JPH08228128A - サンプリング周波数変換装置 - Google Patents

サンプリング周波数変換装置

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JPH08228128A
JPH08228128A JP3196495A JP3196495A JPH08228128A JP H08228128 A JPH08228128 A JP H08228128A JP 3196495 A JP3196495 A JP 3196495A JP 3196495 A JP3196495 A JP 3196495A JP H08228128 A JPH08228128 A JP H08228128A
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JP
Japan
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circuit
clock signal
time
output
sampling
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JP3196495A
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English (en)
Inventor
Fumito Tomaru
史人 都丸
Makoto Onishi
誠 大西
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】PLL回路を必要としない、さらに、入出力の
クロック周波数の同期、非同期にかかわらず、比較的簡
易な構成で信号の劣化の少ない高精度な、時変係数フィ
ルタを使用したサンプリング周波数変換装置を提供す
る。 【構成】入力データクロック発生器6と、スイッチ回路
2と、時変係数フィルタ基準クロック発生器12と、分
周回路11と、カウンタ回路8と、第一のラッチ回路1
0と、時変係数フィルタ回路3と、スイッチ回路4とを
有するサンプリング周波数変換装置において、入力デー
タクロック発生器6からの入力データクロック信号と時
変係数フィルタ基準クロック発生器12からの基準クロ
ック信号とを入力とし、サンプリングクロック信号を出
力する第二のラッチ回路7と、サンプリングクロック信
号を出力する手段からのサンプリングクロック信号と、
カウンタ回路からのカウント値とを入力とし、リセツト
値を出力する第三のラッチ回路9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号処理を
行なう通信機器、放送機器、伝送機器等の広範囲な機器
に使用できる高精度なサンプリング周波数変換装置およ
び該サンプリング周波数変換装置を使用した通信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタルフィルタを使用してデ
ィジタル信号のサンプリング周波数の変換を行なうもの
の1つとして、図2に示す時変係数フィルタを使用した
サンプリング周波数変換装置がある。なお、時変係数フ
ィルタに関する技術については特開平4−332214
号公報に開示されている。図2において、1はデータ入
力端子、6は入力データクロック発生器、2は、入力デ
ータクロック発生器6からのクロック信号により入力デ
ータをサンプリングするスイッチ回路、13は時変係数
フィルタ基準クロック発生器(電圧制御発振器)、14
は、時変係数フィルタ基準クロック発生器13の同期制
御を行ない位相同期ループ回路(PLL回路)を構成す
る位相ループ制御回路、8は、時変係数フィルタ基準ク
ロック発生器13からのクロック信号をカウントするカ
ウンタ回路、11は、時変係数フィルタ基準クロック発
生器13からのクロック信号をN分周するN分周回路、
10はラッチ回路、15は、スイッチ回路2からのサン
プリングされたデータとラッチ回路からのカウンタ値と
を入力とする時変係数フィルタ回路、4は、N分周回路
11からのクロック信号により時変係数フィルタ回路1
5からの出力をサンプリングするスイッチ回路、5はデ
ータ出力端子を示す。
【0003】図2は、入力データクロック発生器6と、
PLL回路の電圧制御発振器である時変係数フィルタ基
準クロック発生器13とを同期させて使用する場合の時
変係数フィルタ回路を使用したサンプリング周波数変換
装置の構成を示している。データ入力端子1から入力さ
れた例えばサンプリングされたディジタルオーディオ信
号のような入力データは、入力データクロック発生器6
で発生しているクロック信号の周期でサンプリング動作
を行なうスイッチ回路2に入力されてサンプリングさ
れ、時変係数フィルタ回路15へ出力し、時変係数フィ
ルタ回路15は入力したサンプリングされたデータで内
部のデータを更新する。
【0004】時変係数フィルタ回路15は、N分周回路
11からの出力データサンプリングレート、すなわち、
時変係数フィルタ基準クロック発生器13が発生した基
準クロック信号をN分周回路11で分周した1/Nの周
期のクロック信号が入力されるまでデータを保持する。
一方、時変係数フィルタ基準クロック発生器13が発生
した基準クロック信号は、カウンタ回路8へも出力され
ており、カウンタ回路8は、入力した基準クロック信号
によりカウンタ値を更新しているが、入力データクロッ
ク発生器6からのクロック信号が入力されるとリセット
され、リセットされた後、直ちにまたカウントを開始す
る。
【0005】また、ラッチ回路10は、N分周回路11
からの出力データサンプリングレート、すなわち、時変
係数フィルタ基準クロック発生器13が発生した基準ク
ロック信号をN分周回路11で分周した1/Nの周期の
クロック信号が入力された時点のカウンタ回路8からの
カウンタ値を保持し、時変係数フィルタ回路15内部の
補間係数が記憶されているメモリへ、保持したカウンタ
値をアドレスとして出力する。このカウンタ回路8から
時変係数フィルタ回路15内部の補間係数が記憶されて
いるメモリへアドレスとして出力されるカウンタ値は、
時変係数フィルタ回路15にデータが入力されてから最
初の出力までの時間に対応しており、データ出力時点で
の適応した補間係数をメモリから読み出し、読み出され
た補間係数を用いてフィルタ演算を行なった後、演算結
果をスイッチ回路4を介してデータ出力端子5よりサン
プリング周波数を変換したデータを出力するものであ
る。
【0006】この場合、入力データクロック発生器6が
出力するクロック信号のクロック周波数と時変係数フィ
ルタ基準クロック発生器13が出力する基準クロック信
号のクロック周波数とが非同期であると、入力データク
ロック発生器6が出力するクロック信号と時変係数フィ
ルタ基準クロック発生器13が出力する基準クロック信
号とが入力されているカウンタ回路8は、一定間隔でリ
セット動作をすることができない。このようにカウンタ
回路8のリセットが不定であるとカウンタ値も不定とな
り、ラッチ回路10で保持されたカウンタ値で補間係数
を決めてしまうと演算誤差が生じてしまうため、入力デ
ータクロック発生器6のクロックを基準として、位相ル
ープ制御回路14と時変係数フィルタ基準クロック発生
器13とで構成するPLL回路に同期をかけ、カウンタ
回路8が一定間隔でリセットされるようにして正しい補
間係数が求められるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるサンプ
リング周波数変換装置においては、カウンタ回路を一定
間隔でリセットし、正しい補間係数を得るため、独立の
クロック発生器である入力データクロック発生器と時変
係数フィルタ基準クロック発生器との同期をとる必要が
あり、2つのクロック発生器の同期をとるために時変係
数フィルタ基準クロック発生器をPLL回路の電圧制御
発振器としたが、PLL回路は高精度、高安定なVCO
(電圧制御発振器)が必要であるため、回路が複雑とな
り、高価なものとなってしまうという問題があった。本
発明は、前記問題点を解決し、PLL回路を必要としな
い、さらに、入出力のクロック周波数の同期、非同期に
かかわらず、比較的簡易な構成で信号の劣化の少ない高
精度な、時変係数フィルタを使用したサンプリング周波
数変換装置および本発明によるサンプリング周波数変換
装置を使用したステレオFM放送機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のサンプリング周波数変換装置は、入力デー
タクロック信号を発生する入力データクロック発生器
と、入力データをサンプリングするスイッチ回路と、基
準クロック信号を発生する時変係数フィルタ基準クロッ
ク発生器と、基準クロック信号を分周する分周回路と、
サンプリングクロック信号によりリセットされ基準クロ
ック信号をカウントしカウント値を出力するカウンタ回
路と、分周した基準クロック信号と前記カウンタ回路か
らの前記カウント値とを入力し補間時刻を出力する第一
のラッチ回路と、入力されるカウント値により決定され
るフィルタ係数を持つ時変係数フィルタ回路と、該時変
係数フィルタ回路の出力をサンプリングするスイッチ回
路とを有するサンプリング周波数変換装置において、前
記入力データクロック発生器からの前記入力データクロ
ック信号と前記時変係数フィルタ基準クロック発生器か
らの前記基準クロック信号とを入力してサンプリングク
ロック信号を出力する手段と、該サンプリングクロック
信号を出力する手段からの前記サンプリングクロック信
号と、前記カウンタ回路からの前記カウント値とを入力
としてリセツト値を出力する手段と、前記分周回路から
の分周した基準クロック信号と、前記カウンタ回路から
の前記カウント値とを入力して補間時刻を出力する手段
とを有するものである。
【0009】さらに詳しくは、本発明のサンプリング周
波数変換装置は、時変係数フィルタ回路が、リセット値
を入力とする第一のk段のシフトレジスタと、該第一の
k段のシフトレジスタの出力に接続したスイッチ回路
と、補間時刻と前記スイッチ回路の出力とを入力とする
加算器と、該加算器の出力を入力とする係数メモリと、
サンプリングデータを入力とする第二のk段のシフトレ
ジスタと、該第二のk段のシフトレジスタの入出力に接
続し、前記係数メモリが出力する係数を各段の入力とす
るk+1段の乗算器と、該k+1段の乗算器の出力を加
算する加算器とを有するものである。
【0010】また、本発明のステレオFM放送機は、デ
ィジタルオーディオ信号源と、該ディジタルオーディオ
信号源からのディジタルオーディオ信号をサンプリング
周波数変換する本発明のサンプリング周波数変換装置
と、該サンプリング周波数変換装置からのサンプリング
周波数変換を行なったディジタルオーディオ信号をステ
レオ変調するディジタルステレオ変調部と、該ディジタ
ルステレオ変調部からのステレオ変調信号をFM変調す
るディジタルFM変調部と、該ディジタルFM変調部の
FM変調信号をアナログに変換するDA変換器とを有す
るステレオFM放送用変調部と、該ステレオFM放送用
変調部から出力される被変調波出力信号を入力とするス
テレオFM放送用送信部と具備するものである。
【0011】
【作用】本発明のサンプリング周波数変換装置は、入力
データクロック信号を発生する入力データクロック発生
器と、入力データをサンプリングするスイッチ回路と、
基準クロック信号を発生する時変係数フィルタ基準クロ
ック発生器と、基準クロック信号を分周する分周回路
と、サンプリングクロック信号によりリセットされ基準
クロック信号をカウントしカウント値を出力するカウン
タ回路と、分周した基準クロック信号と前記カウンタ回
路からの前記カウント値とを入力し補間時刻を出力する
第一のラッチ回路と、入力されるカウント値により決定
されるフィルタ係数を持つ時変係数フィルタ回路と、該
時変係数フィルタ回路の出力をサンプリングするスイッ
チ回路とを有するサンプリング周波数変換装置であっ
て、前記入力データクロック発生器からの前記入力デー
タクロック信号と前記時変係数フィルタ基準クロック発
生器からの前記基準クロック信号とを入力する第二のラ
ッチ回路でサンプリングクロック信号を出力し、サンプ
リングクロック信号を出力する第一のラッチ回路からの
前記サンプリングクロック信号と、前記カウンタ回路か
らの前記カウント値とを入力する第三のラッチ回路でリ
セツト値を出力する。
【0012】また、本発明のステレオFM放送機は、ス
テレオFM放送用変調部を構成するディジタルオーディ
オ信号源からサンプリングされたディジタルオーディオ
信号を出力し、ディジタルオーディオ信号源からのディ
ジタルオーディオ信号を本発明のサンプリング周波数変
換装置でサンプリング周波数変換し、サンプリング周波
数変換装置からのサンプリング周波数変換を行なったデ
ィジタルオーディオ信号をディジタルステレオ変調部で
ステレオ変調し、ディジタルステレオ変調部からのステ
レオ変調信号をディジタルFM変調部でFM変調し、デ
ィジタルFM変調部のFM変調信号をDA変換器でアナ
ログ信号に変換して被変調波出力信号としてステレオF
M放送用送信部へ出力し、ステレオ放送波を送出する。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図3を使用して説
明する。図1は、本発明による時変係数フィルタを使用
したサンプリング周波数変換装置の回路ブロック図、図
3は、サンプリング周波数変換装置に使用している改良
された時変係数フィルタの回路ブロック図である。図1
において、1はデータ入力端子、6は入力データクロッ
ク発生器、7は、入力データクロック発生器6からのク
ロック信号をラッチするラッチ回路、2は、ラッチ回路
7を介して出力される入力データクロック発生器6から
のクロック信号により入力データをサンプリングするス
イッチ回路、12は時変係数フィルタ基準クロック発生
器、8は、時変係数フィルタ基準クロック発生器12か
らのクロック信号をカウントするカウンタ回路、11
は、時変係数フィルタ基準クロック発生器12からのク
ロック信号をN分周するN分周回路、9、10は、カウ
ンタ回路8からのカウンタ値をラッチするラッチ回路、
3は、スイッチ回路2からのサンプリングデータとラッ
チ回路9、10からのカウンタ値とを入力とする時変係
数フィルタ回路、4は、N分周回路11からのクロック
信号により時変係数フィルタ回路3からの出力をサンプ
リングするスイッチ回路、5はデータ出力端子を示す。
【0014】つぎに、図3を使用して、改良した時変係
数フィルタ3の内部構成を説明する。図3において、3
1は、ラッチ回路9(図1参照)からのカウンタ8をリ
セットする直前のカウンタの値(以下、リセット値と記
す。)が入力される入力端子、32−aはk段のシフト
レジスタ、34は、k段のシフトレジスタ32−aの各
段のシフトレジスタの出力側に接続されているスイッチ
回路、33は、ラッチ回路10(図1参照)からのデー
タ出力時点のカウンタの値で示される補間時刻τが入力
される入力端子、35は、入力端子33からの補間時刻
τとスイッチ回路34からのシフトレジスタの出力とを
加算する加算器、36は、加算器35からの出力を係数
として記憶する係数メモリ、40は、スイッチ回路2
(図1参照)からのデータ入力端子、32−bはk段の
シフトレジスタ、37は、k段のシフトレジスタ32−
bの入出力と係数メモリ36の出力とに接続された(k
+1)個の乗算器、38は、(k+1)個の乗算器の各
出力と接続された加算器、39は補間データ出力端子を
示す。
【0015】以下、動作について説明する。なお、図1
に示す実施例において、入力データクロック発生器6と
時変係数フィルタ基準クロック発生器12とは、それぞ
れ独立したクロック発生器であり、時変係数フィルタ基
準クロック発生器12のクロック周波数は、入力データ
クロック発生器6のクロック周波数より十分高いものと
する。入力データクロック発生器6より出力されたクロ
ック信号finは、ラッチ回路7のラッチ入力に入力さ
れ、時変係数フィルタ基準クロック発生器12より出力
された基準クロック信号fbは、ラッチ回路7のクロッ
ク入力とカウンタ回路8とN分周回路11とに入力され
る。ラッチ回路7では、クロック信号finが基準クロ
ック信号fbによりラッチされ、ラッチされたクロック
信号はカウンタ回路8のリセット入力とラッチ回路9の
クロック入力とスイッチ回路2とへ出力される。カウン
タ回路8は、ラッチ回路7から出力されたクロック信号
によりリセットされ、時変係数フィルタ基準クロック発
生器12からの基準クロック信号fbの分解能でその周
期がカウントされカウンタ値が出力される。
【0016】ここで、例えばクロック信号finの周期
が基準クロックfbの周期のほぼM倍であるとすると、
カウンタ回路8のリセット値は、(M−2)からMまで
の値を取ることができることになる ラッチ回路9では、入力したこのリセット値を保持し、
このリセット値を時変係数フィルタ3のリセット値入力
端子31(図3参照)を介してk段のシフトレジスタ3
2−aの初段へ出力する。k段のシフトレジスタ32−
aでは、入力されたリセット値がk段のシフトレジスタ
32−aの各段で次段へ出力され、リセット値がシフト
される。一方、ラッチ回路10では、時変係数フィルタ
基準クロック発生器12からの基準クロックfbをN分
周したクロック信号、すなわち、出力データサンプリン
グクロック信号foutごとに、カウンタ回路8からの
カウンタ値を保持し、このカウンタ値を時変係数フィル
タ3の補間時刻τ入力端子33(図3参照)を介して加
算器35へ出力する。時変係数フィルタ3では、ラッチ
回路10より出力されたカウンタ値(補間時刻τ)と、
それ迄に入力されているk段のシフトレジスタ32−a
の各出力であるk個のリセット値Nrsとを加算器35
で加算して係数メモリ36へ出力して、演算に必要な補
間係数αn(τ)を順次係数メモリ36から読み出す。
【0017】このときの動作について、さらに、図4に
示す動作説明図を使用して説明をする。なお、図4は、
簡単のため、時変係数フィルタを、基準クロック信号f
bで動作するFIR(Finite Impulse Response )フィ
ルタに置き換え、基準クロック信号fb=912kH
z、入力データクロック信号fin=48kHz、出力
データクロック信号fout=76kHzとし、入出力
のクロック信号は、同期しているものとする。データ入
力端子41に入力した入力データは、入力データクロッ
ク信号finの48kHzに一回FIRフィルタに入力
され、それ以外は零が補間される。
【0018】FIRフィルタは、基準クロック信号fb
の912kHzごとにk段のシフトレジスタ42−b、
k+1段の乗算器47、加算器48でデータシフト、積
和演算を行なうが、演算結果の出力を出力データクロッ
ク信号foutの76kHzごとに行なうことで、入力
データクロック信号finの48kHzから出力データ
クロック信号foutの76kHzへのサンプリング周
波数の変換が行なわれる。このとき、入出力のクロック
信号が同期していれば、FIRフィルタのレジスタ42
−bには、fb/fin=19おきにデータが存在し、
それ以外のレジスタには零が入っていることになるの
で、データが存在するレジスタについてのみ演算を行な
えば良いことになる。一方、カウンタの値は、0から1
8までの19個の値を順番に数えていくことになり、あ
る時刻、例えばカウンタの値τが3の時にデータが出力
されるとすれば、実際に演算に必要な係数値は、a3、
a22、・・・、a(3+(m×19))となる(m:
正整数)。
【0019】前記説明から理解できるように、演算を行
ない、データを出力するために必要な係数として、a
(τ+(m+Nrs))を係数メモリ36から読み出
し、積和演算を行なえば良いことになる。入力データク
ロック信号finと基準クロック信号fbとが非同期に
なっても同様の考え方から、係数としてa(τ+ΣNr
s)を読み出せば良いので、時変係数フィルタ3にデー
タが入力される直前のリセット値Nrsを入力して記憶
しておけば、FIRフィルタに置き換え説明した場合と
同様に、データが存在するレジスタに対応する係数の読
み出しが可能になる。入力データクロック発生器6のク
ロック信号の周期でサンプリングされて時変係数フィル
タ3のデータ入力端子40(図3参照)に入力された入
力データは、k段のシフトレジスタ32−bへ入力さ
れ、過去に入力されたデータを順次シフトし、前述した
方法により適応する係数を選択し、出力データクロック
信号foutの周期ごとに積和演算を行ない演算結果を
出力するものである。
【0020】本発明によるサンプリング周波数変換装置
を使用したステレオFM放送機の応用例を、図5を使用
して説明する。図5は、本発明よるサンプリング周波数
変換装置を使用したステレオFM放送機の変調部のブロ
ック図である。ディジタルオーディオ信号源51は、本
発明によるサンプリング周波数変換装置52を介し、デ
ィジタルステレオ変調部53と接続されている。さら
に、ディジタルステレオ変調部53は、ディジタルFM
変調部54、DA変換器55を介して被変調波出力端子
56と接続され、さらに送信部(図示していない。)へ
接続されている。
【0021】以下、この動作について説明をする。ディ
ジタルオーディオ信号源51としては、例えばDAT
(ディジタルオーディオテープレコーダ)、CD(コン
パクトディスク)等があるが、これらの信号源は種類に
よってそのサンプリング周波数が異なっている。一方、
ディジタルステレオ変調部53では、例えば日本で採用
されているFMステレオ放送方式であると、入力音声信
号のL(左)信号とR(右)信号とからL+R信号とL
−R信号とを発生させ、L+R信号を主信号、L−R信
号を副信号となるように、19kHzのパイロット信号
の挿入、38kHzの平衡変調等が行なわれるため、そ
の処理は、n×19kHzのサンプリング周波数である
ことが望ましい。そこで、ディジタルオーディオ信号源
51のサンプリング周波数を、本発明によるサンプリン
グ周波数変換装置52においてn×19kHzのサンプ
リング周波数に変換し、ディジタルステレオ変調部53
でステレオ変調したものをディジタルFM変調部54で
FM変調処理を行なった後、DA変換器55でアナログ
信号とし、FM変調された被変調波を被変調波出力端子
56から送信部へ出力するものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、PLL回路を必要とし
ない、さらに、入出力のクロック周波数の同期、非同期
にかかわらず、比較的簡易な構成で信号の劣化の少ない
高精度な、時変係数フィルタを使用したサンプリング周
波数変換装置および本発明によるサンプリング周波数変
換装置を使用したステレオFM放送機を提供することが
できる。また、本発明を使用することで、ディジタル信
号処理を必要とするすべての音声、画像伝送用通信装
置、データ伝送用通信装置の高精度化、低価格化が可能
となる。具体的な本発明の適用例として、前記適用例以
外に業務用無線機、ディジタルセルラ等の無線通信装置
や、モデム等の有線通信装置など、現在ディジタル化が
進められ、または、今後ディジタル化が推進されるすべ
ての通信装置に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサンプリング周波数変換装置の一
実施例を示す回路ブロック図。
【図2】従来技術によるサンプリング周波数変換装置を
示す回路ブロック図。
【図3】本発明による時変係数フィルタの構成を示す回
路ブロック図。
【図4】サンプリング周波数変換装置をFIRフィルタ
で構成した場合の動作説明図。
【図5】本発明の応用例を示すサンプリング周波数変換
装置を使用したステレオFM放送機の変調部ブロック
図。
【符号の説明】
1、41…データ入力端子、2、4、34…スイッチ回
路、3…時変係数フィルタ回路、5、45…データ出力
端子、6…入力データクロック発生器、7、9、10…
ラッチ回路、8…カウンタ回路、11…N分周回路、1
2…時変係数フィルタ基準クロック発生器、13…時変
係数フィルタ基準クロック発生器、14…位相ループ制
御回路、15…時変係数フィルタ回路、31…リセット
値入力端子、32−a、32−b、42−b…シフトレ
ジスタ、33…補間時刻入力端子、35、38、48…
加算器、36…係数メモリ、37、47…乗算器、39
…補間データ出力端子、51…ディジタルオーディオ信
号源、52…サンプリング周波数変換装置、53…ディ
ジタルステレオ変調部、54…ディジタルFM変調部、
55…DA変換器、56…被変調波出力端子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データクロック信号を発生する入力
    データクロック発生器と、入力データをサンプリングす
    るスイッチ回路と、基準クロック信号を発生する時変係
    数フィルタ基準クロック発生器と、基準クロック信号を
    分周する分周回路と、サンプリングクロック信号により
    リセットされ基準クロック信号をカウントしカウント値
    を出力するカウンタ回路と、分周した基準クロック信号
    と前記カウンタ回路からの前記カウント値とを入力し補
    間時刻を出力する第一のラッチ回路と、入力されるカウ
    ント値により決定されるフィルタ係数を持つ時変係数フ
    ィルタ回路と、該時変係数フィルタ回路の出力をサンプ
    リングするスイッチ回路とを有するサンプリング周波数
    変換装置において、 前記入力データクロック発生器からの前記入力データク
    ロック信号と前記時変係数フィルタ基準クロック発生器
    からの前記基準クロック信号とを入力し、サンプリング
    クロック信号を出力する第二のラッチ回路と、 該サンプリングクロック信号を出力する手段からの前記
    サンプリングクロック信号と、前記カウンタ回路からの
    前記カウント値とを入力し、リセツト値を出力する第三
    のラッチ回路とを有することを特徴とするサンプリング
    周波数変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、時変係数
    フィルタ回路は、 リセット値を入力とする第一のk段のシフトレジスタ
    と、 該第一のk段のシフトレジスタの出力に接続したスイッ
    チ回路と、 補間時刻と前記スイッチ回路の出力とを入力とする加算
    器と、 該加算器の出力を入力とする係数メモリと、 サンプリングデータを入力とする第二のk段のシフトレ
    ジスタと、 該第二のk段のシフトレジスタの入出力に接続し、前記
    係数メモリが出力する係数を各段の入力とするk+1段
    の乗算器と、 該k+1段の乗算器の出力を加算する加算器とを有する
    ことを特徴とするサンプリング周波数変換装置。
  3. 【請求項3】 ディジタルオーディオ信号源と、該ディ
    ジタルオーディオ信号源からのディジタルオーディオ信
    号をサンプリング周波数変換する請求項1記載のサンプ
    リング周波数変換装置と、該サンプリング周波数変換装
    置からのサンプリング周波数変換を行なったディジタル
    オーディオ信号をステレオ変調するディジタルステレオ
    変調部と、該ディジタルステレオ変調部からのステレオ
    変調信号をFM変調するディジタルFM変調部と、該デ
    ィジタルFM変調部のFM変調信号をアナログに変換す
    るDA変換器とを有するステレオFM放送用変調部と、
    該ステレオFM放送用変調部から出力される被変調波出
    力信号を入力とするステレオFM放送用送信部と具備す
    ることを特徴とするステレオFM放送機。
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