JPH0819669A - 熱変色性ぬいぐるみ - Google Patents
熱変色性ぬいぐるみInfo
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- JPH0819669A JPH0819669A JP18093894A JP18093894A JPH0819669A JP H0819669 A JPH0819669 A JP H0819669A JP 18093894 A JP18093894 A JP 18093894A JP 18093894 A JP18093894 A JP 18093894A JP H0819669 A JPH0819669 A JP H0819669A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、発光効果と熱変色効果が共働し
て、多彩に変化するぬいぐるみを提供する。 【構成】 光透過性又は半透過性の表皮材2と、前記表
皮材の少なくとも一部に可逆熱変色層4が設けられてお
り、詰物3の内部に光源5が配置され、通電点灯可能に
構成された熱変色性ぬいぐるみ1。
て、多彩に変化するぬいぐるみを提供する。 【構成】 光透過性又は半透過性の表皮材2と、前記表
皮材の少なくとも一部に可逆熱変色層4が設けられてお
り、詰物3の内部に光源5が配置され、通電点灯可能に
構成された熱変色性ぬいぐるみ1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱変色性ぬいぐるみに関
する。更に詳細には、詰物内部に光源を配置し、表皮材
表面に可逆熱変色層を設けた、発光と熱変色による妙味
を満足させる熱変色性ぬいぐるみに関する。
する。更に詳細には、詰物内部に光源を配置し、表皮材
表面に可逆熱変色層を設けた、発光と熱変色による妙味
を満足させる熱変色性ぬいぐるみに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に光源を備え、前記光源
が発光状態において体表面や衣類等から光を発するぬい
ぐるみが開示されている(実開昭61−139282号
公報、実開平4−1113923号公報等)。
が発光状態において体表面や衣類等から光を発するぬい
ぐるみが開示されている(実開昭61−139282号
公報、実開平4−1113923号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のぬいぐるみ
は、内部に設けた光源が発する光により、意外性がある
としても、発光効果が単調であった。本発明は、前記発
光による効果と、熱変色による効果を組合わせて、ぬい
ぐるみ表皮の明暗と色変化の妙味を共に満足させる、多
彩な様相を呈するぬいぐるみを提供しようとするもので
ある。
は、内部に設けた光源が発する光により、意外性がある
としても、発光効果が単調であった。本発明は、前記発
光による効果と、熱変色による効果を組合わせて、ぬい
ぐるみ表皮の明暗と色変化の妙味を共に満足させる、多
彩な様相を呈するぬいぐるみを提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に光源が
配設された詰物を、表面の少なくとも一部に可逆熱変色
層を設けた光透過性又は半透過性の表皮材で包囲してな
る熱変色性ぬいぐるみを要件とする。更には、表皮材
は、布帛又は可撓性プラスチック材からなり、前記表皮
材の表面には、着色時の色調が光源の色調と補色関係に
ある可逆熱変色層が形成されるか、又は、非変色層及び
可逆熱変色層が積層されてなり、可逆熱変色層の着色時
の色調が非変色層の色調と補色関係にあること、又、前
記詰物は、短繊維の綿状集合体であることを要件とす
る。
配設された詰物を、表面の少なくとも一部に可逆熱変色
層を設けた光透過性又は半透過性の表皮材で包囲してな
る熱変色性ぬいぐるみを要件とする。更には、表皮材
は、布帛又は可撓性プラスチック材からなり、前記表皮
材の表面には、着色時の色調が光源の色調と補色関係に
ある可逆熱変色層が形成されるか、又は、非変色層及び
可逆熱変色層が積層されてなり、可逆熱変色層の着色時
の色調が非変色層の色調と補色関係にあること、又、前
記詰物は、短繊維の綿状集合体であることを要件とす
る。
【0005】前記熱変色性ぬいぐるみは、月、星、太陽
等の天体、人、動植物、果物、乗物、建造物、飲食品、
屋内装置品、遊戯具、スポーツ用品等、種々の形態を模
したぬいぐるみが挙げられる。又、前記ぬいぐるみの表
皮材となる基材は、天然繊維、合成繊維等により形成さ
れる編織布、布帛が好適に用いられるが、光を僅かでも
透過するプラスチック等の材料を用いることもできる。
等の天体、人、動植物、果物、乗物、建造物、飲食品、
屋内装置品、遊戯具、スポーツ用品等、種々の形態を模
したぬいぐるみが挙げられる。又、前記ぬいぐるみの表
皮材となる基材は、天然繊維、合成繊維等により形成さ
れる編織布、布帛が好適に用いられるが、光を僅かでも
透過するプラスチック等の材料を用いることもできる。
【0006】前記熱変色性ぬいぐるみに充填される詰物
は、綿、布、羽毛、スポンジ等、弾性を有し、且つ、光
を透過するものが好適に用いられるが、特に柔らかな手
触りと柔軟な風合い、及び光源が発光状態において、ぬ
いぐるみ表面まで十分な光量が到達するよう、透過性の
よい短繊維の綿状物が好適に用いられる。又、粒状の樹
脂成形体や発泡スチロール等を充填し、間隙より漏光す
るようにしてもよい。
は、綿、布、羽毛、スポンジ等、弾性を有し、且つ、光
を透過するものが好適に用いられるが、特に柔らかな手
触りと柔軟な風合い、及び光源が発光状態において、ぬ
いぐるみ表面まで十分な光量が到達するよう、透過性の
よい短繊維の綿状物が好適に用いられる。又、粒状の樹
脂成形体や発泡スチロール等を充填し、間隙より漏光す
るようにしてもよい。
【0007】前記熱変色性ぬいぐるみの内部に内蔵する
光源は、従来より一般に用いられる電球、蛍光灯等が好
適に用いられるが、光を発するものであれば全て用いら
れる。又、前記光源を通電点灯させる電源は、外部より
接続線を介し、家庭用コンセント、バッテリー、乾電池
等から供給してもよいし、内部に直接バッテリー若しく
は乾電池を内蔵したものであってもよい。前記光源の配
設される位置は、ぬいぐるみの形態によって異なるが、
人形形態の場合、頭部、胴部、手足部等、光源の内蔵可
能な位置に単数或いは複数個内蔵される。又、光源の形
状及び大きさは、ぬいぐるみの大きさや、光源の配設箇
所により、任意に選択される。更に、光源の色調は白色
の他、種々の色を挙げることができるが、発色状態の可
逆熱変色層の色調と補色の関係にある色調の光源が好適
に用いられる。
光源は、従来より一般に用いられる電球、蛍光灯等が好
適に用いられるが、光を発するものであれば全て用いら
れる。又、前記光源を通電点灯させる電源は、外部より
接続線を介し、家庭用コンセント、バッテリー、乾電池
等から供給してもよいし、内部に直接バッテリー若しく
は乾電池を内蔵したものであってもよい。前記光源の配
設される位置は、ぬいぐるみの形態によって異なるが、
人形形態の場合、頭部、胴部、手足部等、光源の内蔵可
能な位置に単数或いは複数個内蔵される。又、光源の形
状及び大きさは、ぬいぐるみの大きさや、光源の配設箇
所により、任意に選択される。更に、光源の色調は白色
の他、種々の色を挙げることができるが、発色状態の可
逆熱変色層の色調と補色の関係にある色調の光源が好適
に用いられる。
【0008】前記熱変色層は公知の熱変色性材料により
構成され、例えば、電子供与性呈色性有機化合物、前記
化合物の顕色剤及び前記両者の呈色反応を生起させる媒
体となる化合物の3成分を含む熱変色性材料又は前記成
分の樹脂固溶体の微粒子の形態の変色性を示す熱変色性
材料(例えば、特公昭51−35414号公報、特公昭
51−44706号公報、特公昭52−7764号公
報、特公平1−29398号公報等)を挙げることがで
きる。前記は所定の温度(変色点)を境としてその前後
で変色し、変化前後の両状態のうち常温域では特定の一
方の状態しか存在しえない。即ち、もう一方の状態は、
その状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適用されて
いる間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなくな
れば常温域で呈する状態に戻る、所謂、温度変化による
温度−色濃度について小さいヒステリシス幅を示して変
色するタイプである。
構成され、例えば、電子供与性呈色性有機化合物、前記
化合物の顕色剤及び前記両者の呈色反応を生起させる媒
体となる化合物の3成分を含む熱変色性材料又は前記成
分の樹脂固溶体の微粒子の形態の変色性を示す熱変色性
材料(例えば、特公昭51−35414号公報、特公昭
51−44706号公報、特公昭52−7764号公
報、特公平1−29398号公報等)を挙げることがで
きる。前記は所定の温度(変色点)を境としてその前後
で変色し、変化前後の両状態のうち常温域では特定の一
方の状態しか存在しえない。即ち、もう一方の状態は、
その状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適用されて
いる間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなくな
れば常温域で呈する状態に戻る、所謂、温度変化による
温度−色濃度について小さいヒステリシス幅を示して変
色するタイプである。
【0009】又、本出願人が先に提案した特公平4−1
7154号公報に記載されている、大きなヒステリシス
特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素を含む
熱変色性材料で彩色された系も有効である。前記色素
は、大きなヒステリシス幅を示して変色する。即ち、温
度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状
が、温度を変色温度域より低温側から温度を上昇させて
いく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させてい
く場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタイプで
ある。又、前記熱変色性材料は、変色の感度及び鋭敏性
を向上させる為に、微小カプセルに内包された微小カプ
セル顔料が好適に用いられる。
7154号公報に記載されている、大きなヒステリシス
特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素を含む
熱変色性材料で彩色された系も有効である。前記色素
は、大きなヒステリシス幅を示して変色する。即ち、温
度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状
が、温度を変色温度域より低温側から温度を上昇させて
いく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させてい
く場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタイプで
ある。又、前記熱変色性材料は、変色の感度及び鋭敏性
を向上させる為に、微小カプセルに内包された微小カプ
セル顔料が好適に用いられる。
【0010】前記熱変色性材料は、単一或いは変色温度
の異なる複数の熱変色性材料を膜形成材料であるバイン
ダーを含む媒体中に分散して、インキ、塗料などの色材
として適用され、スクリーン印刷、オフセット印刷、グ
ラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手
段、刷毛塗り、スプレー塗装、流し塗り、ローラー塗
り、浸漬塗装等の手段により、表皮材表面に塗布するこ
とができる。ここで、表皮材表面とは、ぬいぐるみの可
視部分を指し、例えば、口の中、耳の穴、有袋動物の
袋、分離若しくは開くことのできるぬいぐるみの内部な
ども意味する。又、フイルムシート化し、粘着剤を介し
て貼り合わせることもできる。更に、特開昭60−17
9371号公報、特開昭60−225369号公報に記
載の、熱変色性繊維を製織した熱変色性布を用いて表皮
材としてもよい。
の異なる複数の熱変色性材料を膜形成材料であるバイン
ダーを含む媒体中に分散して、インキ、塗料などの色材
として適用され、スクリーン印刷、オフセット印刷、グ
ラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手
段、刷毛塗り、スプレー塗装、流し塗り、ローラー塗
り、浸漬塗装等の手段により、表皮材表面に塗布するこ
とができる。ここで、表皮材表面とは、ぬいぐるみの可
視部分を指し、例えば、口の中、耳の穴、有袋動物の
袋、分離若しくは開くことのできるぬいぐるみの内部な
ども意味する。又、フイルムシート化し、粘着剤を介し
て貼り合わせることもできる。更に、特開昭60−17
9371号公報、特開昭60−225369号公報に記
載の、熱変色性繊維を製織した熱変色性布を用いて表皮
材としてもよい。
【0011】又、表皮材と可逆熱変色層の間に非変色層
を設ける構成にしてもよい。この場合、非変色層の色調
は可逆熱変色層の色調と補色の関係にある色調を用いる
と、前記した光源を着色した場合と同様の装飾効果が得
られる。
を設ける構成にしてもよい。この場合、非変色層の色調
は可逆熱変色層の色調と補色の関係にある色調を用いる
と、前記した光源を着色した場合と同様の装飾効果が得
られる。
【0012】前記の如くして得た熱変色性ぬいぐるみ
は、可逆熱変色層を発消色させるため、手触によって変
色させるほかに、加熱、冷却変色具を用いて変色させる
ことにより、更に趣向性を深めることができる。
は、可逆熱変色層を発消色させるため、手触によって変
色させるほかに、加熱、冷却変色具を用いて変色させる
ことにより、更に趣向性を深めることができる。
【0013】以下に加熱、冷却変色具について例示す
る。加熱又は冷却変色具は、先端部が先細形状で筆記形
態を有するもの、又は先端部に文字、図柄、模様等の像
が形成されたスタンプ形態を有するものが挙げられ、抵
抗発熱体を装備した通電加熱変色具(実開昭62−13
9573号公報、実開平4−50100号公報)や、温
水等を充填した加熱ペン(実開平2−106299号公
報等に開示)、冷却変色具5としては、本出願人が先に
提案している、ペルチエ素子を利用した冷却変色具(特
開平5−318915号公報)、冷水、氷片等の冷媒を
充填した冷却ペン等を適用することができる。
る。加熱又は冷却変色具は、先端部が先細形状で筆記形
態を有するもの、又は先端部に文字、図柄、模様等の像
が形成されたスタンプ形態を有するものが挙げられ、抵
抗発熱体を装備した通電加熱変色具(実開昭62−13
9573号公報、実開平4−50100号公報)や、温
水等を充填した加熱ペン(実開平2−106299号公
報等に開示)、冷却変色具5としては、本出願人が先に
提案している、ペルチエ素子を利用した冷却変色具(特
開平5−318915号公報)、冷水、氷片等の冷媒を
充填した冷却ペン等を適用することができる。
【0014】
【作用】前記光源から発する光は、詰物を透過して均一
な散乱光として表皮材から透過し、ぬいぐるみの形態や
色調を強調する特異な電飾効果をもたらす。更に、前記
詰物が短繊維の綿状集合体を用いると、より均一な散乱
光を得ることができ、電飾効果が向上する。可逆熱変色
層の着色時の色調及び濃度が、光源の色と補色関係にあ
る時、又は、着色時の色調及び濃度が非変色層の色調及
び濃度と補色関係にある時、光源からの光を遮断する作
用をもたらし、これらの組合わせにより、光と色変化に
よる多彩な様相のぬいぐるみを構成する。
な散乱光として表皮材から透過し、ぬいぐるみの形態や
色調を強調する特異な電飾効果をもたらす。更に、前記
詰物が短繊維の綿状集合体を用いると、より均一な散乱
光を得ることができ、電飾効果が向上する。可逆熱変色
層の着色時の色調及び濃度が、光源の色と補色関係にあ
る時、又は、着色時の色調及び濃度が非変色層の色調及
び濃度と補色関係にある時、光源からの光を遮断する作
用をもたらし、これらの組合わせにより、光と色変化に
よる多彩な様相のぬいぐるみを構成する。
【0015】
実施例1(図1、2参照) 表皮材2として、白色の合成繊維(ナイロンタフタ)を
ウサギ形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分片を
縫製し、内部に詰物3として短繊維の綿を充填し、ウサ
ギのぬいぐるみを得た。尚、詰物3を充填した表皮材2
の開口部分には、開閉自在のチャック8を取り付けた。
光源5として電球にスイッチ6と電源7(乾電池)を接
続し、前記電球をぬいぐるみの腹部の大凡中央部に埋設
し、電源7はチャック8近傍の内部に配置し、スイッチ
6はなるべく目立たぬよう下腹部に取り付け、外部から
点灯できるようにした。前記ぬいぐるみの外表面に、3
0℃以上で無色、30℃以下で紫色に熱変色する可逆熱
変色性材料を含有する熱変色性インキを塗布して可逆熱
変色層3とし、熱変色性ぬいぐるみ1を得た。前記熱変
色性ぬいぐるみ1は、電球が消灯状態で室内明所におい
ては、30℃以下で紫色を呈し、30℃以上で表皮材2
の色である白色を呈するが、電球が点灯状態で暗所にお
いては、より鮮やかな紫色又は白色のぬいぐるみが視覚
される。
ウサギ形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分片を
縫製し、内部に詰物3として短繊維の綿を充填し、ウサ
ギのぬいぐるみを得た。尚、詰物3を充填した表皮材2
の開口部分には、開閉自在のチャック8を取り付けた。
光源5として電球にスイッチ6と電源7(乾電池)を接
続し、前記電球をぬいぐるみの腹部の大凡中央部に埋設
し、電源7はチャック8近傍の内部に配置し、スイッチ
6はなるべく目立たぬよう下腹部に取り付け、外部から
点灯できるようにした。前記ぬいぐるみの外表面に、3
0℃以上で無色、30℃以下で紫色に熱変色する可逆熱
変色性材料を含有する熱変色性インキを塗布して可逆熱
変色層3とし、熱変色性ぬいぐるみ1を得た。前記熱変
色性ぬいぐるみ1は、電球が消灯状態で室内明所におい
ては、30℃以下で紫色を呈し、30℃以上で表皮材2
の色である白色を呈するが、電球が点灯状態で暗所にお
いては、より鮮やかな紫色又は白色のぬいぐるみが視覚
される。
【0016】実施例2 表皮材として、白色の合成繊維(ナイロンタフタ)をパ
ンダ形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分片を縫
製し、内部に詰物としてポリエステル短繊維を充填し、
パンダのぬいぐるみを得た。尚、詰物を充填した表皮材
開口部分には、開閉自在のチャックを取り付けた。光源
として白色蛍光灯の発光部分を黄色に着色して、ぬいぐ
るみの頭部と腹部のそれぞれ大凡中央部に埋設し、スイ
ッチはなるべく目立たぬよう下腹部に取り付け、外部か
ら点灯できるようにした。又、電源は接続線を介して家
庭用コンセントから供給した。前記ぬいぐるみの外表面
に、20℃以上で無色、20℃以下で紫色に熱変色する
可逆熱変色性材料を含有する熱変色性インキを塗布し、
熱変色性ぬいぐるみを得た。前記熱変色性ぬいぐるみ
は、蛍光灯が消灯状態で室内明所においては、20℃以
下で紫色を呈し、20℃以上で表皮材の色である白色を
呈するが、蛍光灯が点灯状態、即ち黄色の光を発する状
態で、暗所においては、20℃以下で黒色を呈し、20
℃以上で鮮やかな黄色を呈する。
ンダ形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分片を縫
製し、内部に詰物としてポリエステル短繊維を充填し、
パンダのぬいぐるみを得た。尚、詰物を充填した表皮材
開口部分には、開閉自在のチャックを取り付けた。光源
として白色蛍光灯の発光部分を黄色に着色して、ぬいぐ
るみの頭部と腹部のそれぞれ大凡中央部に埋設し、スイ
ッチはなるべく目立たぬよう下腹部に取り付け、外部か
ら点灯できるようにした。又、電源は接続線を介して家
庭用コンセントから供給した。前記ぬいぐるみの外表面
に、20℃以上で無色、20℃以下で紫色に熱変色する
可逆熱変色性材料を含有する熱変色性インキを塗布し、
熱変色性ぬいぐるみを得た。前記熱変色性ぬいぐるみ
は、蛍光灯が消灯状態で室内明所においては、20℃以
下で紫色を呈し、20℃以上で表皮材の色である白色を
呈するが、蛍光灯が点灯状態、即ち黄色の光を発する状
態で、暗所においては、20℃以下で黒色を呈し、20
℃以上で鮮やかな黄色を呈する。
【0017】実施例3 表皮材として、白色の合成繊維(ポリエステルトリコッ
ト)をパンダ形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部
分片を縫製し、内部に詰物としてポリエステル短繊維を
充填し、パンダのぬいぐるみを得た。尚、詰物を充填し
た表皮材開口部分には、開閉自在のチャックを取り付け
た。光源として白色電球に、黄色に着色した保護カバー
を取り付け、ぬいぐるみの頭部と腹部のそれぞれ大凡中
央部に埋設し、スイッチはなるべく目立たぬよう下腹部
に取り付け、外部から点灯できるようにした。又、電源
は接続線を介して家庭用コンセントから供給した。前記
ぬいぐるみの外表面に、30℃以上で無色、30℃以下
で青色に熱変色する可逆熱変色性材料を含有する熱変色
性インキを塗布し、更にその上面に、20℃以上で無
色、20℃以下で桃色に熱変色する可逆熱変色性材料を
含有する熱変色性インキを塗布し、熱変色性ぬいぐるみ
を得た。前記熱変色性ぬいぐるみは、電球が消灯状態で
室内明所においては、20℃以下で紫色を呈し、20℃
以上30℃以下で青色を呈し、30℃以上で表皮材の色
である白色を呈するが、電球が点灯状態、即ち保護カバ
ーを透過して黄色光を発し、暗所においては、20℃以
下で黒色を呈し、20℃以上30℃以下で鮮やかな緑色
を呈し、又、30℃以上では鮮やかな黄色を呈する。
又、20℃以下の室温下で、前記電球が発光状態のぬい
ぐるみを放置すると、電球の発熱により、徐々に黒色か
ら鮮やかな緑色、更に黄色に変色する。
ト)をパンダ形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部
分片を縫製し、内部に詰物としてポリエステル短繊維を
充填し、パンダのぬいぐるみを得た。尚、詰物を充填し
た表皮材開口部分には、開閉自在のチャックを取り付け
た。光源として白色電球に、黄色に着色した保護カバー
を取り付け、ぬいぐるみの頭部と腹部のそれぞれ大凡中
央部に埋設し、スイッチはなるべく目立たぬよう下腹部
に取り付け、外部から点灯できるようにした。又、電源
は接続線を介して家庭用コンセントから供給した。前記
ぬいぐるみの外表面に、30℃以上で無色、30℃以下
で青色に熱変色する可逆熱変色性材料を含有する熱変色
性インキを塗布し、更にその上面に、20℃以上で無
色、20℃以下で桃色に熱変色する可逆熱変色性材料を
含有する熱変色性インキを塗布し、熱変色性ぬいぐるみ
を得た。前記熱変色性ぬいぐるみは、電球が消灯状態で
室内明所においては、20℃以下で紫色を呈し、20℃
以上30℃以下で青色を呈し、30℃以上で表皮材の色
である白色を呈するが、電球が点灯状態、即ち保護カバ
ーを透過して黄色光を発し、暗所においては、20℃以
下で黒色を呈し、20℃以上30℃以下で鮮やかな緑色
を呈し、又、30℃以上では鮮やかな黄色を呈する。
又、20℃以下の室温下で、前記電球が発光状態のぬい
ぐるみを放置すると、電球の発熱により、徐々に黒色か
ら鮮やかな緑色、更に黄色に変色する。
【0018】実施例4(図3、4参照) 表皮材として、合成繊維(ナイロンタフタ)をクマ形態
の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分片を縫製し、内
部に詰物として短繊維の綿を充填し、クマ形態のぬいぐ
るみを得た。尚、詰物を充填した表皮材開口部分には、
開閉自在のチャックを取り付けた。光源として白色蛍光
灯の発光部分を黄色に着色して、スイッチと電源(乾電
池)を接続し、前記蛍光灯をぬいぐるみの腹部の大凡中
央部に埋設し、スイッチを下腹部に外部から点灯できる
よう取り付け、電源をチャック近傍の内部に配置した。
前記ぬいぐるみの外表面に、35℃以上で無色、15℃
以下で紫色に熱変色する色彩記憶性感温変色性色素を含
有する熱変色性インキを塗布し、熱変色性ぬいぐるみ1
を得た。前記熱変色性ぬいぐるみを15℃以下に冷却す
ると、全面が紫色を呈し、この状態は常温で保持され
る。又、前記紫色を呈するぬいぐるみの蛍光灯を点灯す
ると、全面が黒色を呈し、暗所においてこのぬいぐるみ
表面に先端温度が35℃以上の通電加熱具9で「P」の
文字11を筆記すると、前記熱変色性インキが消色し
て、光源の色調による鮮やかな黄色の「P」の文字11
を現出させることができる。前記「P」の文字11を描
いたぬいぐるみは、常温でその状態を保持することがで
きる。更に、ペルチエ素子を利用した先端温度が15℃
以下の冷却変色具11を用いて、前記「P」の文字11
上をなぞると、再び熱変色性インキが発色して「P」の
文字11は視覚されなくなり、再び全面が黒色のぬいぐ
るみに復する。
の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分片を縫製し、内
部に詰物として短繊維の綿を充填し、クマ形態のぬいぐ
るみを得た。尚、詰物を充填した表皮材開口部分には、
開閉自在のチャックを取り付けた。光源として白色蛍光
灯の発光部分を黄色に着色して、スイッチと電源(乾電
池)を接続し、前記蛍光灯をぬいぐるみの腹部の大凡中
央部に埋設し、スイッチを下腹部に外部から点灯できる
よう取り付け、電源をチャック近傍の内部に配置した。
前記ぬいぐるみの外表面に、35℃以上で無色、15℃
以下で紫色に熱変色する色彩記憶性感温変色性色素を含
有する熱変色性インキを塗布し、熱変色性ぬいぐるみ1
を得た。前記熱変色性ぬいぐるみを15℃以下に冷却す
ると、全面が紫色を呈し、この状態は常温で保持され
る。又、前記紫色を呈するぬいぐるみの蛍光灯を点灯す
ると、全面が黒色を呈し、暗所においてこのぬいぐるみ
表面に先端温度が35℃以上の通電加熱具9で「P」の
文字11を筆記すると、前記熱変色性インキが消色し
て、光源の色調による鮮やかな黄色の「P」の文字11
を現出させることができる。前記「P」の文字11を描
いたぬいぐるみは、常温でその状態を保持することがで
きる。更に、ペルチエ素子を利用した先端温度が15℃
以下の冷却変色具11を用いて、前記「P」の文字11
上をなぞると、再び熱変色性インキが発色して「P」の
文字11は視覚されなくなり、再び全面が黒色のぬいぐ
るみに復する。
【0019】実施例5 表皮材として、合成繊維(ポリエステルトリコット生
地)を人形形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分
片を縫製し、内部に詰物としてポリエステル短繊維を充
填し、人形形態のぬいぐるみを得た。尚、詰物を充填し
た表皮材開口部分には、開閉自在のチャックを取り付け
た。光源として白色蛍光灯に、スイッチと電源(乾電
池)を接続し、前記蛍光灯をぬいぐるみの頭部の大凡中
央部に埋設し、スイッチを下腹部に外部から点灯できる
よう取り付け、電源をチャック近傍の内部に配置した。
前記ぬいぐるみの外表面に、赤色の非変色インキを塗布
して非変色層とし、更にその上面に35℃以上で無色、
15℃以下で青色に熱変色する色彩記憶性感温変色性色
素を含有する熱変色性インキを塗布し、熱変色性ぬいぐ
るみを得た。前記熱変色性ぬいぐるみを35℃以上に加
温すると、全面が赤色を呈し、この様相は常温に戻して
も保持される。又、このぬいぐるみ表面に、内部に氷を
充填した、先端温度が15℃以下の冷却変色具を接触さ
せると、接触部分の可逆熱変色層が発色して黒色の像を
描くことができる。更に、前記ぬいぐるみを冷蔵庫で1
5℃以下に冷却すると、全面が黒色を呈し、この様相は
常温にも戻しても保持される。このぬいぐるみに、温水
を充填した、先端温度が35℃以上の加熱変色具を接触
させると、接触部分の可逆熱変色層が消色して赤色の像
を描くことができる。前記様相は蛍光灯が発色状態、即
ち白色の光を発する状態においては、より鮮やかな赤色
と黒色のぬいぐるみ及び変色具によって描かれた像が視
覚される。
地)を人形形態の表皮部分片に裁断した。前記表皮部分
片を縫製し、内部に詰物としてポリエステル短繊維を充
填し、人形形態のぬいぐるみを得た。尚、詰物を充填し
た表皮材開口部分には、開閉自在のチャックを取り付け
た。光源として白色蛍光灯に、スイッチと電源(乾電
池)を接続し、前記蛍光灯をぬいぐるみの頭部の大凡中
央部に埋設し、スイッチを下腹部に外部から点灯できる
よう取り付け、電源をチャック近傍の内部に配置した。
前記ぬいぐるみの外表面に、赤色の非変色インキを塗布
して非変色層とし、更にその上面に35℃以上で無色、
15℃以下で青色に熱変色する色彩記憶性感温変色性色
素を含有する熱変色性インキを塗布し、熱変色性ぬいぐ
るみを得た。前記熱変色性ぬいぐるみを35℃以上に加
温すると、全面が赤色を呈し、この様相は常温に戻して
も保持される。又、このぬいぐるみ表面に、内部に氷を
充填した、先端温度が15℃以下の冷却変色具を接触さ
せると、接触部分の可逆熱変色層が発色して黒色の像を
描くことができる。更に、前記ぬいぐるみを冷蔵庫で1
5℃以下に冷却すると、全面が黒色を呈し、この様相は
常温にも戻しても保持される。このぬいぐるみに、温水
を充填した、先端温度が35℃以上の加熱変色具を接触
させると、接触部分の可逆熱変色層が消色して赤色の像
を描くことができる。前記様相は蛍光灯が発色状態、即
ち白色の光を発する状態においては、より鮮やかな赤色
と黒色のぬいぐるみ及び変色具によって描かれた像が視
覚される。
【0019】
【発明の効果】本発明は、発光効果と熱変色効果が共働
して、多彩に変化するぬいぐるみを提供できる。可逆熱
変色層は加熱又は冷却手段により変色させ、変色状態に
より光透過性を変化させて、ぬいぐるみ表面に発光した
文字や絵を書くことができる、従来のぬいぐるみにない
遊びの要素を付加し、単調さを解消する。
して、多彩に変化するぬいぐるみを提供できる。可逆熱
変色層は加熱又は冷却手段により変色させ、変色状態に
より光透過性を変化させて、ぬいぐるみ表面に発光した
文字や絵を書くことができる、従来のぬいぐるみにない
遊びの要素を付加し、単調さを解消する。
【図1】本発明熱変色性ぬいぐるみの一実施例の縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明熱変色性ぬいぐるみの一実施例の要部拡
大縦断面図である。
大縦断面図である。
【図3】本発明熱変色性ぬいぐるみの他の実施例の加熱
変色具を用いた時の説明図である。
変色具を用いた時の説明図である。
【図4】本発明熱変色性ぬいぐるみの他の実施例の冷却
変色具を用いた時の説明図である。
変色具を用いた時の説明図である。
1 熱変色性ぬいぐるみ 2 表皮材 3 詰物 4 可逆熱変色層 5 光源 6 スイッチ 7 電源 8 チャック 9 加熱変色具 10 冷却変色具 11 文字
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に光源が配設された詰物を、表面の
少なくとも一部に可逆熱変色層を設けた光透過性又は半
透過性の表皮材で包囲してなる熱変色性ぬいぐるみ。 - 【請求項2】 前記表皮材は、布帛又は可撓性プラスチ
ック材からなり、表皮材の表面には、着色時の色調が光
源の色調と補色関係にある可逆熱変色層が形成されてな
る請求項1記載の熱変色性ぬいぐるみ。 - 【請求項3】 前記表皮材は、布帛又は可撓性プラスチ
ック材からなり、表皮材の表面には、非変色層及び可逆
熱変色層が積層されてなり、可逆熱変色層の着色時の色
調が非変色層の色調と補色関係にある請求項1記載の熱
変色性ぬいぐるみ。 - 【請求項4】 詰物は、短繊維の綿状集合体である請求
項1記載の熱変色性ぬいぐるみ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18093894A JPH0819669A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 熱変色性ぬいぐるみ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18093894A JPH0819669A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 熱変色性ぬいぐるみ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819669A true JPH0819669A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16091909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18093894A Pending JPH0819669A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 熱変色性ぬいぐるみ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819669A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007086609A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | The Pilot Ink Co., Ltd. | 描画玩具及びそれを用いた描画玩具セット |
| WO2025105351A1 (ja) * | 2023-11-16 | 2025-05-22 | 株式会社バンダイ | 玩具 |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP18093894A patent/JPH0819669A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007086609A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | The Pilot Ink Co., Ltd. | 描画玩具及びそれを用いた描画玩具セット |
| JPWO2007086609A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2009-06-25 | パイロットインキ株式会社 | 描画玩具及びそれを用いた描画玩具セット |
| EP1990079A4 (en) * | 2006-01-30 | 2010-05-05 | Pilot Ink Co Ltd | CHARACTER TOY AND THIS USING CHARACTER TOY SET |
| WO2025105351A1 (ja) * | 2023-11-16 | 2025-05-22 | 株式会社バンダイ | 玩具 |
| JP2025081994A (ja) * | 2023-11-16 | 2025-05-28 | 株式会社バンダイ | 玩具 |
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