JPH08205103A - Atm回線信号生成方法およびこれを使用したatm回線信号処理装置 - Google Patents
Atm回線信号生成方法およびこれを使用したatm回線信号処理装置Info
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- JPH08205103A JPH08205103A JP779695A JP779695A JPH08205103A JP H08205103 A JPH08205103 A JP H08205103A JP 779695 A JP779695 A JP 779695A JP 779695 A JP779695 A JP 779695A JP H08205103 A JPH08205103 A JP H08205103A
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- video signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ディジタルビデオ信号を効率よくATM回線に
収容できるようにする。 【構成】525/60系、D1タイプのディジタルビデ
オ信号(270Mbps)をATM回線信号のデータ形
式に変換し、2回線にて伝送する場合、アクティブエリ
ア以外のデータエリア内での信号成分(水平、垂直ブラ
ンキング期間の信号)のセル数は2860セルとなる。
AAL5レイヤでの1回線当たりに割り当てられるセル
数は11778セルとなる。ビデオ信号領域に割り当て
られるセル数は各種のコントロール信号を考慮すると8
909セルとなる。ATM1回線での1フレーム当たり
のビデオ信号成分は9740セルとなるため、両者のセ
ル比は8909/9740=0.915となる。この場
合、ATM1回線当たりビデオ信号を91.5%かそれ
以上に圧縮すれば、残存するALL5レイヤにこのビデ
オ信号を収容できる。ビデオ信号は相関性が強いのでこ
の程度のデータ圧縮では画質を損ねない。
収容できるようにする。 【構成】525/60系、D1タイプのディジタルビデ
オ信号(270Mbps)をATM回線信号のデータ形
式に変換し、2回線にて伝送する場合、アクティブエリ
ア以外のデータエリア内での信号成分(水平、垂直ブラ
ンキング期間の信号)のセル数は2860セルとなる。
AAL5レイヤでの1回線当たりに割り当てられるセル
数は11778セルとなる。ビデオ信号領域に割り当て
られるセル数は各種のコントロール信号を考慮すると8
909セルとなる。ATM1回線での1フレーム当たり
のビデオ信号成分は9740セルとなるため、両者のセ
ル比は8909/9740=0.915となる。この場
合、ATM1回線当たりビデオ信号を91.5%かそれ
以上に圧縮すれば、残存するALL5レイヤにこのビデ
オ信号を収容できる。ビデオ信号は相関性が強いのでこ
の程度のデータ圧縮では画質を損ねない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルビデオ信
号をATM回線を利用して伝送する場合などに適用して
好適なATM回線信号生成方法およびこれを使用したA
TM回線信号処理装置に関する。
号をATM回線を利用して伝送する場合などに適用して
好適なATM回線信号生成方法およびこれを使用したA
TM回線信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode;
非同期転送モード )の通信回線を使用したデータ伝送
システムでは、全ての情報がセル化されて伝送される
が、セルの伝送に係わる部分では要求されるサービス品
質(誤り率など)が異なり、セル化するに当たってはこ
のサービス品質の違いを吸収する目的のレイヤが存在す
る。このレイヤはATMアダプテイション・レイヤ(A
AL;ATM AdaptationLayer)と呼ばれる。
非同期転送モード )の通信回線を使用したデータ伝送
システムでは、全ての情報がセル化されて伝送される
が、セルの伝送に係わる部分では要求されるサービス品
質(誤り率など)が異なり、セル化するに当たってはこ
のサービス品質の違いを吸収する目的のレイヤが存在す
る。このレイヤはATMアダプテイション・レイヤ(A
AL;ATM AdaptationLayer)と呼ばれる。
【0003】AALレイヤのプロトコル・タイプには5
つのタイプがあるが、そのうち最も簡易化されたタイプ
としてタイプ5が知られている。AALタイプ5(AA
L5レイヤ)はこのプロトコル・タイプのうちユーザ情
報に付加されるコントロール信号が最も少ないタイプで
あって、そのレイヤ構造を図9に示す。
つのタイプがあるが、そのうち最も簡易化されたタイプ
としてタイプ5が知られている。AALタイプ5(AA
L5レイヤ)はこのプロトコル・タイプのうちユーザ情
報に付加されるコントロール信号が最も少ないタイプで
あって、そのレイヤ構造を図9に示す。
【0004】図9のAAL5レイヤ構成においてCPC
Sサブレイヤとは、データ転送用のコンバージェンス・
サブレイヤCS(Convergence Sublayer)のうちサービ
スに依存しない共通の機能を果たすCS共通部(Common
Part CS)のことである。同図のようにCPCSサブレ
イヤのプロトコル・データ・ユニット(Protocol DataU
nit;PDU)に対し、8バイトのトレーラが、ユーザ情
報であるCPCSペイロードに付加された上でセルペイ
ロード化される。
Sサブレイヤとは、データ転送用のコンバージェンス・
サブレイヤCS(Convergence Sublayer)のうちサービ
スに依存しない共通の機能を果たすCS共通部(Common
Part CS)のことである。同図のようにCPCSサブレ
イヤのプロトコル・データ・ユニット(Protocol DataU
nit;PDU)に対し、8バイトのトレーラが、ユーザ情
報であるCPCSペイロードに付加された上でセルペイ
ロード化される。
【0005】ペイロード化するときの1セルは48バイ
ト構成であり、各セルペイロードには5バイトのATM
ヘッダが付いて1セル53バイト構成となされる。その
26ATMセルごとに1セルの割合でヘッダが付いてデ
ータ伝送形式である物理層が構成される。この物理層の
ビット・レートが155.52Mbpsとなる。
ト構成であり、各セルペイロードには5バイトのATM
ヘッダが付いて1セル53バイト構成となされる。その
26ATMセルごとに1セルの割合でヘッダが付いてデ
ータ伝送形式である物理層が構成される。この物理層の
ビット・レートが155.52Mbpsとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ATM回線を利用してディジタルビデオ信号例えば、い
わゆるコンポーネント信号で構成されたD1タイプのデ
ィジタルビデオ信号あるいはコンポジット信号で構成さ
れたD2タイプのディジタルビデオ信号などを伝送する
場合には解決すべき問題点がいくつか存在する。
ATM回線を利用してディジタルビデオ信号例えば、い
わゆるコンポーネント信号で構成されたD1タイプのデ
ィジタルビデオ信号あるいはコンポジット信号で構成さ
れたD2タイプのディジタルビデオ信号などを伝送する
場合には解決すべき問題点がいくつか存在する。
【0007】ATM回線のビットレートは周知のように
155.52Mbpsであるが、各種のALLレイヤに
より異なった種々のヘッダやトレーラなどがATM回線
コントロール信号として付加されるので、実質的な伝送
容量は155.52Mbpsよりも少なくなってしま
う。
155.52Mbpsであるが、各種のALLレイヤに
より異なった種々のヘッダやトレーラなどがATM回線
コントロール信号として付加されるので、実質的な伝送
容量は155.52Mbpsよりも少なくなってしま
う。
【0008】付加されるコントロール信号のデータ量が
最も少ない上述したALL5レイヤでも実質的なビット
レートは次のような数値まで下がってしまう。
最も少ない上述したALL5レイヤでも実質的なビット
レートは次のような数値まで下がってしまう。
【0009】上述したように物理層では、26セルごと
に1セルの割合でヘッダが付加される。またCPCSサ
ブレイヤ1段での最大バイト数は、信号伝送用のペイロ
ード分が2の16乗(=65536)あり、それにトレ
ーラ分と、全体としてCPCSがセル(48バイト)の
倍数になるようにするPAD分を加えると65568バ
イトとなるが、ペイロードとして伝送に供する実質的な
バイト数としては周知のように65520バイトであ
る。さらに1つのATMセルは53バイト構成であって
そのうち5バイトはATMヘッダである。これらのこと
を考慮すると、CPCSサブレイヤ1段当たりの実質的
なビット・レートは、 155.52Mbps×(26/27)×(65520/65568)×(48/53) =135.53Mbps のようになり、伝送される信号用の各種のコントロール
信号を含まない場合でもセルペイロードの実質的なビッ
ト・レートは155.52Mbpsから135.53M
bpsに減少してしまう。
に1セルの割合でヘッダが付加される。またCPCSサ
ブレイヤ1段での最大バイト数は、信号伝送用のペイロ
ード分が2の16乗(=65536)あり、それにトレ
ーラ分と、全体としてCPCSがセル(48バイト)の
倍数になるようにするPAD分を加えると65568バ
イトとなるが、ペイロードとして伝送に供する実質的な
バイト数としては周知のように65520バイトであ
る。さらに1つのATMセルは53バイト構成であって
そのうち5バイトはATMヘッダである。これらのこと
を考慮すると、CPCSサブレイヤ1段当たりの実質的
なビット・レートは、 155.52Mbps×(26/27)×(65520/65568)×(48/53) =135.53Mbps のようになり、伝送される信号用の各種のコントロール
信号を含まない場合でもセルペイロードの実質的なビッ
ト・レートは155.52Mbpsから135.53M
bpsに減少してしまう。
【0010】一方、ディジタルビデオ信号のうち例えば
D1タイプのディジタルビデオ信号はそのサンプリング
周波数が13.5MHzで、1画素は10ビット構成で
あり、輝度信号Yの他に色差信号C(Cr,Cb)があ
るため、1フレームあたりのビットレートは、 13.5Mbps×10ヒ゛ット×2倍=270ビット・レート となる。
D1タイプのディジタルビデオ信号はそのサンプリング
周波数が13.5MHzで、1画素は10ビット構成で
あり、輝度信号Yの他に色差信号C(Cr,Cb)があ
るため、1フレームあたりのビットレートは、 13.5Mbps×10ヒ゛ット×2倍=270ビット・レート となる。
【0011】このようなビット・レートのディジタルビ
デオ信号をATM回線を利用して伝送するには、このデ
ータに対してアドレスなどのデータを付加したり、2回
線に分離するときの識別データなどを付加して伝送しな
ければならないので、トータルで実質270Mbps以
上のビット・レートをもつATM回線が必要になる。そ
のため、ATM回線を2回線使用したとしても上述した
D1タイプのディジタルビデオ信号を伝送することがで
きない。
デオ信号をATM回線を利用して伝送するには、このデ
ータに対してアドレスなどのデータを付加したり、2回
線に分離するときの識別データなどを付加して伝送しな
ければならないので、トータルで実質270Mbps以
上のビット・レートをもつATM回線が必要になる。そ
のため、ATM回線を2回線使用したとしても上述した
D1タイプのディジタルビデオ信号を伝送することがで
きない。
【0012】ATM回線を3回線利用すればディジタル
ビデオ信号を伝送できるが、ATM回線を3回線使用し
た場合、ATM3回線にわたってビデオ信号が分配され
るため、輝度信号成分と色差信号成分とが各回線に分割
され混在することになる。混在したY/C信号を必要に
応じて受信元でそれぞれ正しく復元するためには、それ
を処理するための新しい回路が余分に必要となる他、3
回線のように使用回線が増えると、各回線を区別するた
めの識別コードのビット数が増えるなどの問題も包含す
る。
ビデオ信号を伝送できるが、ATM回線を3回線使用し
た場合、ATM3回線にわたってビデオ信号が分配され
るため、輝度信号成分と色差信号成分とが各回線に分割
され混在することになる。混在したY/C信号を必要に
応じて受信元でそれぞれ正しく復元するためには、それ
を処理するための新しい回路が余分に必要となる他、3
回線のように使用回線が増えると、各回線を区別するた
めの識別コードのビット数が増えるなどの問題も包含す
る。
【0013】さらに伝送路のハイアラーキー上、より上
位の回線(例えば620Mbps、1.2Gbps)に
ビデオ信号を束ねるような場合にはATM3回線を使用
したときには不使用回線が生じて効率的な回線使用を図
れない。
位の回線(例えば620Mbps、1.2Gbps)に
ビデオ信号を束ねるような場合にはATM3回線を使用
したときには不使用回線が生じて効率的な回線使用を図
れない。
【0014】D2タイプのディジタルビデオ信号ではそ
のビット・レートはNTSC方式で143.2Mbp
s、PAL方式で177Mbpsであるので、上述した
と同じ問題を包含する。これら以外のディジタルビデオ
信号であってもビット・レートが135.53Mbps
を越えるようであれば、問題となる点は上述と同じであ
る。
のビット・レートはNTSC方式で143.2Mbp
s、PAL方式で177Mbpsであるので、上述した
と同じ問題を包含する。これら以外のディジタルビデオ
信号であってもビット・レートが135.53Mbps
を越えるようであれば、問題となる点は上述と同じであ
る。
【0015】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、使用回線を増やすことなくデ
ィジタルビデオ信号を伝送できるようにしたATM回線
信号生成方法およびこれを使用したATM回線信号処理
装置を提案するものである。
を解決したものであって、使用回線を増やすことなくデ
ィジタルビデオ信号を伝送できるようにしたATM回線
信号生成方法およびこれを使用したATM回線信号処理
装置を提案するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るATM回線信号
生成方法では、ディジタルビデオ信号をATM回線のA
TMアダプテイション・レイヤのプロトコルを利用して
伝送するに際し、上記ディジタルビデオ信号のうちビデ
オ信号成分以外の信号成分はフルビットのまま伝送し、
このフルビット伝送によって占有された残りのCPCS
ペイロードに割り当てることができる伝送セル数内に上
記ビデオ信号成分が収容できるように上記ビデオ信号が
圧縮され、圧縮されたこのビデオ信号成分と上記ビデオ
信号以外の信号成分がATM用アダプテイション・レイ
ヤのデータ形式に変換してATM回線信号とするように
したことを特徴とするものである。
め、請求項1に記載したこの発明に係るATM回線信号
生成方法では、ディジタルビデオ信号をATM回線のA
TMアダプテイション・レイヤのプロトコルを利用して
伝送するに際し、上記ディジタルビデオ信号のうちビデ
オ信号成分以外の信号成分はフルビットのまま伝送し、
このフルビット伝送によって占有された残りのCPCS
ペイロードに割り当てることができる伝送セル数内に上
記ビデオ信号成分が収容できるように上記ビデオ信号が
圧縮され、圧縮されたこのビデオ信号成分と上記ビデオ
信号以外の信号成分がATM用アダプテイション・レイ
ヤのデータ形式に変換してATM回線信号とするように
したことを特徴とするものである。
【0017】請求項5に記載したこの発明に係るATM
回線信号処理装置では、ディジタルビデオ信号をATM
回線を利用して伝送するに際し、上記ディジタルビデオ
信号のうちビデオ信号成分を所定の割合に圧縮する圧縮
手段と、ビデオ信号成分以外の信号成分をATM回線信
号に合致するようにそのビット長を短縮するビット変換
を施すビット変換手段と、これら信号成分をATM用ア
ダプテイション・レイヤのデータ形式に変換してATM
回線信号とするATM回線信号変換手段とで構成された
ことを特徴とするものである。
回線信号処理装置では、ディジタルビデオ信号をATM
回線を利用して伝送するに際し、上記ディジタルビデオ
信号のうちビデオ信号成分を所定の割合に圧縮する圧縮
手段と、ビデオ信号成分以外の信号成分をATM回線信
号に合致するようにそのビット長を短縮するビット変換
を施すビット変換手段と、これら信号成分をATM用ア
ダプテイション・レイヤのデータ形式に変換してATM
回線信号とするATM回線信号変換手段とで構成された
ことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】例えば525/60系、D1タイプのディジタ
ルビデオ信号(270Mbps)をATM回線信号のデ
ータ形式に変換して伝送する場合、図1に示すようにデ
ィジタルビデオ信号のうちアクティブエリア以外の信号
成分(水平、垂直ブランキング信号に相当する期間に含
まれるデータエリア)のセル数は2860セルとなる。
AAL5レイヤでの1回線当たりに割り当てることので
きるセル数は11778セルとなるので、アクティブエ
リアであるビデオ信号成分に割り当てることのできるセ
ル数はCPCS構成時に生じるトレーラ分とアクティブ
エリア以外の信号成分とを除いた8909セルとなる。
ルビデオ信号(270Mbps)をATM回線信号のデ
ータ形式に変換して伝送する場合、図1に示すようにデ
ィジタルビデオ信号のうちアクティブエリア以外の信号
成分(水平、垂直ブランキング信号に相当する期間に含
まれるデータエリア)のセル数は2860セルとなる。
AAL5レイヤでの1回線当たりに割り当てることので
きるセル数は11778セルとなるので、アクティブエ
リアであるビデオ信号成分に割り当てることのできるセ
ル数はCPCS構成時に生じるトレーラ分とアクティブ
エリア以外の信号成分とを除いた8909セルとなる。
【0019】これに対して、ATM1回線で伝送する場
合、1フレーム当たりのアクティブエリアに相当するビ
デオ信号成分は9740セルとなるため、両者のセル比
は 8909/9740=0.915 となる。つまり、ATM1回線当たりビデオ信号を9
1.5%あるいはそれ以上に圧縮すれば、ALL5レイ
ヤにこのビデオ信号を収容できる。ビデオ信号は相関性
が強いのでこの程度のデータ圧縮では画質を損ねること
はない。
合、1フレーム当たりのアクティブエリアに相当するビ
デオ信号成分は9740セルとなるため、両者のセル比
は 8909/9740=0.915 となる。つまり、ATM1回線当たりビデオ信号を9
1.5%あるいはそれ以上に圧縮すれば、ALL5レイ
ヤにこのビデオ信号を収容できる。ビデオ信号は相関性
が強いのでこの程度のデータ圧縮では画質を損ねること
はない。
【0020】
【実施例】続いて、この発明に係るATM回線信号生成
方法およびこれを使用したATM回線信号処理装置の一
例を図面を参照して詳細に説明する。適用するディジタ
ルビデオ信号としてはNTSC方式の4:2:2ディジ
タルビデオ信号(525/60系でD1タイプ)を最初
に説明する。
方法およびこれを使用したATM回線信号処理装置の一
例を図面を参照して詳細に説明する。適用するディジタ
ルビデオ信号としてはNTSC方式の4:2:2ディジ
タルビデオ信号(525/60系でD1タイプ)を最初
に説明する。
【0021】図2は525/60系でD1タイプのディ
ジタルビデオ信号(以下D1信号という)に関するフレ
ーム構成を示し、横方向が水平走査方向(画素数)であ
り、縦方向が垂直走査方向(ライン数)である。1フレ
ームはビデオ情報の部分であるアクティブエリアと、水
平ブランキングエリアH・BLKおよび垂直ブランキン
グエリアV・BLKに含まれるデータエリアとで構成さ
れる。前半は奇数フィールドで、後半が偶数フィールド
を示す。
ジタルビデオ信号(以下D1信号という)に関するフレ
ーム構成を示し、横方向が水平走査方向(画素数)であ
り、縦方向が垂直走査方向(ライン数)である。1フレ
ームはビデオ情報の部分であるアクティブエリアと、水
平ブランキングエリアH・BLKおよび垂直ブランキン
グエリアV・BLKに含まれるデータエリアとで構成さ
れる。前半は奇数フィールドで、後半が偶数フィールド
を示す。
【0022】この発明では基本的には1フレーム分のデ
ィジタルビデオ信号をATM2回線で伝送できるように
するため、1フレーム分のD1信号情報量(データ量)
を1/2に分けたあとのそれぞれのD1信号に対して、
それぞれがATM1回線で伝送できるようにデータを圧
縮するものである。
ィジタルビデオ信号をATM2回線で伝送できるように
するため、1フレーム分のD1信号情報量(データ量)
を1/2に分けたあとのそれぞれのD1信号に対して、
それぞれがATM1回線で伝送できるようにデータを圧
縮するものである。
【0023】1/2にD1信号のデータ量を分離する手
法としては、分離する前のビデオ信号自体をそのまま1
/2に分けることもできれば、輝度信号成分Yと色差信
号成分C(CrとCb)に分離することもできる。本例
では前者の例である。
法としては、分離する前のビデオ信号自体をそのまま1
/2に分けることもできれば、輝度信号成分Yと色差信
号成分C(CrとCb)に分離することもできる。本例
では前者の例である。
【0024】ビデオ信号以外の信号にはデータ信号(デ
ィジタルオーディオ信号やその他のデータ信号)が挿入
される場合がある。データ信号は相関性が低い。そのた
めこれらのデータ信号を圧縮することは信号の性質が解
らないと難しく、できるだけ避けた方が良い。これに対
してビデオ信号は相関性が強く性質も解っているので、
これを圧縮して、元のビデオ信号に戻すことも信号の劣
化を然程伴うことなくできる。
ィジタルオーディオ信号やその他のデータ信号)が挿入
される場合がある。データ信号は相関性が低い。そのた
めこれらのデータ信号を圧縮することは信号の性質が解
らないと難しく、できるだけ避けた方が良い。これに対
してビデオ信号は相関性が強く性質も解っているので、
これを圧縮して、元のビデオ信号に戻すことも信号の劣
化を然程伴うことなくできる。
【0025】このようなことから、この発明ではビデオ
信号以外の信号成分はフルビットのまま伝送し、ビデオ
信号のみに圧縮処理を施す。
信号以外の信号成分はフルビットのまま伝送し、ビデオ
信号のみに圧縮処理を施す。
【0026】そのため、この発明ではD1信号のデータ
量を1/2にしてATM1回線当たりの画素数を1/2
にする。1/2に減少させたときのATM1回線当たり
のフレーム信号は図1Aのようなフレーム構成となる。
量を1/2にしてATM1回線当たりの画素数を1/2
にする。1/2に減少させたときのATM1回線当たり
のフレーム信号は図1Aのようなフレーム構成となる。
【0027】水平ブランキングエリアHBLKと垂直ブ
ランキングエリア(19×2ライン)VBLKのデータ
は10ビット構成そのままでフルビット伝送されるが、
ATM回線では全ての信号がセル化されて伝送され、各
セルはバイト(8ビット)を単位として構成されている
ため、ビデオ信号以外の信号については10ビットから
8ビットへの変換処理が行なわれる。
ランキングエリア(19×2ライン)VBLKのデータ
は10ビット構成そのままでフルビット伝送されるが、
ATM回線では全ての信号がセル化されて伝送され、各
セルはバイト(8ビット)を単位として構成されている
ため、ビデオ信号以外の信号については10ビットから
8ビットへの変換処理が行なわれる。
【0028】この変換処理はメモリを使用して行なわれ
る。例えば図3のように横が10ビットで、縦が8ビッ
ト構成のメモリを用意し、10ビット入力は横方向に順
次ビット単位でメモリし、全てのエリアに入力データが
メモリされた後で、今度は縦方向からデータを読み出
す。そうすると出力データは8ビット構成となる。この
ような簡単な処理で、(10−8)変換を行なうことが
できる。
る。例えば図3のように横が10ビットで、縦が8ビッ
ト構成のメモリを用意し、10ビット入力は横方向に順
次ビット単位でメモリし、全てのエリアに入力データが
メモリされた後で、今度は縦方向からデータを読み出
す。そうすると出力データは8ビット構成となる。この
ような簡単な処理で、(10−8)変換を行なうことが
できる。
【0029】次にビデオ信号成分の圧縮処理について説
明する。周知のようにD1信号は1画素が10ビットで
ディジタル化されているので、図1Aのフレーム構成
(10バイト単位)を8ビット単位のセル構成に変換す
ると、図1Bのようになる。
明する。周知のようにD1信号は1画素が10ビットで
ディジタル化されているので、図1Aのフレーム構成
(10バイト単位)を8ビット単位のセル構成に変換す
ると、図1Bのようになる。
【0030】1セルは48バイトで構成されるが、これ
にビデオ信号フレーム再構築のためのコントロール/ア
ドレス信号として3バイト程度をとり、伝送分セル=4
5バイトとして図1Aの画素数をセル化すると、垂直ブ
ランキング期間の1ライン当たりのセル数は、 {(138+720)ハ゛イト×10ヒ゛ット}/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=23.8
=24(セル) である。水平ブランキング期間の1ライン当たりのセル
数は、 (138ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=3.8=4(セル) であるから、水平と垂直ブランキング期間を含めたデー
タエリアにおける1フレーム当たりのセル数は、 24セル×19ライン×2+4セル×(244+243)ライン=2860セル/フレーム となる。また、同様にビデオ信号区間では1ライン当た
りのセル数は、 (720ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=20(セル) となるから、ビデオ信号の1フレーム当たりのセル数
は、 20セル×(244+243)ライン=9740セル/フレーム となる。
にビデオ信号フレーム再構築のためのコントロール/ア
ドレス信号として3バイト程度をとり、伝送分セル=4
5バイトとして図1Aの画素数をセル化すると、垂直ブ
ランキング期間の1ライン当たりのセル数は、 {(138+720)ハ゛イト×10ヒ゛ット}/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=23.8
=24(セル) である。水平ブランキング期間の1ライン当たりのセル
数は、 (138ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=3.8=4(セル) であるから、水平と垂直ブランキング期間を含めたデー
タエリアにおける1フレーム当たりのセル数は、 24セル×19ライン×2+4セル×(244+243)ライン=2860セル/フレーム となる。また、同様にビデオ信号区間では1ライン当た
りのセル数は、 (720ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=20(セル) となるから、ビデオ信号の1フレーム当たりのセル数
は、 20セル×(244+243)ライン=9740セル/フレーム となる。
【0031】一方、ATM1回線当たりにアクティブエ
リアに割り当てることのできるセル数をAAL5レイヤ
で算出すると、 155.52Mbps×(2/59.94)Hz×(1/8ヒ゛ット)×(1/53ハ゛イト) =12238.6セル となる。ATM回線信号は26セルごとに1セルのヘッ
ダが付いた伝送単位となるから、 12238.9/27=453.28=453伝送単位 となる。453伝送単位に含まれる実際のATMセル数
は、 453×26=11778セル となる。
リアに割り当てることのできるセル数をAAL5レイヤ
で算出すると、 155.52Mbps×(2/59.94)Hz×(1/8ヒ゛ット)×(1/53ハ゛イト) =12238.6セル となる。ATM回線信号は26セルごとに1セルのヘッ
ダが付いた伝送単位となるから、 12238.9/27=453.28=453伝送単位 となる。453伝送単位に含まれる実際のATMセル数
は、 453×26=11778セル となる。
【0032】CPCSサブレイヤはコントロール信号を
含めて1366セルであるが、CPCSサブレイヤ1段
当たり伝送できるユーザ情報として割り当てられるセル
数は上述したように26セルであることから1532セ
ル程度となる。したがって1フレーム信号を伝送するた
めのCPCSサブレイヤの構成段数(整数)を求める
と、 11778/1352=8.71=9 となる。
含めて1366セルであるが、CPCSサブレイヤ1段
当たり伝送できるユーザ情報として割り当てられるセル
数は上述したように26セルであることから1532セ
ル程度となる。したがって1フレーム信号を伝送するた
めのCPCSサブレイヤの構成段数(整数)を求める
と、 11778/1352=8.71=9 となる。
【0033】各CPCSサブレイヤには1セルのトレー
ラが付加されているから、トレーラ数(トータル9セ
ル)と上述した1フレーム当たりのブランキング期間の
総セル数(2860セル)から、実際にビデオ信号(ア
クティブエリア)として割り当てることのできる1フレ
ーム当たりのセル数は、 11778セル−9セル−2380セル=8909セル/フレーム となる。
ラが付加されているから、トレーラ数(トータル9セ
ル)と上述した1フレーム当たりのブランキング期間の
総セル数(2860セル)から、実際にビデオ信号(ア
クティブエリア)として割り当てることのできる1フレ
ーム当たりのセル数は、 11778セル−9セル−2380セル=8909セル/フレーム となる。
【0034】一方、ATM1回線当たりに割り当てるべ
き1フレーム当たりのビデオ信号の総セル数は上述した
ように9740セルであるから、実際問題としては、 9740−8909=831セル だけ不足する。そのため、ビデオ信号は8909セル内
に収容できるように圧縮される。圧縮率は、 8909/9740=0.915×100=91.5% となる。このようにATM1回線当たりビデオ信号を9
1.5%に圧縮すると、ATM2回線を使用してD1信
号の全てのデータを伝送できる。
き1フレーム当たりのビデオ信号の総セル数は上述した
ように9740セルであるから、実際問題としては、 9740−8909=831セル だけ不足する。そのため、ビデオ信号は8909セル内
に収容できるように圧縮される。圧縮率は、 8909/9740=0.915×100=91.5% となる。このようにATM1回線当たりビデオ信号を9
1.5%に圧縮すると、ATM2回線を使用してD1信
号の全てのデータを伝送できる。
【0035】図4は625/50系のD1信号に適用し
た場合である。このD1信号のATM1回線当たりのフ
レーム構成(実際の1/2のデータ量)は図4Aとな
る。これを図1Bと同じようにセル化すると図4Bのよ
うになる。ここで、垂直ブランキング期間の1ライン当
たりのセル数は、 {(144+720)ハ゛イト×10ヒ゛ット}/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=24(セ
ル) である。水平ブランキング期間の1ライン当たりのセル
数は、 (144ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=4(セル) であるから、水平と垂直ブランキング期間全ての1フレ
ーム当たりのセル数は、 24セル×(24+25)ライン+4セル×(288+288)ライン=3480セル/フレー
ム となる。また、同様にビデオ信号区間では1ライン当た
りのセル数は、 (720ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=20(セル) となるから、ビデオ信号の1フレーム当たりのセル数
は、 20セル×(288+288)ライン=11520セル/フレーム となる。
た場合である。このD1信号のATM1回線当たりのフ
レーム構成(実際の1/2のデータ量)は図4Aとな
る。これを図1Bと同じようにセル化すると図4Bのよ
うになる。ここで、垂直ブランキング期間の1ライン当
たりのセル数は、 {(144+720)ハ゛イト×10ヒ゛ット}/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=24(セ
ル) である。水平ブランキング期間の1ライン当たりのセル
数は、 (144ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=4(セル) であるから、水平と垂直ブランキング期間全ての1フレ
ーム当たりのセル数は、 24セル×(24+25)ライン+4セル×(288+288)ライン=3480セル/フレー
ム となる。また、同様にビデオ信号区間では1ライン当た
りのセル数は、 (720ハ゛イト×10ヒ゛ット)/(8ヒ゛ット×45ハ゛イト)=20(セル) となるから、ビデオ信号の1フレーム当たりのセル数
は、 20セル×(288+288)ライン=11520セル/フレーム となる。
【0036】一方、ATM1回線当たりにアクティブエ
リアに割り当てることのできるセル数をAAL5レイヤ
で算出すると、 155.52Mbps×25Hz×(1/8ヒ゛ット)×(1/53ハ゛イト) =14671.7セル となる。ATM回線信号は26セルごとに1セルのヘッ
ダが付いた伝送単位となるから、 14671.7/27=543.4=543伝送単位 となる。543伝送単位に含まれる実際のATMセル数
は、 543×26=14118セル となる。CPCSサブレイヤはD1信号処理での説明と
同様に1532セルであるから、1フレーム信号を伝送
するためのCPCSサブレイヤの構成段数を求めると、 14118/1352=10.44=11段 となる。
リアに割り当てることのできるセル数をAAL5レイヤ
で算出すると、 155.52Mbps×25Hz×(1/8ヒ゛ット)×(1/53ハ゛イト) =14671.7セル となる。ATM回線信号は26セルごとに1セルのヘッ
ダが付いた伝送単位となるから、 14671.7/27=543.4=543伝送単位 となる。543伝送単位に含まれる実際のATMセル数
は、 543×26=14118セル となる。CPCSサブレイヤはD1信号処理での説明と
同様に1532セルであるから、1フレーム信号を伝送
するためのCPCSサブレイヤの構成段数を求めると、 14118/1352=10.44=11段 となる。
【0037】各CPCSサブレイヤには1セルのトレー
ラが付加されているから、トレーラ数(トータル11セ
ル)と上述した1フレーム当たりのブランキング期間の
総セル数(3480セル)から、実際にビデオ信号とし
て割り当てることのできる1フレーム当たりのセル数
は、 14118セル−11セル−3480セル=10627セル/フレーム となる。
ラが付加されているから、トレーラ数(トータル11セ
ル)と上述した1フレーム当たりのブランキング期間の
総セル数(3480セル)から、実際にビデオ信号とし
て割り当てることのできる1フレーム当たりのセル数
は、 14118セル−11セル−3480セル=10627セル/フレーム となる。
【0038】ところが、ATM1回線当たりに割り当て
るべき1フレーム当たりのビデオ信号の総セル数は上述
したように11520セルであるから、実際問題として
は、 11520−10627=893セル だけ不足する。そのため、ビデオ信号は10627セル
内に収容できるように圧縮される。圧縮率は、 10627/11520=0.922×100=92.2% となる。このようにATM1回線当たりビデオ信号を9
2.2%に圧縮すると、ATM2回線を使用して625
/50系のD1信号の全てのデータを伝送できる。
るべき1フレーム当たりのビデオ信号の総セル数は上述
したように11520セルであるから、実際問題として
は、 11520−10627=893セル だけ不足する。そのため、ビデオ信号は10627セル
内に収容できるように圧縮される。圧縮率は、 10627/11520=0.922×100=92.2% となる。このようにATM1回線当たりビデオ信号を9
2.2%に圧縮すると、ATM2回線を使用して625
/50系のD1信号の全てのデータを伝送できる。
【0039】今までの説明ではATM2回線を使用して
D1信号を伝送できるようにビデオ信号を圧縮したが、
ATM1回線にD1信号を収容することもできる。例え
ば525/60系D1信号では1フレームで伝送できる
セル数は、ブランキング信号期間のセル数が2860セ
ルであることから、 8909−2380=6049セル/フレーム ATM1回線でのビデオ信号のセル数は 9740×2=19480セル となることから、圧縮率は、 6049/19480=0.311×100=31.1% つまり、525/60系D1信号はビデオ信号を31.
1%以上圧縮することによってATM1回線で伝送でき
るようになる。
D1信号を伝送できるようにビデオ信号を圧縮したが、
ATM1回線にD1信号を収容することもできる。例え
ば525/60系D1信号では1フレームで伝送できる
セル数は、ブランキング信号期間のセル数が2860セ
ルであることから、 8909−2380=6049セル/フレーム ATM1回線でのビデオ信号のセル数は 9740×2=19480セル となることから、圧縮率は、 6049/19480=0.311×100=31.1% つまり、525/60系D1信号はビデオ信号を31.
1%以上圧縮することによってATM1回線で伝送でき
るようになる。
【0040】625/50系D1信号では、ブランキン
グ用のセル数は3480であり、最大伝送セル数は10
627セルであることから、ビデオ信号として使用でき
るセル数は、 10627−3480=7147セル/フレーム となり、ビデオ信号のセル数が11520であることか
ら圧縮率は、 7147/(10520×2)=0.310×100=31.0% となって、625/50系D1信号はビデオ信号を3
1.0%以上圧縮することによってATM1回線で伝送
できる。
グ用のセル数は3480であり、最大伝送セル数は10
627セルであることから、ビデオ信号として使用でき
るセル数は、 10627−3480=7147セル/フレーム となり、ビデオ信号のセル数が11520であることか
ら圧縮率は、 7147/(10520×2)=0.310×100=31.0% となって、625/50系D1信号はビデオ信号を3
1.0%以上圧縮することによってATM1回線で伝送
できる。
【0041】コンポジットディジタルビデオ信号である
D2信号をATM1回線を利用して伝送する場合には図
5のようになる。図5は525/60系のD2信号に適
用した場合であり、ブランキング期間のセル数は、 (26セル×19ライン×2)+4×(244+243)ライン=2936セル/フレーム アクティブエリアであるビデオ信号期間のセル数は、 22セル×(244+243)ライン=10714セル/フレーム となる。
D2信号をATM1回線を利用して伝送する場合には図
5のようになる。図5は525/60系のD2信号に適
用した場合であり、ブランキング期間のセル数は、 (26セル×19ライン×2)+4×(244+243)ライン=2936セル/フレーム アクティブエリアであるビデオ信号期間のセル数は、 22セル×(244+243)ライン=10714セル/フレーム となる。
【0042】ATM1回線当たりのセル数は上述したよ
うに11778セルであることから、CPCSサブレイ
ヤを9段使用して伝送するとして、ATM1回線当たり
アクティブエリアに割り当てることのできるセル数は、 11778−9−2936=8883セル/フレーム となるため、 8883/10717=0.824×100=82.4% となる。
うに11778セルであることから、CPCSサブレイ
ヤを9段使用して伝送するとして、ATM1回線当たり
アクティブエリアに割り当てることのできるセル数は、 11778−9−2936=8883セル/フレーム となるため、 8883/10717=0.824×100=82.4% となる。
【0043】したがってビデオ信号を82.4%以上に
圧縮すれば525/60系4:2:2方式のD2信号を
ATM1回線を使用して伝送できる。
圧縮すれば525/60系4:2:2方式のD2信号を
ATM1回線を使用して伝送できる。
【0044】625/50系D2信号の場合には、図6
に示すようにデータエリアの占有するセル数は5024
セルであり、アクティブエリアの占有するセル数は15
552セルであることから、CPCSサブレイヤを11
段使用して伝送するとして、ATM1回線当たりアクテ
ィブエリアに割り当てることのできるセル数は、 14118−11−5024=9083セル/フレーム となるため、 9083/15552=0.584×100=58.4% となる。
に示すようにデータエリアの占有するセル数は5024
セルであり、アクティブエリアの占有するセル数は15
552セルであることから、CPCSサブレイヤを11
段使用して伝送するとして、ATM1回線当たりアクテ
ィブエリアに割り当てることのできるセル数は、 14118−11−5024=9083セル/フレーム となるため、 9083/15552=0.584×100=58.4% となる。
【0045】したがってビデオ信号を58.4%以上に
圧縮すれば625/50系4:2:2方式のD2信号を
ATM1回線で伝送できる。
圧縮すれば625/50系4:2:2方式のD2信号を
ATM1回線で伝送できる。
【0046】続いて、上述した信号処理を実現するAT
M回線信号処理装置の一例を図7に示す。同図は図1に
示す525/60系のD1信号に適用した場合である。
M回線信号処理装置の一例を図7に示す。同図は図1に
示す525/60系のD1信号に適用した場合である。
【0047】端子12にはディジタル化された10ビッ
ト構成のD1信号(4:2:2信号)が供給され、これ
が2分の1の分離回路14において、1フレームのD1
信号のデータ量が1/2となるように分離される。分離
されたそれぞれのD1信号D1a,D1bは一対のAT
M回線信号生成手段20,40に供給される。これら生
成手段20,40は同一構成であるので一方のみを説明
する。
ト構成のD1信号(4:2:2信号)が供給され、これ
が2分の1の分離回路14において、1フレームのD1
信号のデータ量が1/2となるように分離される。分離
されたそれぞれのD1信号D1a,D1bは一対のAT
M回線信号生成手段20,40に供給される。これら生
成手段20,40は同一構成であるので一方のみを説明
する。
【0048】D1信号D1aの処理系について説明する
と、最初に信号分離手段22に供給されてビデオ信号
(輝度信号成分Yと色差信号成分C)とブランキング期
間の信号とに分離される。D1信号中には周知のように
同期をとるために4バイト構成のTRS信号(Timing R
eference Signal)が挿入され、その最後のバイトにx
yzという信号が挿入されている。
と、最初に信号分離手段22に供給されてビデオ信号
(輝度信号成分Yと色差信号成分C)とブランキング期
間の信号とに分離される。D1信号中には周知のように
同期をとるために4バイト構成のTRS信号(Timing R
eference Signal)が挿入され、その最後のバイトにx
yzという信号が挿入されている。
【0049】実施例ではこのxyz信号を判定すること
でアクティブエリア(YおよびC)と、その他のエリア
(水平ブランキングと垂直ブランキングの各エリア)と
に分離している。
でアクティブエリア(YおよびC)と、その他のエリア
(水平ブランキングと垂直ブランキングの各エリア)と
に分離している。
【0050】分離されたビデオ信号はデータ圧縮手段2
4に供給されて、この場合には91.5%以上となる所
定のデータ圧縮が行なわれた後、ATMセルの単位であ
る8ビットを単位として出力される。したがって圧縮で
は疑似8ビットデータとして出力されることになる。
4に供給されて、この場合には91.5%以上となる所
定のデータ圧縮が行なわれた後、ATMセルの単位であ
る8ビットを単位として出力される。したがって圧縮で
は疑似8ビットデータとして出力されることになる。
【0051】ビデオ信号以外の信号成分である水平およ
び垂直ブランキング期間の信号はビット変換手段26に
おいて、10ビットから8ビットに変換される。このビ
ット変換処理の具体例については図3を用いて既に説明
した。
び垂直ブランキング期間の信号はビット変換手段26に
おいて、10ビットから8ビットに変換される。このビ
ット変換処理の具体例については図3を用いて既に説明
した。
【0052】それぞれ8ビット化されたビデオ信号とブ
ランキング期間の信号はバッファメモリ28に供給さ
れ、これに所定のビデオ信号を再フレーム化するのに必
要なコントロール信号を付加して48バイト単位で読み
出すことによってセル化されて出力される。48バイト
化するときのデータ不足分は、対応するコントロール信
号を付加して「0」データが挿入される。
ランキング期間の信号はバッファメモリ28に供給さ
れ、これに所定のビデオ信号を再フレーム化するのに必
要なコントロール信号を付加して48バイト単位で読み
出すことによってセル化されて出力される。48バイト
化するときのデータ不足分は、対応するコントロール信
号を付加して「0」データが挿入される。
【0053】48バイト単位で読み出された複数のセル
信号はATMレイヤ部として構成されたCPCS変換手
段30に供給され、ここでAAL5レイヤとなるよう
に、トレーラの付加や、ATMセル化処理(53バイト
化)、26ATMセルごとに1個の割合で伝送用ヘッダ
の付加などの処理が行なわれる。その出力がATM回線
信号ATMaである。
信号はATMレイヤ部として構成されたCPCS変換手
段30に供給され、ここでAAL5レイヤとなるよう
に、トレーラの付加や、ATMセル化処理(53バイト
化)、26ATMセルごとに1個の割合で伝送用ヘッダ
の付加などの処理が行なわれる。その出力がATM回線
信号ATMaである。
【0054】他方のATM回線信号生成手段40におい
ては2分の1に分離された残りのD1信号D1bについ
て上述したと同様な変換処理が施されてATM回線信号
ATMbが形成され、これら一対のATM回線信号AT
Ma,ATMbがATM回線50に供給される。これら
の一連の処理は何れもシステムコントローラ(図示はし
ない)の介在の下に実行される。
ては2分の1に分離された残りのD1信号D1bについ
て上述したと同様な変換処理が施されてATM回線信号
ATMbが形成され、これら一対のATM回線信号AT
Ma,ATMbがATM回線50に供給される。これら
の一連の処理は何れもシステムコントローラ(図示はし
ない)の介在の下に実行される。
【0055】図8はATM回線50より入力したATM
回線信号ATMa,ATMbをD1信号に逆変換するた
めのビデオ信号変換装置55の具体例を示す。
回線信号ATMa,ATMbをD1信号に逆変換するた
めのビデオ信号変換装置55の具体例を示す。
【0056】ATM回線信号ATMaは第1のビデオ信
号変換手段60を構成するCPCS逆変換手段62に供
給されてCPCSペイロード単位に分離され、その後セ
ル分離手段64でセル信号中に含まれるコントロール信
号に基づいて48バイト単位のセル信号が、ビデオ信号
成分とそれ以外の信号成分(BLK)に分離される。こ
のときセルの順番が入れ違っていることもあるので、内
部に設けられたメモリを使用して正規の順番通りに並べ
替えられて出力される。
号変換手段60を構成するCPCS逆変換手段62に供
給されてCPCSペイロード単位に分離され、その後セ
ル分離手段64でセル信号中に含まれるコントロール信
号に基づいて48バイト単位のセル信号が、ビデオ信号
成分とそれ以外の信号成分(BLK)に分離される。こ
のときセルの順番が入れ違っていることもあるので、内
部に設けられたメモリを使用して正規の順番通りに並べ
替えられて出力される。
【0057】そのうちビデオ信号に関するセル信号はデ
ータ変換手段66においてバイト単位のデータ信号に変
換され、その後(8−10)変換手段68において(8
−10)変換されてデータの伸長処理が行なわれる。
ータ変換手段66においてバイト単位のデータ信号に変
換され、その後(8−10)変換手段68において(8
−10)変換されてデータの伸長処理が行なわれる。
【0058】ブランキング期間の信号に関するセル信号
はセルデータ変換手段70でセルデータに変換後、ビッ
ト変換手段72で10ビットデータに逆変換される。こ
の変換処理は図3とは逆の処理であって、縦方向から入
力した8ビットデータを横方向から読み出して10ビッ
トデータ(フルビットデータ)に変換するものである。
はセルデータ変換手段70でセルデータに変換後、ビッ
ト変換手段72で10ビットデータに逆変換される。こ
の変換処理は図3とは逆の処理であって、縦方向から入
力した8ビットデータを横方向から読み出して10ビッ
トデータ(フルビットデータ)に変換するものである。
【0059】何れも10ビットに戻されたビデオ信号と
ブランキング期間の信号がさらにバッファメモリ74に
供給されて、フレーム構成が可能なように元のフレーム
信号に並べ替えた状態で出力される。この出力されたフ
レーム信号がD1信号D1aである。
ブランキング期間の信号がさらにバッファメモリ74に
供給されて、フレーム構成が可能なように元のフレーム
信号に並べ替えた状態で出力される。この出力されたフ
レーム信号がD1信号D1aである。
【0060】第2のビデオ信号変換手段80でも同様な
処理が施されて残りのD1信号D1bが復元され、これ
らD1信号D1a,D1bが多重化回路76で多重され
て元のD1信号が復元される。これらの一連の処理は何
れもシステムコントローラ(図示はしない)の介在の下
に実行される。
処理が施されて残りのD1信号D1bが復元され、これ
らD1信号D1a,D1bが多重化回路76で多重され
て元のD1信号が復元される。これらの一連の処理は何
れもシステムコントローラ(図示はしない)の介在の下
に実行される。
【0061】625/50系のD1信号さらにはD2信
号に関しても図7あるいは図8のような信号処理系によ
ってATM回線信号を生成したり、ATM回線信号から
元のディジタルビデオ信号を再現できることは容易に理
解できる。
号に関しても図7あるいは図8のような信号処理系によ
ってATM回線信号を生成したり、ATM回線信号から
元のディジタルビデオ信号を再現できることは容易に理
解できる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明によるATM回
線信号生成方法によれば、ビデオ信号を圧縮してATM
2回線若しくはATM1回線の中に収容できるようにし
たものである。
線信号生成方法によれば、ビデオ信号を圧縮してATM
2回線若しくはATM1回線の中に収容できるようにし
たものである。
【0063】これによれば、圧縮処理するのはビデオ信
号のみであり、その他の信号(水平、垂直ブランキング
期間の信号)はそのままで単にビット変換処理をするだ
けでATM2回線若しくはATM1回線にフレーム信号
を収容できる。ビデオ信号は相関性が強く、圧縮処理を
施しても視覚的に目立つような画質の劣化は発生しない
ので、ディジタルビデオ信号の品質を実質的に損ねるこ
となくディジタル伝送できる特徴を有する。
号のみであり、その他の信号(水平、垂直ブランキング
期間の信号)はそのままで単にビット変換処理をするだ
けでATM2回線若しくはATM1回線にフレーム信号
を収容できる。ビデオ信号は相関性が強く、圧縮処理を
施しても視覚的に目立つような画質の劣化は発生しない
ので、ディジタルビデオ信号の品質を実質的に損ねるこ
となくディジタル伝送できる特徴を有する。
【0064】また、ディジタルビデオ信号をATM2回
線内に収容できるため、ATM回線を効率よく使用でき
る他、ビデオ信号を伝送系のハイアラーキーの上位の回
線に束ねて行くようなときでも、ビデオ信号を伝送する
ためのATM回線を無駄なく多重化できる特徴を有す
る。
線内に収容できるため、ATM回線を効率よく使用でき
る他、ビデオ信号を伝送系のハイアラーキーの上位の回
線に束ねて行くようなときでも、ビデオ信号を伝送する
ためのATM回線を無駄なく多重化できる特徴を有す
る。
【0065】したがってこの発明はいわゆるD1タイプ
やD2タイプのディジタルビデオ信号をATM回線を使
用して伝送するような伝送システムなどに適用して極め
て好適である。
やD2タイプのディジタルビデオ信号をATM回線を使
用して伝送するような伝送システムなどに適用して極め
て好適である。
【図1】この発明に係る525/60系D1信号のAT
M1回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
M1回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
【図2】525/60系D1信号のフレーム構成例を示
す図である。
す図である。
【図3】ビット変換処理例を示す図である。
【図4】この発明に係る625/50系D1信号のAT
M1回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
M1回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
【図5】この発明に係る525/60系D2信号のAT
M回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
M回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
【図6】この発明に係る625/60系D2信号のAT
M回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
M回線当たりのフレーム構成例を示す図である。
【図7】ATM回線信号処理装置の一例を示す系統図で
ある。
ある。
【図8】ATM回線信号逆処理装置の一例を示す系統図
である。
である。
【図9】ATMアダプテイション・レイヤタイプ5の構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
20,40 ATM回線信号生成手段 24 ビデオ信号圧縮手段 26 ビット変換手段 30 CPCS変換処理手段 60,80 ビデオ信号変換手段 62 CPCS逆変換手段 64 セル分離手段 68 (8−10)変換手段 72 ビット変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/00
Claims (5)
- 【請求項1】 ディジタルビデオ信号をATM回線のA
TMアダプテイション・レイヤのプロトコルを利用して
伝送するに際し、 上記ディジタルビデオ信号のうちビデオ信号成分以外の
信号成分はフルビットのまま伝送し、このフルビット伝
送によって占有された残りのCPCSペイロードに割り
当てることができる伝送セル数内に上記ビデオ信号成分
が収容できるように上記ビデオ信号が圧縮され、 圧縮されたこのビデオ信号成分と上記ビデオ信号以外の
信号成分がATM用アダプテイション・レイヤのデータ
形式に変換してATM回線信号とするようにしたことを
特徴とするATM回線信号生成方法。 - 【請求項2】 上記ディジタルビデオ信号はコンポーネ
ント信号若しくはコンポジット信号であることを特徴と
する請求項1記載のATM回線信号生成方法。 - 【請求項3】 上記ディジタルビデオ信号としてコンポ
ーネント信号を使用するときは輝度信号成分と色差信号
成分とを分離してからそれぞれに対して圧縮処理が行な
われるようになされたことを特徴とする請求項1記載の
ATM回線信号生成方法。 - 【請求項4】 上記ATM用アダプテイション・レイヤ
としては付加されるコントロール信号が最も少ないタイ
プ5のアダプテイション・レイヤが使用されたことを特
徴とする請求項1記載のATM回線信号生成方法。 - 【請求項5】 ディジタルビデオ信号をATM回線を利
用して伝送するに際し、 上記ディジタルビデオ信号のうちビデオ信号成分を所定
の割合に圧縮する圧縮手段と、 ビデオ信号成分以外の信号成分をATM回線信号に合致
するようにそのビット長を短縮するビット変換を施すビ
ット変換手段と、 これら信号成分をATM用アダプテイション・レイヤの
データ形式に変換してATM回線信号とするATM回線
信号変換手段とで構成されたことを特徴とするATM回
線信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP779695A JPH08205103A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | Atm回線信号生成方法およびこれを使用したatm回線信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP779695A JPH08205103A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | Atm回線信号生成方法およびこれを使用したatm回線信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205103A true JPH08205103A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11675615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP779695A Pending JPH08205103A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | Atm回線信号生成方法およびこれを使用したatm回線信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08205103A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6339597B1 (en) | 1997-07-22 | 2002-01-15 | Nec Corporation | AAL5 jitter reduction method and apparatus |
| US6418145B1 (en) | 1997-12-17 | 2002-07-09 | Nec Corporation | Internet protocol layer processor |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP779695A patent/JPH08205103A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6339597B1 (en) | 1997-07-22 | 2002-01-15 | Nec Corporation | AAL5 jitter reduction method and apparatus |
| US6418145B1 (en) | 1997-12-17 | 2002-07-09 | Nec Corporation | Internet protocol layer processor |
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