JPH08188302A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH08188302A
JPH08188302A JP7002292A JP229295A JPH08188302A JP H08188302 A JPH08188302 A JP H08188302A JP 7002292 A JP7002292 A JP 7002292A JP 229295 A JP229295 A JP 229295A JP H08188302 A JPH08188302 A JP H08188302A
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roller
cut
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勝裕 吉内
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昌彦 中尾
Keizo Yamamoto
敬三 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大きなサイズの複写シートを良好に搬送するこ
とのできる複写機を提供すること。 【構成】バイパス搬送経路D4をカットシートが搬送さ
れている場合において、第5の先端検知スイッチ75が
搬送シートの後端部を検出していない状態では、搬送ロ
ーラ33の回転周速に比べて、レジストローラ39の回
転周速を少し遅くし、レジストローラ39から搬送ロー
ラ33へ送られるカットシートに常時所定の張力が加わ
るようにする。一方、第5の先端検知スイッチ75が搬
送中のカットシートの後端を検知したことに応答して、
レジストローラ39の回転周速を搬送ローラ33の回転
周速よりも速い周速に増加させる。これにより、レジス
トローラ39から搬送ローラ33へ送られるカットシー
トに加えられていた張力が滑らかになくなる。よってカ
ットシートの後端がレジストローラ39を離れる際に、
搬送ローラ33には負荷変動が生じない。 【効果】カットシートに振動等が加わらず、カットシー
トに転写される画像に乱れが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大きなサイズの原稿の複
写が可能な複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を照明走査し、原稿からの反射光に
より感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナ
ー像に顕像化して、このトナー像を複写シートに加熱定
着するようにした電子写真方式の複写機が広く用いられ
ている。このような複写機において、たとえば日本工業
規格A列0番(以下「A0版」という。)のような大き
なサイズの原稿の複写を行うことのできるものが提供さ
れている。
【0003】大きなサイズの原稿の複写が可能な複写機
は、大きなサイズの原稿を読取可能な読取機構を備えて
おり、また、原稿に応じた大きなサイズの複写シートを
搬送するための搬送機構を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大きなサイ
ズの複写シートを搬送する場合、搬送中に複写シートが
斜めにずれたり、或る搬送用ローラから次の搬送用ロー
ラに移る際に複写される画像に歪みが生じたりする場合
があった。そこでこの発明は、大きなサイズの複写シー
トを良好に搬送することのできる複写機を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ある態様で
は、感光体を含み、複写する画像を感光体上に電子写真
方式により形成し、形成された画像を与えられる複写シ
ートに転写する画像形成部と、複写シートを前記画像形
成部へ導くための搬送経路と、搬送経路中の、画像形成
部近傍位置に備えられ、画像形成部へ複写シートを所定
の搬送速度で供給するための搬送ローラと、搬送経路中
の、複写シートの搬送方向に見て、搬送ローラの配置位
置よりも上流側に備えられたレジストローラと、搬送経
路中の、複写シートの搬送方向に見て、レジストローラ
の配置位置よりも上流側に備えられたシート端部検出手
段と、を備え、画像形成部で複写シートの先端部に画像
が転写開始されたとき、複写シートの後端はシート端部
検出手段よりも搬送方向上流側に存在する長手の複写シ
ートに対して複写をする複写機であって、さらに、前記
シート端部検出手段が搬送経路を搬送中の複写シートの
端部を検出していない状態では、搬送ローラとレジスト
ローラ間の複写シートに常時所定の張力が加わるよう
に、前記レジストローラを、前記搬送ローラの周速より
も所定速度遅い第1の周速で回転させ、前記シート端部
検出手段が搬送経路を搬送中の複写シートの端部を検出
したことに応答して、搬送ローラとレジストローラ間の
複写シートに加えられていた張力が滑らかになくなるよ
うに、前記レジストローラを、第1の周速から前記搬送
ローラの周速よりも所定速度速い第2の周速に増速させ
るためのレジスト駆動制御手段、を備えたことを特徴と
する。
【0006】またこの発明は、他の態様では、長尺のシ
ートが巻かれて形成されたロール本体から引き出された
ロールシート、または、予め定めるサイズに切断された
カットシートを複写シートとして使用する複写機におい
て、感光体を含み、複写する画像を感光体上に電子写真
方式により形成し、形成された画像を与えられる複写シ
ートに転写する画像形成部と、ロールシートを画像形成
部へ導くためのロールシート搬送経路と、ロールシート
搬送経路の、画像形成部の手前近傍位置に備えられ、画
像形成部へシートを所定の搬送速度で供給するための搬
送ローラと、予め定めるサイズに切断されたカットシー
トを導くためのものであって、経路の先端は、前記搬送
ローラへカットシートを案内するようにロールシート搬
送経路に合流されており、経路の後端にはカットシート
挿入口を有するカットシート搬送経路と、カットシート
搬送経路に備えられたレジストローラと、カットシート
搬送経路中の、カットシートの搬送方向に見て、レジス
トローラの配置位置よりも上流側に備えられたシート端
部検出手段と、前記シート端部検出手段がカットシート
搬送経路を搬送中のカットシートの端部を検出していな
い状態では、搬送ローラとレジストローラ間のカットシ
ートに常時所定の張力が加わるように、前記レジストロ
ーラを、前記搬送ローラの周速よりも所定速度遅い第1
の周速で回転させ、前記シート端部検出手段がカットシ
ート搬送経路を搬送中のカットシートの端部を検出した
ことに応答して、搬送ローラとレジストローラ間のカッ
トシートに加えられていた張力が滑らかになくなるよう
に、前記レジストローラを、第1の周速から前記搬送ロ
ーラの周速よりも所定速度速い第2の周速に増速させる
レジスト駆動制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、レジストローラから搬送ロー
ラへと供給される複写シートの斜行(搬送方向に対して
複写シートが斜めにずれること)を防止することができ
る。また、複写シートの後端がレジストローラを離れる
際に生じる複写シートの張力変動により、搬送ローラに
生じる急激な負荷変動をなくすることができる。その結
果、複写シートに転写される画像が乱れることを防止で
きる。
【0008】すなわち、複写シートは、レジストローラ
から搬送ローラへと搬送中は、斜行防止のために所定の
張力が加えられている。この張力が加えられたままで
は、複写シートの後端縁がレジストローラを離れる際
に、複写シートには突然張力がなくなる。よって、搬送
ローラの負荷が変動し、その際に、複写シートに転写中
の画像に乱れが生じるおそれがある。
【0009】そこで、複写シートの後端縁がレジストロ
ーラを離れる間際に、レジストローラの周速を増速さ
せ、複写シートに加えられていた張力が滑らかになくな
るようにした。この結果、複写シートの後端縁がレジス
トローラを離れる際に、搬送ローラの負荷変動は生じ
ず、形成される画像に乱れが起こらない。
【0010】
【実施例】以下実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る複写機の内部構
成を概略化した断面図であり、図2は外観構成を示す斜
視図であり、図3は複写時の複写機の外観を示す斜視図
である。この複写機は、例えばA0判のような大きなサ
イズの原稿の複写像を得るためのものである。この複写
機では、原稿が搬送される一方で、固定配置した光学系
により原稿面が照明走査され、この照明走査に基づいて
画像が形成される。
【0011】図1を参照して、複写機本体1は、底部に
キャスタ車輪2を設けており、自在に移動できるように
なっている。図1ないし図3を参照して、複写機本体1
の上部には、複写機本体1の上面に形成された原稿搬送
路41に沿って原稿9を搬送するための原稿搬送部10
が設けられている。複写機本体1の前面1aには、トナ
ー像が転写されたシートが排出される排出口54が開口
されている。この排出口54から排出されたシートは、
図3に示すように案内部材91により案内されつつ先端
を下向きにして落下され、複写機本体1の前面1aに沿
う前カバー5によって形成されたポケット92内へ導入
開口93を通して順次に収容されるようになっている。
また、複写機本体1の上面の端部には、複写に関連する
各種の設定を行なうためスイッチやキー等を配した操作
部100が設けられている。
【0012】図1を参照して、複写機本体1の内部の高
さ方向の中央部から下方の部分には、ロール状に巻回さ
れた上中下3段のロールシート4A,4B,4Cが収容
されている。これらロールシート4A,4B,4Cは、
それぞれ供給リール51,52,53に巻き取られてい
る。これらロールシート4A,4B,4Cの種類として
は、普通紙、フィルム及びトレーシングペーパ等を例示
することができる。また、複写機本体1の中央部には、
例えばA0判〜A4判等の、予め所定長さに切断された
カットシートを、複写機本体1の前面1aの手差し給紙
部30を通して供給するためのバイパス搬送経路D4が
設けられている。
【0013】上段のロールシート4Aは、上記供給リー
ル51、給紙ローラ61、搬送されるロールシート4A
の先端を検知する第1の先端検知スイッチ71、搬送ロ
ーラ62、カッタ機構80、搬送ローラ63、搬送され
る各シート4A,4B,4C,4Dの先端を検知する第
2の先端検知スイッチ72、及び搬送ローラ33を順次
に介して、感光体ドラム20に至る第1の搬送経路D1
に沿って搬送される。
【0014】中段のロールシート4Bは、供給リール5
2、給紙ローラ64、搬送されるロールシート4Bの先
端を検知する第3の先端検知スイッチ73、搬送ローラ
62、カッタ機構80、搬送ローラ63、第2の先端検
知スイッチ72、及び搬送ローラ33を順次に介して、
感光体ドラム20に至る第2の搬送経路D2に沿って搬
送される。搬送ローラ62以降の経路は、第1の搬送経
路D1と共通である。
【0015】下段のロールシート4Cは、供給リール5
3、給紙ローラ65、搬送されるロールシート4Bの先
端を検知する第4の先端検知スイッチ74、搬送ローラ
62、カッタ機構80、搬送ローラ63、第2の先端検
知スイッチ72、及び搬送ローラ33を順次に介して、
感光体ドラム20に至る第3の搬送経路D3に沿って搬
送される。搬送ローラ62以降の経路は、第1の搬送経
路D1と共通である。
【0016】上記のバイパス搬送経路D4は、上記手差
し給紙部30から導入されたカットシート4Dを、搬送
されるカットシートの先端を検知する第5の先端検知ス
イッチ75、図示しない摺接板が摺接されることにより
カットシートを捌く(1枚ずつ分離する)分離ローラ3
2、搬送されるカットシートの先端を検知する第6の先
端検知スイッチ76、レジストローラ39、第2の先端
検知スイッチ72、及び搬送ローラ33を順次に介し
て、感光体ドラム20に導く経路である。本バイパス搬
送経路D4の、第2の先端検知スイッチ72以降の経路
は、第1の搬送経路D1と共通である。
【0017】また、上記のカッタ機構80は、ロールシ
ート4A〜4Cの搬送方向と直交する方向に延びた長尺
の固定刃81と、この固定刃81との間でロールシート
4A〜4Cを切断する回転刃82とを備えている。上記
原稿搬送部10は、搬送方向を順方向R1又は逆方向R
2に切り換えて原稿9を搬送するものである。画像形成
動作は、原稿が順方向R1に搬送されるときに行なわれ
る。同一原稿から複数枚の複写が行なわれるときには、
原稿搬送部10は、搬送方向を、順方向R1及び逆方向
R2に交互に切り換えて原稿9を搬送する。また、複写
機本体1の上面において、順方向R1に関して原稿搬送
部10よりも上流側には、上記の原稿搬送路41が複写
機本体1の上面から迫り出す位置まで形成されている。
【0018】上記の原稿搬送部10は、順方向R1に沿
って、第1の原稿端検知スイッチ11、第1の搬送ロー
ラ12、第2の原稿端検知スイッチ16、第2の搬送ロ
ーラ14、及び第3の搬送ローラ15を順次に配置して
いる。第1の搬送ローラ12は、第1の原稿端検知スイ
ッチ11が、オフからオンになって原稿9の先端(順方
向R1に関して下流側の端部)を検知することにより駆
動開始される。第2の搬送ローラ14は、原稿9をスリ
ット露光するために透明板13に対向する位置に設けら
れており、原稿9を透明板13に密着させる。第3の搬
送ローラ15は、露光後の原稿9を排出する。
【0019】また、上記第2の原稿端検知スイッチ16
は、原稿9が順方向R1に搬送される際に、オフからオ
ンに切り換わることにより、順方向R1に関する原稿9
の先端を検知する。この第2の原稿端検知スイッチ16
がオンになることに応じて、ロールシート4A,4Bま
たは4C(以下、複写のために搬送されるロールシート
4A,4Bまたは4Cを、単に「ロールシート4」とい
う)の搬送が開始され、その結果、原稿とロールシート
4の搬送が同期されるようになっている。
【0020】また、上記第1の原稿端検知スイッチ11
は、順方向R1に原稿9が搬送される際に、オンからオ
フに切り換わることにより、順方向R1に関する原稿9
の後端を検知する。この検知のタイミングから所定時間
経過後の所定のタイミングで、カッタ機構80が駆動さ
れ、ロールシート4が切断されるようになっている。本
実施例では、カッタ機構80から転写用コロナ放電器2
4(転写位置20b)に至るロールシート4の搬送経路
の長さは、第1の原稿端検知スイッチ11から原稿露光
位置44に至る原稿搬送経路の長さよりも、感光体ドラ
ム20の露光位置20aから転写位置20bに至る長さ
の分だけ長く設定されている。これにより、上記のタイ
ミングでの切断で得られたロールシート4の後端に、原
稿9の後端に対応した画像を形成させることができるよ
うになっている。
【0021】また、上記第2の原稿端検知スイッチ16
は、原稿9が逆方向R2に搬送される際に、オンからオ
フに切り換わることにより、逆方向R2に搬送する原稿
9の後端を検出する。この先端検知スイッチ16がオフ
されることによって、搬送ローラ12,14,15の駆
動が停止される。このとき、原稿9の先端が搬送ローラ
12に挟持された状態となって、次の回の複写動作に備
えられる。なお、8は、原稿の方向を反転させることに
より、複写機本体1の背後への原稿9の落ち込みを防止
する反転部材である。
【0022】透明板13に関連して、原稿9の原稿面を
照明するための光源17が固定配置されている。この光
源17からの光は透明板13を介して原稿表面に照射さ
れる。そして、原稿9の表面からの反射光はセルフォッ
クレンズ18により、複写機本体1の略中央部に設けた
感光体ドラム20の表面に導かれる。セルフォックレン
ズ18からの光により露光される以前の感光体ドラム2
0の表面は、帯電用コロナ放電器21により一様に帯電
されている。このため、露光後の感光体ドラム20の表
面には、原稿像に対応した静電潜像が形成されることに
なる。この静電潜像は、現像装置22によってトナー像
に顕像化される。このトナー像は、感光体ドラム20が
矢印23方向に回転することによって、転写用コロナ放
電器24の近傍に導かれる。
【0023】一方、搬送経路D1,D2,D3またはD
4から感光体ドラム20に導かれたシート4は、感光体
ドラム20表面に接触された状態で転写用コロナ放電器
24の近傍に導かれ、この転写用放電器24のコロナ放
電によって、感光体ドラム20の表面のトナー像がシー
ト4に転写される。トナー像が転写されたシート4は、
剥離用コロナ放電器25でのコロナ放電により感光体ド
ラム20の表面から剥離され、さらに搬送路34を通っ
て定着装置35に導かれる。この定着装置35では、熱
ローラ37と圧ローラ38間でシート4を加熱押圧する
ことにより、トナーがシート4の表面に定着させられ
る。トナーが定着させられたシート4は、排出検知スイ
ッチ55を介して排出ローラ36から複写機本体1外へ
排出され、上述したように、案内部材91を介してポケ
ット92に収容される。その一方で、トナー像の転写後
の感光体ドラム20の表面に残留するトナーは、クリー
ニング装置26により除去され、次の静電潜像の形成の
ための用意がなされる。
【0024】なお、上記の案内部材91の上方には、案
内補助板94が配置されている。この案内補助板94
は、複写機本体1の前面1aに取り付けられたステー9
5に回動自在に支持されており、回動することによっ
て、案内部材91の前方に垂れ下がって排出されるシー
トを案内部材91と共にポケット92へ案内する案内姿
勢(図1において一点鎖線で示す)と、ステー95に保
持される収納姿勢(図1において実線で示す)とに変位
可能である。
【0025】上記の感光体ドラム20、現像装置22及
び転写用コロナ放電器24などにより画像形成手段が構
成されている。本実施例では、上記画像形成手段を駆動
するためのメインモータMMと、各シート4A〜4Dを
給紙するためのローラ群を駆動するための給紙用モータ
DMと、定着装置35の熱ローラ37及び圧ローラ38
等を駆動するための定着用モータFM、原稿搬送部10
を駆動するための原稿送り用モータOMとが設けられて
いる。
【0026】図4は、本実施例にかかる複写機の特徴と
なる制御回路の構成を示すブロック図であり、図5はそ
の制御回路の動作タイミング図である。まず、図1およ
び図4を参照して、この複写機における特徴の1つは、
バイパス搬送経路D4を搬送されるカットシートが、バ
イパス搬送経路D4内で搬送方向から斜めにずれるこ
と、すなわち斜行することのないように改良されている
ことである。このカットシートの斜行防止は、後述する
ように、搬送ローラ33の回転周速に対し、レジストロ
ーラ39の回転周速を少し遅くすることにより実現され
ている。
【0027】また、本実施例の他の特徴は、バイパス搬
送経路D4をカットシートが搬送され、該カットシート
の後端がレジストローラ39から離れる際に、カットシ
ートに加えられていた張力が突然なくなって搬送ローラ
33の負荷変動が生じ、それに伴いカットシートに振動
等が生じて、転写されるトナー像にずれが生じないよう
にされていることである。このようにカットシートに画
像ずれが生じないようにする処理も、レジストローラ3
9の回転周速を制御することにより実現されている。
【0028】より具体的に図4を参照して説明すると、
メインモータMMおよび給紙用モータDMを制御するた
めの制御回路220が備えられている。この制御回路2
20は、専用の制御回路でもよいし、複写機全体の動作
を制御する制御回路、たとえばCPU等の一部によって
構成されていてもよい。制御回路220には、第5の先
端検知スイッチ75、第6の先端検知スイッチ76およ
び第2の先端検知スイッチ72からの信号が与えられ
る。制御回路220は、これら信号に基づき、メインモ
ータMMおよび給紙用モータDMの回転を制御するとと
もに、クラッチ221,222,223をそれぞれ制御
して、搬送ローラ33、レジストローラ39および分離
ローラ32の回転/停止を制御する。
【0029】次に、図5に示すタイミングチャートを参
照して、制御回路220により制御される感光体ドラム
20、搬送ローラ33、レジストローラ39および分離
ローラ32の回転について説明をする。まず、メインモ
ータMMが駆動されて、感光体ドラム20の回転が開始
される。この状態で、手差し給紙部30からカットシー
トが差し込まれる。すると、カットシートの先端により
まず第5の先端検出スイッチ75がオンされる。
【0030】制御回路220は、第5の先端検知スイッ
チ75のオン信号に応答して、給紙用モータDMを回転
させ、かつ、クラッチ223をオンして、分離ローラ3
2を回転させる。これにより手差し給紙部30から挿入
されたカットシートは取り込まれて、レジストローラ3
9へ送られる。この場合において、手差し給紙部30か
ら挿入されたカットシートが複数枚ある場合には、分離
ローラ32によって1枚のカットシートが取り込まれ
る。
【0031】分離ローラ32によりカットシートが取り
込まれると、取り込まれたカットシートの先端が第6の
先端検知スイッチ76をオンさせる。第6の先端検知ス
イッチ76のオン信号は制御回路220に与えられる。
制御回路220では、このオン信号が与えられて所定時
間後に、クラッチ223をオフして、分離ローラ32の
回転を停止させる。第6の先端検知スイッチ76のオン
信号が与えられてから所定時間後にクラッチ223をオ
ンするのは、取り込まれたカットシートの先端が確実に
レジストローラ39に当接して停止するようにするため
である。つまり、手差し給紙部30から挿入されたカッ
トシートがバイパス搬送経路D4に対して少し歪んでい
る場合には、カットシートの先端は、まず一部だけがレ
ジストローラ39に当たる。この状態で、さらに分離ロ
ーラ32により用紙が送られると、歪んでいたカットシ
ートはバイパス搬送経路D4にまっすぐになるように修
正される。そしてカットシートの先端全部がレジストロ
ーラ39に当接される。すなわち搬送方向に直交方向に
延びる線にカットシートの先端が揃えられる。
【0032】そしてその後、所定のタイミングでクラッ
チ222がオンされて、給紙用モータDMによりレジス
トローラ39が回転される。レジストローラ39の回転
により、カットシートはバイパス搬送経路D4に沿って
搬送され、カットシートの先端は搬送ローラ33に達す
る。搬送ローラ33の直前には第2の先端検知スイッチ
72が備えられているから、カットシートの先端が搬送
ローラ33に達したとき、第2の先端検知スイッチ72
がオンする。
【0033】制御回路220は、第2の先端検知スイッ
チ72のオン信号が与えられると、クラッチ222をオ
フしてレジストローラ39を停止させる。この状態で、
原稿搬送部10により搬送される原稿の搬送とタイミン
グが合わされ、原稿の搬送に合わせた所定のタイミング
で、クラッチ221およびクラッチ222がオンされ
る。これにより搬送ローラ33およびレジストローラ3
9が回転され、カットシートの搬送が行われる。
【0034】この場合において、搬送ローラ33の回転
周速と、レジストローラ39の回転周速とは異なる周速
にされている。具体的には、搬送ローラ33の回転周速
に対して、レジストローラ39の回転周速は1〜2%程
度遅くされている。これにより、搬送ローラおよびレジ
ストローラ39により搬送されるカットシートは、搬送
ローラ33で相対的に早く送られ、レジストローラ39
では相対的に遅く送られる。その結果、レジストローラ
39から搬送ローラ33へ向かうカットシートには、常
に一定の張力が与えられる。搬送経路を搬送されるカッ
トシートに対して、かかる張力を与えると、レジストロ
ーラ39から搬送ローラ33までの間で、搬送されるカ
ットシートが搬送路に対して斜め方向にずれること、す
なわちカットシートが斜行することを防止できる。
【0035】本実施例にかかる複写機は、前述したよう
に、たとえばA0版等の大きなサイズの原稿を複写可能
な複写機である。たとえばA0版の原稿を複写する場合
には、手差し給紙部30から挿入される複写シートも、
A0版という大きなサイズである。この大きなサイズの
複写シートは、その先端が搬送ローラ33から感光体ド
ラム20へ送られている状態でも、まだその後端は手差
し給紙部30の入口から垂れ下がったような状態であ
る。その後、複写シートの搬送が進むと、やがて複写シ
ートの後端は第5の先端検知スイッチ75を通過する。
複写シートの後端が第5の先端検知スイッチ75を通過
した時点で、第5の先端検知スイッチ75はオフとな
る。
【0036】制御回路220では、第5の先端検知スイ
ッチ75のオフ信号に応答して、給紙用モータDMの回
転速度を増速させる。給紙用モータDMの回転速度の増
速により、レジストローラ39の回転周速が増速され
る。具体的な一例としては、レジストローラ39の回転
周速が、5〜7%程度速くされる。レジストローラ39
の回転周速の増速は、クラッチ等の切換えではなく、給
紙用モータDMの回転速度の増加により行われるので、
滑らかに周速が増速される。このため、搬送ローラ33
およびレジストローラ39により搬送されているカット
シートには衝撃等が加わることなく、レジストローラ3
9から搬送ローラ33を送られるカットシートに加えら
れていた張力が滑らかに除去される。
【0037】その後、カットシートの後端は第6の先端
検知スイッチ76を通過し、第6の先端検知スイッチ7
6はオフとなり、次いで、カットシートの後端がレジス
トローラ39から離れる。カットシートの後端がレジス
トローラ39から離れる際には、上述したようにレジス
トローラ39から搬送ローラ33までの間のカットシー
トにかけられていた張力は取り除かれているので、カッ
トシートの後端がレジストローラ39を離れた瞬間に、
搬送ローラ33の負荷変動はなく、カットシートに振動
等が加わらない。
【0038】レジストローラ39は、第6の先端検知ス
イッチ76がオフした後、所定時間、たとえば約1秒後
に、クラッチ222がオフされて停止される。その後、
搬送されるカットシートの後端が第2の先端検知スイッ
チ72を通過し、第2の先端検知スイッチ72がオフに
なる。そして、カットシートの後端は搬送ローラ33か
ら感光体ドラム20へと送り出される。カットシートの
後端が搬送ローラ33を離れて後、すなわち第2の検知
スイッチ72がオフになって後の所定時間後に、クラッ
チ221がオフされて、搬送ローラ33は停止される。
【0039】本実施例では、以上のように、バイパス搬
送経路D4に備えられたレジストローラ39により、ま
ず、バイパス搬送経路D4に挿入されるカットシートの
先端が、搬送方向に直交する線上に揃うようにされる。
そしてその状態でカットシートの搬送が開始され、レジ
ストローラ39から搬送ローラ33へ搬送されるカット
シートに対して、常時所定の張力が加えられる。これに
より、搬送中のカットシートは搬送経路に対して斜めに
ずれることがない。
【0040】さらに、レジストローラ39から搬送ロー
ラ33へ搬送されるカットシートに常時張力が加えられ
ており、そのままで搬送されるカットシートの後端がレ
ジストローラ39から離れると、レジストローラ39か
らカットシートの後端が離れた瞬間に、カットシートに
加えられていた張力が突然なくなるから、搬送ローラ3
3に負荷変動が生じ、カットシートに振動等が生じるお
それがある。
【0041】そこでこの実施例では、搬送されるカット
シートの後端がレジストローラ39近傍になったとき
に、レジストローラ39の回転周速を増加させて、レジ
ストローラ39から搬送ローラ33へ搬送されるカット
シートに加えられていた張力を滑らかに取り除くように
した。これにより、バイパス搬送経路D4を搬送される
大きなサイズのカットシートに対して、斜行防止および
画像ずれの防止を実現できる。
【0042】本実施例にかかる複写機は、通常はロール
シートが複写シートとして用いられ、手差しにより手差
し給紙部30からカットシートを複写シートとして挿入
できる構成のものを取り上げたが、自動給紙により常時
はカットシートが複写シートとして用いられる複写機に
対しても、この発明の構成を適用することが可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、大きなサイズ、特に
長手の複写シートに対して画像を形成する際に、搬送時
の複写シートの斜行を防止できるとともに、形成される
画像に歪みが生じないように改良された複写機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる複写機の内部構成を
概略化した断面図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる複写機の外観構成を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる複写機の複写時にお
ける外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例にかかる複写機のカットシー
ト搬送用の搬送経路の制御回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】図4における制御回路の搬送制御の動作タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
20 感光体ドラム 22 現像装置 24 転写用コロナ放電器 30 手差し給紙部 32 分離ローラ 33 搬送ローラ 39 レジストローラ 72 第2の先端検知スイッチ 75 第5の先端検知スイッチ 76 第6の先端検知スイッチ 220 制御回路 221,222,223 クラッチ D4 バイパス搬送経路 MM メインモータ DM 給紙用モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体を含み、複写する画像を感光体上に
    電子写真方式により形成し、形成された画像を与えられ
    る複写シートに転写する画像形成部と、 複写シートを前記画像形成部へ導くための搬送経路と、 搬送経路中の、画像形成部近傍位置に備えられ、画像形
    成部へ複写シートを所定の搬送速度で供給するための搬
    送ローラと、 搬送経路中の、複写シートの搬送方向に見て、搬送ロー
    ラの配置位置よりも上流側に備えられたレジストローラ
    と、 搬送経路中の、複写シートの搬送方向に見て、レジスト
    ローラの配置位置よりも上流側に備えられたシート端部
    検出手段と、 を備え、画像形成部で複写シートの先端部に画像が転写
    開始されたとき、複写シートの後端はシート端部検出手
    段よりも搬送方向上流側に存在する長手の複写シートに
    対して複写をする複写機であって、 さらに、前記シート端部検出手段が搬送経路を搬送中の
    複写シートの端部を検出していない状態では、搬送ロー
    ラとレジストローラ間の複写シートに常時所定の張力が
    加わるように、前記レジストローラを、前記搬送ローラ
    の周速よりも所定速度遅い第1の周速で回転させ、前記
    シート端部検出手段が搬送経路を搬送中の複写シートの
    端部を検出したことに応答して、搬送ローラとレジスト
    ローラ間の複写シートに加えられていた張力が滑らかに
    なくなるように、前記レジストローラを、第1の周速か
    ら前記搬送ローラの周速よりも所定速度速い第2の周速
    に増速させるためのレジスト駆動制御手段、を備えたこ
    とを特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】長尺のシートが巻かれて形成されたロール
    本体から引き出されたロールシート、または、予め定め
    るサイズに切断されたカットシートを複写シートとして
    使用する複写機において、 感光体を含み、複写する画像を感光体上に電子写真方式
    により形成し、形成された画像を与えられる複写シート
    に転写する画像形成部と、 ロールシートを画像形成部へ導くためのロールシート搬
    送経路と、 ロールシート搬送経路の、画像形成部の手前近傍位置に
    備えられ、画像形成部へシートを所定の搬送速度で供給
    するための搬送ローラと、 予め定めるサイズに切断されたカットシートを導くため
    のものであって、経路の先端は、前記搬送ローラへカッ
    トシートを案内するようにロールシート搬送経路に合流
    されており、経路の後端にはカットシート挿入口を有す
    るカットシート搬送経路と、 カットシート搬送経路に備えられたレジストローラと、 カットシート搬送経路中の、カットシートの搬送方向に
    見て、レジストローラの配置位置よりも上流側に備えら
    れたシート端部検出手段と、 前記シート端部検出手段がカットシート搬送経路を搬送
    中のカットシートの端部を検出していない状態では、搬
    送ローラとレジストローラ間のカットシートに常時所定
    の張力が加わるように、前記レジストローラを、前記搬
    送ローラの周速よりも所定速度遅い第1の周速で回転さ
    せ、前記シート端部検出手段がカットシート搬送経路を
    搬送中のカットシートの端部を検出したことに応答し
    て、搬送ローラとレジストローラ間のカットシートに加
    えられていた張力が滑らかになくなるように、前記レジ
    ストローラを、第1の周速から前記搬送ローラの周速よ
    りも所定速度速い第2の周速に増速させるレジスト駆動
    制御手段と、を含むことを特徴とする、複写機。
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