもよい。簡単な一例として、水平エッ
ジ検出手段251は直交変換手段94の出力の一つであ
るy02成分を用いてその絶対値演算を行った値を水平エ
ッジ情報として、また、垂直エッジ検出手段252は直
交変換手段94の出力の一つであるy10成分を用いてそ
の絶対値演算を行った値を垂直エッジ情報として出力す
るよう構成してもよい。
図14に示すように直交変換手段94の出力を用いて第
一の減算手段92が出力するフレーム差分信号に含まれ
る信号成分のエッジ情報を水平エッジ検出手段251と
垂直エッジ検出手段252を用いて検出しエッジ信号生
成手段253でエッジ信号を生成する。水平エッジ検出
手段251、および垂直エッジ検出手段252における
エッジ検出方法は、例えば直交変換手段94の出力を用
いて算術演算や絶対値演算などの組み合わせ処理を行い
エッジ情報を得てもよい。簡単な一例として、水平エッ
ジ検出手段251は直交変換手段94の出力の一つであ
るy02成分を用いてその絶対値演算を行った値を水平エ
ッジ情報として、また、垂直エッジ検出手段252は直
交変換手段94の出力の一つであるy10成分を用いてそ
の絶対値演算を行った値を垂直エッジ情報として出力す
るよう構成してもよい。
【0102】適応制御手段104において、図15に示
すように、第一の制御手段261で、孤立点除去手段1
02が出力する孤立点除去された動き量とエッジ検出手
段103が出力するエッジ信号をもとに、非線形処理手
段95_1〜95_kの非線形処理のための閾値を制御
し、第二の制御手段262で、孤立点除去手段102が
出力する孤立点除去された動き量とエッジ検出手段10
3が出力するエッジ信号をもとに減衰手段98の帰還係
数aを制御するものである。
すように、第一の制御手段261で、孤立点除去手段1
02が出力する孤立点除去された動き量とエッジ検出手
段103が出力するエッジ信号をもとに、非線形処理手
段95_1〜95_kの非線形処理のための閾値を制御
し、第二の制御手段262で、孤立点除去手段102が
出力する孤立点除去された動き量とエッジ検出手段10
3が出力するエッジ信号をもとに減衰手段98の帰還係
数aを制御するものである。
【0103】ここで、第一の制御手段261における入
出力関係の一例を図16に示す。図16は第一の制御手
段261の入出力特性図で、エッジ検出手段103の値
が例えば閾値”B”以下の場合と閾値”B”以上の場合
に場合分けした時の、孤立点除去手段102が出力する
孤立点除去された動き量と非線形処理手段95_1〜9
5_kの非線形処理のための閾値の関係を示す。
出力関係の一例を図16に示す。図16は第一の制御手
段261の入出力特性図で、エッジ検出手段103の値
が例えば閾値”B”以下の場合と閾値”B”以上の場合
に場合分けした時の、孤立点除去手段102が出力する
孤立点除去された動き量と非線形処理手段95_1〜9
5_kの非線形処理のための閾値の関係を示す。
【0104】また、第二の制御手段262における入出
力関係の一例を図17に示す。図17は第二の制御手段
262の入出力特性図で、エッジ検出手段103の値が
例えば閾値”C”以下の場合と閾値”C”以上の場合に
場合分けした時の、孤立点除去手段102が出力する孤
立点除去された動き量と減衰手段98の帰還係数の関係
を示す。
力関係の一例を図17に示す。図17は第二の制御手段
262の入出力特性図で、エッジ検出手段103の値が
例えば閾値”C”以下の場合と閾値”C”以上の場合に
場合分けした時の、孤立点除去手段102が出力する孤
立点除去された動き量と減衰手段98の帰還係数の関係
を示す。
【0105】第2の実施例では、動き量検出手段41の
出力に対して孤立点データを除去する機能を持つ孤立点
除去手段42を介して適応制御手段43を制御したが、
第5の実施例では、動き量検出手段101の出力に対し
て孤立点データを除去する機能を持つ孤立点除去手段1
02を介して適応制御手段104を制御するとともに、
直交変換手段94の出力からエッジ検出手段103を介
してエッジ信号を用いて適応制御手段104を制御する
よう構成したため、映像信号にエッジ成分がある場合に
例えば帰還量を減らすことによりエッジ成分による画質
劣化(動画像のエッジ成分による尾引き現象や、動画像
の高域成分のつぶれなど)の少ない雑音除去された映像
信号を出力端子60より得ることができる。
出力に対して孤立点データを除去する機能を持つ孤立点
除去手段42を介して適応制御手段43を制御したが、
第5の実施例では、動き量検出手段101の出力に対し
て孤立点データを除去する機能を持つ孤立点除去手段1
02を介して適応制御手段104を制御するとともに、
直交変換手段94の出力からエッジ検出手段103を介
してエッジ信号を用いて適応制御手段104を制御する
よう構成したため、映像信号にエッジ成分がある場合に
例えば帰還量を減らすことによりエッジ成分による画質
劣化(動画像のエッジ成分による尾引き現象や、動画像
の高域成分のつぶれなど)の少ない雑音除去された映像
信号を出力端子60より得ることができる。
【0106】以上のように、第5の実施例によれば、映
像信号が加えられる入力端子90と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段91と、入力映像信号とフレーム遅延手段
91からの出力信号の差分をとる第一の減算手段92
と、時間的に直列なフレーム差分データを時間的に並列
な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段9
3と、直交変換を行う直交変換手段94と、直交変換さ
れたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段9
5_1〜95_kと、非線形処理されたデータに対して
直交逆変換を施す直交逆変換手段96と、直交逆変換さ
れたデータに対して時間的に並列な画素ブロックのデー
タを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブロッ
ク間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換手段
97と、時間的に直列化されたデータに対して帰還係数
を乗じる減衰手段98と、入力映像信号から抽出された
雑音成分を差し引く第二の減算手段99と、直交変換手
段94の出力を用いて第一の減算手段92の出力である
フレーム差分信号に含まれる信号成分の水平方向の動き
量を検出する動き量検出手段101と、動き量検出手段
101で検出された動き量から孤立したデータを除去す
る孤立点除去手段102と、直交変換手段94の出力を
用いてエッジを検出するエッジ検出手段103と、非線
形処理手段55_1〜55_kの閾値及び減衰手段58
の帰還係数を孤立点除去手段102の出力である孤立点
除去された動き量とエッジ検出手段103の出力である
エッジ情報に応じて制御する適応制御手段104を設け
ることにより、動画像の劣化が少ない状態で、動領域、
静止領域の双方における雑音成分を効果的に除去でき
る。
像信号が加えられる入力端子90と、第二の減算手段の
出力をNフレーム(N=1,2・・・)遅延させるフレ
ーム遅延手段91と、入力映像信号とフレーム遅延手段
91からの出力信号の差分をとる第一の減算手段92
と、時間的に直列なフレーム差分データを時間的に並列
な画素ブロックのデータに変換する直列並列変換手段9
3と、直交変換を行う直交変換手段94と、直交変換さ
れたデータに対して非線形処理を施す非線形処理手段9
5_1〜95_kと、非線形処理されたデータに対して
直交逆変換を施す直交逆変換手段96と、直交逆変換さ
れたデータに対して時間的に並列な画素ブロックのデー
タを時間的に直列なデータに変換した後、複数のブロッ
ク間で重なり合うデータの平均をとる並列直列変換手段
97と、時間的に直列化されたデータに対して帰還係数
を乗じる減衰手段98と、入力映像信号から抽出された
雑音成分を差し引く第二の減算手段99と、直交変換手
段94の出力を用いて第一の減算手段92の出力である
フレーム差分信号に含まれる信号成分の水平方向の動き
量を検出する動き量検出手段101と、動き量検出手段
101で検出された動き量から孤立したデータを除去す
る孤立点除去手段102と、直交変換手段94の出力を
用いてエッジを検出するエッジ検出手段103と、非線
形処理手段55_1〜55_kの閾値及び減衰手段58
の帰還係数を孤立点除去手段102の出力である孤立点
除去された動き量とエッジ検出手段103の出力である
エッジ情報に応じて制御する適応制御手段104を設け
ることにより、動画像の劣化が少ない状態で、動領域、
静止領域の双方における雑音成分を効果的に除去でき
る。
【0107】なお、適応制御手段104の第一の制御手
段261における入出力関係、第二の制御手段262に
おける入出力特性は図16及び図17に示すものに限っ
たものではない。
段261における入出力関係、第二の制御手段262に
おける入出力特性は図16及び図17に示すものに限っ
たものではない。
【0108】また、孤立点除去手段102と同じ動作を
行う孤立点除去手段をエッジ検出手段103と適応制御
手段104との間に挿入することにより、孤立点除去さ
れたエッジ情報を用いて適応制御手段104で適応制御
を行うことで、より動画像の劣化が少ない状態で、動領
域、静止領域の双方における雑音成分を効果的に除去で
きることは言うまでもない。
行う孤立点除去手段をエッジ検出手段103と適応制御
手段104との間に挿入することにより、孤立点除去さ
れたエッジ情報を用いて適応制御手段104で適応制御
を行うことで、より動画像の劣化が少ない状態で、動領
域、静止領域の双方における雑音成分を効果的に除去で
きることは言うまでもない。
【0109】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の雑音除去装置は、非線形処理の閾値、帰還係数といっ
た雑音成分抽出のためのパラメータを、入力映像信号の
動き量あるいはエッジ情報に応じて適応制御することに
より、動領域画像の劣化が少ない状態で、動領域、静止
領域の双方における雑音成分を効果的に除去することが
可能となる。
の雑音除去装置は、非線形処理の閾値、帰還係数といっ
た雑音成分抽出のためのパラメータを、入力映像信号の
動き量あるいはエッジ情報に応じて適応制御することに
より、動領域画像の劣化が少ない状態で、動領域、静止
領域の双方における雑音成分を効果的に除去することが
可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る雑音除去装置のブ
ロック図
ロック図
【図2】直列並列変換手段のブロック図
【図3】並列直列変換手段のブロック図
【図4】適応制御手段のブロック図
【図5】画素ブロックの構成図
【図6】非線形処理手段15_1〜15_kの入出力特
性図
性図
【図7】第一の制御手段231の入出力特性図
【図8】第二の制御手段232の入出力特性図
【図9】本発明の第2の実施例に係る雑音除去装置のブ
ロック図
ロック図
【図10】孤立点除去手段42のブロック図
【図11】本発明の第3の実施例に係る雑音除去装置の
ブロック図
ブロック図
【図12】本発明の第4の実施例に係る雑音除去装置の
ブロック図
ブロック図
【図13】本発明の第5の実施例に係る雑音除去装置の
ブロック図
ブロック図
【図14】エッジ検出手段103のブロック図
【図15】適応制御手段104のブロック図
【図16】第一の制御手段261の入出力特性図
【図17】第二の制御手段262の入出力特性図
【図18】従来の雑音除去装置のブロック図
【図19】非線形処理部5_1〜5_kの入出力特性図
10、30、50、70、90 入力端子 11、31、51、71、91 フレーム遅延手段 12、32、52、72、92 第一の減算手段 13、33、53、73、93 直列並列変換手段 14、34、54、74、94 直交変換手段 15_1〜15_k、35_1〜35_k 非線形処理
手段 55_1〜55_k、75_1〜75_k 非線形処理
手段 95_1〜95_k 非線形処理手段 16、36、56、76、96 直交逆変換手段 17、37、57、77、97 並列直列変換手段 18、38、58、78、98 減衰手段 19、39、59、79、99 第二の減算手段 20、40、60、80、100 出力端子 21、41、101 動き量検出手段 22、43、63、84 適応制御手段 42、82_1、82_2、102 孤立点除去手段 61_1、61_2、81_1、81_2 動き量検出
手段 62、83 動き量算出手段 103 エッジ検出手段 104 適応制御手段 201〜206、211〜216 1サンプル遅延手段 207、217 ライン遅延手段 218〜224 加算手段 225 減衰手段 231 第一の制御手段 232 第二の制御手段 241 rサンプル遅延手段 242 sサンプル遅延手段 251 水平エッジ検出手段 252 垂直エッジ検出手段 253 エッジ信号生成手段 261 第一の制御手段 262 第二の制御手段
手段 55_1〜55_k、75_1〜75_k 非線形処理
手段 95_1〜95_k 非線形処理手段 16、36、56、76、96 直交逆変換手段 17、37、57、77、97 並列直列変換手段 18、38、58、78、98 減衰手段 19、39、59、79、99 第二の減算手段 20、40、60、80、100 出力端子 21、41、101 動き量検出手段 22、43、63、84 適応制御手段 42、82_1、82_2、102 孤立点除去手段 61_1、61_2、81_1、81_2 動き量検出
手段 62、83 動き量算出手段 103 エッジ検出手段 104 適応制御手段 201〜206、211〜216 1サンプル遅延手段 207、217 ライン遅延手段 218〜224 加算手段 225 減衰手段 231 第一の制御手段 232 第二の制御手段 241 rサンプル遅延手段 242 sサンプル遅延手段 251 水平エッジ検出手段 252 垂直エッジ検出手段 253 エッジ信号生成手段 261 第一の制御手段 262 第二の制御手段
Claims (13)
- 【請求項1】入力映像信号に応動した信号を遅延させる
遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出力信
号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一の減
算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換を施
す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して非
線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理手段
の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換に
対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段
と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記動
き量検出手段の出力に基づいて前記非線形処理手段にお
ける非線形処理の閾値及び前記減衰手段での減衰量の少
なくとも一方を適応制御する適応制御手段とを有し、前
記第二の減算手段の出力信号は前記遅延手段にて遅延さ
れ、前記第二の減算手段の出力信号を雑音が除去された
信号として取り出すことを特徴とする雑音除去装置。 - 【請求項2】適応制御手段は、動き検出手段の出力に基
づいて非線形処理手段における非線形処理の閾値を制御
する第一の制御手段と、前記動き検出手段の出力に基づ
いて減衰手段の減衰量を制御する第二の制御手段とを有
する請求項1記載の雑音除去装置。 - 【請求項3】入力映像信号に応動した信号を遅延させる
遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出力信
号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一の減
算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換を施
す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して非
線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理手段
の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換に
対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段
と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記動
き量検出手段の出力から孤立点を除去する孤立点除去手
段と、前記孤立点除去手段の出力に基づいて前記非線形
処理手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段で
の減衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段
とを有し、前記第二の減算手段の出力信号は前記遅延手
段にて遅延され、前記第二の減算手段の出力信号を雑音
が除去された信号として取り出すことを特徴とする雑音
除去装置。 - 【請求項4】孤立点除去手段は、動き検出手段が出力す
る動き情報に対して、水平方向または垂直方向または時
間軸方向の周囲画素の動き情報と比較して孤立した情報
であると認識された場合に補正値を算出するように動作
するフィルタで構成される請求項3記載の雑音除去装
置。 - 【請求項5】適応制御手段は、孤立点除去手段の出力に
基づいて非線形処理手段における非線形処理の閾値を制
御する第一の制御手段と、前記孤立点除去手段の出力に
基づいて減衰手段の減衰量を制御する第二の制御手段と
を有する請求項3記載の雑音除去装置。 - 【請求項6】入力映像信号に応動した信号を遅延させる
遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出力信
号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一の減
算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換を施
す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して非
線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理手段
の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換に
対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段
と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記差分信号を用いて
動き量を検出する複数個の動き量検出手段と、前記複数
個の動き量検出手段の出力に基づいて動き量を算出する
動き量算出手段と、前記動き量算出手段の出力に基づい
て前記非線形処理手段における非線形処理の閾値及び前
記減衰手段での減衰量の少なくとも一方を適応制御する
適応制御手段とを有し、前記第二の減算手段の出力信号
は前記遅延手段にて遅延され、前記第二の減算手段の出
力信号を雑音が除去された信号として取り出すことを特
徴とする雑音除去装置。 - 【請求項7】適応制御手段は、動き量検出手段の出力に
基づいて非線形処理手段における非線形処理の閾値を制
御する第一の制御手段と、前記動き量検出手段の出力に
基づいて減衰手段の減衰量を制御する第二の制御手段と
を有する請求項6記載の雑音除去装置。 - 【請求項8】入力映像信号に応動した信号を遅延させる
遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出力信
号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一の減
算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換を施
す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して非
線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理手段
の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換に
対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段
と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記差分信号を用いて
水平方向の動き量を検出する少なくとも1つの動き量検
出手段と、前記動き量検出手段毎に孤立点を除去する少
なくとも1つの孤立点除去手段と、前記少なくとも1つ
の孤立点除去手段の出力に基づいて動き量を算出する動
き量算出手段と、前記孤立点除去手段の出力に基づいて
前記非線形処理手段における非線形処理の閾値及び前記
減衰手段での減衰量の少なくとも一方を適応制御する適
応制御手段とを有し、前記第二の減算手段の出力信号は
前記遅延手段にて遅延され、前記第二の減算手段の出力
信号を雑音が除去された信号として取り出すことを特徴
とする雑音除去装置。 - 【請求項9】孤立点除去手段は、動き量検出手段が出力
する動き情報に対して、水平方向または時間軸方向の周
囲画素の動き情報と比較して孤立した情報であると認識
された場合に補正値を算出するように動作するフィルタ
で構成される請求項8記載の雑音除去装置。 - 【請求項10】適応制御手段は、孤立点除去手段の出力
に基づいて前記非線形処理手段における非線形処理の閾
値を制御する第一の制御手段と、前記孤立点除去手段の
出力に基づいて減衰手段の減衰量を制御する第二の制御
手段とを有する請求項8記載の雑音除去装置。 - 【請求項11】入力映像信号に応動した信号を遅延させ
る遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出力
信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一の
減算手段にて得られた前記差分信号に対して直交変換を
施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して
非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理手
段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換
に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段
と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段
と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差
分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出
力を用いて動き量を検出する動き量検出手段と、前記直
交変換手段の出力を用いて画像情報のエッジ成分を検出
するエッジ量検出手段と、前記動き量検出手段の出力と
前記エッジ量検出手段の出力に基づいて前記非線形処理
手段における非線形処理の閾値及び前記減衰手段での減
衰量の少なくとも一方を適応制御する適応制御手段とを
有し、前記第二の減算手段の出力信号は前記遅延手段に
て遅延され、前記第二の減算手段の出力信号を雑音が除
去された信号として取り出すことを特徴とする雑音除去
装置。 - 【請求項12】エッジ量検出手段は、直交変換手段の出
力を用いて画像情報の水平方向のエッジ成分を検出する
水平エッジ量検出手段と、前記直交変換手段の出力を用
いて画像情報の垂直方向のエッジ成分を検出する垂直エ
ッジ量検出手段と、前記水平エッジ量検出手段の出力と
前記垂直エッジ量検出手段の出力からエッジ量を算出す
るエッジ量算出手段とを有する請求項11記載の雑音除
去装置。 - 【請求項13】適応制御手段は、動き量検出手段の出力
とエッジ量検出手段の出力に基づいて非線形処理手段に
おける非線形処理の閾値を制御する第一の制御手段と、
前記動き量検出手段の出力と前記エッジ量検出手段の出
力に基づいて減衰手段の減衰量を制御する第二の制御手
段とを有する請求項11記載の雑音除去装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144840A JPH0818829A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 雑音除去装置 |
| DE69423449T DE69423449T2 (de) | 1993-12-20 | 1994-12-15 | Vorrichtung zur Rauschverminderung |
| EP94119819A EP0660595B1 (en) | 1993-12-20 | 1994-12-15 | A noise reducer |
| US08/359,924 US5495299A (en) | 1993-12-20 | 1994-12-20 | Noise reducer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144840A JPH0818829A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 雑音除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818829A true JPH0818829A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15371660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6144840A Pending JPH0818829A (ja) | 1993-12-20 | 1994-06-27 | 雑音除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818829A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100373A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Sanyo Electric Co Ltd | ノイズ低減処理装置、ノイズ低減処理方法、及び電子機器 |
| JP2009232402A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Oki Semiconductor Co Ltd | ノイズ低減回路及び方法 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144840A patent/JPH0818829A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100373A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Sanyo Electric Co Ltd | ノイズ低減処理装置、ノイズ低減処理方法、及び電子機器 |
| JP2009232402A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Oki Semiconductor Co Ltd | ノイズ低減回路及び方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0629083B1 (en) | Interlaced-to-progressive scanning converter having a double-smoothing function and a method therefor | |
| US7418149B2 (en) | Apparatus and method for adaptive 3D noise reduction | |
| JPH11503594A (ja) | 画像データノイズフィルタ処理 | |
| US20070024748A1 (en) | Noise detection apparatus and method, and noise reduction apparatus and method | |
| JP3364342B2 (ja) | 雑音除去装置 | |
| JP3171283B2 (ja) | ノイズ測定方法および装置 | |
| US7711044B1 (en) | Noise reduction systems and methods | |
| JP2005150903A (ja) | 画像処理装置、ノイズ除去方法及びノイズ除去プログラム | |
| US7031551B2 (en) | Noise reduction apparatus, noise reduction method, program and medium | |
| JPH0818829A (ja) | 雑音除去装置 | |
| JP2830723B2 (ja) | 雑音除去装置 | |
| JPH0614218A (ja) | ノイズ低減装置 | |
| JP3326819B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| US5495299A (en) | Noise reducer | |
| JPH08322041A (ja) | ブロック歪み除去装置 | |
| JPH07177393A (ja) | 雑音除去装置 | |
| JPH07250263A (ja) | 雑音除去装置 | |
| KR100396557B1 (ko) | 영상 신호의 노이즈 감쇄 방법 및 그 장치 | |
| JPH0898060A (ja) | 雑音除去装置 | |
| Tenze et al. | Design and real-time implementation of a low-cost noise reduction system for video applications | |
| KR100322602B1 (ko) | 필터링 창을 이용한 영상 잡음 감쇠방법 및 장치 | |
| KR100468683B1 (ko) | 광대역히스토그램확장장치및방법 | |
| US7304687B2 (en) | Ghost cancellation system using wavelet processed ghost cancellation reference signal | |
| JPH0678296A (ja) | 画像符号化装置及び画像雑音除去装置 | |
| EP1779655A1 (en) | A unit for and method of image conversion |