JPH08197341A - 軸挿入装置 - Google Patents
軸挿入装置Info
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- JPH08197341A JPH08197341A JP7027284A JP2728495A JPH08197341A JP H08197341 A JPH08197341 A JP H08197341A JP 7027284 A JP7027284 A JP 7027284A JP 2728495 A JP2728495 A JP 2728495A JP H08197341 A JPH08197341 A JP H08197341A
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- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上ドラムのような対象物の穴に対してドラム
軸のような軸を焼きばめで確実かつ簡単に挿入すること
ができる軸挿入装置を提供すること。 【構成】 対象物1の穴1cに軸2を焼きばめで挿入す
るための軸挿入装置であり、軸2を保持する軸保持手段
70と、対象物1を保持する対象物保持手段80を有す
る。対象物保持手段80は、対象物の穴1cを熱により
拡げるために対象物1を加熱する加熱手段10と、軸保
持手段70と対象物保持手段80を相対的に移動して軸
2を対象物1の穴1cに挿入するための挿入手段100
と、軸保持手段の保持された軸2と、対象物保持手段に
保持された対象物1の同軸度を調整するための調心手段
90を備える。
軸のような軸を焼きばめで確実かつ簡単に挿入すること
ができる軸挿入装置を提供すること。 【構成】 対象物1の穴1cに軸2を焼きばめで挿入す
るための軸挿入装置であり、軸2を保持する軸保持手段
70と、対象物1を保持する対象物保持手段80を有す
る。対象物保持手段80は、対象物の穴1cを熱により
拡げるために対象物1を加熱する加熱手段10と、軸保
持手段70と対象物保持手段80を相対的に移動して軸
2を対象物1の穴1cに挿入するための挿入手段100
と、軸保持手段の保持された軸2と、対象物保持手段に
保持された対象物1の同軸度を調整するための調心手段
90を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸を対象物の穴に焼き
ばめで挿入するための軸挿入装置に関するものである。
ばめで挿入するための軸挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、VTR等に用いられる回転磁気
記録装置あるいは回転磁気記録/再生装置は、たとえば
上ドラム、下ドラムおよびこの上ドラムに搭載された磁
気ヘッド等を有している。上ドラムはドラム軸に固定さ
れていて、上ドラムは下ドラムに対して回転可能になっ
ている。上ドラムと共に磁気ヘッドが回転することによ
り、VTRテープ等の磁気テープに対して情報を記録し
たり、磁気テープに記録されている情報を再生すること
ができる。
記録装置あるいは回転磁気記録/再生装置は、たとえば
上ドラム、下ドラムおよびこの上ドラムに搭載された磁
気ヘッド等を有している。上ドラムはドラム軸に固定さ
れていて、上ドラムは下ドラムに対して回転可能になっ
ている。上ドラムと共に磁気ヘッドが回転することによ
り、VTRテープ等の磁気テープに対して情報を記録し
たり、磁気テープに記録されている情報を再生すること
ができる。
【0003】このような回転磁気記録装置あるいは回転
磁気記録/再生装置を製造する時に、上ドラム(回転ド
ラムともいう)の穴に対してドラム軸を挿入する工程が
ある。ドラム軸を上ドラムの穴に挿入する方法として
は、圧入と焼きばめの2通りの方法が一般的に採用され
ている。このうちの焼きばめによるドラム軸の挿入方式
では、上ドラムを加熱して、その上ドラムの穴をドラム
軸の軸径よりも大きくなるように膨張させて、その穴に
ドラム軸を挿入する。このような焼きばめによる方式に
おいては、ドラム軸を穴に挿入する作業は、作業者の手
によるかあるいはハンドプレスにより行ってきた。
磁気記録/再生装置を製造する時に、上ドラム(回転ド
ラムともいう)の穴に対してドラム軸を挿入する工程が
ある。ドラム軸を上ドラムの穴に挿入する方法として
は、圧入と焼きばめの2通りの方法が一般的に採用され
ている。このうちの焼きばめによるドラム軸の挿入方式
では、上ドラムを加熱して、その上ドラムの穴をドラム
軸の軸径よりも大きくなるように膨張させて、その穴に
ドラム軸を挿入する。このような焼きばめによる方式に
おいては、ドラム軸を穴に挿入する作業は、作業者の手
によるかあるいはハンドプレスにより行ってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにド
ラム軸を挿入すると、穴に対するドラム軸の挿入速度が
一定ではなく、しかもドラム軸と上ドラムの同軸度がう
まく得られない。その同軸度をうまく一致させるには、
その作業者の技能によるところが大きい。従って、作業
者によっては、ドラム軸の挿入のミスがあったり、挿入
の際の精度不良が生ずる虞れがある。また、ドラム軸と
上ドラムの穴の同軸度を高精度にするには、ドラム軸と
上ドラムの部品精度を厳しくし、それらを加工するため
の装置の精度も厳しくする必要があり、コスト高にな
る。
ラム軸を挿入すると、穴に対するドラム軸の挿入速度が
一定ではなく、しかもドラム軸と上ドラムの同軸度がう
まく得られない。その同軸度をうまく一致させるには、
その作業者の技能によるところが大きい。従って、作業
者によっては、ドラム軸の挿入のミスがあったり、挿入
の際の精度不良が生ずる虞れがある。また、ドラム軸と
上ドラムの穴の同軸度を高精度にするには、ドラム軸と
上ドラムの部品精度を厳しくし、それらを加工するため
の装置の精度も厳しくする必要があり、コスト高にな
る。
【0005】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、上ドラムのような対象物の穴に対
して、ドラム軸のような軸を焼きばめで確実かつ簡単に
挿入することができる軸挿入装置を提供することを目的
としている。
なされたものであり、上ドラムのような対象物の穴に対
して、ドラム軸のような軸を焼きばめで確実かつ簡単に
挿入することができる軸挿入装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、対象物の穴に軸を焼きばめで挿入する
ための軸挿入装置であり、前記軸を保持する軸保持手段
と、前記対象物を保持し、前記対象物の穴を熱により拡
げるために前記対象物を加熱する加熱手段を有している
対象物保持手段と、前記軸保持手段と前記対象物保持手
段を相対的に移動して前記軸を前記対象物の穴に挿入す
るための挿入手段と、前記軸保持手段の保持された前記
軸と、前記対象物保持手段に保持された前記対象物の同
軸度を調整するための調心手段と、を備える軸挿入装置
により達成される。
発明にあっては、対象物の穴に軸を焼きばめで挿入する
ための軸挿入装置であり、前記軸を保持する軸保持手段
と、前記対象物を保持し、前記対象物の穴を熱により拡
げるために前記対象物を加熱する加熱手段を有している
対象物保持手段と、前記軸保持手段と前記対象物保持手
段を相対的に移動して前記軸を前記対象物の穴に挿入す
るための挿入手段と、前記軸保持手段の保持された前記
軸と、前記対象物保持手段に保持された前記対象物の同
軸度を調整するための調心手段と、を備える軸挿入装置
により達成される。
【0007】請求項2の発明では、好ましくは前記対象
物は、回転磁気ドラム装置のドラムもしくはその付属体
である。
物は、回転磁気ドラム装置のドラムもしくはその付属体
である。
【0008】請求項3の発明では、好ましくは前記挿入
手段は、前記軸の端部と前記対象物の前記穴が接する第
1の位置まで、前記軸と前記対象物を相対的に移動する
ための第1の移動手段と、前記第1の位置から、前記軸
の端部が前記対象物の前記穴に挿入される第2の位置ま
で、前記軸と前記対象物を相対的に移動するための第2
の移動手段と、を備える。
手段は、前記軸の端部と前記対象物の前記穴が接する第
1の位置まで、前記軸と前記対象物を相対的に移動する
ための第1の移動手段と、前記第1の位置から、前記軸
の端部が前記対象物の前記穴に挿入される第2の位置ま
で、前記軸と前記対象物を相対的に移動するための第2
の移動手段と、を備える。
【0009】請求項4の発明では、好ましくは前記第1
の移動手段と前記第2の移動手段は、流体圧駆動シリン
ダである。
の移動手段と前記第2の移動手段は、流体圧駆動シリン
ダである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、軸保持手段は軸を保
持し、対象物保持手段は対象物を保持する。このような
状態で、対象物保持手段の加熱手段が、対象物を加熱し
て、対象物の穴を熱により拡げる。これにより、対象物
の穴に対して軸を挿入するのが容易になる。挿入手段
は、軸保持手段と対象物保持手段を相対的に移動して、
軸を対象物の穴に対して挿入するようになっている。そ
の際に、調心手段は、軸保持手段に保持たれた軸と、対
象物保持手段に保持された対象物の同軸度を調整する。
このように、対象物の穴に対して軸を挿入する際に、加
熱手段の熱により穴を拡げると共に、対象物と軸の同軸
度を調整することにより、軸を対象物の穴に確実に焼き
ばめで挿入することができる。
持し、対象物保持手段は対象物を保持する。このような
状態で、対象物保持手段の加熱手段が、対象物を加熱し
て、対象物の穴を熱により拡げる。これにより、対象物
の穴に対して軸を挿入するのが容易になる。挿入手段
は、軸保持手段と対象物保持手段を相対的に移動して、
軸を対象物の穴に対して挿入するようになっている。そ
の際に、調心手段は、軸保持手段に保持たれた軸と、対
象物保持手段に保持された対象物の同軸度を調整する。
このように、対象物の穴に対して軸を挿入する際に、加
熱手段の熱により穴を拡げると共に、対象物と軸の同軸
度を調整することにより、軸を対象物の穴に確実に焼き
ばめで挿入することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、好ましくは対象
物が回転磁気ドラム装置(回転磁気記録/再生装置、回
転磁気記録装置ともいう)のドラムもしくはその付属体
(たとえばフランジ)であり、ドラムもしくはその付属
体の穴に対して、軸を確実かつ容易に挿入することがで
きる。
物が回転磁気ドラム装置(回転磁気記録/再生装置、回
転磁気記録装置ともいう)のドラムもしくはその付属体
(たとえばフランジ)であり、ドラムもしくはその付属
体の穴に対して、軸を確実かつ容易に挿入することがで
きる。
【0012】請求項3の発明によれば、好ましくは挿入
手段が第1の移動手段と第2の移動手段を有していて、
第1の移動手段と第2の移動手段の速度を変えることに
より、より高い効率で軸を対象物の穴に焼きばめで挿入
することができる。
手段が第1の移動手段と第2の移動手段を有していて、
第1の移動手段と第2の移動手段の速度を変えることに
より、より高い効率で軸を対象物の穴に焼きばめで挿入
することができる。
【0013】請求項4の発明によれば、第1の移動手段
および第2の移動手段が好ましくは流体圧駆動シリンダ
であれば、簡単な構成で対象物の穴に軸を焼きばめで挿
入することができる。
および第2の移動手段が好ましくは流体圧駆動シリンダ
であれば、簡単な構成で対象物の穴に軸を焼きばめで挿
入することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0015】図1は、本発明の軸挿入装置の好ましい実
施例を示していて、この軸挿入装置は、焼きばめにより
軸を上ドラムの穴に挿入するための装置である。軸挿入
装置は、軸保持手段70、対象物保持手段80、調心手
段90、挿入手段100、そして装置本体5を備えてい
る。軸保持手段70は、スライド部4、Vブロック1
1、バネ13、スライダ16,17を有している。スラ
イド部4は、第1部分4a、第2部分4bからなり、第
1部分4aと第2部分4bの間にはスライダ17とバネ
13が設けられている。スライド部4a,4bは、この
スライダ17により相互に矢印Y方向に移動可能であ
る。スライダ16は、スライド体37と第2部分4bの
間に配置されていて、スライド体37と第2の部分4b
は相互に矢印Y方向に移動可能である。第1の部分4a
には、Vブロック11が取り付けられていて、このVブ
ロック11は、図2の2点鎖線で示すように軸2の上端
部2aを着脱可能に保持するようになっている。つまり
図示しないエアチャック等によりVブロック11は軸2
の上端部2aを保持している。バネ13の一端側はスラ
イド部4の第1の部分4aに取り付けられていて、バネ
13の他端がスライド部4bに固定されている。これに
より、バネ13は第1の部分4aと第2の部分4bが相
互にスライダ17を介して移動する際に、その移動にお
ける力を制御する。
施例を示していて、この軸挿入装置は、焼きばめにより
軸を上ドラムの穴に挿入するための装置である。軸挿入
装置は、軸保持手段70、対象物保持手段80、調心手
段90、挿入手段100、そして装置本体5を備えてい
る。軸保持手段70は、スライド部4、Vブロック1
1、バネ13、スライダ16,17を有している。スラ
イド部4は、第1部分4a、第2部分4bからなり、第
1部分4aと第2部分4bの間にはスライダ17とバネ
13が設けられている。スライド部4a,4bは、この
スライダ17により相互に矢印Y方向に移動可能であ
る。スライダ16は、スライド体37と第2部分4bの
間に配置されていて、スライド体37と第2の部分4b
は相互に矢印Y方向に移動可能である。第1の部分4a
には、Vブロック11が取り付けられていて、このVブ
ロック11は、図2の2点鎖線で示すように軸2の上端
部2aを着脱可能に保持するようになっている。つまり
図示しないエアチャック等によりVブロック11は軸2
の上端部2aを保持している。バネ13の一端側はスラ
イド部4の第1の部分4aに取り付けられていて、バネ
13の他端がスライド部4bに固定されている。これに
より、バネ13は第1の部分4aと第2の部分4bが相
互にスライダ17を介して移動する際に、その移動にお
ける力を制御する。
【0016】対象物保持手段80は、対象物である上ド
ラム1を着脱可能に保持するための部分であり、ベース
部3を有している。このベース部3は、受け台6、ガイ
ド7、コロ8、リテーナ9、そして上ドラム1の加熱手
段であるヒーター10等を備えている。受け台6の上面
6aは、凹凸状に形成されていて、この上面6aは上ド
ラム1の内面形状にほぼ対応する形状になっている。図
1に示すように、上面6a上に配置された上ドラム1の
受け面1aと、上面6aの軸突き当て面6bとの隙間は
寸法aに設定されている。この隙間寸法aにより、上ド
ラム1からの軸2の下端部2bの突き出し量を設定する
ことができる。受け台6の下にはリテーナ9を介して支
持板48が配置されている。この支持板48と受け台6
の間にはリテーナ9およびコロ8が配置されている。ガ
イド7は、受け台6の下部外周面およびリテーナ9とコ
ロ8を収容する部分である。ガイド7の内径は、受け台
6の外径よりも大きくなっている。つまり、受け台6の
下部の外周部の外径がガイド7の内径よりも小さくなっ
ている。コロ8は、鋼球もしくはセラミック球を採用す
ることができ、受け台6がコロ8を介してガイド7内に
おいて矢印X方向(水平方向)に移動自在になってい
る。このガイド7、受け台6およびコロ8、リテーナ9
は、軸2と上ドラム1の同軸度を調整するための調心手
段90を構成している。つまり、軸2が上ドラム1の穴
1cに挿入される際に受け台6を矢印X方向に移動調整
して、Vブロック11に保持された軸2の軸芯と、ベー
ス部3の受け台6に保持された上ドラム1の軸芯とを、
自動的に調整するようになっている。この矢印X方向
は、上述した矢印Y方向と直交する方向である。
ラム1を着脱可能に保持するための部分であり、ベース
部3を有している。このベース部3は、受け台6、ガイ
ド7、コロ8、リテーナ9、そして上ドラム1の加熱手
段であるヒーター10等を備えている。受け台6の上面
6aは、凹凸状に形成されていて、この上面6aは上ド
ラム1の内面形状にほぼ対応する形状になっている。図
1に示すように、上面6a上に配置された上ドラム1の
受け面1aと、上面6aの軸突き当て面6bとの隙間は
寸法aに設定されている。この隙間寸法aにより、上ド
ラム1からの軸2の下端部2bの突き出し量を設定する
ことができる。受け台6の下にはリテーナ9を介して支
持板48が配置されている。この支持板48と受け台6
の間にはリテーナ9およびコロ8が配置されている。ガ
イド7は、受け台6の下部外周面およびリテーナ9とコ
ロ8を収容する部分である。ガイド7の内径は、受け台
6の外径よりも大きくなっている。つまり、受け台6の
下部の外周部の外径がガイド7の内径よりも小さくなっ
ている。コロ8は、鋼球もしくはセラミック球を採用す
ることができ、受け台6がコロ8を介してガイド7内に
おいて矢印X方向(水平方向)に移動自在になってい
る。このガイド7、受け台6およびコロ8、リテーナ9
は、軸2と上ドラム1の同軸度を調整するための調心手
段90を構成している。つまり、軸2が上ドラム1の穴
1cに挿入される際に受け台6を矢印X方向に移動調整
して、Vブロック11に保持された軸2の軸芯と、ベー
ス部3の受け台6に保持された上ドラム1の軸芯とを、
自動的に調整するようになっている。この矢印X方向
は、上述した矢印Y方向と直交する方向である。
【0017】次に、挿入手段100について説明する。
挿入手段100は、第1のエアシリンダ12と第2のエ
アシリンダ14を有している。第1のエアシリンダ12
は、コラム5aに取り付けられていて、第2のエアシリ
ンダ14はスライド体37に取り付けられている。第1
のエアシリンダ12のロッド12aは、スライド体37
に連結されている。第2のエアシリンダ14のロッド1
4aは、スライド部4の第2の部分4bに連結されてい
る。スライド体37と本体5のコラム5aの間には、ス
ライダ15が配置されている。エアシリンダ12を作動
することにより、スライド体37をコラム5aに対して
スライダ15を介して矢印Y方向に相対的に移動可能で
ある。これに対して、第2のエアシリンダ14を作動す
ることにより、第2の部分4bをスライド体37に対し
て矢印Y方向にスライダ16を介して移動可能である。
第1のエアシリンダ12は、軸2の下端部2bと、上ド
ラム1の穴1cが接する第1の位置P1(図3参照)ま
で、軸2と上ドラム1を相対的に矢印Y方向に移動する
ための第1の移動手段である。第2のエアシリンダ14
は、上述した第1の位置P1から軸2の先端面2aが上
ドラム1の穴1cに挿入された状態の第2の位置P2
(図4参照)まで、軸2と上ドラム1を相対的に矢印Y
方向に移動するための第2の移動手段である。なお、第
1のエアシリンダ12のロッド12aの伸縮方向は、第
2のエアシリンダ14のロッド14aの伸縮方向と平行
であるが、その向きは逆である。
挿入手段100は、第1のエアシリンダ12と第2のエ
アシリンダ14を有している。第1のエアシリンダ12
は、コラム5aに取り付けられていて、第2のエアシリ
ンダ14はスライド体37に取り付けられている。第1
のエアシリンダ12のロッド12aは、スライド体37
に連結されている。第2のエアシリンダ14のロッド1
4aは、スライド部4の第2の部分4bに連結されてい
る。スライド体37と本体5のコラム5aの間には、ス
ライダ15が配置されている。エアシリンダ12を作動
することにより、スライド体37をコラム5aに対して
スライダ15を介して矢印Y方向に相対的に移動可能で
ある。これに対して、第2のエアシリンダ14を作動す
ることにより、第2の部分4bをスライド体37に対し
て矢印Y方向にスライダ16を介して移動可能である。
第1のエアシリンダ12は、軸2の下端部2bと、上ド
ラム1の穴1cが接する第1の位置P1(図3参照)ま
で、軸2と上ドラム1を相対的に矢印Y方向に移動する
ための第1の移動手段である。第2のエアシリンダ14
は、上述した第1の位置P1から軸2の先端面2aが上
ドラム1の穴1cに挿入された状態の第2の位置P2
(図4参照)まで、軸2と上ドラム1を相対的に矢印Y
方向に移動するための第2の移動手段である。なお、第
1のエアシリンダ12のロッド12aの伸縮方向は、第
2のエアシリンダ14のロッド14aの伸縮方向と平行
であるが、その向きは逆である。
【0018】次に、上述した軸挿入装置の作用を、図1
ないし図4に基づいて説明する。図2の状態では、第1
のエアシリンダ12のロッド12aは伸びた状態であ
り、第2のエアシリンダ14のロッド14aは縮んだ状
態である。バネ13は、スライド部4の第1の部分4a
と第2の部分4bをずれがないように保持している。図
2のベース部3の受け台6の上面6aには、上ドラム1
が設定されている。ヒーター10に対して電源(図示せ
ず)から通電されていて、ヒーター10は受け台6を介
して上ドラム1を加熱した状態になっている。上ドラム
1の受け面1aと受け台6の軸突き当て面6bのすき間
の寸法は符号aで示している。図2において、図1の2
点鎖線で示すように軸2の上端部2aが図示しないエア
チャック等によりVブロック11に対して固定されてい
る。
ないし図4に基づいて説明する。図2の状態では、第1
のエアシリンダ12のロッド12aは伸びた状態であ
り、第2のエアシリンダ14のロッド14aは縮んだ状
態である。バネ13は、スライド部4の第1の部分4a
と第2の部分4bをずれがないように保持している。図
2のベース部3の受け台6の上面6aには、上ドラム1
が設定されている。ヒーター10に対して電源(図示せ
ず)から通電されていて、ヒーター10は受け台6を介
して上ドラム1を加熱した状態になっている。上ドラム
1の受け面1aと受け台6の軸突き当て面6bのすき間
の寸法は符号aで示している。図2において、図1の2
点鎖線で示すように軸2の上端部2aが図示しないエア
チャック等によりVブロック11に対して固定されてい
る。
【0019】図3に示すように、第1のエアシリンダ1
2のロッド12aを収縮して、スライド体37を矢印Y
1の方向に急速に下げる。これにより、軸2の下端部2
bは、上ドラム1の穴1cの入口の面取部に接する高さ
P1に達する。このように第1のシリンダ12は、軸2
の下端部2bをドラム1の穴1cの面取部に接する高さ
まで軸2を急速に降下させることができる。このように
して、軸2の下端部2bの面取部と上ドラム1の穴1c
の入口の面取部が接する高さまで軸を降下させる工程
を、第1の段目の挿入工程と呼ぶ。
2のロッド12aを収縮して、スライド体37を矢印Y
1の方向に急速に下げる。これにより、軸2の下端部2
bは、上ドラム1の穴1cの入口の面取部に接する高さ
P1に達する。このように第1のシリンダ12は、軸2
の下端部2bをドラム1の穴1cの面取部に接する高さ
まで軸2を急速に降下させることができる。このように
して、軸2の下端部2bの面取部と上ドラム1の穴1c
の入口の面取部が接する高さまで軸を降下させる工程
を、第1の段目の挿入工程と呼ぶ。
【0020】次に、図4に示すように、第2のシリンダ
14のロッド14aを矢印Y1の方向に好ましくはゆっ
くりと伸ばす。これにより、スライド部4が矢印Y1の
方向にスライド体37に対してスライダ16を介して下
がり、軸2の下端部2bが上ドラム1の穴1cに完全に
挿入される。なお、図4に示すように、軸2を上ドラム
1の穴1cに挿入した時に、軸2の挿入時の衝撃と、軸
2の長さの寸法の公差は、スライド部4のバネ13が伸
びることにより吸収される。図4の状態では、軸2の下
端部2bが図1の軸突き当て面6bで当たっている。従
って、軸2の下端部2bの端面は、上ドラム1から寸法
aの分だけ突き出した状態である。このように軸2を穴
1cに挿入する場合に、既にヒーターで穴1cが加熱さ
れていて、穴1cの径が膨張して拡大されているので、
軸2を上ドラム1の穴1cに対して容易に挿入すること
ができる。つまり軸2を上ドラム1の穴1cに対して焼
きばめで挿入することができる。
14のロッド14aを矢印Y1の方向に好ましくはゆっ
くりと伸ばす。これにより、スライド部4が矢印Y1の
方向にスライド体37に対してスライダ16を介して下
がり、軸2の下端部2bが上ドラム1の穴1cに完全に
挿入される。なお、図4に示すように、軸2を上ドラム
1の穴1cに挿入した時に、軸2の挿入時の衝撃と、軸
2の長さの寸法の公差は、スライド部4のバネ13が伸
びることにより吸収される。図4の状態では、軸2の下
端部2bが図1の軸突き当て面6bで当たっている。従
って、軸2の下端部2bの端面は、上ドラム1から寸法
aの分だけ突き出した状態である。このように軸2を穴
1cに挿入する場合に、既にヒーターで穴1cが加熱さ
れていて、穴1cの径が膨張して拡大されているので、
軸2を上ドラム1の穴1cに対して容易に挿入すること
ができる。つまり軸2を上ドラム1の穴1cに対して焼
きばめで挿入することができる。
【0021】そしてこの軸2を穴1cに挿入する際に
は、図1の調心装置90が、軸2の中心と上ドラム1の
中心、すなわち上ドラム1の穴1cの中心の同軸度を調
整するようになっている。すなわち、図4の軸2の中心
と上ドラム1の中心が合うように、図1のガイド7内に
おいて、受け台6がリテーナ9とコロ8によって、矢印
X方向に水平方向で移動することにより、自動的に軸2
と上ドラム1の中心を合わせることができる。このよう
に、回転磁気記録装置を製造する場合に、ドラム軸を上
ドラム等の対象物の穴に対して挿入する際に、軸と上ド
ラムを相対的に移動する第1のシリンダと第2のシリン
ダの機械的な駆動により、高精度でかつ容易に軸を上ド
ラムの穴に挿入することができる。この際に上ドラムを
加熱して軸を挿入し、しかも挿入する際には、軸芯と上
ドラムの穴の中心を合わせることができる。
は、図1の調心装置90が、軸2の中心と上ドラム1の
中心、すなわち上ドラム1の穴1cの中心の同軸度を調
整するようになっている。すなわち、図4の軸2の中心
と上ドラム1の中心が合うように、図1のガイド7内に
おいて、受け台6がリテーナ9とコロ8によって、矢印
X方向に水平方向で移動することにより、自動的に軸2
と上ドラム1の中心を合わせることができる。このよう
に、回転磁気記録装置を製造する場合に、ドラム軸を上
ドラム等の対象物の穴に対して挿入する際に、軸と上ド
ラムを相対的に移動する第1のシリンダと第2のシリン
ダの機械的な駆動により、高精度でかつ容易に軸を上ド
ラムの穴に挿入することができる。この際に上ドラムを
加熱して軸を挿入し、しかも挿入する際には、軸芯と上
ドラムの穴の中心を合わせることができる。
【0022】第1のエアシリンダ12により軸2を第1
の位置P1まで移動する速度と、軸2を図3に示すよう
に上ドラム1の穴1cに完全に挿入するまでの第2の位
置P2までの移動の速度を、変えるようにすれば、より
迅速でかつ安定した挿入を行うことができる。既に述べ
たようにたとえば軸2の下端部2bが第1の位置P1に
達するまでの速度を速くし、それ以後軸2の下端部2b
が第1の位置P1から第2の位置P2に達するまではそ
の速度を比較的ゆっくりするような方式が考えられる。
の位置P1まで移動する速度と、軸2を図3に示すよう
に上ドラム1の穴1cに完全に挿入するまでの第2の位
置P2までの移動の速度を、変えるようにすれば、より
迅速でかつ安定した挿入を行うことができる。既に述べ
たようにたとえば軸2の下端部2bが第1の位置P1に
達するまでの速度を速くし、それ以後軸2の下端部2b
が第1の位置P1から第2の位置P2に達するまではそ
の速度を比較的ゆっくりするような方式が考えられる。
【0023】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。上述した実施例では、対象物として回転磁気ヘッド
装置(回転磁気記録/再生装置あるいは回転磁気記録装
置)の上ドラムの例を示しており、軸としてその上ドラ
ムに対して取り付けるためのドラム軸を例に示してい
る。しかしこれに限らず、上ドラムの代わりに下ドラム
あるいは中ドラムに対して軸を取り付ける場合にも適用
することができる。下ドラムの場合には、下ドラムに対
して軸を固定し、その軸に対して上ドラムが回転するタ
イプである。また、上ドラムあるいは下ドラムの他に、
上ドラム等に取り付けられる付属体を有する回転ドラム
装置において、フランジの穴に対して直接軸を挿入する
場合にも本発明を適用することができる。
い。上述した実施例では、対象物として回転磁気ヘッド
装置(回転磁気記録/再生装置あるいは回転磁気記録装
置)の上ドラムの例を示しており、軸としてその上ドラ
ムに対して取り付けるためのドラム軸を例に示してい
る。しかしこれに限らず、上ドラムの代わりに下ドラム
あるいは中ドラムに対して軸を取り付ける場合にも適用
することができる。下ドラムの場合には、下ドラムに対
して軸を固定し、その軸に対して上ドラムが回転するタ
イプである。また、上ドラムあるいは下ドラムの他に、
上ドラム等に取り付けられる付属体を有する回転ドラム
装置において、フランジの穴に対して直接軸を挿入する
場合にも本発明を適用することができる。
【0024】さらに図1の実施例では、軸2の軸保持手
段70側を移動し、上ドラム1を保持している対象物保
持手段80側を固定した形式のものを示しているが、逆
に対象物保持手段を移動側とし、軸保持手段を固定側に
するようにしても勿論構わない。また図1で示した調心
機構90を軸保持手段70側に設け、対象物保持手段を
固定側としても、上述した実施例と同様の目的を達成す
ることができる。
段70側を移動し、上ドラム1を保持している対象物保
持手段80側を固定した形式のものを示しているが、逆
に対象物保持手段を移動側とし、軸保持手段を固定側に
するようにしても勿論構わない。また図1で示した調心
機構90を軸保持手段70側に設け、対象物保持手段を
固定側としても、上述した実施例と同様の目的を達成す
ることができる。
【0025】図5は、本発明の別の好ましい実施例を示
している。図5の実施例では、ガイド7の雌ネジに対し
てビス18が調整可能に取り付けられている。このビス
18の内端の突出量により、受け台6の矢印X方向にお
ける移動量の規制をすることができる。図5の実施例に
おけるその他の要素は、図1ないし図4における実施例
のその他の要素と同様なので、同じ符号を記してその説
明を省略する。
している。図5の実施例では、ガイド7の雌ネジに対し
てビス18が調整可能に取り付けられている。このビス
18の内端の突出量により、受け台6の矢印X方向にお
ける移動量の規制をすることができる。図5の実施例に
おけるその他の要素は、図1ないし図4における実施例
のその他の要素と同様なので、同じ符号を記してその説
明を省略する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
ドラムのような対象物の穴に対してドラム軸のような軸
を焼きばめで確実かつ簡単に挿入することができる。
ドラムのような対象物の穴に対してドラム軸のような軸
を焼きばめで確実かつ簡単に挿入することができる。
【図1】本発明の軸挿入装置の好ましい実施例を示す
図。
図。
【図2】図1の軸挿入装置の初期状態を示す図。
【図3】軸の先端面が対象物である上ドラムの穴の入口
に接した状態を示す図。
に接した状態を示す図。
【図4】軸が上ドラムの穴に完全に挿入された状態を示
す図。
す図。
【図5】本発明の軸挿入装置の好ましい別の実施例を示
している。
している。
1 上ドラム(対象物) 1c 上ドラムの穴 2 軸 10 ヒータ(加熱手段) 12 第1のエアシリンダ(第1の移動手段) 14 第2のエアシリンダ(第2の移動手段) 70 軸保持手段 80 対象物保持手段 90 調心手段 100 挿入手段
Claims (4)
- 【請求項1】 対象物の穴に軸を焼きばめで挿入するた
めの軸挿入装置であり、 前記軸を保持する軸保持手段と、 前記対象物を保持し、前記対象物の穴を熱により拡げる
ために前記対象物を加熱する加熱手段を有している対象
物保持手段と、 前記軸保持手段と前記対象物保持手段を相対的に移動し
て前記軸を前記対象物の穴に挿入するための挿入手段
と、 前記軸保持手段の保持された前記軸と、前記対象物保持
手段に保持された前記対象物の同軸度を調整するための
調心手段と、を備えることを特徴とする軸挿入装置。 - 【請求項2】 前記対象物は、回転磁気ドラム装置のド
ラムもしくはその付属体である請求項1に記載の軸挿入
装置。 - 【請求項3】 前記挿入手段は、前記軸の端部と前記対
象物の前記穴が接する第1の位置まで、前記軸と前記対
象物を相対的に移動するための第1の移動手段と、 前記第1の位置から、前記軸の端部が前記対象物の前記
穴に挿入される第2の位置まで、前記軸と前記対象物を
相対的に移動するための第2の移動手段と、を備える請
求項2に記載の軸挿入装置。 - 【請求項4】 前記第1の移動手段と前記第2の移動手
段は、流体圧駆動シリンダである請求項3に記載の軸挿
入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027284A JPH08197341A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 軸挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027284A JPH08197341A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 軸挿入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197341A true JPH08197341A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12216781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7027284A Pending JPH08197341A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 軸挿入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197341A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170672A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-07-05 | Victor Co Of Japan Ltd | フランジ付き軸の製造方法及び軸挿入装置 |
| CN108000107A (zh) * | 2016-10-31 | 2018-05-08 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 组装装置 |
| CN112769303A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-05-07 | 中国原子能科学研究院 | 一种用于驱动电机转子热套的装置及方法 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7027284A patent/JPH08197341A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170672A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-07-05 | Victor Co Of Japan Ltd | フランジ付き軸の製造方法及び軸挿入装置 |
| CN108000107A (zh) * | 2016-10-31 | 2018-05-08 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 组装装置 |
| CN108000107B (zh) * | 2016-10-31 | 2019-07-05 | 富鼎电子科技(嘉善)有限公司 | 组装装置 |
| CN112769303A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-05-07 | 中国原子能科学研究院 | 一种用于驱动电机转子热套的装置及方法 |
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