JPH08201239A - ブランク水の精製方法 - Google Patents

ブランク水の精製方法

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JPH08201239A
JPH08201239A JP7027512A JP2751295A JPH08201239A JP H08201239 A JPH08201239 A JP H08201239A JP 7027512 A JP7027512 A JP 7027512A JP 2751295 A JP2751295 A JP 2751295A JP H08201239 A JPH08201239 A JP H08201239A
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blank water
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Shuichi Hirata
秀一 平田
Ryosuke Fukushima
良助 福嶋
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 校正や希釈などを行うために使用する直前に
ブランク水の汚染を除去できるブランク水の精製方法を
提供すること。 【構成】 試料水分解用の紫外線ランプ2を備えた水質
自動測定装置1内に貯溜されているブランク水Pに対
し、紫外線ランプ2を用いて紫外線を照射するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブランク水の精製方法
に関し、特に、試料水分解用の紫外線ランプを備えた水
質自動測定装置内に貯溜されているブランク水の汚染
を、校正や希釈などを行うために使用する直前に除去で
きる新規なブランク水の精製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、全窒素計、全リン計等の水質自
動測定装置において、校正や希釈を行うための水は、水
道水や地下水、工業用水などを活性炭やイオン交換樹脂
で精製後、当該装置内の貯溜タンクに貯溜して使用され
るのが一般的である。しかし、精製用の活性炭筒やイオ
ン交換樹脂筒、あるいは、当該装置内の貯溜タンクに滞
留する水は、活性炭やイオン交換樹脂、貯溜タンクの素
材からの有機物などの溶出物や、バクテリア等の発生な
どによって汚染されていることがある。そのような汚染
物で汚染されている水をブランク水として校正や希釈な
どに用いると、校正値や測定値が異常値となり、安定し
た正しい計器値が得られなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した有機物などの
溶出物やバクテリア等の汚染物の発生を完全に抑えるこ
とは不可能なので、汚染の恐れがあるブランク水を使用
直前に別の方法で精製する必要がある。
【0004】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、校正や希釈などを行うために使用する
直前にブランク水の汚染を除去できるブランク水の精製
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のブランク水の精製方法は、試料水分解用
の紫外線ランプを備えた水質自動測定装置内に貯溜され
ているブランク水に対し、前記紫外線ランプを用いて紫
外線を照射するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】水質自動測定装置に具備されている試料水分解
用の紫外線ランプを用いて、校正や希釈などを行うため
に使用する直前のブランク水に対し、紫外線を照射する
ので、ブランク水に含まれる有機物などの溶出物やバク
テリア等の汚染物を分解・消滅でき、精製されたブラン
ク水を校正や希釈のために用いることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。なお、それによってこの発明は限定を受けるも
のではない。図1は、水質自動測定装置に供給されたブ
ランク水を一旦、試料水分解ユニット外に設置したタン
クに貯溜した後、精製するようにしたこの発明の第1実
施例を示す。
【0008】図1において、水質自動測定装置1は、試
料水分解用の紫外線ランプ2を有する試料水分解ユニッ
ト3と、図外の導入口から導入ライン4を通って導入さ
れるブランク水Pを貯溜する貯溜タンク5と、図外の試
料水導入口から試料水分解ユニット3を通り紫外線ラン
プ2を用いて紫外線を照射することによって試料水Sを
分解した後、特定成分を測定する図外の測定部に至る試
料水測定ライン6と、ブランク水Pを貯溜タンク5から
試料水分解ユニット3に送り込み、さらには、精製され
たブランク水Qを校正や希釈などのために供給するブラ
ンク水供給ライン7と、この供給ライン7上の貯溜タン
ク5および試料水分解ユニット3間に設置されてブラン
ク水Pを貯溜タンク5から試料水分解ユニット3に送り
込むポンプなどの送液手段8と、校正や希釈などのため
に精製されたブランク水Qが必要となった時、開動作す
るバルブ9とからなる。
【0009】以下、ブランク水の精製方法について説明
する。導入ライン4を通って水質自動測定装置1に供給
されたブランク水Pは一旦、貯溜タンク5に貯溜され
る。そして、校正や希釈などのため、精製されたブラン
ク水Qが必要となった時に、バルブ9を開動作させると
ともに、ポンプ8を作動させ、これによりブランク水P
がブランク水供給ライン7を通って試料水分解ユニット
3に導入される。
【0010】そこで、ブランク水Pに紫外線ランプを用
いて紫外線を照射し、ブランク水Pに含まれる有機物な
どの溶出物やバクテリア等の汚染物を分解・消滅させた
後、精製されたブランク水Qを校正や希釈に用いる。こ
のようにして、校正や希釈などを行うために使用する直
前にブランク水の汚染を除去できる。
【0011】このように本実施例では、ブランク水のブ
ランク値を低減あるいは略ゼロにできるので、正しい測
定値や校正値が得られる。また、ブランク水の水質が安
定するので、測定値や校正値のばらつきが抑えられる。
さらに、水質自動測定装置1の定量下限は、ブランク値
の大きさとばらつきに依存することから、ブランク値を
下げて安定化させることによって、水質自動測定装置1
の定量下限が改善され、低濃度試料を用いた場合に高感
度化が可能となる。
【0012】図2は、水質自動測定装置に供給されたブ
ランク水を試料水分解ユニット内に設置したタンクに貯
溜し、常時紫外線を照射するようにしたこの発明の第2
実施例を示す。なお、図1に示したものと同一の構成部
材については、同一の符号を付してある。
【0013】図2において、導入ライン4を通って水質
自動測定装置1に供給されたブランク水Pは試料水分解
ユニット3内に設置したタンク10に貯溜される。この
タンク10は石英などの紫外線を透過させる材料よりな
る容器で構成されている。そして、タンク10は常時紫
外線が照射されるように紫外線ランプ2に対向して設置
されている。11は、校正や希釈などのために、精製さ
れたブランク水Qが必要となった時に、ポンプなどの送
液手段8によって精製されたブランク水Qを必要箇所に
送る精製ラインである。
【0014】この実施例では、試料水分解ユニット3内
にタンク10を設置し、試料水分解ユニット3内の試料
水分解用の紫外線ランプ2を常時タンク10に照射する
ようにしたので、導入ライン4を通って水質自動測定装
置1に供給されたブランク水Pを常に精製されたブラン
ク水Qの状態でタンク10内に収容できる。そして、校
正や希釈などのために、精製されたブランク水Qが必要
となった時に、バルブ9を開動作させるとともに、ポン
プ8を作動させ、これにより精製されたブランク水Qを
タンク10から精製ライン11を通って必要箇所に送る
ことができる。したがって、精製されたブランク水Qを
用いて安定した正しい測定値を得ることができる。
【0015】なお、上記各実施例では、水質自動測定装
置として、全窒素計、全リン計などのものを示したが、
この発明は、例えば、全有機炭素計(TOC計)、CO
D(化学的酸素要求量:Chemical Oxygen Demand)計な
どの試料水分解用の紫外線ランプを備えた他の装置にも
同様に適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、ブランク水
に試料水分解用の紫外線ランプを用いて紫外線を照射
し、ブランク水に含まれる有機物などの溶出物やバクテ
リア等の汚染物を分解・消滅させた後、精製されたブラ
ンク水を校正や希釈に用いるようにしたので、校正や希
釈などを行うために使用する直前にブランク水の汚染を
除去でき、ブランク水を用いる測定や校正の値に汚染に
よる誤差を持ち込むことを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】この発明の第2実施例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…水質自動測定装置、2…試料水分解用の紫外線ラン
プ、3…試料水分解ユニット、5…貯溜タンク、6…試
料水測定ライン、7…ブランク水供給ライン、8…送液
手段、9…バルブ、10…タンク、11…精製ライン、
P…ブランク水、Q…精製されたブランク水、S…試料
水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料水分解用の紫外線ランプを備えた水
    質自動測定装置内に貯溜されているブランク水に対し、
    前記紫外線ランプを用いて紫外線を照射するようにした
    ことを特徴とするブランク水の精製方法。
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