JPH08198708A - 有害生物忌避剤 - Google Patents
有害生物忌避剤Info
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- JPH08198708A JPH08198708A JP7025923A JP2592395A JPH08198708A JP H08198708 A JPH08198708 A JP H08198708A JP 7025923 A JP7025923 A JP 7025923A JP 2592395 A JP2592395 A JP 2592395A JP H08198708 A JPH08198708 A JP H08198708A
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- Japan
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- hydroxymethyl
- mixture
- cyclopentanol
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Abstract
(57)【要約】
【目的】蚊、アブ、ブユ、ノミ、ダニ、サシバエ、トコ
ジラミ類をはじめとする、吸血、刺咬性害虫の忌避剤を
提供する。 【構成】N,N−ジエチルトルアミドと、2−ヒドロ
キシメチル−シクロペンタノール誘導体、あるいは
N,N−ジエチルトルアミドと、ヒドロキシメチルメン
トールおよび/またはヒドロキシメチルメントンとを混
合したことを特徴とする。
ジラミ類をはじめとする、吸血、刺咬性害虫の忌避剤を
提供する。 【構成】N,N−ジエチルトルアミドと、2−ヒドロ
キシメチル−シクロペンタノール誘導体、あるいは
N,N−ジエチルトルアミドと、ヒドロキシメチルメン
トールおよび/またはヒドロキシメチルメントンとを混
合したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蚊、アブ、ブユ、ノ
ミ、ダニ、サシバエ、トコジラミ類をはじめとする吸
血、刺咬性害虫の忌避に関するものである。
ミ、ダニ、サシバエ、トコジラミ類をはじめとする吸
血、刺咬性害虫の忌避に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの害虫忌避剤は10%前後の
N,N−ジエチルトルアミド(以下DEETと略)を含
むスプレー製剤またはチック製剤として随時皮膚に直接
噴霧あるいは、塗布して使用するが、忌避効果の持続時
間が短い欠点があった。
N,N−ジエチルトルアミド(以下DEETと略)を含
むスプレー製剤またはチック製剤として随時皮膚に直接
噴霧あるいは、塗布して使用するが、忌避効果の持続時
間が短い欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、有害生物、特に
昆虫やダニによって媒介される病気は、世界的にみると
数多く、分布の広さや患者数の多さ、致命率などの点で
重要な疾病となっている。特に生物学的伝播をする吸血
性害虫やダニ類によってもたらされる疾病は大問題であ
る。たとえば、蚊はマラリア、黄熱、デング、フィラリ
ア症等を、ブユはオンコセルカ症等を、ノミはペスト、
発疹熱等を、サシバエはシャガス病等を、ツツガムシは
ツツガムシ病を引き起こす。これらの中には病原体であ
るウィルス、リケッチャ、細菌、原虫、線虫等の伝播に
特異的な役割を果たしているものが多い。たとえば、疾
病した動物を吸血し、病原体を宿した害虫やダニが再び
他の人や豚などの家畜類、犬などのペット類を吸血する
際に感染させるもので、その伝播力は計り知れない。ま
た、吸血時には血液を失い、かゆみを覚えたり、発疹、
皮膚炎等を起こすことに起因する被害も著しい。たとえ
ば、ニワトリでは産卵数を、乳牛では乳量を減少させる
のである。このような吸血害虫やダニによる被害は著し
いものがあり、これらを防除するために一般的には殺虫
剤が用いられている。しかし、これら有害生物の発生源
は多く、また増殖率も高く、生態も複雑であるため、殺
虫剤による完全な防除は極めて難しい。そこで、これら
吸血害虫やダニから動物の身を守るために忌避剤が用い
られている。現在知られている忌避剤にはDEET、ジ
アルキルフタレート、2−エチル−1,3−ヘキサンジ
オールなどがあるが、いずれも残効性が短いなど満足す
る忌避効果が得られず新たな忌避剤の出現が強く望まれ
ている。
昆虫やダニによって媒介される病気は、世界的にみると
数多く、分布の広さや患者数の多さ、致命率などの点で
重要な疾病となっている。特に生物学的伝播をする吸血
性害虫やダニ類によってもたらされる疾病は大問題であ
る。たとえば、蚊はマラリア、黄熱、デング、フィラリ
ア症等を、ブユはオンコセルカ症等を、ノミはペスト、
発疹熱等を、サシバエはシャガス病等を、ツツガムシは
ツツガムシ病を引き起こす。これらの中には病原体であ
るウィルス、リケッチャ、細菌、原虫、線虫等の伝播に
特異的な役割を果たしているものが多い。たとえば、疾
病した動物を吸血し、病原体を宿した害虫やダニが再び
他の人や豚などの家畜類、犬などのペット類を吸血する
際に感染させるもので、その伝播力は計り知れない。ま
た、吸血時には血液を失い、かゆみを覚えたり、発疹、
皮膚炎等を起こすことに起因する被害も著しい。たとえ
ば、ニワトリでは産卵数を、乳牛では乳量を減少させる
のである。このような吸血害虫やダニによる被害は著し
いものがあり、これらを防除するために一般的には殺虫
剤が用いられている。しかし、これら有害生物の発生源
は多く、また増殖率も高く、生態も複雑であるため、殺
虫剤による完全な防除は極めて難しい。そこで、これら
吸血害虫やダニから動物の身を守るために忌避剤が用い
られている。現在知られている忌避剤にはDEET、ジ
アルキルフタレート、2−エチル−1,3−ヘキサンジ
オールなどがあるが、いずれも残効性が短いなど満足す
る忌避効果が得られず新たな忌避剤の出現が強く望まれ
ている。
【0004】本発明者等は、刺咬性害虫の生態習性と忌
避剤の研究を鋭意行ってきたが、驚くべきことに、D
EETと2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール誘
導体、DEETと2−ヒドロキシメチルメントールお
よび/または2−ヒドロキシメチルメントンとを混合し
て使用することにより、DEET単剤で使用する従来の
方法より画期的に持続時間を延長させることに成功して
本発明を完成した。
避剤の研究を鋭意行ってきたが、驚くべきことに、D
EETと2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール誘
導体、DEETと2−ヒドロキシメチルメントールお
よび/または2−ヒドロキシメチルメントンとを混合し
て使用することにより、DEET単剤で使用する従来の
方法より画期的に持続時間を延長させることに成功して
本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明の目的は蚊、ブユ、ア
ブ、サシバエ、ノミ、トコジラミ等の吸血、刺咬性害虫
に適用する有害生物忌避剤を提供するものである。
ブ、サシバエ、ノミ、トコジラミ等の吸血、刺咬性害虫
に適用する有害生物忌避剤を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、本発明の請求項1は、N,N−ジエチルトルアミ
ドと、2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール誘導
体とを混合したことを特徴とする有害生物忌避剤であ
る。
めの、本発明の請求項1は、N,N−ジエチルトルアミ
ドと、2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール誘導
体とを混合したことを特徴とする有害生物忌避剤であ
る。
【0007】また、本発明の請求項2は、N,N−ジエ
チルトルアミドと、2−ヒドロキシメチルメントールお
よび/または2−ヒドロキシメチルメントンとを混合し
たことを特徴とする有害生物忌避剤である。
チルトルアミドと、2−ヒドロキシメチルメントールお
よび/または2−ヒドロキシメチルメントンとを混合し
たことを特徴とする有害生物忌避剤である。
【0008】本発明に用いる、2−ヒドロキシメチル−
シクロペンタノール誘導体としては、2−ヒドロキシメ
チル−シクロペンタノールの2位に炭素数1〜12まで
の飽和の直鎖または側鎖状アルキル基の付加した化合物
を包含する。そして、化合物の揮発性を考えると2位の
アルキル基としては炭素数1〜8程度が好ましい。たと
えば、2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール、2
−ヒドロキシメチル−2−メチル−シクロペンタノー
ル、2−ヒドロキシメチル−2−エチル−シクロペンタ
ノール、2−ヒドロキシメチル−2−ブチル−シクロペ
ンタノール、2−ヒドロキシメチル−2−プロピル−シ
クロペンタノール、2−ヒドロキシメチル−2−イソプ
ロピル−シクロペンタノール、2−ヒドロキシメチル−
2−アミル−シクロペンタノール等を挙げることができ
る(特開平5−163183号公報)。
シクロペンタノール誘導体としては、2−ヒドロキシメ
チル−シクロペンタノールの2位に炭素数1〜12まで
の飽和の直鎖または側鎖状アルキル基の付加した化合物
を包含する。そして、化合物の揮発性を考えると2位の
アルキル基としては炭素数1〜8程度が好ましい。たと
えば、2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール、2
−ヒドロキシメチル−2−メチル−シクロペンタノー
ル、2−ヒドロキシメチル−2−エチル−シクロペンタ
ノール、2−ヒドロキシメチル−2−ブチル−シクロペ
ンタノール、2−ヒドロキシメチル−2−プロピル−シ
クロペンタノール、2−ヒドロキシメチル−2−イソプ
ロピル−シクロペンタノール、2−ヒドロキシメチル−
2−アミル−シクロペンタノール等を挙げることができ
る(特開平5−163183号公報)。
【0009】本発明で用いる2−ヒドロキシメチルメン
トール(以下HMMOと略)は、メントンと炭酸ジエチ
ルから2−エトキシカルボニルメントンを得た後、還元
することにより得ることができる(特開平5−1631
83号公報)。
トール(以下HMMOと略)は、メントンと炭酸ジエチ
ルから2−エトキシカルボニルメントンを得た後、還元
することにより得ることができる(特開平5−1631
83号公報)。
【0010】本発明で用いる2−ヒドロキシメチルメン
トン(以下HMMTと略)は、メントンとホルムアルデ
ヒドを炭酸カリウム存在下のメタノール中において加熱
攪拌することにより得られる(特開平5−163183
号公報)。
トン(以下HMMTと略)は、メントンとホルムアルデ
ヒドを炭酸カリウム存在下のメタノール中において加熱
攪拌することにより得られる(特開平5−163183
号公報)。
【0011】本発明の有害生物忌避剤を使用する場合、
使用目的に応じて、混合物そのままでもよいが、通常、
使用上の便や効果を助長あるいは安定にするために補助
剤を混用して使用することができる。たとえば上記混合
物をアルコール類に配合し、そのまま害虫忌避を要求さ
れる区域などに直接適用することができるが、好ましく
は適用方法に適した各種の形態、すなわちローション、
乳剤、油剤、クリーム、エアゾール、粒剤、樹脂剤、石
鹸などの形態で利用することができる。
使用目的に応じて、混合物そのままでもよいが、通常、
使用上の便や効果を助長あるいは安定にするために補助
剤を混用して使用することができる。たとえば上記混合
物をアルコール類に配合し、そのまま害虫忌避を要求さ
れる区域などに直接適用することができるが、好ましく
は適用方法に適した各種の形態、すなわちローション、
乳剤、油剤、クリーム、エアゾール、粒剤、樹脂剤、石
鹸などの形態で利用することができる。
【0012】これらの種々の製剤は、実際の使用に際し
て、直接そのまま使用するか、または水で所望の濃度に
希釈して使用することができる。たとえば、人の場合に
は露出部にクリームまたはローションなどを塗ったり、
エアゾール剤を噴霧する。また、ペット犬等の場合には
樹脂をしみこませたものを首輪に差し込むなどして用い
る。
て、直接そのまま使用するか、または水で所望の濃度に
希釈して使用することができる。たとえば、人の場合に
は露出部にクリームまたはローションなどを塗ったり、
エアゾール剤を噴霧する。また、ペット犬等の場合には
樹脂をしみこませたものを首輪に差し込むなどして用い
る。
【0013】前述の必須成分の他に補助剤を用いる必要
がある。補助剤としては、担体(液体希釈剤または固体
希釈剤)、種々の界面活性剤または有機質原料を挙げる
ことができる。担体のうち液体希釈剤としてはトルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素
類、イソプロパノール、グリコール等のアルコール類、
酢酸ブチル等のエステル類、シクロヘキサノン等のケト
ン類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルス
ルホキサイド等のスルホキサイド類、エチルセロソルブ
等のセロソルブ類、ケロシン等の石油留分、ジブチルエ
ーテル等のエーテル類、クロルベンゼン等の塩素系炭化
水素類、動植物油、脂肪酸およびそのエステル類、水等
が挙げられる。担体のうち固体希釈剤としてはクレー、
カリオン、タルク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、
モンモリロナイト、ベントナイト、長石、石英、アルミ
ナ等が挙げられる。
がある。補助剤としては、担体(液体希釈剤または固体
希釈剤)、種々の界面活性剤または有機質原料を挙げる
ことができる。担体のうち液体希釈剤としてはトルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素
類、イソプロパノール、グリコール等のアルコール類、
酢酸ブチル等のエステル類、シクロヘキサノン等のケト
ン類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルス
ルホキサイド等のスルホキサイド類、エチルセロソルブ
等のセロソルブ類、ケロシン等の石油留分、ジブチルエ
ーテル等のエーテル類、クロルベンゼン等の塩素系炭化
水素類、動植物油、脂肪酸およびそのエステル類、水等
が挙げられる。担体のうち固体希釈剤としてはクレー、
カリオン、タルク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、
モンモリロナイト、ベントナイト、長石、石英、アルミ
ナ等が挙げられる。
【0014】界面活性剤としては、展着剤、乳化剤、湿
潤剤、分散剤および崩壊剤として使用される。たとえ
ば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、リ
グニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ラウリルベタイン等の陽イオン界面活性
剤、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イ
オン界面活性剤が挙げられる。
潤剤、分散剤および崩壊剤として使用される。たとえ
ば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、リ
グニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ラウリルベタイン等の陽イオン界面活性
剤、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イ
オン界面活性剤が挙げられる。
【0015】有機質原料としては、固着剤、結合剤、崩
壊剤、安定剤、流動剤、増粘剤として使用される。たと
えば、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、アラビヤゴム、イソプロピルアミド・フォスフェ
ート、キサンタンガム等が挙げられる。
壊剤、安定剤、流動剤、増粘剤として使用される。たと
えば、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、アラビヤゴム、イソプロピルアミド・フォスフェ
ート、キサンタンガム等が挙げられる。
【0016】いずれの製剤もそのまま単独で使用できる
のみならず除草剤や殺虫剤、植物成長調製剤、殺ダニ
剤、効力増強剤、着色料、香料、安定剤と混合して使用
することができる。
のみならず除草剤や殺虫剤、植物成長調製剤、殺ダニ
剤、効力増強剤、着色料、香料、安定剤と混合して使用
することができる。
【0017】本発明の有害生物忌避剤における混合有効
成分含量は、製剤形態、使用方法、その他の条件によっ
て種々異なり、通常は2種あるいは3種の成分を合計
0.5〜95重量%含有して使用される。その混合比は
DEET:2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール
誘導体、DEET:HMMOおよび/またはHMMTと
も1:5〜5:1の割合で使用される。そして、有害生
物忌避剤における有効成分の好ましい含量と、それに見
合った補助剤の含量は製剤の各々の形態によって異な
る。たとえば、粉剤の場合、有効成分量は0.5〜20
%が好ましく、補助剤の含量は80〜99.5%好がま
しい。乳剤の場合、有効成分量は5〜80%が好まし
く、補助剤の含量は20〜95%が好ましい。フロアブ
ル剤の場合、有効成分量は5〜70%が好ましく、補助
剤の含量は30〜95%が好ましい。水和剤の場合、有
効成分量は20〜90%が好ましく、補助剤の含量は1
0〜80%が好ましい。粒剤と微粒剤の場合、有効成分
量は0.5〜15%が好ましく、補助剤の含量は85〜
99.5%が好ましい。ローションの場合、有効成分量
は0.5〜20%が好ましく、補助剤の含量は80〜9
9.5%が好ましい。クリームの場合、有効成分量は
0.1〜20%が好ましく、補助剤の含量は80〜9
9.9%が好ましい。
成分含量は、製剤形態、使用方法、その他の条件によっ
て種々異なり、通常は2種あるいは3種の成分を合計
0.5〜95重量%含有して使用される。その混合比は
DEET:2−ヒドロキシメチル−シクロペンタノール
誘導体、DEET:HMMOおよび/またはHMMTと
も1:5〜5:1の割合で使用される。そして、有害生
物忌避剤における有効成分の好ましい含量と、それに見
合った補助剤の含量は製剤の各々の形態によって異な
る。たとえば、粉剤の場合、有効成分量は0.5〜20
%が好ましく、補助剤の含量は80〜99.5%好がま
しい。乳剤の場合、有効成分量は5〜80%が好まし
く、補助剤の含量は20〜95%が好ましい。フロアブ
ル剤の場合、有効成分量は5〜70%が好ましく、補助
剤の含量は30〜95%が好ましい。水和剤の場合、有
効成分量は20〜90%が好ましく、補助剤の含量は1
0〜80%が好ましい。粒剤と微粒剤の場合、有効成分
量は0.5〜15%が好ましく、補助剤の含量は85〜
99.5%が好ましい。ローションの場合、有効成分量
は0.5〜20%が好ましく、補助剤の含量は80〜9
9.5%が好ましい。クリームの場合、有効成分量は
0.1〜20%が好ましく、補助剤の含量は80〜9
9.9%が好ましい。
【0018】つぎに、本発明の有害生物忌避剤の製剤例
についてさらに詳細に説明するが、添加物の種類および
配合比率などはこれのみに限定されることなく広い範囲
で使用可能である。なお部とあるのは「重量部」を意味
する。
についてさらに詳細に説明するが、添加物の種類および
配合比率などはこれのみに限定されることなく広い範囲
で使用可能である。なお部とあるのは「重量部」を意味
する。
【0019】製剤例1.乳剤 DEET5部と2−ヒドロキシメチル−2−メチル−シ
クロペンタノール5部にキシレン・メチルナフタレンの
混合液(1:1)65部を加え溶解し、ついでこれにノ
ニルフェノール酸化エチレン縮合物とドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウムの混合物(8:2)25部を混合
して乳剤とする。本剤はそのままかあるいは10〜10
00部に水で希釈し、散布剤、塗布剤として使用する。
クロペンタノール5部にキシレン・メチルナフタレンの
混合液(1:1)65部を加え溶解し、ついでこれにノ
ニルフェノール酸化エチレン縮合物とドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウムの混合物(8:2)25部を混合
して乳剤とする。本剤はそのままかあるいは10〜10
00部に水で希釈し、散布剤、塗布剤として使用する。
【0020】製剤例2.粉剤 DEET2.5部と2−ヒドロキシメチル−2−エチル
−シクロペンタノール7.5部にタルクと炭酸カルシウ
ムの混合物(1:1)97部を加えて混合磨砕して充分
均等に分散配合した後、さらに無水珪酸2部を添加し混
合粉砕し、粉剤とする。本剤はこのまま散布して使用す
る。
−シクロペンタノール7.5部にタルクと炭酸カルシウ
ムの混合物(1:1)97部を加えて混合磨砕して充分
均等に分散配合した後、さらに無水珪酸2部を添加し混
合粉砕し、粉剤とする。本剤はこのまま散布して使用す
る。
【0021】製剤例3.エアゾール DEET5部と2−ヒドロキシメチル−2−プロピル−
シクロペンタノール5部をメチルナフタレンとシクロヘ
キサノンの混合物(1:1)15部に溶解し、さらにフ
レオン80部に混合して均一な溶液とし、エアロゾール
形態に加工することにより、エアロゾルが得られる。本
剤はこのまま噴霧して使用する。
シクロペンタノール5部をメチルナフタレンとシクロヘ
キサノンの混合物(1:1)15部に溶解し、さらにフ
レオン80部に混合して均一な溶液とし、エアロゾール
形態に加工することにより、エアロゾルが得られる。本
剤はこのまま噴霧して使用する。
【0022】製剤例4.クリーム DEET7.5部と2−ヒドロキシメチル−2−イソプ
ロピル−シクロペンタノール2.5部にステアリン酸1
3部、セチルアルコール2部、ラノリン1部、流動パラ
フィン2部と水67部を加えて、加熱して溶解混和し、
さらに加熱したグリセリン14部を注入し、よくかき混
ぜてクリームとする。本剤はこのまま、人体および動物
体に塗布して使用する。
ロピル−シクロペンタノール2.5部にステアリン酸1
3部、セチルアルコール2部、ラノリン1部、流動パラ
フィン2部と水67部を加えて、加熱して溶解混和し、
さらに加熱したグリセリン14部を注入し、よくかき混
ぜてクリームとする。本剤はこのまま、人体および動物
体に塗布して使用する。
【0023】製剤例5.ローション ステアリン酸7部、ラノリン0.5部及びTween6
0(ポリキシエチレンソルビタンモノステアレート)7
部からなる混合物を80℃に加熱し、水82部とサリチ
ル酸2.5部の混合物(60℃)の中にいれ、迅速にか
き混ぜながらさらに2−ヒドロキシメチル−2−ブチル
−シクロペンタノールとDEET混合物1部を添加して
ローションする。本剤はこのまま人体および動物体に塗
布または噴霧して使用する。
0(ポリキシエチレンソルビタンモノステアレート)7
部からなる混合物を80℃に加熱し、水82部とサリチ
ル酸2.5部の混合物(60℃)の中にいれ、迅速にか
き混ぜながらさらに2−ヒドロキシメチル−2−ブチル
−シクロペンタノールとDEET混合物1部を添加して
ローションする。本剤はこのまま人体および動物体に塗
布または噴霧して使用する。
【0024】製剤例6.乳剤 DEET5部とHMMO5部にキシレン・メチルナフタ
レンの混合液(1:1)65部を加え溶解し、ついでこ
れにノニルフェノール酸化エチレン縮合物とドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウムの混合物(8:2)25部
を混合して乳剤とする。本剤はそのままかあるいは10
〜1000部に水で希釈し、散布剤、塗布剤として使用
する。
レンの混合液(1:1)65部を加え溶解し、ついでこ
れにノニルフェノール酸化エチレン縮合物とドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウムの混合物(8:2)25部
を混合して乳剤とする。本剤はそのままかあるいは10
〜1000部に水で希釈し、散布剤、塗布剤として使用
する。
【0025】製剤例7.粉剤 DEET2.5部とHMMO7.5部にタルクと炭酸カ
ルシウムの混合物(1:1)97部を加えて混合磨砕し
て充分均等に分散配合した後、さらに無水珪酸2部を添
加し混合粉砕し、粉剤とする。本剤はこのまま散布して
使用する。
ルシウムの混合物(1:1)97部を加えて混合磨砕し
て充分均等に分散配合した後、さらに無水珪酸2部を添
加し混合粉砕し、粉剤とする。本剤はこのまま散布して
使用する。
【0026】製剤例8.エアゾール DEET5部とHMMT5部をメチルナフタレンとシク
ロヘキサノンの混合物(1:1)15部に溶解し、さら
にフレオン80部に混合して均一な溶液とし、エアロゾ
ール形態に加工することにより、エアロゾルが得られ
る。本剤はこのまま噴霧して使用する。
ロヘキサノンの混合物(1:1)15部に溶解し、さら
にフレオン80部に混合して均一な溶液とし、エアロゾ
ール形態に加工することにより、エアロゾルが得られ
る。本剤はこのまま噴霧して使用する。
【0027】製剤例9.クリーム DEET7.5部とHMMT2.5部にステアリン酸1
3部、セチルアルコール2部、ラノリン1部、流動パラ
フィン2部と水67部を加えて、加熱して溶解混和し、
さらに加熱したグリセリン14部を注入し、よくかき混
ぜてクリームとする。本剤はこのまま、人体および動物
体に塗布して使用する。
3部、セチルアルコール2部、ラノリン1部、流動パラ
フィン2部と水67部を加えて、加熱して溶解混和し、
さらに加熱したグリセリン14部を注入し、よくかき混
ぜてクリームとする。本剤はこのまま、人体および動物
体に塗布して使用する。
【0028】製剤例10.ローション ステアリン酸7部、ラノリン0.5部およびTween
60(ポリキシエチレンソルビタンモノステアレート)
7部からなる混合物を80℃に加熱し、水82部とサリ
チル酸2.5部の混合物(60℃)の中にいれ、迅速に
かき混ぜながらさらにHMMOとDEET混合物1部を
添加してローションする。本剤はこのまま人体および動
物体に塗布または噴霧して使用する。
60(ポリキシエチレンソルビタンモノステアレート)
7部からなる混合物を80℃に加熱し、水82部とサリ
チル酸2.5部の混合物(60℃)の中にいれ、迅速に
かき混ぜながらさらにHMMOとDEET混合物1部を
添加してローションする。本剤はこのまま人体および動
物体に塗布または噴霧して使用する。
【0029】本発明の有害生物忌避剤の有効成分化合物
量の適用量は、その剤型や適用方法、適用区域などに応
じて適宜決定すればよく限定的ではないが、ローショ
ン、クリーム状の場合、使用量としては、たとえば吸血
性害虫およびダニの被害を防止するためには人および動
物の皮膚に塗布使用の場合、塗布すべき面積1cm2 あた
り有効成分化合物を0.01mg以上、好ましくは1cm2
あたり約10mg〜1g 存在させるのが適当である。
量の適用量は、その剤型や適用方法、適用区域などに応
じて適宜決定すればよく限定的ではないが、ローショ
ン、クリーム状の場合、使用量としては、たとえば吸血
性害虫およびダニの被害を防止するためには人および動
物の皮膚に塗布使用の場合、塗布すべき面積1cm2 あた
り有効成分化合物を0.01mg以上、好ましくは1cm2
あたり約10mg〜1g 存在させるのが適当である。
【0030】以下本発明をさらに詳しく説明するため
に、試験例を示す。 試験例1.ヒトスジシマカ成虫に対する吸血忌避試験 片面5×13cm2 の袋状の金網(30メッシュ)に製剤
例3に記載した方法に準じて有効成分量を試験実施濃度
に調整した噴霧剤0.2mlを噴霧し、室内(24±1
℃)に静置した。1時間および4時間後に金網内にマウ
ス(9〜12週令)を固定し、羽化7日後のヒトスジシ
マカ未吸血雌成虫を50匹放った金網ケージ(28×2
8×28cm3 )に入れ、1分間にマウスに飛来し静止し
た蚊の数を調査した。なお、忌避率は次式を用いて算出
した。
に、試験例を示す。 試験例1.ヒトスジシマカ成虫に対する吸血忌避試験 片面5×13cm2 の袋状の金網(30メッシュ)に製剤
例3に記載した方法に準じて有効成分量を試験実施濃度
に調整した噴霧剤0.2mlを噴霧し、室内(24±1
℃)に静置した。1時間および4時間後に金網内にマウ
ス(9〜12週令)を固定し、羽化7日後のヒトスジシ
マカ未吸血雌成虫を50匹放った金網ケージ(28×2
8×28cm3 )に入れ、1分間にマウスに飛来し静止し
た蚊の数を調査した。なお、忌避率は次式を用いて算出
した。
【0031】
【数1】
【0032】試験例2.本発明混合物の忌避効果持続性
試験 片面5×13cm2 の袋状の金網(30メッシュ)に製剤
例5に記載した方法に準じて有効成分量を試験実施濃度
に調整したローションを塗布し、室内(24±1℃)
で、30分間風乾した。その後、金網内にマウス(9〜
11週令)を固定し、羽化7日後のヒトスジシマカ未吸
血雌成虫を50匹放った金網ゲージ(28×28×28
cm3 )に入れた。16時間後にマウスを取り出し、濾紙
の上で蚊をつぶして吸血している蚊の数を調査した。な
お、忌避率は次式を用いて算出した。
試験 片面5×13cm2 の袋状の金網(30メッシュ)に製剤
例5に記載した方法に準じて有効成分量を試験実施濃度
に調整したローションを塗布し、室内(24±1℃)
で、30分間風乾した。その後、金網内にマウス(9〜
11週令)を固定し、羽化7日後のヒトスジシマカ未吸
血雌成虫を50匹放った金網ゲージ(28×28×28
cm3 )に入れた。16時間後にマウスを取り出し、濾紙
の上で蚊をつぶして吸血している蚊の数を調査した。な
お、忌避率は次式を用いて算出した。
【0033】
【数2】
【0034】前記試験例1の結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1の通り、驚くべきことに、同処理薬量
でDEET、2−ヒドロキシメチル−2−プロピル−シ
クロペンタノール、2−ヒドロキシメチル−2−ブチル
−シクロペンタノール、を単独で用いた場合より、本発
明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
でDEET、2−ヒドロキシメチル−2−プロピル−シ
クロペンタノール、2−ヒドロキシメチル−2−ブチル
−シクロペンタノール、を単独で用いた場合より、本発
明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
【0037】前記試験例2の結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】表2の通り、単独で用いた場合より、本発
明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
【0040】前記試験例1の製剤例3に代えて、製剤例
8について同様に試験した。その結果を表3に示す。
8について同様に試験した。その結果を表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】表3の通り、驚くべきことに、同処理薬量
でDEET、HMMO、MMTを単独で用いた場合よ
り、本発明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
でDEET、HMMO、MMTを単独で用いた場合よ
り、本発明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
【0043】前記試験例2の製剤例5に代えて、製剤例
10について同様に試験した。その結果を表4に示す。
10について同様に試験した。その結果を表4に示す。
【0044】
【表4】
【0045】表4の通り、単独で用いた場合より、本発
明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
明の混合物は、効果の持続性に優れていた。
【0046】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明の害虫忌避剤
N−ジエチルトルアミドと、2−ヒドロキシメチル−シ
クロペンタノール誘導体、N−ジエチルトルアミド
と、2−ヒドロキシメチルメントールおよび/または2
−ヒドロキシメチルメントン混合体は、蚊、アブ、ブ
ユ、ノミ、ダニ、サシバエ、トコジラミ等の吸血、刺咬
性害虫から身体を守る効果が従来の忌避剤に比較して著
しく長く、野外における作業の能率向上に大きな寄与を
するものである。
N−ジエチルトルアミドと、2−ヒドロキシメチル−シ
クロペンタノール誘導体、N−ジエチルトルアミド
と、2−ヒドロキシメチルメントールおよび/または2
−ヒドロキシメチルメントン混合体は、蚊、アブ、ブ
ユ、ノミ、ダニ、サシバエ、トコジラミ等の吸血、刺咬
性害虫から身体を守る効果が従来の忌避剤に比較して著
しく長く、野外における作業の能率向上に大きな寄与を
するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 N,N−ジエチルトルアミドと、2−ヒ
ドロキシメチル−シクロペンタノール誘導体とを混合し
たことを特徴とする有害生物忌避剤。 - 【請求項2】 N,N−ジエチルトルアミドと、2−ヒ
ドロキシメチルメントールおよび/または2−ヒドロキ
シメチルメントンとを混合したことを特徴とする有害生
物忌避剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7025923A JPH08198708A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 有害生物忌避剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7025923A JPH08198708A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 有害生物忌避剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08198708A true JPH08198708A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12179307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7025923A Pending JPH08198708A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 有害生物忌避剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08198708A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015523319A (ja) * | 2012-05-02 | 2015-08-13 | ベドウキアン リサーチ, インコーポレイテッド | 蚊の防除及び忌避 |
| JP2021116299A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 大日本除蟲菊株式会社 | 吸血害虫忌避組成物、及び当該組成物を用いた吸血害虫忌避方法 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7025923A patent/JPH08198708A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015523319A (ja) * | 2012-05-02 | 2015-08-13 | ベドウキアン リサーチ, インコーポレイテッド | 蚊の防除及び忌避 |
| JP2021116299A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 大日本除蟲菊株式会社 | 吸血害虫忌避組成物、及び当該組成物を用いた吸血害虫忌避方法 |
| JP2025015653A (ja) * | 2020-01-28 | 2025-01-30 | 大日本除蟲菊株式会社 | 吸血害虫忌避組成物、及び当該組成物を用いた吸血害虫忌避方法 |
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