JPH08243149A - フィルタ支持構造 - Google Patents
フィルタ支持構造Info
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- JPH08243149A JPH08243149A JP7079508A JP7950895A JPH08243149A JP H08243149 A JPH08243149 A JP H08243149A JP 7079508 A JP7079508 A JP 7079508A JP 7950895 A JP7950895 A JP 7950895A JP H08243149 A JPH08243149 A JP H08243149A
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Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 疎水性部分と親水性部分とを有するフィルタ
を十分に機能させることのできるフィルタの支持構造を
提供。 【構成】 本発明のフィルタの支持構造は、フィルタ
と、該フィルタの両面に形成されるそれぞれのハウジン
グと、該各ハウジング内にそれぞれ連通される連通路
と、を具えたフィルタの支持構造において、上記フィル
タは親水性部分と疎水性部分を有しており、また上記連
通路の少なくとも1つが複数の通路に分割されているこ
とを特徴とする。
を十分に機能させることのできるフィルタの支持構造を
提供。 【構成】 本発明のフィルタの支持構造は、フィルタ
と、該フィルタの両面に形成されるそれぞれのハウジン
グと、該各ハウジング内にそれぞれ連通される連通路
と、を具えたフィルタの支持構造において、上記フィル
タは親水性部分と疎水性部分を有しており、また上記連
通路の少なくとも1つが複数の通路に分割されているこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルタ構造に関する
ものであり、より詳細には、溶液とエアとが同時に通過
するフィルタを具えたフィルタの支持構造及び医療用フ
ィルタ支持構造に関するものである。
ものであり、より詳細には、溶液とエアとが同時に通過
するフィルタを具えたフィルタの支持構造及び医療用フ
ィルタ支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルタの支持構造は、フィ
ルタが樹脂成形物からなるハウジング又はハウジングを
含む支持ネットに両面から支持され、ハウジングには加
圧用のシリンダや容器等に接続するための接続用連通路
が形成されている。またフィルタには一般に親水性のも
のと疎水性のものがあり、親水性フィルタは主に水溶液
の濾過に用いられ、疎水性フィルタは主に気体の濾過に
用いられる。
ルタが樹脂成形物からなるハウジング又はハウジングを
含む支持ネットに両面から支持され、ハウジングには加
圧用のシリンダや容器等に接続するための接続用連通路
が形成されている。またフィルタには一般に親水性のも
のと疎水性のものがあり、親水性フィルタは主に水溶液
の濾過に用いられ、疎水性フィルタは主に気体の濾過に
用いられる。
【0003】また親水性フィルタでは、一旦水溶液が浸
潤するとエアロックが生じフィルタは全くエアを通過さ
せなくなる。このため、加圧用のシリンダからフィルタ
を介して水溶液を密閉容器等に流入する場合、容器内に
液が流入するに従って容器内が陽圧化し、液体の濾過が
スムーズにできない場合がある。特に、このような不都
合は医療用容器における薬剤バイアルに密閉状態で無菌
的に溶解液を送る場合に見られる。このため、従来から
エアロックを防止する目的で、親水性部分と疎水性部分
を有した機能性フィルタや親水性フィルタ部材と疎水性
フィルタ部材とを組み合わせた組合わせフィルタが提案
され、水溶液の流入の際のエアロックの防止に使用され
ている。
潤するとエアロックが生じフィルタは全くエアを通過さ
せなくなる。このため、加圧用のシリンダからフィルタ
を介して水溶液を密閉容器等に流入する場合、容器内に
液が流入するに従って容器内が陽圧化し、液体の濾過が
スムーズにできない場合がある。特に、このような不都
合は医療用容器における薬剤バイアルに密閉状態で無菌
的に溶解液を送る場合に見られる。このため、従来から
エアロックを防止する目的で、親水性部分と疎水性部分
を有した機能性フィルタや親水性フィルタ部材と疎水性
フィルタ部材とを組み合わせた組合わせフィルタが提案
され、水溶液の流入の際のエアロックの防止に使用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルタ支持構造では、かかる機能性フィルタを使用し
た場合にハウジングの連通路が細いと、ハウジングの使
用材料や形状によっては、水溶液の通過と同時にエアが
水溶液の流れる方向に逆らって容器内からフィルタへと
逆流しない場合がある。このようなエアが疎水性フィル
タ部分から抜けないと、容器内が陽圧化しフィルタの流
通機能を悪化させる。特に、かかる不都合は医療用容器
における操作上の重要な問題となっている。従って、本
発明の目的は、疎水性部分と親水性部分とを有するフィ
ルタを十分に機能させることのできるフィルタの支持構
造を提案することにある。本発明の目的はまた、薬液と
薬剤等を混合した溶液を迅速に無菌処理できる医療用フ
ィルタの支持構造を提供することにある。
フィルタ支持構造では、かかる機能性フィルタを使用し
た場合にハウジングの連通路が細いと、ハウジングの使
用材料や形状によっては、水溶液の通過と同時にエアが
水溶液の流れる方向に逆らって容器内からフィルタへと
逆流しない場合がある。このようなエアが疎水性フィル
タ部分から抜けないと、容器内が陽圧化しフィルタの流
通機能を悪化させる。特に、かかる不都合は医療用容器
における操作上の重要な問題となっている。従って、本
発明の目的は、疎水性部分と親水性部分とを有するフィ
ルタを十分に機能させることのできるフィルタの支持構
造を提案することにある。本発明の目的はまた、薬液と
薬剤等を混合した溶液を迅速に無菌処理できる医療用フ
ィルタの支持構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルタと、
該フィルタの両面に形成されるそれぞれのハウジング
と、該各ハウジング内にそれぞれ連通される連通路と、
を具えたフィルタの支持構造において、上記フィルタは
親水性部分と疎水性部分を有しており、また上記連通路
の少なくとも1つが複数の通路に分割されていることを
特徴とするフィルタ支持構造を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
該フィルタの両面に形成されるそれぞれのハウジング
と、該各ハウジング内にそれぞれ連通される連通路と、
を具えたフィルタの支持構造において、上記フィルタは
親水性部分と疎水性部分を有しており、また上記連通路
の少なくとも1つが複数の通路に分割されていることを
特徴とするフィルタ支持構造を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0006】本発明においては、上記フィルタの疎水性
部分は該フィルタ面積の15乃至45%を占めることを
特徴とすることができる。本発明においては、上記フィ
ルタを、親水性フィルタと疎水性フィルタとを組み合わ
せた組合せフィルタとすることができる。。
部分は該フィルタ面積の15乃至45%を占めることを
特徴とすることができる。本発明においては、上記フィ
ルタを、親水性フィルタと疎水性フィルタとを組み合わ
せた組合せフィルタとすることができる。。
【0007】本発明においてはまた、上記連通路の通路
面積は、(1/4)π22 乃至(1/4)π72 mm2 で
あることを特徴とすることができる。本発明において
は、上記連通路の先端を、開口から奥に向けて内径が徐
々に小径になる雌型接続部或は開口端から基端に向けて
外径が大径になる雄型接続部に形成することができる。
面積は、(1/4)π22 乃至(1/4)π72 mm2 で
あることを特徴とすることができる。本発明において
は、上記連通路の先端を、開口から奥に向けて内径が徐
々に小径になる雌型接続部或は開口端から基端に向けて
外径が大径になる雄型接続部に形成することができる。
【0008】本発明の上記フィルタ構造において、上記
連通路の先端には接続される薬剤容器の密封用ゴム栓に
刺針される連通針部が形成されていることを特徴とする
医療用フィルタ支持構造を提供することにより、上記目
的を達成することができる。本発明においてはまた、上
記フィルタの疎水性部分は上記親水性部分より上記薬剤
容器側からみて下流の位置に配されることを特徴とする
ことができる。
連通路の先端には接続される薬剤容器の密封用ゴム栓に
刺針される連通針部が形成されていることを特徴とする
医療用フィルタ支持構造を提供することにより、上記目
的を達成することができる。本発明においてはまた、上
記フィルタの疎水性部分は上記親水性部分より上記薬剤
容器側からみて下流の位置に配されることを特徴とする
ことができる。
【0009】
【作用】上記フィルタ支持構造では、通常の操作として
水溶液が一のハウジング内からフィルタの親水性部分を
通過して容器等に流入される。この場合、容器等が密閉
容器であると、溶液の流入により容器内に陽圧化が生じ
る。このため、容器内のエアが溶液と置換し、溶液の通
過方向とは逆にフィルタの疎水性部分を通過しようとす
る。そして、かかる場合、ハウジングの連結路が複数の
通路となっており、溶液が通る通路以外の通路を通って
エアがフィルタの疎水部分を逆方向にスムーズに通過す
る。このため、エアが連通路を流れる際に、連通路の溶
液がエアの流れを塞ぐことがない。特に連通路は径が7
mm以下となると極めて溶液によって塞がれ易くなるた
め、上記復路の作用は大きく機能する。
水溶液が一のハウジング内からフィルタの親水性部分を
通過して容器等に流入される。この場合、容器等が密閉
容器であると、溶液の流入により容器内に陽圧化が生じ
る。このため、容器内のエアが溶液と置換し、溶液の通
過方向とは逆にフィルタの疎水性部分を通過しようとす
る。そして、かかる場合、ハウジングの連結路が複数の
通路となっており、溶液が通る通路以外の通路を通って
エアがフィルタの疎水部分を逆方向にスムーズに通過す
る。このため、エアが連通路を流れる際に、連通路の溶
液がエアの流れを塞ぐことがない。特に連通路は径が7
mm以下となると極めて溶液によって塞がれ易くなるた
め、上記復路の作用は大きく機能する。
【0010】医療用の輸液バック等にあっては、薬剤容
器と連通針等を介して接続され、輸液バック等に無菌状
態で収容された薬剤の溶解液を一旦、薬剤容器側に流入
し、再び輸液バック等に戻す。このため、薬剤容器と輸
液バックとの間には、除菌目的で除菌フィルタを用いる
が、かかるフィルタに上記医療用フィルタ支持構造を用
いると、連通路が極めて細長い連通針となった場合で
も、薬液の通過とエアの通過がスムーズに働き、薬剤容
器であるバイアル内が陽圧化して溶液が流入し難くなる
ということがない。また、薬液の戻り操作においても、
連通路はかかる機能を発揮し、薬剤の混合操作が簡単且
つ迅速になされる。
器と連通針等を介して接続され、輸液バック等に無菌状
態で収容された薬剤の溶解液を一旦、薬剤容器側に流入
し、再び輸液バック等に戻す。このため、薬剤容器と輸
液バックとの間には、除菌目的で除菌フィルタを用いる
が、かかるフィルタに上記医療用フィルタ支持構造を用
いると、連通路が極めて細長い連通針となった場合で
も、薬液の通過とエアの通過がスムーズに働き、薬剤容
器であるバイアル内が陽圧化して溶液が流入し難くなる
ということがない。また、薬液の戻り操作においても、
連通路はかかる機能を発揮し、薬剤の混合操作が簡単且
つ迅速になされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る医療用フィルタ支持構造
の好ましい実施例を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は医療用容器に取り付けられた本発明に係る医療用
フィルタ支持構造の第一実施例の正断面図、図2(a)
及び(b)は第一実施例の除菌フィルタの平面図及び断
面図、図3は第一実施例を用いて医療用容器内の薬液を
接続した薬剤容器に流入する際の要部断面図、図4は接
続した薬剤容器から薬液を再び第一実施例の医療用容器
内に戻す際の要部断面図である。
の好ましい実施例を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は医療用容器に取り付けられた本発明に係る医療用
フィルタ支持構造の第一実施例の正断面図、図2(a)
及び(b)は第一実施例の除菌フィルタの平面図及び断
面図、図3は第一実施例を用いて医療用容器内の薬液を
接続した薬剤容器に流入する際の要部断面図、図4は接
続した薬剤容器から薬液を再び第一実施例の医療用容器
内に戻す際の要部断面図である。
【0012】図1乃至図4に示す如く本発明に係る第一
実施例の医療用フィルタ構造1は、除菌フィルタ15
と、フィルタ15の両面に形成されるそれぞれのハウジ
ング13A、13Bと、各ハウジング13A、13B内
にそれぞれ連通される連通路11及び連通針19とを具
えたフィルタの支持構造である。また、図2に示す如く
除菌フィルタ15は親水性部分15Bと疎水性部分15
Aを有した機能性フィルタであり、連通路11及び連通
針19は複数の通路12A、12B、20A、20Bに
分割されている。
実施例の医療用フィルタ構造1は、除菌フィルタ15
と、フィルタ15の両面に形成されるそれぞれのハウジ
ング13A、13Bと、各ハウジング13A、13B内
にそれぞれ連通される連通路11及び連通針19とを具
えたフィルタの支持構造である。また、図2に示す如く
除菌フィルタ15は親水性部分15Bと疎水性部分15
Aを有した機能性フィルタであり、連通路11及び連通
針19は複数の通路12A、12B、20A、20Bに
分割されている。
【0013】本実施例に係る医療用フィルタ支持構造1
を更に詳しく説明すると、医療用フィルタ支持構造1は
その連通路11を介して医療用容器本体2に取付られ、
容器本体2は非定型性の柔軟な樹脂容器からなる。本実
施例において具体的には、容器本体2は、低密度ポリエ
チレンをインフレーション成形により作製したチューブ
から形成される。即ち、かかるチューブが所定の長さに
裁断され、その上下端が熱融着シールされる。上端2A
には医療用フィルタ支持構造1の連通路11が付けら
れ、下端2Bには排出口4が取り付けられて製造され
る。尚、容器は樹脂容器に限らず、ガラス製の容器等を
用いることも可能である。
を更に詳しく説明すると、医療用フィルタ支持構造1は
その連通路11を介して医療用容器本体2に取付られ、
容器本体2は非定型性の柔軟な樹脂容器からなる。本実
施例において具体的には、容器本体2は、低密度ポリエ
チレンをインフレーション成形により作製したチューブ
から形成される。即ち、かかるチューブが所定の長さに
裁断され、その上下端が熱融着シールされる。上端2A
には医療用フィルタ支持構造1の連通路11が付けら
れ、下端2Bには排出口4が取り付けられて製造され
る。尚、容器は樹脂容器に限らず、ガラス製の容器等を
用いることも可能である。
【0014】容器本体2内には、排出口4から薬液3が
充填され、ゴム栓体5で封がされた後にオートクレーブ
滅菌される。薬液3は輸液用の基本液であり、後述する
薬剤容器21内の薬剤22を溶解、希釈或は混合等する
ものである。具体的には、アミノ酸液、グルコースが主
体の高カロリー輸液の基本液、生理食塩水、5%ブドウ
糖液、注射用蒸留水のほか、各種電解質を含む溶液等が
用いられる。
充填され、ゴム栓体5で封がされた後にオートクレーブ
滅菌される。薬液3は輸液用の基本液であり、後述する
薬剤容器21内の薬剤22を溶解、希釈或は混合等する
ものである。具体的には、アミノ酸液、グルコースが主
体の高カロリー輸液の基本液、生理食塩水、5%ブドウ
糖液、注射用蒸留水のほか、各種電解質を含む溶液等が
用いられる。
【0015】排出口4は樹脂成形材からなり、容器本体
2の熱融着部2Bにあって液密に取り付けられている。
排出口4は先端部でゴム栓5に閉塞され、ゴム栓5は点
滴用の連通針等が刺針可能と成っている。連通路11は
パイプ状の樹脂成形物であり、容器本体2の熱融着部2
Aにあって液密に取り付けられている。連通路11の一
端部は除菌フィルタ15のハウジング13Aに連結さ
れ、他端は容器本体2内に配される。また、連通路11
の他端は閉止され、その側周壁に切れ込みが形成されて
易開封部11Aが形成され、易開封部11Aは、保存時
において連通路11内に薬液3が侵入するのを防止し、
使用時において連通路11内を容易に開放できるように
している。また連通路11には仕切り12が形成され、
仕切り12により連通路11内には2つの通路12A、
12Bが形成される。尚、本実施例においては、連通路
11は、ポリプロピレンの成形物であるが、これに限る
必要はなく、その他の汎用性のある樹脂の使用であって
も良い。
2の熱融着部2Bにあって液密に取り付けられている。
排出口4は先端部でゴム栓5に閉塞され、ゴム栓5は点
滴用の連通針等が刺針可能と成っている。連通路11は
パイプ状の樹脂成形物であり、容器本体2の熱融着部2
Aにあって液密に取り付けられている。連通路11の一
端部は除菌フィルタ15のハウジング13Aに連結さ
れ、他端は容器本体2内に配される。また、連通路11
の他端は閉止され、その側周壁に切れ込みが形成されて
易開封部11Aが形成され、易開封部11Aは、保存時
において連通路11内に薬液3が侵入するのを防止し、
使用時において連通路11内を容易に開放できるように
している。また連通路11には仕切り12が形成され、
仕切り12により連通路11内には2つの通路12A、
12Bが形成される。尚、本実施例においては、連通路
11は、ポリプロピレンの成形物であるが、これに限る
必要はなく、その他の汎用性のある樹脂の使用であって
も良い。
【0016】除菌フィルタ15は、両面に樹脂成形物か
らなる一対のハウジング部材13A、13Bを備え、ま
た図示しないが除菌フィルタ15の両面を支持する支持
ネットが備えられている。一対のハウジング13A、1
3Bは除菌フィルタ15の周縁を挟んで熱融着される。
下ハウジング13A内は上述の連通路11と連通して連
結され、上ハウジング13B内は連通針19が連結され
る。
らなる一対のハウジング部材13A、13Bを備え、ま
た図示しないが除菌フィルタ15の両面を支持する支持
ネットが備えられている。一対のハウジング13A、1
3Bは除菌フィルタ15の周縁を挟んで熱融着される。
下ハウジング13A内は上述の連通路11と連通して連
結され、上ハウジング13B内は連通針19が連結され
る。
【0017】除菌フィルタ15はメンブレンフィルタか
らなるが、一般的なスクリーンタイプ、デプスタイプ、
アニソトロピックタイプ等の一般フィルタ等も使用でき
る。またフィルタ15の膜の孔径は、0.6μm以下、
好ましくは0.45μm以下、更に好ましくは0.22
μm以下である。上記範囲内の孔径であれば、細菌の通
過をほぼ完全に阻止し、更に0.45μm以下では細菌
の破片等の毒性成分の除去ができ、0.22μm以下で
は破片等の毒性成分を殆ど除去しうる。
らなるが、一般的なスクリーンタイプ、デプスタイプ、
アニソトロピックタイプ等の一般フィルタ等も使用でき
る。またフィルタ15の膜の孔径は、0.6μm以下、
好ましくは0.45μm以下、更に好ましくは0.22
μm以下である。上記範囲内の孔径であれば、細菌の通
過をほぼ完全に阻止し、更に0.45μm以下では細菌
の破片等の毒性成分の除去ができ、0.22μm以下で
は破片等の毒性成分を殆ど除去しうる。
【0018】除菌フィルタ15は親水性部分15Bと疎
水性部分15Aを有した機能性フィルタが使用され、本
実施例においては、親水性部分15Bを親水化処理した
ポリビニリデンフロライドが用いられている。除菌フィ
ルタ15は本実施例のものに限ることは無く、例えば、
酢酸セルロース、セルロースエステル、硝酸セルロー
ス、再生セルロース等セルロース系膜、ナイロン等を中
心としたポリアミド系膜、粉末或は分散媒中のフッ化エ
チレン系樹脂等から製造されるテフロン系膜、ポリスチ
レン、フタル酸等からなるビニル系膜、結晶性ポリプロ
ピレン等を融解押出し急速延伸等して得られるポリオレ
フィン系膜、アクリル系膜、ポリカーボネート系膜、塩
化ビニリデン系膜等を挙げることができる。
水性部分15Aを有した機能性フィルタが使用され、本
実施例においては、親水性部分15Bを親水化処理した
ポリビニリデンフロライドが用いられている。除菌フィ
ルタ15は本実施例のものに限ることは無く、例えば、
酢酸セルロース、セルロースエステル、硝酸セルロー
ス、再生セルロース等セルロース系膜、ナイロン等を中
心としたポリアミド系膜、粉末或は分散媒中のフッ化エ
チレン系樹脂等から製造されるテフロン系膜、ポリスチ
レン、フタル酸等からなるビニル系膜、結晶性ポリプロ
ピレン等を融解押出し急速延伸等して得られるポリオレ
フィン系膜、アクリル系膜、ポリカーボネート系膜、塩
化ビニリデン系膜等を挙げることができる。
【0019】除菌フィルタ15は、図2に示す如く周縁
部に疎水性部分15Aが形成され、中央部に親水性部分
15Bが形成されている。また、疎水性部分15Aの面
積は、全体の15乃至45%、より好ましくは20乃至
35%の範囲であることが望ましい。疎水性部分15A
がかかる範囲内にあると、水溶液の流れに影響を与え
ず、エアの逆方向の流れを十分に図ることができる。ま
た除菌フィルタ15の中央部は上ハウジング13B内に
突き出して配せられ、中央部は薬剤容器であるバイアル
21側に偏って設けられる。
部に疎水性部分15Aが形成され、中央部に親水性部分
15Bが形成されている。また、疎水性部分15Aの面
積は、全体の15乃至45%、より好ましくは20乃至
35%の範囲であることが望ましい。疎水性部分15A
がかかる範囲内にあると、水溶液の流れに影響を与え
ず、エアの逆方向の流れを十分に図ることができる。ま
た除菌フィルタ15の中央部は上ハウジング13B内に
突き出して配せられ、中央部は薬剤容器であるバイアル
21側に偏って設けられる。
【0020】連通針19には通路を二つに分ける仕切り
壁20が形成され、仕切り壁20は薬液3の通路及びエ
アの通路(20A、20B)が形成されるように作用し
ている。連通路19の先端は、バイアル21のゴム栓1
7に連通刺針可能な連通針部19Aが形成される。ま
た、連通針19は連通針部19Aを有するため、その径
は太すぎるものは好ましくない。一方、薬液3等の粘度
や表面張力による液流れを考慮すると、径が細過ぎても
好ましくない。このため、連通路19の径、即ち通路面
積は(1/4)π22 乃至(1/4)π72 mm2 である
ことが望ましい。
壁20が形成され、仕切り壁20は薬液3の通路及びエ
アの通路(20A、20B)が形成されるように作用し
ている。連通路19の先端は、バイアル21のゴム栓1
7に連通刺針可能な連通針部19Aが形成される。ま
た、連通針19は連通針部19Aを有するため、その径
は太すぎるものは好ましくない。一方、薬液3等の粘度
や表面張力による液流れを考慮すると、径が細過ぎても
好ましくない。このため、連通路19の径、即ち通路面
積は(1/4)π22 乃至(1/4)π72 mm2 である
ことが望ましい。
【0021】図3に示す如く本実施例に使用される薬剤
容器であるバイアル21は、ガラス製の定型性を有する
容器である。バイアル21内には薬剤22が充填され、
薬剤22はゴム栓17を有した取出口18から無菌的に
充填される。薬剤22は粉末の抗性物質である。しか
し、本実施例にあっては、薬剤を粉末に限る必要はなく
液剤であっても良い。また具体的な液剤としては、アミ
ノ酸の一種であるグルタミン酸がある。特に、グルタミ
ン酸水溶液を100℃に加熱すると一部ヒロリドン化し
変質してしまうので、高圧蒸気滅菌ができない。このよ
うに水溶液の状態で滅菌できない薬剤も対象となる。
容器であるバイアル21は、ガラス製の定型性を有する
容器である。バイアル21内には薬剤22が充填され、
薬剤22はゴム栓17を有した取出口18から無菌的に
充填される。薬剤22は粉末の抗性物質である。しか
し、本実施例にあっては、薬剤を粉末に限る必要はなく
液剤であっても良い。また具体的な液剤としては、アミ
ノ酸の一種であるグルタミン酸がある。特に、グルタミ
ン酸水溶液を100℃に加熱すると一部ヒロリドン化し
変質してしまうので、高圧蒸気滅菌ができない。このよ
うに水溶液の状態で滅菌できない薬剤も対象となる。
【0022】次に、図3及び図4に従って本実施例の医
療用フィルタ支持構造1の使用について説明する。先ず
図3に示す如く、容器本体2は転倒され、連通針19が
バイアル21のゴム栓17に刺針され、バイアル21内
とハウジング13B内とが連通される。次に、容器本体
2の外側から連通路11の易開封部11Aが折り取ら
れ、容器本体2内とハウジング13A内とが連通され
る。これにより、容器本体2内の薬液3は、連通路11
の一の通路12A、又は12Bを通過してハウジング1
3A内に流入する。流入した薬液は除菌フィルタ15の
中央の親水性部分15Bを通過し、ハウジング13B内
に流入する。ハウジング13B内の薬液3は、連通針1
9の一の通路20A、又は20Bを通過してバイアル2
1内に所定量が速やかに流入する。この場合、薬液3が
バイアル21内に流入することにより、バイアル21内
は陽圧化する。このため、バイアル21内のエアはバイ
アル21から抜け出すように作用し、エア連通針19の
薬液3の通路とは別の通路20A又は20Bを介してハ
ウジング13B内に排出する。ハウジング13B内のエ
アは除菌フィルタ15の疎水性部分15Aを通過しハウ
ジング13A内に排出する。ハウジング13A内のエア
は連通路11の薬液3の通路とは別の通路12A又は1
2Bを介して容器本体2内に排出し、結局、薬液3と置
換される。
療用フィルタ支持構造1の使用について説明する。先ず
図3に示す如く、容器本体2は転倒され、連通針19が
バイアル21のゴム栓17に刺針され、バイアル21内
とハウジング13B内とが連通される。次に、容器本体
2の外側から連通路11の易開封部11Aが折り取ら
れ、容器本体2内とハウジング13A内とが連通され
る。これにより、容器本体2内の薬液3は、連通路11
の一の通路12A、又は12Bを通過してハウジング1
3A内に流入する。流入した薬液は除菌フィルタ15の
中央の親水性部分15Bを通過し、ハウジング13B内
に流入する。ハウジング13B内の薬液3は、連通針1
9の一の通路20A、又は20Bを通過してバイアル2
1内に所定量が速やかに流入する。この場合、薬液3が
バイアル21内に流入することにより、バイアル21内
は陽圧化する。このため、バイアル21内のエアはバイ
アル21から抜け出すように作用し、エア連通針19の
薬液3の通路とは別の通路20A又は20Bを介してハ
ウジング13B内に排出する。ハウジング13B内のエ
アは除菌フィルタ15の疎水性部分15Aを通過しハウ
ジング13A内に排出する。ハウジング13A内のエア
は連通路11の薬液3の通路とは別の通路12A又は1
2Bを介して容器本体2内に排出し、結局、薬液3と置
換される。
【0023】従って、細い連通路11或は連通針19内
では、薬液3によるエアの通過に支障を生じないため、
バイアル21が陽圧化されることなく薬液3はスムーズ
にバイアル21内に流入する。尚、上述では薬液3の自
然落下の状態での操作を説明したが、容器本体2を手揉
み等して積極的に薬液3のバイアル21内への流入操作
を行っても同様に作用する。即ち、手揉み等により、容
器本体2内を加圧と常圧とを繰り返し、加圧時に薬液3
を積極的にバイアル21内に送り込み、容器本体2内が
常圧になった時に、薬液3の流入により陽圧化したバイ
アル21内のエアが容器本体2内へと上述の別の通路を
通過してスムーズに戻ることができる。
では、薬液3によるエアの通過に支障を生じないため、
バイアル21が陽圧化されることなく薬液3はスムーズ
にバイアル21内に流入する。尚、上述では薬液3の自
然落下の状態での操作を説明したが、容器本体2を手揉
み等して積極的に薬液3のバイアル21内への流入操作
を行っても同様に作用する。即ち、手揉み等により、容
器本体2内を加圧と常圧とを繰り返し、加圧時に薬液3
を積極的にバイアル21内に送り込み、容器本体2内が
常圧になった時に、薬液3の流入により陽圧化したバイ
アル21内のエアが容器本体2内へと上述の別の通路を
通過してスムーズに戻ることができる。
【0024】バイアル21内で薬剤22と薬液3とが十
分に混合された後、図4に示す如く容器本体2はバイア
ル21と共に再び転倒され、バイアル21が容器本体2
の上方に配される。バイアル21内の薬液3は、再び連
通針19の一の通路20A、又は20Bを通過してハウ
ジング13B内に流入する。流入した薬液3は除菌フィ
ルタ15の中央の親水性部分15Bを通過し、ハウジン
グ13A内に戻る。ハウジング13A内の薬液3は、連
通路11の一の通路12A、又は12Bを通過して容器
本体2内に速やかに戻る。この場合、薬液3が容器本体
2内に流入することにより、バイアル21内は負圧化す
る。このため、容器本体2内の上部エアは上昇するよう
に作用し、エアは連通路11の薬液3の通路とは別の通
路12A又は12Bを介してハウジング13A内に排出
する。ハウジング13A内のエアは除菌フィルタ15の
疎水性部分15Aを通過しハウジング13B内に排出す
る。ハウジング13B内のエアは連通針19の薬液3の
通路とは別の通路20A又は29Bを介してバイアル2
1内に排出する。
分に混合された後、図4に示す如く容器本体2はバイア
ル21と共に再び転倒され、バイアル21が容器本体2
の上方に配される。バイアル21内の薬液3は、再び連
通針19の一の通路20A、又は20Bを通過してハウ
ジング13B内に流入する。流入した薬液3は除菌フィ
ルタ15の中央の親水性部分15Bを通過し、ハウジン
グ13A内に戻る。ハウジング13A内の薬液3は、連
通路11の一の通路12A、又は12Bを通過して容器
本体2内に速やかに戻る。この場合、薬液3が容器本体
2内に流入することにより、バイアル21内は負圧化す
る。このため、容器本体2内の上部エアは上昇するよう
に作用し、エアは連通路11の薬液3の通路とは別の通
路12A又は12Bを介してハウジング13A内に排出
する。ハウジング13A内のエアは除菌フィルタ15の
疎水性部分15Aを通過しハウジング13B内に排出す
る。ハウジング13B内のエアは連通針19の薬液3の
通路とは別の通路20A又は29Bを介してバイアル2
1内に排出する。
【0025】従って、細い連通路11或は連通針19内
では薬液3によるエアの通過に支障が生じないため、バ
イアル21が負圧化されることなく薬液3はスムーズに
容器本体2内に戻る。これにより、無菌的に薬剤22が
容器本体2に導入され、排出口4より点滴等に使用され
る。
では薬液3によるエアの通過に支障が生じないため、バ
イアル21が負圧化されることなく薬液3はスムーズに
容器本体2内に戻る。これにより、無菌的に薬剤22が
容器本体2に導入され、排出口4より点滴等に使用され
る。
【0026】尚、上述では薬液3の自然落下の状態での
操作を説明したが、容器本体2を手揉み等して積極的に
薬液3の容器本体2内への流入操作を行ってもよい。即
ち、手揉み等により、容器本体2内を加圧と常圧とを繰
り返し、加圧時に本体2内の上部エアを積極的にバイア
ル21内に送り込み、容器本体2内が常圧になった時
に、エアの流入によりバイアル21内が陽圧化し、薬液
3が容器本体2内へと上述の別の通路を通過してスムー
ズに戻ることができる。図5に示す如く、除菌フィルタ
15は湾曲されて配され、疎水性部分15Aがバイアル
21側からみて親水性部分15Bより下流の位置に、即
ち薬液3を戻す操作の際に、疎水性部分15Aより高い
位置に配される。このため、薬液3が殆ど容器本体2側
に戻ったとき、微量の薬液3は疎水性部分15Aを覆う
状態となる。従って、エアを積極的にバイアル21内に
送り込むと、微量の薬液3の状態まで、バイアル21
内、及びハウジング13B内を陽圧に維持できる。これ
は、ハウジング13B内の液残りを極めて少なくし、操
作の終了を早めることができる。もし、疎水性部分15
Aが高い位置にあると、ハウジング13B内に多量の薬
液3を残したまま、エアの出入りが自由になるため、バ
イアル21内を積極的に陽圧化できないため操作の終了
を早めることができない。本実施例では、除菌フィルタ
15の疎水性部分15Aを周縁に形成した関係上、親水
性部分15Bを容器本体2の反対側に突出させたが、疎
水性部分15Aを中央部に形成し、疎水性部分15Aを
容器本体2側に突出させて除菌フィルタを配しても良
い。以上のことから、薬液3と薬剤21とを混合した溶
液を迅速に無菌処理することができる。
操作を説明したが、容器本体2を手揉み等して積極的に
薬液3の容器本体2内への流入操作を行ってもよい。即
ち、手揉み等により、容器本体2内を加圧と常圧とを繰
り返し、加圧時に本体2内の上部エアを積極的にバイア
ル21内に送り込み、容器本体2内が常圧になった時
に、エアの流入によりバイアル21内が陽圧化し、薬液
3が容器本体2内へと上述の別の通路を通過してスムー
ズに戻ることができる。図5に示す如く、除菌フィルタ
15は湾曲されて配され、疎水性部分15Aがバイアル
21側からみて親水性部分15Bより下流の位置に、即
ち薬液3を戻す操作の際に、疎水性部分15Aより高い
位置に配される。このため、薬液3が殆ど容器本体2側
に戻ったとき、微量の薬液3は疎水性部分15Aを覆う
状態となる。従って、エアを積極的にバイアル21内に
送り込むと、微量の薬液3の状態まで、バイアル21
内、及びハウジング13B内を陽圧に維持できる。これ
は、ハウジング13B内の液残りを極めて少なくし、操
作の終了を早めることができる。もし、疎水性部分15
Aが高い位置にあると、ハウジング13B内に多量の薬
液3を残したまま、エアの出入りが自由になるため、バ
イアル21内を積極的に陽圧化できないため操作の終了
を早めることができない。本実施例では、除菌フィルタ
15の疎水性部分15Aを周縁に形成した関係上、親水
性部分15Bを容器本体2の反対側に突出させたが、疎
水性部分15Aを中央部に形成し、疎水性部分15Aを
容器本体2側に突出させて除菌フィルタを配しても良
い。以上のことから、薬液3と薬剤21とを混合した溶
液を迅速に無菌処理することができる。
【0027】図1に示す実施例では、容器本体2の形態
を輸液バックとしたが、これに限るものでは無く、図6
に示す如く、壁が可撓性を有し、或る程度潰れ可能な樹
脂ボトル25の形態であっても良い。樹脂ボトル25に
は薬液26が無菌充填され、連通針の刺針可能なゴム栓
27により取出口が封栓されている。また、樹脂ボトル
25の取出口にはスリーブ28が取付けられ、スリーブ
28は連通針19の先端の連結針部19Aの無菌を維持
しており、連通針部19Aが押し込み移動可能になって
いる。このため、両方のハウジング13A、13Bには
連通針19が取付けられる。このような構成にあって
も、実施例1の医療用フィルタ支持構造1と同様な作用
を有し、薬剤容器であるバイアル及び樹脂ボトル25内
に簡単に連結され、その機能を十分に発揮する。尚、図
1に示す実施例では、除菌フィルタ15の疎水性部分1
5Aを周縁に設けたが中央部としても良く、また親水性
部分とランダムに配されていても良い。更に、除菌フィ
ルタ15は機能性フィルタとしたが、これに限るもので
はなく、疎水性フィルタと親水性フィルタとを別々に連
通路中に併設した組み合わせフィルタであっても良い。
を輸液バックとしたが、これに限るものでは無く、図6
に示す如く、壁が可撓性を有し、或る程度潰れ可能な樹
脂ボトル25の形態であっても良い。樹脂ボトル25に
は薬液26が無菌充填され、連通針の刺針可能なゴム栓
27により取出口が封栓されている。また、樹脂ボトル
25の取出口にはスリーブ28が取付けられ、スリーブ
28は連通針19の先端の連結針部19Aの無菌を維持
しており、連通針部19Aが押し込み移動可能になって
いる。このため、両方のハウジング13A、13Bには
連通針19が取付けられる。このような構成にあって
も、実施例1の医療用フィルタ支持構造1と同様な作用
を有し、薬剤容器であるバイアル及び樹脂ボトル25内
に簡単に連結され、その機能を十分に発揮する。尚、図
1に示す実施例では、除菌フィルタ15の疎水性部分1
5Aを周縁に設けたが中央部としても良く、また親水性
部分とランダムに配されていても良い。更に、除菌フィ
ルタ15は機能性フィルタとしたが、これに限るもので
はなく、疎水性フィルタと親水性フィルタとを別々に連
通路中に併設した組み合わせフィルタであっても良い。
【0028】次に図7及び図8に従って本発明の第二実
施例のフィルタ支持構造30を詳述する。図7(a)及
び(b)は本発明に係るフィルタ支持構造の第二実施例
の断面図、図8は第二実施例のフィルタ支持構造の使用
時の断面図である。
施例のフィルタ支持構造30を詳述する。図7(a)及
び(b)は本発明に係るフィルタ支持構造の第二実施例
の断面図、図8は第二実施例のフィルタ支持構造の使用
時の断面図である。
【0029】図7及び図8に示すフィルタ支持構造31
は、フィルタ32がその両面からハウジング33A、3
Bに支持される点及びハウジング33A、33Bに一体
形成された接続連通路34、及び35に複数の通路34
A、34B及び通路35A、35Bが設けられた点にお
いて第一実施例と同様であるが、以下の点で相違する。
は、フィルタ32がその両面からハウジング33A、3
Bに支持される点及びハウジング33A、33Bに一体
形成された接続連通路34、及び35に複数の通路34
A、34B及び通路35A、35Bが設けられた点にお
いて第一実施例と同様であるが、以下の点で相違する。
【0030】図7(a)、(b)に示す如く、フィルタ
32を両面から支持するハウジング33A、33Bは樹
脂成形物からなり、そのフィルタ支持面には山と谷とが
交互に構成された円形状の溝条部40、40・・が形成
され、また放射状の溝条部41、41・・が円形状の溝
条部40、40・・を連絡するように形成される。放射
状の溝条部41同士が交わる中心は上述の接続連通路3
4、又は35が連絡している。
32を両面から支持するハウジング33A、33Bは樹
脂成形物からなり、そのフィルタ支持面には山と谷とが
交互に構成された円形状の溝条部40、40・・が形成
され、また放射状の溝条部41、41・・が円形状の溝
条部40、40・・を連絡するように形成される。放射
状の溝条部41同士が交わる中心は上述の接続連通路3
4、又は35が連絡している。
【0031】ハウジング33Aに一体形成された接続連
通路34は、その開口42から奥に向けて内径が徐々に
小径になる雌型接続部43が形成されている。また、ハ
ウジング33Bに一体形成された接続連通路35は、そ
の開口端44から基端に向けて外径が大径になる雄型接
続部45が形成されている。また、フィルタ32は中央
部が疎水性部分で周縁部が親水性部分に形成されてい
る。従って、疎水性部分は、ハウジングの各連通部3
4、35の基端開口面に対向して配せられている。
通路34は、その開口42から奥に向けて内径が徐々に
小径になる雌型接続部43が形成されている。また、ハ
ウジング33Bに一体形成された接続連通路35は、そ
の開口端44から基端に向けて外径が大径になる雄型接
続部45が形成されている。また、フィルタ32は中央
部が疎水性部分で周縁部が親水性部分に形成されてい
る。従って、疎水性部分は、ハウジングの各連通部3
4、35の基端開口面に対向して配せられている。
【0032】このような構成において、図8に示す如
く、工業上の反応槽46の排水口47に接続連通路34
が雌型接続部43を介して連結され、また密閉容器48
の取込口49に接続連通路35が雄型接続部45を介し
て連結されることにより、工業的にフィルタ支持構造4
1が使用される。従って、反応槽46内の溶液50は、
接続連通部34の一の通路34A、又は34Bを通過
し、ハウジング33A内の放射状の溝条部41及び円形
状の溝条部40を通ってフィルタの疎水性部分を通過す
る。ハウジング33B内に流入した溶液50は、ハウジ
ング33Bの円形状の溝条部40及び放射状の溝条部4
1を通って接続連通部35の一の通路35A又は35B
を通って密閉容器48に流入する。一方、密閉容器48
のエアは、溶液50が流れる接続連通部35の別の通路
35A又は35Bを通過し、直ぐにフィルタ32の中央
部にある疎水性部分をスムーズに通過する。そして、エ
アは溶液50が流れる接続連通部34の別の通路34A
又は34Bを通って反応槽46へと排出する。従って、
溶液50はフィルタ32により濾過されて速やかに密閉
容器49に充填される。
く、工業上の反応槽46の排水口47に接続連通路34
が雌型接続部43を介して連結され、また密閉容器48
の取込口49に接続連通路35が雄型接続部45を介し
て連結されることにより、工業的にフィルタ支持構造4
1が使用される。従って、反応槽46内の溶液50は、
接続連通部34の一の通路34A、又は34Bを通過
し、ハウジング33A内の放射状の溝条部41及び円形
状の溝条部40を通ってフィルタの疎水性部分を通過す
る。ハウジング33B内に流入した溶液50は、ハウジ
ング33Bの円形状の溝条部40及び放射状の溝条部4
1を通って接続連通部35の一の通路35A又は35B
を通って密閉容器48に流入する。一方、密閉容器48
のエアは、溶液50が流れる接続連通部35の別の通路
35A又は35Bを通過し、直ぐにフィルタ32の中央
部にある疎水性部分をスムーズに通過する。そして、エ
アは溶液50が流れる接続連通部34の別の通路34A
又は34Bを通って反応槽46へと排出する。従って、
溶液50はフィルタ32により濾過されて速やかに密閉
容器49に充填される。
【0033】尚、上記各実施例では、連通路或は接続連
通部等に2つの通路を設けたが、同様な作用効果を示す
限り、通路は2以上形成したものであっても良い。
通部等に2つの通路を設けたが、同様な作用効果を示す
限り、通路は2以上形成したものであっても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフィル
タ支持構造では、フィルタは親水性部分と疎水性部分を
有しており、また上記連通路の少なくとも1つが複数の
通路に分割されているので、機能性フィルタ等を十分に
機能させることのできる。
タ支持構造では、フィルタは親水性部分と疎水性部分を
有しており、また上記連通路の少なくとも1つが複数の
通路に分割されているので、機能性フィルタ等を十分に
機能させることのできる。
【図1】医療用容器に取り付けられた本発明に係る医療
用フィルタ支持構造の第一実施例の正断面図である。
用フィルタ支持構造の第一実施例の正断面図である。
【図2】(a)及び(b)は第一実施例の除菌フィルタ
の平面図及び断面図である。
の平面図及び断面図である。
【図3】第一実施例を用いて医療用容器内の薬液を接続
した薬剤容器に流入する際の要部断面図である。
した薬剤容器に流入する際の要部断面図である。
【図4】接続した薬剤容器から薬液を再び第一実施例の
医療用容器内に戻す際の断面図である。
医療用容器内に戻す際の断面図である。
【図5】図4に示す第一実施例の要部断面図である。
【図6】第一実施例に樹脂ボトルを用いた断面図であ
る。
る。
【図7】(a)及び(b)は本発明に係るフィルタ支持
構造の第二実施例の断面図である。
構造の第二実施例の断面図である。
【図8】第二実施例のフィルタ支持構造の使用時の断面
図である。
図である。
1 医療用フィルタ支持構造 2 容器本体 3 薬液 4 排出口 11 連通路 12 仕切り 12A,B 連通路の通路 13A,B ハウジング 15 フィルタ 15A 疎水性部分 15B 親水性部分 19 連通針 20 仕切り 20A,B 連通路の通路 21 バイアル 22 薬剤 31 フィルタの支持構造 32 フィルタ 33A,B ハウジング 34,35 連通路 43 雌型接続部 45 雄型接続部
Claims (7)
- 【請求項1】 フィルタと、該フィルタの両面に形成さ
れるそれぞれのハウジングと、該各ハウジング内にそれ
ぞれ連通される各連通路と、を具えたフィルタの支持構
造において、 上記フィルタは親水性部分と疎水性部分を有しており、
また上記連通路の少なくとも1つが複数の通路に分割さ
れていることを特徴とするフィルタ支持構造。 - 【請求項2】 上記フィルタの疎水性部分は該フィルタ
面積の15乃至45%を占めることを特徴とする請求項
1記載のフィルタ支持構造。 - 【請求項3】 上記フィルタは、親水性フィルタと疎水
性フィルタとを組み合わせた組合せフィルタであること
を特徴とする請求項1又は2記載のフィルタ支持構造。 - 【請求項4】 上記連通路の通路面積は、(1/4)π
22 乃至(1/4)π72 mm2 であることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載のフィルタ支持構造。 - 【請求項5】 上記連通路の先端には、開口から奥に向
けて内径が徐々に小径になる雌型接続部或は開口端から
基端に向けて外径が大径になる雄型接続部が形成されて
いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
のフィルタ支持構造。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載のフィ
ルタ構造において、上記連通路の先端には接続される薬
剤容器の密封用ゴム栓に刺針される連通針部が形成され
ていることを特徴とする医療用フィルタ支持構造。 - 【請求項7】 上記フィルタの疎水性部分は上記親水性
部分より上記薬剤容器側からみて下流の位置に配される
ことを特徴とする請求項6記載の医療用フィルタ支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7079508A JPH08243149A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | フィルタ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7079508A JPH08243149A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | フィルタ支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08243149A true JPH08243149A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13691899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7079508A Pending JPH08243149A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | フィルタ支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08243149A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043841A3 (en) * | 2000-12-01 | 2003-02-27 | Millipore Corp | Chemical process system with multi-functional barrier filter |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7079508A patent/JPH08243149A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043841A3 (en) * | 2000-12-01 | 2003-02-27 | Millipore Corp | Chemical process system with multi-functional barrier filter |
| EP2110168A1 (en) * | 2000-12-01 | 2009-10-21 | Millipore Corporation | Barrier filter with hydrophilic and hydrophobic membrane parts |
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