JPH0822703B2 - シート状物の装填装置 - Google Patents

シート状物の装填装置

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JPH0822703B2 JP18066188A JP18066188A JPH0822703B2 JP H0822703 B2 JPH0822703 B2 JP H0822703B2 JP 18066188 A JP18066188 A JP 18066188A JP 18066188 A JP18066188 A JP 18066188A JP H0822703 B2 JPH0822703 B2 JP H0822703B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、シート状物を内方に凹である曲面上に装填
するシート状物の装填装置に関し、特に詳細には簡単な
機構によりシート状物の装填を行なうことのできるシー
ト状物の装填装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、光走査読取装置、光走査記録装置といった
光走査装置等において、画像の読取りや記録等を行なう
ために種々のシート状物が用いられている。また上記光
ビーム走査読取装置において読取りが行なわれる、画像
情報が記録されうるシート状物としては、特開昭(55−
12144号、同55−12145、同55−12142、同55−12429号、
同55−116340号、同55−163472号、同56−11395号、同5
6−104645号公報等に示される蓄積性蛍光体シートが知
られている。
すなわち、ある種の蛍光体に、X線、α線、β線、γ
線、電子線、紫外線等放射線を照射するとこの放射線の
エネルギーの一部がその蛍光体中に蓄積され、その後そ
の蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積された
エネルギーに応じて蛍光体が蛍光(輝尽発光)を示す。
このような性質を示す蛍光体を蓄積性蛍光体と言い、蓄
積性蛍光体シートとは、上記蓄積性蛍光体からなるシー
ト状の記録体のことであり、一般に支持体とこの支持体
上に積層された蓄積性蛍光体層とからなる。蓄積性蛍光
体層は蓄積性蛍光体を適当な結合剤中に分散させて形成
したものであるが、この蓄積性蛍光体層が自己支持性で
ある場合、それ自体で蓄積性蛍光体シートとなりうる。
一方、上記の光走査装置等においては、種々の目的の
ためにシート状物を円筒面状等の内方に凹である曲面に
沿って保持する必要のある場合がある。例えば特開昭62
−92572号には、円柱状の光学ユニット内に光走査系を
収納し、この光学ユニットを囲んで半円筒形の保持手段
を配して走査シートをこの保持手段の一端から保持手段
の内面に沿って搬入ローラにより搬入して、該保持手段
上に配するようにした光走査装置が開示されている。こ
の光走査装置においては、保持手段上に固定された走査
シートに対して、主走査用光偏向器を備えた光学ユニッ
トが走査光を主走査方向に偏向させつつ回転して副走査
を行なうことにより2次元的な走査を行なうようになっ
ており、このようにすれば、走査シートを搬送して副走
査を行なう場合に比べ装置全体をコンパクトにすること
ができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記のようにシート状物を保持手段上に固
定して走査を行なう装置においてはシート状物は保持手
段の内方に凹んだ曲面に沿って確実に固定される必要が
あるが、シート状物が例えば上述した蓄積性蛍光体シー
トである場合には、この蓄積性蛍光体シートは剛性が比
較的大きいため、曲面から浮き上がってしまう場合があ
る。このため、蓄積性蛍光体シートのような剛性が比較
的大きなシート状物を円筒面等の曲面に、浮き上がるこ
となく確実に装着させることのできるシート状物の装填
装置が求められている。
本発明は上記の要望に基づいてなされたものであり、
簡単な機構によりシート状物を内方に凹である曲面に沿
って確実に保持させることのできるシート状物の装填装
置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のシート状物の装填装置は、 内方に凹である曲面上の所定位置にシート状物を保持
可能なシート保持手段、 該シート保持手段の一端部に設けられ、前記シート状
物を挾持しつつ前記シート保持手段の曲面に沿って前記
所定位置に搬送するシート搬送手段、および、 付勢手段に接続されて前記シート搬送手段により搬送
される前記シート状物の先端が当接する前記曲面上の位
置に突出し、前記シート状物の先端が当接することによ
り前記付勢手段の付勢力に抗して前記曲面上を移動可能
な爪を備えてなることを特徴とするものである。
(作用) 上記装填装置によれば、シート搬送手段により曲面に
沿って搬送されるシート状物は、その先端が上記爪を押
しながら搬送されるので、この爪により搬送方向と逆方
向の押圧力を受ける。このため、剛性が比較的強いシー
ト状物もこの押圧力によって曲面に沿って曲げられ、曲
面に確実に沿った状態で装填、保持されることが可能と
なる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の一実施例によるシート状物の装填装
置を示す斜視図である。
図示の装填装置は、一例として放射線画像情報読取装
置において用いられるものであり、内方に凹である円筒
面1aを有するシート保持手段1の該円筒面1a上に、図中
一点鎖線で示すように蓄積性蛍光体シート2を保持する
ものとなっている。このシート保持手段1は、その下端
部がスクリューロッド3と係合しており、モータ4によ
ってこのスクリューロッド3が回転せしめられることに
より図中実線で示す位置から図中二点鎖線で示す位置ま
での間を2本のガイドレール5に沿って一定速度で矢印
A方向に移動可能となっている。
上記シート保持手段1の上方には第2図に示すような
走査用光学系20が配され、この走査用光学系20により前
記蓄積性蛍光体シート2に蓄積記録された画像情報の読
取りが行なわれる。上記光学系20において、励起光源21
から発せられた励起光21Aは、2枚のミラー22a、22bに
より反射されて光路を変えた後、励起光21Aの波長領域
の光を透過させ、後述する輝尽発光光の波長領域の光を
反射するダイクロイックミラー23に入射する。このダイ
クロイックミラー23を通過した励起光21は、スピナー24
に入射して反射偏向される。このスピナー24は入射する
励起光21Aに対して45度の傾きを有する反射面26aを備え
たミラー26をスピンドルモータ25によって矢印B方向に
連続的に高速回転させるものである。また、ミラー26に
より反射された励起光21Aの光路上には、平行光として
入射した該励起光21Aを蓄積性蛍光体シート2上で所望
のスポットに集束させるレンズ系27が設けられており、
このレンズ系27も上記ミラー26と一体的に回転せしめら
れるようになっている。励起光2Aは上記スピナー24によ
り反射偏向されて蓄積性蛍光体シート2上をくり返し矢
印B′方向に主走査し、前述のようにシート保持手段1
が一定速度で矢印A方向に移動することにより副走査さ
れる蓄積性蛍光体シート2上を2次元的に走査する。
励起光21Aが照射された蓄積性蛍光体シート2の部分
からは、その部分に蓄積記録された放射線画像情報に応
じた輝尽発光光2aが発せられる。この輝尽発光光は、励
起光照射位置から無指向性の光として発し、前記レンズ
系27に入射して平行光となった後、前記スピナー24のミ
ラー26および前記ダイクロイックミラー23により反射さ
れて、光路上に配された光検出器であるフォトマルチプ
ライヤー29に入射する。なお、輝尽発光光2aはフォトマ
ルチプライヤー29に入射するのに先立って、集光用レン
ズ系28を通過して収束せしめられ、効率良くフォトマル
チプライヤー29に入射するようになっている。フォトマ
ルチプライヤー29は入射した輝尽発光光を光電的に読み
取って電気的な読取信号を出力し、この読取信号は、図
示しない画像読取回路において処理された後、CRT、走
査記録装置等の再生装置に入力され、放射線画像が可視
像としてCRTに表示されたりハードコピーとして再生さ
れたりする。
次に第1図とともに第3図を参照して本実施例の装填
装置に対する蓄積性蛍光体シートの着脱について説明す
る。
前記シート保持手段1への蓄積性蛍光体シート2の搬
入は、第1図に実線で示す左端位置に配されたシート保
持手段1に対して行なわれる。シート保持手段1の下端
部には、シート保持手段と一体的に移動可能なシート搬
送手段である、下部ローラ6および3本の上部ローラ7
が設けられており、蓄積性蛍光体シート2はシート保持
手段1の下端部からこの下部ローラ6および上部ローラ
7により前記円筒面1aに沿って搬入される(第3図
(a))。一方、シート保持手段1には、シート搬送手
段によって搬送される蓄積性蛍光体シート2の先端が当
接する円筒面1a上の位置に突出する爪9が設けられてお
り、この爪9は定圧バネ8に接続され、円筒面1aに蓄積
性蛍光体シート2の搬送方向に延びて形成された溝1b内
を上記定圧バネ8を伸長させつつ移動可能となってい
る。前記下部ローラ6および上部ローラ7により円筒面
1aに沿って搬入される蓄積性蛍光体シート2は、第3図
(b)に示すようにその先端が上記爪9に当接するとこ
の爪9を押し上げ、この爪9が定圧バネ8を伸長させる
ことにより受ける付勢力に抗して爪9を徐々に上方に移
動させながら搬送される。蓄積性蛍光体シート2は比較
的剛性の大きいものであり、爪9を設けずにローラ対の
みによって搬送した場合には、第3図(b)に一点鎖線
で示すように円筒面1aから浮き上がってしまうことがあ
るが、本装置においては蓄積性蛍光体シート2は搬送中
に爪9によりその搬送方向と逆方向から押圧力を受ける
ので、円筒面1aに沿って曲げられ、円筒面1aに確実に沿
って搬送される。なお、爪9に接続される定圧バネ8と
しては、蓄積性蛍光体シートの剛性等に応じて、蓄積性
蛍光体シートに適度な押圧力を加えつつ該シートの搬送
を許す強さのものが予め選択されている。
このように爪9を押し上げつつ上部ローラ7および下
部ローラ6により搬送された蓄積性蛍光体シートは、第
3図(b)に実線で示す、その後端が両ローラの挾持か
ら外れた位置で停止し、この停止位置が円筒面1a上にお
ける所定位置となる。蓄積性蛍光体シート2はこの所定
位置において前述のような励起光の照射を受けるが、シ
ート保持手段1には蓄積性蛍光体シート2を円筒面1aに
吸着する吸着手段が設けられており、蓄積性蛍光体シー
ト2は励起光の走査に先立って円筒面1a上に吸着され
る。すなわち、円筒面1aには複数の吸着孔1cが形成され
ており、また円筒面1aの下方には上端を円筒面に沿って
開口し、エアポンプ等の吸収手段(図示せず)を備えた
サクションボックス10が設けられている。このサクショ
ンボックス10は、前述のように蓄積性蛍光体シート2が
所定位置まで搬入されると吸着を開始し、蓄積性蛍光体
シート2を吸着孔1cを介して円筒面1a上に吸着する。サ
クションボックス10による蓄積性蛍光体シートの吸着
は、吸着力のみによって蓄積性蛍光体シートを円筒面1a
上の所定位置に確実に停止させ、また爪9により蓄積性
蛍光体シートが下方に押し戻されることもない強度で行
なわれる。このように蓄積性蛍光体シートの吸着が開始
されると、続いて前記上部ローラ7が第3図(c)に示
すように図示しない移動手段により図中左方向に移動せ
しめられ、蓄積性蛍光体シート2上から退却する。この
ように上部ローラが蓄積性蛍光体シート上から退却すれ
ば、蓄積性蛍光体シート2はその下端縁にも励起光の照
射を受けることができるようになる。
上記のように蓄積性蛍光体シート2が円筒面1aに吸着
され、上部ローラ7の退却が完了すると、シート保持手
段1は第1図矢印A方向に一定速度で移動せしめられ、
前述のように励起光21Aによる読取りが行なわれる。
読取りが終了すると、シート保持手段1は第1図に二
点鎖線で示す右端位置に移動しており、この位置におい
て読取済の蓄積性蛍光体シート2は、シート保持手段1
上から取り出される。すなわち、読取りが終了すると、
前記上部ローラ7は再び下部ローラ6と対向する位置に
戻され、続いてサクションボックス10は吸着を停止す
る。吸着が停止されると蓄積性蛍光体シート2は前記爪
9により下方に押し戻されるのでその下端が上部ローラ
7と下部ローラ6の間に容易に入り込み、これらのロー
ラはシート搬入時とは逆方向に回転することにより蓄積
性蛍光体シート2を円筒面1a上から搬出する。
このように本実施例のシート状物の装填装置によれ
ば、定圧バネに接続された爪を設け、シート保持手段上
に搬入される蓄積性蛍光体シートが爪を押してバネを伸
長させつつ搬送されるようにしたことにより、蓄積性蛍
光体シートの浮き上がりを防止し、爪による押圧力によ
って蓄積性蛍光体シートを円筒面に沿って確実に搬入、
保持することができる。なお、爪に接続される付勢手段
の構造および配置は、爪が蓄積性蛍光体シートの先端に
よって移動せしめられた際にこの蓄積性蛍光体シートを
押し戻す向きに付勢力を加えることのできるものであれ
ば任意のものであってもよく、例えば第4図に示すよう
に、爪19をシート保持手段1の円筒面1a上に沿ってスラ
イド可能なものとし、付勢手段を、この爪19に接続さ
れ、爪の矢印方向の移動に伴なって縮められるバネ18と
してもよい。
また、上記実施例においては、シート保持手段が吸着
手段を備えているので、蓄積性蛍光体シートの保持を一
層確実に行なうことができ、装置に多少の振動が加わっ
ても安定した画像の読取りを行なうことができる他、読
取時に上部ローラをシート上から退却させて蓄積性蛍光
体シートの端縁から読取りを行なうことを可能にすると
いう効果も奏する。なお、蓄積性蛍光体シートがその端
縁については読取りを行なう必要がなく、また蓄積性蛍
光体シートが円筒面上において上部、下部ローラと爪と
により安定して保持されうる場合には吸着手段は必ずし
も設けられなくてもよい。
ところで、上述した各実施例において、爪9(19)は
読取りを行なう間も蓄積性蛍光体シートの端縁を押圧し
ており、また下部ローラ6は蓄積性蛍光体シートと接触
する位置にあるので、蓄積性蛍光体シート2は、読取中
にわずかながら爪や下部ローラにより、円筒面1aから浮
上させられてしまうおそれがある。上述した走査用光学
系20においては、蓄積性蛍光体シート2とレンズ系27の
間の距離が数10ミクロン程度変化しても、輝尽発光光の
集光量が数%変動してしまうという不都合が認められて
おり、蓄積性蛍光体シートを浮上させる可能性のある上
記爪や下部ローラは、読取時には蓄積性蛍光体シートと
接しない位置に退却させることが望ましい。そこで次に
第5図および第6図を参照して、上述したように読取時
に上部ローラ7を蓄積性蛍光体シート上から退却させる
とともに、上記下部ローラと爪を蓄積性蛍光体シートに
接しない位置に移動させる機構を有するシート保持手段
について説明する。
第5図に示すシート保持手段1において、蓄積性蛍光
体シートの先端を押える爪39は、バネ42により矢印C方
向に付勢されるとともに回転軸41Aを中心に回動可能な
爪支持板41の先端に一体的に固定されている。上記爪支
持板41は、第1の連結板43に、該連結板43の長穴43aに
下端部に設けられた係合軸41Bが係合することによって
連結し、第1の連結板43は、ソレノイド45に接続して回
転軸44Aを中心に回動可能な第2の連結板44に連結して
いる。該第2の連結板44は、バネ46により矢印D方向に
付勢されており、上記ソレノイド45は通常上記付勢力に
抗して第2の連結板44を図示の位置に保持している。
蓄積性蛍光体シート2を円筒面1a上に搬入する前に
は、爪39はバネ42の付勢力により、円筒面1a上におい
て、図示の位置より下方に押し下げられている。また下
部ローラ6と上部ローラ7により蓄積性蛍光体シート2
が円筒面1aに沿って搬入されると、蓄積性蛍光体シート
の先端はバネ42の付勢力に抗して爪39を徐々に矢印E方
向に押し上げる。
蓄積性蛍光体シート2が第5図に示すように円筒面1a
上の所定の位置に配されて画像情報の読取りが行なわれ
る際には、上記ソレノイド45は第2の連結板44を図中右
方向に引くのを止め、これにより第2の連結板44はバネ
46により矢印D方向に付勢されて回転軸44Aを中心とし
てストッパ61に当接するまで矢印F方向に回転する。第
2の連結板44の上記回転は、第1の連結板43を介して爪
支持板41に伝えられ、該支持板41を時計回り方向に回転
させる。これにより爪支持板41と一体である爪39も上方
に回動し、蓄積性蛍光体シート2は爪39による上方から
の押圧力を解除される。一方、上記第2の連結板44が矢
印F方向に回動すると上部ローラ7が左方向に移動せし
められて蓄積性蛍光体シート2上から退却するととも
に、下部ローラ6が下方に移動せしめられて蓄積性蛍光
体シート2と接触しない位置をとる。以下、第6図を参
照して上下ローラの移動について説明する。
上記下部ローラ6はその回転軸6Aに取り付けられたギ
ア51が、モータ52により回転せしめられるギア53にベル
ト54を介して連結されることにより、モータから回転力
を伝えられるものであり、上記回転軸6Aは図示しないベ
アリングを介在させて下ローラ支持板55を貫通してい
る。下ローラ支持板55は、第5図に示すバネ59により矢
印I方向に付勢されているとともに回転軸55Aを中心と
して回動可能であり、一端が上記第2の連結板44に軸支
されている第3の連結板56の他端を軸支している。一
方、上部ローラ7は断面がL字型の上部ローラ支持板57
に支持されており、この支持板57には、上記回転軸6Aお
よび下ローラ支持板55から植設されたガイドピン58と係
合する長穴57aが形成されている。また上部ローラ支持
板57は、一端が上記第2の連結板44に軸支されている第
4の連結板60の他端を軸支している。
上述したように第2の連結板44が矢印F方向に回動す
ると、この回転力は第3の連結板56を介して下ローラ支
持板55に伝えられ、この下ローラ支持板55をバネ59の付
勢力により支軸55Aを中心として矢印G方向に回動させ
る。従って下部ローラ6も上記下ローラ支持板55と一体
的に上記方向に移動し、蓄積性蛍光体シートと接触しな
い円筒面1aの下方位置に退却する。また第2の連結板44
の矢印F方向の回転力は上記第4の連結部60を介して上
部ローラ支持板57に伝えられ、この支持板57を矢印H方
向に移動させる。従って上部ローラ7も上部ローラ支持
板57と一体的に上記方向に移動し、蓄積性蛍光体シート
の左方向に退却する。また、蓄積性蛍光体シートに対す
る読取が終了し、蓄積性蛍光体シートを円筒面1aから搬
出する際にはソレノイド45を駆動して第2の連結板44を
時計回り方向に回動させれば、爪39、上部ローラ7、下
部ローラ6の位置を直ちに第5図に示す位置に戻すこと
ができる。
なお、上述したいずれの実施例においても蓄積性蛍光
体シートを円筒面に沿って搬送するシート搬送手段は、
蓄積性蛍光体シートを上下から挾持して搬送することの
できるものであれば必ずしもローラ対である必要はな
く、例えば上部ローラ、下部ローラの一方がエンドレス
ベルト等であってもよい。
さらに以上シート状物が蓄積性蛍光体シートである場
合を例に挙げて説明したが、シート状物は比較的剛性が
強く、爪を押しながら搬送されるのに適した材質のもの
であれば任意のものであってよい。また本発明の装填装
置は、放射線画像情報読取装置以外の走査装置や、シー
ト状物を曲面上に保持する必要のある他の装置内におい
ても用いることのできるものであることは言うまでもな
い。また、シート保持手段の曲面は、その用途によって
は円筒面に限られるものではなく内方に凹んだ曲面であ
ればよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のシート状物の装填装置に
よれば、付勢手段に接続された爪を設け、この爪により
シート状物の先端に押圧力を加えつつ該シート状物を曲
面に沿って搬入することにより、シート状物がその剛性
により曲面から浮きあがってしまうことがなくなり、シ
ート状物を曲面に沿って確実に搬送、保持することがで
きる。従って本発明の装填装置は、シート状物を位置精
度よく固定する必要のある光走査装置等において極めて
好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるシート状物の装填装置
を示す斜視図、 第2図は上記装填装置の上方に配される光学系を示す斜
視図、 第3図(a),(b),(c)は上記装填装置への蓄積
性蛍光体シートの装填を説明するための側断面図、 第4図は本発明の他の実施例における爪と付勢手段を示
す概略図、 第5図は本発明のさらに他の実施例におけるシート保持
手段の概略図、 第6図は第5図に示すシート保持手段の要部の斜視図で
ある。 1……シート保持手段、1a……円筒面 2……蓄積性蛍光体シート、6……下部ローラ 7……上部ローラ、8……定圧バネ 9,19,39……爪 10……サクションボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内方に凹である曲面上の所定位置にシート
    状物を保持可能なシート保持手段、 該シート保持手段の一端部に設けられ、前記シート状物
    を挾持しつつ前記シート保持手段の曲面に沿って前記所
    定位置に搬送するシート搬送手段、および、 付勢手段に接続されて前記シート搬送手段により搬送さ
    れる前記シート状物の先端が当接する前記曲面上の位置
    に突出し、前記シート状物の先端が当接することにより
    前記付勢手段の付勢力に抗して前記曲面上を移動可能な
    爪を備えてなるシート状物の装填装置。
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