JPH08203526A - 非水二次電池 - Google Patents

非水二次電池

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JPH08203526A
JPH08203526A JP7012344A JP1234495A JPH08203526A JP H08203526 A JPH08203526 A JP H08203526A JP 7012344 A JP7012344 A JP 7012344A JP 1234495 A JP1234495 A JP 1234495A JP H08203526 A JPH08203526 A JP H08203526A
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aqueous secondary
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礼之 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高い放電動作電圧、大きな放電容量、良好な充
放電サイクル特性、良好な高電流充放電特性を有する非
水二次電池を提供する。 【構成】負極材料、正極材料、リチウム塩を含む非水電
解質からなる非水二次電池であって、該負極材料が主と
して周期表13、14、15、2族原子から選ばれる3
種以上の原子を含む、主として非晶質酸化物及び/また
は非晶質カルコゲン化合物からなることを特徴とする非
水二次電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充放電特性を改良し、
かつ安全性を高めた非水二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非水二次電池用負極材料としては、リチ
ウム金属やリチウム合金が代表的であるが、それらを用
いると充放電中にリチウム金属が樹枝状に成長し、内部
ショートしたり、その樹枝状金属自体の活性が高く、発
火する危険をはらんでいる。これに対して、最近、リチ
ウムを挿入放出することができる焼成炭素質材料が実用
されるようになってきた。この炭素質材料の欠点は、そ
れ自体が導電性をもつので、過充電や急速充電の際に炭
素質材料の上にリチウム金属が析出することがあり、結
局、樹枝状金属を析出してしまうことになる。これを避
けるために、充電器を工夫したり、正極活物質量を少な
くして、過充電を防止する方法を採用したりしている
が、後者の方法では、活物質物質の量が限定されるの
で、そのため、放電容量も制限されてしまう。また、炭
素質材料は密度が比較的小さいため、体積当りの容量が
低いという二重の意味で放電容量が制限されてしまうこ
とになる。
【0003】更に、特開平6ー275268号公報には
SnO、特開平6ー325765号公報には珪素酸化
物、特に珪素が4価以下の価数である珪素酸化物、特開
平6ー338325号公報には錫と他の元素の複合酸化
物を負極材料として用いることが記載されている。これ
らの負極材料には、高放電電位かつ高容量のものもある
がサイクル寿命に優れ、高電流適性が優れたものは開発
されておらず、二次電池の性能としては不十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
充放電サイクル特性を改良し、かつ高い放電電圧、高容
量で安全性を高めた非水二次電池を得ることである。ま
た、高電流適性に優れた非水二次電池を得ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、正極材
料、負極材料、リチウム塩を含む非水電解質から成る非
水二次電池に関し、該負極材料が主として周期表13,
14,15,2族原子から選ばれる三種以上の原子を含
む、主として非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶
質酸化物からなることを特徴とする非水二次電池により
達成された。
【0006】本発明で言う周期表13,14,15,2
族原子とはB,Al,Ga,In,Tl,Si,Ge,
Sn,Pb,P,As,Sb,Bi,Be,Mg,C
a,Sr,Baであり,好ましくはB,Al,Ga,I
n,Tl,Si,Ge,Sn,Pb,P,Sb,Bi,
Mg,Ca,Sr,Baであり、特に好ましくはB,A
l,Si,Ge,Sn,P、Mg,Caである。さらに
好ましくはB,Al,Si,Sn,P,Mgである。
【0007】本発明で言う非晶質カルコゲン化合物、非
晶質酸化物複合酸化物は電池組み込み時に主として非晶
質であることが好ましい。ここで言う主として非晶質と
はCuKα線を用いたX線回折法で2θ値で20°から
40°に頂点を有するブロードな散乱帯を有する物であ
り、結晶性の回折線を有してもよい。好ましくは2θ値
で40°以上70°以下に見られる結晶性の回折線の内
最も強い強度が、2θ値で20°以上40°以下に見ら
れるブロードな散乱帯の頂点の回折線強度の500倍以
下であることが好ましく、さらに好ましくは100倍以
下であり、特に好ましくは5倍以下であり、最も好まし
くは結晶性の回折線を有さないことである。
【0008】非晶質カルコゲン化合物、非晶質酸化物複
合酸化物は下記一般式(1)で表されることが好まし
い。 M1 2pM4qM6r 一般式(1) 式中、M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、Sn、Pb 、
P、B、Al、As、Sbから選ばれる少なくとも一種
であり、好ましくはSi 、Ge 、Sn、P、B、Alで
あり、特に好ましくはSi 、Sn、P、B、Alであ
る。M4 はBe,Mg,Ca,Sr,Baから選ばれる
少なくとも一種であり、好ましくはMg,Caで、特に
好ましくはMgである。M6 はO、S、Se、Teから
選ばれる少なくとも一種であり、好ましくはO、Sであ
り、特に好ましくはOである。p,qは各々0.001〜
10であり、好ましくは0.01〜5であり、特に好ま
しくは0.01〜2である。r は1.00〜50であ
り、好ましくは1.00〜26であり、特に好ましくは
1.02〜6である。M1 、M2 の価数は特に限定され
ることはなく、単独価数であっても、各価数の混合物で
あっても良い。またM1 、M2 、M4 の比はM2 および
4 がM1 に対して0.001〜10モル当量の範囲に
おいて連続的に変化させることができ、それに応じてM
6 の量(一般式(1)において、r の値)も連続的に変
化する。
【0009】上記に挙げた化合物の中でも、本発明にお
いてはM1 がSnである場合が好ましく、一般式(2)
であらわされる。 SnM3pM5qM7r 一般式(2) 式中、M3 はSi 、Ge 、Pb 、P、B、Al、As、
から選ばれる少なくとも一種であり、好ましくはSi 、
Ge 、P、B、Al、であり、特に好ましくはSi 、
P、B、Al、である。M5 はBe,Mg,Ca,S
r,Baから選ばれる少なくとも一種であり、好ましく
はMg,Caで、特に好ましくはMgである。M7
O、Sから選ばれる少なくとも一種であり、好ましくは
Oである。p 、q は各々0.001〜10であり、好ま
しくは0.01〜5であり、さらに好ましくは0.01
〜1.5であり、特に好ましくは0.7〜1.5であ
る。r は1.00〜50であり、好ましくは1.00〜
26であり、特に好ましくは1.02〜6である。一般
式(2)として好ましくは一般式(3)としてあらわさ
れる。 SnSis M3pM5qOt 一般式(3) 式中、M3 はGe 、Pb 、P、B、Al、As、から選
ばれる少なくとも一種であり、好ましくはGe 、P、
B、Al、であり、特に好ましくはP、B、Al、であ
る。M5 は一般式(2)と同じ。p,q,s は各々0.01
〜5.0、t は1.0〜26の数字を表す。p,q はさら
に好ましくは0.01〜1.5であり、特に好ましくは
0.7〜1.5である。t は特に好ましくは1.02〜
6である。
【0010】一般式(3)の特に好ましい化合物は、一
般式(4)で表される。 SnSip M8qMgr Os 一般式(4)で 式中、M8 はGe、P,B,Alから選ばれる少なくと
も一種であり、好ましくはP,B,Alである。p ,q
、r は各々0.01〜5.0、さらに好ましくは0.
01〜1.5であり、特に好ましくは0.7〜1.5で
ある。s は1.0〜26の数字を表す。特に好ましくは
1.02〜6である。一般式(1),(2)、(3)、
(4)で示される酸化物を主体とする複合酸化物として
は例えば下記のものがあるが、これらに限定されるもの
ではない。SnSi0.8 Mg0.2 2.8 、SnB0.5
0.2 Mg0.3 2.55、SnSi0. 6 10.2Mg0.2
2.7 、SnSi0.6 10.10.1 0.1 Mg
0.2 2.95、SnSi0.8 Ca0.2 2.8 、SnB0.5
0.2 Ca0.3 2.55、SnSi0.6 10.2Ca0.2
0.7 、SnSi0.6 10.10.1 0.1 Ca
0.2 2.95、SnSi0.5 10.20.1 0.1 Mg0.1
2.8 、SnSi0.5 10.10.2 0.1 Mg0.4
3.1 、SnSi0.5 10.20.2 Mg0.2 2.8 、Sn
Si0.5 10.20.1 0.1 Ca0.1 2.8 、SnSi
0.5 10.10.2 0.1 Ca0.4 3.1、SnSi0.5
10.20.2 Ca0.2 2.8 、SnSi0.8 Ba0.2
2.8 、SnB0.5 0.2 Ba0.3 2.55、SnSi0.6
10.2Ba0.2 2.7 、SnSi 0.6 10.10.1
0.1 Ba0.2 2.95
【0011】また一般式(2),(3)、(4)におけ
るSn、Si、一般式(2)、(3)のM3 および一般
式(4)のM8 の価数は特に限定されることはなく、単
独価数であっても、各価数の混合物であっても良い。ま
た一般式(2)で示される化合物のM3 ,M5 の量は、
Snに対して0.01〜10モル当量の範囲において連
続的に変化させることができ、それに応じてM7 の量
(一般式(3)において、r の値)も連続的に変化す
る。また一般式(3)で示される化合物のSi,M 3
5 の量は、Snに対して0.01〜5.0モル当量の
範囲において連続的に変化させることができ、それに応
じて酸素の量(一般式(3)において、t の値)も連続
的に変化する。また一般式(4)で示される化合物のS
i,M8 ,Mgの量は、Snに対して0.01〜5.0
モル当量の範囲において連続的に変化させることがで
き、それに応じて酸素の量(一般式(4)において、r
の値)も連続的に変化する。
【0012】本発明においては、以上示したような一般
式(1)から(4)で示される化合物を主として負極材
料として用いることにより、より充放電サイクル特性の
優れた、かつ高い放電電圧、高容量で安全性が高く,高
電流特性が優れた非水二次電池を得ることができる。本
発明において、特に優れた効果を得ることができるの
は、Snを含有し且つSnの価数が2価で存在する化合
物を負極材料として用いることである。Snの価数は化
学滴定操作によって求めることができる。例えばPhysic
s and Chemistry of Glasses Vol.8 No.4 (1967)の16
5頁に記載の方法で分析することができる。また、Sn
の固体核磁気共鳴(NMR)測定によるナイトシフトか
ら決定することも可能である。例えば、幅広測定におい
て金属Sn(0価のSn)はSn(CH3)4 に対して7
000ppm付近と極端に低磁場にピークが出現するの
に対し、SnO(=2価)では100ppm付近、Sn
2(=4価)では−600ppm付近に出現する。こ
のように同じ配位子を有する場合ナイトシフトが中心金
属であるSnの価数に大きく依存するので、 119Sn−
NMR測定で求められたピーク位置で価数の決定が可能
となる。本発明の負極材料に各種化合物を含ませること
ができる。例えば、1族元素(Li、Na、K、Rb、
Cs)、遷移金属(Sc、Ti、V、Cr、Mn、F
e、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、
Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、ランタノイド系
金属、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、A
u、Hg)や周期表17族元素(F、Cl、Br、I)
を含ませることができる。また電子伝導性をあげる各種
化合物(例えば、Sb、In、Nbの化合物)のドーパ
ントを含んでもよい。添加する化合物の量は0〜20モ
ル%が好ましい。
【0013】本発明における一般式(1)〜(4)で示
される酸化物を主体とする複合酸化物の合成法は焼成
法、溶液法いずれの方法も採用することができる。例え
ば焼成法について詳細に説明するとM1 化合物、M2
合物とM4 化合物(M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、
Sn、Pb 、P、B、Al、As、Sb、M4 はBe,
Mg,Ca,Sr,Ba)を混合し、焼成せしめればよ
い。Sn化合物としてはたとえばSn O、Sn O2 、S
n23 、Sn34 、Sn713・H2O、Sn815、水酸
化第一錫、オキシ水酸化第二錫、亜錫酸、蓚酸第一錫、
燐酸第一錫、オルト錫酸、メタ錫酸、パラ錫酸、弗化第
一錫、弗化第二錫、塩化第一錫、塩化第二錫、臭化第一
錫、臭化第二錫、沃化第一錫、沃化第二錫、セレン化
錫、テルル化錫、ピロリン酸第一錫、リン化錫、硫化第
一錫、硫化第二錫、等を挙げることができる。Si化合
物としてはたとえばSiO2 、SiO、四塩化珪素、四
臭化珪素、トリクロロメチルシラン、ジメチルジクロロ
シラン、トリメチルクロロシラン等のハロゲン化有機珪
素化合物、テトラメチルシラン、テトラエチルシラン等
の有機珪素化合物、テトラメトキシシラン、テトラエト
キシシラン等のアルコキシシラン化合物、トリクロロハ
イドロシラン等のハイドロシラン化合物を挙げることが
できる。Ge化合物としてはたとえばGeO2 、Ge
O、四塩化ゲルマニウム、四臭化ゲルマニウム、ゲルマ
ニウムテトラメトキシド、ゲルマニウムテトラエトキシ
ド等のアルコキシゲルマニウム化合物等を挙げることが
できる。Pb化合物としてはたとえばPbO2 、Pb
O、Pb2 3 、Pb3 4 、PbCl2 、塩素酸鉛、
過塩素酸鉛、硝酸鉛、炭酸鉛、蟻酸鉛、酢酸鉛、四酢酸
鉛、酒石酸鉛、鉛ジエトキシド、鉛ジ(イソプロポキシ
ド)等を挙げることができる。P化合物としてはたとえ
ば五酸化リン、オキシ塩化リン、五塩化リン、三塩化リ
ン、三臭化リン、トリメチルリン酸、トリエチルリン
酸、トリプロピルリン酸ピロリン酸第一錫、リン酸ホウ
素等を挙げることができる。B化合物としてはたとえば
三二酸化ホウ素、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素、炭化ホ
ウ素、ほう酸、ほう酸トリメチル、ほう酸トリエチル、
ほう酸トリプロピル、ほう酸トリブチル、リン化ホウ
素、リン酸ホウ素等を挙げることができる。Al化合物
としてはたとえば酸化アルミニウム(α−アルミナ、β
−アルミナ)、ケイ酸アルミニウム、アルミニウムトリ
−iso−プロポキシド、亜テルル酸アルミニウム、塩
化アルミニウム、ホウ化アルミニウム、リン化アルミニ
ウム、リン酸アルミニウム、乳酸アルミニウム、ほう酸
アルミニウム、硫化アルミニウム、硫酸アルミニウム、
ホウ化アルミニウム等を挙げることができる。Sb化合
物としてはたとえば三臭化アンチモン、三塩化アンチモ
ン、三酸化二アンチモン、トリフェニルアンチモン等を
挙げることができる。
【0014】Be,Mg,Ca,Sr,Ba化合物とし
ては、各々の酸化塩、水酸化塩、炭酸塩、リン酸塩、硫
酸塩、硝酸塩、ハロゲン塩,硫化塩、窒化塩、炭化塩,
アルミニウム化合物等を挙げることができる。
【0015】焼成条件としては、昇温速度として昇温速
度毎分4℃以上2000℃以下であることが好ましく、
さらに好ましくは6℃以上2000℃以下である。とく
に好ましくは10℃以上2000℃以下であり、かつ焼
成温度としては250℃以上1500℃以下であること
が好ましく、さらに好ましくは350℃以上1500℃
以下であり、とくに好ましくは500℃以上1500℃
以下であり、かつ焼成時間としては0.01時間以上1
00時間以下であることが好ましく、さらに好ましくは
0.5時間以上70時間以下であり、とくに好ましくは
1時間以上20時間以下であり、かつ降温速度としては
毎分2℃以上107 ℃以下であることが好ましく、さら
に好ましくは4℃以上107 ℃以下であり、とくに好ま
しくは6℃以上107 ℃以下であり、特に好ましくは1
0℃以上107 ℃以下である。本発明における昇温速度
とは「焼成温度(℃表示)の50%」から「焼成温度
(℃表示)の80%」に達するまでの温度上昇の平均速
度であり、本発明における降温速度とは「焼成温度(℃
表示)の80%」から「焼成温度(℃表示)の50%」
に達するまでの温度降下の平均速度である。降温は焼成
炉中で冷却してもよくまた焼成炉外に取り出して、例え
ば水中に投入して冷却してもよい。またセラミックスプ
ロセッシング(技報堂出版 1987)217頁記載の
gun法・Hammer−Anvil法・slap法・
ガスアトマイズ法・プラズマスプレー法・遠心急冷法・
melt drag法などの超急冷法を用いることもで
きる。またニューガラスハンドブック(丸善 199
1)172頁記載の単ローラー法、双ローラ法を用いて
冷却してもよい。焼成中に溶融する材料の場合には、焼
成中に原料を供給しつつ焼成物を連続的に取り出しても
よい。焼成中に溶融する材料の場合には融液を攪拌する
ことが好ましい。
【0016】焼成ガス雰囲気は好ましくは酸素含有率が
5体積%以下の雰囲気であり、さらに好ましくは不活性
ガス雰囲気である。不活性ガスとしては例えば窒素、ア
ルゴン、ヘリウム、クリプトン、キセノン等が挙げられ
る。
【0017】本発明に用いる一般式(1)〜(4)で示
される化合物の平均粒子サイズは0.1〜60μm が好
ましく、1.0〜30μm が特に好ましく、2.0〜2
0μm がさらに好ましい。所定の粒子サイズにするに
は、良く知られた粉砕機や分級機が用いられる。例え
ば、乳鉢、ボールミル、サンドミル、振動ボールミル、
衛星ボールミル、遊星ボールミル、旋回気流型ジェット
ミルや篩などが用いられる。粉砕時には水、あるいはメ
タノール等の有機溶媒を共存させた湿式粉砕も必要に応
じて行うことが出来る。所望の粒径とするためには分級
を行うことが好ましい。分級方法としては特に限定はな
く、篩、風力分級機などを必要に応じて用いることがで
きる。分級は乾式、湿式ともに用いることができる。
【0018】本発明で用いられるより好ましいリウム含
有遷移金属酸化物正極材料としては、リチウム化合物/
遷移金属化合物(ここで遷移金属とは、Ti、V、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Mo、Wから選ばれる少
なくとも1種)の合計のモル比が0.3〜2.2になる
ように混合して合成することが好ましい。本発明で用い
られるとくに好ましいリチウム含有遷移金属酸化物正極
材料としては、リチウム化合物/遷移金属化合物(ここ
で遷移金属とは、V、Cr、Mn、Fe、Co、Niか
ら選ばれる少なくとも1種)の合計のモル比が0.3〜
2.2になるように混合して合成することが好ましい。
本発明で用いられるとくに好ましいリチウム含有遷移金
属酸化物正極材料とは、Lix QOy (ここでQは主と
して、その少なくとも一種がCo、Mn、Ni、V、F
eを含む遷移金属)、x=0.2〜1.2、y=1.4
〜3)であることが好ましい。QがCoの場合は特に好
ましい。Qとしては遷移金属以外にAl、Ga、In、
Ge、Sn、Pb、Sb、Bi、Si、P、B、Znな
どを混合してもよい。混合量は遷移金属に対して0〜3
0モル%が好ましい。
【0019】本発明で用いられる好ましい具体的なリチ
ウム含有金属酸化物正極材料としては、Lix Co
2 、Lix NiO2 、Lix MnO2 、Lix Coa
Ni1-a2 、Lix Cob V1-b Oz 、Lix Cob
Fe1-b 2 、Lix Mn2 4、Lix Mnc Co
2-c 4 、Lix Mnc Ni2-c 4 、Lix Mnc V
2-c4 、Lix Mnc Fe2-c 4(ここでx=0.7
〜1.2、a=0.1〜0.9、b=0.8〜0.9
8、c=1.6〜1.96、z=2.01〜2.3)が
あげられる。本発明で用いられる最も好ましいリチウム
含有遷移金属酸化物正極材料としては、Lix Co
2 、Lix NiO2 、Lix MnO2 、Lix Coa
Ni1-a2 、Lix Mn2 4 、Lix Cob V1-b
Oz(ここでx=0.7〜1.2、a=0.1〜0.9、
b=0.9〜0.98、z=2.01〜2.3)があげ
られる。ここで、上記のx値は、充放電開始前の値であ
り、充放電により増減する。
【0020】本発明の非水二次電池に用いられる正・負
極は、正極合剤あるいは負極合剤を集電体上に塗設、あ
るいはペレット状に成形して作ることができる。正極あ
るいは負極合剤には、それぞれ正極材料あるいは負極材
料の他、それぞれに導電剤、結着剤、分散剤、フィラ
ー、イオン導電剤、圧力増強剤や各種添加剤を含むこと
ができる。
【0021】さらに本発明の負極材料は、軽金属、特に
リチウムを挿入して用いることができる。リチウムの挿
入方法は、電気化学的、化学的、熱的方法が好ましい。
本発明の負極材料へのリチウム挿入量は、リチウムの析
出電位に近似するまででよいが、例えば上記の好ましい
負極材料当たり50〜700モル%が好ましい。特に1
00〜600モル%が好ましい。本発明で使用できる正
極及び負極中の導電剤は、グラファイト、アセチレンブ
ラック、カーボンブラック、ケッチェンブラック、炭素
繊維や金属粉、金属繊維やポリフェニレン誘導体であ
り、特にグラファイト、アセチレンブラックが好まし
い。本発明で使用できる正極及び負極中の結着剤は、ポ
リアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリビニ
ルアルコール、澱粉、再生セルロース、ジアセチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルク
ロリド、ポリビニルピロリドン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、SBR,EPDM、スルホン化EPDM、フ
ッ素ゴム、ポリブタジエン、ポリエチレンオキシドであ
り、特にポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデ
ンが好ましい。
【0022】本発明で使用できる正極及び負極の支持体
即ち集電体は、材質として、正極にはアルミニウム、ス
テンレス鋼、ニッケル、チタン、またはこれらの合金で
あり、負極には銅、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、
またはこれらの合金であり、形態としては、箔、エキス
パンドメタル、パンチングメタル、金網である。特に、
正極にはアルミニウム箔、負極には銅箔が好ましい。本
発明で使用できるセパレータは、イオン透過度が大き
く、所定の機械的強度を持ち、絶縁性の薄膜であれば良
く、材質として、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリ
マー、セルロース系ポリマー、ポリイミド、ナイロン、
ガラス繊維、アルミナ繊維が用いられ、形態として、不
織布、織布、微孔性フィルムが用いられる。特に、材質
として、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンとポリエチレンの混合体、ポリプロピレンとテフロン
の混合体、ポリエチレンとテフロンの混合体が好まし
く、形態として微孔性フィルムであるものが好ましい。
特に、孔径が0.01〜1μm、厚みが5〜50μmの
微孔性フィルムが好ましい。
【0023】本発明で使用できる電解液は、有機溶媒と
してプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、
ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、γ−ブチ
ロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒ
ドロフラン、ジメチルスフォキシド、ジオキソラン、
1,3−ジオキソラン、ホルムアミド、ジメチルホルム
アミド、ニトロメタン、アセトニトリル、蟻酸メチル、
酢酸メチル、プロピオン酸メチル、燐酸トリエステル、
トリメトキシメタン、ジオキソラン誘導体、スルホラ
ン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、プロピレンカ
ーボネート誘導体、テトラヒドロ誘導体、ジエチルエー
テル、1,3−プロパンサルトンの少なくとも1種以上
を混合したもの、また電解質として、LiClO4 、L
iBF4 、LiPF6 、LiCF3 SO3 、LiCF3
CO2 、LiAsF6 、LiSbF6 、LiB10
10、低級脂肪族カルボン酸リチウム、LiAlC
4 、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチ
ウム、四フェニルホウ酸リチウムの1種以上の塩を溶解
したものが好ましい。特にプロピレンカーボネートある
いはエチレンカーボネートと1、2−ジメトキシエタン
及び/あるいはジエチルカーボネートとの混合溶媒にL
iCF3 SO3 、LiClO4 、LiBF4 、及び/あ
るいはLiPF6 を溶解したものが好ましく、特に、少
なくともエチレンカーボネートとLiPF6 を含むこと
が好ましい。
【0024】電池の形状はボタン、コイン、シート、シ
リンダー、角などのいずれにも適用できる。ボタン、コ
インでは、合剤をペレット状にプレス成形して用い、シ
ート、角、シリンダーでは合剤を集電体上に塗設、乾
燥、脱水、プレスして用いる。電池は、ペレット、シー
ト状あるいはセパレーターと共に巻回した電極を電池缶
に挿入し、缶と電極を電気的に接続し、電解液を注入し
封口して形成する。この時、安全弁を封口板として用い
ることができる。更に電池の安全性を保証するためにP
TC素子を用いるのが好ましい。
【0025】本発明で使用できる有底電池外装缶は、材
質として、ニッケルメッキを施した鉄鋼板、ステンレス
鋼板(SUS304、SUS304L,SUS304
N、SUS316、SUS316L、SUS430、S
US444等)、ニッケルメッキを施したステンレス鋼
板(同上)、アルミニウムまたはその合金、ニッケル、
チタン、銅であり、形状として、真円形筒状、楕円形筒
状、正方形筒状、長方形筒状である。特に、外装缶が負
極端子を兼ねる場合は、ステンレス鋼板、ニッケルメッ
キを施した鉄鋼板が好ましく、外装缶が正極端子を兼ね
る場合は、ステンレス鋼板、アルミニウムまたはその合
金が好ましい。
【0026】本発明で使用できるガスケットは、材質と
して、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリマー、セル
ロース系ポリマー、ポリイミド、ポリアミドであり、耐
有機溶媒性及び低水分透過性から、オレフィン系ポリマ
ーが好ましく、特にプロピレン主体のポリマーが好まし
い。さらに、プロピレンとエチレンのブロック共重合ポ
リマーであることが好ましい。
【0027】本発明の電池は必要に応じて外装材で被覆
される。外装材としては、熱収縮チューブ、粘着テー
プ、金属フィルム、紙、布、塗料、プラスチックケース
等がある。また、外装の少なくとも一部に熱で変色する
部分を設け、使用中の熱履歴がわかるようにしても良
い。本発明の電池は必要に応じて複数本を直列及び/ま
たは並列に組み電池パックに収納される。電池パックに
は正温度係数抵抗体、温度ヒューズ、ヒューズ及び/ま
たは電流遮断素子等の安全素子の他、安全回路(各電池
及び/または組電池全体の電圧、温度、電流等をモニタ
ーし、必要なら電流を遮断する機能を有す回路)を設け
ても良い。また電池パックには、組電池全体の正極及び
負極端子以外に、各電池の正極及び負極端子、組電池全
体及び各電池の温度検出端子、組電池全体の電流検出端
子等を外部端子として設けることもできる。また電池パ
ックには、電圧変換回路(DC−DCコンバータ等)を
内蔵しても良い。また各電池の接続は、リード板を溶接
することで固定しても良いし、ソケット等で容易に着脱
できるように固定しても良い。さらには、電池パックに
電池残存容量、充電の有無、使用回数等の表示機能を設
けても良い。
【0028】本発明の電池は様々な機器に使用される。
特に、ビデオムービー、モニター内蔵携帯型ビデオデッ
キ、モニター内蔵ムービーカメラ、コンパクトカメラ、
一眼レフカメラ、使い捨てカメラ、レンズ付きフィル
ム、ノート型パソコン、ノート型ワープロ、電子手帳、
携帯電話、コードレス電話、ヒゲソリ、電動工具、電動
ミキサー、自動車等に使用されることが好ましい。
【0029】
【実施例】以下に具体例をあげ、本発明をさらに詳しく
説明するが、発明の主旨を越えない限り、本発明は実施
例に限定されるものではない。 合成例1 一酸化錫13.5g 、二酸化珪素4.8g 、酸化マグネ
シウム0.64gを乾式混合し、アルミナ製るつぼに入
れ、アルゴン雰囲気下15℃/分で1000℃まで昇温
した。1150℃で12時間焼成した後、10℃/分で
室温にまで降温し、焼成炉より取り出して、これを粗粉
砕し、さらにジェットミルで粉砕し、平均粒径4.5μ
m のSnSi0.8 Mg0.2 2.8 を得た。 (化合物1
−A) また、CuKα線を用いたX線回折法において2θ値で
28°付近に頂点を有するブロードなピークを有する物
であり、2θ値で40°以上70°以下には結晶性の回
折線は見られなかった。同様の方法で、それぞれ化学量
論量の原料を混合、焼成、粉砕し以下に示す化合物を合
成した。また、それら化合物はCuKα線を用いたX線
回折法において2θ値で20°から40°に頂点を有す
るブロードな散乱帯を有する物であった。また、2θ値
で20°以上40°以下に見られるブロードな散乱帯の
頂点の回折線強度をA、2θ値で40°以上70°以下
に結晶性の回折線が見られる場合、その内最も強い強度
をB(結晶性の回折線が無い場合B=0)としたとき、
B/Aの値を化合物番号とともに示す。なお、1−Aは
B/A=0であった。
【0030】同様の方法で、それぞれ化学量論量の原料
を混合、焼成、粉砕し、下記の化合物を得た。SnSi
0.8 Mg0.2 2.8(1−B)、SnSi0.6 10.2Mg
0.22.7(1−C)、SnSi0.6 0.2 Mg0.2 2.9
(1−D)、SnSi0.6 10.10.2 Mg0.1 2.75
(1−E)、SnSi0.5 0.1 0.1 Ca0.3
2. 7(1−F)。SnSiO3(1−X;比較例)。これら
の化合物のB/A値はいずれも0であった。
【0031】合成例2 一酸化錫13.5g 、二酸化珪素4.8g 、酸化マグネ
シウム0.64gを乾式混合し、アルミナ製るつぼに入
れ、アルゴン雰囲気下15℃/分で1000℃まで昇温
した。1200℃で4時間焼成した後、アルゴン雰囲気
下ステンレスホイ−ル上に流し出し急冷した(冷却速度
200度/分)。該化合物を粗粉砕し、さらに振動ミ
ルで粉砕し、平均粒径3.5μm のSnSi0.8 Mg
0.2 2.8を得た。(化合物2−A) また、X線回折においてB/A=0であった。
【0032】合成例3 一酸化錫13.5g 、二酸化珪素4.8g 、酸化マグネ
シウム0.64gを乾式混合し、アルミナ製るつぼに入
れ、空気中、1200℃で10時間焼成した。焼成後室
温にまで冷却し(冷却速度 4度/分)、焼成炉より取
り出して、ジェットミルで粉砕し、平均粒径4μm のS
nSi0.8 Mg0.2 2.8 を得た。(化合物3−A) また、X線回折においてB/A=0であった。同様の方
法で、それぞれ化学量論量の原料を混合、焼成、粉砕
し、それぞれSnSi0.5 0.3 Mg0.2 2.6(3−
B、B/A=2.8)、SnSi0.7 0. 1 Mg0.2
2.2(3−C、B/A=6.4)、SnSi0.5 0.3
0.1 Mg0. 1 2.6(3−D、B/A=3.2)を得た。
【0033】実施例1 負極材料として、合成例1で合成した化合物1−Aを用
いて、それを86重量%、鱗片状黒鉛6重量%、アセチ
レンブラック3重量%の割合で混合し、更に結着剤とし
てポリフッ化ビリニデンの水分散物を4重量%およびカ
ルボキシメチルセルロース1重量%を加え、水を媒体と
して混練してスラリーを作製した。該スラリーを厚さ1
8μmの銅箔の両面に、エクストルージョン法により塗
布し、乾燥後カレンダープレス機により圧縮成型し、所
定の幅、長さに切断して帯状の負極シートを作製した。
負極シートの厚みは124μmであった。正極材料とし
て、LiCoO2 を87重量%、鱗片状黒鉛6重量%、
アセチレンブラック3重量%、さらに結着剤としてポリ
テトラフルオロエチレン水分散物3重量%とポリアクリ
ル酸ナトリウム1重量%を加え、水を媒体として混練し
て得られたスラリーを厚さ20μmのアルミニウム箔の
両面に上記と同じ方法で塗布、乾燥、プレス、切断し
た。そして、220μmの帯状正極シートを作製した。
上記負極シートおよび正極シートのそれぞれ端部にそれ
ぞれニッケル、アルミニウムのリード板をスポット溶接
した後、露点−40℃以下の乾燥空気中で150℃2時
間脱水乾燥した。さらに、脱水乾燥済み正極シート
(8)、微多孔性ポリプロピレンフィルムセパレーター
(セルガード2400)、脱水乾燥済み負極シート
(9)およびセパレーター(10)の順で積層し、これ
を巻き込み機で渦巻き状に巻回した。
【0034】この巻回体を負極端子を兼ねる、ニッケル
メッキを施した鉄製の有底円筒型電池缶(11)に収納
した。1L当たりLiPF6 とLiBF4 を各々0.
9,0.1mol含有し、溶媒がエチレンカーボネー
ト、ブチレンカーボネートとジメチルカーボネートの
2:2:6容量混合液からなる電解質を電池缶に注入し
た。正極端子を有する電池蓋(12)をガスケット(1
3)を介してかしめて円筒型電池を作製した。なお、正
極端子(12)は正極シート(8)と、電池缶(11)
は負極シート(9)とあらかじめリード端子により接続
した。図1に円筒型電池の断面を示した。なお、(1
4)は安全弁である。負極材料1−Aを表1に記載の化
合物に変えた以外は同様にして円筒型電池を製作した。
充放電条件は、4.3〜2.7V、1mA/cm2 とし
た。その結果を、下記に示した。
【0035】略号の説明 a;負極材料、b;第1回放
電容量(負極材料1g当たりmAh)、c;充放電サイ
クル性(第1回目の容量の85%になるサイクル数)、
d;充放電電流が5mAの場合の第1回放電容量/1m
Aの場合の第1回放電容量の比 No. 負極材料 b容量 cサイクル性 d 1 1−A 510mAh/g 380回 90% 2 1−B 505 405 87 3 1−C 512 390 88 4 1−D 506 400 89 5 1−E 500 410 92 6 1−F 512 396 90 7 2−A 518 430 95 8 3−A 490 320 80 9 3−B 490 300 79 10 3−C 491 290 81 11 3−D 490 295 77 12 1−X 490 286 65
【0036】本発明の負極材料を用いたサンプルNo.
1〜11は、比較例のNo.12に較べ、容量が同等以
上で、充放電サイクル性に優れ、かつ高電流を用いた充
放電特性に優れ好ましい。
【0037】
【発明の効果】本発明のように、正極材料にリチウム含
有遷移金属酸化物、負極材料として、少なくとも1種の
特定の複合酸化物を用いると高い放電作動電圧、大きな
放電容量と優れた充放電サイクル特性、高電流適性を与
える非水二次電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に使用した円筒型電池の断面図を示した
ものである。
【符号の説明】
8 正極シート 9 負極シート 10 セパレーター 11 電池缶 12 電池蓋 13 ガスケット 14 安全弁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極材料、負極材料、リチウム塩を含む
    非水電解質から成る非水二次電池に関し、該負極材料が
    主として周期表13,14,15,2族原子から選ばれ
    る三種以上の原子を含む、主として非晶質カルコゲン化
    合物及び、または非晶質酸化物からなることを特徴とす
    る非水二次電池。
  2. 【請求項2】 該負極材料が電池組み込み時に主として
    非晶質カルコゲン化合物及び、または非晶質酸化物であ
    ることを特徴とする請求項1記載の非水二次電池。
  3. 【請求項3】 該負極材料が電池組み込み時に主として
    下記一般式(1)で表される非晶質カルコゲン化合物。 M1 2pM4qM6r 一般式(1) (式中、M1 、M2 は相異なりSi 、Ge 、Sn、Pb
    、P、B、Al、As、Sbから選ばれる少なくとも
    一種、M4 はBe,Mg,Ca,Sr,Baから選ばれ
    る少なくとも一種、M6 はO、S、Se、Teから選ば
    れる少なくとも一種、p,q は各々0.001〜10、r
    は1.00〜50の数字を表す。)で示される化合物を
    主体とすることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載
    の非水二次電池。
  4. 【請求項4】 該負極材料の少なくとも一種が、下記一
    般式(2)で示される化合物。 SnM3pM5qM7r 一般式(2) (式中、M3 はSi 、Ge 、Pb 、P、B、Al、As
    から選ばれる少なくとも一種、M5 はBe,Mg,C
    a,Sr,Baから選ばれる少なくとも一種、M7
    O、Sから選ばれる少なくとも一種、p,q は各々0.0
    01〜10、r は1.00〜50の数字を表す。)を主
    体とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3の非水
    二次電池。
  5. 【請求項5】 該負極材料の少なくとも一種が、一般式
    (3) SnSis M3pM5qOt 一般式(3) (式中、M3 はGe,Pb,P,B,Al,M5 は一般
    式(2)と同じ。p,q,sは各々0.01〜5.0、r は
    1.0〜26の数字を表す。)で示される化合物を主体
    とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    か1項に記載の非水二次電池。
  6. 【請求項6】 該負極材料を昇温速度毎分10℃以上2
    000℃以下で昇温し、かつ250℃以上1500℃以
    下で0.01時間以上100時間以下焼成しかつ降温速
    度毎分2℃以上107 ℃以下で得ることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の非水二次電
    池。
  7. 【請求項7】 該正極材料は、リチウム含有遷移金属酸
    化物であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれか1項に記載の非水二次電池。
  8. 【請求項8】 該正極材料の少なくとも1種が、Lix
    QOy (式中、Qは、その少なくとも1種がCo、M
    n、Ni、V、Feを含む遷移金属、x=0.2〜1.
    2、y=1.4〜3)であることをを特徴とする請求項
    1乃至請求項7のいずれか1項に記載の非水二次電池。
  9. 【請求項9】 該正極材料の少なくとも1種が、Lix
    CoO2 、Lix NiO2 、Lix MnO2 、Lix C
    oa Ni1-a 2 、Lix Cob V1-b z、Lix C
    ob Fe1-b 2 、Lix Mn2 4 、Lix Mnc C
    2-c 4 、Lix Mnc Ni2-c 4 、Lix Mnc
    2-c 4 、Lix Mnc Fe2-c 4(式中、x=0.
    2〜1.2、a=0.1〜0.9、b=0.8〜0.9
    8、c=1.6〜1.96、z=2.01から2.3)
    であることをを特徴とする請求項1乃至請求項8のいず
    れか1項に記載の非水二次電池。
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