JPH0820574A - 3−メチルピペリジンの製造法 - Google Patents
3−メチルピペリジンの製造法Info
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- JPH0820574A JPH0820574A JP6155904A JP15590494A JPH0820574A JP H0820574 A JPH0820574 A JP H0820574A JP 6155904 A JP6155904 A JP 6155904A JP 15590494 A JP15590494 A JP 15590494A JP H0820574 A JPH0820574 A JP H0820574A
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- methylpiperidine
- catalyst
- methylglutaronitrile
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ニコチン酸およびニコチン酸アミドの原料と
なる3−メチルピリジンの前駆体である3−メチルピペ
リジンを2−メチルグルタロニトリルから効率よく工業
的に製造する方法を提供する。 【構成】 2−メチルグルタロニトリルを水添環化して
3−メチルピペリジンを合成するに際し、アンモニア存
在下でロジウムを触媒として反応を行う。
なる3−メチルピリジンの前駆体である3−メチルピペ
リジンを2−メチルグルタロニトリルから効率よく工業
的に製造する方法を提供する。 【構成】 2−メチルグルタロニトリルを水添環化して
3−メチルピペリジンを合成するに際し、アンモニア存
在下でロジウムを触媒として反応を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビタミンおよび飼料添加
剤として有用なニコチン酸およびニコチン酸アミドの原
料となる3−メチルピリジンの前駆体である3−メチル
ピペリジンの製造法に関する。3−メチルピペリジンは
脱水素することにより容易に3−メチルピリジンに変換
される。
剤として有用なニコチン酸およびニコチン酸アミドの原
料となる3−メチルピリジンの前駆体である3−メチル
ピペリジンの製造法に関する。3−メチルピペリジンは
脱水素することにより容易に3−メチルピリジンに変換
される。
【0002】
【従来技術】従来3−メチルピリジンの製造法は種々提
案されている。その中で6,6−ナイロンの原料である
ヘキサメチレンジアミンの水添原料であるアジポニトリ
ルをブタジエンと青酸から製造する際に副生する2−メ
チルグルタロニトリルを出発物質とする方法が提案され
ている。この方法は3−メチルピリジン以外のピリジン
併産がなく、経済性が高いことから注目される。
案されている。その中で6,6−ナイロンの原料である
ヘキサメチレンジアミンの水添原料であるアジポニトリ
ルをブタジエンと青酸から製造する際に副生する2−メ
チルグルタロニトリルを出発物質とする方法が提案され
ている。この方法は3−メチルピリジン以外のピリジン
併産がなく、経済性が高いことから注目される。
【0003】2−メチルグルタロニトリルから3−メチ
ルピリジンを得る方法としては、特開昭57−1506
63号にパラジウム−アルミナを触媒として気相にて一
段で水添、環化、脱水素反応を行う方法が開示されてい
る。しかしこの方法では、空時収率が低くまた触媒寿命
が短いため工業的に実施することが困難である。
ルピリジンを得る方法としては、特開昭57−1506
63号にパラジウム−アルミナを触媒として気相にて一
段で水添、環化、脱水素反応を行う方法が開示されてい
る。しかしこの方法では、空時収率が低くまた触媒寿命
が短いため工業的に実施することが困難である。
【0004】3−メチルピリジンの前駆体である3−メ
チルピペリジンを2−メチルグルタロニトリルから製造
する方法も提案されている。例えば特開昭51−122
074号では2−メチルグルタロニトリルをニッケル触
媒を用いアンモニア存在下水添し90%以上の収率で3
−メチルピペリジンを得ている。しかしこの方法を本発
明者らが追試したところ、実際の反応の主生成物は2−
メチル−1,5−ペンタンジアミンであった。
チルピペリジンを2−メチルグルタロニトリルから製造
する方法も提案されている。例えば特開昭51−122
074号では2−メチルグルタロニトリルをニッケル触
媒を用いアンモニア存在下水添し90%以上の収率で3
−メチルピペリジンを得ている。しかしこの方法を本発
明者らが追試したところ、実際の反応の主生成物は2−
メチル−1,5−ペンタンジアミンであった。
【0005】また米国特許3,975,392号では、
ニッケル触媒を用い一段目でアンモニア存在下水添して
2−メチル−1,5−ペンタンジアミンを得、引続き二
段目で水素とアンモニアの非存在下、温度を高め脱アミ
ン2級化環化して3−メチルピペリジンを得ている。こ
の方法により3−メチルピペリジンの生成量はある程度
高めることはできる。しかし、2−メチル−1,5−ペ
ンタンジアミンの脱アミン2級化物は、分子内で脱アミ
ンした環状アミンの3−メチルピペリジンだけに止まら
ず、分子間で脱アミンしたポリアミンが多く生成する。
そのため該方法は効率的な3−メチルピペリジン製造法
ではない。
ニッケル触媒を用い一段目でアンモニア存在下水添して
2−メチル−1,5−ペンタンジアミンを得、引続き二
段目で水素とアンモニアの非存在下、温度を高め脱アミ
ン2級化環化して3−メチルピペリジンを得ている。こ
の方法により3−メチルピペリジンの生成量はある程度
高めることはできる。しかし、2−メチル−1,5−ペ
ンタンジアミンの脱アミン2級化物は、分子内で脱アミ
ンした環状アミンの3−メチルピペリジンだけに止まら
ず、分子間で脱アミンしたポリアミンが多く生成する。
そのため該方法は効率的な3−メチルピペリジン製造法
ではない。
【0006】更に特開昭51−136672号には、2
−メチルグルタロニトリルの水添生成物である2−メチ
ル−1,5−ペンタンジアミンまたは2−メチル−1,
5−ペンタンジアミンと3−メチルピペリジンとの混合
物を気相にてパラジウム−アルミナを触媒として環化脱
水素して3−メチルピリジンを得る方法が開示されてい
る。また特公表平3−505877号および特公表平3
−505878号には、2−メチル−1,5−ペンタン
ジアミンを気相で環化脱水素して3−メチルピリジンを
得るのにアルカリ金属以外の金属酸化物や、銅−クロム
またはモリブテンの遷移金属酸化物を触媒として用いる
方法が記載されている。これらの方法は2−メチル−
1,5−ペンタンジアミンから環化脱水素を一段で実施
しようとするものであるが、環化反応時に2−メチル−
1,5−ペンタンジアミンの分子間脱アミンにより副生
するポリアミンのため、触媒が被毒され寿命が短いとい
う欠点を有している。そこでアルカリ金属以外の金属酸
化物や、銅−クロムまたはモリブテンの遷移金属酸化物
を触媒として用いる例では流動床反応器を使用し触媒を
再生しながら反応を行っている。また触媒再生の頻度を
減らすためには500〜600℃の非常に高温で反応を
行わなければならない。
−メチルグルタロニトリルの水添生成物である2−メチ
ル−1,5−ペンタンジアミンまたは2−メチル−1,
5−ペンタンジアミンと3−メチルピペリジンとの混合
物を気相にてパラジウム−アルミナを触媒として環化脱
水素して3−メチルピリジンを得る方法が開示されてい
る。また特公表平3−505877号および特公表平3
−505878号には、2−メチル−1,5−ペンタン
ジアミンを気相で環化脱水素して3−メチルピリジンを
得るのにアルカリ金属以外の金属酸化物や、銅−クロム
またはモリブテンの遷移金属酸化物を触媒として用いる
方法が記載されている。これらの方法は2−メチル−
1,5−ペンタンジアミンから環化脱水素を一段で実施
しようとするものであるが、環化反応時に2−メチル−
1,5−ペンタンジアミンの分子間脱アミンにより副生
するポリアミンのため、触媒が被毒され寿命が短いとい
う欠点を有している。そこでアルカリ金属以外の金属酸
化物や、銅−クロムまたはモリブテンの遷移金属酸化物
を触媒として用いる例では流動床反応器を使用し触媒を
再生しながら反応を行っている。また触媒再生の頻度を
減らすためには500〜600℃の非常に高温で反応を
行わなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように2−メチル
グルタロニトリルから3−メチルピリジンを得る方法は
数多く提案されているが、収率が満足できるものでなか
ったり、触媒寿命が短かったり、反応条件が厳しいなど
の多くの問題がある。3−メチルピペリジンは容易に脱
水素反応により3−メチルピリジンに定量的に変換でき
ることが知られている。従って2−メチルグルタロニト
リルから3−メチルピペリジンを工業的に製造する方法
が確立できれば3−メチルピリジンの有利な工業的な製
造法を構築することができる。本発明の目的は2−メチ
ルグルタロニトリルから効率よく工業的に有利に3−メ
チルピペリジンを製造する方法を提供することである。
グルタロニトリルから3−メチルピリジンを得る方法は
数多く提案されているが、収率が満足できるものでなか
ったり、触媒寿命が短かったり、反応条件が厳しいなど
の多くの問題がある。3−メチルピペリジンは容易に脱
水素反応により3−メチルピリジンに定量的に変換でき
ることが知られている。従って2−メチルグルタロニト
リルから3−メチルピペリジンを工業的に製造する方法
が確立できれば3−メチルピリジンの有利な工業的な製
造法を構築することができる。本発明の目的は2−メチ
ルグルタロニトリルから効率よく工業的に有利に3−メ
チルピペリジンを製造する方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者等は2−メチルグ
ルタロニトリルから3−メチルピペリジンを製造する方
法について鋭意検討した結果、ロジウムを触媒としてア
ンモニア存在下、2−メチルグルタロニトリルを水添環
化することにより、3−メチルピペリジンが高収率で得
られることを見出し、本発明に到達した。即ち本発明
は、2−メチルグルタロニトリルを水添環化して3−メ
チルピペリジンを合成するに際し、アンモニア存在下で
ロジウムを触媒として反応を行うことを特徴とする3−
メチルピペリジンの製造方法である。なおニッケル、コ
バルト、ルテニウムを触媒とした場合は、2−メチルグ
ルタロニトリル水添反応の主生成物は2−メチル−1,
5−ペンタンジアミンであり、温度を高めるなどの反応
条件の変更を行っても3−メチルピペリジンの生成量は
僅かで、なおかつポリアミンの副生が多かった。それに
対して本発明の方法のロジウム触媒を用いれば、3−メ
チルピペリジンを効率的に製造することができる。
ルタロニトリルから3−メチルピペリジンを製造する方
法について鋭意検討した結果、ロジウムを触媒としてア
ンモニア存在下、2−メチルグルタロニトリルを水添環
化することにより、3−メチルピペリジンが高収率で得
られることを見出し、本発明に到達した。即ち本発明
は、2−メチルグルタロニトリルを水添環化して3−メ
チルピペリジンを合成するに際し、アンモニア存在下で
ロジウムを触媒として反応を行うことを特徴とする3−
メチルピペリジンの製造方法である。なおニッケル、コ
バルト、ルテニウムを触媒とした場合は、2−メチルグ
ルタロニトリル水添反応の主生成物は2−メチル−1,
5−ペンタンジアミンであり、温度を高めるなどの反応
条件の変更を行っても3−メチルピペリジンの生成量は
僅かで、なおかつポリアミンの副生が多かった。それに
対して本発明の方法のロジウム触媒を用いれば、3−メ
チルピペリジンを効率的に製造することができる。
【0009】本発明に用いられるロジウム触媒は、金属
ブラックおよび/または担体に担持させた形態で使用さ
れる。触媒担体としては、けいそう土、シリカ、アルミ
ナ、シリカ−アルミナ、カーボンが好適に使用される。
ロジウムの担持量は特に制限はないが、経済的な量と反
応成績から0.1〜5.0重量%が好ましい。
ブラックおよび/または担体に担持させた形態で使用さ
れる。触媒担体としては、けいそう土、シリカ、アルミ
ナ、シリカ−アルミナ、カーボンが好適に使用される。
ロジウムの担持量は特に制限はないが、経済的な量と反
応成績から0.1〜5.0重量%が好ましい。
【0010】本発明ではアンモニアを反応溶媒として使
用することが必要である。アンモニアがなくても反応は
進行し3−メチルピペリジンを生成するが、ポリアミン
も同時に生成するため収率を低下させ、なおかつポリア
ミンの被毒による触媒寿命の低下も引き起こす。アンモ
ニアの共存はこれらの問題を解決する。使用されるアン
モニアの量は、2−メチルグルタロニトリルに対して
0.01倍モル以上である。生産性と反応成績から通常
10〜200倍モルの範囲が好ましい。0.01倍モル
以下ではポリアミンの生成量が増加して好ましくない。
用することが必要である。アンモニアがなくても反応は
進行し3−メチルピペリジンを生成するが、ポリアミン
も同時に生成するため収率を低下させ、なおかつポリア
ミンの被毒による触媒寿命の低下も引き起こす。アンモ
ニアの共存はこれらの問題を解決する。使用されるアン
モニアの量は、2−メチルグルタロニトリルに対して
0.01倍モル以上である。生産性と反応成績から通常
10〜200倍モルの範囲が好ましい。0.01倍モル
以下ではポリアミンの生成量が増加して好ましくない。
【0011】本発明における反応溶媒はアンモニアのみ
でも良いが、また他の溶媒を併用することもできる。併
用される反応溶媒としては、例えば、水、メタノール、
エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1
−ブタノール、2−ブタノール等のアルコール:ジメチ
ルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル等の脂肪族炭化水素エーテ
ル:ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、プソ
イドクメン等の芳香族炭化水素:酢酸メチル、酢酸エチ
ル、安息香酸エチル等のエステル類などがある。これら
の併用される反応溶媒の使用量については特に制限はな
いが、通常、原料の2−メチルグルタロニトリル1重量
部に対して0〜100重量部、好ましくは0〜50重量
部である。
でも良いが、また他の溶媒を併用することもできる。併
用される反応溶媒としては、例えば、水、メタノール、
エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1
−ブタノール、2−ブタノール等のアルコール:ジメチ
ルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル等の脂肪族炭化水素エーテ
ル:ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、プソ
イドクメン等の芳香族炭化水素:酢酸メチル、酢酸エチ
ル、安息香酸エチル等のエステル類などがある。これら
の併用される反応溶媒の使用量については特に制限はな
いが、通常、原料の2−メチルグルタロニトリル1重量
部に対して0〜100重量部、好ましくは0〜50重量
部である。
【0012】水添環化の反応温度は60〜130℃であ
る。この条件において短時間で充分な収率が得られる。
これより高いアンモニアの臨界温度以上でも反応は進行
するが、必要以上に反応圧が高くなるので好ましくな
い。水添反応を行うために必要な水素分圧は1〜100
0kg/cm2 であり、水素分圧が高いほど反応速度は
向上するが、1〜200kg/cm2 で充分な収率が得
られる。
る。この条件において短時間で充分な収率が得られる。
これより高いアンモニアの臨界温度以上でも反応は進行
するが、必要以上に反応圧が高くなるので好ましくな
い。水添反応を行うために必要な水素分圧は1〜100
0kg/cm2 であり、水素分圧が高いほど反応速度は
向上するが、1〜200kg/cm2 で充分な収率が得
られる。
【0013】本発明における反応方式は液相回分スラリ
ー式および固定床流通式いずれの方法でも実施できる。
本発明では担持触媒が使用されるので、固定床流通反応
器を用いた潅液型反応方式が工業的製造法としてより簡
便である。
ー式および固定床流通式いずれの方法でも実施できる。
本発明では担持触媒が使用されるので、固定床流通反応
器を用いた潅液型反応方式が工業的製造法としてより簡
便である。
【0014】
【実施例】以下に、実施例にて本発明を具体的に説明す
る。しかしながら本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお各実施例および比較例の結果を表1お
よび表2に示すが、各表において用た記号は次の通りで
ある。 2MGN:2−メチルグルタロニトリル 3−MP:3−メチルピペリジン MPDA:2−メチル−1,5−ペンタンジアミン C9:プソイドクメン
る。しかしながら本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお各実施例および比較例の結果を表1お
よび表2に示すが、各表において用た記号は次の通りで
ある。 2MGN:2−メチルグルタロニトリル 3−MP:3−メチルピペリジン MPDA:2−メチル−1,5−ペンタンジアミン C9:プソイドクメン
【0015】実施例1 内径16mmφ、長さ960mmLのSUS製反応管
に、12〜20メッシュの粒径の2.0重量%ロジウム
/アルミナ(N.E.ケムキャット社製)30gを充填
した。触媒層の上部にはラシヒリングを200mmの高
さで充填し予熱部とした。反応開始前に、触媒を5%水
素ガス(窒素希釈)で200℃において、水の生成がな
くなるまで還元し使用した。反応管を125℃とし、反
応管上部より水素ガスを導入し全圧を125kg/cm
2 に保持した。引き続き反応管上部より原料液(2−メ
チルグルタロニトリル:16.7重量%、エタノール1
6.7重量%、アンモニア66.6重量%)を90g/
hrの供給速度で供給し水添反応を行った。反応生成液
は高圧気液分離器において液とガスに分離された後、液
はさらに常圧気液分離器でアンモニアを蒸発させた後サ
ンプルとして捕集した。得られたサンプルは、蒸留し生
成した3−メチルピペリジンはGC分析より、ポリアミ
ンは釜残重量から定量し反応成績を得た。結果を表1に
示す。この結果では3−メチルピペリジンへの選択率が
非常に高く、副生物である2−メチル−1,5−ペンタ
ンジアミンおよびポリアミンの生成は僅かである。
に、12〜20メッシュの粒径の2.0重量%ロジウム
/アルミナ(N.E.ケムキャット社製)30gを充填
した。触媒層の上部にはラシヒリングを200mmの高
さで充填し予熱部とした。反応開始前に、触媒を5%水
素ガス(窒素希釈)で200℃において、水の生成がな
くなるまで還元し使用した。反応管を125℃とし、反
応管上部より水素ガスを導入し全圧を125kg/cm
2 に保持した。引き続き反応管上部より原料液(2−メ
チルグルタロニトリル:16.7重量%、エタノール1
6.7重量%、アンモニア66.6重量%)を90g/
hrの供給速度で供給し水添反応を行った。反応生成液
は高圧気液分離器において液とガスに分離された後、液
はさらに常圧気液分離器でアンモニアを蒸発させた後サ
ンプルとして捕集した。得られたサンプルは、蒸留し生
成した3−メチルピペリジンはGC分析より、ポリアミ
ンは釜残重量から定量し反応成績を得た。結果を表1に
示す。この結果では3−メチルピペリジンへの選択率が
非常に高く、副生物である2−メチル−1,5−ペンタ
ンジアミンおよびポリアミンの生成は僅かである。
【0016】実施例2 実施例1において反応溶媒のエタノールに代えてプソイ
ドクメンを用いた以外は同様にして反応を行った。結果
を表1に示す。
ドクメンを用いた以外は同様にして反応を行った。結果
を表1に示す。
【0017】実施例3 実施例1において触媒として12〜20メッシュの粒径
に粉砕した2.0重量%ロジウム/活性炭(N.E.ケ
ムキャット社製)30gを、反応溶媒としてメタノール
を用いた以外は同様にして反応を行った。結果を表1に
示す。
に粉砕した2.0重量%ロジウム/活性炭(N.E.ケ
ムキャット社製)30gを、反応溶媒としてメタノール
を用いた以外は同様にして反応を行った。結果を表1に
示す。
【0018】比較例1 実施例1においてアンモニアを含まない原料液(2−メ
チルグルタロニトリル:50.0重量%、エタノール5
0.0重量%)を30g/hrの供給速度で供給し水添
反応を行った以外は同様にして反応を行った。結果を表
1に示す。この結果では、ポリアミンの生成が著しく増
加している。
チルグルタロニトリル:50.0重量%、エタノール5
0.0重量%)を30g/hrの供給速度で供給し水添
反応を行った以外は同様にして反応を行った。結果を表
1に示す。この結果では、ポリアミンの生成が著しく増
加している。
【0019】比較例2 実施例1において触媒として12〜20メッシュの粒径
に粉砕したニッケル−ケイソウ土(日揮化学社製)30
gを用いた以外は同様にして反応を行った。結果を表2
に示す。この結果の主生成物は2−メチル−1,5−ペ
ンタンジアミンでありポリアミンの生成も多い。
に粉砕したニッケル−ケイソウ土(日揮化学社製)30
gを用いた以外は同様にして反応を行った。結果を表2
に示す。この結果の主生成物は2−メチル−1,5−ペ
ンタンジアミンでありポリアミンの生成も多い。
【0020】比較例3 実施例1において触媒として2.0wt%ルテニウム/
アルミナ(N.E.ケムキャット社製)30gを用いた
以外は同様にして反応を行った。結果を表2に示す。こ
の結果の主生成物は2−メチル−1,5−ペンタンジア
ミンでありポリアミンの生成も多い。
アルミナ(N.E.ケムキャット社製)30gを用いた
以外は同様にして反応を行った。結果を表2に示す。こ
の結果の主生成物は2−メチル−1,5−ペンタンジア
ミンでありポリアミンの生成も多い。
【0021】比較例4 実施例1において触媒として0.5wt%白金/アルミ
ナ(N.E.ケムキャット社製)30gを用いた以外は
同様にして反応を行った。結果を表2に示す。この結果
の主生成物は3−メチルピペリジンであったが、ポリア
ミンの生成が多い。
ナ(N.E.ケムキャット社製)30gを用いた以外は
同様にして反応を行った。結果を表2に示す。この結果
の主生成物は3−メチルピペリジンであったが、ポリア
ミンの生成が多い。
【0022】比較例5 実施例1において触媒として0.5wt%パラジウム/
アルミナ(N.E.ケムキャット社製)30gを用いた
以外は同様にして反応を行った。結果を表2に示す。こ
の結果の主生成物はポリアミンであり、3−メチルピペ
リジンの生成は僅かである。
アルミナ(N.E.ケムキャット社製)30gを用いた
以外は同様にして反応を行った。結果を表2に示す。こ
の結果の主生成物はポリアミンであり、3−メチルピペ
リジンの生成は僅かである。
【0023】
【表1】 実施例1 実施例2 実施例3 比較例1 触媒 2wt%Rh 2wt%Rh 2wt%Rh 2wt%Rh /Al2O3 /Al2O3 /C /Al2O3 反応溶媒 エタノール C9 メタノール エタノール アンモニアの有無 有 有 有 無 2MGN反応率% 99.8 100.0 100.0 100.0 3−MP選択率% 86.3 85.8 86.1 34.5 MPDA選択率% 11.8 11.4 11.7 0.0 ポリアミン選択率% 1.90 2.80 2.20 65.5
【0024】
【表2】 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 触媒 Ni/ 2wt%Ru 0.5wt%Pt 0.5wt%Pd ケイソウ土 /Al2O3 /Al2O3 /Al2O3 反応溶媒 エタノール エタノール エタノール エタノール アンモニアの有無 有 有 有 有 2MGN反応率% 100.0 98.3 98.7 98.1 3−MP選択率% 18.3 11.8 64.4 10.3 MPDA選択率% 72.2 80.4 1.98 0.0 ポリアミン選択率% 9.48 7.79 33.6 89.7
【0025】
【発明の効果】実施例より明らかなように、本発明の方
法によれば原料の2−メチルグルタロニトリルがほば完
全に反応して、3−メチルピペリジンへの選択率が非常
に高いので、極めて高い3−メチルピペリジンの収率が
得られる。本発明の方法によれば、ニコチン酸およびニ
コチン酸アミドの原料となる3−メチルピリジンの前駆
体である3−メチルピペリジンを2−メチルグルタロニ
トリルから効率よく工業的に製造するすることができる
ようになり、その意義は極めて大きい。
法によれば原料の2−メチルグルタロニトリルがほば完
全に反応して、3−メチルピペリジンへの選択率が非常
に高いので、極めて高い3−メチルピペリジンの収率が
得られる。本発明の方法によれば、ニコチン酸およびニ
コチン酸アミドの原料となる3−メチルピリジンの前駆
体である3−メチルピペリジンを2−メチルグルタロニ
トリルから効率よく工業的に製造するすることができる
ようになり、その意義は極めて大きい。
Claims (1)
- 【請求項1】2−メチルグルタロニトリルを水添環化し
て3−メチルピペリジンを合成するに際し、アンモニア
存在下でロジウムを触媒として反応を行うことを特徴と
する3−メチルピペリジンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155904A JPH0820574A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 3−メチルピペリジンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155904A JPH0820574A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 3−メチルピペリジンの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820574A true JPH0820574A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15616061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6155904A Pending JPH0820574A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 3−メチルピペリジンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820574A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111377820A (zh) * | 2020-04-23 | 2020-07-07 | 中国天辰工程有限公司 | 一种2-甲基戊二胺的制备方法 |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP6155904A patent/JPH0820574A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111377820A (zh) * | 2020-04-23 | 2020-07-07 | 中国天辰工程有限公司 | 一种2-甲基戊二胺的制备方法 |
| CN111377820B (zh) * | 2020-04-23 | 2022-11-29 | 中国天辰工程有限公司 | 一种2-甲基戊二胺的制备方法 |
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