JPH08190295A - 画像定着装置 - Google Patents
画像定着装置Info
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- JPH08190295A JPH08190295A JP116795A JP116795A JPH08190295A JP H08190295 A JPH08190295 A JP H08190295A JP 116795 A JP116795 A JP 116795A JP 116795 A JP116795 A JP 116795A JP H08190295 A JPH08190295 A JP H08190295A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小サイズの記録シートに画像を定着した後での
ロールの温度分布を従来よりも一様にすることができる
画像定着装置を提供する。 【構成】加熱ロール1と加圧ロール5とを具備した画像
定着装置において、加圧ロール5の内周面に螺旋状の溝
を設ける。加熱ロール1と加圧ロール5との間のニップ
を通過する小サイズの記録シート9に対応しない位置で
は、溝8,10の本数を多くし、小サイズの記録シート
9に対応する位置では溝8の本数を少なくする。
ロールの温度分布を従来よりも一様にすることができる
画像定着装置を提供する。 【構成】加熱ロール1と加圧ロール5とを具備した画像
定着装置において、加圧ロール5の内周面に螺旋状の溝
を設ける。加熱ロール1と加圧ロール5との間のニップ
を通過する小サイズの記録シート9に対応しない位置で
は、溝8,10の本数を多くし、小サイズの記録シート
9に対応する位置では溝8の本数を少なくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の電子写真方式を用いる機器に使用さ
れる画像定着装置に関する。
リ、プリンター等の電子写真方式を用いる機器に使用さ
れる画像定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機等におい
ては、記録シート上に形成された未定着トナー像を定着
して、永久画像にする必要がある。この定着方法には種
々のものがあるが、最も一般的には、加熱によってトナ
ーを溶融させて、これを記録シート上に融着させる加熱
定着法が採用されている。そして、この方法を実施する
画像定着装置としては、種々のものがあるが、一般には
加熱ロール方式のものが利用されている。この種の装置
は、加熱ロールとこれに圧接させられた加圧ロールとを
備え、両者の間のニップに記録シートを通過させ、記録
シート上の未定着トナー像を熱および圧力によって定着
させるものである。
ては、記録シート上に形成された未定着トナー像を定着
して、永久画像にする必要がある。この定着方法には種
々のものがあるが、最も一般的には、加熱によってトナ
ーを溶融させて、これを記録シート上に融着させる加熱
定着法が採用されている。そして、この方法を実施する
画像定着装置としては、種々のものがあるが、一般には
加熱ロール方式のものが利用されている。この種の装置
は、加熱ロールとこれに圧接させられた加圧ロールとを
備え、両者の間のニップに記録シートを通過させ、記録
シート上の未定着トナー像を熱および圧力によって定着
させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像定着装置では、一旦小サイズの記録シート(例
えば葉書)に画像を定着すると、記録シートの幅に相当
する範囲だけ加熱ロールや加圧ロールの温度が低下す
る。このため、次の画像定着に備えて、例えば加熱ロー
ルに内蔵されたヒータでロールを軸線方向全体にわたっ
て昇温するが、記録シートの幅に相当する範囲を適切な
温度にすると、この範囲外の温度が高くなり過ぎること
がある。この場合、次に普通サイズの記録シート(例え
ばA4サイズのコピー用紙)に画像定着する際、前記の
小サイズの記録シートの幅からはみ出た範囲の未定着ト
ナー像がオフセット、すなわち溶融し過ぎて加熱ロール
に付着するおそれがある。
うな画像定着装置では、一旦小サイズの記録シート(例
えば葉書)に画像を定着すると、記録シートの幅に相当
する範囲だけ加熱ロールや加圧ロールの温度が低下す
る。このため、次の画像定着に備えて、例えば加熱ロー
ルに内蔵されたヒータでロールを軸線方向全体にわたっ
て昇温するが、記録シートの幅に相当する範囲を適切な
温度にすると、この範囲外の温度が高くなり過ぎること
がある。この場合、次に普通サイズの記録シート(例え
ばA4サイズのコピー用紙)に画像定着する際、前記の
小サイズの記録シートの幅からはみ出た範囲の未定着ト
ナー像がオフセット、すなわち溶融し過ぎて加熱ロール
に付着するおそれがある。
【0004】したがって、小サイズの記録シートを加熱
ロールと加圧ロールとの間に通過させた後では、できる
だけ加熱ロールおよび加圧ロールの温度分布を均一にす
ることが望ましい。このためには、特開平5−3416
79号公報に記載された装置のように、ロールの内部空
間に向けてロールの軸線方向に沿った気流を通過させる
フィンをロール端部に設けたり、特開平5−34168
3号公報に記載された装置のように、ロールの回転に伴
ってロールの軸線方向に沿った気流を発生させるフィン
をロールの内周面に設けたりすることが考えられる。
ロールと加圧ロールとの間に通過させた後では、できる
だけ加熱ロールおよび加圧ロールの温度分布を均一にす
ることが望ましい。このためには、特開平5−3416
79号公報に記載された装置のように、ロールの内部空
間に向けてロールの軸線方向に沿った気流を通過させる
フィンをロール端部に設けたり、特開平5−34168
3号公報に記載された装置のように、ロールの回転に伴
ってロールの軸線方向に沿った気流を発生させるフィン
をロールの内周面に設けたりすることが考えられる。
【0005】しかし、これらの装置では、気流によって
ロールが軸線方向全体にわたって冷却されても、局所的
に温度を制御できるわけではないから、温度分布を均一
にする上ではあまり効果的ではない。したがって、前記
のような温度差の発生および部分的に高温になることに
よるオフセットの発生を防止できない。
ロールが軸線方向全体にわたって冷却されても、局所的
に温度を制御できるわけではないから、温度分布を均一
にする上ではあまり効果的ではない。したがって、前記
のような温度差の発生および部分的に高温になることに
よるオフセットの発生を防止できない。
【0006】この発明は前記の課題を解決するためにな
されたものであり、小サイズの記録シートに画像を定着
した後でのロールの温度分布を従来よりも一様にするこ
とができる画像定着装置を提供することを目的とする。
されたものであり、小サイズの記録シートに画像を定着
した後でのロールの温度分布を従来よりも一様にするこ
とができる画像定着装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明にあっては、回転可能になされており、加
熱手段を内蔵した加熱ロールと、回転可能になされてお
り、前記加熱ロールに圧接させられ、前記加熱ロールと
の間にニップが設けられ、このニップを未定着トナー像
が形成された記録シートが通過することによりトナー像
が定着されるようになされた加圧手段とを具備してお
り、前記加熱ロールと加圧ロールの少なくともいずれか
一方の内周面にほぼ周方向に延びる溝または突条を設
け、前記ニップを通過する小サイズの記録シートに対応
しない位置での単位長さ当たりの前記溝または突条の数
を、前記小サイズの記録シートに対応する位置での単位
長さ当たりの前記溝または突条の数よりも多くしたこと
を特徴とする。
め、この発明にあっては、回転可能になされており、加
熱手段を内蔵した加熱ロールと、回転可能になされてお
り、前記加熱ロールに圧接させられ、前記加熱ロールと
の間にニップが設けられ、このニップを未定着トナー像
が形成された記録シートが通過することによりトナー像
が定着されるようになされた加圧手段とを具備してお
り、前記加熱ロールと加圧ロールの少なくともいずれか
一方の内周面にほぼ周方向に延びる溝または突条を設
け、前記ニップを通過する小サイズの記録シートに対応
しない位置での単位長さ当たりの前記溝または突条の数
を、前記小サイズの記録シートに対応する位置での単位
長さ当たりの前記溝または突条の数よりも多くしたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】加熱ロールまたは加圧ロールの回転に伴って、
内周面に設けられた溝または突条に沿って気流が発生す
る。ロールの単位長さ当たりのこの溝または突条の数
は、小サイズの記録シートに対応しない位置では多く、
小サイズの記録シートに対応する位置では少なくなって
いるために、小サイズの記録シートに対応しない位置の
表面積が大きくなり、気流によって小サイズの記録シー
トに対応しない位置が余計に冷却される。これによっ
て、小サイズの記録シートに画像を定着した後でのロー
ルの温度分布を従来よりも一様にすることができる。こ
の後、ロールを昇温させて、次の記録シートの画像定着
に備える。温度分布がこのように比較的一様にされるか
ら、次に普通サイズの記録シートに画像を定着させる場
合には、小サイズの記録シートに対応しない位置でもト
ナーがロールにオフセットしてしまう不具合を防止する
ことが可能である。
内周面に設けられた溝または突条に沿って気流が発生す
る。ロールの単位長さ当たりのこの溝または突条の数
は、小サイズの記録シートに対応しない位置では多く、
小サイズの記録シートに対応する位置では少なくなって
いるために、小サイズの記録シートに対応しない位置の
表面積が大きくなり、気流によって小サイズの記録シー
トに対応しない位置が余計に冷却される。これによっ
て、小サイズの記録シートに画像を定着した後でのロー
ルの温度分布を従来よりも一様にすることができる。こ
の後、ロールを昇温させて、次の記録シートの画像定着
に備える。温度分布がこのように比較的一様にされるか
ら、次に普通サイズの記録シートに画像を定着させる場
合には、小サイズの記録シートに対応しない位置でもト
ナーがロールにオフセットしてしまう不具合を防止する
ことが可能である。
【0009】
【実施例】A.実施例の構成 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。まず、図1はこの発明の一実施例による画像定着装
置の構成を示す正面断面図である。この画像定着装置
は、回転可能になされた加熱ロール1と加圧ロール5と
を備えており、加熱ロール1は、金属製の円筒状のコア
2の内部に赤外線ランプ等のヒータ(加熱手段)4を設
け、コア2の外周面を離型層3で被覆することにより構
成されている。この離型層3は、コア2の外周面に用紙
上のトナーが付着しないように設けられているものであ
って、その材料は、フッ素樹脂、シリコーンゴムまたは
シリコーン樹脂などの耐熱性材料である。
る。まず、図1はこの発明の一実施例による画像定着装
置の構成を示す正面断面図である。この画像定着装置
は、回転可能になされた加熱ロール1と加圧ロール5と
を備えており、加熱ロール1は、金属製の円筒状のコア
2の内部に赤外線ランプ等のヒータ(加熱手段)4を設
け、コア2の外周面を離型層3で被覆することにより構
成されている。この離型層3は、コア2の外周面に用紙
上のトナーが付着しないように設けられているものであ
って、その材料は、フッ素樹脂、シリコーンゴムまたは
シリコーン樹脂などの耐熱性材料である。
【0010】一方、加圧ロール5は、加熱ロール1に圧
接することができるように配置されており、円筒状のコ
ア6と、紙離れを良くするためにコア6の外周に被覆さ
れた耐熱弾性材料からなる離型層7とを備えている。こ
のような耐熱性材料としては、記録シート9に一様に圧
力を与えてトナー像を定着するために軟質な材料が好ま
しく、例えばシリコーンゴムやフッ素ゴムが用いられて
いる。そして、これらのロール1,5を回転させて、そ
の間のニップに未定着トナー像が形成された記録シート
9を通過させて、加熱および加圧することによって、ト
ナー像を定着させる。
接することができるように配置されており、円筒状のコ
ア6と、紙離れを良くするためにコア6の外周に被覆さ
れた耐熱弾性材料からなる離型層7とを備えている。こ
のような耐熱性材料としては、記録シート9に一様に圧
力を与えてトナー像を定着するために軟質な材料が好ま
しく、例えばシリコーンゴムやフッ素ゴムが用いられて
いる。そして、これらのロール1,5を回転させて、そ
の間のニップに未定着トナー像が形成された記録シート
9を通過させて、加熱および加圧することによって、ト
ナー像を定着させる。
【0011】この画像定着装置では、様々なサイズの記
録シート9にトナー像を定着させることができるが、こ
こでは特に小サイズの記録シート9がニップを通過して
いる状態を例に採って図示するものとする。
録シート9にトナー像を定着させることができるが、こ
こでは特に小サイズの記録シート9がニップを通過して
いる状態を例に採って図示するものとする。
【0012】さて、加圧ロール5のコア6の内周面に
は、螺旋状の溝8が形成されている。この溝8は小サイ
ズの記録シート9に対応する位置では、1条のみ形成さ
れている。その一方、小サイズの記録シート9に対応し
ない位置ではさらにもう1条の溝10が形成されてい
る。したがって、加熱ロール5の単位長さ当たりの溝
8,10の数は、小サイズの記録シート9に対応しない
位置では多く、小サイズの記録シート9に対応する位置
では少なくなっている。
は、螺旋状の溝8が形成されている。この溝8は小サイ
ズの記録シート9に対応する位置では、1条のみ形成さ
れている。その一方、小サイズの記録シート9に対応し
ない位置ではさらにもう1条の溝10が形成されてい
る。したがって、加熱ロール5の単位長さ当たりの溝
8,10の数は、小サイズの記録シート9に対応しない
位置では多く、小サイズの記録シート9に対応する位置
では少なくなっている。
【0013】なお、ここでは小サイズの記録シート9に
対応する位置では溝が1条、小サイズの記録シート9に
対応しない位置では溝が2条設けられているが、ヒータ
4の加熱パターンや、記録シート9を処理する速度、加
熱ロール1と加圧ロール5のサイズに応じて溝の本数は
適宜設定される。また、溝のピッチ、幅および深さもこ
れらの条件に応じて適宜設定される。
対応する位置では溝が1条、小サイズの記録シート9に
対応しない位置では溝が2条設けられているが、ヒータ
4の加熱パターンや、記録シート9を処理する速度、加
熱ロール1と加圧ロール5のサイズに応じて溝の本数は
適宜設定される。また、溝のピッチ、幅および深さもこ
れらの条件に応じて適宜設定される。
【0014】B.実施例の動作 さて、この実施例では、加圧ロール5の回転に伴って、
その内周面に設けられた溝8,10に沿って気流が発生
している。加圧ロール5の単位長さ当たりのこの溝8,
10の数は、小サイズの記録シート9に対応しない位置
では多く、小サイズの記録シート9に対応する位置では
少なくなっているために、小サイズの記録シート9に対
応しない位置の表面積が大きくなり、気流によって小サ
イズの記録シート9に対応しない位置が常時余計に冷却
されている。
その内周面に設けられた溝8,10に沿って気流が発生
している。加圧ロール5の単位長さ当たりのこの溝8,
10の数は、小サイズの記録シート9に対応しない位置
では多く、小サイズの記録シート9に対応する位置では
少なくなっているために、小サイズの記録シート9に対
応しない位置の表面積が大きくなり、気流によって小サ
イズの記録シート9に対応しない位置が常時余計に冷却
されている。
【0015】そして、この画像定着装置には、未定着ト
ナー像が表面に形成された記録シート9が搬送されてく
る。ロール1,5は図示しない駆動手段により回転さ
れ、その間のニップに記録シート9が通過させられるこ
とによって、トナー像が加熱および加圧される。これに
よってトナー像が記録シート9に定着される。
ナー像が表面に形成された記録シート9が搬送されてく
る。ロール1,5は図示しない駆動手段により回転さ
れ、その間のニップに記録シート9が通過させられるこ
とによって、トナー像が加熱および加圧される。これに
よってトナー像が記録シート9に定着される。
【0016】ここで、記録シート9が通過させられない
ときには、加熱ロール1および加圧ロール5は、軸支す
る部分、内周側および外周側の空気のみによって熱が奪
われている。また、加熱ロール1および加圧ロール5は
圧接させられているので、熱伝達により、加圧ロール5
も加熱される。
ときには、加熱ロール1および加圧ロール5は、軸支す
る部分、内周側および外周側の空気のみによって熱が奪
われている。また、加熱ロール1および加圧ロール5は
圧接させられているので、熱伝達により、加圧ロール5
も加熱される。
【0017】そして、記録シート9を加熱ロール1およ
び加圧ロール5の間に通過させると、加熱ロール1およ
び加圧ロール5から記録シート9によって熱が奪われ
る。また、加熱ロール1から加圧ロール5に熱が伝達さ
れなくなるために、加圧ロール5が余計に冷却される。
したがって、記録シート9の通過によって温度の低下が
著しいのは、加熱ロール1および加圧ロール5の記録シ
ート9に対応する部分、特に加圧ロール5の記録シート
9に対応する部分である。
び加圧ロール5の間に通過させると、加熱ロール1およ
び加圧ロール5から記録シート9によって熱が奪われ
る。また、加熱ロール1から加圧ロール5に熱が伝達さ
れなくなるために、加圧ロール5が余計に冷却される。
したがって、記録シート9の通過によって温度の低下が
著しいのは、加熱ロール1および加圧ロール5の記録シ
ート9に対応する部分、特に加圧ロール5の記録シート
9に対応する部分である。
【0018】その一方、前記のように加圧ロール5の記
録シート9に対応しない位置では、溝10が追加されて
いることによって、前記のように常時余計に冷却されて
いる。したがって、この位置の温度と記録シート9に対
応する位置の温度とは、大きな差が生じない。
録シート9に対応しない位置では、溝10が追加されて
いることによって、前記のように常時余計に冷却されて
いる。したがって、この位置の温度と記録シート9に対
応する位置の温度とは、大きな差が生じない。
【0019】図3は、この実施例の画像定着装置と従来
技術の画像定着装置とで、小サイズの記録シート9を通
過させた直後の加圧ロール5の温度分布を比較して示す
グラフである。図において実線は、従来技術の画像定着
装置での温度分布を示す。ここでいう従来技術の画像定
着装置は、加圧ロール5に溝8および10を設けていな
いものであり、他の点は実施例と同様である。また、破
線は、実施例の画像定着装置での温度分布を示す。
技術の画像定着装置とで、小サイズの記録シート9を通
過させた直後の加圧ロール5の温度分布を比較して示す
グラフである。図において実線は、従来技術の画像定着
装置での温度分布を示す。ここでいう従来技術の画像定
着装置は、加圧ロール5に溝8および10を設けていな
いものであり、他の点は実施例と同様である。また、破
線は、実施例の画像定着装置での温度分布を示す。
【0020】図3において、従来技術および実施例では
ともに、加圧ロール5における小サイズの記録シート9
に対応する位置では、温度が約90℃に低下する。その
一方、記録シート9に対応しない位置では、従来技術に
おいては約170℃に低下する。したがって、両方の位
置での温度差はおよそ80℃になる。一般にトナーは約
90℃でも定着可能であるが、最も定着に適した温度は
トナーの種類にもよるが、150〜200℃、あるいは
150〜240℃である。
ともに、加圧ロール5における小サイズの記録シート9
に対応する位置では、温度が約90℃に低下する。その
一方、記録シート9に対応しない位置では、従来技術に
おいては約170℃に低下する。したがって、両方の位
置での温度差はおよそ80℃になる。一般にトナーは約
90℃でも定着可能であるが、最も定着に適した温度は
トナーの種類にもよるが、150〜200℃、あるいは
150〜240℃である。
【0021】したがって、次の記録シートでの画像定着
に備えて、ヒータ4の出力を上昇し、加熱ロール1を昇
温させ、加圧ロール5における小サイズの記録シート9
に対応する位置を150℃以上に昇温させる。ところ
が、従来技術ではロールを局所的に温度制御できないか
ら、前記の80℃の温度差はかなりの期間そのまま維持
され、加圧ロール5における小サイズの記録シート9に
対応する位置の温度を90℃から150℃にすると、記
録シート9に対応しない位置では230℃になり、トナ
ーの種類によっては加熱ロール1へのオフセットが発生
してしまう。また小サイズの記録シート9に対応する位
置の温度を170℃まで上昇させると、記録シート9に
対応しない位置では250℃になり、ほとんどの種類の
トナーでオフセットが発生する。
に備えて、ヒータ4の出力を上昇し、加熱ロール1を昇
温させ、加圧ロール5における小サイズの記録シート9
に対応する位置を150℃以上に昇温させる。ところ
が、従来技術ではロールを局所的に温度制御できないか
ら、前記の80℃の温度差はかなりの期間そのまま維持
され、加圧ロール5における小サイズの記録シート9に
対応する位置の温度を90℃から150℃にすると、記
録シート9に対応しない位置では230℃になり、トナ
ーの種類によっては加熱ロール1へのオフセットが発生
してしまう。また小サイズの記録シート9に対応する位
置の温度を170℃まで上昇させると、記録シート9に
対応しない位置では250℃になり、ほとんどの種類の
トナーでオフセットが発生する。
【0022】これに対して、この実施例では、小サイズ
の記録シート9に対応しない位置の温度は、約130℃
に低下する。したがって、記録シート9に対応する位置
との温度差はおよそ40℃になる。このように、小サイ
ズの記録シート9に画像を定着した後での加圧ロール5
の温度分布を従来よりも一様にすることができる。この
後、ヒータ4の出力を上昇し、加熱ロール1および加圧
ロール5を昇温させて、次の記録シート9の画像定着に
備える。この実施例では前記の温度差がおよそ40℃で
あり、かつ小サイズの記録シート9に対応しない位置で
は常時余計に冷却されていることから、記録シート9に
対応する位置を150℃以上に昇温させた際には、記録
シート9に対応しない位置でもほぼ同じ温度にすること
が可能である。
の記録シート9に対応しない位置の温度は、約130℃
に低下する。したがって、記録シート9に対応する位置
との温度差はおよそ40℃になる。このように、小サイ
ズの記録シート9に画像を定着した後での加圧ロール5
の温度分布を従来よりも一様にすることができる。この
後、ヒータ4の出力を上昇し、加熱ロール1および加圧
ロール5を昇温させて、次の記録シート9の画像定着に
備える。この実施例では前記の温度差がおよそ40℃で
あり、かつ小サイズの記録シート9に対応しない位置で
は常時余計に冷却されていることから、記録シート9に
対応する位置を150℃以上に昇温させた際には、記録
シート9に対応しない位置でもほぼ同じ温度にすること
が可能である。
【0023】以上のように、この実施例では温度分布が
比較的一様にされるから、次に普通サイズの記録シート
に画像を定着させる場合には、小サイズの記録シート9
に対応しない位置でもトナーが加熱ロール1にオフセッ
トしてしまう不具合を防止することが可能である。ま
た、特に加圧ロール5に溝8,10を設けることによっ
て、加圧ロール5側の離型層7を加圧ロール5の軸線方
向にわたって一様な温度にすることができ、離型層7の
熱膨張の差による普通サイズの記録シートのしわの発生
を防止することが可能である。
比較的一様にされるから、次に普通サイズの記録シート
に画像を定着させる場合には、小サイズの記録シート9
に対応しない位置でもトナーが加熱ロール1にオフセッ
トしてしまう不具合を防止することが可能である。ま
た、特に加圧ロール5に溝8,10を設けることによっ
て、加圧ロール5側の離型層7を加圧ロール5の軸線方
向にわたって一様な温度にすることができ、離型層7の
熱膨張の差による普通サイズの記録シートのしわの発生
を防止することが可能である。
【0024】なお、この実施例では、普通のサイズの記
録シートを加熱ロール1および加圧ロール5の間に通過
させた直後には、溝10が余計にあるために、小サイズ
の記録シート9に対応しない位置で温度が余計に下がる
傾向がある。これを防止するためには、溝の本数、ピッ
チ、幅および深さ、さらにヒータ4の加熱パターンを適
当に設定すればよい。
録シートを加熱ロール1および加圧ロール5の間に通過
させた直後には、溝10が余計にあるために、小サイズ
の記録シート9に対応しない位置で温度が余計に下がる
傾向がある。これを防止するためには、溝の本数、ピッ
チ、幅および深さ、さらにヒータ4の加熱パターンを適
当に設定すればよい。
【0025】また、一般に記録シートを加熱ロール1お
よび加圧ロール5の間のニップ内に通過させる方式に
は、記録シートのサイズに関係なくロールの軸線方向中
央と記録シートの幅の中央とを合致させる方式と、記録
シートのサイズに関係なくロールの軸線方向端部と記録
シートの端部とを合致させる方式とがあるが、この実施
例は両方に採用することが可能である。
よび加圧ロール5の間のニップ内に通過させる方式に
は、記録シートのサイズに関係なくロールの軸線方向中
央と記録シートの幅の中央とを合致させる方式と、記録
シートのサイズに関係なくロールの軸線方向端部と記録
シートの端部とを合致させる方式とがあるが、この実施
例は両方に採用することが可能である。
【0026】C.変更例 図2は、前記の実施例の変更例を示す。この例では、加
圧ロール5の内周面の記録シート9に対応する位置では
ピッチの大きい1条の溝12を形成し、記録シート9に
対応しない位置ではピッチの小さい1条の溝14を形成
している。溝12および14は互いに連続していてもよ
いし、両者の間が離れていてもよい。これによって、加
熱ロール5の単位長さ当たりの溝12,14の数は、小
サイズの記録シート9に対応しない位置では多く、小サ
イズの記録シート9に対応する位置では少なくなってお
り、前記の実施例と同様の効果が達成される。
圧ロール5の内周面の記録シート9に対応する位置では
ピッチの大きい1条の溝12を形成し、記録シート9に
対応しない位置ではピッチの小さい1条の溝14を形成
している。溝12および14は互いに連続していてもよ
いし、両者の間が離れていてもよい。これによって、加
熱ロール5の単位長さ当たりの溝12,14の数は、小
サイズの記録シート9に対応しない位置では多く、小サ
イズの記録シート9に対応する位置では少なくなってお
り、前記の実施例と同様の効果が達成される。
【0027】その他、変更例としては下記のものが考え
られる。 前記の溝8,10,12,14の代わりに、突条を
設けることも可能である。突条の本数、ピッチ、幅およ
び高さは、ヒータ4の加熱パターンや、記録シート9を
処理する速度、加熱ロール1と加圧ロール5のサイズに
応じて適宜設定される。 前記の実施例では、加圧ロール5に溝を形成してい
るが、これに限られず加熱ロール1、あるいは加熱ロー
ル1および加圧ロール5の両者に溝あるいは突条を設け
てもよい。この場合も、記録シート9が通過されないと
きには、加熱ロール1から加圧ロール5に熱が伝達され
ているから、前記の実施例と同様の効果が達成される。 前記の実施例では螺旋状の溝を設けているが、その
代わりに円環状の溝を設け、この溝の間隔をロールにお
ける小サイズの記録シート9に対応する位置と対応しな
い位置とで変更することによっても同様の効果が達成さ
れる。
られる。 前記の溝8,10,12,14の代わりに、突条を
設けることも可能である。突条の本数、ピッチ、幅およ
び高さは、ヒータ4の加熱パターンや、記録シート9を
処理する速度、加熱ロール1と加圧ロール5のサイズに
応じて適宜設定される。 前記の実施例では、加圧ロール5に溝を形成してい
るが、これに限られず加熱ロール1、あるいは加熱ロー
ル1および加圧ロール5の両者に溝あるいは突条を設け
てもよい。この場合も、記録シート9が通過されないと
きには、加熱ロール1から加圧ロール5に熱が伝達され
ているから、前記の実施例と同様の効果が達成される。 前記の実施例では螺旋状の溝を設けているが、その
代わりに円環状の溝を設け、この溝の間隔をロールにお
ける小サイズの記録シート9に対応する位置と対応しな
い位置とで変更することによっても同様の効果が達成さ
れる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る画
像定着装置によれば、小サイズの記録シートに画像を定
着した後でのロールの温度分布を従来よりも一様にする
ことができる。
像定着装置によれば、小サイズの記録シートに画像を定
着した後でのロールの温度分布を従来よりも一様にする
ことができる。
【図1】 この発明の一実施例による画像定着装置の構
成を示す正面断面図である。
成を示す正面断面図である。
【図2】 変更例による画像定着装置を示す正面断面図
である。
である。
【図3】 実施例の画像定着装置と従来技術の画像定着
装置とで、小サイズの記録シートを通過させた直後の加
圧ロールの温度分布を比較して示すグラフである。
装置とで、小サイズの記録シートを通過させた直後の加
圧ロールの温度分布を比較して示すグラフである。
1 加熱ロール、2 コア、3 離型層、4 ヒータ
(加熱手段)、5 加圧ロール、6 コア、7 離型
層、8,10,12,14 溝、9 記録シート。
(加熱手段)、5 加圧ロール、6 コア、7 離型
層、8,10,12,14 溝、9 記録シート。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転可能になされており、加熱手段を内
蔵した加熱ロールと、 回転可能になされており、前記加熱ロールに圧接させら
れ、前記加熱ロールとの間にニップが設けられ、このニ
ップを未定着トナー像が形成された記録シートが通過す
ることによりトナー像が定着されるようになされた加圧
手段とを具備しており、 前記加熱ロールと加圧ロールの少なくともいずれか一方
の内周面にほぼ周方向に延びる溝または突条を設け、 前記ニップを通過する小サイズの記録シートに対応しな
い位置での単位長さ当たりの前記溝または突条の数を、
前記小サイズの記録シートに対応する位置での単位長さ
当たりの前記溝または突条の数よりも多くしたことを特
徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP116795A JPH08190295A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 画像定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP116795A JPH08190295A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 画像定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08190295A true JPH08190295A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11493887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP116795A Pending JPH08190295A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 画像定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08190295A (ja) |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP116795A patent/JPH08190295A/ja active Pending
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