JPH08199065A - 芳香族ポリアミド組成物 - Google Patents

芳香族ポリアミド組成物

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JPH08199065A
JPH08199065A JP824995A JP824995A JPH08199065A JP H08199065 A JPH08199065 A JP H08199065A JP 824995 A JP824995 A JP 824995A JP 824995 A JP824995 A JP 824995A JP H08199065 A JPH08199065 A JP H08199065A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線を照射しても黄変の少ない耐光性に優
れる芳香族ポリアミド組成物を提供する。 【構成】 メタフェニレンイソフタルアミドを主たる繰
り返し単位とする芳香族ポリアミド100重量部、およ
び2−アミノベンゾフェノンアシル誘導体0.1〜10
重量部とからなる芳香族ポリアミド組成物。衣料用途、
インテリア、車輌等の内装材としての繊維、各種フィル
ム、シート等として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は芳香族ポリアミド組成物
に関し、更に詳しくは特定の2−アミノベンゾフェノン
アシル誘導体を含有してなる耐熱性、耐光性に優れた新
規な芳香族ポリアミド組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ(メタフェニレンイソフタルアミ
ド)を主成分とする全芳香族ポリアミドは、高温下での
熱安定性、形態保持性、自己消火性、耐薬品性に優れ、
耐熱性の繊維等として広く使用されている。
【0003】しかしながら、かかる芳香族ポリアミドは
光(紫外光)に対する安定性が劣り、光照射により著し
い変色または着色、分子量低下、力学的特性等の物性低
下を生ずる。この光劣化は一般の有機高分子材料に比較
して顕著で、太陽光線に直接さらされた場合には短期間
に著しい劣化をきたすし、又直接関接に光にさらされる
衣料、インテリア、車輌等の内装材料に使用した場合に
も大きな制限を受けている。
【0004】芳香族ポリアミドの耐光性を向上させる試
みは幾つか提案されている。例えば特開昭50−343
44号公報にはピペリジン誘導体を含有せしめる方法
が、特開昭53−120313号公報にはベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤を含有せしめる方法がそれぞれ開
示されている。さらに特開昭54−71192号公報に
はベンゾトリアゾール系芳香族ジアミンを一部共重合す
る方法が、特開平2−173045号公報、特開平2−
178324号公報には芳香族ポリアミドをハロゲン化
芳香族アシルと反応させてイミド化する方法がそれぞれ
開示されている。また特開平1−174680号公報に
は芳香族ポリアミド成形品をポリエチレンイミン系化合
物で処理する方法が開示されている。これらの方法は夫
々効果が認められるものの、その耐光性改善効果が不十
分であったり、機械強度などの初期物性が低下したり、
また煩雑な工程を必要とするなどの問題点があり、いず
れも満足できるものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
問題点がなく、耐光性に優れ機械特性、耐熱性の良好な
芳香族ポリアミド成形品を与え得る新規な芳香族ポリア
ミド組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、芳香族ポ
リアミドに、特定の2−アミノベンゾフェノンアシル誘
導体を特定の割合で配合することにより上記課題を解決
できることを知見し、本発明に到達した。
【0007】すなわち本発明は、メタフェニレンイソフ
タルアミドを主たる繰り返し単位とする芳香族ポリアミ
ド100重量部、および下記式(I)および/または
(II)で表される2−アミノベンゾフェノンアシル誘導
体0.1〜10重量部とからなる芳香族ポリアミド組成
物である。
【0008】
【化4】
【0009】
【化5】
【0010】[上記式(I)および(II)において、R
1 、R2 、R4 、R5 、R7 およびR 8 は水素原子、ニ
トロ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ハロゲン原
子、ハロゲン置換もしくは無置換の炭素数1〜6のアル
キル基、アルコキシ基、炭素数5〜10のシクロアルキ
ル基、炭素数6〜12のアリール基、またはフェノキシ
基を表し、これらは互いに同じでも異なっていてもよ
い。R3 は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜10
のシクロアルキル基、置換もしくは無置換の炭素数6〜
12のアリール基、または下記式(III )
【0011】
【化6】 −NHR’ (III ) [上記式(III )において、R’は水素原子、炭素数1
〜6のアルキル基、または置換もしくは無置換の炭素数
6〜12のアリール基である。]から選ばれる。またR
3 は上記式(I)の[]内の構造と同一であってもよ
い。R6 は炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数5〜
10のシクロアルキレン基、置換もしくは無置換の炭素
数6〜12のアリーレン基、または直接結合であっても
よい。なお、置換基数l、m、n、o、pおよびqは夫
々独立に1〜4の値をとる。] 以下本発明につき詳述する。
【0012】本発明に用いられる芳香族ポリアミドは、
メタフェニレンイソフタルアミドを主たる繰り返し単位
とするものである。具体的にはメタフェニレンイソフタ
ルアミドが全繰り返し単位中に対し好ましくは70モル
%以上、より好ましくは80モル%以上、特に好ましく
は90モル%以上である芳香族ポリアミドである。メタ
フェニレンイソフタルアミド以外の繰り返し単位として
は特に制限はないが、例えばパラフェニレンイソフタル
アミド、メタフェニレンテレフタルアミド、2,4−ト
リレンイソフタルアミド、メタフェニレン−4, 4’−
ジフェニルジカルボキシアミド、メタフェニレン−2,
6−ナフタレンジカルボキシアミド、4, 4’−フェニ
レンメチレンフェニレンイソフタルアミド、4, 4’−
フェニレンスルホニルフェニレンイソフタルアミド、
4, 4’−フェニレンオキシフェニレンイソフタルアミ
ド、3, 4’−フェニレンオキシフェニレンイソフタル
アミド等を挙げることができる。芳香族ポリアミドとし
てはこれらのうち、メタフェニレンテレフタルアミドを
全繰り返し単位に対し10モル%以下程度の量含有する
ものが好ましい。
【0013】また、上記芳香族ポリアミドは単独で用い
ても、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0014】上記芳香族ポリアミドは、N−メチル−2
−ピロリドン10mlに100mgを溶解させたポリマ
ー溶液を30℃で測定したときの固有粘度(ηSP/C
が、1.3〜2.5であることが好ましい。
【0015】本発明で用いられる芳香族ポリアミドは、
従来公知の方法である界面重合法等によって製造するこ
とができる。
【0016】本発明で用いられる2−アミノベンゾフェ
ノンアシル誘導体は下記式(I)、(II)で表される化
合物である。
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】上記式(I)、(II)において、R1 、R
2 、R4 、R5 、R7 、R8 は水素原子、ニトロ基、ヒ
ドロキシル基、カルボキシル基、Cl、Br等のハロゲ
ン原子、ハロゲン置換もしくは無置換のメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキ
シル等の炭素数1〜6のアルキル基、メトキシ、エトキ
シ等の炭素数1〜6のアルコキシ基、シクロペンチル、
シクロヘキシル等の炭素数5〜10のシクロアルキル
基、フェニル、ジフェニル、ナフチル等の炭素数6〜1
2のアリール基、フェノキシ基から選ばれる。これらは
互いに同じでも異なっていてもよい。このなかで水素原
子、ヒドロキシル基が好ましい。
【0020】R3 はメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル等の炭素数5〜10のシクロ
アルキル基、フェニル、ナフチル等の無置換の炭素数6
〜12のアリール基、メチル、エチル等の炭素数1〜6
のアルキル基、メトキシ、エトキシ等の炭素数1〜6の
アルコキシ基、Cl、Br等のハロゲン原子、あるいは
ニトロ基等で置換された炭素数6〜12のアリール基、
または下記式(III )
【0021】
【化9】 −NHR’ (III ) [上記式(III )において、R’は水素原子、炭素数1
〜6のアルキル基、または置換もしくは無置換の炭素数
6〜12のアリール基である。]で表されるアミノ基あ
るいはアルキルアミノ基等、から選ばれる。またR3
上記式(I)の[]内の構造と同一の構造であってもよ
い。このなかでR3 はフェニル..基を好適に用いること
ができる。
【0022】R6 はメチレン、エチレン、プロピレン、
テトラメチレン、デカメチレン、ドデカメチレン基等の
炭素数1〜12のアルキレン基、シクロペンチレン、シ
クレヘキシレン、シクロドデカメチレン基等の炭素数5
〜10のシクロアルキレン基、フェニレン、ナフチレン
等の無置換の炭素数6〜12のアリーレン基、メチル、
エチル等の炭素数1〜6のアルキル基、メトキシ、エト
キシ等の炭素数1〜6のアルコキシ基、Cl、Br等の
ハロゲン原子、あるいはニトロ基等で置換された炭素数
6〜12のアリーレン基を示す。さらにR6 は直接結合
(省かれたオキサリル結合)であってもよい。このなか
で、エチレン、テトラメチレン、フェニレン、または直
接結合であることが好ましい。
【0023】なお、置換基数l、m、n、o、p、qは
夫々独立に1〜4の値をとり、1〜2が好ましい。
【0024】本発明に用いられる2−アミノベンゾフェ
ノンアシル誘導体としては以下の如き化合物を例示する
ことができる。
【0025】上記式(I)で表される化合物の場合:2
−アセチルアミノベンゾフェノン、2−プロピオニルア
ミノベンゾフェノン、2−シクロヘキサノイルアミノベ
ンゾフェノン、2−ベンゾイルアミノベンゾフェノン、
2−(4−メチルベンゾイル)アミノベンゾフェノン、
2−(4−ブロモベンゾイル)アミノベンゾフェノン、
2−(4−ニトロベンゾイル)アミノベンゾフェノン、
2−(4−メトキシベンゾイル)アミノベンゾフェノ
ン、2−ナフトイルアミノベンゾフェノン、2−アセチ
ルアミノ−4−メトキシベンゾフェノン、2−プロピオ
ニルアミノ−4−メトキシベンゾフェノン、2−シクロ
ヘキサノイルアミノ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ベンゾイルアミノ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ベンゾイルアミノ−4−エチルベンゾフェノン、2−
(4−メチルベンゾイル)アミノ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2−(4−ニトロベンゾイル)アミノ−4−
メトキシベンゾフェノン、2−(4−メトキシベンゾイ
ル)アミノ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ナフト
イルアミノ−4−メトキシベンゾフェノン、2−アセチ
ルアミノ−2’−カルボキシベンゾフェノン、2−プロ
ピオニルアミノ−2’−カルボキシベンゾフェノン、2
−シクロヘキサノイルアミノ−2’−カルボキシベンゾ
フェノン、2−ベンゾイルアミノ−2’−カルボキシベ
ンゾフェノン、2−(4−メチルベンゾイル)アミノ−
2’−カルボキシベンゾフェノン、2−(4−ニトロベ
ンゾイル)アミノ−2’−カルボキシベンゾフェノン、
2−(4−メトキシベンゾイル)アミノ−2’−カルボ
キシベンゾフェノン、2−ナフトイルアミノ−2’−カ
ルボキシベンゾフェノン、2−(4’−メチルベンゾイ
ル)アミノ−4−メチルベンゾフェノン、2−(4’−
ヒドロキシベンゾイル)アミノ−4−ヒドロキシベンゾ
フェノン、2−(4’−エトキシベンゾイル)アミノ−
4−エトキシベンゾフェノン、N−(2−ベンゾイルフ
ェニル)ウレア、N,N’−ジ−(2−ベンゾイルフェ
ニル)ウレア、N−フェニル−N’−(2−ベンゾイル
フェニル)ウレア等。
【0026】上記式(II)で表される化合物の場合:
N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)フェニル}オキサ
ミド、N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)フェニル}
マロアミド、N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)フェ
ニル}スクシンアミド、N,N’−ビス{2−(ベンゾ
イル)フェニル}グルタルアミド、N,N’−ビス{2
−(ベンゾイル)フェニル}アジパミド、N,N’−ビ
ス{2−(ベンゾイル)フェニル}テレフタラミド、
N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)フェニル}ナフト
アミド、N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)−4−メ
トキシフェニル}マロアミド、N,N’−ビス{2−
(ベンゾイル)−4−メトキシフェニル}オキサミド、
N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)−4−メトキシフ
ェニル}スクシンアミド、N,N’−ビス{2−(ベン
ゾイル)−4−メトキシフェニル}グルタルアミド、
N,N’−ビス{2−(ベンゾイル)−4−メトキシフ
ェニル}テレフタラミド、N,N’−ビス{2−(ベン
ゾイル)−4−メトキシフェニル}ナフトアミド等。
【0027】上記化合物の中で、2−ベンゾイルアミノ
ベンゾフェノン、2−(4−メチルベンゾイル)アミノ
ベンゾフェノン、2−(4−ニトロベンゾイル)アミノ
ベンゾフェノン、2−(4−メトキシベンゾイル)アミ
ノベンゾフェノン、N,N’−ビス{2−(ベンゾイ
ル)フェニル}テレフタラミド、N−フェニル−N’−
(2−ベンゾイルフェニル)ウレアが好ましく用いられ
る。
【0028】上記式(I)、(II)で表される2−アミ
ノベンゾフェノンアシル誘導体は、単独で、あるいは二
種以上を組み合わせて用いることができる。
【0029】これらの化合物は、2−アミノベンゾフェ
ノン、あるいはこれらの置換誘導体と、対応するカルボ
ン酸クロリドあるいはホスゲンとを原料として用いるこ
とによって、公知の方法により製造することができる。
【0030】本発明の芳香族ポリアミド組成物は、上述
の芳香族ポリアミド100重量部に対し、2−アミノベ
ンゾフェノンアシル誘導体を0. 1〜10重量部添加さ
れたものである。かかる2−アミノベンゾフェノンアシ
ル誘導体の添加量が0. 1重量部未満では耐光性の改善
効果が不十分であり、また10重量部より多いと機械物
性が低下したり、成形性、熱安定性に悪影響を及ぼす恐
れがあるため好ましくない。2−アミノベンゾフェノン
アシル誘導体の添加量は芳香族ポリアミド100重量部
に対し好ましくは0.2〜8重量部、より好ましくは
0.5〜6重量部、特に好ましくは1〜5重量部であ
る。
【0031】芳香族ポリアミドと2−アミノベンゾフェ
ノンアシル誘導体の混合方法としては特に制限はない
が、芳香族ポリアミドの有機溶媒溶液中にかかる2−ア
ミノベンゾフェノンアシル誘導体を添加、溶解せしめる
方法が挙げられる。
【0032】ここで、上記有機溶媒としては、芳香族ポ
リアミドと2−アミノベンゾフェノンアシル誘導体を分
解したり、これらと反応したりせず溶解できるものであ
ればよい。かかる有機溶媒としては、N−メチル−2−
ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等を挙げることができる。これらは2種以上
の混合溶媒であってもよい。この方法によれば、得られ
た溶液いわゆるドープを乾式法あるいは湿式法により繊
維、フィルムまたはシートに成形することができ好まし
い。
【0033】本発明の芳香族ポリアミド組成物は繊維と
して好ましく使用することができる。繊維化の方法とし
ては、上述の如く2−アミノベンゾフェノンアシル誘導
体を含有する芳香族ポリアミドドープによる湿式紡糸、
乾式紡糸あるいは半乾半湿式紡糸法を用いることができ
る。これらについては当該分野における従来公知の方法
をそのまま用いることができる。
【0034】本発明の芳香族ポリアミド組成物中には、
上記の成分以外に酸化安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、
顔料等の各種添加剤を配合せしめてもよい。
【0035】
【作用】本発明の芳香族ポリアミド組成物は、紫外線に
対する安定性、特に黄変に対して優れた耐性を有する。
これは紫外線吸収剤として有効に働き、かつ芳香族ポリ
アミドと2−アミノベンゾフェノンアシル誘導体との相
溶性が良好であることによると考えられる。
【0036】
【発明の効果】本発明の芳香族ポリアミド組成物は、紫
外線を照射しても黄変が少なく、紫外線に対して優れた
安定性を示し、衣料用途、インテリア、車輌等の内装材
としての繊維、各種フィルム、シート等として好適に用
いることができる。
【0037】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を詳述するが、本
発明はこれに限定されるものではない。実施例中「部」
は「重量部」を意味する。また黄変度(YI)はJIS
K7103に従い、カラーメーター(日本電色工業
(株)製Z−300A)により透過法により測定した。
【0038】[実施例1〜3および比較例1]メタフェ
ニレンテレフタルアミド成分を3モル%共重合したポリ
メタフェニレンイソフタルアミド(N−メチル−2−ピ
ロリドン中30℃で測定した固有粘度1.37)100
部、表1に示した2−アミノベンゾフェノンアシル化合
物の所定量をN−メチル−2−ピロリドン400部に溶
解した。
【0039】得られた溶液(ドープ)を50℃で24時
間静置脱泡し、これをブレードのクリアランス200μ
mのドクターナイフを用いてガラス板上に流延した。こ
れを100℃の熱風乾燥機中で30分間脱溶媒し、次い
で冷水中に浸漬したところ、ガラス板よりフィルムが剥
離した。このフィルムをよく水洗した後、金枠に固定し
て定長状態とし、100℃の熱風乾燥機中3時間処理し
た。得られたフィルムは厚さ30〜35μmで淡黄色透
明であった。
【0040】得られたフィルムの紫外線照射による黄変
について10KW UVランプ(東芝(株)製KUV
型)照射による促進テストを実施した。このテスト時の
サンプル周辺温度は約100℃であった。紫外線照射前
のフィルムのYI、紫外線4時間照射後のYIを表1に
示す。表1には比較として2−アミノベンゾフェノンア
シル化合物を添加しない場合の結果についても併記した
が、本発明の芳香族ポリアミド組成物が、紫外線照射に
対して極めて優れた耐性を有していることがわかる。
【0041】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタフェニレンイソフタルアミドを主た
    る繰り返し単位とする芳香族ポリアミド100重量部、
    および下記式(I)および/または(II)で表される2
    −アミノベンゾフェノンアシル誘導体0. 1〜10重量
    部とからなる芳香族ポリアミド組成物。 【化1】 【化2】 [上記式(I)および(II)において、R1 、R2 、R
    4 、R5 、R7 およびR 8 は、水素原子、ニトロ基、ヒ
    ドロキシル基、カルボキシル基、ハロゲン原子、ハロゲ
    ン置換もしくは無置換の炭素数1〜6のアルキル基、ア
    ルコキシ基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素
    数6〜12のアリール基またはフェノキシ基を表し、こ
    れらは互いに同じでも異なっていてもよい。R3 は炭素
    数1〜6のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキ
    ル基、置換もしくは無置換の炭素数6〜12のアリール
    基、または下記式(III ) 【化3】 −NHR’ (III ) [上記式(III )において、R’は水素原子、炭素数1
    〜6のアルキル基、または置換もしくは無置換の炭素数
    6〜12のアリール基である。]から選ばれる。またR
    3 は上記式(I)の[]内の構造と同一であってもよ
    い。R6 は炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数5〜
    10のシクロアルキレン基、置換もしくは無置換の炭素
    数6〜12のアリーレン基から選ばれる。またR6 は直
    接結合であってもよい。なお、置換基数l、m、n、
    o、pおよびqは夫々独立に1〜4の値をとる。]
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