JPH08200159A - ピストンバルブ型気化器 - Google Patents
ピストンバルブ型気化器Info
- Publication number
- JPH08200159A JPH08200159A JP815495A JP815495A JPH08200159A JP H08200159 A JPH08200159 A JP H08200159A JP 815495 A JP815495 A JP 815495A JP 815495 A JP815495 A JP 815495A JP H08200159 A JPH08200159 A JP H08200159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston valve
- venturi passage
- air
- passage
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数の増加や設計自由度の低下を招くこと
なく、エンジンのアイドリング運転時における吸入空気
量を増量させ、混合気の空燃比を適正化する。 【構成】ベンチュリ通路3と、このベンチュリ通路3を
横切る形で摺動自在に設けられたピストンバルブ5とを
備え、上記ピストンバルブ5の摺動量によりベンチュリ
通路3の通路面積が可変するように構成されたピストン
バルブ型気化器1において、ピストンバルブ5の周面
に、ベンチュリ通路3内におけるピストンバルブ5の上
流側と下流側とを結ぶエアー溝18を形成し、ピストンバ
ルブ5がベンチュリ通路3の通路面積を最小にした時に
のみ上記エアー溝18がベンチュリ通路3内に露出するよ
うにエアー溝18を位置づけた。
なく、エンジンのアイドリング運転時における吸入空気
量を増量させ、混合気の空燃比を適正化する。 【構成】ベンチュリ通路3と、このベンチュリ通路3を
横切る形で摺動自在に設けられたピストンバルブ5とを
備え、上記ピストンバルブ5の摺動量によりベンチュリ
通路3の通路面積が可変するように構成されたピストン
バルブ型気化器1において、ピストンバルブ5の周面
に、ベンチュリ通路3内におけるピストンバルブ5の上
流側と下流側とを結ぶエアー溝18を形成し、ピストンバ
ルブ5がベンチュリ通路3の通路面積を最小にした時に
のみ上記エアー溝18がベンチュリ通路3内に露出するよ
うにエアー溝18を位置づけた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベンチュリ通路を横切
る形でピストンバルブが設けられ、このピストンバルブ
を摺動させることによって上記ベンチュリ通路の通路面
積を可変させるようにしたピストンバルブ型気化器に関
する。
る形でピストンバルブが設けられ、このピストンバルブ
を摺動させることによって上記ベンチュリ通路の通路面
積を可変させるようにしたピストンバルブ型気化器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2(A) は、自動二輪車等に用いられて
いる小型のピストンバルブ型気化器の正面図であり、図
2(B) は図2(A) のIIB-IIB 線に沿う縦断面図である。
いる小型のピストンバルブ型気化器の正面図であり、図
2(B) は図2(A) のIIB-IIB 線に沿う縦断面図である。
【0003】このピストンバルブ型気化器100 は、ベン
チュリ通路101 と、このベンチュリ通路101 を横切る形
で軸方向に摺動自在に設けられたピストンバルブ102 と
を備えており、上記ピストンバルブ102 の摺動量により
ベンチュリ通路101 の通路面積が変化し、エンジン側に
流れる混合気の量が制御されるようになっている。
チュリ通路101 と、このベンチュリ通路101 を横切る形
で軸方向に摺動自在に設けられたピストンバルブ102 と
を備えており、上記ピストンバルブ102 の摺動量により
ベンチュリ通路101 の通路面積が変化し、エンジン側に
流れる混合気の量が制御されるようになっている。
【0004】ピストンバルブ102 は、ピストンスプリン
グ103 の付勢力によってベンチュリ通路101 側に押圧さ
れており、図示しないスロットルケーブルがピストンバ
ルブ102 を上方へ引き上げるとベンチュリ通路101 の通
路面積が拡げられる。
グ103 の付勢力によってベンチュリ通路101 側に押圧さ
れており、図示しないスロットルケーブルがピストンバ
ルブ102 を上方へ引き上げるとベンチュリ通路101 の通
路面積が拡げられる。
【0005】ピストンバルブ102 にはエアー孔104 が穿
設される場合がある。このエアー孔104 はベンチュリ通
路101 の通路方向に沿う形で設けられ、ピストンバルブ
102が最も下がってベンチュリ通路101 の通路面積が最
小になった時にのみ、ベンチュリ通路101 内に露出する
ように位置づけられている。
設される場合がある。このエアー孔104 はベンチュリ通
路101 の通路方向に沿う形で設けられ、ピストンバルブ
102が最も下がってベンチュリ通路101 の通路面積が最
小になった時にのみ、ベンチュリ通路101 内に露出する
ように位置づけられている。
【0006】このようなエアー孔104 を設けることによ
り、ベンチュリ通路101 の通路面積が最小になった時、
即ちエンジンのアイドリング運転時において、ベンチュ
リ通路101 内を流れる空気量が増量され、混合気の空燃
比がアイドリング運転に適したものとなる。
り、ベンチュリ通路101 の通路面積が最小になった時、
即ちエンジンのアイドリング運転時において、ベンチュ
リ通路101 内を流れる空気量が増量され、混合気の空燃
比がアイドリング運転に適したものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピスト
ンバルブ102 にエアー孔104 を設けるには、ピストンス
プリング103 の下部にスペーサ105 を介装してピストン
スプリング103 とエアー孔104 との干渉を防ぐ必要があ
り、このスペーサ105 を設けることで部品点数が増加す
るとともに、スペーサ105 の厚みによりピストンスプリ
ング103 の全長が制約を受け、ピストンバルブ102 周り
の設計自由度が著しく損なわれる。
ンバルブ102 にエアー孔104 を設けるには、ピストンス
プリング103 の下部にスペーサ105 を介装してピストン
スプリング103 とエアー孔104 との干渉を防ぐ必要があ
り、このスペーサ105 を設けることで部品点数が増加す
るとともに、スペーサ105 の厚みによりピストンスプリ
ング103 の全長が制約を受け、ピストンバルブ102 周り
の設計自由度が著しく損なわれる。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、部品点数の増加や設計自由度の低
下を招くことなく、エンジンのアイドリング運転時にお
ける吸入空気量を増量させ、混合気の空燃比を適正化す
ることのできるピストンバルブ型気化器を提供すること
を目的とする。
めになされたもので、部品点数の増加や設計自由度の低
下を招くことなく、エンジンのアイドリング運転時にお
ける吸入空気量を増量させ、混合気の空燃比を適正化す
ることのできるピストンバルブ型気化器を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るピストンバルブ型気化器は、ベンチュ
リ通路と、このベンチュリ通路を横切る形で摺動自在に
設けられたピストンバルブとを備え、上記ピストンバル
ブの摺動量により上記ベンチュリ通路の通路面積が可変
するように構成されたピストンバルブ型気化器におい
て、上記ピストンバルブの周面に、ベンチュリ通路内に
おけるピストンバルブの上流側と下流側とを結ぶエアー
溝を形成し、ピストンバルブがベンチュリ通路面積を最
小にした時にのみ上記エアー溝がベンチュリ通路内に露
出するようにエアー溝を位置づけた。
め、本発明に係るピストンバルブ型気化器は、ベンチュ
リ通路と、このベンチュリ通路を横切る形で摺動自在に
設けられたピストンバルブとを備え、上記ピストンバル
ブの摺動量により上記ベンチュリ通路の通路面積が可変
するように構成されたピストンバルブ型気化器におい
て、上記ピストンバルブの周面に、ベンチュリ通路内に
おけるピストンバルブの上流側と下流側とを結ぶエアー
溝を形成し、ピストンバルブがベンチュリ通路面積を最
小にした時にのみ上記エアー溝がベンチュリ通路内に露
出するようにエアー溝を位置づけた。
【0010】
【作用】このように構成した場合、上記ピストンバルブ
によって上記ベンチュリ通路の通路面積が最小にされた
時に、ベンチュリ通路内を流れる空気の一部が上記エア
ー溝を通ってエンジン側に流れる。このため、エンジン
のアイドリング運転時においてベンチュリ通路内を流れ
る空気量が増量され、混合気の空燃比が適正化される。
によって上記ベンチュリ通路の通路面積が最小にされた
時に、ベンチュリ通路内を流れる空気の一部が上記エア
ー溝を通ってエンジン側に流れる。このため、エンジン
のアイドリング運転時においてベンチュリ通路内を流れ
る空気量が増量され、混合気の空燃比が適正化される。
【0011】このエアー溝は、ピストンバルブの周面に
形成されるので、ピストンバルブの内部にあるピストン
スプリングに干渉することがない。したがって、従来の
ようにピストンスプリングにスペーサ等の別部材を設け
なくてもよく、部品点数の増加や設計自由度の低下を招
くことがない。
形成されるので、ピストンバルブの内部にあるピストン
スプリングに干渉することがない。したがって、従来の
ようにピストンスプリングにスペーサ等の別部材を設け
なくてもよく、部品点数の増加や設計自由度の低下を招
くことがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1(A) は、自動二輪車等に用いら
れている小型のピストンバルブ型気化器の正面図であ
り、図1(B) は図1(A) のIB-IB 線に沿う縦断面図であ
る。
しながら説明する。図1(A) は、自動二輪車等に用いら
れている小型のピストンバルブ型気化器の正面図であ
り、図1(B) は図1(A) のIB-IB 線に沿う縦断面図であ
る。
【0013】このピストンバルブ型気化器1は、その気
化器本体2にベンチュリ通路3とピストン通路4とが形
成されている。上記ベンチュリ通路3は気化器本体2を
横方向に貫通しており、その中間部の内径が細く絞られ
ている。また、上記ピストン通路4はベンチュリ通路3
の中間部を縦方向に横切る形で延びており、その内部に
円筒状のピストンバルブ5が軸方向に摺動自在に挿入さ
れている。
化器本体2にベンチュリ通路3とピストン通路4とが形
成されている。上記ベンチュリ通路3は気化器本体2を
横方向に貫通しており、その中間部の内径が細く絞られ
ている。また、上記ピストン通路4はベンチュリ通路3
の中間部を縦方向に横切る形で延びており、その内部に
円筒状のピストンバルブ5が軸方向に摺動自在に挿入さ
れている。
【0014】ピストン通路4の上部開口部はキャップ6
により閉塞され、このキャップ6とピストンバルブ5と
の間にピストンスプリング7が弾装されている。したが
って、ピストンバルブ5は上記ピストンスプリング7の
付勢力で常にベンチュリ通路3側に向かって押圧され、
ピストンバルブ5がベンチュリ通路3を閉塞するように
なっている。図1(A) に示すように、ピストンバルブ5
の下端部はアーチ状に形成されているため、ピストンバ
ルブ5によってがベンチュリ通路3が完全に閉じられる
ことはない。
により閉塞され、このキャップ6とピストンバルブ5と
の間にピストンスプリング7が弾装されている。したが
って、ピストンバルブ5は上記ピストンスプリング7の
付勢力で常にベンチュリ通路3側に向かって押圧され、
ピストンバルブ5がベンチュリ通路3を閉塞するように
なっている。図1(A) に示すように、ピストンバルブ5
の下端部はアーチ状に形成されているため、ピストンバ
ルブ5によってがベンチュリ通路3が完全に閉じられる
ことはない。
【0015】一方、気化器本体2の下部にはフロートハ
ウジング9が液密に被装されており、その内部が燃料を
貯留するフロートチャンバ10となっている。このフロー
トチャンバ10内には、燃料を取り込む燃料バルブ11や、
この燃料バルブ11を開閉させて燃料の液面位置を調整す
るフロート(浮き)12等が設けられている。
ウジング9が液密に被装されており、その内部が燃料を
貯留するフロートチャンバ10となっている。このフロー
トチャンバ10内には、燃料を取り込む燃料バルブ11や、
この燃料バルブ11を開閉させて燃料の液面位置を調整す
るフロート(浮き)12等が設けられている。
【0016】また、気化器本体2の下部からはパイプ状
のサクション通路13がフロートチャンバ10内に延びてい
る。このサクション通路13は、前記ピストンバルブ5の
中心線と同一軸線上に設けられており、前記ベンチュリ
通路3とフロートチャンバ10内とを連通させている。サ
クション通路13の下端部にはメインジェット14が固定さ
れ、サクション通路13の内部にはスリーブ状のニードル
ジェット15が挿入されている。
のサクション通路13がフロートチャンバ10内に延びてい
る。このサクション通路13は、前記ピストンバルブ5の
中心線と同一軸線上に設けられており、前記ベンチュリ
通路3とフロートチャンバ10内とを連通させている。サ
クション通路13の下端部にはメインジェット14が固定さ
れ、サクション通路13の内部にはスリーブ状のニードル
ジェット15が挿入されている。
【0017】さらに、ピストンバルブ5の下部からは、
前記ニードルジェット15内に上方から挿入されるニード
ルバルブ17が延びている。このニードルバルブ17は先端
に行く程細くなるテーパー状とされており、ピストンバ
ルブ5がベンチュリ通路3側に摺動するにしたがってニ
ードルジェット15内に深く挿入されていくようになって
いる。
前記ニードルジェット15内に上方から挿入されるニード
ルバルブ17が延びている。このニードルバルブ17は先端
に行く程細くなるテーパー状とされており、ピストンバ
ルブ5がベンチュリ通路3側に摺動するにしたがってニ
ードルジェット15内に深く挿入されていくようになって
いる。
【0018】そして、ピストンバルブ5の周面にはエア
ー溝18が形成されている。このエアー溝18は、ベンチュ
リ通路3内におけるピストンバルブ5の上流側と下流側
とを結ぶ溝であり、例えばピストンバルブ5の円周方向
に延びてピストンバルブ5の外周面を一周するように設
けられている。
ー溝18が形成されている。このエアー溝18は、ベンチュ
リ通路3内におけるピストンバルブ5の上流側と下流側
とを結ぶ溝であり、例えばピストンバルブ5の円周方向
に延びてピストンバルブ5の外周面を一周するように設
けられている。
【0019】上記エアー溝18は、ピストンバルブ5がベ
ンチュリ通路3の通路面積を最小にした時にのみベンチ
ュリ通路3内に露出するように位置づけられている。つ
まり、ピストンバルブ5が最も下がり、ベンチュリ通路
3の通路面積が最小となった時に、エアー溝18がベンチ
ュリ通路3内の上縁付近に露出するようになっている。
ンチュリ通路3の通路面積を最小にした時にのみベンチ
ュリ通路3内に露出するように位置づけられている。つ
まり、ピストンバルブ5が最も下がり、ベンチュリ通路
3の通路面積が最小となった時に、エアー溝18がベンチ
ュリ通路3内の上縁付近に露出するようになっている。
【0020】このピストンバルブ型気化器1は、図1
(B) に向かって左側が吸入側、右側がエンジン側となっ
ており、外部からの吸入空気はベンチュリ通路3内を吸
入側からエンジン側に向かって流れる。その際、ベンチ
ュリ通路3の中間部の内径が絞られていることからベン
チュリ通路3内に負圧が生じ、この負圧によって前記ニ
ードルバルブ17とニードルジェット15との間からフロー
トチャンバ10内の燃料が吸引される。吸引された燃料は
霧状に飛散して吸入空気に混合され、その混合気がエン
ジンに供給される。
(B) に向かって左側が吸入側、右側がエンジン側となっ
ており、外部からの吸入空気はベンチュリ通路3内を吸
入側からエンジン側に向かって流れる。その際、ベンチ
ュリ通路3の中間部の内径が絞られていることからベン
チュリ通路3内に負圧が生じ、この負圧によって前記ニ
ードルバルブ17とニードルジェット15との間からフロー
トチャンバ10内の燃料が吸引される。吸引された燃料は
霧状に飛散して吸入空気に混合され、その混合気がエン
ジンに供給される。
【0021】ピストンバルブ5が下がっている時は、ベ
ンチュリ通路3の通路面積が最小になって吸入空気量が
制限されると同時に、ニードルバルブ17がニードルジェ
ット15内に深く挿入されていてフロートチャンバ10から
ベンチュリ通路3内に吸引される燃料の量が少なくなる
ため、少量の混合気のみがエンジンに供給され、エンジ
ンはアイドリング運転される。
ンチュリ通路3の通路面積が最小になって吸入空気量が
制限されると同時に、ニードルバルブ17がニードルジェ
ット15内に深く挿入されていてフロートチャンバ10から
ベンチュリ通路3内に吸引される燃料の量が少なくなる
ため、少量の混合気のみがエンジンに供給され、エンジ
ンはアイドリング運転される。
【0022】この時、ピストンバルブ5に形成されたエ
アー溝18がベンチュリ通路3内に露出するので、ベンチ
ュリ通路3内を流れる空気の一部がエアー溝18を通って
エンジン側に流れる。このため、エンジンのアイドリン
グ運転時においてベンチュリ通路3内を流れる空気量が
増量され、混合気の空燃比がアイドリング運転に適した
ものとなる。
アー溝18がベンチュリ通路3内に露出するので、ベンチ
ュリ通路3内を流れる空気の一部がエアー溝18を通って
エンジン側に流れる。このため、エンジンのアイドリン
グ運転時においてベンチュリ通路3内を流れる空気量が
増量され、混合気の空燃比がアイドリング運転に適した
ものとなる。
【0023】この状態からピストンバルブ5が上昇する
と、ベンチュリ通路3の通路面積が拡がって吸入空気量
が増えるとともに、ニードルバルブ17がニードルジェッ
ト15から抜け出てベンチュリ通路3内に吸引される燃料
の量が多くなるため、多くの濃い混合気がエンジンに供
給され、エンジンの出力が増大する。
と、ベンチュリ通路3の通路面積が拡がって吸入空気量
が増えるとともに、ニードルバルブ17がニードルジェッ
ト15から抜け出てベンチュリ通路3内に吸引される燃料
の量が多くなるため、多くの濃い混合気がエンジンに供
給され、エンジンの出力が増大する。
【0024】エアー溝18は、ピストンバルブ5の上昇と
ともにピストン通路4内に収容されるため、ピストンバ
ルブ5の上昇時にベンチュリ通路3内を流れる空気がエ
アー溝18を通ってエンジン側に流れることはない。
ともにピストン通路4内に収容されるため、ピストンバ
ルブ5の上昇時にベンチュリ通路3内を流れる空気がエ
アー溝18を通ってエンジン側に流れることはない。
【0025】このエアー溝18は、ピストンバルブ5の周
面に形成されるので、ピストンバルブ5の内部にあるピ
ストンスプリング7とエアー溝18とが干渉することはな
い。したがって、図2に示す従来のピストンバルブ型気
化器100 のように、ピストンスプリング103 の下部にス
ペーサ105 等の別部材を介装する必要もなく、部品点数
の増加やピストンスプリング7周りの設計自由度の低下
を招くことがない。
面に形成されるので、ピストンバルブ5の内部にあるピ
ストンスプリング7とエアー溝18とが干渉することはな
い。したがって、図2に示す従来のピストンバルブ型気
化器100 のように、ピストンスプリング103 の下部にス
ペーサ105 等の別部材を介装する必要もなく、部品点数
の増加やピストンスプリング7周りの設計自由度の低下
を招くことがない。
【0026】また、エアー溝18の有無に拘らず、ピスト
ンスプリング7の全長が一定であるため、エアー溝18を
設けていないピストンバルブ型気化器との間でピストン
スプリング7の互換性が損なわれない。しかも、エアー
溝18を設けていないピストンバルブに、後加工により容
易にエアー溝18を設けて気化器の性能向上を図ることが
できる。
ンスプリング7の全長が一定であるため、エアー溝18を
設けていないピストンバルブ型気化器との間でピストン
スプリング7の互換性が損なわれない。しかも、エアー
溝18を設けていないピストンバルブに、後加工により容
易にエアー溝18を設けて気化器の性能向上を図ることが
できる。
【0027】さらに、エアー溝18の設置位置(高さ)
を、他の部材(例えばピストンスプリング7)や、ピス
トンバルブ5の内部形状等に左右されることなく設定で
きるため、ピストンスプリング7周りの設計自由度が一
層向上する。
を、他の部材(例えばピストンスプリング7)や、ピス
トンバルブ5の内部形状等に左右されることなく設定で
きるため、ピストンスプリング7周りの設計自由度が一
層向上する。
【0028】なお、例えば定負圧型(CV型)の気化器
に本発明を適用してもよい。定負圧型気化器の場合、ピ
ストンバルブの内部が負圧室となるため、ピストンバル
ブに従来のようなエアー孔を穿設することができない。
したがって、本発明に係るエアー溝を定負圧型気化器の
ピストンバルブ周面に形成すれば、定負圧型気化器の負
圧作用を損なうことなくアイドリング運転時における吸
入空気量を増大させることができる。
に本発明を適用してもよい。定負圧型気化器の場合、ピ
ストンバルブの内部が負圧室となるため、ピストンバル
ブに従来のようなエアー孔を穿設することができない。
したがって、本発明に係るエアー溝を定負圧型気化器の
ピストンバルブ周面に形成すれば、定負圧型気化器の負
圧作用を損なうことなくアイドリング運転時における吸
入空気量を増大させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るピス
トンバルブ型気化器は、ピストンバルブの周面に、ベン
チュリ通路内におけるピストンバルブの上流側と下流側
とを結ぶエアー溝を形成し、ピストンバルブがベンチュ
リ通路面積を最小にした時にのみ上記エアー溝がベンチ
ュリ通路内に露出するようにエアー溝を位置づけたこと
を特徴とするものである。
トンバルブ型気化器は、ピストンバルブの周面に、ベン
チュリ通路内におけるピストンバルブの上流側と下流側
とを結ぶエアー溝を形成し、ピストンバルブがベンチュ
リ通路面積を最小にした時にのみ上記エアー溝がベンチ
ュリ通路内に露出するようにエアー溝を位置づけたこと
を特徴とするものである。
【0030】このエアー溝は、ピストンバルブの周面に
形成されるので、ピストンバルブの内部にあるピストン
スプリングに干渉することがない。したがって、従来の
ようにピストンスプリングにスペーサ等の別部材を設け
なくてもよく、部品点数の増加やピストンバルブ周りに
おける設計自由度の低下を招かずに、エンジンのアイド
リング運転時における吸入空気量を増量させて混合気の
空燃比の適正化を図ることができる。
形成されるので、ピストンバルブの内部にあるピストン
スプリングに干渉することがない。したがって、従来の
ようにピストンスプリングにスペーサ等の別部材を設け
なくてもよく、部品点数の増加やピストンバルブ周りに
おける設計自由度の低下を招かずに、エンジンのアイド
リング運転時における吸入空気量を増量させて混合気の
空燃比の適正化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(A) はピスト
ンバルブ型気化器の正面図、(B) は(A) のIB-IB 線に沿
う縦断面図。
ンバルブ型気化器の正面図、(B) は(A) のIB-IB 線に沿
う縦断面図。
【図2】従来の技術を示すもので、(A) はピストンバル
ブ型気化器の正面図、(B) は(A) のIIB-IIB 線に沿う縦
断面図。
ブ型気化器の正面図、(B) は(A) のIIB-IIB 線に沿う縦
断面図。
1 ピストンバルブ型気化器 2 気化器本体 3 ベンチュリ通路 4 ピストン通路 5 ピストンバルブ 7 ピストンスプリング 18 エアー溝
Claims (1)
- 【請求項1】 ベンチュリ通路と、このベンチュリ通路
を横切る形で摺動自在に設けられたピストンバルブとを
備え、上記ピストンバルブの摺動量により上記ベンチュ
リ通路の通路面積が可変するように構成されたピストン
バルブ型気化器において、上記ピストンバルブの周面
に、ベンチュリ通路内におけるピストンバルブの上流側
と下流側とを結ぶエアー溝を形成し、ピストンバルブが
ベンチュリ通路面積を最小にした時にのみ上記エアー溝
がベンチュリ通路内に露出するようにエアー溝を位置づ
けたことを特徴とするピストンバルブ型気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP815495A JPH08200159A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | ピストンバルブ型気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP815495A JPH08200159A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | ピストンバルブ型気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200159A true JPH08200159A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11685412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP815495A Pending JPH08200159A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | ピストンバルブ型気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200159A (ja) |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP815495A patent/JPH08200159A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4559185A (en) | Variable venturi type carburetor | |
| JP2003120472A (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| JPH0219299B2 (ja) | ||
| JPH032780Y2 (ja) | ||
| JPS609378Y2 (ja) | ヘリカル型吸気ポ−トの流路制御装置 | |
| JPH0921354A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| US4465643A (en) | Variable venturi carburetor | |
| JPS5982554A (ja) | 気化器の吸気通路装置 | |
| US6840509B2 (en) | Carburetor for an internal combustion engine | |
| JPH11280559A (ja) | キャブレター | |
| JP3139041B2 (ja) | 二サイクルエンジンのインレットパイプ | |
| US20030047819A1 (en) | Carburettor for an internal combustion engine | |
| JPH0430370Y2 (ja) | ||
| JP3752011B2 (ja) | 気化器 | |
| JPH0238056Y2 (ja) | ||
| JPS6136762Y2 (ja) | ||
| JPS6368760A (ja) | 気化器用摺動絞り弁 | |
| JP2512853Y2 (ja) | 気化器 | |
| JPS63622B2 (ja) | ||
| JPH0724607Y2 (ja) | 気化器の摺動絞り弁 | |
| JPH0110430Y2 (ja) | ||
| JP4206262B2 (ja) | キャブレター | |
| JP3708568B2 (ja) | 気化器の燃料供給機構 | |
| JP3680369B2 (ja) | 摺動絞り弁型気化器 | |
| JPS58107856A (ja) | 可変ベンチユリ型気化器 |