JPH08228782A - タンパク質結合磁気微粒子及びその製造方法 - Google Patents
タンパク質結合磁気微粒子及びその製造方法Info
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- JPH08228782A JPH08228782A JP7263487A JP26348795A JPH08228782A JP H08228782 A JPH08228782 A JP H08228782A JP 7263487 A JP7263487 A JP 7263487A JP 26348795 A JP26348795 A JP 26348795A JP H08228782 A JPH08228782 A JP H08228782A
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Abstract
換された磁性細菌を培養し、菌体内に生成した磁気微粒
子を分離するだけで酵素、抗体その他の有用タンパク質
を磁気微粒子の有機膜に結合した状態で安定して得るこ
とができる磁気微粒子の提供。 【解決手段】 磁気微粒子と、該磁気微粒子の表面を被
覆している有機膜に結合している、(a) 磁性細菌AMB
−1の菌体内に生成する磁気微粒子を被覆する有機膜に
結合したmagAタンパク質のアミノ酸配列中の疎水性
領域(配列表に記載の配列番号2の第7〜第380アミ
ノ酸残基の領域)をコードする塩基配列で表されるDN
A配列を含むmagA遺伝子断片と、(b) 該magA遺
伝子断片の一方又は両方の末端に融合された、一又は二
の有用タンパク質をコードする一又は二のDNA配列
と、からなる融合DNA配列でコードされた一又は二の
機能性タンパク質を含有する融合タンパク質とを有す
る、機能性タンパク質結合磁気微粒子。前記融合DNA
配列を含むプラスミドで形質転換された磁性細菌を培養
することで菌体内に得られる。
Description
子及びその製造方法、並びにそれらに関連した新規遺伝
子、遺伝子断片、融合DNA配列、組み換えプラスミ
ド、形質転換された磁性細菌に関する。
の生理活性を有するタンパク質は、磁気的手段で誘導す
ることができるため、従来困難であった局所的な位置へ
の誘導が可能であり、磁気により集めたり、分離したり
することができるため、医療や発酵の分野を初めとする
各種産業において利用が期待されている。
化は特公平6−12994に示されるように磁性細菌よ
り磁気微粒子をアルカリ処理で分離し、これをγ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランやグルタルアルデヒドで
処理したのち、これに生理活性物質を化学的に固定化す
ることが行われていた。また、酵素処理により、磁性菌
から脂質から成る有機薄膜に被覆された状態で磁気微粒
子を分離し、グルタルアルデヒド処理後にタンパクの固
定化を行う方法も知られている。また、SPDPを用い
る化学的結合法により生理活性物質を磁気微粒子に固定
化する方法も知られている(特開平5−20988
4)。
物質を固定化した磁気微粒子を用いて抗原抗体反応を行
なわせる、抗原又は抗体の測定方法が提案されている
(特開平4−285857、同5−209884、特開
平5−99926)。
れも酵素、抗体等のタンパク質を化学的に磁気微粒子に
結合させる必要があるため、固定化処理に長時間を要す
る、固定化処理によりタンパク質の生理活性が低下す
る、得られる固定化タンパク質の固定化量にロット間バ
ラツキが大きくかつ活性のバラツキも大きい、固定化に
用いられるタンパク質は一般に高価であるので固定化タ
ンパク質は高コストにならざるを得ない、等の問題があ
った。
解決したタンパク質結合磁気微粒子等を提供することに
ある。
細菌AMB−1の菌体内に生成する磁気微粒子を被覆す
る有機膜に結合したタンパク質をコードし、配列表に記
載の配列番号1で示されるDNA配列からなる、単離、
精製されたmagA遺伝子を提供する。
体内に生成する磁気微粒子を被覆する有機膜に結合した
タンパク質であって、後述の配列表に記載の配列番号2
で示されるアミノ酸配列からなる、単離、精製されたm
agAタンパク質を提供する。
内に生成される磁気微粒子を被覆する有機膜との結合性
に着目し、融合タンパク質の状態で別の有用タンパク質
を磁気微粒子に固定する方法、磁気微粒子上に有用タン
パク質を生成せしめる方法等を提供する。magA遺伝子 本発明者は、後述の配列表に記載の配列番号1で示され
る塩基配列で表されるDNA配列からなり、磁性細菌の
菌体内に生成する磁気微粒子を被覆するリン脂質を主成
分とする有機膜に結合したタンパク質をコードするma
gA遺伝子を見いだした。
−1(微工研菌寄第13282 号) から次のようにして見い
だされ、単離、精製された。
m)を持った転移性の遺伝子であるトランスポゾンTn
5を導入することでゲノムに部位非特異的にミューテー
ションを生じさせ、磁気微粒子精製機能を欠損したミュ
ータントを作製した。次に、薬剤耐性因子(Km)を指
標に磁気応答しない菌体を分離し、このミュータントか
らゲノムをCureent Protocols in Molecular Biologyの
方法で抽出した。EcoRI で切断後、サザンハイブリダイ
ゼーションでトランスポゾンTn5とのハイブリッドの
形成を指標にmagA遺伝子を含む遺伝子断片を単離
し、pUC19にクローニンすることで精製を行った。
遺伝子解析の結果、magA遺伝子1.3kbを見出し
た。magAタンパク質 該magA遺伝子の配列の上流にはプロモーター配列が
隣接している。該タンパク質のアミノ酸配列は、後記の
配列表の配列番号2に示す(前記塩基配列とともに表
示)通りであり、N末端から第1〜第6アミノ酸残基の
範囲が親水性領域であり、それに続く第7〜第380ア
ミノ酸残基の範囲が疎水性領域であり、続く第381〜
434アミノ酸残基の範囲が第二の親水性領域である。
中央の長い疎水性領域が膜結合部位であり、両端の親水
性領域は膜から露出した状態にある。詳細には、疎水性
領域は短い親水性部分を約4箇所含んでおり、これらの
部分は膜から一部露出しているものと推定される。
製された。磁性細菌AMB−1を定常期まで培養し、遠
心集菌後フレンチプレスより細胞を破砕した。この破砕
物からサマリウムコバルト磁石で磁気微粒子を抽出し、
精製した。次に1%Tryton 10mM トリス緩衝液中で2時
間攪拌し、磁気微粒子と膜を分離した。このように処理
した抽出物についてタンパク電気泳動(SDS−PAG
E)を行ったところ、前記magA遺伝子からコードさ
れるタンパク質の分子量として既知である、46.8kDa の
ところにバンドが確認された。
った結果、大腸菌のカリウムイオン流出機構を司るタン
パク質と高いホモロジーを示した。これよりmagAタ
ンパク質はカチオンイオンの流出に関与すると考えられ
る。そこでmagA遺伝子を大腸菌内で発現させ、細胞
外膜を除去した後に逆転膜リポソームを作製し、このリ
ポソームの鉄イオン流出現象をラジオアイソトープ標識
した鉄を用いて確認した。この結果、magAタンパク
質は鉄イオンの排出を行っていることが分かった。
伝子によりコードされるものであるが、より一般的に
は、配列表に記載の配列番号3で示される塩基配列を融
合するDNA配列によりコードされる。
領域が該タンパク質を磁気微粒子の有機膜に結合する機
能を有し、両端の親水性領域は有機膜から露出すること
に着目し、親水性領域に別の有用タンパク質をコードす
るDNA配列を融合すると、得られる融合DNA配列は
磁性細菌内で該有用タンパク質を磁気微粒子の有機膜に
結合した状態で生成することを見いだした。magA遺伝子断片 そこで、本発明は、第二に、磁性細菌AMB−1の菌体
内に生成する磁気微粒子を被覆する有機膜に結合したm
agAタンパク質のアミノ酸配列中の疎水性領域(配列
表に記載の配列番号2の第7〜第380アミノ酸残基の
領域)をコードする塩基配列で表されるDNA配列を含
むmagA遺伝子断片を提供する。
有機膜に結合した状態で生成させるための、固定手段と
して有用である。
を含むことを必須とするが、3’末端側又は5’末端側
にmagA遺伝子に存在する塩基配列の全部又は一部が
存在してもよい。融合DNA配列 また、本発明は、第三に、(a) 該magA遺伝子断片
と、(b) 該magA遺伝子断片の一方又は両方の末端に
融合された、一又は二の有用タンパク質をコードする一
又は二のDNA配列と、からなる融合DNA配列を提供
する。
magA遺伝子断片の3’末端側及び5’末端側のいず
れか一方に融合されてもよいし、両方に融合されてもよ
い。両方に融合される場合には、3’末端に導入される
DNA配列と5’末端に導入されるDNA配列とは同一
のタンパク質をコードするものでもよいし、異なるタン
パク質をコードするものでもよい。両方に融合する利点
は、次のような場合に得られる。 1)両末端に同一のタンパク質をコードするDNA配列
を導入することで、磁気微粒子への該タンパク質の固定
化量を向上させることができる。 2)5’末端と3’末端に2つの連続する複合酵素系又
は酵素と補酵素再生酵素などのタンパク質をコードする
DNA配列を導入することで、酵素系の反応を迅速に進
めることができる。 3)5’末端と3’末端にサブユニットを形成するタン
パク質をコードするDNA配列を導入することで、この
サブユニットを迅速にかつ完全に形成させることができ
る。
質をコードするDNA配列を融合させる位置は、融合部
に生成する塩基配列がアミノ酸合成に適したものとなる
限り制限されない。前記疎水性領域をコードするDNA
配列に近接する形で有用タンパク質をコードするDNA
配列が導入されてもよいし、疎水性領域をコードするD
NA配列と有用タンパク質をコードするDNA配列との
間に前記親水性領域をコードするDNA配列が部分的に
存在してもよい。また、magA遺伝子断片の一方又は
両方の端に、都合のよい制限酵素切断部位が生じるよう
に人工的に延長されたDNA配列が存在してもよい。特
に5’末端側の親水性領域は短いので、これらは全て存
在していてもよいし、必要に応じこの部分が延長されて
いてもよい。目的とする有用タンパク質をコードするD
NA配列を挿入する部位として有用な5’末端側の制限
酵素切断部位としては、magA遺伝子内に導入したS
caI切断部位があり、3’末端側の制限酵素切断部位
としてはSphI切断部位、DraΙΙΙ切断部位があ
る。SphI切断部位とDraΙΙΙ切断部位はmag
A遺伝子の疎水性領域から僅かに下流側に寄った親水性
領域内に存在するので、好都合な部位の一つである。組み換えプラスミド 本発明は、第四に、上記の融合DNA配列を発現させる
のに用いる組み換えプラスミドを提供する。
含有する組み換えプラスミドを提供する。
遺伝子断片及び目的とするタンパク質をコードするDN
A配列からなる融合DNA配列を公知の方法により適当
なべクタープラスミドに導入することにより得られる。
ーとしては、例えば、pRK415の系統、pKT23
0の系統のものを用いることができる。選択したベクタ
ーに遺伝子を組み込む。ベクターに最も効率よく、また
遺伝子が目的の向きに並ぶように、遺伝子を組み込む
順、用いる制限酵素を決定する。遺伝子を導入する手順
が決定したなら、制限酵素によってDNAを切断し、電
気泳動を行うことにより導入する目的遺伝子断片を分離
する。その後、リガーゼを用いてライゲーションを行い
DNAを連結する。遺伝子断片の連結部分が合わない場
合は末端部分を平滑化処理し、ライゲーションを行う。
制限酵素、リガーゼ、末端平滑化用の酵素などは全て市
販のものを用いて行うことができる。最後に目的のプラ
スミドができているかどうか制限酵素の切断パターンを
確認する。
のタンパク質をコードする遺伝子の種類は特に限定され
るものではない。形質転換された磁性細菌 本発明は、第五に、上記の組み換えプラスミドで形質転
換された磁性細菌を提供する。
は公知の方法により行うことができる。宿主として用い
る磁性細菌としては、例えば、Magnetospirillum種の微
生物(例:菌株AMB-1(微工研菌寄13282), MS-1(IFO 152
72, ATCC 31632, DSM 3856),MSR-1(IFO 15272, DSM 636
1)、及びDesulfovibrio 種の微生物(例:菌株RS-1(微
工研菌寄13283)) が挙げられる。
で培養することにより菌体内に目的とする有用タンパク
質を有する磁気微粒子が生成する。具体的には、目的と
するタンパク質は、magA遺伝子断片によりコードさ
れる膜結合性タンパク質と融合した状態で、その磁気微
粒子を被覆している有機膜に結合した状態で得られる。
パク質が機能性タンパク質である場合に特に有用であ
る。磁気により該磁気微粒子を所望の箇所へ移動し、そ
の箇所でそのタンパク質が有する機能を発揮させること
ができるからである。機能性タンパク質結合磁気微粒子 そこで、本発明は、第六に、磁気微粒子と、該磁気微粒
子の表面を被覆している有機膜に結合している、前記の
融合DNA配列(但し前記有用タンパク質が機能性タン
パク質である)でコードされた一又は二の機能性タンパ
ク質を含有する融合タンパク質とを有する、機能性タン
パク質結合磁気微粒子を提供する。タンパク質結合磁気微粒子の製造方法 また、本発明は、第七に、上記の融合DNA配列を含む
プラスミドにより形質転換された磁性細菌を培養するこ
とにより、前記融合DNA配列を発現させ、有用タンパ
ク質を含む融合タンパク質を、磁気微粒子を被覆する有
機膜に結合した状態で該菌体内に生成させることからな
る、上記有用タンパク質結合磁気微粒子を製造する方法
を提供する。
により増殖した磁性細菌の菌体を通常の方法によって破
砕又は溶解したのち磁気を利用して容易に集めることが
できる。
れる有用なタンパク質をコードする遺伝子も、それによ
り発現されるタンパク質も特に限定されない。医療、発
酵を利用する産業等の目的に使用される場合には何らか
の機能、例えば、生理活性を有するタンパク質が用いら
れよう。しかし、これに限定されるものではなく、通常
の方法では分離、取得が困難であるタンパク質の製造に
本発明を利用することができる。即ち、このようなタン
パク質を融合タンパク質の形で磁気微粒子上に生成さ
せ、磁気的に容易に分離し集めることができる。
しては、例えば、抗原、抗体、プロテインA等の免疫関
連タンパク質、レクチン、アビジン等の結合能を有する
タンパク質、補酵素、加水分解酵素、酸化還元酵素、異
性化酵素、転移酵素、脱離酵素、制限酵素等の酵素類が
挙げられる。
は、そのタンパク質が機能性を有しない有用タンパク質
である場合であっても、そのタンパク質が従来の製造方
法によっては純粋な形で得ることが困難であるときに
は、該タンパク質の製造方法として有用である。この場
合有用タンパク質は磁気微粒子に結合した状態で得られ
るが、上記の方法で磁石等を用いる磁気的方法で容易に
他の細胞成分から分離、精製することができる。利用可能性 本発明は、例えば、次のような利用可能性を有する。 1)酵素結合担体 一般に部位特異的に働くことが理想であると考えられる
酵素はすべて磁気微粒子表面で発現させる価値がある。
例えば、生化学反応において反応系の中で局所的にある
酵素反応を行いたい場合にはこの酵素を発現させた磁気
微粒子は有用である。また、ある酵素系の疾患において
は器官に特異的にその酵素を投与したい場合磁気微粒子
表面に発現させた酵素を磁気的に誘導することによっ
て、治療することが可能である。 2)DNA キャリア DNA やRNA との結合能を持つタンパク質、例えばリプレ
ッサーなどのタンパク質の遺伝子をmagA遺伝子断片
と融合し、本発明により磁気微粒子に固定すると、この
磁気微粒子を遺伝子の輸送を行うキャリアとして用いる
ことが可能である。リプレッサーなどのタンパク質はあ
る特定の物質の存在下で結合力を失う特性がある。これ
を利用して、遺伝子の輸送を行うことができる。リプレ
ッサータンパク質の例としてはLacIが挙げられる。
LacIとはラクトース分解酵素の遺伝子発現を制御す
るタンパク質で、プロモーターの下流域に結合すること
によって、遺伝子の転写を抑制するリプレッサーであ
る。このLacIはラクトースや、IPTGなどの化学
物質と結合することによって、DNAとの結合能を失
う。つまり、分解する基質が存在するときに発現する仕
組みになっているのである。また、LacIが結合する
特定のDNAドメインがある。DNAドメインを組み込
んだ遺伝子はLacIが結合することができる。
発現させることによって、LacIがDNAドメインを
組み込んだ遺伝子と結合する。一方、LacIは、IP
TGという物質によってDNAとの結合能を失う。これ
を用いてある特定の場所からDNAを磁気輸送し、IP
TGの添加によってDNAを遊離させることができる。
こうして、遺伝子を所要の場所へ輸送することができ
る。
子治療における遺伝子移送担体などに応用することが考
えられる。例えば、目的遺伝子の相補鎖からできるアン
チセンスRNAを発現させることによって、その目的の
遺伝子の発現をRNAハイブリッドの形成によって抑え
るという治療法が現在盛んに研究されているが、そのア
ンチセンスのRNAを発現するDNAを運ぶ手段として
用いることができる。
磁気微粒子表面に発現させ、これを金属の回収、また
は、検出に用いることができる。回収、検出は磁気回収
によって行うことができる。 3)タンパク質生産システム 一般に分離精製が困難であると言われるタンパク質は、
磁気微粒子上にMagAタンパク質との融合タンパク質とし
て発現させることで、分離精製が容易になる。即ち、磁
気微粒子表面で発現させたタンパク質は、最後に磁気に
より容易に回収できるからである。磁性細菌から得られ
る磁気微粒子の分散性の高さを考えると、タンパク質に
よっては、磁気微粒子に固定化された状態で使用可能な
ものも多く存在すると考えられる。例えばアルコール発
酵用の酵素などは磁気微粒子と結合したままの状態でも
酵素の活性さえあれば十分に使用可能であると考えられ
る。
製)を磁性細菌内で発現させ、該遺伝子でコードされる
発光タンパク質を磁気微粒子を被覆する有機膜上に生成
させるため、magA−luc融合遺伝子を結合したプ
ラスミドpKML、及びmagA遺伝子を含まずluc
遺伝子のみを結合したプラスミドpKPLを図1に示す
方法で作製した。 (1) ベクターには磁性細菌AMB−1に接合伝達による
遺伝子導入が可能であり、テトラサイクリン耐性遺伝子
を持つプラスミドpRK415(N.T.Neen,
S.Tamaki,D.Kobayashi and
D.Trallinger,1988,Gene 7
0:191−197)を用いた。pRK415にluc
遺伝子を組み込み、プラスミドpKLCを作製した。プ
ラスミドpKLCをluc遺伝子の上流部に存在するB
amHIで切断し、ブランティングキット(Blunt
ing Kit)(宝酒造製)で平滑末端化した。 (2) AMB−1のクロモゾームをEcoRIで切断し、
λDNAであるλZAPIIにランダムに組み込んでλ
ZAPIIジーンバンクを作製した。これはファージ粒
子中にパッケージし、大腸菌に感染させることによっ
て、プラークの形でジーンバンクを作製している。pU
M5AはλZAPIIジーンバンクより分離したmag
A遺伝子を含む2.6kbpのEcoRI遺伝子断片を
pUC19にクローニングして得た(図2)。分離の際
にはプラークサザンハイブリダイゼーションを行った。
5AのSphIで切断し、magA遺伝子断片を分離
し、同様に平滑末端化し、プラスミドpKLCと接続
し、プラスミドpKMLを作製した。こうしてmagA
の読み訳とずれることなくluc遺伝子は翻訳され融合
タンパク質を生産することが出来る。 (3) プラスミドpUM5AからEcoRI、NcoIで
切断し、プロモーターの配列のみを分離したものを、同
様に平滑末端化したプラスミドpKLCに接続しプラス
ミドpKPLを作製した。
luc遺伝子と結合したプラスミドpKPLとmagA
−luc融合遺伝子を結合したpKMLの2種を作製し
た。pKMLの制限酵素切断部位地図を図3に示す。II. 接合伝達体の作製 次に、Iで得られた二種の組み換えプラスミドを接合伝
達により野生株AMB−1に導入し、接合伝達体の作製
を行った。接合伝達における供与菌体として用いたE. c
oli S17-1 はtra遺伝子を有しているため、接合伝達
を行う際、ヘルパープラスミドなしで接合伝達が可能で
ある。接合伝達にはMSGM培地で培養した対数期中期
から後期の磁性細菌約8×107 cells/mlを用
い、供与菌体は前日にプラスミドを導入し発生したコロ
ニーをかき取って109 から1010cells/mlに
なるように懸濁して用いた。1:50(磁性細菌:大腸
菌)で菌を混合し、寒天プレート上にスポットし、メイ
ティングを行った。6時間後スポットをメスで切り取り
5ml程度のMSGM培地を用い菌体を回収した。この
懸濁液をテトラサイクリン2.5μg/mlを添加した
MSGM培地に植菌した。25℃で培養し、増殖した細
胞を接合伝達体とした。この際、大腸菌はMSGM培地
では増殖しない。
性細菌より磁気微粒子の分離を行った。磁性細菌を遠心
分離により集菌後10mMトリスバッファーで2回洗浄
後、菌体濃度0.1g wet cell/mlを超え
ない濃度で懸濁し、出力120W、30秒間5回の超音
波破砕を行った。細胞破砕懸濁液を容器内で氷冷しなが
らNd−Co磁石を容器外壁面に当てて30分処理し、
磁気微粒子を懸濁液中から分離した。さらに懸濁液を
5,000G、15分遠心分離することで細胞膜成分を
分離し、100,000G、1.5時間超遠心する事で
細胞質を分離した。
ルシフェーラーゼ活性をピッカジーン発光キット(東洋
インキ製)を用いルミノメーターで発光量を測定するこ
とで行い、導入したルシフェラーゼ遺伝子の発現及び発
現量を測定した。結果を表1に示す。
c遺伝子と結合したpKPL遺伝子を導入した磁性細菌
は細胞質分画の発光量が高く、磁気微粒子表面でのタン
パク質の発現効率が低いのに対し、magA−luc融
合遺伝子を結合したpKMLを導入した磁性細菌では磁
気微粒子分画と細胞膜分画で高い発光量が得られた。即
ち、膜結合性タンパク質であるmagA融合タンパク質
が磁気微粒子分画でも発現しており、磁気微粒子を被覆
する有機膜上でのlucタンパク質の生産及び分離が示
された。例2 抗ウサギIgG抗体の抗原認識部位をコードした遺伝子
(igg遺伝子、ファルマシア社)を該遺伝子でコード
される抗体タンパク質を磁気微粒子を被覆するリン脂質
を主成分とする有機膜上に生成させるため、magA−
igg融合遺伝子を結合したプラスミドpKMGを図4
に示す方法で作成した。
接合伝達による遺伝子導入が可能であり、テトラサイク
リン耐性遺伝子を持つプラスミドpRK415を用い
た。pRK415をEcoRIで切断し平滑末端化しi
gg遺伝子を組み込み、プラスミドpKGCを作製し
た。
をEcoRIで切断し、λDNAであるλZAPII(S
TRATAGENE社製)にランダムに組み込みλZA
PIIジーンバンクを作製した。これはファージ粒子中に
パッケージし、大腸菌に感染させることでプラークの形
でジーンバンクを作製した。λZAPIIジーンバンクよ
り分離したmagA遺伝子を含む2.6kbpのEco
RI遺伝子断片をpUC19にクローニングしpUM5
Aを作製した。
5AのSphIで切断し、magA遺伝子を分離し、平
滑末端化し、プラスミドpKGCと接続しプラスミドp
KMGを作製した。pKMGの制限酵素切断部位地図を
図5に示す。
AMB-1 に導入し、接合伝達体を作製した。接合伝達体を
培養し、細胞を回収、破砕を行い、磁気微粒子を回収し
た。この磁気微粒子を用いて、ウサギIgG を抗原とした
イムノアッセイを行った。イムノアッセイはアルカリフ
ォスファターゼ標識した抗ウサギIgG 抗体を2次抗体と
して用いたサンドイッチ法を用い、検出はアルカリフォ
スファターゼと、AMPPD(Boehringer Mannheim Biochemi
ca) との反応による発光をルミノメーターで測定した。
この結果、抗原を検出することが可能であった。この実
験により、接合伝達体の磁気微粒子に抗体がMagA融合タ
ンパク質として結合することによって、抗体固定化操作
なしに抗原検出システムに用いることが可能な磁気微粒
子を生産することができた。例3 プロテインA遺伝子(ProteinA gene、フ
ァルマシア社製pEZZ18より分離)を該遺伝子でコ
ードされるタンパク質を磁気微粒子を被覆するリン脂質
を主成分とする有機膜上に生成させるため、magA−
プロテインA融合遺伝子を結合したプラスミドpKMA
を図6に示す方法で作製した。
接合伝達による遺伝子導入が可能であり、テトラサイク
リン耐性遺伝子を持つプラスミドpRK415を用い
た。pRK415をEcoRIで切断しプロテインA遺
伝子を組み込み、プラスミドpKACを作製した。
をEcoRIで切断し、λDNAであるλZAPII(S
TRATAGENE社製)にランダムに組み込みλZA
PIIジーンバンクを作製した。これはファージ粒子中に
パッケージし、大腸菌に感染させることでプラークの形
でジーンバンクを作製した。λZAPIIジーンバンクよ
り分離したmagA遺伝子を含む2.6kbpのEco
RI遺伝子断片をpUC19にクローニングしpUM5
Aを作製した。
5AのSphIで切断し、magA遺伝子を分離し、平
滑末端化したプラスミドpKACと接続しプラスミドp
KMAを作製した。pKMAの制限酵素切断部位地図を
図7に示す。
AMB-1 に導入し、接合伝達体を作製した。接合伝達体を
培養し、細胞を回収、破砕を行い、磁気微粒子を回収し
た。この磁気微粒子に対し、プロテインAのIgG との結
合能に注目し、抗杉花粉、抗小麦、抗卵IgG と混合し
た。混合した粒子は洗浄し、抗体固定化量を測定したと
ころ、従来用いられてきたSPDPを用いる化学結合法(特
開平5−209884)と同程度の固定化が可能である
ことが示された。また、実施例1と同様に、抗原検出実
験を行った結果、3種の抗原はどれも検出可能であっ
た。このようにプロテインAのmagA融合タンパク質を用
いて様々なIgG を磁気微粒子表面に簡便に結合させるこ
とが可能であり、従来の化学結合に劣らない抗原検出が
可能であることが示された。例4 蛍ルシフェラーゼ遺伝子(luc遺伝子)をmagA遺
伝子の5’末端側に導入し、luc−magA融合DN
A配列を含むプラスミドpNELMを図8に示す方法で
作製した。 (1) ベクターには磁性細菌AMB−1に接合伝達による
遺伝子導入が可能であり、テトラサイクリン耐性遺伝子
をもつプラスミドpRK415を用いた。このpRK4
15のNcoΙ切断部位とEcoNΙ切断部位を平滑末
端化処理により欠損させ、プラスミドpRK415NE
を作製した。pRK415NEをSacIで切断し、m
agAプロモータ−luc融合遺伝子を組み込んだプラ
スミドpNEPLを生成した。 (2) 次に、magA遺伝子を保持するプラスミドpUM
5AにScaI切断部位をデザインしたプライマーを用
い、PCRによりmagA遺伝子を増幅させScaIで
切断し、EcoNIで切断後平滑末端化したプラスミド
pNEPLと接続し、プラスミドpNELMを作製し
た。pNEPLの制限酵素切断部位地図を図9に示す。 (3) このプラスミドを接合伝達によって野生株AMB−
1に導入し、接合伝達体を作製した。接合伝達体を培養
して増殖させ、細胞を回収、破砕を行い、磁気微粒子を
磁石を用いて回収した。この磁気微粒子のルシフェラー
ゼ活性を、ピッカジーン発光キット(東洋インキ製)を
用いルミノメーターで発光量を測定した。結果を表2に
示す。
端及びN末端の露出方向を確認するために、magA遺
伝子の3’末端にluc遺伝子を結合したプラスミドp
KMLを保持する接合伝達体由来の磁気微粒子と、ma
gA遺伝子の5’末端にluc遺伝子を結合したプラス
ミドpNELMを保持する接合伝達体由来の磁気微粒子
において、抗ルシフェラーゼIgG及びアルカリホスフ
ァターゼ標識抗ウサギIgGを用いてイムノアッセイを
行った。検出はアルカリホスファターゼとAMPPD
(Boehringer Mannheim Bioc
hemica)との反応による発光をルミノメーターで
測定した。結果を表3に示す。
端は磁気微粒子を被覆する有機膜の外側に露出している
ことが明らかとなった。従って機能性タンパク質の性質
に応じてmagAタンパク質のN末端に融合した融合タ
ンパク質として生成させるかC末端に融合した融合タン
パク質として生成させるかを選択することができる。例5 蛍ルシフェラーゼ遺伝子及びクロラムフェニコールアセ
チルトランスフェラーゼ(CAT)遺伝子を磁気微粒子
上に同時発現させるため、luc−magA−cat融
合DNA配列を含む遺伝子であるプラスミドpNELM
Cを図10に示す方法で作製した。
1に接合伝達による遺伝子導入が可能であり、テトラサ
イクリン耐性遺伝子をもつプラスミドpRK415を用
いた。このpRK415のNcoΙ切断部位とEcoN
Ι切断部位を平滑末端化処理により欠損させ、プラスミ
ドpRK415NEを生成した。pRK415NEをS
acIで切断し、magAプロモーター−luc融合遺
伝子を組み込んだプラスミドpNEPLを作製した。
ドpUM5AにScaI切断部位をデザインしたプライ
マーを用い、PCRによりmagA遺伝子を増幅させS
caIで切断し、EcoNIで切断後平滑末端化したプ
ラスミドpNEPLと接続し、プラスミドpNELMを
作製した。
を削除しScaI切断部位をデザインしたプライマーを
用い、PCRによりcat遺伝子を増幅させた。これを
DraIIIで切断後平滑末端化したプラスミドpNE
LMと接続し、プラスミドpNELMCを作製した。p
NELMCの制限酵素切断部位地図を図11に示す。こ
のプラスミドを接合伝達によって野生株AMB−1に導
入し、接合伝達体を生成した。接合伝達体を培養して増
殖させ、細胞を回収、破砕を行い、磁石で磁気微粒子を
回収した。この磁気微粒子のルシフェラーゼ活性を、ピ
ッカジーン発光キット(東洋インキ製)を用いルミノメ
ーターで発光量を測定したところpNELMと同等のル
シフェラーゼ活性を示した。
行った結果、CAT活性が検出された。CATアッセイ
は、クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ
とクロラムフェニコールとの反応によるクロラムフェニ
コールアセチル化体を薄層クロマトグラフィーにより検
出することで行った。この結果、magA遺伝子タンパ
ク質の両末端に接続したそれぞれのタンパク質は、該タ
ンパク質を単独で接続したときと同等の活性を示した。
この実験より、magA遺伝子タンパク質の両末端に機
能の異なるタンパク質をコードする遺伝子を接続した融
合遺伝子を構築することで、磁気微粒子上に同時発現す
ることが可能になり、これより多数の機能を有する磁気
微粒子を生産することができた。
必要がなく、形質転換された磁性細菌を培養し、菌体内
に生成した磁気微粒子を分離するだけで酵素、抗体その
他の有用タンパク質を磁気微粒子の有機膜に結合した状
態で安定して得ることができる。有用タンパク質が機能
性タンパク質である場合には、磁気微粒子に固定化され
た機能性タンパク質を磁気的に制御することができるの
で、所要の局所へ効率的にその機能を発揮させることが
できる。
子を本発明のプラスミドに導入し、磁性細菌を形質転換
することでどのようなタンパク質も磁気微粒子上に生成
させることができる。
る必要はなく、同じ菌株を維持し培養するだけで所要の
タンパク質結合磁気微粒子を半永久的に製造することが
でき、製造ロット間のタンパク質含有量や活性にバラツ
キがなく、しかも低コスト化のメリットも大きい。しか
も、こうして得られる磁気微粒子は、常に同一活性を有
するタンパク質を同一の量で含有するものである。
するため目的とするタンパク質を磁気的に短時間で分離
回収でき、効率的な分離精製が出来る。
Lの調製方法の説明図である。
法の説明図である。
ある。
の説明図である。
ある。
の説明図である。
ある。
である。
である。
明図である。
地図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 磁性細菌AMB−1の菌体内に生成する
磁気微粒子を被覆する有機膜に結合したタンパク質をコ
ードし、配列表に記載の配列番号1で示されるDNA配
列からなる、単離、精製されたmagA遺伝子。 - 【請求項2】 磁性細菌AMB−1の菌体内に生成する
磁気微粒子を被覆する有機膜に結合したタンパク質であ
って、配列表に記載の配列番号2で示されるアミノ酸配
列からなる、単離、精製されたmagAタンパク質。 - 【請求項3】 磁性細菌AMB−1の菌体内に生成する
磁気微粒子を被覆する有機膜に結合したmagAタンパ
ク質のアミノ酸配列中の疎水性領域(配列表に記載の配
列番号2の第7〜第380アミノ酸残基の領域)をコー
ドする塩基配列で表されるDNA配列を含むmagA遺
伝子断片。 - 【請求項4】 (a) 磁性細菌AMB−1の菌体内に生成
する磁気微粒子を被覆する有機膜に結合したmagAタ
ンパク質のアミノ酸配列中の疎水性領域(配列表に記載
の配列番号2の第7〜第380アミノ酸残基の領域)を
コードする塩基配列で表されるDNA配列を含むmag
A遺伝子断片と、(b) 該magA遺伝子断片の一方又は
両方の末端に融合された、一又は二の有用タンパク質を
コードする一又は二のDNA配列と、からなる融合DN
A配列。 - 【請求項5】 前記の一又は二の有用タンパク質が機能
性タンパク質である、請求項4 に記載の融合DNA配
列。 - 【請求項6】 請求項4 に記載の融合DNA配列を含有
する組み換えプラスミド。 - 【請求項7】 宿主磁性細菌に請求項6 に記載の組み換
えプラスミドが導入されてなる、形質転換磁性細菌。 - 【請求項8】 請求項7 に記載の宿主磁性細菌が、Magn
etospirillum種又はDesulfovibrio 種の微生物である、
形質転換磁性細菌。 - 【請求項9】 磁気微粒子と、該磁気微粒子の表面を被
覆している有機膜に結合している、請求項4 に記載の融
合DNA配列でコードされた一又は二の機能性タンパク
質を含有する融合タンパク質とを有する、機能性タンパ
ク質結合磁気微粒子。 - 【請求項10】 請求項9 の機能性タンパク質結合磁気
微粒子であって、前記の一又は二の機能性タンパク質が
生理活性を有するものである磁気微粒子。 - 【請求項11】 請求項10の磁気微粒子であって、前記
の生理活性を有するタンパク質が、免疫関連タンパク
質、結合能を有するタンパク質、又は酵素である磁気微
粒子。 - 【請求項12】 請求項4 に記載の融合DNA配列を含
むプラスミドにより形質転換された磁性細菌を培養する
ことにより、前記融合DNA配列を発現させ、有用タン
パク質を含む融合タンパク質を、磁気微粒子を被覆する
有機膜に結合した状態で該菌体内に生成させることから
なる、有用タンパク質結合磁気微粒子の製造方法。 - 【請求項13】 前記有用タンパク質が機能性タンパク
質である、請求項12に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26348795A JP3625544B2 (ja) | 1994-09-16 | 1995-09-18 | タンパク質結合磁気微粒子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24870094 | 1994-09-16 | ||
| JP6-248700 | 1994-09-16 | ||
| JP26348795A JP3625544B2 (ja) | 1994-09-16 | 1995-09-18 | タンパク質結合磁気微粒子及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228782A true JPH08228782A (ja) | 1996-09-10 |
| JP3625544B2 JP3625544B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=26538909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26348795A Expired - Fee Related JP3625544B2 (ja) | 1994-09-16 | 1995-09-18 | タンパク質結合磁気微粒子及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3625544B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0834560A4 (en) * | 1996-03-27 | 2000-09-06 | Tdk Corp | FINE MAGNETIC PARTICLES FOR BINDING USEFUL PROTEINS METHOD FOR THE PRODUCTION AND USE THEREOF |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP26348795A patent/JP3625544B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0834560A4 (en) * | 1996-03-27 | 2000-09-06 | Tdk Corp | FINE MAGNETIC PARTICLES FOR BINDING USEFUL PROTEINS METHOD FOR THE PRODUCTION AND USE THEREOF |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3625544B2 (ja) | 2005-03-02 |
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