JPH08225726A - 難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物 - Google Patents
難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物Info
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- JPH08225726A JPH08225726A JP5666695A JP5666695A JPH08225726A JP H08225726 A JPH08225726 A JP H08225726A JP 5666695 A JP5666695 A JP 5666695A JP 5666695 A JP5666695 A JP 5666695A JP H08225726 A JPH08225726 A JP H08225726A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)ポリエチレンテレフタレート系熱可塑
性ポリエステル100重量部に対し、(B)特定の骨格
を有し、ハロゲン化率が10重量%以上で、かつ軟化点
が85℃以上195℃以下である特定のハロゲン化ビス
フェノールA型エポキシ樹脂1〜50重量部、(C)ア
ンチモン化合物0.1〜20重量部、(D)カルボジイ
ミド化合物0.05〜20重量部、(E)珪酸塩化合物
及び珪酸からなる群から選ばれる少なくとも1種の無機
化合物0.1〜60重量部、(F)強化充填剤0〜15
0重量部を配合してなる。 【効果】 難燃性、成形流動性、機械的強度が良好で、
難燃剤のブリードが抑えられ、成形品にしたとき外観に
優れ、更に離型にも優れるとともに成形のハイサイクル
化も可能な難燃性ポリエチレンテレフタレート系組成物
を提供できる。
性ポリエステル100重量部に対し、(B)特定の骨格
を有し、ハロゲン化率が10重量%以上で、かつ軟化点
が85℃以上195℃以下である特定のハロゲン化ビス
フェノールA型エポキシ樹脂1〜50重量部、(C)ア
ンチモン化合物0.1〜20重量部、(D)カルボジイ
ミド化合物0.05〜20重量部、(E)珪酸塩化合物
及び珪酸からなる群から選ばれる少なくとも1種の無機
化合物0.1〜60重量部、(F)強化充填剤0〜15
0重量部を配合してなる。 【効果】 難燃性、成形流動性、機械的強度が良好で、
難燃剤のブリードが抑えられ、成形品にしたとき外観に
優れ、更に離型にも優れるとともに成形のハイサイクル
化も可能な難燃性ポリエチレンテレフタレート系組成物
を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性ポリエチレンテ
レフタレート系樹脂組成物に関し、更に詳しくは、引張
強度などの機械的強度、成形流動性に優れ、難燃剤のブ
リードが抑えられ、成形体としたとき外観に優れると共
に、更に、射出成形などで成形する際の離型性にも優
れ、成形のハイサイクル化が可能な難燃性ポリエステル
系樹脂組成物に関する。
レフタレート系樹脂組成物に関し、更に詳しくは、引張
強度などの機械的強度、成形流動性に優れ、難燃剤のブ
リードが抑えられ、成形体としたとき外観に優れると共
に、更に、射出成形などで成形する際の離型性にも優
れ、成形のハイサイクル化が可能な難燃性ポリエステル
系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートは、機械的
特性、電気的特性などに優れるため、従来から繊維、フ
ィルム、成形用材料などとして広く用いられている。特
にガラス繊維をはじめとする繊維強化材を配合すること
により機械的強度、熱的特性が大幅に向上するため、こ
うして得られる強化組成物は、いわゆる機能部品用素材
として好適である。
特性、電気的特性などに優れるため、従来から繊維、フ
ィルム、成形用材料などとして広く用いられている。特
にガラス繊維をはじめとする繊維強化材を配合すること
により機械的強度、熱的特性が大幅に向上するため、こ
うして得られる強化組成物は、いわゆる機能部品用素材
として好適である。
【0003】近年、とりわけ電気あるいは電子部品分野
で、火災に対する安全性の要求が高まり、樹脂の難燃化
が行われ、例えば有機ハロゲン化合物あるいは高分子ハ
ロゲン化合物などが添加されている。熱可塑性ポリエス
テルの難燃化については、例えば特開昭50−3525
7、特開昭62−15256にはハロゲン化ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂を添加する方法、特開昭59−1
49954には高分子量のハロゲン化ビスフェノールA
型フェノキシ樹脂を添加する方法、特開昭50−923
46にはハロゲン化ポリスチレン樹脂を添加する方法な
どが提案されている。このような難燃性材料が利用され
る電気あるいは電子部品は、一般に、比較的薄肉の部分
から厚肉の部分が混在しており、樹脂組成物に対して
は、薄肉部でも良好な成形品を得るための成形流動性を
有し、更に厚肉部でも良好な離型性を持つ材料が必要で
ある。また、生産性向上のための成形ハイサイクル化の
要求に対しても良好な離型性は求められる。更に、人目
にふれる部分では、成形体としたときの外観も良好な材
料が求められる。
で、火災に対する安全性の要求が高まり、樹脂の難燃化
が行われ、例えば有機ハロゲン化合物あるいは高分子ハ
ロゲン化合物などが添加されている。熱可塑性ポリエス
テルの難燃化については、例えば特開昭50−3525
7、特開昭62−15256にはハロゲン化ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂を添加する方法、特開昭59−1
49954には高分子量のハロゲン化ビスフェノールA
型フェノキシ樹脂を添加する方法、特開昭50−923
46にはハロゲン化ポリスチレン樹脂を添加する方法な
どが提案されている。このような難燃性材料が利用され
る電気あるいは電子部品は、一般に、比較的薄肉の部分
から厚肉の部分が混在しており、樹脂組成物に対して
は、薄肉部でも良好な成形品を得るための成形流動性を
有し、更に厚肉部でも良好な離型性を持つ材料が必要で
ある。また、生産性向上のための成形ハイサイクル化の
要求に対しても良好な離型性は求められる。更に、人目
にふれる部分では、成形体としたときの外観も良好な材
料が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、難燃剤
としてハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂を用
いた場合、該難燃剤は低分子量であるため、成形体表面
にブリード物が発生し、成形体の外観が悪くなり、これ
は使用期間中においても進行して、ブリード物により表
面特性や外観が悪化していくといった問題がある。更
に、例えばポリエチレンテレフタレートやポリテトラメ
チレンテレフタレートなどの熱可塑性ポリエステルの成
形加工温度は一般に220〜290℃と比較的高温であ
るため、該難燃剤のエポキシ基の反応が起こって溶融粘
度が上昇し、成形時の流動性が低下する問題もある。こ
れに対して、高分子のハロゲン化ビスフェノールA型フ
ェノキシ樹脂あるいはハロゲン化ポリスチレン樹脂を添
加した場合、ブリードの問題は改善されるが、これらの
難燃剤は高分子量であることから、流動性が悪いため
に、樹脂への分散性も悪く、かえって機械的特性の低下
や成形体の外観が悪くなるなどの問題がある。このよう
な問題を解決するため、特開昭61−261346には
高分子量ハロゲン化フェノキシ樹脂と多官能エポキシ化
合物を添加する方法、特開昭57−55957にはハロ
ゲン化ポリスチレン樹脂と特定の多官能エポキシ化合物
を添加する方法などが提案されているが、このような方
法では加熱溶融時に多官能エポキシ化合物が反応して溶
融粘度の上昇が起こり、流動性の低下や、ゲル化が起こ
るため良好な成形体が得られないなどの問題が新たに生
じる。
としてハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂を用
いた場合、該難燃剤は低分子量であるため、成形体表面
にブリード物が発生し、成形体の外観が悪くなり、これ
は使用期間中においても進行して、ブリード物により表
面特性や外観が悪化していくといった問題がある。更
に、例えばポリエチレンテレフタレートやポリテトラメ
チレンテレフタレートなどの熱可塑性ポリエステルの成
形加工温度は一般に220〜290℃と比較的高温であ
るため、該難燃剤のエポキシ基の反応が起こって溶融粘
度が上昇し、成形時の流動性が低下する問題もある。こ
れに対して、高分子のハロゲン化ビスフェノールA型フ
ェノキシ樹脂あるいはハロゲン化ポリスチレン樹脂を添
加した場合、ブリードの問題は改善されるが、これらの
難燃剤は高分子量であることから、流動性が悪いため
に、樹脂への分散性も悪く、かえって機械的特性の低下
や成形体の外観が悪くなるなどの問題がある。このよう
な問題を解決するため、特開昭61−261346には
高分子量ハロゲン化フェノキシ樹脂と多官能エポキシ化
合物を添加する方法、特開昭57−55957にはハロ
ゲン化ポリスチレン樹脂と特定の多官能エポキシ化合物
を添加する方法などが提案されているが、このような方
法では加熱溶融時に多官能エポキシ化合物が反応して溶
融粘度の上昇が起こり、流動性の低下や、ゲル化が起こ
るため良好な成形体が得られないなどの問題が新たに生
じる。
【0005】これらに対して本発明者らは、鋭意検討の
結果、特定のハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂にアンチモン化合物及びカルボジイミド化合物を併用
添加することで上記問題が解決することを見い出した。
しかしながら、このようなにして得られた難燃性ポリエ
チレンテレフタレート系樹脂組成物は、射出成形などで
成形体を成形する際、特に厚肉部での離型性が不充分で
あり、これによって成形のハイサイクル化の要求に対し
ては不充分であることが判明した。
結果、特定のハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂にアンチモン化合物及びカルボジイミド化合物を併用
添加することで上記問題が解決することを見い出した。
しかしながら、このようなにして得られた難燃性ポリエ
チレンテレフタレート系樹脂組成物は、射出成形などで
成形体を成形する際、特に厚肉部での離型性が不充分で
あり、これによって成形のハイサイクル化の要求に対し
ては不充分であることが判明した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決すべく、さらに鋭意検討を行った結果、特定
のハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂と共に、
アンチモン化合物とカルボジイミド化合物を併用添加
し、更に珪酸塩化合物及び珪酸からなる群から選ばれる
無機化合物を用いることにより、機械的強度、成形流動
性が優れ、難燃剤のブリードが抑えられ表面特性や外観
が良好であると共に、射出成形などで成形する際の離型
性が良好で、成形のハイサイクル化が可能な難燃性ポリ
エチレンテレフタレート系樹脂組成物が得られることを
見い出し、本発明に到った。
題点を解決すべく、さらに鋭意検討を行った結果、特定
のハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂と共に、
アンチモン化合物とカルボジイミド化合物を併用添加
し、更に珪酸塩化合物及び珪酸からなる群から選ばれる
無機化合物を用いることにより、機械的強度、成形流動
性が優れ、難燃剤のブリードが抑えられ表面特性や外観
が良好であると共に、射出成形などで成形する際の離型
性が良好で、成形のハイサイクル化が可能な難燃性ポリ
エチレンテレフタレート系樹脂組成物が得られることを
見い出し、本発明に到った。
【0007】即ち本発明は、(A)エチレンテレフタレ
ート単位を主たる構成成分とするポリエチレンテレフタ
レート系熱可塑性ポリエステル100重量部に対し、
(B)下記一般式(I)
ート単位を主たる構成成分とするポリエチレンテレフタ
レート系熱可塑性ポリエステル100重量部に対し、
(B)下記一般式(I)
【0008】
【化1】
【0009】(式中、Xは水素原子、塩素原子又は臭素
原子を、nは平均重合度で12未満である)で示される
骨格を有し、ハロゲン化率が10重量%以上で、かつ軟
化点が85〜195℃であるハロゲン化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂1〜50重量部、(C)アンチモン化
合物0.1〜20重量部、(D)カルボジイミド化合物
0.05〜20重量部、(E)珪酸塩化合物及び珪酸か
らなる群から選ばれる少なくとも1種の無機化合物0.
1〜60重量部、及び(F)強化充填剤0〜150重量
部を配合してなる難燃性ポリエチレンテレフタレート系
樹脂組成物を内容とするものである。
原子を、nは平均重合度で12未満である)で示される
骨格を有し、ハロゲン化率が10重量%以上で、かつ軟
化点が85〜195℃であるハロゲン化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂1〜50重量部、(C)アンチモン化
合物0.1〜20重量部、(D)カルボジイミド化合物
0.05〜20重量部、(E)珪酸塩化合物及び珪酸か
らなる群から選ばれる少なくとも1種の無機化合物0.
1〜60重量部、及び(F)強化充填剤0〜150重量
部を配合してなる難燃性ポリエチレンテレフタレート系
樹脂組成物を内容とするものである。
【0010】本発明に用いられる(A)ポリエチレンテ
レフタレート系熱可塑性ポリエステルは、酸成分として
テレフタル酸又はそのエステル形成能を有する誘導体を
用い、グリコール成分としてエチレングリコールまたは
そのエステル形成能を有する誘導体を用いて得られるエ
チレンテレフタレート単位を主たる構成成分とするポリ
エステル樹脂である。
レフタレート系熱可塑性ポリエステルは、酸成分として
テレフタル酸又はそのエステル形成能を有する誘導体を
用い、グリコール成分としてエチレングリコールまたは
そのエステル形成能を有する誘導体を用いて得られるエ
チレンテレフタレート単位を主たる構成成分とするポリ
エステル樹脂である。
【0011】また、このポリエチレンテレフタレート系
熱可塑性ポリエステルには、難燃性や成形性、離型性、
機械的特性などを損なわない範囲で、共重合可能な成分
が使用できる。該成分としては炭素数8〜22の2価以
上の芳香族カルボン酸、炭素数4〜12の2価以上の脂
肪族カルボン酸、更には炭素数8〜15の2価以上の脂
環式カルボン酸などのカルボン酸類及びこれらのエステ
ル形成性誘導体、炭素数3〜15の脂肪族化合物、炭素
数6〜20の脂環式化合物、炭素数6〜40の芳香族化
合物であって分子内に2個以上の水酸基を有する化合物
類、及びこれらのエステル形成性誘導体などが挙げられ
る。
熱可塑性ポリエステルには、難燃性や成形性、離型性、
機械的特性などを損なわない範囲で、共重合可能な成分
が使用できる。該成分としては炭素数8〜22の2価以
上の芳香族カルボン酸、炭素数4〜12の2価以上の脂
肪族カルボン酸、更には炭素数8〜15の2価以上の脂
環式カルボン酸などのカルボン酸類及びこれらのエステ
ル形成性誘導体、炭素数3〜15の脂肪族化合物、炭素
数6〜20の脂環式化合物、炭素数6〜40の芳香族化
合物であって分子内に2個以上の水酸基を有する化合物
類、及びこれらのエステル形成性誘導体などが挙げられ
る。
【0012】具体的には、カルボン酸類としては、テレ
フタル酸以外に、例えばイソフタル酸、ナフタレンジカ
ルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタンアン
トラセンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボ
ン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4’−
ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、ドデカンジオン酸、マレイン酸、トリメシン酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸、1,3−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、デカヒドロナフタレンジカルボン酸などのカルボン
酸又はそのエステル形成能を有する誘導体が挙げられ、
水酸基含有化合物類としては、エチレングリコールの他
に、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、デカンジオール、ネオペンチルグリコール、
シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオー
ル、2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)
プロパン、ハイドロキノン、グリセリン、ペンタエリス
リトールなどの化合物又はそのエステル形成能を有する
誘導体が挙げられる。また、p−オキシ安息香酸、p−
ヒドロキシエトキシ安息香酸のようなオキシ酸及びこれ
らのエステル形成性誘導体、ε−カプロラクトンのよう
な環状エステル等も使用可能である。更に、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ(エチ
レンオキサイド・プロピレンオキサイド)ブロック及び
/又はランダム共重合体、ビスフェノール(A)のエチ
レンオキシド付加重合体、同プロピレンオキシド付加重
合体、同テトラヒドラフラン付加重合体、ポリテトラメ
チレングリコール等のポリアルキレングリコール単位を
高分子鎖中に一部共重合させたものを用いることもでき
る。これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
フタル酸以外に、例えばイソフタル酸、ナフタレンジカ
ルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタンアン
トラセンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボ
ン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4’−
ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、ドデカンジオン酸、マレイン酸、トリメシン酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸、1,3−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、デカヒドロナフタレンジカルボン酸などのカルボン
酸又はそのエステル形成能を有する誘導体が挙げられ、
水酸基含有化合物類としては、エチレングリコールの他
に、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、デカンジオール、ネオペンチルグリコール、
シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオー
ル、2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)
プロパン、ハイドロキノン、グリセリン、ペンタエリス
リトールなどの化合物又はそのエステル形成能を有する
誘導体が挙げられる。また、p−オキシ安息香酸、p−
ヒドロキシエトキシ安息香酸のようなオキシ酸及びこれ
らのエステル形成性誘導体、ε−カプロラクトンのよう
な環状エステル等も使用可能である。更に、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ(エチ
レンオキサイド・プロピレンオキサイド)ブロック及び
/又はランダム共重合体、ビスフェノール(A)のエチ
レンオキシド付加重合体、同プロピレンオキシド付加重
合体、同テトラヒドラフラン付加重合体、ポリテトラメ
チレングリコール等のポリアルキレングリコール単位を
高分子鎖中に一部共重合させたものを用いることもでき
る。これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
【0013】上記成分の共重合量としては概ね20重量
%以下であり、好ましくは15重量%以下、更に好まし
くは10重量%以下である。
%以下であり、好ましくは15重量%以下、更に好まし
くは10重量%以下である。
【0014】該ポリエチレンテレフタレート系熱可塑性
ポリエステルの固有粘度〔フェノール:1,1,2,2
−テトラクロロエタン=1:1(重量比)混合溶媒を用
い、25℃で測定した〕は0.35以上であり、好まし
くは0.4〜1.20、更に好ましくは0.5〜0.9
5である。0.35未満では難燃性樹脂組成物の機械的
強度が不充分であり、また1.20を超えると成形性の
低下が見られるので好ましくない。該ポリエチレンテレ
フタレート系熱可塑性ポリエステルは単独又は共重合成
分及び/又は固有粘度の異なる2種以上混合して用いら
れる。
ポリエステルの固有粘度〔フェノール:1,1,2,2
−テトラクロロエタン=1:1(重量比)混合溶媒を用
い、25℃で測定した〕は0.35以上であり、好まし
くは0.4〜1.20、更に好ましくは0.5〜0.9
5である。0.35未満では難燃性樹脂組成物の機械的
強度が不充分であり、また1.20を超えると成形性の
低下が見られるので好ましくない。該ポリエチレンテレ
フタレート系熱可塑性ポリエステルは単独又は共重合成
分及び/又は固有粘度の異なる2種以上混合して用いら
れる。
【0015】本発明には難燃性を付与する目的で特定の
(B)ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂が用
いられる。該ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂は、一般式(I)
(B)ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂が用
いられる。該ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂は、一般式(I)
【0016】
【化3】
【0017】(式中、Xは水素原子、塩素原子又は臭素
原子を、nは平均重合度で12未満である)で表され
る。該ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂のハ
ロゲン化率は10重量%以上であり、かつ、JIS K
−7234「エポキシ樹脂の軟化点試験方法(環球
法)」によって測定される軟化点は85〜195℃であ
る。該ハロゲン化率は好ましくは20重量%以上、更に
好ましくは25重量%以上である。ハロゲン化率が10
重量%未満の場合、難燃性が不充分である。該軟化点は
好ましくは95℃以上、更に好ましくは105℃以上で
ある。軟化点が85℃未満の場合、難燃性樹脂組成物の
機械的特性や成形品の表面特性が低下し、一方、195
℃を超えると成形流動性や難燃剤の分散性、更には成形
品の外観が悪くなる。また、一般式(I)中、Xは臭素
原子であることが難燃性の点から好ましい。
原子を、nは平均重合度で12未満である)で表され
る。該ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂のハ
ロゲン化率は10重量%以上であり、かつ、JIS K
−7234「エポキシ樹脂の軟化点試験方法(環球
法)」によって測定される軟化点は85〜195℃であ
る。該ハロゲン化率は好ましくは20重量%以上、更に
好ましくは25重量%以上である。ハロゲン化率が10
重量%未満の場合、難燃性が不充分である。該軟化点は
好ましくは95℃以上、更に好ましくは105℃以上で
ある。軟化点が85℃未満の場合、難燃性樹脂組成物の
機械的特性や成形品の表面特性が低下し、一方、195
℃を超えると成形流動性や難燃剤の分散性、更には成形
品の外観が悪くなる。また、一般式(I)中、Xは臭素
原子であることが難燃性の点から好ましい。
【0018】該ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ
樹脂の使用量は、そのハロゲン化率及び重合度によって
異なるが、上記ポリエチレンテレフタレート系熱可塑性
ポリエステルを難燃化するのに足る量でよく、該熱可塑
性ポリエステル100重量部に対して1〜50重量部、
好ましくは5〜45重量部、更に好ましくは10〜35
重量部である。1重量部未満では難燃性が不充分であ
り、50重量部を超えると難燃性樹脂組成物の成形加工
性の低下や、得られた成形体の外観が悪化する。
樹脂の使用量は、そのハロゲン化率及び重合度によって
異なるが、上記ポリエチレンテレフタレート系熱可塑性
ポリエステルを難燃化するのに足る量でよく、該熱可塑
性ポリエステル100重量部に対して1〜50重量部、
好ましくは5〜45重量部、更に好ましくは10〜35
重量部である。1重量部未満では難燃性が不充分であ
り、50重量部を超えると難燃性樹脂組成物の成形加工
性の低下や、得られた成形体の外観が悪化する。
【0019】本発明の組成物には(C)アンチモン化合
物を添加することにより難燃効果が著しく高められると
共に、カルボジイミド化合物と併用添加することによ
り、流動性の低下やブリードが抑えられる。アンチモン
化合物としては、三酸化アンチモン、四酸化アンチモ
ン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ナトリウム、燐酸
アンチモンなどが挙げられ、三酸化アンチモン及び/又
はアンチモン酸ナトリウムが上記効果の面から特に好ま
しい。
物を添加することにより難燃効果が著しく高められると
共に、カルボジイミド化合物と併用添加することによ
り、流動性の低下やブリードが抑えられる。アンチモン
化合物としては、三酸化アンチモン、四酸化アンチモ
ン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ナトリウム、燐酸
アンチモンなどが挙げられ、三酸化アンチモン及び/又
はアンチモン酸ナトリウムが上記効果の面から特に好ま
しい。
【0020】該アンチモン化合物は単独あるいは2種以
上混合して用いられ、その使用量は、ポリエチレンテレ
フタレート系熱可塑性ポリエステル100重量部に対し
て、0.1〜20重量部、好ましくは1〜15重量部で
ある。0.1重量部未満では難燃性が不充分であり、2
0重量部を超えると該難燃性ポリエチレンテレフタレー
ト系ポリエステル系樹脂組成物の機械的強度が低下す
る。
上混合して用いられ、その使用量は、ポリエチレンテレ
フタレート系熱可塑性ポリエステル100重量部に対し
て、0.1〜20重量部、好ましくは1〜15重量部で
ある。0.1重量部未満では難燃性が不充分であり、2
0重量部を超えると該難燃性ポリエチレンテレフタレー
ト系ポリエステル系樹脂組成物の機械的強度が低下す
る。
【0021】本発明には、更に、(D)カルボジイミド
化合物が添加される。カルボジイミド化合物とは分子内
に少なくともひとつの(−N=C=N−)で表されるカ
ルボジイミド基を有する化合物であり、例えば適当な触
媒の存在下に、有機イソシアネートを加熱し、脱炭酸反
応で製造できる。カルボジイミド化合物の例としては、
ジフェニルカルボジイミド、ジ−シクロヘキシルカルボ
ジイミド、ジ−2,6−ジメチルフェニルカルボジイミ
ド、ジイソプロピルカルボジイミド、ジオクチルデシル
カルボジイミド、ジ−o−トリイルカルボイジミド、N
−トリイル−N’−フェニルカルボジイミド、N−トリ
イル−N’−シクロヘキシルカルボジイミド、ジ−p−
トリイルカルボジイミド、ジ−p−ニトロフェニルカル
ボジイミド、ジ−p−アミノフェニルカルボジイミド、
ジ−p−ヒドロキシフェニルカルボジイミド、ジ−p−
クロルフェニルカルボジイミド、ジ−o−クロルフェニ
ルカルボジイミド、ジ−3,4−ジクロルフェニルカル
ボジイミド、ジ−2,5−ジクロルフェニルカルボジイ
ミド、p−フェニレン−ビス−o−トリイルカルボジイ
ミド、p−フェニレン−ビス−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド、p−フェニレン−ビス−ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド、p−フェニレン−ビス−ジ−p−クロル
フェニルカルボジイミド、ヘキサメチレン−ビス−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、エチレン−ビス−ジフェ
ニルカルボジイミド、エチレン−ビス−ジ−シクロヘキ
シルカルボジイミドなどのモノ又はジカルボジイミド化
合物、ポリ(1,6−ヘキサメチレンカルボジイミ
ド)、ポリ(4,4’−メチレンビスシクロヘキシルカ
ルボジイミド)、ポリ(1,3−シクロヘキシレンカル
ボジイミド)、ポリ(1,4−シクロヘキシレンカルボ
ジイミド)などのポリカルボジイミド、ポリ(4,4’
−ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(3,3’
−ジメチル−4,4’−ジフェニルメタンカルボジイミ
ド)、ポリ(ナフチレンカルボジイミド)、ポリ(p−
フェニレンカルボジイミド)、ポリ(m−フェニレンカ
ルボジイミド)、ポリ(トリルカルボジイミド)、ポリ
(ジイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、ポリ
(メチル−ジイソプロピルフェニレンカルボジイミ
ド)、ポリ(トリエチルフェニレンカルボジイミド)、
ポリ(トリイソプロピルフェニレンカルボジイミド)な
どの芳香族ポリカルボジイミドなどが挙げられ、市販品
としてはバイエル社のスタバクソールI、スタバクソー
ルP(いずれも登録商標)がある。該カルボジイミド化
合物は単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
化合物が添加される。カルボジイミド化合物とは分子内
に少なくともひとつの(−N=C=N−)で表されるカ
ルボジイミド基を有する化合物であり、例えば適当な触
媒の存在下に、有機イソシアネートを加熱し、脱炭酸反
応で製造できる。カルボジイミド化合物の例としては、
ジフェニルカルボジイミド、ジ−シクロヘキシルカルボ
ジイミド、ジ−2,6−ジメチルフェニルカルボジイミ
ド、ジイソプロピルカルボジイミド、ジオクチルデシル
カルボジイミド、ジ−o−トリイルカルボイジミド、N
−トリイル−N’−フェニルカルボジイミド、N−トリ
イル−N’−シクロヘキシルカルボジイミド、ジ−p−
トリイルカルボジイミド、ジ−p−ニトロフェニルカル
ボジイミド、ジ−p−アミノフェニルカルボジイミド、
ジ−p−ヒドロキシフェニルカルボジイミド、ジ−p−
クロルフェニルカルボジイミド、ジ−o−クロルフェニ
ルカルボジイミド、ジ−3,4−ジクロルフェニルカル
ボジイミド、ジ−2,5−ジクロルフェニルカルボジイ
ミド、p−フェニレン−ビス−o−トリイルカルボジイ
ミド、p−フェニレン−ビス−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド、p−フェニレン−ビス−ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド、p−フェニレン−ビス−ジ−p−クロル
フェニルカルボジイミド、ヘキサメチレン−ビス−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、エチレン−ビス−ジフェ
ニルカルボジイミド、エチレン−ビス−ジ−シクロヘキ
シルカルボジイミドなどのモノ又はジカルボジイミド化
合物、ポリ(1,6−ヘキサメチレンカルボジイミ
ド)、ポリ(4,4’−メチレンビスシクロヘキシルカ
ルボジイミド)、ポリ(1,3−シクロヘキシレンカル
ボジイミド)、ポリ(1,4−シクロヘキシレンカルボ
ジイミド)などのポリカルボジイミド、ポリ(4,4’
−ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(3,3’
−ジメチル−4,4’−ジフェニルメタンカルボジイミ
ド)、ポリ(ナフチレンカルボジイミド)、ポリ(p−
フェニレンカルボジイミド)、ポリ(m−フェニレンカ
ルボジイミド)、ポリ(トリルカルボジイミド)、ポリ
(ジイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、ポリ
(メチル−ジイソプロピルフェニレンカルボジイミ
ド)、ポリ(トリエチルフェニレンカルボジイミド)、
ポリ(トリイソプロピルフェニレンカルボジイミド)な
どの芳香族ポリカルボジイミドなどが挙げられ、市販品
としてはバイエル社のスタバクソールI、スタバクソー
ルP(いずれも登録商標)がある。該カルボジイミド化
合物は単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0022】かかるカルボジイミド化合物の使用量は、
熱可塑性ポリエステル100重量部に対して0.05〜
20重量部、好ましくは0.1〜15重量部、更に好ま
しくは、0.4〜10重量部である。使用量が0.05
重量部未満の場合、流動性低下やブリード抑制に対して
効果が小さく、20重量部を超えた場合、難燃性ポリエ
ステル系樹脂組成物の難燃性や機械的強度が低下する。
熱可塑性ポリエステル100重量部に対して0.05〜
20重量部、好ましくは0.1〜15重量部、更に好ま
しくは、0.4〜10重量部である。使用量が0.05
重量部未満の場合、流動性低下やブリード抑制に対して
効果が小さく、20重量部を超えた場合、難燃性ポリエ
ステル系樹脂組成物の難燃性や機械的強度が低下する。
【0023】更に本発明では(E)珪酸塩化合物及び珪
酸からなる群から選ばれる1種以上の無機化合物を用い
ることにより、成形ハイサイクル化の要求に対して充分
満足できる成形流動性、離型性を付与することができ
る。該無機化合物の中で、珪酸塩化合物とは化学組成に
してSiO2 単位を含む粉体状、粒状、針状、板状など
の形状を持つ化合物であって、例えば、珪酸マグネシウ
ム、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、タルク、マイ
カ、ワラストナイト、カオリン、珪藻土、ベントナイ
ト、クレーなどが挙げられる。これらの中で特に好まし
くは、タルク、マイカ、カオリン、ワラストナイトであ
る。
酸からなる群から選ばれる1種以上の無機化合物を用い
ることにより、成形ハイサイクル化の要求に対して充分
満足できる成形流動性、離型性を付与することができ
る。該無機化合物の中で、珪酸塩化合物とは化学組成に
してSiO2 単位を含む粉体状、粒状、針状、板状など
の形状を持つ化合物であって、例えば、珪酸マグネシウ
ム、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、タルク、マイ
カ、ワラストナイト、カオリン、珪藻土、ベントナイ
ト、クレーなどが挙げられる。これらの中で特に好まし
くは、タルク、マイカ、カオリン、ワラストナイトであ
る。
【0024】かかる無機化合物は1種あるいは2種以上
混合して使用でき、その使用量は、ポリエチレンテレフ
タレート系熱可塑性ポリエステル100重量部に対し
て、0.1〜60重量部、好ましくは1〜45重量部、
さらに好ましくは3〜30重量部である。使用量が0.
1重量部未満の場合、成形流動性、離型性に対して効果
が小さくなり、60重量部を超えた場合、難燃性樹脂組
成物の機械的強度が低下する。
混合して使用でき、その使用量は、ポリエチレンテレフ
タレート系熱可塑性ポリエステル100重量部に対し
て、0.1〜60重量部、好ましくは1〜45重量部、
さらに好ましくは3〜30重量部である。使用量が0.
1重量部未満の場合、成形流動性、離型性に対して効果
が小さくなり、60重量部を超えた場合、難燃性樹脂組
成物の機械的強度が低下する。
【0025】本発明の難燃性ポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂組成物は、以上の成分のほかに、更に(F)強
化充填剤を含めた組成物、すなわち強化難燃性ポリエス
テル系組成物も包含するものであり、公知慣用のものが
そのまま使用できる。強化充填剤としては、例えば、ガ
ラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリウム繊維、ガラスビ
ーズ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウムなどが挙げられる。該強化充填剤とし
ては、ガラス繊維、カーボン繊維等の繊維状強化剤が好
ましく、作業性の面から、集束剤にて処理されたチョッ
プドストランドガラス繊維を用いるのが好ましい。ま
た、樹脂と繊維状強化剤との密着性を高めるため、繊維
状強化剤の表面をカップリング剤で処理したものが好ま
しく、バインダーを用いたものであってもよい。
ト系樹脂組成物は、以上の成分のほかに、更に(F)強
化充填剤を含めた組成物、すなわち強化難燃性ポリエス
テル系組成物も包含するものであり、公知慣用のものが
そのまま使用できる。強化充填剤としては、例えば、ガ
ラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリウム繊維、ガラスビ
ーズ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウムなどが挙げられる。該強化充填剤とし
ては、ガラス繊維、カーボン繊維等の繊維状強化剤が好
ましく、作業性の面から、集束剤にて処理されたチョッ
プドストランドガラス繊維を用いるのが好ましい。ま
た、樹脂と繊維状強化剤との密着性を高めるため、繊維
状強化剤の表面をカップリング剤で処理したものが好ま
しく、バインダーを用いたものであってもよい。
【0026】前記カップリング剤としては、例えばγ−
アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化合
物が、またバインダーとしては、例えばエポキシ樹脂、
ウレタン樹脂等が好ましく用いられるが、これらに限定
されるものではない。これらのカップリング剤、バイン
ダーはそれぞれ単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化合
物が、またバインダーとしては、例えばエポキシ樹脂、
ウレタン樹脂等が好ましく用いられるが、これらに限定
されるものではない。これらのカップリング剤、バイン
ダーはそれぞれ単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
【0027】該強化充填剤にガラス繊維を用いる場合、
直径1〜20μm、長さ0.01〜50mm程度が好ま
しい。繊維長が短すぎると強化の効果が充分でなく、逆
に、長すぎると押出加工性、成形加工性や成形品の表面
性などが悪くなるので好ましくない。
直径1〜20μm、長さ0.01〜50mm程度が好ま
しい。繊維長が短すぎると強化の効果が充分でなく、逆
に、長すぎると押出加工性、成形加工性や成形品の表面
性などが悪くなるので好ましくない。
【0028】該強化充填剤は単独又は2種以上組み合わ
せて使用できる。かかる強化充填剤の使用量はポリエチ
レンテレフタレート系熱可塑性ポリエステル100重量
部に対して150重量部までであり、好ましくは120
重量部までであり、更に好ましくは2〜100重量部で
ある。強化充填剤の使用量が150重量部を超えると押
出加工性、成形加工性が低下する。
せて使用できる。かかる強化充填剤の使用量はポリエチ
レンテレフタレート系熱可塑性ポリエステル100重量
部に対して150重量部までであり、好ましくは120
重量部までであり、更に好ましくは2〜100重量部で
ある。強化充填剤の使用量が150重量部を超えると押
出加工性、成形加工性が低下する。
【0029】本発明の難燃性ポリエステル系樹脂組成物
には更に必要に応じて、酸化防止剤などの熱安定剤を使
用することができる。該安定剤としては、ペンタエリス
リチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデ
シル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン、n−オクタデシル−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、N,N’−ビス−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオニルヘキサメチレンジアミン、トリス−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レートなどのフェノール系抗酸化剤、トリス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ジステアリル
ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリ
トール−ジ−ホスファイトなどの燐系酸化防止剤、ジス
テアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエ
リスリトール−テトラキス−(β−ラウリル−チオプロ
ピオネート)などのチオエーテル系酸化防止剤などが挙
げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いら
れる。
には更に必要に応じて、酸化防止剤などの熱安定剤を使
用することができる。該安定剤としては、ペンタエリス
リチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデ
シル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン、n−オクタデシル−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、N,N’−ビス−3−(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオニルヘキサメチレンジアミン、トリス−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レートなどのフェノール系抗酸化剤、トリス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ジステアリル
ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリ
トール−ジ−ホスファイトなどの燐系酸化防止剤、ジス
テアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエ
リスリトール−テトラキス−(β−ラウリル−チオプロ
ピオネート)などのチオエーテル系酸化防止剤などが挙
げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いら
れる。
【0030】本発明の難燃性ポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂組成物には、更に紫外線吸収剤、光安定剤、滑
剤、離型剤、可塑剤、核剤、結晶化促進剤、顔料、染
料、帯電防止剤、分散剤、相溶化剤、抗菌剤などの添加
剤を単独又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。更に、他の難燃剤、難燃助剤を併用してもよい。
ト系樹脂組成物には、更に紫外線吸収剤、光安定剤、滑
剤、離型剤、可塑剤、核剤、結晶化促進剤、顔料、染
料、帯電防止剤、分散剤、相溶化剤、抗菌剤などの添加
剤を単独又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。更に、他の難燃剤、難燃助剤を併用してもよい。
【0031】本発明の難燃性ポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂組成物には、難燃性、機械的特性、成形性など
の特性を損なわない範囲で、更に他の任意の熱可塑性あ
るいは熱硬化性の樹脂、例えばポリエチレンテレフタレ
ート系樹脂以外の飽和あるいは不飽和のポリエステル系
樹脂、液晶ポリエステル系樹脂、ポリエステルエステル
エラストマー系樹脂、ポリエステルエーテルエラストマ
ー系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、ゴム質重合体強化スチレン系
樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリサルホ
ン系樹脂、ポリアリレート系樹脂等を単独あるいは2種
以上組み合わせて添加してもよい。
ト系樹脂組成物には、難燃性、機械的特性、成形性など
の特性を損なわない範囲で、更に他の任意の熱可塑性あ
るいは熱硬化性の樹脂、例えばポリエチレンテレフタレ
ート系樹脂以外の飽和あるいは不飽和のポリエステル系
樹脂、液晶ポリエステル系樹脂、ポリエステルエステル
エラストマー系樹脂、ポリエステルエーテルエラストマ
ー系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、ゴム質重合体強化スチレン系
樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリサルホ
ン系樹脂、ポリアリレート系樹脂等を単独あるいは2種
以上組み合わせて添加してもよい。
【0032】本発明の難燃性ポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂組成物の製造方法は特に限定されるものではな
い。例えば上記に挙げられた成分を予め均一に混合した
後、単軸あるいは多軸の押出機に供給し、200〜30
0℃で溶融混合され、続いて冷却してペレットとして製
造される。
ト系樹脂組成物の製造方法は特に限定されるものではな
い。例えば上記に挙げられた成分を予め均一に混合した
後、単軸あるいは多軸の押出機に供給し、200〜30
0℃で溶融混合され、続いて冷却してペレットとして製
造される。
【0033】本発明で製造された難燃性ポリエチレンテ
レフタレート系樹脂組成物の成形加工法は特に限定され
るものではなく、熱可塑性樹脂について一般に用いられ
ている成形法、すなわち射出成形、中空成形、押出成
形、シート成形、ロール成形、プレス成形、積層成形、
溶融キャスト法によるフィルム成形、紡糸等の各種成形
方法が適用できる。
レフタレート系樹脂組成物の成形加工法は特に限定され
るものではなく、熱可塑性樹脂について一般に用いられ
ている成形法、すなわち射出成形、中空成形、押出成
形、シート成形、ロール成形、プレス成形、積層成形、
溶融キャスト法によるフィルム成形、紡糸等の各種成形
方法が適用できる。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳しく説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下の記載において、特に断らない限り、「部」は
重量部を、「%」は重量%を意味する。尚、樹脂組成物
の評価は下記の方法で行った。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下の記載において、特に断らない限り、「部」は
重量部を、「%」は重量%を意味する。尚、樹脂組成物
の評価は下記の方法で行った。
【0035】評価方法 得られたペレット状の樹脂組成物を用い、JIS K−
7210に準じて、キャビティー設定温度280℃、予
熱時間5分にてB法フローを測定し、流動性を評価し
た。
7210に準じて、キャビティー設定温度280℃、予
熱時間5分にてB法フローを測定し、流動性を評価し
た。
【0036】得られた樹脂組成物を140℃にて4時間
以上乾燥した後、50t射出成形機を用いてシリンダー
温度270℃、金型温度120℃にて射出成形を行い、
厚み1/16インチ(幅12mm、長さ127mm)バ
ー、ASTM1号ダンベル試験片を得て、以下の評価を
行った。 難燃性:1/16インチバーを用いて、UL94に記載
された垂直燃焼試験法に従い難燃性を評価した。 引張強度:ダンベルをASTM D−638に従い引張
試験を行い、最大強度を求めた。 成形体の外観:ダンベル表面を目視にて観察して、次の
基準にて判定評価した。 ○:良好 △:若干光沢悪く若干べたつきあり、あるいは、一部光
沢悪く一部べたつきあり ×:光沢悪い、あるいは、べたつきあり
以上乾燥した後、50t射出成形機を用いてシリンダー
温度270℃、金型温度120℃にて射出成形を行い、
厚み1/16インチ(幅12mm、長さ127mm)バ
ー、ASTM1号ダンベル試験片を得て、以下の評価を
行った。 難燃性:1/16インチバーを用いて、UL94に記載
された垂直燃焼試験法に従い難燃性を評価した。 引張強度:ダンベルをASTM D−638に従い引張
試験を行い、最大強度を求めた。 成形体の外観:ダンベル表面を目視にて観察して、次の
基準にて判定評価した。 ○:良好 △:若干光沢悪く若干べたつきあり、あるいは、一部光
沢悪く一部べたつきあり ×:光沢悪い、あるいは、べたつきあり
【0037】離型性:得られた樹脂組成物を140℃に
て4時間以上乾燥した後、50t射出成形機を用いてシ
リンダー温度300℃、金型温度140℃にて厚み1/
4インチ(幅12mm、長さ127mm)のバーを射出
成形したとき、突き出しピンによる窪み、変形などがな
く良好な成形体が得られる最短の冷却時間「限界冷却時
間」を調べ、離型性を評価した。
て4時間以上乾燥した後、50t射出成形機を用いてシ
リンダー温度300℃、金型温度140℃にて厚み1/
4インチ(幅12mm、長さ127mm)のバーを射出
成形したとき、突き出しピンによる窪み、変形などがな
く良好な成形体が得られる最短の冷却時間「限界冷却時
間」を調べ、離型性を評価した。
【0038】実施例1 ポリエチレンテレフタレート(固有粘度0.6:鐘紡株
式会社製)100重量部に対して、軟化点〔JIS K
−7234「エポキシ樹脂の軟化点試験方法(環球
法)」〕が130℃であるテトラブロモビスフェノール
A型エポキシ樹脂(1)(平均重合度約2〜4、臭素化
率約50%)を20部、アンチモン酸ナトリウム(サン
エポックNA−1070L:日産化学株式会社製商品
名)を5部、芳香族ポリカルボジイミド(スタバクソー
ルP:バイエル株式会社製商品名)を3部、SiO2 を
約63%含有するタルク(ミクロエースK−1:日本タ
ルク株式会社)を3部、フェノール系抗酸化剤(アデカ
スタブAO−60:旭電化株式会社製商品名)を0.3
5部を予めドライブレンドした後、シリンダー温度を2
60℃に設定したベント付き2軸押出機(TEX44:
日本製鋼所株式会社製商品名)ホッパーに供給すると共
に、ガラス繊維(T−195H/PS:日本電気硝子株
式会社製商品名)を50部を途中添加して溶融押し出し
することにより、樹脂組成物を得た。該樹脂組成物の評
価結果を表1に示す。
式会社製)100重量部に対して、軟化点〔JIS K
−7234「エポキシ樹脂の軟化点試験方法(環球
法)」〕が130℃であるテトラブロモビスフェノール
A型エポキシ樹脂(1)(平均重合度約2〜4、臭素化
率約50%)を20部、アンチモン酸ナトリウム(サン
エポックNA−1070L:日産化学株式会社製商品
名)を5部、芳香族ポリカルボジイミド(スタバクソー
ルP:バイエル株式会社製商品名)を3部、SiO2 を
約63%含有するタルク(ミクロエースK−1:日本タ
ルク株式会社)を3部、フェノール系抗酸化剤(アデカ
スタブAO−60:旭電化株式会社製商品名)を0.3
5部を予めドライブレンドした後、シリンダー温度を2
60℃に設定したベント付き2軸押出機(TEX44:
日本製鋼所株式会社製商品名)ホッパーに供給すると共
に、ガラス繊維(T−195H/PS:日本電気硝子株
式会社製商品名)を50部を途中添加して溶融押し出し
することにより、樹脂組成物を得た。該樹脂組成物の評
価結果を表1に示す。
【0039】実施例2 軟化点が130℃であるテトラブロモビスフェノールA
型エポキシ樹脂(1)(平均重合度約2〜4、臭素化率
約50%)を20部を、軟化点が160℃であるテトラ
ブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂(2)(平均重
合度約5〜7、臭素化率約50%)30部に、アンチモ
ン酸ナトリウム5部を三酸化アンチモン(酸化アンチモ
ンC:住友金属鉱山株式会社製商品名)を5部、芳香族
ポリカルボジイミド3部を6部、タルク3部を10部に
変更し、チオエーテル系酸化防止剤(アデカスタブAO
−412S:旭電化株式会社製商品名)0.15部を追
加添加した以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物を
得た。該樹脂組成物の評価結果を表1に示す。
型エポキシ樹脂(1)(平均重合度約2〜4、臭素化率
約50%)を20部を、軟化点が160℃であるテトラ
ブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂(2)(平均重
合度約5〜7、臭素化率約50%)30部に、アンチモ
ン酸ナトリウム5部を三酸化アンチモン(酸化アンチモ
ンC:住友金属鉱山株式会社製商品名)を5部、芳香族
ポリカルボジイミド3部を6部、タルク3部を10部に
変更し、チオエーテル系酸化防止剤(アデカスタブAO
−412S:旭電化株式会社製商品名)0.15部を追
加添加した以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物を
得た。該樹脂組成物の評価結果を表1に示す。
【0040】実施例3〜8 各配合剤を表1に示した量に変更した以外は、実施例1
と同様にして樹脂組成物を得た。ただし、ポリエチレン
テレフタレート(2)は固有粘度が0.85(鐘紡株式
会社製商品名)のもの、また、無機化合物としてタルク
以外にマイカ(A−21S:山口雲母株式会社製商品
名)、ワラストナイト(NYAD325:NYCO社製
商品名)、カオリン(SATINTON No.5:E
NGELHARD社製商品名)、珪酸カルシウム水和物
(試薬)を用いた。さらに、PTEEとはポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂(ポリフロンF104:ダイキン工
業株式会社製商品名)である。該樹脂組成物の評価結果
を表1に示す。
と同様にして樹脂組成物を得た。ただし、ポリエチレン
テレフタレート(2)は固有粘度が0.85(鐘紡株式
会社製商品名)のもの、また、無機化合物としてタルク
以外にマイカ(A−21S:山口雲母株式会社製商品
名)、ワラストナイト(NYAD325:NYCO社製
商品名)、カオリン(SATINTON No.5:E
NGELHARD社製商品名)、珪酸カルシウム水和物
(試薬)を用いた。さらに、PTEEとはポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂(ポリフロンF104:ダイキン工
業株式会社製商品名)である。該樹脂組成物の評価結果
を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】比較例1〜7 表2に示した、ポリエチレンテレフタレート及び配合剤
を用いて実施例1と同様にして樹脂組成物を得た。ただ
し、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂
(3)は軟化点が69℃(平均重合度約0〜1、臭素化
率が48%)のもの、臭素化ビスフェノールA型フェノ
キシ樹脂(4)は軟化点が200℃を超えるもの(平均
重合度が12以上、臭素化率が約50%)である。ま
た、比較無機化合物として炭酸カルシウム(試薬)も用
いた。樹脂組成物の評価結果を表2に示す。
を用いて実施例1と同様にして樹脂組成物を得た。ただ
し、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂
(3)は軟化点が69℃(平均重合度約0〜1、臭素化
率が48%)のもの、臭素化ビスフェノールA型フェノ
キシ樹脂(4)は軟化点が200℃を超えるもの(平均
重合度が12以上、臭素化率が約50%)である。ま
た、比較無機化合物として炭酸カルシウム(試薬)も用
いた。樹脂組成物の評価結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】実施例である表1と比較例である表2を比
較して明らかなように、本発明の組成物はいずれも難燃
性、機械的特性、難燃剤のブリードが抑えられ成形体の
外観が良好であると共に、離型性にも優れることがわか
る。
較して明らかなように、本発明の組成物はいずれも難燃
性、機械的特性、難燃剤のブリードが抑えられ成形体の
外観が良好であると共に、離型性にも優れることがわか
る。
【0045】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明によれば、難燃
性、成形流動性、機械的強度が共に優れ、成形体とした
時の外観も良好であると共に、離型性にも優れ、且つ成
形ハイサイクル化を可能とする難燃性ポリエチレンテレ
フタレート系樹脂組成物を提供できる。
性、成形流動性、機械的強度が共に優れ、成形体とした
時の外観も良好であると共に、離型性にも優れ、且つ成
形ハイサイクル化を可能とする難燃性ポリエチレンテレ
フタレート系樹脂組成物を提供できる。
【化2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 7/14 KKF C08K 7/14 KKF C08L 63/00 NJX C08L 63/00 NJX
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)エチレンテレフタレート単位を主
たる構成成分とするポリエチレンテレフタレート系熱可
塑性ポリエステル100重量部に対し、(B)下記一般
式(I) 【化1】 (式中、Xは水素原子、塩素原子又は臭素原子を、nは
平均重合度で12未満である)で示される骨格を有し、
ハロゲン化率が10重量%以上で、かつ軟化点が85〜
195℃であるハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ
樹脂1〜50重量部、(C)アンチモン化合物0.1〜
20重量部、(D)カルボジイミド化合物0.05〜2
0重量部、(E)珪酸塩化合物及び珪酸からなる群から
選ばれる少なくとも1種の無機化合物0.1〜60重量
部、及び(F)強化充填剤0〜150重量部を配合して
なる難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物。 - 【請求項2】 一般式(I)におけるXが、臭素原子で
ある請求項1記載の難燃性ポリエチレンテレフタレート
系樹脂組成物。 - 【請求項3】 アンチモン化合物が三酸化アンチモン及
び/又はアンチモン酸ナトリウムである請求項1又は2
記載の難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成
物。 - 【請求項4】 無機化合物がタルク、マイカ、カオリン
及びワラストナイトからなる群から選ばれる少なくとも
1種の珪酸塩化合物である請求項1〜3記載の難燃性ポ
リエチレンテレフタレート系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5666695A JPH08225726A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5666695A JPH08225726A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225726A true JPH08225726A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=13033737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5666695A Withdrawn JPH08225726A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 難燃性ポリエチレンテレフタレート系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08225726A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998015596A1 (en) * | 1996-10-08 | 1998-04-16 | Kaneka Corporation | Flame-retardant, antistatic polyester resin composition |
| WO2015064484A1 (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 東レ株式会社 | 炭素繊維強化ポリアリーレンスルフィドの製造方法 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP5666695A patent/JPH08225726A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998015596A1 (en) * | 1996-10-08 | 1998-04-16 | Kaneka Corporation | Flame-retardant, antistatic polyester resin composition |
| CN1108344C (zh) * | 1996-10-08 | 2003-05-14 | 钟渊化学工业株式会社 | 防静电性阻燃聚酯类树脂组合物 |
| WO2015064484A1 (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 東レ株式会社 | 炭素繊維強化ポリアリーレンスルフィドの製造方法 |
| US10017613B2 (en) | 2013-10-29 | 2018-07-10 | Toray Industries, Inc. | Method of producing carbon fiber-reinforced polyarylene sulfide |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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