JPH08188892A - ステンレス鋼等の鋼板酸洗設備 - Google Patents

ステンレス鋼等の鋼板酸洗設備

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JPH08188892A
JPH08188892A JP33395A JP33395A JPH08188892A JP H08188892 A JPH08188892 A JP H08188892A JP 33395 A JP33395 A JP 33395A JP 33395 A JP33395 A JP 33395A JP H08188892 A JPH08188892 A JP H08188892A
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pickling
grinding
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steel
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JP33395A
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Niro Ikeda
仁郎 池田
Yoshiaki Nishiyama
誉昭 西山
Yusuke Morita
有亮 森田
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ステンレス鋼等の鋼板の酸洗を確実に行うとと
もに、酸洗後の冷間圧延鋼板の表面光沢を向上させる。 【構成】スケールを機械的・化学的に除去する酸洗ライ
ンにおいて、酸洗ライン入側に設けられていて、鋼板7
の板形状を検出する板形状センサ1と、直列に配置され
た複数の酸洗槽2と、最先酸洗槽21の入側に設けられ
ていて、板形状センサ1からの検出信号にもとづいて板
形状を矯正する形状矯正機31と特殊な重研削ブラシロ
ール32とからなる最先重研削ユニット3と、各酸洗槽
間に配置されていて、形状矯正機41と一般の軽研削ブ
ラシロール42とからなり、鋼板表面の疵を軽研削する
中間軽研削ユニット4と、最終酸洗槽23の出側に配置
されていて、形状矯正機51と一般の軽研削ブラシロー
ル52とからなり、鋼板の表面の疵を軽研削する最終軽
研削ユニット5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼等(例え
ば、ニッケルを含有するSUS304、SUS304
L、SUS316、SUS316Lまたはニッケルを含
有しないSUS430、SUS430L、SUS410
L等)の熱延鋼板の連続酸洗設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼等の熱延鋼板のスケールは
非常に緻密なため、そのまま酸に浸漬するだけでは酸洗
が困難である。そのため、酸洗前にテンションレベラや
スキンパスのような機械曲げ、またはショットブラスト
等の機械的前処理を行うことにより、スケールに亀裂を
発生させ、酸をスケール内部まで浸透させやすくして、
酸洗を行っている。ところが、酸洗前の処理でショット
ブラストを行うと、その圧痕が残り、そのまま冷間圧延
を行うと、オイルピット等の欠陥になる。そのため、表
面研削工程が必要になる。また、加工硬化のため、圧延
量が減り、再焼鈍工程が必要になる。その結果、原単位
増となり、安価な製品提供に支障をきたしている。
【0003】近年この機械的前処理能力を向上させるた
め、特開平4−237504号公報に示すような一般の
重研削ブラシロールの導入が提案されている。しかし、
この重研削ブラシロールは、強力な研削力のため、スケ
ール下の鋼板表面にまで鋭い研削痕が残留する。この痕
は後の冷間圧延工程後まで残留し、光沢等の表面性状に
悪影響を及ぼす。鋼板表面の光沢は製品の意匠性に大き
く関わり、品質上最も重要な項目である。
【0004】スケールが多量に残ったまま、酸洗槽に浸
漬すると、脱スケールには濃度の高い酸を必要とし、酸
原単位が高くかかる。また、スケール溶解時に発生する
多量のNOx等のガスや酸洗汚泥等の産業廃棄物の発生
につながる。酸洗汚泥は硫酸または弗酸・硝酸といった
酸と6価クロムを含む重金属や酸洗反応によって生じた
その酸化物や水酸化物等を含み、分離・再生することは
難しく、埋立て処理を行っている。しかし、この汚泥は
前述のように有害な物質を含むため、埋立て場所の制約
や埋立て前の地下に浸透させないためのライニング等が
必要となり、多額の費用を必要としている。そこで、酸
洗前に機械的に大半のスケールを除去できれば酸原単位
を下げることができるとともに酸洗汚泥の発生量も下げ
ることができる。また、酸洗前の機械的に除去したスケ
ールは金属、その酸化物、そして研磨砥粒のみからなる
ため、溶鋼へリサイクルが可能であり、環境保全・省資
源にも役立つ。
【0005】この問題を解決するために、前述の特開平
4−237504号公報では、重研削ブラシロールを用
いて酸洗前の機械的デスケーリングを行うことを提案し
たが、鋼板の表面性状に問題が残る。
【0006】一方、特開平3−207879号公報で
は、酸洗ライン入側でショットブラストでスケールを除
去し、次いで各酸洗槽の出入側でブラシ機構によってス
ケール除去を行っている。ブラシ機構として砥粒入りナ
イロンブラシロールを用いることを示唆しているが、そ
の構造は明らかではない。しかし、このブラシロールは
酸洗ラインの複数箇所に設けられていること、およびシ
ョットブラストが用いられていることから、重研削ブラ
シロールではないと考えられる。
【0007】前述したように、ショットブラストを行う
と鋼板表面に圧痕が残るので、酸洗ラインにおいてブラ
シロールによってデスケーリングの外に圧痕の除去をも
図っているものと考える。しかし、前述したように、シ
ョットブラストを行うと、加工硬化が起り、圧延量が減
り、再焼鈍工程が必要になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来酸洗が困難とされていたステンレス鋼
等の鋼板の酸洗を確実に行うとともに、酸洗後の冷間圧
延鋼板の表面光沢を向上させることができるステンレス
鋼等の鋼板酸洗設備を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のステンレス鋼等
の鋼板酸洗設備は、ステンレス鋼等の鋼板の表面に付着
したスケールを機械的・化学的に除去する酸洗ラインに
おいて、酸洗ライン入側に設けられていて、鋼板の板形
状を検出する板形状センサと、直列に配置された複数の
酸洗槽と、最先酸洗槽の入側に設けられていて、形状矯
正機と特殊な重研削ブラシロールとからなり、前記板形
状センサからの検出信号にもとづいて前記形状矯正機が
鋼板の板形状を矯正した後に鋼板表面のスケールを重研
削する最先重研削ユニットと、各酸洗槽間に配置されて
いて、形状矯正機と一般の研削ブラシロールとからな
り、前記板形状センサからの検出信号にもとづいて前記
形状矯正機が鋼板の板形状を矯正した後に鋼板表面の疵
を軽研削する中間軽研削ユニットと、最終酸洗槽の出側
に配置されていて、形状矯正機と一般の研削ブラシロー
ルとからなり、前記板形状センサからの検出信号にもと
づいて前記形状矯正機が鋼板の板形状を矯正した後に鋼
板表面の疵を軽研削する最終軽研削ユニットからなる手
段によって、上記課題を解決している。
【0010】前記最先重研削ユニットの重研削ブラシロ
ールはナイロン樹脂からなるブラシ毛の周囲にSiC砥
粒をナイロン樹脂バインダで付着させた合成ブラシ毛を
植設したものであることが好ましい。
【0011】前記各ユニットのブラシロールを上下各2
対設け、鋼板の進行方向に対して互いに逆向きに回転さ
せることもできる。
【0012】
【作用】本発明の酸洗設備によれば、鋼板の重研削後、
酸洗によって残留スケールを溶解除去するとともに、研
削痕を浅くし、次に酸洗後目の細かい軽研削ブラシロー
ルで研削痕を徐々に薄くすることにより、表面粗度を下
げ、酸洗後の冷間圧延後の表面光沢を向上させる。
【0013】鋼板形状が幅方向に湾曲等している場合、
研削できない部分が発生したり、ブラシロールの片減り
が発生する。この問題を解決するために、形状センサで
湾曲等の変形量を検知し、形状を例えばロール等による
形状矯正機で圧下矯正をしながら平坦にブラシロール間
を通板させる。
【0014】鋼板を平坦に矯正するために必要な圧下力
は鋼板の厚さ、幅、鋼種等により異なる。また、連続鋼
板の位置、例えば、先端部と中央部では変形量が異なる
ため、矯正圧下力を逐一調整しなければならず、人手で
制御することは大変な労力を要する。そこで、鋼板の厚
さ、幅、鋼種等と変形量に対する矯正圧力との関係を入
力したコンピュータをかいして、板形状センサと形状矯
正機を連結し、自動的に板形状を平坦に保つ。
【0015】
【実施例】次に、図面を参照して本発明のステンレス鋼
等の鋼板酸洗設備の実施例について説明する。
【0016】本発明のステンレス鋼等の鋼板酸洗設備
は、図1に示すように、板形状センサ1、酸洗槽2、最
先重研削ユニット3、中間軽研削ユニット4、最終軽研
削ユニット5からできている。
【0017】ステンレス鋼等の鋼板7は、上述の酸洗設
備を通って、鋼板7の表面に付着したスケールを機械的
・化学的に除去され、巻取リール6に巻き取られる。本
願においては、酸洗設備、送給機器、巻取リール等を含
めて酸洗ラインと総称する。
【0018】板形状センサ1は、酸洗ライン入側に設け
られていて、鋼板7の板形状を検出する。板形状センサ
1は慣用のものでよいが、例えば図2に示すように、レ
ーザ光線11を用いた光線型センサ1(A)、または、
触針12を用いた触針型センサ1(B)であってもよ
い。これらのセンサ1によって鋼板7の板反り8を検出
する。
【0019】複数基の酸洗槽2は、図1に示すように、
酸洗ラインに直列に配置される。図示例では、酸洗ライ
ン上流側から最先酸洗槽21は硫酸浴であり、中間酸洗
槽22は硫酸浴または、硝酸浴であり、最終酸洗槽23
は硝弗酸浴である。
【0020】図1,4に示すように、最先重研削ユニッ
ト3は、最先酸洗槽21の入側に設けられていて、形状
矯正機31と特殊な重研削ブラシロール32とからな
り、板形状センサ1からの検出信号にもとづいて形状矯
正機31が鋼板7の板形状を矯正した後に鋼板表面のス
ケールを重研削する。
【0021】形状矯正機31は、慣用のものでよい。例
えば、図3に示すように、矯正ロール311を昇降させ
ることにより、鋼板7の板反りを矯正することができ
る。
【0022】重研削ブラシロール32は、図5の(A)
に示すように、ナイロン樹脂からかなるブラシ毛321
の周囲にSiC砥粒322をナイロン樹脂バインダ32
3で付着させた合成ブラシ毛320を植設したものであ
ることが好ましい。
【0023】ブラシ毛321直径は、約2〜3mmであ
り、また、合成ブラシ毛320の直径は約5.5〜6.
5mmである。
【0024】ブラシロール32は、図4に示すように、
鋼板7の上下に各2対設け、鋼板の進行方向に対して逆
向きに回転させることが好ましい。
【0025】中間軽研削ユニット4は、図1,4に示す
ように、酸洗槽2間に配置されていて、形状矯正機41
と一般の軽研削ブラシロール42とからなり、板形状セ
ンサ1からの検出信号にもとづいて形状矯正機41が鋼
板7の板形状を矯正した後に鋼板表面の疵を軽研削す
る。
【0026】形状矯正機41は、前述の形状矯正機31
と同様なものでよい。軽研削ブラシロール42は、図5
の(B)に示すように通常のナイロン樹脂のブラシ毛4
21を植設したものであることが好ましい。研削力を上
げるために、図5の(C)に示すように複数本のブラシ
毛421を束ねて植設してもよい。
【0027】最終軽研削ユニット52は、図1,4に示
すように、最終酸洗槽23の出側に配置されていて、形
状矯正機51と一般の軽研削ブラシロール52とからな
り、板形状センサ1からの検出信号にもとづいて形状矯
正機51が鋼板7の板形状を矯正した後に鋼板表面の疵
を軽研削する。
【0028】形状矯正機41は、前述の形状矯正機31
と同様なものでよい。軽研削ブラシロール52は、前述
の軽研削ブラシロール42と同様なものでよい。
【0029】軽研削ブラシロール42,52は、前述の
重研削ブラシロール32と同様に鋼板7の上下に各2対
設け、鋼板の進行方向に対して逆向きに回転させること
が好ましい。
【0030】各研削ユニット4,5においては、図示し
ていない散水ヘッダによって散水をしながらブラシロー
ル42,52によって研削する。この散水は次の酸洗槽
への酸の持込みを防ぐとともに、軽研削を円滑にする。
【0031】鋼板形状が幅方向に湾曲等している場合、
研削できない部分が発生したり、ブラシロールの片減り
が発生する。この問題を解決するため、矯正機によって
ブラシロール直前に形状を平坦に矯正する。しかし、矯
正機からのブラシロールまでの間に形状がもどってしま
うこともある。そこで、矯正時に過度の矯正つまり、逆
方向に矯正を行い、ブラシロール位置で平坦になるよう
に調整する。
【0032】また、鋼板が各酸洗槽間で残留応力によっ
て反りが回復することもありうるので、各酸洗槽間で鋼
板の矯正を行う。
【0033】板形状は常に変化しており、これに対応し
て矯正量を調整する必要がある。そこで、例えば光線を
利用した板形状センサ1を設け、この値により矯正量を
調整できるようにする。そのために、図6に示すよう
に、板形状センサ1と矯正機をコンピュータ7でつなぐ
ことにより自動的にブラシロール間通過時に板形状を平
坦に保つことができ、良好なスケール研削を行うことが
できる。
【0034】<具体的実施例1>SUS430ステンレ
ス鋼の熱延鋼板を、通常の熱処理、ロールベンダによる
機械曲げを行った後に、図1に示す酸洗ラインに送給し
た。まず、鋼板7を重研削ユニット3の重研削ブラシロ
ール31によって大半のスケールを除去した後、硫酸槽
21に浸漬し、中間軽研削ユニット42の軽研削ブラシ
ロール42によって硫酸槽21から持ち込んだ硫酸を落
とすとともに研削痕を浅くする。同様に、酸洗槽22、
中間軽研削ユニット42を通過させた後に、硝弗酸槽2
3で主として表面の不動態化処理を行い、最終軽研削ユ
ニット5の軽研削ブラシロール52によって持込み酸等
を除去するとともに表面の目ならしを行い、乾燥後、巻
取機6に巻き取った。その間、板形状センサ1からの検
出信号にもとづいて、各形状矯正機31,41,41,
51が鋼板7の幅方向反りを矯正した。
【0035】比較例として、酸洗後の軽研削ブラシロー
ル41,41,51のうちのいくつかを使用しない酸洗
も行った。この後、冷間圧延を行い表面光沢を比較し
た。その結果、表1に示すように中間軽研削ブラシロー
ルを全て使用したときの光沢が最も優れていた。これ
は、中間軽研削ブラシロールによる重研削痕の目ならし
効果が大きいことを示している。
【0036】
【表1】 なお、図7は、重研削を行った後の上記酸洗中の鋼板表
面状態(A−E)と、ショットブラストを行った如の上
記酸洗中の鋼板表面状態(V−Z)を模式的に示す。
【0037】図7において、各(A),(B),
(C),(D),(E)は、重研削ブラシロール32の
後、硫酸洗槽21の後、中間軽研削ブラシロール42の
後、硝弗酸槽23の後、最終軽研削ブラシロール52の
後の鋼板の表面状態を示す。また、各(V),(W),
(X),(Y),(Z)は、ショットブラストの後、硫
酸洗槽21の後、中間軽研削ブラシロール42の後、硝
弗酸槽23の後、最終軽研削ブラシロール52の後の鋼
板の表面状態を示す。
【0038】<具体的実施例2>SUS430ステンレ
ス鋼の熱延鋼板を通常の熱処理、機械曲げ後、図1に示
す酸洗ラインを通板させた場合と、通常の熱処理、機械
曲げ・ショットブラスト後、図1の酸洗ラインにおいて
重研削ブラシロールを用いないで通板させた場合を比較
した。その結果を表2に示す。
【0039】
【表2】 表面研削工程率とは、CG率ともいう。AP(焼鈍・酸
洗)後、表面疵、スケール残りがあった場合、ベルトグ
ラインダで研削することにより、それらを除去する必要
のある割合をいう。表面に問題がない場合には、NOC
Gという。酸洗汚泥量とは、脱スケールされたスケール
が中心の酸洗槽底部に溜る汚泥量をいう。
【0040】表2に示すように、表面欠陥除去のための
研削工程率は約1/3に減少し、酸洗汚泥量も1/5に
減少した。これは、重研削と酸洗間および後の軽研削ブ
ラシロールを使用した場合の方がショットブラストを使
用した場合に比べ、表面粗度が低く、滑らかな表面が得
られていることを示している。また、酸洗汚泥量も大幅
に減少した。
【0041】<具体的実施例3>上記具体的実施例1に
おいて、各研削ブラシロール32,42,42,52の
使用時に、各ブラシロールの前に設けた各矯正機を用い
て自動的に板形状を矯正した場合(A)、手動で板形状
を矯正した場合(B)、まったく矯正を行わなかった場
合(C)、について比較した。Aでは、鋼板の全幅に均
一にブラシがかかり、幅方向にむらのない仕上りとなっ
た。Bでは、板形状を確実に平坦にすることは困難であ
った。Cでは、幅方向のブラッシングに差が生じ、脱ス
ケール性にむらが生じた。
【0042】この熱延酸洗板を通常の工程で冷延、焼鈍
酸洗、調質圧延仕上げ(2B)にし、表面の光沢度を比
較した結果を表3に示す。Aの場合の中央の光沢を10
0とした。その結果、Aでは幅方向全体に均一な光沢度
を示すが、B,Cでは幅方向の光沢のむらを生じてい
る。
【0043】
【表3】 また、矯正機を使用した場合(A)と、まったく使用し
なかった場合(C)とを比較すると、矯正機使用により
全幅均一に使用する場合(A)は、矯正機を使用しない
場合(C)に比べて、偏摩耗しないため、寿命が1.5
〜1.3倍に延びた。
【0044】
【発明の効果】本発明設備は従来の酸洗設備に比べ、脱
スケール能力が優れるため、短時間での処理が可能にな
るとともに、表面粗度が滑らかな鋼板を連続的に製造す
ることができるため、安価で良質な連続鋼板が提供でき
る等、優れた効果がある。また、リサイクル性や産業廃
棄物の軽減等環境保全にも極めて有効な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステンレス鋼等の鋼板酸洗設備の概略
構成図である。
【図2】本発明の設備に用いる板形状センサの原理を示
す説明図である。
【図3】本発明の設備に用いる形状矯正機の原理を示す
説明図である。
【図4】本発明の設備に用いる研削ユニットの側面図で
ある。
【図5】研削ユニットのブラシロールに用いるブラシ毛
の説明図である。
【図6】研削ユニットの制御システムの概略構成図であ
る。
【図7】本発明(A−E)と従来技術(V−Z)とによ
る各酸洗工程における鋼板表面のデスケーリング状態の
説明図である。
【符号の説明】
1 板形状センサ 2 酸洗槽 3 最先重研削ユニット 4 中間軽研削ユニット 5 最終軽研削ユニット 6 巻取機 7 鋼板 31,41,51 形状
矯正機 32,42,52 研削ブラシロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス鋼等の鋼板の表面に付着した
    スケールを機械的・化学的に除去する酸洗ラインにおい
    て、 酸洗ライン入側に設けられていて、鋼板の板形状を検出
    する板形状センサと、 直列に配置された複数の酸洗槽と、 最先酸洗槽の入側に設けられていて、形状矯正機と特殊
    な重研削ブラシロールとからなり、前記板形状センサか
    らの検出信号にもとづいて前記形状矯正機が鋼板の板形
    状を矯正した後に鋼板表面のスケールを重研削する最先
    重研削ユニットと、 各酸洗槽間に配置されていて、形状矯正機と一般の軽研
    削ブラシロールとからなり、前記板形状センサからの検
    出信号にもとづいて前記形状矯正機が鋼板の板形状を矯
    正した後に鋼板表面の疵を軽研削する中間軽研削ユニッ
    トと、 最終酸洗槽の出側に配置されていて、形状矯正機と一般
    の軽研削ブラシロールとからなり、前記板形状センサか
    らの検出信号にもとづいて前記形状矯正機が鋼板の板形
    状を矯正した後に鋼板表面の疵を軽研削する最終軽研削
    ユニットと、 からなるステンレス鋼等の鋼板酸洗設備。
  2. 【請求項2】 前記最先重研削ユニットの重研削ブラシ
    ロールはナイロン樹脂からなるブラシ毛の周囲にSiC
    砥粒をナイロン樹脂バインダで付着させた合成ブラシ毛
    を植設したものであることを特徴とした請求項1記載の
    鋼板酸洗設備。
  3. 【請求項3】 前記各ユニットのブラシロールを上下各
    2対設け、鋼板の進行方向に対して互いに逆向きに回転
    させることを特徴とした請求項1または2記載の酸洗設
    備。
JP33395A 1995-01-05 1995-01-05 ステンレス鋼等の鋼板酸洗設備 Pending JPH08188892A (ja)

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