JPH08222191A - 電気化学セル - Google Patents

電気化学セル

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JPH08222191A
JPH08222191A JP7022532A JP2253295A JPH08222191A JP H08222191 A JPH08222191 A JP H08222191A JP 7022532 A JP7022532 A JP 7022532A JP 2253295 A JP2253295 A JP 2253295A JP H08222191 A JPH08222191 A JP H08222191A
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JP
Japan
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positive electrode
stainless steel
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electrode current
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JP7022532A
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English (en)
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Toyoo Hayasaka
豊夫 早坂
Tsugio Sakai
次夫 酒井
Kazutomi Sakai
一富 坂井
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements

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  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐孔食性材料を正極集電部材として使用した
ので耐電圧の大きな低コストの電気化学セルを提供す
る。 【構成】 正極集電部材は耐孔食指標=クロム+3.3 ×
モリブデン+1.65×タングステン+16×チッ素(質量
%)が36.1〜48.4であるオーステナイト・フェライト系
二相ステンレス鋼である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負極と有機電解液と正
極からなり、小形且つ高容量で特に高耐電圧な電気化学
セルの正極ケースや金属網などの正極集電部材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、湿式の電気化学セルの正極集電部
材には特開昭62−94908号公報や特開昭63−2
37349号公報に内面にアルミニウム層を設けたステ
ンレス鋼とのクラッド材が電池正極ケースとして使用さ
れている。
【0003】図3には、従来の電気化学セルとして、電
気二重層キャパシタの一構成例を示す。図中、分極性電
極1、1’として各々の片面にプラズマ溶射法によるア
ルミニウム集電体層2、2’を形成した活性炭繊維布を
用いて、アルミニウム層3を設けた正極ケース4及び負
極キャップ5の内底面に、前記分極性電極のアルミニウ
ム溶射面が接するように載置しレーザー溶接法などで各
々の部材(正極及び負極ユニットと呼称)に溶接してい
た。
【0004】前記の電極が1体化されたユニットの一方
にポリプロピレン製のガスケット6を挿入した後、電解
液として非プロトン性のエチレンカーボネイト、プロピ
レンカーボネイト、γ−ブチルラクトン等にテトラアル
キルアンモニウム塩やテトラアルキルホスホニウム塩な
どを溶解した溶液を注入する。一方、正極部材にも同様
に電解液を注入しセパレータ7を載置後、該正極及び負
極ユニットを合体させて正極ユニットの上端部を内方に
かしめセルを組立てていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の電気化
学セルは、通常2〜3Vの高い電圧で使用されることが
多く、この種のセルの耐電圧は電解液や導電性電極に大
きく依存している。例えば、正極集電部材をSUS30
4(オーステナイト系)やSUS430(フェライト
系)などのステンレス鋼を用いた場合前記集電部材はア
ノード分極すると、金属が溶出し、腐食電流が流れる。
【0006】該電流が流れ始める電位(溶解電圧と呼
称)は、電解液の分解電圧や電極のアノード酸化電位で
決定される電位よりも小さいため、セルの耐電圧が小さ
く規制されていた。このように、溶解電流が流れ始める
と、セルの内部抵抗が次第に大きくなって、電気容量の
減少やさらには電気容量がまったく取り出せないことが
発生していた。
【0007】また、SUS329J1(オーステナイト
・フェライト系二相ステンレス鋼)は前述のSUS30
4やSUS430よりは溶解電圧が高いが、それでも使
用電圧が2.5 〜3.0 Vでは溶解電流が発生する。そこで
従来より、正極集電部材のステンレス鋼の片側(例:正
極ケースの内面)にアルミニウム層を配設(例:アルミ
ニウム−ステンレス鋼クラッド)してステンレス鋼の溶
解を防止していた。この場合のアルミニウム層の防食効
果は、アノード分極時にアルミニウム表面に不働体層
(酸化被膜)が形成されるためである。
【0008】しかし、アルミニウム−ステンレス鋼クラ
ッド材は、貼り合わせの圧延工程でアルミニウム表面に
異物が付着することがあり特に微細な金属粉が圧着され
た場合などは、後工程の洗浄で除去できないことがあっ
た。このような金属不純物が付着したアルミニウム−ス
テンレス鋼クラッド材を使用した正極ケースを用いる
と、前述したステンレス鋼単体を正極ケースとした時と
同様にセルの内部抵抗の上昇と電気容量の減少を招く原
因となっていた。さらに、アルミニウム−ステンレス鋼
クラッド材はクラッド工程が煩雑なためコスト高となる
要因となっている。又、アルミニウム−ステンレス鋼ク
ラッド材の正極ケースを使って図1に示す電気化学セル
を組立てるさいに、該ケース上端周縁部を内方にかしめ
るとアルミニウム層がステンレス鋼から剥離することが
あり、この剥離した小片が負極キャップ5と接触し、セ
ルのショートの原因となることもあった。
【0009】本発明は、以上のような欠点を解決した小
形で且つ高容量で特に高耐電圧な電気化学セルを実用化
するため、該電気化学セルに好適な正極集電部材を提供
することである。更に本発明は、正極集電部材の低コス
ト化さらには該電気化学セルの生産性を向上させて経済
的な電気化学セルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、有機電解
液を用いる電気化学セルの正極集電部材として耐孔食指
標=クロム+3.3 ×モリブデン+1.65×タングステン+
16×チッ素(質量%)が36.1〜48.4でニッケル5.5 〜8.
0 %、クロム24〜26%、モリブデン2.5 〜3.5%、タン
グステン0.05〜3.5 %及びチッ素0.24〜0.32%であるオ
ーステナイト・フェライト系二相ステンレス鋼を使用し
アルミニウム層を配設することなく、前述の課題を達成
した。
【0011】本発明において使用するオーステナイト・
フェライト系ステンレス鋼とは、その顕微鏡組織がオー
ステナイト及びフェライトの二相組織を有する高耐食ス
テンレス鋼であって25Cr−6Ni−3.5 Moで代表さ
れる組成にタングステン0.05〜3.5 %含有したものであ
る。表1に本発明に係る二相ステンレス鋼の成分を示
す。
【0012】
【表1】
【0013】
【実施例】
(実施例1)有機電解液中での各種材料の安定性を調査
するため、アノード側及びカソード側のLi/Li+
照電極に対する電圧/電流特性を測定した。なお、電解
液は四フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウム((C2
5)4 NBF4)をプロピレンカーボネイトに溶解したも
のを用いた。
【0014】図2中、本発明Aがクロム25.1%、ニッケ
ル6.9 %、モリブデン3.2 %、タングステン2.1 %、チ
ッ素0.28%からなるオーステナイト・フェライト系二相
ステンレス鋼板、比較例としてBがSUS304鋼板、
Cがアルミニウム板である。金属の溶解反応はアノード
側であり(セルではカソード側)、電圧をスイープさせ
ると、本発明Aは1.8 V、比較例Bは0.6 Vより開始す
る。
【0015】そして比較例Cは最初0.65Vでその後2.8
V近辺より溶解反応が顕著となる。なお、前述の各々の
電圧は電流密度0.5 μA/cm2 の時の電圧とした。
今、セルの最高使用電圧3.0 Vの場合、セルのカソード
側(図2中ではアノード側)にかかる最大電圧は+1.5
Vであり、Aが溶解する電圧はこれよりプラス側(+1.
8 V)にあるので実用上問題とならない。ところが、図
2中の従来例Bは+0.6 Vから溶解が始まるのでSUS
304単体による正極集電部材は使用できない。
【0016】従来例Cは高電位(+2.8 V)で安定な材
料であるが、図2中0.65〜0.80Vで小さな溶解が観察さ
れる。これは、前述したアルミニウムをクラッドにする
際には付着した金属粉と考えられる。尚、図2は標準水
素電極電位を基準に換算したグラフである。
【0017】一般的にオーステナイト系やフェライト系
ステンレス鋼の耐食性は、クロム、モリブデンの含有量
に大きく作用され、他にニッケル、銅、チッ素も耐食性
を上げる成分といわれている。一方、オーステナイト・
フェライト系二相ステンレス鋼は前記のオーステナイト
系やフェライト系ステンレス鋼よりクロムとモリブデン
量を増やすことによりさらに耐孔食性を高めているもの
の、高い電圧で使用する電気化学セルの正極集電部材に
使用すると溶解が起こる。そこで、本発明者等は、従来
のオーステナイト・フェライト系二相ステンレス鋼に金
属間化合物(シグマ相)の析出や成長の促進を抑制する
タングステン0.1 〜3.5 %を添加したものを正極集電部
材として用いると溶解電圧が大きくなりセルの耐電圧が
向上することが分かった。
【0018】次式は、タングステンを含んだ二相ステン
レス鋼の耐孔食指標=クロム+3.3×モリブデン+1.65
×タングステン+16N(質量%)で通常、塩化物環境下
であてはめられるものだが、この指標は図1に示すよう
な有機電解質中で電圧をスイプさせると出現する溶解電
位に近似正相関があることが分かった。
【0019】耐孔食指標は高い程耐食性に優れている
が、タングステン3.5 %以上になるとシグマ相以外の金
属間化合物相の析出を促進してしまい、時効硬化が大き
くなり材料の加工性や機械的特性が悪くなって正極集電
部材としての仕様を十分満足できない。
【0020】(実施例2)本発明のオーステナイト・フ
ェライト系二相ステンレス鋼(クロム25.1%、ニッケル
6.9 %、モリブデン3.2 %、タングステン2.1 %、チッ
素0.28%、耐孔食指標43.6)の厚さ0.15mmを抜き絞り
加工して、正極ケースを作製した。該正極ケースを用い
て図1に示す電気化学セルを組立てた。詳述すると、あ
らかじめ導電性ゴムシート8、8’を片面に貼り付けた
分極性電極の活性炭繊維布1、1’(比表面積2000
2 /g)をディスク状に打ち抜いておき、正極ケース
4及び負極キャップ5の内底面に導電性ゴムシート面
8、8’がくるように載置し、熱圧着を行い、その後1
00℃で2時間乾燥した。このようにして得た正極ユニ
ットにあらかじめ100℃で1時間乾燥したガラス繊維
製のディスク状セパレータ7を載置し、電解液(プロピ
レンカーボネイトに1モルの四フッ化ホウ酸テトラエチ
ルアンモニウムを溶解)の所定量を注入し、負極ユニッ
トにはポリプロピレン製のガスケット6を押し込んだ
後、正極及び負極ユニットを合体させ、正極ユニットの
上端部を内方にかしめ、セルを組立てた。
【0021】比較例として、従来のアルミニウム−ステ
ンレス鋼クラッド材を用いて図3に示すセルを組立て
た。上述した本発明と従来の電気化学セルについて、7
0℃の雰囲気中で3.0 Vを印加し500時間後の電気容
量減少率と交流内部抵抗(1kHzで測定)の上昇率を
測定した。また、正極及び負極ユニットを合体させた
後、該正極ユニットの上端を内方にかしめてセルを封口
する際に発生する正極ユニットの上端周縁部のアルミニ
ウム層の剥離片の発生率を表2に示す。
【0022】
【表2】 (実施例3)正極及び負極活物質に有機半導体であるポ
リアセンを用いて、実施例2と同様にして本発明の二相
ステンレス鋼と従来のアルミニウム−ステンレス鋼の正
極ケースを用い実施例2と同様のセルを組立てた。
【0023】尚、前記ポリアセンとケース4およびキャ
ップ5はカーボンを含んだ導電ペースト8、8’を用い
て接着した。表3に上記セルの実施例2と同様の特性値
を示す。
【0024】
【表3】 (実施例4)正極活物質として有機半導体であるポリア
セン、負極活物質としてリチウムイオンをドーピングし
た有機半導体ポリアセンと有機電解液として0.5 モルの
過塩素酸リチウムを溶解したプロピレンカーボネイトを
用いて以下実施例3と同様にセルを組立てた。
【0025】このセルの特性値を表4に示す。
【0026】
【表4】 表2、表3及び表4の結果から、本発明は従来と比べて
特性値の変化率が小さく、改善されていることは明らか
である。つまり、正極ケースに本発明の二相ステンレス
鋼を使うことにより、セルの耐電圧が大きくなった。
尚、実施例4の従来例であるアルミニウム−ステンレス
鋼クラッド材は、過塩素酸塩を溶質とした電解液を用い
ると、アルミニウム表面に不働体層(酸化被膜)が形成
されないので、特性の変化率が大きくなると推定され
る。ところが二相ステンレス鋼は塩化物に対しては耐食
性が強いので過塩素酸を溶質とする電解液を用いたセル
には特に変化率が小さく良好な結果が得られたものと考
えられる。
【0027】さらに、本発明は、封口時の正極ケースの
切片なども発生しなかった。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば正極集電
部材にアルミニウム層を配設することなく、耐電圧の大
きな低コストの電気化学セルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気化学セルを示す半縦断面図であ
る。
【図2】各種金属の電圧−電流曲線を示す図である。
【図3】従来の電気化学セルを示す半縦断面図である。
【符号の説明】
1、1’ 電極 2、2’ 集電体層 3 正極集電部材内面のアルミニウム層 4 正極集電部材 5 負極集電部材 6 ガスケット 7 セパレータ 8、8’ 導電性ゴムシート又は導電ペースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 4/66 H01M 4/66 A // C25B 11/04 C25B 11/04 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極物質と電気的に連結されている正極
    及び負極集電部材において、前記正極集電部材が耐孔食
    指標=クロム+3.3 ×モリブデン+1.65×タングステン
    +16×チッ素(質量%)が36.1〜48.4であるオーステナ
    イト・フェライト系二相ステンレス鋼であることを特徴
    とする電気化学セル。
  2. 【請求項2】 オーステナイト・フェライト系二相ステ
    ンレス鋼はニッケル5.5 〜8.0 %、クロム24〜26%、モ
    リブデン2.5 〜3.5 %、タングステン0.05〜3.5 %及び
    チッ素0.24〜0.32%であることを特徴とする請求項1記
    載の電気化学セル。
JP7022532A 1995-02-10 1995-02-10 電気化学セル Pending JPH08222191A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1986255A3 (en) * 2007-04-20 2010-04-28 Nissan Motor Co., Ltd. Secondary battery with non-aqueous electrolyte and corrosion-resistant collector
JP2012211397A (ja) * 2005-03-09 2012-11-01 Xstrata Queensland Ltd ステンレス鋼電解プレート
JP2016219267A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 日本電気株式会社 非水電解液二次電池

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