JPH0575169B2 - - Google Patents
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- JPH0575169B2 JPH0575169B2 JP60295201A JP29520185A JPH0575169B2 JP H0575169 B2 JPH0575169 B2 JP H0575169B2 JP 60295201 A JP60295201 A JP 60295201A JP 29520185 A JP29520185 A JP 29520185A JP H0575169 B2 JPH0575169 B2 JP H0575169B2
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- Japan
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- emitter
- base
- collector
- layer
- electrode
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- Expired - Lifetime
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- Bipolar Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高周波特性に優れたバイポーラトラン
ジスタに関するものである。
ジスタに関するものである。
従来の技術
従来のバイポーラトランジスタの代表的構造を
第6図に示す。図において、13はn型シリコン
基板、14はエピタキシヤル成長によつてその上
に設けられたn+型コレクタ、15は拡散によつ
て設けられたp型ベース、16は拡散または合金
によつて設けられたn型エミツタ、17はコレク
タ電極、18はベース電極、19はエミツタ電極
である。
第6図に示す。図において、13はn型シリコン
基板、14はエピタキシヤル成長によつてその上
に設けられたn+型コレクタ、15は拡散によつ
て設けられたp型ベース、16は拡散または合金
によつて設けられたn型エミツタ、17はコレク
タ電極、18はベース電極、19はエミツタ電極
である。
これはnpnトランジスタであるが、pnpトラン
ジスタでも同様に構成することができる。
ジスタでも同様に構成することができる。
この例は同一の半導体材料すはわちシリコンを
用いて、エミツタ、ベース、コレクタを形成して
いる。
用いて、エミツタ、ベース、コレクタを形成して
いる。
ところで高周波特性に関係するトランジスタの
動作速度は、電子の走行時間に依存する。特にベ
ース走行時間が重要であり、ベース長が短いほど
動作速度は早くなる。したがつてベース長が短い
ほど望ましいわけであるが、このような構造で、
良好なオーミツクコンタクトをとりながら、ベー
ス長を1000Å以下にすることは実際問題としてプ
ロセス的に極めてむつかしい。
動作速度は、電子の走行時間に依存する。特にベ
ース走行時間が重要であり、ベース長が短いほど
動作速度は早くなる。したがつてベース長が短い
ほど望ましいわけであるが、このような構造で、
良好なオーミツクコンタクトをとりながら、ベー
ス長を1000Å以下にすることは実際問題としてプ
ロセス的に極めてむつかしい。
ところで、エミツタをベースよりも禁制帯エネ
ルギー幅の大きい半導体を用いて形成(ヘテロ接
合バイポーラトランジスタ)すると、非常に高い
電流利得の得られることが知られている。これは
材料を適当に選ぶことにより、エミツターベース
接合部のバンド構造を、電子に対してはあまり障
壁にならず、ホールに対して大きな障壁となるよ
うに構成できることによる。その代表的な例は、
エミツタにA1xGa1-xAsを、ベースとコレクタ
にGaAsを用いたものである。
ルギー幅の大きい半導体を用いて形成(ヘテロ接
合バイポーラトランジスタ)すると、非常に高い
電流利得の得られることが知られている。これは
材料を適当に選ぶことにより、エミツターベース
接合部のバンド構造を、電子に対してはあまり障
壁にならず、ホールに対して大きな障壁となるよ
うに構成できることによる。その代表的な例は、
エミツタにA1xGa1-xAsを、ベースとコレクタ
にGaAsを用いたものである。
更にこのような構造とすることにより、高周波
特性がいちじるしく改善されることが知られてい
る。バイポーラトランジスタの最大遮断周波数
Fcは Fc=√1(2) (1) Rb;ベース抵抗 Cc;コレクタ容量 であらわされる。エミツタをベースよりも禁制帯
エネルギーの大きい半導体を用いて形成すると、
前述の如く、材料を適当に選ぶことにより、エミ
ツターベース接合部のバンド構造を、電子に対し
てはあまり障壁にならず、ホールに対して大きな
障壁となるように構成できる。そのため、ベース
のキヤリア濃度(ホール濃度)を非常に高くする
ことができる。したがつて、ベース抵抗を極端に
小さくすることができ、その結果として最大遮断
周波数Fcの非常に大きな値が得られるものであ
る。しかしベース長を短くすることは、このまま
ではベース電極の取出しが困難であり、そのため
に高周波特性の充分優れたものが得られていな
い。
特性がいちじるしく改善されることが知られてい
る。バイポーラトランジスタの最大遮断周波数
Fcは Fc=√1(2) (1) Rb;ベース抵抗 Cc;コレクタ容量 であらわされる。エミツタをベースよりも禁制帯
エネルギーの大きい半導体を用いて形成すると、
前述の如く、材料を適当に選ぶことにより、エミ
ツターベース接合部のバンド構造を、電子に対し
てはあまり障壁にならず、ホールに対して大きな
障壁となるように構成できる。そのため、ベース
のキヤリア濃度(ホール濃度)を非常に高くする
ことができる。したがつて、ベース抵抗を極端に
小さくすることができ、その結果として最大遮断
周波数Fcの非常に大きな値が得られるものであ
る。しかしベース長を短くすることは、このまま
ではベース電極の取出しが困難であり、そのため
に高周波特性の充分優れたものが得られていな
い。
第7図は、このベース電極の取り出しを改良し
た従来例(特公昭55−9830)である。図におい
て、20はn型GaAs基板、21はコレクタを形
成するn型GaAs、22はベースを形成するp型
GaAs、23はエミツタを形成するn型A1x
Ga1-xAs、24はベース電極取り出しのためのp
型A1xGa1-xAsP25はコレクタ電極、26はベ
ース電極、27はエミツタ電極である。
た従来例(特公昭55−9830)である。図におい
て、20はn型GaAs基板、21はコレクタを形
成するn型GaAs、22はベースを形成するp型
GaAs、23はエミツタを形成するn型A1x
Ga1-xAs、24はベース電極取り出しのためのp
型A1xGa1-xAsP25はコレクタ電極、26はベ
ース電極、27はエミツタ電極である。
まず20のGaAs基板上に、液相エピタキシヤ
ル法により、21,22,23の各層を形成す
る。つぎにメサエツチングにより、21のコレク
タ層の一部を露出させ、その部分に再び液相エピ
タキシヤルによつて24のベース電極取り出しの
ためのp型A1xGa1-xAs層を形成しそれぞれに
電極を形成したものである。
ル法により、21,22,23の各層を形成す
る。つぎにメサエツチングにより、21のコレク
タ層の一部を露出させ、その部分に再び液相エピ
タキシヤルによつて24のベース電極取り出しの
ためのp型A1xGa1-xAs層を形成しそれぞれに
電極を形成したものである。
しかしこのような方法では、再成長時にベース
層とベース電極取出し層の間にトラツプが形成さ
れやすい。再成長時の温度をあげればトラツプが
減少するが、ドーパントの相互拡散が起り接合部
の急峻性がくずれ特性が低下する。そのためベー
ス抵抗をそれほどひくくすることができず、実質
上1000Å以下のベース長を得ることは困難であつ
た。
層とベース電極取出し層の間にトラツプが形成さ
れやすい。再成長時の温度をあげればトラツプが
減少するが、ドーパントの相互拡散が起り接合部
の急峻性がくずれ特性が低下する。そのためベー
ス抵抗をそれほどひくくすることができず、実質
上1000Å以下のベース長を得ることは困難であつ
た。
また本従来例では、マスク合せの関係からエミ
ツタ部の面積は、エミツタ電極の面積よりも大き
くなつている。すなわちp型ベース層とn型エミ
ツタ層との接合面積がエミツタ電極面積よりも大
きく、そのため電極の大きさの割にはエミツター
ベース接合容量、すなわちエミツタ容量Ceが大
きかつた。
ツタ部の面積は、エミツタ電極の面積よりも大き
くなつている。すなわちp型ベース層とn型エミ
ツタ層との接合面積がエミツタ電極面積よりも大
きく、そのため電極の大きさの割にはエミツター
ベース接合容量、すなわちエミツタ容量Ceが大
きかつた。
ところで、トランジスタの電流増幅率が1とな
る最大周波数Ftは Ft=(1/2π)・(A・Ce+B)-1 (2) A、B;定数 で与えられる。
る最大周波数Ftは Ft=(1/2π)・(A・Ce+B)-1 (2) A、B;定数 で与えられる。
従つて、エミツタ容量Ceが増大すると高周波
特性が悪化する。
特性が悪化する。
本従来例において、エミツタを基板側に、コレ
クタを上側に形成すればコレクタ容量がその電極
面積の割に大きいものとなり、これもやはり(1)式
からわかるように高周波特性に好ましくない。
クタを上側に形成すればコレクタ容量がその電極
面積の割に大きいものとなり、これもやはり(1)式
からわかるように高周波特性に好ましくない。
また本従来例の構造の場合、前述の如くマスク
合せの関係からエミツタ電極の面積は、エミツタ
部の面積よりも小さくなつている。エミツタ電極
の面積はできるだけ大きい方が良い。なぜなら電
極のコンタクト抵抗がその面積に比例し、コンタ
クト抵抗はトランジスタの容量分の充電時間をお
そくするためやはり高周波特性を低下させるから
である。
合せの関係からエミツタ電極の面積は、エミツタ
部の面積よりも小さくなつている。エミツタ電極
の面積はできるだけ大きい方が良い。なぜなら電
極のコンタクト抵抗がその面積に比例し、コンタ
クト抵抗はトランジスタの容量分の充電時間をお
そくするためやはり高周波特性を低下させるから
である。
発明が解決しようとする問題点
このように従来の構成では、ベース長が短くか
つ抵抗が低く、接合容量が小さくかつ電極コンタ
クト抵抗の小さい素子を得ることが困難であり、
高周波特性の充分優れたものが得られない。
つ抵抗が低く、接合容量が小さくかつ電極コンタ
クト抵抗の小さい素子を得ることが困難であり、
高周波特性の充分優れたものが得られない。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、ベー
ス電極の取り出しの容易さをもつたまま、極めて
ベース長が短くかつ低く、更に接合容量が小さ
く、更にやはり高周波特性に関係する直列抵抗と
なる電極コンタクト抵抗の低い構造を提供するこ
とを目的としている。
ス電極の取り出しの容易さをもつたまま、極めて
ベース長が短くかつ低く、更に接合容量が小さ
く、更にやはり高周波特性に関係する直列抵抗と
なる電極コンタクト抵抗の低い構造を提供するこ
とを目的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するため、あらかじ
め、その上に絶縁膜を有する厚いベース電極取り
出し層を形成しておき、エツチングによつて該絶
縁膜、該ベース電極取り出し層の一部を除去した
のち、分子線エピタキシーなどのエピタキシヤル
成長技術を用いて、該薄膜化されたベース電極取
出し層または該露出コレクタ(またはエミツタ)
層上部には、極めて薄いベース層とエミツタ(ま
たはコレクタ)層を、また該絶縁膜上部には半絶
縁性多結晶状膜を成長させることによつて、ベー
ス電極の取り出しの容易さを保つたまま、ベース
長の極めて短くかつ低く、更に接合容量が小さ
く、更に電極コンタクト抵抗の低い構造を提供す
るものである。
め、その上に絶縁膜を有する厚いベース電極取り
出し層を形成しておき、エツチングによつて該絶
縁膜、該ベース電極取り出し層の一部を除去した
のち、分子線エピタキシーなどのエピタキシヤル
成長技術を用いて、該薄膜化されたベース電極取
出し層または該露出コレクタ(またはエミツタ)
層上部には、極めて薄いベース層とエミツタ(ま
たはコレクタ)層を、また該絶縁膜上部には半絶
縁性多結晶状膜を成長させることによつて、ベー
ス電極の取り出しの容易さを保つたまま、ベース
長の極めて短くかつ低く、更に接合容量が小さ
く、更に電極コンタクト抵抗の低い構造を提供す
るものである。
作 用
本発明は上記した構造により、ベース長が極め
て短くかつ低く、更に接合容量が小さく、更に電
極コンタクト抵抗が低いので高周波特性が改善さ
れる。
て短くかつ低く、更に接合容量が小さく、更に電
極コンタクト抵抗が低いので高周波特性が改善さ
れる。
実施例
第1図は本発明の構造の一実施例を示したもの
である。第1図において、1は半絶縁性GaAs基
板、2はn+型GaAsコレクタ1層(電極取出し
層)、3はn型GaAsコレクタ2層、4はp型
GaAsベース1層(電極取出し層)、5はp型
GaAsベース2層、6はn型A1xGa1-xAs(x=
0.3)エミツタ1層、7はn+型GaAsエミツタ2
層(電極取出し層)、8はコレクタ電極、9はベ
ース電極、10はエミツタ電極である。
である。第1図において、1は半絶縁性GaAs基
板、2はn+型GaAsコレクタ1層(電極取出し
層)、3はn型GaAsコレクタ2層、4はp型
GaAsベース1層(電極取出し層)、5はp型
GaAsベース2層、6はn型A1xGa1-xAs(x=
0.3)エミツタ1層、7はn+型GaAsエミツタ2
層(電極取出し層)、8はコレクタ電極、9はベ
ース電極、10はエミツタ電極である。
11はSiO2絶縁膜、11上部の5,6,7斜
線部はSiO2膜上に形成されたため半絶縁化した
多結晶状膜である。
線部はSiO2膜上に形成されたため半絶縁化した
多結晶状膜である。
各層の厚みは、1の半絶縁性GaAs基板が400μ
m、2のn+型GaAsコレクタ1層が4000Å、3
のn型GaAsコレクタ2層が2000Å、4のp型
GaAsベース1層が5000Å、5のp型GaAsベー
ス2層が400Å、6のn型A1xGa1-xAsエミツタ
1層は1500Å、7の電極取出し用n+型GaAsエ
ミツタ2層は1500Åである。2〜7の各層は、分
子線エピタキシー(MBE)によつて形成された。
11のSiO2膜は1000Åであり化学気相成長によ
り形成された。
m、2のn+型GaAsコレクタ1層が4000Å、3
のn型GaAsコレクタ2層が2000Å、4のp型
GaAsベース1層が5000Å、5のp型GaAsベー
ス2層が400Å、6のn型A1xGa1-xAsエミツタ
1層は1500Å、7の電極取出し用n+型GaAsエ
ミツタ2層は1500Åである。2〜7の各層は、分
子線エピタキシー(MBE)によつて形成された。
11のSiO2膜は1000Åであり化学気相成長によ
り形成された。
次に本実施例の素子の製造方法について述べ
る。第2図に示すように、まず1の半絶縁性
GaAs基板の上に分子線エピタキシーにより、
2,3,4の各層を所定の厚みに形成した。次に
化学気相成長により11のSiO2膜を2000Åの厚
みに形成した。次に通常のホトリソグラフイー法
によりレジストマスクを形成し、このレジストマ
スクによつて、第3図に示すように、11の
SiO2膜、4のp型GaAsベース1層一部をエツチ
ングして、3のコレクタ2層の一部を露出させ
た。この場合エツチングは第2図の点線で示した
ように、コレクタ層内まですすんでもかまわない
し、また4のベース1層を薄く残しておいても良
い。SiO2膜のエツチングはフツ酸で、GaAsのエ
ツチングは、H2SO4−H2O2−H2の混合液を用い
て行なつた。GaAs基板として、(001)を用いる
ことにより、[110]方向から見て第3図に示すよ
うな逆台形の形にエツチング部を形成することが
できた。
る。第2図に示すように、まず1の半絶縁性
GaAs基板の上に分子線エピタキシーにより、
2,3,4の各層を所定の厚みに形成した。次に
化学気相成長により11のSiO2膜を2000Åの厚
みに形成した。次に通常のホトリソグラフイー法
によりレジストマスクを形成し、このレジストマ
スクによつて、第3図に示すように、11の
SiO2膜、4のp型GaAsベース1層一部をエツチ
ングして、3のコレクタ2層の一部を露出させ
た。この場合エツチングは第2図の点線で示した
ように、コレクタ層内まですすんでもかまわない
し、また4のベース1層を薄く残しておいても良
い。SiO2膜のエツチングはフツ酸で、GaAsのエ
ツチングは、H2SO4−H2O2−H2の混合液を用い
て行なつた。GaAs基板として、(001)を用いる
ことにより、[110]方向から見て第3図に示すよ
うな逆台形の形にエツチング部を形成することが
できた。
次にレジストをアセトンで除去し、フツ酸で
SiO2を1000Å除去して、第4図に示すように4
のp型ベース電極取出し層の一部の頭出しを行な
つた。
SiO2を1000Å除去して、第4図に示すように4
のp型ベース電極取出し層の一部の頭出しを行な
つた。
次に全体の上から分子線エピタキシーにより、
400Åのp型GaAsベース2層および1500Åのn
型A1xGa1-xAsエミツタ1層、1500Åのn+型
GaAsエミツタ2層を第5図に示すように再成長
させた。
400Åのp型GaAsベース2層および1500Åのn
型A1xGa1-xAsエミツタ1層、1500Åのn+型
GaAsエミツタ2層を第5図に示すように再成長
させた。
次にホトリソグラフイー法によつて、該絶縁膜
のある部分の一部をH2SO4−H2O2−H2O混合液
およびフツ酸を用いてエツチングし、ベース1層
およびコレクタ1層の一部を露出させた。
のある部分の一部をH2SO4−H2O2−H2O混合液
およびフツ酸を用いてエツチングし、ベース1層
およびコレクタ1層の一部を露出させた。
次に、レジスト部をアセトンで除去し、通常の
ホトリソグラフイーおよび真空蒸着および熱処理
技術により、該露出コレクタ層上部に成長したエ
ミツタ2上に10のエミツタ電極を、露出させた
ベース、コレクタ層に、それぞれ9,8のベース
電極、コレクタ電極を形成した。
ホトリソグラフイーおよび真空蒸着および熱処理
技術により、該露出コレクタ層上部に成長したエ
ミツタ2上に10のエミツタ電極を、露出させた
ベース、コレクタ層に、それぞれ9,8のベース
電極、コレクタ電極を形成した。
本実施例の製造のエミツタ容量Ceは、再成長
部のエミツタとベースの接合面積に比例する。本
実施例の場合、露出コレクタ層上部にエピタキシ
ヤル成長した接合部面積と絶縁膜上部に成長した
多結晶状膜接合部面積の和となる。本実施例では
5のp型ベースを形成するためにBeを用い1・
1019/cm3のドーピングを、また6のエミツタ1層
を形成するためにSiを用い5・1017/cm3のドーピ
ングを行なつた。しかしえられた多結晶状膜は
106オームの高抵抗を示し半絶縁性となつていた。
そのためこの部分の接合容量はほとんど無視する
ことができる。したがつてエミツタベース接合部
の面積は露出コレクタ部の面積とほぼ同一となり
最小とすることができる。またエミツタ電極をエ
ミツタエピタキシヤル成長部面積より大きくとつ
ても、多結晶状膜の半絶縁性のためにシヨートや
寄生容量などの問題が発生しない。すなわちコレ
クタ、エミツタ、エミツタ電極のセルフアライン
構造となつている。したがつてエミツタ電極をエ
ミツタ領域全面に形成することができる。コンタ
クト抵抗は電極との接合部の面積に比例するの
で、これによりエミツタコンタクト抵抗を最小に
することができる。
部のエミツタとベースの接合面積に比例する。本
実施例の場合、露出コレクタ層上部にエピタキシ
ヤル成長した接合部面積と絶縁膜上部に成長した
多結晶状膜接合部面積の和となる。本実施例では
5のp型ベースを形成するためにBeを用い1・
1019/cm3のドーピングを、また6のエミツタ1層
を形成するためにSiを用い5・1017/cm3のドーピ
ングを行なつた。しかしえられた多結晶状膜は
106オームの高抵抗を示し半絶縁性となつていた。
そのためこの部分の接合容量はほとんど無視する
ことができる。したがつてエミツタベース接合部
の面積は露出コレクタ部の面積とほぼ同一となり
最小とすることができる。またエミツタ電極をエ
ミツタエピタキシヤル成長部面積より大きくとつ
ても、多結晶状膜の半絶縁性のためにシヨートや
寄生容量などの問題が発生しない。すなわちコレ
クタ、エミツタ、エミツタ電極のセルフアライン
構造となつている。したがつてエミツタ電極をエ
ミツタ領域全面に形成することができる。コンタ
クト抵抗は電極との接合部の面積に比例するの
で、これによりエミツタコンタクト抵抗を最小に
することができる。
直列抵抗の減少は容量分への充電時間を早める
ので高周波特性の改善に大いに貢献する。
ので高周波特性の改善に大いに貢献する。
本実施例の方法で、単にエミツタとコレクタを
おきかえて作れば、コレクタ容量を小さくするこ
とができる。またコレクタの電極コンタクト抵抗
を小さくすることができる。電極のコンタクト抵
抗が問題となるのは、その面積の小さいほうであ
り、この場合にはコレクタ電極となる。いずれに
しても本実施例の方法を用いれば接合容量及び電
極コンタクト抵抗を減らすことができ、高周波特
性を改善することができる。
おきかえて作れば、コレクタ容量を小さくするこ
とができる。またコレクタの電極コンタクト抵抗
を小さくすることができる。電極のコンタクト抵
抗が問題となるのは、その面積の小さいほうであ
り、この場合にはコレクタ電極となる。いずれに
しても本実施例の方法を用いれば接合容量及び電
極コンタクト抵抗を減らすことができ、高周波特
性を改善することができる。
さらに、本実施例の構造のベース長は、400Å
と極めて短い。バイポーラトランジスタの電子の
走行時間tsは、近似的に以下のように表わされる
ことが知られている。
と極めて短い。バイポーラトランジスタの電子の
走行時間tsは、近似的に以下のように表わされる
ことが知られている。
ts=(5/2)Rb・Cc+(Rb/RL)・tb
+(3Cc+CL)RL ……(3)
RL;負荷抵抗
tb;ベース走行時間
Cc;負荷容量
一方、ベース走行時間は
tb=Lb/Ve ……(4)
Lb;ベース長
Ve;ベースにおける電子の速度
で与えられる。
本実施例では、ヘテロ接合バイポーラトランジ
スタの特徴を生かして、ベース領域のキヤリア濃
度を極めて高くしている。(実施例では1・
1019/cm3のキヤリア濃度を用いた)他に、実際ベ
ースとして動作する以外の部分の厚みが5000Åと
厚いため、ベースの引出しにまつわるベース抵抗
を極めて低くできる。また本実施例の製造方法を
用いれば、極めて薄いベースに対してもその引出
しは極めて容易である。
スタの特徴を生かして、ベース領域のキヤリア濃
度を極めて高くしている。(実施例では1・
1019/cm3のキヤリア濃度を用いた)他に、実際ベ
ースとして動作する以外の部分の厚みが5000Åと
厚いため、ベースの引出しにまつわるベース抵抗
を極めて低くできる。また本実施例の製造方法を
用いれば、極めて薄いベースに対してもその引出
しは極めて容易である。
また、本実施例によれば、接合容量(Ceまた
はCc)、ベース抵抗Rb、ベース長Lb、直列コン
タクト抵抗のすべてを同時に減少させることがで
きるため最大遮断周波数の極めて高い高周波特性
に優れたトランジスタを得ることができる。
はCc)、ベース抵抗Rb、ベース長Lb、直列コン
タクト抵抗のすべてを同時に減少させることがで
きるため最大遮断周波数の極めて高い高周波特性
に優れたトランジスタを得ることができる。
本実施例で得られたヘテロ接合トランジスタは
予想されたように以下の特徴を示した。まず400
Åという非常に薄いベースに良好なオーミツク電
極を形成することができた。そのためベース走行
時間が短くなつた。さらに接合容量も小さくなつ
た。更にベース抵抗、電極コンタクト抵抗も小さ
くなつた。以上のことから、エミツタ面積を同一
寸法にした場合、従来のものに比べて高周波特性
が非常に向上した。
予想されたように以下の特徴を示した。まず400
Åという非常に薄いベースに良好なオーミツク電
極を形成することができた。そのためベース走行
時間が短くなつた。さらに接合容量も小さくなつ
た。更にベース抵抗、電極コンタクト抵抗も小さ
くなつた。以上のことから、エミツタ面積を同一
寸法にした場合、従来のものに比べて高周波特性
が非常に向上した。
本実施例では、ベース長として400Åの例を示
したが、分子線エピタキシー技術を用いれば、更
に薄くすることが可能である。そのほかに、例え
ば、有機金属化学気相成長(MO−CVD)法を
用いても同様の薄いベースを作成することができ
る。
したが、分子線エピタキシー技術を用いれば、更
に薄くすることが可能である。そのほかに、例え
ば、有機金属化学気相成長(MO−CVD)法を
用いても同様の薄いベースを作成することができ
る。
本実施例では絶縁膜としてSiO2をもちいたが
SiNでも同様な結果が得られており、その上に半
導体がエピタキシヤル成長しない絶縁膜であれば
よい。
SiNでも同様な結果が得られており、その上に半
導体がエピタキシヤル成長しない絶縁膜であれば
よい。
また本実施例では、半導体としてGaAs−Alx
Gal-xAsを用いたが、他の半導体材料、例えば
InP−InGaAsP等を用いても作成することができ
る。またAl濃度として、x=0.3を用いたが、こ
れは0〜1の範囲で任意に選ぶことができる。
Gal-xAsを用いたが、他の半導体材料、例えば
InP−InGaAsP等を用いても作成することができ
る。またAl濃度として、x=0.3を用いたが、こ
れは0〜1の範囲で任意に選ぶことができる。
本実施例では、エミツタ、コレクタをn型に、
ベースをp型にしたが、エミツタ、コレクタをp
型に、ベースをn型にすることもできる。
ベースをp型にしたが、エミツタ、コレクタをp
型に、ベースをn型にすることもできる。
本実施例では、基板側にコレクタを、上部にエ
ミツタを形成したが、前述した如く同様の製造方
法により基板側にエミツタを、上部にコレクタを
形成することもできる。この場合にも接合容量と
電極コンタクト抵抗を小さくでき、高周波特性を
改善できることはあきらかである。
ミツタを形成したが、前述した如く同様の製造方
法により基板側にエミツタを、上部にコレクタを
形成することもできる。この場合にも接合容量と
電極コンタクト抵抗を小さくでき、高周波特性を
改善できることはあきらかである。
発明の効果
以上述べた如く、本発明は、ベース電極の取り
出しの容易さを保つたまま、ベース長を著しく短
くかつ抵抗を低くし、更に接合容量を小さくし、
更にコンタクト抵抗を低くすることにより、高周
波特性に優れたバイポーラトランジスタを、提供
するものである。
出しの容易さを保つたまま、ベース長を著しく短
くかつ抵抗を低くし、更に接合容量を小さくし、
更にコンタクト抵抗を低くすることにより、高周
波特性に優れたバイポーラトランジスタを、提供
するものである。
第1図は本発明によるバイポーラトランジスタ
の製造方法を用いて形成したトランジスタの断面
図、第2図〜第5図はその製造途中の断面図、第
6図は従来のバイポーラトランジスタの断面図、
第7図は従来のヘテロ接合トランジスタの断面図
である。 1……半絶縁性GaAs基板、2……n+GaAs
コレクタ(またはエミツタ)1層(電極取り出し
層)、3……n型GaAsコレクタ(またはエミツ
タ)2層、4……p型GaAsベース1層(電極取
り出し層)、5……p型GaAsベース2層、6…
…n型GaAsエミツタ(またはコレクタ)1層、
7……n+GaAsエミツタ(またはコレクタ)2
層(電極取り出し層)、8……コレクタ(または
エミツタ)電極、9……ベース電極、10……エ
ミツタ(またはコレクタ)電極、11……絶縁
膜、12……レジスト。
の製造方法を用いて形成したトランジスタの断面
図、第2図〜第5図はその製造途中の断面図、第
6図は従来のバイポーラトランジスタの断面図、
第7図は従来のヘテロ接合トランジスタの断面図
である。 1……半絶縁性GaAs基板、2……n+GaAs
コレクタ(またはエミツタ)1層(電極取り出し
層)、3……n型GaAsコレクタ(またはエミツ
タ)2層、4……p型GaAsベース1層(電極取
り出し層)、5……p型GaAsベース2層、6…
…n型GaAsエミツタ(またはコレクタ)1層、
7……n+GaAsエミツタ(またはコレクタ)2
層(電極取り出し層)、8……コレクタ(または
エミツタ)電極、9……ベース電極、10……エ
ミツタ(またはコレクタ)電極、11……絶縁
膜、12……レジスト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体基板の上にコレクタ(またはエミツ
タ)層及びベース電極取り出し層を順次エピタキ
シヤル成長し、更にその上に絶縁膜を形成した
後、該絶縁膜、該ベース電極取出し層の一部をエ
ツチングにより除去して、核ベース電極取出し層
の一部を薄膜化ないしは該コレクタ(またはエミ
ツタ)層の一部を露出させ、その上にベース層、
エミツタ(またはコレクタ)層を順次エピタキシ
ヤル成長させ、その時該絶縁膜上部には半絶縁性
多結晶状膜で成長させることによつて、エミツタ
(またはコレクタ)−ベース接合容量を低減しかつ
エピタキシヤル成長したエミツタ(またはコレク
タ)部を他から絶縁するようにし、該エミツタ
(またはコレクタ)部上部全面にエミツタ(また
はコレクタ)電極を、また該半絶縁性多結晶状膜
のある部分の一部をエツチングして、該ベース
層、該コレクタ(またはエミツタ)層の一部を露
出させ、それぞれにベース電極、コレクタ(また
はエミツタ)電極を形成したことを特徴とするバ
イポーラトランジスタの製造方法。 2 少なくともエミツタの禁制帯エネルギー幅が
ベースの禁制帯エネルギー幅よりも大きいことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバイポー
ラトランジスタの製造方法。 3 −化合物半導体を用いたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のバイポーラトラン
ジスタの製造方法。 4 絶縁膜として酸化珪素または窒化珪素を用い
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
バイポーラトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60295201A JPS62152164A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | バイポ−ラトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60295201A JPS62152164A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | バイポ−ラトランジスタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62152164A JPS62152164A (ja) | 1987-07-07 |
| JPH0575169B2 true JPH0575169B2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=17817505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60295201A Granted JPS62152164A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | バイポ−ラトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62152164A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2526627B2 (ja) * | 1988-03-14 | 1996-08-21 | 日本電気株式会社 | バイポ―ラトランジスタ |
| JP2008116075A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Tgk Co Ltd | 膨張弁 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP60295201A patent/JPS62152164A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62152164A (ja) | 1987-07-07 |
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