JPH0822992B2 - 船体張付型制振材用表面防護塗料 - Google Patents
船体張付型制振材用表面防護塗料Info
- Publication number
- JPH0822992B2 JPH0822992B2 JP4657889A JP4657889A JPH0822992B2 JP H0822992 B2 JPH0822992 B2 JP H0822992B2 JP 4657889 A JP4657889 A JP 4657889A JP 4657889 A JP4657889 A JP 4657889A JP H0822992 B2 JPH0822992 B2 JP H0822992B2
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- JP
- Japan
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- epoxy resin
- damping material
- hull
- protective coating
- surface protective
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は船体外板の内側等、特に船体のドレンタンク
区画に装着した張付型制振材の表面防護塗料に関する。
区画に装着した張付型制振材の表面防護塗料に関する。
張付型制振材とは例えば、エポキシ樹脂を主剤とし、
ポリアミド樹脂を硬化剤とし硅砂等を充填剤として、こ
れに三酸化アンチモン等の難燃剤を配合したタイル状の
もので、エポキシ系接着剤で張付施工されるものであ
る。
ポリアミド樹脂を硬化剤とし硅砂等を充填剤として、こ
れに三酸化アンチモン等の難燃剤を配合したタイル状の
もので、エポキシ系接着剤で張付施工されるものであ
る。
そして、例えば船舶の制振材装着箇所はドレンタンク
区画があげられるが、従来は周囲の塗料と同様な鋼板の
保護用のタンク用タールエポキシ樹脂塗料が塗装されて
おり、制振材に塗装する目的で開発されたものではな
く、可撓性、強靭性に難点があり、制振材に塗布した場
合ひび割れ等の塗膜欠陥が発生し易すいものであつた。
区画があげられるが、従来は周囲の塗料と同様な鋼板の
保護用のタンク用タールエポキシ樹脂塗料が塗装されて
おり、制振材に塗装する目的で開発されたものではな
く、可撓性、強靭性に難点があり、制振材に塗布した場
合ひび割れ等の塗膜欠陥が発生し易すいものであつた。
張付型制振材は船舶の制振材として、船体外板の内面
等に装着されているが、波浪衝撃などにより、船体の外
板パネルに変位が生じた場合、パネル面に装着された制
振材も同様に変位が生じることがある。
等に装着されているが、波浪衝撃などにより、船体の外
板パネルに変位が生じた場合、パネル面に装着された制
振材も同様に変位が生じることがある。
制振材表面には装備場所に応じて耐油、耐水又は美装
の要求から表面保護塗装が施されるが、従来の塗料は外
板パネルの変位及びこれによつて生ずる制振材の変位に
追随できないため、ひび割れを生じたり、更に制振材の
変位によりひび割れの伝播を助長する傾向などの不具合
がみられた。
の要求から表面保護塗装が施されるが、従来の塗料は外
板パネルの変位及びこれによつて生ずる制振材の変位に
追随できないため、ひび割れを生じたり、更に制振材の
変位によりひび割れの伝播を助長する傾向などの不具合
がみられた。
このため、制振材の変位に追随しうる可撓性と強度を
兼ね備えたひび割れの発生しにくい塗料の開発が必要と
なつていた。
兼ね備えたひび割れの発生しにくい塗料の開発が必要と
なつていた。
本発明はエポキシ樹脂、柔軟性ウレタン変性エポキシ
樹脂、瀝青質物質及びポリアミド樹脂を必須成分として
なる船体張付型制振材用表面防護塗料である。
樹脂、瀝青質物質及びポリアミド樹脂を必須成分として
なる船体張付型制振材用表面防護塗料である。
すなわち、本発明の船体の、特にドレンタンク区画の
張付型制振材の防護塗料としてエポキシ樹脂、柔軟性を
有するウレタン変性エポキシ樹脂、瀝青質物質及び硬化
材としてポリアミド樹脂を使用することにより、従来の
タンク用タールエポキシ樹脂塗料に比べ塗膜の可撓性及
び強靭性を向上させ、制振材の変位に追随し、ひび割れ
発生の問題点を解決したものである。
張付型制振材の防護塗料としてエポキシ樹脂、柔軟性を
有するウレタン変性エポキシ樹脂、瀝青質物質及び硬化
材としてポリアミド樹脂を使用することにより、従来の
タンク用タールエポキシ樹脂塗料に比べ塗膜の可撓性及
び強靭性を向上させ、制振材の変位に追随し、ひび割れ
発生の問題点を解決したものである。
以下本発明の塗料の材料について説明する。
本発明において使用するエポキシ樹脂としては、エピ
クロルヒドリンとジフニロールプロパンの縮重合体であ
るビスフエノールA型エポキシ樹脂で、エポキシ当量が
180〜500のものである。
クロルヒドリンとジフニロールプロパンの縮重合体であ
るビスフエノールA型エポキシ樹脂で、エポキシ当量が
180〜500のものである。
上記樹脂の代表例としては、いずれの大竹化学工業株
式会社製の“エピオールE−028,同E−034及び同E−0
01"(商品名)があげられ。
式会社製の“エピオールE−028,同E−034及び同E−0
01"(商品名)があげられ。
本発明において使用する柔軟性ウレタン変性エポキシ
樹脂は、分子量が1500〜2500であるポリプロピレングリ
コールのポリエーテルポリマーとエポキシ当量が180〜5
00であるビスフエノールA型エポキシ樹脂を反応させた
エポキシ当量が180〜500であるものである。
樹脂は、分子量が1500〜2500であるポリプロピレングリ
コールのポリエーテルポリマーとエポキシ当量が180〜5
00であるビスフエノールA型エポキシ樹脂を反応させた
エポキシ当量が180〜500であるものである。
上記樹脂の代表例としては、いずれも旭電化工業株式
会社製の“アデカレジンEPV−11,同EPV−15,同EPV−16
A,同EPV−16B"(商品名)があげられる。
会社製の“アデカレジンEPV−11,同EPV−15,同EPV−16
A,同EPV−16B"(商品名)があげられる。
本発明においてはエポキシ樹脂100部に対し柔軟性ウ
レタン変性エポキシ樹脂は5〜100部の比率で配合する
のが適当で、特に15〜60部が好ましい。エポキシ樹脂に
対し柔軟性エポキシ樹脂の配合比率が5部以下では塗膜
の可撓性向上の効果が小さく本発明の目的を達成せずま
た100部以上では耐水性が低下する傾向にある。
レタン変性エポキシ樹脂は5〜100部の比率で配合する
のが適当で、特に15〜60部が好ましい。エポキシ樹脂に
対し柔軟性エポキシ樹脂の配合比率が5部以下では塗膜
の可撓性向上の効果が小さく本発明の目的を達成せずま
た100部以上では耐水性が低下する傾向にある。
瀝青質物質としては、コールタール、コールタールピ
ツチ、膨潤炭の中から少なくとも1種を用い、エポキシ
樹脂100部に対し30〜600部となるように配合するのが適
当で、特に100〜500部が好ましい。エポキシ樹脂100部
に対し瀝青質物質の配合比率が30部以下では可撓性及び
耐水性が低下し、600部以上では乾燥性が低下し塗膜外
観も不良となる傾向にある。
ツチ、膨潤炭の中から少なくとも1種を用い、エポキシ
樹脂100部に対し30〜600部となるように配合するのが適
当で、特に100〜500部が好ましい。エポキシ樹脂100部
に対し瀝青質物質の配合比率が30部以下では可撓性及び
耐水性が低下し、600部以上では乾燥性が低下し塗膜外
観も不良となる傾向にある。
本発明に用いる瀝青質物質は石炭を原料とするもので
ある。石炭を乾留すると芳香族化合物を主体とした留分
が得られるが、300〜360℃の留分をコールタール、360
℃以上の留分をコールタールピツチといい、石炭粉末を
コールタールとコールタールピツチの混合物中で300℃
以上の高温において膨潤させたものを膨潤炭という。中
でも、膨潤炭は耐水性に優れまた高軟化点の割りには粘
結力にも優れているので、特に好ましい。
ある。石炭を乾留すると芳香族化合物を主体とした留分
が得られるが、300〜360℃の留分をコールタール、360
℃以上の留分をコールタールピツチといい、石炭粉末を
コールタールとコールタールピツチの混合物中で300℃
以上の高温において膨潤させたものを膨潤炭という。中
でも、膨潤炭は耐水性に優れまた高軟化点の割りには粘
結力にも優れているので、特に好ましい。
本発明において使用するポリアミド樹脂は、ダイマー
酸とエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラアミン、テトラエチレンペンタアミンのう
ちの少なくとも1種の縮合により生成する高分子量のも
のである。
酸とエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラアミン、テトラエチレンペンタアミンのう
ちの少なくとも1種の縮合により生成する高分子量のも
のである。
上記樹脂の代表例としては、いずれも大竹化学工業株
式会社製の“オーマイド500,同550及び同600"(商品
名)があげられる。
式会社製の“オーマイド500,同550及び同600"(商品
名)があげられる。
エポキシ樹脂及び柔軟性ウレタン変性エポキシ樹脂に
対するポリアミド樹脂の当量比は1/0.2〜1/1.2が適当
で、特に1/0.4〜1/1.0が好ましい。エポキシ樹脂及び柔
軟性ウレタン変性エポキシ樹脂に対するポリアミド樹脂
の当量比が1/0.2以下の場合は塗膜の耐水性が低下し1/
1.2以上の場合にも塗膜の耐水性が低下する傾向にあ
る。
対するポリアミド樹脂の当量比は1/0.2〜1/1.2が適当
で、特に1/0.4〜1/1.0が好ましい。エポキシ樹脂及び柔
軟性ウレタン変性エポキシ樹脂に対するポリアミド樹脂
の当量比が1/0.2以下の場合は塗膜の耐水性が低下し1/
1.2以上の場合にも塗膜の耐水性が低下する傾向にあ
る。
本発明の塗料に用いる顔料としてはタルク、硫酸バリ
ウム、マイカ等の体質顔料及び弁柄等着色顔料を用いる
ことができる。
ウム、マイカ等の体質顔料及び弁柄等着色顔料を用いる
ことができる。
また溶剤としてはトルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素系溶剤を主体として、メチルエチルケトン(一般に
MEKと称す)、メチルイソブチルケトン(一般にMIBKと
称す)等のケトン系溶剤、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
(一般にセロソルブと称す)等のグリコール系溶剤から
選ばれた少なくとも2種の溶剤を用いることができる。
水素系溶剤を主体として、メチルエチルケトン(一般に
MEKと称す)、メチルイソブチルケトン(一般にMIBKと
称す)等のケトン系溶剤、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
(一般にセロソルブと称す)等のグリコール系溶剤から
選ばれた少なくとも2種の溶剤を用いることができる。
タレ止剤としてはアマイド系、水添ヒマシ油系、有機
ベントナイト系等を用いることができる。
ベントナイト系等を用いることができる。
本発明の実施例、比較例の組成を表−1に、試験結果
を表−2にそれぞれ示す。なお実施例の配合はすべて重
量で示す。
を表−2にそれぞれ示す。なお実施例の配合はすべて重
量で示す。
実施例の主剤はすべて3本ロールにて十分に分散した
のち硬化剤と混合し十分撹拌した後供試塗料とした。比
較例の塗料は市販のタンク用エポキシ樹脂塗料を用い
た。
のち硬化剤と混合し十分撹拌した後供試塗料とした。比
較例の塗料は市販のタンク用エポキシ樹脂塗料を用い
た。
以上のようにして得られた実施例1〜7と比較例の供
試塗料を大きさ16t×50×150mmの制振材の被塗面側にエ
アースプレーの2回塗りで乾燥膜厚が200μになるよう
に塗装し、温度20℃,相対湿度75%の条件で7日間乾燥
した後供試した。また引張試験用のテストピースは塗膜
単膜にて供試した。
試塗料を大きさ16t×50×150mmの制振材の被塗面側にエ
アースプレーの2回塗りで乾燥膜厚が200μになるよう
に塗装し、温度20℃,相対湿度75%の条件で7日間乾燥
した後供試した。また引張試験用のテストピースは塗膜
単膜にて供試した。
なお、試験方法は次のとおりである。
(1) 塗膜外観;ピンホールの有無を観察した。
(2) 付着性;ゴバン目試験(2mm×2mm 25個)制振
材との付着性を試験した。
材との付着性を試験した。
(3) 屈曲試験;温度条件20℃,10℃にて曲げ半径15.
6cm(伸び率5%)及び9.5cm(伸び率8%)で屈曲させ
塗膜のクラツクの有無を観察した。
6cm(伸び率5%)及び9.5cm(伸び率8%)で屈曲させ
塗膜のクラツクの有無を観察した。
(4) 引張試験;島津オートグラフDSC−M型にて引
張試験を行い、塗膜の伸び率を調べた。
張試験を行い、塗膜の伸び率を調べた。
(5) 40℃塩水浸漬試験;塗装された制振材の表面に
鋼材を貼付けしエツジ部をエポキシ樹脂でシールした後
40℃の3%塩水に浸漬し、塗膜外観及び付着性を調べ
た。
鋼材を貼付けしエツジ部をエポキシ樹脂でシールした後
40℃の3%塩水に浸漬し、塗膜外観及び付着性を調べ
た。
上表に示すとおり試験結果は本発明の塗料がすぐれた
制振材適性を有していることがわかる。
制振材適性を有していることがわかる。
エポキシ樹脂、柔軟性ウレタン変性エポキシ樹脂、瀝
青質物質及びポリアミド樹脂を必須成分とすることによ
り塗膜の可撓性、強靭性を向上させ制振材の変位に追随
しひび割れ発生の問題を解決した。
青質物質及びポリアミド樹脂を必須成分とすることによ
り塗膜の可撓性、強靭性を向上させ制振材の変位に追随
しひび割れ発生の問題を解決した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今城 康臣 広島県広島市中区吉島東1丁目15番2号 中国塗料株式会社内 (72)発明者 嶋田 勝介 広島県広島市中区吉島東1丁目15番2号 中国塗料株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−154330(JP,A) 特開 昭63−15864(JP,A) 特開 昭61−19671(JP,A) 特開 昭63−186771(JP,A) 特開 昭63−61059(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】エポキシ樹脂、柔軟性ウレタン変性エポキ
シ樹脂、瀝青質物質及びポリアミド樹脂を必須成分とし
てなる船体張付型制振材用表面防護塗料。 - 【請求項2】エポキシ樹脂がエピクロルヒドリンとジフ
エニロールプロパンの縮重合体であるビスフエノールA
型エポキシ樹脂でエポキシ当量が180〜500である請求項
(1)記載の船体張付型制振材用表面防護塗料。 - 【請求項3】柔軟性ウレタン変性エポキシ樹脂が分子量
1500〜2500であるポリプロピレングリコールのポリエー
テルポリマーとエポキシ当量が180〜500であるビスフエ
ノールA型エポキシ樹脂を反応させたエポキシ当量が18
0〜500である請求項(1)又は(2)記載の船体張付型
制振材用表面防護塗料。 - 【請求項4】瀝青質物質がコールタール、コールタール
ピツチ、膨潤炭の中から少なくとも1種を用い、エポキ
シ樹脂100部に対し30〜600部を用いてなる請求項(1)
〜(3)いずれかに記載の船体張付型制振材用表面防護
塗料。 - 【請求項5】ポリアミド樹脂がダイマー酸とエチレンジ
アミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラア
ミン、テトラエチレンペンタアミンのうちの少くとも1
種の縮合により生成する高分子量のポリアミドであり、
エポキシ樹脂及び柔軟性ウレタン変性エポキシ樹脂に対
するポリアミド樹脂の当量比が、1/0.2〜1/1.2である請
求項(1)〜(4)いずれかに記載の船体張付型制振材
用表面防護塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4657889A JPH0822992B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 船体張付型制振材用表面防護塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4657889A JPH0822992B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 船体張付型制振材用表面防護塗料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02227477A JPH02227477A (ja) | 1990-09-10 |
| JPH0822992B2 true JPH0822992B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=12751186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4657889A Expired - Lifetime JPH0822992B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 船体張付型制振材用表面防護塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822992B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101866433B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2018-06-12 | 피엔에이건설 주식회사 | 친환경 도료를 이용한 교량의 강재 구조물 도장 공법 |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP4657889A patent/JPH0822992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101866433B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2018-06-12 | 피엔에이건설 주식회사 | 친환경 도료를 이용한 교량의 강재 구조물 도장 공법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02227477A (ja) | 1990-09-10 |
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