JPH08207551A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH08207551A
JPH08207551A JP1455995A JP1455995A JPH08207551A JP H08207551 A JPH08207551 A JP H08207551A JP 1455995 A JP1455995 A JP 1455995A JP 1455995 A JP1455995 A JP 1455995A JP H08207551 A JPH08207551 A JP H08207551A
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JP
Japan
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air
duct
outlet
driver
seat
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JP1455995A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
毅 中村
Haruyuki Nishijima
春幸 西嶋
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転座席2の前方にインストルメントパネル
が存在しなくても、乗員の前方から空調風を吹き出すこ
とのできる空調フィーリングに優れた車両用空気調和装
置1の提供。 【構成】 運転座席2の後方のスペースに本体ユニット
3を配置するとともに、吹出口切替手段22を運転座席
前方のコーナ部の床に直接配置し、運転座席2の側方の
床に配置された送風ダクト21によって、本体ユニット
3から吐出される空調風を吹出口切替手段22へ導くよ
うに設けられている。この吹出口切替手段22は、床に
直接配置されたフェイスダクト23、フットダクト24
およびデフロスタダクト25へ空調風を切り替えて送る
ものである。このように設けられることにより、運転座
席2の後方の本体ユニット3からの空調風を、乗員前方
の各ダクト23、24、25から吹き出すことができる
ため、空調フィーリングが優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転座席の前方にイン
ストルメントパネルを有しない作業車両に用いて好適な
車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業車両の空気調和装置の従来技術とし
て、実公昭58−28891号公報に開示された技術が
知られている。この技術は、運転座席の後方に本体ユニ
ットを配置するとともに、運転座席の前方のインストル
メントパネル内に吹出口の吹出口切替手段を配置し、本
体ユニットと吹出口切替手段とを送風ダクトで接続した
構成を採用するもので、インストルメントパネル内の吹
出口切替手段には、吹出ダクトとしてフェイスダクト、
フットダクト、デフロスタダクトが接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、作業車両で
は、運転座席の前方にインストルメントパネルが存在し
ない場合が多い。このため、上記公報に開示された技術
は、運転座席の前方にインストルメントパネルが存在し
ない場合に、空気調和装置を搭載することができず、結
果的に車室内の空気調和を行なうことができない。ま
た、運転座席の後方に配置した本体ユニットから前方へ
向けて空調風(冷風または温風)を吹き出し、車室内の
空調を行なうことが考えられるが、後方から前方の乗員
側へ空調風を吹き出す構成では、効果的に空調風を室内
各部(特に、乗員の上半身や、フロントガラスなど)に
到達させるのが困難で、空調フィーリングが悪くなる不
具合を有する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、運転座席の前方にインストルメン
トパネルが存在しない場合であっても、乗員の前方から
空調風を吹き出すことができ、空調フィーリングに優れ
た車両用空気調和装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空気調和
装置は、次の技術的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕車両用空気調和装置は、(a)空気
の通路を形成する本体ダクト、この本体ダクト内に配置
されて通過する空気の温度を変化させる温度変化手段、
前記ダクト内において前記温度変化手段を通過する空気
流を生じさせる送風機を具備し、乗員の運転座席の後方
に配置される本体ユニットと、(b)この本体ユニット
を通過した空気を前記運転座席の前方へ導く送風ダクト
と、(c)前記運転座席の前方の床に配置され、前記送
風ダクトに接続される取入口および複数の吹出口を備
え、前記取入口から導入された空気を前記複数の吹出口
に切り換えて吹出し可能な吹出口切替手段と、(d)前
記複数の吹出口にそれぞれ接続され、前記吹出口より吹
き出される空気を車室内の各部へ向けて吹き出す複数の
吹出ダクトとを備える。
【0006】〔請求項2の手段〕請求項1の車両用空気
調和装置において、前記複数の吹出ダクトは、前記運転
座席の前方の床に配置されたことを特徴とする。
【0007】〔請求項3の手段〕請求項1または請求項
2の車両用空気調和装置において、前記送風ダクトは、
前記運転座席の側方箇所に、前記送風ダクト内の空気を
吹き出す中間吹出口を備えるとともに、この中間吹出口
の開閉を行なう中間開閉手段を備えることを特徴とす
る。なお、中間開閉手段は、中間吹出口を開いた際に、
中間吹出口より下流側の送風ダクトを閉じることが可能
な切替ドアとしても良い。また、中間吹出口を送風ダク
トの上側に設けるとともに、中間吹出口に吹出方向を変
更する可変グリルを設け、中間吹出口から吹き出される
空気の向きを、乗員の側方あるいはサイドガラスに変更
するように設けても良い。
【0008】
【発明の作用および発明の効果】
〔請求項1の作用および効果〕運転座席の後方の本体ユ
ニットが作動すると、送風機および温度変化手段の作動
により、温度変化した空気(空調風)が送風ダクトに導
かれる。送風ダクトに導かれた空調風は、運転座席の前
方の床に設置された吹出口切替手段に導かれ、この吹出
口切替手段によって選択された吹出ダクトから空調風が
吹き出される。
【0009】本発明では、吹出口切替手段が運転座席の
前方の床に設置されるため、運転座席の前方にインスト
ルメントパネルが存在しない場合であっても、乗員の前
方から空調風を吹き出すことができる。このため、運転
座席の前方にインストルメントパネルが存在しない場合
であっても、車室内を優れた空調フィーリングで空気調
和することができる。
【0010】〔請求項2の作用および効果〕床に設置さ
れた吹出口切替手段に接続される複数の吹出ダクトも運
転座席の前方の床に配置されるため、運転者の視界を複
数の吹出ダクトが遮る不具合が生じず、運転者に優れた
視界を与えることができる。
【0011】〔請求項3の作用および効果〕中間開閉手
段を閉じた状態では、送風ダクトを通過する空調風が全
て吹出口切替手段から吹出ダクトへ導かれ、吹出ダクト
から吹き出される。中間開閉手段を開いた状態では、送
風ダクトを通過する空調風の一部あるいは全部が、乗員
の側方の中間吹出口から吹き出される。このため、中間
吹出口からサイドガラスへ向けて空調風を吹き出させて
サイドガラスの曇りを防止したり、側方から直射日光が
当たる場合などでは、冷風を乗員の側方より当てて、直
射日光による不快感を和らげることができる。つまり、
乗員の側方を通る送風ダクトに中間吹出口と開閉手段を
設けるのみで、乗員の居住性や運転操作性を高めること
ができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の車両用空気調和装置を、図に
示す実施例に基づき説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図5は、第1実施例を
示すもので、図1は空気調和装置の配置状態を示す斜視
図、図2は空気調和装置の概略図である。空気調和装置
1は、フォークリフト車両、ブルドーザ車両、農業耕作
用車両などで、特に運転座席2の前部にインストルメン
トパネルを有しない作業車両のキャビン内を空調するた
めに搭載されるもので、本体ユニット3と吹出ユニット
4とに大別される。
【0013】(本体ユニット3の説明)本体ユニット3
は、キャビン内における運転座席2の後方の空間に搭載
されるもので、本実施例では、運転座席2の後方の床上
に直接配置される。この本体ユニット3は、リヒート式
のエアコンユニットで、キャビン内の空気(内気)ある
いはキャビン外の空気(外気)を切り替えて導入する内
外気切替手段5、この内外気切替手段5で選択された空
気を吹出ユニット4へ導く本体ダクト6、この本体ダク
ト6内を流れる空気を冷却する冷却手段であるエバポレ
ータ7(温度変化手段の一例)、このエバポレータ7を
通過した空気を加熱する加熱手段であるヒータコア8
(温度変化手段の一例)、本体ダクト6内の空気を吸引
して吹出ユニット4へ送る送風機9を備える。
【0014】内外気切替手段5は、本体ダクト6の端部
に設けられ、本体ダクト6に吸い込まれる空気を、内気
または外気に切り替えるもので、キャビン内に連通して
内気を導入する内気導入口11、キャビン外に連通して
外気を導入する外気導入口12を備える内外気切替箱1
3を備える。また、内外気切替手段5は、内外気切替箱
13内に、内気導入口11あるいは外気導入口12を塞
ぐことのできる板状の内外気切替ドア14を備える。こ
の内外気切替ドア14は、サーボモータなどのアクチュ
エータや、乗員による手動操作などによって回動操作さ
れ、内気導入口11より内気を導入する内気循環モード
と、外気導入口12より外気を導入する外気導入モード
とに切替操作される。なお、内気導入口11および外気
導入口12には、それぞれ内気濾過フィルタ11aおよ
び外気濾過フィルタ12aが取り付けられ、粉塵等が空
気調和装置1内に進入するのを防ぐよう設けられてい
る。
【0015】エバポレータ7は、図示しない冷凍サイク
ルの構成部品で、本体ダクト6内の上流の全面に亘って
配置されて、本体ダクト6を通過する全てを冷却可能に
設けられている。なお、冷凍サイクルは、コンプレッ
サ、コンデンサ、レシーバ、エキスパンションバルブ、
上述のエバポレータ7を介して再びコンプレッサに冷媒
が循環する周知な構成のもので、コンプレッサは、油
圧、電動モータ、あるいはエンジンの回転出力など、周
知の駆動手段を用いて駆動されるものである。
【0016】ヒータコア8は、本体ダクト6内における
エバポレータ7の下流の全面に亘って配置されて、本体
ダクト6を通過する全てを加熱可能に設けられている。
なお、ヒータコア8の受ける温水は、エンジン冷却水
(温水)、燃焼式温水器、電熱式温水器等周知の温水供
給手段より温水の供給を受けて、空気を加熱するもので
ある。
【0017】送風機9は、スクロールケース15、遠心
式ファン16、ファンモータ17からなり、本体ダクト
6の下流端部に設けられたもので、内外気切替手段5で
選択された空気を本体ダクト6内に吸引するとともに、
エバポレータ7、ヒータコア8を通過させた空気を、吹
出ユニット4へ向けて吹き出させるものである。
【0018】(吹出ユニット4の説明)吹出ユニット4
は、送風ダクト21、吹出口切替手段22、フェイスダ
クト23、フットダクト24、デフロスタダクト25を
組み付けてなる。なお、フェイスダクト23、フットダ
クト24およびデフロスタダクト25は、本発明の吹出
ダクトの一例である。
【0019】送風ダクト21は、運転座席2の側方(本
実施例では運転座席2の左方)の床上に直接配置された
前後方向に延びるダクトで、運転座席2の後方に配置さ
れる本体ユニット3と、運転座席2の前方のコーナ部の
床上に直接配置される吹出口切替手段22とを接続し、
本体ユニット3を通過した空調風を吹出口切替手段22
へ導くものである。
【0020】吹出口切替手段22は、送風ダクト21か
ら供給された空調風を、フェイスダクト23、フットダ
クト24、デフロスタダクト25へ切り替えて供給する
吹出口の選択手段で、図3に示すように、送風ダクト2
1が接続される取入口26、フェイスダクト23が接続
されるフェイス吹出口27、フットダクト24が接続さ
れるフット吹出口28、デフロスタダクト25が接続さ
れるデフロスタ吹出口29を備える。
【0021】フェイスダクト23は、吹出口切替手段2
2のフェイス吹出口27から吹き出される空調風を、乗
員の上半身へ向けて吹き出させるためのもので、フット
レスト31の前方の左右の床上に直接配置される。フッ
トダクト24は、吹出口切替手段22のフット吹出口2
8から吹き出される空調風を、乗員の足元へ向けて吹き
出させるもので、床上に直接配置される。デフロスタダ
クト25は、吹出口切替手段22のデフロスタ吹出口2
9から吹き出される空調風を、フロントガラスへ向けて
吹き出させるもので、本実施例ではフェイスダクト23
よりも更に前方の床上に直接配置される。
【0022】吹出口切替手段22は、図3および図4に
示すもので、吹出口切替箱32、この吹出口切替箱32
内で回動する第1、第2ドア33、34、この第1、第
2ドア33、34を回動操作する操作手段35から構成
される。
【0023】吹出口切替箱32は、運転座席2の前方の
コーナ部の床上に配置される略立方形状を呈する。この
吹出口切替箱32の6つの面の内の1つの面には、送風
ダクト21が接続されて、本体ユニット3を通過した空
気を内部に取り入れる取入口26が設けられている。吹
出口切替箱32の残る5つの面の内、取入口26と対向
する面には、フェイスダクト23が接続されて吹出口切
替箱32内に導かれた空気を乗員の上半身へ向けて吹き
出すためのフェイス吹出口27が設けられている。ま
た、吹出口切替箱32の残る4つの面の内、対向する2
つの面には、フットダクト24が接続されて吹出口切替
箱32内に導かれた空気を乗員の足元へ向けて吹き出す
ためのフット吹出口28と、デフロスタダクト25と接
続されて吹出口切替箱32内に導かれた空気をフロント
ガラスへ向けて吹き出すためのデフロスタ吹出口29と
が設けられている。
【0024】第1ドア33は、フェイス吹出口27ある
いはフット吹出口28を開閉可能な板状部材である。ま
た、第2ドア34は、フェイス吹出口27あるいはデフ
ロスタ吹出口29を開閉する板状部材である。なお、第
1ドア33と第2ドア34とは、それぞれの回動範囲が
オーバーラップしている。このため、第1ドア33と第
2ドア34とが干渉しないように、操作手段35によっ
て回動操作される。
【0025】本実施例の操作手段35は、第1ドア33
および第2ドア34を操作するもので、図4に示すよう
に、第1ドア33に連動する第1レバー36と、第2ド
ア34に連動する第2レバー37と、第1、第2レバー
36、37とリンクするリンクプレート38と、このリ
ンクプレート38を回転移動させる電動アクチェータ3
9とから構成される。
【0026】リンクプレート38は、電動アクチュエー
タ39によって第1、第2、第3設定状態の3つの回動
位置に設定されるもので、リンクプレート38が第1設
定状態に設定されると、図5の(a)に示すように、第
1ドア33がフット吹出口28を閉じるとともに第2ド
ア34がデフロスタ吹出口29を閉じる。プレート38
が第2設定状態に設定されると、図5の(b)に示すよ
うに、第1ドア33がフェイス吹出口27を閉じるとと
もに第2ドア34もフェイス吹出口27を閉じる。プレ
ート38が第3設定状態に設定されると、図5の(c)
に示すように、第1ドア33がフット吹出口28を閉じ
るとともに第2ドア34がフェイス吹出口27を閉じる
ものである。
【0027】この実施例では、第1ドア33がフェイス
吹出口27を閉じる際、図5の(b)に示すように、フ
ェイス吹出口27を完全に閉じるのではなく中間位置で
停止し、取入口26から流入した空調風を主にフット吹
出口28へ導くとともに、デフロスタ吹出口29へ導か
れる空調風を制限するように設けられている。
【0028】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を説明する。空気調和装置1は、運転座席2の側方に配
置された操作パネル41に設けられたコントローラ(図
示しない)の指示に従い作動する。なお、このコントロ
ーラには、送風機9を作動させる運転スイッチ、エバポ
レータ7を作動させるクーラスイッチ、ヒータコア8を
作動させるヒータスイッチ、吹出モードの切替えを行な
う吹出モード操作手段、および内外気導入モードの切替
えを行なう内外気モード操作手段を備える。なお、運転
スイッチのみをONさせることにより、送風運転が行なわ
れ、運転スイッチとクーラスイッチをONさせることによ
り冷房運転が行なわれ、運転スイッチとヒータスイッチ
をONさせることにより暖房運転が行なわれ、運転スイッ
チとクーラスイッチとヒータスイッチをONさせることに
より除湿運転が行なわれる。また、運転スイッチとクー
ラスイッチとヒータスイッチをONさせ、ヒータコア8に
供給される温水量を調節(手動調節あるいは自動調節)
することによって、広い温度範囲の空調風を得ることが
できる。
【0029】この実施例の作動では、冷房運転の作動を
例に用いて説明する。運転スイッチとクーラスイッチが
ONされると、運転座席2の後方に配置された本体ユニッ
ト3において、内外気切替手段5で選択された空気(内
気あるいは外気)が本体ダクト6内に吸引され、エバポ
レータ7を通過する際に、空気がエバポレータ7によっ
て冷却される。冷却された空気(空調風)は、作動が停
止しているヒータコア8を通過して送風機9に吸引さ
れ、送風ダクト21内に圧送される。
【0030】送風ダクト21に導かれた空調風は、送風
ダクト21によって、運転座席2の後方より運転座席2
の前方のコーナ部の床上に配置された吹出口切替手段2
2に導かれる。そして、吹出口切替手段22に導かれた
空調風は、吹出口切替手段22によって選択された吹出
ダクト(フェイスダクト23、フットダクト24あるい
はデフロスタダクト25)から、吹出ダクトの吹出方向
へ吹き出される。
【0031】具体的には、吹出モード操作手段がフェイ
スモードに設定された状態では、吹出口切替手段22
は、図5の(a)に示すように、フェイス吹出口27の
みが開口し、吹出口切替手段22に導かれた空調風は、
乗員前方に配置されたフェイスダクト23を介して乗員
の上半身へ向けて吹き出される。
【0032】吹出モード操作手段がフットモードに設定
された状態では、吹出口切替手段22は、図5の(b)
に示すように、フット吹出口28とデフロスタ吹出口2
9とが開口し、吹出口切替手段22に導かれた空調風
は、乗員前方に配置されたフットダクト24を介して乗
員の足元へ向けて吹き出されるとともに、乗員前方に配
置されたデフロスタダクト25を介してフロントガラス
へ向けて吹き出される。
【0033】吹出モード操作手段がデフロスタモードに
設定された状態では、吹出口切替手段22は、図5の
(c)に示すように、デフロスタ吹出口29のみが開口
し、吹出口切替手段22に導かれた空調風は、乗員前方
に配置されたデフロスタダクト25を介してフロントガ
ラスへ向けて吹き出される。
【0034】〔実施例の効果〕本実施例では、吹出口切
替手段22が運転座席2の前方のコーナ部の床上に直接
設置される。このため、運転座席2の前方にインストル
メントパネルが存在しない本実施例の作業車両であって
も、運転座席2の前方位置から空調風を吹き出すことが
できる。このため、運転座席2の前方にインストルメン
トパネルが存在しない作業車両であっても、キャビン内
を優れた空調フィーリングで空気調和することができ
る。
【0035】また、本実施例では、フェイスダクト2
3、フットダクト24およびデフロスタダクト25も運
転座席2の前方の床上に直接設置される。このため、運
転者の視界をフェイスダクト23、フットダクト24お
よびデフロスタダクト25等が遮る不具合が生じず、運
転者に優れた視界を与えることができる。
【0036】さらに、本実施例の本体ユニット3は、リ
ヒート式を採用することにより、エアミックス式に比較
して小型化できる。このため、運転座席2の後方のスペ
ースが小さい場合であっても、取り付ける可能性が高く
なる。また、本体ユニット3を小型化できるため、本体
ユニット3が後方視界を遮る不具合が生じず、後方の視
認性にも優れる。
【0037】一方、本実施例の吹出口切替手段22の吹
出口切替箱32は、取入口26、フェイス吹出口27、
フット吹出口28およびデフロスタ吹出口29は接近し
て設けられる。このため、吹出口切替箱32が小型化で
き、結果的に吹出口切替手段22が小型化できる。この
ように、吹出口切替手段22が小型化できるため、狭い
キャビンの前方のコーナ部の床上のスペースに、吹出口
切替手段22を容易に設置することができる。
【0038】〔第2実施例〕図6は第2実施例を示す空
気調和装置1の斜視図である。送風ダクト21は、第1
実施例に示したように、運転座席2の側方(本実施例で
は運転座席2の左方)の床上に直接配置された前後方向
に延びるダクトである。本実施例の送風ダクト21は、
運転座席2の側方箇所に、送風ダクト21内に導かれた
空気を吹き出す中間吹出口42を備える。この中間吹出
口42は、本実施例では、送風ダクト21の上側に設け
るもので、その中間吹出口42には、乗員の上半身から
サイドガラスに亘って空気の吹出方向を手動変更する可
変グリルが設けられている。また、中間吹出口42の開
閉を手動操作によって行なう中間開閉手段43が設けら
れている。なお、本実施例の中間開閉手段43は、中間
吹出口42を開いた際に、中間吹出口42より下流側の
送風ダクト21を閉じることが可能な切替ドアとして設
けられている。
【0039】中間開閉手段43によって中間吹出口42
を閉じた状態では、送風ダクト21を通過する空調風が
吹出口切替手段22へ導かれ、選択された吹出ダクト
(フェイスダクト23、フットダクト24あるいはデフ
ロスタダクト25)から、吹出ダクトの吹出方向へ吹き
出される。中間開閉手段43によって中間吹出口42を
開いた状態では、送風ダクト21を通過する空調風が、
乗員の側方の中間吹出口42から吹き出される。このた
め、中間吹出口42からサイドガラスへ向けて空調風を
吹き出させてサイドガラスの曇りを防止する側面デフロ
スタとして利用できる。また、乗員の側方から直射日光
が当たる場合などでは、中間吹出口42より冷風を乗員
の側方へ向けて吹き出させ、直射日光による不快感を和
らげることができる。このように、乗員の側方に配置さ
れる送風ダクト21に中間吹出口42と中間開閉手段4
3を設けるのみで、乗員の居住性や運転操作性を高める
ことができる。
【0040】〔第3実施例〕図7は第3実施例を示す空
気調和装置1の斜視図である。上記の第1、第2実施例
では、フェイスダクト23の吹出口を床に近い位置に開
口して設け、フロントガラスの下部が床付近まで延びる
キャビンに対応する例を示したが、フロントガラスの下
部が床付近まで延びないキャビンでは、図7に示すよう
に、フェイスダクト23の吹出口を乗員の上半身へ近づ
けて設けても良い。このようにフェイスダクト23の吹
出口を乗員の上半身へ近づけて設けることにより、フェ
イスダクト23から吹き出される冷風の拡散が抑えら
れ、冷風感を高めることができる。
【0041】〔変形例〕上記の実施例では、本体ユニッ
ト3をリヒート式に設けた例を示したが、運転座席2の
後方のスペースが確保できる場合はエアミックス式の本
体ユニット3を配置しても良い。また、本体ユニット3
内に冷却手段と加熱手段の両方を配置した例を示した
が、冷却手段あるいは加熱手段の一方のみを配置し、冷
房運転のみ、あるいは暖房運転のみを行なうように設け
ても良い。
【0042】アクチュエータ39を用いて吹出口切替手
段22を操作した例を示したが、手動操作によって吹出
口切替手段22を操作しても良い。中間開閉手段43を
手動操作によって切り替える例を示したが、アクチュエ
ータを用いて操作するように設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和装置の設置状態を示す斜視図である
(第1実施例)。
【図2】空気調和装置の概略図である(第1実施例)。
【図3】吹出口切替手段の概略図である(第1実施
例)。
【図4】操作手段の概略図である(第1実施例)。
【図5】吹出口切替手段の作動状態を示す説明図である
(第1実施例)。
【図6】空気調和装置の設置状態を示す斜視図である
(第2実施例)。
【図7】空気調和装置の斜視図である(第3実施例)。
【符号の説明】
1 車両用空気調和装置 2 運転座席 3 本体ユニット 6 本体ダクト 7 エバポレータ(温度変化手段) 8 ヒータコア(温度変化手段) 9 送風機 21 送風ダクト 22 吹出口切替手段 23 フェイスダクト(吹出ダクト) 24 フットダクト(吹出ダクト) 25 デフロスタダクト(吹出ダクト) 26 取入口 27 フェイス吹出口 28 フット吹出口 29 デフロスタ吹出口 42 中間吹出口 43 中間開閉手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)空気の通路を形成する本体ダクト、
    この本体ダクト内に配置されて通過する空気の温度を変
    化させる温度変化手段、前記ダクト内において前記温度
    変化手段を通過する空気流を生じさせる送風機を具備
    し、乗員の運転座席の後方に配置される本体ユニット
    と、 (b)この本体ユニットを通過した空気を前記運転座席
    の前方へ導く送風ダクトと、 (c)前記運転座席の前方の床に配置され、前記送風ダ
    クトに接続される取入口および複数の吹出口を備え、前
    記取入口から導入された空気を前記複数の吹出口に切り
    換えて吹出し可能な吹出口切替手段と、 (d)前記複数の吹出口にそれぞれ接続され、前記吹出
    口より吹き出される空気を車室内の各部へ向けて吹き出
    す複数の吹出ダクトとを備える車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】請求項1の車両用空気調和装置において、 前記複数の吹出ダクトは、前記運転座席の前方の床に配
    置されたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の車両用空気調和
    装置において、 前記送風ダクトは、前記運転座席の側方箇所に、前記送
    風ダクト内の空気を吹き出す中間吹出口を備えるととも
    に、この中間吹出口の開閉を行なう中間開閉手段を備え
    ることを特徴とする車両用空気調和装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024079A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械のエアコンディショナユニット構造
JP2011169045A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Kubota Corp 旋回作業機のエアコン用吹出ダクト装置

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