JPH08220041A - ガスセンサ - Google Patents
ガスセンサInfo
- Publication number
- JPH08220041A JPH08220041A JP4655795A JP4655795A JPH08220041A JP H08220041 A JPH08220041 A JP H08220041A JP 4655795 A JP4655795 A JP 4655795A JP 4655795 A JP4655795 A JP 4655795A JP H08220041 A JPH08220041 A JP H08220041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- detection
- detection film
- substrate
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 絶縁基板4にCO検出膜6とCH4検出膜8
を設け、基板4の裏面でCH4検出膜8の下面にヒータ
膜10を設ける。CO検出膜6側のリード線23,23
の熱伝導度を大きくする。 【効果】 検出のサイクルタイムを短縮し、CO検出膜
6とCH4検出膜8とに充分な温度差を与える。
を設け、基板4の裏面でCH4検出膜8の下面にヒータ
膜10を設ける。CO検出膜6側のリード線23,23
の熱伝導度を大きくする。 【効果】 検出のサイクルタイムを短縮し、CO検出膜
6とCH4検出膜8とに充分な温度差を与える。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、COとメタンやLPG
等の可燃性ガスを同時に検出するためのガスセンサに関
する。
等の可燃性ガスを同時に検出するためのガスセンサに関
する。
【0002】
【従来技術】出願人は、アルミナ等の耐熱絶縁基板の表
面にヒータ膜と1対の金属酸化物半導体膜とを設け、金
属酸化物半導体膜の一方で水蒸気を、他方で可燃性ガス
を検出するようにしたガスセンサを提案した(実開平4
−15057号公報)。この場合、水蒸気検出膜をガラ
ス膜で被覆して可燃性ガス感度を除き、さらにヒータ膜
を水蒸気検出膜側に配置して、可燃性ガス検出膜よりも
水蒸気検出膜を高温に加熱する。
面にヒータ膜と1対の金属酸化物半導体膜とを設け、金
属酸化物半導体膜の一方で水蒸気を、他方で可燃性ガス
を検出するようにしたガスセンサを提案した(実開平4
−15057号公報)。この場合、水蒸気検出膜をガラ
ス膜で被覆して可燃性ガス感度を除き、さらにヒータ膜
を水蒸気検出膜側に配置して、可燃性ガス検出膜よりも
水蒸気検出膜を高温に加熱する。
【0003】これとは別に発明者は、1つのガスセンサ
で、COと、CH4やLPG等の可燃性ガスとを同時に
検出することを検討した。この場合、ガスセンサの温度
を周期的に変化させ、例えば可燃性ガス検出膜の最高温
度を450℃程度に、CO検出膜の最高温度を300℃
程度にし、CO検出膜の最低温度を室温〜120℃程度
とする。そして可燃性ガスを可燃性ガス検出膜の最高温
度での出力等から検出し、COをCO検出膜の最低温度
等での出力から検出する。そしてこのようなガスセンサ
の実用化には、CO検出膜の最高温度から最低温度への
冷却を速め、検出のサイクルタイムを短縮することが必
要である。また可燃性ガス検出膜を例えば450℃の最
高温度に加熱した際に、CO検出膜の温度を例えば30
0℃程度にとどめるようにし、両者の間に充分な温度差
を設けることが必要である。そして前記のガスセンサを
そのままこの用途に転用すると、CO検出膜と可燃性ガ
ス検出膜との温度差が小さく、かつCO検出膜の冷却が
遅いため検出のサイクルタイムを短く出来ないことが判
明した。
で、COと、CH4やLPG等の可燃性ガスとを同時に
検出することを検討した。この場合、ガスセンサの温度
を周期的に変化させ、例えば可燃性ガス検出膜の最高温
度を450℃程度に、CO検出膜の最高温度を300℃
程度にし、CO検出膜の最低温度を室温〜120℃程度
とする。そして可燃性ガスを可燃性ガス検出膜の最高温
度での出力等から検出し、COをCO検出膜の最低温度
等での出力から検出する。そしてこのようなガスセンサ
の実用化には、CO検出膜の最高温度から最低温度への
冷却を速め、検出のサイクルタイムを短縮することが必
要である。また可燃性ガス検出膜を例えば450℃の最
高温度に加熱した際に、CO検出膜の温度を例えば30
0℃程度にとどめるようにし、両者の間に充分な温度差
を設けることが必要である。そして前記のガスセンサを
そのままこの用途に転用すると、CO検出膜と可燃性ガ
ス検出膜との温度差が小さく、かつCO検出膜の冷却が
遅いため検出のサイクルタイムを短く出来ないことが判
明した。
【0004】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、CO検出膜の
冷却を速め検出のサイクルタイムを短縮すると共に、可
燃性ガス検出膜とCO検出膜とに充分な温度差を設ける
ことにある。請求項2の発明での課題は、前記の温度差
をより大きくし、また検出のサイクルタイムをより短く
することにある。請求項3での課題は、ヒータ膜を基板
の裏面に、可燃性ガス検出膜やCO検出膜を基板の表面
に配置して、基板面積を小さくし、かつヒータ電極や共
通電極を基板の表裏両面に接続できるようにすることに
ある。請求項4での課題は、4つの電極とリード線との
接続を強化することにある。
冷却を速め検出のサイクルタイムを短縮すると共に、可
燃性ガス検出膜とCO検出膜とに充分な温度差を設ける
ことにある。請求項2の発明での課題は、前記の温度差
をより大きくし、また検出のサイクルタイムをより短く
することにある。請求項3での課題は、ヒータ膜を基板
の裏面に、可燃性ガス検出膜やCO検出膜を基板の表面
に配置して、基板面積を小さくし、かつヒータ電極や共
通電極を基板の表裏両面に接続できるようにすることに
ある。請求項4での課題は、4つの電極とリード線との
接続を強化することにある。
【0005】
【発明の構成】請求項1のガスセンサでは、ほぼ長方形
状の耐熱絶縁基板の、第1半部にCO検出膜を、第2半
部に可燃性ガス検出膜とヒータ膜とを設け、各膜に接続
した共通電極と、CO検出膜に接続したCO検出電極
と、可燃性ガス検出膜に接続した可燃性ガス検出電極
と、ヒータ膜に接続したヒータ電極との4つの電極を設
け、前記第1半部で前記4つの電極中の2つの電極に高
熱伝導リード線を接続し、前記第2半部で他の2つの電
極に低熱伝導リード線を接続する。高熱伝導リード線に
は例えばPt等の熱伝導率の高い線材を用い、低熱伝導
リード線にはPt−W等の熱伝導率の低い線材や、Pt
を用いる場合でも高熱伝導リード線よりも線径が細い線
材を用いる。第1半部や第2半部との概念は、基板の長
手方向を左右にとった場合、例えば右側にCO検出膜
を、左側に可燃性ガス検出膜とヒータ膜とを設けるとの
意味で、可燃性ガス検出膜やヒータ膜が基板の中心線よ
りも右側に部分的にはみ出すことを除外する意味ではな
い。
状の耐熱絶縁基板の、第1半部にCO検出膜を、第2半
部に可燃性ガス検出膜とヒータ膜とを設け、各膜に接続
した共通電極と、CO検出膜に接続したCO検出電極
と、可燃性ガス検出膜に接続した可燃性ガス検出電極
と、ヒータ膜に接続したヒータ電極との4つの電極を設
け、前記第1半部で前記4つの電極中の2つの電極に高
熱伝導リード線を接続し、前記第2半部で他の2つの電
極に低熱伝導リード線を接続する。高熱伝導リード線に
は例えばPt等の熱伝導率の高い線材を用い、低熱伝導
リード線にはPt−W等の熱伝導率の低い線材や、Pt
を用いる場合でも高熱伝導リード線よりも線径が細い線
材を用いる。第1半部や第2半部との概念は、基板の長
手方向を左右にとった場合、例えば右側にCO検出膜
を、左側に可燃性ガス検出膜とヒータ膜とを設けるとの
意味で、可燃性ガス検出膜やヒータ膜が基板の中心線よ
りも右側に部分的にはみ出すことを除外する意味ではな
い。
【0006】請求項2の発明は、前記基板をガラス,石
英,ジルコニア,チタニア,ステアタイト,フォルステ
ライトからなる群の少なくとも一員の物質で構成したこ
とを特徴とする。これらの材料は、ガスセンサの基板に
通常に用いられるアルミナに比べて熱伝導率が数分の1
以下の材料である。請求項3の発明は、ヒータ膜を基板
の裏面に、可燃性ガス検出膜とをCO検出膜を基板の表
面に設け、さらに基板の端面に設けた端面接続部を介し
てヒータ電極と共通電極とを基板の表裏両面に接続した
ことを特徴とする。請求項4の発明は、各電極のリード
線への接続部を導電性ペーストで被覆したことを特徴と
する。
英,ジルコニア,チタニア,ステアタイト,フォルステ
ライトからなる群の少なくとも一員の物質で構成したこ
とを特徴とする。これらの材料は、ガスセンサの基板に
通常に用いられるアルミナに比べて熱伝導率が数分の1
以下の材料である。請求項3の発明は、ヒータ膜を基板
の裏面に、可燃性ガス検出膜とをCO検出膜を基板の表
面に設け、さらに基板の端面に設けた端面接続部を介し
てヒータ電極と共通電極とを基板の表裏両面に接続した
ことを特徴とする。請求項4の発明は、各電極のリード
線への接続部を導電性ペーストで被覆したことを特徴と
する。
【0007】
【発明の作用】請求項1の発明では、ヒータ膜を可燃性
ガス検出膜側に配置したので、CO検出膜との間に温度
差が発生する。この温度差はCO検出膜側の高熱伝導リ
ード線での放熱で助長され、かつCO検出膜側の冷却速
度が増加する。これらのため、可燃性ガス検出膜とCO
検出膜との間に大きな温度差を発生させることが出来
る。次に冷却時には、CO検出膜側の高熱伝導リード線
からの放熱でCO検出膜を速やかに冷却し、しかも可燃
性ガス検出膜の最低温度を高くできる。これらのため、
検出のサイクルタイムが短縮する。
ガス検出膜側に配置したので、CO検出膜との間に温度
差が発生する。この温度差はCO検出膜側の高熱伝導リ
ード線での放熱で助長され、かつCO検出膜側の冷却速
度が増加する。これらのため、可燃性ガス検出膜とCO
検出膜との間に大きな温度差を発生させることが出来
る。次に冷却時には、CO検出膜側の高熱伝導リード線
からの放熱でCO検出膜を速やかに冷却し、しかも可燃
性ガス検出膜の最低温度を高くできる。これらのため、
検出のサイクルタイムが短縮する。
【0008】請求項2の発明では、基板の熱伝導率を小
さくし、ヒータ膜からCO検出膜への熱伝導を小さく
し、前記の温度差を大きくすると共に、CO検出膜をヒ
ータ膜側からの熱伝導を抑えながら冷却し、サイクルタ
イムをさらに短くする。請求項3の発明では、ヒータ膜
を可燃性ガス検出膜の裏面に配置して基板面積を小さく
し、また端面接続部で基板の表裏の両面配線を行う。請
求項4の発明では、リード線への電極の接続部を導電性
ペーストで被覆し、接続部を補強する。
さくし、ヒータ膜からCO検出膜への熱伝導を小さく
し、前記の温度差を大きくすると共に、CO検出膜をヒ
ータ膜側からの熱伝導を抑えながら冷却し、サイクルタ
イムをさらに短くする。請求項3の発明では、ヒータ膜
を可燃性ガス検出膜の裏面に配置して基板面積を小さく
し、また端面接続部で基板の表裏の両面配線を行う。請
求項4の発明では、リード線への電極の接続部を導電性
ペーストで被覆し、接続部を補強する。
【0009】
【実施例】図1〜図3に、実施例を示す。図において、
2はガスセンサ、4は耐熱絶縁基板で、結晶化ガラス
や,石英,ジルコニア,チタニア,ステアタイト(Mg
O・SiO2),フォルステライト(2MgO・SiO
2)が好ましく、これらは熱伝導率がアルミナに比べて
数分の1〜1/20程度である。基板4の熱伝導率を表
1に示す。基板サイズは例えば1.5×2.5mmで厚さ
が0.3mm程度とし、6はCO検出膜、8はCH4検出
膜でLPGの検出用の膜としても良く、10はRuO2
等のヒータ膜である。ここではヒータ膜10を基板4の
図での裏面左半部に配置し、CO検出膜6を右半部に、
CH4検出膜8とヒータ膜10を左半部に配置する。C
O検出膜6やCH4検出膜8にはいずれもSnO2系の金
属酸化物半導体膜を用いたが、それらは材質が異なり、
例えばCO検出膜6はPd等の触媒含量が少なく、CH
4検出膜8は触媒含量が多い。検出膜6,8には、Sn
O2以外の金属酸化物半導体を用いても良い。12は共
通電極、14はCO検出電極、16はCH4検出電極、
18はヒータ電極で、いずれも金や白金等の膜状電極で
ある。共通電極12とヒータ電極18は端面接続部20
を介して基板4の表裏に配線し、共通電極12はCO検
出膜6とCH4検出膜8とヒータ膜10の各々に接続す
る。端面接続部20は、金等の導電性ペーストを基板4
の角部を切り落とした部分に塗布し、焼成して構成す
る。
2はガスセンサ、4は耐熱絶縁基板で、結晶化ガラス
や,石英,ジルコニア,チタニア,ステアタイト(Mg
O・SiO2),フォルステライト(2MgO・SiO
2)が好ましく、これらは熱伝導率がアルミナに比べて
数分の1〜1/20程度である。基板4の熱伝導率を表
1に示す。基板サイズは例えば1.5×2.5mmで厚さ
が0.3mm程度とし、6はCO検出膜、8はCH4検出
膜でLPGの検出用の膜としても良く、10はRuO2
等のヒータ膜である。ここではヒータ膜10を基板4の
図での裏面左半部に配置し、CO検出膜6を右半部に、
CH4検出膜8とヒータ膜10を左半部に配置する。C
O検出膜6やCH4検出膜8にはいずれもSnO2系の金
属酸化物半導体膜を用いたが、それらは材質が異なり、
例えばCO検出膜6はPd等の触媒含量が少なく、CH
4検出膜8は触媒含量が多い。検出膜6,8には、Sn
O2以外の金属酸化物半導体を用いても良い。12は共
通電極、14はCO検出電極、16はCH4検出電極、
18はヒータ電極で、いずれも金や白金等の膜状電極で
ある。共通電極12とヒータ電極18は端面接続部20
を介して基板4の表裏に配線し、共通電極12はCO検
出膜6とCH4検出膜8とヒータ膜10の各々に接続す
る。端面接続部20は、金等の導電性ペーストを基板4
の角部を切り落とした部分に塗布し、焼成して構成す
る。
【0010】
【表1】基板材料の熱伝導率(J/sec・cm・deg)材質 熱伝導率(25℃) 石英 0.017 SiO2ガラス 0.012 ZrO2 0.05 チタニア 0.07 ステアタイト 0.025 フォルステライト 0.03 アルミナ 0.3
【0011】電極12,14,16,18は、基板4の
4隅のパッドでリード線22,22,23,23に、パ
ラレルギャップ溶接等で接続する。これらのリード線の
内、22,22は低熱伝導リード線で、可燃性ガス検出
膜8やヒータ膜10を設けた基板4の左半部に設け、2
3,23は高熱伝導リード線で、CO検出膜6を設けた
基板4の右半部に設ける。高熱伝導リード線23,23
には、例えば線径70μmのPt線やAu線等の、太く
熱伝導率が高い材料を用いる。低熱伝導リード線22,
22は、例えば線径50〜60μmの細いPt線を用い
線径の差を利用して熱伝導率を減少させ、あるいは線径
50〜70μmのPt−W線,Pt−ZrO2線,AP
M線(Au−Pd−Mo合金線)等の熱伝導率が低い材
料を用いる。低熱伝導リード線22と高熱伝導リード線
23との熱伝導率の差は、同じ線材を用いた場合には線
径の差で、熱伝導率が異なる材料を用いた場合には熱伝
導率の差で発生させる。24は外部ピンで、図示しない
ハウジングに固定してあり、26はリード線22,23
の電極12,14,16,18への接続部を補強するた
めの導電性ペーストで、例えば金ペーストや白金ペース
ト、Niペースト等を用いる。図1に示したように、リ
ード線22,23との接続部は基板4の1面(ここでは
CO検出膜6とCH4検出膜8を設けた面)に集約し、
両面配線のため端面接続部20を用いる。
4隅のパッドでリード線22,22,23,23に、パ
ラレルギャップ溶接等で接続する。これらのリード線の
内、22,22は低熱伝導リード線で、可燃性ガス検出
膜8やヒータ膜10を設けた基板4の左半部に設け、2
3,23は高熱伝導リード線で、CO検出膜6を設けた
基板4の右半部に設ける。高熱伝導リード線23,23
には、例えば線径70μmのPt線やAu線等の、太く
熱伝導率が高い材料を用いる。低熱伝導リード線22,
22は、例えば線径50〜60μmの細いPt線を用い
線径の差を利用して熱伝導率を減少させ、あるいは線径
50〜70μmのPt−W線,Pt−ZrO2線,AP
M線(Au−Pd−Mo合金線)等の熱伝導率が低い材
料を用いる。低熱伝導リード線22と高熱伝導リード線
23との熱伝導率の差は、同じ線材を用いた場合には線
径の差で、熱伝導率が異なる材料を用いた場合には熱伝
導率の差で発生させる。24は外部ピンで、図示しない
ハウジングに固定してあり、26はリード線22,23
の電極12,14,16,18への接続部を補強するた
めの導電性ペーストで、例えば金ペーストや白金ペース
ト、Niペースト等を用いる。図1に示したように、リ
ード線22,23との接続部は基板4の1面(ここでは
CO検出膜6とCH4検出膜8を設けた面)に集約し、
両面配線のため端面接続部20を用いる。
【0012】実施例のガスセンサ2は、例えば図4のガ
スセンサ40のように変形しても良く、42は共通電
極、44はCO検出電極、46はCH4検出電極、48
はヒータ電極で、いずれも金や白金等の膜状電極であ
る。図4の変形例は、特に指摘した点以外は図1〜図3
のガスセンサと同様である。図1,図4に示したよう
に、パッドとCO検出膜6とのクリアランスは、ヒータ
膜10やCH4検出膜8とのクリアランスよりも小さく
し、CO検出膜6からの放熱を大きくする。
スセンサ40のように変形しても良く、42は共通電
極、44はCO検出電極、46はCH4検出電極、48
はヒータ電極で、いずれも金や白金等の膜状電極であ
る。図4の変形例は、特に指摘した点以外は図1〜図3
のガスセンサと同様である。図1,図4に示したよう
に、パッドとCO検出膜6とのクリアランスは、ヒータ
膜10やCH4検出膜8とのクリアランスよりも小さく
し、CO検出膜6からの放熱を大きくする。
【0013】実施例のガスセンサ2,40の動作を示
す。センサ2,40の動作周期は例えば15秒〜30秒
で、この内5〜10秒を高温側に、10〜20秒を低温
側に割り当て、高温側でヒータ膜10をオンし、低温側
でヒータ膜10をオフもしくは消費電力を減少させる。
CH4やLPGは高温側の終了直前のCH4検出膜8の抵
抗値から検出し、COは低温側の終了直前のCO検出膜
6の抵抗値から検出する。
す。センサ2,40の動作周期は例えば15秒〜30秒
で、この内5〜10秒を高温側に、10〜20秒を低温
側に割り当て、高温側でヒータ膜10をオンし、低温側
でヒータ膜10をオフもしくは消費電力を減少させる。
CH4やLPGは高温側の終了直前のCH4検出膜8の抵
抗値から検出し、COは低温側の終了直前のCO検出膜
6の抵抗値から検出する。
【0014】低温側でヒータ膜10をオフするものとし
て説明すると、ヒータ膜10とCH4検出膜8を基板4
の左半部に集約したため、ヒータ膜10からCH4検出
膜8への熱伝導は速く、高温側ではCH4検出膜の抵抗
値は5〜10秒程度で安定し、最高温度は例えば450
℃となる。この時、リード線23,23の熱伝導率がリ
ード線22,22の熱伝導率より高く、基板4の材質を
ガラスやジルコニア等で熱伝導率が低いため、CO検出
膜6の最高温度は300℃程度となる。リード線23,
23を線径70μmのPt線とし、リード線22,22
を線径60μmのPt線とすると、熱伝導度は10:7
程度となる。またリード線23,23を線径70μmの
Pt線とし、リード線22,22を線径60μmのPt
ーW線とすると、熱伝導度は4:1程度となる。また基
板4の熱伝導率は、表1に示したように、アルミナの数
分の1〜1/20程度である。これ以外にCO検出膜6
側でパッドとCO検出膜6とのクリアランスを小さくし
たことも、温度分布の発生に寄与する。これらのため、
CO検出膜6を適正な最高温度300℃程度に加熱で
き、CH4検出膜8をCH4検出に適した450℃程度に
加熱できる。
て説明すると、ヒータ膜10とCH4検出膜8を基板4
の左半部に集約したため、ヒータ膜10からCH4検出
膜8への熱伝導は速く、高温側ではCH4検出膜の抵抗
値は5〜10秒程度で安定し、最高温度は例えば450
℃となる。この時、リード線23,23の熱伝導率がリ
ード線22,22の熱伝導率より高く、基板4の材質を
ガラスやジルコニア等で熱伝導率が低いため、CO検出
膜6の最高温度は300℃程度となる。リード線23,
23を線径70μmのPt線とし、リード線22,22
を線径60μmのPt線とすると、熱伝導度は10:7
程度となる。またリード線23,23を線径70μmの
Pt線とし、リード線22,22を線径60μmのPt
ーW線とすると、熱伝導度は4:1程度となる。また基
板4の熱伝導率は、表1に示したように、アルミナの数
分の1〜1/20程度である。これ以外にCO検出膜6
側でパッドとCO検出膜6とのクリアランスを小さくし
たことも、温度分布の発生に寄与する。これらのため、
CO検出膜6を適正な最高温度300℃程度に加熱で
き、CH4検出膜8をCH4検出に適した450℃程度に
加熱できる。
【0015】ヒータ膜10をオフし、CO検出膜6とC
H4検出膜8を冷却すると、リード線23,23からの
放熱が大きく、しかも基板4の熱伝導度が小さく、CH
4検出膜8やヒータ膜10からの伝熱が少ないため、C
O検出膜6の温度は急激に低下し、例えば10〜20秒
程度で80℃程度に低下し、この温度でのCO検出膜6
の抵抗値からCOを検出する。この間リード線22,2
2の放熱が小さく、基板4の熱伝導度が小さいため、C
H4検出膜8は余り冷却されず、最低温度は例えば20
0℃程度となる。これらのため、15〜30秒程度の周
期でガスセンサ2,40を駆動でき、検出のサイクルタ
イムを短くし、しかもCO検出膜6とCH4検出膜8に
大きな温度差を与えることができる。
H4検出膜8を冷却すると、リード線23,23からの
放熱が大きく、しかも基板4の熱伝導度が小さく、CH
4検出膜8やヒータ膜10からの伝熱が少ないため、C
O検出膜6の温度は急激に低下し、例えば10〜20秒
程度で80℃程度に低下し、この温度でのCO検出膜6
の抵抗値からCOを検出する。この間リード線22,2
2の放熱が小さく、基板4の熱伝導度が小さいため、C
H4検出膜8は余り冷却されず、最低温度は例えば20
0℃程度となる。これらのため、15〜30秒程度の周
期でガスセンサ2,40を駆動でき、検出のサイクルタ
イムを短くし、しかもCO検出膜6とCH4検出膜8に
大きな温度差を与えることができる。
【0016】リード線22,23は全て基板4の同じ面
でボンディングしたので、ボンディングが容易で、しか
も耐振性が高い。例えばリード線22,23を2本ずつ
基板4の表裏に配置すると、落下試験での損傷が2倍以
上に増加する。次にボンディング部は導電性ペースト2
6で補強してあるので、耐振性はさらに向上する。
でボンディングしたので、ボンディングが容易で、しか
も耐振性が高い。例えばリード線22,23を2本ずつ
基板4の表裏に配置すると、落下試験での損傷が2倍以
上に増加する。次にボンディング部は導電性ペースト2
6で補強してあるので、耐振性はさらに向上する。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明では、高熱伝導リード線
からの放熱を利用し、CO検出膜の冷却を速めて検出の
サイクルタイムを短縮し、かつ可燃性ガス検出膜とCO
検出膜とに充分な温度差を設ける。請求項2の発明で
は、基板の熱伝導を小さくして、前記の温度差をより大
きくし、検出のサイクルタイムをより短くする。請求項
3の発明では、端面接続部を介してヒータ電極や共通電
極を基板の表裏両面に配線し、基板面積を小さくする。
請求項4の発明では、導電性ペーストで電極とリード線
との接続を補強し、ガスセンサの落下や振動等への耐久
性を改善する。
からの放熱を利用し、CO検出膜の冷却を速めて検出の
サイクルタイムを短縮し、かつ可燃性ガス検出膜とCO
検出膜とに充分な温度差を設ける。請求項2の発明で
は、基板の熱伝導を小さくして、前記の温度差をより大
きくし、検出のサイクルタイムをより短くする。請求項
3の発明では、端面接続部を介してヒータ電極や共通電
極を基板の表裏両面に配線し、基板面積を小さくする。
請求項4の発明では、導電性ペーストで電極とリード線
との接続を補強し、ガスセンサの落下や振動等への耐久
性を改善する。
【図1】 実施例のガスセンサの平面図
【図2】 実施例のガスセンサの要部側面図
【図3】 実施例のガスセンサの要部背面図
【図4】 変形例のガスセンサの要部平面図
2,40 ガスセンサ 4 基板 6 CO検出膜 8 CH4検出膜 10 ヒータ膜 12,42 共通電極 14,44 CO検出電極 16,46 CH4検出電極 18 ヒータ電極 20 端面接続部 22 低熱伝導リード線 23 高熱伝導リード線 24 ピン 26 導電性ペースト
Claims (4)
- 【請求項1】 ほぼ長方形状の耐熱絶縁基板の、第1半
部にCO検出膜を、第2半部に可燃性ガス検出膜とヒー
タ膜とを設け、 各膜に接続した共通電極と、CO検出膜に接続したCO
検出電極と、可燃性ガス検出膜に接続した可燃性ガス検
出電極と、ヒータ膜に接続したヒータ電極との4つの電
極を設け、 前記第1半部で前記4つの電極中の2つの電極に高熱伝
導リード線を接続し、前記第2半部で他の2つの電極に
低熱伝導リード線を接続したガスセンサ。 - 【請求項2】 前記基板をガラス,石英,ジルコニア,
チタニア,ステアタイト,フォルステライトからなる群
の少なくとも一員の物質で構成したことを特徴とする、
請求項1のガスセンサ。 - 【請求項3】 ヒータ膜を基板の裏面に、可燃性ガス検
出膜とをCO検出膜を基板の表面に設け、さらに基板の
端面に設けた端面接続部を介してヒータ電極と共通電極
とを基板の表裏両面に接続したことを特徴とする、請求
項1のガスセンサ。 - 【請求項4】 各電極のリード線への接続部を導電性ペ
ーストで被覆したことを特徴とする、請求項1のガスセ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4655795A JPH08220041A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4655795A JPH08220041A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ガスセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08220041A true JPH08220041A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12750635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4655795A Pending JPH08220041A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ガスセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08220041A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007017217A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 薄膜ガスセンサ |
| JP2015093254A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 大阪瓦斯株式会社 | 吸着性樹脂材料、シロキサン除去剤、それを用いたフィルター、フィルターを配設したガスセンサー及びガス検出器 |
| WO2015173974A1 (ja) * | 2014-05-16 | 2015-11-19 | 株式会社立山科学デバイステクノロジー | ガスセンサ |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP4655795A patent/JPH08220041A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007017217A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 薄膜ガスセンサ |
| JP2015093254A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 大阪瓦斯株式会社 | 吸着性樹脂材料、シロキサン除去剤、それを用いたフィルター、フィルターを配設したガスセンサー及びガス検出器 |
| WO2015173974A1 (ja) * | 2014-05-16 | 2015-11-19 | 株式会社立山科学デバイステクノロジー | ガスセンサ |
| JP2015219093A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 株式会社立山科学デバイステクノロジー | ガスセンサ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01299452A (ja) | 4端子検出型ガス検出装置 | |
| KR100426939B1 (ko) | 가스센서 | |
| JPH08220041A (ja) | ガスセンサ | |
| JP7503226B1 (ja) | ガス濃度測定デバイス及び被測定ガス中の被検出対象ガス濃度の測定方法 | |
| JP3408910B2 (ja) | ガスセンサとその製造方法 | |
| JP3201881B2 (ja) | ガスセンサ | |
| JP2000009671A (ja) | ガスセンサ | |
| JPH11295252A (ja) | ガスセンサ | |
| JPS63159744A (ja) | ガスセンサ | |
| JP2023091328A (ja) | ガスセンサ | |
| JP2023091320A (ja) | ガスセンサ | |
| JP3265326B2 (ja) | ガスセンサ | |
| JP3873753B2 (ja) | ガスセンサ | |
| JPH11295254A (ja) | ガスセンサ | |
| JPH06105177B2 (ja) | 感熱式流量センサ | |
| JPS58102144A (ja) | ガスセンサ | |
| JP2003222607A (ja) | ガスセンサ | |
| JP3408872B2 (ja) | ガスセンサ及びその製造方法 | |
| JPS62220850A (ja) | 雰囲気検出装置 | |
| JP5014938B2 (ja) | 接触燃焼式ガスセンサ | |
| JPH08247981A (ja) | ガスセンサ及びガス検出装置 | |
| JPH06347433A (ja) | ガスセンサ | |
| JP2002310980A (ja) | 固体電解質型ガスセンサ | |
| JP2001091486A (ja) | 熱型センサ | |
| JPH0228525A (ja) | 薄膜熱電対 |