JPH08199460A - ゼブラ模様の付与された不織布およびその製造方法 - Google Patents
ゼブラ模様の付与された不織布およびその製造方法Info
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- JPH08199460A JPH08199460A JP7002441A JP244195A JPH08199460A JP H08199460 A JPH08199460 A JP H08199460A JP 7002441 A JP7002441 A JP 7002441A JP 244195 A JP244195 A JP 244195A JP H08199460 A JPH08199460 A JP H08199460A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の不織布は、不織布の縦方向に特定に
間隔を有して、孔径状の異なるネットにより交絡処理お
よび孔(空隙)の付与が行われ、実質的に孔径状の差が
模様を構成するものであり、衣服用に用いられる際は、
孔(空隙)部分が通気性を確保、農業用シートの用いら
れる際、孔(空隙)部分が季節により通気性ないしは透
光性を機能、また緻密な孔部分は通気遮断性、遮光性を
機能する生分解性を有する不織布を提供するものであ
る。 【構成】 生分解性を有する短繊維よりなる不織ウエブ
を、50メッシュ以上のネットにより交絡処理を施し、
緻密な孔径状を有する三次元交絡不織布を形成した後、
25メッシュ以下のネット上に導き、交絡処理の施され
た不織布の縦方向に任意の幅で、高圧液体流の噴射孔の
設けれらたオリフィスにより高圧液体流を噴射すること
により、50メッシュのネットによる緻密な孔形状部分
と25メッシュ以下のネットにより孔(空隙)の付与さ
れた、実質的に孔径状の差による模様を構成する不織布
およびその製造方法。
間隔を有して、孔径状の異なるネットにより交絡処理お
よび孔(空隙)の付与が行われ、実質的に孔径状の差が
模様を構成するものであり、衣服用に用いられる際は、
孔(空隙)部分が通気性を確保、農業用シートの用いら
れる際、孔(空隙)部分が季節により通気性ないしは透
光性を機能、また緻密な孔部分は通気遮断性、遮光性を
機能する生分解性を有する不織布を提供するものであ
る。 【構成】 生分解性を有する短繊維よりなる不織ウエブ
を、50メッシュ以上のネットにより交絡処理を施し、
緻密な孔径状を有する三次元交絡不織布を形成した後、
25メッシュ以下のネット上に導き、交絡処理の施され
た不織布の縦方向に任意の幅で、高圧液体流の噴射孔の
設けれらたオリフィスにより高圧液体流を噴射すること
により、50メッシュのネットによる緻密な孔形状部分
と25メッシュ以下のネットにより孔(空隙)の付与さ
れた、実質的に孔径状の差による模様を構成する不織布
およびその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短繊維ウエブに高圧液
体流を作用せしめた、いわゆるスパンレース不織布に関
するものであって、さらに詳しくは、異なるメッシュの
多孔性支持板を用いて交絡処理および開孔の付与を行
い、不織布の一方向にゼブラ模様を付与させた不織布お
よびその製造方法に関するものである。
体流を作用せしめた、いわゆるスパンレース不織布に関
するものであって、さらに詳しくは、異なるメッシュの
多孔性支持板を用いて交絡処理および開孔の付与を行
い、不織布の一方向にゼブラ模様を付与させた不織布お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、不織布に模様を付与する方法
としては、印刷方式やあるいはロールに模様が彫刻され
た彫刻ロールを用いて加圧・加温の条件下で模様を付与
する方法が一般的に知られている。
としては、印刷方式やあるいはロールに模様が彫刻され
た彫刻ロールを用いて加圧・加温の条件下で模様を付与
する方法が一般的に知られている。
【0003】しかし、印刷方式による方法では、不織布
に一定以上の硬さが要求され、柔軟性を有する不織布に
おいては印刷の鮮明度が劣るといった欠点を有してい
る。また、彫刻ロールにより模様を付与する方法におい
ては、加熱した彫刻ロールを加圧して模様を付与するた
め、不織布の柔軟性が損なわれるという問題がある。
に一定以上の硬さが要求され、柔軟性を有する不織布に
おいては印刷の鮮明度が劣るといった欠点を有してい
る。また、彫刻ロールにより模様を付与する方法におい
ては、加熱した彫刻ロールを加圧して模様を付与するた
め、不織布の柔軟性が損なわれるという問題がある。
【0004】一方、柔軟性を有する不織布としてスパン
レース不織布が挙げられ、スパンレース不織布の模様
は、開孔を設けることにより付与されている。その開孔
は、不織ウェブを支持する多孔性支持板の材質、網糸の
太さ、組織等によって影響され、その組織としては、
平、綾、畦等があるが、これらの多孔性支持板により得
られるスパンレース不織布は、全面一様に開孔を有して
おり、その性能は一様である。
レース不織布が挙げられ、スパンレース不織布の模様
は、開孔を設けることにより付与されている。その開孔
は、不織ウェブを支持する多孔性支持板の材質、網糸の
太さ、組織等によって影響され、その組織としては、
平、綾、畦等があるが、これらの多孔性支持板により得
られるスパンレース不織布は、全面一様に開孔を有して
おり、その性能は一様である。
【0005】また、部分的にスパンレース不織布に模様
を付与する方法としては、多孔性支持板上に載置された
不織ウェブ上にさらに模様部の開孔率を変更した模様部
を有する多孔性支持板を重ね、その上方より高圧液体流
を作用させる方法がある。この方法によると、模様部を
有する多孔性支持板の開孔部分のみを高圧液体流が通過
することにより、不織ウェブの載置された多孔性支持板
の有する開孔を不織ウェブに付与する方法が提供されて
いる。
を付与する方法としては、多孔性支持板上に載置された
不織ウェブ上にさらに模様部の開孔率を変更した模様部
を有する多孔性支持板を重ね、その上方より高圧液体流
を作用させる方法がある。この方法によると、模様部を
有する多孔性支持板の開孔部分のみを高圧液体流が通過
することにより、不織ウェブの載置された多孔性支持板
の有する開孔を不織ウェブに付与する方法が提供されて
いる。
【0006】しかしながら、この方法は模様部を有する
多孔性支持板の開孔の大きさ及び形状を変更することに
より不織布に模様を形成しているために、不織布全体の
緻密さに欠けるという問題点を有しているのが現状であ
る。すなわち、高圧液体流が通過しない模様部は三次元
的な交絡がなされていないためにその部分の機械的特性
に劣り、不織布全体としての形態保持性に劣るという欠
点がある。
多孔性支持板の開孔の大きさ及び形状を変更することに
より不織布に模様を形成しているために、不織布全体の
緻密さに欠けるという問題点を有しているのが現状であ
る。すなわち、高圧液体流が通過しない模様部は三次元
的な交絡がなされていないためにその部分の機械的特性
に劣り、不織布全体としての形態保持性に劣るという欠
点がある。
【0007】また、この方法により得られる不織布は、
特定の開孔が付与された不織布に、前記開孔と異なる開
孔を部分的に付与するものであり、模様の鮮明度に劣る
という欠点を有している。
特定の開孔が付与された不織布に、前記開孔と異なる開
孔を部分的に付与するものであり、模様の鮮明度に劣る
という欠点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記現状に
鑑みて行われたもので、全面に一様でない模様が鮮明に
付与され、かつ機械的特性の優れた、柔軟性を有する、
生分解性の不織布を提供することを目的とするものであ
る。
鑑みて行われたもので、全面に一様でない模様が鮮明に
付与され、かつ機械的特性の優れた、柔軟性を有する、
生分解性の不織布を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成すべく鋭意研究の結果、本発明に到達したもので
ある。すなわち本発明は、生分解性を有する短繊維から
なる不織布であって、小面積の開孔が高配設密度で形成
されかつ非開孔部では繊維間が三次元交絡をしてなる領
域Aと、大面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開
孔部では繊維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度に三
次元交絡をして緻密な構造を具備せしめる領域Bとが、
不織布中の一方向に交互に設けられていることを特徴と
するゼブラ模様の付与された不織布を要旨とするもので
ある。
を達成すべく鋭意研究の結果、本発明に到達したもので
ある。すなわち本発明は、生分解性を有する短繊維から
なる不織布であって、小面積の開孔が高配設密度で形成
されかつ非開孔部では繊維間が三次元交絡をしてなる領
域Aと、大面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開
孔部では繊維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度に三
次元交絡をして緻密な構造を具備せしめる領域Bとが、
不織布中の一方向に交互に設けられていることを特徴と
するゼブラ模様の付与された不織布を要旨とするもので
ある。
【0010】また、生分解性を有する短繊維からなる不
織ウエブを細かいメツシユの多孔性支持板上に載置し、
噴射孔が幅方向に一様に配設された高圧液体流噴射装置
を用いて第1段の高圧液体流処理を施すことにより前記
メツシユの開孔部に相当する部位に開孔を形成すると共
に非開孔部に存在する繊維の間に三次元交絡を付与し、
次いで粗いメツシユの多孔性支持板上に載置し、噴射孔
が幅方向に一様に配設された領域と噴射孔が配設されて
いない領域とが幅方向に交互に配設された高圧液体流噴
射装置を用いて第2段の高圧液体流処理を施すことによ
り前記メツシユの開孔部に相当する部位に開孔を形成す
ると共に非開孔部に存在する繊維の間に前記第1段の高
圧液体流処理によるものよりも高度な三次元交絡をし緻
密な構造を具備せしめることを特徴とするゼブラ模様の
付与された不織布の製造方法を要旨とするものである。
織ウエブを細かいメツシユの多孔性支持板上に載置し、
噴射孔が幅方向に一様に配設された高圧液体流噴射装置
を用いて第1段の高圧液体流処理を施すことにより前記
メツシユの開孔部に相当する部位に開孔を形成すると共
に非開孔部に存在する繊維の間に三次元交絡を付与し、
次いで粗いメツシユの多孔性支持板上に載置し、噴射孔
が幅方向に一様に配設された領域と噴射孔が配設されて
いない領域とが幅方向に交互に配設された高圧液体流噴
射装置を用いて第2段の高圧液体流処理を施すことによ
り前記メツシユの開孔部に相当する部位に開孔を形成す
ると共に非開孔部に存在する繊維の間に前記第1段の高
圧液体流処理によるものよりも高度な三次元交絡をし緻
密な構造を具備せしめることを特徴とするゼブラ模様の
付与された不織布の製造方法を要旨とするものである。
【0011】次に、本発明を詳細に説明する。本発明に
用いられる生分解性を有する短繊維とは、土中で完全に
自然分解する繊維であり、例えば綿・麻に代表される天
然繊維、もしくはアセテート・キュプラ等の半合成繊維
・再生繊維、また合成繊維では生分解性を有する熱可塑
性重合体から通常の溶融紡糸方法で得られる繊維等が挙
げられる。
用いられる生分解性を有する短繊維とは、土中で完全に
自然分解する繊維であり、例えば綿・麻に代表される天
然繊維、もしくはアセテート・キュプラ等の半合成繊維
・再生繊維、また合成繊維では生分解性を有する熱可塑
性重合体から通常の溶融紡糸方法で得られる繊維等が挙
げられる。
【0012】綿としては、晒の施されていないコーマ
綿、晒加工の施された晒綿が挙げられ、また、綿からな
る糸または織物・編物等から得られた反毛より得られる
反毛を用いることができる。本発明にいう反毛とは、単
に漂白しただけのものおよび蛍光晒のものおよび染色し
たものをいう。
綿、晒加工の施された晒綿が挙げられ、また、綿からな
る糸または織物・編物等から得られた反毛より得られる
反毛を用いることができる。本発明にいう反毛とは、単
に漂白しただけのものおよび蛍光晒のものおよび染色し
たものをいう。
【0013】本発明で用いることができる反毛を効果的
に用いることができる反毛機は、ラツグ・マシン、ノツ
ト・ブレーカー、ガーネツト・マシン、廻切機などが挙
げられる。用いる反毛機の種類や組み合わせは反毛され
る布帛の形状や、構成する糸の太さ、撚りの強さにもよ
るが、同一の反毛機を複数台直列に連結させたり、2種
以上の反毛機を組み合わせて用いたりすると効果的であ
る。この反毛機による解繊率は30〜95%の範囲が好
ましい。解繊率が30%未満であるとカードウエブ中
に、未解繊繊維が存在し不織布表面のザラツキが生じる
のみでなく、液体柱状流で短繊維不織ウェブを処理する
ときに液体柱状流が未解繊繊維部分を十分に貫通しない
ので好ましくない。また解繊率が95%を超えると十分
な表面摩擦強度が得られないので好ましくない。なお、
解繊率は下記に示す式により求められる。 M(%)=(N−未解繊繊維重量)×100/N 上式において、Mは解繊率、Nは反毛重量とする。
に用いることができる反毛機は、ラツグ・マシン、ノツ
ト・ブレーカー、ガーネツト・マシン、廻切機などが挙
げられる。用いる反毛機の種類や組み合わせは反毛され
る布帛の形状や、構成する糸の太さ、撚りの強さにもよ
るが、同一の反毛機を複数台直列に連結させたり、2種
以上の反毛機を組み合わせて用いたりすると効果的であ
る。この反毛機による解繊率は30〜95%の範囲が好
ましい。解繊率が30%未満であるとカードウエブ中
に、未解繊繊維が存在し不織布表面のザラツキが生じる
のみでなく、液体柱状流で短繊維不織ウェブを処理する
ときに液体柱状流が未解繊繊維部分を十分に貫通しない
ので好ましくない。また解繊率が95%を超えると十分
な表面摩擦強度が得られないので好ましくない。なお、
解繊率は下記に示す式により求められる。 M(%)=(N−未解繊繊維重量)×100/N 上式において、Mは解繊率、Nは反毛重量とする。
【0014】生分解性熱可塑性重合体よりなる繊維と
は、以下に記す重合体から通常の紡糸方法で得られる繊
維をいう。その重合体としては、脂肪族ポリエステル系
重合体であり、例えば、ポリ(α−ヒドロキシ酸)のよ
うなポリグリコール酸やポリ乳酸からなる重合体または
これらの共重合体が、また、ポリ(ε−カプロラクト
ン)、ポリ(β−プロピオラクトン)のようなポリ(ω
−ヒドロキシアルカノエート)が、さらに、ポリ−3−
ヒドロキシプロピオレート、ポリ−3−ヒドロキシブチ
レート、ポリ−3−ヒドロキシカプロレート、ポリ−3
−ヒドロキシヘプタノエート、ポリ−3−ヒドロキシオ
クタノエートおよびこれらとポリ−3−ヒドロキシバリ
レートやポリ−4−ヒドロキシブチレートとの共重合の
ようなポリ(β−ヒドロキシアルカノエート)が挙げら
れる。またグリコールとジカルボン酸の縮重合体からな
るものとして、例えば、ポリエチレンオキサレート、ポ
リエチレンサクシネート、ポリエチレンアジペート、ポ
リエチレンアゼレート、ポリブチレンオキサレート、ポ
リブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポ
リブチレンセバケート、ポリヘキサメチレンセバケー
ト、ポリネオペンチルオキサレートまたはこれらの共重
合体が挙げられる。さらに前記脂肪族ポリエステルと、
ポリカプラミド(ナイロン6)、ポリテトラメチレンア
ジパミド(ナイロン46〕、ポリヘキサメチレンアジパ
ミド(ナイロン66)、ポリウンデカナミド(ナイロン
11)、ポリラウロラクタミド(ナイロン12)のよう
な脂肪族ポリアミドとの共重合体である脂肪族ポリエス
テルアミド系共重合体が挙げられる。本発明において
は、生分解性を有する熱可塑性重合体として前述した以
外の熱可塑性重合体であっても、それが生分解性を有す
るものであれば用いることができる。
は、以下に記す重合体から通常の紡糸方法で得られる繊
維をいう。その重合体としては、脂肪族ポリエステル系
重合体であり、例えば、ポリ(α−ヒドロキシ酸)のよ
うなポリグリコール酸やポリ乳酸からなる重合体または
これらの共重合体が、また、ポリ(ε−カプロラクト
ン)、ポリ(β−プロピオラクトン)のようなポリ(ω
−ヒドロキシアルカノエート)が、さらに、ポリ−3−
ヒドロキシプロピオレート、ポリ−3−ヒドロキシブチ
レート、ポリ−3−ヒドロキシカプロレート、ポリ−3
−ヒドロキシヘプタノエート、ポリ−3−ヒドロキシオ
クタノエートおよびこれらとポリ−3−ヒドロキシバリ
レートやポリ−4−ヒドロキシブチレートとの共重合の
ようなポリ(β−ヒドロキシアルカノエート)が挙げら
れる。またグリコールとジカルボン酸の縮重合体からな
るものとして、例えば、ポリエチレンオキサレート、ポ
リエチレンサクシネート、ポリエチレンアジペート、ポ
リエチレンアゼレート、ポリブチレンオキサレート、ポ
リブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポ
リブチレンセバケート、ポリヘキサメチレンセバケー
ト、ポリネオペンチルオキサレートまたはこれらの共重
合体が挙げられる。さらに前記脂肪族ポリエステルと、
ポリカプラミド(ナイロン6)、ポリテトラメチレンア
ジパミド(ナイロン46〕、ポリヘキサメチレンアジパ
ミド(ナイロン66)、ポリウンデカナミド(ナイロン
11)、ポリラウロラクタミド(ナイロン12)のよう
な脂肪族ポリアミドとの共重合体である脂肪族ポリエス
テルアミド系共重合体が挙げられる。本発明において
は、生分解性を有する熱可塑性重合体として前述した以
外の熱可塑性重合体であっても、それが生分解性を有す
るものであれば用いることができる。
【0015】本発明の不織布は、三次元的な交絡を有す
る不織布である。本発明において三次元的な交絡を有す
る不織布とは、カーディングされた短繊維不織ウェブを
構成する繊維相互が横方向のみでなく、厚み方向に対し
ても交絡がなされて、一体化した構造を有する不織布を
意味する。この一体化された構造とは、短繊維の主体的
な交絡によってなるものであり、カーデイングされた短
繊維不織ウエブよりも嵩密度が高い構造となっているこ
とをいう。本発明において三次元的な交絡を有する不織
布は、ウォタージェットパンチ法により得られるスパン
レース不織布とする。
る不織布である。本発明において三次元的な交絡を有す
る不織布とは、カーディングされた短繊維不織ウェブを
構成する繊維相互が横方向のみでなく、厚み方向に対し
ても交絡がなされて、一体化した構造を有する不織布を
意味する。この一体化された構造とは、短繊維の主体的
な交絡によってなるものであり、カーデイングされた短
繊維不織ウエブよりも嵩密度が高い構造となっているこ
とをいう。本発明において三次元的な交絡を有する不織
布は、ウォタージェットパンチ法により得られるスパン
レース不織布とする。
【0016】本発明の不織布には、領域Aと領域Bとが
不織布中の一方向に交互に設けられている。領域Aは、
短繊維不織ウェブを細かいメッシュの多孔性支持板上に
載置し高圧液体流処理を施すことにより得られ、小面積
の開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間
が三次元交絡をしてなり、通気遮断性・遮光性・保温性
・吸水性等の機能を有する領域である。
不織布中の一方向に交互に設けられている。領域Aは、
短繊維不織ウェブを細かいメッシュの多孔性支持板上に
載置し高圧液体流処理を施すことにより得られ、小面積
の開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間
が三次元交絡をしてなり、通気遮断性・遮光性・保温性
・吸水性等の機能を有する領域である。
【0017】前記開孔は、開孔面積が17×10-2mm
2 以下、かつ孔配設密度が350個/cm2 以上、かつ
開孔面積率が30〜60%であることが好ましく、これ
らの関係は、下式で表される。 X×Y=Z 上式において、Xは開孔面積(mm2)、Yは孔配設密度
(個/cm2)、Zは開孔面積率(%)である。開孔面積
が17×10-2mm2 を超え、孔配設密度が350個/
cm2 未満となると、領域Bとの間に鮮明な開孔の差が
現れにくい傾向となり、模様の鮮明度に劣るので好まし
くなく、十分な通気遮断性・遮光性・保温性・吸水性等
の機能が保持できず好ましくない。
2 以下、かつ孔配設密度が350個/cm2 以上、かつ
開孔面積率が30〜60%であることが好ましく、これ
らの関係は、下式で表される。 X×Y=Z 上式において、Xは開孔面積(mm2)、Yは孔配設密度
(個/cm2)、Zは開孔面積率(%)である。開孔面積
が17×10-2mm2 を超え、孔配設密度が350個/
cm2 未満となると、領域Bとの間に鮮明な開孔の差が
現れにくい傾向となり、模様の鮮明度に劣るので好まし
くなく、十分な通気遮断性・遮光性・保温性・吸水性等
の機能が保持できず好ましくない。
【0018】また、開孔面積率が30%未満であると、
不織布を構成する短繊維同士の交絡の度合が弱いものと
なり、十分な不織布強力が得られず、機械的強度の低い
ものとなり好ましくなく、60%を越えると十分な通気
遮断性・遮光性・保温性・吸水性等の機能が乏しくなり
好ましくない。不織布の生産性等を考慮すると、開孔面
積は86×10-4〜17×10-2mm2 、孔配設密度は
350〜3500個/cm2 でかつ開孔面積率が30〜
60%であることがより好ましい。
不織布を構成する短繊維同士の交絡の度合が弱いものと
なり、十分な不織布強力が得られず、機械的強度の低い
ものとなり好ましくなく、60%を越えると十分な通気
遮断性・遮光性・保温性・吸水性等の機能が乏しくなり
好ましくない。不織布の生産性等を考慮すると、開孔面
積は86×10-4〜17×10-2mm2 、孔配設密度は
350〜3500個/cm2 でかつ開孔面積率が30〜
60%であることがより好ましい。
【0019】領域Bは、短繊維不織ウェブを粗いメッシ
ュの多孔性支持板上に載置し高圧液体流処理を施すこと
により得られ、大面積の開孔が低配設密度で形成されか
つ非開孔部では繊維間が前記領域Aの非開孔部よりも高
度に三次元交絡をして緻密な構造を具備せしめてなり、
通気性・透光性等の機能を有する領域である。
ュの多孔性支持板上に載置し高圧液体流処理を施すこと
により得られ、大面積の開孔が低配設密度で形成されか
つ非開孔部では繊維間が前記領域Aの非開孔部よりも高
度に三次元交絡をして緻密な構造を具備せしめてなり、
通気性・透光性等の機能を有する領域である。
【0020】前記開孔は、開孔面積が30×10-2mm
2 以上、かつ孔配設密度が100個/cm2 以下、かつ
開孔面積率が30〜70%であることが好ましく、これ
らの関係は、下式で表される。下式において、Xは開孔
面積(mm2)、Yは孔配設密度(個/cm2)、Zは開孔
面積率(%)である。 X×Y=Z 開孔面積が30×10-2mm2 未満で、かつ孔配設密度
が100個/cm2 を超えると、領域Aとの間に鮮明な
開孔の差が現れにくい傾向となり、模様の鮮明度に劣る
ので好ましくなく、十分な通気性・透光性等の機能が保
持できず好ましくない。
2 以上、かつ孔配設密度が100個/cm2 以下、かつ
開孔面積率が30〜70%であることが好ましく、これ
らの関係は、下式で表される。下式において、Xは開孔
面積(mm2)、Yは孔配設密度(個/cm2)、Zは開孔
面積率(%)である。 X×Y=Z 開孔面積が30×10-2mm2 未満で、かつ孔配設密度
が100個/cm2 を超えると、領域Aとの間に鮮明な
開孔の差が現れにくい傾向となり、模様の鮮明度に劣る
ので好ましくなく、十分な通気性・透光性等の機能が保
持できず好ましくない。
【0021】また、開孔面積率が30%未満であると、
十分な通気性・透光性等の機能が保持できず好ましくな
く、70%を越えると形態安定性等が劣り、十分な不織
布強力が得られず、機械的強度の低いものとなり好まし
くない。不織布の形態安定性等を考慮すると、開孔面積
は30〜430×10-2mm2、孔配設密度は16〜1
00個/cm2 でかつ開孔面積率が30〜70%である
ことがより好ましい。
十分な通気性・透光性等の機能が保持できず好ましくな
く、70%を越えると形態安定性等が劣り、十分な不織
布強力が得られず、機械的強度の低いものとなり好まし
くない。不織布の形態安定性等を考慮すると、開孔面積
は30〜430×10-2mm2、孔配設密度は16〜1
00個/cm2 でかつ開孔面積率が30〜70%である
ことがより好ましい。
【0022】次に、本発明の製造方法について説明す
る。本発明の不織布は、下記の大きく3つの工程により
得ることができる。まず、第1工程として、前記の生分
解性を有する短繊維をカード機によりカーディングを施
し、短繊維不織ウエブを作成する。このとき用いる短繊
維不織ウエブとして、天然繊維、半合成繊維・再生繊
維、生分解性を有する熱可塑性重合体からなる繊維は、
これら単独もしくは混綿されていてもよい。この短繊維
不織ウエブは、繊維の配列度合によって、カード機の進
行方向に繊維が配列したパラレルカードウエブ、パラレ
ルカードウエブがクロスレイドされたクロスレイドウエ
ブ、あるいはクロスレイドされた後ウエブにドラフト処
理を施し縦・横の繊維の並びを変えたウエブ、およびラ
ンダムに配列したランダムカードウエブ、あるいは両者
の中程度に配列したセミランダムカードウエブのいずれ
かが選択される。
る。本発明の不織布は、下記の大きく3つの工程により
得ることができる。まず、第1工程として、前記の生分
解性を有する短繊維をカード機によりカーディングを施
し、短繊維不織ウエブを作成する。このとき用いる短繊
維不織ウエブとして、天然繊維、半合成繊維・再生繊
維、生分解性を有する熱可塑性重合体からなる繊維は、
これら単独もしくは混綿されていてもよい。この短繊維
不織ウエブは、繊維の配列度合によって、カード機の進
行方向に繊維が配列したパラレルカードウエブ、パラレ
ルカードウエブがクロスレイドされたクロスレイドウエ
ブ、あるいはクロスレイドされた後ウエブにドラフト処
理を施し縦・横の繊維の並びを変えたウエブ、およびラ
ンダムに配列したランダムカードウエブ、あるいは両者
の中程度に配列したセミランダムカードウエブのいずれ
かが選択される。
【0023】この工程において、短繊維不織ウエブの目
付は30g/m2 以上、200g/m2 未満であること
が望ましい。目付が30g/m2 未満であると、不織ウ
ェブの厚みが不足し、細かいメッシュの多孔性支持板に
載置して交絡処理の施された領域Aと、粗いメッシュの
多孔性支持板に載置して交絡処理の施された領域Bとの
差が明瞭にならないので好ましくない。また不織布の形
態安定性が保持できず好ましくない。一方、目付が20
0g/m2 を超えると、多孔性支持板上に載置された短
繊維不織ウエブに交絡処理を施す際に高圧液体流の加工
エネルギーが大きくなり、また短繊維不織ウエブの内層
において短繊維相互の交絡がなされにくくなり、実用的
な機械的特性が得られなくなる。そして、短繊維不織ウ
エブの厚みが過大となり、領域Aと領域B間の孔形状の
差が不鮮明となるので好ましくない。よって、生産性等
を考慮すると、30〜200g/m2 が好ましく、より
好ましくは50g/m2 〜150g/m2 の範囲であ
る。
付は30g/m2 以上、200g/m2 未満であること
が望ましい。目付が30g/m2 未満であると、不織ウ
ェブの厚みが不足し、細かいメッシュの多孔性支持板に
載置して交絡処理の施された領域Aと、粗いメッシュの
多孔性支持板に載置して交絡処理の施された領域Bとの
差が明瞭にならないので好ましくない。また不織布の形
態安定性が保持できず好ましくない。一方、目付が20
0g/m2 を超えると、多孔性支持板上に載置された短
繊維不織ウエブに交絡処理を施す際に高圧液体流の加工
エネルギーが大きくなり、また短繊維不織ウエブの内層
において短繊維相互の交絡がなされにくくなり、実用的
な機械的特性が得られなくなる。そして、短繊維不織ウ
エブの厚みが過大となり、領域Aと領域B間の孔形状の
差が不鮮明となるので好ましくない。よって、生産性等
を考慮すると、30〜200g/m2 が好ましく、より
好ましくは50g/m2 〜150g/m2 の範囲であ
る。
【0024】ついで、第2工程において、第1工程で得
られた短繊維不織ウエブを、ウォタージェットパンチ法
によって、すなわち多孔性支持板上に載置し高圧液体流
を作用せしめ,いわゆるスパンレース不織布を得る。こ
の工程は、第1〜2段の高圧液体流処理を施すことによ
り、第1段の高圧液体流処理では開孔を形成させると共
に短繊維不織ウエブを構成する繊維相互が三次元交絡し
てなる非開孔部を有する不織布とし、次いで第2段の高
圧液体流処理では不織布に前記開孔と異なる開孔を形成
させると共に非開孔部に存在する繊維相互に更に高度な
三次元交絡をし緻密な構造を具備せしめる領域を一方向
に交互に付与して、全体に模様が付与された不織布を得
るものである。
られた短繊維不織ウエブを、ウォタージェットパンチ法
によって、すなわち多孔性支持板上に載置し高圧液体流
を作用せしめ,いわゆるスパンレース不織布を得る。こ
の工程は、第1〜2段の高圧液体流処理を施すことによ
り、第1段の高圧液体流処理では開孔を形成させると共
に短繊維不織ウエブを構成する繊維相互が三次元交絡し
てなる非開孔部を有する不織布とし、次いで第2段の高
圧液体流処理では不織布に前記開孔と異なる開孔を形成
させると共に非開孔部に存在する繊維相互に更に高度な
三次元交絡をし緻密な構造を具備せしめる領域を一方向
に交互に付与して、全体に模様が付与された不織布を得
るものである。
【0025】この工程を詳述すると、まず短繊維不織ウ
ェブを細かいメッシュの多孔性支持板上に載置し、噴射
孔が幅方向に一様に配設された高圧液体流噴射装置を用
いて第1段の高圧液体流処理を施す。第1段の高圧液体
流処理において用いられる多孔性支持板の網目の範囲
は、第2段の高圧液体流処理において用いられる多孔性
支持板よりも細かいメッシュを用い、好ましくは50メ
ッシュ(50本/25mm)以上のものを用いる。第2
段の高圧液体流処理において用いられる多孔性支持板と
同じ、もしくはそれよりも粗いメッシュを用いると、模
様が付与されない。また、50メッシュ以上のものを用
いると、第1段の高圧液体流処理で短繊維不織ウエブに
付与した開孔と次の第2段の高圧液体流処理で付与され
る開孔との間に鮮明な開孔の差が現れ、模様の鮮明度に
優れるので好ましい。また十分な通気遮断性・遮光性・
保温性・吸水性等の機能が保持できるので好ましい。し
かし、多孔性支持板の網目の範囲が150メッシュを超
えると、短繊維不織ウエブの交絡に要するエネルギーコ
ストが多大となり、生産コストが上がる。よって、生産
性等を考慮すると50〜150メッシュの範囲が好まし
く、更に好ましくは50〜100メッシュの範囲であ
る。
ェブを細かいメッシュの多孔性支持板上に載置し、噴射
孔が幅方向に一様に配設された高圧液体流噴射装置を用
いて第1段の高圧液体流処理を施す。第1段の高圧液体
流処理において用いられる多孔性支持板の網目の範囲
は、第2段の高圧液体流処理において用いられる多孔性
支持板よりも細かいメッシュを用い、好ましくは50メ
ッシュ(50本/25mm)以上のものを用いる。第2
段の高圧液体流処理において用いられる多孔性支持板と
同じ、もしくはそれよりも粗いメッシュを用いると、模
様が付与されない。また、50メッシュ以上のものを用
いると、第1段の高圧液体流処理で短繊維不織ウエブに
付与した開孔と次の第2段の高圧液体流処理で付与され
る開孔との間に鮮明な開孔の差が現れ、模様の鮮明度に
優れるので好ましい。また十分な通気遮断性・遮光性・
保温性・吸水性等の機能が保持できるので好ましい。し
かし、多孔性支持板の網目の範囲が150メッシュを超
えると、短繊維不織ウエブの交絡に要するエネルギーコ
ストが多大となり、生産コストが上がる。よって、生産
性等を考慮すると50〜150メッシュの範囲が好まし
く、更に好ましくは50〜100メッシュの範囲であ
る。
【0026】交絡処理を施す高圧液体流噴射装置として
は、孔径が0.05〜1.5mmの噴射孔が噴射孔間隔
0.5〜5mmで1列ないしは複数列に配設されたオリ
フイスが複数段配設されたオリフイスヘッドを用い、噴
射孔が幅方向に一様に配設された装置を用いればよい。
は、孔径が0.05〜1.5mmの噴射孔が噴射孔間隔
0.5〜5mmで1列ないしは複数列に配設されたオリ
フイスが複数段配設されたオリフイスヘッドを用い、噴
射孔が幅方向に一様に配設された装置を用いればよい。
【0027】高圧液体流を多孔性支持板上に載置された
前記短繊維不織ウエブに衝突させるに際しては、前記噴
射孔が配設されたオリフイスヘッドを、短繊維不織ウエ
ブの進行方向に対し、直角をなす方向に噴射孔間隔と同
一間隔でオリフイスヘッドを振幅させ、高圧液体流を噴
射せしめ均一に衝突させるとよい。噴射孔から高圧で柱
状に噴射される高圧液体流を短繊維不織ウエブの上方よ
り衝突せしめ、メッシュの開孔部に相当する部位に開孔
を形成すると共に短繊維不織ウエブを構成する繊維相互
を三次元交絡させ一体化させる。流体としては常温の水
あるいは熱水を使用することができる。
前記短繊維不織ウエブに衝突させるに際しては、前記噴
射孔が配設されたオリフイスヘッドを、短繊維不織ウエ
ブの進行方向に対し、直角をなす方向に噴射孔間隔と同
一間隔でオリフイスヘッドを振幅させ、高圧液体流を噴
射せしめ均一に衝突させるとよい。噴射孔から高圧で柱
状に噴射される高圧液体流を短繊維不織ウエブの上方よ
り衝突せしめ、メッシュの開孔部に相当する部位に開孔
を形成すると共に短繊維不織ウエブを構成する繊維相互
を三次元交絡させ一体化させる。流体としては常温の水
あるいは熱水を使用することができる。
【0028】この工程の高圧液体流の噴射の際、短繊維
不織ウエブを載置する多孔性支持板としては、高速液体
流が支持部板上の短繊維ウエブを通過しうる構成のもの
であれば、金属製、ポリエステル製、あるいはその他の
材質のいずれでも良い。
不織ウエブを載置する多孔性支持板としては、高速液体
流が支持部板上の短繊維ウエブを通過しうる構成のもの
であれば、金属製、ポリエステル製、あるいはその他の
材質のいずれでも良い。
【0029】この第1段の高圧液体流処理は、少なくと
も2回に分けて行うと良い。すなわち、1回目の交絡処
理として、水圧が40kg/cm2 ・G未満の高圧液体
流を作用せしめ前記短繊維不織ウエブに予備的交絡を施
す。この1回目の交絡処理の際、水圧が40kg/cm
2 ・G以上では、高圧液体流により発生する随伴気流に
より短繊維不織ウエブの乱れが生じ、目付けムラとなり
不織布の品位を保つ上で好ましくない。1回目の交絡処
理の施された短繊維不織ウエブは引き続き、2回目以降
の交絡処理として、水圧50kg/cm2 ・G以上の高
圧液体流により数回の交絡処理を施す。さらに、短繊維
不織ウエブの目付により、前記方法により得られた短繊
維不織ウエブを反転させ、3回目以降の交絡処理として
2回目で適用した水圧で交絡処理を施し、表裏共に三次
元的に交絡した不織ウェブとすることができる。このよ
うに第1段の高圧液体流処理を施すことにより、メッシ
ュの開孔部に相当する部位に開孔を形成すると共に非開
孔部に存在する繊維の間に三次元交絡を付与する。
も2回に分けて行うと良い。すなわち、1回目の交絡処
理として、水圧が40kg/cm2 ・G未満の高圧液体
流を作用せしめ前記短繊維不織ウエブに予備的交絡を施
す。この1回目の交絡処理の際、水圧が40kg/cm
2 ・G以上では、高圧液体流により発生する随伴気流に
より短繊維不織ウエブの乱れが生じ、目付けムラとなり
不織布の品位を保つ上で好ましくない。1回目の交絡処
理の施された短繊維不織ウエブは引き続き、2回目以降
の交絡処理として、水圧50kg/cm2 ・G以上の高
圧液体流により数回の交絡処理を施す。さらに、短繊維
不織ウエブの目付により、前記方法により得られた短繊
維不織ウエブを反転させ、3回目以降の交絡処理として
2回目で適用した水圧で交絡処理を施し、表裏共に三次
元的に交絡した不織ウェブとすることができる。このよ
うに第1段の高圧液体流処理を施すことにより、メッシ
ュの開孔部に相当する部位に開孔を形成すると共に非開
孔部に存在する繊維の間に三次元交絡を付与する。
【0030】次いで、第2段の高圧液体流処理を施して
一方向に模様を付与する方法について説明する。第1段
の高圧液体流処理を施すことにより得られた短繊維不織
ウェブを粗いメッシュの多孔性支持板上に載置し、噴射
孔が幅方向に一様に配置された領域と噴射孔が配置され
ていない領域とが幅方向に交互に配置された高圧液体流
噴射装置を用いて第2段の高圧液体流処理を施す。
一方向に模様を付与する方法について説明する。第1段
の高圧液体流処理を施すことにより得られた短繊維不織
ウェブを粗いメッシュの多孔性支持板上に載置し、噴射
孔が幅方向に一様に配置された領域と噴射孔が配置され
ていない領域とが幅方向に交互に配置された高圧液体流
噴射装置を用いて第2段の高圧液体流処理を施す。
【0031】第2段の高圧液体流処理において用いられ
る多孔性支持板の網目の範囲は、第1段の高圧液体流処
理において用いた多孔性支持板よりも粗いメッシュのも
のを用い、好ましくは25メッシュ(25本/25m
m)以下のものを用いる。第1段の高速液体流処理にお
いて用いた多孔性支持板と同じ、もしくはそれよりも細
かいメッシュを用いると、第1段の高圧液体流処理によ
り三次元交絡が施された繊維束を多孔性支持板の網目に
沿って十分に移動せしめ、第2段の高速液体流処理によ
る開孔を付与することはできず、模様が付与されない。
また、十分な通気性・透光性等の機能が保持できず好ま
しくない。25メッシュ以下のものを用いると、第1段
の高圧液体流処理で短繊維不織ウエブに付与した開孔と
第2段の高圧液体流処理で付与した開孔との間に鮮明な
開孔の差が現れ、模様の鮮明度に優れるので好ましい。
しかし、メッシュが粗くなりすぎて例えば10メッシュ
未満では、開孔は明瞭になるものの、不織布の形態安定
性が保持できずあまり好ましくない。よって不織布の形
態安定性等を考慮すると、用いられる多孔性支持板の網
目の好ましい範囲は、10〜25メッシュである。
る多孔性支持板の網目の範囲は、第1段の高圧液体流処
理において用いた多孔性支持板よりも粗いメッシュのも
のを用い、好ましくは25メッシュ(25本/25m
m)以下のものを用いる。第1段の高速液体流処理にお
いて用いた多孔性支持板と同じ、もしくはそれよりも細
かいメッシュを用いると、第1段の高圧液体流処理によ
り三次元交絡が施された繊維束を多孔性支持板の網目に
沿って十分に移動せしめ、第2段の高速液体流処理によ
る開孔を付与することはできず、模様が付与されない。
また、十分な通気性・透光性等の機能が保持できず好ま
しくない。25メッシュ以下のものを用いると、第1段
の高圧液体流処理で短繊維不織ウエブに付与した開孔と
第2段の高圧液体流処理で付与した開孔との間に鮮明な
開孔の差が現れ、模様の鮮明度に優れるので好ましい。
しかし、メッシュが粗くなりすぎて例えば10メッシュ
未満では、開孔は明瞭になるものの、不織布の形態安定
性が保持できずあまり好ましくない。よって不織布の形
態安定性等を考慮すると、用いられる多孔性支持板の網
目の好ましい範囲は、10〜25メッシュである。
【0032】第2段の高圧液体流処理に用いられる噴射
孔としては、第1段の高圧液体流処理で用いられたもの
を用いることができる。第2段の高圧液体流処理に用い
られる高圧液体流噴射装置としては、噴射孔が幅方向に
一様に配置された領域と噴射孔が配置されていない領域
とが幅方向に交互に配置されたものを用い、例えば、高
圧液体流を噴射するオリフィスに特定幅に噴射孔を配設
し噴射孔の配設された部分の隣に一定幅に非配設部分を
配置したオリフィスを用いた装置、短繊維不織ウエブの
幅方向に位置移動が可能な複数個のオリフィスヘッドで
配置角度および配置位置を調整することにより開孔の付
与される幅を規制できるオリフィスヘッドを特定間隔で
設置した装置等が挙げられる。
孔としては、第1段の高圧液体流処理で用いられたもの
を用いることができる。第2段の高圧液体流処理に用い
られる高圧液体流噴射装置としては、噴射孔が幅方向に
一様に配置された領域と噴射孔が配置されていない領域
とが幅方向に交互に配置されたものを用い、例えば、高
圧液体流を噴射するオリフィスに特定幅に噴射孔を配設
し噴射孔の配設された部分の隣に一定幅に非配設部分を
配置したオリフィスを用いた装置、短繊維不織ウエブの
幅方向に位置移動が可能な複数個のオリフィスヘッドで
配置角度および配置位置を調整することにより開孔の付
与される幅を規制できるオリフィスヘッドを特定間隔で
設置した装置等が挙げられる。
【0033】第2段の高圧液体流処理時の水圧として
は、第1段の高圧液体流処理時の水圧に対し低い水圧で
もよい。第2段の高圧液体流処理を施すことにより、第
1段の高圧液体流処理により三次元交絡が施された繊維
束を、粗いメッシュの多孔性支持板の網目に沿って移動
せしめ、不織布に一方向の模様が付与し、非開孔部に存
在する繊維の間に第1段の高圧液体流処理による三次元
交絡よりも高度な三次元交絡をし緻密な構造となる。ま
た、第1段の高圧液体流処理時の水圧に対し高い水圧を
用いると、非開孔部に存在する繊維の間により高度な三
次元交絡をし緻密な構造となり、繊維密度が高く、不織
布強度が向上する。
は、第1段の高圧液体流処理時の水圧に対し低い水圧で
もよい。第2段の高圧液体流処理を施すことにより、第
1段の高圧液体流処理により三次元交絡が施された繊維
束を、粗いメッシュの多孔性支持板の網目に沿って移動
せしめ、不織布に一方向の模様が付与し、非開孔部に存
在する繊維の間に第1段の高圧液体流処理による三次元
交絡よりも高度な三次元交絡をし緻密な構造となる。ま
た、第1段の高圧液体流処理時の水圧に対し高い水圧を
用いると、非開孔部に存在する繊維の間により高度な三
次元交絡をし緻密な構造となり、繊維密度が高く、不織
布強度が向上する。
【0034】前記装置を用いて、短繊維不織ウエブの進
行方向に対し直角をなす方向に噴射孔間隔と同一間隔で
オリフイスヘッドを振幅させ、高圧液体流を噴射せしめ
る。すると、噴射孔が幅方向に一様に配置された領域に
は、高圧液体流が噴射されて、メッシュの開孔部に相当
する部位に開孔を形成すると共に非開孔部に存在する繊
維の間に前記第1段の高圧液体流処理によるものよりも
高度な三次元交絡をし緻密な構造を具備せしめた不織布
が得られ(領域B)、一方、噴射孔が配置されていない
領域は、高圧液体流が噴射されない(領域A)。
行方向に対し直角をなす方向に噴射孔間隔と同一間隔で
オリフイスヘッドを振幅させ、高圧液体流を噴射せしめ
る。すると、噴射孔が幅方向に一様に配置された領域に
は、高圧液体流が噴射されて、メッシュの開孔部に相当
する部位に開孔を形成すると共に非開孔部に存在する繊
維の間に前記第1段の高圧液体流処理によるものよりも
高度な三次元交絡をし緻密な構造を具備せしめた不織布
が得られ(領域B)、一方、噴射孔が配置されていない
領域は、高圧液体流が噴射されない(領域A)。
【0035】領域Aと領域Bの幅は、第2段の高圧液体
流処理に用いる高圧液体流噴射装置の噴射孔の配設領域
と非配設領域との幅により決定され、その幅は適宜選択
すればよい。
流処理に用いる高圧液体流噴射装置の噴射孔の配設領域
と非配設領域との幅により決定され、その幅は適宜選択
すればよい。
【0036】例えば、衣料用に用いる際には、領域Aと
領域Bの幅を10〜50mm間隔で交互に配置し模様と
して形成するとよい。
領域Bの幅を10〜50mm間隔で交互に配置し模様と
して形成するとよい。
【0037】農業用シートとして用いる際には、領域A
は遮光性や通気遮断性を機能する部分、領域Bは透光性
や通気性を機能する部分とし、冬期、夏期の使用に際し
て、それぞれの目的にあわせて、領域Aと領域Bの幅を
設定すればよい。例えば、夏期にトンネル状に張設され
る農業用シートにおいては、張設されたシートに中央部
分にシート全体の50〜70%の範囲で夏期の日射の遮
光部分(領域A)を形成し、その両側にが20〜40%
の範囲に形成され通気性を機能する部分(領域B)を形
成し、さらに通気性を機能する部分(領域B)の両側
に、さらにシートの形態安定性の保持を目的とし領域A
を10〜30%の範囲で形成する。冬期の使用において
は、領域Aと領域Bとの配置を変えることにより、透光
性を確保し、かつ冷気の侵入防止をはかりシート内部の
苗の成長を促進を計るものとすることができる。上記の
ように、領域Aと領域Bとの幅は、用途によって適宜選
択すればよい。
は遮光性や通気遮断性を機能する部分、領域Bは透光性
や通気性を機能する部分とし、冬期、夏期の使用に際し
て、それぞれの目的にあわせて、領域Aと領域Bの幅を
設定すればよい。例えば、夏期にトンネル状に張設され
る農業用シートにおいては、張設されたシートに中央部
分にシート全体の50〜70%の範囲で夏期の日射の遮
光部分(領域A)を形成し、その両側にが20〜40%
の範囲に形成され通気性を機能する部分(領域B)を形
成し、さらに通気性を機能する部分(領域B)の両側
に、さらにシートの形態安定性の保持を目的とし領域A
を10〜30%の範囲で形成する。冬期の使用において
は、領域Aと領域Bとの配置を変えることにより、透光
性を確保し、かつ冷気の侵入防止をはかりシート内部の
苗の成長を促進を計るものとすることができる。上記の
ように、領域Aと領域Bとの幅は、用途によって適宜選
択すればよい。
【0038】引き続き第3工程として、以上により得ら
れた短繊維不織ウェブの余分な水分を、既知の水分除去
装置であるマングル等により除去し、更にサクシヨンバ
ンド方式の熱風循環式乾燥機により乾燥処理を行ない、
柔軟性を有し三次元交絡を有する不織布でかつ開孔面積
と孔配設密度の異なる領域が交互に一方向に設けられゼ
ブラ模様の付与された本発明の不織布を得るものであ
る。
れた短繊維不織ウェブの余分な水分を、既知の水分除去
装置であるマングル等により除去し、更にサクシヨンバ
ンド方式の熱風循環式乾燥機により乾燥処理を行ない、
柔軟性を有し三次元交絡を有する不織布でかつ開孔面積
と孔配設密度の異なる領域が交互に一方向に設けられゼ
ブラ模様の付与された本発明の不織布を得るものであ
る。
【0039】以上の1〜3工程を経ることにより、三次
元交絡処理および開孔の付与された、一方向に模様を形
成する柔軟な不織布を得ることができるものである。本
発明において、第1工程/第2工程/第3工程は、連続
した工程であってもよいし、もちろん別工程であっても
よい。
元交絡処理および開孔の付与された、一方向に模様を形
成する柔軟な不織布を得ることができるものである。本
発明において、第1工程/第2工程/第3工程は、連続
した工程であってもよいし、もちろん別工程であっても
よい。
【0040】
【作用】本発明の不織布は、上記の構成からなる。すな
わち、第1段の高圧液体流処理で得られた短繊維不織ウ
エブに、第1段の高圧液体流処理で用いられた多孔性支
持板より粗いメッシュの多孔性支持板を用い、第2段の
高圧液体流処理を行う。よって、異なるメッシュによる
開孔を付与し、構成の異なる領域AとBが一方向に配設
され、不織布全体に一様でない模様が付与される。
わち、第1段の高圧液体流処理で得られた短繊維不織ウ
エブに、第1段の高圧液体流処理で用いられた多孔性支
持板より粗いメッシュの多孔性支持板を用い、第2段の
高圧液体流処理を行う。よって、異なるメッシュによる
開孔を付与し、構成の異なる領域AとBが一方向に配設
され、不織布全体に一様でない模様が付与される。
【0041】領域Aは、細かいメッシュの多孔性支持板
による第1段の高圧液体流処理により小面積の開孔が高
配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元交
絡をしており、通気遮断性・遮光性・保温性・吸水性等
の機能を有する領域となる。一方、領域Bは、第1段の
高圧液体流処理で用いられた多孔性支持板より、粗いメ
ッシュの多孔性支持板による第2段の高圧液体流処理に
より大面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部
では繊維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度に三次元
交絡をして緻密な構造を具備せしめており、通気性・透
光性等の機能を有する領域となる。
による第1段の高圧液体流処理により小面積の開孔が高
配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元交
絡をしており、通気遮断性・遮光性・保温性・吸水性等
の機能を有する領域となる。一方、領域Bは、第1段の
高圧液体流処理で用いられた多孔性支持板より、粗いメ
ッシュの多孔性支持板による第2段の高圧液体流処理に
より大面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部
では繊維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度に三次元
交絡をして緻密な構造を具備せしめており、通気性・透
光性等の機能を有する領域となる。
【0042】また、本発明の不織布は生分解性を有する
短繊維よりなる不織布であるので、その不織布は自然界
で分解され、回収、焼却等が不要であり、地球環境を汚
染することがない。
短繊維よりなる不織布であるので、その不織布は自然界
で分解され、回収、焼却等が不要であり、地球環境を汚
染することがない。
【0043】
【実施例】次に、実施例及び比較例に基づき本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0044】本発明における不織布の性能の測定は以下
の方法により実施した。
の方法により実施した。
【0045】(1)不織布の目付 試料幅10cm、試料長10cmの試料片を5個作成
し、その重量を測定し、平均値を目付(g/m2 )とし
た。
し、その重量を測定し、平均値を目付(g/m2 )とし
た。
【0046】(2)模様の幅 得られた不織布の領域Aと領域Bとをそれぞれ10箇所
を測定し、その平均値をmmで表示。
を測定し、その平均値をmmで表示。
【0047】(3)開孔面積(mm2 ) 万能投影器(日本光学株式会社製)型式PROJECT
OR V−12を用い、領域A、Bにつき、各々50個
の孔部分の縦方向a、横方向bの長さをmm単位で少数
点以下3桁で測定しa×bを算出し、各々50個の平均
値を各々の開孔面積とした。なお、開孔内に少量の繊維
が存在している場合であってもそれは存在しないものと
して測定した。
OR V−12を用い、領域A、Bにつき、各々50個
の孔部分の縦方向a、横方向bの長さをmm単位で少数
点以下3桁で測定しa×bを算出し、各々50個の平均
値を各々の開孔面積とした。なお、開孔内に少量の繊維
が存在している場合であってもそれは存在しないものと
して測定した。
【0048】(4)孔配設密度(個/cm2 ) 万能投影器(日本光学株式会社製)型式PROJECT
OR V−12を用い、領域A、Bにつき、各々1cm
2 中の孔数を10ヶ所に亘り数え、その平均値を各々の
孔配設密度(個/cm2 )とした。
OR V−12を用い、領域A、Bにつき、各々1cm
2 中の孔数を10ヶ所に亘り数え、その平均値を各々の
孔配設密度(個/cm2 )とした。
【0049】(5)開孔面積率(%) 開孔面積率(%)=(a×b)/(c×d)×100 開孔面積の測定に準じ、領域A、Bにつき、開孔部の面
積を縦方向a、横方向bの長さをmm単位で少数点以下
3桁まで測定し、1個の開孔部に対する非開孔部の縦方
向c、横方向dをmm単位で測定し、50個の平均値よ
り上記の式により算出した。
積を縦方向a、横方向bの長さをmm単位で少数点以下
3桁まで測定し、1個の開孔部に対する非開孔部の縦方
向c、横方向dをmm単位で測定し、50個の平均値よ
り上記の式により算出した。
【0050】(6)模様の鮮明度 ◎ 極めて鮮明である ○ 鮮明である △ やや鮮明である × 不鮮明である 10名のパネラーにより目視判定した結果を総合点によ
り上記の4段階に評価した。
り上記の4段階に評価した。
【0051】(7)微生物分解性 30cm×30cmの試料を土中に3カ月間埋設した後
取り出して目視観察し、試料が不織布としての形態を消
失しているもの、あるいはその形態を保持していても引
張り強力が初期値の50%以下にまで低下しているもの
を、微生物分解性が良好であると評価した。
取り出して目視観察し、試料が不織布としての形態を消
失しているもの、あるいはその形態を保持していても引
張り強力が初期値の50%以下にまで低下しているもの
を、微生物分解性が良好であると評価した。
【0052】実施例 第1工程として、平均繊度1.7デニール、平均繊維長
18mmの白メリヤスより得られた反毛で、反毛率88
%の反毛短繊維を用い、ランダムカード機により、繊維
の配列がランダムな目付85g/m2 の短繊維不織ウエ
ブを得た。
18mmの白メリヤスより得られた反毛で、反毛率88
%の反毛短繊維を用い、ランダムカード機により、繊維
の配列がランダムな目付85g/m2 の短繊維不織ウエ
ブを得た。
【0053】次いで第2工程として、前記短繊維不織ウ
エブを、20m/分で移動する70メッシュの金属製多
孔性支持板上に載置し、短繊維不織ウエブの上方50m
mの位置に高圧液体流の噴射孔としては、孔経0.1m
m、孔間隔0.6mmで一列に配置された噴射孔が配さ
れたオリフィスヘッドが5段に配された装置を用い第一
段の高圧液体流処理を施した。すなわち、1回目の交絡
処理として、水圧40kg/cm2 ・Gの常温の水によ
り予備交絡を施し、引続き2回目の交絡処理として、前
記予備交絡に用いたネットおよび噴射孔を用い、70k
g/cm2 ・Gの水圧により4回の交絡処理を施した。
さらに第3回目の交絡処理として、前記と同一のネット
および噴射孔を用い、交絡処理の施された不織繊維ウエ
ブを反転し、70kg/cm2 ・Gの水圧により5回の
交絡処理を施し、表裏ともに緻密に交絡の施された短繊
維不織ウエブを得た。
エブを、20m/分で移動する70メッシュの金属製多
孔性支持板上に載置し、短繊維不織ウエブの上方50m
mの位置に高圧液体流の噴射孔としては、孔経0.1m
m、孔間隔0.6mmで一列に配置された噴射孔が配さ
れたオリフィスヘッドが5段に配された装置を用い第一
段の高圧液体流処理を施した。すなわち、1回目の交絡
処理として、水圧40kg/cm2 ・Gの常温の水によ
り予備交絡を施し、引続き2回目の交絡処理として、前
記予備交絡に用いたネットおよび噴射孔を用い、70k
g/cm2 ・Gの水圧により4回の交絡処理を施した。
さらに第3回目の交絡処理として、前記と同一のネット
および噴射孔を用い、交絡処理の施された不織繊維ウエ
ブを反転し、70kg/cm2 ・Gの水圧により5回の
交絡処理を施し、表裏ともに緻密に交絡の施された短繊
維不織ウエブを得た。
【0054】実験No.1〜5は、得られた短繊維不織
ウエブを表1に示す第2段の高圧液体流処理のネットメ
ッシュの多孔性支持板上に導き,高圧液体流の噴射孔と
しては、前記交絡工程と同一であるが、噴射孔がオリフ
ィスに、100mm間隔で窄孔された部分と非窄孔部分
が交互に配されたものを用い、水圧50kg/cm2,の
高圧高速液体流を短繊維不織ウエブに衝突させ、第2段
の高圧液体流処理を施した。得られた実験No.1〜5
の短繊維不織ウエブを第3工程として、マングルにより
余剰の水分を除去した後、100℃の温度の乾燥機によ
り、乾燥処理を行った 実験No.6〜9は、第1工程で得られた繊維の配列が
ランダムな目付85g/m2 の短繊維不織ウエブを、第
2工程で20m/分で移動する表1に示す第1段の高圧
液体流処理のネットメッシュの金属製多孔性支持板上に
載置し、前記第1段の高圧液体流処理と同様に施した。
次いで第2段の高圧液体流処理として、20メッシュの
多孔性支持板上に導き前記と同様の高圧液体流処理を施
した。得られた実験No.6〜10の短繊維不織ウエブ
を第3工程として、マングルにより余剰の水分を除去し
た後、100℃の温度の乾燥機により、乾燥処理を行っ
た。
ウエブを表1に示す第2段の高圧液体流処理のネットメ
ッシュの多孔性支持板上に導き,高圧液体流の噴射孔と
しては、前記交絡工程と同一であるが、噴射孔がオリフ
ィスに、100mm間隔で窄孔された部分と非窄孔部分
が交互に配されたものを用い、水圧50kg/cm2,の
高圧高速液体流を短繊維不織ウエブに衝突させ、第2段
の高圧液体流処理を施した。得られた実験No.1〜5
の短繊維不織ウエブを第3工程として、マングルにより
余剰の水分を除去した後、100℃の温度の乾燥機によ
り、乾燥処理を行った 実験No.6〜9は、第1工程で得られた繊維の配列が
ランダムな目付85g/m2 の短繊維不織ウエブを、第
2工程で20m/分で移動する表1に示す第1段の高圧
液体流処理のネットメッシュの金属製多孔性支持板上に
載置し、前記第1段の高圧液体流処理と同様に施した。
次いで第2段の高圧液体流処理として、20メッシュの
多孔性支持板上に導き前記と同様の高圧液体流処理を施
した。得られた実験No.6〜10の短繊維不織ウエブ
を第3工程として、マングルにより余剰の水分を除去し
た後、100℃の温度の乾燥機により、乾燥処理を行っ
た。
【0055】実験No.10は、実験No.3におい
て、白メリヤスから得られた反毛を用いる代わりに、ポ
リブチレンサクシネートを溶融紡糸して得られた繊度2
デニール、繊維長51mmの生分解性を有する合成重合
体よりなる短繊維を用いた以外は、実験No.3と同様
にして実験No.11の不織布を得た。
て、白メリヤスから得られた反毛を用いる代わりに、ポ
リブチレンサクシネートを溶融紡糸して得られた繊度2
デニール、繊維長51mmの生分解性を有する合成重合
体よりなる短繊維を用いた以外は、実験No.3と同様
にして実験No.11の不織布を得た。
【0056】実験No.11〜14は、第1工程で得ら
れた繊維の配列がランダムな目付85g/m2 の短繊維
不織ウエブを、第2工程で20m/分で移動する表1に
示す第1段の高圧液体流処理のネットメッシュの金属製
多孔性支持板上に載置し、前記第1段の高圧液体流処理
と同様に施した。次いで第2段の高圧液体流処理とし
て、表1に示す第2段の高圧液体流処理のネットメッシ
ュの金属製多孔性支持板上に載置し、前記と同様の高圧
液体流処理を施した。得られた実験No.11〜14の
短繊維不織ウエブを第3工程として、マングルにより余
剰の水分を除去した後、100℃の温度の乾燥機によ
り、乾燥処理を行った。以上の結果を表1に示した。
れた繊維の配列がランダムな目付85g/m2 の短繊維
不織ウエブを、第2工程で20m/分で移動する表1に
示す第1段の高圧液体流処理のネットメッシュの金属製
多孔性支持板上に載置し、前記第1段の高圧液体流処理
と同様に施した。次いで第2段の高圧液体流処理とし
て、表1に示す第2段の高圧液体流処理のネットメッシ
ュの金属製多孔性支持板上に載置し、前記と同様の高圧
液体流処理を施した。得られた実験No.11〜14の
短繊維不織ウエブを第3工程として、マングルにより余
剰の水分を除去した後、100℃の温度の乾燥機によ
り、乾燥処理を行った。以上の結果を表1に示した。
【0057】
【表1】
【0058】実験No.1〜3、8〜10、12は、第
1段の高圧液体流処理のネットメッシュの多孔性支持板
による小面積の開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔
部では繊維間が三次元交絡をしてなる領域と、第2段の
高圧液体流処理のネットメッシュの多孔性支持板による
大面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部では
繊維間が前記領域の非開孔部よりも高度に三次元交絡を
して緻密な構造を具備せしめる領域とが交互に配され、
実質的に開孔形状の差により極めて鮮明な模様が付与さ
れた短繊維不織布であった。しかし、実験No.1にお
いては、第2段の8メッシュの多孔性支持板による開孔
面積がかなり大きいため不織布全体としての形態安定性
にやや劣るものであった。
1段の高圧液体流処理のネットメッシュの多孔性支持板
による小面積の開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔
部では繊維間が三次元交絡をしてなる領域と、第2段の
高圧液体流処理のネットメッシュの多孔性支持板による
大面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部では
繊維間が前記領域の非開孔部よりも高度に三次元交絡を
して緻密な構造を具備せしめる領域とが交互に配され、
実質的に開孔形状の差により極めて鮮明な模様が付与さ
れた短繊維不織布であった。しかし、実験No.1にお
いては、第2段の8メッシュの多孔性支持板による開孔
面積がかなり大きいため不織布全体としての形態安定性
にやや劣るものであった。
【0059】実験No.4、11、13は、第1段の高
圧液体流処理のネットメッシュの多孔性支持板による小
面積の開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊
維間が三次元交絡をしてなる領域と、第2段の高圧液体
流処理のネットメッシュの多孔性支持板による大面積の
開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が
前記領域の非開孔部よりも高度に三次元交絡をして緻密
な構造を具備せしめる領域とが交互に配され、実質的に
開孔形状の差により鮮明な模様が付与された短繊維不織
布であった。
圧液体流処理のネットメッシュの多孔性支持板による小
面積の開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊
維間が三次元交絡をしてなる領域と、第2段の高圧液体
流処理のネットメッシュの多孔性支持板による大面積の
開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が
前記領域の非開孔部よりも高度に三次元交絡をして緻密
な構造を具備せしめる領域とが交互に配され、実質的に
開孔形状の差により鮮明な模様が付与された短繊維不織
布であった。
【0060】実験No.5は、全面的に小面積の開孔が
高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元
交絡してなっており、一方向模様の不鮮明なものであっ
た。すなわち、70メッシュによる模様の付与の後、8
0メッシュによる模様の付与を部分的に行うものであっ
たが,第1段の高圧液体流処理に用いたものよりも細か
いメッシュのものを用いたため70メッシュによる模様
が不織布表面に残り第2段の高圧液体流処理によりる繊
維束の再配列が行われなかった。よって模様は不鮮明で
あった。この実験No.5を比較例1とした。
高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元
交絡してなっており、一方向模様の不鮮明なものであっ
た。すなわち、70メッシュによる模様の付与の後、8
0メッシュによる模様の付与を部分的に行うものであっ
たが,第1段の高圧液体流処理に用いたものよりも細か
いメッシュのものを用いたため70メッシュによる模様
が不織布表面に残り第2段の高圧液体流処理によりる繊
維束の再配列が行われなかった。よって模様は不鮮明で
あった。この実験No.5を比較例1とした。
【0061】実験No.6は、全面的に大面積の開孔が
低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元
交絡してなっており、一方向模様の不鮮明なものであっ
た。すなわち、16メッシュによる模様の付与の後、2
0メッシュによる模様の付与を部分的に行うものであっ
たが,第1段の高圧液体流処理に用いたものよりも細か
いメッシュのものを用いたため20メッシュによる模様
が不織布表面に残り第2段の高圧液体流処理によりる繊
維束の再配列が行われなかった。よって模様は不鮮明で
あった。この実験No.6を比較例2とした。
低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元
交絡してなっており、一方向模様の不鮮明なものであっ
た。すなわち、16メッシュによる模様の付与の後、2
0メッシュによる模様の付与を部分的に行うものであっ
たが,第1段の高圧液体流処理に用いたものよりも細か
いメッシュのものを用いたため20メッシュによる模様
が不織布表面に残り第2段の高圧液体流処理によりる繊
維束の再配列が行われなかった。よって模様は不鮮明で
あった。この実験No.6を比較例2とした。
【0062】実験No.7、14は、第1段の高圧液体
流処理のネットメッシュの多孔性支持板による小面積の
開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が
三次元交絡をしてなる領域と、第2段の高圧液体流処理
のネットメッシュの多孔性支持板による大面積の開孔が
低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が前記領
域の非開孔部よりも高度に三次元交絡をして緻密な構造
を具備せしめる領域とが交互に配された短繊維不織布で
あったが、実質的に開孔形状の差はやや鮮明であった。
流処理のネットメッシュの多孔性支持板による小面積の
開孔が高配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が
三次元交絡をしてなる領域と、第2段の高圧液体流処理
のネットメッシュの多孔性支持板による大面積の開孔が
低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が前記領
域の非開孔部よりも高度に三次元交絡をして緻密な構造
を具備せしめる領域とが交互に配された短繊維不織布で
あったが、実質的に開孔形状の差はやや鮮明であった。
【0063】なお、実験No.1〜14で得られた不織
布の微生物分解性はすべて良好であった。
布の微生物分解性はすべて良好であった。
【0064】また実施例1〜9、11〜14の不織布
は、反毛繊維を用いているので未解繊繊維の存在により
独特の雲竜状の柄が地模様として不織布全体に表現され
たものであった。
は、反毛繊維を用いているので未解繊繊維の存在により
独特の雲竜状の柄が地模様として不織布全体に表現され
たものであった。
【0065】
【発明の効果】本発明の不織布は、交絡処理時における
細かいメッシュの多孔性支持板による小面積の開孔が高
配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元交
絡をしてなる領域Aと、前記交絡処理に際して用いたよ
り粗いメッシュの多孔性支持板による大面積の開孔が低
配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が前記領域
Aの非開孔部よりも高度に三次元交絡をして緻密な構造
を具備せしめる領域Bとが,不織布中の一方向に交互に
設けられているゼブラ模様が付与された構成からなる。
領域Aと領域Bは、構成が異なるため、その機能も相反
するものとなり、一様でない模様を有し、機械的特性に
優れ、かつ柔軟性を有するスパンレース不織布であり、
衣料用、医療用、生活資材用、工業資材用、農業資材
用、日用品等に有用な不織布を提供することができる。
細かいメッシュの多孔性支持板による小面積の開孔が高
配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が三次元交
絡をしてなる領域Aと、前記交絡処理に際して用いたよ
り粗いメッシュの多孔性支持板による大面積の開孔が低
配設密度で形成されかつ非開孔部では繊維間が前記領域
Aの非開孔部よりも高度に三次元交絡をして緻密な構造
を具備せしめる領域Bとが,不織布中の一方向に交互に
設けられているゼブラ模様が付与された構成からなる。
領域Aと領域Bは、構成が異なるため、その機能も相反
するものとなり、一様でない模様を有し、機械的特性に
優れ、かつ柔軟性を有するスパンレース不織布であり、
衣料用、医療用、生活資材用、工業資材用、農業資材
用、日用品等に有用な不織布を提供することができる。
【0066】また、本発明は生分解性を有する繊維より
なる不織布であるので、自然界で分解され、回収、焼却
等が不要であり、地球環境を汚染することがない。
なる不織布であるので、自然界で分解され、回収、焼却
等が不要であり、地球環境を汚染することがない。
Claims (7)
- 【請求項1】 生分解性を有する短繊維からなる不織布
であって、小面積の開孔が高配設密度で形成されかつ非
開孔部では繊維間が三次元交絡をしてなる領域Aと、大
面積の開孔が低配設密度で形成されかつ非開孔部では繊
維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度に三次元交絡を
して緻密な構造を具備せしめる領域Bとが、不織布中の
一方向に交互に設けられていることを特徴とするゼブラ
模様の付与された不織布。 - 【請求項2】 生分解性を有する短繊維からなる不織布
であって、下記(1)を満足する開孔が形成されかつ非
開孔部では繊維間が三次元交絡をしてなる領域Aと、下
記(2)を満足する開孔が形成されかつ非開孔部では繊
維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度に三次元交絡を
して緻密な構造を具備せしめる領域Bとが、不織布中の
一方向に交互に設けられていることを特徴とするゼブラ
模様の付与された不織布。 (1)下式において、Xは開孔面積(mm2)、Yは孔配
設密度(個/cm2)、Zは開孔面積率(%)であり、開
孔面積が17×10-2mm2 以下、かつ孔配設密度が3
50個/cm2 以上、かつ開孔面積率が30〜60%と
する。 X×Y=Z (2)下式において、Xは開孔面積(mm2)、Yは孔配
設密度(個/cm2)、Zは開孔面積率(%)であり、開
孔面積が30×10-2mm2 以上、かつ孔配設密度が1
00個/cm2 以下、かつ開孔面積率が30〜70%と
する。 X×Y=Z - 【請求項3】 生分解性を有する短繊維からなる不織布
であって、下記(1)を満足する開孔が形成されかつ非
開孔部では繊維間が三次元交絡をしてなる領域Aと、下
記(2)を満足する開孔が形成されかつ非開孔部では繊
維間が前記領域Aの非開孔部よりも高度な三次元交絡を
して緻密な構造を具備せしめる領域Bとが,不織布中の
一方向に下記(3)を満足するごとく交互に設けられて
いることを特徴とするゼブラ模様の付与された不織布。 (1)下式において、Xは開孔面積(mm2)、Yは孔配
設密度(個/cm2)、Zは開孔面積率(%)であり、開
孔面積が17×10-2mm2 以下、かつ孔配設密度が3
50個/cm2 以上、かつ開孔面積率が30〜60%と
する。 X×Y=Z (2)下式において、Xは開孔面積(cm2)、Yは孔配
設密度(個/cm2)、Zは開孔面積率(%)であり、開
孔面積が30×10-2mm2 以上、かつ孔配設密度が1
00個/cm2 以下、かつ開孔面積率が30〜70%と
する。 X×Y=Z (3)領域Aと領域Bの配設間隔(A/B)(mm)が
10〜1000/10〜100であること。 - 【請求項4】 生分解性を有する短繊維が、天然繊維お
よび/または再生繊維および/または生分解性熱可塑性
重合体よりなる繊維であることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2または請求項3記載のゼブラ模様の付与さ
れた不織布。 - 【請求項5】 生分解性を有する短繊維が、木綿反毛繊
維であることを特徴とする請求項1または請求項2また
は請求項3記載のゼブラ模様の付与された不織布。 - 【請求項6】 生分解性を有する短繊維からなる不織ウ
エブを細かいメッシュの多孔性支持板上に載置し、噴射
孔が幅方向に一様に配設された高圧液体流噴射装置を用
いて第1段の高圧液体流処理を施すことにより前記メツ
シユの開孔部に相当する部位に開孔を形成すると共に非
開孔部に存在する繊維の間に三次元交絡を付与し、次い
で粗いメッシュの多孔性支持板上に載置し、噴射孔が幅
方向に一様に配設された領域と噴射孔が配設されていな
い領域とが幅方向に交互に配設された高圧液体流噴射装
置を用いて第2段の高圧液体流処理を施すことにより前
記メツシユの開孔部に相当する部位に開孔を形成すると
共に非開孔部に存在する繊維の間に前記第1段の高圧液
体流処理によるものよりも高度な三次元交絡をし緻密な
構造を具備せしめることを特徴とするゼブラ模様の付与
された不織布の製造方法。 - 【請求項7】 細かいメッシュの多孔性支持板が50メ
ッシュ以上の多孔性支持板であり、粗いメッシュの多孔
性支持板が25メッシュ以下の多孔性支持板であること
を特徴とする請求項4記載のゼブラ模様の付与された不
織布の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7002441A JPH08199460A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | ゼブラ模様の付与された不織布およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7002441A JPH08199460A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | ゼブラ模様の付与された不織布およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199460A true JPH08199460A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11529368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7002441A Pending JPH08199460A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | ゼブラ模様の付与された不織布およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08199460A (ja) |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP7002441A patent/JPH08199460A/ja active Pending
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