JPH0821715A - 帯材の形状検出装置 - Google Patents
帯材の形状検出装置Info
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- JPH0821715A JPH0821715A JP6177528A JP17752894A JPH0821715A JP H0821715 A JPH0821715 A JP H0821715A JP 6177528 A JP6177528 A JP 6177528A JP 17752894 A JP17752894 A JP 17752894A JP H0821715 A JPH0821715 A JP H0821715A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/02—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring flatness or profile of strips
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯材を傷付けたり、帯材の材質が限定される
という制約をうけることなく、張力や形状を算出する。 【構成】 帯材12の走行経路を挟むように配設された
コ字状を呈する支持部材22の上部水平片22aに、帯
材12を指向する複数の吹付けノズル24が所定間隔で
配設される。各ノズル24に、供給源から導出するチュ
ーブ26が接続される。各チューブ26に、コンピュー
タ30により開閉制御される電磁弁28が夫々介挿さ
れ、電磁弁28を開放することにより、供給源からの圧
縮空気が対応の吹付けノズル24に供給される。支持部
材22の下部水平片22bに、帯材12を挟んで各吹付
けノズル24と対向する位置に変位センサ32が夫々配
設される。各変位センサ32により検出した値に基づい
て、コンピュータ30の算出手段34が張力および帯材
12の形状を算出する。
という制約をうけることなく、張力や形状を算出する。 【構成】 帯材12の走行経路を挟むように配設された
コ字状を呈する支持部材22の上部水平片22aに、帯
材12を指向する複数の吹付けノズル24が所定間隔で
配設される。各ノズル24に、供給源から導出するチュ
ーブ26が接続される。各チューブ26に、コンピュー
タ30により開閉制御される電磁弁28が夫々介挿さ
れ、電磁弁28を開放することにより、供給源からの圧
縮空気が対応の吹付けノズル24に供給される。支持部
材22の下部水平片22bに、帯材12を挟んで各吹付
けノズル24と対向する位置に変位センサ32が夫々配
設される。各変位センサ32により検出した値に基づい
て、コンピュータ30の算出手段34が張力および帯材
12の形状を算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帯材の形状検出装置
に関し、更に詳細には、例えば圧延後の金属帯鋼の如
く、断面が薄板状をなす長尺帯材の幅方向における張力
および形状を算出することのできる形状検出装置に関す
るものである。
に関し、更に詳細には、例えば圧延後の金属帯鋼の如
く、断面が薄板状をなす長尺帯材の幅方向における張力
および形状を算出することのできる形状検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】例えば金属の帯鋼に代表される帯材の圧延
に際して、精度の良い圧延を行なうために、圧延中に帯
材に加わる幅方向における張力の分布を測定し、そのデ
ータに基づいて圧延機を調整することが行なわれてい
る。この帯材の張力分布を測定する装置としては、帯材
の幅方向にロードセルを埋め込んだ張力検出ロールを、
帯材に接触させて張力を求める手段や、電磁石で帯材に
変位を与えて、その変位量から張力を求める手段等が知
られている。
に際して、精度の良い圧延を行なうために、圧延中に帯
材に加わる幅方向における張力の分布を測定し、そのデ
ータに基づいて圧延機を調整することが行なわれてい
る。この帯材の張力分布を測定する装置としては、帯材
の幅方向にロードセルを埋め込んだ張力検出ロールを、
帯材に接触させて張力を求める手段や、電磁石で帯材に
変位を与えて、その変位量から張力を求める手段等が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した張力検出ロー
ルを使用する装置では、ロールが帯材に接触するため、
該帯材の表面に傷が付く問題がある。また、電磁石を使
用する装置は、オーステナイト系ステンレス鋼の如き非
磁性材料の張力測定には使用できず、帯材の材質が限定
される欠点が指摘される。
ルを使用する装置では、ロールが帯材に接触するため、
該帯材の表面に傷が付く問題がある。また、電磁石を使
用する装置は、オーステナイト系ステンレス鋼の如き非
磁性材料の張力測定には使用できず、帯材の材質が限定
される欠点が指摘される。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に内在し
ている諸種の欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、帯材を傷付けたり、帯材の材質
が限定されるという制約をうけることなく、張力や形状
を算出し得る形状検出装置を提供することを目的とす
る。
ている諸種の欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、帯材を傷付けたり、帯材の材質
が限定されるという制約をうけることなく、張力や形状
を算出し得る形状検出装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した問題点を解決
し、所期の目的を好適に達成するため本発明に係る帯材
の形状検出装置は、圧延機により圧延されて走行中の帯
材の幅方向に所定間隔で配置され、該帯材に対して厚み
方向から流体を吹付ける複数の流体吹付け手段と、前記
各流体吹付け手段と対応的に配置され、各手段による流
体の吹付けにより生ずる帯材の変位を検出する複数の変
位検出手段と、前記各変位検出手段の検出値に基づいて
帯材の張力や形状を算出する算出手段と、前記帯材の幅
方向に離間する位置に所要の時間差をもって流体を吹付
けるよう前記複数の流体吹付け手段を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とする。
し、所期の目的を好適に達成するため本発明に係る帯材
の形状検出装置は、圧延機により圧延されて走行中の帯
材の幅方向に所定間隔で配置され、該帯材に対して厚み
方向から流体を吹付ける複数の流体吹付け手段と、前記
各流体吹付け手段と対応的に配置され、各手段による流
体の吹付けにより生ずる帯材の変位を検出する複数の変
位検出手段と、前記各変位検出手段の検出値に基づいて
帯材の張力や形状を算出する算出手段と、前記帯材の幅
方向に離間する位置に所要の時間差をもって流体を吹付
けるよう前記複数の流体吹付け手段を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明に係る帯材の形状検出装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。図1は、本発明の好適な実施例に係る形状
検出装置の概略構成図であり、該装置10は、金属帯材
12の圧延装置14の下流側の位置に配置される。圧延
装置14では、ロール体16から引出された帯材12
は、該帯材12の走行経路を挟んで上下に配置された複
数のロール群を備えた圧延機18により所要の圧延が施
され、この帯材12は下流側に配置したデフレクタロー
ル20を介して巻取りロール(図示せず)に巻取られるよ
うになっている。
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。図1は、本発明の好適な実施例に係る形状
検出装置の概略構成図であり、該装置10は、金属帯材
12の圧延装置14の下流側の位置に配置される。圧延
装置14では、ロール体16から引出された帯材12
は、該帯材12の走行経路を挟んで上下に配置された複
数のロール群を備えた圧延機18により所要の圧延が施
され、この帯材12は下流側に配置したデフレクタロー
ル20を介して巻取りロール(図示せず)に巻取られるよ
うになっている。
【0007】前記圧延機18とデフレクタロール20と
の間に、前記形状検出装置10が配置される。この形状
検出装置10は、図1に示す如く、帯材12の走行経路
を挟むように配設されたコ字状を呈する支持部材22を
備え、該支持部材22の帯材12と平行に延在する上部
水平片22aに、帯材12を指向する複数(実施例では
12個)の吹付けノズル24が所定間隔で配設されてい
る。各ノズル24は、図2に示す如く、帯材12を指向
する吹付け口(下端)を、上部水平片22aから所定長さ
だけ下方に突出させると共に、その上端には、図示しな
い供給源から導出するチューブ26が接続されている。
各チューブ26には、コンピュータ30により開閉制御
される電磁弁28が夫々介挿され、該電磁弁28を開放
することにより、供給源からの圧縮空気が対応の吹付け
ノズル24に供給される。そして、各吹付けノズル24
から所要の加圧力で吹出された圧縮空気によって、図3
に示す如く、帯材12を厚み方向に変位させるよう構成
される。なお、吹付けノズル24の口径は、圧縮空気を
拡散させることなく帯材12の対応位置に効率的に吹付
け得る小径(例えば2mm〜4mmの間)に設定されてい
る。また、吹付けノズル24から吹出される圧縮空気の
加圧力は、帯材12の厚み寸法や材質等により適宜調整
される。
の間に、前記形状検出装置10が配置される。この形状
検出装置10は、図1に示す如く、帯材12の走行経路
を挟むように配設されたコ字状を呈する支持部材22を
備え、該支持部材22の帯材12と平行に延在する上部
水平片22aに、帯材12を指向する複数(実施例では
12個)の吹付けノズル24が所定間隔で配設されてい
る。各ノズル24は、図2に示す如く、帯材12を指向
する吹付け口(下端)を、上部水平片22aから所定長さ
だけ下方に突出させると共に、その上端には、図示しな
い供給源から導出するチューブ26が接続されている。
各チューブ26には、コンピュータ30により開閉制御
される電磁弁28が夫々介挿され、該電磁弁28を開放
することにより、供給源からの圧縮空気が対応の吹付け
ノズル24に供給される。そして、各吹付けノズル24
から所要の加圧力で吹出された圧縮空気によって、図3
に示す如く、帯材12を厚み方向に変位させるよう構成
される。なお、吹付けノズル24の口径は、圧縮空気を
拡散させることなく帯材12の対応位置に効率的に吹付
け得る小径(例えば2mm〜4mmの間)に設定されてい
る。また、吹付けノズル24から吹出される圧縮空気の
加圧力は、帯材12の厚み寸法や材質等により適宜調整
される。
【0008】前記支持部材22の下部水平片22bに
は、帯材12を挟んで各吹付けノズル24と対向する位
置に変位センサ32が夫々配設され、各センサ32によ
り帯材12の変位を検出するようになっている。そし
て、この変位センサ32により検出した値に基づいて、
前記コンピュータ30の算出手段34が張力および帯材
12の形状を算出するよう設定される。なお、変位セン
サ32としては、渦流変位計、超音波変位計、レーザー
距離計等の光学センサ、静電容量式変位センサ等が好適
に使用可能である。
は、帯材12を挟んで各吹付けノズル24と対向する位
置に変位センサ32が夫々配設され、各センサ32によ
り帯材12の変位を検出するようになっている。そし
て、この変位センサ32により検出した値に基づいて、
前記コンピュータ30の算出手段34が張力および帯材
12の形状を算出するよう設定される。なお、変位セン
サ32としては、渦流変位計、超音波変位計、レーザー
距離計等の光学センサ、静電容量式変位センサ等が好適
に使用可能である。
【0009】前記変位センサ32により検出された帯材
12の変位量(検出値)は、図1に示すコンピュータ30
のA/D変換器36を介して算出手段34に入力され、
該算出手段34で張力および帯材12の形状が算出され
るよう設定されている。なお、張力を算出する式として
は、例えば以下の計算式が用いられる。 F=K・f/d F:張力 K:定数 f:圧縮空気の加圧力 d:変位
12の変位量(検出値)は、図1に示すコンピュータ30
のA/D変換器36を介して算出手段34に入力され、
該算出手段34で張力および帯材12の形状が算出され
るよう設定されている。なお、張力を算出する式として
は、例えば以下の計算式が用いられる。 F=K・f/d F:張力 K:定数 f:圧縮空気の加圧力 d:変位
【0010】そして前記コンピュータ30では、算出手
段34で算出された張力のデータに基づく帯材12の幅
方向における張力分布(図4参照)に応じて、前記圧延機
18をフィードバック制御するよう構成される。なお、
帯材12における幅方向の端縁部近傍では、端縁部から
の離間距離に起因して適正な変位量が得られない場合が
あるので、当該の検出点においては適宜の補正を行なう
ことが推奨される。また張力分布のデータは、コンピュ
ータ30に設けたモニター(図示せず)に表示されて、オ
ペレータが確認し得るようになっている。
段34で算出された張力のデータに基づく帯材12の幅
方向における張力分布(図4参照)に応じて、前記圧延機
18をフィードバック制御するよう構成される。なお、
帯材12における幅方向の端縁部近傍では、端縁部から
の離間距離に起因して適正な変位量が得られない場合が
あるので、当該の検出点においては適宜の補正を行なう
ことが推奨される。また張力分布のデータは、コンピュ
ータ30に設けたモニター(図示せず)に表示されて、オ
ペレータが確認し得るようになっている。
【0011】ここで、前記支持部材22に配設した全て
の吹付けノズル24から一度に圧縮空気を帯材12に吹
付けると、隣接するノズル24,24間で圧縮空気が相
互に干渉して加圧力が変化してしまうことがある。ま
た、一度に多量の圧縮空気が吹付けられることにより帯
材12に振動を生じ、これが変位量の検出誤差となって
現われる原因となる。例えば、図5は全ての吹付けノズ
ル24から一度に圧縮空気の吹付けを行なって検出した
ときの張力分布(実線)と、ひずみゲージにより測定した
実際の張力(〇印)とを表わしたグラフであって、該グラ
フから判明するように検出値と実測値との整合性が低い
ものであった。
の吹付けノズル24から一度に圧縮空気を帯材12に吹
付けると、隣接するノズル24,24間で圧縮空気が相
互に干渉して加圧力が変化してしまうことがある。ま
た、一度に多量の圧縮空気が吹付けられることにより帯
材12に振動を生じ、これが変位量の検出誤差となって
現われる原因となる。例えば、図5は全ての吹付けノズ
ル24から一度に圧縮空気の吹付けを行なって検出した
ときの張力分布(実線)と、ひずみゲージにより測定した
実際の張力(〇印)とを表わしたグラフであって、該グラ
フから判明するように検出値と実測値との整合性が低い
ものであった。
【0012】そこで実施例では、前記複数の吹付けノズ
ル24による圧縮空気の吹付けを所要の時間差をもって
順次に行なわせることにより、加圧力の変化および振動
の発生を防止して、常に適正な検出値を得られるよう設
定している。すなわち、前記12個の吹付けノズル24
に、図3において左側からNO.1,NO.2〜NO.1
1,NO.12と符号を付した場合、前記コンピュータ3
0では、先ずNO.1,NO.4,NO.7,NO.10の吹
付けノズル24から圧縮空気の吹付けを行なわせ、次に
NO.2,NO.5,NO.8,NO.11の吹付けノズル2
4から圧縮空気の吹付けを行なわせ、最後にNO.3,N
O.6,NO.9,NO.12の吹付けノズル24から圧縮
空気の吹付けを行なわせるよう設定している。これによ
り、帯材12に同時に吹付られる圧縮空気の量を少なく
すると共に、圧縮空気が吹出される吹付けノズル24,
24の間隔を充分大きく設定することができ、圧縮空気
の干渉による加圧力の変化や振動の発生を防止すること
が可能となるものである。図4は、吹付けノズル24に
よる圧縮空気の吹付けを所要の時間差をもって順次に行
なわせて検出したときの張力分布(実線)と、ひずみゲー
ジにより測定した実際の張力(〇印)とを表わしたグラフ
であって、該グラフから判明するように検出値と実測値
との整合性が向上する。なお、実施例では圧縮空気が同
時に吹出される吹付けノズル24の間隔を2つおきに設
定して圧縮空気の干渉を防止するために、各ノズル24
の離間間隔を例えば45mmに設定してある。また、各
ノズル24の離間間隔を大きく設定すれば、圧縮空気が
同時に吹出される吹付けノズル24の間隔を1つおきに
設定することも可能である。
ル24による圧縮空気の吹付けを所要の時間差をもって
順次に行なわせることにより、加圧力の変化および振動
の発生を防止して、常に適正な検出値を得られるよう設
定している。すなわち、前記12個の吹付けノズル24
に、図3において左側からNO.1,NO.2〜NO.1
1,NO.12と符号を付した場合、前記コンピュータ3
0では、先ずNO.1,NO.4,NO.7,NO.10の吹
付けノズル24から圧縮空気の吹付けを行なわせ、次に
NO.2,NO.5,NO.8,NO.11の吹付けノズル2
4から圧縮空気の吹付けを行なわせ、最後にNO.3,N
O.6,NO.9,NO.12の吹付けノズル24から圧縮
空気の吹付けを行なわせるよう設定している。これによ
り、帯材12に同時に吹付られる圧縮空気の量を少なく
すると共に、圧縮空気が吹出される吹付けノズル24,
24の間隔を充分大きく設定することができ、圧縮空気
の干渉による加圧力の変化や振動の発生を防止すること
が可能となるものである。図4は、吹付けノズル24に
よる圧縮空気の吹付けを所要の時間差をもって順次に行
なわせて検出したときの張力分布(実線)と、ひずみゲー
ジにより測定した実際の張力(〇印)とを表わしたグラフ
であって、該グラフから判明するように検出値と実測値
との整合性が向上する。なお、実施例では圧縮空気が同
時に吹出される吹付けノズル24の間隔を2つおきに設
定して圧縮空気の干渉を防止するために、各ノズル24
の離間間隔を例えば45mmに設定してある。また、各
ノズル24の離間間隔を大きく設定すれば、圧縮空気が
同時に吹出される吹付けノズル24の間隔を1つおきに
設定することも可能である。
【0013】
【実施例の作用】次に、実施例に係る形状検出装置によ
る検出作業の実際につき説明する。圧延装置14により
圧延中の帯材12の形状検出を行なう際には、該帯材1
2の材質や板厚寸法等に応じて圧縮空気の加圧力を予め
調整する。形状検出装置10の始動により、予めコンピ
ュータ30で設定された順序に従って、前記電磁弁28
が開閉制御される。すなわち、先ずNO.1,NO.4,N
O.7,NO.10の吹付けノズル24に対応する4基の
電磁弁28が開放され、前記各チューブ26を介して各
ノズル24に供給された圧縮空気が帯材12に厚み方向
から吹付けられ、図3(a)に示すように該帯材12の対
応部位が下方に変位する。前記対応する各変位センサ3
2では、帯材12の変位を検出し、この検出値がA/D
変換器36を介して算出手段34に入力され、前述した
計算式により張力が算出される。前述した如く、同時に
圧縮空気が吹出される吹付けノズル24,24の間隔は
充分大きいので、圧縮空気が相互に干渉して加圧力が変
化するのを防止し得るものである。しかもノズル24の
口径を小さく設定してあるので、帯材12の対応表面部
位に効率的に圧縮空気を吹付けることができる。また、
吹付けノズル24の下端を支持部材22における上部水
平部22aより下方に突出させているから、上部水平部
22aを帯材12に対して離間配置することができ、帯
材12から跳返った圧縮空気が上部水平部22aに当る
ことによる圧縮空気の干渉も防止される。
る検出作業の実際につき説明する。圧延装置14により
圧延中の帯材12の形状検出を行なう際には、該帯材1
2の材質や板厚寸法等に応じて圧縮空気の加圧力を予め
調整する。形状検出装置10の始動により、予めコンピ
ュータ30で設定された順序に従って、前記電磁弁28
が開閉制御される。すなわち、先ずNO.1,NO.4,N
O.7,NO.10の吹付けノズル24に対応する4基の
電磁弁28が開放され、前記各チューブ26を介して各
ノズル24に供給された圧縮空気が帯材12に厚み方向
から吹付けられ、図3(a)に示すように該帯材12の対
応部位が下方に変位する。前記対応する各変位センサ3
2では、帯材12の変位を検出し、この検出値がA/D
変換器36を介して算出手段34に入力され、前述した
計算式により張力が算出される。前述した如く、同時に
圧縮空気が吹出される吹付けノズル24,24の間隔は
充分大きいので、圧縮空気が相互に干渉して加圧力が変
化するのを防止し得るものである。しかもノズル24の
口径を小さく設定してあるので、帯材12の対応表面部
位に効率的に圧縮空気を吹付けることができる。また、
吹付けノズル24の下端を支持部材22における上部水
平部22aより下方に突出させているから、上部水平部
22aを帯材12に対して離間配置することができ、帯
材12から跳返った圧縮空気が上部水平部22aに当る
ことによる圧縮空気の干渉も防止される。
【0014】次に、所要の時間間隔をおいてNO.2,N
O.5,NO.8,NO.11の吹付けノズル24に対応す
る4基の電磁弁28が開放され(図3(b)参照)、前述し
たと同様に対応する各変位センサ32により検出された
検出値を基に算出手段34で張力が算出される。更に、
所要の時間間隔をおいてNO.3,NO.6,NO.9,N
O.12の吹付けノズル24に対応する4基の電磁弁2
8が開放され(図3(c)参照)、前述したと同様に対応す
る各変位センサ32により検出された検出値を基に算出
手段34で張力が算出される。そして、得られた全ての
張力のデータ(図4参照)により帯材12の形状が算出さ
れる。
O.5,NO.8,NO.11の吹付けノズル24に対応す
る4基の電磁弁28が開放され(図3(b)参照)、前述し
たと同様に対応する各変位センサ32により検出された
検出値を基に算出手段34で張力が算出される。更に、
所要の時間間隔をおいてNO.3,NO.6,NO.9,N
O.12の吹付けノズル24に対応する4基の電磁弁2
8が開放され(図3(c)参照)、前述したと同様に対応す
る各変位センサ32により検出された検出値を基に算出
手段34で張力が算出される。そして、得られた全ての
張力のデータ(図4参照)により帯材12の形状が算出さ
れる。
【0015】前述した検出結果に基づいて、所望する形
状が得られていない場合は、前記コンピュータ30によ
り圧延機18が調整される。この調整としては、圧延機
18における圧延ロールを幅方向に傾動させたり、バッ
クアップロールのたわみを変化させることによる圧下量
調整や、帯材12の幅方向に供給する冷却油の供給量を
調整することが挙げられる。なお、帯材12における張
力の測定数は、前記コンピュータ30への入力設定の変
更により簡単に変えることができる。
状が得られていない場合は、前記コンピュータ30によ
り圧延機18が調整される。この調整としては、圧延機
18における圧延ロールを幅方向に傾動させたり、バッ
クアップロールのたわみを変化させることによる圧下量
調整や、帯材12の幅方向に供給する冷却油の供給量を
調整することが挙げられる。なお、帯材12における張
力の測定数は、前記コンピュータ30への入力設定の変
更により簡単に変えることができる。
【0016】本実施例では、各ノズル24から吹出され
る圧縮空気が相互に干渉しないように設定されているの
で、検出誤差やばらつきの発生を抑制することができ、
精度の良い形状検出を達成し得る。従って、形状検出装
置10による測定により得られたデータに基づいて前記
圧延機18の調整を行なうことで、帯材12の圧延精度
を向上させることができるものである。
る圧縮空気が相互に干渉しないように設定されているの
で、検出誤差やばらつきの発生を抑制することができ、
精度の良い形状検出を達成し得る。従って、形状検出装
置10による測定により得られたデータに基づいて前記
圧延機18の調整を行なうことで、帯材12の圧延精度
を向上させることができるものである。
【0017】
【別実施例について】図6は、形状検出装置10の別の
実施例を示すものであって、支持部材22に配設した複
数の吹付けノズル24および変位センサ32からなる検
出機構38,39を、前記帯材12における走行方向に
離間して2組並設したものである。この装置10では、
上流側に配設した検出機構38および下流側の検出機構
39は、検出対象となる帯材12の条件(材質や厚み寸
法等)に応じた圧縮空気の加圧力を設定することが可能
となっている。すなわち、別実施例では、非作動中の検
出機構38(39)で、次のオーダに係る帯材12に応じ
た圧縮空気の加圧力の調整を行ない得るので、該帯材1
2のオーダ変更に際しては検出機構38,39を切換え
るだけで対応することができ、サイクルタイムを短縮す
ることが可能となる。
実施例を示すものであって、支持部材22に配設した複
数の吹付けノズル24および変位センサ32からなる検
出機構38,39を、前記帯材12における走行方向に
離間して2組並設したものである。この装置10では、
上流側に配設した検出機構38および下流側の検出機構
39は、検出対象となる帯材12の条件(材質や厚み寸
法等)に応じた圧縮空気の加圧力を設定することが可能
となっている。すなわち、別実施例では、非作動中の検
出機構38(39)で、次のオーダに係る帯材12に応じ
た圧縮空気の加圧力の調整を行ない得るので、該帯材1
2のオーダ変更に際しては検出機構38,39を切換え
るだけで対応することができ、サイクルタイムを短縮す
ることが可能となる。
【0018】
【変更例について】実施例においては、圧縮空気の干渉
しない複数(4本)のノズル単位で時間的な差をもって圧
縮空気の吹付けを行なう場合につき説明したが、単一の
ノズル毎に所要の時間差をもって圧縮空気の吹付けを行
なわせることもできる。また、互いに隣接する2本また
は3本単位でノズルから同時に圧縮空気の吹付けを行な
わせるようにしてもよい。
しない複数(4本)のノズル単位で時間的な差をもって圧
縮空気の吹付けを行なう場合につき説明したが、単一の
ノズル毎に所要の時間差をもって圧縮空気の吹付けを行
なわせることもできる。また、互いに隣接する2本また
は3本単位でノズルから同時に圧縮空気の吹付けを行な
わせるようにしてもよい。
【0019】形状検出装置の変更例としては、図1の実
施例装置において、帯材を挟んで上方に変位センサを配
設すると共に下方に吹付けノズルを配設する構成を採用
することができる。また、圧縮空気の吹付けノズルおよ
び変位センサを、帯材における厚み方向の一方の側に互
いに並列的に配設することもできる。更に、変位センサ
として渦流変位計を採用すると共に、吹付けノズルおよ
び変位センサを帯材における厚み方向の一方の側に同軸
的に配設することも可能である。更にまた、実施例の形
状検出装置は、金属に限らず合成樹脂製の薄板やフィル
ム等の張力の測定にも利用し得るものである。なお、ノ
ズルから吹出す流体としては、気体に限らず水や油等の
液体を使用することも可能である。
施例装置において、帯材を挟んで上方に変位センサを配
設すると共に下方に吹付けノズルを配設する構成を採用
することができる。また、圧縮空気の吹付けノズルおよ
び変位センサを、帯材における厚み方向の一方の側に互
いに並列的に配設することもできる。更に、変位センサ
として渦流変位計を採用すると共に、吹付けノズルおよ
び変位センサを帯材における厚み方向の一方の側に同軸
的に配設することも可能である。更にまた、実施例の形
状検出装置は、金属に限らず合成樹脂製の薄板やフィル
ム等の張力の測定にも利用し得るものである。なお、ノ
ズルから吹出す流体としては、気体に限らず水や油等の
液体を使用することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る帯材の
形状検出装置によれば、帯材の張力を非接触で測定し得
るので、帯材を傷付けることがなく、しかも帯材の材質
が限定されたりすることはない。また、吹付けノズルか
ら吹出される圧縮空気の干渉を防止し得るので、常に正
確な変位量を検出することができる。従って、得られた
検出結果を基にして圧延機を調整することで、常に精度
の良い圧延を行なうことができる。
形状検出装置によれば、帯材の張力を非接触で測定し得
るので、帯材を傷付けることがなく、しかも帯材の材質
が限定されたりすることはない。また、吹付けノズルか
ら吹出される圧縮空気の干渉を防止し得るので、常に正
確な変位量を検出することができる。従って、得られた
検出結果を基にして圧延機を調整することで、常に精度
の良い圧延を行なうことができる。
【図1】本発明の好適な実施例に係る形状検出装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】形状検出装置の要部説明図である。
【図3】帯材の変位を検出する状態を示す説明図であ
る。
る。
【図4】複数の吹付けノズルから所要の時間差をもって
圧縮空気を帯材に吹付けた場合の張力の検出値と実測値
との関係を示すグラフ図である。
圧縮空気を帯材に吹付けた場合の張力の検出値と実測値
との関係を示すグラフ図である。
【図5】全ての吹付けノズルから一度に圧縮空気を帯材
に吹付けた場合の張力の検出値と実測値との関係を示す
グラフ図である。
に吹付けた場合の張力の検出値と実測値との関係を示す
グラフ図である。
【図6】本発明の好適な別の実施例に係る形状検出装置
の要部を示す説明図である。
の要部を示す説明図である。
12 帯材 18 圧延機 22 支持部材 24 吹付けノズル 30 コンピュータ 32 変位センサ 34 算出手段
Claims (4)
- 【請求項1】 圧延機(18)により圧延されて走行中の帯
材(12)の幅方向に所定間隔で配置され、該帯材(12)に対
して厚み方向から流体を吹付ける複数の流体吹付け手段
(24)と、 前記各流体吹付け手段(24)と対応的に配置され、各手段
(24)による流体の吹付けにより生ずる帯材(12)の変位を
検出する複数の変位検出手段(32)と、 前記各変位検出手段(32)の検出値に基づいて帯材(12)の
張力や形状を算出する算出手段(34)と、 前記帯材(12)の幅方向に離間する位置に所要の時間差を
もって流体を吹付けるよう前記複数の流体吹付け手段(2
4)を制御する制御手段(30)とを備えたことを特徴とする
帯材の形状検出装置。 - 【請求項2】 前記流体吹付け手段(24)における吹付け
口の径を、2mm〜4mmの小径に設定した請求項1記
載の帯材の形状検出装置。 - 【請求項3】 前記帯材(12)に対して所要の間隔をもっ
て幅方向に平行に配設された支持部材(22)に、前記流体
吹付け手段(24)を、その吹付け口を帯材側に所要長さだ
け突出させた状態で配設した請求項1または2記載の帯
材の形状検出装置。 - 【請求項4】 前記算出手段(34)により算出された帯材
(12)の張力や形状に基づき、前記制御手段(30)により圧
延機(18)をフィードバック制御するようにした請求項1
〜3の何れかに記載の帯材の形状検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177528A JPH0821715A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 帯材の形状検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177528A JPH0821715A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 帯材の形状検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821715A true JPH0821715A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16032507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6177528A Pending JPH0821715A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 帯材の形状検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821715A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014050875A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 熱延鋼板の冷却装置、製造装置、及び、製造方法 |
| CN106984654A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-07-28 | 邹平德利科技板材有限公司 | 新型铝箔离线板型检测装置及其检测方法 |
| JP2021179592A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-18 | 株式会社ブイ・テクノロジー | テンション計測装置とテンション計測方法 |
| CN118343447A (zh) * | 2024-05-22 | 2024-07-16 | 常州德匠数控科技有限公司 | 板料输送系统及基于图像识别的输送方法 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP6177528A patent/JPH0821715A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014050875A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 熱延鋼板の冷却装置、製造装置、及び、製造方法 |
| CN106984654A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-07-28 | 邹平德利科技板材有限公司 | 新型铝箔离线板型检测装置及其检测方法 |
| JP2021179592A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-18 | 株式会社ブイ・テクノロジー | テンション計測装置とテンション計測方法 |
| CN118343447A (zh) * | 2024-05-22 | 2024-07-16 | 常州德匠数控科技有限公司 | 板料输送系统及基于图像识别的输送方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |