JPH08244122A - 帯状高分子フィルムの巻取方法、アニーリング処理方法及び写真感光材料用支持体 - Google Patents

帯状高分子フィルムの巻取方法、アニーリング処理方法及び写真感光材料用支持体

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JPH08244122A
JPH08244122A JP8083395A JP8083395A JPH08244122A JP H08244122 A JPH08244122 A JP H08244122A JP 8083395 A JP8083395 A JP 8083395A JP 8083395 A JP8083395 A JP 8083395A JP H08244122 A JPH08244122 A JP H08244122A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻芯の温度に起因する収縮による帯状高分子
フィルムの面故障(シワ,ベコ,スリキズ)の発生を抑
制し、巻皺,巻ベコ等の無い写真感光材料用支持体を提
供する。 【構成】 断熱材6で周囲を囲んだ巻取室2内で、予め
巻芯8に60℃〜140℃の高温空気を吹き付けてお
き、もの巻芯8に帯状高分子フィルム7を巻き付ける。
帯状高分子フィルムにも60℃〜140℃の高温空気を
吹き付けながらロール状に巻き取る。次いで、巻き取っ
た帯状高分子フィルムロールを恒温室に搬入し、60℃
〜140℃の雰囲気で6分〜150時間のアニーリング
処理を施して写真感光材料用支持体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状高分子フィルム(以
後ウエブとも言う)の巻取方法、アニーリング処理方
法、及びその方法を経た写真感光材料用支持体に関する
ものである。更に詳しくは、帯状高分子フィルムを均一
に熱処理或いはアニーリング処理して写真感光材料用支
持体を得る技術の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高分子フィルム,特にポリエステル系フ
ィルムはその製造工程において受けた残留歪を解除する
ために熱処理を行うが、これをアニーリング処理と言っ
ている。このアニーリーング処理は巻取つたフィルムロ
ールを高温の恒温室内に一定時間以上保存する方法か、
又は連続炉中で低速度で処理する方法が行なわれてい
る。この工程においてフィルムロールが不均一に加熱さ
れると、巻芯との関係において巻締まり、巻皺、巻ベ
コ、その他フィルムロールの高温維持保存条件の長時間
化等の問題点を生じる。それらの問題に対処するため、
熱処理炉内で熱処理温度まで加熱する一方、その間
にフイルムの両端にスペーサを重ねてロール状に連続的
に巻上げ、次いで該スペーサ介在ロールを熱処理温度に
所定時間保持して熱処理をする方法(特開平5−198
99号公報参照)。 巻取部を箱内に囲み、この中で
アニーリング処理温度と同等の温度にフイルムを加熱し
て巻取り、続いてアニーリング処理のための恒温室内に
移送する方法(特願平5−350676号)。 ウエ
ブの巻取装置において、巻取られるウエブに所定間隔を
維持して配設されたエアチャンバより高温空気を吹き付
けて調温する装置(特開昭59−207346号公報参
照)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記特公平
5−19899号記載のの方法及び,についても
何れも巻芯温度に関しての記載がなく、そのため巻芯の
温度に起因する収縮による面故障(シワ,ベコ,スリキ
ズ)等が生じ、かつ巻取つたロールの巻き固さ制御につ
いても欠点があった。
【0004】本発明の目的は上記問題点を解消し、巻芯
の温度に起因する収縮による面故障(シワ,ベコ,スリ
キズ)を発生させることなく、更に巻芯への効率的な加
熱方法で、均一な温度範囲による巻取り、及び巻き固さ
の制御も可能となり、巻皺,巻ベコ等の軽減効果が十分
な、帯状フィルムの巻取方法、アニーリング処理方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の上記目
的は、周囲を断熱材で囲んだ巻取室で、予め円筒状の巻
芯に60℃〜140℃の高温空気を吹き付けて余熱して
おき、該巻芯に帯状高分子フィルムを60℃〜140℃
の高温空気を吹き付けながら巻き付けて、ロール状に巻
取ることを特徴とする帯状フィルムの巻取方法、この方
法によって得た帯状高分子フィルムを、その温度を維持
した状態で恒温室に搬入し、60℃〜140℃の恒温雰
囲気下に6分〜1500時間静置することを特徴とする
帯状高分子フィルムのアニーリング処理方法、及びこれ
らの方法を経た写真感光材料用支持体によって達成され
る。上記の高温空気はフィードバック制御され、上記の
巻取方法は恒温室内における帯状高分子フィルムのアニ
ーリング処理に先立って実施される。本発明に用いる高
分子フィルムの材質としては、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポ
リエチレン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、塩
化ビニル、テフロン、塩化ビニリデン、ナイロン、ポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリエステルイミド等が適用可能である。本
発明は、これらフィルムのうち、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフ
ィルムを用いる場合特に有用である。
【0006】本発明において、帯状高分子フィルムの巻
取装置は断熱材で必要最小限に囲んだ環境領域の巻取室
に設置される。この巻取室内に巻取装置その外の付属装
置があってもよい。そして巻取り時に帯状高分子フィル
ムの加熱温度は前記高分子フィルムのガラス転移点温度
前後であり、温度範囲としては60℃〜140℃が好ま
しい。本発明において、帯状高分子フィルムを巻取り開
始に先立ち、予め使用する巻芯の温度をフィルム熱処理
温度±30℃以内になるように加熱空気を直接巻芯に吹
付け調温する。巻芯の温度を熱処理温度−30℃より低
い温度で巻取るとウエブは急冷による熱収縮が発生し、
シワ,スリキズ,ベコ等の面故障が発生する。また、熱
処理温度+30℃以上の巻芯温度で巻取るとウエブの機
械的強度が低下し、伸び,スリキズ等の故障が発生す
る。熱処理温度±30℃以内になるように調温すること
によって、このような面故障は発生しない。高温空気の
温度、噴出圧力と、及びエアーノズルの先端と巻芯との
距離を制御することによって巻芯の加熱温度を調節す
る。引き続き帯状高分子フィルムをロール状に巻取る際
には別のエアーノズルから吹き付ける高温空気の噴出圧
力によって巻き固さを調節することが出来る。加熱エア
ーの噴出圧力は100〜1000mmAqを用いる。本
発明において、巻取っているフィルムロール外周温度を
非接触温度センサによって検出し、エア吹付けノズルよ
り吹付ける高温空気の温度をフィードバック制御0るこ
とで、フィルムロール全域を熱処理温度±3℃以内に制
御することが出来る。エア吹付けノズルを用いない場合
は±5℃以上となり巻シワ,巻締まりによる故障が発生
する。巻芯,フィルムロールは断熱材で囲った巻取室内
で加熱されるとともに、巻取装置の巻取り軸本数(ター
レット形式の場合2本〜4本)と同一本数以上の加熱エ
ア吹付けノズルが設置され、巻芯又はフィルムロールに
対し前進,後退が可能であり、加熱エア吹付けノズル先
端と巻芯又は巻取られるウエブ表面との距離を一定に保
つことが出来る。本発明の加熱エア吹付け装置は特開昭
59−20746号公報記載の装置と方法を活用するこ
とが出来る。本発明の方法により、加熱エア吹付けノズ
ルにより巻芯予熱をすることで、加熱時間短縮が図れる
(10〜20min)それに対し巻芯を恒温室内で自然
滞留にて予熱すると30min以上もかかり、連続的に
巻き替えるサイクルタイム以内に巻芯を規定温度まで加
熱出来ない。前記巻芯を巻取ロール用巻芯として巻取機
に装填する前に必要に応じて予め予熱しておくと如何な
る場合も確実に所望温度に達する。上記のように巻取る
際に帯状高分子フィルムに高温空気を吹きつけながら巻
き付けることによって、フィルムロール上での外周側よ
り内周側への伸張、縮小が少なくなり、そのことによっ
て巻締まり、巻皺、巻きベコ等を防ぐことができるの
で、このようにして得た帯状高分子フィルムは写真感光
材料用支持体としては最適である。
【0007】以下に、添付した図面により本発明の内容
を更に詳細に説明する。図1に示すように、巻取装置1
を断熱材6で囲んだ巻取室2内を60〜140℃に保
つ。巻取室2内の温度は、巻取る帯状高分子フィルムの
材質によって適宜選択されるが、例えばポリエチレンテ
レフタレートフィルムの場合は60〜70℃、ポリエチ
レンナフタレートフィルムの場合は100〜120℃で
ある。巻取室2内の加熱は主として巻芯,帯状高分子フ
ィルムに直接吹付ける高温空気によるが、必要により別
に伝導,輻射加熱を行うヒータを設けてもよい。帯状高
分子フィルム7は厚み10〜100μm,幅150mm
φ〜1500mmφで巻取長は1000m〜3000m
である。円筒状の巻芯8は巻取室2内に入れられ、巻取
装置1の巻取ターレットに装填され、巻芯と所定距離d
を保ち配設された加熱エア吹付けノズル5からの高温空
気によって温度60〜140℃に加熱される。その装置
については特開昭59−20746号公報記載の装置を
用いることが出来て、加熱エア吹付ノズルの上下運動と
調節が可能である。帯状高分子フィルム7には、巻取る
前に加熱ローラ9が直接接触し、帯状高分子フィルム7
には別に配設されたエアノズル5より高温空気を吹付け
ながら巻取る。このようにフィルムロール10は巻芯8
からロールの外周まで均一温度分布を有し、熱による収
縮,膨張の差異がなく従って巻皺,巻べこを生じない。
又、巻き固さは加熱エア吹付けノズル5の圧力をダンパ
ー11によって調節される。フイルムロール10は巻取
り終了後、直ちに巻取室2からその温度を維持した状態
で恒温室(図示せず)に搬入される。この時フィルムロ
ール表面は、常温雰囲気により温度が降下するが、温度
低下はフィルムロール10の外周の数周に留まって大し
た影響はない。そして恒温室内で60℃〜140℃、6
分〜1500時間のアニーリング処理が行われる。アニ
ーリング処理後の冷却では、ウエブが収縮するが、ウエ
ブの軟化は冷却時は小さい。又特に冷却を行わず、アニ
ーリング温度のまま次の工程に送ることも出来る。この
場合、搬送する間に冷却がゆっくり進むために、巻締ま
りや巻皺が起き難いという効果もある。
【0008】
【発明の効果】本発明の適用によって、帯状高分子フィ
ルムロールを均一な温度範囲で巻取ることが可能とな
り、巻取中の温度変化に起因する面故障、巻締まり,巻
皺,巻きベコのロスを皆無にすることが出来、大きなロ
ス減効果が得られた。本発明の巻芯予熱により連続巻替
え時の巻芯予熱が効果的に(短時間)達成出来る。又、
加熱エア吹付けノズルの圧力を調整することで巻き固さ
のコントロールが達成出来る。本発明のアニーリング処
理によって得たフィルムロールはロール半径方向、軸方
向共温度分布が均一なため、熱処理の結果巻締まり,巻
皺,巻ベコ等を発生することがなく、平面性の良い写真
感光材料用支持体が得られる。特にポリエチレンナフタ
レートフィルムの場合は、カールの回復性の改良効果も
認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明巻取室、巻取装置の側面図。
【符号の説明】
1 巻取装置 2 巻取室 3 エアヒータ 4 フアン 5 加熱エア吹付ノズル 6 断熱材 7 帯状高分子フィルム 8 巻芯 9 加熱ローラ 10 フィルムロール 11 ダンパー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の上記目
的は、周囲を断熱材で囲んだ巻取室で、予め円筒状の巻
芯に60℃〜140℃の高温空気を吹き付けて熱して
おき、該巻芯に帯状高分子フィルムを60℃〜140℃
の高温空気を吹き付けながら巻き付けて、ロール状に巻
取ることを特徴とする帯状フィルムの巻取方法、この方
法によって得た帯状高分子フィルムを、その温度を維持
した状態で恒温室に搬入し、60℃〜140℃の恒温雰
囲気下に6分〜1500時間静置することを特徴とする
帯状高分子フィルムのアニーリング処理方法、及びこれ
らの方法を経た写真感光材料用支持体によって達成され
る。上記の高温空気はフィードバック制御され、上記の
巻取方法は恒温室内における帯状高分子フィルムのアニ
ーリング処理に先立って実施される。本発明に用いる高
分子フィルムの材質としては、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポ
リエチレン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、塩
化ビニル、テフロン、塩化ビニリデン、ナイロン、ポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリエステルイミド等が適用可能である。本
発明は、これらフィルムのうち、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフ
ィルムを用いる場合特に有用である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明において、帯状高分子フィルムの巻
取装置は断熱材で必要最小限に囲んだ環境領域の巻取室
に設置される。この巻取室内に巻取装置その外の付属装
置があってもよい。そして巻取り時に帯状高分子フィル
ムの加熱温度は前記高分子フィルムのガラス転移点温度
前後であり、温度範囲としては60℃〜140℃が好ま
しい。本発明において、帯状高分子フィルムを巻取り開
始に先立ち、予め使用する巻芯の温度をフィルム熱処理
温度±30℃以内になるように加熱空気を直接巻芯に吹
付け調温する。巻芯の温度を熱処理温度−30℃より低
い温度で巻取るとウエブは急冷による熱収縮が発生し、
シワ,スリキズ,ベコ等の面故障が発生する。また、熱
処理温度+30℃以上の巻芯温度で巻取るとウエブの機
械的強度が低下し、伸び,スリキズ等の故障が発生す
る。熱処理温度±30℃以内になるように調温すること
によって、このような面故障は発生しない。高温空気の
温度、噴出圧力と、及びエアーノズルの先端と巻芯との
距離を制御することによって巻芯の加熱温度を調節す
る。引き続き帯状高分子フィルムをロール状に巻取る際
には別のエアーノズルから吹き付ける高温空気の噴出圧
力によって巻き固さを調節することが出来る。加熱エア
ーの噴出圧力は100〜1000mmAqを用いる。本
発明において、巻取っているフィルムロール外周温度を
非接触温度センサによって検出し、エア吹付けノズルよ
り吹付ける高温空気の温度をフィードバック制御るこ
とで、フィルムロール全域を熱処理温度±3℃以内に制
御することが出来る。エア吹付けノズルを用いない場合
は±5℃以上となり巻シワ,巻締まりによる故障が発生
する。巻芯,フィルムロールは断熱材で囲った巻取室内
で加熱されるとともに、巻取装置の巻取り軸本数(ター
レット形式の場合2本〜4本)と同一本数以上の加熱エ
ア吹付けノズルが設置され、巻芯又はフィルムロールに
対し前進,後退が可能であり、加熱エア吹付けノズル先
端と巻芯又は巻取られるウエブ表面との距離を一定に保
つことが出来る。本発明の加熱エア吹付け装置は特開昭
59−20746号公報記載の装置と方法を活用するこ
とが出来る。本発明の方法により、加熱エア吹付けノズ
ルにより巻芯予熱をすることで、加熱時間短縮が図れる
(10〜20min)それに対し巻芯を恒温室内で自然
滞留にて予熱すると30min以上もかかり、連続的に
巻き替えるサイクルタイム以内に巻芯を規定温度まで加
熱出来ない。前記巻芯を巻取ロール用巻芯として巻取機
に装填する前に必要に応じて予め予熱しておくと如何な
る場合も確実に所望温度に達する。上記のように巻取る
際に帯状高分子フィルムに高温空気を吹きつけながら巻
き付けることによって、フィルムロール上での外周側よ
り内周側への伸張、縮小が少なくなり、そのことによっ
て巻締まり、巻皺、巻きベコ等を防ぐことができるの
で、このようにして得た帯状高分子フィルムは写真感光
材料用支持体としては最適である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】以下に、添付した図面により本発明の内容
を更に詳細に説明する。図1に示すように、巻取装置1
を断熱材6で囲んだ巻取室2内を60〜140℃に保
つ。巻取室2内の温度は、巻取る帯状高分子フィルムの
材質によって適宜選択されるが、例えばポリエチレンテ
レフタレートフィルムの場合は60〜70℃、ポリエチ
レンナフタレートフィルムの場合は100〜120℃で
ある。巻取室2内の加熱は主として巻芯,帯状高分子フ
ィルムに直接吹付ける高温空気によるが、必要により別
に伝導,輻射加熱を行うヒータを設けてもよい。帯状高
分子フィルム7は厚み10〜100μm,幅150m
1500mmで巻取長は1000m〜3000mであ
る。円筒状の巻芯8は巻取室2内に入れられ、巻取装置
1の巻取ターレットに装填され、巻芯と所定距離dを保
ち配設された加熱エア吹付けノズル5からの高温空気に
よって温度60〜140℃に加熱される。その装置につ
いては特開昭59−20746号公報記載の装置を用い
ることが出来て、加熱エア吹付ノズルの上下運動と調節
が可能である。帯状高分子フィルム7には、巻取る前に
加熱ローラ9が直接接触し、帯状高分子フィルム7には
別に配設されたエアノズル5より高温空気を吹付けなが
ら巻取る。このようにフィルムロール10は巻芯8から
ロールの外周まで均一温度分布を有し、熱による収縮,
膨張の差異がなく従って巻皺,巻べこを生じない。又、
巻き固さは加熱エア吹付けノズル5の圧力をダンパー1
1によって調節される。フイルムロール10は巻取り終
了後、直ちに巻取室2からその温度を維持した状態で恒
温室(図示せず)に搬入される。この時フィルムロール
表面は、常温雰囲気により温度が降下するが、温度低下
はフィルムロール10の外周の数周に留まって大した影
響はない。そして恒温室内で60℃〜140℃、6分〜
1500時間のアニーリング処理が行われる。アニーリ
ング処理後の冷却では、ウエブが収縮するが、ウエブの
軟化は冷却時は小さい。又特に冷却を行わず、アニーリ
ング温度のまま次の工程に送ることも出来る。この場
合、搬送する間に冷却がゆっくり進むために、巻締まり
や巻皺が起き難いという効果もある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲を断熱材で囲んだ巻取室内で、予め
    円筒状の巻芯に60℃〜140℃の高温空気を吹き付け
    て予熱しておき、該巻芯に帯状高分子フィルムを60℃
    〜140℃の高温空気を吹き付けながら巻きつけて、ロ
    ール状に巻取ることを特徴とする帯状高分子フィルムの
    巻取方法。
  2. 【請求項2】 前記高温空気ハフィードバック制御され
    たものであることを特徴とする請求項1記載の巻取方法
  3. 【請求項3】 帯状高分子フィルムの恒温室内でのアニ
    ーリング処理に先立って行われることを特徴とする請求
    項1又は2記載の巻取方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の巻取方法に
    よって得た帯状高分子フィルムロールを、その温度を維
    持した状態で恒温室に搬入し、60℃〜140℃の恒温
    雰囲気下に6分〜1500時間静置することを特徴とす
    る帯状高分子フィルムのアニーリング処理方法。
  5. 【請求項5】 前記帯状高分子フィルムが、ポリエチレ
    ンテレフタレート又はポリエチレンナフタレートフィル
    ムであり、請求項1ないし4項の内いずれか1項に記載
    の方法で処理したことを特徴とする写真感光材料用支持
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002178414A (ja) * 2000-12-18 2002-06-26 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂フィルムおよびその製造方法
JP2009184752A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Fujifilm Corp ポリマーフィルムの巻取方法及びその装置
CN111498554A (zh) * 2020-04-23 2020-08-07 宁波鼎峰新材料科技有限公司 一种吹膜机的换卷装置

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CN111498554B (zh) * 2020-04-23 2021-07-30 宁波鼎峰新材料科技有限公司 一种吹膜机的换卷装置

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