JPH08217516A - 改良された熱可塑性セメントの製造方法 - Google Patents
改良された熱可塑性セメントの製造方法Info
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- JPH08217516A JPH08217516A JP4497595A JP4497595A JPH08217516A JP H08217516 A JPH08217516 A JP H08217516A JP 4497595 A JP4497595 A JP 4497595A JP 4497595 A JP4497595 A JP 4497595A JP H08217516 A JPH08217516 A JP H08217516A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/28—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B24/282—Polyurethanes; Polyisocyanates
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- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
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- C04B2103/0045—Polymers chosen for their physico-chemical characteristics
- C04B2103/0051—Water-absorbing polymers, hydrophilic polymers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性樹脂とセメントとの中間的な物性を
有する熱可塑性セメント組成物に関し、耐熱性に優れた
セメント成型物を提供することにある。 【構成】 熱可塑性樹脂100部に対し、水硬性セメン
ト及び/気硬性セメント50から900重量部を配合し
熱可塑性セメントを製造する際に、ブロックイソシアネ
ートである親水性物質を0.1〜20重量部を配合す
る。 【効果】 本発明のブロックイソシアネートである親水
性物質を用いることにより、効率よく熱可塑性樹脂に水
硬性セメント及び/気硬性セメントを配合することがで
き、更に水和反応を促進して耐熱性の発現、強度の向上
が図れる。
有する熱可塑性セメント組成物に関し、耐熱性に優れた
セメント成型物を提供することにある。 【構成】 熱可塑性樹脂100部に対し、水硬性セメン
ト及び/気硬性セメント50から900重量部を配合し
熱可塑性セメントを製造する際に、ブロックイソシアネ
ートである親水性物質を0.1〜20重量部を配合す
る。 【効果】 本発明のブロックイソシアネートである親水
性物質を用いることにより、効率よく熱可塑性樹脂に水
硬性セメント及び/気硬性セメントを配合することがで
き、更に水和反応を促進して耐熱性の発現、強度の向上
が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】熱可塑性樹脂とセメントとの中間
的な物性を有する熱可塑性セメント組成物に関するもの
で、耐熱性の要求される分野に利用できるセメント成型
物を提供する。
的な物性を有する熱可塑性セメント組成物に関するもの
で、耐熱性の要求される分野に利用できるセメント成型
物を提供する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂に無機系の充填剤を配合し
て熱可塑性樹脂の改質は広く行われている。特願平5−
149436による熱可塑セメント組成物及びセメント
成型物の製造方法は、広範囲にわたり親水性物質が紹介
されているが、水和反応が遅く強度の発現が遅いという
問題点がある。
て熱可塑性樹脂の改質は広く行われている。特願平5−
149436による熱可塑セメント組成物及びセメント
成型物の製造方法は、広範囲にわたり親水性物質が紹介
されているが、水和反応が遅く強度の発現が遅いという
問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱可塑性樹脂に配合さ
れたセメント類は、改良されたブロック剤が介在するこ
とにより、大気中の水分を吸収、あるいは水中に浸漬さ
れることにより、単に系内に均一に存在しているだけで
なく、その水和反応が促進されて、速やかに強度の向
上、耐熱性が付与された、産業上有用なセメント硬化物
を与える。
れたセメント類は、改良されたブロック剤が介在するこ
とにより、大気中の水分を吸収、あるいは水中に浸漬さ
れることにより、単に系内に均一に存在しているだけで
なく、その水和反応が促進されて、速やかに強度の向
上、耐熱性が付与された、産業上有用なセメント硬化物
を与える。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、鋭
意検討を重ねた結果、(a)100重量部に対し、(b)5
0から900重量部を配合するとき、ブロックイソシア
ネートである(c)を0.1から20重量部を配合するこ
とにより、短時間で、しかも効率よく熱可塑性セメント
を製造することができ、更に水を吸収してセメントの水
和硬化により強度や耐熱性の向上などを図ることができ
る。(c)は、分子量400から20,000のポリオキ
シアルキレンポリオールで、かつポリオキシアルキレン
の内エチレンオキサイドが50%以上であるポリオキシ
アルキレンポリオールと有機ポリイソシアネートとの反
応物に単官能活性水素化合物であるブロック剤を反応さ
せたものである。また、(c)は、ブロックイソシアネー
トが分子量20,000から1,000,000のポリエ
チレンオキサイドと有機ポリイソシアネートとの反応物
にブロック剤を反応させたものである。これらを混合し
て用いることにより、熱可塑性樹脂との相溶性が向上し
所期の改善ができる。
意検討を重ねた結果、(a)100重量部に対し、(b)5
0から900重量部を配合するとき、ブロックイソシア
ネートである(c)を0.1から20重量部を配合するこ
とにより、短時間で、しかも効率よく熱可塑性セメント
を製造することができ、更に水を吸収してセメントの水
和硬化により強度や耐熱性の向上などを図ることができ
る。(c)は、分子量400から20,000のポリオキ
シアルキレンポリオールで、かつポリオキシアルキレン
の内エチレンオキサイドが50%以上であるポリオキシ
アルキレンポリオールと有機ポリイソシアネートとの反
応物に単官能活性水素化合物であるブロック剤を反応さ
せたものである。また、(c)は、ブロックイソシアネー
トが分子量20,000から1,000,000のポリエ
チレンオキサイドと有機ポリイソシアネートとの反応物
にブロック剤を反応させたものである。これらを混合し
て用いることにより、熱可塑性樹脂との相溶性が向上し
所期の改善ができる。
【0005】また、(c)に解離してウレタンプレポリマ
ーが再生したとき、反応する多官能ポリオール、多官能
アミンを配合することにより、強度の発現を早めること
が出来る。更に、(b)に界面活性剤、金属塩、高吸水性
樹脂や糖類を配合することにより吸水・吸湿性を高め、
水和反応を促進する。更に、(b)に界面活性剤を配合す
ることにより、(c)との相乗効果でより速く水和反応を
完遂することが出来きる。以下詳細に発明を説明する。
ーが再生したとき、反応する多官能ポリオール、多官能
アミンを配合することにより、強度の発現を早めること
が出来る。更に、(b)に界面活性剤、金属塩、高吸水性
樹脂や糖類を配合することにより吸水・吸湿性を高め、
水和反応を促進する。更に、(b)に界面活性剤を配合す
ることにより、(c)との相乗効果でより速く水和反応を
完遂することが出来きる。以下詳細に発明を説明する。
【0006】本発明に用いる熱可塑性樹脂は、ポリエチ
レン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニル、エチ
レンビニルアセテート(EVA)、アクリルニトリル−ブ
タジェン−スチレン共重合体(ABS)、アクリルニトリ
ル−アクリルゴム−スチレン共重合体(AAS)、アクリ
ルニトリル−EPDM−スチレン共重合体(AES)、ア
クリルニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレン共重合
体(ACS)、メチルメタアクリレート−ブタジェン−ス
チレン共重合体(MBS)、エチレン−ビニルアルコール
共重合体(E−PVC)、塩化ビニリデン、塩素化オレフ
ィンブタジェン樹脂、ポリアセタール、ナイロン、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチ
レン(PS)、ポリメタアクリレート(PMMA)、熱可塑
性ウレタン樹脂(TPU)、ポリフェニレンエーテル(P
PE)、ポリアセタール(PAR)、液晶性ポリマー(LC
P)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエ
ーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、ポリエーテルスルホン(PES)、スチレン
系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラス
トマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エ
ラストマー、ポリブタジェン系エラストマー、塩化ビニ
ル系エラストマーこのほかゴム系では、天然ゴム、スチ
レンブタジェンゴム(SBR)、ブタジェンゴム(BR)、
イソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、アク
リロニトリル−ブタジェンゴム(NBR)、エチレン−プ
ロピレンゴム(EPM)、イソプチレン−イソプレンゴム
(IIR)なである。これらの2種以上の混合物あるいは
コーポリマーであっても良い。さらに、バージンの樹脂
であっても再生樹脂や廃樹脂またフィラー、顔料、繊維
などを含んだ樹脂コンパウドであても使用できる。
レン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニル、エチ
レンビニルアセテート(EVA)、アクリルニトリル−ブ
タジェン−スチレン共重合体(ABS)、アクリルニトリ
ル−アクリルゴム−スチレン共重合体(AAS)、アクリ
ルニトリル−EPDM−スチレン共重合体(AES)、ア
クリルニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレン共重合
体(ACS)、メチルメタアクリレート−ブタジェン−ス
チレン共重合体(MBS)、エチレン−ビニルアルコール
共重合体(E−PVC)、塩化ビニリデン、塩素化オレフ
ィンブタジェン樹脂、ポリアセタール、ナイロン、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチ
レン(PS)、ポリメタアクリレート(PMMA)、熱可塑
性ウレタン樹脂(TPU)、ポリフェニレンエーテル(P
PE)、ポリアセタール(PAR)、液晶性ポリマー(LC
P)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエ
ーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、ポリエーテルスルホン(PES)、スチレン
系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラス
トマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エ
ラストマー、ポリブタジェン系エラストマー、塩化ビニ
ル系エラストマーこのほかゴム系では、天然ゴム、スチ
レンブタジェンゴム(SBR)、ブタジェンゴム(BR)、
イソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、アク
リロニトリル−ブタジェンゴム(NBR)、エチレン−プ
ロピレンゴム(EPM)、イソプチレン−イソプレンゴム
(IIR)なである。これらの2種以上の混合物あるいは
コーポリマーであっても良い。さらに、バージンの樹脂
であっても再生樹脂や廃樹脂またフィラー、顔料、繊維
などを含んだ樹脂コンパウドであても使用できる。
【0007】本発明で用いる水硬性セメントは普通ポル
トランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメ
ント、白色セメントなどのポルトランドセメント系のみ
でなく、アウイン系の超早強セメント、アルミナセメン
ト、歯科用セメント、オキシクロライドセメント、耐酸
セメント、石膏はもとより、2成分以上の成分からなり
水によって反応して水硬性セメントになるような成分の
活性シリカと水酸化カルシウム、活性アルミナと水酸化
カルシウムなども含まれる。また、気硬性セメントとし
ては、石灰、マグネシアセメント等の他、気硬性炭酸硬
化物である水酸化カルシウム、ドロマイトプラスターも
しくは酸化によって硬化する金属粉末の鉄粉、亜鉛末等
も利用することができる。
トランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメ
ント、白色セメントなどのポルトランドセメント系のみ
でなく、アウイン系の超早強セメント、アルミナセメン
ト、歯科用セメント、オキシクロライドセメント、耐酸
セメント、石膏はもとより、2成分以上の成分からなり
水によって反応して水硬性セメントになるような成分の
活性シリカと水酸化カルシウム、活性アルミナと水酸化
カルシウムなども含まれる。また、気硬性セメントとし
ては、石灰、マグネシアセメント等の他、気硬性炭酸硬
化物である水酸化カルシウム、ドロマイトプラスターも
しくは酸化によって硬化する金属粉末の鉄粉、亜鉛末等
も利用することができる。
【0008】本発明で用いる親水性物質は、前述熱可塑
性樹脂に(b)との混和性を付与し、更にセメント組成物
に水との親和性と吸湿性を付与し、(b)の水和反応を助
長する物質である。これらは、分子量400から20,
000のポリオキシアルキレンポリオールで、かつポリ
オキシアルキレンの内エチレンオキサイドが50%以上
であるポリオキシアルキレンポリオールと有機ポリイソ
シアネートとの反応物であるウレタンプレポリマー、に
更にブロック剤を反応させたものである。また、分子量
20,000から1,000,000のポリエチレンオキ
サイドを用い有機ポリイソシアネートとの反応物に、更
にブロック剤を反応させたものである。これらポリオキ
シアルキレンポリオール、ポリエチレンオキサイドから
合成したブロックイソシアネートを混合して使用するこ
ともできる。
性樹脂に(b)との混和性を付与し、更にセメント組成物
に水との親和性と吸湿性を付与し、(b)の水和反応を助
長する物質である。これらは、分子量400から20,
000のポリオキシアルキレンポリオールで、かつポリ
オキシアルキレンの内エチレンオキサイドが50%以上
であるポリオキシアルキレンポリオールと有機ポリイソ
シアネートとの反応物であるウレタンプレポリマー、に
更にブロック剤を反応させたものである。また、分子量
20,000から1,000,000のポリエチレンオキ
サイドを用い有機ポリイソシアネートとの反応物に、更
にブロック剤を反応させたものである。これらポリオキ
シアルキレンポリオール、ポリエチレンオキサイドから
合成したブロックイソシアネートを混合して使用するこ
ともできる。
【0009】ここで、ポリオキシアルキレンポリオール
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコー
ル、グリセリルモノアセテート、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,9−ノナンジーオール、ビスフェノール−
A、グリセリン、トリメチロールプロパン、ジグリセリ
ン、ペンタエリスリトール、シュークローズなどを出発
原料にして、アルキレンオキサイド類をブロックあるい
はランダムに付加重合させた分子量が400から20,
000のものである。この時、分子量が小さいと親和性
が劣り、水和反応が遅くなり効果がでてこない。また逆
に20,000を越えると粘度が高くなり取扱いが難し
くなる。好ましい分子量は、4,000から20,000
が好ましい。また、アルキレンオキサイドは、エチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、スチレンオキサイドなどを単独あるいは併用して用
いるが、それらの中でエチレンオキサイドが50%以上
占めていることが必要である。水との親和性の面から好
ましくは、80%以上である。また、エチレンオキサイ
ドを重合させたポリエチレンオキサイドは、分子量2
0,000から1,000,000のものが本発明に用い
られる。
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコー
ル、グリセリルモノアセテート、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,9−ノナンジーオール、ビスフェノール−
A、グリセリン、トリメチロールプロパン、ジグリセリ
ン、ペンタエリスリトール、シュークローズなどを出発
原料にして、アルキレンオキサイド類をブロックあるい
はランダムに付加重合させた分子量が400から20,
000のものである。この時、分子量が小さいと親和性
が劣り、水和反応が遅くなり効果がでてこない。また逆
に20,000を越えると粘度が高くなり取扱いが難し
くなる。好ましい分子量は、4,000から20,000
が好ましい。また、アルキレンオキサイドは、エチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、スチレンオキサイドなどを単独あるいは併用して用
いるが、それらの中でエチレンオキサイドが50%以上
占めていることが必要である。水との親和性の面から好
ましくは、80%以上である。また、エチレンオキサイ
ドを重合させたポリエチレンオキサイドは、分子量2
0,000から1,000,000のものが本発明に用い
られる。
【0010】本発明に用いる有機ポリイソシアネート
(b)は、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメリックジフ
ェニルメタンジイソシアネート(Cr−MDI)、キシリ
レンジイソシアネート(XDI)、イソホロンジイソシア
ネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
(TMDI)、水素添加TDI、水素添加MDI、水素添
加XDI、の単独もしくは、二種以上を混ぜても良い。
またこれらのアダクト体もしくは混合物も用いることが
できる。
(b)は、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメリックジフ
ェニルメタンジイソシアネート(Cr−MDI)、キシリ
レンジイソシアネート(XDI)、イソホロンジイソシア
ネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
(TMDI)、水素添加TDI、水素添加MDI、水素添
加XDI、の単独もしくは、二種以上を混ぜても良い。
またこれらのアダクト体もしくは混合物も用いることが
できる。
【0011】ポリオキシアルキレンポリオールと有機イ
ソシアネートとの反応は、窒素気流中で40から100
℃に加熱し、1から24時間で行う。このとき、公知の
ウレタン反応触媒、例えばトリエチルアミン、トリエチ
レンアミンなどのアミン類、塩化第二錫、スタナスオク
テート、ジブチル錫ジ−2エチルヘキソエート、ジブチ
ル錫ジラウレートなどの錫化合物、鉛2−エチルヘキソ
エート、ナトリウムo−フェニルフェーネート、カルシ
ウムオレート、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネー
ト、塩化第二鉄、フェラス2−エチルヘキソネート、コ
バルト2−エチルヘキソエート、ナフテン酸亜鉛、三塩
化アンチモンなどが使用される。これら触媒の使用量
は、通常ポリオール100重量部に対し0.01から1.
0重量部である。水酸基(OH)とイソシアネート基(N
CO)の当量比NCO/OHは、1.1から5.0が望ま
しい。
ソシアネートとの反応は、窒素気流中で40から100
℃に加熱し、1から24時間で行う。このとき、公知の
ウレタン反応触媒、例えばトリエチルアミン、トリエチ
レンアミンなどのアミン類、塩化第二錫、スタナスオク
テート、ジブチル錫ジ−2エチルヘキソエート、ジブチ
ル錫ジラウレートなどの錫化合物、鉛2−エチルヘキソ
エート、ナトリウムo−フェニルフェーネート、カルシ
ウムオレート、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネー
ト、塩化第二鉄、フェラス2−エチルヘキソネート、コ
バルト2−エチルヘキソエート、ナフテン酸亜鉛、三塩
化アンチモンなどが使用される。これら触媒の使用量
は、通常ポリオール100重量部に対し0.01から1.
0重量部である。水酸基(OH)とイソシアネート基(N
CO)の当量比NCO/OHは、1.1から5.0が望ま
しい。
【0012】本発明に用いるブロック剤である単官能活
性水素化合物は、イソプロパノール、n−ブタノール、
2−エトキシヘキサノール,2−N,N−ジメチルアミノ
エタノール、2−エトキシエタノール、メタクリ酸ヒド
ロキシエチル、シクロヘキサノール、メタノール、エタ
ノール、t−アミルアルコールなどのアルコール類、フ
ェノール、クレゾール、キシレノールなどのフェノール
類、ε−カプロラクタムなどのラクタム類、メチルエチ
ルケトンオキシム、アセトンオキシム、シクロヘシサノ
ンオキシム、シクロヘプタノンオキシム、アセトフェノ
ンオキシム、メチルイソブチルケトンオキシムなどのオ
キシム類、N,N−ジメチルヒドロキシアミンなどのヒ
ドロキシアミン類、マロン酸ジエチル、アセト酢酸エチ
ル、アセチルアセトン、マロンニトリル、サリチル酸エ
ステル、ヒドロキシ安息香酸エステルなどの活性メチレ
ン化合物類、ハイドロキサミック酸エステルなどであ
り、いずれも使用可能であるが、解離温度が(a)との混
練温度より低いものを選ぶとよい。
性水素化合物は、イソプロパノール、n−ブタノール、
2−エトキシヘキサノール,2−N,N−ジメチルアミノ
エタノール、2−エトキシエタノール、メタクリ酸ヒド
ロキシエチル、シクロヘキサノール、メタノール、エタ
ノール、t−アミルアルコールなどのアルコール類、フ
ェノール、クレゾール、キシレノールなどのフェノール
類、ε−カプロラクタムなどのラクタム類、メチルエチ
ルケトンオキシム、アセトンオキシム、シクロヘシサノ
ンオキシム、シクロヘプタノンオキシム、アセトフェノ
ンオキシム、メチルイソブチルケトンオキシムなどのオ
キシム類、N,N−ジメチルヒドロキシアミンなどのヒ
ドロキシアミン類、マロン酸ジエチル、アセト酢酸エチ
ル、アセチルアセトン、マロンニトリル、サリチル酸エ
ステル、ヒドロキシ安息香酸エステルなどの活性メチレ
ン化合物類、ハイドロキサミック酸エステルなどであ
り、いずれも使用可能であるが、解離温度が(a)との混
練温度より低いものを選ぶとよい。
【0013】また、ウレタンプレポリマーと単官能活性
水素化合物の当量比は、0.95以上であり、好ましく
は0.95から2である。また、ブロック化反応は、窒
素気流中で40から100℃に加熱し、0.5から5時
間行う。
水素化合物の当量比は、0.95以上であり、好ましく
は0.95から2である。また、ブロック化反応は、窒
素気流中で40から100℃に加熱し、0.5から5時
間行う。
【0014】このように、親水性を有するポリオキシア
ルキレンポリオールあるいは、ポリエチレンオキシドと
有機イソシアネートとの反応生成物であるウレタンプレ
ポリマーに、さらにブロック剤を反応させることによ
り、従来にない特徴を発現することを見いだし、本発明
とした。つまり、ウレタンプレポリマーをブロック化す
ることにより、(a)との親和性が増し、樹脂への溶解性
が向上する。また、本来吸水性あるいは吸湿性のあるこ
れらウレタンプレポリマーは大気中の水分を吸収し、イ
ソシアネート基と水との反応で高分子量のウレタン樹脂
となってしまい(a)との相溶性が大幅に落ちてしまう。
本発明のようにブロック剤と反応させることにより、保
管時にウレタンプレポリマーが経変することを防止する
ことができる。また、本発明のブロック化されたウレタ
ンプレポリマーは、(a)や(b)との混練の時、加熱され
ることによりブロック剤を解離し、元のウレタンプレポ
リマーを再生する。(a)あるいは(a)と(b)に均一に分
散されたウレタンプレポリマーは、空気中の水分あるい
は、(b)に吸着している水分を反応して、高分子量のウ
レタン樹脂を形成し、系内から溶出することもなく存在
し、(a)の強度を高め、更に大気中の水分を吸収するこ
とにより(b)の水和反応を完遂させることにより、セメ
ント組成物の強度を増し、耐熱性を大幅に向上させるこ
とができる。
ルキレンポリオールあるいは、ポリエチレンオキシドと
有機イソシアネートとの反応生成物であるウレタンプレ
ポリマーに、さらにブロック剤を反応させることによ
り、従来にない特徴を発現することを見いだし、本発明
とした。つまり、ウレタンプレポリマーをブロック化す
ることにより、(a)との親和性が増し、樹脂への溶解性
が向上する。また、本来吸水性あるいは吸湿性のあるこ
れらウレタンプレポリマーは大気中の水分を吸収し、イ
ソシアネート基と水との反応で高分子量のウレタン樹脂
となってしまい(a)との相溶性が大幅に落ちてしまう。
本発明のようにブロック剤と反応させることにより、保
管時にウレタンプレポリマーが経変することを防止する
ことができる。また、本発明のブロック化されたウレタ
ンプレポリマーは、(a)や(b)との混練の時、加熱され
ることによりブロック剤を解離し、元のウレタンプレポ
リマーを再生する。(a)あるいは(a)と(b)に均一に分
散されたウレタンプレポリマーは、空気中の水分あるい
は、(b)に吸着している水分を反応して、高分子量のウ
レタン樹脂を形成し、系内から溶出することもなく存在
し、(a)の強度を高め、更に大気中の水分を吸収するこ
とにより(b)の水和反応を完遂させることにより、セメ
ント組成物の強度を増し、耐熱性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0015】熱により、解離したウレタンプレポリマー
が反応する多官能ポリオールとしては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ヘ
キシレングリコール、オクチレングリコール、グリセリ
ルモノアセテート、1,6−ヘキサンジオール、1,9−
ノナンジーオール、ビスフェノール−A、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ジグリセリン、ペンタエリス
リトール、シュークローズなどであり、さらにこれらを
出発原料にしてアルキレンオキシドをブロックあるいは
ランダムに付加重合させたポリオキシアルキレンポリオ
ール、またエチレンオキサイドを付加重合させたポリエ
チレンオキサイドも用いられる。これらは、単独でもま
た二種以上を混合して用いても良い。
が反応する多官能ポリオールとしては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ヘ
キシレングリコール、オクチレングリコール、グリセリ
ルモノアセテート、1,6−ヘキサンジオール、1,9−
ノナンジーオール、ビスフェノール−A、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ジグリセリン、ペンタエリス
リトール、シュークローズなどであり、さらにこれらを
出発原料にしてアルキレンオキシドをブロックあるいは
ランダムに付加重合させたポリオキシアルキレンポリオ
ール、またエチレンオキサイドを付加重合させたポリエ
チレンオキサイドも用いられる。これらは、単独でもま
た二種以上を混合して用いても良い。
【0016】また、熱により解離したウレタンプレポリ
マーが反応する多官能アミンとしては、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、オレ
イルアミン、パルミチルアミン、ステアリルアミン、牛
脂ジアミン、ベンジルアミン、3,3’−ジクロロ−4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、テトラクロロ−4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、トリメチレンビス−
4−アミノベンゾアート、ポリテトラメチレオキサイド
−ジ−p−アミノベンゾエート、メチレンビス(2−エ
チル−6−メチルアニリン)、一または二級アミンとア
ルキレンオキサイドを付加させたものなどが用いられ
る。また、多官能ポリオールとの併用も可能である。こ
れらは、単独でもまた二種以上を混合して用いても良
い。
マーが反応する多官能アミンとしては、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、オレ
イルアミン、パルミチルアミン、ステアリルアミン、牛
脂ジアミン、ベンジルアミン、3,3’−ジクロロ−4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、テトラクロロ−4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、トリメチレンビス−
4−アミノベンゾアート、ポリテトラメチレオキサイド
−ジ−p−アミノベンゾエート、メチレンビス(2−エ
チル−6−メチルアニリン)、一または二級アミンとア
ルキレンオキサイドを付加させたものなどが用いられ
る。また、多官能ポリオールとの併用も可能である。こ
れらは、単独でもまた二種以上を混合して用いても良
い。
【0017】これら多官能ポリオールや多官能アミンを
(c)に配合することにより、(a)あるは(a)と(b)の組
成物中で加熱混練により解離したウレタンプレポリマー
と反応して、高分子量のウレタン樹脂を形成する。この
ことにより、セメント組成物のの強度を向上させること
ができる。
(c)に配合することにより、(a)あるは(a)と(b)の組
成物中で加熱混練により解離したウレタンプレポリマー
と反応して、高分子量のウレタン樹脂を形成する。この
ことにより、セメント組成物のの強度を向上させること
ができる。
【0018】熱可塑性セメントの吸水性を増し、セメン
トとの水和反応を促進するための界面活性剤としては、
アルキルアリルスルホン酸のナトリウム、カリウム、ト
リエタノールアミン塩などまた、ポリエチレンアルキル
エーテルスルホン酸のナトリウム、アンモニア、トリエ
タノールアミン塩など、またスルホ琥珀酸二ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンスルホ琥珀酸二ナトリウムな
ど、またドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム、ト
リエタノール塩など、またオキシエチレンの付加数が2
から5のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
またはポリオキシアルキルジフェニルエーテルなど、ま
たアルキルがラウリル、ドデシル、オレイル、ステアリ
ルであるポリオキシエチレンアルキルエーテルなど、ま
たポリスチレングリコールの脂肪酸エステル、またモノ
あるいはジオレイル酸ポリエチレングリコールなどま
た、脂肪酸がモノ、セスキ、ジ、トリのオレイル酸、ス
テアリル酸、パルミチン酸などであるポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル類などが有効である。これ
らは単独あるいは二種以上を混合して用いることがで
き、熱可塑性樹脂100重量部への配合量は、0.5か
ら10重量部である。また、これらはセメントの前処理
にも有効である。
トとの水和反応を促進するための界面活性剤としては、
アルキルアリルスルホン酸のナトリウム、カリウム、ト
リエタノールアミン塩などまた、ポリエチレンアルキル
エーテルスルホン酸のナトリウム、アンモニア、トリエ
タノールアミン塩など、またスルホ琥珀酸二ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンスルホ琥珀酸二ナトリウムな
ど、またドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム、ト
リエタノール塩など、またオキシエチレンの付加数が2
から5のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
またはポリオキシアルキルジフェニルエーテルなど、ま
たアルキルがラウリル、ドデシル、オレイル、ステアリ
ルであるポリオキシエチレンアルキルエーテルなど、ま
たポリスチレングリコールの脂肪酸エステル、またモノ
あるいはジオレイル酸ポリエチレングリコールなどま
た、脂肪酸がモノ、セスキ、ジ、トリのオレイル酸、ス
テアリル酸、パルミチン酸などであるポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル類などが有効である。これ
らは単独あるいは二種以上を混合して用いることがで
き、熱可塑性樹脂100重量部への配合量は、0.5か
ら10重量部である。また、これらはセメントの前処理
にも有効である。
【0019】さらに、吸水・吸湿性を促進する金属塩
は、硫酸マグネシウム、燐酸マグネシウム、マグネシウ
ムカリミョウバン、塩化カルシウム、塩化マグネシムな
どの無水物あるいは水和物の単独あるいは混合物であ
る。
は、硫酸マグネシウム、燐酸マグネシウム、マグネシウ
ムカリミョウバン、塩化カルシウム、塩化マグネシムな
どの無水物あるいは水和物の単独あるいは混合物であ
る。
【0020】高吸水性樹脂は、澱粉に水を加えてゼラチ
ン糊状にし、セリウム塩触媒を用いアクリルニトリルで
グラフト化し、更に水酸化ソーダを加えて加水分解した
デンプン−アクリルニトリルグラフト重合体加水分解物
やパルプを解膠し水酸化ソーダを加えセルロース中の水
酸基を活性化してアルキルセルロースとした上で、モノ
クロル酢酸ナトリウム加えセルロースの水酸基にカルボ
キシメチルナトリウム基を導入してカルボキシメチルセ
ルロースとした上で架橋剤として1,3シクロイルイソ
プロパンール、エピクロルヒドリン、1,4−ブタング
リコールグリシジルエーテルなどを加えて三次元網目構
造にしたカルボキシメチルセルロース架橋体やアクリル
酸メチルと酢酸ビニルとをベンゼン中で懸濁重合し、メ
タノール中に分散し、水酸化ソーダで鹸化しアセトンで
洗浄した、アクリル酸ソーダ−1,3−ビニルアルコー
重合体などがもちいられる。
ン糊状にし、セリウム塩触媒を用いアクリルニトリルで
グラフト化し、更に水酸化ソーダを加えて加水分解した
デンプン−アクリルニトリルグラフト重合体加水分解物
やパルプを解膠し水酸化ソーダを加えセルロース中の水
酸基を活性化してアルキルセルロースとした上で、モノ
クロル酢酸ナトリウム加えセルロースの水酸基にカルボ
キシメチルナトリウム基を導入してカルボキシメチルセ
ルロースとした上で架橋剤として1,3シクロイルイソ
プロパンール、エピクロルヒドリン、1,4−ブタング
リコールグリシジルエーテルなどを加えて三次元網目構
造にしたカルボキシメチルセルロース架橋体やアクリル
酸メチルと酢酸ビニルとをベンゼン中で懸濁重合し、メ
タノール中に分散し、水酸化ソーダで鹸化しアセトンで
洗浄した、アクリル酸ソーダ−1,3−ビニルアルコー
重合体などがもちいられる。
【0021】糖類としては、グルコース、フルクトー
ス、マンニット、デンプン糖、D−ソルビット、デキス
トラン、ザンサンガム、プルラン、シクロアミース、異
性化糖、マルチノールなどの単独あるいは混合物が有効
である。金属塩、高吸収性樹脂、糖類の配合は、単独で
あってもよくまた、二種以上を混合してもよい。その配
合量は、(b)100重量部に対し0.5から10重要部
である。
ス、マンニット、デンプン糖、D−ソルビット、デキス
トラン、ザンサンガム、プルラン、シクロアミース、異
性化糖、マルチノールなどの単独あるいは混合物が有効
である。金属塩、高吸収性樹脂、糖類の配合は、単独で
あってもよくまた、二種以上を混合してもよい。その配
合量は、(b)100重量部に対し0.5から10重要部
である。
【0022】合成例 1:冷却器、窒素導入管、撹拌装
置、温度計を備えた1リットルの四口セパラブルフラス
コに平均分子量6,000のポリオキシエチレングリコ
ール(三洋化成株式会社製 PEG6000)を600g
とり100℃に加熱して5mmHgで減圧脱水を行い、
含水分を0.05%以下にした。70℃に冷却し、MD
Iを75g加え110℃に昇温し4時間反応を行い、再
び70℃に冷却した。70℃に保持しながらブロック剤
としてメチルエチルケントンオキシム41.7gを徐々
に滴下し、70℃で1時間反応させ、融点が60℃であ
る固形のブロックイソシアネート(I)を得た。
置、温度計を備えた1リットルの四口セパラブルフラス
コに平均分子量6,000のポリオキシエチレングリコ
ール(三洋化成株式会社製 PEG6000)を600g
とり100℃に加熱して5mmHgで減圧脱水を行い、
含水分を0.05%以下にした。70℃に冷却し、MD
Iを75g加え110℃に昇温し4時間反応を行い、再
び70℃に冷却した。70℃に保持しながらブロック剤
としてメチルエチルケントンオキシム41.7gを徐々
に滴下し、70℃で1時間反応させ、融点が60℃であ
る固形のブロックイソシアネート(I)を得た。
【0023】合成例 2:冷却器と検水管、窒素導入
管、撹拌装置、温度計を備えた1リットルの四口セパラ
ブルフラスコに平均分子量270,000のポリエチレ
ンオキシド(住友精化株式会社製 PEO−1)100g
とトルエン500gとり、水分を除去するために110
℃に加熱して、トルエン100mlを共沸させ系外に取
り除いた。60℃に冷却し、TDIを1.5gと触媒と
してジブチル錫ジラウレートを0.02g加え、90℃
に加熱し、3時間反応を行った。再び70℃に冷却し
た、ブロック剤としてメチルエチルケントンオキシム
1.0gを加え、90℃で1時間反応させた。その後、
n−ヘキサン180mlを加え、室温まで冷却し、ポリ
マーを析出させた。このスラリーを加圧ろ過し、更に減
圧乾燥機において溶剤類を除去し、顆粒状のブロックイ
ソシアネート(II)を得た。
管、撹拌装置、温度計を備えた1リットルの四口セパラ
ブルフラスコに平均分子量270,000のポリエチレ
ンオキシド(住友精化株式会社製 PEO−1)100g
とトルエン500gとり、水分を除去するために110
℃に加熱して、トルエン100mlを共沸させ系外に取
り除いた。60℃に冷却し、TDIを1.5gと触媒と
してジブチル錫ジラウレートを0.02g加え、90℃
に加熱し、3時間反応を行った。再び70℃に冷却し
た、ブロック剤としてメチルエチルケントンオキシム
1.0gを加え、90℃で1時間反応させた。その後、
n−ヘキサン180mlを加え、室温まで冷却し、ポリ
マーを析出させた。このスラリーを加圧ろ過し、更に減
圧乾燥機において溶剤類を除去し、顆粒状のブロックイ
ソシアネート(II)を得た。
【0024】合成例 3:冷却器、窒素導入管、撹拌装
置、温度計を備えた1リットルの四口セパラブルフラス
コに平均分子量3,000ポリプロピレングリコール6
00gをとり、100℃に加熱して5mmHgで減圧脱
水を行い、含水分を0.05%以下にした。70℃に冷
却し、MDIを150g加え110℃に昇温し4時間反
応を行い、再び70℃に冷却した。70℃に保持しなが
らブロック剤としてメチルエチルケントンオキシム8
3.5gを徐々に滴下し、70℃で1時間反応させ、粘
凋なブロックイソシアネート(III)を得た。
置、温度計を備えた1リットルの四口セパラブルフラス
コに平均分子量3,000ポリプロピレングリコール6
00gをとり、100℃に加熱して5mmHgで減圧脱
水を行い、含水分を0.05%以下にした。70℃に冷
却し、MDIを150g加え110℃に昇温し4時間反
応を行い、再び70℃に冷却した。70℃に保持しなが
らブロック剤としてメチルエチルケントンオキシム8
3.5gを徐々に滴下し、70℃で1時間反応させ、粘
凋なブロックイソシアネート(III)を得た。
【0025】
【実施例】以下、実施例および比較例より本発明を具体
的に説明するが、これらに限定されるものではない。
的に説明するが、これらに限定されるものではない。
【実施例1】表−1の処方のように、(a)として重合度
700の硬質塩ビ100重量部に安定剤としてジオクチ
ル錫メルカプト2重量部、相溶化剤としてポリメチルメ
タアクリレート(PMMA)3重量部に対しI、II、I
IIを10重量部、また(b)として普通ポルトランドセ
メント/シリカシュームが85/15である高密度セメ
ント100から300重量部その他ブロック剤と反応す
る多官能ポリオールとしてジエチレングリコール、界面
活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ(DB
S)、吸湿・吸水促進剤として無水硫酸マグネシウムあ
るいは高級水性樹脂としてアクアリザーブGP−02
(日本合成化学株式会社製)を加えヘンシェルミキサーで
5分間1500RPMで混合する。ロール温度160℃
にした熱ロールに前述混合粉末を徐々に加え、ロール幅
は当初0.3mmとして、徐々に混練可能の範囲でロー
ル幅を広げて1.0mmのシートに成型する。巻き付け
後5分間混練を続け、次のプレス工程にはいる。
700の硬質塩ビ100重量部に安定剤としてジオクチ
ル錫メルカプト2重量部、相溶化剤としてポリメチルメ
タアクリレート(PMMA)3重量部に対しI、II、I
IIを10重量部、また(b)として普通ポルトランドセ
メント/シリカシュームが85/15である高密度セメ
ント100から300重量部その他ブロック剤と反応す
る多官能ポリオールとしてジエチレングリコール、界面
活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ(DB
S)、吸湿・吸水促進剤として無水硫酸マグネシウムあ
るいは高級水性樹脂としてアクアリザーブGP−02
(日本合成化学株式会社製)を加えヘンシェルミキサーで
5分間1500RPMで混合する。ロール温度160℃
にした熱ロールに前述混合粉末を徐々に加え、ロール幅
は当初0.3mmとして、徐々に混練可能の範囲でロー
ル幅を広げて1.0mmのシートに成型する。巻き付け
後5分間混練を続け、次のプレス工程にはいる。
【0026】180℃に設定した熱プレスに挟み、5分
間100Kg/cm2で加圧し厚さ3±0.5mmに成型
する。室温にした後、ダンベル1号形で打ち抜き試験片
とした。引張試験をJIS K−7113に基づいて引
張速度10mm/分で破断強度、伸び率を測定した。さ
らに、室温に28日間養生した後、あるいは水中に7
日、28日養生した後同様に引張強さ、伸び率を測定し
た。
間100Kg/cm2で加圧し厚さ3±0.5mmに成型
する。室温にした後、ダンベル1号形で打ち抜き試験片
とした。引張試験をJIS K−7113に基づいて引
張速度10mm/分で破断強度、伸び率を測定した。さ
らに、室温に28日間養生した後、あるいは水中に7
日、28日養生した後同様に引張強さ、伸び率を測定し
た。
【0027】
【表1】
【0028】
【実施例2】表−2の処方のように、(a)として硬質塩
ビ(硬PVC)、軟質塩ビ(軟PVC)、アクリルニトリル
−アクリルゴムースチレン共重合体(ABS)、ポリスチ
レン(PS)、高密度ポリエチレン(高PE)、ポリプロピ
レン(PP)、ポリメタメチルアクリレート(PMMA)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネー
ト(PC)、ナイロン6(NA6)、エチレンビニルアセテ
ート(EVA)をもちい、(b)として普通ポルトランドセ
メント/シリカシュームが85/15である高密度セメ
ントを用い、(c)としてブロックイソシアネート(I)と
(II)を用いて、実施例1と同様な方法で試験片を作成
し、(a)単独と水中養生28日後の引張強さと軟化温度
を測定した。軟化温度の測定は、JIS−K−7206
に基づき昇温速度0.5℃/分で行った。
ビ(硬PVC)、軟質塩ビ(軟PVC)、アクリルニトリル
−アクリルゴムースチレン共重合体(ABS)、ポリスチ
レン(PS)、高密度ポリエチレン(高PE)、ポリプロピ
レン(PP)、ポリメタメチルアクリレート(PMMA)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネー
ト(PC)、ナイロン6(NA6)、エチレンビニルアセテ
ート(EVA)をもちい、(b)として普通ポルトランドセ
メント/シリカシュームが85/15である高密度セメ
ントを用い、(c)としてブロックイソシアネート(I)と
(II)を用いて、実施例1と同様な方法で試験片を作成
し、(a)単独と水中養生28日後の引張強さと軟化温度
を測定した。軟化温度の測定は、JIS−K−7206
に基づき昇温速度0.5℃/分で行った。
【0029】
【表2】
【0030】
【実施例3】普通ポルトランドセメント100重量部を
高速ディゾルバーに仕込み、セメントの前処理剤として
ジエチレングリコール(DEG)、プロピレングリコール
(PG)、DBSを表−3の処方で配合し、1000RP
Mで5分間混合する。実施例1と同じ方法で、これら前
処理された普通ポルトランドセメントと重合度700の
硬質塩ビを170℃の熱ロール上で混練し、硬質塩ビ1
00重量部に混練可能な最大のセメント配合量を求め
た。
高速ディゾルバーに仕込み、セメントの前処理剤として
ジエチレングリコール(DEG)、プロピレングリコール
(PG)、DBSを表−3の処方で配合し、1000RP
Mで5分間混合する。実施例1と同じ方法で、これら前
処理された普通ポルトランドセメントと重合度700の
硬質塩ビを170℃の熱ロール上で混練し、硬質塩ビ1
00重量部に混練可能な最大のセメント配合量を求め
た。
【0031】
【0032】
【発明の効果】熱可塑性樹脂に含まれるセメントは、単
に系内に均一に分散されているだけで、大気中の水分や
水中浸漬によって、セメントの水和反応が進むことはな
い。しかし、本発明の親水性物質(C)を用いることによ
り、実施例からも明らかなように、水和反応が速やかに
進み、短時間で物性の向上が認められ、また、耐熱性の
向上が顕著に見られる。又、界面活性剤や、高吸水性樹
脂、金属塩、糖類の併用により、強度発現を早めること
ができる。
に系内に均一に分散されているだけで、大気中の水分や
水中浸漬によって、セメントの水和反応が進むことはな
い。しかし、本発明の親水性物質(C)を用いることによ
り、実施例からも明らかなように、水和反応が速やかに
進み、短時間で物性の向上が認められ、また、耐熱性の
向上が顕著に見られる。又、界面活性剤や、高吸水性樹
脂、金属塩、糖類の併用により、強度発現を早めること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:24 24:02 22:14) 111:22
Claims (7)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂(以下aと言う)100重量部
に対し、水硬性セメント及び/気硬性セメント(以下b
と言う)50から900重量部を配合するとき、ブロッ
クイソシアネートである親水性物質(以下cと言う)を
0.1から20重量部を配合してなる改良された熱可塑
性セメント組成物及びそれらを混練成形し、次いで水を
吸収させて硬化するセメント成形物の製造方法。 - 【請求項2】(c)のブロックイソシアネートが分子量4
00から20,000のポリオキシアルキレンポリオー
ルで、かつポリオキシアルキレンの内エチレンオキサイ
ドが50%以上であるポリオキシアルキレンポリオール
と有機ポリイソシアネートとの反応物に単官能活性水素
化合物であるブロック剤を反応させたものである請求項
1の改良された熱可塑性セメント組成物及びそれらを混
練成形し、次いで水を吸収させて硬化するセメント成形
物の製造方法。 - 【請求項3】(c)のブロックイソシアネートが分子量2
0,000から1,000,000のポリエチレンオキサ
イドと有機ポリイソシアネートとの反応物にブロック剤
を反応させたものである請求項1の改良された熱可塑性
セメント組成物及びそれらを混練成形し、次いで水を吸
収させて硬化するセメント成形物の製造方法。 - 【請求項4】(c)が請求項2と3のブロックイソシアネ
ートの任意の混合物を用いた請求項1の改良された熱可
塑性セメント組成物及びそれらを混練成形し、次いで水
を吸収させて硬化するセメント成形物の製造方法。 - 【請求項5】(c)に、加熱で解離したウレタンプレポリ
マーと反応し、架橋する多官能ポリオール、多価アミン
類を加えた請求項1、2、3、4の改良された熱可塑性
セメント組成物及びそれらを混練成形し、次いで水を吸
収させて硬化するセメント成形物の製造方法。 - 【請求項6】(c)に、(b)との水和反応を促進するため
に吸水・吸湿促進剤として界面活性剤、金属塩、吸水性
樹脂や糖類を配合した請求項1、2、3、4、5の改良
された熱可塑性セメント組成物及びそれらを混練成形
し、次いで水を吸収させて硬化するセメント成形物の製
造方法。 - 【請求項7】熱可塑性樹脂への相溶性を上げるために、
あらかじめ界面活性剤で処理をした(b)を用いた、請求
項1、2、3、4、5、6の改良された熱可塑性セメン
ト組成物及びそれらを混練成形し、次いで水を吸収させ
て硬化するセメント成形物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4497595A JPH08217516A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 改良された熱可塑性セメントの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4497595A JPH08217516A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 改良された熱可塑性セメントの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217516A true JPH08217516A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12706482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4497595A Pending JPH08217516A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 改良された熱可塑性セメントの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217516A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0850896A1 (de) * | 1996-12-24 | 1998-07-01 | Bayer Ag | Verwendung wasserdispergierbarer Polyisocyanatgemische als Additive für Beton |
| EP0901993A1 (de) * | 1997-09-15 | 1999-03-17 | Bayer Ag | Wasserdispergierbare bzw. wasserlösliche Polyurethane als Additive für Beton |
| FR2780396A1 (fr) * | 1998-06-30 | 1999-12-31 | Coatex Sa | Nouveaux agents de type polycondensat pour ameliorer la maniabilite des liants hydrauliques, leur procede de preparation, les liants les contenant et leurs applications |
| KR20030052218A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-26 | 한일종합실란트 주식회사 | 콘크리트 도로 및 공항 상부 단면 파손 복구재 콘크리트급조 성형재 제조기술 |
| WO2009077591A3 (de) * | 2007-12-18 | 2009-08-27 | Sika Technology Ag | Mehrkomponentige zusammensetzung zum füllen und/oder verpressen von rissen, fehlstellen und hohlräumen bei bauwerken oder boden- und gesteinsformationen |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP4497595A patent/JPH08217516A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| FR2780396A1 (fr) * | 1998-06-30 | 1999-12-31 | Coatex Sa | Nouveaux agents de type polycondensat pour ameliorer la maniabilite des liants hydrauliques, leur procede de preparation, les liants les contenant et leurs applications |
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| WO2009077591A3 (de) * | 2007-12-18 | 2009-08-27 | Sika Technology Ag | Mehrkomponentige zusammensetzung zum füllen und/oder verpressen von rissen, fehlstellen und hohlräumen bei bauwerken oder boden- und gesteinsformationen |
| JP2011523925A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-08-25 | シーカ・テクノロジー・アーゲー | 構造体または土石層における亀裂、割目および空洞に充填および/またはグラウティングするための多成分組成物 |
| US8915678B2 (en) | 2007-12-18 | 2014-12-23 | Sika Technology Ag | Multicomponent composition for filling and/or injecting cracks, flaws and cavities in structures or earth and rock formations |
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