JPH0821826B2 - 梯子型電気濾波器 - Google Patents
梯子型電気濾波器Info
- Publication number
- JPH0821826B2 JPH0821826B2 JP61189352A JP18935286A JPH0821826B2 JP H0821826 B2 JPH0821826 B2 JP H0821826B2 JP 61189352 A JP61189352 A JP 61189352A JP 18935286 A JP18935286 A JP 18935286A JP H0821826 B2 JPH0821826 B2 JP H0821826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- leaf spring
- type electric
- electric filter
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、一面が開口するケース内に、複数個の直列
共振子及び並列共振子を、端子板,絶縁板等とともに介
挿してなる梯子型電気濾波器に関する。
共振子及び並列共振子を、端子板,絶縁板等とともに介
挿してなる梯子型電気濾波器に関する。
<従来技術> この種、梯子型電気濾波器にあって、共振子等の各装
着部材を密接状に保持する必要がある。
着部材を密接状に保持する必要がある。
そこで、従来は、各装着部材をケース内に挿入して後
に、スペーサを最端部に圧入し、各装着部材を緊密状態
となるようにしていた。
に、スペーサを最端部に圧入し、各装着部材を緊密状態
となるようにしていた。
しかるにこの手段であると、スペーサを微小間隙内に
無理やり強く押し込む圧入工程を要するから組付けが面
倒であり、またスペーサの肉厚は挿入可能な厚に限定さ
れるため、必ずしも密嵌状とはなり難く、各装着部材に
ガタ付が生じ易く、場合によっては接続不良を生じると
いう欠点があった。
無理やり強く押し込む圧入工程を要するから組付けが面
倒であり、またスペーサの肉厚は挿入可能な厚に限定さ
れるため、必ずしも密嵌状とはなり難く、各装着部材に
ガタ付が生じ易く、場合によっては接続不良を生じると
いう欠点があった。
一方、スペーサに換えて板バネをもちいたものもあ
る。
る。
このものは、その弾性を利用することにより比較的容
易に挿入ができ、またバネ圧で、各装着部材を圧接する
ものであるから、装着部材を緊密に保持し得る利点があ
る。
易に挿入ができ、またバネ圧で、各装着部材を圧接する
ものであるから、装着部材を緊密に保持し得る利点があ
る。
しかるに、装着部材を収納するケースはP.B.T等の合
成樹脂材料により形成されている。このため、フィルタ
ーを構成する場合、共振子を保持するために接触圧力が
必要であるが、この内部圧力により、フィルターの温度
特性において、高温度側では、樹脂ケースが軟化する。
そして、ケースが膨張して内部に緩みを生じると、板バ
ネは拡がり、これとともに弾力が低下して、各装着部材
を安定的な圧力で保持することができず、特性が不安定
となるという欠点があった。
成樹脂材料により形成されている。このため、フィルタ
ーを構成する場合、共振子を保持するために接触圧力が
必要であるが、この内部圧力により、フィルターの温度
特性において、高温度側では、樹脂ケースが軟化する。
そして、ケースが膨張して内部に緩みを生じると、板バ
ネは拡がり、これとともに弾力が低下して、各装着部材
を安定的な圧力で保持することができず、特性が不安定
となるという欠点があった。
本発明は、ケースが周囲の温度雰囲気により、膨張収
縮しても、その内部の各装着部材の密接圧を可及的に一
定とし、そのフィルター特性の安定化を図ることを目的
とするものでる <問題点を解決するための手段> 本発明は、一面が開口する合成樹脂製ケース内に、複
数個の直列共振子及び並列共振子を、端子板,絶縁板等
とともに介挿してなる梯子型電気濾波器において、 使用温度で、マルテンサイト相からオーステナイト相
に至る変態域にある形状記憶合金からなる湾曲状とした
板バネを、ケース内に介挿したことを特徴とするもので
ある。
縮しても、その内部の各装着部材の密接圧を可及的に一
定とし、そのフィルター特性の安定化を図ることを目的
とするものでる <問題点を解決するための手段> 本発明は、一面が開口する合成樹脂製ケース内に、複
数個の直列共振子及び並列共振子を、端子板,絶縁板等
とともに介挿してなる梯子型電気濾波器において、 使用温度で、マルテンサイト相からオーステナイト相
に至る変態域にある形状記憶合金からなる湾曲状とした
板バネを、ケース内に介挿したことを特徴とするもので
ある。
<作用> ニッケル,チタンの合金等からなる形状記憶合金は、
低温域ではマルテンサイト相を呈し、高温域ではオース
テナイト相を呈するものである。
低温域ではマルテンサイト相を呈し、高温域ではオース
テナイト相を呈するものである。
ここでマルテンサイト相域の変態終了温度は通常−80
〜80℃の範囲で、合金の組成等を選定することにより、
比較的随意に設定することが可能である。またオーステ
ナイト変態終了温度は、通常−10〜110℃の範囲で設定
することが可能である。そして、そのマルテンサイト相
域からオーステナイト相域に至る変態域は、−80〜110
℃の広い範囲に渡って設定することができる。
〜80℃の範囲で、合金の組成等を選定することにより、
比較的随意に設定することが可能である。またオーステ
ナイト変態終了温度は、通常−10〜110℃の範囲で設定
することが可能である。そして、そのマルテンサイト相
域からオーステナイト相域に至る変態域は、−80〜110
℃の広い範囲に渡って設定することができる。
ところでこのマルテンサイト相域からオーステナイト
相域に至る温度とバネ性との関係をみると、マルテンサ
イト相域からオーステナイト相域に至る変態域では、温
度上昇とともに、バネ性が大きくなるという特性があ
る。
相域に至る温度とバネ性との関係をみると、マルテンサ
イト相域からオーステナイト相域に至る変態域では、温
度上昇とともに、バネ性が大きくなるという特性があ
る。
ここで、第3図のグラフは、温度と、板バネの反発力
との関係が示される。ここで、この反発力は、所定の曲
率の板バネに一定の歪を与えるに要する荷重として表さ
れる。
との関係が示される。ここで、この反発力は、所定の曲
率の板バネに一定の歪を与えるに要する荷重として表さ
れる。
この図で明らかなように、マルテンサイト相域にあっ
ては温度上昇とともに、バネ性の緩徐な低下がみられる
が、該相域を脱して、変態域になると、急激に上昇す
る。そしてオーステナイト相域では温度に対して安定し
た特性を示す。
ては温度上昇とともに、バネ性の緩徐な低下がみられる
が、該相域を脱して、変態域になると、急激に上昇す
る。そしてオーステナイト相域では温度に対して安定し
た特性を示す。
そこで、この変態域にある形状記憶合金によって、第
2図で示す湾曲状の板バネを形成して、ケース内に装着
すると、ケース周囲の温度雰囲気が上昇した場合にあっ
て、ケースは、その膨張により内部容積が拡大して、板
バネが拡がる。この拡大により通常の板バネは、そのバ
ネ弾力の低下がみられる。ところが、この温度上昇に比
例して板バネのバネ性が増大するため、板バネが容積の
拡大に伴って拡がってもバネ性も増大するから、その弾
性力が低下しない。従って、ケースが膨張した場合にあ
っても、収納空隙内で各装着部材を緊密にかつ安定的に
圧接することとなり、各共振子の保持力を一定にするこ
とができることとなる。
2図で示す湾曲状の板バネを形成して、ケース内に装着
すると、ケース周囲の温度雰囲気が上昇した場合にあっ
て、ケースは、その膨張により内部容積が拡大して、板
バネが拡がる。この拡大により通常の板バネは、そのバ
ネ弾力の低下がみられる。ところが、この温度上昇に比
例して板バネのバネ性が増大するため、板バネが容積の
拡大に伴って拡がってもバネ性も増大するから、その弾
性力が低下しない。従って、ケースが膨張した場合にあ
っても、収納空隙内で各装着部材を緊密にかつ安定的に
圧接することとなり、各共振子の保持力を一定にするこ
とができることとなる。
尚、第3図では、端子板の材料として一般的に用いら
れるリン青銅の温度特性を、比較して示す。すなわち、
通常の金属にあっては、前記のような温度特性を生じな
いことが理解される。
れるリン青銅の温度特性を、比較して示す。すなわち、
通常の金属にあっては、前記のような温度特性を生じな
いことが理解される。
<実施例> 第1図について、1は、絶縁材料からなる矩形状のケ
ースであって、該ケース1には、上面が開口する収納空
隙2が形成されている。前記収納空隙2内には、前方か
ら最端部の端子板4a,肉厚の大きな直列共振子5,端子板4
b,端子板6,肉厚の薄い並列共振子7,端子板8,絶縁板9が
縦列に配置されて一組とする装着部材が、数組収納され
る。
ースであって、該ケース1には、上面が開口する収納空
隙2が形成されている。前記収納空隙2内には、前方か
ら最端部の端子板4a,肉厚の大きな直列共振子5,端子板4
b,端子板6,肉厚の薄い並列共振子7,端子板8,絶縁板9が
縦列に配置されて一組とする装着部材が、数組収納され
る。
前記共振子5,7の前後面には電極が形成されており、
該共振子5,7に接触する各端子板4a,4b,6,8はリン青銅を
基材とし、その表面に銀メッキが施されてなり、その面
部には、前記電極との電気的接続を確実とするため、夫
々圧接用隆起10が形成されている。また両端部の端子板
4a,4aには一側方の肩部に接続突片11が突成され,複数
の端子板8には、他側方の肩部に接続突片12が突成され
ている。このため、その装着状態で、ケース1の上面に
は、一側方に、両端位置で端子板4aの接続突片11が突出
し、他側方に、端子板8の接続突片12が多数一列に突出
することとなる。さらにまた前記端子板4bは断面コ字形
をしており、圧接用隆起10が形成された夫々の接触面
を、直列共振子5の電極と接続して、各直列共振子5を
直列接続している。その直列共振子5の列は最端部の端
子板4a,4aの接続突片11,11により電気的接続がなされ得
る。
該共振子5,7に接触する各端子板4a,4b,6,8はリン青銅を
基材とし、その表面に銀メッキが施されてなり、その面
部には、前記電極との電気的接続を確実とするため、夫
々圧接用隆起10が形成されている。また両端部の端子板
4a,4aには一側方の肩部に接続突片11が突成され,複数
の端子板8には、他側方の肩部に接続突片12が突成され
ている。このため、その装着状態で、ケース1の上面に
は、一側方に、両端位置で端子板4aの接続突片11が突出
し、他側方に、端子板8の接続突片12が多数一列に突出
することとなる。さらにまた前記端子板4bは断面コ字形
をしており、圧接用隆起10が形成された夫々の接触面
を、直列共振子5の電極と接続して、各直列共振子5を
直列接続している。その直列共振子5の列は最端部の端
子板4a,4aの接続突片11,11により電気的接続がなされ得
る。
そして、ケース1の開口には封止板15が被着され、次
にエポキシ樹脂等の封止剤16が充填される。
にエポキシ樹脂等の封止剤16が充填される。
前記した各装着部材の最端部には、前記ケース1との
内面間で、図2で示すように、断面が内側に湾曲状に形
成してバネ作用を生ずる形状記憶合金からなる板バネ13
が挿入されている。しかもこの板バネ13は、その使用温
度でマルテンサイト相域からオーステナイト相域に至る
変態域にある材料を使用する。
内面間で、図2で示すように、断面が内側に湾曲状に形
成してバネ作用を生ずる形状記憶合金からなる板バネ13
が挿入されている。しかもこの板バネ13は、その使用温
度でマルテンサイト相域からオーステナイト相域に至る
変態域にある材料を使用する。
この変態域にあっては、温度の上昇とともにバネ性が
増大する。このため、温度上昇によってケース1が膨張
して、収納空隙2の容積が拡大しても、前記板バネ13が
バネ弾力を低下することなく広がって、端子板4a等を内
方へ加圧する。そして、ケース1内で各装着部材は相互
に緩みを生じることなく保持される。
増大する。このため、温度上昇によってケース1が膨張
して、収納空隙2の容積が拡大しても、前記板バネ13が
バネ弾力を低下することなく広がって、端子板4a等を内
方へ加圧する。そして、ケース1内で各装着部材は相互
に緩みを生じることなく保持される。
<発明の効果> 本発明は、上述のように、使用温度でマルテンサイト
相域からオーステナイト相域に至る変態域にある形状記
憶合金からなる板バネをケースに介挿して、各装着部材
の緊密化を図ったものであるから、温度上昇によりケー
スの容積が拡大しても板バネのバネ弾力を継続的に保持
することができ、ケース内を一定圧の緊密状態に保つこ
とができて、特性が安定する等の優れた効果がある。
相域からオーステナイト相域に至る変態域にある形状記
憶合金からなる板バネをケースに介挿して、各装着部材
の緊密化を図ったものであるから、温度上昇によりケー
スの容積が拡大しても板バネのバネ弾力を継続的に保持
することができ、ケース内を一定圧の緊密状態に保つこ
とができて、特性が安定する等の優れた効果がある。
第1図は本発明の一実施例の梯子型電気濾波器の縦断側
面図、第2図は板バネ13の斜視図、第3図は形状記憶合
金からなる板バネの反発力と温度との関係を示すグラフ
である。 1;ケース、2;収納空隙、4a,4b;端子板、5a;直列共振
子、6;端子板、7;並列共振子、8;端子板、13;板バネ
面図、第2図は板バネ13の斜視図、第3図は形状記憶合
金からなる板バネの反発力と温度との関係を示すグラフ
である。 1;ケース、2;収納空隙、4a,4b;端子板、5a;直列共振
子、6;端子板、7;並列共振子、8;端子板、13;板バネ
Claims (1)
- 【請求項1】一面が開口する合成樹脂製ケース内に、複
数個の直列共振子及び並列共振子を、端子板,絶縁板等
とともに介挿してなる梯子型電気濾波器において、 使用温度で、マルテンサイト相からオーステナイト相に
至る変態域にある形状記憶合金からなる湾曲状とした板
バネを、ケース内に介挿したことを特徴とする梯子型電
気濾波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61189352A JPH0821826B2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 梯子型電気濾波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61189352A JPH0821826B2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 梯子型電気濾波器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6345911A JPS6345911A (ja) | 1988-02-26 |
| JPH0821826B2 true JPH0821826B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=16239886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61189352A Expired - Lifetime JPH0821826B2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 梯子型電気濾波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821826B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04132742U (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-09 | 京セラ株式会社 | ラダー型フイルタ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4036669A (en) * | 1975-02-18 | 1977-07-19 | Raychem Corporation | Mechanical preconditioning method |
| JPS58176422U (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-25 | 松下電器産業株式会社 | 梯子形セラミツクフイルタ |
| JPS6052722U (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-13 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
| JPS6118627U (ja) * | 1984-07-04 | 1986-02-03 | キンセキ株式会社 | 温度補償水晶振動子 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP61189352A patent/JPH0821826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6345911A (ja) | 1988-02-26 |
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