JPH08209734A - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JPH08209734A
JPH08209734A JP27400795A JP27400795A JPH08209734A JP H08209734 A JPH08209734 A JP H08209734A JP 27400795 A JP27400795 A JP 27400795A JP 27400795 A JP27400795 A JP 27400795A JP H08209734 A JPH08209734 A JP H08209734A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブーム部分にオフセット機構を備えたバック
ホウ装置のバケットが運転部に接触するような状態を未
然に防止できるように構成する。 【解決手段】 バケット8が運転部4と干渉することを
阻止するためのバケット制御装置を、バケット侵入監視
区域を設定する設定手段と、バックホウ装置6の作動を
減速させる減速手段と、バックホウ装置6の作動を牽制
阻止する牽制手段とで構成し、設定手段は、運転部4の
前面側と、側面側との夫々に、バケット侵入監視区域を
設定し、かつ、運転部4の前面側に設定されるバケット
侵入監視区域は、運転部4近傍の第2牽制面N2と、こ
の第2牽制面N2から運転部4とは反対側の外方に所定
距離だけ離れた第1牽制面N1とからなり、バケット8
が第2牽制面N2と第1牽制面N1との間に入り込む
と、第2牽制面N2に接近する方向へのバックホウ装置
6の作動を減速させ、第2牽制面N2を越える運転部4
側へのバックホウ装置6の作動を牽制阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホウ装置の
ブームを旋回台の運転部横側方箇所に上下揺動自在に取
付け、前記ブームのうちアームが連結された先端側ブー
ム部分を前記旋回台に連結の基端側ブーム部分に対して
旋回台横方向に移動操作するオフセット機構を設けたバ
ックホウに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冒記したバックホウのバックホウ装置
は、バケットが設けられたアームをブームの横側方に位
置させて格納することによって、旋回台全体としての旋
回半径を小さくできるようにした利点を有したものであ
るが、アーム、先端側ブーム、基端側ブームのそれぞれ
の作動は人為操作のみで行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、アームを連結した先端側ブームを横方向へオフセッ
トできるので、図4で示すように前記先端側ブーム部分
10Cを反運転部4側へオフセットして格納すれば、バ
ックホウ装置6は旋回台7の旋回半径内に収まるように
なり旋回半径を小径化できるものである。しかし、図4
で示すように先端側ブーム部分10Cを運転部4側にオ
フセットした状態で基端側ブーム部分10Aを上昇揺動
駆動させると、場合によってはアーム9先端のバケット
8が運転部4へ入り込むことが考えられる。キャビン3
付きのバックホウでは、バケット8とキャビン3が干渉
することになる。このような状態になることは、勿論運
転者の人為操作によって回避されるべきものではある
が、バケット8が運転部4へ入り込むおそれを、人為操
作の回避のみに頼るのではどうしても不安がつきまとう
ものであった。本発明は、上記実情に鑑みて、バケット
が運転部に入り込むおそれを自動的に防止できるように
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は冒記したバックホウのバックホウ装置操作
構造において、前記ブームの前記旋回台に対する揺動角
を検出するブーム角センサ、前記先端側ブーム部分の前
記基端側ブーム部分に対する横移動ストロークを検出す
るためのオフセットセンサ、及び、前記アームの前記ブ
ームに対する揺動角を検出するアーム角センサを設け、
前記ブーム角センサによる検出角、前記オフセットセン
サによる検出ストローク及び前記アーム角センサによる
検出角に基いて前記バックホウ装置のバケットの前記運
転部に対する位置を検出するバケット位置検出手段を設
けると共に、このバケット位置検出手段による検出位置
が第1設定位置になると、前記ブームの上昇揺動駆動、
前記先端側ブーム部分の運転部側への横移動駆動及び前
記アームのブーム側への揺動駆動の夫々の速度を自動的
に減速する減速手段を設けてあり、かつ、前記バケット
位置検出手段による検出位置が、前記第1設定位置より
も前記運転部に近付いた位置である第2設定位置になる
と、前記ブームの上昇揺動駆動、前記先端側ブーム部分
の運転部側への横移動駆動及び前記アームのブーム側へ
の揺動駆動の夫々を自動的に不能にする安全手段を設け
てあることを特徴構成とするものである。
【0005】〔作用〕前記構成によれば、人為操作によ
るバックホウ装置を駆動操作しているときに、バケット
が予め設定された第1設定位置に到達すると、その位置
より運転部側へのバケット用の移動速度が自動的に減速
されるように制御され、さらにバケットが移動して、第
1設定位置よりも運転部に近付いた位置であり、予め設
定された第2設定位置に到達すると、人為操作とは無関
係にその位置よりバケットが運転部側へは移動しないよ
うに自動的に制御される。つまり、バケットが移動可能
な許容範囲と、バケットが運転部に入り込む禁止範囲と
の境界部を第2設定位置とし、この第2設定位置から所
定距離離れた許容範囲内に第1設定位置を設定すれば、
第1設定位置と第2設定位置との間の領域が減速範囲と
なる。
【0006】〔効果〕 (1) バケットが第2設定位置に到達すると、自動的にこ
の第2設定位置より運転部側への移動が阻止されるの
で、バックホウ装置を人為操作中に、バケットが運転部
へ入り込むおそれを自動的に、かつ、確実に回避でき、
安全性を高めることができた。 (2) バケットが第1設定位置に到達し、移動速度が減速
したことによりバケットが禁止範囲に近付いていること
が認識できるため、減速範囲を通過中に第2設定位置到
達以後のバケット操作に備えての準備余裕時間を取るこ
とができ、第2設定位置に到達してバケットの移動が停
止しても、直様次の操作状態に移行可能となり作業能率
の向上に寄与できるものとなる。 (3) バケットは減速されてから第2設定位置で停止する
ようになるので、停止時の慣性による衝撃が小となり、
円滑な制御操作を行なえる利点もある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図3に示すように、クローラ走行装
置1を備えた走行機体2に対して、運転キャビン3付の
搭乗運転部4及び原動部5、並びに、バックホウ装置6
を設けている全旋回型の旋回台7を取付け、バックホウ
作業車を構成してある。前記バックホウ装置6は、先端
にバケット8を横軸心周りで屈折揺動可能に枢支したア
ーム9と、このアーム9を先端で横軸心周りで屈折揺動
可能に枢支したブーム10とからなり、このブーム10
を搭乗運転部4の横側方で上下揺動可能に枢支して構成
されている。図3中C1はブーム10を上下揺動させる
油圧シリンダであり、C3はアーム9をブーム10に対
して屈折揺動させる油圧シリンダであり、C4はバケッ
ト8をアーム9に対して屈折揺動させる油圧シリンダで
ある。次に、図3及び図4に示すように、前記バケット
8を連結したアーム9をブーム10の旋回台7への取付
端部10aに対して前記旋回台7の横方向に平行移動さ
せるオフセット機構14について説明する。前記ブーム
10を旋回台7への取付端部10aを含む基端側ブーム
部分10Aと、この基端側ブーム部分10Aの先端にブ
ーム揺動軸心と直交する軸心X周りで相対揺動可能に連
結された中間部10Bと、この中間部10Bの先端に前
記軸心Xと平行な軸心周りで相対揺動可能に連結された
先端側ブーム部分10Cとで構成し、この先端側ブーム
部分10Cにアーム9を屈折揺動可能に連結してある。
したがって、前記ブーム10の基端側ブーム部分10A
に対して中間部10Bは、旋回台7の横方向に揺動可能
である。このようなブーム10の折れ曲がり構造に対し
て、前記基端側ブーム部分10Aと中間部10Bとの間
に、この中間部10Bの基端側ブーム部分10Aに対す
る相対揺動を現出させるブーム折曲げシリンダC2を架
設してある。そして、基端側ブーム部分10Aと先端側
ブーム部分10Cとの間に両者10A,10Cの相対揺
動を許容する連結ロッド15が架設され、基端側ブーム
部分10Aに対して枢支された中間部10Bと連結ロッ
ド15、及び、これら中間部10Bと連結ロッド15と
の先端同士を連結する先端側ブーム部分10Cとで平行
4連リンクが構成されている。また、ブームの取付端部
10aよりも幅が狭く他物と当り難いブームシリンダC
1の旋回台側の揺動軸Y上に、ブーム10と旋回台7と
の相対揺動角を検出するブーム角センサとしてのポテン
ショメータP1を、基端側ブーム部分(10A) と中間部1
0Bの連結点である軸心X上で、かつ、他物との当りの
少ないブーム10の下面側位置にこれら両者10A,1
0Bの相対的なオフセット回動角を検出するオフセット
センサとしてのポテンショメータP2を、先端側ブーム
部分10Cとアーム9の連結点である軸心Z上にこれら
両者の相対揺動角を検出するアーム角センサとしてのポ
テンショメータP3を、そして、バケット8とアーム9
の相対揺動角を検出するバケット角センサとしてのポテ
ンショメータP4を、バケット交換の際に影響を受けな
いリンク部材32のアーム側軸心W上に配備してある。
そして、前記ポテンショメータP1,P2,P3,P4
の検出値に基づいてバケット8の運転キャビン3に対す
る位置を演算する制御器であるバケット位置検出手段1
1を設けると共に、この検出手段11による検出位置が
第1設定位置になると、ブーム10の油圧シリンダC1
による上昇揺動駆動、先端側ブーム部分10Cの油圧シ
リンダC2による運転キャビン3側への横移動駆動、ア
ーム9の油圧シリンダC3によるブーム10側への揺動
駆動、および、バケット8の油圧シリンダC4によるブ
ーム10側への揺動駆動の夫々の速度を自動的に減速す
る減速手段33を設けてあり、かつ、前記バケット位置
検出手段11による検出位置が、前記第1設定位置より
も前記運転部4に近付いた位置である第2設定位置にな
ると、前記ブーム10の上昇揺動駆動、前記先端側ブー
ム部分10Cの運転部4側への横移動駆動及び前記アー
ム9のブーム10側への揺動駆動の夫々を自動的に不能
にする安全手段12を設けてある。前記第2設定位置
は、バケットが移動可能な許容範囲と、バケットが運転
キャビン3と干渉する禁止範囲との第2境界部となるよ
うに、かつ、この第2設定位置から所定距離離れた許容
範囲内に第1設定位置を設定して、第1設定位置と第2
設定位置との間の領域が減速範囲となり、許容範囲から
減速範囲への第1境界部となるように予め決めておく。
このような構成にすると、図1、図2で示されるよう
に、バックホウ装置6をブーム・バケット用十字操作レ
バー16、アーム・旋回用十字操作レバー18、及びオ
フセット機構用操作レバー17で人為操作中に、バケッ
ト8が許容範囲から第1境界部へ到達すると、ポテンシ
ョメータP1,P2,P3,P4からの検出値に基づく
バケット8の運転キャビン3に対する位置の演算結果
と、第1設定位置が一致し、その一致したことによって
各油圧シリンダC1,C2,C3,C4のコントロール
バルブ19,20,21,29への圧油給排路途中に組
み入れた、絞り弁機構等て構成される減速機構34,3
5,36,37を強制的に操作する減速手段33が働い
て、バケット8は第1境界部から第2境界部へ向う移動
速度が減速されるのである。減速手段の態様としては、
一定の速度に落とす、漸次減速する、といった具合のも
のが考えられる。そして、さらにバックホウ装置6を人
為操作して、バケット8が減速範囲から第2境界部へ到
達すると、ポテンショメータP1,P2,P3,P4か
らの検出値に基づくバケット8の運転キャビン3に対す
る位置の演算結果と、第2設定位置が一致し、その一致
したことによって各油圧シリンダC1,C2,C3,C
4のコントロールバルブ19,20,21,29をその
操作回路22,23,24,30を介して強制切換操作
する安全手段12が働いて、前記バケット8は第2境界
部で停止するのである。第1図中25,26,27,3
1は、各操作レバー16,17,18のポテンショメー
タ16a,17a,18a,16bによって各コントロ
ールバルブ19,20,21,29の操作回路22,2
3,24,30を制御する制御手段である。例えば、ア
ーム9を、その先端のバケット8が運転キャビン3に近
づくように操作レバー18のみを人為操作しているとき
に、バケット8が第2境界部に到達すると、アーム用の
油圧シリンダC3の伸長作動のみが不能となるように安
全手段12が働き、バケット8は停止する。つまり、ア
ーム用の油圧シリンダC3を伸長するように設定された
コントロールバルブ21を強制的に中立位置に切換える
と共に、バケット8が許容範囲へ復帰していない場合に
は前記コントロールバルブ21を前記油圧シリンダC3
を伸長する側へ切換不能に維持するのである。また、そ
の状態のときにアーム用油圧シリンダC3を収縮する操
作は許容されており、さらに、前記停止状態のときに、
例えばブーム10を操作するに、バケット8が第2境界
部から運転キャビン3に近づくことになるブーム10の
上昇揺動駆動は安全手段12によって不能とされ、下降
揺動駆動は、バケット8が運転キャビン3より遠ざかる
ことになるので操作レバー16によって人為操作可能で
あり、安全手段12は作動しないものとなる。つまり、
前記停止状態のときでも各油圧シリンダC1,C2,C
3,C4を、バケットが第2境界部より運転キャビン3
に対して遠ざかる方向へは操作可能としてある。さら
に、バケット8が減速範囲内に位置している場合に、バ
ックホウ装置6を操作して運転キャビン3に対して遠ざ
かる方向、つまり、第1境界部へ向う方向にバケット8
を移動させる速度は、減速しなくてもどちらでも良い。
【0008】〔別実施形態〕 安全手段12による油圧シリンダC1,C2,C
3,C4の牽制が、各操作レバー16,17,18に直
接作用するように構成しても良い。 バケット8とアーム9の相対揺動角を検出するポテ
ンショメータP4を削除し、合わせて3個のポテンショ
メータP1,P2,P3の検出値に基づいて制御するよ
うにしても良い。 このように、バケット8のアーム9に対する位置検出手
段が設けられていない場合には、アーム9に対するバケ
ット8の全揺動域中の最も運転キャビン3に近づく所の
位置を、予め第2境界部の設定時に考慮しておけば、バ
ケット8の姿勢いかんにかかわらず、運転キャビン3と
の干渉は回避できるものとなる。 各境界部の設定位置を可変設定可能な設定器13を
備えて、バケットの禁止範囲および、減速範囲を任意に
調節できるようにしても良い。 運転キャビン3の無いバックホウに本発明を適用し
ても良い。 バケット8が各境界部になると、ブザー、ランプ等
の警報装置が作動するように構成しても良い。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図
【図2】減速・安全手段のアルゴリズム
【図3】バックホウの側面図
【図4】図3の平面図
【符号の説明】
4 運転部 6 バックホウ装置 7 旋回台 8 バケット 9 アーム 10 ブーム 11 バケット位置検出手段 12 安全手段 14 オフセット機構 33 減速手段 10A 基端側ブーム部分 10C 先端側ブーム部分 P1,P2,P3 センサー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 バックホウ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホウ装置のブー
ムを旋回台の運転部横側方箇所に上下揺動自在に取付
け、前記ブームのうちアームが連結された先端側ブーム
部分を前記旋回台に連結の基端側ブーム部分に対して旋
回台横方向に移動操作するオフセット機構を設けたバッ
クホウに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のオフセット機構を備えたバック
ホウにおける従来のバックホウ装置は、アームを連結し
た先端側ブームを横方向へオフセットできるので、図4
に実線で示すように前記先端側ブーム部分10Cを反運
転部4側へオフセットして格納すれば、バックホウ装置
6は旋回台7の旋回半径内に収まるようになり旋回半径
を小径化できるものである。この場合、バックホウ装置
におけるアームや先端側ブーム部分等は、運転者が操作
する操作レバー等に基づいて、人為的に操作されるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、バックホウ装置6を旋回台7の旋回半径内に収まる
ように格納して旋回半径を小径化できる点で有利なもの
である。しかし、図4に仮想線で示すように先端側ブー
ム部分10Cを運転部4側にオフセットした状態で基端
側ブーム部分10Aを上昇揺動駆動させると、場合によ
ってはアーム9先端のバケット8が運転部4へ入り込む
ことが考えられる。キャビン3付きのバックホウでは、
バケット8とキャビン3が干渉することになる。このよ
うな状態になることは、勿論運転者の人為操作によって
回避されるべきものではあるが、バケット8が運転部4
へ入り込むおそれを、人為操作での回避のみに頼るので
はどうしても不安がつきまとうものであった。本発明
は、バケットが運転部に入り込むおそれを自動的に防止
できるとともに、その防止機能を運転部の前面側でも側
面側でも有効に発揮でき、しかも、運転部前面側での作
業位置から運転部側へのバケットの動きが自動的に停止
される際して、慣性による衝撃を少なくして円滑な操作
を行えるバックホウ装置を提供することにその目的があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の技術手段は、走行機体に搭載された旋
回台上に、バックホウ装置と運転部とを備え、前記バッ
クホウ装置のブームを、前記旋回台に連結の基端側ブー
ム部分と、アームが連結された先端側ブーム部分とで構
成し、このブームを、運転部の横側方箇所で起伏揺動自
在に取付けてあるとともに、前記先端側ブーム部分を前
記基端側ブーム部分に対して旋回台横方向に移動操作す
るオフセット機構を設けたバックホウにおいて、前記バ
ックホウ装置を構成する各部の角度を検出する角度セン
サー、それらの角度センサーの検出値に基いて、前記バ
ックホウ装置のバケットの前記運転部に対する位置を検
出するバケット位置検出手段と、前記位置検出手段から
の情報に基づいて前記バケットが前記運転部と干渉する
ことを阻止するためのバケット制御装置を備え、このバ
ケット制御装置は、前記運転部近傍の設定範囲内におけ
るバケットの存否を検出するためのバケット侵入監視区
域を設定する設定手段と、バックホウ装置の作動を減速
させる減速手段と、バックホウ装置の作動を牽制阻止す
る牽制手段とを備えて構成されているとともに、前記設
定手段のバケット侵入監視区域は、前記運転部の前面側
と、運転部の前記バックホウ装置に対向する側面側との
夫々に設定され、かつ、前記運転部の前面側に設定され
るバケット侵入監視区域が、前記運転部近傍の第2牽制
面、並びに、この第2牽制面から前記運転部とは反対側
の外方に所定距離だけ離れた第1牽制面とからなるよう
に構成してあるとともに、前記第2牽制面を、運転部前
面側における運転部との間隔よりも、運転部の側面側に
おける運転部との間隔が小であるように設定してあり、
前記減速手段は、前記バケット位置検出手段による前記
バケットの検出位置に基づき、バケットが前記第2牽制
面と第1牽制面との間に入り込むと、前記バケットが前
記第2牽制面に接近する方向へのバックホウ装置の作動
を減速させるように構成してあり、前記牽制手段は、前
記バケット位置検出手段による前記バケットの検出位置
に基づき、バケットが前記第2牽制面を越えて運転部側
に入り込む方向へのバックホウ装置の作動を牽制阻止す
るように構成したことである。
【0005】
【作用】上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。 (イ) 例えばバックホウ装置を人為的に操作している状
態において、バケットが予め設定された第1牽制面を越
えて第2牽制面と第1牽制面との間に入り込んだときに
バケットを第2牽制面側、つまり運転部側に接近させる
ようにバックホウ装置を作動させると、第2牽制面と第
1牽制面との間において、このバックホウ装置の作動が
自動的に減速操作される。 (ロ) そして、バケットが予め設定された第2牽制面に
到達すると、この第2牽制面を越えてバケットが運転部
側に入り込む方向に、バックホウ装置を操作しようとし
ても、この操作が行えない。 (ハ) 前記第2牽制面は、前記運転部の前面側とその前
記運転部の前記バックホウ装置に対向する側面側との夫
々に設定してあるので、バケットを運転部に対して前面
側から接近するように操作した場合と、側面側から接近
するように操作した場合とのいずれの場合においても、
それ以上の運転部側への入り込みを規制することができ
る。 (ニ) また、運転部側への入り込みを規制する前記第2
牽制面を、運転部前方の牽制面部分と、運転部側方(バ
ックホウ装置側の側方)の牽制面部分とで構成するにあ
たり、前記第2牽制面を、運転部前面側における運転部
との間隔よりも、運転部の側面側における運転部との間
隔が小であるように設定したので、この第2牽制面をバ
ケットとの干渉が確実に避けられる範囲で極力運転部に
近づけて設定することができる。つまり、前記運転部側
方の牽制面部分はオフセットセンサのみの検出情報によ
って定められるに対して、運転部前方側の牽制面部分は
オフセットセンサの他にブーム角センサとアーム角セン
サとによる検出情報が必要であり、複数のセンサの検出
情報によって定められることになる。したがって、セン
サの取付けガタやブームとアームとの連結部のガタ等の
機械的誤差の集積、および、検出誤差の集積が、牽制面
前壁部分の側よりも側壁部分の側での方が小さくなるか
ら、バケットの運転部との前後方向間隔に比べて、牽制
面側壁部分と運転部との左右方向間隔をより小さい値に
することができる。
【0006】
【発明の効果】上記の作用により、バックホウ装置を人
為的に操作している場合、バケットを運転部に極端に接
近させ接触させて、運転部を破損してしまうような事態
を未然に防止できるようになり、バックホウの作業性能
を向上させることができた。また、バケットが第1牽制
面を越えると減速されるため、第2牽制面を運転部に充
分近接した位置に設定しても、バケットのオーバーラン
による運転部の損傷を回避できる。換言すると、慣性に
よるバケットのオーバーランを見越して、第2牽制面を
運転部から大きく離して設定する必要なく、第2牽制面
を運転部に充分に接近させた位置に設定することが可能
となり、こうしておけば、第1,第2の両牽制面を設け
ても、現実にバケットの作業範囲が制限される第2牽制
面の範囲を少なくできるので、バケットの許容作動範囲
は狭められることはなく、逆に運転部との接触を意識せ
ずに自由に操作できる作業可能範囲を極力広く設定でき
ることになる。そして、バケットが第1牽制面を越えて
第2牽制面側に接近してくると、このバックホウ装置の
作動が減速操作されるので、バケットが第2牽制面に接
近してきたことを、運転者が認識することができる。こ
れにより、バケットが第2牽制面に達して停止した後の
操作に対して、余裕を持って備えることができるので、
次の操作への移行が行い易くなり、作業性の向上が図れ
る。さらに、バケットが第1牽制面を越えて減速操作さ
れてから、第2牽制面でバックホウ装置が停止操作され
るので、第2牽制面でバックホウ装置が停止した際のシ
ョックを抑えることができる。また、前記第2牽制面
を、運転部前面側における運転部との間隔よりも、運転
部の側面側における運転部との間隔が小であるように設
定したので、機械的誤差の少ない運転部側面側での第2
牽制面を、バケットとの干渉が確実に避けられる範囲で
極力運転部に近づけて設定し、より一層、バケットの作
動可能範囲を拡大し、かつ、運転部を含めてのバックホ
ウの格納姿勢での全体をコンパクトに構成することがで
きる。換言すれば、より一層の小旋回が可能な構造とな
る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図3に示すように、クローラ走行装置1を備え
た走行機体2に対して、運転キャビン3付の搭乗運転部
4及び原動部5、並びに、バックホウ装置6を設けてい
る全旋回型の旋回台7を取付け、バックホウを構成して
ある。
【0008】前記バックホウ装置6は、先端にバケット
8を横軸心周りで屈折揺動可能に枢支したアーム9と、
このアーム9を先端で横軸心周りで屈折揺動可能に枢支
したブーム10とからなり、このブーム10を搭乗運転
部4の横側方で上下揺動可能に枢支して構成されてい
る。そして、ブーム10を上下に揺動操作する油圧シリ
ンダC1、アーム9をブーム10に対して揺動操作する
油圧シリンダC3、バケット8をアーム9に対して揺動
操作する油圧シリンダC4を備えている。
【0009】次に、バケット8を連結したアーム9をブ
ーム10の旋回台7への取付端部10aに対して前記旋
回台7の横方向に平行移動させるオフセット機構14に
ついて説明する。図3及び図4に示すように、前記ブー
ム10を、旋回台7への取付端部10aを含む基端側ブ
ーム部分10Aと、この基端側ブーム部分10Aの先端
にブーム揺動軸心と直交する軸心X周りで相対揺動可能
に連結された中間部10Bと、この中間部10Bの先端
に前記軸心Xと平行な軸心周りで相対揺動可能に連結さ
れた先端側ブーム部分10Cとで構成し、この先端側ブ
ーム部分10Cにアーム9を屈折揺動可能に連結してあ
る。これにより、前記基端側ブーム部分10Aに対して
中間部10Bは、旋回台7の横方向に揺動可能に構成さ
れている。このようなブーム10の折れ曲がり構造に対
して、前記基端側ブーム部分10Aと中間部10Bとの
間に、この中間部10Bを軸芯X周りに揺動操作して、
前記基端側ブーム部分10Aに対して相対揺動させるブ
ーム折曲げ用の油圧シリンダC2を架設してある。そし
て、基端側ブーム部分10Aと先端側ブーム部分10C
との間に両者10A,10Cの相対揺動を許容する連結
ロッド15が架設され、基端側ブーム部分10Aに対し
て枢支された中間部10Bと連結ロッド15、及び、こ
れら中間部10Bと連結ロッド15との先端同士を連結
する先端側ブーム部分10Cとで平行4連リンクが構成
されている。これにより、前記折曲げ用の油圧シリンダ
C2で中間部10Bを基端側ブーム部分10Aに対して
左右に揺動操作すると、バケット8を連結したアーム9
を、旋回台7に対して横方向に平行移動させることがで
きる。
【0010】さらに、このバックホウは、前記バックホ
ウ装置6を構成する各部の角度を検出する角度センサー
P1,P2,P3と、それらの角度センサーP1,P
2,P3の検出値に基いて、前記バックホウ装置6のバ
ケット8の前記運転部4に対する位置を検出するバケッ
ト位置検出手段11と、前記位置検出手段11からの情
報に基づいて前記バケット8が前記運転部4と干渉する
ことを阻止するためのバケット制御装置を備えている。
【0011】前記バックホウ装置6を構成する各部の角
度を検出する角度センサーP1,P2,P3は次のよう
に構成されている。すなわち、図1及び図3に示すよう
に、ブーム10の取付端部10aよりも幅が狭く他物と
接触し難い、基端側ブーム部分10Aの油圧シリンダC
1の揺動軸芯Yに、ブーム10と旋回台との相対揺動角
を検出するポテンショメータからなる角度センサーP1
と、基端側ブーム部分10Aと中間部10Bの連結点で
ある軸心X上で、他物との接触の少ないブーム10の下
面位置に、基端側ブーム部分10Aと中間部10B と
の相対揺動角を検出するポテンショメータからなる角度
センサーP2とを備えてある。そして、先端側ブーム部
分10Cとアーム9の連結点である軸心Zに、先端側ブ
ーム部分10Cとアーム9との相対揺動角を検出するポ
テンショメータからなる角度センサーP3、バケット8
の交換の際に影響を受けないリンク部材32のアーム9
側の軸芯W上に、アーム9とバケット8との相対揺動角
を検出するポテンショメータからなる角度センサーP4
を備えている。図1に示すように、角度センサーP1,
P2,P3,P4の検出値に基づいて、バケット8の運
転キャビン3に対する位置を演算するバケット位置検出
手段11を備えている。
【0012】前記バックホウ装置6のバケット8の作動
を制御するバケット制御装置は、前記運転部4近傍の設
定範囲内におけるバケット8の存否を検出するためのバ
ケット侵入監視領域を設定する設定手段と、バックホウ
装置6の作動を減速させる減速手段33と、バックホウ
装置6の作動を牽制阻止する牽制手段12とを備えて構
成されている。そして、前記設定手段は、前記運転部4
の前面側と、運転部4の前記バックホウ装置6に対向す
る側面側との夫々に、前記運転部4近傍の第2牽制面N
2、並びに、この第2牽制面N2から前記運転部4とは
反対側の外方に所定距離だけ離れた第1牽制面N1とか
らなるバケット侵入監視領域を設定するように構成され
ている。また、前記減速手段33は、前記バケット位置
検出手段11による前記バケット8の検出位置に基づ
き、バケット8が前記第2牽制面N2と第1牽制面N1
との間に入り込むと、前記バケット8が前記第2牽制面
N2に接近する方向へのバックホウ装置6の作動を減速
させるように構成してあり、前記牽制手段12は、前記
バケット位置検出手段11による前記バケット8の検出
位置に基づき、バケット8が前記第2牽制面N2を越え
て運転部4側に入り込む方向へのバックホウ装置6の作
動を牽制阻止するように構成してある。
【0013】すなわち、第1図及び第3図に示すよう
に、バケット位置検出手段11によるバケット8 の検
出位置が第1牽制面N1を越えて、第1牽制面N1と第
2牽制面N2との間に入り込むと、油圧シリンダC1に
よるブーム10の上昇操作、油圧シリンダC2による先
端側ブーム部分10C の運転キャビン3 側への横移動
操作、油圧シリンダC3によるアーム9のブーム10側
への揺動操作、及び油圧シリンダC4によるバケット8
のブーム10側への揺動操作(以上、バケット8 が第
2牽制面N2に接近する方向へのバックホウ装置6 の
作動に相当)の各々の作動速度を、自動的に減速操作す
る減速手段33が備えられている。
【0014】そして、バケット位置検出手段11による
バケット8 の検出位置が、第1牽制面N1よりも運転
部4 に近付いた位置にある第2牽制面N2になると、
油圧シリンダC1によるブーム10の上昇操作、油圧シ
リンダC2による先端側ブーム部分10C の運転部4
側への横移動操作、油圧シリンダC3によるアーム9の
ブーム10側への揺動操作、及び油圧シリンダ C4に
よるバケット8 のブーム10側への揺動駆動(以上、
バケット8 が第2牽制面N2を越えて運転部4 側に入
り込む方向へのバックホウ装置6 の作動に相当)の各
々を、自動的に牽制阻止するように牽制手段12が構成
されている。
【0015】図3に示すように、前記第2牽制面N2
は、バケット8 が運転キャビン3(運転部4)と干渉
しない運転キャビン3 の近傍位置で、前記運転キャビ
ン3 の前面側から前記運転キャビン3 の前記バックホ
ウ装置6 に対向する側面側にわたって設定されてお
り、第2牽制面N2に対してバケット8 が移動可能な
許容範囲と、バケット8 が運転キャビン3 と干渉する
禁止範囲とが設定されている。この第2牽制面N2から
運転キャビン3 とは反対側の外方に、所定距離だけ離
れた許容範囲内に第1牽制面N1を設定しており、第1
牽制面N1と第2牽制面N2との間の領域が減速範囲と
して設定されている(以上、設定手段に相当)。また、
この設定手段によるバケット侵入監視区域は、図4に示
されているように、前記第2牽制面N2を、運転部4前
面側における運転部4との間隔よりも、運転部4の側面
側における運転部4との間隔が小であるように設定して
ある。
【0016】図1に示すように、ブーム10及びバケッ
ト8 用で十字操作可能な操作レバー16、アーム9及
び旋回台7の旋回用で十字操作可能な操作レバー18、
オフセット機構14用の操作レバー17を備えており、
操作レバー16,17,18側のポテンショメータ16
a,17a,18a,16bによって、コントロールバ
ルブ19,20,21,29の操作回路22,23,2
4,30を制御する制御手段25、26、27、31を
備えている。
【0017】以上の構成により図1及び図2に示すよう
に、操作レバー16,17,18によるバックホウ装置
6の人為的な操作中に、バケット8 が許容範囲から第
1牽制面N1に達すると、角度センサーP1,P2,P
3,P4に基づくバケット8の運転キャビン3に対する
検出位置と、第1牽制面N1とが一致する。これによ
り、各油圧シリンダC1,C2,C3,C4のコントロ
ールバルブ19,20,21,29への圧油給排路途中
に組み入れた、絞り弁機構等で構成される減速機構3
4,35,36,37を強制的操作する減速手段33が
作動して、第1牽制面ん1から第2牽制面N2に向かう
バケット8の移動速度が減速操作されるのである。減速
手段33の作動の型式としては、バケット8の移動速度
を一定の速度に落としたり、漸次減速するようにしたり
すると言ったものが考えられる。
【0018】さらに、操作レバー16,17,18によ
り、バックホウ装置6を人為的に操作して、バケット8
が減速範囲から第2牽制面N2に達すると、角度センサ
ーP1,P2,P3,P4からの検出値に基づくバケッ
ト8の運転キャビン3に対する検出位置と、第2牽制面
N2とが一致する。これにより、各油圧シリンダC1,
C2,C3,C4のコントロールバルブ19,20,2
1,29をその操作回路22,23,24,30を介し
て強制切換操作する牽制手段12が作動して、前記バケ
ット8が第2牽制面N2で停止するのである。例えば、
バケット8 が運転キャビン3 に近づくように、アーム
9 のみを操作レバー 18により人為的に操作してい
るとき、バケット8 が第2牽制面N2に到達すると、
アーム9 用の油圧シリンダC3の伸長作動のみが不能
となるように牽制手段12が作動して、バケット8 が
停止する。つまり、アーム9 用の油圧シリンダC3の
伸長操作側に作動したコントロールバルブ21を強制的
に中立位置に切換えるのであり、バケット8 が許容範
囲へ復帰していない場合には、油圧シリンダC3の伸長
操作側へのコントロールバルブ21の切換えを不能に維
持するのである。
【0019】前述の状態においてアーム9 用の油圧シ
リンダC3を収縮する操作は許容されている。そして、
バケット8 が第2牽制面N2に達している状態におい
てブーム10を操作する場合、バケット8 が第2牽制
面N2から運転キャビン3 に近づくことになるブーム
10の上昇操作は、牽制手段12によって阻止される。
逆に、ブーム10の下降操作はバケット8 が運転キャ
ビン3 より遠ざかることになるので、操作レバー16
によって人為的に操作可能であり、牽制手段12は作動
しない。つまり、バケット8 が第2牽制面N2に達し
てバックホウ装置6 が停止している状態のときでも、
バケット8 が第2牽制面N2から運転キャビン3 に対
して遠ざかる方向へ、各油圧シリンダC1,C2,C
3,C4を操作することは可能に構成している。さら
に、バケット8が減速範囲内に位置している場合に、バ
ックホウ装置6を操作して運転キャビン3に対して遠ざ
かる方向、つまり、第1牽制面ん1へ向う方向にバケッ
ト8を移動させる場合には、バケット8の速度は減速し
ても、しなくてもどちらでも良い。
【0020】〔別実施例〕 [1] 牽制手段12による油圧シリンダC1,C2,C
3,C4の牽制が、各操作レバー16,17,18に直
接作用するように構成しても良い。 [2] 図1に示すバケット8とアーム9の相対揺動角を検
出する角度センサーP4を削除し、3個の角度センサー
P1,P2,P3の検出値に基づいて、牽制手段12及
び減速手段33の制御を行うようにしても良い。 このように、バケット8 のアーム9 に対する角度セン
サーP4が設けられていない場合には、アーム9 に対
するバケット8 の全揺動範囲中、バケット8 が最も運
転キャビン3に近づく位置を、予め第2牽制面N2の設
定時に考慮しておけば、バケット8 の姿勢に関係な
く、バケット8 と運転キャビン3との干渉は回避でき
るものとなる。 [3] 第1及び第2牽制面N1,N2 の設定位置を可変
設定可能な設定器13を備えて、バケット8 の禁止範
囲及び、減速範囲を任意に調節できるようにしても良
い。 [4] 運転キャビン3を備えていないバックホウに本発明
を適用しても良い。 [5] バケット8 が第1及び第2牽制面N1,N2 に達
すると、ブザー及びランプ等の警報装置が作動するよう
に構成しても良い。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウ装置の制御ブロック図
【図2】減速手段及び牽制手段の作動の流れを示すフロ
ーチャート
【図3】バックホウの全体側面図
【図4】バックホウの平面図
【符号の説明】 2 走行機体 4 運転部 6 バックホウ装置 7 旋回台 8 バケット 9 アーム 10 ブーム 10A 基端側ブーム部分 10B 中間部 10C 先端側ブーム部分 11 バケット位置検出手段 12 牽制手段 14 オフセット機構 33 減速手段 P1,P2,P3 角度センサー N1 第1牽制面 N2 第2牽制面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(2)に搭載された旋回台
    (7)上に、バックホウ装置(6)と運転部(7)とを
    備え、前記バックホウ装置(6)のブーム(10)を、
    前記旋回台(7)に連結の基端側ブーム部分(10A)
    と、アーム(9)が連結された先端側ブーム部分(10
    C)とで構成し、このブーム(10)を、運転部(4)
    の横側方箇所で起伏揺動自在に取付けてあるとともに、
    前記先端側ブーム部分(10C)を前記基端側ブーム部
    分(10A)に対して旋回台(7)横方向に移動操作す
    るオフセット機構(14)を設けたバックホウであっ
    て、 前記バックホウ装置(6)を構成する各部の角度を検出
    する角度センサー(P1),(P2),(P3)、それ
    らの角度センサー(P1),(P2),(P3)の検出
    値に基いて、前記バックホウ装置(6)のバケット
    (8)の前記運転部(4)に対する位置を検出するバケ
    ット位置検出手段(11)と、前記位置検出手段(1
    1)からの情報に基づいて前記バケット(8)が前記運
    転部(4)と干渉することを阻止するためのバケット制
    御装置を備え、 このバケット制御装置は、前記運転部(4)近傍の設定
    範囲内におけるバケット(8)の存否を検出するための
    バケット侵入監視区域を設定する設定手段と、バックホ
    ウ装置(6)の作動を減速させる減速手段(33)と、
    バックホウ装置(6)の作動を牽制阻止する牽制手段
    (12)とを備えて構成されているとともに、 前記設定手段は、前記運転部(4)の前面側と、運転部
    (4)の前記バックホウ装置(6)に対向する側面側と
    の夫々に、その運転部(4)近傍の設定範囲にバケット
    (8)が存在することを検出するためのバケット侵入監
    視区域を設定するように、かつ、前記運転部(4)の前
    面側に設定されるバケット侵入監視区域が、前記運転部
    (4)近傍の第2牽制面(N2)、並びに、この第2牽
    制面(N2)から前記運転部(4)とは反対側の外方に
    所定距離だけ離れた第1牽制面(N1)とからなるよう
    に構成してあり、 前記減速手段(33)は、前記バケット位置検出手段
    (11)による前記バケット(8)の検出位置に基づ
    き、バケット(8)が前記第2牽制面(N2)と第1牽
    制面(N1)との間に入り込むと、前記バケット(8)
    が前記第2牽制面(N2)に接近する方向へのバックホ
    ウ装置(6)の作動を減速させるように構成してあり、 前記牽制手段(12)は、前記バケット位置検出手段
    (11)による前記バケット(8)の検出位置に基づ
    き、バケット(8)が前記第2牽制面(N2)を越えて
    運転部(4)側に入り込む方向へのバックホウ装置
    (6)の作動を牽制阻止するように構成してあるバック
    ホウ。
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