JPH082441Y2 - 圧縮比切換装置 - Google Patents
圧縮比切換装置Info
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- JPH082441Y2 JPH082441Y2 JP1987083220U JP8322087U JPH082441Y2 JP H082441 Y2 JPH082441 Y2 JP H082441Y2 JP 1987083220 U JP1987083220 U JP 1987083220U JP 8322087 U JP8322087 U JP 8322087U JP H082441 Y2 JPH082441 Y2 JP H082441Y2
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- Japan
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- lock
- eccentric bearing
- compression ratio
- lock pin
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/10—Bearings, parts of which are eccentrically adjustable with respect to each other
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/04—Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads
- F02B75/045—Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads by means of a variable connecting rod length
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C7/00—Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
- F16C7/06—Adjustable connecting-rods
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C9/00—Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
- F16C9/04—Connecting-rod bearings; Attachments thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/22—Internal combustion engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、偏心ベアリングを用いた内燃機関の圧縮比
切換装置に関し、かかる装置では、偏心ベアリングはピ
ストンピンとコネクティングロッドとの間に介装され偏
心ベアリングの回転に従って機関の圧縮比が変えられ
る。
切換装置に関し、かかる装置では、偏心ベアリングはピ
ストンピンとコネクティングロッドとの間に介装され偏
心ベアリングの回転に従って機関の圧縮比が変えられ
る。
偏心ベアリングにロック穴を設け、コネクティングロ
ッドにロックピン穴を設け、ロックピン穴にロックピン
を摺動自在に設け、ロックピンをロックピン穴とロック
穴との両方に係合させて偏心ベアリングのコネクティン
グロッドに対する相対回転位置を高圧縮比位置に固定
し、ロックピンとロック穴との係合を解除して低圧縮比
を現出する機関の圧縮比可変装置は、実開昭61−198531
号公報、実開昭61−192533号公報、実開昭61−183433号
公報によって公知である。
ッドにロックピン穴を設け、ロックピン穴にロックピン
を摺動自在に設け、ロックピンをロックピン穴とロック
穴との両方に係合させて偏心ベアリングのコネクティン
グロッドに対する相対回転位置を高圧縮比位置に固定
し、ロックピンとロック穴との係合を解除して低圧縮比
を現出する機関の圧縮比可変装置は、実開昭61−198531
号公報、実開昭61−192533号公報、実開昭61−183433号
公報によって公知である。
実開昭61−198531号公報、実開昭61−192533号公報、
実開昭61−183433号公報は、何れもロックピンを少なく
とも2つ有する圧縮比可変装置を教示している。実開昭
61−198531号公報はロックピンを2つ設けるのに対しロ
ック穴を1つ設けた場合を示し、実開昭61−192533号公
報は2つのロックピンを水平方向に相対するように配置
した場合を示し、実開昭61−183433号公報は複数のロッ
クピン構造を示している。
実開昭61−183433号公報は、何れもロックピンを少なく
とも2つ有する圧縮比可変装置を教示している。実開昭
61−198531号公報はロックピンを2つ設けるのに対しロ
ック穴を1つ設けた場合を示し、実開昭61−192533号公
報は2つのロックピンを水平方向に相対するように配置
した場合を示し、実開昭61−183433号公報は複数のロッ
クピン構造を示している。
しかし、従来の偏心ベアリングを用いた圧縮比可変装
置では、低圧縮比状態の現出を、ロックピンとロック穴
との係合を解除することによって得ていたため、低圧縮
比状態では、偏心ベアリングは、コネクティングロッド
及びピストンピンに対し、回転が自由であり、次のよう
な問題があった。
置では、低圧縮比状態の現出を、ロックピンとロック穴
との係合を解除することによって得ていたため、低圧縮
比状態では、偏心ベアリングは、コネクティングロッド
及びピストンピンに対し、回転が自由であり、次のよう
な問題があった。
第1に、燃焼不安定などにより、ピストンの動きを抑
制することができない場合に、ピストンは低圧縮比状態
においてスラップ運動を起こし、音を発生するという問
題があった。
制することができない場合に、ピストンは低圧縮比状態
においてスラップ運動を起こし、音を発生するという問
題があった。
第2に、低圧縮比状態において偏心ベアリングが高速
で回転するので、高圧縮比に切換えるときに、ロックピ
ンとロック穴の面が強い力で衝突し、ロックピン、ロッ
ク穴が長時間の使用において変形するおそれがあった。
で回転するので、高圧縮比に切換えるときに、ロックピ
ンとロック穴の面が強い力で衝突し、ロックピン、ロッ
ク穴が長時間の使用において変形するおそれがあった。
第3に、低圧縮比状態において偏心ベアリングが回転
するので、偏心ベアリングの回転摺動部が摩耗するとい
う問題があった。
するので、偏心ベアリングの回転摺動部が摩耗するとい
う問題があった。
第4に、低圧縮比状態と高圧縮比状態の現出のみが可
能で、途中の圧縮比状態に機関圧縮比を固定する設計を
することが不可能であった。
能で、途中の圧縮比状態に機関圧縮比を固定する設計を
することが不可能であった。
第5に、実開昭61−192533号公報では、ロックピンを
偏心ベアリング側に突出させる時、ロックピンアンロッ
ク用通路に油の一部が逃げてドレンされてしまうため、
他方のロックピンを押し出す作用がない。そのため、圧
縮比切換時に油供給を2回切換えなければならず、タイ
ムラグを伴い、速やかな切換えを実行する上で改善が望
まれる。
偏心ベアリング側に突出させる時、ロックピンアンロッ
ク用通路に油の一部が逃げてドレンされてしまうため、
他方のロックピンを押し出す作用がない。そのため、圧
縮比切換時に油供給を2回切換えなければならず、タイ
ムラグを伴い、速やかな切換えを実行する上で改善が望
まれる。
上記問題は、本考案によれば、次に記載する内燃機関
の圧縮比切換装置によって、解決される。
の圧縮比切換装置によって、解決される。
すなわち、(イ)小端穴に開口し小端穴の半径の延長
上に延びる少なくとも2つの互いに径の異なるロックピ
ン穴を有するコネクティングロッドと、 (ロ)小端穴を貫通するピストンピンと、 (ハ)コネクティングロッドとピストンピンとの間に回
転可能に介装され、円筒外周面と該円筒外周面に対して
偏心した円筒内周面を有し、前記円筒外周面の半径方向
に延びる、ロックピン穴と同数の、互いに径の異なるロ
ック穴を有する、偏心ベアリングと、 (ニ)ロックピン穴に摺動自在に挿入された、ロックピ
ン穴と同数の、互いに径の異なるロックピンと、各ロッ
クピンの偏心ベアリング側端部同志を連通する、油が満
たされた、閉ざされた容積一定の空間と、 (ホ)ロックピン穴に流体的に連通された、複数の、ロ
ックピンを駆動する手段と、 から成る圧縮比切換装置。
上に延びる少なくとも2つの互いに径の異なるロックピ
ン穴を有するコネクティングロッドと、 (ロ)小端穴を貫通するピストンピンと、 (ハ)コネクティングロッドとピストンピンとの間に回
転可能に介装され、円筒外周面と該円筒外周面に対して
偏心した円筒内周面を有し、前記円筒外周面の半径方向
に延びる、ロックピン穴と同数の、互いに径の異なるロ
ック穴を有する、偏心ベアリングと、 (ニ)ロックピン穴に摺動自在に挿入された、ロックピ
ン穴と同数の、互いに径の異なるロックピンと、各ロッ
クピンの偏心ベアリング側端部同志を連通する、油が満
たされた、閉ざされた容積一定の空間と、 (ホ)ロックピン穴に流体的に連通された、複数の、ロ
ックピンを駆動する手段と、 から成る圧縮比切換装置。
上記本考案の圧縮比切換装置では、複数のロックピン
を駆動する手段の少なくとも1つに油圧がかかって、そ
の手段に接続されたロックピン穴に挿入されているロッ
クピンが偏心ベアリング方向に駆動されると、その駆動
されたロックピンはそれに対応する径を有する、偏心ベ
アリングの対応するロック穴に嵌入係合し、その回転方
向位置で偏心ベアリングとコネクティングロッドの相対
回転位置を固定し、それに対応する圧縮比を現出しかつ
その圧縮比で固定する。他のロックピンは、駆動された
ロックピンの駆動によって排除される油が連通路を含む
閉ざされた容積一定の空間を介して他のロックピンを押
し、他方のロックピンを偏心ベアリングのロック穴から
離れる方向に移動させるので、他のロックピンと偏心ベ
アリングのロック穴との係合は解除される。
を駆動する手段の少なくとも1つに油圧がかかって、そ
の手段に接続されたロックピン穴に挿入されているロッ
クピンが偏心ベアリング方向に駆動されると、その駆動
されたロックピンはそれに対応する径を有する、偏心ベ
アリングの対応するロック穴に嵌入係合し、その回転方
向位置で偏心ベアリングとコネクティングロッドの相対
回転位置を固定し、それに対応する圧縮比を現出しかつ
その圧縮比で固定する。他のロックピンは、駆動された
ロックピンの駆動によって排除される油が連通路を含む
閉ざされた容積一定の空間を介して他のロックピンを押
し、他方のロックピンを偏心ベアリングのロック穴から
離れる方向に移動させるので、他のロックピンと偏心ベ
アリングのロック穴との係合は解除される。
ロックピン穴と同数のロック穴は2つ以上設けられて
いるので、偏心ベアリングは2つ以上の回転方向位置で
固定されることができる。この固定回転方向位置を、偏
心ベアリングの最厚肉部が最下位位置にくる高圧縮比位
置と、偏心ベアリングの最薄肉部が最下位位置にくる低
圧縮比位置とを含むように選定することにより、機関は
高圧縮比状態と低圧縮比状態とで、固定することができ
る。この場合、低圧縮比状態においても、偏心ベアリン
グのコネクティングロッドに対する相対回転が固定され
る。
いるので、偏心ベアリングは2つ以上の回転方向位置で
固定されることができる。この固定回転方向位置を、偏
心ベアリングの最厚肉部が最下位位置にくる高圧縮比位
置と、偏心ベアリングの最薄肉部が最下位位置にくる低
圧縮比位置とを含むように選定することにより、機関は
高圧縮比状態と低圧縮比状態とで、固定することができ
る。この場合、低圧縮比状態においても、偏心ベアリン
グのコネクティングロッドに対する相対回転が固定され
る。
ロックピン穴と同数のロック穴を3以上設ければ、低
圧縮比状態および高圧縮比状態における固定の他に、低
圧縮比と高圧縮比の中間の圧縮比における固定が可能で
ある。
圧縮比状態および高圧縮比状態における固定の他に、低
圧縮比と高圧縮比の中間の圧縮比における固定が可能で
ある。
また、ロックピンの偏心ベアリング側端部同志を、閉
ざされた容積一定の空間を介して連通したので、一方の
ロックピンを偏心ベアリング側に突出させると同時に、
他方のロックピンを押し出すことができ、タイムラグが
なく、ロックピンが複数あるに拘らず速やかな切換が可
能である。
ざされた容積一定の空間を介して連通したので、一方の
ロックピンを偏心ベアリング側に突出させると同時に、
他方のロックピンを押し出すことができ、タイムラグが
なく、ロックピンが複数あるに拘らず速やかな切換が可
能である。
第1図ないし第14図は、本考案の複数の実施例を示
す。そのうち、第1図ないし第4図および第12図ないし
第14図は第1の実施例を示し、第5図および第6図は第
1の実施例の作動を示し、第7図および第8図(イ)、
(ロ)は第2の実施例を示し、第9図は第3の実施例を
示し、第10図は第4の実施例を示し、第11図は第5の実
施例を示している。
す。そのうち、第1図ないし第4図および第12図ないし
第14図は第1の実施例を示し、第5図および第6図は第
1の実施例の作動を示し、第7図および第8図(イ)、
(ロ)は第2の実施例を示し、第9図は第3の実施例を
示し、第10図は第4の実施例を示し、第11図は第5の実
施例を示している。
第1図ないし第4図および第12図ないし第14図におい
て、内燃機関のコネクティングロッド2は、小端穴4に
開口し小端穴4の半径の延長上に延びる少なくとも2つ
の互いに径の異なるロックピン穴6、8を有している。
第1図ないし第4図はロックピン穴6、8の数が2であ
る場合を示している。しかし、2以上であれば、3、4
5、…であってもよい。ピストンピン10は小端穴4を貫
通している。コネクティングロッド2とピストンピン10
との間には偏心ベアリング12が回転可能に介装されてい
る。偏心ベアリング12は、円筒外周面14と円筒外周面14
に対して偏心した円筒内周面16を有する。偏心ベアリン
グ12は、さらに、円筒外周面14の半径方向に延びる、ロ
ックピン穴6、8と同数の、互いに径の異なるロック穴
18、20を有する。ロックピン穴6、8には、ロックピン
穴6、8と同数の、互いに径の異なるロックピン22、24
が摺動自在に挿入されている。図示例では、ロックピン
穴6とロック穴18とロックピン22が互いに摺動、係合可
能な対応関係にあり、径は互いにほぼ同一である。ま
た、ロックピン穴8とロック穴20とロックピン24が互い
に摺動、係合可能な対応関係にあり、径は互いにほぼ同
一である。ただし、前記の如く、ロックピン穴6とロッ
クピン穴8とは径が互いに異なり、従ってロック穴18と
ロック穴20は径が互に異なり、ロックピン22とロックピ
ン24とは径が互いに異なる。このためロックピン22およ
び24のうち径の大きい方のロックピン24は径の小さい方
のロックピン22に対応するロック穴18と係合不能であ
る。ロックピン穴が3以上設けられる場合も、ロックピ
ン穴の数だけの、ロックピン穴とロック穴とロックピン
の対応組が存在し、互いに他の組と、係合関係において
干渉し合わない。ロックピン穴6、8には、ロックピン
を駆動する手段26、28が流体的に連通されている。ロッ
クピンを駆動する手段26、28は複数個存在する。ロック
ピンを駆動する手段26、28が互いに独立に設けられる場
合は、ロックピンを駆動する手段26、28の数はロックピ
ン穴6、8の数と等しい。しかし、複数のロックピンを
駆動する手段の一部が共用される場合(たとえば第9図
の実施例)は、ロックピンを駆動する手段の数はロック
ピン穴の数より少ない。
て、内燃機関のコネクティングロッド2は、小端穴4に
開口し小端穴4の半径の延長上に延びる少なくとも2つ
の互いに径の異なるロックピン穴6、8を有している。
第1図ないし第4図はロックピン穴6、8の数が2であ
る場合を示している。しかし、2以上であれば、3、4
5、…であってもよい。ピストンピン10は小端穴4を貫
通している。コネクティングロッド2とピストンピン10
との間には偏心ベアリング12が回転可能に介装されてい
る。偏心ベアリング12は、円筒外周面14と円筒外周面14
に対して偏心した円筒内周面16を有する。偏心ベアリン
グ12は、さらに、円筒外周面14の半径方向に延びる、ロ
ックピン穴6、8と同数の、互いに径の異なるロック穴
18、20を有する。ロックピン穴6、8には、ロックピン
穴6、8と同数の、互いに径の異なるロックピン22、24
が摺動自在に挿入されている。図示例では、ロックピン
穴6とロック穴18とロックピン22が互いに摺動、係合可
能な対応関係にあり、径は互いにほぼ同一である。ま
た、ロックピン穴8とロック穴20とロックピン24が互い
に摺動、係合可能な対応関係にあり、径は互いにほぼ同
一である。ただし、前記の如く、ロックピン穴6とロッ
クピン穴8とは径が互いに異なり、従ってロック穴18と
ロック穴20は径が互に異なり、ロックピン22とロックピ
ン24とは径が互いに異なる。このためロックピン22およ
び24のうち径の大きい方のロックピン24は径の小さい方
のロックピン22に対応するロック穴18と係合不能であ
る。ロックピン穴が3以上設けられる場合も、ロックピ
ン穴の数だけの、ロックピン穴とロック穴とロックピン
の対応組が存在し、互いに他の組と、係合関係において
干渉し合わない。ロックピン穴6、8には、ロックピン
を駆動する手段26、28が流体的に連通されている。ロッ
クピンを駆動する手段26、28は複数個存在する。ロック
ピンを駆動する手段26、28が互いに独立に設けられる場
合は、ロックピンを駆動する手段26、28の数はロックピ
ン穴6、8の数と等しい。しかし、複数のロックピンを
駆動する手段の一部が共用される場合(たとえば第9図
の実施例)は、ロックピンを駆動する手段の数はロック
ピン穴の数より少ない。
偏心ベアリング12は、さらに、その外周部に、ロック
穴18、20から偏心ベアリングの周方向に延びる、ロック
ピン穴6、8と同数の、互いに幅の異なる、案内溝30、
32を有している。案内溝30はロック穴18と対応関係にあ
ってロック穴18の径にほぼ等しい幅を有し、案内溝32は
ロック穴20と対応関係にあってロック穴20の径にほぼ等
しい幅を有する。
穴18、20から偏心ベアリングの周方向に延びる、ロック
ピン穴6、8と同数の、互いに幅の異なる、案内溝30、
32を有している。案内溝30はロック穴18と対応関係にあ
ってロック穴18の径にほぼ等しい幅を有し、案内溝32は
ロック穴20と対応関係にあってロック穴20の径にほぼ等
しい幅を有する。
コネクティングロッド2に形成される少なくとも2つ
のロックピン穴6、8は、偏心ベアリング12の外周部に
形成された連通路34(たとえば第8図(イ)、(ロ)に
示された連通路34)を介して、互いに連通されている。
2つ以上の案内溝30、32が互いに連通している場合は、
案内溝30、32が連通路34の機能を有するので、特別に連
通路を設ける必要はない。第1図ないし第4図は特別に
連通路が設けられていない場合を示している。これらの
案内溝、連通路は、ロックピンの偏心ベアリング側端部
同志を連通する、油が満たされた、閉ざされた容積一定
の空間を構成する。
のロックピン穴6、8は、偏心ベアリング12の外周部に
形成された連通路34(たとえば第8図(イ)、(ロ)に
示された連通路34)を介して、互いに連通されている。
2つ以上の案内溝30、32が互いに連通している場合は、
案内溝30、32が連通路34の機能を有するので、特別に連
通路を設ける必要はない。第1図ないし第4図は特別に
連通路が設けられていない場合を示している。これらの
案内溝、連通路は、ロックピンの偏心ベアリング側端部
同志を連通する、油が満たされた、閉ざされた容積一定
の空間を構成する。
少なくとも2つのロックピン穴6、8のコネクティン
グロッド2における配置、およびロックピン穴6、8と
同数のロック穴18、20の偏心ベアリング12における配置
は、偏心ベアリング12とコネクティングロッド2との相
対回転位置を、少なくとも2つの位置で固定するように
決められている。
グロッド2における配置、およびロックピン穴6、8と
同数のロック穴18、20の偏心ベアリング12における配置
は、偏心ベアリング12とコネクティングロッド2との相
対回転位置を、少なくとも2つの位置で固定するように
決められている。
固定される少なくとも2つの相対回転位置は、偏心ベ
アリング12の最厚肉部12Aが最下位にくる高圧縮比位置
と、偏心ベアリング12の最薄肉部12Bが最下位にくる低
圧縮比位置とを、含むことが望ましい。
アリング12の最厚肉部12Aが最下位にくる高圧縮比位置
と、偏心ベアリング12の最薄肉部12Bが最下位にくる低
圧縮比位置とを、含むことが望ましい。
固定される相対回転位置は、ロックピン穴の数が3以
上のときは、高圧縮比位置および低圧縮比位置の他に、
高圧縮比と低圧縮比の中間の圧縮比位置を必然的に含
む。
上のときは、高圧縮比位置および低圧縮比位置の他に、
高圧縮比と低圧縮比の中間の圧縮比位置を必然的に含
む。
第1図ないし第4図の実施例は、少なくとも2つのロ
ックピン穴6、8と同数の、ロック穴18、20のすべて
が、偏心ベアリング12の軸方向中央に、ロック穴軸心を
偏心ベアリング12の軸心と直交する単一の平面内におい
て、設けられている場合を示している。そこでは、ロッ
クピン穴6、8と同数の、案内溝30、32の全てが、偏心
ベアリング12の軸方向中央に、案内溝軸心を偏心ベアリ
ングの軸心と直交する単一の平面内に置いて、設けられ
ている。この場合、幅狭の案内溝30は偏心ベアリング回
転方向反対側の端部にて幅広の案内溝32に互いに連通し
ている。
ックピン穴6、8と同数の、ロック穴18、20のすべて
が、偏心ベアリング12の軸方向中央に、ロック穴軸心を
偏心ベアリング12の軸心と直交する単一の平面内におい
て、設けられている場合を示している。そこでは、ロッ
クピン穴6、8と同数の、案内溝30、32の全てが、偏心
ベアリング12の軸方向中央に、案内溝軸心を偏心ベアリ
ングの軸心と直交する単一の平面内に置いて、設けられ
ている。この場合、幅狭の案内溝30は偏心ベアリング回
転方向反対側の端部にて幅広の案内溝32に互いに連通し
ている。
第7図および第8図の実施例は、少なくとも2つのロ
ックピン穴と同数のロック穴36、38、40が、偏心ベアリ
ング12の軸方向に、互いにオフセットして、設けられた
場合を示している。このような場合には、それぞれのロ
ック穴に対応するロックピン42、44、46、ロックピン穴
48、50、52、案内溝54、56、58は、ロック穴36、38、40
の互いのオフセットに対応して、偏心ベアリング12の軸
方向に、互いにそれぞれオフセットして設けられる。
ックピン穴と同数のロック穴36、38、40が、偏心ベアリ
ング12の軸方向に、互いにオフセットして、設けられた
場合を示している。このような場合には、それぞれのロ
ック穴に対応するロックピン42、44、46、ロックピン穴
48、50、52、案内溝54、56、58は、ロック穴36、38、40
の互いのオフセットに対応して、偏心ベアリング12の軸
方向に、互いにそれぞれオフセットして設けられる。
第7図および第8図(イ)、(ロ)の例では、少なく
とも2つのロックピン穴と同数のロック穴36、38、40の
数が3である場合を示しているが、2であってもよく、
2である場合は、第7図および第8図(イ)、(ロ)の
例においてロック穴40、ロックピン46、ロックピン穴5
2、案内溝58が削除される。
とも2つのロックピン穴と同数のロック穴36、38、40の
数が3である場合を示しているが、2であってもよく、
2である場合は、第7図および第8図(イ)、(ロ)の
例においてロック穴40、ロックピン46、ロックピン穴5
2、案内溝58が削除される。
第7図および第8図(イ)、(ロ)の例では、少なく
とも2つのロックピン穴と同数のロック穴36、38、40の
数が3であり、これら3つのロック穴36、38、40の1つ
38が、偏心ベアリング12の軸方向中央に設けられてお
り、他の2つのロック穴36、40が、偏心ベアリング12の
軸方向中央から外れた位置で、かつ中央のロック穴38か
ら偏心ベアリング12の回転方向に外れた位置に、2つの
ロック穴36、40のロック穴軸心を、偏心ベアリング12の
軸心と直交して偏心ベアリング12の軸心から半径方向外
方に延びる単一の平面内に置いて、設けられている。ま
た、ロックピン穴48、52は、連通路34によって、互いに
連通されている。
とも2つのロックピン穴と同数のロック穴36、38、40の
数が3であり、これら3つのロック穴36、38、40の1つ
38が、偏心ベアリング12の軸方向中央に設けられてお
り、他の2つのロック穴36、40が、偏心ベアリング12の
軸方向中央から外れた位置で、かつ中央のロック穴38か
ら偏心ベアリング12の回転方向に外れた位置に、2つの
ロック穴36、40のロック穴軸心を、偏心ベアリング12の
軸心と直交して偏心ベアリング12の軸心から半径方向外
方に延びる単一の平面内に置いて、設けられている。ま
た、ロックピン穴48、52は、連通路34によって、互いに
連通されている。
第9図の実施例は、少なくとも2つのロックピン穴と
同数のロック穴60、62、64の数が3であり、ロック穴6
0、62、64のロック穴軸心が、偏心ベアリング12の軸心
を含み偏心ベアリング12の軸心から半径方向外方に向っ
て互いに異なる方向に延びる3つの平面に、1つづつ配
置されている場合を示している。かかる場合には、3つ
の圧縮比位置に、偏心ベアリング12の回転を固定するこ
とができる。第9図の例では、3つのロック穴60、62、
64のうちの2つ60、64が、偏心ベアリング12の軸心に対
して、互いに対向する位置に配設されている。第9図の
例では、ロック穴60、64は同一形状、それに対応するロ
ックピンも同一形状である。第9図の例では、ロックピ
ンを駆動する手段66、68、70のうち2つ66、70が、それ
らの一部に共通の油通路72を有する。
同数のロック穴60、62、64の数が3であり、ロック穴6
0、62、64のロック穴軸心が、偏心ベアリング12の軸心
を含み偏心ベアリング12の軸心から半径方向外方に向っ
て互いに異なる方向に延びる3つの平面に、1つづつ配
置されている場合を示している。かかる場合には、3つ
の圧縮比位置に、偏心ベアリング12の回転を固定するこ
とができる。第9図の例では、3つのロック穴60、62、
64のうちの2つ60、64が、偏心ベアリング12の軸心に対
して、互いに対向する位置に配設されている。第9図の
例では、ロック穴60、64は同一形状、それに対応するロ
ックピンも同一形状である。第9図の例では、ロックピ
ンを駆動する手段66、68、70のうち2つ66、70が、それ
らの一部に共通の油通路72を有する。
第10図の実施例はロックピンを駆動する手段66、68、
70が、すべて、互いに独立である場合を示し、他は第9
図の実施例と同一である。
70が、すべて、互いに独立である場合を示し、他は第9
図の実施例と同一である。
第11図の実施例は第9図の実施例において、ロックピ
ンを駆動する手段66、68、70が、すべて、互いに独立で
あり、かつ互いに対向するロック穴60、64に対応するロ
ックピン穴74、78の軸心が他のロックピン穴76の軸心に
対して斜めに設けられた場合を示しており、その他は第
9図の実施例と同構成である。
ンを駆動する手段66、68、70が、すべて、互いに独立で
あり、かつ互いに対向するロック穴60、64に対応するロ
ックピン穴74、78の軸心が他のロックピン穴76の軸心に
対して斜めに設けられた場合を示しており、その他は第
9図の実施例と同構成である。
ロックピンを駆動する手段の回路を第12図および第13
図を参照して説明する。ただし、説明を簡略にするため
に、ロックピン穴6、8の数が2でロックピンを駆動す
る手段が互いに独立である場合を例にとって説明する。
図を参照して説明する。ただし、説明を簡略にするため
に、ロックピン穴6、8の数が2でロックピンを駆動す
る手段が互いに独立である場合を例にとって説明する。
第1のオイル通路80(26の一部)と第2のオイル通路
82(28の一部)がコネクティングロッド2内に形成さ
れ、これらは、コネクティングロッド2の大端部のベア
リング部に互いに独立に形成された油溝84、86に流体的
に連通されている。油溝84、86は、互いに独立であり、
クランクシャフト88に形成された、互いに独立の2つの
油通路90、92に流体的に連通されている。クランクシャ
フトの油通路90、92は、クランクジャーナル部のベアリ
ング部に互いに独立に形成された、互いに独立の2つの
油溝94、96に、互いに流体的に連通されている。また、
このクランク内通路は、2つの独立したコネクティング
ロッド内通路84、86と、クランク軸受側通路94、96と
を、時間的に独立に連結する、1本の通路から成ってい
てもよい。2つの油溝94、96はシリンダブロックに互い
に独立に形成された高圧縮比用油通路98と低圧縮比用油
通路100とに流体的に連通されている。高圧縮比用油通
路98と低圧縮比用油通路100とは切換弁102を介して、シ
リンダブロックのメイン油通路104に切換可能に連通す
る。メイン油通路104には、オイルパン106からくみ上げ
られオイルポンプ108によって圧力を高められた圧油が
送られてくる。切換弁102はコンピュータ110の指令に基
づいて、エンジン運転条件に応じて、圧油を高圧縮比用
油通路98か低圧縮比用油通路100かの何れかに選択的に
送る。112は切換弁102からのドレン通路であり、切換弁
102の圧油を送らない方の通路の油をドレンする。コン
ピュータ110には、ガソリン機関の場合は、少なくとも
負荷状態を感知するセンサ、たとえばインテーク負圧感
知器114、からの信号が送られ、ディーゼル機関の場合
は燃料ポンプ吐出圧感知器116からの信号が送られて、
運転条件が判断される。
82(28の一部)がコネクティングロッド2内に形成さ
れ、これらは、コネクティングロッド2の大端部のベア
リング部に互いに独立に形成された油溝84、86に流体的
に連通されている。油溝84、86は、互いに独立であり、
クランクシャフト88に形成された、互いに独立の2つの
油通路90、92に流体的に連通されている。クランクシャ
フトの油通路90、92は、クランクジャーナル部のベアリ
ング部に互いに独立に形成された、互いに独立の2つの
油溝94、96に、互いに流体的に連通されている。また、
このクランク内通路は、2つの独立したコネクティング
ロッド内通路84、86と、クランク軸受側通路94、96と
を、時間的に独立に連結する、1本の通路から成ってい
てもよい。2つの油溝94、96はシリンダブロックに互い
に独立に形成された高圧縮比用油通路98と低圧縮比用油
通路100とに流体的に連通されている。高圧縮比用油通
路98と低圧縮比用油通路100とは切換弁102を介して、シ
リンダブロックのメイン油通路104に切換可能に連通す
る。メイン油通路104には、オイルパン106からくみ上げ
られオイルポンプ108によって圧力を高められた圧油が
送られてくる。切換弁102はコンピュータ110の指令に基
づいて、エンジン運転条件に応じて、圧油を高圧縮比用
油通路98か低圧縮比用油通路100かの何れかに選択的に
送る。112は切換弁102からのドレン通路であり、切換弁
102の圧油を送らない方の通路の油をドレンする。コン
ピュータ110には、ガソリン機関の場合は、少なくとも
負荷状態を感知するセンサ、たとえばインテーク負圧感
知器114、からの信号が送られ、ディーゼル機関の場合
は燃料ポンプ吐出圧感知器116からの信号が送られて、
運転条件が判断される。
次に作用について説明する。
コンピュータ110の出力信号によって切換弁102が高圧
縮比用油通路98に油圧をかけるように切換わると、高圧
縮比用油通路98の油圧が油溝94、油通路90、油溝84、第
1の油通路80を介してロックピン穴6にかかり、ロック
ピン22をロックピン穴6から偏心ベアリング12の方向に
押し出す。ロックピン22は、回転している偏心ベアリン
グ12の案内溝30にガイドされてロック穴18に入り、第5
図に示すように、偏心ベアリング12の最肉厚部12Aが最
下位にきた位置で、偏心ベアリング12のコネクティング
ロッド2に対する相対回転を固定し、高圧縮比を現出す
る。この場合、ロックピン22が、ロックピン22の径より
大きい径の他のロック穴20に入っても、案内溝30に出て
ロック穴20とは係合しない。ロックピン22によって押し
出された油は連通路を含む閉ざされた容積一定の空間を
介して他ロックピン24をロックピン穴8内に押し込め
る。
縮比用油通路98に油圧をかけるように切換わると、高圧
縮比用油通路98の油圧が油溝94、油通路90、油溝84、第
1の油通路80を介してロックピン穴6にかかり、ロック
ピン22をロックピン穴6から偏心ベアリング12の方向に
押し出す。ロックピン22は、回転している偏心ベアリン
グ12の案内溝30にガイドされてロック穴18に入り、第5
図に示すように、偏心ベアリング12の最肉厚部12Aが最
下位にきた位置で、偏心ベアリング12のコネクティング
ロッド2に対する相対回転を固定し、高圧縮比を現出す
る。この場合、ロックピン22が、ロックピン22の径より
大きい径の他のロック穴20に入っても、案内溝30に出て
ロック穴20とは係合しない。ロックピン22によって押し
出された油は連通路を含む閉ざされた容積一定の空間を
介して他ロックピン24をロックピン穴8内に押し込め
る。
コンピュータ110の出力信号によって切換弁102が低圧
縮比用油通路100に油圧をかけるように切換わると、低
圧縮比用油通路100の油圧は油溝96、油通路92、油溝8
6、第2の油通路82を介してロックピン穴8にかかり、
ロックピン24をロックピン穴8から偏心ベアリング12の
方向に押し出す。ロックピン24は、回転している偏心ベ
アリング12の案内溝32にガイドされてロック穴20に入
り、第6図に示すように、偏心ベアリング12の最肉薄部
12Bが最下位にきた位置で、偏心ベアリング12のコネク
ティングロッド2に対する相対回転を固定し、低圧縮比
を現出する。この場合、ロックピン24はロックピン24の
径より小さい径の他のロック穴18とは係合しない。ま
た、ロックピン24によって押し出された油は連通路を含
む閉ざされた容積一定の空間を介して他のロックピン22
をロックピン穴6に押し込める。
縮比用油通路100に油圧をかけるように切換わると、低
圧縮比用油通路100の油圧は油溝96、油通路92、油溝8
6、第2の油通路82を介してロックピン穴8にかかり、
ロックピン24をロックピン穴8から偏心ベアリング12の
方向に押し出す。ロックピン24は、回転している偏心ベ
アリング12の案内溝32にガイドされてロック穴20に入
り、第6図に示すように、偏心ベアリング12の最肉薄部
12Bが最下位にきた位置で、偏心ベアリング12のコネク
ティングロッド2に対する相対回転を固定し、低圧縮比
を現出する。この場合、ロックピン24はロックピン24の
径より小さい径の他のロック穴18とは係合しない。ま
た、ロックピン24によって押し出された油は連通路を含
む閉ざされた容積一定の空間を介して他のロックピン22
をロックピン穴6に押し込める。
このように、本考案においては、高圧縮比時のみなら
ず低圧縮比時においても、偏心ベアリング12のコネクテ
ィングロッド2に対する相対回転が固定される。
ず低圧縮比時においても、偏心ベアリング12のコネクテ
ィングロッド2に対する相対回転が固定される。
ロック穴、ロックピン、ロックピン穴がそれぞれ3個
以上のときには(第9図ないし第11図の例)3個以上の
位置で圧縮比が固定されることは容易に理解されるであ
ろう。
以上のときには(第9図ないし第11図の例)3個以上の
位置で圧縮比が固定されることは容易に理解されるであ
ろう。
本考案によるときは、偏心ベアリングが所定の圧縮比
時に、コネクティングロッドに対する相対回転が固定さ
れるので、次の効果を得る。
時に、コネクティングロッドに対する相対回転が固定さ
れるので、次の効果を得る。
(イ)低圧縮比でも偏心ベアリングの自由回転がないか
らスラップ音が減少する。
らスラップ音が減少する。
(ロ)高圧縮比から低圧縮比への切換、低圧縮比から高
圧縮比への切換が、偏心ベアリングの高速回転を伴なわ
ないから、ロック穴の飛びこえが生じにくく、切換が確
実、かつスムースとなる。
圧縮比への切換が、偏心ベアリングの高速回転を伴なわ
ないから、ロック穴の飛びこえが生じにくく、切換が確
実、かつスムースとなる。
(ハ)圧縮比の切換において、ロックピンがロック穴壁
面に強い衝撃で衝突することがなくなり、ロックピン、
偏心ベアリングの耐久性が向上される。
面に強い衝撃で衝突することがなくなり、ロックピン、
偏心ベアリングの耐久性が向上される。
(ニ)低圧縮比でも偏心ベアリングは自由に回転しない
ので、偏心ベアリングと、コネクティングロッド間の摺
動部の摩耗が少なくなり、耐久性が向上される。
ので、偏心ベアリングと、コネクティングロッド間の摺
動部の摩耗が少なくなり、耐久性が向上される。
(ホ)燃焼室の形状が各圧縮比で固定されるため、燃焼
を制御しやすくなる。
を制御しやすくなる。
(ヘ)ロックピンの偏心ベアリング側端部が、油が満さ
れた、閉ざされた容積一定の空間を介して連通されてい
るので、一方のロックピンを偏心ベアリング側に突出さ
せると同時に他方のロックピンを押出すことができ、ロ
ックピンが複数存在するにかかわらず、速やかな切換え
が可能となる。
れた、閉ざされた容積一定の空間を介して連通されてい
るので、一方のロックピンを偏心ベアリング側に突出さ
せると同時に他方のロックピンを押出すことができ、ロ
ックピンが複数存在するにかかわらず、速やかな切換え
が可能となる。
第1図は本考案の圧縮比切換装置の第1の実施例の偏心
ベアリングとその近傍の断面図、 第2図は第1図のうち偏心ベアリングのみをとり出して
示した偏心ベアリングの断面図、 第3図は第2図の偏心ベアリングのIII方向斜視図、 第4図は第2図の偏心ベアリングのIV方向斜視図、 第5図は第1の実施例で偏心ベアリングが高圧縮比位置
で固定されたときの断面図、 第6図は第1の実施例で偏心ベアリングが低圧縮比位置
で固定されたときの断面図、 第7図は本考案の第2の実施例の偏心ベアリングとその
近傍の断面図、 第8図(イ)は第7図のうち偏心ベアリングの正面図、 第8図(ロ)は第8図(イ)においてVIII−VIII線に沿
う断面図、 第9図は本考案の第3の実施例の偏心ベアリング近傍の
圧縮比切換装置の油圧系統図、 第10図は本考案の第4の実施例の偏心ベアリング近傍の
圧縮比切換装置の油圧系統図、 第11図は本考案の第5の実施例の偏心ベアリング近傍の
圧縮比切換装置の油圧系統図、 第12図は本考案の油圧系統を示す圧縮比切換装置の断面
図、 第13図は第12図と直角方向の断面図、 第14図は第13図の油圧系統に接続される系統図、 である。 2……コネクティングロッド 6、8、48、50、52、74、76、78……ロックピン穴 10……ピストンピン 12……偏心ベアリング 18、20、36、38、40、60、62、64……ロック穴 22、24、42、44、46……ロックピン 26、28、66、68、70……ロックピンを駆動する手段 30、32、54、56、58……案内溝 34……連通路
ベアリングとその近傍の断面図、 第2図は第1図のうち偏心ベアリングのみをとり出して
示した偏心ベアリングの断面図、 第3図は第2図の偏心ベアリングのIII方向斜視図、 第4図は第2図の偏心ベアリングのIV方向斜視図、 第5図は第1の実施例で偏心ベアリングが高圧縮比位置
で固定されたときの断面図、 第6図は第1の実施例で偏心ベアリングが低圧縮比位置
で固定されたときの断面図、 第7図は本考案の第2の実施例の偏心ベアリングとその
近傍の断面図、 第8図(イ)は第7図のうち偏心ベアリングの正面図、 第8図(ロ)は第8図(イ)においてVIII−VIII線に沿
う断面図、 第9図は本考案の第3の実施例の偏心ベアリング近傍の
圧縮比切換装置の油圧系統図、 第10図は本考案の第4の実施例の偏心ベアリング近傍の
圧縮比切換装置の油圧系統図、 第11図は本考案の第5の実施例の偏心ベアリング近傍の
圧縮比切換装置の油圧系統図、 第12図は本考案の油圧系統を示す圧縮比切換装置の断面
図、 第13図は第12図と直角方向の断面図、 第14図は第13図の油圧系統に接続される系統図、 である。 2……コネクティングロッド 6、8、48、50、52、74、76、78……ロックピン穴 10……ピストンピン 12……偏心ベアリング 18、20、36、38、40、60、62、64……ロック穴 22、24、42、44、46……ロックピン 26、28、66、68、70……ロックピンを駆動する手段 30、32、54、56、58……案内溝 34……連通路
Claims (15)
- 【請求項1】(イ)小端穴に開口し小端穴の半径の延長
上に延びる少なくとも2つの互いに径の異なるロックピ
ン穴を有するコネクティングロッドと、 (ロ)小端穴を貫通するピストンピンと、 (ハ)コネクティングロッドとピストンピンとの間に回
転可能に介装され、円筒外周面と該円筒外周面に対して
偏心した円筒内周面を有し、前記円筒外周面の半径方向
に延びる、ロックピン穴と同数の、互いに径の異なるロ
ック穴を有する、偏心ベアリングと、 (ニ)ロックピン穴に摺動自在に挿入された、ロックピ
ン穴と同数の、互いに径の異なるロックピンと、各ロッ
クピンの偏心ベアリング側端部同志を連通する、油が満
たされた、閉ざされた容積一定の空間と、 (ホ)ロックピン穴に流体的に連通された、複数の、ロ
ックピンを駆動する手段と、 から成る圧縮比切換装置。 - 【請求項2】前記偏心ベアリングは、その外周部に、ロ
ック穴から偏心ベアリングの周方向に延びる、ロックピ
ン穴と同数の、互いに幅の異なる、案内溝を有してい
る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧縮比切換装
置。 - 【請求項3】前記少なくとも2つのロックピン穴は、偏
心ベアリングの外周部に形成された連通路を介して、互
いに連通されており、前記案内溝と前記連通路は前記ロ
ックピンの偏心ベアリング側同志を連通する閉ざされた
容積一定の空間を構成している実用新案登録請求の範囲
第2項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項4】前記少なくとも2つのロックピン穴のコネ
クティングロッドにおける配置、および前記ロックピン
穴と同数の前記ロック穴の偏心ベアリングにおける配置
は、偏心ベアリングとコネクティングロッドとの相対回
転位置を、少なくとも2つの位置で固定するように決め
られている実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧縮比
切換装置。 - 【請求項5】前記固定される相対回転位置が、偏心ベア
リングの最厚肉部が最下位にくる高圧縮比位置と、偏心
ベアリングの最薄肉部が最下位にくる低圧縮比位置とを
含む実用新案登録請求の範囲第4項記載の圧縮比切換装
置。 - 【請求項6】前記少なくとも2つのロックピン穴と同数
のロック穴のすべてが、偏心ベアリングの軸方向中央
に、ロック穴軸心を偏心ベアリングの軸心と直交する単
一の平面内に置いて、設けられている実用新案登録請求
の範囲第1項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項7】前記少なくとも2つのロックピン穴と同数
の案内溝の全てが、偏心ベアリングの軸方向中央に、案
内溝軸心を偏心ベアリングの軸心と直交する単一の平面
内において設けられており、幅狭の案内溝は偏心ベアリ
ング回転方向反対側の端部にて幅広の案内溝に互いに連
通している実用新案登録請求の範囲第2項記載の圧縮比
切換装置。 - 【請求項8】前記少なくとも2つのロックピン穴と同数
のロック穴が、偏心ベアリングの軸方向に、互いにオフ
セットして設けられており、それぞれのロック穴に対応
するロックピン、ロックピン穴、案内溝が、ロック穴の
前記オフセットに対応して、偏心ベアリングの軸方向
に、互いにそれぞれオフセットして設けられている実用
新案登録請求の範囲第3項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項9】前記少なくとも2つのロックピン穴と同数
のロック穴の数が2である実用新案登録請求の範囲第1
項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項10】前記少なくとも2つのロックピン穴と同
数のロック穴の数が3であり、該3つのロック穴の1つ
が偏心ベアリングの軸方向中央に設けられており、他の
2つのロック穴が、偏心ベアリングの軸方向中央から外
れた位置で、かつ前記1つのロック穴から偏心ベアリン
グの回転方向に外れた位置に、該2つのロック穴のロッ
ク穴軸心を偏心ベアリングの軸芯と直交して偏心ベアリ
ングの軸心から半径方向外方に延びる単一の平面内に置
いて、設けられている実用新案登録請求の範囲第1項記
載の圧縮比切換装置。 - 【請求項11】前記少なくとも2つのロックピン穴と同
数のロック穴の数が3であり、該3つのロック穴のロッ
ク穴軸心が、偏心ベアリングの軸心を含み偏心ベアリン
グの軸心から半径方向外方に向って互いに異なる方向に
延びる3つの平面に1つづつ配置されている実用新案登
録請求の範囲第1項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項12】前記3つのロック穴のうちの2つが、偏
心ベアリングの軸心に対して互いに対向する位置に配設
されている実用新案登録請求の範囲第11項記載の圧縮比
切換装置。 - 【請求項13】前記少なくとも2つのロックピン穴と同
数のロック穴の数が4以上である実用新案登録請求の範
囲第1項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項14】複数の前記ロックピンを駆動する手段が
互いに独立の油通路を有する実用新案登録請求の範囲第
1項記載の圧縮比切換装置。 - 【請求項15】複数の前記ロックピンを駆動する手段
が、一部に共通の油通路を有する実用新案登録請求の範
囲第1項記載の圧縮比切換装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987083220U JPH082441Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | 圧縮比切換装置 |
| DE3818357A DE3818357A1 (de) | 1987-06-01 | 1988-05-30 | Vorrichtungen zum blockieren der drehung eines exzentrischen lagers einer vorrichtung zum aendern des verdichtungsverhaeltnisses |
| US07/200,892 US4830517A (en) | 1987-06-01 | 1988-06-01 | Device for locking rotation of an eccentric bearing of a compression ratio changing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987083220U JPH082441Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | 圧縮比切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63193746U JPS63193746U (ja) | 1988-12-13 |
| JPH082441Y2 true JPH082441Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=13796232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987083220U Expired - Lifetime JPH082441Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | 圧縮比切換装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4830517A (ja) |
| JP (1) | JPH082441Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3818357A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20210332747A1 (en) * | 2020-04-23 | 2021-10-28 | FEV Group GmbH | Connecting rod for changing a compression ratio of an internal combustion engine |
Families Citing this family (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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