JPH08230775A - 耐衝突型二重船側構造 - Google Patents
耐衝突型二重船側構造Info
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- JPH08230775A JPH08230775A JP6491695A JP6491695A JPH08230775A JP H08230775 A JPH08230775 A JP H08230775A JP 6491695 A JP6491695 A JP 6491695A JP 6491695 A JP6491695 A JP 6491695A JP H08230775 A JPH08230775 A JP H08230775A
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- 238000007747 plating Methods 0.000 abstract 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 3
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 3
- 240000004050 Pentaglottis sempervirens Species 0.000 description 2
- 235000004522 Pentaglottis sempervirens Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、衝突に耐える二重船側構造に関
し、特に内殻が展張性をそなえて破口を生じないように
したものである。 【構成】 船側外板11に近接して内殻12をそなえた二重
船側構造において、内殻12が波形壁で構成され、内殻12
を船側外板11の内側に連結するストリンガーデッキ13の
上方および下方でそれぞれ波形壁の波形頂部を上下方向
に有するように形成されるとともに、ストリンガーデッ
キ13の内端縁への結合部で内殻12はストリンガーデッキ
13に対し傾斜した傾斜面12b,12cを有している。他船
が船側へ衝突した際に内殻12が押圧される事態になって
も、内殻12が波形を拡げて展張し、衝突エネルギーを吸
収するので、内殻12の破断が防止される。
し、特に内殻が展張性をそなえて破口を生じないように
したものである。 【構成】 船側外板11に近接して内殻12をそなえた二重
船側構造において、内殻12が波形壁で構成され、内殻12
を船側外板11の内側に連結するストリンガーデッキ13の
上方および下方でそれぞれ波形壁の波形頂部を上下方向
に有するように形成されるとともに、ストリンガーデッ
キ13の内端縁への結合部で内殻12はストリンガーデッキ
13に対し傾斜した傾斜面12b,12cを有している。他船
が船側へ衝突した際に内殻12が押圧される事態になって
も、内殻12が波形を拡げて展張し、衝突エネルギーを吸
収するので、内殻12の破断が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船側に他船が衝突して
きたような場合にも耐えられる二重船側構造に関する。
きたような場合にも耐えられる二重船側構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重船側構造としては図6(要部
斜視図)に示すようなものがあり、船側外板1に近接し
て平板状の内殻2が設けられている。そして、船側外板
1と内殻2とはストリンガーデッキ3で連結され、船側
外板1も内殻2も、それぞれロンジ材1a,2aで補強
されている。
斜視図)に示すようなものがあり、船側外板1に近接し
て平板状の内殻2が設けられている。そして、船側外板
1と内殻2とはストリンガーデッキ3で連結され、船側
外板1も内殻2も、それぞれロンジ材1a,2aで補強
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の二重船側構造では、内殻2の内方に荷油を満載
した状態で、その側方から軽荷喫水状態の他船が船首部
を突込むように衝突してきた場合、他船の船首バルブが
本船の船側外板1を突き破って平板状の内殻2を内方へ
押圧するようになると、同内殻2も突き破られる恐れが
ある。本発明は、このような問題点の解消をはかろうと
するもので、船側への他船の衝突時に、他船の船首部に
より内殻まで押圧されるような場合でも、その衝突エネ
ルギーを吸収しながら内殻が展張して同内殻における破
口の発生を回避できるようにした耐衝突型二重船側構造
を提供することを目的とする。
な従来の二重船側構造では、内殻2の内方に荷油を満載
した状態で、その側方から軽荷喫水状態の他船が船首部
を突込むように衝突してきた場合、他船の船首バルブが
本船の船側外板1を突き破って平板状の内殻2を内方へ
押圧するようになると、同内殻2も突き破られる恐れが
ある。本発明は、このような問題点の解消をはかろうと
するもので、船側への他船の衝突時に、他船の船首部に
より内殻まで押圧されるような場合でも、その衝突エネ
ルギーを吸収しながら内殻が展張して同内殻における破
口の発生を回避できるようにした耐衝突型二重船側構造
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の耐衝突型二重船側構造は、船側外板に近接
して内殻をそなえた二重船側構造において、上記内殻が
波形壁で構成されたことを特徴としている。
め、本発明の耐衝突型二重船側構造は、船側外板に近接
して内殻をそなえた二重船側構造において、上記内殻が
波形壁で構成されたことを特徴としている。
【0005】また、本発明の耐衝突型二重船側構造は、
上記内殻を上記船側外板の内側に連結するストリンガー
デッキをそなえ、上記内殻を構成する波形壁が、上記ス
トリンガーデッキの上方および下方でそれぞれ波形頂部
を上下方向に有するように形成されるとともに、上記ス
トリンガーデッキの内端縁への結合部で同ストリンガー
デッキに対し傾斜した傾斜面を有するように形成されて
いることを特徴としている。
上記内殻を上記船側外板の内側に連結するストリンガー
デッキをそなえ、上記内殻を構成する波形壁が、上記ス
トリンガーデッキの上方および下方でそれぞれ波形頂部
を上下方向に有するように形成されるとともに、上記ス
トリンガーデッキの内端縁への結合部で同ストリンガー
デッキに対し傾斜した傾斜面を有するように形成されて
いることを特徴としている。
【0006】さらに、本発明の耐衝突型二重船側構造
は、上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を水平方向
に有するように形成されたことを特徴としている。
は、上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を水平方向
に有するように形成されたことを特徴としている。
【0007】また、本発明の耐衝突型二重船側構造は、
上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を上下方向に有
する波形壁部分と波形頂部を水平方向に有する波形壁部
分とを交互に組み合わせて形成されたことを特徴として
いる。
上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を上下方向に有
する波形壁部分と波形頂部を水平方向に有する波形壁部
分とを交互に組み合わせて形成されたことを特徴として
いる。
【0008】
【作用】上述の本発明の耐衝突型二重船側構造では、他
船が船側に衝突してきた場合、船側外板が突き破られて
内殻が押圧されるような事態になっても、同内殻が波形
壁で構成されているので、その波形を拡げるようにしな
がら同内殻の展張作用が行なわれるのに伴い、衝突エネ
ルギーが十分に吸収されるようになり、このようにして
同内殻に破口を生じるのを極力抑制する作用が行なわれ
る。
船が船側に衝突してきた場合、船側外板が突き破られて
内殻が押圧されるような事態になっても、同内殻が波形
壁で構成されているので、その波形を拡げるようにしな
がら同内殻の展張作用が行なわれるのに伴い、衝突エネ
ルギーが十分に吸収されるようになり、このようにして
同内殻に破口を生じるのを極力抑制する作用が行なわれ
る。
【0009】また上記の船側外板と内殻とを連結するス
トリンガーデッキの上方および下方で、それぞれ内殻を
構成する波形壁が、波形頂部を上下方向に有するととも
に、上記ストリンガーデッキの内端縁への結合部に傾斜
面を形成されていると、同結合部における部材相互の取
り合いが容易になるほか、上下方向のガース長さが長く
なり、衝突時における内殻の展張がさらに十分に行なわ
れて、同内殻の破断を回避する作用が行なわれる。そし
て通常の航行時においても、上記内殻のストリンガーデ
ッキへの結合部における傾斜面の存在により、サッギン
グやホッギングの際の船体の変形を許容する作用が行な
われる。
トリンガーデッキの上方および下方で、それぞれ内殻を
構成する波形壁が、波形頂部を上下方向に有するととも
に、上記ストリンガーデッキの内端縁への結合部に傾斜
面を形成されていると、同結合部における部材相互の取
り合いが容易になるほか、上下方向のガース長さが長く
なり、衝突時における内殻の展張がさらに十分に行なわ
れて、同内殻の破断を回避する作用が行なわれる。そし
て通常の航行時においても、上記内殻のストリンガーデ
ッキへの結合部における傾斜面の存在により、サッギン
グやホッギングの際の船体の変形を許容する作用が行な
われる。
【0010】さらに、上記内殻を構成する波形壁が、波
形頂部を水平方向に有するように形成される場合も、衝
突時には上記内殻の展張により、同内殻における破口の
発生を極力防止する作用が行なわれるほか、波浪航行時
における船体の変形を許容する作用も行なわれる。
形頂部を水平方向に有するように形成される場合も、衝
突時には上記内殻の展張により、同内殻における破口の
発生を極力防止する作用が行なわれるほか、波浪航行時
における船体の変形を許容する作用も行なわれる。
【0011】また、上記内殻を構成する波形壁が、波形
頂部を上下方向に有する波形壁部分と波形頂部を水平方
向に有する波形壁部分とを交互に組み合わせて形成され
る場合は、衝突時における内殻の展張が波形方向の異な
る波形壁部分相互の相乗作用で適切に行なわれるように
なって、同内殻における破口の発生が的確に防止される
ほか、波浪航行時における船体の変形を許容する作用も
十分に行なわれるようになる。
頂部を上下方向に有する波形壁部分と波形頂部を水平方
向に有する波形壁部分とを交互に組み合わせて形成され
る場合は、衝突時における内殻の展張が波形方向の異な
る波形壁部分相互の相乗作用で適切に行なわれるように
なって、同内殻における破口の発生が的確に防止される
ほか、波浪航行時における船体の変形を許容する作用も
十分に行なわれるようになる。
【0012】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
すると、図1〜3は本発明の第1実施例としての耐衝突
型二重船側構造を示すもので、図1はその二重船側構造
を含む船体要部の鳥瞰図、図2はその二重船側構造の一
部を拡大して示す斜視図、図3はその内殻の作用状態を
示す説明図であり、図4,5は本発明の第2実施例とし
ての耐衝突型二重船側構造を示すもので、図4はその二
重船側構造の一部を示す斜視図、図5はその内殻の作用
状態を示す説明図である。
すると、図1〜3は本発明の第1実施例としての耐衝突
型二重船側構造を示すもので、図1はその二重船側構造
を含む船体要部の鳥瞰図、図2はその二重船側構造の一
部を拡大して示す斜視図、図3はその内殻の作用状態を
示す説明図であり、図4,5は本発明の第2実施例とし
ての耐衝突型二重船側構造を示すもので、図4はその二
重船側構造の一部を示す斜視図、図5はその内殻の作用
状態を示す説明図である。
【0013】まず第1実施例について説明すると、図
1,2に示すように、タンカーの船側外板11に近接して
内殻12をそなえた二重船側構造において、内殻12が波形
壁(corrugated wall)で構成されており、同内殻12を
船側外板11の内側に連結するストリンガーデッキ13が設
けられている。
1,2に示すように、タンカーの船側外板11に近接して
内殻12をそなえた二重船側構造において、内殻12が波形
壁(corrugated wall)で構成されており、同内殻12を
船側外板11の内側に連結するストリンガーデッキ13が設
けられている。
【0014】そして、内殻12を構成する波形壁は、図2
に示すように、ストリンガーデッキ13の上方および下方
でそれぞれ波形頂部12aを上下方向に有するように形成
されるとともに、ストリンガーデッキ13の内端縁への結
合部で同ストリンガーデッキ13に対し傾斜した傾斜面12
b,12cを有するように形成されている。なお、図1に
示すように、船側外板11の内側に補強用のロンジ材11a
が取付けられるほか、縦通隔壁14や上甲板15,内底板1
6,船底外板17にも同様にロンジ材14a,15a,16a,1
7aが取付けられている。
に示すように、ストリンガーデッキ13の上方および下方
でそれぞれ波形頂部12aを上下方向に有するように形成
されるとともに、ストリンガーデッキ13の内端縁への結
合部で同ストリンガーデッキ13に対し傾斜した傾斜面12
b,12cを有するように形成されている。なお、図1に
示すように、船側外板11の内側に補強用のロンジ材11a
が取付けられるほか、縦通隔壁14や上甲板15,内底板1
6,船底外板17にも同様にロンジ材14a,15a,16a,1
7aが取付けられている。
【0015】本実施例の耐衝突型二重船側構造は上述の
ように構成されているので、他船が船側に衝突してきた
場合、船側外板11が突き破られて内殻12が押圧されるよ
うな事態になっても、波形壁で構成された内殻12が、図
3に示すように、その波形を拡げるようにしながら、同
内殻12の展張作用が行なわれるのに伴い、衝突エネルギ
ーが十分に吸収されるようになり、このようにして同内
殻12に破口を生じるのを極力抑制することができる。
ように構成されているので、他船が船側に衝突してきた
場合、船側外板11が突き破られて内殻12が押圧されるよ
うな事態になっても、波形壁で構成された内殻12が、図
3に示すように、その波形を拡げるようにしながら、同
内殻12の展張作用が行なわれるのに伴い、衝突エネルギ
ーが十分に吸収されるようになり、このようにして同内
殻12に破口を生じるのを極力抑制することができる。
【0016】また、船側外板11と内殻12とを連結するス
トリンガーデッキ13の上方および下方で、それぞれ内殻
12を構成する波形壁が、波形頂部12aを上下方向に有す
るとともに、ストリンガーデッキ13の内端縁への結合部
に傾斜面12b,12cを形成されているので、同結合部に
おける部材相互の取り合いが容易になるほか、上下方向
のガース長さが長くなり、衝突時における内殻12の展張
がさらに十分に行なわれて、同内殻12の破断を回避する
ことができ、荷油の流出等を防止することができる。そ
して通常の航行時においても、上記内殻12のストリンガ
ーデッキ13への結合部における傾斜面12b,12cの存在
により、サッギングやホッギングの際の船体の変形を許
容する作用が行なわれる。
トリンガーデッキ13の上方および下方で、それぞれ内殻
12を構成する波形壁が、波形頂部12aを上下方向に有す
るとともに、ストリンガーデッキ13の内端縁への結合部
に傾斜面12b,12cを形成されているので、同結合部に
おける部材相互の取り合いが容易になるほか、上下方向
のガース長さが長くなり、衝突時における内殻12の展張
がさらに十分に行なわれて、同内殻12の破断を回避する
ことができ、荷油の流出等を防止することができる。そ
して通常の航行時においても、上記内殻12のストリンガ
ーデッキ13への結合部における傾斜面12b,12cの存在
により、サッギングやホッギングの際の船体の変形を許
容する作用が行なわれる。
【0017】次に本発明の第2実施例について説明する
と、図4に示すように、本実施例においても、船側外板
11に近接して内殻22をそなえた二重船側構造において、
内殻22が波形壁(corrugated wall)で構成されてお
り、同内殻22を船側外板11の内側に連結するストリンガ
ーデッキ13が設けられている。そして、内殻22を構成す
る波形壁は、屋根形になっているが、ストリンガーデッ
キ13の上方および下方でそれぞれ波形頂部22aを上下方
向に有するように形成されるとともに、ストリンガーデ
ッキ13の内端縁への結合部で同ストリンガーデッキ13に
対し傾斜した傾斜面22b,22cを有するように形成され
ている。
と、図4に示すように、本実施例においても、船側外板
11に近接して内殻22をそなえた二重船側構造において、
内殻22が波形壁(corrugated wall)で構成されてお
り、同内殻22を船側外板11の内側に連結するストリンガ
ーデッキ13が設けられている。そして、内殻22を構成す
る波形壁は、屋根形になっているが、ストリンガーデッ
キ13の上方および下方でそれぞれ波形頂部22aを上下方
向に有するように形成されるとともに、ストリンガーデ
ッキ13の内端縁への結合部で同ストリンガーデッキ13に
対し傾斜した傾斜面22b,22cを有するように形成され
ている。
【0018】上述の構成により、この第2実施例の場合
は、内殻22の波形が屋根形になっていて、前述の第1実
施例の内殻12における台形状の波形と相違するものの、
その作用効果はほぼ同様になることが期待される。
は、内殻22の波形が屋根形になっていて、前述の第1実
施例の内殻12における台形状の波形と相違するものの、
その作用効果はほぼ同様になることが期待される。
【0019】前述の第1,第2実施例では、内殻12,22
を構成する波形壁が、波形頂部12a,22aを上下方向に
有するように形成されているが、これらの内殻12,22の
波形壁が波形頂部を水平方向に有するように形成されて
も、衝突時には上記内殻が展張することにより、衝突エ
ネルギーが十分に吸収されて、同内殻における破口の発
生を極力防止する作用が行なわれるほか、波浪航行時に
おける船体の変形を許容する作用も行なわれる。
を構成する波形壁が、波形頂部12a,22aを上下方向に
有するように形成されているが、これらの内殻12,22の
波形壁が波形頂部を水平方向に有するように形成されて
も、衝突時には上記内殻が展張することにより、衝突エ
ネルギーが十分に吸収されて、同内殻における破口の発
生を極力防止する作用が行なわれるほか、波浪航行時に
おける船体の変形を許容する作用も行なわれる。
【0020】また、上記内殻を構成する波形壁が、波形
頂部を上下方向に有する波形壁部分と波形頂部を水平方
向に有する波形壁部分とを交互に組み合わせて形成され
る場合は、衝突時における内殻の展張が波形方向の異な
る波形壁部分相互の相乗作用で適切に行なわれるように
なって、同内殻における破口の発生が的確に防止される
ほか、波浪航行時における船体の変形を許容する作用も
十分に行なわれるようになる。
頂部を上下方向に有する波形壁部分と波形頂部を水平方
向に有する波形壁部分とを交互に組み合わせて形成され
る場合は、衝突時における内殻の展張が波形方向の異な
る波形壁部分相互の相乗作用で適切に行なわれるように
なって、同内殻における破口の発生が的確に防止される
ほか、波浪航行時における船体の変形を許容する作用も
十分に行なわれるようになる。
【0021】なお、水平波形と鉛直波形との組み合わせ
方については、例えば、上下二段のストリンガーデッキ
が存在する場合、水平波形および鉛直波形の各内殻部分
の一方を上下二段のストリンガーデッキの相互間に設
け、上段ストリンガーデッキの上方および下段ストリン
ガーデッキの下方にはそれぞれ他方の波形の内殻部分を
設けるようにしてもよい。
方については、例えば、上下二段のストリンガーデッキ
が存在する場合、水平波形および鉛直波形の各内殻部分
の一方を上下二段のストリンガーデッキの相互間に設
け、上段ストリンガーデッキの上方および下段ストリン
ガーデッキの下方にはそれぞれ他方の波形の内殻部分を
設けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の耐衝突型
二重船側構造によれば次のような効果が得られる。 (1) 他船が船側に衝突してきた場合、船側外板が突き破
られて内殻が押圧されるような事態になっても、同内殻
が波形壁で構成されているので、その波形を拡げるよう
にしながら同内殻の展張作用が行なわれるのに伴い、衝
突エネルギーが十分に吸収されるようになり、このよう
にして同内殻に破口を生じるのを極力抑制することがで
きる。 (2) 上記の船側外板と内殻とを連結するストリンガーデ
ッキの上方および下方で、それぞれ内殻を構成する波形
壁が、波形頂部を上下方向に有するとともに、上記スト
リンガーデッキの内端縁への結合部に傾斜面を形成され
ていると、同結合部における部材相互の取り合いが容易
になるほか、上下方向のガース長さが長くなり、衝突時
における内殻の展張がさらに十分に行なわれて、同内殻
の破断を回避することができる。そして通常の航行時に
おいても、上記内殻のストリンガーデッキへの結合部に
おける傾斜面の存在により、サッギングやホッギングの
際の船体の変形を許容することができる。 (3) 上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を水平方向
に有するように形成される場合も、衝突時には上記内殻
の展張により、同内殻における破口の発生を極力防止す
る作用が行なわれるほか、波浪航行時における船体の変
形を許容する作用も行なわれる。 (4) 上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を上下方向
に有する波形壁部分と波形頂部を水平方向に有する波形
壁部分とを交互に組み合わせて形成されると、衝突時に
おける内殻の展張が波形方向の異なる波形壁部分相互の
相乗作用で適切に行なわれるようになって、同内殻にお
ける破口の発生が的確に防止されるほか、波浪航行時に
おける船体の変形を許容できるようになる。
二重船側構造によれば次のような効果が得られる。 (1) 他船が船側に衝突してきた場合、船側外板が突き破
られて内殻が押圧されるような事態になっても、同内殻
が波形壁で構成されているので、その波形を拡げるよう
にしながら同内殻の展張作用が行なわれるのに伴い、衝
突エネルギーが十分に吸収されるようになり、このよう
にして同内殻に破口を生じるのを極力抑制することがで
きる。 (2) 上記の船側外板と内殻とを連結するストリンガーデ
ッキの上方および下方で、それぞれ内殻を構成する波形
壁が、波形頂部を上下方向に有するとともに、上記スト
リンガーデッキの内端縁への結合部に傾斜面を形成され
ていると、同結合部における部材相互の取り合いが容易
になるほか、上下方向のガース長さが長くなり、衝突時
における内殻の展張がさらに十分に行なわれて、同内殻
の破断を回避することができる。そして通常の航行時に
おいても、上記内殻のストリンガーデッキへの結合部に
おける傾斜面の存在により、サッギングやホッギングの
際の船体の変形を許容することができる。 (3) 上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を水平方向
に有するように形成される場合も、衝突時には上記内殻
の展張により、同内殻における破口の発生を極力防止す
る作用が行なわれるほか、波浪航行時における船体の変
形を許容する作用も行なわれる。 (4) 上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を上下方向
に有する波形壁部分と波形頂部を水平方向に有する波形
壁部分とを交互に組み合わせて形成されると、衝突時に
おける内殻の展張が波形方向の異なる波形壁部分相互の
相乗作用で適切に行なわれるようになって、同内殻にお
ける破口の発生が的確に防止されるほか、波浪航行時に
おける船体の変形を許容できるようになる。
【図1】本発明の第1実施例としての耐衝突型二重船側
構造を含む船体要部の鳥瞰図である。
構造を含む船体要部の鳥瞰図である。
【図2】図1の二重船側構造の一部を拡大して示す斜視
図である。
図である。
【図3】図2の二重船側構造の内殻の作用状態を示す説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の第2実施例としての耐衝突型二重船側
構造の一部を示す斜視図である。
構造の一部を示す斜視図である。
【図5】図4の二重船側構造の内殻の作用状態を示す説
明図である。
明図である。
【図6】従来の二重船側構造を示す斜視図である。
11 船側外板 11a ロンジ材 12 内殻 12a 波形頂部 12b,12c 傾斜面 13 ストリンガーデッキ 14 縦通隔壁 14a ロンジ材 15 上甲板 15a ロンジ材 16 内底板 16a ロンジ 17 船底外板 17a ロンジ材 22 内殻 22a 波形頂部 22b,22c 傾斜面
Claims (4)
- 【請求項1】 船側外板に近接して内殻をそなえた二重
船側構造において、上記内殻が波形壁で構成されたこと
を特徴とする、耐衝突型二重船側構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の耐衝突型二重船側構造
において、上記内殻を上記船側外板の内側に連結するス
トリンガーデッキをそなえ、上記内殻を構成する波形壁
が、上記ストリンガーデッキの上方および下方でそれぞ
れ波形頂部を上下方向に有するように形成されるととも
に、上記ストリンガーデッキの内端縁への結合部で同ス
トリンガーデッキに対し傾斜した傾斜面を有するように
形成されていることを特徴とする、耐衝突型二重船側構
造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の耐衝突型二重船側構造
において、上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を水
平方向に有するように形成されたことを特徴とする、耐
衝突型二重船側構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載の耐衝突型二重船側構造
において、上記内殻を構成する波形壁が、波形頂部を上
下方向に有する波形壁部分と波形頂部を水平方向に有す
る波形壁部分とを交互に組み合わせて形成されたことを
特徴とする、耐衝突型二重船側構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6491695A JPH08230775A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 耐衝突型二重船側構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6491695A JPH08230775A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 耐衝突型二重船側構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08230775A true JPH08230775A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13271860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6491695A Withdrawn JPH08230775A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 耐衝突型二重船側構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08230775A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006021394A2 (de) | 2004-08-26 | 2006-03-02 | Lindenau Gmbh | Doppelhüllentankschiff |
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-
1995
- 1995-02-28 JP JP6491695A patent/JPH08230775A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|---|
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