JPH08244401A - 車両用ホイール - Google Patents

車両用ホイール

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JPH08244401A
JPH08244401A JP7945495A JP7945495A JPH08244401A JP H08244401 A JPH08244401 A JP H08244401A JP 7945495 A JP7945495 A JP 7945495A JP 7945495 A JP7945495 A JP 7945495A JP H08244401 A JPH08244401 A JP H08244401A
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spoke
air
wheel
hollow
rim
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JP7945495A
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Takashi Kato
喬士 加藤
Kazuo Takahashi
和雄 高橋
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Asahi Tec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却効果の優れた車両用ホイールを提供す
る。 【構成】 ハブ部と、そのハブ部から放射状に延長する
中空のスポーク部と、そのスポーク部の先端部を連結す
るリム部とを有する車両用ホイールにおいて、前記スポ
ーク部の前記ハブ部側の回転方向前面に、外部とそのス
ポーク部の中空部とを連通する吸気口を設けるととも
に、そのスポーク部の前記リム部側の回転方向後方面
に、その中空部と外部とを連通する排気口を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ホイールに係
り、特に、スポーク部を有する一体鋳造型のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ホイールは、これにゴムタ
イヤを装着し、ブレーキ装置を連結して使用される。ゴ
ムタイヤには摩擦熱が生じるとともに、ブレーキ装置の
ブレーキプレートにも摩擦熱が生じ、これら摩擦熱によ
りタイヤ寿命を短縮したり、制動性能を低下させたりす
る。このため、このような摩擦熱をホイールを介して放
熱させるように構成されている。
【0003】一方、従来の自動二輪車等に用いられる車
両用ホイールとしては、ハブ部、スポーク部及びリム部
を一体鋳造したものが知られている。この場合、スポー
ク部を中空構造とし、軽量化された車両用ホイールも知
られている(例えば特開昭60−92101号,同61
−92754号)。
【0004】このような中空のスポーク部を有する車両
用ホイールの場合、スポーク部のリム部側に、ホイール
の軸芯方向に開口された貫通孔が形成されている。この
貫通孔は、スポーク部に中空部を形成する際の中子を金
型に固定する巾木跡、又は中子を押えるピン跡であっ
て、後にこの貫通孔は水抜き孔として利用されている
(特開昭61−92754号)。
【0005】しかしながら、上記従来の車両用ホイール
にあっては、スポーク部に形成されている貫通孔はホイ
ールの軸芯方向に開口しているため、ホイールが回転し
ても外気がスポーク部の中空部内を流通することがな
く、放熱効果が期待できないという問題点があった。
【0006】そこで、本出願人は、先に、特開平2−2
49701号で一体鋳造型ホイールのスポーク部の中空
構造を利用して、放熱性能の優れた車両用ホイールを提
供している。
【0007】上記提案に係る車両用ホイールは、スポー
ク部の回転方向前面に外部とそのスポーク部の中空部と
を連通する吸気口を設けるとともに、前記回転方向前面
以外の面には前記中空部と外部とを連通する排気口を設
けたことを特徴としている。
【0008】上記提案に係る車両用ホイールは、ホイー
ルの回転に伴い空気が吸気口からスポーク部内に流入
し、その流入した空気は排気口から外部へ放出される。
従って、リム部からスポーク部に伝導するタイヤ熱又は
ハブ部からスポーク部に伝導するブレーキ熱は、効果的
に放熱されるという優れた効果を有することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案に
係る車両用ホイールは、スポーク部内の空気の流れを利
用して放熱効果を高めることができるという優れた効果
を有しているが、本発明者らは、上記提案のスポーク部
内の空気の流れ方向を変えることにより、さらに優れた
放熱効果が得られることを見いだした。
【0010】すなわち、本発明者らは、車両用ホイール
の回転によって生ずる遠心力を巧みに利用して、スポー
ク部の中空部内の空気の流れを高めて、さらに冷却効果
の優れた車両用ホイールを得ることができた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用ホイ
ールは、ハブ部と、そのハブ部から放射状に延長する中
空のスポーク部と、そのスポーク部の先端部を連結する
リム部とを有する車両用ホイールにおいて、前記スポー
ク部の前記ハブ部側の回転方向前面に、外部とそのスポ
ーク部の中空部とを連通する吸気口を設けるとともに、
そのスポーク部の前記リム部側の回転方向後方面に、そ
の中空部と外部とを連通する排気口を設けたことを特徴
としている。
【0012】
【作用】上記構成において、ホイールの回転に伴い大気
が吸気口からスポーク部の中空部内に流入し、その流入
した空気は排気口から外部へ放出される。従って、リム
部からスポーク部に伝導するタイヤ熱又はハブ部からス
ポーク部に伝導するブレーキ熱は、効果的に放熱され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1〜図3は、第1の実施例に係る車両用ホイール
を示すものであって、車両用ホイール(以下「ホイー
ル」という)aは車軸に装着されるハブ部1と、このハ
ブ部1からほぼ放射状に延長する複数本の中空構造のス
ポーク部2と、これらのスポーク部2の先端部を連結す
るリム部3とを有し、アルミニウム等の軽合金の鋳造に
より一体的に形成されている。
【0014】本実施例のハブ部1には、ブレーキプレー
ト取付用孔4,4…が同心円上に等間隔をもって設けら
れているとともに、スポーク部2との境界面を仕切る外
周壁5が設けられている。
【0015】スポーク部2のホイールaの回転方向(矢
印イ方向)の面、すなわち回転方向前面(以下「前面」
という)6は、ハブ部1の外周接線方向に位置し、一
方、その反対面、すなわち回転方向後方面(以下「後方
面」という)7の延長線は、ハブ部1の中心に位置して
いる。
【0016】スポーク部2は、図1のA−A線断面図で
ある図2(a)及び図1のB−B線断面図である図3
(b)に示されるように、ハブ部1側からリム部3側方
向に漸次細くなるように形成され、かつその断面形状
は、前面6側よりも後方面7側が小さくなる卵形に形成
されていて、空気抵抗が可及的に小さくなるように工夫
されている。
【0017】スポーク部2の前面6のハブ部1側には、
スポーク部2内に設けられた中空部8と外部(大気)と
を連通する吸気口9が設けられているとともに、後方面
7のリム部3側には、中空部8と外部(大気)とを連通
する排気口10が設けられている。
【0018】吸気口9及び排気口10は、中空部8を得
るための中子の巾木跡を利用して容易に形成することが
できる。すなわち、従来の水抜き兼用の貫通孔と同様
に、ホイールaの鋳造時に作ることができる。そして、
吸気口9及び排気口10は、図2(a)の右側面図であ
る図2(b)、及び図3(b)の左側面図である図3
(a)に示されるように、スポーク部2の長手方向に沿
った長穴の形状をそれぞれ呈している。これは、ホイー
ルaの車軸方向から見たときに、吸気口9及び排気口1
0がなるべく見えないようにするためである。
【0019】以上の構成によるホイールaが矢印イ方向
に回転されると、前面6側の気圧が後方面7より高くな
り、また、吸気口9は、スポーク部2の回転方向前面に
開口するため、ここから外気(空気)が強制的に中空部
8内に流入し、さらに、遠心力により中空部8内をハブ
部1側へ移動され、排気口10から外部へ放出される
(図1の矢印ロ参照)。
【0020】排気口10の位置は、スポーク部2のリム
部3側に位置しているため周速度が速く、したがって、
吸気口9から吸入された空気は遠心力の作用によりリム
部3側に効果的に移動して、排気口10から排気され
る。したがって、中空部8内の空気流は一段と促進され
る。
【0021】また、排気口10は、スポーク部2の回転
方向背面に位置しているため負圧に維持され、したがっ
て吸気口9と排気口10との圧力差が大きく、この圧力
によっても中空部8内の空気の流れが一層促進される。
【0022】このため、ホイールaは、スポーク部2の
外周面からの放熱と、スポーク部内の強制的な空気流通
による放熱によって効果的に冷却される。
【0023】図4は、本発明の第2の実施例を示すもの
であって、上記第1の実施例と相違する点は、ハブ部1
の側壁5が省略されたところにあり、各スポーク部2の
中空部8が連通状態に構成されている。
【0024】本実施例においても、上述の実施例と同様
に、中空部8内に空気の流通が生じホイールa′の冷却
効果を得ることができる。しかも、この実施例において
は、スポーク部2の中子が単一にでき、かつ、中子の支
持する箇所が均等であるため、中子支持を精密に行なう
ことができる。したがって、スポーク部2およびハブ部
1の肉厚をより均一化できる効果が得られる。
【0025】図5は、本発明の第3の実施例を示すもの
であって、上記第2の実施例とは、吸気口9をハブ部1
の側壁面11に設けた点が相違している。
【0026】本実施例にけるホイールa″においても、
中空部8内の空気は遠心力により移動できるので、上述
の実施例と同様な効果が得られる。なお、本実施例で
は、吸気口9はハブ部1に設けた例を示したが、スポー
ク部2とハブ部3との接合箇所に設けるようにしても同
じ効果を得ることができる。
【0027】なお、上述した各実施例においては、吸気
口9および排気口10は、1つのスポーク部2にそれぞ
れ1箇としたが、スポーク部2の強度の許す範囲内であ
れば複数設けるようにしてもよい。しかし、いずれにし
ても吸気口9と排気口10との位置関係は、排気口10
が吸気口9よりも外側、つまりホイールa(a′,
a″)の車軸位置を中心として排気口10は吸気口9よ
りも離れている必要がある。
【0028】また、上述の実施例では、スポーク部2は
3本としたが、これを4本以上としてもよいことは勿論
である。
【0029】
【発明の効果】この発明に係るホイールは、スポーク部
のハブ部側の前面に外部とそのスポーク部の中空部とを
連通する吸気口を設けるとともに、そのスポーク部のリ
ム部側の後方面にその中空部と外部とを連通する排気口
を設けたので、ホイールの回転に伴って吸気口から中空
部に空気が流入し、その流入した空気は排気口から排出
されるため、冷却効果の優れたホイールとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るホイールの一部切
断正面図である。
【図2】(a)は図1のA−A線拡大断面図、(b)は
(a)の右側面図である。
【図3】(a)は図1のB−B線拡大断面図、(b)は
(a)の左側面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るホイールの一部切
断正面図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るホイールの一部断
面正面図である。
【符号の説明】
a,a′,a″ 車両用ホイール(ホイール) 1 ハブ部 2 スポーク部 3 リム部 8 中空部 9 吸気口 10 排気口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ部と、そのハブ部から放射状に延長
    する中空のスポーク部と、そのスポーク部の先端部を連
    結するリム部とを有する車両用ホイールにおいて、 前記スポーク部の前記ハブ部側の回転方向前面に、外部
    とそのスポーク部の中空部とを連通する吸気口を設ける
    とともに、そのスポーク部の前記リム部側の回転方向後
    方面に、その中空部と外部とを連通する排気口を設けた
    ことを特徴とする車両用ホイール。
JP07945495A 1995-03-10 1995-03-10 車両用ホイール Expired - Lifetime JP3665662B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237361A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両用ホイール
CN104527326A (zh) * 2015-01-13 2015-04-22 四川迅吉科技有限责任公司 一种新型汽车轮毂
CN107914511A (zh) * 2017-11-28 2018-04-17 梧州市金正原电子科技有限公司 一种铝合金汽车轮毂
CN110978889A (zh) * 2019-12-31 2020-04-10 安徽永昌金属制品有限公司 一种摩托车轮毂

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CN110978889A (zh) * 2019-12-31 2020-04-10 安徽永昌金属制品有限公司 一种摩托车轮毂

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