JPH0822220A - ロール状記録材の記録方法および装置 - Google Patents

ロール状記録材の記録方法および装置

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JPH0822220A
JPH0822220A JP6155050A JP15505094A JPH0822220A JP H0822220 A JPH0822220 A JP H0822220A JP 6155050 A JP6155050 A JP 6155050A JP 15505094 A JP15505094 A JP 15505094A JP H0822220 A JPH0822220 A JP H0822220A
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JP6155050A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kondo
雅彦 近藤
Kikuo Matsuba
喜久男 松場
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ストック部から引き出された記録材が記録部で
記録中に伸縮することを確実に阻止することができ、し
かも簡単な構成で高精度な記録作業を可能にする。 【構成】フイルムFがロール状に巻回収容されるストッ
ク部18と、前記ストック部18から繰り出されたフイ
ルムFに画像を記録する記録部20と、前記ストック部
18と前記記録部20の間に設けられ該ストック部18
から引き出された前記フイルムFを、少なくとも記録処
理に必要な長さだけ収納可能な湿度調整部26と、この
湿度調整部26に収納された該フイルムFの湿度調整に
必要な時間を計時するカウンタ28と、このカウンタ2
8による計時終了後に前記記録部20による記録処理を
開始させる制御部30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストック部にロール状
に巻回収容されている記録材を引き出して記録部に送り
出し、前記記録材に記録作業を行うためのロール状記録
材の記録方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光ビーム発生手段から導出され
た光ビームを光ビーム偏向手段および走査レンズ等を介
して感光材料(記録材)上に主走査方向に走査させると
ともに、この感光材料を副走査搬送機構を介して副走査
方向に搬送することにより、前記感光材料に所定の画像
等を露光記録する記録装置が広く使用されている。
【0003】この場合、感光材料を経済的に活用するた
めに、従来より、ロール状に巻回された感光材料(以
下、ロール感材という)が用いられている。このロール
感材は、記録装置内のストック部に収容されており、こ
のストック部から所定の長さだけ引き出されて記録部に
送り出され、この記録部で光ビームを走査させることに
よって前記ロール感材上に所定の記録作業が行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の記
録部では、光ビームの照射や副走査搬送機構の駆動等に
伴って温度上昇や湿度の変化が発生し易く、この記録部
とストック部内で湿度差が生じてしまう。このため、ス
トック部から引き出されたロール感材が記録部で記録処
理されている間にこのロール感材が伸縮するおそれがあ
る。ロール感材を構成するPET(ポリエチレンテレフ
タレート)からなるフイルムベース並びにこのフイルム
ベースに設けられたゼラチン層が水分を吸収および放出
する性質を有するため、湿度の変化に起因して前記ロー
ル感材自体が伸縮するからである。具体的には、例え
ば、湿度1%当たり10-5オーダーの伸縮率を有してい
る。
【0005】このようにロール感材が記録中に伸縮する
と、前記ロール感材に記録された画像の大きさが変動し
てしまい、所望の寸法の画像を高精度に得ることができ
ない。特に、カラー製版工程において、4版(C、M、
Y、BKの4色)の大型の色分解フイルムを作成する際
のように、記録処理と切断処理とを順次行って各色分解
フイルムを得ようとすると、前記各色分解フイルム毎に
それぞれ異なる伸縮量が生じ易い。これにより、各色分
解フイルムを互いに重ね合わせた時、それぞれの画像が
一致せずに色ずれが発生してしまい、見当精度が大幅に
低下するという問題が指摘されている。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、ストック部から引き出された記録材が記録
部で記録中に伸縮することを確実に阻止することがで
き、しかも簡単な構成で高精度な記録作業を可能にする
ロール状記録材の記録方法および装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ストック部にロール状に巻回収容され
ている記録材を引き出して記録部に送り出し、前記記録
材に記録作業を行うロール状記録材の記録方法であっ
て、前記記録材を、少なくとも記録処理に必要な長さだ
け前記ストック部と前記記録部の間に引き出す第1の工
程と、前記ストック部と前記記録部の間に引き出された
記録材を、該記録材の湿度調整に必要な時間だけ待機さ
せる第2の工程と、前記待機時間経過後に、前記湿度調
整された記録材を記録部に送り出して記録処理を施す第
3の工程と、を有することを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、ストック部にロール状
に巻回収容されている記録材を引き出して記録部に送り
出し、前記記録材に記録作業を行うロール状記録材の記
録方法であって、前記記録材を、第1回目の記録処理に
必要な記録部分に第2回目の記録処理に必要な記録部分
を付加した長さに対応して前記ストック部と前記記録部
の間に引き出す第1の工程と、前記ストック部と前記記
録部の間に引き出された記録材を、前記第1回目の記録
部分の湿度調整に必要な時間だけ待機させる第2の工程
と、前記待機時間経過後に、前記湿度調整された該第1
回目の記録部分を記録部に送り出して第1回目の記録処
理を施す第3の工程と、前記第1回目の記録処理後に、
前記記録材を第3回目の記録処理に必要な記録部分の長
さだけ前記ストック部から引き出す第4の工程と、前記
第1の工程からの経過時間が前記第2回目の記録部分の
湿度調整に必要な時間を越えた際、前記第4の工程後に
該第2回目の記録部分を前記記録部に送り出して第2回
目の記録処理を施す第5の工程と、を有することを特徴
とする。
【0009】さらにまた、本発明は、ストック部にロー
ル状に巻回収容されている記録材を引き出して記録部に
送り出し、前記記録材に記録作業を行うロール状記録材
の記録装置であって、前記ストック部と前記記録部の間
に設けられ、該ストック部から引き出された前記記録材
を、少なくとも記録処理に必要な長さだけ収納可能な湿
度調整部と、前記湿度調整部に収納された該記録材の湿
度調整に必要な時間を計時する計時手段と、前記計時手
段による計時終了後に前記記録部による記録処理を開始
させる制御部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係るロール状記録材の記録方法および
装置では、ロール状に巻回されている記録材が、ストッ
ク部から所定の長さだけ引き出されてこの記録材の湿度
調整に必要な時間だけ待機した後、記録部に送り出され
て記録処理が施される。このため、記録材は、記録処理
が開始される直前に記録部の環境湿度に調整されてお
り、記録部で記録中に伸縮することを確実に阻止するこ
とができる。しかも、記録材をストック部と記録部の間
に設けられた湿度調整部に待機させるだけでよく、記録
装置全体の構成が複雑化することがない。
【0011】さらに、記録材を、第1回目の記録処理に
必要な記録部分に第2回目の記録処理に必要な記録部分
を付加した長さに応じてストック部から引き出しておけ
ば、第1回目の記録部分を記録部に送り出して第1回目
の記録処理が施されている間に、第2回目の記録部分の
湿度調整に必要な時間が計時されている。従って、第2
回目以降の記録部分の湿度調整時間が節約され、記録作
業全体の効率化が容易に遂行される。
【0012】
【実施例】本発明に係るロール状記録材の記録方法およ
び装置について実施例を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
【0013】図1において、参照数字10は、本実施例
に係る記録装置を示す。この記録装置10は、レーザビ
ーム等の記録用光ビームL1 を出力する光ビーム発生手
段12と、この光ビーム発生手段12から出力される記
録用光ビームL1 をフイルム(記録材)F上に主走査方
向に走査させる走査光学手段14と、前記記録用光ビー
ムL1 の位置を制御するための同期信号を発生する同期
信号生成手段16と、前記フイルムFがロール状に巻回
収容されるストック部18と、前記ストック部18から
繰り出されたフイルムFに画像を記録する記録部20
と、記録後のフイルムFを搬送するとともに所定の長さ
に切断する搬送切断部22と、前記切断されたフイルム
Fを現像装置(図示せず)に送り出す排出部24と、前
記ストック部18と前記記録部20の間に設けられ該ス
トック部18から引き出された前記フイルムFを、少な
くとも記録処理に必要な長さだけ収納可能な湿度調整部
26と、この湿度調整部26に収納された該フイルムF
の湿度調整に必要な時間を計時するカウンタ(計時手
段)28と、このカウンタ28による計時終了後に前記
記録部20による記録処理を開始させる制御部30とを
備える。
【0014】光ビーム発生手段12は、記録用光ビーム
1 を出力するHe−Neレーザ等の記録用光源32を
備え、走査光学手段14は、前記光ビーム発生手段12
から出力された記録用光ビームL1 を主走査方向に反射
偏向させる共振型光偏向器34と、走査レンズとしての
fθレンズ36と、前記fθレンズ36を透過した記録
用光ビームL1 を記録部20でフイルムFに照射するた
めの反射ミラー38、40とを備える。
【0015】同期信号生成手段16は、同期用光源42
と、この同期用光源42から出力された同期用光ビーム
2 で走査されるとともに多数のスリット(図示せず)
が形成された基準格子板44と、反射ミラー38で反射
された前記同期用光ビームL 2 をこの基準格子板44に
導くための反射ミラー46と、前記基準格子板44を通
過した同期用光ビームL2 を光電的に読み取るホトセン
サ48とを備える。
【0016】ストック部18は、フイルムFをロール状
に巻回して正逆両方向に回転する回転軸50と、この巻
回されたフイルムFを収容するマガジン52と、このマ
ガジン52から繰り出されたフイルムFを案内するため
の複数のガイド板54とを備え、前記フイルムFの先端
部は、第1搬送ローラ対56に挟持されて記録部20側
に搬送される。
【0017】記録部20は、フイルムFを主走査方向に
略直交する副走査方向(矢印A方向)に搬送するため
に、比較的大径な搬送ドラム58と、この搬送ドラム5
8の上方に進退自在に配設されるニップローラ60a、
60bとを備え、この搬送ドラム58の両側に巻付けガ
イド板62a、62bが昇降自在に配設されるととも
に、この巻付けガイド板62a、62bの外方に前記巻
付けガイド板62a、62bに連動して揺動自在な可動
ガイド板64a、64bが設けられる。この可動ガイド
板64aが下方に揺動されることにより、第1搬送ロー
ラ対56と搬送ドラム58の間に湿度調整部26が形成
される。
【0018】搬送切断部22は、複数のガイド板70
と、所定の間隔離間して配設された第2および第3搬送
ローラ対72、74と、この第2および第3搬送ローラ
対72、74間に設けられたカッター手段76とを備え
る。排出部24は、複数のガイド板78と、可動ガイド
板79と、第4搬送ローラ対80と、現像装置(図示せ
ず)に連なる経路を開閉自在なシャッタ手段82とを備
える。
【0019】制御部30は、記録装置10全体の駆動制
御を行うものであり、フイルムFがマガジン52から引
き出された後の時間を記憶するメモリ84と、各フイル
ムF毎の湿度調整特性、所望の伸縮精度または湿度調整
時間を記憶するプリセットメモリ86とが前記制御部3
0に接続されている。
【0020】次に、このように構成される記録装置10
の動作を、第1の実施例に係る記録方法との関係で図2
に示すタイミングチャートに沿って説明する。
【0021】まず、ロール状に巻回されたフイルムFが
マガジン52に収容され、このフイルムFの先端が第1
搬送ローラ対56に挟持されている。そこで、制御部3
0に記録指令(記録開始信号)が入力されると、この制
御部30を介してフイルムFの引き出し作業が開始され
る。すなわち、ニップローラ60a、60bが搬送ドラ
ム58から上方に離間した状態で、第1搬送ローラ対5
6の回転作用下にフイルムFがマガジン52から繰り出
されると、このフイルムFは、前記搬送ドラム58とニ
ップローラ60a、60bの間隙を通って所定の位置ま
で搬送される。
【0022】次いで、ニップローラ60a、60bが下
降されて搬送ドラム58にフイルムFを挟持させるとと
もに、可動ガイド板64a、64bが下方に揺動する。
このため、フイルムFは、第1搬送ローラ対56と搬送
ドラム58との間に設けられた湿度調整部26に記録長
さ分だけループ状に引き出される(第1の工程)。
【0023】上記のフイルムFの引き出し作業が開始さ
れると、記録指令、引き出しスタートまたは引き出し終
了等の前記引き出し作業に関連する信号によってカウン
タ28の計時作業が開始される(第2の工程)。このカ
ウンタ28は、プリセットメモリ86に予め記憶されて
いるフイルムFに応じた湿度調整時間だけ計時するもの
である。この湿度調整時間は、フイルムFの特性によっ
て設定されており、例えば、図3に示すような時間特性
を有する場合、このフイルムFの局部的な伸縮を防止し
得る時間範囲内に設定される。
【0024】カウンタ28が、上記湿度調整時間を計時
した後、制御部30から露光信号が出力される(第3の
工程)。この露光信号に基づいて、同期用光源42が駆
動されると、この同期用光源42から出力された同期用
光ビームL2 が、共振型光偏向器34で反射偏向されて
主走査方向に振られた後、fθレンズ36および反射ミ
ラー38、46を介して基準格子板44を走査する。こ
の同期用光ビームL2は、基準格子板44の複数のスリ
ット(図示せず)を通過してパルス状の光信号としてホ
トセンサ48に導かれる。
【0025】これによって得られた同期信号に基づいて
記録用光源32が駆動され、この記録用光源32から出
力された記録用光ビームL1 は、所定の画像に対応して
変調された後に共振型光偏向器34で反射偏向されて主
走査方向に振られる。このため、記録用光ビームL
1 は、fθレンズ36に導かれ、反射ミラー38、40
で反射されてフイルムFに走査される。その際、記録部
20では、搬送ドラム58が、図1中、矢印方向に回転
駆動されており、この搬送ドラム58とニップローラ6
0a、60bに挟持されたフィルタFは副走査方向に搬
送されている。従って、フイルムFには、二次元的に画
像が記録される。
【0026】上記のようにフイルムFに画像記録が行わ
れると、記録済のフイルムFが第2搬送ローラ対72と
搬送ドラム58との間にループ状に収容され、このフイ
ルムFへの画像記録作業が終了した後、前記フイルムF
は、その先端がシャッタ手段82の近傍の所定位置に至
るまで搬送される。
【0027】そして、可動ガイド板79が下方に揺動さ
れるとともに、第2搬送ローラ対72および第3搬送ロ
ーラ対74だけが駆動され、この第2搬送ローラ対72
と搬送ドラム58の間にループ状に収容されていた記録
済のフイルムFは、前記第3搬送ローラ対74と第4搬
送ローラ対80の間にループ状に収容される。さらに、
カッター手段76が駆動されてフイルムFが所定の長さ
で切断された後、シャッタ手段82が開放されて記録済
のフイルムFが現像装置に排出される。この排出工程の
後、レディー信号が出力され、次なる記録作業が開始可
能となる(図2参照)。
【0028】この場合、第1の実施例では、フイルムF
が、ストック部18から記録長さ分だけ引き出された
後、湿度調整部26でこのフイルムFの湿度調整に必要
な時間が経過するまで待機しており、この時間経過後に
記録部20に送り出されて記録作業が開始される。この
ため、ストック部18に収容されていたフイルムFは、
その記録部分が該記録作業直前に記録部20近傍の環境
湿度に調整され、前記記録部20による記録中にこのフ
イルムFが伸縮することを確実に阻止することができ
る。従って、フイルムFに記録された画像等は、所望の
寸法に高精度に維持され、高品質な画像を効率的に記録
することが可能になるという効果が得られる。
【0029】しかも、記録装置10内には、可動ガイド
板64aにより開閉される湿度調整部26を設けるだけ
でよく、構成が複雑化することがない。これによって、
記録装置10全体の製造コストの高騰および大型化を有
効に回避することができるという利点がある。
【0030】ところで、上記の記録工程が終了した際、
記録工程中にフイルムFを交換する際、または該記録工
程中にフイルムFが詰まった際には、記録指令が出力さ
れない。このため、湿度調整時間が経過しても記録指令
が出力されずに終了指令が出力され、第1搬送ローラ対
56および回転軸50が反転されて記録前のフイルムF
がストック部18に巻き戻される(第4の工程)。
【0031】次に、本発明の第2の実施例に係る記録方
法について、図4および図5を参照して説明する。な
お、第2の実施例に係る記録方法では、第1の実施例に
係る記録方法と同一の記録装置10を使用している。
【0032】この第2の実施例では、まず、フイルムF
が、第1搬送ローラ対56と搬送ドラム58との間に設
けられた湿度調整部26に第1回目の記録処理に必要な
記録部分F1 に第2回目の記録処理に必要な記録部分F
2 を付加した長さに対応してループ状に引き出される
(第1の工程)。
【0033】上記のフイルムFの引き出し作業が開始さ
れると、カウンタ28の計時作業が開始されるととも
に、このフイルムFの引き出し後の時間T2 がメモリ8
4に記憶される。そして、カウンタ28が、プリセット
メモリ86に予め記憶されているフイルムFに応じた湿
度調整時間T1 だけ計時した後(第2の工程)、制御部
30から露光信号が出力され、記録部20で前記フイル
ムFに第1回目の露光記録作業が遂行される(第3の工
程)。
【0034】第1回目の記録処理が終了して記録済の第
1回目の記録部分F1 が排出された後に、記録前のフイ
ルムFが、第3回目の記録処理に必要な記録部分F3
長さだけストック部18から引き出される(第4の工
程)。これにより、湿度調整部26には、第2回目の記
録処理に必要な記録部分F2 に第3回目の記録処理に必
要な記録部分F3 を付加した長さに対応してフイルムF
がループ状に引き出されている。
【0035】そこで、フイルムFの引き出し後の時間T
2 が第2回目のフイルムFの湿度調整に必要な時間T1
を越えていれば、上記第4の工程後にこのフイルムFの
第2回目の記録部分F2 が記録部20に送り出される。
そして、第2回目の記録部分F2 は、矢印A方向に副走
査搬送されながら記録用光ビームL1 が走査されること
により、所定の露光記録処理が施される(第5の工
程)。
【0036】この場合、第2の実施例では、湿度調整部
26に、第1回目の記録作業に必要な記録部分F1 と第
2回目の記録作業に必要な記録部分F2 が予め引き出さ
れている。従って、第1回目の記録部分F1 に記録作業
が行われている間に、第2回目の記録部分F2 が湿度調
整されており、この第2回目の記録部分F2 に必要な湿
度調整時間T1 を節約することができる。すなわち、第
2回目以降の記録処理において、湿度調整時間T1 の間
に記録装置10の運転を停止させる必要がなく、前記第
2回目以降の記録処理作業が、一層効率的に遂行される
という効果が得られる。
【0037】なお、第3回目以降の記録処理において、
時間T2 < 時間T1 となった時には、時間T2 = 時
間T1 となるまで露光を開始することができない。しか
しながら、この際でも、全待機時間T1 の内、時間T2
の節約となって記録処理作業の効率化が容易に可能にな
る。
【0038】ところで、この第2の実施例では、図4に
示すように、湿度調整部26に、フイルムFが第1回目
の記録作業に必要な記録部分F1 に第2回目の記録作業
に必要な記録部分F2 を付加した長さに対応して引き出
されているが、図6に示すように、ストック部18と第
1搬送ローラ対56の間に湿度調整部26aを設けるこ
とができる。この構成によれば、第1回目の記録処理に
必要な記録部分F1 が第1搬送ローラ対56と搬送ドラ
ム58との間に引き出される一方、第2回目の記録処理
に必要な記録部分F2 がストック部18とこの第1搬送
ローラ対56の間に設けられた湿度調整部26aに引き
出される。従って、第2の実施例に係る記録方法と同様
の効果が得られることになる。
【0039】また、第1および第2の実施例では、フイ
ルムFを湿度調整部26、26aに引き出して所定の時
間だけ待機させることによりこのフイルムFの湿度調整
作業を行っているが、図7に示すように、湿度調整部2
6、26aにファン90を設けることができる。このフ
ァン90は、湿度調整部26、26aに引き出されたフ
イルムFに強制的に送風することにより、前記フイルム
Fの湿度調整作業をより迅速かつ確実に行うことが可能
になる。
【0040】なお、一般的にフイルムFのゼラチン層
は、除湿スピードより吸湿スピードの方か速い。このた
め、湿度調整部26、26aに加湿器を配設して記録部
20全体の湿度をストック部18の湿度よりも高くし、
前記ストック部18から引き出されたフイルムFを記録
処理直前に加湿するように構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明に係るロール状記録材の記録方法
および装置によれば、以下の効果が得られる。
【0042】ロール状に巻回されている記録材は、スト
ック部から所定の長さだけ引き出されてこの記録材の湿
度調整に必要な時間だけ待機するため、記録処理が開始
される直前に記録部の環境湿度に調整されており、前記
記録部での記録中に伸縮することを確実に阻止すること
ができる。このため、記録材に記録された画像等は、所
望の寸法に高精度に維持され、高品質な画像を効率的に
記録することが可能になる。しかも、記録材をストック
部と記録部の間に設けられた湿度調整部に待機させるだ
けでよく、記録装置全体の構成が複雑化することを阻止
することができる。
【0043】さらに、記録材を、第1回目の記録処理に
必要な記録部分に第2回目の記録処理に必要な記録部分
を付加した長さに対応してストック部から引き出してお
けば、第1回目の記録部分を記録部に送り出して第1回
目の記録処理が施されている間に、第2回目の記録部分
の湿度調整に必要な時間が計時されている。従って、第
2回目以降の記録部分の湿度調整時間が節約され、記録
作業全体の効率化が容易に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る記録方法を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図3】フイルムFの特性説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る記録方法の説明図
である。
【図5】前記第2の実施例に係る記録方法を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図6】前記第2の実施例に係る記録方法を実施する他
の構成説明図である。
【図7】湿度調整部にファンが配設された状態の説明図
である。
【符号の説明】
10…記録装置 12…光ビーム
発生手段 14…走査光学手段 18…ストック
部 20…記録部 26、26a…
湿度調整部 28…カウンタ 30…制御部 52…マガジン 56…搬送ロー
ラ対 58…搬送ドラム 60a、60b
…ニップローラ 84、86…メモリ 90…ファン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストック部にロール状に巻回収容されてい
    る記録材を引き出して記録部に送り出し、前記記録材に
    記録作業を行うロール状記録材の記録方法であって、 前記記録材を、少なくとも記録処理に必要な長さだけ前
    記ストック部と前記記録部の間に引き出す第1の工程
    と、 前記ストック部と前記記録部の間に引き出された記録材
    を、該記録材の湿度調整に必要な時間だけ待機させる第
    2の工程と、 前記待機時間経過後に、前記湿度調整された記録材を記
    録部に送り出して記録処理を施す第3の工程と、 を有することを特徴とするロール状記録材の記録方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録方法において、前記待
    機時間経過後に、記録開始信号が出力されない時、前記
    記録材を前記ストック部に戻す第4の工程を有すること
    を特徴とするロール状記録材の記録方法。
  3. 【請求項3】ストック部にロール状に巻回収容されてい
    る記録材を引き出して記録部に送り出し、前記記録材に
    記録作業を行うロール状記録材の記録方法であって、 前記記録材を、第1回目の記録処理に必要な記録部分に
    第2回目の記録処理に必要な記録部分を付加した長さに
    対応して前記ストック部と前記記録部の間に引き出す第
    1の工程と、 前記ストック部と前記記録部の間に引き出された記録材
    を、前記第1回目の記録部分の湿度調整に必要な時間だ
    け待機させる第2の工程と、 前記待機時間経過後に、前記湿度調整された該第1回目
    の記録部分を記録部に送り出して第1回目の記録処理を
    施す第3の工程と、 前記第1回目の記録処理後に、前記記録材を第3回目の
    記録処理に必要な記録部分の長さだけ前記ストック部か
    ら引き出す第4の工程と、 前記第1の工程からの経過時間が前記第2回目の記録部
    分の湿度調整に必要な時間を越えた際、前記第4の工程
    後に該第2回目の記録部分を前記記録部に送り出して第
    2回目の記録処理を施す第5の工程と、 を有することを特徴とするロール状記録材の記録方法。
  4. 【請求項4】ストック部にロール状に巻回収容されてい
    る記録材を引き出して記録部に送り出し、前記記録材に
    記録作業を行うロール状記録材の記録装置であって、 前記ストック部と前記記録部の間に設けられ、該ストッ
    ク部から引き出された前記記録材を、少なくとも記録処
    理に必要な長さだけ収納可能な湿度調整部と、 前記湿度調整部に収納された該記録材の湿度調整に必要
    な時間を計時する計時手段と、 前記計時手段による計時終了後に前記記録部による記録
    処理を開始させる制御部と、 を備えることを特徴とするロール状記録材の記録装置。
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