JPH08194973A - スタンパ着脱装置およびスタンパ装着方法 - Google Patents
スタンパ着脱装置およびスタンパ装着方法Info
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- JPH08194973A JPH08194973A JP726595A JP726595A JPH08194973A JP H08194973 A JPH08194973 A JP H08194973A JP 726595 A JP726595 A JP 726595A JP 726595 A JP726595 A JP 726595A JP H08194973 A JPH08194973 A JP H08194973A
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタンパを直接手で把持することなく、成形
型に対して容易に着脱できる装置を提供すること。 【構成】 支持部材12をスタンパの中央穴に挿通して
保持手段40により所定の支持位置に保持せしめること
によって、該支持部材12にてスタンパを支持可能とす
る一方、成形型のキャビティ形成面に突設されてスタン
パを位置決めする嵌合突起に対して前記支持部材12の
先端面を重ね合わせて同軸的に位置合わせする位置決め
手段14を設けると共に、支持部材12に支持されたス
タンパを先端側に移動させる移送手段20を設けて、か
かるスタンパを、支持部材12の先端面に重ね合わされ
た嵌合突起側に移送せしめるようにしたスタンパ着脱装
置10。
型に対して容易に着脱できる装置を提供すること。 【構成】 支持部材12をスタンパの中央穴に挿通して
保持手段40により所定の支持位置に保持せしめること
によって、該支持部材12にてスタンパを支持可能とす
る一方、成形型のキャビティ形成面に突設されてスタン
パを位置決めする嵌合突起に対して前記支持部材12の
先端面を重ね合わせて同軸的に位置合わせする位置決め
手段14を設けると共に、支持部材12に支持されたス
タンパを先端側に移動させる移送手段20を設けて、か
かるスタンパを、支持部材12の先端面に重ね合わされ
た嵌合突起側に移送せしめるようにしたスタンパ着脱装
置10。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、所定の情報が刻設されたスタン
パをディスク基板成形型に対して着脱するためのスタン
パ着脱装置と、該スタンパのディスク基板成形型に対す
る装着方法に関するものである。
パをディスク基板成形型に対して着脱するためのスタン
パ着脱装置と、該スタンパのディスク基板成形型に対す
る装着方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】オーディオや計算機等に用いられる光ディ
スクを形成するディスク基板は、一般に、互いに型合わ
せされて成形キャビティを形成する一対の金型からなる
形成型を用い、何れか一方の金型におけるキャビティ形
成面に、所定の情報が刻設された円環板状のスタンパを
重ね合わせてセットした後、かかる成形キャビティ内に
所定の樹脂材料を充填することにより、スタンパの情報
が転写された基板(レプリカ)を成形することによっ
て、製造される。
スクを形成するディスク基板は、一般に、互いに型合わ
せされて成形キャビティを形成する一対の金型からなる
形成型を用い、何れか一方の金型におけるキャビティ形
成面に、所定の情報が刻設された円環板状のスタンパを
重ね合わせてセットした後、かかる成形キャビティ内に
所定の樹脂材料を充填することにより、スタンパの情報
が転写された基板(レプリカ)を成形することによっ
て、製造される。
【0003】そして、ディスク基板を形成するための成
形型の一種として、近年、スタンパの着脱や交換を容易
且つ迅速に行うために、キャビティ形成面に重ね合わさ
れたスタンパを、負圧空気によってキャビティ形成面上
に吸着固定するようにしたものが、提案されている。ま
た、このようなエア吸引によるスタンパ固定構造を有す
る成形型においては、一般に、スタンパが装着される側
のキャビティ形成面の中心部分に、円形外周面を有する
嵌合突起が形成されており、この嵌合突起の外周面にス
タンパの中央穴を嵌め合わせることによって、スタンパ
がキャビティ形成面上で位置決めされるようになってい
る。
形型の一種として、近年、スタンパの着脱や交換を容易
且つ迅速に行うために、キャビティ形成面に重ね合わさ
れたスタンパを、負圧空気によってキャビティ形成面上
に吸着固定するようにしたものが、提案されている。ま
た、このようなエア吸引によるスタンパ固定構造を有す
る成形型においては、一般に、スタンパが装着される側
のキャビティ形成面の中心部分に、円形外周面を有する
嵌合突起が形成されており、この嵌合突起の外周面にス
タンパの中央穴を嵌め合わせることによって、スタンパ
がキャビティ形成面上で位置決めされるようになってい
る。
【0004】ところで、成形キャビティ内におけるスタ
ンパの位置決めには極めて高い精度が要求されると共
に、嵌合突起とスタンパの隙間への樹脂材料の侵入を防
止する必要があり、そのために、スタンパが嵌合突起に
対して殆ど隙間の無い状態で嵌合されることとなる。
ンパの位置決めには極めて高い精度が要求されると共
に、嵌合突起とスタンパの隙間への樹脂材料の侵入を防
止する必要があり、そのために、スタンパが嵌合突起に
対して殆ど隙間の無い状態で嵌合されることとなる。
【0005】ところが、このような成形型においては、
スタンパと嵌合突起の嵌合面間に隙間が殆ど無いため
に、スタンパの装着時に嵌合突起がスタンパの中央穴に
上手く嵌まり込まずに、スタンパが嵌合突起の外周縁部
に引っ掛かって上に乗った状態となり易く、かかる状態
下で型合わせして成形キャビティ内に樹脂材料を充填す
ると、樹脂の充填圧によってスタンパが変形,損傷して
しまうおそれがあったのであり、特にスタンパの装着は
型開きされた金型間の非常に狭い場所で行わなければな
らないために、作業が難しく面倒で時間がかかるという
問題があった。
スタンパと嵌合突起の嵌合面間に隙間が殆ど無いため
に、スタンパの装着時に嵌合突起がスタンパの中央穴に
上手く嵌まり込まずに、スタンパが嵌合突起の外周縁部
に引っ掛かって上に乗った状態となり易く、かかる状態
下で型合わせして成形キャビティ内に樹脂材料を充填す
ると、樹脂の充填圧によってスタンパが変形,損傷して
しまうおそれがあったのであり、特にスタンパの装着は
型開きされた金型間の非常に狭い場所で行わなければな
らないために、作業が難しく面倒で時間がかかるという
問題があった。
【0006】また、スタンパの装着は、嵌合突起に嵌め
込む際に高い作業精度が要求されるために、人手によっ
て作業せざるを得ず、かかる装着作業が型開きされた金
型間の非常に狭い場所で行われるために困難であること
と相まって、スタンパの情報刻設面に手指が触れて該情
報刻設面が荒れてしまい易く、それが不良品発生等の原
因となるおそれもあった。
込む際に高い作業精度が要求されるために、人手によっ
て作業せざるを得ず、かかる装着作業が型開きされた金
型間の非常に狭い場所で行われるために困難であること
と相まって、スタンパの情報刻設面に手指が触れて該情
報刻設面が荒れてしまい易く、それが不良品発生等の原
因となるおそれもあった。
【0007】加えて、成形型からのスタンパの取外しに
際しても、スタンパがキャビティ形成面上で情報刻設面
を外方にして吸着固定されていることから、かかる取外
し作業が型開きされた金型間の非常に狭い場所で行われ
ることと相まって、装着時と同様に、作業が極めて難し
く面倒で時間がかかると共に、情報刻設面に手指が触れ
て該情報刻設面が荒れてしまい易いという問題があった
のである。
際しても、スタンパがキャビティ形成面上で情報刻設面
を外方にして吸着固定されていることから、かかる取外
し作業が型開きされた金型間の非常に狭い場所で行われ
ることと相まって、装着時と同様に、作業が極めて難し
く面倒で時間がかかると共に、情報刻設面に手指が触れ
て該情報刻設面が荒れてしまい易いという問題があった
のである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、スタンパをキャビティ形成面に対して容易
に着脱することの出来るスタンパ着脱装置を提供するこ
とにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、スタンパをキャビティ形成面に対して容易
に着脱することの出来るスタンパ着脱装置を提供するこ
とにある。
【0009】また、本発明は、スタンパをキャビティ形
成面に対して容易に装着することの出来るスタンパ装着
方法を提供することも、解決すべき課題とする。
成面に対して容易に装着することの出来るスタンパ装着
方法を提供することも、解決すべき課題とする。
【0010】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明は、ディスク基板成形型のキャビティ形成面に重ね
合わされ、該キャビティ形成面に突設された嵌合突起の
外周面に嵌合されることによって位置決めされて該キャ
ビティ形成面に吸着固定される円環板状のスタンパを、
かかるキャビティ形成面に着脱せしめるスタンパ着脱装
置であって、(a)前記スタンパの中央穴に挿通されて
該スタンパを支持せしめる支持部材と、(b)前記スタ
ンパを、該支持部材における挿通支持位置に保持せしめ
る保持手段と、(c)前記支持部材を前記キャビティ形
成面に対して位置合わせすることにより、該支持部材の
先端面を前記嵌合突起の突出先端面に対して同軸的に重
ね合わせて該支持部材の外周面を該嵌合突起の外周面に
対して軸方向に接続可能とする位置合わせ手段と、
(d)前記支持部材における挿通支持位置に保持された
前記スタンパを、該支持部材の先端側に移動させて、該
支持部材の突出先端面に重ね合わされた前記嵌合突起側
に移送する移送手段とを、含んで構成されたスタンパ着
脱装置を、その特徴とするものである。
発明は、ディスク基板成形型のキャビティ形成面に重ね
合わされ、該キャビティ形成面に突設された嵌合突起の
外周面に嵌合されることによって位置決めされて該キャ
ビティ形成面に吸着固定される円環板状のスタンパを、
かかるキャビティ形成面に着脱せしめるスタンパ着脱装
置であって、(a)前記スタンパの中央穴に挿通されて
該スタンパを支持せしめる支持部材と、(b)前記スタ
ンパを、該支持部材における挿通支持位置に保持せしめ
る保持手段と、(c)前記支持部材を前記キャビティ形
成面に対して位置合わせすることにより、該支持部材の
先端面を前記嵌合突起の突出先端面に対して同軸的に重
ね合わせて該支持部材の外周面を該嵌合突起の外周面に
対して軸方向に接続可能とする位置合わせ手段と、
(d)前記支持部材における挿通支持位置に保持された
前記スタンパを、該支持部材の先端側に移動させて、該
支持部材の突出先端面に重ね合わされた前記嵌合突起側
に移送する移送手段とを、含んで構成されたスタンパ着
脱装置を、その特徴とするものである。
【0011】なお、本発明に係るスタンパ着脱装置の好
ましい態様においては、支持部材の先端面から外方に突
設されて、ディスク基板成形型におけるスプルブッシュ
の樹脂導入孔や雌カッタの内部等に差し込まれることに
より、該支持部材をキャビティ形成面に対して位置合わ
せする位置合わせ突起によって、前記位置合わせ手段が
構成される。
ましい態様においては、支持部材の先端面から外方に突
設されて、ディスク基板成形型におけるスプルブッシュ
の樹脂導入孔や雌カッタの内部等に差し込まれることに
より、該支持部材をキャビティ形成面に対して位置合わ
せする位置合わせ突起によって、前記位置合わせ手段が
構成される。
【0012】また、本発明に係るスタンパ着脱装置の好
ましい態様においては、永久磁石や電磁石,負圧吸引等
により、スタンパに対して吸引力を及ぼして該スタンパ
を支持部材上の所定位置に保持せしめる機構によって、
前記保持手段が構成される。
ましい態様においては、永久磁石や電磁石,負圧吸引等
により、スタンパに対して吸引力を及ぼして該スタンパ
を支持部材上の所定位置に保持せしめる機構によって、
前記保持手段が構成される。
【0013】なお、かかる保持手段を永久磁石を用いて
構成するに際しては、永久磁石の配設用穴を複数設けて
おき、それらの配設用穴に組み込む永久磁石の数を適当
に調節することにより、スタンパに及ぼされる保持力を
調節可能とすることが、より好ましい。
構成するに際しては、永久磁石の配設用穴を複数設けて
おき、それらの配設用穴に組み込む永久磁石の数を適当
に調節することにより、スタンパに及ぼされる保持力を
調節可能とすることが、より好ましい。
【0014】更にまた、本発明に係るスタンパ着脱装置
の好ましい態様においては、スタンパに吸引力を及ぼす
磁石をスタンパに対して接近/離隔方向に移動可能に配
したり、スタンパに吸引力を及ぼす負圧空気をON/O
FFしたりすること等によって、保持手段によってスタ
ンパに及ぼされる保持力が解除可能に構成される。
の好ましい態様においては、スタンパに吸引力を及ぼす
磁石をスタンパに対して接近/離隔方向に移動可能に配
したり、スタンパに吸引力を及ぼす負圧空気をON/O
FFしたりすること等によって、保持手段によってスタ
ンパに及ぼされる保持力が解除可能に構成される。
【0015】さらに、本発明に係るスタンパ着脱装置の
好ましい態様においては、支持部材に対してスタンパの
移送方向に往復移動可能に組み付けられ、該スタンパを
押して支持部材上を移動せしめるスライド部材によっ
て、前記移送手段が構成される。
好ましい態様においては、支持部材に対してスタンパの
移送方向に往復移動可能に組み付けられ、該スタンパを
押して支持部材上を移動せしめるスライド部材によっ
て、前記移送手段が構成される。
【0016】また、本発明は、円環板状のスタンパを、
ディスク基板成形型のキャビティ形成面に重ね合わせ
て、該キャビティ形成面に突設された嵌合突起の外周面
に嵌合させて位置決めすると共に、該キャビティ形成面
に吸着固定することにより、該スタンパを該キャビティ
形成面に装着せしめるに際して、前記スタンパの中央穴
に支持部材を挿通して支持せしめた後、該支持部材の先
端面を前記キャビティ形成面に突設された嵌合突起の突
出先端面に重ね合わせて位置合わせし、次いで該スタン
パを該支持部材側から該嵌合突起側に移送せしめて、該
スタンパを前記キャビティ形成面に対して吸着固定した
後、かかる支持部材を該嵌合突起から離脱させるスタン
パ装着方法をも、特徴とする。
ディスク基板成形型のキャビティ形成面に重ね合わせ
て、該キャビティ形成面に突設された嵌合突起の外周面
に嵌合させて位置決めすると共に、該キャビティ形成面
に吸着固定することにより、該スタンパを該キャビティ
形成面に装着せしめるに際して、前記スタンパの中央穴
に支持部材を挿通して支持せしめた後、該支持部材の先
端面を前記キャビティ形成面に突設された嵌合突起の突
出先端面に重ね合わせて位置合わせし、次いで該スタン
パを該支持部材側から該嵌合突起側に移送せしめて、該
スタンパを前記キャビティ形成面に対して吸着固定した
後、かかる支持部材を該嵌合突起から離脱させるスタン
パ装着方法をも、特徴とする。
【0017】なお、このようなスタンパ装着方法は、前
述の如き、本発明に従う構造とされたスタンパ着脱装置
を用いて、特に有利に実施され得る。
述の如き、本発明に従う構造とされたスタンパ着脱装置
を用いて、特に有利に実施され得る。
【0018】
【作用・効果】本発明に従う構造とされたスタンパ着脱
装置においては、スタンパに手指を触れることなく支持
部材によってスタンパが支持されると共に、該支持部材
によって支持せしめたスタンパをスタンパ移送手段によ
って移動させることにより、支持部材の案内作用によっ
てスタンパが嵌合突起に嵌合されて成形型のキャビティ
形成面上に位置決めされる。
装置においては、スタンパに手指を触れることなく支持
部材によってスタンパが支持されると共に、該支持部材
によって支持せしめたスタンパをスタンパ移送手段によ
って移動させることにより、支持部材の案内作用によっ
てスタンパが嵌合突起に嵌合されて成形型のキャビティ
形成面上に位置決めされる。
【0019】それ故、かかるスタンパ着脱装置を用いれ
ば、広い外部空間においてスタンパを支持部材に支持せ
しめた後、型開きされた金型間に導くと共に、スタンパ
に直接手指を触れることなく、該スタンパを嵌合突起に
嵌め込んでキャビティ形成面上の所定位置に吸着保持さ
せることが出来るのであり、しかも、スタンパは支持部
材によって案内されて嵌合突起に嵌め込まれることか
ら、スタンパが嵌合突起に対して有利に且つ迅速に嵌め
込まれ得る。
ば、広い外部空間においてスタンパを支持部材に支持せ
しめた後、型開きされた金型間に導くと共に、スタンパ
に直接手指を触れることなく、該スタンパを嵌合突起に
嵌め込んでキャビティ形成面上の所定位置に吸着保持さ
せることが出来るのであり、しかも、スタンパは支持部
材によって案内されて嵌合突起に嵌め込まれることか
ら、スタンパが嵌合突起に対して有利に且つ迅速に嵌め
込まれ得る。
【0020】従って、このようなスタンパ着脱装置にお
いては、スタンパの成形型に対する装着作業性が飛躍的
に向上され得て、スタンパを成形型に対して確実且つ迅
速に装着することが可能となるのであり、それによっ
て、スタンパの装着不良に起因するスタンパの損傷や成
形不良等の不具合が防止されると共に、スタンパへの手
指の接触等に起因するスタンパの汚れや損傷,荒れなど
も有効に防止され得るのである。
いては、スタンパの成形型に対する装着作業性が飛躍的
に向上され得て、スタンパを成形型に対して確実且つ迅
速に装着することが可能となるのであり、それによっ
て、スタンパの装着不良に起因するスタンパの損傷や成
形不良等の不具合が防止されると共に、スタンパへの手
指の接触等に起因するスタンパの汚れや損傷,荒れなど
も有効に防止され得るのである。
【0021】また、かかるスタンパ着脱装置において
は、支持部材によって支持されたスタンパに対して、保
持手段による保持力が及ぼされることから、スタンパの
着脱作業時におけるスタンパの脱落が防止されて、より
優れた作業性が発揮され得る。
は、支持部材によって支持されたスタンパに対して、保
持手段による保持力が及ぼされることから、スタンパの
着脱作業時におけるスタンパの脱落が防止されて、より
優れた作業性が発揮され得る。
【0022】さらに、本発明に従うスタンパ装着方法に
従えば、広い外部空間においてスタンパを支持部材に支
持せしめた後、スタンパに手指を触れることなく、かか
るスタンパを型開きされた金型間に導くと共に、嵌合突
起に嵌め込んでキャビティ形成面上の所定位置に吸着保
持させることが出来ることから、スタンパを成形型に対
して容易に装着出来ると共に、手指の接触に起因するス
タンパの汚れ等も有利に防止され得るのである。
従えば、広い外部空間においてスタンパを支持部材に支
持せしめた後、スタンパに手指を触れることなく、かか
るスタンパを型開きされた金型間に導くと共に、嵌合突
起に嵌め込んでキャビティ形成面上の所定位置に吸着保
持させることが出来ることから、スタンパを成形型に対
して容易に装着出来ると共に、手指の接触に起因するス
タンパの汚れ等も有利に防止され得るのである。
【0023】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0024】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
例としてのスタンパ着脱装置10が示されている。この
スタンパ着脱装置10は、図示しないディスク基板成形
型に着脱すべきスタンパの中央穴よりも僅かに小さな外
径をもって形成された、所定長さの円形ロッド形状を有
する支持部材12を備えている。また、この支持部材1
2の先端面には、中央部分から軸方向外方に向かって突
出する円形外周面の位置合わせ突部14が一体的に形成
されていると共に、該位置合わせ突部14の突出先端面
の中央部分から更に軸方向外方に向かって、先鋭円錐形
状の位置合わせピン15が一体的に突設されている。更
にまた、支持部材12の基端側には、支持部材12より
も大径のピストン部16が一体形成されていると共に、
該ピストン部16の軸方向端面に開口して支持部材12
の内部にまで延びる凹所18が設けられている。
例としてのスタンパ着脱装置10が示されている。この
スタンパ着脱装置10は、図示しないディスク基板成形
型に着脱すべきスタンパの中央穴よりも僅かに小さな外
径をもって形成された、所定長さの円形ロッド形状を有
する支持部材12を備えている。また、この支持部材1
2の先端面には、中央部分から軸方向外方に向かって突
出する円形外周面の位置合わせ突部14が一体的に形成
されていると共に、該位置合わせ突部14の突出先端面
の中央部分から更に軸方向外方に向かって、先鋭円錐形
状の位置合わせピン15が一体的に突設されている。更
にまた、支持部材12の基端側には、支持部材12より
も大径のピストン部16が一体形成されていると共に、
該ピストン部16の軸方向端面に開口して支持部材12
の内部にまで延びる凹所18が設けられている。
【0025】そして、かかる支持部材12は、ハウジン
グ20に対して、軸方向に往復移動可能に組み付けられ
ている。このハウジング20は、ロッド形状を有する把
持部材22の軸方向一端側に突設された大径の円板状部
24に対して、開口周縁部に内向きのフランジ状部26
を有する円筒形状のシリンダ部材28が重ね合わされて
固着された構造とされており、それによって内部に中空
のシリンダが形成されている。そして、このシリンダ内
に、支持部材12のピストン部16が、軸方向に滑動可
能に収容されている。換言すれば、支持部材12の外周
面上を、シリンダ部材28が、軸方向に往復移動可能に
配設されているのである
グ20に対して、軸方向に往復移動可能に組み付けられ
ている。このハウジング20は、ロッド形状を有する把
持部材22の軸方向一端側に突設された大径の円板状部
24に対して、開口周縁部に内向きのフランジ状部26
を有する円筒形状のシリンダ部材28が重ね合わされて
固着された構造とされており、それによって内部に中空
のシリンダが形成されている。そして、このシリンダ内
に、支持部材12のピストン部16が、軸方向に滑動可
能に収容されている。換言すれば、支持部材12の外周
面上を、シリンダ部材28が、軸方向に往復移動可能に
配設されているのである
【0026】また、シリンダ内には、コイルスプリング
32が配設されており、支持部材12における凹所18
の底面とハウジング20の軸方向端面との対向面間に介
装されている。これにより、支持部材12が、シリンダ
部材28の開口部から外方に突出する方向に付勢されて
おり、何等の外力が作用していない状態下では、図1に
示されている如く、支持部材12が、シリンダ部材28
のフランジ状部26に対する当接によって規定される突
出側移動端に位置せしめられるようになっている。そし
て、支持部材12の先端面に押圧力を加えることによ
り、ピストン部16がシリンダ内を滑動せしめられて、
支持部材12がハウジング20の内方に向かって軸方向
に押し込まれ、それに伴って、シリンダ部材28のフラ
ンジ状部26が支持部材12の外周面上を軸方向先端側
にスライド移動せしめられるようになっているのであ
る。
32が配設されており、支持部材12における凹所18
の底面とハウジング20の軸方向端面との対向面間に介
装されている。これにより、支持部材12が、シリンダ
部材28の開口部から外方に突出する方向に付勢されて
おり、何等の外力が作用していない状態下では、図1に
示されている如く、支持部材12が、シリンダ部材28
のフランジ状部26に対する当接によって規定される突
出側移動端に位置せしめられるようになっている。そし
て、支持部材12の先端面に押圧力を加えることによ
り、ピストン部16がシリンダ内を滑動せしめられて、
支持部材12がハウジング20の内方に向かって軸方向
に押し込まれ、それに伴って、シリンダ部材28のフラ
ンジ状部26が支持部材12の外周面上を軸方向先端側
にスライド移動せしめられるようになっているのであ
る。
【0027】さらに、シリンダ部材28の軸方向先端面
には、円環形状の磁石保持部材34が重ね合わされて固
着されている。なお、本実施例では、把持部材22の円
板状部24からシリンダ部材28の内部を嵌通して磁石
保持部材34にまで延びる固定ボルト36が配設されて
おり、この固定ボルト36によって、円板状部24とシ
リンダ部材28,磁石保持部材34が、一体的に連結固
定されている。
には、円環形状の磁石保持部材34が重ね合わされて固
着されている。なお、本実施例では、把持部材22の円
板状部24からシリンダ部材28の内部を嵌通して磁石
保持部材34にまで延びる固定ボルト36が配設されて
おり、この固定ボルト36によって、円板状部24とシ
リンダ部材28,磁石保持部材34が、一体的に連結固
定されている。
【0028】そして、図2に示されているように、磁石
保持部材34には、シリンダ部材28への重ね合わせ面
側に開口する八個の装着穴38が、周方向に互いに所定
距離を隔てて設けられており、これらの装着穴38の全
て或いは適数個に対して、永久磁石40が嵌め込まれて
組み付けられている。
保持部材34には、シリンダ部材28への重ね合わせ面
側に開口する八個の装着穴38が、周方向に互いに所定
距離を隔てて設けられており、これらの装着穴38の全
て或いは適数個に対して、永久磁石40が嵌め込まれて
組み付けられている。
【0029】なお、スタンパ着脱装置10を構成する各
部材は、合成樹脂等の非磁性材料にて形成することが望
ましく、特に、支持部材12および磁石保持部材34
は、非磁性材にて形成される。また、永久磁石40は、
何れも、磁石保持部材34の軸方向一方の側にN極が、
他方の側にS極が、それぞれ位置するように配設するこ
とが好ましい。そして、この永久磁石40の磁力強度
は、後述するスタンパの着脱操作に際し、スタンパを支
持部材12上に確実に保持し得るに十分な吸引力を、該
スタンパに及ぼし得るように設定することが望ましい。
部材は、合成樹脂等の非磁性材料にて形成することが望
ましく、特に、支持部材12および磁石保持部材34
は、非磁性材にて形成される。また、永久磁石40は、
何れも、磁石保持部材34の軸方向一方の側にN極が、
他方の側にS極が、それぞれ位置するように配設するこ
とが好ましい。そして、この永久磁石40の磁力強度
は、後述するスタンパの着脱操作に際し、スタンパを支
持部材12上に確実に保持し得るに十分な吸引力を、該
スタンパに及ぼし得るように設定することが望ましい。
【0030】また、磁石保持部材34における先端面の
外径寸法は、スタンパにおける信号エリアの内径寸法よ
りも小さく設定することにより、後述するスタンパの保
持状態下、信号エリアに当接しないようにすることが好
ましい。更に、かかる磁石保持部材34の先端面は、ミ
ガキ加工等によって平滑化することにより、スタンパへ
の当接時に該スタンパを損傷しないようにすることが好
ましい。
外径寸法は、スタンパにおける信号エリアの内径寸法よ
りも小さく設定することにより、後述するスタンパの保
持状態下、信号エリアに当接しないようにすることが好
ましい。更に、かかる磁石保持部材34の先端面は、ミ
ガキ加工等によって平滑化することにより、スタンパへ
の当接時に該スタンパを損傷しないようにすることが好
ましい。
【0031】次に、このような構造とされたスタンパ着
脱装置10を用いて、光ディスク基板用の成形型に対し
てスタンパを装着し、取り外す方法について、図3乃至
図6を参照しつつ、以下に説明する。
脱装置10を用いて、光ディスク基板用の成形型に対し
てスタンパを装着し、取り外す方法について、図3乃至
図6を参照しつつ、以下に説明する。
【0032】なお、本実施例では、スタンパの装着完了
状態を示す図6に図示されているように、固定金型42
に対してスタンパ44を装着し、取り外す場合につい
て、説明することとし、はじめに、本実施例で用いられ
る固定金型42の構造について、図6を参照しつつ、簡
単に説明する。即ち、かかる固定金型42は、図示しな
い可動金型と協働してディスク基板成形型を構成し,該
可動金型と型合わせされることによってディスク基板の
成形キャビティを形成する、従来から公知の構造のもの
であって、図面上に明示されていないが、該固定金型4
2は、型締装置の固定盤に取り付けられており、型締装
置の可動盤に取り付けられた図示しない可動金型が、該
固定金型42に対して接近/離隔移動せしめられること
により、それら固定金型42と可動金型とが型閉じおよ
び型開き作動せしめられるようにされている。
状態を示す図6に図示されているように、固定金型42
に対してスタンパ44を装着し、取り外す場合につい
て、説明することとし、はじめに、本実施例で用いられ
る固定金型42の構造について、図6を参照しつつ、簡
単に説明する。即ち、かかる固定金型42は、図示しな
い可動金型と協働してディスク基板成形型を構成し,該
可動金型と型合わせされることによってディスク基板の
成形キャビティを形成する、従来から公知の構造のもの
であって、図面上に明示されていないが、該固定金型4
2は、型締装置の固定盤に取り付けられており、型締装
置の可動盤に取り付けられた図示しない可動金型が、該
固定金型42に対して接近/離隔移動せしめられること
により、それら固定金型42と可動金型とが型閉じおよ
び型開き作動せしめられるようにされている。
【0033】また、固定金型42は、背面板50を介し
て型締装置の固定盤に取り付けられる鏡面板52を備え
ており、該鏡面板52によって固定側キャビティ形成面
54が構成されている。そして、本実施例では、この固
定金型42におけるキャビティ形成面54に対して、ス
タンパ44が装着されるようになっているのである。
て型締装置の固定盤に取り付けられる鏡面板52を備え
ており、該鏡面板52によって固定側キャビティ形成面
54が構成されている。そして、本実施例では、この固
定金型42におけるキャビティ形成面54に対して、ス
タンパ44が装着されるようになっているのである。
【0034】さらに、固定金型42の中央部分には、背
面板50および鏡面板52を嵌通して略厚肉円筒形状の
カッタブロック56が配設されていると共に、該カッタ
ブロック56の内孔58にスプルブッシュ60が挿通配
置されており、これらカッタブロック56とスプルブッ
シュ60が、押えリング62によって固定金型42に固
着されている。これにより、固定金型42に可動金型が
型合わせされた際、可動金型とスプルブッシュ60およ
び鏡面板52との対向面間に所定の成形キャビティが形
成されると共に、スプルブッシュ60にノズルタッチさ
れた図示しない射出装置から射出された樹脂材料が、ス
プルブッシュ60およびカッタブロック56の内部を通
じてかかる成形キャビティに導かれるようになっている
のである。なお、スプルブッシュ60の内孔63は、成
形キャビティ側に向かって拡径するテーパ形状とされて
いる。
面板50および鏡面板52を嵌通して略厚肉円筒形状の
カッタブロック56が配設されていると共に、該カッタ
ブロック56の内孔58にスプルブッシュ60が挿通配
置されており、これらカッタブロック56とスプルブッ
シュ60が、押えリング62によって固定金型42に固
着されている。これにより、固定金型42に可動金型が
型合わせされた際、可動金型とスプルブッシュ60およ
び鏡面板52との対向面間に所定の成形キャビティが形
成されると共に、スプルブッシュ60にノズルタッチさ
れた図示しない射出装置から射出された樹脂材料が、ス
プルブッシュ60およびカッタブロック56の内部を通
じてかかる成形キャビティに導かれるようになっている
のである。なお、スプルブッシュ60の内孔63は、成
形キャビティ側に向かって拡径するテーパ形状とされて
いる。
【0035】また、カッタブロック56には、内孔58
の内側開口周縁部(固定側キャビティ形成面54側の開
口周縁部)によって雌カッタ64が構成されており、デ
ィスク基板の成形工程で、可動金型に設けられた図示し
ない雄カッタが該雌カッタ64内に嵌入されることによ
り、ディスク基板の中心穴が打ち抜かれるようになって
いる。更に、カッタブロック56における雌カッタ64
側の軸方向端面には、円形外周面をもって突出する嵌合
突起66が形成されており、この嵌合突起66がスタン
パ44の中央穴68に嵌合されることによって、該スタ
ンパ44が固定側キャビティ形成面54上の所定位置に
位置決めされるようになっている。
の内側開口周縁部(固定側キャビティ形成面54側の開
口周縁部)によって雌カッタ64が構成されており、デ
ィスク基板の成形工程で、可動金型に設けられた図示し
ない雄カッタが該雌カッタ64内に嵌入されることによ
り、ディスク基板の中心穴が打ち抜かれるようになって
いる。更に、カッタブロック56における雌カッタ64
側の軸方向端面には、円形外周面をもって突出する嵌合
突起66が形成されており、この嵌合突起66がスタン
パ44の中央穴68に嵌合されることによって、該スタ
ンパ44が固定側キャビティ形成面54上の所定位置に
位置決めされるようになっている。
【0036】更にまた、カッタブロック56の外周面に
は、鏡面板52との間を周方向に延びる周溝70が形成
されており、この周溝70が、カッタブロック56と鏡
面板52との間の隙間を通じて固定側キャビティ形成面
54上に連通,開口せしめられている。更にまた、かか
る周溝70には、カッタブロック56および背面板50
を貫通して設けられた空気通路72が接続されており、
該空気通路72上に配設された切換バルブ74の操作に
従って、周溝70に対して負圧源と正圧源が択一的に接
続されるようになっている。そして、周溝70を負圧源
に接続することにより、固定側キャビティ形成面54上
に配設されたスタンパ44に対して、カッタブロック5
6と鏡面板52との間の隙間を通じて負圧吸引力が及ぼ
されて、該スタンパ44が固定側キャビティ形成面54
上に吸着保持される一方、周溝70を正圧源に接続する
ことにより、固定側キャビティ形成面54上に配設され
たスタンパ44に対してエア吐出力が及ぼされて、該ス
タンパ44が固定側キャビティ形成面54から浮上せし
められるようになっている。なお、図示されていない
が、固定側キャビティ形成面54の外周部分には、一般
に、内周部分と同様にスタンパ44を吸着保持する負圧
吸引機構や、スタンパの外周部表面を押さえて保持する
押えリング機構などの、公知のスタンパ保持手段が、設
けられる。
は、鏡面板52との間を周方向に延びる周溝70が形成
されており、この周溝70が、カッタブロック56と鏡
面板52との間の隙間を通じて固定側キャビティ形成面
54上に連通,開口せしめられている。更にまた、かか
る周溝70には、カッタブロック56および背面板50
を貫通して設けられた空気通路72が接続されており、
該空気通路72上に配設された切換バルブ74の操作に
従って、周溝70に対して負圧源と正圧源が択一的に接
続されるようになっている。そして、周溝70を負圧源
に接続することにより、固定側キャビティ形成面54上
に配設されたスタンパ44に対して、カッタブロック5
6と鏡面板52との間の隙間を通じて負圧吸引力が及ぼ
されて、該スタンパ44が固定側キャビティ形成面54
上に吸着保持される一方、周溝70を正圧源に接続する
ことにより、固定側キャビティ形成面54上に配設され
たスタンパ44に対してエア吐出力が及ぼされて、該ス
タンパ44が固定側キャビティ形成面54から浮上せし
められるようになっている。なお、図示されていない
が、固定側キャビティ形成面54の外周部分には、一般
に、内周部分と同様にスタンパ44を吸着保持する負圧
吸引機構や、スタンパの外周部表面を押さえて保持する
押えリング機構などの、公知のスタンパ保持手段が、設
けられる。
【0037】このような構造とされた固定金型42に対
してスタンパ44を装着するに際しては、先ず、図3に
示されているように、スタンパ着脱装置10の支持部材
12を、スタンパ44の中央穴68に対して挿通せしめ
る。なお、スタンパ12の中央穴68に対する支持部材
12の挿通作業は、ディスク基板成形型から離れた広い
空間で行うことが出来、それによって、容易に挿通する
ことが出来る。これにより、スタンパ44に対して、永
久磁石40の磁力が及ぼされて、スタンパ44が磁石保
持部材34の軸方向先端面に吸着されるのであり、以
て、スタンパ44が、支持部材12上の所定位置に保持
せしめられることとなる。また、このことから明らかな
ように、本実施例では、永久磁石40等によって保持手
段が構成されている。
してスタンパ44を装着するに際しては、先ず、図3に
示されているように、スタンパ着脱装置10の支持部材
12を、スタンパ44の中央穴68に対して挿通せしめ
る。なお、スタンパ12の中央穴68に対する支持部材
12の挿通作業は、ディスク基板成形型から離れた広い
空間で行うことが出来、それによって、容易に挿通する
ことが出来る。これにより、スタンパ44に対して、永
久磁石40の磁力が及ぼされて、スタンパ44が磁石保
持部材34の軸方向先端面に吸着されるのであり、以
て、スタンパ44が、支持部材12上の所定位置に保持
せしめられることとなる。また、このことから明らかな
ように、本実施例では、永久磁石40等によって保持手
段が構成されている。
【0038】次いで、図4に示されているように、スタ
ンパ44を支持せしめてなるスタンパ着脱装置10を、
手指で把持部材22を持つこと等によって、型開きした
ディスク基板成形型における固定金型42と可動金型
(図示せず)の間に挿入して固定金型42の正面に導
き、該スタンパ着脱装置10の支持部材12に突設され
た位置合わせピン15を固定金型42におけるスプルブ
ッシュ60の内孔63に挿入して概略的な位置合わせを
した後、更に支持部材12を固定金型42に接近させて
位置合わせ突部14を固定金型42におけるカッタブロ
ック56の内孔58に嵌め込み、該支持部材12の先端
面を固定金型42における嵌合突起66の先端面に重ね
合わせる。これにより、支持部材12が、固定金型42
の嵌合突起66に対して同軸的に位置合わせされて、互
いに略同一の外径寸法をもって形成された支持部材12
の外周面と嵌合突起66の外周面とが、軸方向に段差な
く面一に接続されることとなる。なお、このことから明
らかなように、本実施例では、位置合わせピン15と位
置合わせ突部14によって、支持部材12の位置合わせ
手段が構成されている。また、位置合わせ突部14の先
端側周縁部には、曲面状乃至はテーパ状に面取り加工が
施されており、該位置合わせ突起14のカッタブロック
56の内孔58(雌カッタ64の内周部)に対する挿入
を容易に行うことが出来るようになっている。
ンパ44を支持せしめてなるスタンパ着脱装置10を、
手指で把持部材22を持つこと等によって、型開きした
ディスク基板成形型における固定金型42と可動金型
(図示せず)の間に挿入して固定金型42の正面に導
き、該スタンパ着脱装置10の支持部材12に突設され
た位置合わせピン15を固定金型42におけるスプルブ
ッシュ60の内孔63に挿入して概略的な位置合わせを
した後、更に支持部材12を固定金型42に接近させて
位置合わせ突部14を固定金型42におけるカッタブロ
ック56の内孔58に嵌め込み、該支持部材12の先端
面を固定金型42における嵌合突起66の先端面に重ね
合わせる。これにより、支持部材12が、固定金型42
の嵌合突起66に対して同軸的に位置合わせされて、互
いに略同一の外径寸法をもって形成された支持部材12
の外周面と嵌合突起66の外周面とが、軸方向に段差な
く面一に接続されることとなる。なお、このことから明
らかなように、本実施例では、位置合わせピン15と位
置合わせ突部14によって、支持部材12の位置合わせ
手段が構成されている。また、位置合わせ突部14の先
端側周縁部には、曲面状乃至はテーパ状に面取り加工が
施されており、該位置合わせ突起14のカッタブロック
56の内孔58(雌カッタ64の内周部)に対する挿入
を容易に行うことが出来るようになっている。
【0039】その後、図5に示されているように、スタ
ンパ着脱装置10の把持部材22を手指等で固定金型4
2側に押圧せしめて、ハウジング20を、コイルスプリ
ング32の付勢力に抗して、支持部材12の軸方向先端
側にスライド移動させる。これにより、支持部材12に
外挿されたスタンパ44が、磁石保持部材34によって
押されて、支持部材12の外周面により案内されつつ、
該支持部材12の軸方向先端側に移動せしめられ、更に
支持部材12から押し出されて固定金型42に形成され
た嵌合突起66側に移送されるのであり、以て、スタン
パ44の中央穴68が嵌合突起66の外周面に嵌め合わ
されて、該スタンパ44が嵌合突起66にて位置決めさ
れて固定側キャビティ形成面54上に配設されることと
なる。
ンパ着脱装置10の把持部材22を手指等で固定金型4
2側に押圧せしめて、ハウジング20を、コイルスプリ
ング32の付勢力に抗して、支持部材12の軸方向先端
側にスライド移動させる。これにより、支持部材12に
外挿されたスタンパ44が、磁石保持部材34によって
押されて、支持部材12の外周面により案内されつつ、
該支持部材12の軸方向先端側に移動せしめられ、更に
支持部材12から押し出されて固定金型42に形成され
た嵌合突起66側に移送されるのであり、以て、スタン
パ44の中央穴68が嵌合突起66の外周面に嵌め合わ
されて、該スタンパ44が嵌合突起66にて位置決めさ
れて固定側キャビティ形成面54上に配設されることと
なる。
【0040】また、このようなスタンパ44の固定側キ
ャビティ形成面54上への移送完了前、或いは完了後
に、固定金型42の空気通路72を負圧源に接続するこ
とにより、固定側キャビティ形成面54上に移送された
スタンパ44の内周部分に対して負圧吸引力を及ぼす。
なお、本実施例では、空気通路72を通じてスタンパ4
4に及ぼされる負圧吸引力が、少なくとも、スタンパ着
脱装置10の永久磁石40によってスタンパ44に及ぼ
される吸着力よりも大きく設定されている。
ャビティ形成面54上への移送完了前、或いは完了後
に、固定金型42の空気通路72を負圧源に接続するこ
とにより、固定側キャビティ形成面54上に移送された
スタンパ44の内周部分に対して負圧吸引力を及ぼす。
なお、本実施例では、空気通路72を通じてスタンパ4
4に及ぼされる負圧吸引力が、少なくとも、スタンパ着
脱装置10の永久磁石40によってスタンパ44に及ぼ
される吸着力よりも大きく設定されている。
【0041】その後、図6に示されているように、スタ
ンパ着脱装置10を固定金型42から引き離すことによ
って、スタンパ44をスタンパ着脱装置10から離脱さ
せて、固定金型42の固定側キャビティ形成面54上に
吸着保持せしめる。これによって、固定金型42に対す
るスタンパ44の装着作業が完了する。
ンパ着脱装置10を固定金型42から引き離すことによ
って、スタンパ44をスタンパ着脱装置10から離脱さ
せて、固定金型42の固定側キャビティ形成面54上に
吸着保持せしめる。これによって、固定金型42に対す
るスタンパ44の装着作業が完了する。
【0042】なお、スタンパ44を固定金型42から取
り外す場合には、上述の如き装着工程を反対から順番に
実施することによって、行うことが可能である。また、
その場合、スタンパ44を固定側キャビティ形成面54
から離脱させてスタンパ着脱装置10によって保持せし
めるに際しては、固定金型42の空気通路72を正圧源
に接続し、スタンパ44にエア吐出力を及ぼすことが有
効であり、それによって、スタンパ44を固定側キャビ
ティ形成面54から確実に離脱させることが出来る。
り外す場合には、上述の如き装着工程を反対から順番に
実施することによって、行うことが可能である。また、
その場合、スタンパ44を固定側キャビティ形成面54
から離脱させてスタンパ着脱装置10によって保持せし
めるに際しては、固定金型42の空気通路72を正圧源
に接続し、スタンパ44にエア吐出力を及ぼすことが有
効であり、それによって、スタンパ44を固定側キャビ
ティ形成面54から確実に離脱させることが出来る。
【0043】すなわち、上述の如きスタンパ着脱装置1
0を用いれば、スタンパ44を直接に手指で掴んで固定
金型42の嵌合突起66に嵌め込んだり、該嵌合突起6
6から取り外したりしなくても、支持部材12によって
支持せしめたスタンパ44を該支持部材12の案内作用
によって嵌合突起66に導いて嵌め込んだり、永久磁石
40の吸引作用によって嵌合突起から取り外したりする
ことが出来るのであり、それ故、スタンパ44への手指
の接触等に起因するスタンパ44の汚れや損傷,荒れな
どが有効に防止され得ると共に、スタンパ44を固定金
型42に対して確実且つ迅速に着脱することが可能とな
り、スタンパ44の固定金型42に対する着脱作業性が
飛躍的に向上されるのである。
0を用いれば、スタンパ44を直接に手指で掴んで固定
金型42の嵌合突起66に嵌め込んだり、該嵌合突起6
6から取り外したりしなくても、支持部材12によって
支持せしめたスタンパ44を該支持部材12の案内作用
によって嵌合突起66に導いて嵌め込んだり、永久磁石
40の吸引作用によって嵌合突起から取り外したりする
ことが出来るのであり、それ故、スタンパ44への手指
の接触等に起因するスタンパ44の汚れや損傷,荒れな
どが有効に防止され得ると共に、スタンパ44を固定金
型42に対して確実且つ迅速に着脱することが可能とな
り、スタンパ44の固定金型42に対する着脱作業性が
飛躍的に向上されるのである。
【0044】また、本実施例のスタンパ着脱装置10に
おいては、スプルブッシュ60およびカッタブロック5
6の内孔に差し込まれる位置合わせピン15と位置合わ
せ突部14によって、支持部材12を固定側キャビティ
形成面54に対して位置合わせするようになっているこ
とから、位置合わせ手段が簡単な構造をもって構成され
ると共に、位置合わせピン15によって概略的に位置合
わせした後に、位置合わせ突部14によって確実な位置
合わせが行われることから、位置合わせを容易且つ迅速
に行うことが出来るといった利点もある。
おいては、スプルブッシュ60およびカッタブロック5
6の内孔に差し込まれる位置合わせピン15と位置合わ
せ突部14によって、支持部材12を固定側キャビティ
形成面54に対して位置合わせするようになっているこ
とから、位置合わせ手段が簡単な構造をもって構成され
ると共に、位置合わせピン15によって概略的に位置合
わせした後に、位置合わせ突部14によって確実な位置
合わせが行われることから、位置合わせを容易且つ迅速
に行うことが出来るといった利点もある。
【0045】更にまた、本実施例のスタンパ着脱装置1
0においては、支持部材12の外周面を軸方向にスライ
ドせしめられるシリンダ部材28を設けることにより、
該シリンダ部材28を含んで移送手段が構成されてお
り、支持部材12に外挿されて支持されたスタンパ44
を軸方向に移送せしめる際、該スタンパ44の内周部分
が全周に亘って均等に押し出されるようになっているこ
とから、スタンパ44の移送がスムーズに行われて無理
な力が作用しないといった利点もある。
0においては、支持部材12の外周面を軸方向にスライ
ドせしめられるシリンダ部材28を設けることにより、
該シリンダ部材28を含んで移送手段が構成されてお
り、支持部材12に外挿されて支持されたスタンパ44
を軸方向に移送せしめる際、該スタンパ44の内周部分
が全周に亘って均等に押し出されるようになっているこ
とから、スタンパ44の移送がスムーズに行われて無理
な力が作用しないといった利点もある。
【0046】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0047】例えば、スタンパ着脱装置において、永久
磁石の代わりに電磁石を用いることも可能であり、或い
は、図7に示されているように、磁石保持部材と同様な
構造とされた吸着保持部材78の内部に、スタンパが当
接される軸方向先端面に開口するエア通路80を形成
し、該エア通路80を通じて及ぼされるエアの負圧吸引
力を利用して、スタンパを支持部材12による所定の挿
通支持位置に保持せしめるようにすることも可能であ
る。なお、図7においては、理解を容易とするために、
前記実施例と同様な構造とされた部材および部位に対し
て、それぞれ、前記実施例と同一の符号を付しておく。
そして、このように電磁石や負圧吸引力を利用すれば、
スタンパに対する吸着保持力を切ることが可能であり、
スタンパを固定金型のキャビティ形成面上に配設する際
に、かかる吸着保持力を切ることにより、スタンパのキ
ャビティ形成面上への装着操作をより確実に行うことが
可能となる。また、その際、電磁石や負圧吸引力による
吸着保持力のON/OFFスイッチをスタンパ着脱装置
に取り付ければ、作業性の更なる向上が図られ得ること
となる。
磁石の代わりに電磁石を用いることも可能であり、或い
は、図7に示されているように、磁石保持部材と同様な
構造とされた吸着保持部材78の内部に、スタンパが当
接される軸方向先端面に開口するエア通路80を形成
し、該エア通路80を通じて及ぼされるエアの負圧吸引
力を利用して、スタンパを支持部材12による所定の挿
通支持位置に保持せしめるようにすることも可能であ
る。なお、図7においては、理解を容易とするために、
前記実施例と同様な構造とされた部材および部位に対し
て、それぞれ、前記実施例と同一の符号を付しておく。
そして、このように電磁石や負圧吸引力を利用すれば、
スタンパに対する吸着保持力を切ることが可能であり、
スタンパを固定金型のキャビティ形成面上に配設する際
に、かかる吸着保持力を切ることにより、スタンパのキ
ャビティ形成面上への装着操作をより確実に行うことが
可能となる。また、その際、電磁石や負圧吸引力による
吸着保持力のON/OFFスイッチをスタンパ着脱装置
に取り付ければ、作業性の更なる向上が図られ得ること
となる。
【0048】また、前記実施例では、スタンパ44が固
定金型42側に装着されるディスク基板成形型について
説明したが、スタンパが可動金型側に装着される成形型
についても、本発明は、同様に適用可能であることは、
勿論である。
定金型42側に装着されるディスク基板成形型について
説明したが、スタンパが可動金型側に装着される成形型
についても、本発明は、同様に適用可能であることは、
勿論である。
【0049】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【図1】本発明に従う構造とされたスタンパ着脱装置の
一実施例を示す縦断面説明図である。
一実施例を示す縦断面説明図である。
【図2】図1における右側面図である。
【図3】図1に示されたスタンパ着脱装置を用い、本発
明方法に従ってスタンパを成形型に装着する一工程を説
明するための、断面説明図である。
明方法に従ってスタンパを成形型に装着する一工程を説
明するための、断面説明図である。
【図4】図3に続く、本発明方法に従うスタンパの装着
工程を説明するための、断面説明図である。
工程を説明するための、断面説明図である。
【図5】図4に続く、本発明方法に従うスタンパの装着
工程を説明するための、断面説明図である。
工程を説明するための、断面説明図である。
【図6】図5に続く、本発明方法に従うスタンパの装着
工程を説明するための、断面説明図である。
工程を説明するための、断面説明図である。
【図7】本発明に従う構造とされたスタンパ着脱装置の
別の実施例を示す縦断面説明図である。
別の実施例を示す縦断面説明図である。
10 スタンパ着脱装置 12 支持部材 14 位置合わせ突部 15 位置合わせピン 20 ハウジング 32 コイルスプリング 40 永久磁石 42 固定金型 44 スタンパ 54 固定側キャビティ形成面 66 嵌合突起 72 空気通路
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスク基板成形型のキャビティ形成面
に重ね合わされ、該キャビティ形成面に突設された嵌合
突起の外周面に嵌合されることによって位置決めされて
該キャビティ形成面に吸着固定される円環板状のスタン
パを、かかるキャビティ形成面に着脱せしめるスタンパ
着脱装置であって、 前記スタンパの中央穴に挿通されて該スタンパを支持せ
しめる支持部材と、 前記スタンパを、該支持部材における挿通支持位置に保
持せしめる保持手段と、 前記支持部材を前記キャビティ形成面に対して位置合わ
せすることにより、該支持部材の先端面を前記嵌合突起
の突出先端面に対して同軸的に重ね合わせて該支持部材
の外周面を該嵌合突起の外周面に対して軸方向に接続可
能とする位置合わせ手段と、 前記支持部材における挿通支持位置に保持された前記ス
タンパを、該支持部材の先端側に移動させて、該支持部
材の突出先端面に重ね合わされた前記嵌合突起側に移送
する移送手段とを、含んで構成したことを特徴とするス
タンパ着脱装置。 - 【請求項2】 円環板状のスタンパを、ディスク基板成
形型のキャビティ形成面に重ね合わせて、該キャビティ
形成面に突設された嵌合突起の外周面に嵌合させて位置
決めすると共に、該キャビティ形成面に吸着固定するこ
とにより、該スタンパを該キャビティ形成面に装着せし
めるに際して、 前記スタンパの中央穴に支持部材を挿通して支持せしめ
た後、該支持部材の先端面を前記キャビティ形成面に突
設された嵌合突起の突出先端面に重ね合わせて位置合わ
せし、次いで該スタンパを該支持部材側から該嵌合突起
側に移送せしめて、該スタンパを前記キャビティ形成面
に対して吸着固定した後、かかる支持部材を該嵌合突起
から離脱させることを特徴とするスタンパ装着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP726595A JPH08194973A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スタンパ着脱装置およびスタンパ装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP726595A JPH08194973A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スタンパ着脱装置およびスタンパ装着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194973A true JPH08194973A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11661206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP726595A Pending JPH08194973A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スタンパ着脱装置およびスタンパ装着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08194973A (ja) |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP726595A patent/JPH08194973A/ja active Pending
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