JPH08245152A - エスカレータあるいは動く歩道の踏段装置 - Google Patents

エスカレータあるいは動く歩道の踏段装置

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Publication number
JPH08245152A
JPH08245152A JP5777495A JP5777495A JPH08245152A JP H08245152 A JPH08245152 A JP H08245152A JP 5777495 A JP5777495 A JP 5777495A JP 5777495 A JP5777495 A JP 5777495A JP H08245152 A JPH08245152 A JP H08245152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear wheel
treads
traveling direction
frame
fastened
Prior art date
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Pending
Application number
JP5777495A
Other languages
English (en)
Inventor
Arihito Nonomura
有仁 野々村
Masami Kaminaga
正美 神長
Kenji Fujiwara
憲治 藤原
Hidehiko Kobayashi
英彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Products Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Products Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Elevator Products Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5777495A priority Critical patent/JPH08245152A/ja
Publication of JPH08245152A publication Critical patent/JPH08245152A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】踏板、フレーム等に位置決めのための2次加工
を不要とし、位置決めが容易でかつ組立性が良く、衝撃
が加わっても変形しにくい踏段装置を得る。 【構成】フレーム21,22 の当接面に凸部21t,22t が形成
され、凸部21t,22t に挿拔可能で21,22 が幅方向に移動
可能な凹部11,12 が形成され、組立時に21,22 を11,12
の位置決めした後に、21,22 を11,12 にねじ止めし、前
後輪支え31,32 の21,22 の一部を貫通して11,12 との当
接面に凸部31t,32t が前輪側と後輪側に形成され、11,1
2 の31,32 との当接面に31t,32t に挿拔可能で、後輪側
に有する31t,32t が進行方向に移動可能な凹部11w,12w
とし、かつ前輪側に有する凸部または凹部をいずれの方
向にも移動不可能な凹部11x,12x とし、組立時に31,32
、11,12 の後輪側の凹凸部を互いに挿入させ、次に31,
32 、11,12 の前輪側の凹凸部を互いに挿入させた後、3
1,32 をねじ11,12 によりに締結するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、踏板、フレーム、前後
輪を支持する前後輪支持体等からなる、分割型のエスカ
レータあるいは動く歩道の踏段装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレータの踏段装置は、図
4に示す如く、踏板1、フレーム2、前後輪支え3、後
輪4、ライザ5からなる踏段が多数個組み合わせて構成
されている。そして、踏段装置の取付形態においては、
各踏段の両側の図示しない欄干との間に、例えば2〜3
mmの隙間を常に保つように設置され、乗客の衣服を巻き
込んだり、各踏段とスカートガードが接触したりするこ
とがないように、各踏段は厳密な寸法管理が行われてい
る。
【0003】図5は図4の従来の踏段の一つの分解斜視
図(図4の配置状態に対し天地を逆にした状態を示す
図)であり、2個の踏板11,12と、2個のフレーム
21,22と、図示しない前輪と後輪41,42をそれ
ぞれ支持する2個の前後輪支え31,32とを備え、以
下のように構成されている。
【0004】すなわち、踏板11,12を進行方向に対
して直交する方向に並設し、この並設した踏板11,1
2の裏面にフレーム21,22を進行方向に対して直交
する方向の両端部側にそれぞれ配置し、かつ各フレーム
21,22をねじ61,62により踏板11,12にそ
れぞれ締結されている。この場合、踏板11,12には
それぞれめねじ穴11a,11b、12a,12bが形
成され、フレーム21,22にはねじ挿通穴21a,2
2aおよび21b,22bが形成され、ねじ61はフレ
ーム21のねじ挿通穴21aに挿通すると共にめねじ穴
11a,11bに螺合され、ねじ62はフレーム22の
ねじ挿通穴22aに挿通すると共にめねじ穴12a,1
2bに螺合されている。
【0005】さらに、踏板11にはボス挿入用凹部11
c,11dが形成され、踏板12にはボス挿入用凹部1
2c,12dが形成され、またフレーム21にはボス挿
入穴21c,21dが形成され、またフレーム22には
ボス挿入穴22c,22dが形成され、ボス挿入用凹部
11c,11dにはボス63,63がそれぞれ挿入さ
れ、ボス挿入用凹部12c,12dにはボス64,64
がそれぞれ挿入され、各ボス63,63、64,64の
先端がフレーム21,22のボス挿入穴21c,21
d、22c,22dに挿入されている。これにより、フ
レーム21,22を踏板11,12に対して位置決めを
行っている。
【0006】そして、前後輪支え31,32の取付部
は、フレーム21,22を挟んで踏板11,12に支え
取付ねじ65,66、67,68によりねじ止めされて
いる。具体的には、前後輪支え31,32の取付部にそ
れぞれねじ挿通穴31a,31b、32a,32bが形
成され、踏板11,12にめねじ穴11e,11f,1
2e,12fが形成されており、支え取付ねじ65はね
じ挿通穴31b,21bを介してめねじ穴11fに螺合
され、支え取付ねじ66はねじ挿通穴31a,22bを
介してめねじ穴11eに螺合され、また支え取付ねじ6
7も同様にねじ挿通穴32b,21bを介してめねじ穴
12fに螺合され、かつ支え取付ねじ68も同様にねじ
挿通穴32a,22bを介してめねじ穴12eに螺合さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の踏段にあって
は、以下に述べることから組立てが困難であった。すな
わち、フレーム21,22を位置決めするため、前述の
ボス63,64を製作し、踏板11,12には踏板1
1,12が製作された後ボス挿入用凹部11c,11
d、12c,12dを機械加工し、さらにフレーム2
1,22にはボス挿入穴21c,21d、22c,22
dをそれぞれ機械加工する必要がある。また、踏段の組
立て時にも、ボス63,64と踏板11,12、ボス6
3,63、64,64とフレーム21,22を精密に合
せて組立てる必要がある。
【0008】このようにして踏段を組立て図4のような
状態で輸送するが、輸送中に何らかの衝撃力が踏板1
1,12の角部に加わると、図6に示す如く、フレーム
21,22が互いに逆方向にずれ、踏板11,12も図
6のようにがずれることがあり、踏段としての寸法公差
が守れないことがあった。
【0009】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、その目的は踏板、フレーム等に位置決めの
ための2次加工を不要とし、位置決めが容易でかつ組立
性が良く、衝撃が加わっても変形しにくい構造のエスカ
レータあるいは動く歩道の踏段装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、各々の一側部が互いに
接合されると共に、この接合部が進行方向に沿って配置
されるものであって、各々の裏面の前記進行方向に沿っ
て互いに対向する両端部側に凸部または凹部がそれぞれ
形成された少なくとも2個の踏板と、前記並設された踏
板の裏面に形成された凸部または凹部にそれぞれ挿拔可
能であって前記進行方向に対して直交する方向にのみ所
定範囲だけ移動可能な凹部または凸部が形成され、締結
部材により前記各踏板に締結する2個のフレームと、前
記並設した踏板の裏面にそれぞれ進行方向であって前記
各フレームの進行方向端部側にそれぞれ架設し、かつ各
々に前輪と後輪を支持すると共に締結部材により各踏板
に締結するようにした少なくとも2個の前後輪支えとか
らなり、組立時に前記フレームの凹部を前記踏板の進行
方向に対して直交する方向の所定位置に位置決めした後
に、前記フレームを締結部材により前記踏板に締結する
ようにした分割型のエスカレータあるいは動く歩道の踏
段装置である。
【0011】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、各々の一側部が互いに接合されると共に、
この接合部が進行方向に沿って配置されるものであっ
て、各々に前記接合部に対向する端部側にそれぞれ間隔
を存して前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部が形
成された少なくとも2個の踏板と、前記並設された踏板
の裏面であって、前記踏板に形成された前後輪支え用凸
部または前後輪支え用凹部に対応する位置にそれぞれ遊
挿穴が形成され、締結部材により前記各踏板に締結する
2個のフレームと、前記並設された踏板の裏面にそれぞ
れ進行方向であって前記踏板に形成された前後輪支え用
凸部または前後輪支え用凹部に前記各フレームに形成さ
れた遊挿穴を介して挿拔可能であって前記進行方向にの
み所定範囲だけ移動可能な前後輪支え用凹部または前後
輪支え用凸部が形成され、前記各フレームの進行方向端
部側にそれぞれ架設し、かつ各々に前輪と後輪を支持す
ると共に締結部材により各踏板に締結するようにした少
なくとも2個の前後輪支えとからなり、組立時に前記前
後輪支えの前後輪支え用凹部または前後輪支え用凸部を
前記フレームの遊挿穴を介して前記踏板の前後輪支え用
凸部または前後輪支え用凹部を互いに挿入した状態で、
前記踏板の進行方向に対して所定位置に位置決めし、そ
の後前記前後輪支えを締結部材により前記踏板に締結す
るようにした分割型のエスカレータあるいは動く歩道の
踏段装置である。
【0012】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、各々の一側部が互いに接合されると共に、
この接合部が進行方向に沿って配置されるものであっ
て、各々の裏面の前記進行方向に沿って互いに対向する
両端部側に凸部または凹部がそれぞれ形成され、かつ各
々に前記接合部に対向する端部側にそれぞれ間隔を存し
て前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部が形成され
た少なくとも2個の踏板と、前記並設された踏板の裏面
に形成された前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部
にそれぞれ挿拔可能であって前記進行方向に対して直交
する方向にのみ所定範囲だけ移動可能な凹部または凸部
が形成され、さらに前記踏板に形成された前後輪支え用
凸部または前後輪支え用凹部に対応する位置にそれぞれ
遊挿穴が形成され、締結部材により前記各踏板に締結す
る2個のフレームと、前記並設された踏板の裏面にそれ
ぞれ進行方向であって前記踏板に形成された前後輪支え
用凸部または前後輪支え用凹部に前記各フレームに形成
された遊挿穴を介して挿拔可能であって前記進行方向に
のみ所定範囲だけ移動可能な前後輪支え用凹部または前
後輪支え用凸部が形成され、前記各フレームの進行方向
端部側にそれぞれ架設し、かつ各々に前輪と後輪を支持
すると共に締結部材により各踏板に締結するようにした
少なくとも2個の前後輪支えとからなり、組立時に前記
フレームの凹部または凸部と前記踏板の凸部または凹部
を互いに挿入した状態で前記踏板の進行方向に対して直
交する方向の所定位置に位置決めし、その後前記フレー
ムを締結部材により前記踏板に締結するようにし、さら
に前記前後輪支えの前後輪支え用凹部または前後輪支え
用凸部を前記フレームの遊挿穴を介して前記踏板の前後
輪支え用凸部または前後輪支え用凹部を互いに挿入した
状態で、前記踏板の進行方向に対して所定位置に位置決
めし、その後前記前後輪支えを締結部材により前記踏板
に締結するようにようにした分割型のエスカレータある
いは動く歩道の踏段装置である。
【0013】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、各フレーム
の踏板との当接面に凸部または凹部の一方が形成され、
踏板のフレーム値との当接面に前記フレームに有する凸
部または凹部に挿拔可能であってフレームが前記進行方
向に対して直交する方向にのみ所定範囲だけ移動可能な
凹部または凸部の一方が形成され、組立時にフレームを
踏板の進行方向に対して直交する方向の所定位置に位置
決めした後に、前記フレームを締結部材により踏板に締
結するようにしたので、進行方向の位置決めが容易にな
り、組立後衝撃力に対しても変形しにくい。
【0014】請求項2に対応する発明によれば、各前後
輪支えの前記フレームを貫通して踏板との当接面に凸部
または凹部の一方が前輪側と後輪側にそれぞれ形成さ
れ、踏板の前後輪支えとの当接面に前後輪支えに有する
凸部または凹部に挿拔可能であって、後輪側に有する凸
部または凹部を前記進行方向に所定範囲だけ移動可能な
凹部または凸部とし、かつ前輪側に有する凸部または凹
部を前記進行方向および進行方向に対して直交する方向
のいずれにも移動不可能な凹部または凸部とし、組立時
に前後輪支えおよび踏板の後輪側の凹凸部を互いに挿入
させ、次に前後輪支えおよび踏板の前輪側の凹凸部を互
いに挿入させた後、前後輪支えを締結部材により踏板に
締結するようにしたので、組立が容易で、踏板と前後輪
支えを正確な位置に取り付けることができる。
【0015】請求項3に対応する発明によれば、各フレ
ームの踏板との当接面に凸部または凹部の一方が形成さ
れ、踏板の前記フレームとの当接面に前記フレームに有
する凸部または凹部に挿拔可能であってフレームが進行
方向に対して直交する方向にのみ所定範囲だけ移動可能
な凹部または凸部の一方が形成され、組立時に前記フレ
ームを踏板の進行方向に対して直交する方向の所定位置
に位置決めした後に、フレームを締結部材により前記踏
板に締結し、各前後輪支えの前記フレームの一部を貫通
して踏板との当接面に凸部または凹部の一方が前輪側と
後輪側にそれぞれ形成され、踏板の前後輪支えとの当接
面に前後輪支えに有する凸部または凹部に挿拔可能であ
って、後輪側に有する凸部または凹部を前記進行方向に
所定範囲だけ移動可能な凹部または凸部とし、かつ前輪
側に有する凸部または凹部を進行方向および前記進行方
向に対して直交する方向のいずれにも移動不可能な凹部
または凸部とし、組立時に前後輪支えおよび踏板の後輪
側の凹凸部を互いに挿入させ、次に前後輪支えおよび踏
板の前輪側の凹凸部を互いに挿入させた後、前後輪支え
を締結部材により踏板に締結するようにしたので、左右
の踏板が平行で進行方向、進行方向と直交する方向が踏
板、前後輪支え共に正確な位置に容易に組立てられ、ま
た組立後衝撃力に対しても変形しにくい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図3を
参照して説明する。本実施例は前述した従来の分割型の
踏段装置とほぼ同一で、2個の踏板11,12と、2個
のL字形のフレーム21,22と、各々前輪支持部31
c,32cを有すると共に後輪41,42をそれぞれ支
持する2個の前後輪支え31,32を備え、踏板11,
12を進行方向に対して直交する方向に並設し、この並
設した踏板11,12の裏面にフレーム21,22を進
行方向に対して直交する方向にそれぞれ配置し、かつ各
フレーム21,22をねじ62により各踏板11,12
に締結し、前後輪支え31,32を並設した踏板11,
12の裏面にそれぞれ進行方向であってフレーム21,
22の端部の上面に配置し、かつ各前後輪支え31,3
2をそれぞれねじ65,66、67,68により各踏板
11,12に締結するようにしたものであり、従来例と
異なる点は次に述べる点である。
【0017】すなわち、フレーム21の踏板11,12
の当接面に断面形状が変形楕円状(進行方向の対向する
側面が平行になっている)の凸部21tが4個進行方向
に対して直交する方向(幅方向)に沿って互いに間隔を
存して形成され、かつ踏板11,12の当接面の両端部
側に後述する前後輪支え31の取付部の凸部31tおよ
び前後輪支え32の取付部の凸部32tが挿通(遊挿)
される円形の挿通穴(遊挿穴:俗称バカ穴)21u,2
1uがそれぞれ形成されている。
【0018】またフレーム22の踏板11,12の当接
面に断面形状が変形楕円状(進行方向の対向する側面が
平行になっている)の凸部22tが4個進行方向に対し
て直交する方向(幅方向)に沿って互いに間隔を存して
形成され、かつ踏板11,12の当接面の両端部側に後
述する前後輪支え31の取付部の凸部31tおよび前後
輪支え32の取付部の凸部32tが挿通(遊挿)される
円形の挿通穴(遊挿穴:俗称バカ穴)22u,22uが
それぞれ形成されている。
【0019】踏板11の裏面には、凸部21t,22t
がそれぞれ挿入可能でかつ進行方向に対して直交する方
向にのみ所定範囲だけ移動可能な外形形状がレーストラ
ック状の凹部11u,11vが形成され、さらに踏板1
1の裏面であって幅方向端部(踏板12と対向する端部
とは異なる位置)に進行方向に沿ってレーストラック状
の凹部11wと円形状の凹部11xが互いに間隔を存し
て形成されている。
【0020】また踏板12の裏面には、凸部21t,2
2tがそれぞれ挿入可能でかつ進行方向に対して直交す
る方向にのみ所定範囲だけ移動可能な外形形状がレース
トラック状の凹部12u,12vが形成され、さらに踏
板12の裏面であって幅方向端部(踏板11と対向する
端部とは異なる位置)に進行方向に沿ってレーストラッ
ク状の凹部12wと円形状の凹部12xが互いに間隔を
存して形成されている。
【0021】前後輪支え31の左右の取付部には、踏板
11に形成された凹部11w,11xに挿入され、外形
形状が円形の凸部31tがそれぞそれ形成されている。
前後輪支え32の左右の取付部には、踏板12に形成さ
れた凹部12w,12xに挿入され、外形形状が円形の
凸部32tが形成されている。
【0022】このような構成踏段を組立てるには、踏板
11,12を並設状態として、これらの裏面に、フレー
ム21,22を載置する。そして、フレーム21の凸部
21tを凹部11v,12vにそれぞれ挿入させ、フレ
ーム22の凸部22tを凹部11u,12uにそれぞれ
挿入させる。この後、フレーム21,22を踏板11,
12の幅方向の所定位置にそれぞれ位置決めし、この状
態でねじ62,62をそれぞれフレーム21,22のね
じ挿通穴21a,22aに挿通させると共に、踏板1
1,12のめねじ穴11a,11b、12a,12bに
それぞれ螺合させる。
【0023】この後、フレーム21,22の上に前後輪
支え31を載置させ、前後輪支え31の取付部の一方側
の凸部31tの先端部をフレーム21の挿通穴21uに
挿通させると共に、踏板11の凹部11xに挿入させ、
この後前後輪支え31の取付部の他方側の凸部31tの
先端部をフレーム22の挿通穴22uに挿通させると共
に、踏板11の凹部11wに挿入させ、この後前後輪支
え31の取付部のねじ挿通穴31aおよび22bにねじ
66を挿通させると共に、ねじ66の先端を踏板11の
めねじ穴11eに螺合させ、かつ前後輪支え31の取付
部のねじ挿通穴31bおよび21bにねじ65を挿通さ
せると共に、ねじ65を踏板11のめねじ穴11fに螺
合させる。
【0024】さらに、フレーム21,22の上に前後輪
支え32を載置させ、前後輪支え32の取付部の一方側
の凸部32tの先端部をフレーム21の挿通穴21uに
挿通させると共に、踏板12の凹部12xに挿入させ、
この後、前後輪支え32の取付部の他方側の凸部32t
の先端部をフレーム22の挿通穴22uに挿通させると
共に、踏板12の凹部12wに挿入させ、この後、前後
輪支え32の取付部のねじ挿通穴32aおよび22bに
ねじ68を挿通させると共に、ねじ68の先端を踏板1
2のめねじ穴12eに螺合させ、かつ前後輪支え32の
取付部のねじ挿通穴31bおよび21bにねじ65を挿
通させると共に、ねじ67を踏板12のめねじ穴12f
に螺合させる。
【0025】以上のように構成した実施例によれば、フ
レーム21,22にそれぞれ形成されている凸部21
t,22tと、踏板11,12にそれぞれ形成されてい
る凹部11u,12uとは、互いに幅方向に所定範囲だ
け移動可能な構成となっている。この理由は、次のよう
なことを防ぐためである。
【0026】すなわち、踏段の全幅は厳密に寸法管理す
るため、左右の踏板11,12の継目に踏板11,12
の寸法公差を吸収するために若干の隙間が生じるように
構成されているため、フレーム21,22の凸部21
t,22tと、踏板11,12の凹部11u,12uが
回転可能な形状になっていると、衝撃に対して図6に示
すごとく変形しやすいからである。
【0027】このようなことから、本実施例では凸部2
1t,22tと踏板11,12の凹部11u,12u
は、それぞれ進行方向に対しては隙間がなく、かつ幅方
向(進行方向に対して直交する方向)には移動可能に構
成されているため、フレーム21,22に対して踏板1
1,12が回転することがなく、従来の技術で問題であ
った衝撃力により踏段が図6のように変形することがな
く、しかも幅方向の寸法公差は吸収されるので、従来の
ように位置決めのために機械加工による2次加工を必要
としない。
【0028】さらに、前後輪支え31,32の凸部31
t,32tと踏板11の凹部11w,11x、踏板12
の凹部12w,12xのうちの、前輪の取付く側を隙間
の無い嵌合とし、踏板11,12に進行方向と進行方向
と直角な方向の位置決めを行い、後輪側の凹部および凸
部では、幅方向に隙間がなく、進行方向に隙間がある構
造としたので、踏板11,12と前後輪支え31,32
は平行に保たれ、前後輪支え31,32は左右の踏板1
1,12と前後輪支え31,32と同じ位置になる。ま
た、隙間のある凹部11w,12wと凸部32t,32
tで踏板11,12と前後輪支え31,32の寸法誤差
を吸収し、組立てる際には、隙間のある凹部11w,1
2wおよび凸部32t,32tを後から嵌合することに
より、組立て易くなる。
【0029】また、踏板11,12とフレーム21,2
2の構成により踏板11,12は左右が平行かつ一直線
上に保たれている状態で、踏板11,12と前後輪支え
31,32を組立てるようにしたので、前後輪支え3
1,32は左右が平行かつ進行方向に同じ位置となる。
【0030】さらに、前後輪支え31,32の前輪支持
部31c,32cには前輪の軸が貫通するので、前輪支
持側りの凹部凸部を隙間のない凹部と凸部としたこと
で、踏板11,12と前後輪支え31,32の寸法公差
の影響を受けにくい。
【0031】左右の踏板11,12の幅のみ寸法を合せ
れば、フレーム21,22と前後輪支え31,32は、
踏板11,12の凹部11u,12uと凸部21t,2
2t、32tを組み合わせるだけで、容易に必要な各部
の位置決めができ、また輸送中の衝撃等で変形しにくい
踏段となる。
【0032】本発明は、前述した実施例に限定されず、
例えば以下のように変形して実施できる。前述した実施
例では踏板11,12の裏面に、凹部11u,12uお
よび11w,11x、12w,12xを形成し、フレー
ム21,22に凸部21t,22tを形成し、また前後
輪支え31,32の取付部に凸部31t,32tを形成
したが、これを以下に述べるように逆に形成しても同様
な効果が得られる。すなわち、踏板11,12の裏面
に、フレーム21,22に形成された凸部21t,22
tと同様な凸部を形成し、また前後輪支え31,32の
取付部に形成された凸部31t,32tと同様な凸部を
形成し、前後輪支えの取付部に踏板11,12に形成し
た凹部11w,11f,12w,12fと同様な凸部を
形成し、さらにフレーム21,22に踏板11,12に
形成した凹部11u,12uと同様な凸部を形成したも
のである。
【0033】前述した実施例では踏板が2個、フレーム
が2個、前後輪支えが2個の場合について説明したが、
これに限らず3個以上であっても同様に実施できる。ま
た、踏板11,12に形成された凹部11u,12uは
2個の場合を示したが、これを1個または3個以上形成
してもよい。さらに前述の実施例の凹部11u,12u
と凸部21t,22tの形状も、幅方向(進行方向に対
して直交する方向)に所定範囲だけ移動可能であれば、
どんな形状でもよい。
【0034】また、前述の実施例では、フレーム21,
22に凸部21t,22tを形成し、前後輪支え31,
32の取付部に凸部31t,32tを形成し、これに対
応して踏板11,12に凹部11u,12u、11w,
11x,12w,12xを形成した実施例をあげたが、
用途によっては、フレーム21,22または前後輪支え
31,32のいずれか一方に凸部または凹部を形成し、
かつこれに対応させて踏板11,12に凹部または凸部
を形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、踏板、フレ
ーム等に位置決めのための2次加工を不要とし、位置決
めが容易でかつ組立性が良く、衝撃が加わっても変形し
にくい構造のエスカレータあるいは動く歩道の踏段装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエスカレータあるいは動く歩道の
踏段装置の第1実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1の踏板の凹部とフレームの凸部、踏板の凹
部と前後輪の支えの凸部の関係を説明するための踏板の
裏面図。
【図3】図1の踏板の凹部とフレームの凸部、踏板の凹
部と前後輪の支えの凸部の関係を説明するための断面
図。
【図4】従来のエスカレータあるいは動く歩道の分割型
の踏段の組立て状態を示す斜視図。
【図5】図4の踏段の分解斜視図。
【図6】図4の踏段の問題点を説明するための図。
【符号の説明】
11,12…踏板、11u,11x,11w,12u,
12x,12w…凹部、21,22…フレーム、21
t,22t…凸部、31,32…フレーム、31t,3
2t…凸部、62,65,66,67,68…ねじ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 憲治 兵庫県姫路市網干区浜田1000番地 東芝エ レベータプロダクツ株式会社内 (72)発明者 小林 英彦 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々の一側部が互いに接合されると共
    に、この接合部が進行方向に沿って配置されるものであ
    って、各々の裏面の前記進行方向に沿って互いに対向す
    る両端部側に凸部または凹部がそれぞれ形成された少な
    くとも2個の踏板と、 前記並設された踏板の裏面に形成された凸部または凹部
    にそれぞれ挿拔可能であって前記進行方向に対して直交
    する方向にのみ所定範囲だけ移動可能な凹部または凸部
    が形成され、締結部材により前記各踏板に締結する2個
    のフレームと、 前記並設した踏板の裏面にそれぞれ進行方向であって前
    記各フレームの進行方向端部側にそれぞれ架設し、かつ
    各々に前輪と後輪を支持すると共に締結部材により各踏
    板に締結するようにした少なくとも2個の前後輪支えと
    からなり、 組立時に前記フレームの凹部を前記踏板の進行方向に対
    して直交する方向の所定位置に位置決めした後に、前記
    フレームを締結部材により前記踏板に締結するようにし
    た分割型のエスカレータあるいは動く歩道の踏段装置。
  2. 【請求項2】 各々の一側部が互いに接合されると共
    に、この接合部が進行方向に沿って配置されるものであ
    って、各々に前記接合部に対向する端部側にそれぞれ間
    隔を存して前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部が
    形成された少なくとも2個の踏板と、 前記並設された踏板の裏面であって、前記踏板に形成さ
    れた前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部に対応す
    る位置にそれぞれ遊挿穴が形成され、締結部材により前
    記各踏板に締結する2個のフレームと、 前記並設された踏板の裏面にそれぞれ進行方向であって
    前記踏板に形成された前後輪支え用凸部または前後輪支
    え用凹部に前記各フレームに形成された遊挿穴を介して
    挿拔可能であって前記進行方向にのみ所定範囲だけ移動
    可能な前後輪支え用凹部または前後輪支え用凸部が形成
    され、前記各フレームの進行方向端部側にそれぞれ架設
    し、かつ各々に前輪と後輪を支持すると共に締結部材に
    より各踏板に締結するようにした少なくとも2個の前後
    輪支えとからなり、 組立時に前記前後輪支えの前後輪支え用凹部または前後
    輪支え用凸部を前記フレームの遊挿穴を介して前記踏板
    の前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部を互いに挿
    入した状態で、前記踏板の進行方向に対して所定位置に
    位置決めし、その後前記前後輪支えを締結部材により前
    記踏板に締結するようにした分割型のエスカレータある
    いは動く歩道の踏段装置。
  3. 【請求項3】 各々の一側部が互いに接合されると共
    に、この接合部が進行方向に沿って配置されるものであ
    って、各々の裏面の前記進行方向に沿って互いに対向す
    る両端部側に凸部または凹部がそれぞれ形成され、かつ
    各々に前記接合部に対向する端部側にそれぞれ間隔を存
    して前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部が形成さ
    れた少なくとも2個の踏板と、 前記並設された踏板の裏面に形成された前後輪支え用凸
    部または前後輪支え用凹部にそれぞれ挿拔可能であって
    前記進行方向に対して直交する方向にのみ所定範囲だけ
    移動可能な凹部または凸部が形成され、さらに前記踏板
    に形成された前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部
    に対応する位置にそれぞれ遊挿穴が形成され、締結部材
    により前記各踏板に締結する2個のフレームと、 前記並設された踏板の裏面にそれぞれ進行方向であって
    前記踏板に形成された前後輪支え用凸部または前後輪支
    え用凹部に前記各フレームに形成された遊挿穴を介して
    挿拔可能であって前記進行方向にのみ所定範囲だけ移動
    可能な前後輪支え用凹部または前後輪支え用凸部が形成
    され、前記各フレームの進行方向端部側にそれぞれ架設
    し、かつ各々に前輪と後輪を支持すると共に締結部材に
    より各踏板に締結するようにした少なくとも2個の前後
    輪支えとからなり、 組立時に前記フレームの凹部または凸部と前記踏板の凸
    部または凹部を互いに挿入した状態で前記踏板の進行方
    向に対して直交する方向の所定位置に位置決めし、その
    後前記フレームを締結部材により前記踏板に締結するよ
    うにし、さらに前記前後輪支えの前後輪支え用凹部また
    は前後輪支え用凸部を前記フレームの遊挿穴を介して前
    記踏板の前後輪支え用凸部または前後輪支え用凹部を互
    いに挿入した状態で、前記踏板の進行方向に対して所定
    位置に位置決めし、その後前記前後輪支えを締結部材に
    より前記踏板に締結するようにようにした分割型のエス
    カレータあるいは動く歩道の踏段装置。
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