JPH08195051A - ディスクカートリッジ及びその製造方法 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びその製造方法

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JPH08195051A
JPH08195051A JP7006249A JP624995A JPH08195051A JP H08195051 A JPH08195051 A JP H08195051A JP 7006249 A JP7006249 A JP 7006249A JP 624995 A JP624995 A JP 624995A JP H08195051 A JPH08195051 A JP H08195051A
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chucking
disk
upper case
disc
recording disk
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Sakae Imaizumi
栄 今泉
Akio Yamakawa
明郎 山川
Shuji Haruna
修司 春名
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルエリアを大きく確保すると共に、部品
点数の削減並びに組み立て工数の低減が図れるディスク
カートリッジを提供する。 【構成】 記録ディスク1と、この記録ディスク1の一
主面1aである中心部に載置されるチャッキング部材9
と、記録ディスク1を回転可能に収納する上ケース2と
下ケース3からなるカートリッジ本体4とを備える。そ
して、この上ケース2の内壁面2aにチャッキング部材
9と記録ディスク1を取り囲むようにして該内壁面2a
に対して垂直な突起部13とリブ21を形成し、ノンチ
ャッキング時の突起部13の先端と記録ディスク1との
対向距離Dを、チャッキング部材の高さ寸法Cよりも短
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば音楽情報や画像
情報が書き込まれた光ディスクや光磁気ディスク等の如
きディスク状記録媒体がカートリッジ本体内に回転自在
に収納されてなるディスクカートリッジ及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、再生専用の光ディスクである,
いわゆるCD−ROMは、裸の状態で使用されることも
あるが、ディスクへの塵埃付着防止や取扱い等を良好な
ものとなすために、カートリッジ本体に収納されたディ
スクカートリッジとして取り扱われるものもある。
【0003】かかるディスクカートリッジとしては、例
えば図6に示すように、上ケース101と下ケース10
2からなるカートリッジ本体103と、そのカートリッ
ジ本体103内にCD−ROMである記録ディスク10
4を回転自在に収納した構成とされている。
【0004】記録ディスク104の中心部には、ディス
ク回転駆動手段105を構成するうちのセンタリング部
材106と、マグネット107が設けられたチャッキン
グマグホルダー108とが臨む円形の中心孔109が形
成されている。そして、この記録ディスク104には、
ディスクカートリッジを再生装置に装着して再生を行う
チャッキング時において、該記録ディスク104をター
ンテーブルであるディスクプーリー110に押さえ付け
るためのチャッキングプーリー111が設けられてい
る。
【0005】このチャッキングプーリー111は、例え
ば樹脂材料を射出成形する等して形成されるもので、記
録ディスク104の中心孔109を閉塞するようにして
ディスク回転駆動手段105とは反対側の一主面に配置
されている。そして、このチャッキングプーリー111
には、チャッキングマグホルダー108に設けられたマ
グネット107によって磁気吸着される吸着板112が
はめ込まれている。
【0006】吸着板112は、記録ディスク104の中
心孔109の開口径より大きな円盤状をなす金属板から
なり、チャッキングプーリー111に対して爪をはめ込
むことにより固定されている。また、チャッキングプー
リー111の外周縁部には、ディスクカートリッジを再
生装置に装着しないノンチャッキング時において、該チ
ャッキングプーリー111を上ケース101に対して支
持させるためのつば部113が形成されている。
【0007】上ケース101は、下ケース102とによ
って記録ディスク104を回転自在に収納するに足る空
間部を形成するカートリッジ本体103を構成するもの
で、この下ケース102に対して開閉自在に取付けられ
ている。この上ケース101には、図7に示すディスク
カートリッジを再生装置に装着したチャッキング時に記
録ディスク104が上ケース101又は下ケース102
に接触しない位置まで持ち上げられるのに必要なストロ
ークを確保すべく、チャッキングプーリー111を収納
する空隙部114が形成されている。
【0008】この空隙部114は、図6に示すノンチャ
ッキング時にチャッキングプーリー111のつば部11
3と係合する係止部115を有した略円盤状をなすチャ
ッキングプリー押さえ部材116が上ケース101の内
壁面に取付けられることにより形成されている。
【0009】一方、下ケース102は、上ケース101
とによってその内部に記録ディスク104を回転自在に
収納するに足る空隙部を形成する天板のない偏平な矩形
状をなす筐体として形成されている。この下ケース10
2の底面には、ディスク回転駆動手段105をカートリ
ッジ本体103内に臨ませるための円形状をなすディス
ク回転駆動手段挿入孔117が開設されている。
【0010】また、この下ケース102の底面には、ノ
ンチャッキング時において記録ディスク104を支える
ためのディスク支持部118が形成されている。かかる
ディスク支持部118は、ディスク回転駆動手段挿入孔
117の開口周縁部に円環状をなす突起として形成され
ている。
【0011】以上のようにして構成されたディスクカー
トリッジのノンチャッキング状態とチャッキング状態
は、次の通りである。ノンチャッキング状態では、図6
に示すように、記録ディスク104は下ケース102の
ディスク支持部118に支えられる。一方、チャッキン
グプーリー111は、チャッキングプリー押さえ部材1
16のつば部113に該チャッキングプーリー111に
設けられた係止部115が係合して支持された状態とさ
れる。
【0012】チャッキング状態では、図7に示すよう
に、記録ディスク104の中心孔109に臨んで設けら
れたセンタリング部材106によってスピンドル軸11
9の回転中心と記録ディスク104の回転中心が一致せ
しめられると共に、マグネット107によって吸着板1
12が磁気吸着されることによって記録ディスク104
がディスクプーリー110に固定される。この状態で
は、記録ディスク104はカートリッジ本体103に対
して非接触とされると共に、チャッキングプーリー11
1のつば部113も係止部115に対して非接触とされ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のディ
スクカートリッジにおいては、上ケース101の表面に
ラベル120を貼り付ける必要があることから、チャッ
キングプーリー111を保持するチャッキングプリー押
さえ部材116を上ケース101の内壁面に取付けてい
る。
【0014】ラベルエリアを大きくとるためには、上ケ
ース101とチャッキングプリー押さえ部材116の厚
みを薄くする必要がある。しかし、上ケース2の内壁面
とチャッキングプーリー111のつば部113との対向
距離Eは予めその寸法が決められていることから、これ
ら上ケース101とチャッキングプリー押さえ部材11
6の厚みを薄くすることができない。仮に、薄くしたと
すれば、チャッキングプリー押さえ部材116を上ケー
ス101に固定することが困難になる。
【0015】また、このディスクカートリッジを組み立
てるには、先ず上ケース101にチャッキングプーリー
111を組み込んだ後、チャッキングプリー押さえ部材
116を接着剤等によって上ケース101に固定する。
その結果、チャッキングプーリー111は、チャッキン
グプリー押さえ部材116によって保持される。次に、
下ケース102の上に記録ディスク104を載せる。そ
して最後に、下ケース102を上ケース101に組付け
てディスクカートリッジを構成する。
【0016】このように、チャッキングプーリー111
を専用部品であるチャッキングプーリー押さえ部材11
6によって保持するため、部品点数及び組み立て工数が
多く、その作業が面倒である。
【0017】そこで本発明は、上述の従来の有する技術
的な課題を解消するために、大きなラベルエリアを確保
することができ、部品点数の削減並びに組み立て作業が
容易なディスクカートリッジ及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスクカ
ートリッジは、ディスク状記録媒体と、このディスク状
記録媒体の一主面である中心部に載置されるチャッキン
グ部材と、ディスク状記録媒体を回転可能に収納する上
ケースと下ケースからなるカートリッジ本体とを備え
る。そして、大きなラベルエリアを確保すると共に、部
品点数の削減を図るべく、上ケースの内壁面にチャッキ
ング部材を取り囲むようにして該内壁面に対して垂直な
突起部を形成し、ノンチャッキング時の突起部の先端と
ディスク状記録媒体との対向距離を、チャッキング部材
の高さ寸法よりも短くする。
【0019】また、上ケースの内壁面には、ディスク状
記録媒体の位置規制を行うためのリブを、ディスク状記
録媒体を取り囲むようにして該内壁面に対して垂直に形
成する。
【0020】一方、ディスクカートリッジを製造するに
は、先ずチャッキング部材が設けられる領域を取り囲む
ようにして内壁面と垂直な突起部及びディスク状記録媒
体が設けられる領域を取り囲むようにして内壁面と垂直
なリブが形成された上ケースに、突起部で囲まれる領域
にチャッキング部材を設けた後、リブで囲まれる領域に
ディスク状記録媒体を設ける。しかる後、上ケースに下
ケースを固定することでディスクカートリッジを完成す
る。
【0021】
【作用】本発明に係るディスクカートリッジにおいて
は、上ケースの内壁面にチャッキング部材を取り囲むよ
うにして該内壁面に対して垂直な突起部を設け、ノンチ
ャッキング時における突起部の先端とディスク状記録媒
体との対向距離を、チャッキング部材の高さ寸法よりも
短くしているので、チャッキング部材がこの突起部より
外れることがない。また、このチャッキング部材を保持
し位置規制する突起部が上ケースに一体的に形成されて
いるので、該チャッキング部材を保持する専用部品が不
要となり、部品点数の削減が図れると共に、大きなラベ
ルエリアを確保し得る。
【0022】また、上ケースには、ディスク状記録媒体
が設けられる領域を取り囲むようにして該内壁面に対し
て垂直なリブが形成されているので、このリブで囲まれ
た領域に設けられたディスク状記録媒体はこのリブによ
って位置規制される。
【0023】一方、本発明方法によれば、チャッキング
部材を保持し位置規制する突起部とディスク状記録媒体
を保持し位置規制するリブを上ケースの内壁面に対して
共に垂直に形成しているので、単にこの突起部で囲まれ
た中にチャッキング部材を落とし込んだ後、リブで囲ま
れた中にディスク状記録媒体を落とし込み、その後上ケ
ースに下ケースを固定するだけで、簡単にディスクカー
トリッジを製造し得る。
【0024】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】本実施例のディスクカートリッジは、図1
に示すように、ディスク状記録媒体である記録ディスク
1と、この記録ディスク1を回転自在に収納する上ケー
ス2と下ケース3からなるカートリッジ本体4とを有し
て構成されている。
【0026】記録ディスク1には、例えば音楽情報や画
像情報等が書き込まれた光ディスクや光磁気ディスク或
いは磁気ディスク等の如きディスク状記録媒体がいずれ
も用いられる。本実施例では、音楽情報と画像情報が書
き込まれたディジタルビデオディスクを用いた。
【0027】かかる記録ディスク1は、ディスク回転駆
動手段5を構成するうちのチャッキングマグホルダー6
とセンタリング部材7を臨ませる円形状をなす中心孔8
を有した円盤として形成されている。
【0028】そして、この記録ディスク1の一主面1a
には、中心孔8を閉塞するようにしてマグネット11に
よって磁気吸着されるチャッキング部材9が設けられて
いる。チャッキング部材9は、チャッキング時において
記録ディスク1をターンテーブルであるディスクプーリ
ー10に押さえ付けるための役目をする。かかるチャッ
キング部材9は、樹脂成形体からなるチャッキングプー
リー9aと金属板からなる吸着板9bから構成されてい
る。
【0029】チャッキングプーリー9aは、記録ディス
ク1の中心孔8を塞ぐに足る大きさとされた略円盤体と
して形成され、記録ディスク1の一主面1aに載置され
ている。なお、このチャッキングプーリー9aの外周縁
部には、外方に張り出すようにしてつば部12が形成さ
れている。
【0030】吸着板9bは、記録ディスク1の中心孔8
よりも大きな円盤として形成され、チャッキングプーリ
ー9aにはめ込まれている。この吸着板9bには、磁気
吸着により記録ディスク1をディスクプーリー10に確
実に固定するために、なるべく透磁率の高い材料が選ば
れる。例えば、純鉄や鋼板等の如き材料が挙げられる。
【0031】上ケース2は、下ケース3とによって記録
ディスク1を回転自在に収納するに足る空間部を形成す
るカートリッジ本体4を構成するものであり、底板がな
い偏平な矩形状をなす筐体として形成されている。この
上ケース2には、チャッキング部材9を収納保持し位置
規制するための突起部13が形成されている。この突起
部13は、上ケース2の内壁面2aにチャッキング部材
9を取り囲むようにして該内壁面2aに対して垂直な円
環状をなす突起として形成されている。この例では、突
起部13を円環状としたが、チャッキング部材9の位置
規制ができれば、円環部分の所々を切り欠いた櫛歯状で
あってもよく、或いは所々に突起部があるような形でも
構わない。
【0032】また、この突起部13の高さは、図1に示
すノンチャッキング時の突起部先端と記録ディスク1の
一主面1aとの対向距離Dが、チャッキング部材9の高
さ寸法Cよりも短くされている。つまり、C>Dなる関
係である。ここに言うチャッキング部材9の高さ寸法C
は、記録ディスク1の一主面1aからチャッキングプー
リー9aのつば部12の上端面までの垂直距離をいう。
【0033】このような関係に突起部13の高さを規定
することにより、ノンチャッキング時において、カート
リッジ本体4を図1中矢印X方向に移動させた場合で
も、チャッキングプーリー9bのつば部12が円環状を
なす突起部13に接触し、当該突起部13で囲まれた領
域から飛び出ることが防止される。
【0034】また、上ケース2の内壁面2aには、上記
突起部13の外側であって記録ディスク1が設けられる
領域を取り囲むようにして該内壁面2aと垂直なリブ2
1が形成されている。かかるリブ21は、下ケース3の
内壁面に近接した位置まで設けられ、記録ディスク1の
位置規制を行うようになっている。従って、カートリッ
ジ本体4がやはり図1中矢印X方向に移動した場合で
も、記録ディスク1の外周縁部がリブ21に接触し、こ
のリブ21で囲まれた領域から該記録ディスク1が飛び
出ることが防止される。
【0035】また、上ケース2の突起部13が形成され
た内壁面2aとは反対側の表面2bには、ラベル23が
貼られている。かかるラベル23が設けられるラベルエ
リアは、チャッキング部材9が設けられる部分と対応す
る位置まで十分広い範囲として設けることができる。こ
れは、上ケース2に突起部13を一体的に形成している
ことから、従来の係止部が不要となるため、その係止部
の厚み分上ケース2の厚みを厚くすることができるから
である。
【0036】一方、下ケース3は、上ケース2とによっ
てその内部に記録ディスク1を回転自在に収納するに足
る空隙部を形成する天板のない偏平な矩形状をなす筐体
として形成されている。この下ケース3の底面には、デ
ィスク回転駆動手段5をカートリッジ本体4内に臨ませ
るための円形状をなすディスク回転駆動手段挿入孔14
が開設されている。
【0037】また、この下ケース3の底面には、ノンチ
ャッキング時において記録ディスク1を支えるためのデ
ィスク支持部15が形成されている。かかるディスク支
持部15は、ディスク回転駆動手段挿入孔14の開口周
縁部にカートリッジ本体4内に突出する円環状をなす突
起として形成されている。なお、図2のチャッキング状
態のディスク支持部15から記録ディスク1の他方の面
1bまでの対向距離をA、突起部13の先端から記録デ
ィスク1の一主面1aまでの対向距離をBとすると、先
のC>Dなる関係は、C>D=A+Bなる関係となる。
【0038】ディスク回転駆動手段5は、スピンドルモ
ータのスピンドル軸16の先端に固定されるチャッキン
グマグホルダー6、センタリング部材7、及びディスク
プーリー10とから構成される。
【0039】チャッキングマグホルダー6は、図2に示
すチャッキング時に記録ディスク1の中心孔8に臨み吸
着板9bを磁気吸着して該記録ディスク1をディスクプ
ーリー10に固定する役目をするもので、略円盤状をな
す一主面にマグネット11を埋め込んだ形となされてい
る。このチャッキングマグホルダー6は、スピンドル軸
16の先端に固定され、該スピンドル軸16と共に回転
するようになされている。また、このチャッキングマグ
ホルダー6の外周縁部には、テーパ状とされたフランジ
部17が設けられている。このフランジ部17の先端部
は、記録ディスク1の中心孔8の開口内壁面と接触し
て、該記録ディスク1のセンタリングの補助的機能をす
るようになっている。
【0040】センタリング部材7は、スピンドル軸16
の回転中心と記録ディスク1の回転中心を一致させる役
割をするもので、チャッキングマグホルダー6とディス
クプーリー10との間に圧縮コイルバネ18により常に
チャッキングマグホルダー6側へ付勢するようにしてス
ピンドル軸16に取付けられている。
【0041】かかるセンタリング部材7は、円盤体の外
周縁部に円環状に立ち上がり形成された突起部の傾斜面
19を記録ディスク1の中心孔8の開口エッジ部に接触
させることでセンタリングを行うようになっている。
【0042】ディスクプーリー10は、記録ディスク1
を載置するためのもので、スピンドル軸16に固定さ
れ、該スピンドル軸16と共に回転するようになされて
いる。かかるディスクプーリー10は、内部にセンタリ
ング部材7を収容し得る程度の大きさとされた円筒体と
され、その開口周縁部にリング状をなすディスク載置部
20を有している。このディスク載置部20は、下ケー
ス3に開設されたディスク回転駆動手段挿入孔14に臨
むことができ、しかも記録ディスク1が振れなく安定し
て回転し得る程度の大きさとして形成されている。
【0043】次に、以上のようにして構成されたディス
クカートリッジを再生装置に装着したチャッキング状態
と、装着しないノンチャッキング状態について説明す
る。
【0044】ノンチャッキング状態では、図1に示すよ
うに、記録ディスク1は下ケース3のディスク支持部1
5に支えられた状態とされると共に、その記録ディスク
1の一主面1a上にチャッキング部材9が載置された状
態とされる。このとき、チャッキング部材9は、上ケー
ス2の突起部13によって位置規制された状態となって
いる。
【0045】チャッキング状態では、図2に示すよう
に、センタリング部材7の傾斜面19が記録ディスク1
の中心孔8の開口エッジ部に接触して、スピンドル軸1
6の回転中心と記録ディスク1の回転中心が一致された
センタリング状態とされる。また、チャッキングマグホ
ルダー6に埋め込まれたマグネット11によって吸着板
9bが磁気吸着され、その吸着力により記録ディスク1
がディスクプーリー10のディスク載置部20に押し付
けられた状態で載置される。さらに、記録ディスク1及
びチャッキング部材9は、ディスクプーリー10によっ
て持ち上げられることにより、カートリッジ本体4と接
触しない状態とされる。この状態でスピンドル軸16が
回転することにより、記録ディスク1も回転し、該記録
ディスク1に書き込まれた情報が再生装置の光学ピック
アップ装置によって読み取られることになる。
【0046】ノンチャッキング状態からチャッキング状
態となる動作について簡単に説明すると、先ず、図1の
ノンチャッキング状態からチャッキングマグホルダー6
が記録ディスク1の中心孔8に臨み、このチャッキング
マグホルダー6のフランジ部17の先端部によって記録
ディスク1がある程度センタリングされる。
【0047】そして、センタリング部材7の傾斜面19
が記録ディスク1の中心孔8の開口エッジ部に接触する
ことで、センタリングが確実なものとなる。センタリン
グがなされるとマグネット11によりチャッキング部材
9がディスクプーリー10側へ引き寄せられ、このマグ
ネット11とチャッキング部材9間の磁気吸着力によ
り、該記録ディスク1がディスクプーリー10に固定さ
れる。その後、図2に示すように、記録ディスク1がカ
ートリッジ本体4に接触しない位置までディスクプーリ
ー10により上方に持ち上げられる。この状態でスピン
ドル軸16の回転により、記録ディスク1が回転するこ
とになる。
【0048】次に、上述のように構成されたディスクカ
ートリッジの製造方法について説明する。先ず、図3
(a)に示すように、開口側が上向きとなるように上ケ
ース2を置き、その上ケース2に形成された円環状をな
す突起部13の中にチャッキング部材9を落とし込む。
【0049】次に、図3(b)に示すように、記録ディ
スク1をやはり上ケース2に形成された円環状をなすリ
ブ21の中に落とし込む。そして最後に、図3(c)に
示すように、上ケース2に対して下ケース3を取付けて
カートリッジ本体4を構成して、ディスクカートリッジ
を完成する。
【0050】このように、チャッキング部材9を保持す
る突起部13及び記録ディスク1を保持するリブ21を
上ケース2の内壁面2aに対して垂直に形成した上ケー
ス2を用いることで、向きを変えずに同一方向のみから
ディスクカートリッジを組み立てることができる。ま
た、チャッキング部材9と記録ディスク1を単に上ケー
ス2に落とし込むだけで組み立てることができ、しか
も、このチャッキング部材9を保持する専用部品を必要
とせずに組み立てができるので、簡単な作業で誰にでも
容易に組み立てることができる。
【0051】なお、上述の実施例では、チャッキング部
材9を樹脂成形体からなるチャッキングプーリー9bと
金属板からなる吸着板9aの2部品により構成したが、
マグネット11に吸い付く金属板により一体的に形成し
たものを使用するようにしてもよい。
【0052】例えば、チャッキング部材9は、図4及び
図5に示すように、先の図1に示したチャッキング部材
9の外形状とほぼ同じ形状として、その中心部を若干突
出させた円盤体として形成する。そして、外周縁部を垂
直に折り曲げ、底の浅いいわゆる盆形状とする。このチ
ャッキング部材9を一体的に造るには、鍛造加工による
方法が挙げられる。もちろん、このチャッキング部材9
であっても、前述したC>D(=A+B)なる関係を満
たすようにする。
【0053】このように従来2部品とされたものを1部
品とすることによって、部品点数の削減並びに製造工程
の簡略化による大幅なコストダウンが実現される。ま
た、鍛造によって一体的に形成されていることから、機
械的強度が高く信頼性の面で優れたものとなる。
【0054】なお、金属板を一体加工したチャッキング
部材9を記録ディスク1に取り付けるに当たっては、チ
ャッキング部材9と記録ディスク1が接触する部分22
にフッ素系樹脂等のコーティング材を塗布することによ
り、ディスク表面の傷つきを防止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るディスクカートリッジにおいては、上ケースの
内壁面にチャッキング部材を取り囲むようにして該内壁
面に対して垂直な突起部を設け、ノンチャッキング時に
おける突起部の先端とディスク状記録媒体との対向距離
を、チャッキング部材の高さよりも低くしているので、
この突起部によってチャッキング部材を位置規制するこ
とができる。また、突起部を上ケースに一体的に形成し
ていることから、該チャッキング部材を保持する専用部
品が不要となり、部品点数の削減が図れると共に、大き
なラベルエリアを確保することができる。
【0056】また、本発明の方法によれば、チャッキン
グ部材と記録ディスクを保持し位置規制する突起部とリ
ブを共に上ケースの内壁面に対して垂直に形成している
ので、単にこの突起部又はリブで囲まれた中にチャッキ
ング部材と記録ディスクを落とし込み、上ケースに下ケ
ースを組付ける簡単な作業でディスクカートリッジを製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクカートリッジを示す
もので、ノンチャッキング状態を示す断面図である。
【図2】本発明を適用したディスクカートリッジを示す
もので、チャッキング状態を示す断面図である。
【図3】本発明を適用したディスクカートリッジの製造
工程を示す断面図である。
【図4】チャッキング部材を金属板により一体的に形成
したディスクカートリッジを示すもので、ノンチャッキ
ング状態を示す断面図である。
【図5】チャッキング部材を金属板により一体的に形成
したディスクカートリッジを示すもので、チャッキング
状態を示す断面図である。
【図6】従来のディスクカートリッジを示すもので、ノ
ンチャッキング状態を示す断面図である。
【図7】従来のディスクカートリッジを示すもので、チ
ャッキング状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 記録ディスク 2 上ケース 3 下ケース 4 カートリッジ本体 5 ディスク回転駆動手段 6 チャッキングマグホルダー 7 センタリング部材 8 中心孔 9 チャッキング部材 10 ディスクプーリー 11 マグネット 13 突起部 16 スピンドル軸 21 リブ 23 ラベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 このディスク状記録媒体の一主面である中心部に載置さ
    れるチャッキング部材と、 ディスク状記録媒体を回転可能に収納する上ケースと下
    ケースからなるカートリッジ本体とを備え、 上ケースの内壁面にチャッキング部材を取り囲むように
    して該内壁面に対して垂直な突起部を有し、ノンチャッ
    キング時の突起部の先端とディスク状記録媒体との対向
    距離が、チャッキング部材の高さ寸法よりも短いことを
    特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上ケースの内壁面にディスク状記録媒体
    を取り囲むようにして該内壁面に対して垂直なリブが形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のディスク
    カートリッジ。
  3. 【請求項3】 チャッキング部材が設けられる領域を取
    り囲むようにして内壁面と垂直な突起部及びディスク状
    記録媒体が設けられる領域を取り囲むようにして内壁面
    と垂直なリブが形成された上ケースに、突起部で囲まれ
    る領域にチャッキング部材を設けた後、リブで囲まれる
    領域にディスク状記録媒体を設け、その後、上ケースに
    下ケースを固定することを特徴とするディスクカートリ
    ッジの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000071841A (ko) * 1999-04-28 2000-11-25 마찌다 가쯔히꼬 디스크 카트리지

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