JPH0822920A - 直列変圧器 - Google Patents

直列変圧器

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JPH0822920A
JPH0822920A JP6156018A JP15601894A JPH0822920A JP H0822920 A JPH0822920 A JP H0822920A JP 6156018 A JP6156018 A JP 6156018A JP 15601894 A JP15601894 A JP 15601894A JP H0822920 A JPH0822920 A JP H0822920A
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JP
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series transformer
thyristor
overcurrent
power system
series
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JP6156018A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsushita
邦雄 松下
Tokuji Masaki
徳治 正木
Hitoshi Kawakami
仁志 川上
Naoto Matsuoka
直人 松岡
Chihiro Ishibashi
千尋 石橋
Tatsumi Ichioka
立美 市岡
Yoshinori Yamamoto
良則 山本
Takayuki Sakurai
隆行 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電力系統の事故に起因する過電圧、過電流が生
じても電圧調整装置が故障しない静止型電圧調整装置用
直列変圧器を提供する。 【構成】電力系統と負荷との間に二次巻線56bU、5
6bV、56bWを直列介挿した直列変圧器50と、電
力系統の各相間に介挿した調整用変圧器30と、この調
整用変圧器30の出力を直列変圧器50の一次巻線56
aU、56aV、56aWに補償電圧として加える電圧
調整装置40とを有し、電力系統の過電流もしくは過電
圧の発生に起因して直列変圧器50の二次巻線56b
U、56bV、56bWに生じる過電流もしくは過電圧
を消滅させる手段55U、55V、55Wを直列変圧器
50に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統に直列に介挿さ
れる直列変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力系統において、電源側から負
荷点までは常にインピーダンスが存在するので、負荷電
流が大きくなればそれに応動して線路電圧降下が生じ、
負荷点の電圧は降下する。このように負荷点の電圧が降
下する電力系統にあっては、負荷に供給する電圧を適正
値に制御するために、一般に電圧調整装置が設置されて
いる。この種電圧調整装置においは、高圧線のピーク・
オフピーク時の電流比が大きく影響し、また地域や季節
によっても変化するので、こられの要素を総合的に判断
し、電圧調整を検討する必要がある。一般的に使用され
ている線路用電圧調整装置(SVR:Step Vol
tage Regulator)は、図3に示されるも
のが知られており、原理的には、母線電圧調整器と同様
な多段式電圧調整器であり、単巻変圧器で抵抗式のもの
が普及している。
【0003】また、この種電圧調整装置としては、図4
に示されるものも知られている。図4において、図示し
ない電源より供給される三相電力は三相入力端子1U、
1V、1Wに入力される。この三相入力端子1U、1
V、1Wには調整用変圧器3U、3V、3Wが接続され
ている。この調整用変圧器3U、3V、3Wのそれぞれ
の一次巻線aは星形に接続されており、その二次巻線b
から相電圧を取り出している。この調整用変圧器3U、
3V、3Wの二次巻線bには、図5に示されるように、
一対のサイリスタ5、6、7、8をブリッジ接続して構
成される切換回路4U、4V、4Wが接続されている。
この切換回路4U、4V、4Wの出力は、直列変圧器9
U、9V、9Wの一次巻線hに接続される。この直列変
圧器9U、9V、9Wの二次巻線gは、三相入力端子1
U、1V、1Wと三相出力端子2U、2V、2Wとの間
に直列に接続されている。
【0004】上述のように構成された電圧調整装置の動
作を、図5に示すU相のみについて説明する。図5にお
いて、サイリスタスイッチ7および8をオンにし、サイ
リスタスイッチ5および6をオフにすると、直列変圧器
9Uの一次側はサイリスタスイッチ7および8により短
絡され、直列変圧器9Uの二次巻線gには電圧の変化が
生じない。次に、サイリスタスイッチ7および6をオン
にし、サイリスタスイッチ5および8をオフにすると、
調整用変圧器3Uの二次側電圧V3が出力電圧V2を持ち
上げる方向に直列変圧器9Uに印加される。逆に、サイ
リスタスイッチ5および8をオンにし、サイリスタスイ
ッチ7および6をオフにすると、調整用変圧器3Uの二
次側電圧V3が出力電圧V2を下げる方向に直列変圧器9
Uに印加される。
【0005】このように、図5の構成によれば、切換回
路4Uのサイリスタスイッチ5〜8のオン・オフの組み
合わせにより、調整用変圧器3Uは、入力電圧V1が低
下したときは出力電圧V2を上げるように作用し、入力
電圧V1が上昇したときは出力電圧V2を下げるように作
用することとなるので、出力電圧V2を適正な値に制御
することができる。なお、図5のU相の回路の動作は他
の相の回路の場合も同じであり、各相の直列変圧器は相
電圧ベクトル方向に電圧を持ち上げたり、下げたりして
三相電圧の調整を行うこととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該電圧調
整装置においては、電力系統に短絡、地絡等の事故が発
生した場合、電力系統に大電流が流れ、この大電流によ
り直列変圧器の一次側にも過電流もしくは過電圧が誘起
されることとなり、それに起因して直列変圧器の一次側
に接続された、例えば電圧調整装置等が故障する事態が
発生する。そして、電圧調整装置等が故障すると、電力
系統の電圧補償ができなくなる事態となる。従って、本
発明の目的は、このような電力系統に短絡、地絡等の事
故が発生しても、直列変圧器の一次側に接続された電圧
調整装置等が故障することを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電力系統と負
荷との間に直列介挿した二次巻線と、電力系統の各相間
に介挿した調整用変圧器の出力を補償電圧として加える
一次巻線とを有する直列変圧器であって、その構成上の
第1の特徴は、直列変圧器の二次巻線にバイパス手段を
設けたことにある。また、本発明の構成上の第2の特徴
は、直列変圧器の二次巻線に生じる過電流をバイパスさ
せるために、直列変圧器の二次巻線の各相に各々並列に
配置した短絡手段と、電力系統の過電流を検出する過電
流検出手段と、この過電流検出手段からの検出信号に基
づき短絡手段を制御する制御手段とを有することにあ
る。
【0008】さらに、本発明の構成上の第3の特徴は、
上述の直列変圧器の二次巻線の各相に各々並列に配置し
た短絡手段としてサイリスタ短絡器を有し、また、短絡
手段を制御する制御手段として、電力系統の過電流を検
出する過電流検出器からの検出信号が予め定められた所
定の値以上となったとき点弧指令を発し、この点弧指令
に基づきサイリスタ短絡器を短絡させる短絡器制御回路
を有することにある。さらに、本発明の構成上の第4の
特徴は、上述の短絡器制御回路を、上述の過電流検出器
からの検出信号が予め定められた所定の値以上となった
とき点弧指令を発するサイリスタ制御回路と、この制御
回路からの点弧指令に基づき、サイリスタ短絡器に点弧
信号を送出するゲートユニットとから構成したことにあ
る。
【0009】そして、発明の構成上の第5の特徴は、直
列変圧器の一次巻線の各相に各々並列に配置したサイリ
スタ短絡器と、直列変圧器の一次巻線とサイリスタ短絡
器との間に直列に接続し、直列変圧器の一次巻線および
サイリスタ短絡器の各サイリスタに流れる電流を制限す
る限流手段と、電力系統の過電流を検出する過電流検出
器と、過電流検出器からの検出信号が予め定められた所
定の値以上となったとき点弧指令を発するサイリスタ制
御回路と、このサイリスタ制御回路からの点弧指令に基
づき、サイリスタ短絡器に点弧信号を送出するゲートユ
ニットとを有することにある。
【0010】
【発明の作用・効果】かかる構成の直列変圧器において
は、電力系統の事故に起因する電力系統の過電流の発生
に基づき、直列変圧器の二次巻線を短絡させるので、直
列変圧器の一次巻線に過電流もしくは過電圧を誘起させ
なくすることができ、過電流もしくは過電圧による直列
変圧器の一次側に接続された、例えば電圧調整装置等の
故障を防止することができる。また、直列変圧器の二次
巻線を直接短絡させるので、この種直列変圧器の短絡電
流容量を小さくすることがで、この種直列変圧器を安価
に製造できるという格別の効果を奏する。
【0011】また、直列変圧器の二次巻線に生じる過電
流をバイパスさせるための短絡手段と、過電流検出手段
と、短絡手段を制御する制御手段とを付加するだけの簡
単な構成であるので、この種直列変圧器を簡単にかつ安
価に製造することができ、確実に直列変圧器の一次巻線
に過電流もしくは過電圧を誘起させなくすることがで
き、直列変圧器の一次側に接続された、例えば電圧調整
装置等の故障を確実に防止することができるようにな
る。さらに、短絡手段としてサイリスタ短絡器を用い、
このサイリスタ短絡器のサイリスタを点弧制御すること
により、直列変圧器の二次巻線を短絡させることができ
るので、この種直列変圧器を用いた静止型電圧調整装置
の制御が容易になるという格別の効果を奏する。
【0012】さらに、直列変圧器の一次巻線の各相に各
々並列にサイリスタ短絡器を接続して配置し、このサイ
リスタ短絡器と直列変圧器の一次巻線との間に直列に限
流手段を接続して配置しているので、電力系統の事故に
起因して電力系統の過電流が発生し、直列変圧器の一次
巻線に過電流もしくは過電圧が誘起されても、この過電
流を検出すると、サイリスタ短絡器が点弧されて直列変
圧器の一次巻線が限流手段を介して短絡状態となり、直
列変圧器の一次巻線に接続された、例えば電圧調整装置
等の故障を確実に防止することができる。また、直列変
圧器の一次巻線に短絡電流が流れても、限流手段の作用
により、短絡電流が制限され、この種直列変圧器の短絡
電流容量を小さくすることができる。そして、直列変圧
器の短絡電流容量を小さくすれば、この種直列変圧器を
安価に製造できるという格別の効果を奏する。また、サ
イリスタ短絡器と直列変圧器の一次巻線との間に直列に
限流手段を接続して配置して短絡電流を制限するので、
系統の短絡電流も制限することができ、電力系統の保護
にも役に立つという格別の効果を奏する。
【0013】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1
は本発明の第1実施例に係る直列変圧器の全体構成を示
す図である。図1において、直列変圧器50にはサイリ
スタ短絡器が配置されており、このサイリスタ短絡器は
二次巻線56bU、56bV、56bWの各々の各相に
並列に逆並列接続された1組のサイリスタ55U、55
V、55Wが接続されて構成されている。
【0014】また、この直列変圧器50には三相入力端
子10U、10V、10Wと三相出力端子20U、20
V、20Wとの間に流れる過電流を検出する過電流検出
器51が接続されており、この過電流検出器51からの
検出出力がサイリスタ制御回路53に入力されるよう
に、過電流検出器51とサイリスタ制御回路53とは接
続されている。このサイリスタ制御回路53からの光出
力がゲートユニット54の各ゲート回路54U、54
V、54Wに入力されるように、サイリスタ制御回路5
3とゲートユニット54の各ゲート回路54U、54
V、54Wとは光ファイバで接続されている。ここで、
サイリスタ制御回路53とゲートユニット54とで短絡
制御回路を構成している。
【0015】このゲートユニット54の各ゲート回路5
4U、54V、54Wからの点弧信号によりサイリスタ
短絡器の逆並列接続された1組のサイリスタ55U、5
5V、55Wが点弧するように、ゲートユニット54の
各ゲート回路54U、54V、54Wとサイリスタ短絡
器の逆並列接続された1組のサイリスタ55U、55
V、55Wの各ゲートとが接続されている。また、直列
変圧器50の一次巻線56aU、56aV、56aW
は、静止型電圧調整装置40を介して、三相入力端子1
0U、10V、10Wに一次巻線30aが接続された調
整用変圧器30の二次巻線30bに接続されている。
【0016】ついで、本第1実施例の動作を図1に基づ
いて説明する。電力系統に短絡、地絡等の事故が生じた
場合、直列変圧器50の二次巻線56bU、56bV、
56bWには事故に起因する過電流が流れる。この事故
により直列変圧器50の二次巻線56bU、56bV、
56bWに過電流が流れると、過電流検出器51はこの
過電流を検出する。この過電流検出器51による過電流
が所定値以上になると、この過電流検出信号はサイリス
タ制御回路53に入力される。サイリスタ制御回路53
に過電流検出信号が入力されると、サイリスタ制御回路
53はゲートユニット54の各ゲート回路54U、54
V、54Wに光信号を送出する。このサイリスタ制御回
路53からの光信号に基づき、ゲートユニット54の各
ゲート回路54U、54V、54Wはサイリスタ短絡器
の各逆並列接続のサイリスタ55U、55V、55Wに
点弧信号を送出する。この点弧信号により、サイリスタ
短絡器の各逆並列接続のサイリスタ55U、55V、5
5Wは点弧され、直列変圧器50の二次巻線56bU、
56bV、56bWは短絡状態となる。
【0017】直列変圧器50の二次巻線56bU、56
bV、56bWが短絡状態となると、直列変圧器50の
一次巻線56aU、56aV、56aWには過電流が誘
起されなくなるので、直列変圧器50の一次巻線56a
U、56aV、56aWに接続された静止型電圧調整装
置40に印加される過電流、過電圧は消滅することとな
る。このようにして、電力系統に短絡、地絡等の事故が
生じ、直列変圧器50の二次巻線56bU、56bV、
56bWに過電流が流れても、直列変圧器50の一次巻
線56aU、56aV、56aWに接続された静止型電
圧調整装置40に過電流、過電圧が発生しないので、こ
の種静止型電圧調整装置の故障を防止することができ
る。
【0018】事故発生後、図示しない遮断器を投入し、
再び電力系統に電源が供給された場合、過電流検出器5
1が所定値以上の過電流を検出すると、サイリスタ制御
回路53はゲートユニット54の各ゲート回路54U、
54V、54Wへの光信号を送出し続ける。すると、ゲ
ートユニット54の各ゲート回路54U、54V、54
Wは、サイリスタ短絡器の各逆並列接続のサイリスタ5
5U、55V、55Wに点弧信号を送出し続け、直列変
圧器50の二次巻線56bU、56bV、56bWは短
絡状態のままとなる。
【0019】ついで、事故が解消して過電流が消滅する
と、過電流検出器51は所定値以上の過電流を検出しな
くなり、サイリスタ制御回路53はゲートユニット54
の各ゲート回路54U、54V、54Wへの光信号を消
滅させる。このサイリスタ制御回路53からの光信号の
消滅に基づき、ゲートユニット54の各ゲート回路54
U、54V、54Wはサイリスタ短絡器の各逆並列接続
のサイリスタ55U、55V、55Wに点弧信号を消滅
させる。この点弧信号の消滅により、サイリスタ短絡器
の各逆並列接続のサイリスタ55U、55V、55Wは
消弧され、直列変圧器50の二次巻線56bU、56b
V、56bWは開放状態となる。
【0020】以上に説明したように、本第1実施例にお
いては、電力系統の事故に起因する電力系統の過電流の
発生に基づき、サイリスタ短絡器の各逆並列接続のサイ
リスタ55U、55V、55Wを点弧して、直列変圧器
50の二次巻線56bU、56bV、56bWを短絡さ
せるので、直列変圧器50の一次巻線56aU、56a
V、56aWに過電流が誘起されることがなくなり、過
電流による静止型電圧調整装置40の故障を防止するこ
とができる。また、直列変圧器50の二次巻線56b
U、56bV、56bWを直接短絡させるので、この種
直列変圧器50の容量を小さくすることがで、この種直
列変圧器50を安価に製造できるという格別の効果を奏
する。
【0021】また、直列変圧器50の二次巻線56b
U、56bV、56bWに生じる過電流を消滅させる短
絡手段としてサイリスタ短絡器を、また過電流検出手段
として過電流検出器51を、短絡手段であるサイリスタ
短絡器を制御する制御手段としてサイリスタ制御回路5
3と、ゲートユニット54とをそれぞれ付加するだけの
簡単な構成であるので、この種直列変圧器50を簡単に
かつ安価に製造することができ、確実に二次巻線56b
U、56bV、56bWの過電流を消滅させるととも
に、静止型電圧調整装置40の故障を確実に防止するこ
とができるようになる。さらに、短絡手段としてサイリ
スタ短絡器を用い、このサイリスタ短絡器のサイリスタ
を点弧制御することにより、直列変圧器50の二次巻線
56bU、56bV、56bWを短絡させることができ
るので、この種静止型電圧調整装置の制御が容易になる
という格別の効果を奏する。
【0022】実施例2 図2は本発明の第2実施例に係る直列変圧器の全体構成
を示す図である。図2において、直列変圧器50の二次
巻線56bU、56bV、56bWは、三相入力端子1
0U、10V、10Wと三相出力端子20U、20V、
20Wとの間に直列に接続されている。この直列変圧器
50にはサイリスタ短絡器が配置されており、このサイ
リスタ短絡器は一次巻線56aU、56aV、56aW
の各々の各相に並列に逆並列接続された1組のサイリス
タ55U、55V、55Wが接続されて構成されてい
る。この一次巻線56aU、56aV、56aWの各々
とサイリスタ短絡器の各々の逆並列接続された1組のサ
イリスタ55U、55V、55Wとの間には、例えばリ
アクトル、非直線性抵抗等からなる限流手段57U、5
7V、57Wが直列に接続されて配置されている。
【0023】また、この直列変圧器50には三相入力端
子10U、10V、10Wと三相出力端子20U、20
V、20Wとの間に流れる過電流を検出する過電流検出
器51が接続されており、この過電流検出器51からの
検出出力がサイリスタ制御回路53に入力されるよう
に、過電流検出器51とサイリスタ制御回路53とは接
続されている。このサイリスタ制御回路53からの光出
力がゲートユニット54の各ゲート回路54U、54
V、54Wに入力されるように、サイリスタ制御回路5
3とゲートユニット54の各ゲート回路54U、54
V、54Wとは光ファイバで接続されている。ここで、
サイリスタ制御回路53とゲートユニット54とで短絡
制御回路を構成している。
【0024】このゲートユニット54の各ゲート回路5
4U、54V、54Wからの点弧信号によりサイリスタ
短絡器の逆並列接続された1組のサイリスタ55U、5
5V、55Wが点弧するように、ゲートユニット54の
各ゲート回路54U、54V、54Wとサイリスタ短絡
器の逆並列接続された1組のサイリスタ55U、55
V、55Wの各ゲートとが接続されている。また、直列
変圧器50の一次巻線56aU、56aV、56aW
は、静止型電圧調整装置40を介して、三相入力端子1
0U、10V、10Wに一次巻線30aが接続された調
整用変圧器30の二次巻線30bに接続されている。
【0025】ついで、本第2実施例の動作を図2に基づ
いて説明する。電力系統に短絡、地絡等の事故が生じた
場合、直列変圧器50の二次巻線56bU、56bV、
56bWには事故に起因する過電流が流れる。この事故
により直列変圧器50の二次巻線56bU、56bV、
56bWに過電流が流れると、過電流検出器51はこの
過電流を検出する。この過電流検出器51による過電流
が所定値以上になると、この過電流検出信号はサイリス
タ制御回路53に入力される。サイリスタ制御回路53
に過電流検出信号が入力されると、サイリスタ制御回路
53はゲートユニット54の各ゲート回路54U、54
V、54Wに光信号を送出する。このサイリスタ制御回
路53からの光信号に基づき、ゲートユニット54の各
ゲート回路54U、54V、54Wはサイリスタ短絡器
の各逆並列接続のサイリスタ55U、55V、55Wに
点弧信号を送出する。この点弧信号により、サイリスタ
短絡器の各逆並列接続のサイリスタ55U、55V、5
5Wは点弧され、直列変圧器50の一次巻線56aU、
56aV、56aWは限流手段57U、57V、57W
を介して短絡状態となる。
【0026】直列変圧器50の一次巻線56aU、56
aV、56aWが限流手段57U、57V、57Wを介
して短絡状態となると、直列変圧器50の一次巻線56
aU、56aV、56aWには過電流や過電圧が誘起さ
れなくなるので、直列変圧器50の一次巻線56aU、
56aV、56aWに接続された静止型電圧調整装置4
0に印加される過電流は消滅することとなる。このよう
にして、電力系統に短絡、地絡等の事故が生じ、直列変
圧器50の二次巻線56bU、56bV、56bWに過
電流が流れても、直列変圧器50の一次巻線56aU、
56aV、56aWに接続された静止型電圧調整装置4
0に過電流が流れないので、この種静止型電圧調整装置
40の故障を防止することができる。
【0027】事故発生後、図示しない遮断器を投入し、
再び電力系統に電源が供給された場合、過電流検出器5
1が所定値以上の過電流を検出すると、サイリスタ制御
回路53はゲートユニット54の各ゲート回路54U、
54V、54Wへの光信号を送出し続ける。すると、ゲ
ートユニット54の各ゲート回路54U、54V、54
Wは、サイリスタ短絡器の各逆並列接続のサイリスタ5
5U、55V、55Wに点弧信号を送出し続け、直列変
圧器50の二次巻線56bU、56bV、56bWは短
絡状態のままとなる。
【0028】ついで、事故が解消して過電流が消滅する
と、過電流検出器51は所定値以上の過電流を検出しな
くなり、サイリスタ制御回路53はゲートユニット54
の各ゲート回路54U、54V、54Wへの光信号を消
滅させる。このサイリスタ制御回路53からの光信号の
消滅に基づき、ゲートユニット54の各ゲート回路54
U、54V、54Wはサイリスタ短絡器の各逆並列接続
のサイリスタ55U、55V、55Wに点弧信号を消滅
させる。この点弧信号の消滅により、サイリスタ短絡器
の各逆並列接続のサイリスタ55U、55V、55Wは
消弧され、直列変圧器50の二次巻線56bU、56b
V、56bWの短絡状態は解除される。
【0029】以上に説明したように、本第2実施例にお
いては、直列変圧器50の一次巻線56aU、56a
V、56aWの各相に各々並列にサイリスタ短絡器55
U、55V、55Wを接続して配置し、このサイリスタ
短絡器55U、55V、55Wと直列変圧器の一次巻線
56aU、56aV、56aWとの間に直列に限流手段
57U、57V、57Wを接続して配置しているので、
電力系統の事故に起因して電力系統の過電流が発生し、
直列変圧器50の一次巻線56aU、56aV、56a
Wに過電流もしくは過電圧が誘起されても、この過電流
を検出するとサイリスタ短絡器55U、55V、55W
が点弧されて直列変圧器の一次巻線56aU、56a
V、56aWが限流手段57U、57V、57Wを介し
て短絡状態なり、直列変圧器の一次巻線56aU、56
aV、56aWに接続された、電圧調整装置40の故障
を確実に防止することができる。
【0030】また、直列変圧器の一次巻線56aU、5
6aV、56aWに短絡電流が流れても、限流手段57
U、57V、57Wの作用により、短絡電流が制限さ
れ、この種直列変圧器50の短絡電流容量を小さくする
ことができる。そして、直列変圧器50の短絡電流容量
を小さくすれば、この種直列変圧器を安価に製造できる
という格別の効果を奏する。また、限流手段57U、5
7V、57Wの作用により、電力系統の短絡電流も制限
され、電力系統の保護にも役に立つという格別の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直列変圧器の第1の実施例を示す全体
構成図である。
【図2】本発明の直列変圧器の第2の実施例を示す全体
構成図である。
【図3】静止型電圧調整装置の従来例を示す図である。
【図4】静止型電圧調整装置の従来例の他の例を示す図
である。
【図5】図4の静止型自動電圧調整装置のU相のみを示
す回路図である。
【符号の説明】
30…調整用変圧器、40…静止型電圧調整装置、50
…直列変圧器、51…過電流検出器、53…サイリスタ
制御回路、54…ゲートユニット、55U、55V、5
5W…サイリスタ短絡器、56aU、56aV、56a
W…直列変圧器の一次巻線、56bU、56bV、56
bW…直列変圧器の二次巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 徳治 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)発明者 川上 仁志 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)発明者 松岡 直人 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)発明者 石橋 千尋 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 市岡 立美 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 山本 良則 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 櫻井 隆行 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統と負荷との間に直列介挿した二次
    巻線と、 前記電力系統の各相間に介挿した調整用変圧器の出力を
    補償電圧として加える一次巻線と、を有する直列変圧器
    であって、 前記直列変圧器の二次巻線にバイパス手段を設けたこと
    を特徴とする直列変圧器。
  2. 【請求項2】電力系統と負荷との間に直列介挿した二次
    巻線と、 前記電力系統の各相間に介挿した調整用変圧器の出力を
    補償電圧として加える一次巻線と、を有する直列変圧器
    であって、 前記直列変圧器の二次巻線の各相に各々並列に配置した
    短絡手段と、 前記電力系統の過電流を検出する過電流検出手段と、 前記過電流検出手段からの検出信号に基づき前記短絡手
    段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする直
    列変圧器。
  3. 【請求項3】電力系統と負荷との間に直列介挿した二次
    巻線と、 前記電力系統の各相間に介挿した調整用変圧器の出力を
    補償電圧として加える一次巻線と、を有する直列変圧器
    であって、 前記直列変圧器の二次巻線の各相に各々並列に配置した
    サイリスタ短絡器と、 前記電力系統の過電流を検出する過電流検出器と、 前記過電流検出器からの検出信号が予め定められた所定
    の値以上となったとき点弧指令を発し、この点弧指令に
    基づき前記サイリスタ短絡器を短絡させる短絡器制御回
    路と、を有することを特徴とする直列変圧器。
  4. 【請求項4】電力系統と負荷との間に直列介挿した二次
    巻線と、 前記電力系統の各相間に介挿した調整用変圧器の出力を
    補償電圧として加える一次巻線と、を有する直列変圧器
    であって、 前記直列変圧器の二次巻線の各相に各々並列に配置した
    サイリスタ短絡器と、 前記電力系統の過電流を検出する過電流検出器と、 前記過電流検出器からの検出信号が予め定められた所定
    の値以上となったとき点弧指令を発するサイリスタ制御
    回路と、 前記サイリスタ制御回路からの点弧指令に基づき、前記
    サイリスタ短絡器に点弧信号を送出するゲートユニット
    と、を有することを特徴とする直列変圧器。
  5. 【請求項5】電力系統と負荷との間に直列介挿した二次
    巻線と、 前記電力系統の各相間に介挿した調整用変圧器の出力を
    補償電圧として加える一次巻線と、を有する直列変圧器
    であって、 前記直列変圧器の一次巻線の各相に各々並列に配置した
    サイリスタ短絡器と、 前記直列変圧器の一次巻線と前記サイリスタ短絡器との
    間に直列に接続して配置し、前記直列変圧器の一次巻線
    および前記サイリスタ短絡器の各サイリスタに流れる電
    流を制限する限流手段と、 前記電力系統の過電流を検出する過電流検出器と、 前記過電流検出器からの検出信号が予め定められた所定
    の値以上となったとき点弧指令を発するサイリスタ制御
    回路と、 前記制御回路からの点弧指令に基づき、前記サイリスタ
    短絡器に点弧信号を送出するゲートユニットと、を有す
    ることを特徴とする直列変圧器。
JP6156018A 1994-07-07 1994-07-07 直列変圧器 Pending JPH0822920A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514311A (ja) * 2003-12-09 2007-05-31 ヌジラ、リミテッド 変圧器ベースの電圧電源
CN114188119A (zh) * 2021-11-08 2022-03-15 南方电网科学研究院有限责任公司 一种电感可调的电抗器及其电感调节方法

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