JPH08233266A - ガス吐出装置 - Google Patents
ガス吐出装置Info
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- JPH08233266A JPH08233266A JP6502195A JP6502195A JPH08233266A JP H08233266 A JPH08233266 A JP H08233266A JP 6502195 A JP6502195 A JP 6502195A JP 6502195 A JP6502195 A JP 6502195A JP H08233266 A JPH08233266 A JP H08233266A
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- gas
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Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス吐出装置において、操作部材に操作力が
加わってもガスが継続的に吐出されないようにする。 【構成】 ガス封入タンク2の内部とガス吐出口17g
とを繋げる通路内に形成された計量空間と、この計量空
間のタンク側の端部を開閉し、このタンク側端部を閉塞
する方向に付勢される第1弁部材13と、計量空間の吐
出口側の端部を開閉し、この吐出口端部を開放する方向
に付勢される第2弁部材14と、第2弁部材を吐出口側
端部を閉塞する方向に移動させるよう操作される操作部
材とからガス吐出装置を構成する。操作部材17が操作
されておらず第2弁部材が吐出口側端部を開放している
ときは第1弁部材がタンク側端部を閉塞し、操作部材が
操作されて第2弁部材が吐出口側端部を閉塞したときは
第1弁部材がタンク側端部を開放する。
加わってもガスが継続的に吐出されないようにする。 【構成】 ガス封入タンク2の内部とガス吐出口17g
とを繋げる通路内に形成された計量空間と、この計量空
間のタンク側の端部を開閉し、このタンク側端部を閉塞
する方向に付勢される第1弁部材13と、計量空間の吐
出口側の端部を開閉し、この吐出口端部を開放する方向
に付勢される第2弁部材14と、第2弁部材を吐出口側
端部を閉塞する方向に移動させるよう操作される操作部
材とからガス吐出装置を構成する。操作部材17が操作
されておらず第2弁部材が吐出口側端部を開放している
ときは第1弁部材がタンク側端部を閉塞し、操作部材が
操作されて第2弁部材が吐出口側端部を閉塞したときは
第1弁部材がタンク側端部を開放する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてライターに用
いられるガス吐出装置に関する。
いられるガス吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ライター(例えば、使い捨て用ライタ
ー)は、下部に液化ガスを封入しておくタンクを有し、
上部にガスを吐出するノズルや、このノズルからガスを
吐出させるための操作レバー(操作部材)や、吐出され
たガスに着火するための着火機構を有した構造となって
いる。タンクの内部とノズルとを繋ぐ通路は弁によって
開閉できるようになっており、この弁はバネ力によって
通路を閉塞する方向に付勢されている。そして、操作レ
バーを操作して弁をバネ力に抗して動かし、通路を開通
させることによって、ノズルからガスを吐出させること
ができる。このように構成された従来のライターでは、
操作レバーを操作している間は、連続してタンク内から
ガスが吐出される。
ー)は、下部に液化ガスを封入しておくタンクを有し、
上部にガスを吐出するノズルや、このノズルからガスを
吐出させるための操作レバー(操作部材)や、吐出され
たガスに着火するための着火機構を有した構造となって
いる。タンクの内部とノズルとを繋ぐ通路は弁によって
開閉できるようになっており、この弁はバネ力によって
通路を閉塞する方向に付勢されている。そして、操作レ
バーを操作して弁をバネ力に抗して動かし、通路を開通
させることによって、ノズルからガスを吐出させること
ができる。このように構成された従来のライターでは、
操作レバーを操作している間は、連続してタンク内から
ガスが吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このラ
イターをポケットや鞄等に収納している間に、このポケ
ットや鞄に収納された他の物により押される等して、操
作レバーに継続的に操作力が加わってしまう場合があ
る。この場合には、使用者が知らない間にタンク内から
ガスが連続して吐出されてタンク内のガスが大幅に減少
し、その分ライターを使用できる回数が少なくなってし
まうという問題がある。
イターをポケットや鞄等に収納している間に、このポケ
ットや鞄に収納された他の物により押される等して、操
作レバーに継続的に操作力が加わってしまう場合があ
る。この場合には、使用者が知らない間にタンク内から
ガスが連続して吐出されてタンク内のガスが大幅に減少
し、その分ライターを使用できる回数が少なくなってし
まうという問題がある。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、操作部材に継続的に操作力が加わっても
ガスが連続して吐出されないようにしたガス吐出装置を
提供することを目的としている。
たものであり、操作部材に継続的に操作力が加わっても
ガスが連続して吐出されないようにしたガス吐出装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明では、ガス封入タンクの内部と
ガス吐出口とを繋げる通路内に形成された計量空間と、
この計量空間のタンク側の端部を開閉し、このタンク側
端部を閉塞する方向に付勢される第1弁部材と、計量空
間の吐出口側の端部を開閉し、この吐出口側端部を開放
する方向に付勢される第2弁部材と、第2弁部材を吐出
口側端部を閉塞する方向に移動させるよう操作される操
作部材とからガス吐出装置を構成し、操作部材が操作さ
れて第2弁部材が吐出口側端部を閉塞したときは、第1
弁部材がタンク側端部を開放するようにしている。
達成するために、本発明では、ガス封入タンクの内部と
ガス吐出口とを繋げる通路内に形成された計量空間と、
この計量空間のタンク側の端部を開閉し、このタンク側
端部を閉塞する方向に付勢される第1弁部材と、計量空
間の吐出口側の端部を開閉し、この吐出口側端部を開放
する方向に付勢される第2弁部材と、第2弁部材を吐出
口側端部を閉塞する方向に移動させるよう操作される操
作部材とからガス吐出装置を構成し、操作部材が操作さ
れて第2弁部材が吐出口側端部を閉塞したときは、第1
弁部材がタンク側端部を開放するようにしている。
【0006】このようなガス吐出装置においては、操作
部材に操作力が加わって第2弁部材が計量空間の吐出口
側端部を閉塞する方向に移動されると、これに連動して
第1弁部材が計量空間のタンク側端部を開放するよう移
動する。このため、計量空間内にはタンク内からガスが
流入し、ここには一定量のガスが溜る。この際、第2弁
部材によってガスのガス吐出口への流出が阻止されるた
め、操作部材に継続的に操作力が加わったとしても、ガ
ス吐出口からガスが吐出されることはない。そして、操
作部材への操作力の付与が解除されて第2弁部材を上記
吐出口側端部を開放する位置に戻すと、第1弁部材もこ
れに連動して上記タンク側端部を閉塞する位置に戻る。
このため、計量空間内に溜ったガスがここから流出し、
ガス吐出口から吐出される。こうして計量空間内に溜っ
たガスが全て吐出されると、ガス吐出口からのガスの吐
出は自動的に止まる。このようにガスが吐出される場合
でも、一定量をもって吐出が終了されるため、吐出が連
続して行われる場合に比べて封入ガスの減少を抑えるこ
とができる。
部材に操作力が加わって第2弁部材が計量空間の吐出口
側端部を閉塞する方向に移動されると、これに連動して
第1弁部材が計量空間のタンク側端部を開放するよう移
動する。このため、計量空間内にはタンク内からガスが
流入し、ここには一定量のガスが溜る。この際、第2弁
部材によってガスのガス吐出口への流出が阻止されるた
め、操作部材に継続的に操作力が加わったとしても、ガ
ス吐出口からガスが吐出されることはない。そして、操
作部材への操作力の付与が解除されて第2弁部材を上記
吐出口側端部を開放する位置に戻すと、第1弁部材もこ
れに連動して上記タンク側端部を閉塞する位置に戻る。
このため、計量空間内に溜ったガスがここから流出し、
ガス吐出口から吐出される。こうして計量空間内に溜っ
たガスが全て吐出されると、ガス吐出口からのガスの吐
出は自動的に止まる。このようにガスが吐出される場合
でも、一定量をもって吐出が終了されるため、吐出が連
続して行われる場合に比べて封入ガスの減少を抑えるこ
とができる。
【0007】なお、上記のガス吐出装置が、第1弁部材
を通路内に配設した後に第2弁部材を前記通路内に配設
して組み立てられるようになっている場合には、第1弁
部材を通路内に配設した後、第2弁部材を通路内に配設
する前に、計量空間を通じてガス封入タンクにガスを加
圧充填するようにしてもよい。
を通路内に配設した後に第2弁部材を前記通路内に配設
して組み立てられるようになっている場合には、第1弁
部材を通路内に配設した後、第2弁部材を通路内に配設
する前に、計量空間を通じてガス封入タンクにガスを加
圧充填するようにしてもよい。
【0008】従来はガスの加圧充填を行うためにガス封
入タンクの底面等に小孔を形成し、充填後にこの小孔に
鋼球を打ち込んでこれを塞ぐ必要があったが、これによ
れば、そのような小孔の形成や鋼球の打ち込みの必要な
く、ガス封入タンクにガスを加圧充填することができ
る。即ち、計量空間の外部から第1弁部材を押して上記
タンク側端部を開放させながらガスを加圧充填し、充填
完了と同時に第1弁部材を元の位置に戻せばガスを封入
タンク内に封入することができる。そして、この後通路
内に第2弁部材を配設すればよい。
入タンクの底面等に小孔を形成し、充填後にこの小孔に
鋼球を打ち込んでこれを塞ぐ必要があったが、これによ
れば、そのような小孔の形成や鋼球の打ち込みの必要な
く、ガス封入タンクにガスを加圧充填することができ
る。即ち、計量空間の外部から第1弁部材を押して上記
タンク側端部を開放させながらガスを加圧充填し、充填
完了と同時に第1弁部材を元の位置に戻せばガスを封入
タンク内に封入することができる。そして、この後通路
内に第2弁部材を配設すればよい。
【0009】また、上記ガス吐出装置をライターのガス
吐出用として用いる場合には、ガス吐出口から吐出され
るガスに着火する着火手段を操作部材に取り付けてもよ
い。これによれば、着火手段から火花を飛散させるため
の操作を利用して操作部材を操作することも可能とな
る。
吐出用として用いる場合には、ガス吐出口から吐出され
るガスに着火する着火手段を操作部材に取り付けてもよ
い。これによれば、着火手段から火花を飛散させるため
の操作を利用して操作部材を操作することも可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。図7には、本発明に係るガス
吐出装置を備えたライター(使い捨て用ライター)を示
している。このライター1は、樹脂製のタンク2と、タ
ンク2の上部から内部にかけて配設されたガス吐出装置
10とから構成されている。なお、ガス吐出装置10の
上部の大部分は、タンク2の上部に取り付けれた風防カ
バー4により覆われている。この風防カバー4の上面に
は、ガス吐出装置のノズル(この図には示さず)から上
方に炎を出すための円孔4aが形成されており、この円
孔4aを囲む風防カバー4の上面には、耐熱用の金属キ
ャップ4bが被せられている。また、風防カバー4の左
端には、この風防カバー4の内側に燃焼用空気を取入れ
るためのスリット4cが形成されている。
を参照しながら説明する。図7には、本発明に係るガス
吐出装置を備えたライター(使い捨て用ライター)を示
している。このライター1は、樹脂製のタンク2と、タ
ンク2の上部から内部にかけて配設されたガス吐出装置
10とから構成されている。なお、ガス吐出装置10の
上部の大部分は、タンク2の上部に取り付けれた風防カ
バー4により覆われている。この風防カバー4の上面に
は、ガス吐出装置のノズル(この図には示さず)から上
方に炎を出すための円孔4aが形成されており、この円
孔4aを囲む風防カバー4の上面には、耐熱用の金属キ
ャップ4bが被せられている。また、風防カバー4の左
端には、この風防カバー4の内側に燃焼用空気を取入れ
るためのスリット4cが形成されている。
【0011】ガス吐出装置10の上下方向中間部は、タ
ンク2の上側ほぼ2/3を占める不透明部分(不透明な
な樹脂によって形成された部分)2aによって外からは
見えなくなっており、ガス吐出装置10の下部のみが、
タンク2の下側ほぼ1/3を占める透明部分(透明な樹
脂によって形成された部分)2bを通して透視できるよ
うになっている。
ンク2の上側ほぼ2/3を占める不透明部分(不透明な
な樹脂によって形成された部分)2aによって外からは
見えなくなっており、ガス吐出装置10の下部のみが、
タンク2の下側ほぼ1/3を占める透明部分(透明な樹
脂によって形成された部分)2bを通して透視できるよ
うになっている。
【0012】以下、このタンク2およびガス吐出装置1
0の詳しい構造について図1〜図6を併せ用いて説明す
る。タンク2は、上述のように不透明部分2aと、透明
部分2bとからなり、図7から分かるように、いずれも
平面視において左端部と右端部が円弧状に膨らんだ小判
形の外形を有する。図1に示すように、不透明部分2a
の内側上部における左右方向中央からは、不透明部分2
aの内側を左右に仕切る仕切り板2cが下方に延びてい
る。また、不透明部分2aの内側上部における仕切り板
2cの左側には、円形の開口2dが形成されている。
0の詳しい構造について図1〜図6を併せ用いて説明す
る。タンク2は、上述のように不透明部分2aと、透明
部分2bとからなり、図7から分かるように、いずれも
平面視において左端部と右端部が円弧状に膨らんだ小判
形の外形を有する。図1に示すように、不透明部分2a
の内側上部における左右方向中央からは、不透明部分2
aの内側を左右に仕切る仕切り板2cが下方に延びてい
る。また、不透明部分2aの内側上部における仕切り板
2cの左側には、円形の開口2dが形成されている。
【0013】透明部分2bは、上端部が不透明部分2a
の下端部に超音波溶着される。この透明部分2bは底部
23を有し、この底部23の上面には、図7から分かる
ように平面視において小判形をした凹部23aが形成さ
れている。なお、透明部分2bは、凹部23aを含めて
左右対称に作られており、不透明部分2aの左右に対し
て取付方向は問わない。
の下端部に超音波溶着される。この透明部分2bは底部
23を有し、この底部23の上面には、図7から分かる
ように平面視において小判形をした凹部23aが形成さ
れている。なお、透明部分2bは、凹部23aを含めて
左右対称に作られており、不透明部分2aの左右に対し
て取付方向は問わない。
【0014】図1に(さらに図2に拡大して)示すよう
に、ガス吐出装置10は、上部アウタ部材11と、下部
アウタ部材12と、弁体13と、弁棒14と、中間部イ
ンナ部材15と、上部インナ部材16と、ヤスリノズル
アセンブリ17とから構成されている。
に、ガス吐出装置10は、上部アウタ部材11と、下部
アウタ部材12と、弁体13と、弁棒14と、中間部イ
ンナ部材15と、上部インナ部材16と、ヤスリノズル
アセンブリ17とから構成されている。
【0015】上部アウタ部材11は、上下に延びる管状
に形成されており、その上端には径方向外方に広がるフ
ランジ部11aが形成されている。また、このフランジ
部11aの左端には、左方に延びるスプリング受け部1
1bが形成されている。さらに、上部アウタ部材11の
下部上側には、ここより上側の部分よりも内径が小さく
なった計量部11cが設けられており、また下部下側に
は、内外径とも計量部11cより小さくなった接続部1
1eが設けられている。なお、計量部11cの内面上端
11dは、円すい状に面取りされている。
に形成されており、その上端には径方向外方に広がるフ
ランジ部11aが形成されている。また、このフランジ
部11aの左端には、左方に延びるスプリング受け部1
1bが形成されている。さらに、上部アウタ部材11の
下部上側には、ここより上側の部分よりも内径が小さく
なった計量部11cが設けられており、また下部下側に
は、内外径とも計量部11cより小さくなった接続部1
1eが設けられている。なお、計量部11cの内面上端
11dは、円すい状に面取りされている。
【0016】下部アウタ部材12は、上下に延びる管状
に形成されており、その上部に上部アウタ部材11の接
続部11eが圧入される。この下部アウタ部材12の上
下方向中間部から下側の部分12b(図1参照)は、上
側の部分12aよりも内外径が小さくなっており、両者
の境目の内面には段12cが付いている。
に形成されており、その上部に上部アウタ部材11の接
続部11eが圧入される。この下部アウタ部材12の上
下方向中間部から下側の部分12b(図1参照)は、上
側の部分12aよりも内外径が小さくなっており、両者
の境目の内面には段12cが付いている。
【0017】弁体(請求の範囲にいう「第1弁部材」)
13は、上下に延びる円柱状の本体部13aと、この本
体部の上下方向中間部に径方向外方に環状に広がるよう
に形成されたフランジ部13bとから構成されている。
本体部13aの外周におけるフランジ部13bの上側に
はリング状の溝13cが形成されており、この溝13c
には、平形リング状のパッキン13dがはめ込まれてい
る。こうして弁体13に取り付けられたパッキン13d
は、フランジ部13bの上面のほぼ全体を覆う。
13は、上下に延びる円柱状の本体部13aと、この本
体部の上下方向中間部に径方向外方に環状に広がるよう
に形成されたフランジ部13bとから構成されている。
本体部13aの外周におけるフランジ部13bの上側に
はリング状の溝13cが形成されており、この溝13c
には、平形リング状のパッキン13dがはめ込まれてい
る。こうして弁体13に取り付けられたパッキン13d
は、フランジ部13bの上面のほぼ全体を覆う。
【0018】この弁体13は、下部アウタ部材12の上
側部分12aの内側に配設される。そして、フランジ部
13bの下面と段12cの上面との間には、スプリング
18が配設される。このため、弁体13は、このスプリ
ング18の付勢力によって上動方向に付勢される。これ
により、パッキン13dの上面が接続部11eの下端面
に当接し、接続部11eの下端開口、即ち請求の範囲に
いう「計量空間のガスタンク側の端部」を閉止する(以
下、この弁体13の位置を閉位置という)。なお、パッ
キン13dによる接続部11eの下端開口の閉止を完全
に行うため、接続部11eの下端面の内周近傍部分は、
リング状に下方に向かって凸となるように形成されてい
る。
側部分12aの内側に配設される。そして、フランジ部
13bの下面と段12cの上面との間には、スプリング
18が配設される。このため、弁体13は、このスプリ
ング18の付勢力によって上動方向に付勢される。これ
により、パッキン13dの上面が接続部11eの下端面
に当接し、接続部11eの下端開口、即ち請求の範囲に
いう「計量空間のガスタンク側の端部」を閉止する(以
下、この弁体13の位置を閉位置という)。なお、パッ
キン13dによる接続部11eの下端開口の閉止を完全
に行うため、接続部11eの下端面の内周近傍部分は、
リング状に下方に向かって凸となるように形成されてい
る。
【0019】閉位置に位置した弁体13の本体部13a
の上部は、接続部11eの内側に突出する。この本体部
13aの上部外周と接続部11eの内周との間、および
フランジ部13bの外周と下部アウタ部材12の上部1
2aの内周との間には、ある程度の隙間が残るようにな
っている。
の上部は、接続部11eの内側に突出する。この本体部
13aの上部外周と接続部11eの内周との間、および
フランジ部13bの外周と下部アウタ部材12の上部1
2aの内周との間には、ある程度の隙間が残るようにな
っている。
【0020】このようにして下部アウタ部材12および
弁体13が組み付けられた上部アウタ部材11は、図3
に示すように、タンク2の開口2dに、下部アウタ部材
12を下にして挿入される。そして、フランジ部11a
およびスプリング受け部11bの下面がタンク2の上面
に当接した状態で、上部アウタ部材11におけるフラン
ジ部11aの下側の部分と開口2dの周囲部分とが超音
波溶着される。なお、下部アウタ部材12の下端は、タ
ンク2の底部23における凹部23a内に、その下端面
を凹部23aの上面に当接させない程度に突出する。
弁体13が組み付けられた上部アウタ部材11は、図3
に示すように、タンク2の開口2dに、下部アウタ部材
12を下にして挿入される。そして、フランジ部11a
およびスプリング受け部11bの下面がタンク2の上面
に当接した状態で、上部アウタ部材11におけるフラン
ジ部11aの下側の部分と開口2dの周囲部分とが超音
波溶着される。なお、下部アウタ部材12の下端は、タ
ンク2の底部23における凹部23a内に、その下端面
を凹部23aの上面に当接させない程度に突出する。
【0021】このように上部および下部アウタ部材1
1,12および弁体13を取り付けたタンク2には、ガ
スが加圧充填される。図3にはその様子を示している。
ガスの加圧充填には、図示のような充填棒30が使用さ
れる。この充填棒30は、上下に延び、その下端部31
は、接続部11eの内径より小さな(接続部11eの内
周との間にある程度の隙間ができる程度の)外径を有し
ている。この下端部31よりも上側の部分は下端部31
より大きな外径を有しており、下端部31より若干上側
の外周にはリング状の溝(付番せず)が形成され、この
溝内にはOリング32がはめ込まれている。また、Oリ
ング32よりも若干上側には、径方向外方に環状に広が
るフランジ部33が形成されている。このような外形を
有する充填棒30の内部には、図示しない上端から下端
部31の内側までつながる通路34が形成されており、
この通路34は下端部31内で径方向に延びて、下端部
31の側面にて開口している(図中に34aで示す部分
がその開口である)。
1,12および弁体13を取り付けたタンク2には、ガ
スが加圧充填される。図3にはその様子を示している。
ガスの加圧充填には、図示のような充填棒30が使用さ
れる。この充填棒30は、上下に延び、その下端部31
は、接続部11eの内径より小さな(接続部11eの内
周との間にある程度の隙間ができる程度の)外径を有し
ている。この下端部31よりも上側の部分は下端部31
より大きな外径を有しており、下端部31より若干上側
の外周にはリング状の溝(付番せず)が形成され、この
溝内にはOリング32がはめ込まれている。また、Oリ
ング32よりも若干上側には、径方向外方に環状に広が
るフランジ部33が形成されている。このような外形を
有する充填棒30の内部には、図示しない上端から下端
部31の内側までつながる通路34が形成されており、
この通路34は下端部31内で径方向に延びて、下端部
31の側面にて開口している(図中に34aで示す部分
がその開口である)。
【0022】この充填棒30を用いてタンク2内にガス
を充填する際には、充填棒30を下端部31を下にして
上部アウタ部材11内に挿入し、接続部11e内に突出
させた下端部31により、閉位置にあった弁体13を下
方に押動する。これにより、弁体13(パッキン13
d)が接続部11eの下端面から離脱し、接続部11e
および下部アウタ部材12の内面と弁体13の外周との
隙間を通じて、両アウタ部材11,12の内側における
弁体13よりも上側の部分と下側の部分とが連通する
(以下、この弁体13の位置を開位置という)。このと
きOリング32の外周が計量部11cの内面に摺接し、
計量部11c内を通じてのガスの上下方向への流通を阻
止する。
を充填する際には、充填棒30を下端部31を下にして
上部アウタ部材11内に挿入し、接続部11e内に突出
させた下端部31により、閉位置にあった弁体13を下
方に押動する。これにより、弁体13(パッキン13
d)が接続部11eの下端面から離脱し、接続部11e
および下部アウタ部材12の内面と弁体13の外周との
隙間を通じて、両アウタ部材11,12の内側における
弁体13よりも上側の部分と下側の部分とが連通する
(以下、この弁体13の位置を開位置という)。このと
きOリング32の外周が計量部11cの内面に摺接し、
計量部11c内を通じてのガスの上下方向への流通を阻
止する。
【0023】そして、充填棒30の通路34に、図示し
ない加圧ポンプ(図示せず)から高圧状態のガスGが供
給されると、ガスGは下端部31に設けられた開口34
aから噴出して、下部アウタ部材12の内側を通ってタ
ンク2内に流入する。タンク2の内部には空気が残って
いるが、この空気は高圧のガスGによって圧縮される。
こうしてガスGはタンク2内をほぼ一杯に満たすまで充
填される。そして、ガスGの充填が完了すると同時に充
填棒30を上部アウタ部材11内から引き抜けば、スプ
リング18の付勢力とタンク2内のガスGの圧力とによ
って弁体13は閉位置に戻り、ガスGはタンク2内に閉
じ込められる。
ない加圧ポンプ(図示せず)から高圧状態のガスGが供
給されると、ガスGは下端部31に設けられた開口34
aから噴出して、下部アウタ部材12の内側を通ってタ
ンク2内に流入する。タンク2の内部には空気が残って
いるが、この空気は高圧のガスGによって圧縮される。
こうしてガスGはタンク2内をほぼ一杯に満たすまで充
填される。そして、ガスGの充填が完了すると同時に充
填棒30を上部アウタ部材11内から引き抜けば、スプ
リング18の付勢力とタンク2内のガスGの圧力とによ
って弁体13は閉位置に戻り、ガスGはタンク2内に閉
じ込められる。
【0024】弁棒(請求の範囲にいう「第2弁部材」)
14は、図2に示すように、上述した充填棒30の下部
とほぼ同じ外形を有しており、上下に延びる円柱状の本
体部14aと、この本体部14aの下端部から下方に延
び、接続部11eの内周との間に隙間ができる程度の外
径を有した押動部14bと、本体部14aにおける上下
方向中間部に設けられ、径方向外方に環状に広がるフラ
ンジ部14cとから構成されている。なお、本体部14
aの下部外周にはリング状の溝14dが形成されてお
り、この溝14d内にはOリング14eがはめ込まれて
いる。また、本体部14aの外周におけるフランジ部1
4cよりも上側の部分には、フランジ部14cの上面か
ら本体部14aの上端まで延びる溝14fが複数本形成
されている。
14は、図2に示すように、上述した充填棒30の下部
とほぼ同じ外形を有しており、上下に延びる円柱状の本
体部14aと、この本体部14aの下端部から下方に延
び、接続部11eの内周との間に隙間ができる程度の外
径を有した押動部14bと、本体部14aにおける上下
方向中間部に設けられ、径方向外方に環状に広がるフラ
ンジ部14cとから構成されている。なお、本体部14
aの下部外周にはリング状の溝14dが形成されてお
り、この溝14d内にはOリング14eがはめ込まれて
いる。また、本体部14aの外周におけるフランジ部1
4cよりも上側の部分には、フランジ部14cの上面か
ら本体部14aの上端まで延びる溝14fが複数本形成
されている。
【0025】中間部インナ部材15は、上部アウタ部材
11の内径とほぼ同じ外径を有する管状の下部15a
と、この下部15aよりも内外径の小さな管状の上部1
5bとから構成される。下部15aの内側上部には、軟
質ウレタンフォームを円板状に圧縮成形した減圧フィル
タ19が配設される。また、下部15aの下端部におけ
る周方向複数箇所には、径方向に延びて下部15aの内
側と外側とをつなぐ横溝15cが形成されている。この
ように形成された中間部インナ部材15の下部15aの
内側には、弁棒14(本体部14a)の上部が圧入さ
れ、フランジ部14cの上面と下部15aの下端面とが
当接する。溝14fの側面開放部分は中間部インナ部材
15の内面によってほぼ塞がれるが、この溝14fと横
溝15cとは連通し、ここに一連の通路が形成される
(以下、これら溝14fと横溝15cとにより形成され
た通路と、上部15bの内側の通路とをあわせて第1内
部通路と称する)。また、溝14fの上端開口部は、減
圧フィルタ19の下面における外周近傍部分に面する。
11の内径とほぼ同じ外径を有する管状の下部15a
と、この下部15aよりも内外径の小さな管状の上部1
5bとから構成される。下部15aの内側上部には、軟
質ウレタンフォームを円板状に圧縮成形した減圧フィル
タ19が配設される。また、下部15aの下端部におけ
る周方向複数箇所には、径方向に延びて下部15aの内
側と外側とをつなぐ横溝15cが形成されている。この
ように形成された中間部インナ部材15の下部15aの
内側には、弁棒14(本体部14a)の上部が圧入さ
れ、フランジ部14cの上面と下部15aの下端面とが
当接する。溝14fの側面開放部分は中間部インナ部材
15の内面によってほぼ塞がれるが、この溝14fと横
溝15cとは連通し、ここに一連の通路が形成される
(以下、これら溝14fと横溝15cとにより形成され
た通路と、上部15bの内側の通路とをあわせて第1内
部通路と称する)。また、溝14fの上端開口部は、減
圧フィルタ19の下面における外周近傍部分に面する。
【0026】上部インナ部材16は、上下に延びる管状
に形成され、その上端に径方向外方に広がるフランジ部
16aを有する。この上部インナ部材16の上下方向中
間部には、内部を仕切るように仕切り板16eが形成さ
れており、この仕切り板16eよりも上側の部分(上
部)16cは、下側の部分(下部)16dよりも大きな
内径を有する。仕切り板16eの中央には、上部16c
の内側と下部16dの内側とを連通させる貫通孔16f
が形成されている。このように形成された上部インナ部
材16の下部16dの内側には、中間部インナ部材15
の上部15bが圧入され、これらは一体に連結される。
なお、中間部インナ部材15の下部15aの上面と上部
インナ部材16(下部16d)の下端面との間には、径
方向外方に向かって開口するリング状の溝16gが形成
され、この溝16g内にはOリング20がはめ込まれ
る。
に形成され、その上端に径方向外方に広がるフランジ部
16aを有する。この上部インナ部材16の上下方向中
間部には、内部を仕切るように仕切り板16eが形成さ
れており、この仕切り板16eよりも上側の部分(上
部)16cは、下側の部分(下部)16dよりも大きな
内径を有する。仕切り板16eの中央には、上部16c
の内側と下部16dの内側とを連通させる貫通孔16f
が形成されている。このように形成された上部インナ部
材16の下部16dの内側には、中間部インナ部材15
の上部15bが圧入され、これらは一体に連結される。
なお、中間部インナ部材15の下部15aの上面と上部
インナ部材16(下部16d)の下端面との間には、径
方向外方に向かって開口するリング状の溝16gが形成
され、この溝16g内にはOリング20がはめ込まれ
る。
【0027】また、フランジ部16aの左端には、左方
に延びるアーム部16bが形成されており、フランジ部
16aおよびアーム部16bの上面には、上部16cの
内側からアーム部16bの左端近傍まで延びる溝(以
下、上面溝という)16hが形成されている。さらに、
アーム部16bの付け根近傍部分には、下方に突出する
突起16iが形成されており、この突起16iの外周に
はリターンスプリング21が上下方向に延びるよう取り
付けられている。
に延びるアーム部16bが形成されており、フランジ部
16aおよびアーム部16bの上面には、上部16cの
内側からアーム部16bの左端近傍まで延びる溝(以
下、上面溝という)16hが形成されている。さらに、
アーム部16bの付け根近傍部分には、下方に突出する
突起16iが形成されており、この突起16iの外周に
はリターンスプリング21が上下方向に延びるよう取り
付けられている。
【0028】ヤスリノズルアセンブリ(請求の範囲にい
う「操作部材」)17は、上下に延びる底付円筒形状に
形成された円筒部17aと、この円筒部17aの上端に
形成され、径方向外方に広がるフランジ部17bと、こ
のフランジ部17bの上端から上方に延びて、互いに図
面の表裏方向に離れて配置された一対のヤスリ保持板1
7cと、フランジ部17bの左端から左方に延びるアー
ム部17dとから構成される。円筒部17aの底部下面
には、この底部下面の中央から左方に延びる底面溝が形
成されており、同じく円筒部17aの外周左側の部分に
は、アーム部17dのすぐ下から下方に延びて下端部が
底面溝につながった側面溝が形成されている。なお、こ
れら底面溝および側面溝によって形成されるL字形の溝
を以下、L字溝17eという。一方、円筒部17aの内
側には、スプリング22が挿入される。このスプリング
22の下端は、円筒部17aの底面に当接する。そし
て、このスプリング22の上に円柱形状の着火石23が
挿入される。この着火石23はスプリング22によって
上方に付勢される。
う「操作部材」)17は、上下に延びる底付円筒形状に
形成された円筒部17aと、この円筒部17aの上端に
形成され、径方向外方に広がるフランジ部17bと、こ
のフランジ部17bの上端から上方に延びて、互いに図
面の表裏方向に離れて配置された一対のヤスリ保持板1
7cと、フランジ部17bの左端から左方に延びるアー
ム部17dとから構成される。円筒部17aの底部下面
には、この底部下面の中央から左方に延びる底面溝が形
成されており、同じく円筒部17aの外周左側の部分に
は、アーム部17dのすぐ下から下方に延びて下端部が
底面溝につながった側面溝が形成されている。なお、こ
れら底面溝および側面溝によって形成されるL字形の溝
を以下、L字溝17eという。一方、円筒部17aの内
側には、スプリング22が挿入される。このスプリング
22の下端は、円筒部17aの底面に当接する。そし
て、このスプリング22の上に円柱形状の着火石23が
挿入される。この着火石23はスプリング22によって
上方に付勢される。
【0029】両ヤスリ保持板17cの上部には、軸24
が掛け渡され、この軸24の外周には円筒形状のヤスリ
25が回転自在に取り付けられる。このヤスリ25は、
軸方向両端に設けられた回転操作部25aと、これら回
転操作部25aよりも径の小さなヤスリ部25bとから
構成されている。回転操作部25aの外周には滑り止め
用の凹凸が全周にわたって形成されており、ヤスリ部2
5bの外周には、図中時計回りの方向に向かって尖った
鋸歯状のヤスリ歯が全周にわたって形成されている。ヤ
スリ部25bの下面は、着火石23の上端面に当接す
る。そして、ヤスリ部25bの下面と着火石23の上端
面との間には、スプリング22の付勢力によって所要の
当接力が生じる。
が掛け渡され、この軸24の外周には円筒形状のヤスリ
25が回転自在に取り付けられる。このヤスリ25は、
軸方向両端に設けられた回転操作部25aと、これら回
転操作部25aよりも径の小さなヤスリ部25bとから
構成されている。回転操作部25aの外周には滑り止め
用の凹凸が全周にわたって形成されており、ヤスリ部2
5bの外周には、図中時計回りの方向に向かって尖った
鋸歯状のヤスリ歯が全周にわたって形成されている。ヤ
スリ部25bの下面は、着火石23の上端面に当接す
る。そして、ヤスリ部25bの下面と着火石23の上端
面との間には、スプリング22の付勢力によって所要の
当接力が生じる。
【0030】アーム部17dの下面には、フランジ部1
7bの下側からアーム部17dの左端近傍まで延びるア
ーム圧入溝17fが形成されている。また、アーム部1
7dの左端近傍の上面には、上方に延びる円筒状(但
し、外周上端が面取りされている)のノズル部17gが
形成されている。ノズル部17gの内部には、このノズ
ル部17gの上端面にて開口して下方に延び、アーム部
17dを貫通して、アーム圧入溝17f内の左端近傍に
おいて開口するノズル孔(請求の範囲にいうガス吐出
口)17hが形成されている。さらに、ノズル部17g
の上面および外周面は、耐熱用の金属被膜17iによっ
て覆われている。
7bの下側からアーム部17dの左端近傍まで延びるア
ーム圧入溝17fが形成されている。また、アーム部1
7dの左端近傍の上面には、上方に延びる円筒状(但
し、外周上端が面取りされている)のノズル部17gが
形成されている。ノズル部17gの内部には、このノズ
ル部17gの上端面にて開口して下方に延び、アーム部
17dを貫通して、アーム圧入溝17f内の左端近傍に
おいて開口するノズル孔(請求の範囲にいうガス吐出
口)17hが形成されている。さらに、ノズル部17g
の上面および外周面は、耐熱用の金属被膜17iによっ
て覆われている。
【0031】このように構成されたヤスリノズルアセン
ブリ17は、円筒部17aを上部インナ部材16の上部
16cの内側に圧入し、且つアーム圧入溝17f内に上
部インナ部材16のアーム部16bを圧入させることに
よって、この上部インナ部材16に固定される。円筒部
17aを上部16c内に圧入すると、L字溝17eにお
ける開放部分が上部16cの内面および仕切り板16e
の上面によってほぼ塞がれ、上部16cの内側に内部通
路(以下、これを第2内部通路という)が形成される。
但し、この第2内部通路の下側端部(円筒部17aの底
部中央近傍に形成された部分)は、上部インナ部材16
の貫通孔16fを通じて第1内部通路に連通する。
ブリ17は、円筒部17aを上部インナ部材16の上部
16cの内側に圧入し、且つアーム圧入溝17f内に上
部インナ部材16のアーム部16bを圧入させることに
よって、この上部インナ部材16に固定される。円筒部
17aを上部16c内に圧入すると、L字溝17eにお
ける開放部分が上部16cの内面および仕切り板16e
の上面によってほぼ塞がれ、上部16cの内側に内部通
路(以下、これを第2内部通路という)が形成される。
但し、この第2内部通路の下側端部(円筒部17aの底
部中央近傍に形成された部分)は、上部インナ部材16
の貫通孔16fを通じて第1内部通路に連通する。
【0032】また、アーム圧入溝17f内にアーム部1
6bが圧入されると、アーム圧入溝17fの上面によっ
て上面溝16hの上側開放部分がほぼ塞がれる。これに
より、両アーム部17d,16b内に内部通路(以下、
これを第3内部通路という)が形成される。但し、第3
内部通路の左端は、ノズル穴17gの下端に連通してお
り、また、第3内部通路の右端は、第2内部通路の上端
に連通している。
6bが圧入されると、アーム圧入溝17fの上面によっ
て上面溝16hの上側開放部分がほぼ塞がれる。これに
より、両アーム部17d,16b内に内部通路(以下、
これを第3内部通路という)が形成される。但し、第3
内部通路の左端は、ノズル穴17gの下端に連通してお
り、また、第3内部通路の右端は、第2内部通路の上端
に連通している。
【0033】このようにして組み立てられた弁棒14、
中間部インナ部材15、上部インナ部材16およびヤス
リノズルアセンブリ17は、一体のユニットを構成し、
以下の説明においてはこれらをまとめて可動ユニットと
称する。この可動ユニットは、前述のようにタンク2内
へのガスの充填が終了した後、上部アウタ部材11の内
側に挿入される。この際、アーム部16bに取り付けら
れたリターンスプリング21の下端は、スプリング受け
部11bの上面に当接する。このため、可動ユニット全
体がリターンスプリング21によって上部アウタ部材1
1に対して上方に付勢される。そして、ヤスリ25を下
方に押せば、可動ユニット全体を上部アウタ部材11に
対して下動させることができる。なお、Oリング20
は、上部アウタ部材11の内周面に摺接し、この内周面
と可動ユニットの外周面との間の隙間を塞いでいる。
中間部インナ部材15、上部インナ部材16およびヤス
リノズルアセンブリ17は、一体のユニットを構成し、
以下の説明においてはこれらをまとめて可動ユニットと
称する。この可動ユニットは、前述のようにタンク2内
へのガスの充填が終了した後、上部アウタ部材11の内
側に挿入される。この際、アーム部16bに取り付けら
れたリターンスプリング21の下端は、スプリング受け
部11bの上面に当接する。このため、可動ユニット全
体がリターンスプリング21によって上部アウタ部材1
1に対して上方に付勢される。そして、ヤスリ25を下
方に押せば、可動ユニット全体を上部アウタ部材11に
対して下動させることができる。なお、Oリング20
は、上部アウタ部材11の内周面に摺接し、この内周面
と可動ユニットの外周面との間の隙間を塞いでいる。
【0034】ここで、図2は可動ユニットが上動位置に
位置する状態を示しており、この状態では、弁棒14
(押動部14b)の下端は、接続部11eの内側におけ
る上下方向中間部に位置し、弁体13の上端面から上方
に離脱している(このため、弁体13は閉位置に位置す
る)。また、この状態では、弁棒14のOリング14e
の外周は、計量部11cの内面から上方に離脱してい
る。これにより、上部アウタ部材11の下部内側の計量
空間(計量部11cおよび接続部11eの内側の空間)
は、各内部通路を通じてノズル孔17hに連通する。
位置する状態を示しており、この状態では、弁棒14
(押動部14b)の下端は、接続部11eの内側におけ
る上下方向中間部に位置し、弁体13の上端面から上方
に離脱している(このため、弁体13は閉位置に位置す
る)。また、この状態では、弁棒14のOリング14e
の外周は、計量部11cの内面から上方に離脱してい
る。これにより、上部アウタ部材11の下部内側の計量
空間(計量部11cおよび接続部11eの内側の空間)
は、各内部通路を通じてノズル孔17hに連通する。
【0035】一方、図4は可動ユニットが下動位置に位
置する状態を示しており、この状態では、フランジ部1
4cの下面が計量部11cの内側上面に当接する位置ま
で下動した弁棒14の下端が弁体13の上端面を下方に
押して、これを開位置に移動させる。また、この状態で
は、Oリング14eの外周は計量部11cの内面上部
(請求の範囲にいう「計量空間のガス吐出口側の端
部」)に摺接し、計量部11c内を通じてのガスの上下
方向への流通を阻止する。これにより、計量空間は、接
続部11eの内側および下部アウタ部材12の内側を通
じてタンク2内に連通する。
置する状態を示しており、この状態では、フランジ部1
4cの下面が計量部11cの内側上面に当接する位置ま
で下動した弁棒14の下端が弁体13の上端面を下方に
押して、これを開位置に移動させる。また、この状態で
は、Oリング14eの外周は計量部11cの内面上部
(請求の範囲にいう「計量空間のガス吐出口側の端
部」)に摺接し、計量部11c内を通じてのガスの上下
方向への流通を阻止する。これにより、計量空間は、接
続部11eの内側および下部アウタ部材12の内側を通
じてタンク2内に連通する。
【0036】次に、以上のように組み立てられたライタ
ー1の作動について説明する。このライター1を着火さ
せるには、手のひらでタンク2の外周を握るとともに、
親指をヤスリ25(回転操作部25a)の上部にかけ
る。そして、親指を動かしてヤスリ25を図1等におけ
る時計回りの方向に回転させ、着火石23の上端からノ
ズル部17gの上方に火花を飛散させる。この際、ヤス
リ25には、これを回転させる力とこれを下方に押す力
とが同時に作用する。このため、ヤスリ25を下方に押
す力によって可動ユニット全体が上部アウタ部材11に
対して下動する。
ー1の作動について説明する。このライター1を着火さ
せるには、手のひらでタンク2の外周を握るとともに、
親指をヤスリ25(回転操作部25a)の上部にかけ
る。そして、親指を動かしてヤスリ25を図1等におけ
る時計回りの方向に回転させ、着火石23の上端からノ
ズル部17gの上方に火花を飛散させる。この際、ヤス
リ25には、これを回転させる力とこれを下方に押す力
とが同時に作用する。このため、ヤスリ25を下方に押
す力によって可動ユニット全体が上部アウタ部材11に
対して下動する。
【0037】図5には、可動ユニットが下動位置に位置
する状態における弁体13および弁棒14の周辺を拡大
して示している。この図から分かるように、この状態で
は、タンク2内のガスGが、計量空間および下部アウタ
部材12の内側に充満する。この際、計量空間には、所
定時間(例えば、3秒間)だけノズル孔17hから吐出
させるのに必要な量のガスGが溜る。
する状態における弁体13および弁棒14の周辺を拡大
して示している。この図から分かるように、この状態で
は、タンク2内のガスGが、計量空間および下部アウタ
部材12の内側に充満する。この際、計量空間には、所
定時間(例えば、3秒間)だけノズル孔17hから吐出
させるのに必要な量のガスGが溜る。
【0038】そして、ヤスリ25を回転させ終わって親
指がヤスリ25から離れると、リターンスプリング21
の付勢力およびタンク2内のガスの圧力によって可動ユ
ニットが上動位置に戻される。これにより、図6に拡大
して示すように、弁体13が閉位置に移動して接続部1
1eの下端を閉止する一方、計量部11cおよび接続部
11eの内側に溜ったガスGは、Oリング14eが計量
部11cの内面から離脱してできた隙間を通じて上方に
流れ出し、各内部通路を通ってノズル孔17hから吐出
される。この際、ガスGは減圧フィルタ19内を通るの
であるが、この減圧フィルタ19によってガスGの流量
が小さく抑えられる。このため、計量部11cおよび接
続部11eの内側に溜ったガスGがいっきにノズル孔1
7hから吐出されてしまうのが防止され、上記所定時間
の間ガスGの吐出が継続される。
指がヤスリ25から離れると、リターンスプリング21
の付勢力およびタンク2内のガスの圧力によって可動ユ
ニットが上動位置に戻される。これにより、図6に拡大
して示すように、弁体13が閉位置に移動して接続部1
1eの下端を閉止する一方、計量部11cおよび接続部
11eの内側に溜ったガスGは、Oリング14eが計量
部11cの内面から離脱してできた隙間を通じて上方に
流れ出し、各内部通路を通ってノズル孔17hから吐出
される。この際、ガスGは減圧フィルタ19内を通るの
であるが、この減圧フィルタ19によってガスGの流量
が小さく抑えられる。このため、計量部11cおよび接
続部11eの内側に溜ったガスGがいっきにノズル孔1
7hから吐出されてしまうのが防止され、上記所定時間
の間ガスGの吐出が継続される。
【0039】ところで、ノズル孔17hからガスGの吐
出が開始された時点では、着火石23から飛散した火花
は、まだノズル部17gの上方に残っている。このた
め、吐出されたガスGには火が付き、ガスGが吐出され
ている間、風防カバー4の円孔4aを通して上方外部に
炎が出続ける。こうして計量部11cおよび接続部11
eの内側に溜ったガスGが全て吐出されると、ノズル孔
17hからのガスの吐出が停止し、火も消える。
出が開始された時点では、着火石23から飛散した火花
は、まだノズル部17gの上方に残っている。このた
め、吐出されたガスGには火が付き、ガスGが吐出され
ている間、風防カバー4の円孔4aを通して上方外部に
炎が出続ける。こうして計量部11cおよび接続部11
eの内側に溜ったガスGが全て吐出されると、ノズル孔
17hからのガスの吐出が停止し、火も消える。
【0040】このように本ライター1では、可動ユニッ
トを押し下げただけではガスが吐出されない。このた
め、例えば、ライター1をポケットや鞄等に入れた状態
で、偶発的に可動ユニットに押し下げ力が加わったとし
ても、タンク2内のガスは漏れ出さない。そして、本ラ
イター1では、可動ユニットの押し下げを解除したとき
に決まった量のガスが吐出されるに過ぎない。
トを押し下げただけではガスが吐出されない。このた
め、例えば、ライター1をポケットや鞄等に入れた状態
で、偶発的に可動ユニットに押し下げ力が加わったとし
ても、タンク2内のガスは漏れ出さない。そして、本ラ
イター1では、可動ユニットの押し下げを解除したとき
に決まった量のガスが吐出されるに過ぎない。
【0041】なお、上記実施例では、ガス吐出装置の操
作部材に着火石およびヤスリを取り付けたタイプのライ
ターについて説明したが、本発明のガス吐出装置は、操
作部材に圧電着火ユニットを取り付けたものにも適用す
ることができる。その一例を示すのが、図8である。こ
のライター51は、タンク52と、このタンク52の上
面右側に形成された開口52dに挿入されたガス吐出装
置50と、このガス吐出装置50の上部に配設された圧
電着火ユニット73と、圧電着火ユニット73の左方に
配設されたノズル71とから構成されている。ガス吐出
装置50は、上記実施例のものとほぼ同様に構成されて
おり、これを簡単に説明すると、上端部が開口52dの
周囲部分に超音波溶着された上部アウタ部材61と、こ
の上部アウタ部材61上の下部が圧入されて、この上部
アウタ部材61に連結された下部アウタ部材62と、上
記実施例の弁体13と同様に作られ、上部アウタ部材6
1の下端面に対して当接・離脱して上部アウタ部材61
の下端開口を開閉する弁体63とを有して構成される。
タンク52内にガスを充填するときは、上部アウタ部材
61、下部アウタ部材62および弁体63をタンク52
に組み付けた状態で、上記実施例で説明した充填棒30
を用いて行う。
作部材に着火石およびヤスリを取り付けたタイプのライ
ターについて説明したが、本発明のガス吐出装置は、操
作部材に圧電着火ユニットを取り付けたものにも適用す
ることができる。その一例を示すのが、図8である。こ
のライター51は、タンク52と、このタンク52の上
面右側に形成された開口52dに挿入されたガス吐出装
置50と、このガス吐出装置50の上部に配設された圧
電着火ユニット73と、圧電着火ユニット73の左方に
配設されたノズル71とから構成されている。ガス吐出
装置50は、上記実施例のものとほぼ同様に構成されて
おり、これを簡単に説明すると、上端部が開口52dの
周囲部分に超音波溶着された上部アウタ部材61と、こ
の上部アウタ部材61上の下部が圧入されて、この上部
アウタ部材61に連結された下部アウタ部材62と、上
記実施例の弁体13と同様に作られ、上部アウタ部材6
1の下端面に対して当接・離脱して上部アウタ部材61
の下端開口を開閉する弁体63とを有して構成される。
タンク52内にガスを充填するときは、上部アウタ部材
61、下部アウタ部材62および弁体63をタンク52
に組み付けた状態で、上記実施例で説明した充填棒30
を用いて行う。
【0042】さらに、ガス吐出装置50は、上記実施例
と同様に作られた弁棒64と、この弁棒64の上部を圧
入保持する中間部インナ部材65と、この中間部インナ
部材65の上部を圧入保持する上部インナ部材66とを
有して構成されている。弁棒64が圧入された中間部イ
ンナ部材65の下部内側には、上記実施例と同様に内部
通路64fが形成され、この内部通路の上端開口に面す
るように減圧フィルタ69が配設されている。また、上
部インナ部材66の内部には、略L字形の内部通路66
aが形成されており、上部インナ部材66の上面左側に
は内部通路66aに通じる開口(付番せず)が形成され
ている。さらに、上部インナ部材66の上面右側には、
凹部66bが形成されており、この凹部66bには圧電
着火ユニット73の固定部73aが圧入されている。な
お、上部インナ部材66は、導電性を有した樹脂又は金
属によって作られる。
と同様に作られた弁棒64と、この弁棒64の上部を圧
入保持する中間部インナ部材65と、この中間部インナ
部材65の上部を圧入保持する上部インナ部材66とを
有して構成されている。弁棒64が圧入された中間部イ
ンナ部材65の下部内側には、上記実施例と同様に内部
通路64fが形成され、この内部通路の上端開口に面す
るように減圧フィルタ69が配設されている。また、上
部インナ部材66の内部には、略L字形の内部通路66
aが形成されており、上部インナ部材66の上面左側に
は内部通路66aに通じる開口(付番せず)が形成され
ている。さらに、上部インナ部材66の上面右側には、
凹部66bが形成されており、この凹部66bには圧電
着火ユニット73の固定部73aが圧入されている。な
お、上部インナ部材66は、導電性を有した樹脂又は金
属によって作られる。
【0043】圧電着火ユニット73は、下側の固定部7
3aと、この固定部73aの上側に、この固定部73a
に対して上下動可能に取り付けられた可動部73bとか
ら構成されており、図示しない圧電素子を内蔵してい
る。また、可動部73bの上部左側には、左方に延びる
電極73cが設けられている。可動部73bを固定部7
3aに対して下動させると、圧電素子が圧縮され、所定
の下動位置(以下、これを放電位置という)において電
極73cと固定部73a(上部インナ部材66)との間
に高電圧が発生する。なお、可動部73bの上端には操
作レバー(請求の範囲にいう「操作部材」)75が取り
付けられている。
3aと、この固定部73aの上側に、この固定部73a
に対して上下動可能に取り付けられた可動部73bとか
ら構成されており、図示しない圧電素子を内蔵してい
る。また、可動部73bの上部左側には、左方に延びる
電極73cが設けられている。可動部73bを固定部7
3aに対して下動させると、圧電素子が圧縮され、所定
の下動位置(以下、これを放電位置という)において電
極73cと固定部73a(上部インナ部材66)との間
に高電圧が発生する。なお、可動部73bの上端には操
作レバー(請求の範囲にいう「操作部材」)75が取り
付けられている。
【0044】このように組み立てられた弁棒64、中間
部インナ部材65、上部インナ部材66、圧電着火ユニ
ット73および操作レバー75からなる可動ユニット
は、タンク52内へのガスの充填後に、上部アウタ部材
61内に上下動可能に挿入することによってタンク52
に組み付けられる。なお、弁棒64および各インナ部材
65、66は、図示しないリターンスプリングによって
上動方向に付勢される。
部インナ部材65、上部インナ部材66、圧電着火ユニ
ット73および操作レバー75からなる可動ユニット
は、タンク52内へのガスの充填後に、上部アウタ部材
61内に上下動可能に挿入することによってタンク52
に組み付けられる。なお、弁棒64および各インナ部材
65、66は、図示しないリターンスプリングによって
上動方向に付勢される。
【0045】ノズル71は、タンク52の上面左側から
立ち上げられるように形成されたノズル保持部67によ
って保持されている。ノズル保持部67の内部には、こ
れを上下に貫通する貫通孔67aが形成されており、ノ
ズル71は、この貫通孔67aの上部の内径を広げた部
分に圧入されている。ノズル71は、導電性の樹脂又は
金属によって形成されており、このノズル71の上部外
周には、導電性金属によって形成されたコイル72が取
り付けられている。また、貫通孔67aの下部には、パ
イプ68の上端が圧入されており、このパイプ68の下
端は、上部インナ部材66の上面の開口に圧入されてい
る。これにより、上部インナ部材66の内部通路66a
とノズル71の内側に形成されたノズル孔71aとが連
通する。なお、パイプ68の内側には、導線70が延設
されており、この導線70の上端はノズル71の内面に
接触し、導線70の下端は上部インナ部材66の内面に
接触している。このため、ノズル71およびコイル72
は、上部インナ部材66および圧電着火ユニット73の
固定部73aと同電位になる。
立ち上げられるように形成されたノズル保持部67によ
って保持されている。ノズル保持部67の内部には、こ
れを上下に貫通する貫通孔67aが形成されており、ノ
ズル71は、この貫通孔67aの上部の内径を広げた部
分に圧入されている。ノズル71は、導電性の樹脂又は
金属によって形成されており、このノズル71の上部外
周には、導電性金属によって形成されたコイル72が取
り付けられている。また、貫通孔67aの下部には、パ
イプ68の上端が圧入されており、このパイプ68の下
端は、上部インナ部材66の上面の開口に圧入されてい
る。これにより、上部インナ部材66の内部通路66a
とノズル71の内側に形成されたノズル孔71aとが連
通する。なお、パイプ68の内側には、導線70が延設
されており、この導線70の上端はノズル71の内面に
接触し、導線70の下端は上部インナ部材66の内面に
接触している。このため、ノズル71およびコイル72
は、上部インナ部材66および圧電着火ユニット73の
固定部73aと同電位になる。
【0046】以上のように構成されたライター51にお
いては、操作レバー75を下方に押すと、まず可動ユニ
ット全体が上部アウタ部材62に対して下動し、弁棒6
4の下端によって押された弁体63が開位置に移動す
る。これにより、上記実施例において図5を用いて説明
したのと同様に、一定量のガスが上部アウタ部材61の
下部内側(計量部61cおよび接続部61eの内側)の
計量空間に溜る。また、さらに操作レバー75を下方に
押して、弁棒64のフランジ部64cが計量部61cの
内側上面に当接してそれ以上の弁棒64および各インナ
部材65、66の下動が阻止されると、圧電着火ユニッ
ト73の可動部73bが固定部73aに対して下動し、
可動部73bが放電位置に位置した時点で、電極73c
とコイル72の間で放電が起こり、火花が発生する。
いては、操作レバー75を下方に押すと、まず可動ユニ
ット全体が上部アウタ部材62に対して下動し、弁棒6
4の下端によって押された弁体63が開位置に移動す
る。これにより、上記実施例において図5を用いて説明
したのと同様に、一定量のガスが上部アウタ部材61の
下部内側(計量部61cおよび接続部61eの内側)の
計量空間に溜る。また、さらに操作レバー75を下方に
押して、弁棒64のフランジ部64cが計量部61cの
内側上面に当接してそれ以上の弁棒64および各インナ
部材65、66の下動が阻止されると、圧電着火ユニッ
ト73の可動部73bが固定部73aに対して下動し、
可動部73bが放電位置に位置した時点で、電極73c
とコイル72の間で放電が起こり、火花が発生する。
【0047】これと同時に、弁棒64、各インナ部材6
5、66および固定部73aは、上部アウタ部材61お
よび下方に押されている可動部73bに対してリターン
スプリングの付勢力およびタンク52内のガスの圧力に
よって上動する。これにより、上記実施例において図6
を用いて説明したのと同様に、弁体63が閉位置に戻る
とともに、計量空間内に溜ったガスが各内部通路64
f、66aおよびパイプ68の内側を通ってノズル孔7
1aから吐出される。ノズル孔71aから吐出されたガ
スは、コイル72の上部開口および側面隙間から出てノ
ズル71の周囲に広がるとともに適度に空気と混合さ
れ、上記の放電火花によって火が付けられる。なお、上
記実施例と同様に、減圧フィルタ69の作用によって、
所定時間の間、炎が出続ける。
5、66および固定部73aは、上部アウタ部材61お
よび下方に押されている可動部73bに対してリターン
スプリングの付勢力およびタンク52内のガスの圧力に
よって上動する。これにより、上記実施例において図6
を用いて説明したのと同様に、弁体63が閉位置に戻る
とともに、計量空間内に溜ったガスが各内部通路64
f、66aおよびパイプ68の内側を通ってノズル孔7
1aから吐出される。ノズル孔71aから吐出されたガ
スは、コイル72の上部開口および側面隙間から出てノ
ズル71の周囲に広がるとともに適度に空気と混合さ
れ、上記の放電火花によって火が付けられる。なお、上
記実施例と同様に、減圧フィルタ69の作用によって、
所定時間の間、炎が出続ける。
【0048】さらに、上記両実施例では、本発明のガス
吐出装置をライターに適用した場合について説明した
が、本発明のガス吐出装置は、図9に示すようなロウソ
クタイプの灯火装置81に適用することも可能である。
この灯火装置81は、脚を兼ねたタンク82と、このタ
ンク82の上部に配設されたガス吐出装置90と、ガス
吐出装置90の外周を囲むように配設された可動ケース
(操作部材)83とから構成されている。タンク82
は、椀を伏せた形状を有した不透明部分82aと、この
不透明部分82aの下部開口を塞ぐ透明部分82bとか
ら構成されている。なお、不透明部分82aの上部に
は、上下方向に延びたリング状の溝82cが形成されて
いる。
吐出装置をライターに適用した場合について説明した
が、本発明のガス吐出装置は、図9に示すようなロウソ
クタイプの灯火装置81に適用することも可能である。
この灯火装置81は、脚を兼ねたタンク82と、このタ
ンク82の上部に配設されたガス吐出装置90と、ガス
吐出装置90の外周を囲むように配設された可動ケース
(操作部材)83とから構成されている。タンク82
は、椀を伏せた形状を有した不透明部分82aと、この
不透明部分82aの下部開口を塞ぐ透明部分82bとか
ら構成されている。なお、不透明部分82aの上部に
は、上下方向に延びたリング状の溝82cが形成されて
いる。
【0049】ガス吐出装置90は、最初の実施例におい
て説明したものとほぼ同じである。即ち、上下に連結さ
れた上部および下部アウタ部材91、92と、下部アウ
タ部材92の内側に配設された弁体93(リターンスプ
リング98によって上方に付勢されている)と、上部ア
ウタ部材91内に上下に移動可能に挿入され、互いに一
体に組み立てられた弁棒94、中間部インナ部材95お
よび上部インナ部材96(以下、これらをまとめて可動
ユニットという)とから構成されている。但し、この灯
火装置81では、下部アウタ部材92はタンク82の不
透明部分82aと一体成形されている。また、上部イン
ナ部材96の上部は山形に盛り上がるように形成されて
おり、この上部には、その頂点から、中間部インナ部材
95の上部が圧入された下部の内側に貫通するノズル孔
96aが形成されている。
て説明したものとほぼ同じである。即ち、上下に連結さ
れた上部および下部アウタ部材91、92と、下部アウ
タ部材92の内側に配設された弁体93(リターンスプ
リング98によって上方に付勢されている)と、上部ア
ウタ部材91内に上下に移動可能に挿入され、互いに一
体に組み立てられた弁棒94、中間部インナ部材95お
よび上部インナ部材96(以下、これらをまとめて可動
ユニットという)とから構成されている。但し、この灯
火装置81では、下部アウタ部材92はタンク82の不
透明部分82aと一体成形されている。また、上部イン
ナ部材96の上部は山形に盛り上がるように形成されて
おり、この上部には、その頂点から、中間部インナ部材
95の上部が圧入された下部の内側に貫通するノズル孔
96aが形成されている。
【0050】可動ケース83は、上下に延びる管状の部
材であり、上端部が上部インナ部材96の外周に取り付
けられている。可動ケース83の内側には、上部および
下部インナ部材91、92が収容され、可動ケース83
の下端は、タンク82の溝82c内に挿入される。可動
ケース83の下端面と溝82cの底面との間には、リタ
ーンスプリング97が配設されており、これにより可動
ケース83は上動方向に付勢される。
材であり、上端部が上部インナ部材96の外周に取り付
けられている。可動ケース83の内側には、上部および
下部インナ部材91、92が収容され、可動ケース83
の下端は、タンク82の溝82c内に挿入される。可動
ケース83の下端面と溝82cの底面との間には、リタ
ーンスプリング97が配設されており、これにより可動
ケース83は上動方向に付勢される。
【0051】このように構成された灯火装置81におい
ても、タンク82内へのガスの充填は、上部アウタ部材
91、下部アウタ部材92および弁体93のみをタンク
83に組み付けた状態で、最初の実施例にて説明した充
填棒30を使って行う。そして、ガスの充填が終了した
後に、可動ケース83を取り付けた可動ユニットを上部
アウタ部材91の内側に挿入する。
ても、タンク82内へのガスの充填は、上部アウタ部材
91、下部アウタ部材92および弁体93のみをタンク
83に組み付けた状態で、最初の実施例にて説明した充
填棒30を使って行う。そして、ガスの充填が終了した
後に、可動ケース83を取り付けた可動ユニットを上部
アウタ部材91の内側に挿入する。
【0052】以上のように構成された灯火装置81にお
いては、可動ケース83の外周を手で持ってこれを下方
に押すと、可動ケース83とともに可動ユニット全体が
上部アウタ部材91に対して下動し、弁棒94の下端が
弁体93を開位置に押動する。これにより、最初の実施
例において図5を用いて説明したのと同様に、一定量の
ガスが上部アウタ部材91の下部内側(計量部91cお
よび接続部91eの内側)の計量空間内に溜る。
いては、可動ケース83の外周を手で持ってこれを下方
に押すと、可動ケース83とともに可動ユニット全体が
上部アウタ部材91に対して下動し、弁棒94の下端が
弁体93を開位置に押動する。これにより、最初の実施
例において図5を用いて説明したのと同様に、一定量の
ガスが上部アウタ部材91の下部内側(計量部91cお
よび接続部91eの内側)の計量空間内に溜る。
【0053】そして、可動ケース83又は上部インナ部
材96から手を離すと、可動ケース83とともに可動ユ
ニット全体が、リターンスプリング98およびタンク8
2内のガスの圧力によって上部アウタ部材91に対して
上動する。これにより、最初の実施例において図6を用
いて説明したのと同様に、弁体93が閉位置に戻るとと
もに、計量空間内に溜ったガスが中間部インナ部材95
の内側に形成された内部通路94f、95aを通ってノ
ズル孔96aから吐出される。ノズル孔96aから吐出
されたガスには、図示しないマッチやライターによって
火が付けられる。この灯火装置81においても、上記各
実施例と同様に、中間部インナ部材95の内側に配設さ
れた減圧フィルタ99の作用によって、所定時間の間
(この灯火装置81においては、数分間に設定され
る)、炎が出続ける。
材96から手を離すと、可動ケース83とともに可動ユ
ニット全体が、リターンスプリング98およびタンク8
2内のガスの圧力によって上部アウタ部材91に対して
上動する。これにより、最初の実施例において図6を用
いて説明したのと同様に、弁体93が閉位置に戻るとと
もに、計量空間内に溜ったガスが中間部インナ部材95
の内側に形成された内部通路94f、95aを通ってノ
ズル孔96aから吐出される。ノズル孔96aから吐出
されたガスには、図示しないマッチやライターによって
火が付けられる。この灯火装置81においても、上記各
実施例と同様に、中間部インナ部材95の内側に配設さ
れた減圧フィルタ99の作用によって、所定時間の間
(この灯火装置81においては、数分間に設定され
る)、炎が出続ける。
【0054】以上説明した各実施例においては、計量空
間の容積を変えることにより、ガスの吐出時間(即ち、
燃焼時間)を適宜設定することができる。
間の容積を変えることにより、ガスの吐出時間(即ち、
燃焼時間)を適宜設定することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス吐出
装置においては、操作部材に操作力が加わって第2弁部
材が計量空間の吐出口側端部を閉塞する位置に移動する
と、これに連動して第1弁部材が計量空間のタンク側端
部を開放する位置に移動する。このため、計量空間内に
タンク内からガスを流入させ、ここに一定量のガスを溜
ることができる。この際、第2弁部材によってガスのガ
ス吐出口への流出が阻止されるため、操作部材に継続的
に操作力が加わったとしても、ガス吐出口からガスが吐
出されることはない。したがって、知らない間に操作部
材に操作力が加わったような場合において、ガスの吐出
を防止することができる。
装置においては、操作部材に操作力が加わって第2弁部
材が計量空間の吐出口側端部を閉塞する位置に移動する
と、これに連動して第1弁部材が計量空間のタンク側端
部を開放する位置に移動する。このため、計量空間内に
タンク内からガスを流入させ、ここに一定量のガスを溜
ることができる。この際、第2弁部材によってガスのガ
ス吐出口への流出が阻止されるため、操作部材に継続的
に操作力が加わったとしても、ガス吐出口からガスが吐
出されることはない。したがって、知らない間に操作部
材に操作力が加わったような場合において、ガスの吐出
を防止することができる。
【0056】そして、操作部材の操作を解除して第2弁
部材を上記吐出口側端部を開放する位置に戻すと、第1
弁部材もこれに連動してタンク側端部を閉塞する位置に
戻るため、計量空間内に溜ったガスをここから流出さ
せ、ガス吐出口から吐出させることができる。しかも、
こうして計量空間内に溜ったガスが全て吐出されること
によって、ガス吐出口からのガスの吐出を自動的に止め
ることができる。このようにガスが吐出される場合で
も、一定量をもって吐出が終了されるため、吐出が連続
して行われる場合に比べて封入ガスの減少を抑えること
ができる。
部材を上記吐出口側端部を開放する位置に戻すと、第1
弁部材もこれに連動してタンク側端部を閉塞する位置に
戻るため、計量空間内に溜ったガスをここから流出さ
せ、ガス吐出口から吐出させることができる。しかも、
こうして計量空間内に溜ったガスが全て吐出されること
によって、ガス吐出口からのガスの吐出を自動的に止め
ることができる。このようにガスが吐出される場合で
も、一定量をもって吐出が終了されるため、吐出が連続
して行われる場合に比べて封入ガスの減少を抑えること
ができる。
【0057】なお、第1弁部材を通路内に配設した後第
2弁部材を通路内に配設する前に、計量空間を通じてガ
ス封入タンクにガスを加圧充填するようにすれば、従来
のように、ガス封入タンクに充填用の小孔を形成したり
充填後にこの小孔に鋼球を打ち込んだりする必要がなく
なり、簡単にガス封入タンクにガスを加圧充填すること
ができる。
2弁部材を通路内に配設する前に、計量空間を通じてガ
ス封入タンクにガスを加圧充填するようにすれば、従来
のように、ガス封入タンクに充填用の小孔を形成したり
充填後にこの小孔に鋼球を打ち込んだりする必要がなく
なり、簡単にガス封入タンクにガスを加圧充填すること
ができる。
【0058】また、上記ガス吐出装置をライターのガス
吐出用として用いる場合に、ガス吐出口から吐出される
ガスに着火する着火手段を操作部材に取り付けておけ
ば、着火手段から火花を飛ばすための操作力を利用し
て、操作部材の操作を行うことができる。
吐出用として用いる場合に、ガス吐出口から吐出される
ガスに着火する着火手段を操作部材に取り付けておけ
ば、着火手段から火花を飛ばすための操作力を利用し
て、操作部材の操作を行うことができる。
【図1】本発明に係るガス吐出装置を内蔵したライター
の断面図である。
の断面図である。
【図2】上記ガス吐出装置の断面図である。
【図3】上記ライターへのガスの加圧充填の様子を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】上記ガス吐出装置の断面図である。
【図5】上記ガス吐出装置の部分拡大断面図である。
【図6】上記ガス吐出装置の部分拡大断面図である。
【図7】上記ライターの斜視図である。
【図8】本発明に係るガス吐出装置を内蔵したライター
の第2実施例の断面図である。
の第2実施例の断面図である。
【図9】本発明に係るガス吐出装置を内蔵した灯火装置
の断面図である。
の断面図である。
2、52、82 タンク 10、50、90 ガス吐出装置 13、63、93 弁体 14、64、94 弁棒 19、69、99 減圧フィルタ 23 着火石 25 ヤスリ 30 充填棒 73 圧電着火ユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 ガス封入タンクの内部とガス吐出口とを
繋げる通路内に形成された計量空間と、 この計量空間の前記タンク側の端部を開閉し、このタン
ク側の端部を閉塞する方向に付勢される第1弁部材と、 前記計量空間の前記吐出口側の端部を開閉し、この吐出
口側の端部を開放する方向に付勢される第2弁部材と、 この第2弁部材を前記吐出口側の端部を閉塞させる方向
に移動させるよう操作される操作部材とからなり、 前記操作部材が操作されて前記第2弁部材が前記吐出口
側の端部を閉塞したときは、前記第1弁部材が前記タン
ク側の端部を開放するように構成されていることを特徴
とするガス吐出装置。 - 【請求項2】 前記第1弁部材を前記通路内に配設した
後に、前記第2弁部材を前記通路内に配設して組み立て
られるようになっており、 前記第1弁部材を前記通路内に配設した後、前記第2弁
部材を前記通路内に配設する前に、前記計量空間を通じ
て前記ガス封入タンクにガスを加圧充填することを特徴
とする請求項1に記載のガス吐出装置。 - 【請求項3】 ライターのガス吐出用として用いられ、 前記ガス吐出口から吐出されるガスに着火する着火手段
を前記操作部材に取り付けたことを特徴とする請求項1
又は2に記載のガス吐出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6502195A JPH08233266A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ガス吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6502195A JPH08233266A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ガス吐出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08233266A true JPH08233266A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13274912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6502195A Pending JPH08233266A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ガス吐出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08233266A (ja) |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP6502195A patent/JPH08233266A/ja active Pending
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