JPH0822400A - マイクロコンピュータのテスト容易化回路 - Google Patents

マイクロコンピュータのテスト容易化回路

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JPH0822400A
JPH0822400A JP6155839A JP15583994A JPH0822400A JP H0822400 A JPH0822400 A JP H0822400A JP 6155839 A JP6155839 A JP 6155839A JP 15583994 A JP15583994 A JP 15583994A JP H0822400 A JPH0822400 A JP H0822400A
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logic
signal
microcomputer
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JP6155839A
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Miho Taniguchi
美保 谷口
Kenji Tanaka
健志 田中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータの外部出力端子の数が
制限されていても、論理回路に生成される故障を外部出
力端子から観測できるようにする。 【構成】 マイクロコンピュータ8の動作を検証するテ
ストパターンは第1及び第2の外部入力端子10,11
から第1の論理回路ブロック1に入力される。第2の論
理回路ブロック3からの信号線34〜45よりなる第1
の内部バス82及び第3の論理回路ブロックからの信号
線53〜62よりなる第3の内部バス83は第1の選択
器90に入力され、第1の選択器90は第1の内部バス
82又は第3の内部バス83を出力する。符号器92は
第1の選択器90から出力される内部バスを構成する信
号線から出力される信号をエンコードして第4の内部バ
ス93に出力する。第2の選択器94は符号器92から
の第4の内部バス93又は第4の論理回路ブロック7か
らの信号線63〜67よりなる第2の内部バス68を外
部出力端子77〜81に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
のテスト化容易回路に関し、詳しくは、組合せ回路や順
序回路等の複数の論理回路よりなる複数個の論理回路ブ
ロックが直列に接続されてなるマイクロコンピュータの
外部入力端子から動作検証用のテストパターンを入力
し、マイクロコンピュータの外部出力端子から出力され
る信号値を故障生成時と正常時とで比較することによ
り、前記複数の論理回路に生成される故障を観測するた
めのマイクロコンピュータのテスト容易化回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のマイクロコンピュータのテ
スト容易化回路について図面を参照しながら説明する。
【0003】図2は従来のテスト容易化回路の平面図で
ある。図2において1,3,5,7はマイクロコンピュ
ータ8を構成する第1,第2,第3,第4の論理回路ブ
ロックであって、第1〜第4の論理回路ブロック1,
3,5,7は、それぞれ組合せ回路や順序回路等の複数
の論理回路よりなる。
【0004】図2において、30,31,32は第2の
論理回路ブロック3を構成する第1,第2,第3の論理
回路であって、第1〜第3の論理回路30〜32はそれ
ぞれ複数個の論理回路から構成されている。また、33
は第2の論理回路31を構成する部分回路であって、該
部分回路33も複数個の論理回路から構成されている。
また、50,51,52は第3の論理回路ブロック5を
構成する第1,第2,第3の論理回路であって、第1〜
第3の論理回路50〜52もそれぞれ複数個の論理回路
から構成されている。また、70,71,72は第4の
論理回路ブロック7を構成する第1,第2,第3の論理
回路であって、第1,第2,第3の論理回路70〜72
もそれぞれ複数個の論理回路から構成されている。
【0005】図2において、10,11はマイクロコン
ピュータ8の動作検証用のテストパターンを入力する第
1,第2の外部入力端子、12,13,14,15,1
6,17,18,19は第1の論理回路ブロック1の出
力信号を第2の論理回路ブロック3の第1の論理回路3
0に伝達する信号線、20,21,22,23は第1の
論理回路ブロック1の出力信号を第2の論理回路ブロッ
ク3の第2の論理回路31に伝達する信号線、24,2
5,26,27は第1の論理回路ブロック1の出力信号
を第2の論理回路ブロック3の第3の論理回路32に伝
達する信号線である。
【0006】図2において、34,35,36,37は
第2の論理回路ブロック3の第1の論理回路30からの
出力信号を第3の論理回路ブロック5の第1の論理回路
50に伝達する信号線、38,39は第2の論理回路ブ
ロック3の第2の論理回路31からの出力信号を第3の
論理回路ブロック5の第2の論理回路51に伝達する信
号線、40,41,42,43,44,45は第2の論
理回路ブロック3の第3の論理回路32からの出力信号
を第3の論理回路ブロック5の第3の論理回路52に伝
達する信号線である。
【0007】図2において、53,54は第3の論理回
路ブロック5の第1の論理回路50からの出力信号を第
4の論理回路ブロック7の第1の論理回路70に伝達す
る信号線、55,56は第3の論理回路ブロック5の第
2の論理回路51からの出力信号を第4の論理回路ブロ
ック7の第2の論理回路71に伝達する信号線、57,
58,59,60,61,62は第3の論理回路ブロッ
ク5の第3の論理回路52からの出力信号を第4の論理
回路ブロック7の第3の論理回路72に伝達する信号線
である。第2の論理回路ブロック3の第1の論理回路3
0からの信号線34,35,第2の論理回路ブロック3
の第3の論理回路32からの信号線40、第3の論理回
路ブロック5の第1の論理回路50からの信号線53及
び第3の論理回路ブロック5の第3の論理回路52から
の信号線57によって第1の内部バス46が構成されて
いる。
【0008】図2において、63,64,65,66,
67は、マイクロコンピュータ8の周辺機能である通信
機能ブロック(以下、シリアルと称する。)やタイマー
ブロック等からのデータやクロックを出力する第4の論
理回路ブロック7の第3の論理回路72からの信号線で
あって、該信号線63〜67は第2の内部バス68を構
成している。また、84は第3の外部入力端子、85は
選択器であって、選択器85は第1の内部バス46及び
第2の内部バス68のうちのいずれか一方の内部バスを
選択して出力する。また、77,78,79,80,8
1はそれぞれ外部出力端子であって、該外部出力端子7
7〜81は選択器85が選択した第1の内部バス46又
は第2の内部バス68の信号値を出力する。
【0009】図2において、73は第4の論理回路ブロ
ック7の第1の論理回路70の出力信号を観測する外部
出力端子、74は第4の論理回路ブロック7の第2の論
理回路71の出力信号を観測する外部出力端子、75,
76は第4の論理回路ブロック7の第3の論理回路72
の出力信号を観測する外部出力端子である。
【0010】以下、前記のように構成されたマイクロコ
ンピュータのテスト容易化回路の動作について説明す
る。
【0011】まず、マイクロコンピュータ8の動作検証
用のテストパターンを第1及び第2の外部入力端子1
0,11から入力する。第1の論理回路ブロック1は、
第1及び第2の外部入力端子10,11からの入力信号
によって論理演算を行ない、その演算結果を信号線12
〜27に出力する。第2の論理回路ブロック3の第1の
論理回路30は、第1の論理回路ブロック1の信号線1
2〜19から出力される論理値を用いて論理演算を行な
い、その演算結果を信号線34〜37に出力する。第2
の論理回路ブロック3の第2の論理回路31は、第1の
論理回路ブロック1の信号線20〜23から出力される
論理値を用いて論理演算を行ない、その演算結果を信号
線38,39に出力する。第2の論理回路ブロック3の
論理回路32は、第1の論理回路ブロック1の信号線2
4〜27から出力される論理値を用いて論理演算を行な
い、その演算結果を信号線40〜45に出力する。
【0012】第3の論理回路ブロック5の第1の論理回
路50は、第2の論理回路ブロック3の信号線34〜3
7から出力される論理値を用いて論理演算を行ない、そ
の演算結果を信号線53,54に出力する。第3の論理
回路ブロック5の第2の論理回路51は、第2の論理回
路ブロック3の信号線38,39から出力される論理値
を用いて論理演算を行ない、その演算結果を信号線5
5,56に出力する。第3の論理回路ブロック5の第3
の論理回路52は第2の論理回路ブロック3の信号線4
0〜45から出力される論理値を用いて論理演算を行な
い、その演算結果を信号線57〜62に出力する。
【0013】第4の論理回路ブロック7の第1の論理回
路70は、第3の論理回路ブロック5の信号線53,5
4から出力される論理値を用いて論理演算を行ない、そ
の演算結果を外部出力端子73に出力する。第4の論理
回路ブロック7の第2の論理回路71は、第3の論理回
路ブロック5の信号線55,56から出力される論理値
を用いて論理演算を行ない、その演算結果を外部出力端
子74に出力する。第4の論理回路ブロック7の第3の
論理回路72は、第3の論理回路ブロック5の信号線5
7〜62から出力される論理値を用いて論理演算を行な
い、その演算結果を外部出力端子75,76に出力す
る。
【0014】選択器85は、第3の外部入力端子84か
ら入力される制御信号によって第2の内部バス68を選
択したときには、マイクロコンピュータ8の周辺機能ブ
ロックであるシリアルやタイマー等のデータやクロック
の論理値を外部出力端子77〜81に出力する。このと
き、外部出力端子77〜81は汎用ポートとして働く。
また、選択器85は、第3の外部入力端子84から入力
される制御信号によって第1の内部バス46を選択した
ときには、該第1の内部バス46の論理値を外部出力端
子77〜81に出力する。このとき、外部出力端子77
〜81は論理回路の出力信号を直接外部から観測可能と
するテスト用端子として働く。
【0015】
【表1】
【0016】表1は、第2の論理回路ブロック3の第1
の論理回路30、第3の論理回路ブロック5の第1の論
理回路50及び第4の論理回路ブロック7の第1の論理
回路70の入出力信号線上に生成された故障を検出する
テストパターンを示したものであって、第1及び第2の
外部入力端子10,11から入力されたテストパターン
と、該テストパターンを第1の論理回路ブロック1が論
理演算を行なって第2の論理回路ブロック3の第1の論
理回路30に出力する信号線12〜19のパターンと、
該パターンによって第2の論理回路ブロック3の第1の
論理回路30が論理演算を行なって信号線34〜37に
出力する論理値と、第3の論理回路ブロック5の第1の
論理回路50が信号線53,54に出力する論理値とを
示している。ここでいう故障とは、各論理回路を構成す
るトランジスタの破壊により、入力信号の如何に拘ら
ず、出力信号が常にVdd(論理値の1に相当)又はV
ss(論理値の0に相当)に固定されてしまい、正しい
理論値と異なる論理値を出力してしまう場合のことを言
う。
【0017】前記の故障が生成されると、マイクロコン
ピュータ8に第1及び第2の外部入力端子10,11か
らテストパターンを入力した場合、マイクロコンピュー
タ8の出力値が正常時の出力期待値と異なる場合があ
る。従って、前記の故障が含まれている不良品と含まれ
ていない良品とを選別する必要がある。表1は、第1及
び第2の外部入力端子10,11から出力される信号値
を故障生成時と正常時との間で比較することにより、論
理回路に生成された故障を検出していく故障シミュレー
ション用のテストパターンを示している。第2の論理回
路ブロック3の第1の論理回路30に表1のA列〜L列
の12通りのパターンを入力することによって、第2の
論理回路ブロック3の第1の論理回路30の入出力信号
線、第3の論理回路ブロック5の第1の論理回路50の
入出力信号線、及び第4の論理回路ブロック7の第1の
論理回路70の入出力信号線に生成された故障を検出す
ることができる。
【0018】しかしながら、実デバイスを検証するテス
トパターンは、一般的には試行錯誤的に作成されるた
め、冗長なパターンを含むことが多い。
【0019】そこで、従来においては、第2の論理回路
ブロック3の第1の論理回路30の出力信号線34,3
5を外部出力端子77,78から観測できると共に第3
の論理回路ブロック5の第1の論理回路50の出力信号
線53を外部出力端子79から観測できるように選択器
85を設け、外部出力端子77,78,79をテスト端
子として使用することを可能にしている。これにより、
外部出力端子77,78,79の直前までの回路におい
てテストパターンを検討すればよくなり、見かけ上、回
路規模が小さい状態でテストパターンの作成が可能とな
る。この結果、テストパターンの作成が容易になるの
で、冗長なテストパターンが低減する。このため、第2
の論理回路ブロック3の第1の論理回路30に入力する
信号線12〜19のパターンを、表1におけるA列〜H
列までの8通りのパターンによって代替しても、前記の
故障を検出することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際のマイ
クロコンピュータは大きなものでは100万個以上のト
ランジスタによって構成されている。このため、従来の
テスト容易化回路によると、論理回路の故障検出を可能
にする外部出力端子を回路規模の増大に対応して増やす
ことは、外部出力端子の総数が制約されているため困難
である。つまり、実際のマイクロコンピュータにおいて
は、前記のような回路規模が小さい状態でテストパター
ンを作成できる場合は非常に限られている。
【0021】従来のテスト容易化回路においては、マイ
クロコンピュータの動作検証を、動作検証を目的とする
テストパターンを外部入力端子から入力し、マイクロコ
ンピュータの制御の結果を外部出力端子から観測するこ
とにより行なってきた。
【0022】従って、従来のテスト容易化回路において
は、マイクロコンピュータの高機能化が進み、回路規模
が大きくなるにつれて、動作検証を行なうテストパター
ンが長くなると共に、各機能を確認するためにテストパ
ターンの数自体も増加するという問題がある。
【0023】また、マイクロコンピュータの論理回路の
故障を検出する故障シミュレーションは、機能確認のテ
ストパターンを基に作成することが多いので、複雑なマ
イクロコンピュータを構成する論理回路の故障を検出す
るテストパターンを作成することは困難である。
【0024】さらに、テストパターンの簡素化とテスト
パターン数の削減のために、マイクロコンピュータを構
成する論理回路の出力信号を外部出力端子から出力する
ことがあるが、マイクロコンピュータの外部出力端子の
総数が制約されているため、外部に出力できる論理回路
の出力信号数が制限されてしまうので、前記の方法を採
る場合には、十分な動作検証を行なうことができないと
いう問題が生じる。
【0025】本発明は、前記従来の問題を解決するもの
であって、マイクロコンピュータの外部出力端子の数が
制限されていても、論理回路に生成される故障を外部出
力端子から観測することができるようにすることを目的
とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、組合せ回路や順序回路等の複
数の論理回路よりなる複数個の論理回路ブロックが直列
に接続されてなるマイクロコンピュータの外部入力端子
から動作検証用のテストパターンを入力し、前記マイク
ロコンピュータの外部出力端子から出力される信号値を
故障生成時と正常時とで比較することにより前記複数の
論理回路に生成される故障を観測するためのマイクロコ
ンピュータのテスト容易化回路を対象とし、一の論理回
路ブロックを構成する複数の論理回路から出力される各
出力信号が入力され、該各出力信号に対応する組み合わ
せ信号を出力する符号器を備えている構成である。
【0027】また、請求項2の発明は、組合せ回路や順
序回路等の複数の論理回路よりなる複数個の論理回路ブ
ロックが直列に接続されてなるマイクロコンピュータの
外部入力端子から動作検証用のテストパターンを入力
し、前記マイクロコンピュータの外部出力端子から出力
される信号値を故障生成時と正常時とで比較することに
より前記複数の論理回路に生成される故障を観測するた
めのマイクロコンピュータのテスト容易化回路を対象と
し、一の論理ブロックを構成する複数の論理回路から出
力される各出力信号よりなる一の出力信号群と他の論理
ブロックを構成する複数の論理回路から出力される各出
力信号よりなる他の出力信号群とが入力され前記一の出
力信号群及び他の出力信号群のうちのいずれか一方の出
力信号群を出力する選択器と、前記選択器から出力され
る出力信号群を構成する各出力信号が入力され該各出力
信号に対応する組み合わせ信号を出力する符号器とを備
えている構成である。
【0028】
【作用】請求項1の構成により、一の論理回路ブロック
を構成する複数の論理回路から出力される各出力信号が
入力され、該各出力信号に対応する組み合わせ信号を外
部出力端子に出力する符号器を備えているため、複数の
論理回路から出力される各出力信号はエンコードされて
組み合わせ信号となって外部出力端子に出力されるの
で、つまり符号器に入力される信号数よりも符号器から
出力される信号数の方が少ないので、外部出力端子に出
力される信号の数は低減する。これにより、外部に出力
されない論理回路の出力信号数は低減する。
【0029】請求項2の構成により、一の論理ブロック
を構成する複数の論理回路から出力される各出力信号よ
りなる一の出力信号群及び他の論理ブロックを構成する
複数の論理回路から出力される各出力信号よりなる他の
出力信号群のうちのいずれか一方の出力信号群を出力す
る選択器と、該選択器から出力される出力信号群を構成
する各出力信号が入力されると、該各出力信号に対応す
る組み合わせ信号を外部出力端子に出力する符号器とを
備えているため、選択器からは一又は他の出力信号群を
構成する各出力信号が選択的に出力され、各出力信号は
符号器によりエンコードされて組み合わせ信号となって
外部出力端子に出力されるので、一及び他の論理ブロッ
クを構成する論理回路から出力される出力信号は選択器
及び符号器によって2段階に低減される。これにより、
外部に出力されない論理回路の出力信号数は著しく低減
する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0031】図1は本発明の一実施例に係るテスト容易
化回路の平面図である。図1における、第1〜第4の論
理回路ブロック1,3,5,7,マイクロコンピュータ
8、第1及び第2の外部入力端子10,11、信号線1
2〜27、第2の論理回路ブロック3の第1〜第3の論
理回路30〜32、第3の論理回路32の部分回路3
3、信号線34〜45、第3の論理回路ブロック5の第
1〜第3の論理回路50〜52、信号線53〜62、第
2の内部バス68、第4の論理回路ブロック7の第1〜
第3の論理回路70〜72、外部出力端子73〜76、
第3の外部入力端子84及び外部出力端子77〜81に
ついては、図2に示した従来例と同様の構成であるた
め、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0032】図1において、82は複数の信号線34〜
45よりなる第2の論理回路ブロック3からの第1の内
部バス、83は複数の信号線53〜62よりなる第3の
論理回路ブロック5からの第3の内部バスである。ま
た、90は選択器としての第1の選択器であって、該第
1の選択器90は第1の内部バス82及び第3の内部バ
ス83のいずれか一方を選択して出力する。また、91
は第1の選択器90を制御する選択制御器である。
【0033】図1において、92は符号器であって、該
符号器92は第1の選択器90が選択した第1の内部バ
ス82又は第3の内部バス83を構成する信号線の出力
信号をエンコードして該出力信号と対応する組み合わせ
信号を出力する。また、93は符号器92によりエンコ
ードされた第4の内部バスである。
【0034】図1において、94は第2の選択器であっ
て、該第2の選択器94は第4の内部バス93及び第2
の内部バス68のうちのいずれか一方を選択して出力す
る。第2の選択器94も選択制御器91によって制御さ
れる。
【0035】以下、前記のように構成された本実施例に
係るテスト容易化回路の動作を、第1及び第2の外部入
力端子10,11、第1の論理回路ブロック1、第1の
論理回路ブロック1からの信号線12〜19、第2の論
理回路ブロック3の第1の論理回路30、第2の論理回
路ブロック3の第1の論理回路30からの信号線34〜
37、第3の論理回路ブロック5の第1の論理回路5
0、第3の論理回路ブロック5の第1の論理回路50か
らの信号線53,54、第4の論理回路ブロック7の第
1の論理回路70及び第4の論理回路ブロック7の第1
の論理回路70からの信号を出力する外部出力端子73
を用いて説明する。
【0036】まず、マイクロコンピュータ8の動作を検
証するテストパターンを第1及び第2の外部入力端子1
0,11から入力する。第1の論理回路ブロック1は、
第1及び第2の外部入力端子10,11からの入力信号
によって論理演算を行ない、その演算結果を信号線12
〜19に出力する。第1の論理回路ブロック1の信号線
12〜19から出力される論理値は第2の論理回路ブロ
ック3の第1の論理回路30に入力される。第2の論理
回路ブロック3の第1の論理回路30は、信号線12〜
19の論理値を用いて論理演算を行ない、その演算結果
を信号線34〜37に出力する。第2の論理回路ブロッ
ク3の第1の論理回路30からの信号線34〜37は2
つに分岐し、一方は第3の論理回路ブロック5の第1の
論理回路50に入力され、他方は第1の内部バス82を
構成する12本の信号線のうちの4本として第1の選択
器90に入力される。
【0037】同様に、第3の論理回路ブロック5の第1
の論理回路50は、第1の論理回路ブロック3の第1の
論理回路30からの信号線34〜37から出力される論
理値を用いて論理演算を行ない、その演算結果を信号線
53,54に出力する。第3の論理回路ブロック5の第
1の論理回路50からの信号線53,54は2つに分岐
し、一方は第4の論理回路7の第1の論理回路70に入
力され、他方は第3の内部バス83を構成する10本の
信号線のうちの2本として第1の選択器90に入力され
る。
【0038】第4の論理回路ブロック7の第1の論理回
路70は、第3の論理回路ブロック5の論理回路50か
らの信号線53,54の論理値を用いて論理演算を行な
い、その演算結果を外部出力端子73に出力する。
【0039】選択制御器91は、第3の外部入力端子8
4から入力される信号値を用いて、第1の内部バス82
及び第3の内部バス83のうちのいずれか一方を選択す
る制御信号を生成して出力し、第1の選択器90は、選
択制御器91が出力する制御信号によって第1の内部バ
ス82又は第3の内部バス83を選択し、選択した方の
内部バスを符号器92に入力する。ここで、第1の選択
器90を用いることにより、第2の論理回路ブロック3
の第1の論理回路30から出力される信号線34〜37
と第3の論理回路ブロック5の第1の論理回路50から
出力される信号線53,54との6ビット信号を4ビッ
ト信号に、つまり信号数を2/3に圧縮することが可能
になる。
【0040】符号器92は、第1の選択器90が選択し
た方の内部バスをエンコードし、エンコードした信号を
第4の内部バス93に出力する。このとき、符号器92
は信号幅を圧縮することができる。マイクロコンピュー
タ8の動作検証を行なうテストパターンは、表1よりA
列〜L列の12パターンであるが、第2の論理回路ブロ
ック3の第1の論理回路30から出力される信号線34
〜37の値としては、重複するものがあるため表2に示
すA行〜F行の6パターンとなる。同様に、第3の論理
回路ブロック5の第1の論理回路50から出力される信
号線53,54の値としては、重複するものがあるため
表2に示すA〜Cの3パターンである。このように、第
1の選択器90から出力される4ビットの信号は、表2
に示すように、3ビットの信号線で表すことができ、信
号線幅の圧縮が可能となる。
【0041】
【表2】
【0042】尚、第1の選択器90から出力される信号
が表2に示されるパターン以外のものである場合には、
符号器92からエラー信号(本実施例においては、表2
において設定外のパターンの項に示すように、全ビット
がVddになる。)が出力される。
【0043】第2の選択器94は、第3の外部入力端子
84から入力される制御信号に従って、符号器92によ
りエンコードされた第4の内部バス93及び第2の内部
バス68のうちのいずれか一方を選択し、選択した内部
バスの信号値を外部出力端子77〜81に出力する。第
2の選択器94が、第4の内部バス93を選択し、その
信号値を外部出力端子77〜81に出力するときには、
外部入力端子77〜81はテスト端子として働き、第2
の選択器94が、第2の内部バス68を選択し、その信
号値を外部出力端子77〜81に出力するときには、外
部入力端子77〜81は汎用ポートとして働く。
【0044】以上のように本実施例によると、第1の選
択器90及び符号器92を用いることにより、信号線幅
を2段階に減少させることができる。今後、回路の高機
能化が進み、回路規模が増大すると、前記の第1の選択
器90及び符号器92の機能はさらに期待できる。すな
わち、回路が大規模化すると、論理回路の出力信号数も
それに比較して増加するが、外部に出力するための外部
出力端子の数には制限があるため、外部に出力できない
論理回路の出力信号が増え、動作検証に効果が現れにく
くなる。ところが、本実施例を用いると、前述したよう
に、論理回路の出力信号を第1の選択器90及び符号器
92を用いて2段階に圧縮することができるので、複数
の論理回路の出力信号を外部出力端子から観測すること
ができる。
【0045】言い換えると、外部出力端子の数をそのま
まにしておいた状態で、論理回路のテスト用端子を増加
させたことに値する。そして、前述したように、第2の
論理回路ブロック3の第1の論理回路30及び第3の論
理回路ブロック5の第1の論理回路50からの出力信号
を外部出力端子77〜81から観測することによって、
第2の論理回路ブロック3の第1の論理回路30及び第
3の論理回路ブロック5の第1の論理回路50に発生す
る故障を比較的簡単なテストパターンを用いて検出する
ことが可能となる。また、テストパターンの数も削減で
き、表3に示すようにA列〜E列の5パターンで故障シ
ミュレーションを実施できる。これにより、テスト時間
の短縮も可能にする。
【0046】
【表3】
【0047】また、マイクロコンピュータ8内に、非常
に複雑で且つ外部からの制御が困難であるため論理回路
に検出の難しい故障が生成されたとする。例えば、第3
の論理回路ブロック5の第2の論理回路51の信号線5
5からの出力値が常に0に固定されているため、第4の
論理回路ブロック7の第2の部分回路71の出力信号が
常に1となり、第1及び第2の入力端子10,11から
入力されるテストパターンに関係なく、出力端子74か
ら1が出力されるような場合である。この場合には、従
来のテスト容易化回路によると、第2の論理回路ブロッ
ク3の第2の論理回路31の信号線39及び第3の論理
回路ブロック5の第2の論理回路51の信号線56に生
成される故障を検出することは不可能である。
【0048】しかしながら、本実施例によると、第2の
論理回路ブロック3の第2の論理回路31の信号線39
及び第3の論理回路ブロック5の第2の論理回路51の
信号線56から出力される信号を外部出力端子から観測
することにより、第2の論理回路ブロック3の第2の論
理回路31の信号線39及び第3の論理回路ブロック5
の第2の論理回路51の信号線56に生成される故障を
検出することが可能になり、故障検出率を向上させるこ
とができる。
【0049】このように、本実施例によると、従来のテ
スト容易化回路では検出が不可能であったような故障の
検出を可能にすることができるので、本実施例は、従来
のテスト容易化回路では検出の不可能であるような論理
回路が多数存在する場合に特に効果が大きい。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明に係るマイクロコンピュ
ータのテスト容易化回路によると、複数の論理回路から
出力される各出力信号はエンコードされて組み合わせ信
号となって外部出力端子に出力されるため、外部出力端
子に出力される信号の数は低減するので、外部に出力さ
れない論理回路の出力信号数は低減する。このため、マ
イクロコンピュータの外部出力端子の数が制限されてい
ても、一の論理回路ブロックを構成する論理回路から出
力される出力信号の数の低減を抑制できるので、一の論
理回路ブロックを構成する論理回路に生成される故障を
外部出力端子から確実に観測することが可能になる。
【0051】請求項2の発明に係るマイクロコンピュー
タのテスト容易化回路によると、選択器から一又は他の
出力信号群を構成する各出力信号が選択的に出力され、
選択器から出力された各出力信号は符号器によりエンコ
ードされて組み合わせ信号となって外部出力端子に出力
されるため、一及び他の論理ブロックを構成する論理回
路から出力される出力信号は選択器及び符号器によって
2段階に低減されるので、マイクロコンピュータの外部
出力端子の数が制限されていても、一及び他の論理回路
ブロックを構成する論理回路から出力される出力信号の
数の低減を一層抑制でき、これにより、一又は他の論理
回路ブロックを構成する論理回路に生成される故障を外
部出力端子から一層確実に観測することが可能になる。
【0052】このため、請求項1又は2の発明による
と、短いテストパターンにより論理回路ブロックを構成
する論理回路に生成される故障を確実に検出できるの
で、前記論理回路の動作検証に大きな効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマイクロコンピュータ
のテスト容易化回路の平面図である。
【図2】従来のマイクロコンピュータのテスト容易化回
路の平面図である。
【符号の説明】
1 第1の論理回路ブロック 3 第2の論理回路ブロック 5 第3の論理回路ブロック 7 第4の論理回路ブロック 8 マイクロコンピュータ 10 第1の外部入力端子 11 第2の外部入力端子 12〜27 信号線 30 第1の論理回路 31 第2の論理回路 32 第3の論理回路 33 部分回路 34〜45 信号線 50 第1の論理回路 51 第2の論理回路 52 第3の論理回路 53〜62 信号線 68 第2の内部バス 70 第1の論理回路 71 第2の論理回路 72 第3の論理回路 77〜81 外部出力端子 82 第1の内部バス 83 第3の内部バス 84 第3の外部入力端子 90 第1の選択器(選択器) 91 選択制御器 92 符号器 93 第4の内部バス 94 第2の選択器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合せ回路や順序回路等の複数の論理回
    路よりなる複数個の論理回路ブロックが直列に接続され
    てなるマイクロコンピュータの外部入力端子から動作検
    証用のテストパターンを入力し、前記マイクロコンピュ
    ータの外部出力端子から出力される信号値を故障生成時
    と正常時とで比較することにより前記複数の論理回路に
    生成される故障を観測するためのマイクロコンピュータ
    のテスト容易化回路であって、一の論理回路ブロックを
    構成する複数の論理回路から出力される各出力信号が入
    力され、該各出力信号に対応する組み合わせ信号を前記
    外部出力端子に出力する符号器を備えていることを特徴
    とするマイクロコンピュータのテスト容易化回路。
  2. 【請求項2】 組合せ回路や順序回路等の複数の論理回
    路よりなる複数個の論理回路ブロックが直列に接続され
    てなるマイクロコンピュータの外部入力端子から動作検
    証用のテストパターンを入力し、前記マイクロコンピュ
    ータの外部出力端子から出力される信号値を故障生成時
    と正常時とで比較することにより前記複数の論理回路に
    生成される故障を観測するためのマイクロコンピュータ
    のテスト容易化回路であって、 一の論理ブロックを構成する複数の論理回路から出力さ
    れる各出力信号よりなる一の出力信号群と他の論理ブロ
    ックを構成する複数の論理回路から出力される各出力信
    号よりなる他の出力信号群とが入力され、前記一の出力
    信号群及び他の出力信号群のうちのいずれか一方の出力
    信号群を出力する選択器と、 前記選択器から出力される出力信号群を構成する各出力
    信号が入力され、該各出力信号に対応する組み合わせ信
    号を前記外部出力端子に出力する符号器とを備えている
    ことを特徴とするマイクロコンピュータのテスト容易化
    回路。
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