JPH08219105A - アクチュエータの振動防止装置 - Google Patents
アクチュエータの振動防止装置Info
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- JPH08219105A JPH08219105A JP2634495A JP2634495A JPH08219105A JP H08219105 A JPH08219105 A JP H08219105A JP 2634495 A JP2634495 A JP 2634495A JP 2634495 A JP2634495 A JP 2634495A JP H08219105 A JPH08219105 A JP H08219105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- spring
- side chamber
- spool
- control valve
- Prior art date
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2203—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
- E02F9/2207—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function for reducing or compensating oscillations
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2217—Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな慣性負荷を作動中のアクチュエータが
急停止したときに発生する振動を早期に低減させるこ
と。 【構成】 油圧ポンプに接続された制御弁と、制御弁に
より作動制御されるシリンダと、圧力吸収手段とを含ん
でいる、アクチュエータの振動防止装置。制御弁の出力
ポートの一方は第1の給排油路を介してシリンダのロッ
ド側室に接続され、出力ポートの他方は第2の給排油路
を介してヘッド側室に接続されている。第1及び第2の
給排油路は、それぞれ、排出油路を介して油タンクに接
続されている。排出油路の各々に、各々に対応するシリ
ンダの前記室に発生する振動圧を吸収する圧力吸収手段
が設けられている。
急停止したときに発生する振動を早期に低減させるこ
と。 【構成】 油圧ポンプに接続された制御弁と、制御弁に
より作動制御されるシリンダと、圧力吸収手段とを含ん
でいる、アクチュエータの振動防止装置。制御弁の出力
ポートの一方は第1の給排油路を介してシリンダのロッ
ド側室に接続され、出力ポートの他方は第2の給排油路
を介してヘッド側室に接続されている。第1及び第2の
給排油路は、それぞれ、排出油路を介して油タンクに接
続されている。排出油路の各々に、各々に対応するシリ
ンダの前記室に発生する振動圧を吸収する圧力吸収手段
が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械、例えば油圧
ショベルに搭載されるブーム等の大きな慣性負荷を作動
させるアクチュエータの振動防止装置に関する。
ショベルに搭載されるブーム等の大きな慣性負荷を作動
させるアクチュエータの振動防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルには、大きな慣性負荷であ
る、例えばブームが備えられている。そして油圧ショベ
ルにはまた、ブームを作動させるアクチュエータを含む
油圧回路が備えられている。この油圧回路は、油圧ポン
プに接続された制御弁と、この制御弁により油圧ポンプ
の吐出圧油が給排されることにより作動制御される、ア
クチュエータであるシリンダと、を含んでいる。シリン
ダはピストンによってロッド側室とヘッド側室とに分け
られ、ピストンはピストンロッドを介してブームに接続
されている。制御弁は、二つの出力ポート及び排出ポー
トを備えている。出力ポートの一方は第1の給排油路を
介してロッド側室に接続され、出力ポートの他方は第2
の給排油路を介してヘッド側室に接続され、また排出ポ
ートは排出油路を介して油タンクに接続されている。制
御弁は、6ポート3位置切換弁からなり、その中立位置
で、油圧ポンプの吐出圧油は油タンクに排出され、二つ
の出力ポートは閉じられる。制御弁は、その中立位置か
ら伸び操作位置及び縮み操作位置に切り換え可能であ
る。
る、例えばブームが備えられている。そして油圧ショベ
ルにはまた、ブームを作動させるアクチュエータを含む
油圧回路が備えられている。この油圧回路は、油圧ポン
プに接続された制御弁と、この制御弁により油圧ポンプ
の吐出圧油が給排されることにより作動制御される、ア
クチュエータであるシリンダと、を含んでいる。シリン
ダはピストンによってロッド側室とヘッド側室とに分け
られ、ピストンはピストンロッドを介してブームに接続
されている。制御弁は、二つの出力ポート及び排出ポー
トを備えている。出力ポートの一方は第1の給排油路を
介してロッド側室に接続され、出力ポートの他方は第2
の給排油路を介してヘッド側室に接続され、また排出ポ
ートは排出油路を介して油タンクに接続されている。制
御弁は、6ポート3位置切換弁からなり、その中立位置
で、油圧ポンプの吐出圧油は油タンクに排出され、二つ
の出力ポートは閉じられる。制御弁は、その中立位置か
ら伸び操作位置及び縮み操作位置に切り換え可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】制御弁が伸び操作位置
に切り換えられ、油圧ポンプの吐出圧油が出力ポートの
他方から第2の給排油路を介してシリンダのヘッド側室
に供給されると、ピストンロッドが伸び方向に移動し、
ブームは上昇移動させられる。なおシリンダのロッド側
室の圧油は第1の給排油路から制御弁を介して油タンク
へ排出される。また制御弁が縮み操作位置に切り換えら
れ、油圧ポンプの吐出圧油が出力ポートの一方から第1
の給排油路を介してシリンダのロッド側室に供給される
と、ピストンロッドが縮み方向に移動し、ブームは下降
移動させられる。なおシリンダのヘッド側室の圧油は第
2の給排油路から制御弁を介して油タンクへ排出され
る。
に切り換えられ、油圧ポンプの吐出圧油が出力ポートの
他方から第2の給排油路を介してシリンダのヘッド側室
に供給されると、ピストンロッドが伸び方向に移動し、
ブームは上昇移動させられる。なおシリンダのロッド側
室の圧油は第1の給排油路から制御弁を介して油タンク
へ排出される。また制御弁が縮み操作位置に切り換えら
れ、油圧ポンプの吐出圧油が出力ポートの一方から第1
の給排油路を介してシリンダのロッド側室に供給される
と、ピストンロッドが縮み方向に移動し、ブームは下降
移動させられる。なおシリンダのヘッド側室の圧油は第
2の給排油路から制御弁を介して油タンクへ排出され
る。
【0004】制御弁が伸び操作位置又は縮み操作位置に
切り換えられ、油圧ポンプの吐出圧油がシリンダのヘッ
ド側室又はロッド側室に供給され、ブームが上昇又は下
降しているとき、制御弁を急に中立位置に復帰させる
と、制御弁の二つの出力ポートは閉じられる。したがっ
て第1及び第2の給排油路も閉じられる。ブームの上昇
又は下降移動は急停止される。このとき、第1及び第2
の給排油路とシリンダのヘッド側室及びロッド側室に閉
じ込められた油がブームの慣性力によって交互に圧縮さ
れる。これによりヘッド側室及びロッド側室には交互に
振動圧(高圧)が発生する。その結果、図2の上部に示
されるように、制御弁の中立位置復帰後も、図2の下部
に示されるように、シリンダの作動スピード(ピストン
ロッドの移動スピード)は直ちにゼロとならず、しかも
作動方向を交互に変える形態で徐々に減衰する。すなわ
ちシリンダ(アクチュエータ)において残留振動が発生
する。この振動に起因して機体が振動し、オペレータを
疲労させる。またシリンダにおける振動は作業機の先端
(例えばブームの先端に配置されたバケット)に増幅し
て伝達され、操作性を低下させることにもなる。
切り換えられ、油圧ポンプの吐出圧油がシリンダのヘッ
ド側室又はロッド側室に供給され、ブームが上昇又は下
降しているとき、制御弁を急に中立位置に復帰させる
と、制御弁の二つの出力ポートは閉じられる。したがっ
て第1及び第2の給排油路も閉じられる。ブームの上昇
又は下降移動は急停止される。このとき、第1及び第2
の給排油路とシリンダのヘッド側室及びロッド側室に閉
じ込められた油がブームの慣性力によって交互に圧縮さ
れる。これによりヘッド側室及びロッド側室には交互に
振動圧(高圧)が発生する。その結果、図2の上部に示
されるように、制御弁の中立位置復帰後も、図2の下部
に示されるように、シリンダの作動スピード(ピストン
ロッドの移動スピード)は直ちにゼロとならず、しかも
作動方向を交互に変える形態で徐々に減衰する。すなわ
ちシリンダ(アクチュエータ)において残留振動が発生
する。この振動に起因して機体が振動し、オペレータを
疲労させる。またシリンダにおける振動は作業機の先端
(例えばブームの先端に配置されたバケット)に増幅し
て伝達され、操作性を低下させることにもなる。
【0005】本発明の目的は、大きな慣性負荷を作動中
のアクチュエータが急停止したときに発生する振動を早
期に低減させることができる、改良されたアクチュエー
タの振動防止装置を提供することである。
のアクチュエータが急停止したときに発生する振動を早
期に低減させることができる、改良されたアクチュエー
タの振動防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、油圧ポ
ンプに接続された制御弁と、該制御弁により作動制御さ
れるシリンダとを含み、該シリンダはピストンによって
ロッド側室とヘッド側室とに分けられ、該ピストンはピ
ストンロッドを介して慣性負荷に接続され、該制御弁
は、二つの出力ポートを備え、該出力ポートの一方は第
1の給排油路を介して該ロッド側室に接続され、該出力
ポートの他方は第2の給排油路を介して該ヘッド側室に
接続され、該制御弁の中立位置で該出力ポートの各々は
閉じられ、該制御弁の縮み操作位置で該出力ポートの一
方と該油圧ポンプとが連通し、該制御弁の伸び操作位置
で該出力ポートの他方と該油圧ポンプとが連通し、該第
1の給排油路及び該第2の給排油路は、それぞれ、排出
油路を介して油タンクに接続され、該排出油路の各々に
は、各々に対応する該シリンダの該室に発生する振動圧
を吸収する圧力吸収手段が設けられている、ことを特徴
とするアクチュエータの振動防止装置、が提供される。
ンプに接続された制御弁と、該制御弁により作動制御さ
れるシリンダとを含み、該シリンダはピストンによって
ロッド側室とヘッド側室とに分けられ、該ピストンはピ
ストンロッドを介して慣性負荷に接続され、該制御弁
は、二つの出力ポートを備え、該出力ポートの一方は第
1の給排油路を介して該ロッド側室に接続され、該出力
ポートの他方は第2の給排油路を介して該ヘッド側室に
接続され、該制御弁の中立位置で該出力ポートの各々は
閉じられ、該制御弁の縮み操作位置で該出力ポートの一
方と該油圧ポンプとが連通し、該制御弁の伸び操作位置
で該出力ポートの他方と該油圧ポンプとが連通し、該第
1の給排油路及び該第2の給排油路は、それぞれ、排出
油路を介して油タンクに接続され、該排出油路の各々に
は、各々に対応する該シリンダの該室に発生する振動圧
を吸収する圧力吸収手段が設けられている、ことを特徴
とするアクチュエータの振動防止装置、が提供される。
【0007】
【作用】制御弁が中立位置から伸び操作位置又は縮み操
作位置に切り換えられると、油圧ポンプの吐出圧油がシ
リンダのヘッド側室又はロッド側室に供給され、慣性負
荷が上昇又は下降する。このような慣性負荷の作動中、
制御弁を急に中立位置に復帰させると、制御弁の二つの
出力ポートは閉じられる。したがって第1及び第2の給
排油路も閉じられる。慣性負荷の上昇又は下降は急停止
される。このとき、第1及び第2の給排油路とシリンダ
のヘッド側室及びロッド側室に閉じ込められた油が慣性
負荷の慣性力によって交互に圧縮される。これによりヘ
ッド側室及びロッド側室には交互に振動圧(高圧)が発
生する。この高圧は、第1及び第2の給排油路から、各
排出油路を介して各圧力吸収手段に交互に伝達される。
その結果、振動圧は各圧力吸収手段により積極的に吸収
され、早期に低減する。すなわちシリンダの作動スピー
ドは早期にゼロとなる。これにより機体や作業機等の振
動が低減されるので、オペレータの疲労が軽減され、装
置の操作性が向上する。
作位置に切り換えられると、油圧ポンプの吐出圧油がシ
リンダのヘッド側室又はロッド側室に供給され、慣性負
荷が上昇又は下降する。このような慣性負荷の作動中、
制御弁を急に中立位置に復帰させると、制御弁の二つの
出力ポートは閉じられる。したがって第1及び第2の給
排油路も閉じられる。慣性負荷の上昇又は下降は急停止
される。このとき、第1及び第2の給排油路とシリンダ
のヘッド側室及びロッド側室に閉じ込められた油が慣性
負荷の慣性力によって交互に圧縮される。これによりヘ
ッド側室及びロッド側室には交互に振動圧(高圧)が発
生する。この高圧は、第1及び第2の給排油路から、各
排出油路を介して各圧力吸収手段に交互に伝達される。
その結果、振動圧は各圧力吸収手段により積極的に吸収
され、早期に低減する。すなわちシリンダの作動スピー
ドは早期にゼロとなる。これにより機体や作業機等の振
動が低減されるので、オペレータの疲労が軽減され、装
置の操作性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、図1を参照して、本発明に従って改良
されたアクチュエータの振動防止装置の一実施例を説明
する。油圧ポンプ2は、吐出油路4及び6を介してブー
ム制御弁8に接続されている。番号10は、ブーム作動
用のアクチュエータであるシリンダであって、ピストン
12によりロッド側室14とヘッド側室16とに分けら
れている。ピストン12はピストンロッド18を介して
慣性負荷であるブーム20に接続されている。ブーム制
御弁8には排油ポート22、出力ポート24及び26が
設けられている。排油ポート22はバイパス油路28を
介して油タンクTに接続されている。出力ポート24は
第1の給排油路30を介してロッド側室14に接続さ
れ、出力ポート26は第2の給排油路32を介してヘッ
ド側室16に接続されている。制御弁8は6ポート3位
置切換弁からなり、図示の中立位置Aから伸び操作位置
B及び縮み操作位置Cに切り換え可能である。制御弁8
が中立位置Aにあるときは、排油ポート22が開き、油
圧ポンプ2の吐出圧油はバイパス油路28を介して油タ
ンクTに排出される。また二つの出力ポート24及び2
6は閉じられる。制御弁8が伸び操作位置Bに切り換え
られると、出力ポート26と油圧ポンプ2とが連通し、
油圧ポンプ2の吐出圧油は第2の給排油路32を介して
ヘッド側室16に供給される。ブーム20は上昇する。
制御弁8が縮み操作位置Cに切り換えられると、出力ポ
ート24と油圧ポンプ2とが連通し、油圧ポンプ2の吐
出圧油は第1の給排油路30を介してロッド側室14に
供給される。ブーム20は下降する。
されたアクチュエータの振動防止装置の一実施例を説明
する。油圧ポンプ2は、吐出油路4及び6を介してブー
ム制御弁8に接続されている。番号10は、ブーム作動
用のアクチュエータであるシリンダであって、ピストン
12によりロッド側室14とヘッド側室16とに分けら
れている。ピストン12はピストンロッド18を介して
慣性負荷であるブーム20に接続されている。ブーム制
御弁8には排油ポート22、出力ポート24及び26が
設けられている。排油ポート22はバイパス油路28を
介して油タンクTに接続されている。出力ポート24は
第1の給排油路30を介してロッド側室14に接続さ
れ、出力ポート26は第2の給排油路32を介してヘッ
ド側室16に接続されている。制御弁8は6ポート3位
置切換弁からなり、図示の中立位置Aから伸び操作位置
B及び縮み操作位置Cに切り換え可能である。制御弁8
が中立位置Aにあるときは、排油ポート22が開き、油
圧ポンプ2の吐出圧油はバイパス油路28を介して油タ
ンクTに排出される。また二つの出力ポート24及び2
6は閉じられる。制御弁8が伸び操作位置Bに切り換え
られると、出力ポート26と油圧ポンプ2とが連通し、
油圧ポンプ2の吐出圧油は第2の給排油路32を介して
ヘッド側室16に供給される。ブーム20は上昇する。
制御弁8が縮み操作位置Cに切り換えられると、出力ポ
ート24と油圧ポンプ2とが連通し、油圧ポンプ2の吐
出圧油は第1の給排油路30を介してロッド側室14に
供給される。ブーム20は下降する。
【0009】第1の給排油路30及び第2の給排油路3
2は、それぞれ、排出油路34及び36を介して油タン
クTに接続されている。排出油路34には、シリンダ1
0のロッド側室14に発生する振動圧を吸収する圧力吸
収手段40が設けられている。排出油路36には、シリ
ンダ10のヘッド側室16に発生する振動圧を吸収する
圧力吸収手段42が設けられている。圧力吸収手段40
と圧力吸収手段42とは実質上同一の構成を有している
ので、ここでは圧力吸収手段40の構成について説明す
る。なお圧力吸収手段42の構成については、同一部分
に同一符号を付し説明は省略する。
2は、それぞれ、排出油路34及び36を介して油タン
クTに接続されている。排出油路34には、シリンダ1
0のロッド側室14に発生する振動圧を吸収する圧力吸
収手段40が設けられている。排出油路36には、シリ
ンダ10のヘッド側室16に発生する振動圧を吸収する
圧力吸収手段42が設けられている。圧力吸収手段40
と圧力吸収手段42とは実質上同一の構成を有している
ので、ここでは圧力吸収手段40の構成について説明す
る。なお圧力吸収手段42の構成については、同一部分
に同一符号を付し説明は省略する。
【0010】圧力吸収手段40は、信号圧発生器50が
付設された振動圧リリーフ弁52、アキュムレータ54
及び信号圧発生器50により作動制御される切換弁56
を含むと共にその順に、排出油路34の上流側から直列
して配置されている。振動圧リリーフ弁52は、スプー
ル60と、スプール60の一端に設けられかつばね58
が配置されたばね室62と、ばね室62及び排出油路3
4のスプール60より上流側Pを接続するばね側油路6
4と、スプール60の他端に設けられた押込側室66
と、押込側室66及び排出油路34の上流側Pを接続す
る押込側油路68とを含んでいる。ばね側油路64には
オリフィス69が設けられている。スプール60は通常
は図示のようにばね58の付勢力により排出油路34を
閉じるよう位置付けられている。
付設された振動圧リリーフ弁52、アキュムレータ54
及び信号圧発生器50により作動制御される切換弁56
を含むと共にその順に、排出油路34の上流側から直列
して配置されている。振動圧リリーフ弁52は、スプー
ル60と、スプール60の一端に設けられかつばね58
が配置されたばね室62と、ばね室62及び排出油路3
4のスプール60より上流側Pを接続するばね側油路6
4と、スプール60の他端に設けられた押込側室66
と、押込側室66及び排出油路34の上流側Pを接続す
る押込側油路68とを含んでいる。ばね側油路64には
オリフィス69が設けられている。スプール60は通常
は図示のようにばね58の付勢力により排出油路34を
閉じるよう位置付けられている。
【0011】振動圧リリーフ弁52の動きに連動するよ
うそれに連結されている信号圧発生器50は、シリンダ
70と、シリンダ70内に配置されたピストン72と、
一端がピストン72に連結されかつ他端がスプール60
に連結されたピストンロッド74とを含んでいる。シリ
ンダ70のピストン72によって分けられる室の一方7
6は、スプール60がばね58の付勢力に抗して図の下
方に移動したときに信号圧力を発生する信号圧発生室を
形成している。
うそれに連結されている信号圧発生器50は、シリンダ
70と、シリンダ70内に配置されたピストン72と、
一端がピストン72に連結されかつ他端がスプール60
に連結されたピストンロッド74とを含んでいる。シリ
ンダ70のピストン72によって分けられる室の一方7
6は、スプール60がばね58の付勢力に抗して図の下
方に移動したときに信号圧力を発生する信号圧発生室を
形成している。
【0012】切換弁56は、スプール80と、スプール
80の一端に設けられたばね82と、スプール80の他
端に設けられた押込側室84とを含んでいる。押込側室
84と信号圧発生器50の信号圧発生室76とは信号伝
達油路86により接続されている。スプール80は通常
は図示のようにばね82の付勢力により排出油路34を
開くよう位置付けられている。
80の一端に設けられたばね82と、スプール80の他
端に設けられた押込側室84とを含んでいる。押込側室
84と信号圧発生器50の信号圧発生室76とは信号伝
達油路86により接続されている。スプール80は通常
は図示のようにばね82の付勢力により排出油路34を
開くよう位置付けられている。
【0013】制御弁8が伸び操作位置B又は縮み操作位
置Cに切り換えられると、油圧ポンプ2の吐出圧油がシ
リンダ10のヘッド側室16又はロッド側室14に供給
され、ブーム20が上昇又は下降する。このようなブー
ム20の作動中、制御弁8を急に中立位置Aに復帰させ
ると、制御弁8の二つの出力ポート24及び26は閉じ
られる。したがって第1及び第2の給排油路30及び3
2も閉じられる。ブーム20の上昇又は下降は急停止さ
れる。このとき、第1及び第2の給排油路30及び32
とシリンダ10のヘッド側室16及びロッド側室14に
閉じ込められた油がブーム20の慣性力によって交互に
圧縮される。これによりヘッド側室16及びロッド側室
14には交互に振動圧(高圧)が発生する。例えば制御
弁8が縮み操作位置Cから急に中立位置Aに切り換えら
れると、ブーム20の下降が急停止され、ブーム20の
下方への慣性により先ずヘッド側室16に高圧が発生す
る。この高圧は、第2の給排油路32から、排出油路3
6を介して圧力吸収手段42の振動圧リリーフ弁52に
伝達される。スプール60のばね室62及び押込側室6
6に作用する圧力差によってスプール60はばね58の
付勢力に抗して図の下方に移動し、排出油路36を開
く。スプール60の移動はピストンロッド74を介して
信号圧発生器50のピストン72に伝達され、信号圧発
生室76に信号圧が発生する。この信号圧は信号伝達油
路86を介して切換弁56のスプール80の押込側室8
4に作用するので、スプール80がばね82の付勢力に
抗して図の下方に移動し、排出油路36を閉じる。その
結果、ヘッド側室16に発生した高圧はアキュムレータ
54に逃がされる。
置Cに切り換えられると、油圧ポンプ2の吐出圧油がシ
リンダ10のヘッド側室16又はロッド側室14に供給
され、ブーム20が上昇又は下降する。このようなブー
ム20の作動中、制御弁8を急に中立位置Aに復帰させ
ると、制御弁8の二つの出力ポート24及び26は閉じ
られる。したがって第1及び第2の給排油路30及び3
2も閉じられる。ブーム20の上昇又は下降は急停止さ
れる。このとき、第1及び第2の給排油路30及び32
とシリンダ10のヘッド側室16及びロッド側室14に
閉じ込められた油がブーム20の慣性力によって交互に
圧縮される。これによりヘッド側室16及びロッド側室
14には交互に振動圧(高圧)が発生する。例えば制御
弁8が縮み操作位置Cから急に中立位置Aに切り換えら
れると、ブーム20の下降が急停止され、ブーム20の
下方への慣性により先ずヘッド側室16に高圧が発生す
る。この高圧は、第2の給排油路32から、排出油路3
6を介して圧力吸収手段42の振動圧リリーフ弁52に
伝達される。スプール60のばね室62及び押込側室6
6に作用する圧力差によってスプール60はばね58の
付勢力に抗して図の下方に移動し、排出油路36を開
く。スプール60の移動はピストンロッド74を介して
信号圧発生器50のピストン72に伝達され、信号圧発
生室76に信号圧が発生する。この信号圧は信号伝達油
路86を介して切換弁56のスプール80の押込側室8
4に作用するので、スプール80がばね82の付勢力に
抗して図の下方に移動し、排出油路36を閉じる。その
結果、ヘッド側室16に発生した高圧はアキュムレータ
54に逃がされる。
【0014】次いで振動圧が反転してロッド側室14に
高圧が発生する。この圧力の作用の反転により、圧力吸
収手段42の振動圧リリーフ弁52へ作用する圧力が低
下する。スプール60はばね58の付勢力により図示の
位置に復帰し、排出油路36を閉じる。信号圧発生器5
0の信号圧発生室76の信号圧力が低下し、切換弁56
のスプール80はばね82の付勢力により図示の位置に
復帰し、排出油路36を開く。アキュムレータ54に逃
がされた圧油は切換弁56を介して油タンクTに排出さ
れる。一方、ロッド側室14に発生した高圧は、第1の
給排油路30から、排出油路34を介して圧力吸収手段
40の振動圧リリーフ弁52に伝達される。そして前記
したと同様の作用により、振動圧リリーフ弁52が排出
油路34を開き、信号圧発生器50により切換弁56が
排出油路34を閉じるので、ロッド側室14に発生した
高圧はアキュムレータ54に逃がされる。次いで振動圧
が再び反転してヘッド側室16に高圧が発生すると、圧
力吸収手段40の振動圧リリーフ弁52へ作用する圧力
が低下する。そして前記したと同様の作用により、振動
圧リリーフ弁52が排出油路34を閉じ、信号圧発生器
50により切換弁56が排出油路34を開くので、アキ
ュムレータ54の圧油は切換弁56を介して油タンクT
に排出される。
高圧が発生する。この圧力の作用の反転により、圧力吸
収手段42の振動圧リリーフ弁52へ作用する圧力が低
下する。スプール60はばね58の付勢力により図示の
位置に復帰し、排出油路36を閉じる。信号圧発生器5
0の信号圧発生室76の信号圧力が低下し、切換弁56
のスプール80はばね82の付勢力により図示の位置に
復帰し、排出油路36を開く。アキュムレータ54に逃
がされた圧油は切換弁56を介して油タンクTに排出さ
れる。一方、ロッド側室14に発生した高圧は、第1の
給排油路30から、排出油路34を介して圧力吸収手段
40の振動圧リリーフ弁52に伝達される。そして前記
したと同様の作用により、振動圧リリーフ弁52が排出
油路34を開き、信号圧発生器50により切換弁56が
排出油路34を閉じるので、ロッド側室14に発生した
高圧はアキュムレータ54に逃がされる。次いで振動圧
が再び反転してヘッド側室16に高圧が発生すると、圧
力吸収手段40の振動圧リリーフ弁52へ作用する圧力
が低下する。そして前記したと同様の作用により、振動
圧リリーフ弁52が排出油路34を閉じ、信号圧発生器
50により切換弁56が排出油路34を開くので、アキ
ュムレータ54の圧油は切換弁56を介して油タンクT
に排出される。
【0015】以上のように、シリンダ10のヘッド側室
16及びロッド側室14に交互に発生した振動圧は、排
出油路36及び34を介して、それぞれに設けられたア
キュムレータ54に一旦逃がされた後、交互に油タンク
Tに排出される。その結果、シリンダ10の作動停止時
に発生する振動圧は、各圧力吸収手段40及び42によ
り積極的に吸収され、早期に低減する。すなわちシリン
ダ10の作動スピードは早期にゼロとなる。これにより
機体や作業機等の振動が低減されるので、オペレータの
疲労が軽減され、装置の操作性が向上する。
16及びロッド側室14に交互に発生した振動圧は、排
出油路36及び34を介して、それぞれに設けられたア
キュムレータ54に一旦逃がされた後、交互に油タンク
Tに排出される。その結果、シリンダ10の作動停止時
に発生する振動圧は、各圧力吸収手段40及び42によ
り積極的に吸収され、早期に低減する。すなわちシリン
ダ10の作動スピードは早期にゼロとなる。これにより
機体や作業機等の振動が低減されるので、オペレータの
疲労が軽減され、装置の操作性が向上する。
【0016】以上、本発明を一実施例について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正
が可能である。
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正
が可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明に従って構成されたアクチュエー
タの振動防止装置によれば、大きな慣性負荷を作動中の
アクチュエータが急停止したときに発生する振動を早期
に低減させることができる。その結果、機体や作業機等
の振動が低減されるので、オペレータの疲労が軽減さ
れ、装置の操作性が向上する。
タの振動防止装置によれば、大きな慣性負荷を作動中の
アクチュエータが急停止したときに発生する振動を早期
に低減させることができる。その結果、機体や作業機等
の振動が低減されるので、オペレータの疲労が軽減さ
れ、装置の操作性が向上する。
【図1】本発明に従って改良されたアクチュエータの振
動防止装置の一実施例を示す油圧回路図。
動防止装置の一実施例を示す油圧回路図。
【図2】従来のブーム制御弁のストロークとブームシリ
ンダの作動スピードとの関係を経時的に示す線図。
ンダの作動スピードとの関係を経時的に示す線図。
2 油圧ポンプ 8 制御弁 10 シリンダ 14 ロッド側室 16 ヘッド側室 20 慣性負荷(ブーム) 24及び26 出力ポート 30 第1の吸排油路 32 第2の吸排油路 34及び36 排出油路 40及び42 圧力吸収手段 50 信号圧発生器 52 振動圧リリーフ弁 54 アキュムレータ 56 切換弁
Claims (3)
- 【請求項1】 油圧ポンプに接続された制御弁と、該制
御弁により作動制御されるシリンダとを含み、該シリン
ダはピストンによってロッド側室とヘッド側室とに分け
られ、該ピストンはピストンロッドを介して慣性負荷に
接続され、該制御弁は、二つの出力ポートを備え、該出
力ポートの一方は第1の給排油路を介して該ロッド側室
に接続され、該出力ポートの他方は第2の給排油路を介
して該ヘッド側室に接続され、 該制御弁の中立位置で該出力ポートの各々は閉じられ、
該制御弁の縮み操作位置で該出力ポートの一方と該油圧
ポンプとが連通し、該制御弁の伸び操作位置で該出力ポ
ートの他方と該油圧ポンプとが連通し、 該第1の給排油路及び該第2の給排油路は、それぞれ、
排出油路を介して油タンクに接続され、 該排出油路の各々には、各々に対応する該シリンダの該
室に発生する振動圧を吸収する圧力吸収手段が設けられ
ている、ことを特徴とするアクチュエータの振動防止装
置。 - 【請求項2】 該圧力吸収手段の各々は、信号圧発生器
が付設された振動圧リリーフ弁、アキュムレータ及び該
信号圧発生器により作動制御される切換弁を含むと共に
その順に、該排出油路の上流側から直列して配置され、 該振動圧リリーフ弁は、その一端にばねが配置され、通
常は該ばねの付勢力により該排出油路を閉じており、 該信号圧発生器は、該振動圧リリーフ弁の動きに連動す
るようそれに連結されると共に該振動圧リリーフ弁が該
ばねの付勢力に抗して移動して該排出油路を開いたとき
に信号圧力を発生する信号圧発生室を備え、 該切換弁は、その一端にばねが配置されて、通常は該ば
ねの付勢力により該排出油路を開いており、その他端側
は該信号圧発生器の該信号圧発生室に信号伝達油路を介
して接続されると共に該信号圧力により該ばねの付勢力
に抗して移動して該排出油路を閉じるよう構成されてい
る、請求項1記載のアクチュエータの振動防止装置。 - 【請求項3】 該振動圧リリーフ弁は、スプールと、該
スプールの一端に設けられかつ該ばねが配置されたばね
室と、該ばね室及び該排出油路の該スプールより上流側
を接続するばね側油路と、該スプールの他端に設けられ
た押込側室と、該押込側室及び該排出油路の該上流側を
接続する押込側油路とを含み、該ばね側油路にはオリフ
ィスが設けられ、該スプールは通常は該ばねの付勢力に
より該排出油路を閉じるよう位置付けられ、 該信号圧発生器は、シリンダと、該シリンダ内に配置さ
れたピストンと、一端が該ピストンに連結されかつ他端
が該スプールに連結されたピストンロッドとを含み、該
シリンダの該ピストンによって分けられる室の一方は該
スプールが該ばねの付勢力に抗して移動したときに該信
号圧力を発生する該信号圧発生室を形成し、 該切換弁は、スプールと、該スプールの一端に設けられ
た該ばねと、該スプールの他端に設けられた押込側室と
を含み、該押込側室と該信号圧発生器の該信号圧発生室
とは該信号伝達油路により接続され、該スプールは通常
は該ばねの付勢力により該排出油路を開くよう位置付け
られている、請求項2記載のアクチュエータの振動防止
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2634495A JPH08219105A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | アクチュエータの振動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2634495A JPH08219105A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | アクチュエータの振動防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219105A true JPH08219105A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12190837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2634495A Withdrawn JPH08219105A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | アクチュエータの振動防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219105A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021021406A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2634495A patent/JPH08219105A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021021406A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |