JPH08200357A - スライドドア用ローラ装置 - Google Patents
スライドドア用ローラ装置Info
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- JPH08200357A JPH08200357A JP711495A JP711495A JPH08200357A JP H08200357 A JPH08200357 A JP H08200357A JP 711495 A JP711495 A JP 711495A JP 711495 A JP711495 A JP 711495A JP H08200357 A JPH08200357 A JP H08200357A
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- Japan
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- roller
- guide
- guide rail
- track surface
- horizontal axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライドドアの円滑なスライドを損なうこと
なく、構造が簡単で部品点数が少なく小形軽量化を実現
できるスライドドア用ローラ装置を提供する。 【構成】 スライドドアに固定されたブラケット1に略
球形の先端部5Aを有する横軸5が固定されている。先
端部5Aと支持ローラ13との間に2列の玉列BR1と
BR2とが配列されている。支持ローラ13は湾曲した
外周面13Bを有している。 【効果】 案内ローラ3がガイドレールGのカーブに進
入したときに、略球形の先端部5Aは支持ローラ13に
対して滑らかに傾動することができ、横軸5は支持ロー
ラ13を滑らかに支持し続けることができる。
なく、構造が簡単で部品点数が少なく小形軽量化を実現
できるスライドドア用ローラ装置を提供する。 【構成】 スライドドアに固定されたブラケット1に略
球形の先端部5Aを有する横軸5が固定されている。先
端部5Aと支持ローラ13との間に2列の玉列BR1と
BR2とが配列されている。支持ローラ13は湾曲した
外周面13Bを有している。 【効果】 案内ローラ3がガイドレールGのカーブに進
入したときに、略球形の先端部5Aは支持ローラ13に
対して滑らかに傾動することができ、横軸5は支持ロー
ラ13を滑らかに支持し続けることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のスライドド
ア用ローラ装置に関する。
ア用ローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスライドドア用ローラ装
置としては、図2に示すものがある。このスライドドア
用ローラ装置は、図4に示すスライドドア51に固定さ
れたアーム52に枢着されたブラケット53を有してい
る。そして、このブラケット53には、自動車Aの前後
方向に所定の間隔が隔てられた2つのローラ軸支部5
5,56が固定されている。この2つのローラ軸支部5
5と56は、自動車Aの幅方向に延在する延在部55
A,56Aと、延在部55A,56Aから自動車Aの高
さ方向下方に延びる軸部55B,56Bを有している。
そして、上記軸部55Bと56Bには、案内ローラ57
と58が装着されている。図2(A)および図2(B)に示
すように、上記案内ローラ57と58は、上記ガイドレ
ール60が有している案内軌道面GS1に沿って走行す
るようになっている。上記案内軌道面GS1は自動車の
幅方向に向いている。
置としては、図2に示すものがある。このスライドドア
用ローラ装置は、図4に示すスライドドア51に固定さ
れたアーム52に枢着されたブラケット53を有してい
る。そして、このブラケット53には、自動車Aの前後
方向に所定の間隔が隔てられた2つのローラ軸支部5
5,56が固定されている。この2つのローラ軸支部5
5と56は、自動車Aの幅方向に延在する延在部55
A,56Aと、延在部55A,56Aから自動車Aの高
さ方向下方に延びる軸部55B,56Bを有している。
そして、上記軸部55Bと56Bには、案内ローラ57
と58が装着されている。図2(A)および図2(B)に示
すように、上記案内ローラ57と58は、上記ガイドレ
ール60が有している案内軌道面GS1に沿って走行す
るようになっている。上記案内軌道面GS1は自動車の
幅方向に向いている。
【0003】さらに、上記スライドドア用ローラ装置
は、上記2つのローラ軸支部55と56との間で、ブラ
ケット53に固定された三番目のローラ軸支部61を有
している。そして、図2(A)および(B)に示すように、
このローラ軸支部61は自動車Aの幅方向に延びてお
り、支持用のローラ62が枢着されている。この支持用
のローラ62は、上記ガイドレール60の支持軌道面S
S1に沿って走行するようになっている。上記支持用の
ローラ62は、上記スライドドア51を上記ガイドレー
ル60の支持軌道面SS1に対して支持する。
は、上記2つのローラ軸支部55と56との間で、ブラ
ケット53に固定された三番目のローラ軸支部61を有
している。そして、図2(A)および(B)に示すように、
このローラ軸支部61は自動車Aの幅方向に延びてお
り、支持用のローラ62が枢着されている。この支持用
のローラ62は、上記ガイドレール60の支持軌道面S
S1に沿って走行するようになっている。上記支持用の
ローラ62は、上記スライドドア51を上記ガイドレー
ル60の支持軌道面SS1に対して支持する。
【0004】上記スライドドア用ローラ装置は、上記ス
ライドドア51を上記ガイドレール60に沿って図2
(A)の矢印Tの方向にスライドさせたときに、上記2つ
の案内ローラ57と58がガイドレールの案内軌道面G
S1に沿って走行する。このとき、上記ローラ57と5
8を結ぶ線分は、ローラ57と58との間の案内軌道面
GS1の軌道の接線方向に延びている。したがって、こ
のとき、上記ブラケット53は、アーム52への枢着軸
J1を中心軸にして上記ガイドレール60のカーブに沿
って傾き、上記支持用のローラ62は、常に、ガイドレ
ール60の案内軌道面GS1の軌道の接線方向に向かっ
て走行する。
ライドドア51を上記ガイドレール60に沿って図2
(A)の矢印Tの方向にスライドさせたときに、上記2つ
の案内ローラ57と58がガイドレールの案内軌道面G
S1に沿って走行する。このとき、上記ローラ57と5
8を結ぶ線分は、ローラ57と58との間の案内軌道面
GS1の軌道の接線方向に延びている。したがって、こ
のとき、上記ブラケット53は、アーム52への枢着軸
J1を中心軸にして上記ガイドレール60のカーブに沿
って傾き、上記支持用のローラ62は、常に、ガイドレ
ール60の案内軌道面GS1の軌道の接線方向に向かっ
て走行する。
【0005】このように、上記2つの案内ローラ57と
58とは、上記案内軌道面GS1に沿って走行すること
によって、上記支持用のローラ62を、常に、ガイドレ
ール60の支持軌道面SS1の軌道に沿って走行させ、
支持用のローラ62が支持軌道面SS1から逸れること
がないようにする役目をしている。
58とは、上記案内軌道面GS1に沿って走行すること
によって、上記支持用のローラ62を、常に、ガイドレ
ール60の支持軌道面SS1の軌道に沿って走行させ、
支持用のローラ62が支持軌道面SS1から逸れること
がないようにする役目をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスライドドア用ローラ装置は、支持用のローラ62
が軌道面SS1から逸れないようにするために、2つの
案内用のローラ57と58とを必要とする。したがっ
て、部品点数が多くて、構造が複雑になるという問題が
ある。
来のスライドドア用ローラ装置は、支持用のローラ62
が軌道面SS1から逸れないようにするために、2つの
案内用のローラ57と58とを必要とする。したがっ
て、部品点数が多くて、構造が複雑になるという問題が
ある。
【0007】一方、部品点数を減らすために、2つの案
内用のローラ57と58のうちの一方のローラ58を取
り除いた場合には、図3に示すように、ガイドレール6
0のカーブC1において、ブラケット53が上記カーブ
に沿って傾かない。このため、上記支持用のローラ62
が支持軌道面SS1から逸れ、支持用ローラ62の転が
り方向が支持用ローラ62の進行方向に対して傾く。す
ると、上記支持用ローラ62にすべりが発生する。する
と、ガイドレール60の軌道面SS1に傷が生じたり、
軌道面SS1が激しく摩耗する問題がある。さらには、
スライドドア51のスライド抵抗を増大させるという問
題もある。
内用のローラ57と58のうちの一方のローラ58を取
り除いた場合には、図3に示すように、ガイドレール6
0のカーブC1において、ブラケット53が上記カーブ
に沿って傾かない。このため、上記支持用のローラ62
が支持軌道面SS1から逸れ、支持用ローラ62の転が
り方向が支持用ローラ62の進行方向に対して傾く。す
ると、上記支持用ローラ62にすべりが発生する。する
と、ガイドレール60の軌道面SS1に傷が生じたり、
軌道面SS1が激しく摩耗する問題がある。さらには、
スライドドア51のスライド抵抗を増大させるという問
題もある。
【0008】そこで、この発明の目的は、スライドドア
の円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単で部品
点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドドア用ロ
ーラ装置を提供することにある。
の円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単で部品
点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドドア用ロ
ーラ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のスライドドア用ローラ装置は、スライド
ドアに固定されたブラケットに取り付けられており、上
記スライドドアをスライドさせたときに、自動車の幅方
向に向いた案内軌道面を含む案内部と自動車の高さ方向
に向いた支持軌道面を含む支持部とを有すると共に自動
車のボデー側面に固定されたガイドレールの上記軌道面
に沿って走行させられるようになっているスライドドア
用ローラ装置において、上記ブラケットに、中心軸が上
記高さ方向に延びるように取り付けられた縦軸と、上記
縦軸に枢着されており、上記ガイドレールの案内部の案
内軌道面を走行させられる案内ローラと、上記ブラケッ
トに中心軸が上記幅方向に延びるように取り付けられて
おり、略球形の先端部を有する横軸と、上記横軸の略球
形の先端部に接触した状態で上記横軸の中心軸を基準と
する周方向に環状に配置されている複数の玉を含んでお
り、上記横軸の中心軸が延びる方向に複列に配置されて
いる玉列と、上記玉列を周方向に囲んでいると共に上記
玉列に接触している内周面と、径方向外方に向かって凸
状に湾曲している外周面とを有し、上記ガイドレールの
支持部の支持軌道面を走行させられる支持ローラとを備
えることを特徴としている。
め、この発明のスライドドア用ローラ装置は、スライド
ドアに固定されたブラケットに取り付けられており、上
記スライドドアをスライドさせたときに、自動車の幅方
向に向いた案内軌道面を含む案内部と自動車の高さ方向
に向いた支持軌道面を含む支持部とを有すると共に自動
車のボデー側面に固定されたガイドレールの上記軌道面
に沿って走行させられるようになっているスライドドア
用ローラ装置において、上記ブラケットに、中心軸が上
記高さ方向に延びるように取り付けられた縦軸と、上記
縦軸に枢着されており、上記ガイドレールの案内部の案
内軌道面を走行させられる案内ローラと、上記ブラケッ
トに中心軸が上記幅方向に延びるように取り付けられて
おり、略球形の先端部を有する横軸と、上記横軸の略球
形の先端部に接触した状態で上記横軸の中心軸を基準と
する周方向に環状に配置されている複数の玉を含んでお
り、上記横軸の中心軸が延びる方向に複列に配置されて
いる玉列と、上記玉列を周方向に囲んでいると共に上記
玉列に接触している内周面と、径方向外方に向かって凸
状に湾曲している外周面とを有し、上記ガイドレールの
支持部の支持軌道面を走行させられる支持ローラとを備
えることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記スライドドア用ローラ装置は、スライドド
アをガイドレールに沿ってスライドさせると、縦軸に枢
着された案内ローラは、ガイドレールの案内部の案内軌
道面に沿って走行する。同時に、上記横軸に軸支された
支持ローラは、支持軌道面上を走行する。この走行時
に、上記案内ローラが上記ガイドレールのカーブに進入
すると、上記支持ローラの進行方向に対する上記横軸の
中心軸の角度が変わる。このとき、上記玉列は上記横軸
の略球形の先端部に対して滑らかに移動し、上記横軸の
先端部に対して上記支持ローラを滑らかに支持し続け
る。したがって、上記案内ローラが上記ガイドレールの
カーブを進行しているときにも、上記支持ローラは回転
を妨げられることなく、スムーズに走行できる。また、
上記支持ローラの外周面の曲率半径の中心と上記横軸の
略球形の先端部の中心とを所定の寸法だけ位置ずれさせ
ておけば、上記支持ローラに対して、支持ローラの転が
り方向に対する横軸の中心軸の角度が略直角である状態
に復元させる力を働かせることができ、上記支持ローラ
の転がり方向を上記支持ローラの進行方向に一致させる
ことができる。
アをガイドレールに沿ってスライドさせると、縦軸に枢
着された案内ローラは、ガイドレールの案内部の案内軌
道面に沿って走行する。同時に、上記横軸に軸支された
支持ローラは、支持軌道面上を走行する。この走行時
に、上記案内ローラが上記ガイドレールのカーブに進入
すると、上記支持ローラの進行方向に対する上記横軸の
中心軸の角度が変わる。このとき、上記玉列は上記横軸
の略球形の先端部に対して滑らかに移動し、上記横軸の
先端部に対して上記支持ローラを滑らかに支持し続け
る。したがって、上記案内ローラが上記ガイドレールの
カーブを進行しているときにも、上記支持ローラは回転
を妨げられることなく、スムーズに走行できる。また、
上記支持ローラの外周面の曲率半径の中心と上記横軸の
略球形の先端部の中心とを所定の寸法だけ位置ずれさせ
ておけば、上記支持ローラに対して、支持ローラの転が
り方向に対する横軸の中心軸の角度が略直角である状態
に復元させる力を働かせることができ、上記支持ローラ
の転がり方向を上記支持ローラの進行方向に一致させる
ことができる。
【0011】したがって、この発明によれば、2つの案
内用ローラを要することなく、1つの案内用ローラと1
つの支持用ローラだけで、ガイドレールに傷や大きな摩
耗を発生させることなく、スライドドアを円滑にスライ
ドさせることができる。
内用ローラを要することなく、1つの案内用ローラと1
つの支持用ローラだけで、ガイドレールに傷や大きな摩
耗を発生させることなく、スライドドアを円滑にスライ
ドさせることができる。
【0012】したがって、この発明によれば、スライド
ドアの円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単で
部品点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドドア
用ローラ装置を提供することができる。
ドアの円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単で
部品点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドドア
用ローラ装置を提供することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
説明する。
【0014】図1に、この発明のスライドドア用ローラ
装置の実施例を示す。この実施例は、図4に示す自動車
Aのスライドドアに固定されて自動車Aの幅方向に延び
ているブラケット1の屈曲端部1Aの横行部1A−1に
は、縦軸2が固定されている。この縦軸2は自動車Aの
高さ方向に延びている。上記縦軸2には案内ローラ3が
枢着されている。また、屈曲端部1Aの縦行部1A−2
には、横軸5が固定されている。この横軸5は、中心軸
が自動車Aの幅方向に延びている。また、この横軸5
は、延在方向の先端が削り取られている略球形の先端部
5Aを有している。上記略球形の先端部5Aの外周面の
上記幅方向の2箇所において、横軸5の中心軸を中心と
する周方向に複数の玉6,6…と複数の玉7,7…が環
状に配置されている。上記複数の玉6,6…が1つの玉
列BR1を構成しており、上記複数の玉7,7…がもう
1つの玉列BR2を構成している。そして、上記玉列B
R1とBR2は、環状の保持器11と12によって上記
環状に配列された状態が保持されていると共にその配列
位置において回転自在に保持されている。そして、上記
横軸5の先端部5Aとの間に上記2つの玉列BR1と2
を挟むように支持ローラ13が配置されている。この支
持ローラ13の内周面13Aには、上記2つの玉列BR
1と2に嵌合する2つの環状の溝15と16が形成され
ている。また、上記支持ローラ13の外周面13Bは、
横軸5の中心軸を基準とする径方向の外方に向かって凸
形状に湾曲している。そして、この外周面13Bの湾曲
の曲率半径の中心は、上記先端部5Aの湾曲の曲率半径
の中心に対して所定寸法だけ位置ずれしている。また、
上記横軸5が貫通していない方の上記支持ローラ13の
開口17には異物進入防止及び内部の潤滑剤の漏洩防止
用のカバー18が嵌合されており、カバー18の外周折
り曲げ部18Aは、内周面13Aの一方の縁部17に固
定されている。また、上記横軸5が貫通している方の上
記支持ローラ13の開口20には、ゴム製のシール21
が嵌合されている。このゴム製のシール21の外周折り
曲げ部21Aは内周面13Aの他方の縁部22に固定さ
れている。また、シール21の内径端部21Bは横軸5
の外周に接触している。このシール21は、蛇腹状にな
っており、上記横軸5の傾動に追従して伸縮するように
なっている。そして、シール21は、横軸5の先端部5
Aと支持ローラ13との間の空間に異物が進入すること
と内部の潤滑剤の漏洩を防止することができる。なお、
シール21は弾性材料であれば良く、ゴム製に限定され
るものでなく、また蛇腹状でなくても成立する。
装置の実施例を示す。この実施例は、図4に示す自動車
Aのスライドドアに固定されて自動車Aの幅方向に延び
ているブラケット1の屈曲端部1Aの横行部1A−1に
は、縦軸2が固定されている。この縦軸2は自動車Aの
高さ方向に延びている。上記縦軸2には案内ローラ3が
枢着されている。また、屈曲端部1Aの縦行部1A−2
には、横軸5が固定されている。この横軸5は、中心軸
が自動車Aの幅方向に延びている。また、この横軸5
は、延在方向の先端が削り取られている略球形の先端部
5Aを有している。上記略球形の先端部5Aの外周面の
上記幅方向の2箇所において、横軸5の中心軸を中心と
する周方向に複数の玉6,6…と複数の玉7,7…が環
状に配置されている。上記複数の玉6,6…が1つの玉
列BR1を構成しており、上記複数の玉7,7…がもう
1つの玉列BR2を構成している。そして、上記玉列B
R1とBR2は、環状の保持器11と12によって上記
環状に配列された状態が保持されていると共にその配列
位置において回転自在に保持されている。そして、上記
横軸5の先端部5Aとの間に上記2つの玉列BR1と2
を挟むように支持ローラ13が配置されている。この支
持ローラ13の内周面13Aには、上記2つの玉列BR
1と2に嵌合する2つの環状の溝15と16が形成され
ている。また、上記支持ローラ13の外周面13Bは、
横軸5の中心軸を基準とする径方向の外方に向かって凸
形状に湾曲している。そして、この外周面13Bの湾曲
の曲率半径の中心は、上記先端部5Aの湾曲の曲率半径
の中心に対して所定寸法だけ位置ずれしている。また、
上記横軸5が貫通していない方の上記支持ローラ13の
開口17には異物進入防止及び内部の潤滑剤の漏洩防止
用のカバー18が嵌合されており、カバー18の外周折
り曲げ部18Aは、内周面13Aの一方の縁部17に固
定されている。また、上記横軸5が貫通している方の上
記支持ローラ13の開口20には、ゴム製のシール21
が嵌合されている。このゴム製のシール21の外周折り
曲げ部21Aは内周面13Aの他方の縁部22に固定さ
れている。また、シール21の内径端部21Bは横軸5
の外周に接触している。このシール21は、蛇腹状にな
っており、上記横軸5の傾動に追従して伸縮するように
なっている。そして、シール21は、横軸5の先端部5
Aと支持ローラ13との間の空間に異物が進入すること
と内部の潤滑剤の漏洩を防止することができる。なお、
シール21は弾性材料であれば良く、ゴム製に限定され
るものでなく、また蛇腹状でなくても成立する。
【0015】上記構成のスライドドア用ローラ装置は、
スライドドアをガイドレールGに沿ってスライドさせる
と、縦軸2に枢着された案内ローラ3は、ガイドレール
Gの案内部G1の案内軌道面G1−Sに沿って走行す
る。同時に、上記横軸5に軸支された支持ローラ13
は、支持軌道面G2−S上を走行する。この走行時に、
上記案内ローラ3が上記ガイドレールGのカーブに進入
すると、支持ローラ13の転がり方向に対する横軸5の
中心軸の角度が変わる。このとき、玉列BR1とBR2
は横軸5の略球形の先端部5Aに対して滑らかに移動
し、横軸5の先端部5Aに対して支持ローラ13を滑ら
かに支持し続ける。したがって、案内ローラ3がガイド
レールGのカーブを進行しているときにも、支持ローラ
13は回転を妨げられることなく、スムーズに走行でき
る。また、支持ローラ13の外周面13Bの曲率半径の
中心と横軸5の略球形の先端部5Aの曲率半径の中心と
を所定の寸法だけ位置ずれさせているので、支持ローラ
13に対して、支持ローラ13の転がり方向に対する横
軸5の中心軸の角度が略直角である状態に復元させる力
を働かせることができる。したがって、支持ローラ13
の転がり方向を支持ローラ13の進行方向に一致させる
ことができる。なお、略球形の先端部5Aは形成されて
いなくとも、つまり延在方向の先端が削り取られていな
くとも成立する。
スライドドアをガイドレールGに沿ってスライドさせる
と、縦軸2に枢着された案内ローラ3は、ガイドレール
Gの案内部G1の案内軌道面G1−Sに沿って走行す
る。同時に、上記横軸5に軸支された支持ローラ13
は、支持軌道面G2−S上を走行する。この走行時に、
上記案内ローラ3が上記ガイドレールGのカーブに進入
すると、支持ローラ13の転がり方向に対する横軸5の
中心軸の角度が変わる。このとき、玉列BR1とBR2
は横軸5の略球形の先端部5Aに対して滑らかに移動
し、横軸5の先端部5Aに対して支持ローラ13を滑ら
かに支持し続ける。したがって、案内ローラ3がガイド
レールGのカーブを進行しているときにも、支持ローラ
13は回転を妨げられることなく、スムーズに走行でき
る。また、支持ローラ13の外周面13Bの曲率半径の
中心と横軸5の略球形の先端部5Aの曲率半径の中心と
を所定の寸法だけ位置ずれさせているので、支持ローラ
13に対して、支持ローラ13の転がり方向に対する横
軸5の中心軸の角度が略直角である状態に復元させる力
を働かせることができる。したがって、支持ローラ13
の転がり方向を支持ローラ13の進行方向に一致させる
ことができる。なお、略球形の先端部5Aは形成されて
いなくとも、つまり延在方向の先端が削り取られていな
くとも成立する。
【0016】したがって、この実施例のスライドドア用
ローラ装置によれば、2つの案内用ローラを要すること
なく、1つの案内用ローラ3と1つの支持用ローラ13
だけで、ガイドレールGに傷や大きな摩耗を発生させる
ことなく、スライドドアを円滑にスライドさせることが
できる。
ローラ装置によれば、2つの案内用ローラを要すること
なく、1つの案内用ローラ3と1つの支持用ローラ13
だけで、ガイドレールGに傷や大きな摩耗を発生させる
ことなく、スライドドアを円滑にスライドさせることが
できる。
【0017】したがって、この実施例によれば、スライ
ドドアの円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単
で部品点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドド
ア用ローラ装置を提供することができる。
ドドアの円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単
で部品点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドド
ア用ローラ装置を提供することができる。
【0018】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のス
ライドドア用ローラ装置は、スライドドアに固定された
ブラケットに中心軸が高さ方向に延びるように取り付け
られた縦軸と、上記縦軸に枢着されており、ガイドレー
ルの案内部の案内軌道面を走行させられる案内ローラ
と、ブラケットに中心軸が幅方向に延びるように取り付
けられており、略球形の先端部を有する横軸と、横軸の
略球形の先端部に接触した状態で横軸の中心軸を基準と
する周方向に環状に配置されている複数の玉を含んでお
り、横軸の中心軸が延びる方向に複列に配置されている
玉列と、玉列を周方向に囲んでいると共に玉列に接触し
ている内周面と、径方向外方に向かって凸状に湾曲して
いる外周面とを有し、ガイドレールの支持部の支持軌道
面を走行させられる支持ローラとを備えたものである。
ライドドア用ローラ装置は、スライドドアに固定された
ブラケットに中心軸が高さ方向に延びるように取り付け
られた縦軸と、上記縦軸に枢着されており、ガイドレー
ルの案内部の案内軌道面を走行させられる案内ローラ
と、ブラケットに中心軸が幅方向に延びるように取り付
けられており、略球形の先端部を有する横軸と、横軸の
略球形の先端部に接触した状態で横軸の中心軸を基準と
する周方向に環状に配置されている複数の玉を含んでお
り、横軸の中心軸が延びる方向に複列に配置されている
玉列と、玉列を周方向に囲んでいると共に玉列に接触し
ている内周面と、径方向外方に向かって凸状に湾曲して
いる外周面とを有し、ガイドレールの支持部の支持軌道
面を走行させられる支持ローラとを備えたものである。
【0019】従って、この発明によれば、スライドドア
をガイドレールに沿ってスライドさせると、縦軸に枢着
された案内ローラは、スライドレールの案内部の案内軌
道面に沿って走行する。同時に、上記横軸に軸支された
支持ローラは、支持軌道面上を走行する。この走行時
に、上記案内ローラが上記ガイドレールのカーブに進入
すると、上記支持ローラの転がり方向に対する上記横軸
の中心軸の角度が変わる。このとき、上記玉列は上記横
軸の略球形の先端部に対して滑らかに移動し、上記横軸
の先端部に対して上記支持ローラを滑らかに支持し続け
る。従って、上記案内ローラが上記ガイドレールのカー
ブを進行しているときにも、上記支持ローラは回転を妨
げられることなく、スムーズに走行できる。また、上記
支持ローラの外周面の曲率半径の中心と上記横軸の先端
部の中心とを相異させておけば、上記支持ローラに対し
て、支持ローラの転がり方向に対する横軸の中心軸の角
度が略直角である状態に復元させる力を働かせることが
でき、上記支持ローラの転がり方向を上記支持ローラの
進行方向に一致させることができる。
をガイドレールに沿ってスライドさせると、縦軸に枢着
された案内ローラは、スライドレールの案内部の案内軌
道面に沿って走行する。同時に、上記横軸に軸支された
支持ローラは、支持軌道面上を走行する。この走行時
に、上記案内ローラが上記ガイドレールのカーブに進入
すると、上記支持ローラの転がり方向に対する上記横軸
の中心軸の角度が変わる。このとき、上記玉列は上記横
軸の略球形の先端部に対して滑らかに移動し、上記横軸
の先端部に対して上記支持ローラを滑らかに支持し続け
る。従って、上記案内ローラが上記ガイドレールのカー
ブを進行しているときにも、上記支持ローラは回転を妨
げられることなく、スムーズに走行できる。また、上記
支持ローラの外周面の曲率半径の中心と上記横軸の先端
部の中心とを相異させておけば、上記支持ローラに対し
て、支持ローラの転がり方向に対する横軸の中心軸の角
度が略直角である状態に復元させる力を働かせることが
でき、上記支持ローラの転がり方向を上記支持ローラの
進行方向に一致させることができる。
【0020】したがって、この発明によれば、2つの案
内用ローラを要することなく、1つの案内用ローラと1
つの支持用ローラだけで、ガイドレールに傷や大きな摩
耗を発生させることなく、スライドドアを円滑にスライ
ドさせることができる。
内用ローラを要することなく、1つの案内用ローラと1
つの支持用ローラだけで、ガイドレールに傷や大きな摩
耗を発生させることなく、スライドドアを円滑にスライ
ドさせることができる。
【0021】したがって、この発明によれば、スライド
ドアの円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単で
部品点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドドア
用ローラ装置を提供することができる。
ドアの円滑なスライドを損なうことなく、構造が簡単で
部品点数が少なく小形軽量化を実現できるスライドドア
用ローラ装置を提供することができる。
【図1】 この発明のスライドドア用ローラ装置の実施
例の進行方向から見た様子を示す断面図である。
例の進行方向から見た様子を示す断面図である。
【図2】 図2(A)は従来のスライドドア用ローラ装置
がガイドレールに沿って走行する様子を示す側面図であ
り、図2(B)は上記従来例を進行方向から見た様子を示
す正面図である。
がガイドレールに沿って走行する様子を示す側面図であ
り、図2(B)は上記従来例を進行方向から見た様子を示
す正面図である。
【図3】 今一つの従来例の走行状態を示す側面図であ
る。
る。
【図4】 自動車Aのスライドドアおよびスライドドア
用ローラ装置の全体を示す斜視図である。
用ローラ装置の全体を示す斜視図である。
1…ブラケット、1A…屈曲端部、2…縦軸、3…案内
ローラ、5…横軸、5A…先端部、6,7…玉、11,
12…保持器、13…支持ローラ、17,20…開口、
18…カバー、21…シール、A…自動車、G…ガイド
レール、G1…案内部、G1−S…案内軌道面、G2…
支持部、G2−S…支持軌道面。
ローラ、5…横軸、5A…先端部、6,7…玉、11,
12…保持器、13…支持ローラ、17,20…開口、
18…カバー、21…シール、A…自動車、G…ガイド
レール、G1…案内部、G1−S…案内軌道面、G2…
支持部、G2−S…支持軌道面。
Claims (1)
- 【請求項1】 スライドドアに固定されたブラケットに
取り付けられており、上記スライドドアをスライドさせ
たときに、自動車の幅方向に向いた案内軌道面を含む案
内部と自動車の高さ方向に向いた支持軌道面を含む支持
部とを有すると共に自動車のボデー側面に固定されたガ
イドレールの上記軌道面に沿って走行させられるように
なっているスライドドア用ローラ装置において、 上記ブラケットに、中心軸が上記高さ方向に延びるよう
に取り付けられた縦軸と、 上記縦軸に枢着されており、上記ガイドレールの案内部
の案内軌道面を走行させられる案内ローラと、 上記ブラケットに中心軸が上記幅方向に延びるように取
り付けられており、略球形の先端部を有する横軸と、 上記横軸の略球形の先端部に接触した状態で上記横軸の
中心軸を基準とする周方向に環状に配置されている複数
の玉を含んでおり、上記横軸の中心軸が延びる方向に複
列に配置されている玉列と、 上記玉列を周方向に囲んでいると共に上記玉列に接触し
ている内周面と、径方向外方に向かって凸状に湾曲して
いる外周面とを有し、上記ガイドレールの支持部の支持
軌道面を走行させられる支持ローラとを備えることを特
徴とするスライドドア用ローラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP711495A JPH08200357A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スライドドア用ローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP711495A JPH08200357A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スライドドア用ローラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200357A true JPH08200357A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11657069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP711495A Pending JPH08200357A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スライドドア用ローラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200357A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100941819B1 (ko) * | 2004-12-13 | 2010-02-10 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 슬라이드 도어의 로어 롤러 구조 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP711495A patent/JPH08200357A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100941819B1 (ko) * | 2004-12-13 | 2010-02-10 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 슬라이드 도어의 로어 롤러 구조 |
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