JPH0822966A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0822966A JPH0822966A JP15360994A JP15360994A JPH0822966A JP H0822966 A JPH0822966 A JP H0822966A JP 15360994 A JP15360994 A JP 15360994A JP 15360994 A JP15360994 A JP 15360994A JP H0822966 A JPH0822966 A JP H0822966A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体装置の配線寿命を延命化させる。ま
た、半導体装置の配線部の形成にともなう微粒子の付着
を抑え、製品の歩留まりを向上させる。 【構成】 主配線層12が配線保護層8によって下層か
ら隔離され、シリサイド層10を介して配線保護層8と
拡散層2とが電気的に接続された半導体装置において、
配線保護層8の主配線層12側の表層部を酸化してTi
W酸化膜9を設け、主配線層12と配線保護層8との間
に配線保護層8側から順にTi層11とTi-Al合金
層14とを設ける。半導体装置の配線形成方法におい
て、配線保護層8を堆積させた後アニールによりシリサ
イド層10とTiW酸化膜9を形成し、Ti層11と主
配線層12と反射防止層13を堆積した後これらの層を
食刻して所定の配線パターンを形成し、熱処理によりT
i層11と主配線層12との界面にTi-Al合金層1
4を形成する。
た、半導体装置の配線部の形成にともなう微粒子の付着
を抑え、製品の歩留まりを向上させる。 【構成】 主配線層12が配線保護層8によって下層か
ら隔離され、シリサイド層10を介して配線保護層8と
拡散層2とが電気的に接続された半導体装置において、
配線保護層8の主配線層12側の表層部を酸化してTi
W酸化膜9を設け、主配線層12と配線保護層8との間
に配線保護層8側から順にTi層11とTi-Al合金
層14とを設ける。半導体装置の配線形成方法におい
て、配線保護層8を堆積させた後アニールによりシリサ
イド層10とTiW酸化膜9を形成し、Ti層11と主
配線層12と反射防止層13を堆積した後これらの層を
食刻して所定の配線パターンを形成し、熱処理によりT
i層11と主配線層12との界面にTi-Al合金層1
4を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の配線構造
に関し、特に、配線保護層にチタンタングステンを用い
た配線構造に適用して有効な技術に関するものである。
に関し、特に、配線保護層にチタンタングステンを用い
た配線構造に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の配線には、アルミニ
ウム(以下、Alと記す)若しくはAl合金が用いられ
てきた。ところが、Alを含むという材料上の特性のた
め、配線には、エレクトロマイグレーション(以下、E
Mと記す)やストレスマイグレーション(以下、SMと
記す)によるボイド(原子の抜けによる空洞)やヒロッ
ク(結晶成長による隆起)が生じる。そして、このよう
なボイドやヒロックは、経時的に成長し、遂には配線短
絡または断線に至る。したがって、半導体装置の配線パ
ターンがある程度微細化した時点から、配線寿命の短縮
化が問題となってきた。現在では、この問題への対策と
して、素子層及び層間絶縁層等の下層とAl又はAl合
金の主配線層との間にチタンタングステン(以下、Ti
Wと記す)からなる配線保護層を主配線層に接触させて
設けることにより、EM耐性及びSM耐性を向上させて
配線寿命の延命化を図ったものが広く知られている。
ウム(以下、Alと記す)若しくはAl合金が用いられ
てきた。ところが、Alを含むという材料上の特性のた
め、配線には、エレクトロマイグレーション(以下、E
Mと記す)やストレスマイグレーション(以下、SMと
記す)によるボイド(原子の抜けによる空洞)やヒロッ
ク(結晶成長による隆起)が生じる。そして、このよう
なボイドやヒロックは、経時的に成長し、遂には配線短
絡または断線に至る。したがって、半導体装置の配線パ
ターンがある程度微細化した時点から、配線寿命の短縮
化が問題となってきた。現在では、この問題への対策と
して、素子層及び層間絶縁層等の下層とAl又はAl合
金の主配線層との間にチタンタングステン(以下、Ti
Wと記す)からなる配線保護層を主配線層に接触させて
設けることにより、EM耐性及びSM耐性を向上させて
配線寿命の延命化を図ったものが広く知られている。
【0003】しかしながら、TiWの配線保護層を有す
る半導体装置には、TiWの配線保護層とシリコン(以
下、Siと記す)基板上に形成された素子との接触抵抗
が大きくなるという問題があった。そこで、この問題点
を解決する手段の一つとして、例えば、特開平3−10
1231号に記載されるように、TiWの配線保護層を
堆積した後にアニール処理を行うことにより、配線保護
層と素子との境界部近傍をシリサイド化してチタン及び
タングステンを含むシリサイド層を形成したものが知ら
れている。
る半導体装置には、TiWの配線保護層とシリコン(以
下、Siと記す)基板上に形成された素子との接触抵抗
が大きくなるという問題があった。そこで、この問題点
を解決する手段の一つとして、例えば、特開平3−10
1231号に記載されるように、TiWの配線保護層を
堆積した後にアニール処理を行うことにより、配線保護
層と素子との境界部近傍をシリサイド化してチタン及び
タングステンを含むシリサイド層を形成したものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者は前記従来技術を検討した結果、次の問題点があるこ
とを見出した。
者は前記従来技術を検討した結果、次の問題点があるこ
とを見出した。
【0005】すなわち、アニール処理によってTiWか
らなる配線保護層と素子との境界部にシリサイド層が形
成された半導体装置は、アニール処理によって配線保護
層の表層部のTiが酸化され、この酸化した表層部によ
って配線保護層中のTiまたはW原子が主配線層中のA
l粒界へ拡散するのが妨げられるので、配線寿命が短縮
するという問題があった。
らなる配線保護層と素子との境界部にシリサイド層が形
成された半導体装置は、アニール処理によって配線保護
層の表層部のTiが酸化され、この酸化した表層部によ
って配線保護層中のTiまたはW原子が主配線層中のA
l粒界へ拡散するのが妨げられるので、配線寿命が短縮
するという問題があった。
【0006】また、この問題点を解決する手段として、
前記主配線層を堆積させる前にTiW層を再度堆積させ
たものが提案されているが、この場合には、TiWの堆
積回数が増える分だけ配線形成時の微粒子の発生が増え
るので、微粒子の付着による製品の歩留まりが低下する
という問題があった。
前記主配線層を堆積させる前にTiW層を再度堆積させ
たものが提案されているが、この場合には、TiWの堆
積回数が増える分だけ配線形成時の微粒子の発生が増え
るので、微粒子の付着による製品の歩留まりが低下する
という問題があった。
【0007】本発明の目的は、半導体装置の配線寿命を
延命化させることが可能な技術を提供することにある。
延命化させることが可能な技術を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、半導体装置の配線部
の形成にともなう微粒子の付着を抑え製品の歩留まりを
向上させることが可能な技術を提供することにある。
の形成にともなう微粒子の付着を抑え製品の歩留まりを
向上させることが可能な技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記並びにその他の目的及び新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0011】アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なる主配線層がチタンタングステンからなる配線保護層
によって下層から隔離され、かつ、チタン及びタングス
テンの少なくとも一方を含むシリサイド層を介して前記
配線保護層と下層に位置する素子とが電気的に接続され
た配線構造を有する半導体装置において、前記配線保護
層の前記主配線側の表層部は酸化されており、前記主配
線層と前記配線保護層との間に該配線保護層側から順に
チタン層と少なくともチタンとアルミニウムとの合金を
含む層とを設けたものである。
なる主配線層がチタンタングステンからなる配線保護層
によって下層から隔離され、かつ、チタン及びタングス
テンの少なくとも一方を含むシリサイド層を介して前記
配線保護層と下層に位置する素子とが電気的に接続され
た配線構造を有する半導体装置において、前記配線保護
層の前記主配線側の表層部は酸化されており、前記主配
線層と前記配線保護層との間に該配線保護層側から順に
チタン層と少なくともチタンとアルミニウムとの合金を
含む層とを設けたものである。
【0012】半導体基板の主面に複数の素子を形成する
工程と、該素子形成面上に層間絶縁膜を形成し前記素子
を前記主面側の表面に露出させる工程と、前記層間絶縁
膜及び前記素子露出面にチタンタングステンからなる配
線保護層を堆積させる工程と、アニール処理を行って前
記配線保護層と前記素子との境界部近傍をシリサイド化
してチタン及びタングステンの少なくとも一方を含むシ
リサイド層を形成するとともに前記配線保護層の表層部
を酸化する工程と、前記配線保護層の上に順次チタン層
とアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる主配線
層を堆積させる工程と、前記配線保護層と前記チタン層
と前記主配線層とからなる配線部層の不要な部分を食刻
して所定の配線パターンを形成する工程と、熱処理を行
って前記チタン層と前記主配線層との界面に少なくとも
チタンとアルミニウムとの合金を含む層を形成する工程
とを有するものである。
工程と、該素子形成面上に層間絶縁膜を形成し前記素子
を前記主面側の表面に露出させる工程と、前記層間絶縁
膜及び前記素子露出面にチタンタングステンからなる配
線保護層を堆積させる工程と、アニール処理を行って前
記配線保護層と前記素子との境界部近傍をシリサイド化
してチタン及びタングステンの少なくとも一方を含むシ
リサイド層を形成するとともに前記配線保護層の表層部
を酸化する工程と、前記配線保護層の上に順次チタン層
とアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる主配線
層を堆積させる工程と、前記配線保護層と前記チタン層
と前記主配線層とからなる配線部層の不要な部分を食刻
して所定の配線パターンを形成する工程と、熱処理を行
って前記チタン層と前記主配線層との界面に少なくとも
チタンとアルミニウムとの合金を含む層を形成する工程
とを有するものである。
【0013】
【作用】前記手段によれば、チタン原子の一部が主配線
層中のAl粒界に拡散してEMを妨げるので、配線寿命
を延命化させることができる。
層中のAl粒界に拡散してEMを妨げるので、配線寿命
を延命化させることができる。
【0014】また、チタンとアルミニウムとの合金を含
む層自体がEMを妨げるので、配線寿命を延命化させる
ことができる。
む層自体がEMを妨げるので、配線寿命を延命化させる
ことができる。
【0015】また、チタン層を堆積させるときに発生す
る微粒子の量は従来のチタンタングステン層を堆積させ
た場合に発生していた微粒子の量よりも少ないので、微
粒子の付着が抑制されて従来よりも製品の歩留まりを向
上させることができる。
る微粒子の量は従来のチタンタングステン層を堆積させ
た場合に発生していた微粒子の量よりも少ないので、微
粒子の付着が抑制されて従来よりも製品の歩留まりを向
上させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一名称及び同一符号を付
与し、その繰り返しの説明は省略するものとする。
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一名称及び同一符号を付
与し、その繰り返しの説明は省略するものとする。
【0017】図1は本発明による一実施例の半導体装置
の配線構造を示す要部断面図であり、1はシリコン半導
体基板、2は拡散層、3はフィールド酸化膜、4はゲー
ト酸化膜、5は低圧CVD-SiO2層、6はBPSG
(Boron Phosho SilicateGrass)層、8はチタンタ
ングステン(TiW)からなる配線保護層、9はチタン
タングステンの酸化物からなるTiW酸化膜、10はチ
タン及びタングステンを含むシリサイド層、11はチタ
ンからなるTi層、12はアルミニウムと銅とシリコン
との合金からなる主配線層、13はTiWもしくはTi
NもしくはSi等からなる反射防止層、14はチタンと
アルミニウムとの合金からなるTi-Al合金層であ
る。
の配線構造を示す要部断面図であり、1はシリコン半導
体基板、2は拡散層、3はフィールド酸化膜、4はゲー
ト酸化膜、5は低圧CVD-SiO2層、6はBPSG
(Boron Phosho SilicateGrass)層、8はチタンタ
ングステン(TiW)からなる配線保護層、9はチタン
タングステンの酸化物からなるTiW酸化膜、10はチ
タン及びタングステンを含むシリサイド層、11はチタ
ンからなるTi層、12はアルミニウムと銅とシリコン
との合金からなる主配線層、13はTiWもしくはTi
NもしくはSi等からなる反射防止層、14はチタンと
アルミニウムとの合金からなるTi-Al合金層であ
る。
【0018】本実施例の半導体装置は、シリコン半導体
基板1の主面には拡散層2及び図示しない層等からなる
多数の素子がフィールド酸化膜3によって互いに分離さ
れた状態で形成されていて、この素子形成面の上には低
圧CVD-SiO2層5及びBPSG層6からなる層間絶
縁膜が形成されていて、さらに該層間絶縁膜の上には配
線部が前記素子と電気的に接続された状態で形成されて
いる。
基板1の主面には拡散層2及び図示しない層等からなる
多数の素子がフィールド酸化膜3によって互いに分離さ
れた状態で形成されていて、この素子形成面の上には低
圧CVD-SiO2層5及びBPSG層6からなる層間絶
縁膜が形成されていて、さらに該層間絶縁膜の上には配
線部が前記素子と電気的に接続された状態で形成されて
いる。
【0019】前記配線部は、配線保護層8、シリサイド
層10、Ti層11、主配線層12、反射防止層13、
Ti-Al合金層14からなり、主配線層12が配線保
護層8によって下層に位置する層間絶縁膜と素子及びフ
ィールド酸化膜3とから隔離され、かつ、シリサイド層
10を介して配線保護層8と下層の拡散層2とが電気的
に接続された配線構造となっている。
層10、Ti層11、主配線層12、反射防止層13、
Ti-Al合金層14からなり、主配線層12が配線保
護層8によって下層に位置する層間絶縁膜と素子及びフ
ィールド酸化膜3とから隔離され、かつ、シリサイド層
10を介して配線保護層8と下層の拡散層2とが電気的
に接続された配線構造となっている。
【0020】本実施例の半導体装置の配線構造の特徴
は、配線保護層8の主配線層12側の表層部が酸化され
てできたTiW酸化膜9が設けられている点と、主配線
層12と配線保護層8との間に配線保護層8側から順に
Ti層11とTi-Al合金層14とが設けられている
点にある。
は、配線保護層8の主配線層12側の表層部が酸化され
てできたTiW酸化膜9が設けられている点と、主配線
層12と配線保護層8との間に配線保護層8側から順に
Ti層11とTi-Al合金層14とが設けられている
点にある。
【0021】なお、シリサイド層10は、拡散層2と配
線保護層8との接触抵抗を低減させるために設けられて
いるものである。また、反射防止層13は、主配線層1
2の反射率を低減するとともにヒロックの発生を防止す
るために設けられている。
線保護層8との接触抵抗を低減させるために設けられて
いるものである。また、反射防止層13は、主配線層1
2の反射率を低減するとともにヒロックの発生を防止す
るために設けられている。
【0022】本実施例の半導体装置を構成する各層の層
厚さは、例えば、低圧CVD-SiO2層5は150n
m、BPSG層6は300nm、配線保護層8は150
nm、TiW酸化膜9は数nm以下、シリサイド層10
は10nm以下、Ti層11は20nm、主配線層12
は400nm、反射防止層13は60nmである。
厚さは、例えば、低圧CVD-SiO2層5は150n
m、BPSG層6は300nm、配線保護層8は150
nm、TiW酸化膜9は数nm以下、シリサイド層10
は10nm以下、Ti層11は20nm、主配線層12
は400nm、反射防止層13は60nmである。
【0023】以下、本実施例の半導体装置の製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0024】図2及び図3は本実施例の半導体装置の製
造方法を説明するための図であり、配線を形成するまで
の各製造工程における要部を断面図で示したものであ
る。
造方法を説明するための図であり、配線を形成するまで
の各製造工程における要部を断面図で示したものであ
る。
【0025】初めに、図2(a)に示すように、従来通
りの方法でシリコン半導体基板1の主面に拡散層2、ゲ
ート酸化膜4、フィールド酸化膜3等を順次形成して、
複数の素子をフィールド酸化膜3によって互いに素子分
離した状態に形成する。
りの方法でシリコン半導体基板1の主面に拡散層2、ゲ
ート酸化膜4、フィールド酸化膜3等を順次形成して、
複数の素子をフィールド酸化膜3によって互いに素子分
離した状態に形成する。
【0026】次に、図2(b)に示すように、素子形成
面にLPCVD(Low PressuerChemical Vapor De
position)法により低圧CVD-SiO2層5を形成し、
その上に常圧CVD法によりBPSG層6を形成し熱処
理によりBPSG層6を平坦化した後、ホトエッチング
によりコンタクトホール7を開孔して拡散層2等の素子
を前記主面側の表面に露出させる。
面にLPCVD(Low PressuerChemical Vapor De
position)法により低圧CVD-SiO2層5を形成し、
その上に常圧CVD法によりBPSG層6を形成し熱処
理によりBPSG層6を平坦化した後、ホトエッチング
によりコンタクトホール7を開孔して拡散層2等の素子
を前記主面側の表面に露出させる。
【0027】次に、図2(c)に示すように、前記素子
露出面及びBPSG層6の上に配線保護層8を堆積させ
る。
露出面及びBPSG層6の上に配線保護層8を堆積させ
る。
【0028】次に、図3(a)に示すように、アニール
処理を行って配線保護層8と拡散層2等の前記素子との
境界部近傍をシリサイド化してシリサイド層10を形成
する。この時、配線保護層8の表層部も酸化してTiW
酸化膜9が形成される。このときのアニール処理は、縦
型の拡散炉型のアニール装置を用い、N2雰囲気中、6
50℃の温度で30分間行う。
処理を行って配線保護層8と拡散層2等の前記素子との
境界部近傍をシリサイド化してシリサイド層10を形成
する。この時、配線保護層8の表層部も酸化してTiW
酸化膜9が形成される。このときのアニール処理は、縦
型の拡散炉型のアニール装置を用い、N2雰囲気中、6
50℃の温度で30分間行う。
【0029】次に、図3(b)に示すように、配線保護
層8上に順次、Ti層11、主配線層12、反射防止層
13を堆積させた後、配線保護層8、Ti層11、主配
線層12の不要な部分を食刻して所定の配線パターンを
形成する。このとき、Ti層11と主配線層12の堆積
は、同一スパッタ装置内で大気にさらすことなく連続的
に行う。
層8上に順次、Ti層11、主配線層12、反射防止層
13を堆積させた後、配線保護層8、Ti層11、主配
線層12の不要な部分を食刻して所定の配線パターンを
形成する。このとき、Ti層11と主配線層12の堆積
は、同一スパッタ装置内で大気にさらすことなく連続的
に行う。
【0030】次に、熱処理を行うことでTi層11と主
配線層12との界面にTi-Al合金層14を形成し
て、配線部を完成させる。このときの熱処理は、例えば
400〜450℃の温度で30分間行うものである。以
後は、従来通りの組立て工程を経て半導体装置が完成す
る。
配線層12との界面にTi-Al合金層14を形成し
て、配線部を完成させる。このときの熱処理は、例えば
400〜450℃の温度で30分間行うものである。以
後は、従来通りの組立て工程を経て半導体装置が完成す
る。
【0031】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、前記熱処理を経てTi層11のチタン原子の一
部が主配線層12中のアルミニウム粒界に拡散し主配線
層12におけるEMの発生を妨げるので、配線寿命を延
命化させることができる。
よれば、前記熱処理を経てTi層11のチタン原子の一
部が主配線層12中のアルミニウム粒界に拡散し主配線
層12におけるEMの発生を妨げるので、配線寿命を延
命化させることができる。
【0032】また、Ti-Al合金層14自体がEMを
妨げるので、配線寿命を延命化させることができる。
妨げるので、配線寿命を延命化させることができる。
【0033】また、Ti層11を堆積させるときに発生
する微粒子の量が従来のチタンタングステン層を堆積さ
せた場合に発生していた微粒子の量よりも少ないので、
微粒子の付着が抑制されて従来よりも製品の歩留まりを
向上させることができる。
する微粒子の量が従来のチタンタングステン層を堆積さ
せた場合に発生していた微粒子の量よりも少ないので、
微粒子の付着が抑制されて従来よりも製品の歩留まりを
向上させることができる。
【0034】また、本実施例によれば、前記アニール処
理を行うときに配線保護層8の表層部にTiW酸化膜9
が形成される必要がないので、例えば先行技術として提
案されている酸化防止型のアニール装置のような特殊な
装置対策を必要としない。
理を行うときに配線保護層8の表層部にTiW酸化膜9
が形成される必要がないので、例えば先行技術として提
案されている酸化防止型のアニール装置のような特殊な
装置対策を必要としない。
【0035】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能
であることは言うまでもない。
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能
であることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果について簡単に説明すれ
ば下記の通りである。
的なものによって得られる効果について簡単に説明すれ
ば下記の通りである。
【0037】チタンタングステンを配線保護層に用いた
配線構造を有する半導体装置において、配線寿命を延命
化させることができる。
配線構造を有する半導体装置において、配線寿命を延命
化させることができる。
【0038】チタンタングステンを配線保護層に用いた
半導体装置の配線を形成する技術において、微粒子の付
着を抑制して従来よりも製品の歩留まりを向上させるこ
とができる。
半導体装置の配線を形成する技術において、微粒子の付
着を抑制して従来よりも製品の歩留まりを向上させるこ
とができる。
【0039】アニール処理によりチタンタングステンの
配線保護層と下層の素子との境界部近傍をシリサイド化
してシリサイド層を形成する際、配線保護層の表層部が
酸化されるのを防止する必要がなくなり、アニール装置
に酸化防止のための特殊な装置対策を施す必要がない。
配線保護層と下層の素子との境界部近傍をシリサイド化
してシリサイド層を形成する際、配線保護層の表層部が
酸化されるのを防止する必要がなくなり、アニール装置
に酸化防止のための特殊な装置対策を施す必要がない。
【図1】本発明による一実施例の半導体装置の配線構造
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の配線部の形成方法を
示した要部断面図であり、(a)図は素子を形成した段
階における図、(b)図は絶縁膜を形成し素子を表面に
露出させた段階における図、(c)図は配線保護層を堆
積させた段階における図である。
示した要部断面図であり、(a)図は素子を形成した段
階における図、(b)図は絶縁膜を形成し素子を表面に
露出させた段階における図、(c)図は配線保護層を堆
積させた段階における図である。
【図3】図1に示した半導体装置の配線部の形成方法を
示す要部断面図であり、(a)図はアニール処理を行っ
てシリサイド層を形成した段階における図、(b)図は
ホトエッチにより所定の配線パターンを形成した段階に
おける図である。
示す要部断面図であり、(a)図はアニール処理を行っ
てシリサイド層を形成した段階における図、(b)図は
ホトエッチにより所定の配線パターンを形成した段階に
おける図である。
1…シリコン半導体基板、2…拡散層、3…フィールド
酸化膜、4…ゲート酸化膜、5…低圧CVD-SiO
2層、6…BPSG層、7…コンタクトホール、8…配
線保護層、9…TiW酸化膜、10…シリサイド層、1
1…Ti層、12…主配線層、13…反射防止層、14
…Ti-Al合金層。
酸化膜、4…ゲート酸化膜、5…低圧CVD-SiO
2層、6…BPSG層、7…コンタクトホール、8…配
線保護層、9…TiW酸化膜、10…シリサイド層、1
1…Ti層、12…主配線層、13…反射防止層、14
…Ti-Al合金層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 晋治 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 鈴樹 正恭 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 佐原 政司 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 石田 進一 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 阿部 宏美 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 平澤 慶治 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 津金 秀明 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
らなる主配線層がチタンタングステンからなる配線保護
層によって下層から隔離され、かつ、チタン及びタング
ステンの少なくとも一方を含むシリサイド層を介して前
記配線保護層と下層に位置する素子とが電気的に接続さ
れた配線構造を有する半導体装置において、前記配線保
護層の前記主配線側の表層部は酸化されており、前記主
配線層と前記配線保護層との間に該配線保護層側から順
にチタン層と少なくともチタンとアルミニウムとの合金
を含む層とを設けたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板の主面に複数の素子を形成す
る工程と、該素子形成面上に層間絶縁膜を形成し前記素
子を前記主面側の表面に露出させる工程と、前記層間絶
縁膜及び前記素子露出面にチタンタングステンからなる
配線保護層を堆積させる工程と、アニール処理を行って
前記配線保護層と前記素子との境界部近傍をシリサイド
化してチタン及びタングステンの少なくとも一方を含む
シリサイド層を形成するとともに前記配線保護層の表層
部を酸化する工程と、前記配線保護層の上に順次チタン
層とアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる主配
線層を堆積させる工程と、前記配線保護層と前記チタン
層と前記主配線層とからなる配線部層の不要な部分を食
刻して所定の配線パターンを形成する工程と、熱処理を
行って前記チタン層と前記主配線層との界面に少なくと
もチタンとアルミニウムとの合金を含む層を形成する工
程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15360994A JPH0822966A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15360994A JPH0822966A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0822966A true JPH0822966A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15566233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15360994A Withdrawn JPH0822966A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822966A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10135212A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-22 | Sgs Thomson Microelectron Inc | 多層メタリゼーション用低温アルミニウムリフロー |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP15360994A patent/JPH0822966A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10135212A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-22 | Sgs Thomson Microelectron Inc | 多層メタリゼーション用低温アルミニウムリフロー |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |