JPH08210061A - 開口部開閉装置 - Google Patents

開口部開閉装置

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JPH08210061A
JPH08210061A JP3281095A JP3281095A JPH08210061A JP H08210061 A JPH08210061 A JP H08210061A JP 3281095 A JP3281095 A JP 3281095A JP 3281095 A JP3281095 A JP 3281095A JP H08210061 A JPH08210061 A JP H08210061A
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movable
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JP3281095A
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Inventor
Yukihiko Yoshida
幸彦 吉田
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動部材の起立移動機構としてワイヤーテン
ション機構を用いずに、開口部の開閉装置を構成し、ワ
イヤーテンション機構の取付作業や取付後のワイヤー張
力調整作業から解放する開口部開閉装置を提供するこ
と。 【構成】 第1実施例に係る開口部開閉装置は、建物の
開口部1の上部に取付けた上部ガイド部材2と開口部1
の下部に取付けた下部ガイド部材3との間に、可動部材
4を起立させ、その可動部材4の上下両端に同調軸5を
介してそれぞれピニオン6a,6bを取付け、それらの
ピニオン6a,6bがそれぞれ歯合するラック7a,7
bを前記上部ガイド部材2及び前記下部ガイド部材3に
取付けるとともに、開閉部材としてのプリーツ状の網目
部材8を着脱自在機構9を介して前記可動部材4と前記
開口部1の右側面1aに取付けて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅ある
いはオフィスビルなどの建物の窓部等の開口部に取付け
られる開口部開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開口部開閉装置として、図9に示
す網戸装置がある。該網戸装置は網戸框500の左右両
枠502,503に取り付けられた固定部材504,5
05と、前記網戸框500の上下両枠506,507間
に起立状態にて水平方向に移動自在な可動部材508
と、この可動部材508の開閉方向の移動に追従して開
幕または閉幕可能に折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目
部材509と、前記可動部材508を起立状態でスムー
ズに移動させるワイヤーテンション機構510とから構
成されている。該ワイヤーテンション機構510のワイ
ヤー511は、図9に示すようにその一端が前記固定部
材504の上部に固定され、その他端は可動部材508
を介して前記固定部材505の下端から上端に延出さ
れ、再び前記可動部材508を介して、前記固定部材5
04の下部に、その張力を調整できるように固定されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかし、上記従来の網戸装置では可動部材
の起立移動機構としてワイヤーテンション機構510を
用いたので、そのワイヤーテンション機構510のワイ
ヤー511の配線作業や、ワイヤーテンション機構51
0の取付後のワイヤー張力調整作業が必要であった。ま
た、このようなワイヤーテンション機構510を用いた
網戸装置では、破損した網目部材509を交換する場
合、ワイヤーテンション機構510を一旦、取外した後
に再びワイヤーを配線しなければならず、網交換作業が
煩雑となっていた。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、可動部材の起立移動機
構としてワイヤーテンション機構を用いずに、開口部の
開閉装置を構成し、ワイヤーテンション機構の取付作業
や取付後のワイヤー張力調整作業から解放する開口部開
閉装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載のように本発明に係る開口部開閉装
置は、建物の開口部の上部に取付けた上部ガイド部材
と、前記開口部の下部に取付けた下部ガイド部材と、前
記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド部
材と前記下部ガイド部材間に起立する可動部材と、該可
動部材の上下両端に同調軸を介してそれぞれ取付けたピ
ニオン及びそれらのピニオンと歯合するように前記上部
ガイド部材及び前記下部ガイド部材にそれぞれ取付けた
ラックからなる前記可動部材の起立移動機構と、着脱自
在機構を介してその一側部が前記可動部材に取り付けら
れ、かつ、他側部が前記開口部の何れか一方の側面に取
付けられるとともに、前記可動部材の移動に伴って開幕
或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状の開閉部材
とからなる。
【0007】また、請求項2に記載のように本発明に係
る開口部開閉装置は、建物の開口部の上部に取付けた上
部ガイド部材と、前記開口部の下部に取付けた下部ガイ
ド部材と、前記開口部の左右方向に可動するように前記
上部ガイド部材と前記下部ガイド部材の間に起立する一
対の可動部材と、それらの可動部材の上下両端に同調軸
を介してそれぞれ取付けたピニオン及びそれらのピニオ
ンとそれぞれ歯合するように前記上部ガイド部材及び前
記下部ガイド部材にそれぞれ取付けたラックからなる前
記一対の可動部材の起立移動機構と、着脱自在機構を介
してその両側部が前記一対の可動部材間に取り付けられ
るとともに、前記可動部材の移動に伴って開幕或いは閉
幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状の開閉部材とからな
る。
【0008】また、請求項3に記載のように本発明に係
る開口部開閉装置は、建物の開口部の上部に取付けた上
部ガイド部材と、前記開口部の下部に取付けた下部ガイ
ド部材と、前記開口部の左右方向に可動するように前記
上部ガイド部材と前記下部ガイド部材の間に起立する第
1可動部材及び第2可動部材と、それらの可動部材の上
下両端に同調軸を介してそれぞれ取付けたピニオン及び
それらのピニオンとそれぞれ歯合するように前記上部ガ
イド部材及び前記下部ガイド部材にそれぞれ取付けたラ
ックからなる前記第1及び第2の可動部材の起立移動機
構と、着脱自在機構を介してその両側部が前記第1可動
部材と前記開口部一側面間に取付けられた第1開閉部材
と、着脱自在機構を介してその両側部が前記第2可動部
材と前記開口部他側面間に取付けられた第2開閉部材と
からなり、前記第1開閉部材または第2開閉部材は、前
記第1又は第2可動部材の移動に伴って開幕或いは閉幕
する折畳み伸縮自在なプリーツ状の開閉部材であること
を特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載のように本発明に係
る開口部開閉装置は、建物の開口部の上部に取付けた上
部ガイド部材と、前記開口部の下部に取付けた下部ガイ
ド部材と、前記開口部の左右方向に可動するように前記
上部ガイド部材と前記下部ガイド部材間に起立する可動
部材と、該可動部材の上下両端にそれぞれ取付けためね
じ部材及びそれらのめねじ部材とねじ対偶になるおねじ
部材をそれぞれ前記上部ガイド部材及び前記下部ガイド
部材にそれぞれ取付けてなる前記可動部材の起立移動機
構と、着脱自在機構を介してその一側部が前記可動部材
に取り付けられ、かつ、他側部が前記開口部の何れか一
方の側面に取付けられるとともに、前記可動部材の移動
に伴って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ
状の開閉部材とからなる。
【0010】上記各発明に係る開口部開閉装置におい
て、請求項5に記載のように、前記上部ガイド部材を介
して、前記開閉部材を補強する補助ワイヤーを取付けて
構成してもよい。
【0011】また、請求項6に記載の発明のように、前
記一対の可動部材の可動範囲を規制する可動範囲規制部
材を前記上部ガイド部材内に収容し、前記可動範囲規制
部材の両端部を介して前記開閉部材を補強する補助ワイ
ヤーを取付けて構成してもよい。
【0012】上記各発明に係る開口部開閉装置におい
て、請求項7に記載の発明のように前記開閉部材は、プ
リーツ状の網目部材であってもよいし、請求項8に記載
の発明のように前記開閉部材は、プリーツ状の遮光部材
であってもよい。
【0013】
【作用】請求項1に記載の開口部開閉装置によれば、上
部ガイド部材と下部ガイド部材の間に起立する可動部材
は、同調軸を介してそれぞれ取付けたピニオンと該ピニ
オンに歯合するように前記上部ガイド部材及び前記下部
ガイド部材にそれぞれ取付けたラックによって可動する
ので、従来のワイヤーテンション機構に代わる起立移動
機構を備えた開口部開閉装置となっている。従って、ワ
イヤーテンション機構の取付作業や取付後のワイヤー張
力調整作業から解放されるとともに、着脱自在機構を介
して開閉部材が取り付けられているので、開閉部材の交
換を迅速に行うことができる。
【0014】請求項2に記載の開口部開閉装置によれ
ば、上記作用の他に、前記一対の可動部材間に開閉部材
が取付けられているので、開口部に取付けられた引違い
戸の開閉状態に応じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うこ
とができる。
【0015】請求項3に記載の開口部開閉装置では、上
記作用の他に、前記第1可動部材と前記開口部一側面間
に第1開閉部材が取付けられ、また前記第2可動部材と
前記開口部他側面間に第2開閉部材が取り付けられてい
るので、開口部に取付けられた引違い戸の開閉状態に応
じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うことができるととも
に、広い間口の開口部にも適応する。
【0016】また、請求項4に記載の開口部開閉装置で
は、上部ガイド部材と下部ガイド部材の間に起立する可
動部材は、可動部材の上下両端部にそれぞれ取付けため
ねじ部材とねじ対偶になるおねじ部材を回転させること
によって可動するので、従来のワイヤーテンション機構
に変わる起立移動機構を備えた開口部開閉装置となって
いる。従って、ワイヤーテンション機構の取付作業や取
付後のワイヤー張力調整作業から解放されるとともに、
着脱自在機構を介して開閉部材が取り付けられているの
で、開閉部材の交換を迅速に行うことができる。
【0017】上記各発明に係る開口部開閉装置におい
て、請求項5に記載の開口部開閉装置では前記上部ガイ
ド部材を介して、前記開閉部材を補強する補助ワイヤー
を取付けて構成しているので、開閉部材が風等によって
腰折れ状態になることを防ぐことができるし開幕の際に
開閉部材に対するガイド機能を発揮することができる。
【0018】請求項6に記載の開口部開閉装置では、請
求項2に記載のいわゆる中開き式の開閉装置において、
一対の可動部材の可動範囲を規制する可動範囲規制部材
を前記上部ガイド部材内に収容し、前記可動範囲規制部
材の両端部を介して前記開閉部材を補強する補助ワイヤ
ーを取付けているので、開閉部材が風等によって腰折れ
状態になることを防ぐことができるし、開幕する際のガ
イド機能を発揮することができ、かつ、着脱自在機構を
介して補助ワイヤーと開閉部材を一体的に交換すること
ができる。
【0019】請求項7に記載の開口部開閉装置では、プ
リーツ状の網目部材で開閉部材を構成したので、ワイヤ
ーテンション機構の取付作業やワイヤー張力調整作業か
ら解放される網戸装置となる。また、請求項8に記載の
開口部開閉装置では、前記開閉部材はプリーツ状の遮光
部材であるので、折り畳まれた遮光部材をコンパクトに
収容できるし、汚れも防ぐことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る開口部開閉装置の第1実
施例について図1及び図2を参照しつつ詳細に説明す
る。図1は第1実施例に係る開口部開閉装置の概略正面
図、図2は同装置の要部斜視図である。
【0021】図1に示すように、第1実施例に係る開口
部開閉装置は、それぞれ後述するように、建物の開口部
1の上部に取付けた上部ガイド部材2と開口部1の下部
に取付けた下部ガイド部材3との間に、可動部材4を起
立させ、その可動部材4の上下両端に同調軸5を介して
それぞれピニオン6a,6bを取付け、それらのピニオ
ン6a,6bがそれぞれ歯合するラック7a,7bを前
記上部ガイド部材2及び前記下部ガイド部材3に取付け
るとともに、開閉部材としてのプリーツ状の網目部材8
を着脱自在機構9を介して前記可動部材4と前記開口部
1の右側面1aに取付けて構成されている。このよう
に、第1実施例に係る開口部開閉装置では従来のワイヤ
ーテンション機構に代えて、ピニオン6a,6bとラッ
ク7a,7bにより可動部材4の起立移動機構を構成し
ているので、ワイヤーの張力調整などの手間を省くこと
ができる。しかも、前記網目部材8は着脱自在機構9を
介して前記可動部材4と前記開口部1の右側面1aに取
付けられているので、網目部材8が破損した場合には、
簡単な作業で、迅速に網目部材8を交換することができ
る。
【0022】前記上部ガイド部材2は、左右方向(以
下、水平方向Xという)に移動する可動部材4の上端4
aをガイドするとともに、その内側に前記ラック7aを
取付けたもので、水平方向Xに直交する方向の断面形状
(側断面形状)が略下開きコ字状に成形されている。ま
た、下部ガイド部材3は走行する可動部材4の下端4b
をガイドするとともに、その内側に前記ラック7bを取
付けたもので、側断面形状が略上開きコ字状に成形され
ている。
【0023】図2に示すように、前記上下ガイド部材
2,3間に起立する前記可動部材4は、網目部材8の一
側部8aを取付けて水平方向Xに移動することにより、
該網目部材8を開幕あるいは閉幕させるもので、後述す
る同調軸5を収容する軸収容部40と、前記網目部材8
の一側部8aを着脱自在に取付けるとともに、折り畳ま
れた前記網目部材8を収納する網取付収容部41とから
なる。
【0024】前記軸収容部40は、水平方向に切った断
面が略4角形となる中空体に成形されたもので、上下両
端の開口42a,42bにはそれぞれ前記同調軸5の軸
受けともなる軸受カバー43が取り付けられている。前
記網取付収容部41は、前記軸収容部40の両側部をそ
れぞれ平行に延出することにより、横開きコ字状に成形
されており、折り畳まれた前記網目部材8を収納できる
ような延出部44を備えている。該延出部44の基部4
5には、上下方向に沿って1箇所以上に係合孔46が形
成されており、該係合孔46は後述する網目部材8のフ
ック状の係合突起80とともに着脱自在機構9を構成す
るようになっている。
【0025】前記可動部材4の上下両端部を貫通する同
調軸5には、その上端にピニオン6aが固定され、一
方、その下端にピニオン6bが固定されており、両ピニ
オン6a,6bの回転量を同調させるようになってい
る。また、前記ピニオン6aに歯合するラック7aが前
記上部ガイド部材2の自由端20に沿った設けられてお
り、一方、前記ピニオン6bに歯合するラック7bが下
部ガイド部材3の自由端30に沿って設けられている。
このような可動部材4の起立移動機構により、前記可動
部材4が起立状態で水平方向Xに移動できるようになっ
ている。
【0026】なお、図2の47で示すものは、前記可動
部材4のスムーズな走行を助けるとともに、前記ピニオ
ン6aとラック7aの歯合状態を維持する走行車輪で、
該走行車輪47は前記同調軸5に対して回動可能に取付
けられた支駒48に取付けられており、前記上部ガイド
部材2の自由端20に沿って設けられた走行レール21
を走行するようになっている。また、図2の49で示す
ものは、前記走行車輪47とともに、可動部材4のスム
ーズな走行を助ける走行係片である。
【0027】前記網目部材8は ポリエステル樹脂等の
糸で網目状に編成し、プリーツ状に折り目をつけたもの
で、それぞれの両端に、前記可動部材4の網取付収容部
41に対する取付手段としての板状部材(以下、左セッ
トプレート81a,右セットプレート81bという)を
備えている(図2参照)。該左セットプレート81aに
は、前記網取付収容部41の係合孔46に係合する係合
突起80が設けられている。そして、前記網目部材8を
前記網取付収容部41に取付けるには、前記係合突起8
0を係合孔46の鍵穴部分に押入れて、鍵溝に沿って若
干押し下げればよく、また取外す場合には、前記左セッ
トプレート81aを鍵溝に沿って若干引上げ、手前に引
き抜けばよい。
【0028】なお、前記開口部1の右側面1aは、固定
部材10がネジ等により固定されている。該固定部材1
0にも、前記右セットプレート81bの係合突起80と
係合する係合孔46が設けられている。従って、前記網
目部材8を前記固定部材10に取付ける場合も、前記係
合突起80を係合孔46の鍵穴に押入れて、鍵溝に沿っ
て若干押し下げればよく、また取外す場合には、前記右
セットプレート81bを若干引上げて、手前に引き抜け
ばよく、着脱自在な機構となっている。この第1実施例
では、前記網目部材8の他側部が、前記固定部材10を
介して前記開口部1の右側に取付けられるが、前記固定
部材10を介して前記開口部1の左側に取付けるように
してもよい。
【0029】上記のように構成された開口部開閉装置を
建物の開口部1に取り付けるには、まず、開口部1の上
部及び下部にそれぞれ前記上部ガイド部材2及び下部ガ
イド部材3をネジなどにより止着する。また、前記固定
部材10も開口部1の右側面1aにネジ止めする。次
に、前記可動部材4を釣り込むように、走行車輪47を
前記走行レール21に配置するとともに、前記ピニオン
6aとラック7aとを歯合させ、また前記ピニオン6b
とラック7bとを歯合させる。最後に、前記網目部材8
の左セットプレート81aの係合突起80を係合孔46
に押入れ、また、前記網目部材8の右セットプレート8
1bの係合突起80を前記固定部材10の係合孔46に
押入れて、前記網目部材8を取り付ける。このように、
本発明に係る開口部開閉装置では、単に可動部材4を釣
込んで取付けることができ、従来の網戸装置のようにワ
イヤーの取付作業や調整作業等とは一切関係がなくなっ
てくる。
【0030】次に図3に基づいて、本発明に係る開口部
開閉装置の第2実施例の構成を説明する。該第2実施例
に係る開口部開閉装置の特徴は、第1実施例の前記可動
部材4を2本用意し、それぞれの前記網取付収容部41
を対向させて一対の可動部材4A,4Aに構成し、その
一対の可動部材4A,4A間に網目部材8を配置してい
る点である。この第2実施例では、前記一対の可動部材
4A,4Aがそれぞれ開口部1の水平方向を可動するこ
とができるので、閉幕状態の前記網目部材8を開口部1
の右側に寄せたり、左側に寄せたり、中央に寄せたりす
ることができ、前記開口部1の引違い戸の開閉状態に応
じて網目部材8を任意の位置にて使用することができ
る。第2実施例の可動部材は、第1実施例に係る可動部
材4と同様の構成であるので、その説明を省略し、また
第2実施例を構成する上部ガイド部材2、下部ガイド部
材3、同調軸5、ピニオン6a,6b及びラック7a,
7bからなる前記可動部材の起立移動機構、着脱自在機
構9、プリーツ状の開閉部材としての網目部材8は、第
1実施例と同様な構成であるので、それぞれ同一の符号
をつけて、詳細な説明を省略する。
【0031】この第2実施例において、図4に示す補助
ワイヤー400を取り付けるようにしてもよい。該補助
ワイヤー400は、前記網目部材8の腰折れを防止した
り、前記網目部材8の閉幕時や開幕時のガイドとなるも
のあり、図4にその一配線例を示す。即ち、その一端4
10aを、上部ガイド部材2の左端部110b(また
は、右端部110a)に設けた巻取手段などからなる張
力調整装置420に巻取可能に固定するとともに、その
他端410bを、網目部材8の下縁の近くを通して上部
ガイド部材2の右端部110a(または、左端部110
b)近傍にて折り返し、かつ網目部材8の上縁の近くを
通して上部ガイド部材2の左端部110b(または、右
端部110a)近傍にて折り返し、かつ網目部材8の中
程の下寄り位置に通して再び上部ガイド部材2の右端部
110a(または、左端部110b)近傍にて折り返
し、かつ網目部材8の中程の上寄り位置に通して上部ガ
イド部材2の左端部110bに固定Iしてなる。
【0032】このような補助ワイヤー400は、単一の
ワイヤーであるため1個の張力調整装置420でもって
補助ワイヤー400の張力を最適に調整することができ
る。また、補助ワイヤー400の両端410a,410
bの固定を解除するだけで、網目部材8を補助ワイヤー
400ごと容易に交換することができる。
【0033】また、この第2実施例において、図5に示
す可動範囲規制部材を介して前記補助ワイヤー400を
取り付けるようにしてもよい。可動範囲規制部材は、前
記一対の可動部材4A,4Aの可動範囲を規制するもの
で、前記上部ガイド部材2内において、水平方向に移動
自在に前記網目部材8上端に載置されたランナーレール
200と、そのランナーレール200の両端に取付けら
れた規制片201,201とから構成されている。そし
て、前記可動部材の上端が、前記規制片201,201
に当接することにより、可動部材の可動範囲が規制され
るようになっている。そして、図5に示すように、ラン
ナーレール200の一端の規制片201に前記張力調整
装置420を設け、補助ワイヤーの一端410aを張力
調整装置420に巻取可能に固定するとともに、その他
端410bを、網目部材8の下縁の近くを通してランナ
ーレール200の他端の規制片201にて折り返し、か
つ網目部材8の上縁の近くを通してランナーレール20
0の一端の規制片201に固定Iするように配線しても
よい。
【0034】前記補助ワイヤー400を設けた上記第2
実施例の場合には、補助ワイヤー400によって網目部
材8が保持されるようになる。従って、図6に示すよう
に前記一対の可動部材4A,4Aの延出部44の基部4
5に、網目部材8の左セットプレート81a(右セット
プレート81b)をやりくりして係着する係着溝45a
(係着溝45b)を形成し、該係着溝45a,45bと
セットプレート81とにより、着脱自在機構9を構成す
るようにしてもよい。
【0035】次に図7に基づいて、本発明に係る開口部
開閉装置の第3実施例の構成を説明する。該第3実施例
に係る開口部開閉装置の特徴は、第1実施例の前記可動
部材4を2本用意し、それぞれの前記網取付収容部41
が背中合わせになるように、前記上下ガイド部材2,3
間に配置し、第1の可動部材4Bと第1の固定部材10
A間に第1の網目部材8Aを取付け、第2の可動部材4
Cと第2の固定部材10Bの間に第2の網目部材8Bを
取付けた点である。このような構成であれば、開口部1
に取付けられた引違い戸の開閉状態に応じて、開閉部材
の開幕や閉幕を行うことができし、開口間口が広い開口
部1にも対処することができる。前記第1及び第2の可
動部材4B,4Cは、第1実施例に係る可動部材4と同
様の構成であり、前記第1及び第2の固定部材10A,
10Bは、第1実施例に係る固定部材10と同様の構成
であり、また、前記第1及び第2の網目部材8A,8B
は第1実施例に係る網目部材8と同様の構成であるの
で、それぞれ説明を省略する。また第3実施例を構成す
る上部ガイド部材2、下部ガイド部材3、同調軸5、ピ
ニオン6a,6b及びラック7a,7bからなる前記可
動部材の起立移動機構、着脱自在機構9は、第1実施例
と同様な構成であるので、それぞれ同一の符号をつけ
て、詳細な説明を省略する。
【0036】次に、図8に基づいて、上記第1実施例の
前記ラックとピニオンに代わる起立移動機構を説明す
る。該起立移動機構は、前記上部ガイド部材2と前記下
部ガイド部材3の間に起立する可動部材4の上下両端に
それぞれめねじ部材60a,60bを取付け、前記めね
じ部材60a,60bとねじ対偶になるおねじ部材70
a,70bを上下ガイド部材2,3の左右両端に掛渡
し、かつ、回転可能に取付けたものである。このような
構成の起立移動機構では、前記おねじ部材70a,70
bの歯数をそれぞれ同数に形成し、また、それぞれ同一
の速度で同一方向に回転させて、前記可動部材4を起立
状態で水平方向Xに移動させるようになっている。この
場合、モーターを用い、おねじ部材70a,70bをそ
れぞれ同一方向に同一の回転速度で回転させるようにし
てもよい。
【0037】上記各実施例での開閉部材は、網目部材で
あったが、プリーツ状の遮光部材、例えばカーテンによ
って開閉部材を構成してもよい。また、上記各実施例で
は、本発明に係る開口部開閉装置を開口部1に直接的に
取付けるようにしているが、上下枠や左右竪枠を組込ん
だ開口部、或いは上下框や左右竪框を組込んだ開口部に
本発明に係る開口部開閉装置を取付けるようにしてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の開口部開閉装置によれ
ば、上部ガイド部材と下部ガイド部材の間に起立する可
動部材は、同調軸を介してそれぞれ取付けたピニオンと
該ピニオンに歯合するように前記上部ガイド部材及び前
記下部ガイド部材にそれぞれ取付けたラックによって可
動するので、従来のワイヤーテンション機構に代わる起
立移動機構を備えた開口部開閉装置となっている。従っ
て、ワイヤーテンション機構の取付作業や取付後のワイ
ヤー張力調整作業から解放されるとともに、着脱自在機
構を介して開閉部材が取り付けられているので、開閉部
材の交換を迅速に行うことができる。
【0039】請求項2に記載の開口部開閉装置によれ
ば、上記作用の他に、前記一対の可動部材間に開閉部材
が取付けられているので、開口部に取付けられた引違い
戸の開閉状態に応じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うこ
とができる。
【0040】請求項3に記載の開口部開閉装置では、上
記作用の他に、前記第1可動部材と前記開口部一側部間
に第1開閉部材が取付けられ、また前記第2可動部材と
前記開口部他側部間に第2開閉部材が取り付けられてい
るので、開口部に取付けられた引違い戸の開閉状態に応
じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うことができるととも
に、広い間口の開口部にも適応する。
【0041】また、請求項4に記載の開口部開閉装置で
は、上部ガイド部材と下部ガイド部材の間に起立する可
動部材は、可動部材の上下両端部にそれぞれ取付けため
ねじ部材とねじ対偶になるおねじ部材を回転させること
よって可動するので、従来のワイヤーテンション機構に
変わる起立移動機構を備えた開口部開閉装置となってい
る。従って、ワイヤーテンション機構の取付作業や取付
後のワイヤー張力調整作業から解放されるとともに、着
脱自在機構を介して開閉部材が取り付けられているの
で、開閉部材の交換を迅速に行うことができる。
【0042】上記各発明に係る開口部開閉装置におい
て、請求項5に記載の開口部開閉装置では前記上部ガイ
ド部材を介して、前記開閉部材を補強する補助ワイヤー
を取付けて構成しているので、開閉部材が風等によって
腰折れ状態になることを防ぐことができるし開幕の際に
開閉部材に対するガイド機能を発揮することができる。
【0043】請求項6に記載の開口部開閉装置では、請
求項2に記載のいわゆる中開き式の開閉装置において、
一対の可動部材の可動範囲を規制する可動範囲規制部材
を前記上部ガイド部材内に収容し、前記可動範囲規制部
材の両端部を介して前記開閉部材を補強する補助ワイヤ
ーを取付けているので、開閉部材が風等によって腰折れ
状態になることを防ぐことができるし、開幕する際のガ
イド機能を発揮することができ、かつ、着脱自在機構を
介して補助ワイヤーと開閉部材を一体的に交換すること
ができる。
【0044】請求項7に記載の開口部開閉装置では、プ
リーツ状の網目部材で開閉部材を構成したので、ワイヤ
ーテンション機構の取付作業やワイヤー張力調整作業か
ら解放される網戸装置となる。
【0045】また、請求項8に記載の開口部開閉装置で
は、前記開閉部材はプリーツ状の遮光部材であるので、
折り畳まれた遮光部材をコンパクトに収容できるし、汚
れも防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開口部開閉装置の第1実施例の概
略正面図である。
【図2】本発明に係る開口部開閉装置の第1実施例の要
部斜視図である。
【図3】本発明に係る開口部開閉装置の第2実施例の概
略正面図である。
【図4】第2実施例の開口部開閉装置に用いれる補助ワ
イヤーの配線例を示した斜視図である。
【図5】第2実施例の開口部開閉装置に用いれる補助ワ
イヤーの他の配線例を示した概略図である。
【図6】第2実施例の開口部開閉装置に用いれる可動部
材の平面図である。
【図7】本発明に係る開口部開閉装置の第3実施例の概
略正面図である。
【図8】本発明に係る開口部開閉装置に用いられる起立
移動機構の他例を示す要部斜視図である。
【図9】従来の開口部開閉装置としての網戸装置の概略
正面図である。
【符号の説明】
1 開口部 1a 開口部の右側面 2 上部ガイド部材 3 下部ガイド部材 4 可動部材 4A 一対の可動部材 4B 第1の可動部材 4C 第2の可動部材 4a 可動部材の上端 4b 可動部材の下端 5 同調軸 6a 6b ピニオン 7a 7b ラック 8 網目部材 8A 第1の網目部材 8B 第2の網目部材 8a 網目部材の一側部 9 着脱自在機構 10 固定部材 10A 第1の固定部材 10B 第2の固定部材 20 上部ガイド部材の自由端 21 走行レール 30 下部ガイド部材の自由端 40 軸収容部 41 網取付収容部 42a 42b 開口 43 軸受カバー 44 延出部 45 基部 45a 係着溝 46 係合孔 47 走行車輪 48 支駒 49 走行係片 60a めねじ部材 60b めねじ部材 70a おねじ部材 70b おねじ部材 80 係合突起 81a 左セットプレート 81b 右セットプレート 110a 上部ガイド部材の右端部 110b 上部ガイド部材の左端部 200 ランナーレール 201 ランナーレールの規制片 400 補助ワイヤー 410a 補助ワイヤーの一端 410b 補助ワイヤーの一端 420 張力調整装置 500 網戸框 502 503 左右両枠 504 505 固定部材 506 507 上下両枠 508 可動部材 509 網目部材 510 ワイヤーテンション機構 511 ワイヤー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部の上部に取付けた上部ガイ
    ド部材と、 前記開口部の下部に取付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材間に起立する可動部材と、 該可動部材の上下両端に同調軸を介してそれぞれ取付け
    たピニオン及びそれらのピニオンと歯合するように前記
    上部ガイド部材及び前記下部ガイド部材にそれぞれ取付
    けたラックからなる前記可動部材の起立移動機構と、 着脱自在機構を介してその一側部が前記可動部材に取り
    付けられ、かつ、他側部が前記開口部の何れか一方の側
    面に取付けられるとともに、前記可動部材の移動に伴っ
    て開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状の開
    閉部材とからなることを特徴とする開口部開閉装置。
  2. 【請求項2】 建物の開口部の上部に取付けた上部ガイ
    ド部材と、 前記開口部の下部に取付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材の間に起立する一対の可動部
    材と、 それらの可動部材の上下両端に同調軸を介してそれぞれ
    取付けたピニオン及びそれらのピニオンとそれぞれ歯合
    するように前記上部ガイド部材及び前記下部ガイド部材
    にそれぞれ取付けたラックからなる前記一対の可動部材
    の起立移動機構と、 着脱自在機構を介してその両側部が前記一対の可動部材
    間に取り付けられるとともに、前記可動部材の移動に伴
    って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状の
    開閉部材とからなることを特徴とする開口部開閉装置。
  3. 【請求項3】 建物の開口部の上部に取付けた上部ガイ
    ド部材と、 前記開口部の下部に取付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材の間に起立する第1可動部材
    及び第2可動部材と、 それらの可動部材の上下両端に同調軸を介してそれぞれ
    取付けたピニオン及びそれらのピニオンとそれぞれ歯合
    するように前記上部ガイド部材及び前記下部ガイド部材
    にそれぞれ取付けたラックからなる前記第1及び第2の
    可動部材の起立移動機構と、 着脱自在機構を介してその両側部が前記第1可動部材と
    前記開口部一側面間に取付けられた第1開閉部材と、 着脱自在機構を介してその両側部が前記第2可動部材と
    前記開口部他側面間に取付けられた第2開閉部材とから
    なり、 前記第1開閉部材または第2開閉部材は、前記第1又は
    第2可動部材の移動に伴って開幕或いは閉幕する折畳み
    伸縮自在なプリーツ状の開閉部材であることを特徴とす
    る開口部開閉装置。
  4. 【請求項4】 建物の開口部の上部に取付けた上部ガイ
    ド部材と、 前記開口部の下部に取付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材間に起立する可動部材と、 該可動部材の上下両端にそれぞれ取付けためねじ部材及
    びそれらのめねじ部材とねじ対偶になるおねじ部材をそ
    れぞれ前記上部ガイド部材及び前記下部ガイド部材に取
    付けてなる前記可動部材の起立移動機構と、 着脱自在機構を介してその一側部が前記可動部材に取り
    付けられ、かつ、他側部が前記開口部の何れか一方の側
    面に取付けられるとともに、前記可動部材の移動に伴っ
    て開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状の開
    閉部材とからなることを特徴とする開口部開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記上部ガイド部材を介して、前記開閉
    部材を補強する補助ワイヤーを取付けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の開口部開閉
    装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の可動部材の可動範囲を規制す
    る可動範囲規制部材を前記上部ガイド部材内に収容し、
    前記可動範囲規制部材の両端部を介して前記開閉部材を
    補強する補助ワイヤーを取付けたことを特徴とする請求
    項2に記載の開口部開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記開閉部材は、プリーツ状の網目部材
    であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載
    の開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記開閉部材は、プリーツ状の遮光部材
    であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載
    の開閉装置
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