JPH0819101B2 - ピリジン多塩素化物の製造方法 - Google Patents
ピリジン多塩素化物の製造方法Info
- Publication number
- JPH0819101B2 JPH0819101B2 JP25619987A JP25619987A JPH0819101B2 JP H0819101 B2 JPH0819101 B2 JP H0819101B2 JP 25619987 A JP25619987 A JP 25619987A JP 25619987 A JP25619987 A JP 25619987A JP H0819101 B2 JPH0819101 B2 JP H0819101B2
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- Japan
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- chloropyridine
- dichloropyridine
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- chlorine
- hydrochloride
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2−クロロピリジンを原料として、2,3−
ジクロロピリジン及び2,3,5−トリクロロピリジン、2,
3,5,6−テトラクロロピリジンを製造する方法に関す
る。
ジクロロピリジン及び2,3,5−トリクロロピリジン、2,
3,5,6−テトラクロロピリジンを製造する方法に関す
る。
(従来技術および問題点) 2−クロロピリジンを塩素化して多塩素化物を製造す
る技術は種々知られている。例えば、2−クロロピリジ
ンを液相で共塩素化する方法(UPS3557124、特公昭55-4
744)あるいは、2−クロロピリジンを液相無触媒にて1
60℃以上で塩素化する方法(本発明者の先願である特願
昭62-180714)がある。しかしこれら従来の2−クロロ
ピリジンを出発原料とする塩素化反応では、いずれも主
として2,6−ジクロロピリジンあるいはこれが更に塩素
化された生成物しか得られない。即ち、2−クロロピリ
ジンを原料として、2,3−ジクロロピリジン、或は2,3,5
−トリクロロピリジンを製造する方法については全く知
られていない。
る技術は種々知られている。例えば、2−クロロピリジ
ンを液相で共塩素化する方法(UPS3557124、特公昭55-4
744)あるいは、2−クロロピリジンを液相無触媒にて1
60℃以上で塩素化する方法(本発明者の先願である特願
昭62-180714)がある。しかしこれら従来の2−クロロ
ピリジンを出発原料とする塩素化反応では、いずれも主
として2,6−ジクロロピリジンあるいはこれが更に塩素
化された生成物しか得られない。即ち、2−クロロピリ
ジンを原料として、2,3−ジクロロピリジン、或は2,3,5
−トリクロロピリジンを製造する方法については全く知
られていない。
特に2,3−ジクロロピリジンに至ってはその有効な製
法は知られていない。
法は知られていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、2−クロロピリジンを原料として2,3
−ジクロロピリジン及び2,3,5−トリクロロピリジンを
製造する方法について鋭意検討を重ねた結果、全く意外
なことに、2−クロロピリジンの塩酸塩と塩素を反応さ
せることにより選択的に2,3−ジクロロピリジンと2,3,5
−トリクロロピリジンが、2,3,5,6−テトラクロロピリ
ジンと共に併産されることを見い出し本発明に至った。
−ジクロロピリジン及び2,3,5−トリクロロピリジンを
製造する方法について鋭意検討を重ねた結果、全く意外
なことに、2−クロロピリジンの塩酸塩と塩素を反応さ
せることにより選択的に2,3−ジクロロピリジンと2,3,5
−トリクロロピリジンが、2,3,5,6−テトラクロロピリ
ジンと共に併産されることを見い出し本発明に至った。
即ち本発明は、2−クロロピリジンを塩酸塩と塩素を
160℃以下の温度で反応させることを特徴とするピリジ
ン多塩素化物の製造方法である。
160℃以下の温度で反応させることを特徴とするピリジ
ン多塩素化物の製造方法である。
本発明者等は、2−クロロピリジンの塩酸塩が160℃
以上ではその殆どが分解してしまうことを見出し、160
℃以下、好ましくは140℃以下の温度に於て、2−クロ
ロピリジン塩酸塩と塩素の反応が可能となることを見出
した。この温度条件で2−クロロピリジン塩酸塩と塩素
の反応を行なった場合、2−クロロピリジン塩酸塩は、
選択的に2,3−ジクロロピリジンを経由して反応が高収
率で進行する。即ち2,5−ジクロロピリジンや2,6−ジク
ロロピリジンが全く生成しない。
以上ではその殆どが分解してしまうことを見出し、160
℃以下、好ましくは140℃以下の温度に於て、2−クロ
ロピリジン塩酸塩と塩素の反応が可能となることを見出
した。この温度条件で2−クロロピリジン塩酸塩と塩素
の反応を行なった場合、2−クロロピリジン塩酸塩は、
選択的に2,3−ジクロロピリジンを経由して反応が高収
率で進行する。即ち2,5−ジクロロピリジンや2,6−ジク
ロロピリジンが全く生成しない。
反応温度は無溶媒の場合は、2−クロロピリジン塩酸
塩の融点の問題から100℃以上で行なわれることが望ま
しいが溶媒を用いた場合はこの限りではない。
塩の融点の問題から100℃以上で行なわれることが望ま
しいが溶媒を用いた場合はこの限りではない。
この反応では本質的には溶媒を必要としない。又、そ
の反応性は極めて高い。
の反応性は極めて高い。
2−クロロピリジンの塩酸塩は、2−クロロピリジン
中へ塩酸ガスを吹込むことによって製造することが最も
望ましい。
中へ塩酸ガスを吹込むことによって製造することが最も
望ましい。
なお、水の存在により反応は著しく抑制されるため、
塩酸水の使用は好ましくない。
塩酸水の使用は好ましくない。
反応系における塩素の吸収量は反応槽の形式或は形状
により異なるため、その仕込量は排ガス中の塩素濃度を
測定することにより適宜決められる。
により異なるため、その仕込量は排ガス中の塩素濃度を
測定することにより適宜決められる。
(発明の効果) 2−クロロピリジンの塩酸塩と塩素の反応により、高
収率、高選択率で2,3−ジクロロピリジン、2,3,5−トリ
クロロピリジン、2,3,5,6−テトラクロロピリジンの混
合物が併産される。
収率、高選択率で2,3−ジクロロピリジン、2,3,5−トリ
クロロピリジン、2,3,5,6−テトラクロロピリジンの混
合物が併産される。
実施例1 2−クロロピリジン284g(2.5モル)を廃ガスコンデ
ンサー、温度計、攪拌機、塩素吹込管を備えた500ml4口
フラスコに仕込み、110℃の温度にて塩酸ガスを毎時50l
づつ2時間にわたって吹込んだ。その後、温度を120℃
として、塩酸ガスを毎時7lづつ12時間吹込んだ。
ンサー、温度計、攪拌機、塩素吹込管を備えた500ml4口
フラスコに仕込み、110℃の温度にて塩酸ガスを毎時50l
づつ2時間にわたって吹込んだ。その後、温度を120℃
として、塩酸ガスを毎時7lづつ12時間吹込んだ。
この時の反応液の組成は、2−クロロピリジン塩酸塩
が52モル%、2,3−ジクロロピリジンが16モル%、2,3,5
−トリクロロピリジンが10モル%、2,3,5,6−テトラク
ロロピリジンが22モル%であった。
が52モル%、2,3−ジクロロピリジンが16モル%、2,3,5
−トリクロロピリジンが10モル%、2,3,5,6−テトラク
ロロピリジンが22モル%であった。
なお、反応液は黄白色であり、タール分の存在は殆ど
みられなかった。
みられなかった。
比較例1(2−クロロピリジン非塩酸塩の反応) 2−クロロピリジン284g(2.5モル)を実施例1と同
じ装置へ仕込み、120℃の温度で塩素ガスを毎時7lづつ1
0時間吹込んだ。しかしながら、反応液は2,6−ジクロロ
ピリジンが約1%含有されていた他は、殆んど反応は進
行していなかった。そこで反応温度を150℃として、引
続いて塩素ガスを20時間吹込んだ。反応液組成は、2,6
−ジクロロピリジンが12%、2,3−ジクロロピリジン2.5
%、2,3,5−トリクロロピリジン2.7%、2,3,6−トリク
ロロピリジン1.2%、2,3,5,6−テトラクロロピリジン2.
0%そして未反応2−クロロピリジン79.5%が含まれて
いた。
じ装置へ仕込み、120℃の温度で塩素ガスを毎時7lづつ1
0時間吹込んだ。しかしながら、反応液は2,6−ジクロロ
ピリジンが約1%含有されていた他は、殆んど反応は進
行していなかった。そこで反応温度を150℃として、引
続いて塩素ガスを20時間吹込んだ。反応液組成は、2,6
−ジクロロピリジンが12%、2,3−ジクロロピリジン2.5
%、2,3,5−トリクロロピリジン2.7%、2,3,6−トリク
ロロピリジン1.2%、2,3,5,6−テトラクロロピリジン2.
0%そして未反応2−クロロピリジン79.5%が含まれて
いた。
比較例2 実施例1と同様の処理により、2−クロロピリジン塩
酸塩を得た後、165℃の温度として塩素ガスを毎時7lづ
つ12時間吹込んだ。得られた反応液には2,6−ジクロロ
ピリジン7%含有されていた他、2,3−ジクロロピリジ
ン、2,3,5−トリクロロピリジン、2,3,5,6−テトラクロ
ロピリジンが共に約1%づつ含有されていた。
酸塩を得た後、165℃の温度として塩素ガスを毎時7lづ
つ12時間吹込んだ。得られた反応液には2,6−ジクロロ
ピリジン7%含有されていた他、2,3−ジクロロピリジ
ン、2,3,5−トリクロロピリジン、2,3,5,6−テトラクロ
ロピリジンが共に約1%づつ含有されていた。
そこで、2−クロロピリジン塩酸塩を165℃に加熱し
た後の2−クロロピリジン塩酸塩濃度を測定してみたと
ころ、3〜5%含有されていただけであることが判っ
た。
た後の2−クロロピリジン塩酸塩濃度を測定してみたと
ころ、3〜5%含有されていただけであることが判っ
た。
Claims (1)
- 【請求項1】2−クロロピリジン塩酸塩と塩素を160℃
以下の温度で反応させることを特徴とする、ピリジン多
塩素化物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25619987A JPH0819101B2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | ピリジン多塩素化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25619987A JPH0819101B2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | ピリジン多塩素化物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01100158A JPH01100158A (ja) | 1989-04-18 |
| JPH0819101B2 true JPH0819101B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=17289287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25619987A Expired - Fee Related JPH0819101B2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | ピリジン多塩素化物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819101B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6051714A (en) * | 1998-03-12 | 2000-04-18 | Reilly Industries, Inc. | Processes for dechlorinating pyridines |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3557124A (en) | 1968-03-22 | 1971-01-19 | Dow Chemical Co | Process for the manufacture of 2,6-dichloropyridine |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP25619987A patent/JPH0819101B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3557124A (en) | 1968-03-22 | 1971-01-19 | Dow Chemical Co | Process for the manufacture of 2,6-dichloropyridine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01100158A (ja) | 1989-04-18 |
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|---|---|---|---|
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