JPH0821589B2 - セルフアラインバイポ−ラトランジスタの製造方法 - Google Patents
セルフアラインバイポ−ラトランジスタの製造方法Info
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- JPH0821589B2 JPH0821589B2 JP61161362A JP16136286A JPH0821589B2 JP H0821589 B2 JPH0821589 B2 JP H0821589B2 JP 61161362 A JP61161362 A JP 61161362A JP 16136286 A JP16136286 A JP 16136286A JP H0821589 B2 JPH0821589 B2 JP H0821589B2
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波特性に優れたセルフアラインバイポー
ラトランジスタの製造方法に関するものである。
ラトランジスタの製造方法に関するものである。
従来の技術 従来のバイポーラトランジスタの代表的構造は、n型
シリコン基板の上に、エピタキシャル成長によって設け
られたn+コレクタと、そこに拡散によって設けられた
p型ベース、さらにその上に拡散または合金によって設
けられたn型エミッタからなる。
シリコン基板の上に、エピタキシャル成長によって設け
られたn+コレクタと、そこに拡散によって設けられた
p型ベース、さらにその上に拡散または合金によって設
けられたn型エミッタからなる。
この例は同一の半導体材料すなわちシリコンを用い
て、エミッタ,ベース,コレクタを形成している。
て、エミッタ,ベース,コレクタを形成している。
ところで高周波特性に関係するトランジスタの動作速
度は、エミッタ−ベースおよびベース−コレクタ接合容
量の充放電の時定数と電子のエミッタ−コレクタ間走行
時間に依存する。
度は、エミッタ−ベースおよびベース−コレクタ接合容
量の充放電の時定数と電子のエミッタ−コレクタ間走行
時間に依存する。
バイポーラトランジスタの最大発振周波数Fmaxは Ft;電流遮断周波数 Rb;ベース抵抗 Cc;コレクタ容量 で表わされる。
電流遮断周波数Ftは、電子のエミッタ−コレクタ間走
行時間τと関係し以下のように表わされる。
行時間τと関係し以下のように表わされる。
Ft=1/2πτ ……(2) τ=τe+τb+τc+τcc ……(3) τe(エミッタ空乏層走行時間) =re(Cc+Ce+Cp) τb(ベース走行時間) τc(コレクタ走行時間) τcc(コレクタ空乏層充電時間) =(Re+Rc)(Cc+Cp) ただし、 re;エミッタ微分抵抗 Ce;エミッタ容量 Cp;寄生容量 Re;エミッタ抵抗 Rc;コレクタ抵抗 で表わされる。
したがって、エミッタ抵抗,ベース抵抗,コレクタ抵
抗および接合容量が小さいほど高周波特性は向上する。
抗および接合容量が小さいほど高周波特性は向上する。
ところで、エミッタをベースよりも禁制帯エネルギー
幅の大きい半導体を用いて形成したいわゆるヘテロ接合
バイポーラトランジスタにすると、ベース抵抗を低くす
ることができ、高周波特性の優れたトランジスタの得ら
れることが知られている。
幅の大きい半導体を用いて形成したいわゆるヘテロ接合
バイポーラトランジスタにすると、ベース抵抗を低くす
ることができ、高周波特性の優れたトランジスタの得ら
れることが知られている。
(たとえば、米国特許;2,569,347号,米国特許;3,41
3,553号,米国特許;3,780,359号) これは材料を適当に選ぶことにより、エミッタ−ベー
ス接合部のバンド構造を、電子に対してはあまり障壁に
ならず、ホールに対して大きな障壁となるように構成で
きることによる。そのため、ベースのキャリア濃度(ホ
ール濃度)を非常に高くすることができる。したがっ
て、ベース抵抗を極端に小さくすることができ、その結
果として最大発振周波数Fmaxの非常に大きな値が得られ
るものである。その代表的な例は、エミッタにAlXGa1-X
Asを、ベースとコレクタにGaAsを用いたものである。
3,553号,米国特許;3,780,359号) これは材料を適当に選ぶことにより、エミッタ−ベー
ス接合部のバンド構造を、電子に対してはあまり障壁に
ならず、ホールに対して大きな障壁となるように構成で
きることによる。そのため、ベースのキャリア濃度(ホ
ール濃度)を非常に高くすることができる。したがっ
て、ベース抵抗を極端に小さくすることができ、その結
果として最大発振周波数Fmaxの非常に大きな値が得られ
るものである。その代表的な例は、エミッタにAlXGa1-X
Asを、ベースとコレクタにGaAsを用いたものである。
したがってエミッタ−ベースにヘテロ接合を用いるこ
とにより、ベース抵抗をさらに下げることができる。
とにより、ベース抵抗をさらに下げることができる。
ベース抵抗は同じキャリア濃度であれば、ベース層が
厚いほどベース抵抗は低い。しかしベース厚みを厚くす
ることは電流遮断周波数の点からこのましくない。
厚いほどベース抵抗は低い。しかしベース厚みを厚くす
ることは電流遮断周波数の点からこのましくない。
ベース走行時間は、ベース厚みをキャリア速度で割っ
たものであり、ベース厚みが厚いほど時間が長くなる。
したがって、ベース層の厚みを増してベース抵抗を下げ
るのは好ましくない。そこでとられる方法は、エミッタ
とベース電極の間をできるだけ短くする方法である。こ
れによりベース抵抗のうち、外部ベース抵抗と呼ばれる
エミッタ−ベース電極間の抵抗を下げることができる。
ベースの厚みが1000Å程度にまで薄くなってくると、こ
の外部ベース抵抗が非常に大きくなるためこの方法は極
めて有効である。
たものであり、ベース厚みが厚いほど時間が長くなる。
したがって、ベース層の厚みを増してベース抵抗を下げ
るのは好ましくない。そこでとられる方法は、エミッタ
とベース電極の間をできるだけ短くする方法である。こ
れによりベース抵抗のうち、外部ベース抵抗と呼ばれる
エミッタ−ベース電極間の抵抗を下げることができる。
ベースの厚みが1000Å程度にまで薄くなってくると、こ
の外部ベース抵抗が非常に大きくなるためこの方法は極
めて有効である。
ベース電極の形成は、通常ホトリソグラフィーによっ
ておこなわれる。ホトリソグラフィーの精度は通常の光
を用いた場合、1.0μmが実用上の限界である。電子ビ
ーム等特殊な手段を用いても、0.25μmが限界である。
ておこなわれる。ホトリソグラフィーの精度は通常の光
を用いた場合、1.0μmが実用上の限界である。電子ビ
ーム等特殊な手段を用いても、0.25μmが限界である。
このリソグラフィーの限界を越えるために、セルフア
ラインという手法がとられる。セルフアラインという手
法を用いたバイポーラトランジスタの製造方法の従来例
として、特開昭61−44461号公報がある。
ラインという手法がとられる。セルフアラインという手
法を用いたバイポーラトランジスタの製造方法の従来例
として、特開昭61−44461号公報がある。
この方法は以下の通りである。まずコレクタ,ベー
ス,エミッタをエピタキシャル成長させたのち、エミッ
タパターンをつけ、エッチングによりベース層をだす。
エミッタ上のレジストを残したままAuZnを蒸着し、リフ
トオフでエミッタ部分のAuZnのみ除去する。この後SiO2
膜を成長した後、エミッタ電極とベースのオーミック電
極をリフトオフで形成するものである。この方法でベー
ス電極とエミッタ−ベース接合の間隔がセルフアライン
メントで決定されベース抵抗は著しく減少する。
ス,エミッタをエピタキシャル成長させたのち、エミッ
タパターンをつけ、エッチングによりベース層をだす。
エミッタ上のレジストを残したままAuZnを蒸着し、リフ
トオフでエミッタ部分のAuZnのみ除去する。この後SiO2
膜を成長した後、エミッタ電極とベースのオーミック電
極をリフトオフで形成するものである。この方法でベー
ス電極とエミッタ−ベース接合の間隔がセルフアライン
メントで決定されベース抵抗は著しく減少する。
しかしこの方法ではエミッタ電極をあとから別のマス
クを用いて形成している。そのためデバイスの最小寸法
はこのエミッタ電極の幅できまる。各接合容量はデバイ
スの面積に比例する。(1)〜(3)式よりわかるよう
に、接合容量が小さいほど高周波特性は良い。したがっ
て、一般にデバイス寸法は小さいほど好ましい。ところ
で通常のホトリソグラフィーで考えた場合、この精度が
1.0μmであることを考えると、エミッタ電極の幅が1.0
μm、エミッタメサ部の幅が3.0μmがデバイス最小寸
法となる。したがってこの方法では、これ以上小さなデ
バイスを得ることは困難である。さらにデバイスの寸法
がμm程度になってくると、エミッタ電極のオーミック
コンタクトが非常に重要になってくる。エミッタのオー
ミックコンタクトは電極面積に反比例する。したがって
エミッタ電極幅が小さいほどエミッタ抵抗が大きくな
る。エミッタ抵抗の増大は(3)式からわかるように、
高周波特性を著しく損なう。したがってエミッタ−ベー
ス接合とベース電極をセルフアラインで形成しただけで
は、エミッタ抵抗が高い、デバイス寸法が小さくできな
い。接合容量が小さくないなど、まだ特性として不十分
である。
クを用いて形成している。そのためデバイスの最小寸法
はこのエミッタ電極の幅できまる。各接合容量はデバイ
スの面積に比例する。(1)〜(3)式よりわかるよう
に、接合容量が小さいほど高周波特性は良い。したがっ
て、一般にデバイス寸法は小さいほど好ましい。ところ
で通常のホトリソグラフィーで考えた場合、この精度が
1.0μmであることを考えると、エミッタ電極の幅が1.0
μm、エミッタメサ部の幅が3.0μmがデバイス最小寸
法となる。したがってこの方法では、これ以上小さなデ
バイスを得ることは困難である。さらにデバイスの寸法
がμm程度になってくると、エミッタ電極のオーミック
コンタクトが非常に重要になってくる。エミッタのオー
ミックコンタクトは電極面積に反比例する。したがって
エミッタ電極幅が小さいほどエミッタ抵抗が大きくな
る。エミッタ抵抗の増大は(3)式からわかるように、
高周波特性を著しく損なう。したがってエミッタ−ベー
ス接合とベース電極をセルフアラインで形成しただけで
は、エミッタ抵抗が高い、デバイス寸法が小さくできな
い。接合容量が小さくないなど、まだ特性として不十分
である。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、エミッタ抵抗が小さく、
デバイス寸法が小さく、接合容量が小さくかつベース抵
抗の低いトランジスタを得ることが困難であり、高周波
特性の充分優れたものが得られない。
デバイス寸法が小さく、接合容量が小さくかつベース抵
抗の低いトランジスタを得ることが困難であり、高周波
特性の充分優れたものが得られない。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、イオン注入
により必要とする接合部以外を高抵抗化することによっ
て、接合容量を低減した後、エミッタ−ベース接合とベ
ース電極をセルフアラインで形成すると同時にエミッタ
電極もセルフアラインで形成して、接合容量,ベース抵
抗,エミッタ抵抗のすべてを同時に低くすることによ
り、高周波特性に優れたバイポーラトランジスタの構造
を提供することを目的としている。
により必要とする接合部以外を高抵抗化することによっ
て、接合容量を低減した後、エミッタ−ベース接合とベ
ース電極をセルフアラインで形成すると同時にエミッタ
電極もセルフアラインで形成して、接合容量,ベース抵
抗,エミッタ抵抗のすべてを同時に低くすることによ
り、高周波特性に優れたバイポーラトランジスタの構造
を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、あらかじめコレ
クタ,ベースおよびエミッタ層を形成しておき、その上
にコレクタパターンのマスクを形成し、イオン注入によ
り、コレクタパターン以外の部分のコレクタ層のベース
側を、コレクタ電極取出し層をのぞいて高抵抗化した
後、その上にエミッタ電極を形成し、通常のホトリソグ
ラフィーを用いて、エミッタに相当する部分のみ残し
て、他の部分の電極をエッチング除去し、さらにエミッ
タ層を湿式エッチングによりエッチングしてエミッタメ
サ部の上にエミッタ電極をセルフアラインで残し、さら
にベース層を露出させると共に、湿式エッチングの結晶
方位依存性を利用してエミッタ部をレジストおよびエミ
ッタ電極よりも内部に後退させ、そのレジストおよびエ
ミッタ電極のひさしを利用として、ベース電極材料を蒸
着し、エミッタ−ベース接合とベース電極をセルフアラ
インで形成した後、溶剤によりレジストを除去してその
上に蒸着された電極材料を除くことにより、接合容量,
エミッタ抵抗およびベース抵抗の極めて低い、かつデバ
イス寸法の小さい、高周波特性に優れたバイポーラトラ
ンジスタを提供するものである。
クタ,ベースおよびエミッタ層を形成しておき、その上
にコレクタパターンのマスクを形成し、イオン注入によ
り、コレクタパターン以外の部分のコレクタ層のベース
側を、コレクタ電極取出し層をのぞいて高抵抗化した
後、その上にエミッタ電極を形成し、通常のホトリソグ
ラフィーを用いて、エミッタに相当する部分のみ残し
て、他の部分の電極をエッチング除去し、さらにエミッ
タ層を湿式エッチングによりエッチングしてエミッタメ
サ部の上にエミッタ電極をセルフアラインで残し、さら
にベース層を露出させると共に、湿式エッチングの結晶
方位依存性を利用してエミッタ部をレジストおよびエミ
ッタ電極よりも内部に後退させ、そのレジストおよびエ
ミッタ電極のひさしを利用として、ベース電極材料を蒸
着し、エミッタ−ベース接合とベース電極をセルフアラ
インで形成した後、溶剤によりレジストを除去してその
上に蒸着された電極材料を除くことにより、接合容量,
エミッタ抵抗およびベース抵抗の極めて低い、かつデバ
イス寸法の小さい、高周波特性に優れたバイポーラトラ
ンジスタを提供するものである。
作用 本発明は上記した方法により、接合容量,ベース抵抗
およびエミッタ抵抗が小さく、かつデバイス寸法を小さ
くできるので高周波特性が著しく改善される。
およびエミッタ抵抗が小さく、かつデバイス寸法を小さ
くできるので高周波特性が著しく改善される。
実施例 第1図は本発明の構造の一実施例を示したものであ
る。第1図において、1は半絶縁性GaAs基板、2はn+
型GaAsコレクタ1層(電極取出し層)、3はn型GaAsコ
レクタ2層、4はp型GaAsベース層、5はn型alxGa1-X
As(X=0.3)エミッタ1層、6はn+型GaAsエミッタ
2層(電極取出し層)、7はコレクタ電極、8はベース
電極、9はエミッタ電極11はイオン注入により高抵抗化
された外部コレクタ部である。
る。第1図において、1は半絶縁性GaAs基板、2はn+
型GaAsコレクタ1層(電極取出し層)、3はn型GaAsコ
レクタ2層、4はp型GaAsベース層、5はn型alxGa1-X
As(X=0.3)エミッタ1層、6はn+型GaAsエミッタ
2層(電極取出し層)、7はコレクタ電極、8はベース
電極、9はエミッタ電極11はイオン注入により高抵抗化
された外部コレクタ部である。
各層の厚みは、半絶縁性GaAs基板1が400μm、n+
型GaAsコレクタ1層2が4000Å、n型のGaAsコレクタ2
層3が4000Å、p型GaAsベース1層4が1000Å、n型Al
XGa1-XAsエミッタ1層5は1000Å、電極取出し用n+型
GaAsエミッタ2層6は1000Åである。n+型GaAsコレク
タ1層2〜n+型GaAsエミッタ2層6の各層は、分子線
エピタキシー(MBE)によって形成された。高抵抗外部
コレクタ層11は、酸素のイオン注入によって形成され、
4000Åである。
型GaAsコレクタ1層2が4000Å、n型のGaAsコレクタ2
層3が4000Å、p型GaAsベース1層4が1000Å、n型Al
XGa1-XAsエミッタ1層5は1000Å、電極取出し用n+型
GaAsエミッタ2層6は1000Åである。n+型GaAsコレク
タ1層2〜n+型GaAsエミッタ2層6の各層は、分子線
エピタキシー(MBE)によって形成された。高抵抗外部
コレクタ層11は、酸素のイオン注入によって形成され、
4000Åである。
次に本一実施例の素子の製造方法について述べる。第
2図に示すように、まず半絶縁性GaAs基板1の上に分子
線エピタキシーにより、n+型GaAsコレクタ1層2、n
型GaAsコレクタ2層3、p型GaAsベース1層4、n型Al
xGa1-XAsエミッタ1層5、n+型GaAsエミッタ2層6の
各層を所定の厚みに形成した。次に第3図に示すよう
に、コレクタパターンのマスク12を通常の真空蒸着およ
びホトリソグラフィーにより形成し、このマスクを用い
て、コレクタ部に5.1013/cm2の酸素をイオン注入した。
うちこみの深さはイオンの加速電圧により制御した。マ
スクを除いた後、アニールしてイオン注入により生じた
結晶歪を除去した。次に真空蒸着法によりAuGe膜9を50
0Åの厚みに形成した。次に通常のホトリソグラフィー
法により、コレクタパターンよりも大きいエミッタメサ
パターンをレジストを形成し、このレジストマスクによ
って、第4図に示すように、AuGe膜9、n+型GaAs6お
よびAlXGa1-XAs層5部をエッチングして、ベース層4の
一部を露出させた。AuGe膜のエッチングはよう素
(I)、よう化カリウム(KI)、の水溶液でおこなっ
た。GaAsおよびAlxGa1-XAsのエッチングは、硫酸(H2SO
4)−過酸化水素(H2O2)−H2O混合液を用いて行なっ
た。GaAs基板として、(100)を用い、矩形エミッタの
4辺の各辺に沿った方向を、GaAs結晶軸<110>方向に
対して+45度または−45度の角度の方位になるように配
置してエッチングした結果、第4図に示すようにその断
面図をほぼ垂直の形にエッチングすることができた。ま
たレジストおよびAuGe電極の端の部分直下では、GaAs,A
lXGa1-XAsのサイドエッチにより、レジストおよびAuGe
の短いひさしが形成されている。
2図に示すように、まず半絶縁性GaAs基板1の上に分子
線エピタキシーにより、n+型GaAsコレクタ1層2、n
型GaAsコレクタ2層3、p型GaAsベース1層4、n型Al
xGa1-XAsエミッタ1層5、n+型GaAsエミッタ2層6の
各層を所定の厚みに形成した。次に第3図に示すよう
に、コレクタパターンのマスク12を通常の真空蒸着およ
びホトリソグラフィーにより形成し、このマスクを用い
て、コレクタ部に5.1013/cm2の酸素をイオン注入した。
うちこみの深さはイオンの加速電圧により制御した。マ
スクを除いた後、アニールしてイオン注入により生じた
結晶歪を除去した。次に真空蒸着法によりAuGe膜9を50
0Åの厚みに形成した。次に通常のホトリソグラフィー
法により、コレクタパターンよりも大きいエミッタメサ
パターンをレジストを形成し、このレジストマスクによ
って、第4図に示すように、AuGe膜9、n+型GaAs6お
よびAlXGa1-XAs層5部をエッチングして、ベース層4の
一部を露出させた。AuGe膜のエッチングはよう素
(I)、よう化カリウム(KI)、の水溶液でおこなっ
た。GaAsおよびAlxGa1-XAsのエッチングは、硫酸(H2SO
4)−過酸化水素(H2O2)−H2O混合液を用いて行なっ
た。GaAs基板として、(100)を用い、矩形エミッタの
4辺の各辺に沿った方向を、GaAs結晶軸<110>方向に
対して+45度または−45度の角度の方位になるように配
置してエッチングした結果、第4図に示すようにその断
面図をほぼ垂直の形にエッチングすることができた。ま
たレジストおよびAuGe電極の端の部分直下では、GaAs,A
lXGa1-XAsのサイドエッチにより、レジストおよびAuGe
の短いひさしが形成されている。
次にこの上からAuを500Å、第5図に示すように真空
蒸着した。第4図において、8′はレジスト10上に真空
蒸着されたAuである。AuGeおよびレジストのひさしのた
め、分子がほぼ直線的にとんでくる真空蒸着法を用いれ
ば、Au膜はn+型GaAsエミッタ2層には付着しない。次
にアセトンによりレジストを除去してその上に蒸着され
たAuを除去した。
蒸着した。第4図において、8′はレジスト10上に真空
蒸着されたAuである。AuGeおよびレジストのひさしのた
め、分子がほぼ直線的にとんでくる真空蒸着法を用いれ
ば、Au膜はn+型GaAsエミッタ2層には付着しない。次
にアセトンによりレジストを除去してその上に蒸着され
たAuを除去した。
次に通常のエッチング,ホロリソグラフィー,真空蒸
着により、コレクタの一部を露出させ、コレクタ電極を
形成した。
着により、コレクタの一部を露出させ、コレクタ電極を
形成した。
本実施例のコレクタ−ベース接合は、何も後処理の加
えられていない本来の接合部とイオン注入により高抵抗
化された外部コレクタ部とからなる。外部コレクタ部は
高抵抗化されているため電源が流れないと共に、接合容
量が極めて小さくなっている。本来のコレクタ−ベース
接合部はエミッタメサよりも小さく、そのため本発明の
構造の接合容量はきわめて小さい。
えられていない本来の接合部とイオン注入により高抵抗
化された外部コレクタ部とからなる。外部コレクタ部は
高抵抗化されているため電源が流れないと共に、接合容
量が極めて小さくなっている。本来のコレクタ−ベース
接合部はエミッタメサよりも小さく、そのため本発明の
構造の接合容量はきわめて小さい。
本一実施例の構造のエミッタ電極は、セルフアライン
によりエミッタメサ部の全面についている。エミッタ抵
抗はエミッタ電極の面積に反比例するので、このような
構造により、エミッタメサ部面積に対して、エミッタ抵
抗を最小にすることができる。さらにエミッタ電極とエ
ミッタメサ部のマスク合せの必要性がないため、エミッ
タメサ部の面積を極めて小さくすることができる。
によりエミッタメサ部の全面についている。エミッタ抵
抗はエミッタ電極の面積に反比例するので、このような
構造により、エミッタメサ部面積に対して、エミッタ抵
抗を最小にすることができる。さらにエミッタ電極とエ
ミッタメサ部のマスク合せの必要性がないため、エミッ
タメサ部の面積を極めて小さくすることができる。
さらにエミッタ−ベース接合とベース電極がセルフア
ラインで形成されているため、ベース抵抗を著しく小さ
くすることができる。
ラインで形成されているため、ベース抵抗を著しく小さ
くすることができる。
本一実施例の方法で、単にエミッタとコレクタをおき
かえて作れば、全く同様のプロセスでコレクタ抵抗を小
さくすることができる。コレクタ抵抗の低減は、(3)
からわかるようにエミッタ抵抗低減の効果と同等であ
り、このようにコレクタが上にくる構造(面積が小さく
なるために上にくる部分0コンタクト抵抗がとくに問題
となる)のものではとくに有効である。またこの場合に
は、直接的にはコレクターベース接合とベース電極がセ
ルフアインとなるが、この時実質的に電子がエミッタか
ら注入されるのは、このコレクタ直下のエミッタ−ベー
ス接合であり、したがってエミッタ−ベース接合とベー
ス電極をセルフアラインにしたのとほぼ類似に効果が得
られる。接合容量について言えばこの場合にはエミッタ
−ベース接合容量が低減される。エミッタ−ベース接合
容量の低減も(3)式からわかるように、高周波特性の
改善に寄与する。以上のことからコレクタとエミッタを
置き換えて作ってもほぼ同様の効果が得られ、高周波特
性が改善される。
かえて作れば、全く同様のプロセスでコレクタ抵抗を小
さくすることができる。コレクタ抵抗の低減は、(3)
からわかるようにエミッタ抵抗低減の効果と同等であ
り、このようにコレクタが上にくる構造(面積が小さく
なるために上にくる部分0コンタクト抵抗がとくに問題
となる)のものではとくに有効である。またこの場合に
は、直接的にはコレクターベース接合とベース電極がセ
ルフアインとなるが、この時実質的に電子がエミッタか
ら注入されるのは、このコレクタ直下のエミッタ−ベー
ス接合であり、したがってエミッタ−ベース接合とベー
ス電極をセルフアラインにしたのとほぼ類似に効果が得
られる。接合容量について言えばこの場合にはエミッタ
−ベース接合容量が低減される。エミッタ−ベース接合
容量の低減も(3)式からわかるように、高周波特性の
改善に寄与する。以上のことからコレクタとエミッタを
置き換えて作ってもほぼ同様の効果が得られ、高周波特
性が改善される。
本一実施例では、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の特徴を生かして、ベース領域のキャリア濃度を極めて
高くしている(実施例では1.1019/cm2のキャリア濃度を
用いた)ため、ベース層厚みを1000Åと薄くしても充分
ベース抵抗は低い値となる。
の特徴を生かして、ベース領域のキャリア濃度を極めて
高くしている(実施例では1.1019/cm2のキャリア濃度を
用いた)ため、ベース層厚みを1000Åと薄くしても充分
ベース抵抗は低い値となる。
本一実施例で得られたヘテロ接合トランジスタは予想
されたように以下の特徴を示した。エミッタ幅3μmの
トランジスタの場合、まずエミッタ電極がエミッタメサ
部にセルフアラインで形成されたので、エミッタ抵抗が
セルフアラインでない場合の約1/3となった。さらにエ
ミッタ−ベース接合とベース電極間がセルフアラインで
形成されたため、この間隔を0.1μmで形成することが
できた。これによりセルフアラインを用いない場合に比
べ、ベース抵抗を1/5にできた。さらにベース−コレク
タ接合容量が、イオン注入により外部コレクタ部を高抵
抗化してない場合の1/3となった。これにより電流遮断
周波数Ftは約50%、最大発振周波数Fmaxは、約3.5倍に
向上した。
されたように以下の特徴を示した。エミッタ幅3μmの
トランジスタの場合、まずエミッタ電極がエミッタメサ
部にセルフアラインで形成されたので、エミッタ抵抗が
セルフアラインでない場合の約1/3となった。さらにエ
ミッタ−ベース接合とベース電極間がセルフアラインで
形成されたため、この間隔を0.1μmで形成することが
できた。これによりセルフアラインを用いない場合に比
べ、ベース抵抗を1/5にできた。さらにベース−コレク
タ接合容量が、イオン注入により外部コレクタ部を高抵
抗化してない場合の1/3となった。これにより電流遮断
周波数Ftは約50%、最大発振周波数Fmaxは、約3.5倍に
向上した。
本一実施例では、エミッタ−ベース接合とベース電極
間の間隔は0.1μmと極めて短くすることができた。こ
の間隔はエミッタ1層およびエミッタ2層のサイドエッ
チングに依存する。したがって、エミッタ1層とエミッ
タ2層の厚みをかえることによって制御することができ
る。基板に(100)のGaAsを用い、ほぼ矩形のエミッタ
メサの4辺の各辺に沿った方向を、GaAsの結晶軸方位<
110>方向に対して+45度または−45度の角度の方位に
なるように配置し、硫酸−過酸化水素系のエッチング液
を用いることにより、サイドエッチングの断面をほぼ垂
直にすることができた。その場合のサイドエッチングの
長さは、ほぼエミッタ1層およびエミッタ2層の厚みの
半分となる。本実施例では、この厚みが2000Åであり、
その結果、サイドエッチングの長さが約1000Å(0.1μ
m)となった。この厚みをさらに薄くすれば、エミッタ
−ベース接合−ベース電極間隔をさらに短くすることが
できる。これによりベース抵抗をさらに下げることが可
能である。すなわちエミッタ層の厚みを変えることによ
り、このセルフアラインの間隔を数μmから原理的には
0μmまでほぼ任意に制御することができる。
間の間隔は0.1μmと極めて短くすることができた。こ
の間隔はエミッタ1層およびエミッタ2層のサイドエッ
チングに依存する。したがって、エミッタ1層とエミッ
タ2層の厚みをかえることによって制御することができ
る。基板に(100)のGaAsを用い、ほぼ矩形のエミッタ
メサの4辺の各辺に沿った方向を、GaAsの結晶軸方位<
110>方向に対して+45度または−45度の角度の方位に
なるように配置し、硫酸−過酸化水素系のエッチング液
を用いることにより、サイドエッチングの断面をほぼ垂
直にすることができた。その場合のサイドエッチングの
長さは、ほぼエミッタ1層およびエミッタ2層の厚みの
半分となる。本実施例では、この厚みが2000Åであり、
その結果、サイドエッチングの長さが約1000Å(0.1μ
m)となった。この厚みをさらに薄くすれば、エミッタ
−ベース接合−ベース電極間隔をさらに短くすることが
できる。これによりベース抵抗をさらに下げることが可
能である。すなわちエミッタ層の厚みを変えることによ
り、このセルフアラインの間隔を数μmから原理的には
0μmまでほぼ任意に制御することができる。
エミッタメサ部矩形直線部の結晶方位を他の方向に選
ぶと、サイドエッチングされた断面部は、一般には垂直
とならない。この場合には真空蒸着されたベース電極材
料がエミッタのサイドエッチングされた部分に付着しや
すく、安定してエミッタ−ベース接合−ベース電極間隔
を制御することが難しい。
ぶと、サイドエッチングされた断面部は、一般には垂直
とならない。この場合には真空蒸着されたベース電極材
料がエミッタのサイドエッチングされた部分に付着しや
すく、安定してエミッタ−ベース接合−ベース電極間隔
を制御することが難しい。
本一実施例では、エミッタ電極もひさしを形成してい
るが、レジストのひさしがあれば本一実施例の効果は得
られる。
るが、レジストのひさしがあれば本一実施例の効果は得
られる。
本一実施例では、エミッタ幅3μmのトランジスタで
90%以上の歩留りが得られたが、他の結晶軸方位を用い
た場合にはこれほど良い歩留りは得られなかった。
90%以上の歩留りが得られたが、他の結晶軸方位を用い
た場合にはこれほど良い歩留りは得られなかった。
本一実施例のようなサイドエッチングの効果を得るの
は、結晶方位とエッチング液の組合せを適当に選ぶこと
により始めて可能なものである。
は、結晶方位とエッチング液の組合せを適当に選ぶこと
により始めて可能なものである。
InGaAs,GaAsP等のIII−V化合物半導体材料の場合、
本一実施例で示した結晶方位とエッチング液を用いるこ
とにより、同様にしてデバイスを形成することができ
た。
本一実施例で示した結晶方位とエッチング液を用いるこ
とにより、同様にしてデバイスを形成することができ
た。
本一実施例ではエミッタ電極にAuGeを用い、エッチン
グ液として、I−KI系を用いた。エミッタ電極として、
他の合金、たとえばAuGeNiなどを用いても同様にデバイ
スを形成することができた。GaAsのオーミックコンタク
ト材料として最も適当なものは金およびその合金であ
る。金系の材料のエッチング液としていわゆる王水と本
実施例のI−KI系以外に適当なものがない。王水の場合
GaAsも激しくエッチングされてしまうため適当でなかっ
た。I−KI系の場合、真空蒸着のさいの基板温度が極め
て重要であることがわかった。基板温度が150度Cをこ
えると、GaAsと金の反応が起こり本一実施例のように金
系材料のみをエッチングして除去することはできなかっ
た。したがって、エミッタ電極を真空蒸着で形成する時
基板温度は150度C以下でなければならない。本発明に
おけるエミッタ電極のセルフアラインは、エミッタ電極
を真空蒸着する時、基板温度が150度C以下であればI
−KI系エッチング液を用いることにより、金系材料のみ
をエッチングしGaAsエミッタの表面でエッチングをとめ
られることを見出したことにより始めて可能となったも
のである。
グ液として、I−KI系を用いた。エミッタ電極として、
他の合金、たとえばAuGeNiなどを用いても同様にデバイ
スを形成することができた。GaAsのオーミックコンタク
ト材料として最も適当なものは金およびその合金であ
る。金系の材料のエッチング液としていわゆる王水と本
実施例のI−KI系以外に適当なものがない。王水の場合
GaAsも激しくエッチングされてしまうため適当でなかっ
た。I−KI系の場合、真空蒸着のさいの基板温度が極め
て重要であることがわかった。基板温度が150度Cをこ
えると、GaAsと金の反応が起こり本一実施例のように金
系材料のみをエッチングして除去することはできなかっ
た。したがって、エミッタ電極を真空蒸着で形成する時
基板温度は150度C以下でなければならない。本発明に
おけるエミッタ電極のセルフアラインは、エミッタ電極
を真空蒸着する時、基板温度が150度C以下であればI
−KI系エッチング液を用いることにより、金系材料のみ
をエッチングしGaAsエミッタの表面でエッチングをとめ
られることを見出したことにより始めて可能となったも
のである。
本一実施例ではイオン注入する物質として、酸素を用
いたが、コレクタ層を高抵抗化するものであれば何でも
良いことは明らかである。GaAs,AlGaAsの場合このよう
な物質としてほかに水素,硼素がありこれらを用いて同
様の効果が得られた。これらの物質は他のIII−V化合
物半導体、たとえばGaAsP、InGaAsなどにも同様の効果
がある。
いたが、コレクタ層を高抵抗化するものであれば何でも
良いことは明らかである。GaAs,AlGaAsの場合このよう
な物質としてほかに水素,硼素がありこれらを用いて同
様の効果が得られた。これらの物質は他のIII−V化合
物半導体、たとえばGaAsP、InGaAsなどにも同様の効果
がある。
本一実施例では、実際に電流の流れるコレクタ−ベー
ス接合部の面積がエミッタメサの面積よりも小さくでき
る。そのため接合容量が極めて小さくできる。
ス接合部の面積がエミッタメサの面積よりも小さくでき
る。そのため接合容量が極めて小さくできる。
本一実施例では、電極取出しのためのコレクタ1層お
よびエミッタ2層を設けたがトランジスタの動作として
は本質的なものではなく、コレクタ層およびエミッタ層
さえあればよいことは明らかである。
よびエミッタ2層を設けたがトランジスタの動作として
は本質的なものではなく、コレクタ層およびエミッタ層
さえあればよいことは明らかである。
また本一実施例では、半導体としてGaAs−AlXGa1-XAs
を用いたが、他の半導体材料、たとえばInGaAs,GaAsP等
他のIII−V化合物半導体を用いても作成することがで
きる。またAl濃度として、x=0.3を用いたが、これは
0〜1の範囲で任意に選ぶことができる。
を用いたが、他の半導体材料、たとえばInGaAs,GaAsP等
他のIII−V化合物半導体を用いても作成することがで
きる。またAl濃度として、x=0.3を用いたが、これは
0〜1の範囲で任意に選ぶことができる。
本実施例では、エミッタ,コレクタをn型に、ベース
をp型にしたが、エミッタ,コレクタをp型に、ベース
をn型にすることもできる。
をp型にしたが、エミッタ,コレクタをp型に、ベース
をn型にすることもできる。
本一実施例では、基板側にコレクタを、上部にエミッ
タを形成したが、前述した如く同様の製造方法により基
板側にエミッタを、上部にコレクタを形成することもで
きる。この場合にもコレクタ抵抗を小さくでき、高周波
特性を改善できることは前述した通りである。
タを形成したが、前述した如く同様の製造方法により基
板側にエミッタを、上部にコレクタを形成することもで
きる。この場合にもコレクタ抵抗を小さくでき、高周波
特性を改善できることは前述した通りである。
発明の効果 以上述べた如く、本発明は、イオン注入により接合容
量を低減した後、エミッタ電極をエミッタメサ部にセル
フアラインで形成することにより、エミッタ抵抗を下げ
ると同時に、デバイス寸法の微小化を可能とし、エミッ
タ−ベース接合とベース電極をセルフアラインで形成す
ることにより、ベース抵抗を著しく下げることによっ
て、高周波特性に優れたバイポーラトランジスタを、提
供するものである。
量を低減した後、エミッタ電極をエミッタメサ部にセル
フアラインで形成することにより、エミッタ抵抗を下げ
ると同時に、デバイス寸法の微小化を可能とし、エミッ
タ−ベース接合とベース電極をセルフアラインで形成す
ることにより、ベース抵抗を著しく下げることによっ
て、高周波特性に優れたバイポーラトランジスタを、提
供するものである。
同様に、本発明は、イオン注入により接合容量を低減
した後、コレクタ電極をコレクタメサ部にセルフアライ
ンで形成することにより、コレクタ抵抗を下げると同時
に、デバイス寸法の微小化を可能とし、コレクタ−ベー
ス接合とベース電極をセルフアラインで形成することに
より、ベース抵抗を著しく下げることによって、高周波
特性に優れたバイポーラトランジスタを、提供するもの
である。
した後、コレクタ電極をコレクタメサ部にセルフアライ
ンで形成することにより、コレクタ抵抗を下げると同時
に、デバイス寸法の微小化を可能とし、コレクタ−ベー
ス接合とベース電極をセルフアラインで形成することに
より、ベース抵抗を著しく下げることによって、高周波
特性に優れたバイポーラトランジスタを、提供するもの
である。
第1図は本発明の一実施例を示す構造図、第2図〜第5
図は本発明の構造を実現するための製造途中の構造図で
ある。 1……半絶縁性GaAs基板、2……n+GaAsコレクタ(ま
たはエミッタ)1層(電極取出し層)、3……n型GaAs
コレクタ(またはエミッタ)2層、4……p型GaAsベー
ス層、5……n型GaAsエミッタ(またはコレクタ)1
層、6……n+型GaAsエミッタ(またはコレクタ)2層
(電極取出し層)、7……コレクタ(またはエミッタ)
電極、8……ベース電極、9……エミッタ(またはコレ
クタ)電極、10……レジスト、11……高抵抗コレクタ
部、12……イオン注入マスク。
図は本発明の構造を実現するための製造途中の構造図で
ある。 1……半絶縁性GaAs基板、2……n+GaAsコレクタ(ま
たはエミッタ)1層(電極取出し層)、3……n型GaAs
コレクタ(またはエミッタ)2層、4……p型GaAsベー
ス層、5……n型GaAsエミッタ(またはコレクタ)1
層、6……n+型GaAsエミッタ(またはコレクタ)2層
(電極取出し層)、7……コレクタ(またはエミッタ)
電極、8……ベース電極、9……エミッタ(またはコレ
クタ)電極、10……レジスト、11……高抵抗コレクタ
部、12……イオン注入マスク。
Claims (14)
- 【請求項1】半導体基板上に、少なくともコレクタ層、
ベース層およびエミッタ層をこの順に形成し、 コレクタパターンをマスクとし、イオン注入により前記
コレクタ層のベース側部を電極取出し部を除いて高抵抗
化した後、 前記エミッタ層の上に、エミッタ電極を形成した後、レ
ジストを塗布し、エミッタメサパターンを残して、露
光、現像後、エミッタ部を除く部分の前記電極をエッチ
ングにより除去し、 さらにエッチングによって前記ベース層を露出させると
共に、前記エミッタ部を前記レジストよりも内部に後退
させてひさしを形成し、 その上からベース電極を蒸着した後、前記レジストを除
去することによって、前記エミッタ上に蒸着されたベー
ス電極用金属を除去することを特徴とするセルフアライ
ンバイポーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項2】エミッタとして、少なくともベースの半導
体より禁制帯エネルギー幅の大きい半導体を用いたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のセルフアラ
インバイポーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項3】半導体基板として、III−V化合物半導体
を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のセルフアラインバイポーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項4】半導体基板として(100)またはそれと等
価な面方位を有するGaAsまたはAlGaAsを用い、エミッタ
の形状が実質的に矩形であり、前記矩形の4辺の各辺に
沿った方向が、いずれも結晶軸方位<110>に対して、
+45度または−45度の結晶軸方位を取るようにし、ベー
ス層を露出させるエッチング液として、硫酸、過酸化水
素、水の混合液を用いたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のセルフアラインバイポーラトランジス
タの製造方法。 - 【請求項5】エミッタ電極材料として金または金を主成
分とする合金を用い、蒸着時の基板温度が150℃以下に
なるようにたもち、そのエッチング液として、よう素、
よう化カリウム、水の混合液を用いたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載のセルフアラインバイポー
ラトランジスタの製造方法。 - 【請求項6】基板にGaAsまたはAlGaAsを用い、酸素また
は水素またはホウ素をイオン注入したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載のセルフアラインバイポー
ラトランジスタの製造方法。 - 【請求項7】コレクタパターンとして、エミッタメサパ
ターンよりも小さいものを用いたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載のセルフアラインバイポーラト
ランジスタの製造方法。 - 【請求項8】半導体基板上に、少なくともエミッタ層、
ベース層およびコレクタ層をこの順に形成し、 エミッタパターンをマスクとし、イオン注入により前記
エミッタ層のベース側部を電極取出し部を除いて高抵抗
化した後、 前記コレクタ層の上に、コレクタ電極を形成した後、レ
ジストを塗布し、コレクタメサパターンを残して、露
光、現像後、コレクタ部を除く部分の前記電極をエッチ
ングにより除去し、 さらにエッチングによって前記ベース層を露出させると
共に、前記コレクタ部を前記レジストよりも内部に後退
させてひさしを形成し、その上からベース電極を蒸着し
た後、前記レジストを除去することによって、前記コレ
クタ上に蒸着されたベース電極用金属を除去することを
特徴とするセルフアラインバイポーラトランジスタの製
造方法。 - 【請求項9】エミッタとして、少なくともベースの半導
体よりも禁制帯エネルギー幅の大きい半導体を用いたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載のセルフア
ラインバイポーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項10】半導体基板として、III−V化合物半導
体を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第8項に記
載のセルフアラインバイポーラトランジスタの製造方
法。 - 【請求項11】半導体基板として(100)またはそれと
等価な面方位を有するGaAsまたはAlGaAsを用い、コレク
タの形状が実質的に矩形であり、前記矩形の4辺の各辺
に沿った方向が、いずれも結晶軸方位<110>に対し
て、+45度または−45度の結晶軸方位を取るようにし、
ベース層を露出させるエッチング液として、硫酸、過酸
化水素、水の混合液を用いたことを特徴とする特許請求
の範囲第8項に記載のセルフアラインバイポーラトラン
ジスタの製造方法。 - 【請求項12】コレクタ電極材料として金または金を主
成分とする合金を用い、蒸着時の基板温度が150℃以下
になるようにたもち、そのエッチング液として、よう
素、よう化カリウム、水の混合液を用いたことを特徴と
する特許請求の範囲第8項に記載のセルフアラインバイ
ポーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項13】基板にGaAsまたはAlGaAsを用い、酸素ま
たは水素またはホウ素をイオン注入したことを特徴とす
る特許請求の範囲第8項に記載のセルフアラインバイポ
ーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項14】コレクタパターンとして、エミッタメサ
パターンよりも小さいものを用いたことを特徴とする特
許請求の範囲第8項に記載のセルフアラインバイポーラ
トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61161362A JPH0821589B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | セルフアラインバイポ−ラトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61161362A JPH0821589B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | セルフアラインバイポ−ラトランジスタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6316667A JPS6316667A (ja) | 1988-01-23 |
| JPH0821589B2 true JPH0821589B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=15733644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61161362A Expired - Lifetime JPH0821589B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | セルフアラインバイポ−ラトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821589B2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP61161362A patent/JPH0821589B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6316667A (ja) | 1988-01-23 |
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