JPH0821094B2 - 自動両替機 - Google Patents

自動両替機

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JPH0821094B2
JPH0821094B2 JP61166088A JP16608886A JPH0821094B2 JP H0821094 B2 JPH0821094 B2 JP H0821094B2 JP 61166088 A JP61166088 A JP 61166088A JP 16608886 A JP16608886 A JP 16608886A JP H0821094 B2 JPH0821094 B2 JP H0821094B2
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義治 西川
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【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この発明は、例えば銀行業務で使用されるような自動
両替機に関し、さらに詳しくは筒状硬貨の残量を正確に
把握することができる自動両替機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の自動両替機は、上下方向に多段に配列
した収納棚に10円・50円・100円・500円等の筒状硬貨を
金種別に分けて収納し、これら収納棚より筒状硬貨を取
出して放出している。
この場合、収納棚には取引管理上、取引可能な収納量
の筒状硬貨を待機させる必要があるが、この一例とし
て、収納棚にニアエンド値あるいはエンド値を設定し、
これら設定信号に基づいて、その都度、筒状硬貨を補充
するように万全を期した補充管理手段がある。
ところが、この場合は、収納棚毎の頻繁な補充対応動
作を要して稼動率が低く、また複数段配設された収納棚
の資金の運用効率が悪くなっていた。
また、多段に配設された収納棚を1本ずつ引出して残
量を検知する残量検知手段もあるが、この場合は検知時
間が長くなり、さらに引出した全収納棚を元の待機位置
に復帰させる復帰機構の負荷抵抗が大きくなる不適な問
題を有していた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 この発明は、一収納棚の残量を検知することに基づい
て、その金種の他の収納棚を含めた全残量を正確に検知
することができる自動両替機の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、同一金種の筒状硬貨の所定量を収納した
収納棚を金種別毎に複数段配設し、これら収納棚より金
種別毎にその複数の収納棚に対して予め設定された放出
順位に従い筒状硬貨を放出する自動両替機であって、あ
る1つの金種について前記筒状硬貨の残量を検知するに
際して、設定した放出順位にしたがって収納棚内の筒状
硬貨を検知し、筒状硬貨を最初に検知した時点で、それ
以降の収納棚内の筒状硬貨は未放出で所定量が存在する
と判定して、同金種の全残量を計数する演算手段を設け
た自動両替機であることを特徴とする。
(ホ)発明の効果 この発明によれば、ある1つの金種について前記筒状
硬貨の残量を検知するに際して、設定した放出順位にし
たがって収納棚内の筒状硬貨を検知し、筒状硬貨を最初
に検知した時点で、それ以降の収納棚内の筒状硬貨は未
放出で所定量が存在すると判定して、同金種の全残量を
計数することができる。
このため、全部の収納棚を検知することなく、最初に
筒状硬貨を検知した1つの収納棚の残量を検知するだけ
で、硬貨の収納状態を正確に把握することができる。
さらに、収納棚の全段をいちいち引出し操作、および
復帰操作させる必要がなくなり、復帰機構に対する過負
荷を解消して、常に円滑な操作となる。
また、稼動中にニアエンド値、エンド値を検出して
も、取引可能な残量を把握していることで、そのまま継
続して稼動することができ、資金の運用効率を確実に高
めることができる。
(ヘ)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動両替機を示し、第1図および第2図におい
て、この自動両替機は硬貨収納部11と、硬貨取出部12と
から構成され、硬貨収納部11は、内部に10円・50円・10
0円・500円の各種硬貨を50個単位で包装した筒状硬貨13
を、上下方向に多段に配列した収納棚14…に金種別毎に
収納し、この収納棚14の前端抜取部15より筒状硬貨13は
1本ずつ取出される。
上述の収納棚14は、上面を開放した長尺の箱形状に設
けられ、これに収納した筒状硬貨13が前端抜取部15側に
転動するように傾斜配設すると共に、抜取り位置と待機
位置との前後にスライドするように設けている。
さらに、収納棚14は両替要求頻度の多い金種(10円・
100円)の収納棚を後述する硬貨放出箱17側に近い上段
側に配列し、下段側に両替要求頻度の少ない金種(50円
・500円)の収納棚を配列する。これにより、両替要求
頻度の多い金種は、上部側の硬貨放出箱17近くに位置し
て、収納棚14から硬貨放出箱17までの取出し距離を短縮
することに基づいて、取出し搬送時間の短縮化を図って
いる。図においては、上部側より100円収納棚14aを5
段、10円収納棚14bを5段、50円収納棚14cを2段、500
円収納棚14dを2段の合計14段を並列して配列してい
る。
前述の硬貨取出部12は、筒状硬貨13を取出操作するハ
ンガ装置16と、取出された筒状硬貨13を受入れる硬貨放
出箱17および硬貨回収箱18とを内設している。
上述のハンガ装置16は、上・下のスプロケット19,20
間に張設されたチェーン21が、上述の各収納棚14…の前
端抜取部15側に沿って対設され、このチェーン21に筒状
硬貨13を抜取る多数のハンガ22…が一定間隔毎に取付け
られ、これらハンガ22…がループ状に回転して筒状硬貨
13を連続的に抜取り操作する(図においては反時計方向
に回転する)。
そして、これらハンガ22…によって抜取操作された筒
状硬貨13は、ハンガ装置16の上方に搬送された後、上部
のハンガ反転部23で、筒状硬貨13はハンガ22より外れ、
シュート24上を転がって、硬貨放出箱17へと転送され
る。
さらに、このハンガ装置16には、両替要求された金額
の収納棚14を選定し、その選定した収納棚14を抜取り位
置にスライド移動させるキッカ装置25と、収納棚14を元
の待機位置に戻すためのプッシャ装置26とを備えてい
る。
キッカ装置25は、ハンガ22の移送方向と平行する上下
方向に移動して収納棚の選定位置で停止し、この装置の
キッカ操作により、収納棚14を抜取り位置にスライド操
作させる。
また、プッシャ装置26は、全収納棚14…の前端面に対
応して配設される長尺のプッシャプレート27を備え、こ
のプレート27を押出操作することにより、収納棚14は後
退されて元の位置に戻される。
前述したハンガ装置16の第1ハンガ22aの待機設定位
置は、チェーン21に取付けられたフラグ28を第1検知セ
ンサS1が検知することによって、定位置に位置決めす
る。また、キッカ装置25の待機位置および選定位置は、
第2検知センサ(図外)およびエンコーダ29の出力値に
よって、位置決めされる。
さらに、上述のハンガ反転部23の直前には、筒状硬貨
13の通過本数を計数する計数検知スイッチ30が配設さ
れ、このスイッチ30の接触子31が、ハンガ22により載置
搬送される筒状硬貨13に接触して検知し、この検知信号
を計数することにより取出本数を正確に計数する。
また、収納棚14の取出し位置に対応する上下位置に
は、第3検知センサS3,S3が配設され、これらセンサS
3,S3で、選定された収納棚14内の筒状硬貨の有・無を上
下より光電検知して確認する。
さらに、これら金種別の各収納棚14a…,14b…,14c…,
14d…内に収納された筒状硬貨13…の残量を検知確認す
る際は、先ず、金種別毎の収納棚14…の放出設定順位を
決めておき、例えば下段側の収納棚より順次引出して放
出する。そして、検知する際には、この引出し順に収納
棚14…を引出して、棚内の筒状硬貨13…を第3検知セン
サS3,S3で検知する。
これにより、引出した収納棚14内の残量を把握し、か
つこれ以降の上段の同金種の収納棚14は未放出の満杯状
態であることを把握できるため、この結果、同金種の全
残量を正確に計数することができる。このため、金種別
毎に、一収納棚を取出すだけで、同金種の全残量を求め
ることができる。
なお、下段側より収納棚を引出した場合に、空の収納
棚であれば、筒状硬貨を検知するまで順次上段側の収納
棚を引出し操作する。逆に、これら引出した多段の収納
棚を待機位置に押し戻し操作する際は、収納棚が空のた
め、軽負荷にて復帰させることができる。
図中、32は硬貨回収装置で、硬貨放出箱17で取忘れら
れた筒状硬貨13を、その下方に配設した硬貨回収箱18へ
と回収する。
第2図は自動両替機の制御回路ブロック図を示し、CP
U41はROM42に格納されたプログラムに沿って、各回路装
置を制御し、その制御データをRAM43で記憶し、かつ読
出す。
このように構成された自動両替機は、顧客の入力操作
により、両替すべき要求金種と、その数量が指定される
と、その入力信号に対応した金種の最下段の収納棚14
に、キッカ装置25が移動して、その収納棚14を前部に引
出し操作する。
これにより、収納棚14は抜取り位置に引出され、ハン
ガ装置16を駆動して、前部に引出された収納棚の前端抜
取部15より筒状硬貨13をハンガ22の上動操作により自動
的に抜取る。
そして、抜取られた筒状硬貨13は、このハンガ22の搬
送過程で、計数検知スイッチ30により取出数が計数され
つつ、ハンガ反転部23よりシュート24を介して硬貨放出
箱17へと転送される。
このような取出操作が繰返されて、所定の両替処理が
なされ、顧客の要求に応じた両替放出処理が終了する
と、硬貨放出箱17に対する一定の抜取り時間を待った
後、プッシャ装置26が作動して収納棚14を元の待機位置
に戻すと共に、第1ハンガ22aおよびキッカ装置25が元
の位置に戻されて、次回の両替操作に備えられる。
次に、上述の自動両替機の残量を検知確認する処理動
作を、第3図のフローチャートを参照して説明する。
今、補充ボタン押下して、現金の収納棚内の金種別の
残量を確認する場合、この押下操作に基づいて、 第1ステップ51で、金種別の最下段の収納棚、例えば
100円収納棚14aの下段側にセレクタをセットする。そし
て、 第2ステップ52で、その最下段の100円収納棚14aを引
出し操作し、 第3ステップ53で、この引出した100円収納棚14a内に
筒状硬貨13が残存しているか、否かを第3検知センサS
3,S3で検知し、残存していなければ、 第4ステップ54で、同金種の最上段の収納棚でないこ
とを確認した後、 第5ステップ55で、この引出した空の収納棚14aを元
の待機位置に押し戻して、次に引出すべく同金種の上段
の収納棚14aに対して、 第6ステップ56で、セレクタを一段上動させて対応さ
せ、上述した第2ステップ52以降の処理を行なう。この
場合に、引出した100円収納棚14a内に筒状硬貨13が残存
せず、この引出し操作を繰返して、最上段の収納棚14a
と判定すれば、 第7ステップ57で、その金種の残量がないことに基づ
いて、同金種の筒状硬貨に対する補充操作を行なった
後、 第8ステップ58で、収納棚14aのデータマップを調整
した後、 第9ステップ59で、その補充した収納棚14aを、元の
待機位置に待機させる。そして、このような補充確認操
作が金種別毎に行なわれ、 第10ステップ60で、全金種について行なわれると、こ
の検知確認動作は終了し、全金種の残量を正確に把握す
ることができる。
ところで、上述の第3ステップ53において、引出した
最下段の100円収納棚14a内に、筒状硬貨13が残存してい
れば、 第11ステップ61で、残量が前回の収納棚データと同一
であるか否かを判定し、異なっていれば、第8ステップ
58にジャンプして、収納棚内のデータを初期調整した
後、これ以降の処理がなされる。一方、同一であれば、 第12ステップ62で、前回の残量確認操作時にニアエン
ド値あるいはエンド値の信号を発したか、否かを確認
し、これら信号を発した場合であっても、未だ上段側の
収納棚に取引可能な残量がある場合は、資金の運用効率
を考慮して、 第13ステップ63で、前回のニアエンド値、エンド値の
データをそのまま使用して、放出対処するようにし、第
8ステップ58にジャンプして、収納棚内のデータを初期
調整した後、これ以降の処理がなされる。
上述のように、1つの収納棚内の筒状硬貨の残量を検
知することに基づいて、これ以降の同金種の収納棚内の
筒状硬貨は未放出で残存していると判定することで、全
残量を計数することができる。
このため、全部の収納棚を検知することなく、一収納
棚の残量を検知するだけで、硬貨の収納状態を正確に把
握することができる。
さらに、収納棚の全段をいちいち引出し操作、および
復帰操作させる必要がなくなり、復帰機構に対する過負
荷を解消して、常に円滑な操作となる。
また、稼動中にニアエンド値、エンド値を検出して
も、取引可能な残量を把握していることで、そのまま継
続して稼動することができ、資金の運用効率を確実に高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は自動両替機の縦断面図、 第2図は自動両替機の制御回路ブロック図 第3図は残量の検知確認処理動作のフローチャートであ
る。 13……筒状硬貨 14a,14b,14c,14d……金種別の収納棚 S3……第3検知センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一金種の筒状硬貨の所定量を収納した収
    納棚を金種別毎に複数段配設し、これら収納棚より金種
    別毎にその複数の収納棚に対して予め設定された放出順
    位に従い筒状硬貨を放出する自動両替機であって、 ある1つの金種について前記筒状硬貨の残量を検知する
    に際して、設定した放出順位にしたがって収納棚内の筒
    状硬貨を検知し、筒状硬貨を最初に検知した時点で、そ
    れ以降の収納棚内の筒状硬貨は未放出で所定量が存在す
    ると判定して、同金種の全残量を計数する演算手段を設
    けた自動両替機。
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