JPH08242795A - 即席麺の製造方法 - Google Patents
即席麺の製造方法Info
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- JPH08242795A JPH08242795A JP7047511A JP4751195A JPH08242795A JP H08242795 A JPH08242795 A JP H08242795A JP 7047511 A JP7047511 A JP 7047511A JP 4751195 A JP4751195 A JP 4751195A JP H08242795 A JPH08242795 A JP H08242795A
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Landscapes
- Noodles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 茹でるのに長時間を要する麺類を、短時間で
茹上げることができるようにする、即席麺として適した
加工を行う即席麺の製造方法を提供する。 【構成】 通常の製法により製造された生麺線に、その
長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、茹湯を導
入するための溝又は小孔を設け、この溝又は小孔を設け
た生麺線を熱湯で茹でて茹麺となし、該茹麺を−10℃
〜−40℃の間の低温で完全凍結し、その後0℃を中心
とした±5℃の氷温下において冷風を当て、麺線の水分
を少なくして即席麺を製造する。
茹上げることができるようにする、即席麺として適した
加工を行う即席麺の製造方法を提供する。 【構成】 通常の製法により製造された生麺線に、その
長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、茹湯を導
入するための溝又は小孔を設け、この溝又は小孔を設け
た生麺線を熱湯で茹でて茹麺となし、該茹麺を−10℃
〜−40℃の間の低温で完全凍結し、その後0℃を中心
とした±5℃の氷温下において冷風を当て、麺線の水分
を少なくして即席麺を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茹でるのに長時間を要
する麺類を、短時間で茹上げることができるようにし、
即席麺として適した加工を行う即席麺の製造方法に関す
る。
する麺類を、短時間で茹上げることができるようにし、
即席麺として適した加工を行う即席麺の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】麺類食品は古くから日本の伝統食品とし
て製造され、消費されてきた。その中心とされているも
のは、「手延べそうめん」に代表される引延しによる製
法、また、「手打ちうどん」として広く知られる押し延
しによる製法、の2つの製造方法が麺食品の基本とされ
てきた。ところが、食品製造の近代化と共に大量製造、
大量販売、大量消費が進み、いつの間にか美味しい「手
延べ」,「手打ち」の味は忘れられてきた。
て製造され、消費されてきた。その中心とされているも
のは、「手延べそうめん」に代表される引延しによる製
法、また、「手打ちうどん」として広く知られる押し延
しによる製法、の2つの製造方法が麺食品の基本とされ
てきた。ところが、食品製造の近代化と共に大量製造、
大量販売、大量消費が進み、いつの間にか美味しい「手
延べ」,「手打ち」の味は忘れられてきた。
【0003】しかしながら、上記「手延べ」,「手打
ち」の製法でなければ美味しい麺食ができないかと言え
ば、それは決して不可能なことではなく、例えばロール
圧延による機械量産による「うどん」でも、茹でたての
「釜揚げの味」は格別の美味しさを持っている。「生う
どん」を例にとれば、それを15分〜20分掛けてゆっ
くり茹でてすぐに食べる,いわゆる「釜揚げの味」は、
「手延べ」「手打ち」に劣らない美味しさがある。
ち」の製法でなければ美味しい麺食ができないかと言え
ば、それは決して不可能なことではなく、例えばロール
圧延による機械量産による「うどん」でも、茹でたての
「釜揚げの味」は格別の美味しさを持っている。「生う
どん」を例にとれば、それを15分〜20分掛けてゆっ
くり茹でてすぐに食べる,いわゆる「釜揚げの味」は、
「手延べ」「手打ち」に劣らない美味しさがある。
【0004】しかし、現代の生活においても美味しい
「うどん」を食べるために、生麺を買ってきて20分近
くも茹上がるのを待って、すぐに食べる人が多数いるか
否か、答えは自明なことである。現代社会は、調理に時
間の掛からない食品、即ち、インスタント,即席こそ最
高のものとなっており、その便利性のため、他は犠牲に
してでも時間第一ということに重点がおかれている。
「うどん」を食べるために、生麺を買ってきて20分近
くも茹上がるのを待って、すぐに食べる人が多数いるか
否か、答えは自明なことである。現代社会は、調理に時
間の掛からない食品、即ち、インスタント,即席こそ最
高のものとなっており、その便利性のため、他は犠牲に
してでも時間第一ということに重点がおかれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】麺類製品も生、茹で、
乾、油処理、蒸し、冷凍など各種のものがあるが、前述
のような理由で、なかなか麺食品に必要な条件を備えた
ものは殆どないのが現状である。茹麺は、生麺を茹でて
すぐ食べるのが一番美味しいということで、茹麺を冷凍
した「冷凍茹でめん」が最近多く見られるが、冷凍とい
う特殊な状態を調理して食べる直前まで確保すること
は、すべての面において面倒なことで、流通コストも常
に加算される。
乾、油処理、蒸し、冷凍など各種のものがあるが、前述
のような理由で、なかなか麺食品に必要な条件を備えた
ものは殆どないのが現状である。茹麺は、生麺を茹でて
すぐ食べるのが一番美味しいということで、茹麺を冷凍
した「冷凍茹でめん」が最近多く見られるが、冷凍とい
う特殊な状態を調理して食べる直前まで確保すること
は、すべての面において面倒なことで、流通コストも常
に加算される。
【0006】本願発明者は、「冷凍めん」の状態を常温
流通できるような即席麺の製造方法として、特公平2−
62221号(特開平1−153055号)を提案し
た。この方法は、茹麺を冷凍して水分を凍結し、さらに
氷温の冷風により乾燥することを特徴としている。しか
し、この方法による即席麺であっても、可食状態になる
には「うどん」で8分、「スパゲティ」で5分、「ラー
メン」で4分の茹で時間を要した。「即席麺」と称する
には、「うどん」で5分以下、その他の麺では3分以下
で調理されることが必要とされる。
流通できるような即席麺の製造方法として、特公平2−
62221号(特開平1−153055号)を提案し
た。この方法は、茹麺を冷凍して水分を凍結し、さらに
氷温の冷風により乾燥することを特徴としている。しか
し、この方法による即席麺であっても、可食状態になる
には「うどん」で8分、「スパゲティ」で5分、「ラー
メン」で4分の茹で時間を要した。「即席麺」と称する
には、「うどん」で5分以下、その他の麺では3分以下
で調理されることが必要とされる。
【0007】一方、機械量産による生麺線は、製麺用ロ
ールと接触した外皮が一番固く、それを破壊することに
よって茹湯の侵入を早くし、茹上げ時間を短くするよう
にした技術として、例えば特公昭46−17932号、
特開平5−244886号等によって開示されている。
このように、茹上げ時間を短くするために色々の方法が
考えられ、上記の技術の他に、通常製法による2枚の麺
帯の中間に、組織として疎の状態に作られた粗麺帯を挟
んで製麺ロールで3枚の麺帯を一体とし、切刃ロールで
麺線として切出した「うどん」、その他の麺製品等各種
のものが考えられているが、これらは茹でる時間を少し
は短縮できるが、上記の希望する時間で茹上がる製品に
はならない。
ールと接触した外皮が一番固く、それを破壊することに
よって茹湯の侵入を早くし、茹上げ時間を短くするよう
にした技術として、例えば特公昭46−17932号、
特開平5−244886号等によって開示されている。
このように、茹上げ時間を短くするために色々の方法が
考えられ、上記の技術の他に、通常製法による2枚の麺
帯の中間に、組織として疎の状態に作られた粗麺帯を挟
んで製麺ロールで3枚の麺帯を一体とし、切刃ロールで
麺線として切出した「うどん」、その他の麺製品等各種
のものが考えられているが、これらは茹でる時間を少し
は短縮できるが、上記の希望する時間で茹上がる製品に
はならない。
【0008】本発明は、上記のような短い時間で調理が
できて、美味しい「釜揚げの昧」をいつでも、どこでも
再現できるようにした即席麺の製造方法を提供すること
を目的とする。
できて、美味しい「釜揚げの昧」をいつでも、どこでも
再現できるようにした即席麺の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、通常の製法により製造された生麺線に、
その長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、茹湯
を導入するための溝又は小孔を設け、この溝又は小孔を
設けた生麺線を熱湯で茹でて茹麺となし、該茹麺を−1
0℃〜−40℃の間の低温で完全凍結し、その後0℃を
中心とした±5℃の氷温下において冷風を当て、麺線の
水分を少なくして即席麺を製造するようにしたことを特
徴とする。
めに本発明は、通常の製法により製造された生麺線に、
その長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、茹湯
を導入するための溝又は小孔を設け、この溝又は小孔を
設けた生麺線を熱湯で茹でて茹麺となし、該茹麺を−1
0℃〜−40℃の間の低温で完全凍結し、その後0℃を
中心とした±5℃の氷温下において冷風を当て、麺線の
水分を少なくして即席麺を製造するようにしたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成によって本発明の即席麺の製造方法
は、通常の生麺線に設けた茹湯を導入するための溝又は
小孔が、熱湯で茹でられることにより中央部に連続した
空洞を形成した形状の茹麺となり、この茹麺を低温で完
全凍結し、氷温下において冷風を当てて乾燥して即席麺
とする過程で、中央部分に連続して形成された空洞と共
に、麺の組織が疎の状態になる。その結果、茹湯に対す
る表面積が増大することになり、所期の時間内で茹上げ
ることができる即席麺が得られる。
は、通常の生麺線に設けた茹湯を導入するための溝又は
小孔が、熱湯で茹でられることにより中央部に連続した
空洞を形成した形状の茹麺となり、この茹麺を低温で完
全凍結し、氷温下において冷風を当てて乾燥して即席麺
とする過程で、中央部分に連続して形成された空洞と共
に、麺の組織が疎の状態になる。その結果、茹湯に対す
る表面積が増大することになり、所期の時間内で茹上げ
ることができる即席麺が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図3の(a)及び(b)は、断
面が円形の、通常の製法により製造された生麺線1,2
であり、(c)は断面が長方形の、同じく通常の製法に
より製造された生麺線3である。これら生麺線1〜3に
は、図2の(a)ないし(c)に示すように、各生麺線
1〜3の長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、
茹湯を導入するためのV溝4,6又は小孔5,7を設け
る。
して具体的に説明する。図3の(a)及び(b)は、断
面が円形の、通常の製法により製造された生麺線1,2
であり、(c)は断面が長方形の、同じく通常の製法に
より製造された生麺線3である。これら生麺線1〜3に
は、図2の(a)ないし(c)に示すように、各生麺線
1〜3の長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、
茹湯を導入するためのV溝4,6又は小孔5,7を設け
る。
【0012】上記V溝4,6又は小孔5,7を設けた生
麺線1〜3を、麺線の太さに応じた時間で茹でて「茹
麺」とし、この茹麺を−10℃〜−40℃の間(本実施
例では−20℃)の低温で完全に凍結する。その後0℃
を中心とした±5℃(本実施例では0℃)の氷温下にお
いて冷風を当て、半生又は乾麺に仕上げて、図1(a)
ないし(c)に示す即席麺1aないし3aを製造する。
即席麺1aないし3a内には上記V溝4,6又は小孔
5,7が変化した空洞4aないし7aが形成され、ま
た、生麺線1〜3の組織も、凍結及び解凍により疎の状
態になっている。
麺線1〜3を、麺線の太さに応じた時間で茹でて「茹
麺」とし、この茹麺を−10℃〜−40℃の間(本実施
例では−20℃)の低温で完全に凍結する。その後0℃
を中心とした±5℃(本実施例では0℃)の氷温下にお
いて冷風を当て、半生又は乾麺に仕上げて、図1(a)
ないし(c)に示す即席麺1aないし3aを製造する。
即席麺1aないし3a内には上記V溝4,6又は小孔
5,7が変化した空洞4aないし7aが形成され、ま
た、生麺線1〜3の組織も、凍結及び解凍により疎の状
態になっている。
【0013】このようにして製造された即席麺1a及び
2aの断面の顕微鏡写真(×40)を図面化して図4及
び図5に示す。これらの図から明らかなように、即席麺
1a及び2aの内部には上記V溝4及び小孔5が変化し
た空洞4a及び5aが形成され、しかもその組織は疎の
状態になっている。なお、図3の(a)及び(b)の生
麺線1及び2に上記V溝4及び小孔5を設けることな
く、同じ工程で処理した場合の即席麺8の断面の顕微鏡
写真を図面化したものを図6に示す。この図から明らか
なように、即席麺8の内部には小さい空洞9が非連続的
に形成されているだけである。
2aの断面の顕微鏡写真(×40)を図面化して図4及
び図5に示す。これらの図から明らかなように、即席麺
1a及び2aの内部には上記V溝4及び小孔5が変化し
た空洞4a及び5aが形成され、しかもその組織は疎の
状態になっている。なお、図3の(a)及び(b)の生
麺線1及び2に上記V溝4及び小孔5を設けることな
く、同じ工程で処理した場合の即席麺8の断面の顕微鏡
写真を図面化したものを図6に示す。この図から明らか
なように、即席麺8の内部には小さい空洞9が非連続的
に形成されているだけである。
【0014】上記のようにして製造された即席麺1aな
いし3aでは、「うどん」で5分以下、その他のもので
3分以下の調理時間で可食状態になることが確認され
た。しかし、即席麺8においては、上記特公平2−62
221号の場合と同様に、可食状態になるには「うど
ん」で8分を要した。
いし3aでは、「うどん」で5分以下、その他のもので
3分以下の調理時間で可食状態になることが確認され
た。しかし、即席麺8においては、上記特公平2−62
221号の場合と同様に、可食状態になるには「うど
ん」で8分を要した。
【0015】上記の製造方法についてさらに詳しく説明
すれば、生麺線1〜3の外皮に溝4,6又は小孔5,7
を設けたものを、茹でて茹麺とし、それを冷凍すること
によって、麺線内部の水分が、氷結→麺線内部に氷塊を
作る→氷温→氷温下での乾燥冷風による冷風乾燥→麺線
内部の氷塊溶解→乾燥麺線1aないし3aとなり→麺線
内部に図1(a)ないし(c)及び図4、図5のような
空洞4a〜7aが発生する。この空洞4a〜7aをよく
調べてみると、生麺線1〜3の外皮につけられた溝4,
6又は小孔5,7が変化して発生したものである。
すれば、生麺線1〜3の外皮に溝4,6又は小孔5,7
を設けたものを、茹でて茹麺とし、それを冷凍すること
によって、麺線内部の水分が、氷結→麺線内部に氷塊を
作る→氷温→氷温下での乾燥冷風による冷風乾燥→麺線
内部の氷塊溶解→乾燥麺線1aないし3aとなり→麺線
内部に図1(a)ないし(c)及び図4、図5のような
空洞4a〜7aが発生する。この空洞4a〜7aをよく
調べてみると、生麺線1〜3の外皮につけられた溝4,
6又は小孔5,7が変化して発生したものである。
【0016】生麺線1〜3の外皮に溝4,6又は小孔
5,7を設けたものを、茹でて茹麺として茹上げるとき
に、熱湯が溝4,6又は小孔5,7に沿って他の部分よ
り容易に,早く浸人し、その付近の水分含有量が他の部
分より多いために、茹上げの終了時には、溝4,6又は
小孔5,7も外見上潰れて見分けがつかないが、その付
近の水分含有量が多いために冷凍後の麺線内部の氷結は
一様にならず、水分の多い部分が氷塊となっている。冷
凍後氷温0℃に保って、乾燥冷風を吹きつけて乾燥させ
れば、氷塊は溶けて、だんだん溶解した水分は周囲の組
織に吸収され、外皮表面から蒸発し、麺線の氷塊は空洞
4a〜7aを残して乾燥してくる。この空洞4a及び5
aの状態は、図4及び図5により明らかである。
5,7を設けたものを、茹でて茹麺として茹上げるとき
に、熱湯が溝4,6又は小孔5,7に沿って他の部分よ
り容易に,早く浸人し、その付近の水分含有量が他の部
分より多いために、茹上げの終了時には、溝4,6又は
小孔5,7も外見上潰れて見分けがつかないが、その付
近の水分含有量が多いために冷凍後の麺線内部の氷結は
一様にならず、水分の多い部分が氷塊となっている。冷
凍後氷温0℃に保って、乾燥冷風を吹きつけて乾燥させ
れば、氷塊は溶けて、だんだん溶解した水分は周囲の組
織に吸収され、外皮表面から蒸発し、麺線の氷塊は空洞
4a〜7aを残して乾燥してくる。この空洞4a及び5
aの状態は、図4及び図5により明らかである。
【0017】以上説明した通り、生麺線1〜3の外皮よ
り中央部に向けて茹湯導入溝4,6又は小孔5,7を設
けて製造した溝付即席麺は、麺線内部に空洞4a〜7a
を生じ、この空洞4a〜7aに連なる溝又は小孔は、外
見上その痕跡も見出せない程度になる。また、麺組織は
通常の麺線と比較して疎になっているので、調理のとき
空洞4a〜7aまでの吸水は、これのないものと比較し
て格段に速くなる。そして、即席麺として「うどん」5
分以下、「その他の麺」で3分以下で調理ができること
になる。
り中央部に向けて茹湯導入溝4,6又は小孔5,7を設
けて製造した溝付即席麺は、麺線内部に空洞4a〜7a
を生じ、この空洞4a〜7aに連なる溝又は小孔は、外
見上その痕跡も見出せない程度になる。また、麺組織は
通常の麺線と比較して疎になっているので、調理のとき
空洞4a〜7aまでの吸水は、これのないものと比較し
て格段に速くなる。そして、即席麺として「うどん」5
分以下、「その他の麺」で3分以下で調理ができること
になる。
【0018】[実施例1]中力小麦粉25kgに塩水(ボ
ーメ度3)を10kg加えて、常法で生麺帯を製造し、切
刃#12角で溝付麺線として生麺線を得、これを100
℃付近で沸騰している茹湯中で15分間茹でて、茹麺を
製造した。この茹麺を水洗冷却後、直ちに冷凍し、凍結
が終わってから氷温(0℃)とし、さらに、乾燥冷風に
てこれを乾燥して即席麺を製造した。
ーメ度3)を10kg加えて、常法で生麺帯を製造し、切
刃#12角で溝付麺線として生麺線を得、これを100
℃付近で沸騰している茹湯中で15分間茹でて、茹麺を
製造した。この茹麺を水洗冷却後、直ちに冷凍し、凍結
が終わってから氷温(0℃)とし、さらに、乾燥冷風に
てこれを乾燥して即席麺を製造した。
【0019】[実施例2]準強力粉100部にかん水液
33部(ボーメ度5度)を加えて生麺帯を作った。この
生麺帯を切刃#20丸で生麺線とする直前に、生麺帯の
不特定の場所に多数の小孔を作り、切刃#20丸で生麺
線とした。その後は、実施例1と同様に「うどん」に比
べて麺線が細いので、茹上げ、冷凍、冷風乾燥等の作業
時間は短くして即席麺を製造した。
33部(ボーメ度5度)を加えて生麺帯を作った。この
生麺帯を切刃#20丸で生麺線とする直前に、生麺帯の
不特定の場所に多数の小孔を作り、切刃#20丸で生麺
線とした。その後は、実施例1と同様に「うどん」に比
べて麺線が細いので、茹上げ、冷凍、冷風乾燥等の作業
時間は短くして即席麺を製造した。
【0020】[実施例3]デューラム小麦のセモリナ1
00部、水32部を混捏して押出し成形機に供給した。
ダイスの押出し孔1.9mmの押出し生麺線の外皮に溝が
つくように、押出し孔に突起を設けたダイスによって生
の溝付スパゲティを製造した。これを100℃近くの沸
騰湯中で12分間茹でて水洗冷却し、実施例1及び2と
同様に処理して即席スパゲティを製造した。
00部、水32部を混捏して押出し成形機に供給した。
ダイスの押出し孔1.9mmの押出し生麺線の外皮に溝が
つくように、押出し孔に突起を設けたダイスによって生
の溝付スパゲティを製造した。これを100℃近くの沸
騰湯中で12分間茹でて水洗冷却し、実施例1及び2と
同様に処理して即席スパゲティを製造した。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の即席麺の製
造方法によれば、通常の生麺線に、外皮側より中央部に
向けて茹湯を導入するための溝又は小孔を設け、この溝
又は小孔を設けた生麺線を茹麺とし、該茹麺を完全凍結
し、その後氷温下において冷風を当てて乾燥し即席麺を
製造するので、麺の中央部分に、溝又は小孔が変化した
連続する空洞が形成される共に、麺の組織を疎の状態に
することができる。その結果、茹湯に対する表面積が増
大することになり、即席麺として所期の時間内で可食状
態にすることができる。
造方法によれば、通常の生麺線に、外皮側より中央部に
向けて茹湯を導入するための溝又は小孔を設け、この溝
又は小孔を設けた生麺線を茹麺とし、該茹麺を完全凍結
し、その後氷温下において冷風を当てて乾燥し即席麺を
製造するので、麺の中央部分に、溝又は小孔が変化した
連続する空洞が形成される共に、麺の組織を疎の状態に
することができる。その結果、茹湯に対する表面積が増
大することになり、即席麺として所期の時間内で可食状
態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)ないし(c)は本発明により製造された
即席麺の断面図である。
即席麺の断面図である。
【図2】(a)ないし(c)は通常の製法により製造さ
れた生麺線に溝又は小孔を設けた状態の断面図である。
れた生麺線に溝又は小孔を設けた状態の断面図である。
【図3】(a)ないし(c)は通常の製法により製造さ
れた生麺線の断面図である。
れた生麺線の断面図である。
【図4】生麺線に溝を設けて本発明により製造した即席
麺の断面を、顕微鏡でみた写真を図面化したものであ
る。
麺の断面を、顕微鏡でみた写真を図面化したものであ
る。
【図5】生麺線に小孔を設けて本発明により製造した即
席麺の断面を、顕微鏡でみた写真を図面化したものであ
る。
席麺の断面を、顕微鏡でみた写真を図面化したものであ
る。
【図6】溝又は小孔を設けない生麺線を即席麺に加工し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
l,2,3 通常の生麺線 1aないし3a 本発明に
よる即席麺 4,6 V溝 4aないし7a 本発明による空洞 5,7 小孔 8 従来の即席麺 9 従来の即席麺の空洞
よる即席麺 4,6 V溝 4aないし7a 本発明による空洞 5,7 小孔 8 従来の即席麺 9 従来の即席麺の空洞
Claims (1)
- 【請求項1】 通常の製法により製造された生麺線に、
その長さ方向に沿って外皮側より中央部に向けて、茹湯
を導入するための溝又は小孔を設け、この溝又は小孔を
設けた生麺線を熱湯で茹でて茹麺となし、該茹麺を−1
0℃〜−40℃の間の低温で完全凍結し、その後0℃を
中心とした±5℃の氷温下において冷風を当て、麺線の
水分を少なくして即席麺を製造するようにしたことを特
徴とする即席麺の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7047511A JPH08242795A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 即席麺の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7047511A JPH08242795A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 即席麺の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08242795A true JPH08242795A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12777144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7047511A Pending JPH08242795A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 即席麺の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08242795A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011004701A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nisshin Foods Kk | 溝付き麺 |
| WO2013154152A1 (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | 日清フーズ株式会社 | 溝付き麺 |
| JP2014033647A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Yamadai Kk | ノンフライ食品の製造方法 |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP7047511A patent/JPH08242795A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011004701A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nisshin Foods Kk | 溝付き麺 |
| WO2013154152A1 (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | 日清フーズ株式会社 | 溝付き麺 |
| JP2014033647A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Yamadai Kk | ノンフライ食品の製造方法 |
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