JPH08225590A - 17−スピロメチレンラクトン又はラクトール基を有するステロイド - Google Patents
17−スピロメチレンラクトン又はラクトール基を有するステロイドInfo
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- JPH08225590A JPH08225590A JP7280432A JP28043295A JPH08225590A JP H08225590 A JPH08225590 A JP H08225590A JP 7280432 A JP7280432 A JP 7280432A JP 28043295 A JP28043295 A JP 28043295A JP H08225590 A JPH08225590 A JP H08225590A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 プロゲステロンレセプターに対しては比較的
好ましい親和性を示し、好ましくない糖質コルチコイド
レセプターに対しては比較的低い親和性を示すステロイ
ドを提供する。 【解決手段】 式I: [式中R1はO,H2等、R2はC1−6アルキル等、
R2′はC1−6アルキリデン基等、R3はH等、R4
はC1−6アルキル、R5,R6はH,C1−6アルキ
ル等、Xは(CH2)n等、YはO等を示す]で表され
る、17−スピロメチレンラクトン基を有するステロイ
ド、その製造方法ならびに当該化合物を含む黄体ホルモ
ン活性を有する医薬組成物。
好ましい親和性を示し、好ましくない糖質コルチコイド
レセプターに対しては比較的低い親和性を示すステロイ
ドを提供する。 【解決手段】 式I: [式中R1はO,H2等、R2はC1−6アルキル等、
R2′はC1−6アルキリデン基等、R3はH等、R4
はC1−6アルキル、R5,R6はH,C1−6アルキ
ル等、Xは(CH2)n等、YはO等を示す]で表され
る、17−スピロメチレンラクトン基を有するステロイ
ド、その製造方法ならびに当該化合物を含む黄体ホルモ
ン活性を有する医薬組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、17−スピロメチ
レンラクトン又はラクトール基を有するステロイド、そ
の製造方法、該ステロイドを含む医薬組成物、及び該ス
テロイドの避妊薬製造のための使用に関する。
レンラクトン又はラクトール基を有するステロイド、そ
の製造方法、該ステロイドを含む医薬組成物、及び該ス
テロイドの避妊薬製造のための使用に関する。
【0002】
【従来の技術】17−スピロメチレンラクトン基を有す
るステロイドは当業界では公知であり、即ちヨーロッパ
特許出願公開第558,416号に開示されている。こ
のようなステロイドは、様々なレセプターとの結合親和
性により評価され得る様々なホルモン活性を有し得る。
ヨーロッパ特許出願公開第558,416号の17−ス
ピロメチレンラクトンステロイドでレセプター結合の研
究が実施され、該ステロイドのホルモン活性は実証され
た。これらのステロイドは、顕著な抗糖質コルチコイド
活性及び抗プロゲストゲン活性を示し、更にはアンドロ
ゲン又は抗アンドロゲン特性、糖質コルチコイド特性及
びプロゲストゲン特性を示し得る。これらのステロイド
が、プロゲステロンレセプターよりも糖質コルチコイド
レセプターに対して高い結合親和性を有し、またこのよ
うな解離のために選択的抗糖質コルチコイドステロイド
となることが更に実証された。ヨーロッパ特許出願公開
第558,416号のステロイドは、メチレン基がカル
ボニル基と並置した5員17−スピロメチレンラクトン
基を有する。
るステロイドは当業界では公知であり、即ちヨーロッパ
特許出願公開第558,416号に開示されている。こ
のようなステロイドは、様々なレセプターとの結合親和
性により評価され得る様々なホルモン活性を有し得る。
ヨーロッパ特許出願公開第558,416号の17−ス
ピロメチレンラクトンステロイドでレセプター結合の研
究が実施され、該ステロイドのホルモン活性は実証され
た。これらのステロイドは、顕著な抗糖質コルチコイド
活性及び抗プロゲストゲン活性を示し、更にはアンドロ
ゲン又は抗アンドロゲン特性、糖質コルチコイド特性及
びプロゲストゲン特性を示し得る。これらのステロイド
が、プロゲステロンレセプターよりも糖質コルチコイド
レセプターに対して高い結合親和性を有し、またこのよ
うな解離のために選択的抗糖質コルチコイドステロイド
となることが更に実証された。ヨーロッパ特許出願公開
第558,416号のステロイドは、メチレン基がカル
ボニル基と並置した5員17−スピロメチレンラクトン
基を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
治療用途では、糖質コルチコイド活性は望ましくない副
作用であると考えられており、そこで糖質コルチコイド
活性がないか又は弱い選択的プロゲストゲン化合物であ
るステロイドが必要となる。
治療用途では、糖質コルチコイド活性は望ましくない副
作用であると考えられており、そこで糖質コルチコイド
活性がないか又は弱い選択的プロゲストゲン化合物であ
るステロイドが必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】糖質コルチコイドレセプ
ターよりもプロゲステロンレセプターに対して比較的高
い所望のレセプター親和性を有する新規な17−スピロ
メチレンラクトン及びラクトールステロイドが知見され
た。このように、これらの新規ステロイドは選択的プロ
ゲステロンレセプター結合親和性を示す。更には、該ス
テロイドのプロゲステロンレセプター結合親和性は、構
造的に関連する既知のステロイドの場合よりも遥かに高
い。該ステロイドは、6員又は7員スピロラクトン又は
ラクトール基を有し、メチレン基がカルボニル(又はヒ
ドロキシメチレン)基と2個又は3個のメチレン基だけ
離れている既知の17−スピロメチレンラクトンステロ
イドとは構造的に異なる。驚くべきことに、これらのス
テロイドは、非常に弱い糖質コルチコイド活性又は抗糖
質コルチコイド活性を示す。
ターよりもプロゲステロンレセプターに対して比較的高
い所望のレセプター親和性を有する新規な17−スピロ
メチレンラクトン及びラクトールステロイドが知見され
た。このように、これらの新規ステロイドは選択的プロ
ゲステロンレセプター結合親和性を示す。更には、該ス
テロイドのプロゲステロンレセプター結合親和性は、構
造的に関連する既知のステロイドの場合よりも遥かに高
い。該ステロイドは、6員又は7員スピロラクトン又は
ラクトール基を有し、メチレン基がカルボニル(又はヒ
ドロキシメチレン)基と2個又は3個のメチレン基だけ
離れている既知の17−スピロメチレンラクトンステロ
イドとは構造的に異なる。驚くべきことに、これらのス
テロイドは、非常に弱い糖質コルチコイド活性又は抗糖
質コルチコイド活性を示す。
【0005】本発明のステロイドはその選択性のため
に、治療での使用に非常に適しており、(抗)糖質コル
チコイド活性による副作用は実質的に低減すると考えら
れる。
に、治療での使用に非常に適しており、(抗)糖質コル
チコイド活性による副作用は実質的に低減すると考えら
れる。
【0006】本発明のステロイドは、式I:
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R1はO、(H,H)、(H,O
R)又はNORであり、RはH、(1−6C)アルキル
及び(1−6C)アシルの中から選択され、R2はH、
任意にハロゲンで置換された(1−6C)アルキル、任
意にハロゲンで置換された(2−6C)アルケニル、任
意にハロゲンで置換された(2−6C)アルキニル又は
ハロゲンであり、R2’はHであるか、R2’とR2が一
緒になって(1−6C)アルキリデン基もしくは(2−
6C)アルケニリデン基となるか、又はR2’とR3が一
緒になって結合となり、R3はR2’と一緒になって結合
となる場合を除いてHであり、R4は(1−6C)アル
キルであり、Xは(CH2)n又は(CnH2n-2)(式
中、nは2又は3である)であり、これは任意にヒドロ
キシ、ハロゲン、(1−6C)アルキル、(1−6C)
アシル、(7−9C)フェニルアルキルで置換され、こ
のフェニル基は、(1−6C)アルキル、(1−6C)
アルコキシ、ヒドロキシ又はハロゲンで置換されてもよ
く、R5及びR6の一方は水素、他方は水素又は(1−6
C)アルキルであり、YはO又は(H,OH)であり、
破線は任意の結合を示し、4−5結合、5−10結合及
び9−10結合の少なくとも1つは二重結合である]で
表される、17−スピロメチレンラクトン又はラクトー
ル基を有するステロイドである。
R)又はNORであり、RはH、(1−6C)アルキル
及び(1−6C)アシルの中から選択され、R2はH、
任意にハロゲンで置換された(1−6C)アルキル、任
意にハロゲンで置換された(2−6C)アルケニル、任
意にハロゲンで置換された(2−6C)アルキニル又は
ハロゲンであり、R2’はHであるか、R2’とR2が一
緒になって(1−6C)アルキリデン基もしくは(2−
6C)アルケニリデン基となるか、又はR2’とR3が一
緒になって結合となり、R3はR2’と一緒になって結合
となる場合を除いてHであり、R4は(1−6C)アル
キルであり、Xは(CH2)n又は(CnH2n-2)(式
中、nは2又は3である)であり、これは任意にヒドロ
キシ、ハロゲン、(1−6C)アルキル、(1−6C)
アシル、(7−9C)フェニルアルキルで置換され、こ
のフェニル基は、(1−6C)アルキル、(1−6C)
アルコキシ、ヒドロキシ又はハロゲンで置換されてもよ
く、R5及びR6の一方は水素、他方は水素又は(1−6
C)アルキルであり、YはO又は(H,OH)であり、
破線は任意の結合を示し、4−5結合、5−10結合及
び9−10結合の少なくとも1つは二重結合である]で
表される、17−スピロメチレンラクトン又はラクトー
ル基を有するステロイドである。
【0009】
【発明の実施の形態】式I(式中、R1はOであり、R4
はメチルであり、YはOであり、nは2である)で表さ
れる17−スピロメチレンラクトンステロイドが好まし
い。
はメチルであり、YはOであり、nは2である)で表さ
れる17−スピロメチレンラクトンステロイドが好まし
い。
【0010】式I(式中、R1はOであり、R2は(1−
6C)アルキル又は(2−6C)アルキニルであり、R
2’及びR3はHであり、R4はメチルであり、R5及びR
6は水素であり、Xは(CH2)2であり、YはOであ
り、D環の破線は結合ではなく、他の破線は4−5結合
である)で表されるステロイドが更に好ましい。
6C)アルキル又は(2−6C)アルキニルであり、R
2’及びR3はHであり、R4はメチルであり、R5及びR
6は水素であり、Xは(CH2)2であり、YはOであ
り、D環の破線は結合ではなく、他の破線は4−5結合
である)で表されるステロイドが更に好ましい。
【0011】最も好ましい17−スピロメチレンラクト
ンステロイドは、(11β,17α)−11−エチル−
17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δ−ラクトン、及び
(11β,17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
11−(1−プロピニル)−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δ−ラクトンである。
ンステロイドは、(11β,17α)−11−エチル−
17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δ−ラクトン、及び
(11β,17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
11−(1−プロピニル)−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δ−ラクトンである。
【0012】(1−6C)アルキルという用語は、1〜
6個の炭素原子を有する分枝鎖又は非分枝鎖アルキル基
(例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル等)を意味す
る。好ましいアルキル基は、1〜4個の炭素原子を有
し、最も好ましいアルキル基はエチル及びメチルであ
る。
6個の炭素原子を有する分枝鎖又は非分枝鎖アルキル基
(例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル等)を意味す
る。好ましいアルキル基は、1〜4個の炭素原子を有
し、最も好ましいアルキル基はエチル及びメチルであ
る。
【0013】(2−6C)アルケニルという用語は、少
なくとも1個の二重結合と2〜6個の炭素原子を有する
分枝鎖又は非分枝鎖アルケニル基を意味する。好ましい
アルケニル基は2〜4個の炭素原子を有し、例えばビニ
ルやプロペニルである。
なくとも1個の二重結合と2〜6個の炭素原子を有する
分枝鎖又は非分枝鎖アルケニル基を意味する。好ましい
アルケニル基は2〜4個の炭素原子を有し、例えばビニ
ルやプロペニルである。
【0014】(2−6C)アルキニルという用語は、少
なくとも1個の三重結合と2〜6個の炭素原子を有する
分枝鎖又は非分枝鎖アルキニル基を意味する。好ましい
アルキニル基は2〜4個の炭素原子を有する。例はエチ
ニルや1−プロピニルである。
なくとも1個の三重結合と2〜6個の炭素原子を有する
分枝鎖又は非分枝鎖アルキニル基を意味する。好ましい
アルキニル基は2〜4個の炭素原子を有する。例はエチ
ニルや1−プロピニルである。
【0015】(1−6C)アルキリデンという用語は、
1〜6個の炭素原子を有する分枝鎖又は非分枝鎖アルキ
リデン基を意味する。好ましいアルキリデン基は1〜4
個の炭素原子を有し、メチレンが最も好ましい。
1〜6個の炭素原子を有する分枝鎖又は非分枝鎖アルキ
リデン基を意味する。好ましいアルキリデン基は1〜4
個の炭素原子を有し、メチレンが最も好ましい。
【0016】(2−6C)アルケニリデンという用語
は、2〜6個の炭素原子を有する分枝鎖又は非分枝鎖ア
ルケニリデン基を意味する。好ましいアルケニリデン基
は2〜4個の炭素原子を有し、例えばエテニリデンであ
る。
は、2〜6個の炭素原子を有する分枝鎖又は非分枝鎖ア
ルケニリデン基を意味する。好ましいアルケニリデン基
は2〜4個の炭素原子を有し、例えばエテニリデンであ
る。
【0017】(1−6C)アシルという用語は、1〜6
個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸から誘導される
アシル基を意味する。アセチルが最も好ましいアシル基
である。
個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸から誘導される
アシル基を意味する。アセチルが最も好ましいアシル基
である。
【0018】ハロゲンという用語は、フッ素、塩素、臭
素又はヨウ素を意味する。塩素が好ましいハロゲンであ
る。
素又はヨウ素を意味する。塩素が好ましいハロゲンであ
る。
【0019】本発明のプロゲストゲンステロイドを哺乳
動物、特にヒトや動物の避妊薬として使用することがで
きる。本発明の化合物は更に、プロゲストゲンについて
知られている通常の活性を示す。例えば、該化合物を使
用して、月経疾病やホルモン依存性腫瘍を治療すること
ができ、ホルモン転換治療にも適用できる。
動物、特にヒトや動物の避妊薬として使用することがで
きる。本発明の化合物は更に、プロゲストゲンについて
知られている通常の活性を示す。例えば、該化合物を使
用して、月経疾病やホルモン依存性腫瘍を治療すること
ができ、ホルモン転換治療にも適用できる。
【0020】式Iのステロイドは、前述のよく知られた
方法により製造され、類似ステロイドの製造に使用され
得る。
方法により製造され、類似ステロイドの製造に使用され
得る。
【0021】本発明のある種のステロイドの適切な製造
方法は、式II:
方法は、式II:
【0022】
【化4】
【0023】(式中、R1’はO、(H,H)又は
(H,OR)であり、RはH、(1−6C)アルキル及
び(1−6C)アシル、又はこれらの保護された誘導体
の中から選択され、R2はH、任意にハロゲンで置換さ
れた(1−6C)アルキル、任意にハロゲンで置換され
た(2−6C)アルケニル、任意にハロゲンで置換され
た(2−6C)アルキニル又はハロゲンであり、R2’
はHであるか、R2’とR2が一緒になって(1−6C)
アルキリデン基もしくは(2−6C)アルケニリデン基
となるか、又はR2’とR3が一緒になって結合となり、
R3はR2’と一緒になって結合となる場合を除いてHで
あり、R4は(1−6C)アルキルであり、R5及びR6
の一方は水素、他方は水素又は(1−6C)アルキルで
あり、各Qは独立してH、(1−6C)アルキル及び
(7−9C)フェニルアルキルの中から選択され、この
フェニル基は(1−6C)アルキル、(1−6C)アル
コキシ、ヒドロキシ又はハロゲンで置換されてもよく、
nは2又は3であり、破線は任意の結合を示し、4−5
結合、5−6結合、5−10結合及び9−10結合の少
なくとも1つは二重結合である)で表される化合物を酸
化により、17−スピロメチレンラクトン基を有するス
テロイドに変換し、Yが(H,OH)である化合物に任
意に還元し、その後任意に存在する保護基を除去し、次
いで任意に式I(式中、R1はOである)の化合物を、
対応する化合物(式中、R1はNORであり、Rの意味
は先に定義した通りである)に変換することを特徴とす
る。
(H,OR)であり、RはH、(1−6C)アルキル及
び(1−6C)アシル、又はこれらの保護された誘導体
の中から選択され、R2はH、任意にハロゲンで置換さ
れた(1−6C)アルキル、任意にハロゲンで置換され
た(2−6C)アルケニル、任意にハロゲンで置換され
た(2−6C)アルキニル又はハロゲンであり、R2’
はHであるか、R2’とR2が一緒になって(1−6C)
アルキリデン基もしくは(2−6C)アルケニリデン基
となるか、又はR2’とR3が一緒になって結合となり、
R3はR2’と一緒になって結合となる場合を除いてHで
あり、R4は(1−6C)アルキルであり、R5及びR6
の一方は水素、他方は水素又は(1−6C)アルキルで
あり、各Qは独立してH、(1−6C)アルキル及び
(7−9C)フェニルアルキルの中から選択され、この
フェニル基は(1−6C)アルキル、(1−6C)アル
コキシ、ヒドロキシ又はハロゲンで置換されてもよく、
nは2又は3であり、破線は任意の結合を示し、4−5
結合、5−6結合、5−10結合及び9−10結合の少
なくとも1つは二重結合である)で表される化合物を酸
化により、17−スピロメチレンラクトン基を有するス
テロイドに変換し、Yが(H,OH)である化合物に任
意に還元し、その後任意に存在する保護基を除去し、次
いで任意に式I(式中、R1はOである)の化合物を、
対応する化合物(式中、R1はNORであり、Rの意味
は先に定義した通りである)に変換することを特徴とす
る。
【0024】式IIの化合物は、対応する17−ケトス
テロイドから製造することができる。これらの17−ケ
トステロイドは、ドイツ特許第2,805,490号に
開示された又はVan den Broek等,Ste
roids,30巻,481−510(1977)に記
載された方法により製造され得る。前記17−ケトステ
ロイドを2−メタル化−5−(保護ヒドロキシ)−1−
ペンテン又は2−メタル化−6−(保護ヒドロキシ)−
1−ヘキセン(例えば2−リチオ−5−トリメチルシリ
ルオキシ−1−ペンテン又は2−リチオ−6−トリメチ
ルシリルオキシ−1−ヘキセン)と縮合し、次いで保護
基を除去すると、式IIの化合物が得られる。
テロイドから製造することができる。これらの17−ケ
トステロイドは、ドイツ特許第2,805,490号に
開示された又はVan den Broek等,Ste
roids,30巻,481−510(1977)に記
載された方法により製造され得る。前記17−ケトステ
ロイドを2−メタル化−5−(保護ヒドロキシ)−1−
ペンテン又は2−メタル化−6−(保護ヒドロキシ)−
1−ヘキセン(例えば2−リチオ−5−トリメチルシリ
ルオキシ−1−ペンテン又は2−リチオ−6−トリメチ
ルシリルオキシ−1−ヘキセン)と縮合し、次いで保護
基を除去すると、式IIの化合物が得られる。
【0025】適切な保護基は当業界では公知であり、例
えばT.W.Green:Protective Gr
oups in Organic Synthesis
(Wiley,NY,1981)に記載されている。
えばT.W.Green:Protective Gr
oups in Organic Synthesis
(Wiley,NY,1981)に記載されている。
【0026】適切に保護されたカルボン酸誘導体(例え
ばオルトエステル)、又は適切に保護されたアルデヒド
(例えば4,5−ジヒドロ−2−(3’−リチオブト−
3’−エン−1’−イル)−1,3−ジオキソラン)を
付加することもできる。あるいは、アルコールの金属塩
を使用することができ、即ち保護基は存在しない。メタ
ル化のために、金属有機化学で公知の金属(例えばリチ
ウム、亜鉛、マグネシウム、セリウム)又は技術を使用
することができ、芳香族ラジカル−アニオン化合物(例
えばリチウムナフタレナイド)を使用することもでき
る。アルケン部分の活性化基は臭素又はヨウ素のような
ハロゲンであってもよいし、トリアルキルスズ基又はト
リアルキルゲルマニウム基のような置換金属であっても
よい。このようにして得られる中間体は、17,24−
ジヒドロキシ−21−ノルコラン−20−オンの適切に
保護された誘導体を、カルボニル基をアルキリデン基に
変換し得る試薬(例えば当業界で知られているウィッテ
ィッヒ、ホルナー、ピーターソン又は類似試薬)で処理
して製造することもできる。
ばオルトエステル)、又は適切に保護されたアルデヒド
(例えば4,5−ジヒドロ−2−(3’−リチオブト−
3’−エン−1’−イル)−1,3−ジオキソラン)を
付加することもできる。あるいは、アルコールの金属塩
を使用することができ、即ち保護基は存在しない。メタ
ル化のために、金属有機化学で公知の金属(例えばリチ
ウム、亜鉛、マグネシウム、セリウム)又は技術を使用
することができ、芳香族ラジカル−アニオン化合物(例
えばリチウムナフタレナイド)を使用することもでき
る。アルケン部分の活性化基は臭素又はヨウ素のような
ハロゲンであってもよいし、トリアルキルスズ基又はト
リアルキルゲルマニウム基のような置換金属であっても
よい。このようにして得られる中間体は、17,24−
ジヒドロキシ−21−ノルコラン−20−オンの適切に
保護された誘導体を、カルボニル基をアルキリデン基に
変換し得る試薬(例えば当業界で知られているウィッテ
ィッヒ、ホルナー、ピーターソン又は類似試薬)で処理
して製造することもできる。
【0027】3−ケトン官能基の保護基としては、環状
アセタール(例えば1,2−エタンジイルアセタール、
2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジイルアセター
ル)、又は非環状アセタール即ちチオアセタールが特に
有用である。当業界で公知の類似基(例えばエノールエ
ーテル)を使用することもできる。当業界で公知の酸化
剤(例えばセライト上の炭酸銀や酸化クロム(VI))
を用いて、17,24−ジヒドロキシコランを本発明の
δラクトンに、又は17,25−ジヒドロキシ−26,
27−ジノルコレスタンを本発明のεラクトンに変換す
ることができる。多くの場合、反応の順番を変えること
ができ、例えばC−3のカルボニル基を脱保護する前に
17,24−ジオールをラクトンに酸化させることがで
きる。ラクトール(YはH,OHである)は、当業界で
公知の方法により、例えばSwern酸化により式II
の化合物を部分酸化させて製造することができる。
アセタール(例えば1,2−エタンジイルアセタール、
2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジイルアセター
ル)、又は非環状アセタール即ちチオアセタールが特に
有用である。当業界で公知の類似基(例えばエノールエ
ーテル)を使用することもできる。当業界で公知の酸化
剤(例えばセライト上の炭酸銀や酸化クロム(VI))
を用いて、17,24−ジヒドロキシコランを本発明の
δラクトンに、又は17,25−ジヒドロキシ−26,
27−ジノルコレスタンを本発明のεラクトンに変換す
ることができる。多くの場合、反応の順番を変えること
ができ、例えばC−3のカルボニル基を脱保護する前に
17,24−ジオールをラクトンに酸化させることがで
きる。ラクトール(YはH,OHである)は、当業界で
公知の方法により、例えばSwern酸化により式II
の化合物を部分酸化させて製造することができる。
【0028】保護OHという用語は、例えばT.W.G
reenが開示しているように、ヒドロキシ基の通常の
保護方法で保護されたヒドロキシ基を意味する。
reenが開示しているように、ヒドロキシ基の通常の
保護方法で保護されたヒドロキシ基を意味する。
【0029】あるいは、本発明のステロイドは、式II
I:
I:
【0030】
【化5】
【0031】(式中、R1’、R2、R2’、R3、R4、
R5、R6、n、Q及び破線の意味は式IIの化合物につ
いて定義した通りであり、Lは離脱基である)で表され
る化合物を、塩基触媒作用閉環により17−スピロメチ
レンラクトン基を有するステロイドに変換し、次いで任
意にアルキル化、フェニルアルキル化、アシル化、ハロ
ゲン化し、次いで任意に脱ハロゲン化水素し及び/又は
Yが(H,OH)である化合物に還元し、その後任意に
存在する保護基を除去し、次いで任意に式I(R1はO
である)の化合物を、先に定義したような対応する化合
物(R1はNORである)に変換することにより製造す
ることができる。
R5、R6、n、Q及び破線の意味は式IIの化合物につ
いて定義した通りであり、Lは離脱基である)で表され
る化合物を、塩基触媒作用閉環により17−スピロメチ
レンラクトン基を有するステロイドに変換し、次いで任
意にアルキル化、フェニルアルキル化、アシル化、ハロ
ゲン化し、次いで任意に脱ハロゲン化水素し及び/又は
Yが(H,OH)である化合物に還元し、その後任意に
存在する保護基を除去し、次いで任意に式I(R1はO
である)の化合物を、先に定義したような対応する化合
物(R1はNORである)に変換することにより製造す
ることができる。
【0032】塩基触媒作用閉環は、好ましくはエーテル
(例えばテトラヒドロフラン等)中にて、ナトリウム又
はカリウムビス(トリメチルシリル)アミド又は他の束
縛塩基(hindered base)により実施する
ことができる。
(例えばテトラヒドロフラン等)中にて、ナトリウム又
はカリウムビス(トリメチルシリル)アミド又は他の束
縛塩基(hindered base)により実施する
ことができる。
【0033】式IIIの化合物は、対応する17−ケト
ステロイドから製造することができる。これらの17−
ケトステロイドは、ドイツ特許第2,805,490号
に開示された又はVan den Broek等,St
eroids 30巻,481−510(1977)に
記載の方法により得られ得る。前記17−ケトステロイ
ドを2−メタル化−3,3−ジアルコキシ−1−プロペ
ン又は2−メタル化−4,4−ジアルコキシ−1−ブテ
ン(例えば2−リチオ−3,3−ジエトキシ−1−プロ
ペン又は2−リチオ−4,4−ジエトキシ−1−ブテ
ン)と縮合し、次いでジアルキルアセタール官能基を選
択的に加水分解し、得られたアルデヒドを還元すると、
17−ヒドロキシ−20−(ヒドロキシメチル)プレグ
ン−20−エン又は17,23−ジヒドロキシ−19,
24−ジノルコル−20−エン誘導体が製造され得る。
17−ヒドロキシ基を適切なエステル(例えばアセテー
ト)にエステル化する。例えばトシルクロライドとの反
応によりトシレートを生成し、他のヒドロキシ基を離脱
基に変換する。
ステロイドから製造することができる。これらの17−
ケトステロイドは、ドイツ特許第2,805,490号
に開示された又はVan den Broek等,St
eroids 30巻,481−510(1977)に
記載の方法により得られ得る。前記17−ケトステロイ
ドを2−メタル化−3,3−ジアルコキシ−1−プロペ
ン又は2−メタル化−4,4−ジアルコキシ−1−ブテ
ン(例えば2−リチオ−3,3−ジエトキシ−1−プロ
ペン又は2−リチオ−4,4−ジエトキシ−1−ブテ
ン)と縮合し、次いでジアルキルアセタール官能基を選
択的に加水分解し、得られたアルデヒドを還元すると、
17−ヒドロキシ−20−(ヒドロキシメチル)プレグ
ン−20−エン又は17,23−ジヒドロキシ−19,
24−ジノルコル−20−エン誘導体が製造され得る。
17−ヒドロキシ基を適切なエステル(例えばアセテー
ト)にエステル化する。例えばトシルクロライドとの反
応によりトシレートを生成し、他のヒドロキシ基を離脱
基に変換する。
【0034】適切な離脱基は、例えばA.L.Tern
ay:ContemporaryOrganic Ch
emistry(第2版,W.B.Sauders C
ompany,1979,158及び170−172ペ
ージ参照)のように、当業界では公知である。好ましい
離脱基は、塩素、臭素及びヨウ素のようなハロゲン及び
特にトシルオキシ基である。
ay:ContemporaryOrganic Ch
emistry(第2版,W.B.Sauders C
ompany,1979,158及び170−172ペ
ージ参照)のように、当業界では公知である。好ましい
離脱基は、塩素、臭素及びヨウ素のようなハロゲン及び
特にトシルオキシ基である。
【0035】アルキル化及びフェニルアルキル化は、当
業界で公知の方法により、例えばリチウムジイソプロピ
ルアミド(LDA)又はカリウムビス(トリメチルシリ
ル)アミド等を用いて実施することができる。
業界で公知の方法により、例えばリチウムジイソプロピ
ルアミド(LDA)又はカリウムビス(トリメチルシリ
ル)アミド等を用いて実施することができる。
【0036】アルケニルハロゲナイドから2−メタル化
ジアルコキシアルケンを製造するには、金属有機化学で
公知の金属(例えばアルキルリチウムや、前述の金属)
又は技術を使用することができる。アルデヒド官能基の
保護基としては、前述の環状アセタールや非環状アセタ
ール(例えばジメチルアセアールもしくはチオアセター
ル)又は当業界で公知の類似基を使用することができ
る。更には、アルケン部分の活性化基は、臭素又はヨウ
素のようなハロゲンであってもよいし、トリアルキルス
ズ基又はトリアルキルゲルマニウム基のような置換金属
であってもよい。
ジアルコキシアルケンを製造するには、金属有機化学で
公知の金属(例えばアルキルリチウムや、前述の金属)
又は技術を使用することができる。アルデヒド官能基の
保護基としては、前述の環状アセタールや非環状アセタ
ール(例えばジメチルアセアールもしくはチオアセター
ル)又は当業界で公知の類似基を使用することができ
る。更には、アルケン部分の活性化基は、臭素又はヨウ
素のようなハロゲンであってもよいし、トリアルキルス
ズ基又はトリアルキルゲルマニウム基のような置換金属
であってもよい。
【0037】適切に保護された2−メタロ−2−プロペ
ン−1−オールをエストラン−17−オンに付加し、次
いでヒドロキシ基を脱保護して、17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)プレグン−20−エンを合成
することもできる。オルト酢酸トリアルキル又はオルト
プロピオン酸トリアルキル中で、酸性触媒(例えばオキ
シ塩化リン又は蓚酸)を用いて、17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)プレグン−20−エンを対応
する17−モノ−アセテート又は17−モノ−プロピオ
ネートに変換することができる。本発明のある種のラク
トンは、17−ヒドロキシコラ−20,22−ジエン−
24−オイック酸δラクトンを選択的に還元して製造す
ることもできる。あるいは、前記ラクトンは、例えば該
ラクトンの21−、22−もしくは23−ブロモ誘導体
の還元的脱ハロゲン化により、又は還元し易い類似置換
基(例えば[(4−メチルフェニル)スルホニルオキ
シ]基)を同様に除去することにより製造することがで
きる。同様の手順を使用し、ハロゲン化及び/又は不飽
和17−ヒドロキシコル−20−エン−24−カルボン
酸εラクトンの還元によりεラクトンを生成することが
できる。本発明のラクトンは、17−ヒドロキシコラン
−24−オイック酸のラクトン化により、又は前記酸の
エステル(例えばアセテート、t−ブチル又はトリアル
キルシリルエステル)のラクトン化により製造すること
もできる。ラクトンは、17−ヒドロキシ−24−ノル
コラ−23,23−ジカルボン酸、又は該酸のモノもし
くはジエステル、又は17−ヒドロキシコラノ−24−
ニトリルもしくは23−シアノ−17−ヒドロキシコラ
ン−24−オイック酸もしくはそのエステルから製造す
ることもできる。εラクトンは、17−ヒドロキシコラ
ン−24−カルボン酸又は該酸のエステルから同様の手
順で製造してもよいし、17−ヒドロキシコラン−2
4,24−ジカルボン酸又は該酸のモノもしくはジエス
テルから製造してもよいし、17−ヒドロキシコラン−
24−カルボニトリル又は24−シアノ−17−ヒドロ
キシコラン−24−カルボン酸もしくはそのエステルか
ら製造してもよい。
ン−1−オールをエストラン−17−オンに付加し、次
いでヒドロキシ基を脱保護して、17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)プレグン−20−エンを合成
することもできる。オルト酢酸トリアルキル又はオルト
プロピオン酸トリアルキル中で、酸性触媒(例えばオキ
シ塩化リン又は蓚酸)を用いて、17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)プレグン−20−エンを対応
する17−モノ−アセテート又は17−モノ−プロピオ
ネートに変換することができる。本発明のある種のラク
トンは、17−ヒドロキシコラ−20,22−ジエン−
24−オイック酸δラクトンを選択的に還元して製造す
ることもできる。あるいは、前記ラクトンは、例えば該
ラクトンの21−、22−もしくは23−ブロモ誘導体
の還元的脱ハロゲン化により、又は還元し易い類似置換
基(例えば[(4−メチルフェニル)スルホニルオキ
シ]基)を同様に除去することにより製造することがで
きる。同様の手順を使用し、ハロゲン化及び/又は不飽
和17−ヒドロキシコル−20−エン−24−カルボン
酸εラクトンの還元によりεラクトンを生成することが
できる。本発明のラクトンは、17−ヒドロキシコラン
−24−オイック酸のラクトン化により、又は前記酸の
エステル(例えばアセテート、t−ブチル又はトリアル
キルシリルエステル)のラクトン化により製造すること
もできる。ラクトンは、17−ヒドロキシ−24−ノル
コラ−23,23−ジカルボン酸、又は該酸のモノもし
くはジエステル、又は17−ヒドロキシコラノ−24−
ニトリルもしくは23−シアノ−17−ヒドロキシコラ
ン−24−オイック酸もしくはそのエステルから製造す
ることもできる。εラクトンは、17−ヒドロキシコラ
ン−24−カルボン酸又は該酸のエステルから同様の手
順で製造してもよいし、17−ヒドロキシコラン−2
4,24−ジカルボン酸又は該酸のモノもしくはジエス
テルから製造してもよいし、17−ヒドロキシコラン−
24−カルボニトリル又は24−シアノ−17−ヒドロ
キシコラン−24−カルボン酸もしくはそのエステルか
ら製造してもよい。
【0038】式I(式中、nは2であり、YはOであ
る)のステロイドは、24−オキソ基を有する式IIの
化合物のアルデヒド類似体のヘミアセタール(本発明の
ラクトール)を酸化して製造することもできる。
る)のステロイドは、24−オキソ基を有する式IIの
化合物のアルデヒド類似体のヘミアセタール(本発明の
ラクトール)を酸化して製造することもできる。
【0039】本発明の化合物は、好ましくは1日当たり
0.0001〜10mg/体重kgの用量をヒトに溶腸
又は非経口投与することができる。化合物を、例えば標
準的な参考文献:Gennaro等,Remingto
n’s Pharmaceutical Scienc
es(18版,Mack Publishing Co
mpany,1990,特に第8部:Pharmace
utical Preparations and T
heir Manufactureを参照)に記載され
ているような医薬的に適した添加剤と混合し、これを圧
縮して固形剤(例えば丸剤、錠剤)にしてもよいし、加
工してカプセル剤又は坐剤にしてもよい。医薬的に適し
た液体を用いて、化合物を、溶液、懸濁液、乳濁液形態
の注射剤として、又はスプレー(例えば経鼻スプレー)
として適用することもできる。薬剤(例えば錠剤)を製
造するには、従来の添加剤(例えば充填剤、着色料、ポ
リマー結合剤等)の使用が考えられる。一般には、活性
化合物の機能を阻害しない医薬的に許容可能な全ての添
加剤を使用することができる。組成物と共に投与できる
適切なキャリヤーにはラクトース、デンプン、セルロー
ス誘導体等、又はこれらの混合物が含まれ、適量が使用
される。
0.0001〜10mg/体重kgの用量をヒトに溶腸
又は非経口投与することができる。化合物を、例えば標
準的な参考文献:Gennaro等,Remingto
n’s Pharmaceutical Scienc
es(18版,Mack Publishing Co
mpany,1990,特に第8部:Pharmace
utical Preparations and T
heir Manufactureを参照)に記載され
ているような医薬的に適した添加剤と混合し、これを圧
縮して固形剤(例えば丸剤、錠剤)にしてもよいし、加
工してカプセル剤又は坐剤にしてもよい。医薬的に適し
た液体を用いて、化合物を、溶液、懸濁液、乳濁液形態
の注射剤として、又はスプレー(例えば経鼻スプレー)
として適用することもできる。薬剤(例えば錠剤)を製
造するには、従来の添加剤(例えば充填剤、着色料、ポ
リマー結合剤等)の使用が考えられる。一般には、活性
化合物の機能を阻害しない医薬的に許容可能な全ての添
加剤を使用することができる。組成物と共に投与できる
適切なキャリヤーにはラクトース、デンプン、セルロー
ス誘導体等、又はこれらの混合物が含まれ、適量が使用
される。
【0040】
【実施例】以下の実施例により本発明を更に詳しく説明
する。
する。
【0041】実施例1 以下の方法により、3−エトキシエストラ−3,5−ジ
エン−17−オンから(17α)−17−ヒドロキシ−
3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトンを製造した: i)2−ブロモ−5−トリメチルシリルオキシ−1−ペ
ンテン(16.6g)の乾燥エーテル(280ml)溶
液を−78℃に冷却し、88mlのt−ブチルリチウム
溶液(ペンタン中1.7M)を滴下添加した。15分
後、前述のステロイド14.9gを添加した。次いで、
この混合物を2時間かけて0℃に暖めた。その後、反応
混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液に注入し、エーテ
ルで3度抽出した。合わせた抽出物を炭酸水素ナトリウ
ム溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮して、所望の(17α)−3−エトキ
シ−24−トリメチルシリルオキシ−19−ノルコラ−
3,5,20−トリエン−17−オール23gを得た。
これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
エン−17−オンから(17α)−17−ヒドロキシ−
3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトンを製造した: i)2−ブロモ−5−トリメチルシリルオキシ−1−ペ
ンテン(16.6g)の乾燥エーテル(280ml)溶
液を−78℃に冷却し、88mlのt−ブチルリチウム
溶液(ペンタン中1.7M)を滴下添加した。15分
後、前述のステロイド14.9gを添加した。次いで、
この混合物を2時間かけて0℃に暖めた。その後、反応
混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液に注入し、エーテ
ルで3度抽出した。合わせた抽出物を炭酸水素ナトリウ
ム溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮して、所望の(17α)−3−エトキ
シ−24−トリメチルシリルオキシ−19−ノルコラ−
3,5,20−トリエン−17−オール23gを得た。
これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0042】ii)460mlのアセトンと23mlの
6N塩酸との混合物中の前記生成物(23g)の溶液
を、室温で1.5時間撹拌した。次いで、炭酸水素ナト
リウム飽和水溶液を添加し、アセトンを減圧下で除去し
た。残留物を酢酸エチルで3度抽出し、合わせた抽出物
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で濃縮した。残留物をクロマトグラフィーにかけて、
9.07gの(17α)−17,24−ジヒドロキシ−
19−ノルコラ−4,20−ジエン−3−オンを得た。
6N塩酸との混合物中の前記生成物(23g)の溶液
を、室温で1.5時間撹拌した。次いで、炭酸水素ナト
リウム飽和水溶液を添加し、アセトンを減圧下で除去し
た。残留物を酢酸エチルで3度抽出し、合わせた抽出物
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で濃縮した。残留物をクロマトグラフィーにかけて、
9.07gの(17α)−17,24−ジヒドロキシ−
19−ノルコラ−4,20−ジエン−3−オンを得た。
【0043】iii)35mlのアセトンと14mlの
水との混合物中の前記工程で得られたジオール(2.4
6g)の冷却溶液に、硫酸中の三酸化クロム8N溶液
6.8mlを滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌
し、次いでこれをチオ硫酸ナトリウム飽和水溶液に注入
し、生成物を酢酸エチル中に抽出した。抽出物をチオ硫
酸ナトリウム飽和水溶液、炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液及びブラインで続けて洗浄した。この溶液を硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムク
ロマトグラフィーにかけて、所望の(17α)−17−
ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトン0.66gを得
た。融点207.8℃;[α]D 20=−25.5°(c
=1、クロロホルム)。
水との混合物中の前記工程で得られたジオール(2.4
6g)の冷却溶液に、硫酸中の三酸化クロム8N溶液
6.8mlを滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌
し、次いでこれをチオ硫酸ナトリウム飽和水溶液に注入
し、生成物を酢酸エチル中に抽出した。抽出物をチオ硫
酸ナトリウム飽和水溶液、炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液及びブラインで続けて洗浄した。この溶液を硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムク
ロマトグラフィーにかけて、所望の(17α)−17−
ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトン0.66gを得
た。融点207.8℃;[α]D 20=−25.5°(c
=1、クロロホルム)。
【0044】実施例2 実施例1と同様の方法で以下の化合物を製造した: a)13−エチルゴン−5−エン−3,17−ジオン環
状3−(1,2−エタンジイルアセタール)から(17
α)−13−エチル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
18,19−ジノルコラ−4,20−ジエン−24−オ
イック酸δラクトン。融点>250℃;[α]D 20=−
15.8°(c=1、クロロホルム)。
状3−(1,2−エタンジイルアセタール)から(17
α)−13−エチル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
18,19−ジノルコラ−4,20−ジエン−24−オ
イック酸δラクトン。融点>250℃;[α]D 20=−
15.8°(c=1、クロロホルム)。
【0045】b)11−メチレンエストル−5−エン−
3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイルアセ
タール)から(17α)−17−ヒドロキシ−11−メ
チレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエ
ン−24−オイック酸δラクトン。融点239℃;
[α]D 20=+81.2°(c=1、クロロホルム)。
3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイルアセ
タール)から(17α)−17−ヒドロキシ−11−メ
チレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエ
ン−24−オイック酸δラクトン。融点239℃;
[α]D 20=+81.2°(c=1、クロロホルム)。
【0046】c)(11β)−11−メチルエストル−
5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から(11β,17α)−17−ヒ
ドロキシ−11−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融
点219℃;[α]D 20=+11.9°(c=1、クロ
ロホルム)。
5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から(11β,17α)−17−ヒ
ドロキシ−11−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融
点219℃;[α]D 20=+11.9°(c=1、クロ
ロホルム)。
【0047】d)11−メチレンエストル−5,15−
ジエン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジ
イルアセタール)から(17α)−17−ヒドロキシ−
11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,1
5,20−トリエン−24−オイック酸δラクトン。融
点168.5℃;[α]D 20=+50.2°(c=1、
クロロホルム)。
ジエン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジ
イルアセタール)から(17α)−17−ヒドロキシ−
11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,1
5,20−トリエン−24−オイック酸δラクトン。融
点168.5℃;[α]D 20=+50.2°(c=1、
クロロホルム)。
【0048】e)(11β)−11−メチルエストル−
4−エン−17−オンから(11β,17α)−17−
ヒドロキシ−11−メチル−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融点184.
2℃;[α]D 20=+13.2°(c=1、クロロホル
ム)。
4−エン−17−オンから(11β,17α)−17−
ヒドロキシ−11−メチル−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融点184.
2℃;[α]D 20=+13.2°(c=1、クロロホル
ム)。
【0049】f)(11β)−11−クロロエストル−
5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から(11β,17α)−11−ク
ロロ−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融
点192.8℃;[α]D 20=+61.2°(c=1、
クロロホルム)。
5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から(11β,17α)−11−ク
ロロ−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融
点192.8℃;[α]D 20=+61.2°(c=1、
クロロホルム)。
【0050】g)(11β)−11−エテニルエストル
−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタ
ンジイルアセタール)から(11β,17α)−11−
エテニル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノル
コラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン。融点226℃;[α]D 20=+45.2°(c=
1、クロロホルム)。
−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタ
ンジイルアセタール)から(11β,17α)−11−
エテニル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノル
コラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン。融点226℃;[α]D 20=+45.2°(c=
1、クロロホルム)。
【0051】h)(11β)−11−エチニルエストル
−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタ
ンジイルアセタール)から(11β,17α)−11−
エチニル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノル
コラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン。融点213℃;[α]D 20=+39.9°(c=
1、ジオキサン)。
−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタ
ンジイルアセタール)から(11β,17α)−11−
エチニル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノル
コラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン。融点213℃;[α]D 20=+39.9°(c=
1、ジオキサン)。
【0052】i)(11β)−11−(1−プロピニ
ル)エストル−5−エン−3,17−ジオン環状3−
(1,2−エタンジイルアセタール)から(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−11−(1−
プロピニル)−19−ノルコラ−4,20−ジエン−2
4−オイック酸δラクトン。融点147.7℃;[α]
D 20=+71.5°(c=1、クロロホルム)。
ル)エストル−5−エン−3,17−ジオン環状3−
(1,2−エタンジイルアセタール)から(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−11−(1−
プロピニル)−19−ノルコラ−4,20−ジエン−2
4−オイック酸δラクトン。融点147.7℃;[α]
D 20=+71.5°(c=1、クロロホルム)。
【0053】j)(11β)−11−(2−プロペニ
ル)エストル−5−エン−3,17−ジオン環状3−
(1,2−エタンジイルアセタール)から(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−11−(2−
プロペニル)−19−ノルコラ−4,20−ジエン−2
4−オイック酸δラクトン。融点214℃;[α]D 20
=+9°(c=1、クロロホルム)。
ル)エストル−5−エン−3,17−ジオン環状3−
(1,2−エタンジイルアセタール)から(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−11−(2−
プロペニル)−19−ノルコラ−4,20−ジエン−2
4−オイック酸δラクトン。融点214℃;[α]D 20
=+9°(c=1、クロロホルム)。
【0054】k)11−エテニリデンエストル−5−エ
ン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイル
アセタール)から(17α)−11−エテニリデン−1
7−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,2
0−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融点217
℃;[α]D 20=+181.6°(c=1、クロロホル
ム)。
ン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイル
アセタール)から(17α)−11−エテニリデン−1
7−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,2
0−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融点217
℃;[α]D 20=+181.6°(c=1、クロロホル
ム)。
【0055】l)エストラ−5,11−ジエン−3,1
7−ジオン環状3−(1,2−エタンジイルアセター
ル)から(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
19−ノルコラ−4,11,20−トリエン−24−オ
イック酸δラクトン。融点190℃;[α]D 20=+
0.9°(c=0.53、クロロホルム)。
7−ジオン環状3−(1,2−エタンジイルアセター
ル)から(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
19−ノルコラ−4,11,20−トリエン−24−オ
イック酸δラクトン。融点190℃;[α]D 20=+
0.9°(c=0.53、クロロホルム)。
【0056】m)6−メチルエストル−5−エン−3,
17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイルアセター
ル)から(6α,17α)−17−ヒドロキシ−6−メ
チル−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン
−24−オイック酸δラクトン。融点196℃;[α]
D 20=−61.8°(c=0.5、クロロホルム)。
17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイルアセター
ル)から(6α,17α)−17−ヒドロキシ−6−メ
チル−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン
−24−オイック酸δラクトン。融点196℃;[α]
D 20=−61.8°(c=0.5、クロロホルム)。
【0057】n)(11β)−11−クロロメチルエス
トル−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−
エタンジイルアセタール)から(11β,17α)−1
1−クロロメチル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトン。融点198℃。
トル−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−
エタンジイルアセタール)から(11β,17α)−1
1−クロロメチル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトン。融点198℃。
【0058】o)(11β)−11−エチルエストル−
5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から(11β,17α)−11−エ
チル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融
点224℃;[α]D 20=−2.1°(c=1、クロロ
ホルム)。
5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から(11β,17α)−11−エ
チル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融
点224℃;[α]D 20=−2.1°(c=1、クロロ
ホルム)。
【0059】p)(11β)−11−エチルエストル−
4−エン−17−オンから(11β,17α)−11−
エチル−17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融点185
℃;[α]D 20=−2.6°(c=0.1、クロロホル
ム)。
4−エン−17−オンから(11β,17α)−11−
エチル−17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン。融点185
℃;[α]D 20=−2.6°(c=0.1、クロロホル
ム)。
【0060】実施例3 以下に示す段階的酸化方法により、(17α)−17−
ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノル
コラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン
(実施例2)を(17α)−17,24−ジヒドロキシ
−11−メチレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン
−3−オンからも製造した: i)塩化オキサリル(0.761ml)の乾燥ジクロロ
メタン(30ml)溶液にジメチルスルホキシド(0.
96ml)を−60℃で添加した。15分間撹拌した後
に、(17α)−17,24−ジヒドロキシ−11−メ
チレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−3−オン
(1.11g)のジクロロメタン(25ml)溶液を滴
下し、撹拌を1時間継続した。トリエチルアミン(6m
l)を添加し、反応混合物を30分かけて0℃に暖め
た。撹拌を更に30分継続し、混合物を炭酸水素ナトリ
ウム飽和水溶液に注入した。生成物を酢酸エチル中に抽
出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーに
より、(17α,24Xi)−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−
ジエン−24−アール環状24,17−ヘミアセタール
0.50gを得た。融点95℃。
ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノル
コラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン
(実施例2)を(17α)−17,24−ジヒドロキシ
−11−メチレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン
−3−オンからも製造した: i)塩化オキサリル(0.761ml)の乾燥ジクロロ
メタン(30ml)溶液にジメチルスルホキシド(0.
96ml)を−60℃で添加した。15分間撹拌した後
に、(17α)−17,24−ジヒドロキシ−11−メ
チレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−3−オン
(1.11g)のジクロロメタン(25ml)溶液を滴
下し、撹拌を1時間継続した。トリエチルアミン(6m
l)を添加し、反応混合物を30分かけて0℃に暖め
た。撹拌を更に30分継続し、混合物を炭酸水素ナトリ
ウム飽和水溶液に注入した。生成物を酢酸エチル中に抽
出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーに
より、(17α,24Xi)−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−
ジエン−24−アール環状24,17−ヘミアセタール
0.50gを得た。融点95℃。
【0061】ii)前記工程で得られたステロイド
(0.050g)の乾燥ジメチルホルムアミド(5m
l)溶液に二クロム酸ピリジニウム(0.66g)を添
加した。室温で1時間撹拌した後に、反応混合物を10
0mlの水に注入した。生成物を酢酸エチル中に抽出し
た。抽出物を水(3度)及びブラインで洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマト
グラフィーにより、(17α)−17−ヒドロキシ−1
1−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン0.030gを
得た。
(0.050g)の乾燥ジメチルホルムアミド(5m
l)溶液に二クロム酸ピリジニウム(0.66g)を添
加した。室温で1時間撹拌した後に、反応混合物を10
0mlの水に注入した。生成物を酢酸エチル中に抽出し
た。抽出物を水(3度)及びブラインで洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマト
グラフィーにより、(17α)−17−ヒドロキシ−1
1−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン0.030gを
得た。
【0062】実施例4 (17α)−17−ヒドロキシ−11−メチレン−3−
オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オ
イック酸δラクトンを更に、以下のような代替法により
11−メチレンエストル−5−エン−3,17−ジオン
環状3−(1,2−エタンジイルアセタール)から製造
した: i)2−ブロモ−3,3−ジエトキシプロペン(78.
38g)(Ber.Dtsch.Chem.Ges.1
898,31,1015参照)の乾燥THF(750m
l)溶液を−60℃に冷却し、234mlのn−ブチル
リチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴下添加した。
15分後、前記ステロイド(82.0g)のTHF(1
000ml)溶液を滴下添加した。温度を2時間かけて
0℃に上げ、その後500mlの塩化アンモニウム飽和
水溶液を添加した。生成物を酢酸エチル中に抽出した。
抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下で濃縮した。このようにして得られた未精製物質
を再度前記手順で処理した。(17α)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルプレグナ−5,2
0−ジエン−20−カルボキサルデヒドジエチルアセタ
ール137.6gが得られ、これ以上精製せずに次の工
程で使用した。
オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オ
イック酸δラクトンを更に、以下のような代替法により
11−メチレンエストル−5−エン−3,17−ジオン
環状3−(1,2−エタンジイルアセタール)から製造
した: i)2−ブロモ−3,3−ジエトキシプロペン(78.
38g)(Ber.Dtsch.Chem.Ges.1
898,31,1015参照)の乾燥THF(750m
l)溶液を−60℃に冷却し、234mlのn−ブチル
リチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴下添加した。
15分後、前記ステロイド(82.0g)のTHF(1
000ml)溶液を滴下添加した。温度を2時間かけて
0℃に上げ、その後500mlの塩化アンモニウム飽和
水溶液を添加した。生成物を酢酸エチル中に抽出した。
抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下で濃縮した。このようにして得られた未精製物質
を再度前記手順で処理した。(17α)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルプレグナ−5,2
0−ジエン−20−カルボキサルデヒドジエチルアセタ
ール137.6gが得られ、これ以上精製せずに次の工
程で使用した。
【0063】ii)前記工程で得られた生成物130.
7gを1307mlの乾燥THFに溶解した。p−トル
エンスルホン酸(7.86mlの1N水溶液)を添加
し、この混合物を室温で45分間撹拌した。次いで、反
応混合物を、水素化リチウムアルミニウム(27g)の
THF(1000ml)氷冷懸濁液に滴下した。0℃で
1時間の後、硫酸ナトリウム飽和水溶液で反応を停止さ
せた。酢酸エチルを添加し、混合物をセライトで濾過し
た。濾液を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液及びブライン
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
た。残留物を結晶化により精製して、所望の(17α)
−17−ヒドロキシ−20−(ヒドロキシメチル)−1
1−メチレン−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン
−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタール62.
7gを得た。
7gを1307mlの乾燥THFに溶解した。p−トル
エンスルホン酸(7.86mlの1N水溶液)を添加
し、この混合物を室温で45分間撹拌した。次いで、反
応混合物を、水素化リチウムアルミニウム(27g)の
THF(1000ml)氷冷懸濁液に滴下した。0℃で
1時間の後、硫酸ナトリウム飽和水溶液で反応を停止さ
せた。酢酸エチルを添加し、混合物をセライトで濾過し
た。濾液を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液及びブライン
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
た。残留物を結晶化により精製して、所望の(17α)
−17−ヒドロキシ−20−(ヒドロキシメチル)−1
1−メチレン−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン
−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタール62.
7gを得た。
【0064】iii)200mlの乾燥酢酸エチルと、
200mlのオルト酢酸トリメチルと、1.0mlのオ
キシ塩化リンとの混合物中の前記ジオール(38.6
g)溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、この反応混
合物を1000mlの酢酸エチルで希釈し、1000m
lの水を添加し、撹拌を更に30分間継続した。混合物
を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液に注入し、水性層を酢
酸エチルで3度抽出した。合わせた有機相をブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、
(17α)−17−アセトキシ−20−(ヒドロキシメ
チル)−11−メチレン−19−ノルプレグナ−5,2
0−ジエン−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタ
ール47.15gを得た。これをそれ以上精製せずに次
の工程で使用した。
200mlのオルト酢酸トリメチルと、1.0mlのオ
キシ塩化リンとの混合物中の前記ジオール(38.6
g)溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、この反応混
合物を1000mlの酢酸エチルで希釈し、1000m
lの水を添加し、撹拌を更に30分間継続した。混合物
を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液に注入し、水性層を酢
酸エチルで3度抽出した。合わせた有機相をブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、
(17α)−17−アセトキシ−20−(ヒドロキシメ
チル)−11−メチレン−19−ノルプレグナ−5,2
0−ジエン−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタ
ール47.15gを得た。これをそれ以上精製せずに次
の工程で使用した。
【0065】iv)前記工程で得たモノエステル(4
7.15g)の乾燥ピリジン(80ml)溶液を水浴中
で冷却した。p−トルエンスルホニルクロライド(40
g)を添加し、この混合物を4時間撹拌した。次いで、
混合物を2000mlの水に注入し、得られた懸濁液を
1時間撹拌した。生成物を酢酸エチルに取り込み、水性
相を同一溶媒で抽出した。合わせた有機相を炭酸水素ナ
トリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、(17α)−17−
アセトキシ−11−メチレン−20−[[[(4−メチ
ルフェニル)スルホニル]オキシ]メチル]−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール55.0gを得た。これをそれ
以上精製せずに次の工程で使用した。
7.15g)の乾燥ピリジン(80ml)溶液を水浴中
で冷却した。p−トルエンスルホニルクロライド(40
g)を添加し、この混合物を4時間撹拌した。次いで、
混合物を2000mlの水に注入し、得られた懸濁液を
1時間撹拌した。生成物を酢酸エチルに取り込み、水性
相を同一溶媒で抽出した。合わせた有機相を炭酸水素ナ
トリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、(17α)−17−
アセトキシ−11−メチレン−20−[[[(4−メチ
ルフェニル)スルホニル]オキシ]メチル]−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール55.0gを得た。これをそれ
以上精製せずに次の工程で使用した。
【0066】v)カリウムビス(トリメチルシリル)ア
ミド(60g)の乾燥THF(1500ml)溶液を−
30℃に冷却した。前記工程で得られたトシレート(5
5g)のTHF(400ml)溶液を添加し、この混合
物を−30℃で30分間撹拌した。500mlの塩化ア
ンモニウム飽和水溶液を添加して反応を停止させ、この
混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、生成物を酢
酸エチル中に抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラ
ムクロマトグラフィーで精製して、24.52gの(1
7α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ンを得た。
ミド(60g)の乾燥THF(1500ml)溶液を−
30℃に冷却した。前記工程で得られたトシレート(5
5g)のTHF(400ml)溶液を添加し、この混合
物を−30℃で30分間撹拌した。500mlの塩化ア
ンモニウム飽和水溶液を添加して反応を停止させ、この
混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、生成物を酢
酸エチル中に抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラ
ムクロマトグラフィーで精製して、24.52gの(1
7α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ンを得た。
【0067】vi)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従って、前記工程で得られたラクトン5.00g
を、3.34gの所望の(17α)−17−ヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換し
た。
手順に従って、前記工程で得られたラクトン5.00g
を、3.34gの所望の(17α)−17−ヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換し
た。
【0068】実施例5 実施例4の手順と同様の手順で以下の生成物を製造し
た: a)エストル−4−エン−17−オンから(17α)−
17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−4,20−ジエン
−24−オイック酸δラクトン。融点176℃。
た: a)エストル−4−エン−17−オンから(17α)−
17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−4,20−ジエン
−24−オイック酸δラクトン。融点176℃。
【0069】b)(11β)−11−(1−プロピニ
ル)エストル−4−エン−17−オンから(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−11−(1−プロピニル)
−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック
酸δラクトン。融点212℃;[α]D 20=+13.9
°(c=1、クロロホルム)。
ル)エストル−4−エン−17−オンから(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−11−(1−プロピニル)
−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック
酸δラクトン。融点212℃;[α]D 20=+13.9
°(c=1、クロロホルム)。
【0070】c)(7α)−7−メチルエストル−5
(10)−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−
エタンジイルアセタール)から(7α,17α)−17
−ヒドロキシ−7−メチル−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。
融点197℃;[α]D 20=0°(c=1、クロロホル
ム)。
(10)−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−
エタンジイルアセタール)から(7α,17α)−17
−ヒドロキシ−7−メチル−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン。
融点197℃;[α]D 20=0°(c=1、クロロホル
ム)。
【0071】実施例6 以下の方法により、(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23S)−17−ヒドロキシ−11−メチレ
ン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
23−カルボン酸δラクトンを製造した: i)ジイソプロピルアミン(0.506ml)の乾燥T
HF(15ml)溶液を−30℃に冷却し、2.25m
lのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を
滴下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌
し、次いで−78℃に冷却した。前述のステロイド
(1.23g)のTHF(15ml)溶液を滴下し、撹
拌を15分間継続した。ヨードメタン(0.93ml)
を添加し、混合物を2時間かけて0℃に暖めた。塩化ア
ンモニウム飽和水溶液を添加し、生成物を酢酸エチル中
に抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、(17α,2
3S)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−23−カルボン酸δラクト
ン1.22gを得た。これをそれ以上精製せずに次の工
程で使用した。
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23S)−17−ヒドロキシ−11−メチレ
ン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
23−カルボン酸δラクトンを製造した: i)ジイソプロピルアミン(0.506ml)の乾燥T
HF(15ml)溶液を−30℃に冷却し、2.25m
lのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を
滴下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌
し、次いで−78℃に冷却した。前述のステロイド
(1.23g)のTHF(15ml)溶液を滴下し、撹
拌を15分間継続した。ヨードメタン(0.93ml)
を添加し、混合物を2時間かけて0℃に暖めた。塩化ア
ンモニウム飽和水溶液を添加し、生成物を酢酸エチル中
に抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、(17α,2
3S)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−23−カルボン酸δラクト
ン1.22gを得た。これをそれ以上精製せずに次の工
程で使用した。
【0072】ii)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従って、前記工程の生成物1.22gを0.67
gの(17α,23S)−17−ヒドロキシ−11−メ
チレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエ
ン−23−カルボン酸δラクトンに変換した。融点18
7℃;[α]D 20=+92°(c=1、クロロホル
ム)。
手順に従って、前記工程の生成物1.22gを0.67
gの(17α,23S)−17−ヒドロキシ−11−メ
チレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエ
ン−23−カルボン酸δラクトンに変換した。融点18
7℃;[α]D 20=+92°(c=1、クロロホル
ム)。
【0073】実施例7 実施例6に記載の手順と同様の手順に従って、(17
α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン(実施例4、工程v)から、(17α,23S)−1
7−ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−24−
フェニル−19−ノルコラ−4,20−ジエン−23−
カルボン酸δラクトンを製造した。融点177℃;
[α]D 20=+58.8°(c=1、クロロホルム)。
α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン(実施例4、工程v)から、(17α,23S)−1
7−ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−24−
フェニル−19−ノルコラ−4,20−ジエン−23−
カルボン酸δラクトンを製造した。融点177℃;
[α]D 20=+58.8°(c=1、クロロホルム)。
【0074】実施例8 以下の方法により、(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23S)−23−クロロ−17−ヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを製造し
た。
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23S)−23−クロロ−17−ヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを製造し
た。
【0075】i)ジイソプロピルアミン(5.04m
l)の乾燥THF(75ml)溶液を−30℃に冷却
し、22.5mlのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン
中1.6N)を滴下添加した。この混合物を−10℃で
10分間撹拌し、次いで−78℃に冷却した。前述のス
テロイド(12.3g)のTHF(120ml)溶液を
滴下添加し、撹拌を15分間継続した。得られた溶液
を、−78℃に予冷した四塩化炭素(46.2g)のT
HF(150ml)溶液に5分で移した。撹拌を1時間
継続した。塩化アンモニウム飽和水溶液を添加し、生成
物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相をブライ
ンで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
て、(17α,23S)−23,25,25,25−テ
トラクロロ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オ
キシ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19,
26,27−トリノルコレスタ−5,20−ジエン−2
4−オン6.12gと、(17α)−23,23−ジク
ロロ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン0.24gと、(17α,23S)−23−クロロ−
3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−1
7−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン0.4
3gと、(17α,23R)−23−クロロ−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトン0.45gとを得
た。
l)の乾燥THF(75ml)溶液を−30℃に冷却
し、22.5mlのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン
中1.6N)を滴下添加した。この混合物を−10℃で
10分間撹拌し、次いで−78℃に冷却した。前述のス
テロイド(12.3g)のTHF(120ml)溶液を
滴下添加し、撹拌を15分間継続した。得られた溶液
を、−78℃に予冷した四塩化炭素(46.2g)のT
HF(150ml)溶液に5分で移した。撹拌を1時間
継続した。塩化アンモニウム飽和水溶液を添加し、生成
物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相をブライ
ンで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
て、(17α,23S)−23,25,25,25−テ
トラクロロ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オ
キシ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19,
26,27−トリノルコレスタ−5,20−ジエン−2
4−オン6.12gと、(17α)−23,23−ジク
ロロ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン0.24gと、(17α,23S)−23−クロロ−
3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−1
7−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン0.4
3gと、(17α,23R)−23−クロロ−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトン0.45gとを得
た。
【0076】ii)(17α,23S)−23,25,
25,25−テトラクロロ−3,3−[1,2−エタン
ジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11−メ
チレン−19,26,27−トリノルコレスタ−5,2
0−ジエン−24−オン(6.12g)のトルエン(9
0ml)及びジイソプロピルエチルアミン(10ml)
溶液を還流下で1時間加熱した。冷却後、反応混合物を
塩化アンモニウム飽和水溶液に注入した。水性層を酢酸
エチルで抽出し、合わせた有機相を炭酸水素ナトリウム
飽和水溶液及びブラインで洗浄した。硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を蒸発させて、(17α,23S)−23
−クロロ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン4.57gを得た。これをそれ以上精製せずに次の工
程で使用した。
25,25−テトラクロロ−3,3−[1,2−エタン
ジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11−メ
チレン−19,26,27−トリノルコレスタ−5,2
0−ジエン−24−オン(6.12g)のトルエン(9
0ml)及びジイソプロピルエチルアミン(10ml)
溶液を還流下で1時間加熱した。冷却後、反応混合物を
塩化アンモニウム飽和水溶液に注入した。水性層を酢酸
エチルで抽出し、合わせた有機相を炭酸水素ナトリウム
飽和水溶液及びブラインで洗浄した。硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を蒸発させて、(17α,23S)−23
−クロロ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノ
ルコラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン4.57gを得た。これをそれ以上精製せずに次の工
程で使用した。
【0077】iii)実施例1の工程iiの手順と同様
の手順に従って、前記工程の生成物1.00gを、0.
67gの(17α,23S)−23−クロロ−17−ヒ
ドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに
変換した。融点223℃;[α]D 20=+65.7°
(c=1、クロロホルム)。
の手順に従って、前記工程の生成物1.00gを、0.
67gの(17α,23S)−23−クロロ−17−ヒ
ドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに
変換した。融点223℃;[α]D 20=+65.7°
(c=1、クロロホルム)。
【0078】実施例9 実施例1の工程iiの手順と同様の手順を用いて、(1
7α,23R)−23−クロロ−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例8、工程i)から、
(17α,23R)−23−クロロ−17−ヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを製造し
た。融点219℃;[α]D 20=+112°(c=1、
クロロホルム)。
7α,23R)−23−クロロ−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例8、工程i)から、
(17α,23R)−23−クロロ−17−ヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを製造し
た。融点219℃;[α]D 20=+112°(c=1、
クロロホルム)。
【0079】実施例10 以下の方法により、(17α,23S)−23−クロロ
−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−
17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン(実施
例8、工程ii)から、(17α)−23,23−ジク
ロロ−17−ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック
酸δラクトンを製造した: i)ジイソプロピルアミン(1.17ml)の乾燥TH
F(70ml)溶液を−30℃に冷却し、5.16ml
のn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴
下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌し、
次いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(3.06
g)のTHF(25ml)溶液を滴下添加し、撹拌を1
5分間継続した。四塩化炭素(22.32g)を5分で
添加し、混合物を15分かけて0℃に暖めた。撹拌を更
に15分間継続し、塩化アンモニウム飽和水溶液を添加
し、生成物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で濃縮した。残留生成物をカラムクロマトグラフィーに
かけて、(17α)−23,23−ジクロロ−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトン1.71gを得
た。
−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−
17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン(実施
例8、工程ii)から、(17α)−23,23−ジク
ロロ−17−ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック
酸δラクトンを製造した: i)ジイソプロピルアミン(1.17ml)の乾燥TH
F(70ml)溶液を−30℃に冷却し、5.16ml
のn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴
下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌し、
次いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(3.06
g)のTHF(25ml)溶液を滴下添加し、撹拌を1
5分間継続した。四塩化炭素(22.32g)を5分で
添加し、混合物を15分かけて0℃に暖めた。撹拌を更
に15分間継続し、塩化アンモニウム飽和水溶液を添加
し、生成物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で濃縮した。残留生成物をカラムクロマトグラフィーに
かけて、(17α)−23,23−ジクロロ−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトン1.71gを得
た。
【0080】ii)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従って、前記工程の生成物0.85gを、0.7
7gの(17α)−23,23−ジクロロ−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変
換した。融点230℃;[α]D 20=+80°(c=
1、クロロホルム)。
手順に従って、前記工程の生成物0.85gを、0.7
7gの(17α)−23,23−ジクロロ−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ
−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変
換した。融点230℃;[α]D 20=+80°(c=
1、クロロホルム)。
【0081】実施例11 以下の方法により、(17α)−17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)−11−メチレン−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール(実施例4、工程ii)から、
(17α,23R)−17−ヒドロキシ−11−メチレ
ン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
23−カルボン酸δラクトンを製造した: i)20mlの乾燥THFと、20mlのオルトプロピ
オン酸トリメチルと、0.18mlのオキシ塩化リンと
の混合物中の前記ジオール(7.72g)溶液を室温で
1時間撹拌した。次いで、反応混合物を200mlの水
に注入し、得られた懸濁液を30分間撹拌した。生成物
を酢酸エチルに取り込み、水性相を同一溶媒で抽出し
た。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフ
ィーにより、(17α)−20−(ヒドロキシメチル)
−11−メチレン−17−(1−オキソプロポキシ)−
19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状
1,2−エタンジイルアセタール6.79gを得た。
0−(ヒドロキシメチル)−11−メチレン−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール(実施例4、工程ii)から、
(17α,23R)−17−ヒドロキシ−11−メチレ
ン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
23−カルボン酸δラクトンを製造した: i)20mlの乾燥THFと、20mlのオルトプロピ
オン酸トリメチルと、0.18mlのオキシ塩化リンと
の混合物中の前記ジオール(7.72g)溶液を室温で
1時間撹拌した。次いで、反応混合物を200mlの水
に注入し、得られた懸濁液を30分間撹拌した。生成物
を酢酸エチルに取り込み、水性相を同一溶媒で抽出し
た。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフ
ィーにより、(17α)−20−(ヒドロキシメチル)
−11−メチレン−17−(1−オキソプロポキシ)−
19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状
1,2−エタンジイルアセタール6.79gを得た。
【0082】ii)実施例4の工程iv)の手順と同様
の手順に従って、前記工程のステロイド6.79gを、
8.90gの(17α)−11−メチレン−20−
[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]メ
チル]−17−(1−オキソプロポキシ)−19−ノル
プレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−エ
タンジイルアセタールに変換した。これをそれ以上精製
せずに次の工程で使用した。
の手順に従って、前記工程のステロイド6.79gを、
8.90gの(17α)−11−メチレン−20−
[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]メ
チル]−17−(1−オキソプロポキシ)−19−ノル
プレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−エ
タンジイルアセタールに変換した。これをそれ以上精製
せずに次の工程で使用した。
【0083】iii)300mlの乾燥ジメトキシエタ
ンと32mlのナトリウムビス(トリメチルシリル)ア
ミド溶液(THF中1N)との混合物を−30℃に冷却
した。前記工程で得られたトシレート(4.77g)の
ジメトキシエタン(20ml)溶液を滴下添加し、この
混合物を−30℃で30分間撹拌した。塩化アンモニウ
ム飽和水溶液100mlを添加して反応を停止させた。
混合物を室温で15分間撹拌し、ジメトキシエタン及び
THFを減圧下で除去した。残留物を酢酸エチルで抽出
し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮して、(17α,23R)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−23−カルボン酸δラクトン3.48gを得
た。これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
ンと32mlのナトリウムビス(トリメチルシリル)ア
ミド溶液(THF中1N)との混合物を−30℃に冷却
した。前記工程で得られたトシレート(4.77g)の
ジメトキシエタン(20ml)溶液を滴下添加し、この
混合物を−30℃で30分間撹拌した。塩化アンモニウ
ム飽和水溶液100mlを添加して反応を停止させた。
混合物を室温で15分間撹拌し、ジメトキシエタン及び
THFを減圧下で除去した。残留物を酢酸エチルで抽出
し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮して、(17α,23R)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−23−カルボン酸δラクトン3.48gを得
た。これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0084】iv)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従って、前記工程の生成物1.36gを、0.8
4gの(17α,23R)−17−ヒドロキシ−11−
メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジ
エン−23−カルボン酸δラクトンに変換した。融点1
98℃;[α]D 20=+98.5°(c=1、クロロホ
ルム)。
手順に従って、前記工程の生成物1.36gを、0.8
4gの(17α,23R)−17−ヒドロキシ−11−
メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20−ジ
エン−23−カルボン酸δラクトンに変換した。融点1
98℃;[α]D 20=+98.5°(c=1、クロロホ
ルム)。
【0085】実施例12 以下の方法により、(17α)−11−メチレン−20
−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]
メチル]−17−(1−オキソプロポキシ)−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール(実施例11、工程ii)か
ら、(17α)−17−ヒドロキシ−23−メチル−1
1−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−23−カルボン酸δラクトンを製造した: i)110mlの乾燥ジメトキシエタンと12.8ml
のナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド溶液(T
HF中1N)との混合物を−30℃に冷却した。前記ト
シレート(1.91g)のジメトキシエタン(18m
l)溶液を滴下添加し、この混合物を−30℃で30分
間撹拌した。ヨードメタン(1.99ml)を滴下添加
し、反応混合物を2時間で0℃に暖めた。塩化アンモニ
ウム飽和水溶液を添加し、ジメトキシエタン及びTHF
を減圧下で除去した。残留物を酢酸エチルで抽出し、抽
出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で濃縮して、1.43g(100%)の(17α)
−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−
17−ヒドロキシ−23−メチル−11−メチレン−1
9−ノルコラ−5,20−ジエン−23−カルボン酸δ
ラクトンを得た。これをそれ以上精製せずに次の工程で
使用した。
−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]
メチル]−17−(1−オキソプロポキシ)−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール(実施例11、工程ii)か
ら、(17α)−17−ヒドロキシ−23−メチル−1
1−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−23−カルボン酸δラクトンを製造した: i)110mlの乾燥ジメトキシエタンと12.8ml
のナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド溶液(T
HF中1N)との混合物を−30℃に冷却した。前記ト
シレート(1.91g)のジメトキシエタン(18m
l)溶液を滴下添加し、この混合物を−30℃で30分
間撹拌した。ヨードメタン(1.99ml)を滴下添加
し、反応混合物を2時間で0℃に暖めた。塩化アンモニ
ウム飽和水溶液を添加し、ジメトキシエタン及びTHF
を減圧下で除去した。残留物を酢酸エチルで抽出し、抽
出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で濃縮して、1.43g(100%)の(17α)
−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−
17−ヒドロキシ−23−メチル−11−メチレン−1
9−ノルコラ−5,20−ジエン−23−カルボン酸δ
ラクトンを得た。これをそれ以上精製せずに次の工程で
使用した。
【0086】ii)実施例1の工程iiに記載の手順と
同様の手順に従って、前記ステロイド1.43gを、
0.95gの(17α)−17−ヒドロキシ−23−メ
チル−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−23−カルボン酸δラクトンに変換
した。融点235℃;[α]D 20=+83.7°(c=
1、クロロホルム)。
同様の手順に従って、前記ステロイド1.43gを、
0.95gの(17α)−17−ヒドロキシ−23−メ
チル−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−23−カルボン酸δラクトンに変換
した。融点235℃;[α]D 20=+83.7°(c=
1、クロロホルム)。
【0087】実施例13 以下の方法により、(17α,23R)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−23−カルボン酸δラクトン(実施例11、工
程iii)から、(17α)−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,
22−トリエン−23−カルボン酸δラクトンを製造し
た: i)ジイソプロピルアミン(0.672ml)の乾燥T
HF(20ml)溶液を−30℃に冷却し、3.00m
lのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を
滴下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌
し、次いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(1.
70g)のTHF(20ml)溶液を滴下添加し、撹拌
を15分間継続した。四臭化炭素(1.59g)のTH
F(8ml)溶液を滴下添加し、混合物を2時間かけて
0℃に暖めた。塩化アンモニウム飽和水溶液を添加し、
生成物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相をブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃
縮して、1.93gの(17α,23S)−23−ブロ
モ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]
−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ
−5,20−ジエン−23−カルボン酸δラクトンを得
た。これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−23−カルボン酸δラクトン(実施例11、工
程iii)から、(17α)−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,
22−トリエン−23−カルボン酸δラクトンを製造し
た: i)ジイソプロピルアミン(0.672ml)の乾燥T
HF(20ml)溶液を−30℃に冷却し、3.00m
lのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を
滴下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌
し、次いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(1.
70g)のTHF(20ml)溶液を滴下添加し、撹拌
を15分間継続した。四臭化炭素(1.59g)のTH
F(8ml)溶液を滴下添加し、混合物を2時間かけて
0℃に暖めた。塩化アンモニウム飽和水溶液を添加し、
生成物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相をブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃
縮して、1.93gの(17α,23S)−23−ブロ
モ−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]
−17−ヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ
−5,20−ジエン−23−カルボン酸δラクトンを得
た。これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0088】ii)38mlのトルエンと3.8mlの
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン
との混合物中の前記工程で得られたブロモステロイド
(1.90g)の溶液を室温で1時間撹拌した。反応混
合物を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液に注入し、酢酸エ
チルで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、1.38
gの(17α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−1
9−ノルコラ−5,20,22−トリエン−23−カル
ボン酸δラクトンを得た。これをそれ以上精製せずに次
の工程で使用した。
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン
との混合物中の前記工程で得られたブロモステロイド
(1.90g)の溶液を室温で1時間撹拌した。反応混
合物を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液に注入し、酢酸エ
チルで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、1.38
gの(17α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−1
9−ノルコラ−5,20,22−トリエン−23−カル
ボン酸δラクトンを得た。これをそれ以上精製せずに次
の工程で使用した。
【0089】iii)実施例1の工程iiの手順と同様
の手順に従って、前記ステロイド1.38gを、0.7
4gの(17α)−17−ヒドロキシ−11−メチレン
−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,22−トリ
エン−23−カルボン酸δラクトンに変換した。融点>
230℃;[α]D 20=+68.5°(c=1、クロロ
ホルム)。
の手順に従って、前記ステロイド1.38gを、0.7
4gの(17α)−17−ヒドロキシ−11−メチレン
−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,22−トリ
エン−23−カルボン酸δラクトンに変換した。融点>
230℃;[α]D 20=+68.5°(c=1、クロロ
ホルム)。
【0090】実施例14 以下の方法により、(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−
20−カルボキサルデヒドジエチルアセタール(実施例
4、工程i)から、(17α,22R)−22−エチル
−17−ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトンを製造した。
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−
20−カルボキサルデヒドジエチルアセタール(実施例
4、工程i)から、(17α,22R)−22−エチル
−17−ヒドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトンを製造した。
【0091】i)前記ステロイド6.88gを69ml
の乾燥THFに溶解した。p−トルエンスルホン酸
(0.414mlの1N水溶液)を添加し、この混合物
を室温で45分間撹拌した。次いで、反応混合物を、4
0mlの臭化エチルマグネシウム(ジエチルエーテル中
3N)と100mlのTHFとの氷冷混合物中に滴下し
た。反応混合物を2時間撹拌し、次いで塩化アンモニウ
ム飽和水溶液で反応停止させた。生成物を酢酸エチル中
に抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィ
ーにより、3.31gの(17α,22R)−17,2
2−ジヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
5,20−ジエン−3−オン環状1,2−エタンジイル
アセタールを得た。
の乾燥THFに溶解した。p−トルエンスルホン酸
(0.414mlの1N水溶液)を添加し、この混合物
を室温で45分間撹拌した。次いで、反応混合物を、4
0mlの臭化エチルマグネシウム(ジエチルエーテル中
3N)と100mlのTHFとの氷冷混合物中に滴下し
た。反応混合物を2時間撹拌し、次いで塩化アンモニウ
ム飽和水溶液で反応停止させた。生成物を酢酸エチル中
に抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィ
ーにより、3.31gの(17α,22R)−17,2
2−ジヒドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
5,20−ジエン−3−オン環状1,2−エタンジイル
アセタールを得た。
【0092】ii)実施例4の工程iiiの手順と同様
の手順に従って、前記ステロイド4.97gを5.72
gの(17α,22R)−17−アセトキシ−22−ヒ
ドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20
−ジエン−3−オン環状1,2−エタンジイルアセター
ルに変換した。これをそれ以上精製せずに次の工程で使
用した。
の手順に従って、前記ステロイド4.97gを5.72
gの(17α,22R)−17−アセトキシ−22−ヒ
ドロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20
−ジエン−3−オン環状1,2−エタンジイルアセター
ルに変換した。これをそれ以上精製せずに次の工程で使
用した。
【0093】iii)前記工程で得られたモノエステル
(2.28g)の乾燥ピリジン(16ml)溶液を水浴
中で冷却した。p−トルエンスルホン酸無水物(3.2
7g)を添加し、この混合物を室温で3時間撹拌した。
次いでこれを320mlの水に注入し、得られた懸濁液
を1時間撹拌した。生成物を酢酸エチル中に取り込み、
水性層を同一溶媒で抽出した。合わせた有機相を炭酸水
素ナトリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。未精製の生成物
(17α,22R)−17−アセトキシ−11−メチレ
ン−22−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オ
キシ]−19−ノルコラ−5,20−ジエン−3−オン
環状1,2−エタンジイルアセタール(3.13g)を
そのまま次の工程で使用した。
(2.28g)の乾燥ピリジン(16ml)溶液を水浴
中で冷却した。p−トルエンスルホン酸無水物(3.2
7g)を添加し、この混合物を室温で3時間撹拌した。
次いでこれを320mlの水に注入し、得られた懸濁液
を1時間撹拌した。生成物を酢酸エチル中に取り込み、
水性層を同一溶媒で抽出した。合わせた有機相を炭酸水
素ナトリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。未精製の生成物
(17α,22R)−17−アセトキシ−11−メチレ
ン−22−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オ
キシ]−19−ノルコラ−5,20−ジエン−3−オン
環状1,2−エタンジイルアセタール(3.13g)を
そのまま次の工程で使用した。
【0094】iv)実施例4の工程vの手順と同様の手
順に従って、前記工程のトシレート3.13gを、0.
72gの(17α,22R)−22−エチル−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換した。
順に従って、前記工程のトシレート3.13gを、0.
72gの(17α,22R)−22−エチル−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−5,20−
ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換した。
【0095】v)実施例1の工程iiの手順と同様の手
順に従って、前記工程のステロイド0.72gを、0.
44gの(17α,22R)−22−エチル−17−ヒ
ドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに
変換した。融点172℃;[α]D 20=+186°(c
=1、クロロホルム)。
順に従って、前記工程のステロイド0.72gを、0.
44gの(17α,22R)−22−エチル−17−ヒ
ドロキシ−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに
変換した。融点172℃;[α]D 20=+186°(c
=1、クロロホルム)。
【0096】実施例15 以下の方法により、(17α)−17−ヒドロキシ−1
1−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン(実施例2)か
ら、(3β,17α)−3,17−ジヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトンを製造した:前記ステロイド
(2.52g)の乾燥ジグリム(69ml)溶液にホウ
水素化ナトリウム(0.522g)を添加した。反応混
合物を室温で1時間撹拌した。0℃で冷却した後に、酢
酸水溶液(10%)で反応を停止させた。得られた混合
物を240mlの水に注入し、生成物をジエチルエーテ
ル中に抽出した。合わせた有機相を水、炭酸水素ナトリ
ウム飽和水溶液、及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下で濃縮して、還元生成物のエピマー
混合物を得た。カラムクロマトグラフィーにより3β−
ヒドロキシ異性体を単離して、0.40gの(3β,1
7α)−3,17−ジヒドロキシ−11−メチレン−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトンを得た。融点211℃;[α]D 20=+19.
8°(c=1、クロロホルム)。
1−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δラクトン(実施例2)か
ら、(3β,17α)−3,17−ジヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトンを製造した:前記ステロイド
(2.52g)の乾燥ジグリム(69ml)溶液にホウ
水素化ナトリウム(0.522g)を添加した。反応混
合物を室温で1時間撹拌した。0℃で冷却した後に、酢
酸水溶液(10%)で反応を停止させた。得られた混合
物を240mlの水に注入し、生成物をジエチルエーテ
ル中に抽出した。合わせた有機相を水、炭酸水素ナトリ
ウム飽和水溶液、及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下で濃縮して、還元生成物のエピマー
混合物を得た。カラムクロマトグラフィーにより3β−
ヒドロキシ異性体を単離して、0.40gの(3β,1
7α)−3,17−ジヒドロキシ−11−メチレン−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトンを得た。融点211℃;[α]D 20=+19.
8°(c=1、クロロホルム)。
【0097】実施例16 以下の方法により、(17α)−17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)−11−メチレン−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール(実施例4、工程ii)から、
(3β,17α)−17−ヒドロキシ−3−メトキシ−
11−メチレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
24−オイック酸δラクトン(a)、及び(3β,17
α)−17−ヒドロキシ−3−メトキシ−11−メチレ
ン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイッ
ク酸δラクトン(b)を製造した: i)90mlのメタノールと4.6mlの6N塩酸との
混合物中の前記ステロイド(4.59g)溶液を室温で
2時間撹拌した。水(90ml)を添加し、得られた懸
濁液を濾過し、残留物を水で洗浄した。残留物を乾燥す
ると、3.86gの(17α)−17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)−11−メチレン−19−ノ
ルプレグナ−4,20−ジエン−3−オンが得られた。
これをそのまま次の工程で使用した。
0−(ヒドロキシメチル)−11−メチレン−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−3−オン環状1,2−
エタンジイルアセタール(実施例4、工程ii)から、
(3β,17α)−17−ヒドロキシ−3−メトキシ−
11−メチレン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
24−オイック酸δラクトン(a)、及び(3β,17
α)−17−ヒドロキシ−3−メトキシ−11−メチレ
ン−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイッ
ク酸δラクトン(b)を製造した: i)90mlのメタノールと4.6mlの6N塩酸との
混合物中の前記ステロイド(4.59g)溶液を室温で
2時間撹拌した。水(90ml)を添加し、得られた懸
濁液を濾過し、残留物を水で洗浄した。残留物を乾燥す
ると、3.86gの(17α)−17−ヒドロキシ−2
0−(ヒドロキシメチル)−11−メチレン−19−ノ
ルプレグナ−4,20−ジエン−3−オンが得られた。
これをそのまま次の工程で使用した。
【0098】ii)前記工程で得られた生成物(3.1
7g)及びp−トルエンスルホン酸(0.176g)の
アセトン(93ml)溶液を室温で48時間撹拌した。
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を添加して反応混合物を
中和し、減圧下でアセトンを除去した。残留物を酢酸エ
チルで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2.51gの(1
7’β)−2,2−ジメチル−5,11’−ジメチレン
スピロ[1,3−ジオキサン−4,17’−エストル
[4]エン]−3’−オンを得た。これをそのまま次の
工程で使用した。
7g)及びp−トルエンスルホン酸(0.176g)の
アセトン(93ml)溶液を室温で48時間撹拌した。
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を添加して反応混合物を
中和し、減圧下でアセトンを除去した。残留物を酢酸エ
チルで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2.51gの(1
7’β)−2,2−ジメチル−5,11’−ジメチレン
スピロ[1,3−ジオキサン−4,17’−エストル
[4]エン]−3’−オンを得た。これをそのまま次の
工程で使用した。
【0099】iii)前記工程で得られたステロイド
(2.51g)の乾燥THF(50ml)溶液を、水素
化リチウムアルミニウム(1.25g)のTHF(50
ml)氷冷懸濁液に滴下した。0℃で1時間の後、硫酸
ナトリウム飽和水溶液で反応を停止させた。酢酸エチル
を添加し、この混合物をセライトで濾過した。濾液を減
圧下で濃縮して、(3’β,17’β)−2,2−ジメ
チル−5,11’−ジメチレンスピロ[1,3−ジオキ
サン−4,17’−エストル[4]エン]−3’−オー
ルと(3’α,17’β)−2,2−ジメチル−5,1
1’−ジメチレンスピロ[1,3−ジオキサン−4,1
7’−エストル[4]エン]−3’−オールとの85:
15混合物2.53gを得た。これをそのまま次の工程
で使用した。
(2.51g)の乾燥THF(50ml)溶液を、水素
化リチウムアルミニウム(1.25g)のTHF(50
ml)氷冷懸濁液に滴下した。0℃で1時間の後、硫酸
ナトリウム飽和水溶液で反応を停止させた。酢酸エチル
を添加し、この混合物をセライトで濾過した。濾液を減
圧下で濃縮して、(3’β,17’β)−2,2−ジメ
チル−5,11’−ジメチレンスピロ[1,3−ジオキ
サン−4,17’−エストル[4]エン]−3’−オー
ルと(3’α,17’β)−2,2−ジメチル−5,1
1’−ジメチレンスピロ[1,3−ジオキサン−4,1
7’−エストル[4]エン]−3’−オールとの85:
15混合物2.53gを得た。これをそのまま次の工程
で使用した。
【0100】iv)26.4mlのピリジンと13.2
mlの無水酢酸との混合物中の前記工程の生成物(2.
53g)の溶液を室温で6時間撹拌した。次いで、反応
混合物を300mlの水に注入し、得られた懸濁液を3
0分間撹拌した。生成物を酢酸エチル中に取り込み、水
性層を同一溶媒で抽出した。合わせた有機相を炭酸水素
ナトリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、(3’β,17’
β)−2,2−ジメチル−5,11’−ジメチレンスピ
ロ[1,3−ジオキサン−4,17’−エストル[4]
エン]−3’−オールアセテートと(3’α,17’
β)−2,2−ジメチル−5,11’−ジメチレンスピ
ロ[1,3−ジオキサン−4,17’−エストル[4]
エン]−3’−オールアセテートとの85:15混合物
2.73gを得た。これをそのまま次の工程で使用し
た。
mlの無水酢酸との混合物中の前記工程の生成物(2.
53g)の溶液を室温で6時間撹拌した。次いで、反応
混合物を300mlの水に注入し、得られた懸濁液を3
0分間撹拌した。生成物を酢酸エチル中に取り込み、水
性層を同一溶媒で抽出した。合わせた有機相を炭酸水素
ナトリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、(3’β,17’
β)−2,2−ジメチル−5,11’−ジメチレンスピ
ロ[1,3−ジオキサン−4,17’−エストル[4]
エン]−3’−オールアセテートと(3’α,17’
β)−2,2−ジメチル−5,11’−ジメチレンスピ
ロ[1,3−ジオキサン−4,17’−エストル[4]
エン]−3’−オールアセテートとの85:15混合物
2.73gを得た。これをそのまま次の工程で使用し
た。
【0101】v)工程iの手順と同様の手順に従って、
前記工程の生成物2.73gを、(3β,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオールと(3α,17
α)−3−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−
ノルプレグン−4−エン−17,21−ジオールとの
6:4混合物2.22gに変換した。これをそのまま次
の工程で使用した。
前記工程の生成物2.73gを、(3β,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオールと(3α,17
α)−3−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−
ノルプレグン−4−エン−17,21−ジオールとの
6:4混合物2.22gに変換した。これをそのまま次
の工程で使用した。
【0102】vi)実施例4の工程iiiの手順と同様
の手順に従って、前記工程の生成物2.22gを17−
ヒドロキシ基でアセチル化して、1.04gの(3β,
17α)−3−メトキシ−11,20−ジメチレン−1
9−ノルプレグン−4−エン−17,21−ジオール1
7−アセテートと、0.75gの(3α,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオール17−アセテー
トとを得た。
の手順に従って、前記工程の生成物2.22gを17−
ヒドロキシ基でアセチル化して、1.04gの(3β,
17α)−3−メトキシ−11,20−ジメチレン−1
9−ノルプレグン−4−エン−17,21−ジオール1
7−アセテートと、0.75gの(3α,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオール17−アセテー
トとを得た。
【0103】viia)実施例4の工程ivの手順と同
様の手順に従って、1.04gの(3β,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオール17−アセテー
トを、1.24gの(3β,17α)−3−メトキシ−
11,20−ジメチレン−19−ノルプレグナ−4,2
0−ジエン−17,21−ジオール17−アセテート2
1−(4−メチルベンゼンスルホネート)に変換した。
これをそのまま次の工程で使用した。
様の手順に従って、1.04gの(3β,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオール17−アセテー
トを、1.24gの(3β,17α)−3−メトキシ−
11,20−ジメチレン−19−ノルプレグナ−4,2
0−ジエン−17,21−ジオール17−アセテート2
1−(4−メチルベンゼンスルホネート)に変換した。
これをそのまま次の工程で使用した。
【0104】viiia)実施例4の工程vに記載した
手順と同様の手順に従って、前記工程の生成物1.24
gを、0.66gの(3α,17α)−17−ヒドロキ
シ−3−メトキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換
した。融点121℃;[α]D 20=+15.3°(c=
1、クロロホルム)。
手順と同様の手順に従って、前記工程の生成物1.24
gを、0.66gの(3α,17α)−17−ヒドロキ
シ−3−メトキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換
した。融点121℃;[α]D 20=+15.3°(c=
1、クロロホルム)。
【0105】viib)実施例4の工程ivの手順と同
様の手順に従って、0.75gの(3α,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオール17−アセテー
トを、0.97gの(3α,17α)−3−メトキシ−
11,20−ジメチレン−19−ノルプレグナ−4,2
0−ジエン−17,21−ジオール17−アセテート2
1−(4−メチルベンゼンスルホネート)に変換した。
これをそのまま次の工程で使用した。
様の手順に従って、0.75gの(3α,17α)−3
−メトキシ−11,20−ジメチレン−19−ノルプレ
グン−4−エン−17,21−ジオール17−アセテー
トを、0.97gの(3α,17α)−3−メトキシ−
11,20−ジメチレン−19−ノルプレグナ−4,2
0−ジエン−17,21−ジオール17−アセテート2
1−(4−メチルベンゼンスルホネート)に変換した。
これをそのまま次の工程で使用した。
【0106】viiib)実施例4の工程vの手順と同
様の手順に従って、前記工程の生成物0.97gを、
0.53gの(3α,17α)−17−ヒドロキシ−3
−メトキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−4,2
0−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換した。
融点150℃;[α]D 20=+76°(c=1、クロロ
ホルム)。
様の手順に従って、前記工程の生成物0.97gを、
0.53gの(3α,17α)−17−ヒドロキシ−3
−メトキシ−11−メチレン−19−ノルコラ−4,2
0−ジエン−24−オイック酸δラクトンに変換した。
融点150℃;[α]D 20=+76°(c=1、クロロ
ホルム)。
【0107】実施例17 以下の方法により、エストラ−5(10),9(11)
−ジエン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から、(11β,17α)−11−
エチル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,9,20−トリエン−24−オイック酸δラク
トンを製造した: i)実施例1の工程iの手順と同様の手順に従って、前
記ステロイド29.7gを、出発材料と(17α)−1
7−ヒドロキシ−24−トリメチルシリルオキシ−19
−ノルコラ−5(10),9(11),20−トリエン
−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタールとの混
合物42.07gに変換した。これをそのまま次の工程
で使用した。
−ジエン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタン
ジイルアセタール)から、(11β,17α)−11−
エチル−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,9,20−トリエン−24−オイック酸δラク
トンを製造した: i)実施例1の工程iの手順と同様の手順に従って、前
記ステロイド29.7gを、出発材料と(17α)−1
7−ヒドロキシ−24−トリメチルシリルオキシ−19
−ノルコラ−5(10),9(11),20−トリエン
−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタールとの混
合物42.07gに変換した。これをそのまま次の工程
で使用した。
【0108】ii)110gのシリカと、9.8mlの
蓚酸飽和水溶液と、310mlのジクロロメタンとの混
合物を10分間撹拌した。前記工程の生成物(42.0
7g)のジクロロメタン(130ml)溶液を添加し、
撹拌を更に20分間継続した。炭酸水素ナトリウム(5
g)を添加し、この混合物をセライトで濾過した。残留
物を酢酸エチルで洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して、
8.22gの(17α)−17,24−ジヒドロキシ−
19−ノルコラ−5(10),9(11),20−トリ
エン−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタールを
得た。
蓚酸飽和水溶液と、310mlのジクロロメタンとの混
合物を10分間撹拌した。前記工程の生成物(42.0
7g)のジクロロメタン(130ml)溶液を添加し、
撹拌を更に20分間継続した。炭酸水素ナトリウム(5
g)を添加し、この混合物をセライトで濾過した。残留
物を酢酸エチルで洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して、
8.22gの(17α)−17,24−ジヒドロキシ−
19−ノルコラ−5(10),9(11),20−トリ
エン−3−オン環状1,2−エタンジイルアセタールを
得た。
【0109】iii)前記工程の生成物(8.22g)
のジクロロメタン(113ml)溶液に、0.51ml
のピリジン、1.92mlの2,2,2−トリフルオロ
アセトフェノン及び27.7mlの過酸化水素水溶液
(30%)を添加した。室温で70時間撹拌した後に、
反応混合物を300mlの水に注入した。水性層をジク
ロロメタンで抽出し、合わせた有機相をチオ硫酸ナトリ
ウム飽和水溶液及びブラインで繰り返し洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマト
グラフィーにより、3.26gの(5α,10α,17
α)−5,10−エポキシ−17,24−ジヒドロキシ
−19−ノルコラ−9(11),20−ジエン−3−オ
ン環状1,2−エタンジイルアセタールを得た。
のジクロロメタン(113ml)溶液に、0.51ml
のピリジン、1.92mlの2,2,2−トリフルオロ
アセトフェノン及び27.7mlの過酸化水素水溶液
(30%)を添加した。室温で70時間撹拌した後に、
反応混合物を300mlの水に注入した。水性層をジク
ロロメタンで抽出し、合わせた有機相をチオ硫酸ナトリ
ウム飽和水溶液及びブラインで繰り返し洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマト
グラフィーにより、3.26gの(5α,10α,17
α)−5,10−エポキシ−17,24−ジヒドロキシ
−19−ノルコラ−9(11),20−ジエン−3−オ
ン環状1,2−エタンジイルアセタールを得た。
【0110】iv)−20℃に冷却した、前記ステロイ
ド(3.26g)と臭化銅(I)−硫化ジメチル錯体
(0.47g)との混合物に、16mlの臭化エチルマ
グネシウム溶液(ジエチルエーテル中3N)を滴下し
た。−20℃で1時間撹拌した後に、塩化アンモニウム
飽和水溶液で反応を停止させた。生成物を酢酸エチル中
に抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧下で濃縮して、3.05gの(5α,1
1β,17α)−11−エチル−5,17,24−トリ
ヒドロキシ−19−ノルコラ−9,20−ジエン−3−
オン環状1,2−エタンジイルアセタールを得た。これ
をそのまま次の工程で使用した。
ド(3.26g)と臭化銅(I)−硫化ジメチル錯体
(0.47g)との混合物に、16mlの臭化エチルマ
グネシウム溶液(ジエチルエーテル中3N)を滴下し
た。−20℃で1時間撹拌した後に、塩化アンモニウム
飽和水溶液で反応を停止させた。生成物を酢酸エチル中
に抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧下で濃縮して、3.05gの(5α,1
1β,17α)−11−エチル−5,17,24−トリ
ヒドロキシ−19−ノルコラ−9,20−ジエン−3−
オン環状1,2−エタンジイルアセタールを得た。これ
をそのまま次の工程で使用した。
【0111】v)実施例1の工程iiの手順と同様の手
順に従って、前記工程のステロイド3.05gを、1.
38gの(11β,17α)−11−エチル−17,2
4−ジヒドロキシ−19−ノルコラ−4,9,20−ト
リエン−3−オンに変換した。
順に従って、前記工程のステロイド3.05gを、1.
38gの(11β,17α)−11−エチル−17,2
4−ジヒドロキシ−19−ノルコラ−4,9,20−ト
リエン−3−オンに変換した。
【0112】vi)二クロム酸ピリジニウム(23.1
g)の乾燥ジメチルホルムアミド(84ml)溶液に、
前記工程の生成物(1.38g)の同一溶媒(35m
l)溶液を添加した。反応混合物を室温で45分間撹拌
し、次いで1200mlの水に注入した。生成物を酢酸
エチル中に抽出し、合わせた抽出物を水(3度)及びブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃
縮した。カラムクロマトグラフィーにより、0.78g
の(11β,17α)−11−エチル−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,9,20−トリ
エン−24−オイック酸δラクトンを得た。融点207
℃;[α]D 20=−185°(c=1、クロロホル
ム)。
g)の乾燥ジメチルホルムアミド(84ml)溶液に、
前記工程の生成物(1.38g)の同一溶媒(35m
l)溶液を添加した。反応混合物を室温で45分間撹拌
し、次いで1200mlの水に注入した。生成物を酢酸
エチル中に抽出し、合わせた抽出物を水(3度)及びブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃
縮した。カラムクロマトグラフィーにより、0.78g
の(11β,17α)−11−エチル−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,9,20−トリ
エン−24−オイック酸δラクトンを得た。融点207
℃;[α]D 20=−185°(c=1、クロロホル
ム)。
【0113】実施例18 実施例4の工程iの手順と同様の手順でエストル−5−
エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイ
ルアセタール)から製造した(17α)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−20
−カルボキサルデヒドジエチルアセタールから、以下の
方法により(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20,22−トリエン−24−
オイック酸δラクトンを製造した: i)16.30gの(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19
−ノルプレグナ−5,20−ジエン−20−カルボキサ
ルデヒドジエチルアセタールを180mlの乾燥THF
に溶解した。p−トルエンスルホン酸(1.10mlの
1N水溶液)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌し
た。炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を添加し、生成物を
酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相をブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、
12.53gの(17α)−3,3−[1,2−エタン
ジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−20−カルボキサルデ
ヒドを得た。これをそのまま次の工程で使用した。
エン−3,17−ジオン環状3−(1,2−エタンジイ
ルアセタール)から製造した(17α)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−20
−カルボキサルデヒドジエチルアセタールから、以下の
方法により(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20,22−トリエン−24−
オイック酸δラクトンを製造した: i)16.30gの(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19
−ノルプレグナ−5,20−ジエン−20−カルボキサ
ルデヒドジエチルアセタールを180mlの乾燥THF
に溶解した。p−トルエンスルホン酸(1.10mlの
1N水溶液)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌し
た。炭酸水素ナトリウム飽和水溶液を添加し、生成物を
酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機相をブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、
12.53gの(17α)−3,3−[1,2−エタン
ジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノ
ルプレグナ−5,20−ジエン−20−カルボキサルデ
ヒドを得た。これをそのまま次の工程で使用した。
【0114】ii)30mlのジクロロメタンと4.4
mlのピリジンとの混合物中の前記工程の生成物(2.
0g)の氷冷溶液に、クロロトリメチルシラン(3.4
ml)を添加した。反応混合物を室温で20時間撹拌
し、次いで炭酸水素ナトリウム飽和水溶液に注入した。
生成物をジクロロメタン中に抽出し、抽出物をブライン
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
て、2.59gの(17α)−3,3−[1,2−エタ
ンジイルビス(オキシ)]−17−トリメチルシリルオ
キシ−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−20−
カルボキサルデヒドを得た。これをそのまま次の工程で
使用した。
mlのピリジンとの混合物中の前記工程の生成物(2.
0g)の氷冷溶液に、クロロトリメチルシラン(3.4
ml)を添加した。反応混合物を室温で20時間撹拌
し、次いで炭酸水素ナトリウム飽和水溶液に注入した。
生成物をジクロロメタン中に抽出し、抽出物をブライン
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
て、2.59gの(17α)−3,3−[1,2−エタ
ンジイルビス(オキシ)]−17−トリメチルシリルオ
キシ−19−ノルプレグナ−5,20−ジエン−20−
カルボキサルデヒドを得た。これをそのまま次の工程で
使用した。
【0115】iii)ジイソプロピルアミン(1.32
ml)の乾燥THF(45ml)溶液を−30℃に冷却
し、6.10mlのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン
中1.6N)を滴下添加した。この混合物を−10℃で
10分間撹拌し、次いで−78℃に冷却した。t−ブチ
ルアセテート(1.28ml)を滴下添加し、撹拌を3
0分間継続した。前記工程の生成物(2.07g)のT
HF(8ml)溶液を滴下添加し、反応混合物を更に
2.5時間撹拌した。塩化アンモニウム飽和水溶液を添
加し、生成物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機
相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーにより、0.
52gの1,1−ジメチルエチル(17α,22S)−
3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−2
2−ヒドロキシ−17−トリメチルシリルオキシ−19
−ノルコラ−5,20−ジエン−24−オエートと、
2.02gの1,1−ジメチルエチル(17α,22
R)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−22−ヒドロキシ−17−トリメチルシリルオ
キシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24−オエ
ートを得た。
ml)の乾燥THF(45ml)溶液を−30℃に冷却
し、6.10mlのn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン
中1.6N)を滴下添加した。この混合物を−10℃で
10分間撹拌し、次いで−78℃に冷却した。t−ブチ
ルアセテート(1.28ml)を滴下添加し、撹拌を3
0分間継続した。前記工程の生成物(2.07g)のT
HF(8ml)溶液を滴下添加し、反応混合物を更に
2.5時間撹拌した。塩化アンモニウム飽和水溶液を添
加し、生成物を酢酸エチル中に抽出した。合わせた有機
相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーにより、0.
52gの1,1−ジメチルエチル(17α,22S)−
3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−2
2−ヒドロキシ−17−トリメチルシリルオキシ−19
−ノルコラ−5,20−ジエン−24−オエートと、
2.02gの1,1−ジメチルエチル(17α,22
R)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−22−ヒドロキシ−17−トリメチルシリルオ
キシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24−オエ
ートを得た。
【0116】iv)前記工程の主生成物(2.02g)
の乾燥メタノール(1.4ml)及び乾燥THF(1
2.3ml)溶液に、水酸化カリウム粉末(0.546
g)を添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物
を酢酸水溶液(50%)で中和し、150mlの水に注
入し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相をブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃
縮した。カラムクロマトグラフィーにより、0.503
gの(17α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−
5,20,22−トリエン−24−オイック酸δラクト
ンと、0.255gの(17α,22R)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17,22
−ジヒドロキシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−
24−オイック酸δラクトンとを得た。
の乾燥メタノール(1.4ml)及び乾燥THF(1
2.3ml)溶液に、水酸化カリウム粉末(0.546
g)を添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物
を酢酸水溶液(50%)で中和し、150mlの水に注
入し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相をブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃
縮した。カラムクロマトグラフィーにより、0.503
gの(17α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−
5,20,22−トリエン−24−オイック酸δラクト
ンと、0.255gの(17α,22R)−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17,22
−ジヒドロキシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−
24−オイック酸δラクトンとを得た。
【0117】v)実施例1の工程iiの手順と同様の手
順に従って、前記工程の主生成物0.453gを、0.
402gの(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20,22−トリエン−24−
オイック酸δラクトンに変換した。融点>250℃;
[α]D 20=−29.6°(c=0.5、クロロホル
ム)。
順に従って、前記工程の主生成物0.453gを、0.
402gの(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20,22−トリエン−24−
オイック酸δラクトンに変換した。融点>250℃;
[α]D 20=−29.6°(c=0.5、クロロホル
ム)。
【0118】実施例19 実施例1の工程iiの手順と同様の手順に従って、(1
7α,22R)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17,22−ジヒドロキシ−19−ノル
コラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン
(実施例18、工程iv)から、(17α,22R)−
17,22−ジヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを
製造した。融点235℃。
7α,22R)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17,22−ジヒドロキシ−19−ノル
コラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン
(実施例18、工程iv)から、(17α,22R)−
17,22−ジヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコ
ラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを
製造した。融点235℃。
【0119】実施例20 以下の方法により、1,1−ジメチルエチル(17α,
22S)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−22−ヒドロキシ−17−トリメチルシリルオ
キシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24−オエ
ート(実施例18、工程iii)から、(17α,22
S)−17,22−ジヒドロキシ−3−オキソー19−
ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラク
トンを製造した: i)前記ステロイド(2.15g)の乾燥メタノール
(1.5ml)及び乾燥THF(13ml)溶液に、水
酸化カリウム粉末(0.580g)を添加した。室温で
75分間撹拌した後に、反応混合物を150mlの水に
注入し、酢酸エチルで抽出した。有機相を廃棄し、水性
相を酢酸水溶液(50%)で(pH3に)酸性化し、次
いでジクロロメタンで抽出した。合わせたジクロロメタ
ン抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
て、1.20gの(17α,22S)−3,3−[1,
2−エタンジイルビス(オキシ)]−17,22−ジヒ
ドロキシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24−
オイック酸を得た。これをそのまま次の工程で使用し
た。
22S)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オキ
シ)]−22−ヒドロキシ−17−トリメチルシリルオ
キシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24−オエ
ート(実施例18、工程iii)から、(17α,22
S)−17,22−ジヒドロキシ−3−オキソー19−
ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラク
トンを製造した: i)前記ステロイド(2.15g)の乾燥メタノール
(1.5ml)及び乾燥THF(13ml)溶液に、水
酸化カリウム粉末(0.580g)を添加した。室温で
75分間撹拌した後に、反応混合物を150mlの水に
注入し、酢酸エチルで抽出した。有機相を廃棄し、水性
相を酢酸水溶液(50%)で(pH3に)酸性化し、次
いでジクロロメタンで抽出した。合わせたジクロロメタ
ン抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し
て、1.20gの(17α,22S)−3,3−[1,
2−エタンジイルビス(オキシ)]−17,22−ジヒ
ドロキシ−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24−
オイック酸を得た。これをそのまま次の工程で使用し
た。
【0120】ii)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従い、溶媒としてはTHFを用いて、前記工程の
生成物1.20gを、0.455gの(17α,22
S)−17,22−ジヒドロキシ−3−オキソ−19−
ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラク
トンに変換した。融点229℃;[α]D 20=+58.
4°(c=0.5、クロロホルム)。
手順に従い、溶媒としてはTHFを用いて、前記工程の
生成物1.20gを、0.455gの(17α,22
S)−17,22−ジヒドロキシ−3−オキソ−19−
ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラク
トンに変換した。融点229℃;[α]D 20=+58.
4°(c=0.5、クロロホルム)。
【0121】実施例21 実施例4に記載の手順と同様の手順を用いて製造した
(17α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オ
キシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−5,2
0−ジエン−24−オイック酸δラクトンから、以下の
方法により(17α)−23−ブロモ−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,22−ト
リエン−24−オイック酸δラクトンを製造した: i)実施例13の工程iの手順と同様の手順に従って、
前記ラクトン10.05gを、4.17gの(17α)
−23,23−ジブロモ−3,3−[1,2−エタンジ
イルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノル
コラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン
に変換した。
(17α)−3,3−[1,2−エタンジイルビス(オ
キシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノルコラ−5,2
0−ジエン−24−オイック酸δラクトンから、以下の
方法により(17α)−23−ブロモ−17−ヒドロキ
シ−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,22−ト
リエン−24−オイック酸δラクトンを製造した: i)実施例13の工程iの手順と同様の手順に従って、
前記ラクトン10.05gを、4.17gの(17α)
−23,23−ジブロモ−3,3−[1,2−エタンジ
イルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−19−ノル
コラ−5,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン
に変換した。
【0122】ii)実施例13の工程iiの手順と同様
の手順に従って、前記工程のステロイド4.17gを
1.30gの(17α)−23−ブロモ−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−19−ノルコラ−5,20,22−トリエン−
24−オイック酸δラクトンに変換した。
の手順に従って、前記工程のステロイド4.17gを
1.30gの(17α)−23−ブロモ−3,3−
[1,2−エタンジイルビス(オキシ)]−17−ヒド
ロキシ−19−ノルコラ−5,20,22−トリエン−
24−オイック酸δラクトンに変換した。
【0123】iii)実施例1の工程iiの手順と同様
の手順に従って、前記工程の生成物1.38gを、1.
17gの(17α)−23−ブロモ−17−ヒドロキシ
−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,22−トリ
エン−24−オイック酸δラクトンに変換した。融点2
09℃;[α]D 20=−71.4°(c=0.5、クロ
ロホルム)。
の手順に従って、前記工程の生成物1.38gを、1.
17gの(17α)−23−ブロモ−17−ヒドロキシ
−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,22−トリ
エン−24−オイック酸δラクトンに変換した。融点2
09℃;[α]D 20=−71.4°(c=0.5、クロ
ロホルム)。
【0124】実施例22 以下の方法により、(17α)−3−エトキシ−24−
トリメチルシリルオキシ−19−ノルコラ−3,5,2
0−トリエン−17−オール(実施例1、工程i)か
ら、(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19
−ノルコラ−4,6,20−トリエン−24−オイック
酸δラクトンを製造した: i)8.2gのテトラクロロ−1,4−ベンゾキノン
と、18mlのメタノールと、43mlのジクロロメタ
ンと、1.0mlの水と、1.7mlの酢酸と、0.1
8mlのピリジンとの混合物に、前記ステロイド(1
1.4g)のジクロロメタン(20ml)溶液を強く撹
拌しながら添加した。75分間撹拌した後に、水酸化ナ
トリウム(3.25g)及びヒドロ亜硫酸ナトリウム
(3.25g)の水溶液(50ml)を添加し、撹拌を
30分間継続した。生成物をジクロロメタン中に抽出
し、合わせた有機相を水酸化ナトリウム水溶液(2
N)、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによ
り、2.39gの(17α)−17,24−ジヒドロキ
シ−19−ノルコラ−4,6,20−トリエン−3−オ
ンを得た。
トリメチルシリルオキシ−19−ノルコラ−3,5,2
0−トリエン−17−オール(実施例1、工程i)か
ら、(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19
−ノルコラ−4,6,20−トリエン−24−オイック
酸δラクトンを製造した: i)8.2gのテトラクロロ−1,4−ベンゾキノン
と、18mlのメタノールと、43mlのジクロロメタ
ンと、1.0mlの水と、1.7mlの酢酸と、0.1
8mlのピリジンとの混合物に、前記ステロイド(1
1.4g)のジクロロメタン(20ml)溶液を強く撹
拌しながら添加した。75分間撹拌した後に、水酸化ナ
トリウム(3.25g)及びヒドロ亜硫酸ナトリウム
(3.25g)の水溶液(50ml)を添加し、撹拌を
30分間継続した。生成物をジクロロメタン中に抽出
し、合わせた有機相を水酸化ナトリウム水溶液(2
N)、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによ
り、2.39gの(17α)−17,24−ジヒドロキ
シ−19−ノルコラ−4,6,20−トリエン−3−オ
ンを得た。
【0125】ii)実施例17の工程viの手順と同様
の手順に従って、前記工程のステロイド2.39gを、
1.70gの(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキ
ソ−19−ノルコラ−4,6,20−トリエン−24−
オイック酸δラクトンに変換した。融点230℃;
[α]D 20=−94.8°(c=1、クロロホルム)。
の手順に従って、前記工程のステロイド2.39gを、
1.70gの(17α)−17−ヒドロキシ−3−オキ
ソ−19−ノルコラ−4,6,20−トリエン−24−
オイック酸δラクトンに変換した。融点230℃;
[α]D 20=−94.8°(c=1、クロロホルム)。
【0126】実施例23 以下の方法により、(7α)−7−メチルエストル−5
(10)−エン−3,17−ジオン3−(ジメチルアセ
タール)から、(7α,17α)−17−ヒドロキシ−
7−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ−5(1
0),20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを製
造した: i)実施例1の工程iの手順と同様の手順に従って、前
記ステロイド30.0gを、出発材料と(7α,17
α)−17−ヒドロキシ−7−メチル−24−トリメチ
ルシリルオキシ−19−ノルコラ−5(10),20−
ジエン−3−オンジメチルアセタールとの混合物45.
1gに変換した。これをそのまま次の工程で使用した。
(10)−エン−3,17−ジオン3−(ジメチルアセ
タール)から、(7α,17α)−17−ヒドロキシ−
7−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ−5(1
0),20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを製
造した: i)実施例1の工程iの手順と同様の手順に従って、前
記ステロイド30.0gを、出発材料と(7α,17
α)−17−ヒドロキシ−7−メチル−24−トリメチ
ルシリルオキシ−19−ノルコラ−5(10),20−
ジエン−3−オンジメチルアセタールとの混合物45.
1gに変換した。これをそのまま次の工程で使用した。
【0127】ii)前記工程のステロイド(45.1
g)の乾燥THF(128ml)氷冷溶液に、256m
lのフッ化テトラブチルアンモニウム溶液(THF中1
N)を添加した。この反応混合物を0℃で45分間撹拌
し、次いで2Lの水に注入した。生成物を酢酸エチル中
に抽出し、合わせた有機相を水、炭酸水素ナトリウム飽
和水溶液、及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーに
より、15.55gの(7α,17α)−17,24−
ジヒドロキシ−7−メチル−19−ノルコラ−5(1
0),20−ジエン−3−オンジメチルアセタールを得
た。
g)の乾燥THF(128ml)氷冷溶液に、256m
lのフッ化テトラブチルアンモニウム溶液(THF中1
N)を添加した。この反応混合物を0℃で45分間撹拌
し、次いで2Lの水に注入した。生成物を酢酸エチル中
に抽出し、合わせた有機相を水、炭酸水素ナトリウム飽
和水溶液、及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーに
より、15.55gの(7α,17α)−17,24−
ジヒドロキシ−7−メチル−19−ノルコラ−5(1
0),20−ジエン−3−オンジメチルアセタールを得
た。
【0128】iii)200mlのジクロロメタンと4
0mlのピリジンとの混合物を水浴中で冷却した。酸化
クロム(VI)(24.8g)を注意しながら添加し、
この混合物を10分間撹拌した。1mlのピリジンと2
50mlのジクロロメタンとの混合物中の前記工程の生
成物(7.0g)の溶液を添加し、反応混合物を室温で
1時間撹拌した。次いで、これを亜硫酸水素ナトリウム
水溶液(10%)に注入し、酢酸エチルで抽出した。合
わせた有機相を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液及びブラ
インで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮
した。カラムクロマトグラフィーにより、5.47gの
(7α,17α)−17−ヒドロキシ−3,3−ジメト
キシ−7−メチル−19−ノルコラ−5(10),20
−ジエン−24−オイック酸δラクトンを得た。
0mlのピリジンとの混合物を水浴中で冷却した。酸化
クロム(VI)(24.8g)を注意しながら添加し、
この混合物を10分間撹拌した。1mlのピリジンと2
50mlのジクロロメタンとの混合物中の前記工程の生
成物(7.0g)の溶液を添加し、反応混合物を室温で
1時間撹拌した。次いで、これを亜硫酸水素ナトリウム
水溶液(10%)に注入し、酢酸エチルで抽出した。合
わせた有機相を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液及びブラ
インで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮
した。カラムクロマトグラフィーにより、5.47gの
(7α,17α)−17−ヒドロキシ−3,3−ジメト
キシ−7−メチル−19−ノルコラ−5(10),20
−ジエン−24−オイック酸δラクトンを得た。
【0129】iv)前記工程の生成物(1.36g)の
エタノール(27ml)溶液に、蓚酸二水和物(0.0
70g)の水溶液(7.0ml)を添加した。反応混合
物を30℃で30分間撹拌した。トリエチルアミン(1
ml)を添加し、この混合物を炭酸水素ナトリウム飽和
水溶液に注入した。生成物を酢酸エチル中に抽出し、合
わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーに
より、1.03gの(7α,17α)−17−ヒドロキ
シ−7−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ−5(1
0),20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを得
た。融点77℃;[α]D 20=+53°(c=1、クロ
ロホルム)。
エタノール(27ml)溶液に、蓚酸二水和物(0.0
70g)の水溶液(7.0ml)を添加した。反応混合
物を30℃で30分間撹拌した。トリエチルアミン(1
ml)を添加し、この混合物を炭酸水素ナトリウム飽和
水溶液に注入した。生成物を酢酸エチル中に抽出し、合
わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーに
より、1.03gの(7α,17α)−17−ヒドロキ
シ−7−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ−5(1
0),20−ジエン−24−オイック酸δラクトンを得
た。融点77℃;[α]D 20=+53°(c=1、クロ
ロホルム)。
【0130】実施例24 以下の方法により、(11β,17α)−17−ヒドロ
キシ−3−オキソ−11−(1−プロピニル)−19−
ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラク
トン(実施例2参照)から、(11β,17α)−17
−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシイミノ)−11−(1
−プロピニル)−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
24−オイック酸δラクトンを製造した:前記ラクトン
(1.95g)のピリジン(8.5ml)溶液に、3.
80gのヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。反応混
合物を室温で1時間撹拌し、次いで150mlに水に注
入した。生成物をジクロロメタン中に抽出し、合わせた
有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で濃縮した。カラムクロマトグラフィーにより、1.9
4gの(11β,17α)−17−ヒドロキシ−3−
(ヒドロキシイミノ)−11−(1−プロピニル)−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトンをE/Zエピマーの45:55混合物として得
た。融点>250℃;[α]D 20=+173.6°(c
=0.5、クロロホルム)。
キシ−3−オキソ−11−(1−プロピニル)−19−
ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラク
トン(実施例2参照)から、(11β,17α)−17
−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシイミノ)−11−(1
−プロピニル)−19−ノルコラ−4,20−ジエン−
24−オイック酸δラクトンを製造した:前記ラクトン
(1.95g)のピリジン(8.5ml)溶液に、3.
80gのヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。反応混
合物を室温で1時間撹拌し、次いで150mlに水に注
入した。生成物をジクロロメタン中に抽出し、合わせた
有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で濃縮した。カラムクロマトグラフィーにより、1.9
4gの(11β,17α)−17−ヒドロキシ−3−
(ヒドロキシイミノ)−11−(1−プロピニル)−1
9−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δ
ラクトンをE/Zエピマーの45:55混合物として得
た。融点>250℃;[α]D 20=+173.6°(c
=0.5、クロロホルム)。
【0131】実施例25 以下の方法により、(11β,17α)−17−ヒドロ
キシ−11−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン(実施
例2参照)から、(3E,11β,17α)−3−(ア
セトキシイミノ)−17−ヒドロキシ−11−メチル−
19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸
δラクトン(a)、及び(3Z,11β,17α)−3
−(アセトキシイミノ)−17−ヒドロキシ−11−メ
チル−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイ
ック酸δラクトン(b)を製造した:前記ラクトン
(2.4g)のピリジン(12ml)溶液に、5.04
gのヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。次いで、反
応混合物を80℃で4時間撹拌した。冷却後、混合物を
150mlの氷水に注入し、30分間撹拌した。得られ
た懸濁液を濾過し、残留物を水で完全に洗浄し、減圧
下、50℃で乾燥した。生成物を、24mlのピリジン
と12mlの無水酢酸との混合物中に取り込んだ。反応
混合物を室温で2時間撹拌し、その後800mlの氷水
に注入した。得られた沈殿物を収集し、減圧下で乾燥し
た。このようにして得られた固体をカラムクロマトグラ
フィーにかけて、0.85gの(3E,11β,17
α)−3−(アセトキシイミノ)−17−ヒドロキシ−
11−メチル−19−ノルコラ−4,20−ジエン−2
4−オイック酸δラクトン(融点194℃;[α]D 20
=+63.6°(c=1、クロロホルム))、及び0.
29gの(3Z,11β,17α)−3−(アセトキシ
イミノ)−17−ヒドロキシ−11−メチル−19−ノ
ルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン(融点182℃;[α]D 20=+122.3°(c=
1、クロロホルム))を得た。
キシ−11−メチル−3−オキソ−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−24−オイック酸δラクトン(実施
例2参照)から、(3E,11β,17α)−3−(ア
セトキシイミノ)−17−ヒドロキシ−11−メチル−
19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸
δラクトン(a)、及び(3Z,11β,17α)−3
−(アセトキシイミノ)−17−ヒドロキシ−11−メ
チル−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−オイ
ック酸δラクトン(b)を製造した:前記ラクトン
(2.4g)のピリジン(12ml)溶液に、5.04
gのヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。次いで、反
応混合物を80℃で4時間撹拌した。冷却後、混合物を
150mlの氷水に注入し、30分間撹拌した。得られ
た懸濁液を濾過し、残留物を水で完全に洗浄し、減圧
下、50℃で乾燥した。生成物を、24mlのピリジン
と12mlの無水酢酸との混合物中に取り込んだ。反応
混合物を室温で2時間撹拌し、その後800mlの氷水
に注入した。得られた沈殿物を収集し、減圧下で乾燥し
た。このようにして得られた固体をカラムクロマトグラ
フィーにかけて、0.85gの(3E,11β,17
α)−3−(アセトキシイミノ)−17−ヒドロキシ−
11−メチル−19−ノルコラ−4,20−ジエン−2
4−オイック酸δラクトン(融点194℃;[α]D 20
=+63.6°(c=1、クロロホルム))、及び0.
29gの(3Z,11β,17α)−3−(アセトキシ
イミノ)−17−ヒドロキシ−11−メチル−19−ノ
ルコラ−4,20−ジエン−24−オイック酸δラクト
ン(融点182℃;[α]D 20=+122.3°(c=
1、クロロホルム))を得た。
【0132】実施例26 以下の方法により、(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23Z)−17,24−ジヒドロキシ−11
−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,
23−トリエン−23−カルボン酸δラクトンを製造し
た: i)ジイソプロピルアミン(1.68ml)の乾燥TH
F(24ml)溶液を−30℃に冷却し、7.5mlの
n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴下
添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌し、次
いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(1.64
g)のTHF(20ml)溶液を滴下添加し、撹拌を1
5分間継続した。ギ酸エチル(2.24ml)を添加
し、混合物を2時間かけて0℃に暖めた。塩化アンモニ
ウム飽和水溶液を添加し、生成物を酢酸エチル中に抽出
した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2.09gの(17
α,23Z)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17,24−ジヒドロキシ−11−メチ
レン−19−ノルコラ−5,20,23−トリエン−2
3−カルボン酸δラクトンを得た。これをそれ以上精製
せずに次の工程で使用した。
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23Z)−17,24−ジヒドロキシ−11
−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,20,
23−トリエン−23−カルボン酸δラクトンを製造し
た: i)ジイソプロピルアミン(1.68ml)の乾燥TH
F(24ml)溶液を−30℃に冷却し、7.5mlの
n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴下
添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌し、次
いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(1.64
g)のTHF(20ml)溶液を滴下添加し、撹拌を1
5分間継続した。ギ酸エチル(2.24ml)を添加
し、混合物を2時間かけて0℃に暖めた。塩化アンモニ
ウム飽和水溶液を添加し、生成物を酢酸エチル中に抽出
した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2.09gの(17
α,23Z)−3,3−[1,2−エタンジイルビス
(オキシ)]−17,24−ジヒドロキシ−11−メチ
レン−19−ノルコラ−5,20,23−トリエン−2
3−カルボン酸δラクトンを得た。これをそれ以上精製
せずに次の工程で使用した。
【0133】ii)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従って、前記工程の生成物2.09gを、0.3
9gの(17α,23Z)−17,24−ジヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20,23−トリエン−23−カルボン酸δラクトンに
変換した。融点>105℃(分解)。
手順に従って、前記工程の生成物2.09gを、0.3
9gの(17α,23Z)−17,24−ジヒドロキシ
−11−メチレン−3−オキソ−19−ノルコラ−4,
20,23−トリエン−23−カルボン酸δラクトンに
変換した。融点>105℃(分解)。
【0134】実施例27 以下の方法により、(17α)−3,3−[1,2−エ
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23Xi)−17−ヒドロキシ−11−メチ
レン−3,24−ジオキソ−19,26,27−トリノ
ルコレスタ−4,20−ジエン−23−カルボン酸δラ
クトンを製造した: i)ジイソプロピルアミン(1.26ml)の乾燥TH
F(18ml)溶液を−30℃に冷却し、5.63ml
のn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴
下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌し、
次いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(1.23
g)のTHF(16ml)溶液を滴下添加し、撹拌を1
5分間継続した。塩化アセチル(0.852ml)を添
加し、混合物を2時間かけて0℃に暖めた。塩化アンモ
ニウム飽和水溶液を添加し、生成物を酢酸エチル中に抽
出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2.10gの(1
7α,23Xi)−3,3−[1,2−エタンジイルビ
ス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−
24−オキソ−19,26,27−トリノルコレスタ−
5,20−ジエン−23−カルボン酸δラクトンを得
た。これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
タンジイルビス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−19−ノルコラ−5,20−ジエン−24
−オイック酸δラクトン(実施例4、工程v)から、
(17α,23Xi)−17−ヒドロキシ−11−メチ
レン−3,24−ジオキソ−19,26,27−トリノ
ルコレスタ−4,20−ジエン−23−カルボン酸δラ
クトンを製造した: i)ジイソプロピルアミン(1.26ml)の乾燥TH
F(18ml)溶液を−30℃に冷却し、5.63ml
のn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1.6N)を滴
下添加した。この混合物を−10℃で10分間撹拌し、
次いで−78℃に冷却した。前記ステロイド(1.23
g)のTHF(16ml)溶液を滴下添加し、撹拌を1
5分間継続した。塩化アセチル(0.852ml)を添
加し、混合物を2時間かけて0℃に暖めた。塩化アンモ
ニウム飽和水溶液を添加し、生成物を酢酸エチル中に抽
出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2.10gの(1
7α,23Xi)−3,3−[1,2−エタンジイルビ
ス(オキシ)]−17−ヒドロキシ−11−メチレン−
24−オキソ−19,26,27−トリノルコレスタ−
5,20−ジエン−23−カルボン酸δラクトンを得
た。これをそれ以上精製せずに次の工程で使用した。
【0135】ii)実施例1の工程iiの手順と同様の
手順に従って、前記工程の生成物2.10gを、0.3
3gの(17α,23Xi)−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−3,24−ジオキソ−19,26,27−
トリノルコレスタ−4,20−ジエン−23−カルボン
酸δラクトンに変換した。融点190℃。
手順に従って、前記工程の生成物2.10gを、0.3
3gの(17α,23Xi)−17−ヒドロキシ−11
−メチレン−3,24−ジオキソ−19,26,27−
トリノルコレスタ−4,20−ジエン−23−カルボン
酸δラクトンに変換した。融点190℃。
【0136】実施例28 実施例1に記載の方法で、(11β)−11−メチルエ
ストル−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2
−エタンジイルアセタール)及び2−ブロモ−6−トリ
メチルシリルオキシ−1−ヘキセンから、(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−11−メチル−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−カルボン
酸εラクトンを製造した。融点230.1℃。
ストル−5−エン−3,17−ジオン環状3−(1,2
−エタンジイルアセタール)及び2−ブロモ−6−トリ
メチルシリルオキシ−1−ヘキセンから、(11β,1
7α)−17−ヒドロキシ−11−メチル−3−オキソ
−19−ノルコラ−4,20−ジエン−24−カルボン
酸εラクトンを製造した。融点230.1℃。
【0137】実施例29 本発明の化合物のレセプター結合親和性 本発明の化合物のプロゲステロン親和性を、ヒト乳腫瘍
細胞(MCF−7細胞)内に存在する細胞質プロゲステ
ロンレセプターについて測定し(インキュベーション時
間16時間、温度4℃)、(E.W.Bergink
等,J.Steroid Biochem.,19巻,
1563−1570(1983)に記載の手順により得
られる)(16α)−16−エチル−21−ヒドロキシ
−19−ノルプレグン−4−エン−3,20−ジオンの
親和性と比較した。
細胞(MCF−7細胞)内に存在する細胞質プロゲステ
ロンレセプターについて測定し(インキュベーション時
間16時間、温度4℃)、(E.W.Bergink
等,J.Steroid Biochem.,19巻,
1563−1570(1983)に記載の手順により得
られる)(16α)−16−エチル−21−ヒドロキシ
−19−ノルプレグン−4−エン−3,20−ジオンの
親和性と比較した。
【0138】本発明の化合物の糖質コルチコイド親和性
を、インタクトヒト多発性骨髄腫細胞(IM−9細胞)
内に存在する糖質コルチコイドレセプターについて測定
し(インキュベーション時間1時間、温度37℃)、
(H.J.Kloosterboer等,J.Ster
oid Biochem.,31巻,567−571
(1988)に記載の手順により得られる)デキサメサ
ゾンの親和性と比較した。
を、インタクトヒト多発性骨髄腫細胞(IM−9細胞)
内に存在する糖質コルチコイドレセプターについて測定
し(インキュベーション時間1時間、温度37℃)、
(H.J.Kloosterboer等,J.Ster
oid Biochem.,31巻,567−571
(1988)に記載の手順により得られる)デキサメサ
ゾンの親和性と比較した。
【0139】本発明の化合物とプロゲステロンレセプタ
ー(PR)及び糖質コルチコイドレセプター(GR)と
のレセプター結合親和性、並びにその比率(PR/G
R)を表Iに示す。
ー(PR)及び糖質コルチコイドレセプター(GR)と
のレセプター結合親和性、並びにその比率(PR/G
R)を表Iに示す。
【0140】
【表1】
【0141】
【表2】
【0142】本発明の化合物をヨーロッパ特許出願公開
第558,416号(15ページ)の従来技術の化合物
と比較した。
第558,416号(15ページ)の従来技術の化合物
と比較した。
【0143】
【表3】
【0144】*ヨーロッパ特許出願公開第558,41
6号の15ページのPR及びGRデータ、0℃でインキ
ュベーション時間は24時間)。
6号の15ページのPR及びGRデータ、0℃でインキ
ュベーション時間は24時間)。
【0145】
【発明の効果】結論 :本発明の化合物は、従来技術の化合物よりもPR
/GR比が遥かに高く、比率は通常、PR/GR比が1
未満の従来技術の化合物とは対照的に1よりも大きい。
このことは、従来技術の化合物が、プロゲステロンレセ
プターよりも糖質コルチコイドレセプターに対して比較
的高いレセプター結合親和性を示すのに対し、本発明の
化合物は、プロゲステロンレセプターに対しては比較的
好ましい親和性を示し、好ましくない糖質コルチコイド
レセプターに対しては比較的低い親和性を示すことを意
味している。プロゲステロンレセプターとの親和性が比
較的低い化合物は適切なプロドラッグとなり得る。
/GR比が遥かに高く、比率は通常、PR/GR比が1
未満の従来技術の化合物とは対照的に1よりも大きい。
このことは、従来技術の化合物が、プロゲステロンレセ
プターよりも糖質コルチコイドレセプターに対して比較
的高いレセプター結合親和性を示すのに対し、本発明の
化合物は、プロゲステロンレセプターに対しては比較的
好ましい親和性を示し、好ましくない糖質コルチコイド
レセプターに対しては比較的低い親和性を示すことを意
味している。プロゲステロンレセプターとの親和性が比
較的低い化合物は適切なプロドラッグとなり得る。
Claims (10)
- 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、R1はO、(H,H)、(H,OR)又はNO
Rであり、RはH、(1−6C)アルキル及び(1−6
C)アシルの中から選択され;R2はH、任意にハロゲ
ンで置換された(1−6C)アルキル、任意にハロゲン
で置換された(2−6C)アルケニル、任意にハロゲン
で置換された(2−6C)アルキニル又はハロゲンであ
り;R2’はHであるか、R2’とR2が一緒になって
(1−6C)アルキリデン基もしくは(2−6C)アル
ケニリデン基となるか、又はR2’とR3が一緒になって
結合となり;R3はR2’と一緒になって結合となる場合
を除いてHであり;R4は(1−6C)アルキルであ
り;R5及びR6の一方は水素、他方は水素又は(1−6
C)アルキルであり;Xは(CH2)n又は(C
nH2n-2)(式中、nは2又は3である)であり、これ
は任意にヒドロキシ、ハロゲン、(1−6C)アルキ
ル、(1−6C)アシル、(7−9C)フェニルアルキ
ルで置換され、このフェニル基は、(1−6C)アルキ
ル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキシ又はハロゲン
で置換されてもよく;YはO又は(H,OH)であり;
破線は任意の結合を示し、4−5結合、5−10結合及
び9−10結合の少なくとも1つは二重結合である]で
表される、17−スピロメチレンラクトン基を有するス
テロイド。 - 【請求項2】 R1がOであり、R4がメチルであり、Y
がOであり、nが2である請求項1に記載のステロイ
ド。 - 【請求項3】 R1がOであり、R2が(1−6C)アル
キル又は(2−6C)アルキニルであり、R2’及びR3
がHであり、R4がメチルであり、R5及びR6が水素で
あり、Xが(CH2)2であり、YがOであり、D環の破
線が結合ではなく、他の破線が4−5結合である請求項
2に記載のステロイド。 - 【請求項4】 式:(11β,17α)−11−エチル
−17−ヒドロキシ−3−オキソ−19−ノルコラ−
4,20−ジエン−24−オイック酸δ−ラクトン又は
(11β,17α)−17−ヒドロキシ−3−オキソ−
11−(1−プロピニル)−19−ノルコラ−4,20
−ジエン−24−オイック酸δ−ラクトンで表される請
求項1に記載のステロイド。 - 【請求項5】 式III: 【化2】 (式中、R1’はO、(H,H)又は(H,OR)であ
り、RはH、(1−6C)アルキル及び(1−6C)ア
シル、又はこれらの保護された誘導体の中から選択さ
れ;R2はH、任意にハロゲンで置換された(1−6
C)アルキル、任意にハロゲンで置換された(2−6
C)アルケニル、任意にハロゲンで置換された(2−6
C)アルキニル又はハロゲンであり;R2’はHである
か、R2’とR2が一緒になって(1−6C)アルキリデ
ン基もしくは(2−6C)アルケニリデン基となるか、
又はR2’とR3が一緒になって結合となり;R3はR2’
と一緒になって結合となる場合を除いてHであり;R4
は(1−6C)アルキルであり;R5及びR6の一方は水
素、他方は水素又は(1−6C)アルキルであり;各Q
は独立して、H、(1−6C)アルキル及び(7−9
C)フェニルアルキルの中から選択され、このフェニル
基は(1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、
ヒドロキシ又はハロゲンで置換されてもよく;nは2又
は3であり;Lは離脱基であり;破線は任意の結合を示
し、4−5結合、5−6結合、5−10結合及び9−1
0結合の少なくとも1つは二重結合である)で表される
化合物を、塩基触媒作用閉環により17−スピロメチレ
ンラクトン基を有するステロイドに変換し、次いで任意
にアルキル化、フェニルアルキル化、アシル化、ハロゲ
ン化し、次いで任意に脱ハロゲン化水素し及び/又は式
IのYが(H,OH)である化合物に還元し、その後任
意に存在する保護基を除去し、次いで任意に式I(R1
はOである)の化合物を、先に定義したような対応する
化合物(R1はNORである)に変換することを特徴と
する式Iで表される請求項1に記載のステロイドの製造
方法。 - 【請求項6】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
ステロイドと医薬的に許容可能な添加剤とを含んでなる
医薬組成物。 - 【請求項7】 治療で使用するための請求項1から4の
いずれか一項に記載のステロイド。 - 【請求項8】 黄体ホルモン活性を有する医薬品の製造
のための請求項1から4のいずれか一項に記載のステロ
イドの使用。 - 【請求項9】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
ステロイドを哺乳動物に投与する避妊方法。 - 【請求項10】 請求項1から4のいずれか一項に記載
のステロイドを動物に投与する避妊方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL94203117.0 | 1994-10-27 | ||
| EP94203117 | 1994-10-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225590A true JPH08225590A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=8217314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7280432A Pending JPH08225590A (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-27 | 17−スピロメチレンラクトン又はラクトール基を有するステロイド |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0709394B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08225590A (ja) |
| KR (1) | KR100402636B1 (ja) |
| CN (1) | CN1052237C (ja) |
| AT (1) | ATE199015T1 (ja) |
| AU (1) | AU689642B2 (ja) |
| BR (1) | BR9504576A (ja) |
| CA (1) | CA2161490A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ287346B6 (ja) |
| DE (1) | DE69520022T2 (ja) |
| DK (1) | DK0709394T3 (ja) |
| ES (1) | ES2157290T3 (ja) |
| FI (1) | FI113542B (ja) |
| GR (1) | GR3035713T3 (ja) |
| HU (1) | HU221192B1 (ja) |
| IL (1) | IL115659A (ja) |
| NO (1) | NO305252B1 (ja) |
| NZ (1) | NZ280325A (ja) |
| PL (1) | PL187083B1 (ja) |
| PT (1) | PT709394E (ja) |
| RU (1) | RU2168516C2 (ja) |
| SG (1) | SG33569A1 (ja) |
| TR (1) | TR199501327A2 (ja) |
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| US6034074A (en) | 1996-09-13 | 2000-03-07 | New Life Pharmaceuticals Inc. | Prevention of ovarian cancer by administration of a Vitamin D compound |
| US6511970B1 (en) | 1996-09-13 | 2003-01-28 | New Life Pharmaceuticals Inc. | Prevention of ovarian cancer by administration of products that induce transforming growth factor-beta and/or apoptosis in the ovarian epithelium |
| US6765002B2 (en) | 2000-03-21 | 2004-07-20 | Gustavo Rodriguez | Prevention of ovarian cancer by administration of products that induce transforming growth factor-β and/or apoptosis in the ovarian epithelium |
| US6028064A (en) | 1996-09-13 | 2000-02-22 | New Life Pharmaceuticals Inc. | Prevention of ovarian cancer by administration of progestin products |
| DE19651000A1 (de) * | 1996-12-01 | 1998-06-04 | Schering Ag | Oxyiminopregnancarbolactone |
| ATE473759T1 (de) | 1998-05-22 | 2010-07-15 | Univ Leland Stanford Junior | Bifunktionelle moleküle sowie darauf basierende therapien. |
| US6043235A (en) * | 1999-07-21 | 2000-03-28 | Research Triangle Institute | 11β-aryl-17, 17-spirothiolane-substituted steroids |
| US20010044431A1 (en) * | 2000-03-21 | 2001-11-22 | Rodriguez Gustavo C. | Prevention of ovarian cancer by administration of products that induce biologic effects in the ovarian epithelium |
| AU2002322720B2 (en) | 2001-07-25 | 2008-11-13 | Raptor Pharmaceutical Inc. | Compositions and methods for modulating blood-brain barrier transport |
| CN102379684B (zh) | 2005-04-28 | 2014-11-19 | 普罗透斯数字保健公司 | 药物信息系统 |
| US9062126B2 (en) | 2005-09-16 | 2015-06-23 | Raptor Pharmaceuticals Inc. | Compositions comprising receptor-associated protein (RAP) variants specific for CR-containing proteins and uses thereof |
| EP2398500B1 (en) | 2009-02-20 | 2019-03-13 | 2-BBB Medicines B.V. | Glutathione-based drug delivery system |
| ES2942923T3 (es) | 2009-05-06 | 2023-06-07 | Laboratory Skin Care Inc | Composiciones de administración dérmica que comprenden complejos de agente activo-partículas de fosfato de calcio y métodos de uso de las mismas |
| CA3174401A1 (en) * | 2020-04-03 | 2021-10-07 | Daan De Kubber | Method of draining water |
Family Cites Families (8)
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|---|---|---|---|---|
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