JPH08201987A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH08201987A
JPH08201987A JP1452395A JP1452395A JPH08201987A JP H08201987 A JPH08201987 A JP H08201987A JP 1452395 A JP1452395 A JP 1452395A JP 1452395 A JP1452395 A JP 1452395A JP H08201987 A JPH08201987 A JP H08201987A
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JP
Japan
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film
lid member
winding
winding knob
shaft
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Application number
JP1452395A
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English (en)
Inventor
Yoji Katsura
洋史 桂
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ付きフイルムユニットから写真フイル
ムパトローネを取り出す際に蓋部材を確実に閉じる。 【構成】 写真フイルムパトローネ10のフイルム通路
16に蓋部材14を設ける。蓋部材14のキー穴15に
操作軸20を連結する。操作軸20に逆止片27を設け
る。逆止片27の先端を巻き上げノブ23の歯23aに
係止させて、巻き上げノブ23の巻き上げ方向とは逆の
方向への回転を阻止する。この阻止を越えた強い力で巻
き上げノブ23を逆方向に回転させると、逆止片27が
変形する。この変形により、操作軸20を蓋部材14の
閉じ方向に回転させる。 【効果】 巻き上げノブ23の操作により逆止片27を
作用させて、蓋部材14を閉じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルム通路を開閉す
る蓋部材を備えた写真フイルムパトローネを装填するレ
ンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズやシャッタ機構,フイルム巻
上げ機構等の簡単な撮影機構を備え、予め写真フイルム
パトローネが装填されたレンズ付きフイルムユニットが
本出願人より製造販売されている。このレンズ付きフイ
ルムユニットは、気軽に購入して写真撮影が楽しめるよ
うに、構成部品のほとんどをプラスチック部品にして、
その製造コストを安価にしている。また、写真フイルム
パトローネも従来はパトローネに金属板を用いていた
が、コストや省資源等の環境問題の面からリサイクルの
容易なプラスチック製のものが多数提案されている。こ
のような写真フイルムパトローネとしては、パトローネ
をプラスチックで形成し、フイルム通路の遮光には、フ
イルム通路を開放する開き位置とフイルム通路を遮断す
る閉じ位置との間で回動自在とされたプラスチック製の
蓋部材を組み込んだものがある。
【0003】また、このようなプラスチック製の写真フ
イルムパトローネをレンズ付きフイルムユニットに使用
して、レンズ付きフイルムユニットに更なるリサイクル
適正の向上を図るための提案も多数なされている。この
ような提案のうち、特開平6−130558号公報記載
のレンズ付きフイルムユニットでは、パトローネを取り
出す際に開放される底蓋にパトローネの蓋部材とも係合
されるロック部材を設け、このロック部材が底蓋をロッ
クしているときには蓋部材は開き位置にあり、ロック部
材を解除したときには蓋部材が閉じ位置に回転するよう
にしている。これにより、写真フイルムパトローネを取
り出す際には必ず蓋部材が閉じ位置にあるので、写真フ
イルムに光もれによるカブリが発生することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓋部材
の回転も行うロック部材を底蓋に設けると、底蓋の厚み
が増すことになりレンズ付きフイルムユニットが高さ方
向で大型化してしまうという問題がある。また、底蓋を
開放する際にはロック部材を解除するという作業が増え
るため、大量にレンズ付きフイルムユニットの現像処理
を行う際には、煩わしさと作業効率の悪化とを招いてし
まうという問題がある。
【0005】また、資源の有効利用の観点から、使用済
みのレンズ付きフイルムユニットを廃棄処分することな
く、再利用することが行われている。しかしながら、単
に写真フイルムやパトローネのみを詰め替えるだけで
は、撮影機構の劣化等が発生している場合に所期の性能
を確保することができなくなるばかりでなく、写真フイ
ルムに擦り傷等を発生させるおそれもある。したがっ
て、部品の再利用のための検査装置などを有する設備で
再利用を図ることが望まれている。このため、不用意な
フイルムの詰め替えなどを阻止する必要がある。この不
用意な詰め替え阻止手段は種々提案されているが、再利
用が不可能なほど破壊されてしまう場合もあったり、部
品点数や組み立て作業工程数が増えることもあったりす
る。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
大型化することなく、しかも簡単な操作により写真フイ
ルムパトローネの蓋部材を閉じることができるようにし
たレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的と
する。また、別の目的は、不用意な詰め替えを簡単な構
成で阻止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットは、巻
き上げノブに形成した歯と、蓋部材の軸端部に連係さ
れ、蓋部材と一体に回動する操作軸と、この操作軸の軸
心に交差する方向に延設され、先端が巻き上げノブの前
記歯に当接して巻き上げノブのフイルム巻き取り方向と
は逆の方向への回転を阻止し、この阻止を越える強い力
で巻き上げノブを逆方向に回転する際には変形して、こ
の回転により操作軸を蓋部材の閉じ方向に回転させる逆
止部材とを備えたものである。
【0008】また、請求項2記載のレンズ付きフイルム
ユニットは、巻き上げノブに形成した歯と、蓋部材の軸
端部に連係され、蓋部材と一体に回動する操作軸と、こ
の操作軸の軸心に交差する方向に延設され、先端が巻き
上げノブの前記歯に当接し、巻き上げノブのフイルム巻
き取り方向と逆の方向への回転により操作軸を蓋部材の
閉じ方向に回転する逆止部材と、この逆止部材による蓋
部材の閉じ方向への操作軸の回転を阻止し、この阻止を
越える強い力で巻き上げノブを前記逆方向に回転する場
合には操作軸の回転を許容する操作軸回転制御手段とを
備えたものである。
【0009】また、請求項3記載のレンズ付きフイルム
ユニットは、前記逆方向への回転の際に前記逆止部材を
塑性変形又は破断させるものである。
【0010】
【作用】撮影した後は周知のように巻き上げノブの回転
により、未露光の写真フイルムが撮影開口にセットされ
る。また、このフイルムの巻き上げ操作によりシャッタ
チャージが行われる。このフイルムの巻き上げ操作時に
は、逆止部材により巻き上げノブの逆方向への回転が阻
止されている。撮影が終了した後は、現像所等におい
て、撮影済みのレンズ付きフイルムユニットからパトロ
ーネが取り出される。このパトローネの取り出しの前
に、巻き上げノブが巻き取り方向とは逆の方向に回転さ
れる。巻き上げノブは逆止部材によって逆方向への回転
は阻止されているが、この阻止に抗して強く逆方向に回
転すると、逆止部材が変形して操作軸を蓋部材の閉じ方
向に回転する。これにより蓋部材が閉じ位置にセットさ
れる。この後、底蓋が開けられ、写真フイルムパトロー
ネが取り出される。
【0011】また、係止爪等による操作軸回転制御手段
を用いた場合には、係止爪等によって通常のフイルム巻
き上げ操作では逆方向への回転が規制されている。そし
て、撮影を終了した後に写真フイルムパトローネを取り
出す場合には、回転規制を越えた強い力で逆方向に回転
すると、係止爪等の係止が外れて操作軸が蓋部材の閉じ
方向に回転する。これにより、蓋部材が閉じ位置にセッ
トされる。
【0012】逆止部材はこの蓋部材の閉じ位置へのセッ
トにより塑性変形又は破断する。したがって、このまま
写真フイルムやパトローネのみを詰め替えた場合に、逆
止部材が巻き上げノブに係止することがなく、蓋部材の
閉じ操作が行えなくなるだけでなく、通常のフイルム巻
き上げ動作も行えない。これにより、フイルム等の不用
意な詰め替えが阻止される。
【0013】
【実施例】本発明を用いたレンズ付きフイルムユニット
のユニット本体及びこれに装填して用いられる写真フイ
ルムパトローネの一部を示す図2において、ユニット本
体2は、周知のように樹脂成形された本体基部と、その
前面,背面に被せられる前カバー,後カバーとから構成
されており、更に、本体基部にはシャッタ羽根を含むシ
ャッタ機構やフイルム巻き上げ機構のほか、ストロボユ
ニット等が組み込まれている。前カバーは本体基部に組
み付けられたシャッタ機構等を覆い、また後カバーは本
体基部の背面側を光密に覆う。
【0014】ユニット本体2には、装飾を兼ねた紙製の
保護カバー3が被せられている。保護カバー3には図示
しないミシン目が形成されており、撮影済みのパトロー
ネを取り出す際に、このミシン目に沿って保護カバー3
が破られるとともに、底蓋5が開けられる。底蓋5は、
ユニット本体2に設けられたパトローネ収納部6を光密
に塞ぐもので、ヒンジ部7を介してユニット本体2の後
カバーに取り付けられている。なお、底蓋5には遮光リ
ブや係止爪などが形成されているが、図面の煩雑化をさ
ける意味でこれらは図示を省略している。
【0015】底蓋5を開ける場合には底蓋開放金具8が
用いられる。底蓋開放金具8はU字状の底板挟持部8a
を備えている。この底板挟持部8aの先端は楔状に形成
されており、これが底蓋5とユニット本体2との隙間に
挿入される。この挿入後に底蓋開放金具8が底蓋5の開
放方向に操作され底蓋5が開けられる。なお、このよう
な底蓋開放金具8を用いる代わりに、ドライバー等を用
いて底蓋5をこじ開けるようにしてもよい。
【0016】図1及び図3に示すように、フイルムパト
ローネ10は、樹脂の成形品からなるケース11a,1
1bと、その中に回転自在に収納され写真フイルム12
が巻きつけられたスプール13と、フイルムパトローネ
10内を遮光する蓋部材14とを主要部品として構成さ
れており、この他に図示しない蓋部材のロック装置や表
示装置,バーコード板17等を備えている。このフイル
ムパトローネ10は、スプール13をフイルム12の送
り出し方向に回転することにより写真フイルム12の先
端がフイルムパトローネ10のフイルム通路16から出
るように構成されている。
【0017】前記ロック装置は、蓋部材14の上部軸端
に形成したキー穴15の係合切欠き15aに係止して、
蓋部材14を閉じ位置に保持する。また、表示装置は、
未使用,撮影済み,現像済み等の写真フイルムの使用状
態を表示窓18a(図2参照)に表示する。図1に示す
ように、バーコード板17は写真フイルム12の撮影枚
数やフイルム種類等のバーコードを円盤に記録して構成
されており、ケース11aの窓18bからバーコードが
現れるようになっている。
【0018】蓋部材14は、ケース11a,11bの合
わせ目に形成されたフイルム通路16内に回動自在に組
み込まれており、軸端部には蓋部材14をフイルムパト
ローネ10の外部から回動させるためにキー穴15が形
成されている。このキー穴15はケース11a,11b
の両端部の軸孔11cから外部に露出するようにされて
いる。このキー穴15に操作軸20を嵌め込んで回動す
ることにより、蓋部材14は、図3に示すようにフイル
ム通路16を開放した開き位置と、図4に示すようにフ
イルム通路16を光密に遮断した閉じ位置との間で変位
する。この開き位置と閉じ位置との間の回動角度は約7
0°に設定されている。
【0019】図1に示すように、パトローネ収納部6の
上板6aには、巻き上げノブ取付ボス21と操作軸取付
孔22とが設けられている。巻き上げノブ取付ボス21
には巻き上げノブ23が回動自在に取り付けられ、巻き
上げノブ23の係合軸23aがフイルムパトローネ10
のスプール係合部13aに嵌まるようになっている。
【0020】操作軸取付孔22には操作軸20が回動自
在に取り付けられる。操作軸20はキー26が一体的に
形成されており、このキー26は蓋部材14のキー穴1
5の係合切欠き15aに嵌まるようになっている。操作
軸20には逆止片27が一体的に形成されている。逆止
片27は操作軸20の軸心に交差する方向でその上端部
から突出するように設けられている。
【0021】図5に示すように、逆止片27の先端は巻
き上げノブ23の歯23bに係止しており、巻き上げ方
向(矢印A)とは逆の方向(矢印B)への回転を阻止し
ている。また、逆止片27の操作軸20側の端部近くに
はくびれ部29が形成されている。このくびれ部29は
逆止片27の折り曲げを容易にして、矢印B方向への強
制回転が容易に行えるようになっている。くびれ部29
は半円状の切欠き29aを形成することによって設けて
いるが、これは楔状の切欠きなどであってもよい。
【0022】くびれ部29は操作軸20の軸心と逆止片
27の先端とを結ぶ直線L1に対し僅かに下方に偏心し
た位置となるようにされており、これにより逆止片27
はく字形状に少し折り曲げられている。この折り曲げに
よって、通常のフイルム巻き上げ時に、フイルム巻き上
げとは逆のB方向に巻き上げノブ23を回転しようとす
ると、この回転力は逆止片27を介して操作軸20に反
時計方向に回転するように作用する。この状態では蓋部
材14が開き位置となっており、それ以上は蓋部材14
が回転範囲に写真フイルムが存在するため回転すること
ができない。これにより、巻き上げノブ23のB方向へ
の回転が阻止される。また、蓋部材14を閉じる場合に
はフイルム通路16にはフイルムは存在せず、この状態
で巻き上げノブ23をB方向に強い力で回転すると、逆
止片27がたわんで図5に2点鎖線D2〜D5で示すよ
うに変形する。2点鎖線D5に示す状態では、蓋部材1
4が図4に示すように、確実に閉じられる。
【0023】なお、くびれ部29を操作軸20の軸心と
逆止片27の先端とを結ぶ直線L1に対して僅かに上方
に偏心した位置となるように、上記の場合と逆方向にく
字形状に少し折り曲げて、逆止片を形成してもよい。こ
の場合には、巻き上げノブをB方向に回転しようとする
と、この回転初期では回転力が逆止片を介して操作軸に
時計方向に作用する。この状態では、蓋部材14は開き
位置にありそれ以上の回転はパトローネの構造上、阻止
されるため、巻き上げノブのB方向の回転が規制され
る。また、蓋部材14を閉じる場合には、巻き上げノブ
をB方向に強い力で回転すると、逆止片が図5中に2点
鎖線D1に示すようにたわんで変形し、この変形途中で
操作軸20への作用方向が時計方向から反時計方向に切
り替わって操作軸20は反時計方向に回転するようにな
る。以下、2点鎖線D2〜D5に示すように変位して同
じように蓋部材14を確実に閉じることができる。
【0024】操作軸20及び逆止片27は合成樹脂によ
り一体成形され、コストダウンが図られている。合成樹
脂としては、ABS,PP,POM,PMMA,PC,
PA,液晶ポリマー等のエンジニアリングプラスチック
が用いられ、バネ性が確保される。
【0025】操作軸20及び逆止片27を上板6aに取
り付けた状態では、操作軸20は、蓋部材14を開き位
置にセットする位置にされている。したがって、操作軸
20及び逆止片27を先にユニット本体2に取り付け、
この後に未使用の写真フイルムパトローネ10をパトロ
ーネ収納部6に装填する場合には暗室内での作業とな
り、蓋部材14が開き位置にセットされた状態でパトロ
ーネ10はパトローネ収納部6内に装填される。これに
より、蓋部材14のキー穴15と操作軸35のキー36
とが一致してこれらが一体的に回転するように連結され
る。
【0026】次に本実施例の作用を説明する。図5に示
すように、通常の撮影時には、巻き上げノブ23の歯2
3bに逆止片27の先端が係止しており、これにより巻
き上げノブ23が巻き上げ方向Aとは逆のB方向への回
転が阻止されている。撮影を終了したレンズ付きフイル
ムユニットは現像所に送られ、ここで撮影済みの写真フ
イルムパトローネ10が取り出される。この取り出しの
前に、巻き上げノブ23が巻き上げ方向とは逆のB方向
に強い力で回転される。これにより、逆止片27が2点
鎖線D2〜D5に示すように変形して、巻き上げノブ2
3の回転変位が逆止片27を介して操作軸20に伝達さ
れる。図1に示すように、操作軸20と蓋部材14とは
キー26及びキー穴15を介して一体的に連結されてい
るから、蓋部材14が閉じ方向に回転して、この蓋部材
14が閉じ位置にセットされる。この後、図2に示すよ
うに底蓋開放金具8を用いて底蓋5が開けられて、写真
フイルムパトローネ10が取り出される。
【0027】巻き上げノブ23の逆回転による蓋部材1
4の閉じ操作によって、逆止片27は塑性変形するため
に、このままの状態でフイルム詰め替え等を行っても、
逆止片27が巻き上げノブ23の歯23aに係止するこ
とがないため、正常なフイルム巻き上げ操作ができない
だけでなく、蓋部材14の閉じ操作が行えない。したが
って、不用意なフイルム詰め替え等が阻止される。
【0028】次に、図6に示すように、操作軸回動制御
手段として係止爪40を用いた他の実施例について説明
する。なお、前記実施例と同じ構成部材には同一符号が
付してある。この実施例では、操作軸41の上端部外周
に逆止片42を一体的に設ける他に、係止溝41aを形
成し、これに係止爪40の爪本体40aを係止させる。
係止爪40はU字状に形成されており、バネ性が付与さ
れている。これにより、爪本体40aが係止溝41aに
入り込むように付勢されている。
【0029】係止爪40は通常のフイルム巻き上げ操作
では係止溝41aから外れることがなく操作軸41の回
転が阻止されている。また、通常の操作力を越えた力で
フイルム巻き上げ方向とは逆のB方向に強制回転するこ
とにより、係止爪40の爪本体40aが係止溝41aか
ら外れて操作軸41の外周縁に乗り、係止が解除され
る。そして、逆止片42が図中2点鎖線E1〜E3に示
すように変形して、操作軸41を反時計方向に回転す
る。これにより、操作軸41と一体回転する蓋部材14
が閉じ方向に回転して、蓋部材14は図中2点鎖線E4
で示す閉じ位置にセットされる。
【0030】この操作を行った後は、逆止片42がくび
れ部43で塑性変形するため、この逆止片42の再使用
は不可能になり、不用意なフイルムの詰め替えが阻止さ
れる。なお、塑性変形の代わりに、曲げ応力の集中によ
り逆止片42を破断させてもよく、これにより逆止片4
2が再使用不能になり、フイルムパトローネ10の不用
意な詰め替えが防止される。また、くびれ部43を形成
するための切欠き43aの他に孔や凹部等を形成させて
曲げ応力を集中させるようにしてもよい。
【0031】また、上記実施例では、図5及び図6に示
すように、逆止片27,42の操作軸側端部近くに切欠
き29a,43aを形成してくびれ部29,43を設
け、これにより操作軸20,41の回転に対する自由度
を確保させたが、操作軸20,41が容易に回転するこ
とができる場合にはこのくびれ部29,43は省略して
もよい。また、図7に示すように操作軸50に一体的に
形成する逆止片51を予め湾曲させておき、たわみのき
っかけを与えるようにしてもよい。また、図8に示すよ
うに、中央部に向かうにしたがって肉薄になるように形
成した逆止片53を用いて、逆止片53の曲げが容易に
行えるようにしてもよい。また、図9に示すように、逆
止片57の中央部にU字形のバネ部58を形成してもよ
い。
【0032】また、上記実施例では、巻き上げノブ23
の外周に形成した歯23aに逆止片27等を当接させた
が、この歯は巻き上げノブの下面側に突出させて形成し
たものでもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、蓋部材の軸端部に連係
されて蓋部材と一体に回動する操作軸と、この操作軸の
軸心に交差する方向に延設した逆止部材とを設け、この
逆止部材を、フイルム巻き取りの際の巻き上げノブの回
動操作ではフイルム巻き取り方向とは逆の方向への回転
を阻止し、この回動操作よりも強い力で前記逆方向に回
転する場合には変形して、この回転により操作軸を蓋部
材の閉じ方向に回転させるように構成したから、巻き上
げノブの逆止部材を用いて、蓋部材を閉じ位置にセット
することができる。しかも、逆止部材を用いるため、部
品点数を増加させることもない。また、巻き上げノブの
高さに部品を配置するため省スペース化が図れ、レンズ
付きフイルムユニットを小型に構成することができる。
【0034】また、フイルム巻き取りの際の巻き上げノ
ブの回動操作ではフイルム巻き取り方向とは逆の方向へ
の回転を阻止し、この回転操作よりも強い力で前記逆方
向に回転する場合には操作軸の回転を許容して、この回
転操作により操作軸を蓋部材の閉じ方向に回転させる操
作軸回転制御手段を設けたことにより、同様にして、逆
止部材を用いて蓋部材を閉じ位置にセットすることがで
きるようになる。
【0035】また、逆止部材を、前記逆方向への回転時
に塑性変形又は破断させることにより、再使用が不可能
になり、不用意なフイルム詰め替え等を阻止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の要部を示す分解斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの底蓋を開けた状
態を示す斜視図である。
【図3】蓋部材が開き位置にある写真フイルムパトロー
ネを示す断面図である。
【図4】蓋部材が閉じ位置のときのフイルム通路を示す
要部断面図である。
【図5】操作軸及び逆止片の動きを示す平面図である。
【図6】他の実施例における操作軸,逆止片,及び係止
爪を示す平面図である。
【図7】他の実施例における逆止片を示す平面図であ
る。
【図8】他の実施例における逆止片を示す平面図であ
る。
【図9】他の実施例における逆止片を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
2 ユニット本体 5 底蓋 6 パトローネ収納部 10 写真フイルムパトローネ 14 蓋部材 15 キー穴 16 フイルム通路 20 操作軸 23 巻き上げノブ 23a 歯 27,42,51,53,57 逆止片 29,43 くびれ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム通路を遮断する閉じ位置と開放
    する開き位置との間で回動自在な蓋部材を有する写真フ
    イルムパトローネを収納し、巻き上げノブの回転により
    撮影済みのフイルムを写真フイルムパトローネ内に巻き
    取るようにしたレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記巻き上げノブに形成した歯と、前記蓋部材の軸端部
    に連係され、蓋部材と一体に回動する操作軸と、この操
    作軸の軸心に交差する方向に延設され、先端が巻き上げ
    ノブの前記歯に当接して巻き上げノブのフイルム巻き取
    り方向とは逆の方向への回転を阻止し、この阻止を越え
    る強い力で巻き上げノブを逆方向に回転する際には変形
    して、この回転により操作軸を蓋部材の閉じ方向に回転
    させる逆止部材とを備えたことを特徴とするレンズ付き
    フイルムユニット。
  2. 【請求項2】 フイルム通路を遮断する閉じ位置と開放
    する開き位置との間で回動自在な蓋部材を有する写真フ
    イルムパトローネを収納し、巻き上げノブの回転により
    撮影済みのフイルムを写真フイルムパトローネ内に巻き
    取るようにしたレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記巻き上げノブに形成した歯と、前記蓋部材の軸端部
    に連係され、蓋部材と一体に回動する操作軸と、この操
    作軸の軸心に交差する方向に延設され、先端が巻き上げ
    ノブの前記歯に当接し、巻き上げノブのフイルム巻き取
    り方向と逆の方向への回転により操作軸を蓋部材の閉じ
    方向に回転する逆止部材と、この逆止部材による蓋部材
    の閉じ方向への操作軸の回転を阻止し、この阻止を越え
    る強い力で巻き上げノブを前記逆方向に回転する場合に
    は操作軸の回転を許容する操作軸回転制御手段とを備え
    たことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のレンズ付きフイル
    ムユニットにおいて、前記逆止部材は、前記逆方向への
    回転の際に塑性変形又は破断することを特徴とするレン
    ズ付きフイルムユニット。
JP1452395A 1995-01-31 1995-01-31 レンズ付きフイルムユニット Pending JPH08201987A (ja)

Priority Applications (1)

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